奥出雲町議会 > 2019-06-10 >
令和元年第2回定例会(第1日 6月10日)

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  1. 奥出雲町議会 2019-06-10
    令和元年第2回定例会(第1日 6月10日)


    取得元: 奥出雲町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    令和元年第2回定例会(第1日 6月10日) 奥出雲町告示第119号  令和元年奥出雲町議会6月定例会を次のとおり招集する。    令和元年5月28日                        奥出雲町長 勝 田 康 則                  記 1.期 日  令和元年6月10日 2.場 所  奥出雲町議会議場   ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員      田 食 道 弘君         糸 原 壽 之君      景 山 利 則君         土 屋 武 雄君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      藤 原 和 範君         川 西 明 徳君      内 田   勇君         内 田 精 彦君      村 尾 明 利君         大 垣 照 子君      岩 田 明 人君         藤 原 充 博君   ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員      な し   ───────────────────────────────
      ──────────────────────────────────── 令和元年 6月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                          令和元年6月10日(月曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    令和元年6月10日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第36号 奥出雲町水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第37号 奥出雲町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第38号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第39号 町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第40号 公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)  日程第9 報告第2号 平成30年度奥出雲繰越明許費繰越計算書について  日程第10 議案第41号 令和元年度奥出雲一般会計補正予算(第1号)提出について  日程第11 議案第42号 令和元年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第12 議案第43号 令和元年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第44号 令和元年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第45号 令和元年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について  日程第15 議案第46号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)  日程第16 議案第47号 財産の取得について(塵芥収集車)  日程第17 議案第48号 財産の取得について(除雪ドーザ)  日程第18 報告第3号 平成30年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第19 報告第4号 平成30年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第20 報告第5号 平成30年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第21 報告第6号 平成30年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第22 報告第7号 平成30年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第23 報告第8号 平成30年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第24 報告第9号 平成30年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第36号 奥出雲町水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第37号 奥出雲町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第38号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第39号 町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について 日程第8 議案第40号 公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)  日程第9 報告第2号 平成30年度奥出雲繰越明許費繰越計算書について  日程第10 議案第41号 令和元年度奥出雲一般会計補正予算(第1号)提出について  日程第11 議案第42号 令和元年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第12 議案第43号 令和元年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第44号 令和元年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第14 議案第45号 令和元年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について  日程第15 議案第46号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)  日程第16 議案第47号 財産の取得について(塵芥収集車)  日程第17 議案第48号 財産の取得について(除雪ドーザ)  日程第18 報告第3号 平成30年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第19 報告第4号 平成30年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第20 報告第5号 平成30年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第21 報告第6号 平成30年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第22 報告第7号 平成30年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第23 報告第8号 平成30年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  日程第24 報告第9号 平成30年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     9番 内 田   勇君     10番 内 田 精 彦君     11番 村 尾 明 利君     12番 大 垣 照 子君     13番 岩 田 明 人君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 奥 原   徹君 教育長 ──── 塔 村 俊 介君  総務課長 ─── 藤 原   努君 企画財政課長 ─ 江 角   啓君  教育魅力課長 ─ 堀 谷 智 樹君 税務課長 ─── 石 原 啓 子君  建設課長 ─── 舟 木   長君 病院事務長 ── 森 長 洋 二君  町民課長 ─── 若 月 勝 久君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君 農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君  水道課長 ─── 千 原 明 浩君 会計管理者 ── 森 田 近 子君   ───────────────────────────────             午前9時32分開会 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより令和元年奥出雲町議会6月定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  監査委員から、平成30年度4月分及び平成31年度(令和元年度)4月分の例月現金出納検査の結果について、別紙のとおり報告がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
     会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、3番、景山利則議員、4番、土屋武雄議員の両名を指名いたします。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日6月10日から6月25日までの16日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月25日までの16日間とすることに決定いたしました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 町長提出議案提案理由の説明 ○議長(藤原 充博君) 日程第3、町長提出議案提案理由の説明について、町長より提出議案提案理由の説明などについて申し述べたい旨、申し出がありましたので、これを許します。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 令和元年第2回定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まずは、新元号、令和の時代が幕をあけました。町民の皆様にとりまして、希望に満ちた時代となりますよう町政のかじ取りをしっかり行ってまいる所存です。  また、町議会におかれましては、さきの臨時議会において、新議長に藤原充博様、副議長には内田精彦様が選任されたのを初め、各常任委員会の委員の選任など、議会構成における重要案件を決定され、新たな議会体制を発足されました。改めて、御就任のお喜びを申し上げますとともに、引き続き議員の皆様方の御指導と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  さて、日本経済の動向を見ますと、景気は緩やかに回復していると言われていますが、町内経済につきましては、そのような実感はなく、人手不足による影響が懸念されるなど、引き続き厳しい状況が続いております。  本町といたしましても、国の諸施策の動きなどを注視し、必要な対策を行ってまいりたいと考えております。  次に、観光振興についてであります。  本年のゴールデンウイークは10連休と長期にわたったことから、観光客の動向は分散傾向にあったという報道がなされています。  本町の4月27日から5月6日までの町内主要な観光施設・観光地の入り込み客数は4万7,000人で、昨年度の同時期と比較すると、約5,000人の増でありました。天候にも恵まれ、みなり遊園地や町内のそば店、道の駅、温泉施設、特産品販売施設など、大いににぎわったところです。期間中、玉峰山・鯛の巣山の山開き、船通山カタクリ登山味わいロードのイベントなども開催され、町内外から多くの皆様にお越しをいただき、本格的な観光シーズンの幕あけとなりました。  また、新たな取り組みとして、国の支援を受け、奥出雲町観光協会が主体となって、奥出雲町農泊推進協議会を立ち上げられました。農村地域ならではの生活体験と地域の方々との交流を楽しみ、農家や古民家で宿泊することによって、旅行者にその土地の魅力を味わってもらう農山漁村滞在型旅行、農泊を推進することとしております。  町といたしましても、施設改修に要する経費などを補助する農林漁業体験民宿等支援事業を実施すべく、補正予算に計上いたしました。  次に、小さな拠点づくりについてであります。  昨年度より取り組んでおります、小さな拠点づくりは三成、亀嵩、鳥上、八川地区の4地区がアンケート調査ワークショップを繰り返しながら地域ビジョンの策定に向け、地域課題の洗い出しや集落点検などに取り組まれました。  これまでの取り組みの一例として、三成地区におきましては、一般社団法人トヨタ・モビリティ基金の助成を受け、高齢者や子供、障害者を中心とした暮らしの輸送サポートを行うため、民間事業者などと連携したシステムづくりが進められています。また、亀嵩地区では地域防災、鳥上地区では斐乃上荘を活用した温泉サロンや伝統文化の継承、八川地区ではJA店舗の活用など、地域の課題や特性を生かしたテーマを設定し、理想とする地域づくりを目指して進められています。そして、三沢・馬木地区でも、勉強会やワークショップが開催され、本年度から小さな拠点づくり取り組みがスタートしており、地域と行政とが対等な立場で相互に連携し、ここに暮らしていてよかったと思えるまちづくりを推進してまいりたいと考えております。  次に、町立奥出雲病院についてであります。  奥出雲病院は、誰もが安心して暮らせる生活環境に欠くことのできない重要な地域医療の中心であり、特に町内で唯一、入院機能を備えた病院であります。しかし、近年の人口減少なども影響し、入院患者も減少、平成29年4月に病床を158床から140床に変更したところでありますが、その後も減少傾向が続いていることから、現在の入院患者の状況や常勤医師の体制などを踏まえ、7月1日より病床数を126床に変更することとし、今議会に条例改正の提案をさせていただいております。今後も病床数や病院のあり方については、引き続き検討してまいります。  次に、縁結び支援についてであります。  出会いの機会の創出については、奥出雲町縁結びネットワーク協議会の支援団体や協力事業所の組織を活用し、取り組みを進めております。昨年度、約90名の参加をいただき、町内事業所の次世代を担う若手職員を対象とした合同研修会及び交流会を、本年度も実施する予定にしております。他事業所に勤める同世代との交流を通じ、自身のスキルアップに加え、共通の話題や活動から、新たな縁の築きにつながることを期待いたしております。  結婚相談については、昨年度から新たに始めました結婚・子育てコンシェルジュとサポーターによるマッチングプランを約100件計画し、その中には結婚に至った方や、現在も交際を継続していただいている方もございます。  また、県では今年度より、結婚を希望する男女を応援するため、市町村結婚支援体制強化交付金を新たに創設され、市町村、しまね縁結びサポートセンター関係機関と連携し、結婚支援体制の強化を図る取り組みを進められています。今後、県や関係機関との協議を進め、事業の導入について検討をしてまいります。  次に、子育て支援についてであります。  子育て世代の定住を促すため、町有資産を活用し、居宅用地を低廉な価格で提供する取り組みを進め、昨年度、滝の上地内に2区画を整備いたしました。先般、1区画について売買契約が完了し、今年度中に住宅を建設されると伺っております。もう1区画につきましても、現在売却に向け募集告知を継続的に実施しており、早期に販売が完了し、子育て世代の定住が図られるよう取り組んでまいります。  次に、町内小学校の再編についてであります。  先般、小学校の統廃合が決まったかのような新聞報道がなされ、議員の皆様を初め、町民の皆様には心配、憤りを感じられた方も多かったと思います。協議の進め方や、今後の日程を間違えるなど、報道が正確性を欠いたことに対して、町としても強く抗議を行ったところであります。  5月下旬から各校区で、平成31年3月に策定した奥出雲町立小学校再編方針や策定の経緯、今後の進め方につきまして、説明会を開催しておりますが、言うまでもなく、学校は地域にとって大きな存在であります。一方で、少子化が進む中、奥出雲町の将来を担う子供たち教育環境を考えると、学校再編の議論は避けて通ることのできないものと考えております。説明会後、校区ごとに懇談会を立ち上げるとともに、説明や議論を深めていただく機会をできる限り持ちながら、各校区における小学校再編に関する方向性を定めていただきたいと考えております。  同時に、奥出雲町の目指す教育、子供像のビジョンを示すことも重要と考え、奥出雲町魅力化協議会を立ち上げながら、議論を進めていただいておりましたが、「奥出雲町への愛着と誇りをもち、自らとふるさとの未来を切り拓こうとする子ども」を目指す子供像として定めたところでございます。  小学校の再編については、さまざまな不安や戸惑いもあることと存じます。各校区の説明会や懇談会での意見や進捗状況を、町民の皆様に随時報告するとともに、引き続き子供たちに配慮しつつ、保護者や地域の皆様の御意見を伺いながら、教育環境を第一に考え、慎重に進めてまいります。子供たちの未来・地域の未来を、多くの皆様と一緒になって考える重要な機会であります。多数の皆様の御参加、御意見をいただきながら、丁寧な説明、協議を行ってまいります。  次に、第三セクターの決算状況等についてであります。  後ほど、担当課長から第三セクターの決算について報告をさせますが、平成31年3月期決算において、株式会社奥出雲振興は、昨夏の豪雨被害などの影響もあり、赤字決算となりました。本年4月から、新たな支配人を迎えるなど、さらなる経営改善に取り組んでおり、4月、5月においては、宿泊・日帰り客ともに入館者が増加したところでございます。  また、株式会社奥出雲椎茸赤字決算となりました。特に、昨年の夏場において収量が落ち込んだことが主な要因で、冬以降は持ち直しつつありますので、今後はほだ木の品質と栽培技術の向上、さらには販売面も強化することで経営改善に努めてまいります。  他の5社は黒字決算ではございますが、引き続き第三セクターの健全経営を促すとともに、雇用の確保と地域経済発展のため、可能な支援を行ってまいります。  次に、消防防災についてであります。  本年も梅雨のシーズンを迎えましたが、町では引き続き地震や風水害などの災害に備え、町民の皆様の安心・安全確保に努めていく所存であります。  町民の皆様方におかれましても、これから洪水等出水期を迎えますので、日ごろの備えと早目の避難に心がけていただきますよう、お願いいたします。  また、本年の島根県消防操法大会は、7月28日に浜田市で開催されますが、本町消防団からは小型ポンプの部に三成分団、ポンプ車の部に八川分団の出場が決定いたしております。出場隊の上位入賞を目指した取り組みに対し、引き続き支援してまいります。  次に、町有財産の売却についてであります。  かねてより懸案事項でありました奥出雲町高齢者福祉センター(旧玉峰乃湯)用地及び元横田小学校講堂(旧横田アパレル)用地につきましては、公売を行った結果、旧玉峰乃湯用地につきましては、安来市内の有限会社ライフスタイル東光へ売却することに決定をいたしました。計画では、高齢者グループホームを建設し、令和2年4月開所を目指すとのことであり、本町にとりましても福祉施設の充実や雇用の創出などが期待されます。  旧横田アパレル用地につきましては、残念ながら、今回、応募がありませんでしたので、引き続き有効な活用策を検討してまいります。  次に、町民の森についてであります。  亀嵩地内の玉峰山は、出雲風土記に登場する神話、信仰の山でありますが、平成7年には林野庁、水源の森百選に選定されたほか、毎年、多くの登山客やキャンプ場の利用者があり、また、玉峰山荘からの景観もよく、宿泊客からも好評をいただいているところであります。この玉峰山森林公園付近の町有林と隣接する山林のうち、谷奥鉄山生産森林組合などが所有する山林約60ヘクタールについて、今後の適正な維持管理が懸念されるため、町有化の要請を亀嵩地区振興協議会などから受けたところであります。  当該山林の中には、糸滝や窓岩、かざし岩などの巨岩、奇岩、玉峰山への登山道があるほか、町有地との境界には雄滝があるなど、玉峰山の景観・観光資源のかなめの土地であります。このため、景観・観光資源としての活用はもちろん、地域の水源確保と水源涵養を図るためにも、当該山林を町民の森亀嵩団地として取得・維持・管理することとし、所要の経費を補正予算に計上いたしました。  次に、東京オリンピック聖火リレーについてであります。  東京2020大会の開催まで約1年となり、国内外での注目も高まってきておりますが、オリンピック聖火リレーについて、奥出雲町を通過することが決定し、先般、6月1日に公表をされました。  本町が選ばれた理由として、ホストタウンキャンプ誘致取り組みが評価されたと聞いております。詳細につきましては、組織委員会関係機関と協議中ですが、2020年5月の17日、日曜日に実施の予定でございます。多くの町民の皆様にお出かけをいただき、記念すべき1日となりますよう、改めて御案内をしたいと考えております。  それでは、今回提出いたしました一般会計補正予算案の概要について、御説明申し上げます。  今回の補正予算案の内容は、4月の人事異動などに伴う人件費の減額115万6,000円、玉峰山森林公園周辺を町民の森用地として取得するための経費4,600万円、幼児教育無償化実施に向けた準備経費838万8,000円などにより、歳入歳出総額を約9,100万円増額しております。  この結果、補正後の一般会計の予算は約142億7,100万円、前年度同期比105.9%となりました。  このほか、条例案4件、予算案4件、一般事件案12件を提出しております。  これらの提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げまして、私の説明を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で町長提出議案提案理由の説明を終わります。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第36号 から 日程第7 議案第39号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、議案第36号、奥出雲町水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第37号、奥出雲町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第38号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第39号、町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上の4議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第36号 奥出雲町水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、永瀬結婚・子育て応援課長。           〔結婚・子育て応援課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第37号 奥出雲町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  議案第38号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、森長病院事務長。              〔病院事務長説明〕   ───────────────────────────────  議案第39号 町立奥出雲病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、ただいまの4議案に対する質疑を行います。  初めに、議案第36号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第37号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第38号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第39号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第36号から議案第39号の4議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号は総務経済常任委員会へ、また議案第37号から議案第39号の3議案につきましては、教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。
      ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第40号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第8、議案第40号、公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  本山商工観光課長。             〔商工観光課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第40号 公の施設の指定管理者の指定について(奥出雲町仁多米交流館)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、議案第40号について質疑を行います。質疑がございますか。  内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 奥出雲町仁多米交流館、具体的には場所言えますか、具体的にはどこのことなのか教えてください。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  具体的な場所は、亀嵩の玉峰山荘の手前にあります道の駅でございます。あそこの敷地の中に、仁多米交流施設ということで整備をしておりますので、それ一帯ということになります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。  内田議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) ちょっと違っておったら申しわけないですが、この仁多米交流館の公募につきまして、先ほど、4月25日から5月15日、いろんなとこで公募をしたということを言われましたが、ジョーホー奥出雲でもされたわけですか。これを見ておりましたら、公募を誰がしたかいうと、奥出雲振興が公募をしたようなことにジョーホー奥出雲で出とったわけですが、これは、要するに、奥出雲町長がするわけだと思いますが、その辺のことについて、私が間違っておったら申しわけないですが、ジョーホー奥出雲を見ておったら、これともう一つ公募しておられたと思います。奥出雲振興からの公募じゃないかというふうに、私は見させていただいたんですが、その辺のことについて伺います。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  確認をいたしまして、答弁をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) じゃあ、確認をしてから答弁ということでよろしいですか。  それでは、ほかにございませんか。  糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 1点だけお伺いしたいと思います。この指定管理者となる団体の住所及び氏名の中で、統括営業部長、寺戸史浩さんとなっていますけど、この方は会社としての代表権がございますでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 本山課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  代表権があるかという御質問でございますが、当社、奥出雲酒造株式会社の代表取締役は勝田康則となっておりますが、このたびの指定管理者の募集に当たりましては、この民法第108条の規定によりまして、町長が公募をかけるものですから、同じ名前が二重に出てまいります。その関係で、この権限の臨時代理という事務的な手続を行いました。これが、民法第108条の規定によるものでございますが、臨時に代行させる事項といたしましては、公の施設の指定管理者となる指定に係る申請から契約の一切の権限ということで、期間といいますか、権限が限定されております。したがいまして、この期間のみ、この事務手続のときのみ、ここの統括営業部長が代行するという形でございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 大丈夫です。 ○議長(藤原 充博君) 内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 5番。指定する期間の説明をいただきたいと思います。丸々3年ではないというところでお願いします。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  指定する期間、御指摘のとおり、丸々3年ではございません。このたび、令和4年の3月31日までということにしております。これ、通常でいきますと、年で区切ってしまいまして、7月の、例えば25日までというふうな形になりますけども、年度末でそろえたほうがいいというような指導もあって、中途で指定管理の指定の期間を切るというよりは、年度末で切ったほうがいいというような指導もありまして、このたび、3月31日までというような形にしております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。  ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第40号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託したいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号につきましては、総務経済常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 報告第2号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第9、報告第2号、平成30年度奥出雲繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第2号 平成30年度奥出雲繰越明許費繰越計算書について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより報告第2号について質疑を行います。  質疑はございますか。  大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) これは、平成30年度の繰り越し事業になっておりますが、7億2,000万余りですけれども、今年度、全てこれは消化されるということでございましょうか。 ○議長(藤原 充博君) 江角企画財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) 御質問にお答えします。  令和元年度中に、執行するということでございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに。  内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) この中で4つだけ、遅延事業費が全部翌年度繰り越しというのが上の2つ、会計年度任用職員制度、それから地域情報化施設局舎修繕事業、それから下のほうへ行きまして、教育費の小学校空調、中学校空調設備、これが全額翌年度繰り越しということになっておりますが、これは、今の状況はどういう状況なのか。例えば契約はしておるけども、お金だけが翌年度へ繰り越すような形になっておるのか、全然まだ、契約とかそういう執行もしていないのかどうか、その辺のことについて伺います。 ○議長(藤原 充博君) 藤原総務課長。 ○総務課長(藤原 努君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  私のほうから、上2つ、会計年度任用職員と情報の局舎の修繕事業についてお答えをさせていただきます。  まず、会計年度任用職員につきましては、これ、制度の設計に関しまして、県の条例等も参考にするという考えがございました。県のほうが2月議会のほうで上程をされましたけれども、詳細についての、県との意見交換会というか、説明会のほうが、5月開催の予定が8月開催にずれ込んだということがございます。本町におきましても、6月議会でこの関係条例を制定をしたいというふうに考えておりましたが、これが早くても9月議会という現状でございます。契約のほうは行っておりますけども、完了がまだ終わってないということが1つ。  それから、地域情報化の局舎につきましては、これは契約がもう終わっておりまして、先般、5月のところで竣工をいたしております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。  堀谷教育魅力課長。 ○教育魅力課長(堀谷 智樹君) それでは、繰り越し事業の状況ということでございます。私のほうからは教育費のほうでございます。  小・中学校の空調設備事業のほうでございますが、こちらのほうは5月の終わりに設計業務が完了いたしまして、現在、入札に付してる状況でございます。6月の中旬には入札がございますので、業者が決定し、契約をするという状況でございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。  ないようでございますので、質疑を終わります。  以上で報告第2号を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。再開は10時40分といたします。            午前10時33分休憩   ───────────────────────────────            午前10時43分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして、会議を開きます。  先ほど、本山商工観光課長より、先ほど保留にしていた内田精彦議員の質問に対しての回答ができるとのことですので、それを先にやります。  本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほど御質問いただいた情報での周知の情報ですけども、確認をいたしましたら、町として公募をしております。お問い合わせについては、役場商工観光課まで問い合わせてくださいということであったようでございますので、御報告をさせていただきます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第41号 から 日程第14 議案第45号 ○議長(藤原 充博君) それでは、次に、日程第10、議案第41号、令和元年度奥出雲一般会計補正予算(第1号)提出について、日程第11、議案第42号、令和元年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第12、議案第43号、令和元年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第44号、令和元年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第14、議案第45号、令和元年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について、以上の5議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。  最初にお断りいたします。議案41号から第45号につきましては、予算特別委員会の付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については全て予算特別委員会において、説明と質疑を願います。  それでは、提案理由の説明を求めます。  最初に、江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第41号 令和元年度奥出雲一般会計補正予算(第1号)提出について   ───────────────────────────────
    ○議長(藤原 充博君) 続きまして、杠健康福祉課長。             〔健康福祉課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第42号 令和元年度奥出雲国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  議案第43号 令和元年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第44号 令和元年度奥出雲仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第45号 令和元年度奥出雲水道事業会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  最初に、議案第41号について質疑を行います。質疑はございますか。  12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) まず、町長、予算委員会に御出席されませんので、ちょっとお伺いをしておきます。  一般会計補正予算なんですけれども、玉峰山の山林の町民の森として購入する予算4,800万というのが上がっておりますが、この地権者の方は谷奥鉄山生産森林組合と個人の方ということで、所有をなさっているようでございます。その個人の方とその組合との話し合いをして、協議をして、売買契約を行おうとしてたけれども、その個人の方が体調を崩されたため、その売買が中止となったというふうに資料には書かれております。これで、町のほうに町民の森として買っていただきたいということのようでございますが、例えば町民の皆さんの中に、こういう方多いと思いますが、高齢になった御夫婦がいらっしゃって、後継者がいなくて、山林あるいは水田、いろいろ土地の所有をなさっている。そういう方が、後、誰も見てくれるもんがおらんから、じゃあ、町のほうで山を買ってくれますかというようなことが起こった場合に、この論法でいくと、そういうふうになると思いますが、こういう問題について、町長、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  個人的な方から、住宅なり、あるいは田畑なり、山林なり、買っていただきたいというふうな交渉も、今までも多々あったわけでございますが、今回の玉峰山の山林につきましてはいろいろありましたけれど、町有林と一体的に今後管理をしたいというふうな思いで購入する予定といたしたところでございますので、ただ、通常の山林をちょっと管理ができないから、町に買っていただきたいというふうなことは御期待に沿えないというふうに、私は考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 60ヘクタールですよね、全部で、約。これ、単価も随分違うわけですけれども、組合の単価と個人が持っていらっしゃる単価と随分違うし、それから個人の持っていらっしゃる山林というのは、一体管理と言われますけれども、図面を見ますと飛び地になっておりますよね。それが、どうやって一体的な管理ができるのか。個人の方の山林は約5.5ヘクタールぐらいありますけれども、今まで町が買ってた土地もありまして、これを一体的に管理するということになると随分広い面積になりますが、どのように管理されますか。  これまで、阿井の山も買ってきました、10数年前に。それも、いろいろがあって買ったわけですけれども、私、そのときも質問しましたけれども、管理人でも置くんですかと、こんだけ広い面積の山、どうやって管理するんですかと。管理人は置かんということでしたが、こういうことをもうどんどんどんどんやっていくと、とてもとても町の職員で見回りするというわけにもいかんだろうし、実際問題としてこういうことが可能なのかどうか。町民の皆さんの理解が得られるのかどうか、お答えください。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 大垣議員さんの御質問にお答えをいたしますが、少しお時間をいただいて、この山林の利活用計画について、せっかくの機会でございますので、私のほうから少し長くなりますが、御説明をさせていただきたいと思います。  今回の取得目的は、山林を町有化し、玉峰山山頂や雄滝を初めとする滝、窓岩、びょうぶ岩などの巨岩、奇岩をめぐる遊歩道を、将来にわたって円滑に維持管理するとともに、山頂から吾妻山、そして猿政山などを初めとする中国山脈の山並み、遠くは宍道湖とか中海などを眺望することを確保することでございます。これにより、玉峰山の登山客、あるいはキャンプ場利用者の確保と、玉峰山荘の利用促進に私は大いに資するものと考えております。  今後の展望としては、山頂付近の他の山林についても、まだ、大垣議員、先ほど飛び地になっておると、個人所有の山林は。将来的には、他の山林についても一体として維持管理を図るため、その取得についても現在検討をいたしております。さらに、本町では、現在、小学校などの耐震化など、喫緊の課題が山積をしております。今すぐというわけにはなかなか財政上厳しい面もございますが、今後、玉峰山、森林公園の拡充を図ってまいりたいというふうに考えております。  将来構想でございますが、庄原市の高野町にあります大鬼谷オートキャンプ場、御存じかどうかわかりませんが、壮大なところでございます。ここにはオートキャンプ場、あるいはログハウス、フィールドアスレチックなどの整備や、地上数メートルの高さで木に登り、木の高さの木を設置をした、木渡りと申します。そういうふうなところを命綱を着用して移動するレジャー施設、ツリーアドベンチャーの整備、また、生きた樹木の上を建築上の基礎として活用する家屋、ツリーハウスというようでございますが、それらの整備、拡充を図っていく考えでございます。  このように、本町の豊富な資源である山林を活用し、子供から大人まで楽しめる空間を整備することで、玉峰山荘や酒蔵、あるいは他の観光地にも、本町には多くの観光資源がございますので、利用拡大につなげてまいりたいというふうな構想も考えております。  そして、また、子供たちが、今余り自然と触れ合う機会もございません。もっともっと自然と触れ合い、さまざまな体験を積める場所として活用できればという莫大な構想も持っております。  折しも、今、ああして、岩田元町長が精力的に取り組まれた森林環境税の取り組みがいよいよ平成36年度から実現することになりました。その前段として、今年度から森林環境譲与税が創設されたところであります。議員各位も御存じのとおり、この制度は自然条件が悪く、採算ベースに乗らない森林について、市町村みずから管理を行う新たな制度であります。税の使途は、間伐や人材育成、木材利用の促進等の森林整備及びその促進に関する費用となっているところでございます。今般の取り組みに森林環境譲与税を直接活用することは困難と思いますが、今回の取り組みと将来構想はまさにこの理念に合致するものと、私、現在考えております。その必要性等、御理解を、御支援をいただくためには、絶好の場所として、この玉峰山荘を将来的に活用し、水源の涵養、あるいは健康増進、木材利用促進等、山林資源の重要性をPRしてまいりたいと考えております。  また、御存じのように、ことしの11月、雲南市に清嵐荘がリニューアルオープンをいたします。佐白温泉あるいは玉峰山荘、ヴィラ等にも大きな影響が出るものと思うわけでございますが、何とか誘客にも力を入れ、奥出雲町が本当に多くの方に訪れていただいて、自然豊かなところで、来ていただければ、少し、人口減少にはなかなか歯どめがつかない現状でございます。外貨を稼ぐためにも、多くの方々に来ていただけるような魅力ある、あるいは山林環境もしっかり構築してまいりたいというふうな考えでございます。  少し前置きが長くなりましたが、このようなことで、60ヘクタール、私も阿井の町民の森、ちょっと今、面積がこの頭の中にインプットしておりませんが、これは平成14年、全く私も当時のことはわかりません。莫大な山を購入されたというふうなこと、また、直近では、平成25年か26年に、三井野のループ橋のところで、絲原様の山林を購入されたというふうなことも伺っております。  今回、この町民の森、亀嵩団地、本当に厳しい財政状況でございますけれど、さまざまなことを考慮して、玉峰山一帯を維持管理していくというふうな強い熱意を持っていますので、議員様におかれましても、何とぞ御理解をいただきたいというふうに思うところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 今、町長の長々答弁というか、お話をされましたけれども、今回のこの予算は、まさに、町民の皆さんの税金100%です。補助金もなし、国からの支援、県からの支援も何にもない中で、町民の皆さんの丸々の、税金の納められた中から払わないといけないということでございます。ですので、今いろいろな構想を語られましたけれども、それがほんなら言うてすぐにそういうことができるのかどうかというのも、これもかなり疑問がある。  私が思いますのは、魅力ある町は、外から人がいっぱい来るから魅力があるんじゃなくて、そこに住んでる人たちが、本当にこの町はいいんだよと、そういうことを感じられる町でないと、それは魅力がある町とは言えませんよ。外から人を呼べば魅力がある、そんなもんじゃないと思います。私は、森林環境税もこういう目的のために使えということじゃないと思います。本当に山は荒れてますよ、どっこも、私も多少持ってますけど。そういうところを、じゃあ、本当に皆さんが、町として、みんな手入れをしてきれいにします。そういうことであるならば理解ができますけれども、いわゆる個人の資産ですよね、これ。これをこういう形で町が買うということについては、町民の皆さんから理解が、なかなか難しいと思います。だから、町長は予算委員会に出られませんので、きょうはこうやって聞きましたけれども、あとはまたしっかり予算委員会のほうで質問させていただきます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。 ○議員(12番 大垣 照子君) はい。 ○議長(藤原 充博君) 町長、絶対出られませんか。 ○町長(勝田 康則君) はい。 ○議長(藤原 充博君) ほかにはございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次、議案第42号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次、議案第43号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次、議案第44号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次、議案第45号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第41号から第45号までの5議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算特別委員会へ付託したいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号から第45号までの5議案につきましては、予算特別委員会へ付託することに決しました。  なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算特別委員会小委員会において分割審査をお願いいたします。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第46号 から 日程第17 議案第48号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第15、議案第46号、財産の取得について(消防ポンプ自動車)、日程第16、議案第47号、財産の取得について(塵芥収集車)、日程第17、議案第48号、財産の取得について(除雪ドーザ)、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  初めに、藤原総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第46号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、若月町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第47号 財産の取得について(塵芥収集車)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、舟木建設課長。              〔建設課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第48号 財産の取得について(除雪ドーザ)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  最初に、議案第46号について質疑を行います。質疑はございますか。  10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 46号を言われましたが、46、47、48号かかりますので、ちょっと一緒に質問させていただきます。 ○議長(藤原 充博君) はい。 ○議員(10番 内田 精彦君) 先ほど、建設課長から説明ございました。丁寧な説明をいただきまして、消費税が10%の計算だということを言われました。この46、47、48、全部そうだと思います。私、ちょっと逆算で計算してみましたら、入札にはしたがつくのでおかしいなと思っておりました。10%ということのようでございますが、それはそれでいいと思いますが、その10%、今、あれ、10月1日からですかいね、10%、予定としては。今、契約するものが、なぜ8%が10%の消費税の計算をしなければならないのか。それは、どっか国か県かわかりませんが、何か通達が来ておるかとは思いますが、その辺のことについて伺いたいというふうに思うことと、例えば10月1日実施が延期に、10%消費税が延期に、例えばなったときには、どういうふうなことに現在の契約はなるのか。それから、10月1日以降の納期いいますか、の契約は全部そういう10%契約を、今まで奥出雲町の契約としてやっておられるのかどうか、その辺のことについて伺います。 ○議長(藤原 充博君) 誰が、代表で……。  藤原総務課長。 ○総務課長(藤原 努君) まず、ただいまの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  議員おっしゃいましたように、今回の契約に当たりましては、まず、消費税の考え方、法律上は10月1日を予定されてるということで、最終的な安倍総理の政治的な判断というものもまだ残ってるというふうなものだと思っております。したがって、法律上の手続を踏んで、それぞれ団体で予算の執行をしていくということで、これについては国のほうから、10月1日を超えて契約するものについては消費税引き上げ前であっても、納期が10月1日以降であればこれは10%で契約をしなさいという通知が参っておりますので、それに倣って対応いたしております。基本的には、これは全団体どこも同じ考え方で対応してると思います。  また、今回の議会の議決に付したもの以外のものにつきましても、当然、その考え方の中で10月1日以降の工事完成、あるいは納期のものにつきましては、全て10%での契約をされてるというふうに認識をしております。  さらに、10月の消費税の引き上げが延期されたという仮定のお話になりますけども、この場合につきましては当然、変更契約という中でその2%の減分については整理をしていくということになるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 伺います。現在の契約で10%で契約されておりますが、前渡金といいますか、前払い金というのがあるかないかわかりませんが、それはどういうふうな関係、10%の契約に対しての40%とか30%とかの前渡金いいますか、を出されておるのかどうかということと、この消費税10%での、もう予算上は積算がしてあるのかどうか。その辺のことについて伺います。 ○議長(藤原 充博君) 藤原総務課長。 ○総務課長(藤原 努君) ただいまの御質問の中で、前渡金のお話がございました。今回、私のほうで提案をさせていただいた、消防ポンプ自動車につきましては、物品の購入でございますので、前渡金はございません。  工事関係につきましては、私のほうでちょっと詳細を存じ上げませんので、また別の者がお答えをすると思います。以上です。
    ○議長(藤原 充博君) 別の方は誰ですか。  舟木建設課長。 ○建設課長(舟木 長君) 質問にお答えいたします。  先ほどの前渡金の関係ですけども、ちょっと工期を10月以降の10%で取り扱っておる分については、後ほどお答えさせていただきます。  現在、8%の消費税がかかっている契約、物件については、8%に対しての40%の前払い金、それ、10月以降に今契約しております、10月以降の工期に直した分で、10%の消費税で変更契約した分については、まだ、その2%部分に対しての前払い金については支出しておりませんので、トータルして、10月1日以降に発注した分については後ほど御説明させていただきます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 若月課長。 ○町民課長(若月 勝久君) 御質問にお答えいたします。  じんかい収集車につきましても、前払い金の予定はございません。  また、予算の関係ですけれども、当初の段階から10%で積算をいたして予算を組んでおります。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。  それでは……(発言する者あり)47号ですか、全部共通ですか。 ○議員(12番 大垣 照子君) 46号。 ○議長(藤原 充博君) 46号ですか。 ○議員(12番 大垣 照子君) はい。 ○議長(藤原 充博君) 46号、お願いします。  12番、大垣議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 消防自動車の件ですけれども、これは一般競争入札ということですが、何社で、入札率幾らだったかということと、それから、じんかい処理車ですけれども、新しく導入されるんですが、これまでの使っておられた分で、この新しいのが入れば廃車をされる分があるのかどうか、お聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 藤原総務課長。 ○総務課長(藤原 努君) ただいまの御質問、入札の参加者、落札率という御質問でした。私のほうで御説明の中で触れておりますが、再度申し上げます。  6月6日に一般競争入札を行って、3社が参加をいたしました。落札率につきましては、92.8%でございました。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 今、先ほど大垣議員さんのやつ、46を先にやってから、47号に入りたいと思います。 ○議員(12番 大垣 照子君) はい。 ○議長(藤原 充博君) それでは、46号について、ほかに質問はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続いては、議案第47号についての質疑を行います。  先ほど、大垣議員さんの質問にお答え願います。  若月町民課長。 ○町民課長(若月 勝久君) 御質問にお答えいたします。  更新予定車でございますけれども、現在、不燃物収集用で使用している車両、これを更新いたす予定でございます。この現在の車両は平成17年に導入したものでございまして、現在、およそ34万キロの走行をいたしております。これ、更新後はどうする廃車にするのかという御質問でございますけれども、現在、稼働してる車、可燃物2台、不燃物1台、それに、あと予備車というのを1台確保いたしております。現在も予備車はございますけれども、今回、入れかえをいたします不燃物の車と現在の予備車と、程度等、比較をいたしまして、予備車にするのか廃車にするか決定したいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに、47号についてはございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、次、議案第48号についての質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  最初に、議案第46号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第46号について討論は終わります。  次に、議案第47号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第47号について討論を終わります。  次に、議案第48号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論がございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第48号について討論を終わります。  それでは、これより採決をいたします。  最初に、日程第15、議案第46号、財産の取得について(消防ポンプ自動車)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第16、議案第47号、財産の取得について(塵芥収集車)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第17、議案第48号、財産の取得について(除雪ドーザ)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩といたします。午後1時00分に再開いたします。            午前11時44分休憩   ───────────────────────────────            午後 1時02分再開 ○議長(藤原 充博君) それでは、ただいまの出席議員数は14名であります。定員数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  最初に、内田精彦議員の日程第17、議案第48号、除雪ドーザに関しての質問に対しての説明を舟木建設課長にしていただきます。  舟木建設課長。 ○建設課長(舟木 長君) 午前中、内田議員から議案第48号の関連質問でございました、平成31年度の工事金の前払い金についての質問についてお答えいたします。  この前払い金については、県から消費税率改正に伴う建設工事等の取り扱いについてという通知をいただいておりますので、これからこの通知に従って適切に執行してまいりたいというふうな考えです。  内容については、平成31年9月30日以前の請求についての前払い金の支払いでございますけども、10月1日以降の基準日を超えるものにあっても8%の支払いというふうなことです。差額については、当該会計年度の出来高、要は竣工以降、差額を合わせて支払うというふうになっております。それから、平成31年10月1日以降の請求の前払い金については、当然10%で支払うというふうなこと、消費税10%の契約額の4割払いというふうなことでございます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。  ちょっと入る前に、川西議員さん、上着の着用をお願いいたします。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 報告第3号 から 日程第24 報告第9号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第18、報告第3号、平成30年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、日程第19、報告第4号、平成30年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、日程第20、報告第5号、平成30年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、日程第21、報告第6号、平成30年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、日程第22、報告第7号、平成30年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、日程第23、報告第8号、平成30年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、日程第24、報告第9号、平成30年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について、以上の7議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、地方自治法第221条第3項の奥出雲町の出資法人より、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。  報告第3号から報告第9号まで、順を追って担当課別に提出書類の説明を願います。なお、説明は簡潔に願います。  最初に、報告第3号について説明を求めます。  本山商工観光課長。             〔商工観光課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第3号 平成30年度株式会社奥出雲振興事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第4号、第5号、第6号について説明を求めます。  荒川農業振興課長。             〔農業振興課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第4号 平成30年度奥出雲仁多米株式会社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  報告第5号 平成30年度株式会社仁多堆肥センター事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  報告第6号 平成30年度一般社団法人奥出雲農業公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第7号、第8号について説明を求めます。  秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第7号 平成30年度有限会社奥出雲椎茸事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について  報告第8号 平成30年度株式会社舞茸奥出雲事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について   ───────────────────────────────
    ○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第9号について説明を求めます。  舟木建設課長。              〔建設課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第9号 平成30年度奥出雲土地開発公社事業報告並びに収支決算及び令和元年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提出書類の説明を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。2時35分から始めます。皆さん、お疲れなようでして。             午後2時25分休憩   ───────────────────────────────             午後2時37分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  それでは、これより、ただいまの報告書について質疑を行います。  なお、質疑は提出書類から読み取れる範囲とされ、個々の勘定科目内容など詳細な質疑は、後日担当課にお尋ねください。  最初に、報告第3号について質疑を行います。質疑はございますか。奥出雲振興でございます。  2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 糸原です。奥出雲振興の収支決算についてお伺いしたいと思います。資料では1ページになりますけども、売り上げ報告のところで、表の下にございますけども、損益は幾らであったということでございますが、主な要因は6月からの高温、猛暑、7月の降雨災害による尾道道の閉鎖、JR木次線の運休等ございますけども、このJR木次線の運休によりましての影響というのは、例えば人数とか額とかいうようなことが把握していらっしゃると思いますので、御説明をいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  奥出雲振興、玉峰山荘のJR木次線の運休に伴う影響でございますが、主に玉峰山荘になりますけども、これ、トロッコアンドサイクリングという事業を行っております。これは三井野原、玉峰山荘のバスが迎えに来まして山荘のほうへ移動、お客さんを連れていきまして、食事と温泉に入って出雲三成の駅へ送るという状況でございますが、それが運休の期間だけ思うように利益が上げられなかった。具体的な数字につきましては把握しておりませんので、後日調べて報告をさせていただきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 2番、糸原議員。 ○議員(2番 糸原 壽之君) 木次線を使っての玉峰山荘の利用者、町内への観光に大きくこの木次線が影響を与えることもわかりましたので、木次線の維持、存続とあわせまして、こうしたことへの連携をとった一層の振興をと思ったとこでございます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 事業報告、1ページですけれども、この表の下の2行目のところに新たな指定管理料4,600万円を含めマイナス3,203万9,000円となりましたという、損益がですね。この指定管理料というのはどこに払われてるのかということと、それから、新しい旅館経営専門のコンサルタントに経営分析を依頼し、現状の課題の整理とその克服及び事業の業績黒字化に向けたケーススタディーやというふうに書いてあるんですけれども、これは新しく来られた支配人といいますか、そういう方のことなのかということと、また別の方なのか。それと、これは30年度の株式、奥出雲振興各施設決算状況というのがありますが、これの1ページのところに今回も全部の施設が赤字経営になってて、一番多いのが奥出雲振興、これは玉峰山荘でしょうが、3,200万というふうになってて、あと、玉峰山荘も含めたものですね。あと、ターミナル、特産市、斐乃上荘と、全部こうなってますが、この今のコンサルの方にこれら全てのことについてそういう経営改善、経営指導をしていただかれるのか、経営改善に向けた考え方についてお聞きをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  指定管理料、1ページのところの新たな指定管理料4,600万の内訳でございますが、玉峰山荘へ3,000万、それから斐乃上荘へ800万、サイクリングターミナルに800万という内訳でございます。  それから、先ほどのコンサルタントの件でございますが、これは計画を立てさせております。並びに指導もいただいておりますが、これは会社のほうと契約をしておりますので、そちらのほうとやりとりをしておりますが、説明の中で、総支配人ということも申し上げましたけども、実際に現場でそれを実施していくのが、コンサルタントから派遣されてやってきました総支配人が実行をいたします。もちろん社員とともに実行するという形でございます。  それから……(発言する者あり)そうですね。現在のところは、その契約しているコンサルタント会社とは玉峰山荘とのみ昨年度から実施をしておりますが、今期の決算状況の報告でも説明をさせていただきましたように、他の施設も経営が余りよくないところがございます。今後はそういった専門の当該コンサルタントですけど、相談をかけて改善に向けて検討を一緒にやってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 今の答弁を聞いておりますと、今いらっしゃる総支配人ですか、この方は山荘のみということで、新たにまたほかの施設についてはほかの方をお願いするということですか。この方にお願いをするということ。ああ、はい、わかりました。  それで、この指定管理者ですね、この前、3月議会でしたか、宝田さんという方になったと思いますが、これの指定管理のその人の名前は、宝田さん、もういらっしゃいませんよね。その方で、やっぱりそのままでよろしいんですか。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  宝田支配人は3月31日をもって一応辞職を……(発言する者あり)3月31日をもって退職願が提出されておりますので、この3月31日で宝田支配人は一応退任ということで、新たに今の下重、ちょっと下の名前が今、書類持っておりませんが、その方に今お願いをいたしているところでございます。先ほど本山課長が申し上げましたように、この旅館、コンサルタントに斐乃上荘、あるいはサイクリングターミナル等のお話はまだ一切しておりません。若干そういう時間帯を見て、現地のほうでは宿泊もされております。せっかくのことになれば、何らか相談をかけて安価な報酬でやっていただけないかなというのは今からの交渉でございますので、一応私の考え方を申し述べさせていただきます。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) いや、この3月議会にたしか支配人として、指定管理者として宝田さんの名前が出てきたと思うんですよね、議会に。実際、今もうその宝田さんという方がやめられてて、あと、新たに、はっきり私もお名前も知りませんが、その方に名前を変えないといけないということはないんですか。宝田さんの名前でずっと通して、それでよろしいんですか。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。  3月議会に上程、指定管理者の指定で上程をさせていただきましたときには、先ほども町長から説明がございましたが、そのときには宝田支配人があそこの現場のトップでございまして、今年度からは4月1日から新しい支配人に辞令を出しておりますので、新しい支配人が現場のトップということになっておりますが、指定管理の指定、先ほど奥出雲酒造の指定管理の議案を出したところですけども、同一人物が、資料としまして奥出雲町長、勝田康則である人物が奥出雲振興の社長である勝田康則であるという、同一人物の名前が出てきますので、それを先ほどの108条の規定によって現場のトップである者に権限移譲させて、3月の時点では宝田さんが支配人でございましたので宝田という名前になって、その期間だけの権限移譲でございますので、もともと会社の権限といいますか、最高責任者、社長については勝田康則で変わりませんので、それを今の時点で変更するという手続は特にないというふうに考えております。現場のトップは変わったにせよ、経営者としては変わっておりませんので。事務的には特に支配人が変わったからといって何か議会に上程するとかかけるとかという、承認を得るとかというのはないというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 僕が聞いたらいけんかもしれんけども、本当に議会に承認は、それは受けなくてもいいんですか。ちょっと確認されたがいいじゃないですか。  12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) 今、辛うじて議長が言われましたけれども、やはりもうその人がいないのに、その人の任期がずっとまだ3年ぐらいあるわけですよね。そういうことが、大体書類上もそんなことで通るのかなと。その人が実際もうやめているわけですから、だから、人が変わったのだったら、その変わった時点ででも、やっぱりそれは名前をちゃんと変えるべきじゃないでしょうかね。私はちょっと書類的にも法的にもそれはおかしいじゃないかなと思うんですけど。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) これはまた弁護士の先生に相談をして、またお答えをさせていただきたいと思います。これについては、私も副町長、町長になってからさまざまな施設の途中なかで、宝田さんも今までは酒蔵で、あそこでトップをしてました。さまざまなところで、奥出雲交通もしかる、そういうところもありますので、ちょっと協議させていただきたい。チェックします。以上。 ○議長(藤原 充博君) じゃあ、よろしいですか。  ほかにはございませんか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) サイクリングターミナルと斐乃上荘についてお聞きしますけども、サイクリングターミナルについてはレストランの事業実績101.7%ということで、計画よりプラスになっておるということで、仁多米食堂になって、夜の営業も再開されてお客様もふえてると。テレビで紹介されたりして今ふえてるということで、実際行きましてそういう従業員さんの声も聞きますけども、宿泊のほうですね、やはり伸ばしたいということで言われますけども、あちらの方も。それで、サイクリングターミナルという名前ですね、この11ページに計画ありますけども、合宿地としてPRするということで、ホッケーとかボートとかサイクリングとか、そういうスポーツ合宿ですけども、ただ、今までというか、サイクリングターミナルとして建設、補助金を得て建設されたと思いますので縛りがあったと思いますが、地方分権が進む中で、10年たてば名前の変更とかも可能になってると思うんですけども、宿泊される方が玉峰山荘との兼ね合いがあると思いますが、こういうスポーツ合宿だけではなくて、一般の方、例えば高齢者の方がこのサイクリングターミナルに泊まるというのは、何となくこれは私たちが泊まるとこじゃないのかなというようなイメージを持たれるということも従業員の方がおっしゃってたんで、それもなるほどなと思ったんですが、そういったことも検討をされるのはどうかなと思います。法改正か省令改正かわかりませんが、10年たってるので名前を、補助金の縛りはなくなってるはずなので、仁多米食堂という名前になってるので、そういう建物自体の名前ですね、もうちょっとスポーツ合宿以外の方も泊まれるような名前を検討されるのもひとつ計画というか、今後の営業の戦略としてはいいんではないかなと思ったところです。  それと、斐乃上荘についてですけども、町長の提案理由の説明にもありましたが、鳥上地区で小さな拠点づくりの中で話されてるということですが、斐乃上荘を活用した温泉サロンということも鳥上地区で検討されてるということですけども、あちらから地区要望がずっと出ておりますが、斐乃上荘、耐震基準満たしていないということで、これの、公共施設の整備計画もあると思いますが、個別計画、やはりやっぱり古いですし、ちょっと構造的に後で建てたりしてなかなかちょっと利用しづらいというか、そういう建物の面があると思うんですが、それ、こちらの斐乃上荘自体の計画があるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 7番。  答え、今の答え。(発言する者あり)関連。(発言する者あり)ちょっと待ってください。今、答弁をいただいてから。  本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  先ほど内田議員から御提案をいただきましたサイクリングターミナルの施設名の名称の変更の件につきましては、今後検討をしてまいりたいと思います。そういったニーズがあるということも伺っておりますので、施設名の名称変更ができるかどうかも含めまして検討をしてまいりたいと思います。  それから、斐乃上荘を活用した、どういうふうに今後活用するかという御質問でございますが、先ほど申し上げましたけども、今後の活用につきましては、メンバーを地元のメンバーも入れたもので検討をしていくように今年度計画をしておりますので、どういった活用を今からしていくのか、また、経営的なところもあわせてそういった検討会において検討したいと思います。今のところは特にこういうことでという要望、それから計画はございません。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 7番、藤原和範議員。 ○議員(7番 藤原 和範君) お答えをいただいた感じがしてあれでございますけども、検討委員会をということでしたが、その確認がしたかったです。  今年度ということですけど、それがいつごろになるのか。何回も検討委員会等の話は地元もあっておりますので、ぜひこの機会に十分御相談を、いい方向へ進むように検討をいただきたいと思います。要望もあわせてです。 ○議長(藤原 充博君) 本山商工観光課長。 ○商工観光課長(本山 宏人君) 斐乃上荘の検討委員会でございますが、本年度の予算の中で若干の賃金的なところも組んでおりまして、メンバーについては今のところは特に決めたわけではございませんので、メンバーも含めまして、今後早急にその検討会をやりたいというふうに考えてます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。ないですか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) それでは、ないようですので、続きまして、報告第4号について質疑を行います。質疑はございますか。  8番、川西議員。 ○議員(8番 川西 明徳君) この仁多米株式会社の経営方針、運営方針と申しましょうか、について、町長がお答えいただけますか。貸借対照表の中の資本金が2億、関係会社株式が4,000万、これが固定しております。きょういただきました資料の11ページ、30年度決算額、それから決算見込みが出ております。売り上げが伸びて棚卸し額が減って原価額が減って、いわゆる歩どまりが減っております。あと、営業利益も額が減っております。したがって、経常利益も減るだろうという計画になっております。少しそろそろ、この計画そのものの対策を図るおつもりがあるのかどうか伺います。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 川西議員の御質問にお答えをいたします。  資本金が2億円超からの100%出資でできた会社でございます。うち、4,000万というものは奥出雲酒造のほうに出資をしたということで、これが固定をしております。内部留保につきましても現在6,400万円余の内部留保を積んでいるわけでございますが、私が町長に就任してから、法人は法人税もある程度払うべきだというふうなことで法人税もしっかり図って今日を迎えておるところでございます。  今の奥出雲振興1億6,000万円の資本金でございましたが、今年度新たに3,000万余の赤字を計上して、もう債務超過に瞬間風速はなりました。この奥出雲振興については、私、非常に危機感を持っております。サービス業で単年度でこの1億7,000万余の赤字が解消できるかといったら、いささか不安になります。毎年毎年、町のほうから多額な出資をお願いすることはできませんけれど、そのようなことで、この2億円の中、1億円でもそこらのほうに、振興のほうに持っていただくというふうなことも考えてみたことも事実でございます。  この来年度の令和元年の事業計画でございますけれど、今まで、ちょっと今、きょう資料を持ってきておりませんが、この仁多米株式会社も、できた当時は相当に赤字が発生したというふうなことをお聞きをいたしております。昔は非常に大変だったというふうなことで、今までのトータルベースで奥出雲町に寄附をされたお金も相当額ございます。ちょっと資料を持ってきておりませんが、また後日お知らせをさせていただきたいというふうに思っております。売り上げもなかなか厳しい面、さまざまな営業努力をして仁多米もしっかりと根づいて、今も東京、あるいは大阪かいわいの新規獲得にも血眼になってやっております。やはりそのようなことで、ブランド加算金もやはり仁多米カントリーのほうに出荷をされると、しっかり支援をしてブランド加算金をお支払いすべきだというふうに私は思っているところでございます。  このようなことで、今、川西議員さん言われたように、さまざまな項目の中で御指摘をいただいたわけでございますが、ちょっと私、そこの中の中身的なことをチェックしておりませんで、ただ、数字上でまた1,300万円余を町のほうに寄附をして、500万ばかりの当期純利益が出るというふうな安心感だけしか持っておりませんでした。中身をまたしっかり精査しておきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いをいたしますので、よろしくお願いをします。  以上でございます。大変、御回答にならなかったかもしれませんが、よろしくお願いします。以上です。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。 ○議員(8番 川西 明徳君) はい、結構です。 ○議長(藤原 充博君) 回答にならないという回答でしたが。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 2点お聞きしたいと思いますが、10ページの経営計画で、総販売量が前年より少ない目標、計画ですけども、これの大半が、この資料を見ると、玄米のほうですけども、これの理由をちょっとお聞きしたいと。まあ、ほかの通信販売とかカタログ通販とか、前年より多い販売目標ですけども、玄米は目標を下げられたということですけど、こちらのほうをお聞きしたいと。  それから、1,300万円のその寄附、それが基金として積み立てられておりまして、大体2億ぐらいの基金になっておりますが、施設整備のほうのための基金かもしれませんけども、一つお聞きしたいのは、この業績のいい中で今ブランド化してこの仁多米コシヒカリと思いますが、地球温暖化とか災害がふえる中で新品種の開発とか研究というのはされているのか、そういったことをこういう好調なときに動かれるのもいいのではないかなと思っております。先ほど奥出雲椎茸の話も聞きましたけど、雲太1号以外にも新品種の研究、かなりされておるということでお聞きしましたけど、仁多米株式会社としてそういうことは考えられておられるのか、おられないのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  先ほど御質問いただきました前年よりも少ないではないかということでございまして、これは農協さんが集荷団体でございまして、農協さんとの基本的なお米の売買契約というのを3万9,000袋というふうに契約をした関係でございます。また、玄米につきましては基本的には農協さんのほうで仲卸等に卸されるべきものでございまして、仁多米につきましては精米をして今摺米ですとか通販のほうで売っていくと、そちらのほうに力を入れていくという形で減少という形になっておるところでございます。  2点目の積立金の関係でございまして、新しい品種ということに使わないかということもございまして、昨年の県知事要望におきまして、新品種の開発について要望を農林水産部長のほうにはさせていただいております。現時点、県のほうでも頑張って品種改良はしていらっしゃいますけども、なかなか新しいものというのはそう簡単にはできないという状況でございます。先般の農業新聞のほうにも、先ほど御指摘がございましたように、高温の耐性のある各地域のいろんな品種が出てきておりまして、鳥取県におきましても星空舞というのを本格的な栽培をされるということでございます。  それから、他県でも今のコシヒカリが約3割強を占めておりましたけども、全国で、北海道のゆめぴりかでございますとか青森県の青天の霹靂、それから、新潟では新之助、富山では富富富、それから、宮城のだて正夢、さまざまないろんな品種で独自な価格帯をということを模索もしていらっしゃいます。  奥出雲町の仁多米振興整備基金につきましては、施設の老朽化に備えましてのほうに対応させていただければと思っておるとこでございまして、新品種につきましては県のほうに改めて要望のほうはしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。  ほかに。  大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) ちょっとさっきの質問とも関連するかもしれませんけれども、先ほどの答弁で、JAとの契約が3万9,000袋ですか、これが仁多米株式会社が販売する量なんですか。そうしますと、先ほど前年対比で集荷総数が昨年は4万5,000袋余りということは、6,000袋がJAさんが売られるということなのでしょうか。私もちょっとひっかかったのは、この2ページのところに玄米販売部門ということで100%になってますが、前年度は315%なってますよね。私、単純に考えて、あとの200%余りは、仁多米で精米をして今摺米として販売されたのかなと思うけれども、ほかの通信販売とか店頭販売、いろいろこう見てみると、昨年度あんまり、そのパーセンテージ変わってないので、そこのところがどうだったのかなっていうのが、ちょっとわからなかったので、もう一度確認をさせてください。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  先ほど、私が申し上げました基本的な契約数量、3万9,000袋と申しますのは、10ページのところの総販売数量、販売量の2行目のところでございまして、これが、約3万9,333袋の118万キロでございます。2ページを、御指摘いただきました、1ページの1,351トンですね、その下の確定の1,135万1,020キロ、これは、集荷の数量でございまして、カントリーエレベーターに入ってきたものの数量が、135万1,020キロ、4万5,000袋余りでございます。これは、30年産米でございまして、うち、堆肥施用米が、122万1,420キロで、約4万袋でございまして、前年産につきましては、基本的に、3万9,000袋とはいう契約はしましても、当然、堆肥施用米は、ブランド加算の対象になりますので、結果的には、その4万袋余りを販売をさせていただいたという形でございまして、したがいまして、その横の2の集荷販売量の令和元年度、これは、見込みとなっておりますけども、約4万5,000袋を集荷をいたしまして、うち、堆肥施用米は、120万キロ、袋数で申し上げますと、約4万袋。で、それ3万9,000袋の、ことしはまだ契約はいたしておりませんけども、状況によっては、それは農協さんとのお話し合いで、多く買わせていただくという形になるものでございます。  それから玄米につきましては、今までのどうもつき合いもございまして、基本的には、精米をして売るのが本当ではございますけども、どうしても今までのつき合い上で、少なくする部分もございますけども、そう契約をすぐに切るというわけにもできませんので、決まった量を買っていただくという形で、その100%という形でなっておりますけども、ほぼ確定数ということで、それ以外につきましては、店頭販売でございますとか、カタログ販売につきましては、どうしても市場の動向ですとか、銘柄によることによって、パーセンテージ的には、100%という形には、なかなか難しくなるという部分もあるところでございまして、実績として、2ページに書いてございますように、たまたま通信販売の部門では、ふるさと納税の返戻金として、102%になりましたけども、あとそれ以外は、なかなか思うような形ではなかったと。玄米は、固定のお客様がおられて、そこに出したので、ほぼ100%という状況ということで、ちょっと回答になってないかもわかりませんけども、以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 12番、大垣照子議員。 ○議員(12番 大垣 照子君) ちょっと私、頭が悪くて、すぐのみ込めなかったんですけれども、玄米販売部門の100%ですけれども、私がお聞きしたかったのは、平成29年度には、これが315%って事業報告書に書いてあるんですよね。今回は、100%になってるので、この200%余りっていうのは、要するに、白米として売ったのか、今、何かつき合いがあってどうのこうの言われたんだけど、ちょっとそのことはよく意味がわからなかったんですけれども、その200%が100%っていうのは、その違いは何なのかっていうことを聞きたい。 ○議長(藤原 充博君) 答弁できますか。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えいたしますが、どうも今わかりませんので、わかりません。ちょっと、昨年度のデータもありませんので、ちょっと調べてまた御報告をさせていただきます。 ○議長(藤原 充博君) 執行部の方に、一言言います。先ほどから、答えにならない答えとか、よくわからない答えとか、答えになってませんとかいう答えが出ておりますが、こういうことは、よくありません。わからなかったらわからなかったで、後日説明をすると、そういうふうなことを言っていただきたい。答えにならないような答えを議会で言ってもらっては、困ります。以後、気をつけてください。
     ほかにはございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第5号について、質疑を行います。質疑はございますか。  8番、川西議員。 ○議員(8番 川西 明徳君) 8番でございます。5号につきましては、事前に一冊いただきました。本日、同じ表書きのものをいただきました。それについてきたのが正誤表であります。で、委員会で説明いただきました。若干、中を確認して見ました。正誤表につきましては、事前にいただいた正誤どおりに正しく記載してございました。本日、いただきました5号資料は、おっしゃるようにこの数字になってません。  今から私が、資料のつくり方についてお尋ねするのは、7号も同じ傾向にございます。監査役が監査した日が、5月25日です。訂正されて、提出された資料も5月25日であります。7号も同じ傾向にあります。したがって、出資したのは奥出雲町ですが、間接的には、町民が出資したという内容のこの会社の経緯がございます。出資者には、もしくは、資本をされた方には、真実を報告するなり、計画を出すのが社会一般の常識であります。このあたりが、私には理解ができません。私たちが、誤解しているのか、私が言ったことが通用するのか、確認をお願いします。 ○議長(藤原 充博君) どちらにお答えを求められますか。 ○議員(8番 川西 明徳君) いや、執行部でようございます。 ○議長(藤原 充博君) 執行部のほう、どちらから回答されますか。  簡単に言うと川西議員さん、監査を受けたものの日付と、訂正された日付がずれているというふうに。 ○議員(8番 川西 明徳君) いや……。 ○議長(藤原 充博君) それでもないです。 ○議員(8番 川西 明徳君) 私が言いたいのは、勝手にこの資料を執行部が直したじゃないかということを言っています。そういうことはあり得ないはずです。恐らくないと思いますが、その誤解を私に解いてください。こういうことです。 ○議長(藤原 充博君) ということだそうです。  荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  本日、朝、報告第5号につきまして、正誤表に合わせまして、差しかえをお願いをさせていただいたところでございまして、大変、まことに申しわけございませんでした。  議員御指摘の監査を受けたものを執行部として、勝手に訂正をするというふうなことはございません。これにつきましては、正誤表をごらんいただきましたように、明らかに誤りあったというものを提出をいただいて、当方で精査した結果、そのときに判明できなくて、後日、判明したものを会社のほうに御指摘をし、会社のほうで御確認をいただいて、会社のほうで直されたということでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 8番、川西議員。 ○議員(8番 川西 明徳君) 私が指摘したのは、事前にいただいた資料が、本日いただいた正誤表の訂正前の数字ではないですかいな。この確認をしたいんです。要するに、事前にいただいた資料が間違ってたかどうかを確認したかったんです。それできょう、本日、再配付されたかどうかを確認したいんです。そこんとこだけで結構でございます。それで私の誤解が解けます。 ○議長(藤原 充博君) 荒川農業振興課長。 ○農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、最初に配付をさせていただいたものが誤りでございまして、本日改めて、正しいものを提出をさせていただいたということでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 疑問は解けましたか。 ○議員(8番 川西 明徳君) まあ、いいです。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。はい。  ほかに質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようですので、続きまして、何号だったかいな、続きまして、報告第6号について質疑を行います。質疑はございますか。農業公社でございます。ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第7号について、質疑を行います。質疑はございますか。奥出雲椎茸ですね。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) この、奥出雲椎茸も次の舞茸もそうですが、ふるさと納税の返礼品には入っておりませんけども、シイタケもマイタケも。仁多米は非常に好評で、ふるさと納税のふえておりますけど、仁多米。これは、シイタケとかマイタケは、ふるさと納税の返礼品には、入れられないのは、製品的な問題、その特性上無理なのか、何か理由がありますでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  先ほど、内田議員さんが言われるように、やはり、商品的になかなかふるさと応援の商品には向かないということで、今、ある程度、仁多米のような商品券か、そういうもので、今商品開発を進めているところでございます。御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。  ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第8号について、質疑を行います。質疑はございますか。舞茸奥出雲でございます。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第9号について、質疑を行います。質疑はございますか。土地開発公社の関係です。ありませんか。そうですね、立場が変わって。ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、以上で報告第3号から第9号までを終わります。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 次に、今期定例会までに受理しました、請願・陳情はお手元に配付した、請願・陳情等文書表のとおりであります。会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託しますので、慎重なる御審議をお願いします。  なお、先ほど報告案件第3号でありました、指定管理者、あるいは、ターミナルの名称、斐乃上荘に関する検討会の委員会等の報告については、できるだけ早いうちに報告をお願いいたします。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議は全て終了いたしました。  本日は、これにて散会します。御苦労さまでした。             午後3時30分散会   ───────────────────────────────...