奥出雲町議会 2019-09-26
令和元年第3回定例会(第4日 9月26日)
議案第54号、
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定について。
審査概要です。
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、
関係条例について所要の改正を行うものであります。
審査結果、
全会一致、
原案可決といたしました。
続いて、
議案第55号、
奥出雲町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例制定について。
審査概要です。子ども・
子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものです。
審査結果は、
全会一致、
原案可決といたしました。
議案第58号、
奥出雲町
水道事業給水条例の一部を改正する
条例制定について。
審査概要です。
水道法の一部を改正する法律の施行に伴い、
給水装置工事事業者指定の
更新手数料を定めるもので、これまで新規の申請は2,000円の
手数料で無期限であったが、今回、国は5年ごとの更新を必要とし、更新のたびに2,000円の
手数料がかかることとなる。
審査結果、
全会一致、
原案可決であります。
次に、
議案第69号、
奥出雲町町
道路線の変更について。
審査概要、
路線名は
滝ノ上支線10号の
町道滝ノ上線から分岐し、三沢1628番32に至る延長65メートル道路に変更するもので、これは
常任委員会で、現地を調査して確認をいたしました。
審査結果、
全会一致で
原案可決といたしました。
続いて、
議案第70号、
奥出雲町町
道路線の認定について。
審査概要、
路線名、
角木大正宮線で、町道郡
三成線から分岐し、三所908番7に至る道路を新たに町道に認定して維持を管理するものです。
常任委員会で、現地を調査して確認をいたしました。
審査結果、
全会一致で
原案可決といたしました。
陳情第3号、町道郡
三成線道路改良工事の
要望書。
審査概要、町道郡
三成線道路改良促進委員会からの陳情であります。
常任委員会で、
現地調査を実施いたしました。
審査の結果、
全会一致で採択といたしました。
陳情第4号、
一般県道木次横田線道路改良工事の
要望書。
審査の概要です。
県道木次横田線改良促進連絡協議会からの陳情によるもので、
常任委員会で
現地調査を実施いたしました。
審査の結果、
全会一致、採択といたしました。
以上、
総務経済常任委員会委員長報告を終わります。
○議長(藤原 充博君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、
議案第53号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第54号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第58号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第69号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第70号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、陳情第3号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、陳情第4号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、
議案第53号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第53号について討論を終わります。
次に、
議案第54号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第54号について討論を終わります。
次に、
議案第55号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第55号について討論を終わります。
次に、
議案第58号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第58号について討論を終わります。
次に、
議案第69号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第69号について討論を終わります。
次に、
議案第70号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第70号について討論を終わります。
次に、陳情第3号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、陳情第3号について討論を終わります。
次に、陳情第4号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、陳情第4号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第1、
議案第53号、
奥出雲町
会計年度任用職員の報酬、
費用弁償及び
期末手当支給条例制定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第53号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第2、
議案第54号、
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整備に関する
条例制定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第54号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第3、
議案第55号、
奥出雲町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の
利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する
条例の一部を改正する
条例制定について。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第55号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第4、
議案第58号、
奥出雲町
水道事業給水条例の一部を改正する
条例制定について採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第58号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第5、
議案第69号、
奥出雲町町
道路線の変更についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第69号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第6、
議案第70号、
奥出雲町町
道路線の認定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第70号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第7、陳情第3号、町道郡
三成線道路改良工事の
要望書を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおりに決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
9月24日に招集した予算特別
委員会では、各小
委員会委員長より審査報告がありました。
総務経済予算小
委員会からは、歳入について特に質疑はなかったこと。
歳出について、総務費では、企画費において、ふるさと応援寄附関連経費2億4,315万円に関して、返礼品について原則地元産品であるという定義、5割以下とすることが条件であること。返礼品の
奥出雲和牛については、島根和牛とは一線を画しつつ雲南地域一本で取り組み振興していること。ふるさと納税は、昨年と同額を予算計上していること。仁多米については、食味鑑定コンクールの連続金賞受賞や日本農業遺産認定などの要因により、依然として人気のある返礼品であることなどについて確認がなされました。
農林水産業費では、有害鳥獣被害対策事業300万円は、国の鳥獣被害防止総合対策交付金における鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業により239万円が交付され、捕獲
報償金へ充当するもの。農業遺産認定申請事務
臨時職員人件費88万8,000円は、世界農業遺産申請に係る判断資料作成のための経費であること。育苗センター設備更新費1,463万円は、育苗箱自動積み重ね装置を更新する一連のプラント機械1台分であり、財源は育苗センターの施設整備基金を取り崩して対応するもの。第2繁殖育成センターの設備改修費109万9,000円は、子牛首固定器具(スタンチョン)購入設置のための経費であることなどについて確認がなされました。
土木費では、道路修繕事業1,800万円は、自治会からの要望に対する修繕であり、合計310カ所で、町関係分は176カ所である。財源的には、
一般財源での対応となることなど、詳細な審議の結果が報告されました。
教育福祉予算小
委員会からは、歳入について、分担金及び負担金では、児童福祉費負担金1,300万円余の減額は、保育所保護者負担金であるが、これは国庫支出金の幼児教育無償化分による保育所運営費負担金の増4,373万9,000円によるものかという質疑、確認がなされました。
歳出について、総務費では、高等学校振興費において、横田高校みなし寮は1年限りということだが、来年度はどうなるのか。また、具体的な考え方について。
民生費では、プレミアム付商品券発行事業で、社会福祉総務費3,850万円余の増、児童福祉総務費146万円減の補正内容について。プレミアム商品券は、福祉と子育て支援の分だけ先行実施なのか。また、その実施期間について。福祉分と子育て支援分、そして一般分と3種類ある中で図柄を分けること、福祉分は使いにくさが出ることについて。介護予防の仕組みづくりに関する調査について、どういった仕組みを目指すものか。保育所運営費委託料施設給付金718万3,000円の減額と保育所運営費補助金副食費助成710万9,000円の増額関係について。医療扶助費1,000万円の補正内容について。
衛生費では、風しん対策事業で特定の年齢層に検査を勧めているが、その状況について。
教育費では、小学校管理費143万円の空調設備修繕等は、小・中学校のエアコン設置事業と関連があるのか。社会教育総務費における土橋集会所施設の屋根修繕内容について、また八川郷土資料館の屋根修繕予定等についてなどを確認し、また意見・提案等を行い、詳細な審議の結果が報告されました。
議案第61号、令和元
年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について。
教育福祉予算小
委員会委員長から小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第62号、令和元
年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について。
教育福祉予算小
委員会委員長から小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第63号、令和元
年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について。
教育福祉予算小
委員会委員長から、補正内容は施設の雨漏り修繕であることの確認等、小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第64号、令和元
年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出について。
教育福祉予算小
委員会委員長から小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第65号、令和元
年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について。
総務経済予算小
委員会委員長から小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第66号、令和元
年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について。
総務経済予算小
委員会委員長から小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第67号、令和元
年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について。
総務経済予算小
委員会委員長から、全体の接続率及び年間接続数の確認をしたこと、小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第68号、令和元
年度奥出雲町
水道事業会計補正予算(第2号)提出について。
総務経済予算小
委員会委員長から、繰り上げ償還については繰越金と普通交付税が確定するこの時期を捉えての計画的な償還であることの確認等、小
委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
審査結果。
議案第60号、
議案第61号、
議案第62号、
議案第63号、
議案第64号、
議案第65号、
議案第66号、
議案第67号、
議案第68号は、いずれも
全会一致で
原案可決としました。
以上、今期予算特別
委員会に付託されました9
議案の
審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。
○議長(藤原 充博君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、
議案第60号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第61号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第62号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第63号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第64号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第65号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第66号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第67号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、
議案第68号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、
議案第60号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第60号について討論を終わります。
次に、
議案第61号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第61号について討論を終わります。
次に、
議案第62号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第62号について討論を終わります。
次に、
議案第63号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第63号について討論を終わります。
次に、
議案第64号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第64号について討論を終わります。
次に、
議案第65号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第65号について討論を終わります。
次に、
議案第66号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第66号について討論を終わります。
次に、
議案第67号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第67号について討論を終わります。
次に、
議案第68号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、
議案第68号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第13、
議案第60号、令和元
年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第60号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第14、
議案第61号、令和元
年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第61号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第15、
議案第62号、令和元
年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第62号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第16、
議案第63号、令和元
年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第63号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第17、
議案第64号、令和元
年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第64号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第18、
議案第65号、令和元
年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第65号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第19、
議案第66号、令和元
年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第66号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第20、
議案第67号、令和元
年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第67号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
日程第21、
議案第68号、令和元
年度奥出雲町
水道事業会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、
議案第68号は、
委員長報告のとおり可決されました。
ここでしばらく休憩といたします。再開は10時40分にいたします。
午前10時28分休憩
───────────────────────────────
午前10時41分再開
○議長(藤原 充博君) それでは、ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第22 認定第1号 及び
日程第23 認定第2号
○議長(藤原 充博君) 続きまして、
日程第22、認定第1号、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、
日程第23、認定第2号、平成30
年度奥出雲町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、以上の2
議案につきましては、
会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本案につきましては、去る9月10日の本会議におきまして、決算特別
委員会へ付託をいたしております。
その審査結果について、
会議規則第77条の規定により、
委員長から報告を求めます。
10番、内田精彦決算特別
委員会委員長。
○決算特別
委員会委員長(内田 精彦君) それでは、
委員長報告をいたします。
令和元年奥出雲町議会9月
定例会、
決算特別委員会委員長報告。
令和元年9月26日。
奥出雲町議会議長、
藤原充博様。決算特別
委員会委員長、内田精彦。
令和元年奥出雲町議会9月
定例会9月10日本会議において、決算特別
委員会に付託されました、認定第1号及び認定第2号の審議経過及び審査の結果について、
会議規則第77条の規定により報告します。
付託
議案、認定第1号、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について。認定第2号、平成30
年度奥出雲町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。
出席委員、
令和元年9月19日開催、決算特別
委員会出席委員数、12人。
審査結果。審議経過についてでございます。
本件は既に
代表監査委員より決算審査報告は行われております。これを踏まえて当
委員会は、去る9月19日、説明者に執行部全課長に出席を求め
議案審査をいたしました。
歳入歳出決算総括表・事項別明細書の決算書を審査対象とし、決算説明書、また審査報告書など参照資料といたしました。
審議方法は、一般会計決算では、歳入は一括し、歳出は各款別に詳細にわたり質疑を行いました。また、13事業特別会計及び水道事業会計は、担当課ごとに各それぞれ補足説明確認の後に質疑を行いました。質疑の後、一般会計・各特別会計及び水道事業会計ともに一括関連
議案として討論を行い、そして認定の可否等を採決いたしました。
審査内容でございます。
認定第1号、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について。
一般会計の決算状況についてでございます。
決算収支。まず、平成30年度一般会計の決算状況では、歳入総額は147億7,310万円であり、前年度と比較しますと6,225万円の減であり、歳出総額は144億3,327万円で、前年度と比較して1億50万円の減となっております。
歳入総額から歳出総額を差し引いた額は3億3,983万円で、これから繰越明許費の財源となる7,534万円を引いた2億6,449万円が、実質収支で黒字決算となっております。
また、実質単年度収支は、単年度収支1億2,288万円に、財政調整基金積立金6万円と公債費繰り上げ償還額3億6,857万円の黒字要因を加味すると、4億9,151万円の黒字決算となります。
歳入でございます。歳入決算額147億円の構成比の主なものは、地方交付税44.1%、町債13.6%、国庫支出金8.8%、町税8.2%、県支出金7.3%の構成であります。歳入に占める依存財源の比率は76.5%で前年度より2%の増となり、自主財源の柱である町税は12億1,379万円で、町内企業の業績が好調であったことにより法人町民税が782万円の増となった一方で、固定資産税のうち償却資産において総務大臣配分等の減額もあり、昨年度比較で1,384万円、1.1%の減となっております。
決算特別
委員会では、町税の不納欠損の内訳や、ふるさと応援寄附金の件数、内容等について質疑が行われました。
町税を初め各種
使用料、分担金・負担金等の滞納については、現年度分・過年度分とも各担当課で積極的な取り組みがなされ、成果が上がってきております。引き続き徴収率の向上に努められることを述べておきます。
歳出について。歳出決算額144億円の性質別構成は、義務的経費が36.5%の53億円、消費的経費が29.9%の43億円、投資的経費が17.4%の25億円、その他経費23億円となっております。
投資的経費25億890万円の内訳では、町道整備事業7億1,594万円、災害復旧事業3億7,193万円、三成公園ホッケー場整備事業3億3,752万円、玉峰山荘大規模改修事業1億8,376万円、可燃物処理センター改修事業5,464万円、カントリーエレベーター色彩選別機更新事業3,856万円などが主たる事業として上げております。
決算特別
委員会では、科目ごとに示されている事業についての内容や成果の確認、また予算に対する不用額など、多岐にわたる質疑を行いました。
特別会計の決算状況についてでございます。
次に、特別会計等の決算状況を申し上げます。一般会計から13事業特別会計、
奥出雲病院事業を含めますが、水道事業会計への繰り出し総額は、平成30年度決算19億9,628万円で昨年度より1,501万円減少しております。水道事業や後期高齢者医療保険事業等8事業への繰り出しは減少しているものの、
奥出雲病院事業や合併処理浄化槽事業等3事業への繰り出し額は増加しております。
国民健康保険事業特別会計では、医療給付費の抑制につながる健康づくり事業及び生活習慣病予防事業の推進、公共下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計では、接続率の向上や合併処理浄化槽を含めた汚泥処理、維持管理費抑制、また仁多発電事業特別会計及び農業用小水力発電事業特別会計では将来にわたり安定した発電量の確保、そして国営農地開発事業特別会計では償還金の滞納整理など、各事業会計にはそれぞれ課題がありますが、12事業特別会計の総合収支は各会計いずれも均衡のとれた黒字決算となっております。
奥出雲病院は、外来、入院、救急、健康診断などの保健事業を担う機能が維持されております。
経営状況は、病床利用率77.3%、1日平均入院患者数108.2人、外来患者数は1日平均153.3人で、医業収益は19億7,867万円と対前年比で4,916万円、2.4%減収し、経常損益は8万円の黒字となりましたが、近年は厳しい経営状況が続いており、経営改善に向けては常勤医師の確保など、引き続き町と連携した取り組みが必要であると考えております。
本町の中核病院として、また、自治体病院としての使命は大きく、安定した地域医療が提供できる体制づくりに向けた取り組みに期待をいたしております。
健全化判断比率等について。
町財政の健全化判断比率について、一般会計・各特別会計及び公営企業会計は全て黒字決算であり、実質赤字比率は非該当です。
実質公債費比率、これは一般会計・各特別会計及び公営企業会計における公債費等の
一般財源に占める割合ですが、単年度で10.9%、3カ年平均で13.3%となり、前年度より1.0ポイント減少し、早期健全化基準の25%を下回っております。また、将来負担比率については、平成30年度では175.7%となり、対前年度比1.9ポイント減少し、改善しております。
合併特例による普通交付税の増額交付が平成27年度から漸次減額され、令和2年度には特例措置が終了いたします。このような中で、歳入・歳出のバランスと将来負担比率の軽減を重視される一方、地方創生の推進による人口減少対策や急速に進む少子高齢化、過疎化対策など、種々の課題に対応するための行政需要に的確に対処されたい。また、地域経済の活性化と住民福祉のさらなる向上を目指し、今後も引き続き効果的な財政運営に傾注努力されることを申し述べておきます。
認定第2号、平成30
年度奥出雲町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について。
水道事業関係では、平成30年度の年間配水量1,554キロ立方メートル、年間有収水量1,217キロ立方メートル、有収率は78.3%、また年度末における給水人口1万2,399人、給水戸数5,168戸、水道給水率は99.3%であり、運営状況については営業収益6億9,457万円、営業費用は6億9,526万円、特別利益607万円、特別損失60万円となり、純利益は478万円の黒字決算となっております。
引き続き、良質な水道水の確保及び安定した水道水供給のため、維持管理の合理化及び経費節減の取り組みに期待するとともに、今後一層の経営健全化に向け努められるよう意見として付しておきます。
審査結果について。
認定第1号は、賛成多数により原案認定といたしました。
認定第2号は、
全会一致で
原案可決及び認定といたしました。
以上、決算特別
委員会における審査結果、
審査概要を述べ、報告といたします。
○議長(藤原 充博君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、認定第1号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、認定第2号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、認定第1号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 1番、日本共産党の田食道弘でございます。
認定第1号、平成30
年度奥出雲町各会計歳入歳出決算の認定について一括上程されています。私は、一般会計歳入歳出決算、国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、採択に反対する立場から反対討論を行います。
先ほどありましたとおり、
決算特別委員会委員長報告は
原案可決であります。予算及び決算は、政治の顔、政治の鏡であると言われています。町議会における決算認定は、監査委員によって審査された、可決された予算が正確に執行されたかどうか、計数が正確かどうかを重ねて審査することだけではなく、次年度以降の予算編成に資するために、広範な角度から住民の立場で行政を評価し、検証するものであります。その評価の基準は、第1に、憲法が定める生存権や財産権、幸福追求権などの基本的人権を町政が保障しているのか、第2に、
地方自治法が規定する住民の福祉の増進という自治体の役割を町政が発揮しているのか、ここに立脚し、物差しを置くべきであります。この立場から討論を行います。
まず、一般会計歳入歳出決算についてであります。
平成30年度の
奥出雲町予算は、4年前、平成27年10月に策定された
奥出雲町まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた施策、20項目の解決策、具体化を重点に編成されております。低迷の続く町内の景気や人口減少問題、公共施設の老朽化への対応、生活インフラの整備、雇用・定住対策、産業振興、子育て支援、福祉・医療・教育の充実などへの配意により、山積するたくさんの課題に対して取り組まれました。限られた財源の中で創意工夫、町民の協働による町民生活の向上を目指して、決算には予算が正確に執行され、町民のためになっている事業は少なくありません。また、財政健全化のため、起債繰り上げ償還にも積極的に取り組み、健全化判断比率、資金不足比率について基準を満たしています。
しかし、残念ながら、国の制度改悪から給付抑制、削減などで暮らしを大きく脅かしているものもあります。例えば19年前、平成12年より施行された介護保険制度であります。介護を家族任せにしない、介護の社会化の象徴として歓迎されました。ところが、制度はどんどん後退し、国家的詐欺とまで言われるひどい仕組みになっています。
特に一昨年5月に成立した改正介護保険法では、1つ、現役並み所得者の利用料3割化、2つに、高額介護サービス費の利用者負担上限額の引き上げ、3つに、要介護2以下のサービスを地域支援事業に移行、4つに、利用料の引き上げ、介護料を払っているのに利用させないということです。5つ、医療介護の連携により療養病床の削減と介護医療院の創設など、さらに介護保険制度が後退していくことは明らかであります。
地方自治体は国の悪政に対する防波堤の役割を発揮し、町民の命と暮らしを守るかどうかが鋭く問われています。厳しい町民の生活を反映して、町税収入については12億276万9,000円で、29年度から30年度では1.13%減っています。町民の収入は減るばかりなのに、金銭的な負担は毎年かさむばかりであります。
しかし、一方、本町の一般会計では、単年度収支は1億2,287万円の黒字であります。町民1人当たりで1万円ほどの黒字であります。これに公債費繰り上げ償還額を加えた差し引き実質単年度収支は、4億9,151万円にも及んでいます。町民の福祉、命と暮らしを守るための予算配分が本当に徹底されていたのか疑問であります。あくまでも町民の願いは生活優先の公共事業、農林業や地場産業の支援、医療・福祉・教育の充実であり、この立場から来年度予算編成を鑑みたとき、一般会計歳入歳出決算には賛成できません。
本決算は国、とりわけ安倍政権の一層の悪政推進を色濃く反映したものとなっています。国政から切り離された町政などあり得ず、まさに国の政治が町政に大きく反映され、町民生活に直結しています。
次に、国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてであります。
平成30年度は国保制度改革1年目であり、島根県において特別会計を設置し、事業費納付金を町から県に納め、普通交付金で保険給付費相当額を県より受け取り、県より市町村へ標準保険料率を示しました。ため過ぎた国保基金を財源とし、ガイドラインまで3カ年で下げて、その初年度、30年度に国保税の引き下げを実現しました。そこには、国保加入者の高過ぎる国保税是正に一定の大きな前進がありましたが、国の指導方針である受診抑制や一般会計からの法定外繰り入れ中止など、本来の国保制度が大きくゆがんでいます。
特定健診の受診率は、国の目標の60%の約半分が
奥出雲町の受診率であります。受診率向上が喫緊の課題になっているにもかかわらず、保健事業費は前年度の4分の3に落ち込んでいます。
30年度から元年度への繰り越しは黒字額にほぼ沿った670万9,000円で、ほぼ使い切ったように一見思えますが、県会計においては、
奥出雲町の持ち分を推測すると相当額が残っています。町から県への納付金は予算どおりに納めたのに、県から町への保険給付費は、これに相当する普通交付金は当初予算よりも3,918万5,000円も減額されています。これがいわば本町の国保会計の黒字部分に相当するものであります。
ここで生じている問題は、その年度において保険税負担世帯の家計を圧迫している高い国保税の負担軽減、つまり国保税引き下げには全く手をつけず、県会計での黒字額の
奥出雲町相当分は、2年後に県が市町村に示す標準保険料や納付金の算定に反映するという誤った手法にあります。年度中途であっても余剰金が発生する可能性があれば、直ちに予算を見直し、まず国保税の負担者である町民のために還元して、引き下げに充てるべきではないでしょうか。県はこの方向を示すべきであります。
国保加入者にとって、近年特にデフレ不況により収入が目減りし、国保税を払いたくても払えない、暮らしを切り詰めて辛うじて払っているというのが実態であります。国保は本年度から島根県に財政運営を移行しましたが、収納率向上のために差し押さえや滞納処分が今後強化される危険があります。町民の権利を守り、適切に差し押さえ、滞納処分に対応することが求められます。そして、国保税は
奥出雲町の生活実態に見合った保険税に努めるべきであります。町政が国保運営により真剣に向き合うことを強く要求いたします。
以上、一般会計歳入歳出決算と国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について私の反対討論を終わります。
○議長(藤原 充博君) 田食議員さん、最初に採択というふうな言葉をされましたけど、採択、この案件は採択じゃなくて認定でございます。最後のときは認定というふうに言われたからよろしいんですけども、最初には採択ということで話されましたので、ちょっと趣旨が違います。訂正してください、残りますから。
○議員(1番 田食 道弘君) 議長から指摘いただきました。冒頭、私の反対討論の部分で、一般会計歳入歳出決算と国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、採択に反対する立場から反対討論を行いますということで話しておりましたけども、これは認定について、認定に反対する立場から反対討論を行いますということで訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 充博君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
5番、内田雅人議員。
○議員(5番 内田 雅人君) 私は、今回の決算審査において認定に賛成をいたします。
19日に開催されました決算特別
委員会におきまして、私は細部にわたって質問し、審査をいたしました。決算審査の主眼は、
地方自治法233条の解釈からも、計算に間違いはないか、支出命令に合っているか、支出は適法であるかという視点から審査されるのは当然のことです。加えまして、同じく233条第5項に鑑みれば、議会における決算審査というものは、単なる数字の審査にとどまらず、事業の成果についても積極的に検討が加えられることが期待されております。予算が通った後、実際に正しく支出されたか、また、その成果は狙いどおりであったのか、そういう視点で厳しく決算審査をすることは、行政チェック機関である議会の大きな責務であると考えます。次の予算編成にもかかわってくることです。そういった思いを持って決算審査をいたしました。
歳入では前年との違いなど、そして、歳出ではさまざまな事業があるわけですが、その成果について詳細に質問をいたしました。限られた予算の中で、財政の健全化も図りながら事業を進めたことが見受けられます。成果はどれも100%というわけではありませんが、成果をできるだけ出そうとした結果であると判断いたしました。
特に私が評価をするところは、町の活力となる投資的経費の構成比を上げているところ、平成30年度は災害が非常に多い年でありましたが、順調に復旧が進んでいる点、また、世界農業遺産、日本農業遺産の認定に向けた推進活動での成果、そのほか地方創生事業、地域振興費、介護予防支援事業、環境政策費、公園整備費、教育費などに力を入れ、成果が見られます。
また、国民健康保険事業特別会計決算について、医療費の抑制策が保健事業にて図られております。生活習慣病の発症や重症化の予防の取り組みが強化をされていることを評価いたします。
以上の理由によって決算の認定に賛成をいたします。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はございませんか。
12番、大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 認定第1号、平成30年度各
会計歳入歳出決算認定の中の一般会計決算について、私は、次のとおり認定に賛成できない理由を述べ、反対討論を行います。
平成30年度一般会計決算は、歳入総額147億7,310万5,000円、歳出総額は144億3,327万2,000円、繰越明許分7,534万円を引いて実質の差し引き残高は2億6,449万円となっています。
まず初めに、平成31年4月の開校を目指した島根リハビリテーション学院の専門職大学化に向け、その申請のため5,000万円が必要で同学院に寄附をしたいとの町当局からの説明を受け、平成29年11月、第3回臨時議会において、議会はこの予算を可決いたしました。その後、昨年、平成30年8月には、この申請内容が文部科学省から承認が得られないとして同学院の大学化申請を取り下げました。そして、再度、大学化へ向け2回目の申請を行うため、その費用として同年9月議会においてさらに7,000万円の寄附を議会に諮り、議会は賛成多数で可決をいたしました。しかしながら、わずか数カ月後の今春、文部科学省から条件整備をさらに24項目追加指摘され、実現は困難として再び申請を取り下げ、この7,000万円については、本年3月議会で全額減額補正し、ゼロにいたしました。要するに7,000万円は使われなかったものの、申請作業をされた方々の大変な御苦労は理解をいたしますが、その努力は報われず、5,000万円は結果として全く評価できるものにはなりませんでした。
そして今回、三成小学校耐震改築学校再編について、急遽今議会開会直前の9月10日、町長、
教育長を初め関係課長出席により、議会に対し三成小学校の耐震改築を凍結するとの説明がありました。その理由は、現在の仁多中学校建設地周辺に、県が本年新たに土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンに指定したためとしましたが、三成地区での再編説明会時にもかなり厳しい意見が出されていました。ここは既に平成2年にイエローゾーンに指定をされていたところです。町は本年3月末、いきなりマスコミ報道によって小学校再編を住民の皆さんに告知し、以来これほどまでに町民の皆さんを翻弄し、不安に陥れてきたのに、いとも簡単に凍結と説明され、この半年間は一体何だったのかと、その疑念が拭い切れません。
そして、この三成小学校耐震改築設計予算が昨年3月議会において4,600万円余計上され、本議会に提出されている平成30年度の決算書には改築設計費として2,100万円余が支払われています。今後、どうなるのかわかりませんが、もし学校を建築するのであれば、その用地は当然新たな土地を求めなければならず、そうなれば新たな設計予算が必要となり、この決算額も全く無駄になってしまいます。
こうして振り返ってみると、この一、二年の間に7,100万円余もの大切な税金が、納めてくれた町民の皆さんの暮らしに全く役に立つことはなく、どぶに捨てたと言われても過言ではありません。こんな結果になったことは、町民の皆さんや議会の意見に真摯に耳を傾け、合意形成を図ることが最も大切であるのに、それを無視し、重大事案にもかかわらず乱暴な手法を貫いたこと。また、レッドゾーン指定を理由にしていますが、このような大きな事業を行うためには、さまざまな見地に立った調査や情報収集、慎重真剣な議論や協議、検討を行い、それらをしっかり積み上げてこなかったことや、危機意識の欠如が大失敗の要因であることを指摘しておきます。
私は、大変な思いをしながら納税されている皆さんの立場に立ったとき、また今回の国の補助金交付決定を辞退したことにより、今後、国の補助金交付にも悪影響を及ぼさないか大いに懸念をしています。したがって、このようなずさんとも言える税金の使い方を認めることはできません。納税者にとって町の行財政運営は結果が全てです。町長、
教育長は7,100万円もの大金を無駄にしたのですから、損害賠償すべくほどの責任をどのようにとっていかれるのか、町民の皆さんは大きな不信感を抱き、その進退を口にする声が大きくなっており、心していただきたいと考えます。
議員各位におかれても、町民の皆さんの声に耳を傾け、議員としてのチェック機能をしっかり果たし、誰のための行財政執行なのか、議員各位の賢明なる判断を求め、私の平成30年度一般会計決算に対する反対討論といたします。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はございませんか。
賛成討論はございませんか。ございませんか、賛成討論。
3番、景山利則議員。
○議員(3番 景山 利則君) 私は、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論を行います。
平成30年度一般会計歳入歳出決算についてでありますが、決算額は歳入147億7,310万5,000円、歳出144億3,327万2,000円となり、歳入歳出差し引き額は3億3,983万3,000円となっており、このうち道路整備事業、小・中学校空調設備整備事業、災害復旧事業を初めとする諸事業の経費7,534万2,000円が明許繰り越しされたことに伴い、2億6,449万1,000円が実質収支の黒字決算となっております。
歳入の財源は、国や県に依存した財政構造となっておりますが、決算額のうち44.1%と半分近くを占めておりますのが地方交付税であり、その中の普通交付税は合併特例による増額交付が終了し、平成27年度から漸次減額されてきております。平成30年度における地方交付税は、対前年度比で1億2,311万9,000円の減、率にして1.9%の減となっております。このように歳入の主体となる地方交付税が減り続けている厳しい財政状況の中、町民に一番かかわりが深く、町民生活の向上に欠くことのできないのが投資事業であります。この投資的経費は、対前年度比で4億4,646万5,000円の増、率にして21.6%の増となっており、そのうち普通建設事業の対前年度比は1億2,354万7,000円の増、率にして6.1%の増となっております。このように厳しい財政状況の中にあっても、町民誰もが心豊かに安心して暮らせるまちづくりのために積極的な投資事業を行う町政運営がなされております。
また、決算においては、経済の推移、行政の変化、住民ニーズなどに即応できる財政、いわゆる率が低いほど弾力性のある財政であると言われます。それを見きわめる指標となります経常収支比率は86.2%で、前年度より0.1%減と改善をされております。
また、自主財源の少ない自治体において町債の果たす役割は大きいものがあり、財政運営上欠くことのできないものでありますが、この将来にわたる自治体全体の実質的な公債費負担をあらわす実質公債費比率は、繰り上げ償還の実施などにより単年度は10.9%、対前年度比で3.2%の減、3カ年平均では13.3%、対前年度比で1.0%の減となっております。そして、将来負担比率も対前年度比で1.9%改善され、175.7%となるなど、平成30年度においても引き続き改善がなされております。
今日、少子高齢化による人口減少が進み、地域の活力が冷え込みがちではありますが、平成30年度においては厳しい財政状況の中、しっかりと先を見据え、さまざまな行政需要に的確に対応し、健全な財政運営が図られております。
また、特別会計についても、それぞれ良好な運営が図られており、詳細については監査委員からの決算審査報告書で述べられているとおりであります。
こうしたことから、私は、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について賛成することを申し述べ、討論といたします。
○議長(藤原 充博君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、認定第1号について討論は終わります。
次に、認定第2号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。
よって、認定第2号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第22、認定第1号、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。(発言する者あり)
あっ、そうですね。どうがいいかいな。監査委員、でも、谷尻さんはおられえだし。採決はちょっと控えてください、採決は。(発言する者あり)オーケー、採決。採決もオーケーだそうです。じゃあ、最初からやります。
これより採決を行います。
日程第22、認定第1号、平成30
年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 充博君) 起立多数と認めます。よって、認定第1号は、
委員長報告のとおり認定されました。
次に、
日程第23、認定第2号、平成30
年度奥出雲町
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決及び認定であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は
挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○議長(藤原 充博君)
挙手全員と認めます。よって、認定第2号は、
委員長報告のとおり
原案可決及び認定とされました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第24 閉会中の
継続審査及び
継続調査の
申し出について
○議長(藤原 充博君) 次に、
日程第24、閉会中の
継続審査及び
継続調査の
申し出についてを議題といたします。
お諮りをいたします。
会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査の
申し出があっております。
申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、各
委員長からの
申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び
継続調査とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
○議長(藤原 充博君) 以上で本
定例会に付議されました
議案の審議は全て終了いたしました。
これにて
令和元年奥出雲町議会9月
定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午前11時33分閉会
───────────────────────────────...