奥出雲町議会 2018-09-21
平成30年第3回定例会(第1日 9月21日)
平成30年第3回定例会(第1日 9月21日) 奥出雲町告示第117号
平成30年第3回
奥出雲町議会定例会を次のとおり招集する。
平成30年9月5日
奥出雲町長 勝 田 康 則
記
1.期 日 平成30年9月21日
2.場 所
奥出雲町議会議場
───────────────────────────────
〇開会日に応招した議員
田 食 道 弘君 糸 原 壽 之君
景 山 利 則君 土 屋 武 雄君
内 田 雅 人君 石 原 武 志君
藤 原 和 範君 川 西 明 徳君
内 田 勇君 内 田 精 彦君
藤 原 充 博君 村 尾 明 利君
大 垣 照 子君 岩 田 明 人君
───────────────────────────────
〇応招しなかった議員
な し
───────────────────────────────
以上で諸般の報告を終わります。
これより議事に入ります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(岩田 明人君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、6番、
石原武志議員、7番、
藤原和範議員の両名を指名をいたします。よろしくお願いいたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。
今期定例会の会期は、本日9月21日から10月の15日までの25日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から10月15日までの25日間とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3
町長所信表明
○議長(岩田 明人君) 日程第3、
町長所信表明について。
町長より所信表明について申し述べたい旨の申し出がありますので、これを許します。
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) 平成30年第3回定例会の開会に当たり、諸議案の説明に先立ちまして、町長2期目として今後の奥出雲町の
行財政運営に臨む私の基本的な考え方を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
先般施行されました
奥出雲町長選挙において、多くの町民の皆様の温かい御支持と御支援をいただき、再び4年間、奥出雲町政を担わせていただくこととなりました。この場をおかりして心から感謝を申し上げますとともに、改めてその責任の重大さを痛感しております。
私は、行政の継続性と安定性は極めて重要であると考えております。これまでの4年間の経験や今回の選挙中にいただいた声を大切にして、町民の皆様に安全で安心、そして健康と元気をお届けしたいと考えております。
しかしながら、全国の自治体が地方創生の
取り組みを進め、生き残りをかけて独自の行政運営を進めている中、決して慢心することなく、また初心を忘れることなく、今後4年間の
町政運営に全力を傾注してまいる所存でございます。
さて、私たちの住む奥出雲町は、神話の舞台、
たたら製鉄、そろばんや木工製品、全国に誇る
農林水産物、四季折々の景色など、全国に、そして世界に誇る魅力ある
地域資源が数多く存在しております。
これまでも、さまざまな施策を展開してまいりましたが、
人口減少や
少子高齢化の波が例外なく押し寄せています。今こそ町民の皆様と英知を結集し、活気あふれる子供から高齢者まで誰もが笑顔で暮らせる奥出雲町を築き上げることが自分に与えられた使命であると考えております。
私は、このたびの選挙におきまして、1つに、誰もが安心できる
まちづくり、2つに、奥出雲を愛する
人づくり、3つに、活力を生む
仕事づくり、4つに、未来が描ける
基盤づくりを訴えてまいりました。そのためには、町民の皆様と一体感を生むためのさまざまな場を持ち、厳しい状況もしっかりお伝えし、御理解をいただいた上で、これまでの経験を生かしながら積極果敢に
町政運営に邁進してまいる所存でございます。
初めに、7月5日から西日本を中心に断続的な豪雨により、多くの犠牲者が出るなど甚大な被害が発生しました。本町でも、6日夕刻から厳しい降雨となり、一部地区に避難勧告を発令し、避難を呼びかけたところです。幸いにも人的被害はございませんでしたが、床下浸水1件、一部損壊1件が発生したほか、道路などの
公共土木災害20件や
農林土木災害が47件が発生し、早期の復旧を図るため、また避難所における物資の確保のため、所要の経費について
専決処分をさせていただきました。
その後も台風が立て続けに日本列島を直撃し、9月6日未明には北海道を震源とする最大震度7を記録する地震が発生するなど、各地で甚大な被害が発生しました。豪雨、台風、地震などの災害によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興、復旧を町民の皆様と一緒に願いたいと存じます。
町といたしましても、引き続き町民の皆様の安心・安全確保に努め、災害に強い
まちづくりを行ってまいります。
それでは、2期目の町政に臨む私の基本的な考え方を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
本町では、平成27年10月に奥出雲町
人口ビジョン及び総合戦略を策定し、本年5年計画の4年目を迎え、基本理念の実現に向け、さまざまな事業を展開してまいりました。引き続き総合戦略の実現に向けて、町民誰もが活躍でき、住み続けたいと思えるまちとなるよう
環境整備を進めてまいります。
そのためには、特に若者や女性の積極的な参画が求められます。これまで実施していました
町政座談会を若者や女性が参加しやすく、町政の課題に対して参加者がともに議論し、解決策をまとめ上げていく
ワークショップ形式での
タウンミーティングに形を変えて開催する考えであります。
若者や女性も含めて、町民の一体感の醸成を図り、いただいた御意見を十分に施策に反映させ、将来にわたり持続可能な
まちづくりを行ってまいります。
次に、小さな
拠点づくりについてであります。
住民が住みなれた地域で安心して生活できるよう、住民みずからの活動として取り組む小さな
拠点づくりについては、今年度、三成、亀嵩、八川、鳥上の4地区からの申し出により、積極的な
取り組みを行っていただいております。このような
取り組みを行っていただけることは、小さな
拠点づくりに対する町民の皆様方の意識のあらわれであると考えております。
これまで各地区において
集落支援員の配置、組織の立ち上げ、役場職員や県職員も参画し、多くの住民参加による
ワークショップなどが活発に開催されております。
今後、地域課題や
地域資源の洗い出し、計画策定に向けて県とも連携を図りながら、地域の話し合いが進むよう取り組んでまいります。
次に、定住の促進についてであります。
昨年度、移住・定住などの
ワンストップサービスの拠点施設として、「奥出雲町まち・ひと・し
ごとセンター奥サポ」を開所し、多くの方に御利用いただいております。その効果もあり、県外からのU・
Iターン者が平成27年33人、平成28年52人、平成29年65人と着実に増加しております。引き続き、住まい、仕事、
人づくりのサポートなど、きめ細やかな相談支援や情報発信に努めてまいります。
一方で、
町内在住者の方が松江市、出雲市、雲南市など近隣の支部へ転出される傾向があることから、これまでも町営住宅の世帯用への改修や、本年度、
子育て世帯向け住宅用地の整備を実施しているところです。引き続き住居対策、雇用対策などを進め、若者や
子育て世代が住みやすい
環境整備に取り組んでまいります。
次に、結婚・
子育て支援についてであります。
未来を担う子供たちは、まちの宝であります。しかしながら、昨年度の町内の出生数は60名余りとなっているのが現状です。今後、より一層
経済的負担軽減やソフト、
ハード両面での支援を行い、町内外へ奥出雲町の魅力をPRし、
子育て世代を応援し、子供を産み育てたくなる施策を推し進めることが重要です。
負担軽減策については、国が進める幼児教育、
保育無料化とあわせ、保育料、医療費等について総合的な検討を進めてまいります。また、引き続き病児保育など、働きながら子育てがしやすい
環境づくりや、冬季、雨天時に子供たちが過ごすことができる場所の提供も検討してまいります。
出会い、結婚支援については、結婚・
子育て応援課を今年度から設置し、重点的に取り組んでおりますが、新たに企画した
町内若手社員奥出雲町まるごと
企業研修会へは91名の参加があり、また民間団体の皆様にも積極的な
イベント開催や
マッチング支援など、より強化して取り組んでいただいています。この
取り組みの成果があらわれるのはもう少し先になるかもしれませんが、引き続き町としても戦略的に積極的に応援してまいります。
次に、教育の魅力化についてであります。
私は、この奥出雲町を次世代に引き継いでいくためにも、奥出雲を愛する子供を育て、教育の魅力化に全力で取り組む考えであります。教育の魅力化に当たっては、今年度立ち上げた
教育魅力化協議会を中心に、幼・小・中・高の縦の連携、学校、家庭、地域の横の連携を深めるとともに、教育を取り巻く目まぐるしい変化の中、柔軟かつ将来を見据えた
教育ビジョンを持ち、
教育環境の整備充実に取り組んでまいります。
教育環境の整備に当たっては、まずは今夏の猛暑は奥出雲町も例外ではなく、小・中学校への
エアコン設置を計画的かつ早急に進めてまいります。
また、新たにガバメント・クラウド・ファンディングを活用した教育施策の充実に取り組むなど、未来を切り開く子供を育てることができる奥出雲町として、魅力的な教育を通じて地域の魅力を高めてまいります。
次に、
産業振興についてであります。
人口減少の波は、高齢化の進展以上に、将来にわたって
生産年齢人口が減少していくことに大きな課題があると考えます。これは町内の企業や商店、そして基幹産業である農林業など多くの産業において、
担い手不足、
後継者不足の深刻化につながっています。
私は、商工会、町内企業の皆様と情報交換の場を持ち、十分に連携を図りながら雇用の確保に取り組んでまいります。
そして、奥出雲町には、多くの魅力ある
地域資源があります。いま一度この
地域資源を見詰め直し、最大限活用した
産業振興に
取り組みます。
また、現在申請中である
日本農業遺産、
世界農業遺産への
取り組みを推し進め、農業や商工業者が連携して奥出雲町の特産品に付加価値をつけることで
ブランド化を進めてまいります。
日本農業遺産、
世界農業遺産への認定については、本年6月、関係機関へ提出した申請書類が1次審査を通過したことから、今月18日、
世界農業遺産等専門家会議委員の皆様による実地調査が行われたところでございます。来年1月に2次審査が行われ、2月に結果が発表される予定となっています。
次に、
観光振興についてであります。
先ほど申し上げましたように、奥出雲町には、
たたら製鉄、温泉、自然、景勝地など観光資源が豊富にあり、物づくりの原点、本物を求めて多くの観光客にお越しいただいております。しかしながら、本年7月の
西日本豪雨により
JR木次線が約1カ月間運休し、観光の目玉である
トロッコ列車の運行にも影響があったことから、観光産業に大きな打撃を及ぼしたところです。
これから秋の
紅葉シーズンを迎え、本格的な
観光シーズンとなりますが、観光協会などと連携し、山陽方面へのPR活動を行ってまいります。また、災害の影響を受けられた
地元事業者の皆様が行われるPR活動、販路開拓などを支援するための経費を今般の
補正予算に計上をさせていただきました。
なお、
JR木次線の
利用促進対策及び
トロッコ列車運行継続に対する支援について、ことしも7月19日、
県知事要望をいたしたところでございます。木次線については、過疎、高齢化により沿線の市町の人口も減少をいたしており、並行するように鉄道路線の利用者数も減少をいたしております。
このようなことから、今年度から
木次線利用促進協議会を新たに立ち上げ、新たな観光列車を活用した観光誘客の促進と沿線の魅力化など、
観光振興にも取り組む考えでございます。
次に、
ふるさと応援寄附についてであります。
移住や定住は、そのハードルの高さから、すぐには決断が難しいため、来訪者などの交流人口にあわせ、奥出雲町とのかかわりを持つ関係人口をふやす
取り組みを行ってまいります。
そこで住んでいなくても奥出雲町にかかわっていただける人、言いかえれば奥出雲町の応援団をふやしてまいります。
そのために、
ふるさと寄附金制度を活用し、奥出雲のPRを町内の事業者の皆様と一緒に行ってまいります。
ふるさと寄附金制度は、返礼品をめぐって転換期を迎えつつあります。この機会をプラスと捉え、一層の寄附者の増加を行ってまいります。
次に、
インフラ整備についてであります。
道路に代表されるインフラの整備は、町民の皆様の利便性を高め、快適な日常生活を送るために必要な生活基盤であるとともに、商工業の発展にも不可欠なものです。
また、転出者を抑制し、定住を促進し、移住者を受け入れるためには、道路の整備は重要な施策であると考えております。引き続き道路整備にすることにより、松江市、出雲市、雲南市などへの
通勤アクセスを改善し、時間的負担を軽減することにより、住みやすい
環境づくりを進めてまいります。
私は、このたびの選挙の結果からも、合併13年の歳月が流れ、町民の皆様の一体感が醸成しつつあるのを実感させていただきました。町民の皆様が何を望んでいるか、その望みをかなえるにはどうすればよいか、議会の皆様と一緒になって考え、工夫し、町民の皆様の生活の質の向上に向けて、議会と行政がまさに車の両輪のごとく一緒に知恵を出し合っていきたいと考えております。
次に、奥出雲町の財政運営に当たっての私の基本的な考え方についてお話しいたします。
前回の就任以来、健全な財政運営に努めてまいりました。その結果、実質公債比率は徐々に改善されており、財政の弾力性をあらわす指標である経常収支比率は、毎年県内でも上位に入る状況であります。
しかしながら、まちの収入の4割を占める普通交付税が一本算定に向け、暫時縮減されております。
特例がなくなる平成32年度には、さらに今年度と比べて3億から4億円程度減ると見込んでおり、縮減された普通交付税の穴を埋めるため、基金を取り崩したことにより将来負担比率は上昇する傾向にあります。
このように厳しい財政状況ではありますが、町民の皆様、特に若者、女性、高齢者が健康で安心して暮らすことができるよう、医療、福祉の充実など
環境整備を引き続き進めてまいる考えであります。同時に、中期的な財政見通しを踏まえ、引き続き繰り上げ償還を行うとともに、基金残高の確保に努め、財政健全化を着実に推進してまいります。
本町の財政状況は決して余裕がある状況であるとは考えておりませんが、発想の転換を促しながら課題解決に取り組んでまいります。
持続可能な
まちづくりのためには、スクラップ・アンド・ビルドにより必要な施設を絞り込み、効率的かつコンパクトな運営を行っていかなければなりません。
いずれの施策につきましても、議会の皆様との協働が重要なポイントとなってまいります。
また、限られた財源の中で、町民の皆様からさまざまな要望にお応えしながら、財政の健全化も進めるということは、私一人の力ではなし得ないことであります。どうか町民の皆様お一人一人のお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。
本定例会に平成29年度決算認定について議案を提出しており、詳しくは後ほど担当課長に説明させますが、決算により1億4,000万余の繰越金が今年度の財源として確保できました。
また、今年度の普通交付税額と交付税の代替措置である臨時財政対策債の発行可能額が決まり、これの合計額は当初予算との対比で2億5,000万円余の増額となりました。
この結果、合計3億9,000万円余の財源が確保できましたので、今後の財政健全化に資するため、繰り上げ償還の財源として活用することとし、
補正予算に計上したところであります。
また、平成29年決算に基づく
健全化判断比率については、普通会計ベースで実質公債比率は14.3%と対前年度0.1%の減となりました。また、将来負担比率は177.6%、対前年度7.9%増となったところですが、積極的な投資事業を展開する中でも、いずれの数値も早期財政健全化基準を下回りました。
そのほか経常収支比率も、公共施設の老朽化等に伴う維持補修費の増加、各種団体に対する補助金、負担金など補助費増加などがありましたが、人件費の抑制や繰り上げ償還の効果による公債費の減少などにより、86.2%と対前年比で2.3%を改善しました。
引き続き健全で持続可能な財政運営に努めてまいります。
さて、2020年の東京オリンピックが日に日に近づき、ホッケー競技など本町に関係する明るいニュースがありました。先般、ジャカルタで開催されておりましたアジア大会においては、男女の日本代表ホッケーチームがともに金メダルを獲得し、横田高校出身の選手も活躍されました。
また、8月に本町で開催された全日本中学生ホッケー選手権大会では、横田中学校男子ホッケー部が優勝されたのを初め、陸上、ソフトテニス、フットサル、バレーボール、剣道、相撲、自転車など、さまざまなスポーツにおいて、また写真、絵画、デザイン、吹奏楽など文化活動においても、町内の皆様の活躍が伝わってきております。
このように町民の皆様が町内外で御活躍いただいていることは、奥出雲町の元気の源であり、引き続き町民の皆様が笑顔で暮らし続けていただけるよう、私自身も精いっぱい応援していく考えであります。
次に、今回提出いたしました
一般会計補正予算案などの概要について御説明申し上げます。
今回の
補正予算案の内容は、地方債の繰り上げ償還の経費4億1,800万、災害復旧事業費2億5,400万円のほか、
ふるさと応援寄附関連経費1億2,300万などにより、歳出総額8億4,700万円を追加しております。この結果、補正後の一般会計の予算は143億7,600万円となり、前年度同期比95.1%となりました。
このほか、条例の一部改正などの条例案5件、予算案11件、一般事件案6件を提出しております。
これらの提出議案の詳細については、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げまして、私の町長としての所信表明並びに提案理由の説明を終わります。
○議長(岩田 明人君) 以上で町長の所信表明を終わります。
これより議事に入ります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 議案第64号 から 日程第8 議案第68号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第4、議案第64号、奥出雲町
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第5、議案第65号、奥出雲町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第6、議案第66号、奥出雲町
産業振興協議会設置条例の一部を改正する
条例制定について、日程第7、議案第67号、奥出雲町
農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第8、議案第68号、奥出雲町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、以上の5議案につきまして、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
それでは、提案理由の説明を求めます。
初めに、石原税務課長。
〔税務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第64号 奥出雲町
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、末森
福祉事務所長。
〔
福祉事務所長説明〕
───────────────────────────────
議案第65号 奥出雲町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、荒川
農業振興課長。
〔
農業振興課長説明〕
───────────────────────────────
議案第66号 奥出雲町
産業振興協議会設置条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、堀谷
教育魅力課長。
〔
教育魅力課長説明〕
───────────────────────────────
議案第67号 奥出雲町
農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、永瀬結婚・
子育て応援課長。
〔結婚・
子育て応援課長説明〕
───────────────────────────────
議案第68号 奥出雲町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより、ただいまの5議案に対する質疑を行います。
初めに、議案第64号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第65号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第66号について質疑を行います。質疑はございますか。
1番、田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 1番、田食道弘です。
産業振興協議会でございますけども、この実態、どういった形でこの振興協議会がやられてるのか。具体的にといいますか、例えば年に何回開催されているとか、どういったことを協議されているのか、説明をお願いしたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 荒川課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
先ほど御説明いたしましたですけども、第4条の組織の中に、現在は11項目の委員の方に出ていただいておりまして、19名委員さんはいらっしゃいます。
総会につきましては、年1回現在のところはさせていただいておりまして、各生産者団体等の町からの助成金の配分、そしてまた基本的な生産調整の変更とか、そういった大きなものがある場合には、そういったものの御検討をお願いをするものでございまして、今後、若い方、女性の方の御意見もそういう中に入れさせていただければと思っておるものでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 1番、田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 農業再生協議会がございますけども、その再生協議会のほうに女性の代表あるいは若者の代表を加えていただいたらということを過去の一般質問の中で要望したことがございますが、そのこととは組織が違うわけですけども、そういったことから、今回この振興協議会についても同様に女性なり若者代表あるいは認定農業者の委員を加えられるということでよろしいでしょうか、確認です。
○議長(岩田 明人君) 荒川
農業振興課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
奥出雲町の地域農業再生協議会につきましては、本年7月24日に総会を開催させていただきまして、その際、規約の改正を行いまして、若者組織の代表の方、女性組織の代表の方を入れさせていただいたところでございますけども、この
産業振興協議会の中におきましても、特に商工会さんとの関係、6次産業化、今後そういったお米だけではない多業化、そういったものも若い方、女性の方の活躍が必要となりますので、そういった意味で、あわせてこの条例も改正をさせていただきたいと思っておるところでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
9番、内田勇議員。
○議員(9番 内田 勇君) 今19名の委員さんがいらっしゃるということですが、新しく加える委員さん、結局何人ぐらいになるのか、お尋ねしたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 荒川課長。
○
農業振興課長(荒川 佳史君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
今回改正をさせていただく際に、11号で認定農業者の連絡組織ということで、そこから1名の方をお願いできればと思っております。そして、できましたら若者組織、女性組織の方のほうから若干名となっておりますけども、各1名、合計3名の方、21名という形にさせていただければと思っておるところでございます。以上でございます。
先ほどの答弁で21名と申しましたけども、足し算をしますと22名になります。大変申しわけございません。お断りをして、訂正をさせていただければと思っております。
○議長(岩田 明人君) 9番、内田勇議員、いいですか。
ほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第67号について質疑を行います。質疑はございますか。
13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 今度新しく使用料ですね、営利目的の場合、物品販売、それから町長が必要と認めた行為ということでございますが、3倍にしたということは、横田コミセンの現状とあわせるということなんでしょうね。先ほどそういう説明だったかと思います。それで、7条2のところですね、最後に、前2号のほか町長が必要と認めた行為ということになっておりますが、具体的にはどのようなことを考えられてるのか、お答えください。
○議長(岩田 明人君) 堀谷
教育魅力課長。
○
教育魅力課長(堀谷 智樹君) それでは、先ほどの第7条第2項に加える第3号、前2号のほか町長が認めた行為ということで、どういうことかということでございます。
現在のところ、これについての具体的な想定をしておりませんので、1号、2号に具体的な事例を掲げまして、第3号では、それに該当しないものについて個々個別にそれについて判断をしていくというふうなことで、広く第2号のほか町長が認めた行為というふうに規定をしております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
6番、
石原武志議員。
○議員(6番 石原 武志君) 質問をいたします。
料金改正ということでございますが、販売等の使用時においては3倍ということでございます。ちょっと高過ぎるんじゃないかと思うんですが、というのは、通常販売等に使用する場合は、長時間、場合によっては数日ということも考えられるというふうに思います。そうすると、使用範囲を広げるといったようなことを考えると、もう少し、せいぜい1.5倍とか、現状の横田を含めて改正をしていただくというようなことは、この改正の中のもともとの発想の中にあったかどうかお伺いしたいと思いますし、当然言いましたように引き下げをしていただくほうがいいんではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 堀谷
教育魅力課長。
○
教育魅力課長(堀谷 智樹君) 先ほどの料金が一般使用に対して3倍というのは、ちょっと高いのではという御質問についてお答えをしたいと思います。
かねて町内の諸施設の料金、使用条件の統一化ということも踏まえまして、現行の横田コミュニティセンターの営利使用に統一をさせていただいたというのが1点でございます。
それから、料金につきまして検討を進めている中で、町内の類似施設につきまして一定の聞き取りなどをいたしまして調べましたところ、おおよそ1時間が1,000円ぐらいが妥当な料金というふうなことで、皆様方そういうふうな御提示になっておるということでございますので、今回の3倍というのは妥当な料金だというふうに考えております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) いいですか。
6番、
石原武志議員。
○議員(6番 石原 武志君) 妥当な料金ということでございます。せっかくの機会でございますので、大いに使用して、大いに産業が隆盛するように、ちょっとちょうどいい機会ですので、御検討いただきたいというふうに思います。終わります。
○議長(岩田 明人君) 堀谷課長。
○
教育魅力課長(堀谷 智樹君) 失礼します。先ほど大変示唆に富んだ御指摘を頂戴いたしまして、ありがとうございます。この施設そのものが先ほど申し上げましたように、施設の事業目的として農林業振興に必要な研修、実習、指導など、こういったことを主たる事業目的としておりますので、そのように御理解を頂戴できればと思っております。御指摘につきましては今後参考にさせていただきまして、施策の推進のほうに取り入れてまいりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第68号について質疑を行います。質疑はございますか。
13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 先ほどの説明の中で、現在、本町では、このような家庭的保育事業者はないということでございましたけれども、今後に至っての需要的なことがあるのかどうか。多分保育所、幼児園も子供の数が少なくて休園してるところもあるぐらいですから、余りないかなと思いますが、もし万が一こういう状況が発生した場合には、この家庭的保育事業者というのは、保育の関係の有資格を持ってらっしゃる方がなさるのか、そういう方にお願いするのかどうか、お聞きしたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 永瀬結婚・
子育て応援課長。
○結婚・
子育て応援課長(永瀬 克己君) ただいまの質問にお答えをさせていただきます。
議員の御指摘のとおり、現在のところこの家庭的保育をやられるという事業所は、見込みとしてはないのではないかなと思っております。この事業につきましては、主に都会部のところで待機児童が多いというところで、ゼロ歳から2歳を対象として、その解消に向けての施策として想定されてた部分が大きいかなというふうに思っております。
家庭的事業につきましては、小規模保育事業、それから家庭的保育事業、また事業所等で保育所を持たれる事業所保育事業、それからマンション等の居宅を利用しての事業ということで、主にゼロ歳から2歳、それからその事業規模によって保育要件等も決まっておりまして、認可等を受けてやる事業となっております。従事される方につきましては、当然保育士の資格等がある方ということになっておりますので、そのような事業ということでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第64号から議案第68号の5議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号から第66号につきましては総務経済常任委員会へ、議案第65号、第67号、第68号につきましては教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。
ここで休憩をいたします。11時15分から開会をいたします。休憩。
午前11時00分休憩
───────────────────────────────
午前11時17分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第9 承認第12号
○議長(岩田 明人君) 日程第9、承認第12号、
専決処分の承認を求めることについて(平成30年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
承認第12号
専決処分の承認を求めることについて(平成30年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号))
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより承認第12号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) 農業用ため池の緊急調査費が上がっております。何カ所調査されたかということと、現在使用されているため池はどれぐらいで、使用されていないため池はどれぐらいか、わかればよろしくお願いします。
○議長(岩田 明人君) 秋田
農林土木課長。
○
農林土木課長(秋田 和浩君) 先ほどいただきました農業用ため池緊急調査の内容につきましてお答えをいたします。
調査の対象となりましたのは、町内の全ため池398カ所のうち下流に人家等の保全対象があるため池の289カ所でございます。これにつきましては、全て使用されておるものでございます。以上です。
○議長(岩田 明人君) いいですか。
11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) わかりました。ありがとうございました。
じゃあ、ああやって西日本の台風で非常に災害があったんですが、そのときに砂防ダムの決壊等もかなりありました。奥出雲町については、その砂防ダムの調査等は今後されますか、今現在してるか、その辺はどうでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 舟木建設課長。
○建設課長(舟木 長君) 先ほどの御質問にお答えいたします。
砂防ダムにつきましては、県の土木事業所のほうが管理しております。年1回定期的な職員による監視活動、それから住民とのそういった危険性とか、そういったことのお話し合いをされている状況でございまして、その砂防ダムの状況については把握はされているというふうに認識しております。以上です。
○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) では、県が把握してるから、町は知らないというふうな考えですか。それはそうではないと思いますけども、やっぱり町も少しはその辺のところをハザードマップに照らし合わせて、どういうふうな状況かは確認したり検証しておいたほうがいいと思うんですよ。というのは、ほうぼうの砂防ダムに行きますと、木とか木材とか土砂とか泥とか、そういうのが非常に堆積して危ない状況のところがかなりあります。その辺もやはりハザードマップに照らし合わせての内容だけは把握されておいてもいいんじゃないかと思います。せっかく緊急調査なんかもされてるなら、そういうことも踏まえて認識をしておいてほしいというふうに思います。
それと、今回豪雨による災害復旧費が上がってます、5,150万。これは全部が測量設計監理委託料ということで、実質の工事というか、災害の本当の工事費ですね、その辺は出てないわけですか。それはどのぐらいになるような感じですか。
○議長(岩田 明人君) 江角
企画財政課長。
○
企画財政課長(江角 啓君) 質問にお答えをいたします。
この後、
一般会計補正予算の第3号を上程をさせていただきますけれども、災害復旧費で約2億5,300万円を予定しております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 消防費の中で災害対策費として消耗品費、土のう袋、毛布ほか48万1,000円ほど計上されておりますけれども、こういった大災害が発生したときに、今回そんなになかったと思うんですけど、本町では。避難される方が多くなる場合、この毛布とか、そういった物資の確保というのはどの程度、何人分ぐらい現在のところで確保されてるのか、お聞きいたします。
それと、農業用施設と今の農地災害復旧費ですけれども、これ両方とも設計監理委託料として1,500万余り、同じ金額が1,550万ずつ載っておりますけれども、これ設計委託料の場所が両方25カ所になっておりますけれども、同じところなのでしょうか、お聞きします。
○議長(岩田 明人君) 秋田
農林土木課長。
○
農林土木課長(秋田 和浩君) 農地災害と農業用施設災害の箇所、たまたま25カ所ということで同じ数字でございますが、箇所については別々でございます。資料につきましては、また後ほど配付をさせていただければと思います。よろしくお願いをいたします。
○議長(岩田 明人君) 藤原総務課長。
○総務課長(藤原 努君) 先ほどの御質問の中で、防災の備蓄品の配備状況ということで御質問をいただきました。
毛布につきましては100枚、それから防水シートについても100枚というような状況でございます。あと、そのほか非常食でありますとか、もろもろ準備をいたしております。今回、専決補正で計上させていただきましたものは、7月の豪雨に伴いまして使ったもの、毛布等も袋から出して使って、またクリーニングをして再利用をいたしますけれども、使った分だけまた新しいものを補充するということで、使ったものの補充分ということでの予算計上をいたしております。
なお、今回の避難所の運営等も検証いたしまして、各地区の公民館にも配備を進めるということで、それにつきましては、また今回通常に補正で要求を別途させていただいておりますので、また御審議をいただければと思います。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 1番、田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) この
補正予算の概要のほうですけども、ここに詳しく出ておりますが、総務費の一般管理費で被災地見舞金ということで、庄原市への災害見舞金30万円と出ております。庄原市のほうも大変な被害であったということは当然聞いておるところで、お見舞い申し上げるところでございますけども、何か奥出雲町とのかかわりとか一定の規定に基づいてとか、このものが支出をされておるものなのか、内容について確認をさせていただきたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 藤原総務課長。
○総務課長(藤原 努君) ただいま御質問のありました広島県庄原市への災害見舞金の経緯について御説明を申し上げます。
広島を中心といたしまして、岡山、山陽方面ですね、いろんなところで甚大な被害が出たという状況でございます。この庄原市に見舞金を送った経緯といたしましては、近隣の市町村というところで、町長のほうからも直接市長のほうにお見舞いの電話をされたというような経過もございますし、そうした中で、土木系の職員の人的派遣を要請を受けたということがございます。災害復旧のための人的な要請を受けて、内部でも検討いたしましたし、各課長を通じて職員の出れる人材の募集もいたしました。
しかしながら、本町におきましても、先ほど申し上げましたような被害が甚大というレベルではないかもしれませんが、復旧費で2億幾らかかるような被害も出てると。とても今、本町から人的応援をするという状況ではないということで、残念ながら庄原市からの人的派遣の要請をお断りをしたという経過がございます。人的な要請に対してのお応えができないと、そういう部分で財政的な支援を、わずかではあるかもしれませんけれども、させていただくということで専決をさせていただき、先般、勝田町長が庄原市のほうにお邪魔をして市長のほうに見舞金のほうをお渡しをさせていただいたという経過でございます。以上です。
○議長(岩田 明人君) ほかありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより承認第12号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、承認第12号については、討論を終わります。
これより採決を行います。
認定第9、承認第12号、
専決処分の承認を求めることについて(平成30年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号))を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第69号 から 日程第20 議案第79号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第10、議案第69号、平成30年度奥出雲町
一般会計補正予算(第3号)提出について、日程第11、議案第70号、平成30年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第12、議案第71号、平成30年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第72号、平成30年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第14、議案第73号、平成30年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第15、議案第74号、平成30年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第16、議案第75号、平成30年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第17、議案第76号、平成30年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第18、議案第77号、平成30年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第19、議案第78号、平成30年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第20、議案第79号、平成30年度奥出雲町
水道事業会計補正予算(第2号)提出について、以上の11議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
最初にお断りをいたしますが、議案第69号から議案第79号につきましては予算
特別委員会付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議案各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については予算
特別委員会において説明と質疑を願います。
それでは、提案理由の説明を求めます。
初めに、江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第69号 平成30年度奥出雲町
一般会計補正予算(第3号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、杠
健康福祉課長、議案第70号、71号、72号についての説明を求めます。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第70号 平成30年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算
(第2号)提出について
議案第71号 平成30年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第72号 平成30年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第73号、74号、75号について、千原水道課長。
〔水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第73号 平成30年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第74号 平成30年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第75号 平成30年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、議案第76号について、荒川
農業振興課長。
〔
農業振興課長説明〕
───────────────────────────────
議案第76号 平成30年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第77号について、秋田
農林土木課長。
〔
農林土木課長説明〕
───────────────────────────────
議案第77号 平成30年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第78号について、森長
病院事務長。
〔
病院事務長説明〕
───────────────────────────────
議案第78号 平成30年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第79号について、千原水道課長。
〔水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第79号 平成30年度奥出雲町
水道事業会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
ここで休憩をいたします。再開は13時30分から再開をいたします。休憩。
午後0時22分休憩
───────────────────────────────
午後1時30分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたしたいと思います。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
それでは、提案の説明が終わりましたので、これより質疑を行いたいと思います。
初めに、議案第69号について質疑を行います。質疑はございますでしょうか。
13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 一般会計ですね。済みません、ちょっと2点ほどお聞きします。
17ページの衛生費の健康増進費のところで熱中症施設開放で施設使用料が4万2,000円ということで計上されておりますが、どの施設を使用したのかということと、利用者の数、利用者の状況はどうだったのかということをお聞きします。
それともう一点ですけど、次のページのじんかい処理費の中のクリーンセンターと可燃物処理センターの修繕費が700万円弱出ておりますけれども、この内容についてもちょっとお聞かせください。
○議長(岩田 明人君) 杠
健康福祉課長。
○
健康福祉課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。
予算書17ページの健康増進事業費の使用料4万2,000円でございますが、これにつきましては広報もしておりましたけども、熱中症対策ということで各公民館、コミセン等の施設を開放して、そこで過ごしていただくというような内容でございましたけども、今回ここに計上しております予算につきましては、どこの施設ということではございません。枠として全体の全ての施設部分を計上をさせていただいたものでございます。
ちなみに、利用状況でございますが、ちょっと今手元に詳しい利用者数等の数字を持ち合わせておりませんので、おおむね利用された方は亀嵩の公民館があったと思います。それと阿井の施設ですね。ちょっとまた詳しい資料は予算委員会のときに提示をさせていただきたいと思いますので、御容赦いただきたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 若月町民課長。
○町民課長(若月 勝久君) 御質問にお答えいたします。
予算書18ページ、一番上のところですけども、じんかい処理費、修繕料ということで698万8,000円計上させていただいております。この修繕につきましては、当初予算で可燃センター、それからクリーンセンター合わせまして1,000万円の修繕費を計上させていただいております。これまで9月までのところで実施しました修繕、それから10月以降予定している修繕等を積み上げまして、不足と思われます700万弱を今回補正で計上させていただいたところでございます。
それぞれの修繕内容の詳細につきましては、また予算
特別委員会のほうでお示しさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第70号について質疑を行います。質疑はございますか。
13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 歳入のところで、5ページですけれども、一般被保険者国民健康保険税というものが本算定によるということで1,437万円減額になっておりますけれども、これについては、この原因が加入者が減ったのか。算定によるということがありますので、所得等の減があって減収になってるのか、それとも滞納分があったり何かしてこうなってるのか、ちょっとその内訳を聞かせてください。
それともう一つは……。
○議員(11番 藤原 充博君) 農長、これは予算委員会に付託されたんですから、数字の細かいどうじゃこうじゃと言うよりも、事業全体に対しての質問ならともかく、あとは予算委員会に。
○議員(13番 大垣 照子君) 済みません、ちょっと今、私、発言の時間をいただいてますが、私はなかなかちょっと質問できないということもありまして、ちょっと聞いておきたいのは、もう一点が基金積み立てのところですけれども、この前、国保税のことに関して、いろいろございました。これが今後、補正後を見てみますと、基金積み立てが3億3,455万4,000円ということになっておりますが、これについての今後の見通しを聞かせていただけたらと思います。
○議長(岩田 明人君) 杠
健康福祉課長。
○
健康福祉課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。
まず、予算書5ページの国民健康保険税の減でございますが、これは提案理由の際にも御説明を申し上げましたけども、4月の本算定におきまして税率、税額のほうを引き下げをしておりますので、その改定に基づいて賦課をして、計算した調定額にあわせ今回補正を行ったものでございます。
それと、次の6ページの基金の今後の状況ということでございますが、これも6月定例議会の本算定の際に御説明をさせていただきました。3カ年をかけて約1億程度、1年当たり3,500万程度の取り崩しをして保険税の軽減を図るということにのっとった繰り入れ、基金の取り崩しでございます。
それと、繰越金のほうで今年度の決算剰余金を計上しておりますけども、これにつきましても、6月定例会の際に御説明をさせていただきましたとおり、一時的に取り崩すものは取り崩す、積み立てるものは積み立てるという考え方のもとに、一時的に今年度数百万基金の残高がふえる方向ではありますけども、今後、来年度、再来年度も含めて、先ほど申し上げました3カ年で1億円というようなところで暫時基金の残高は減っていくというような見通しを持っております。以上でございます。(「議長、休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(岩田 明人君) 何ですか。(「いや、議会運営委員会を開催してほしいです」と呼ぶ者あり)ちょっとそれはどういう理由かいね。(「今の進め方です、議会の」と呼ぶ者あり)
ちょっと休憩します。
午後1時39分休憩
───────────────────────────────
午後1時59分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいま
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
最初に、藤原委員のほうから申し入れがあったところでございますが、このことにつきまして若干のお話を申し上げたいと思います。
69号から議案第79号につきましては、予算
特別委員会へ付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については予算
特別委員会において説明、質疑を願いますということの決まりということでございまして、その後は議長がある程度判断するという流れでございまして、先ほどのお話からいきますと若干のその辺の食い違いがあるという状況でございますので、ひとつ御承知のほどをお願いしたいと思います。よろしくひとつお願いしたいと思います。よろしゅうございますかいね。(「はい」と呼ぶ者あり)
それでは、次に、議案第70号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第71号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第72号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第73号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第74号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第75号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第76号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第77号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第78号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第79号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第69号から議案第79号までの11議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算
特別委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号から議案第79号までの11議案につきましては、予算
特別委員会へ付託することに決しました。
なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算
特別委員会小委員会において分割審査をお願いをいたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第80号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第21、議案第80号、財産の取得について(
基幹系システム用パソコン)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石原税務課長。
〔税務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第80号 財産の取得について(
基幹系システム用パソコン)
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより議案第80号に対する質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
5番、内田雅人議員。
○議員(5番 内田 雅人君) 5番。ちょっとお聞きしますが、5年経過によって新たに財産を、このパソコンを取得するということです。セキュリティーの面とかで、そんなにやはりパソコンは長らく使えないというのはよくわかりますけども、ほかの自治体がどうかわかりませんが、やはりこういう形で取得するほうがいいのか、リースとか、いろいろやり方があると思うんですが。やはりこの取得という形が最善なのかということをお聞きしたいと思います。
それと、今まで使ってたパソコンはどういうふうに処分をされるのか。中古として販売とか、そういう形にされるのかどうか、お聞きします。
○議長(岩田 明人君) 石原税務課長。
○税務課長(石原 啓子君) 御質問にお答えいたします。
まず、今回パソコン65台を買い取りにいたしておりますけれども、OSが今ウィンドウズ7でございまして、間もなく保守、メンテナンスのほうも7が終了するというお話も伺っておりますので、このたび5年経過ということで更新をいたします。リースのほうも見積もりをとって検討はいたしましたけれども、今回は買い取りのほうが有利という判断をいたしまして、買い取りにいたしております。今後も5年ごとに中期財政計画のほうでは更新の計画をしておりますけれども、今後買い取りになるのかリースにしていくのかは、そのときの情勢を見て検討をしたいと思っております。
また、廃棄についてでございますけれども、これはケイズ、会社のほうで引き取りをしていただくということを考えており、中古のほうを販売する等の、特に基幹系でございまして、個人情報をたくさん使っております関係上、やはり販売ということは今のところ考えておりません。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) ちょっと確認したいんですが、先ほど入札率は49.1%とおっしゃいましたでしょうか。ちょっと49.1%というと大体半分ぐらいの感じになるので、ここらあたりの、低ければいいですけれども、余り低くてもどうかなという思いもありますが、そこら辺の考え方についてお聞かせください。
○議長(岩田 明人君) 石原税務課長。
○税務課長(石原 啓子君) 御質問にお答えいたします。
落札率が低いが、どうだったのかという御質問でございますけれども、確かに49.1%と半分という形になっておりまして、一応県内に本店、支店、営業所のある取扱業者から3社の単価見積もりをとって設計を出しておりますが、設計は単価見積もりで積算しており、台数が65台と多かったということ、またまとまった数であったことや、あとは企業努力をされたという推測をするしかないと考えております。
ただ、設計について適正であったと考えておりますけれども、かなり予想外に競争入札によって価格が下がっているということで驚いておるところでございます。また、性能等については、メーカー指定を特にしておりませんけれども、規定の仕様を全て満たしており、問題はないと考えております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) それでは、ないようでございますので、質疑を終わります。
これより議案第80号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第80号について討論を終わります。
これより採決をいたします。
認定第21、議案第80号、財産の取得について(
基幹系システム用パソコン)を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 承認第13号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第22、承認第13号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員選任の承認を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石原税務課長。
〔税務課長説明〕
───────────────────────────────
承認第13号 奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員選任の承認を求めることについて
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより承認第13号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより承認第13号について討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、承認第13号については討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第22、承認第13号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員選任の承認を求めることについてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 報告第12号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第23、報告第12号、
専決処分の報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく報告)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
舟木建設課長。
〔建設課長説明〕
───────────────────────────────
報告第12号
専決処分の報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく報告)
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより報告第12号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
8番、川西明徳議員。
○議員(8番 川西 明徳君) ちょっと事故の概要の中で少し具体的に知りたいと思います。
町道の側溝というのは道路の横で、隣は駐車場も道路もないという場面を想定してよろしかったでしょうか。私はそういうふうにとりました。グレ-チングというのは、ふたのことでしょう。公道でございますか。その辺がどういう状況だったのか、具体的に事故のもう少し詳細。公道でなかったとしたら、何で賠償をされるのか。そのあたりの交通法との絡みも含めまして、ちょっとわかるように説明いただきたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 舟木建設課長。
○建設課長(舟木 長君) 先ほどの御質問にお答えします。
詳細の状況というふうな状況でございます。側溝については、道路の附属した構造物でございます。ですので、道路の外側にある側溝、その上にかかってるグレ-チングについては、ふたがかりがちょっとグレ-チングと申しまして、鋼製のふたでございますけども、ふたタイプというふうなことで、簡単にちょっと外せるような形でございます。それが車両については、その脇の駐車場の中に鬼の舌震の町営の便所がございまして、そこから出る際に、その側溝を縦方向に若干走ったというふうなことで、グレ-チングがはね上がったというふうなことでございます。
警察等の現場検証もしておりますので、この側溝については道路構造物というふうなことで、互いに5割の過失というふうなことになったわけでございます。以上です。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
13番、大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 今、大体説明をいただいてわかりましたけれども、グレ-チングの設置に不備があったということだと思いますが、こういう場所がいろいろいわゆる道路に付随して構造物としてついてるところはたくさんあると思いますけれども、これらについてはどのような設置方法をなさっているのか。外れないような設置方法になっているのか、それともぽんと乗せただけのことになってるのか。もしそういう状況であれば、これからもこんな問題が発生する可能性があると思いますけれども、そこらのほうはどのような設置の仕方になっていますでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 舟木建設課長。
○建設課長(舟木 長君) 先ほどの質問にお答えいたします。
町内に側溝等たくさんございます。ふたについては、コンクリートぶたと、それからグレ-チングのふたというふうなことですけども、今回の場合はふたですね、側溝にふたがかりがなくて、そのままかかってるというふうな状況ですので、こういった側溝については他には余りございませんけども、全体を固定する方法とか、これからは現地のほうは対応したいというふうに思っておりますけども、今回ここのグレ-チングのはね上がった箇所については、そういった緊急的な対応もとっております。全体の当然道路パトロールに関することでございますので、これからさらに道路パトロールの徹底をして、適切な道路の維持管理に努めたいというふうに思っております。御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(岩田 明人君) 質疑を終わります。
以上で報告第12号を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第24 発委第1号
○議長(岩田 明人君) 日程第24、発委第1号、
特別委員会の設置についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
9番、内田勇議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(内田 勇君) 発委について申し上げます。
───────────────────────────────
発委第1号
特別委員会の設置について
奥出雲町議会委員会条例第5条の規定により、次のとおり
特別委員会を設置する。
記
1 名称 決算
特別委員会
2 目的 平成29年度奥出雲町各会計歳入歳出決算に関する審査
3 委員の定数 12名以内
平成30年9月21日提出
提出者 奥出雲町議会議会運営委員会
委員長 内 田 勇
───────────────────────────────
提案理由でございます。平成29年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、
特別委員会において審査を実施するためでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 以上で要旨の説明を終わります。
これより発委第1号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、発委第1号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第24、発委第1号、
特別委員会の設置についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
お諮りをいたします。ただいま設置されました決算特別……。
○議員(11番 藤原 充博君) 委員会の再度の開催を要求します。委員会を再度……。
○議長(岩田 明人君) していただきたいと。理由は何ですかいな。
○議員(11番 藤原 充博君) 多分委員長、副委員長の人事のことだと思いますけども、それに関してです。
○議長(岩田 明人君) それでは、今、動議ということでございましたので、皆さん方の協議で賛否をとったほうがいいかな。起きるか起きないか。詳細はわからない。(発言する者あり)
○議員(11番 藤原 充博君) 決算
特別委員会の人事に関することです。
○議長(岩田 明人君) だから、それを協議するかしないかという、委員会でやるかやらないかということ。
ちょっとここで休憩をいたします。
午後2時31分休憩
───────────────────────────────
午後2時52分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
先ほど動議ということで質問がございましたんですが、この動議に対して賛成の方いらっしゃるでしょうか。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 3人ですね。2人ありますと、それでよろしゅうございますので、ここでまた休憩をさせていただきます。
午後2時53分休憩
───────────────────────────────
午後3時07分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
お諮りをいたします。ただいま設置されました決算
特別委員会の委員につきましては、奥出雲町議会委員会条例第7条の規定により、議長が指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、委員は、議長において指名することに決しました。
お諮りをいたします。決算
特別委員会の委員に、議長と議会選出監査委員の川西明徳議員を除く、1番、田食道弘議員から13番、大垣照子議員までの12名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました議員を決算
特別委員会委員に選任することに決しました。
ただいまから決算
特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行います。
しばらく休憩といたします。
午後3時09分休憩
───────────────────────────────
午後3時09分再開
○議長(岩田 明人君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
先ほど決算
特別委員会が開催され、正副委員長が決定になりましたので、報告をいたします。
決算
特別委員会委員長に13番、大垣照子議員、副委員長に10番、内田精彦議員がそれぞれ決定になりました。
以上で報告を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第25 認定第1号 及び 日程第26 報告第13号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第25、認定第1号、平成29年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、日程第26、報告第13号、平成29年度決算に基づく奥出雲町
健全化判断比率並びに
資金不足比率について、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本決算認定議案につきましては、決算
特別委員会の審査付託を予定しておりますので、提案説明と質疑は、いずれも総括的なものにとどめられ、簡素にお願いをいたします。
それでは、提案理由の説明を求めます。
江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
認定第 1号 平成29年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について
報告第13号 平成29年度決算に基づく奥出雲町
健全化判断比率並びに
資金不足比率について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、森長
病院事務長。
〔認定第1号
病院事務長説明〕
○議長(岩田 明人君) 続きまして、千原水道課長。
〔認定第1号 水道課長説明〕
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
認定第1号、平成29年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定につきまして、去る8月の1日から8月の30日まで、監査委員において決算審査が執行されました。また、報告第13号についても審査が行われました。
この審査に係る審査意見書がそれぞれ提出議案に添付されております。
本日、谷尻
代表監査委員に出席を願っておりますので、監査状況について報告をお願いをいたします。
谷尻
代表監査委員。
○
代表監査委員(谷尻 一徳君) 失礼いたします。それでは、平成29年度奥出雲町一般会計各特別会計歳入歳出決算及び公営企業会計決算等の審査につきまして御報告をいたします。
お手元に報告書を配付させていただいておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
なお、決算審査は、議会選出の監査委員でございます川西明徳議員さんと私、谷尻で行っております。2人の連名で報告をさせていただいております。
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成29年度奥出雲町一般会計、各特別会計歳入歳出決算及び公営企業会計決算並びに基金の運用状況等について審査をした結果を次のとおり意見をつけて報告させていただきます。
審査の対象は、①平成29年度奥出雲町一般会計歳入歳出決算ほか⑮までの各会計歳入歳出決算審査ほか関係書類について審査を行いました。
2ページをごらんいただきたいと思います。審査の期間ですが、平成30年8月1日から8月30日までの間に実施をいたしました。
審査の概要でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算書等について、関係法令に準拠して作成されているかどうか、また決算の計数は正確であるかどうかを関係諸帳簿、証書類との照合等、通常実施すべき審査を行ったほか、担当課長及び担当職員からの説明を聴取し、あわせて一部現地確認も行わせていただきました。
4番目の審査の結果でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算書等は、いずれも関係法令に準拠して作成されておりまして、その計数は、関係諸帳簿、その他証書類と照合した結果、誤りのないものと認めました。また、予算の執行及び関連する事務の処理は、適正に行われているものと認めました。
また、前年度発覚した不適切事案に対する町の再発防止策について、その実施状況を調査いたしましたところ、着実に実行、実施されていることを確認をさせていただきました。また今後も引き続き御努力をお願いしたいと思います。
それでは、以下各会計の決算額、財政諸指数等の増減及び対前年度比較並びに分析等を行い、かつ時系列であらわした表等により、財政の現状や推移、課題を含め、決算審査の概要を説明させていただきます。
なお、文中及び表中に用いた金額、数値等の扱いにつきましては、2ページの脚注でお断りをしておりますので、あらかじめ御承知おきください。
先ほど担当課のほうから説明がございましたので、ダブる部分につきましては、できるだけ省略をさせていただいて進めたいと思います。3ページをごらんいただきたいと思います。
1の一般会計収支状況について御説明をいたします。
歳入は、自主財源と依存財源に、また歳出は、性質別に過去5カ年度の各科目及び各費目ごとの決算状況を時系列であらわしております。ごらんをいただきたいと思います。
各費目ごとの増減額については、対前年比較欄をごらんいただきたいと思います。比較増減の主な要因につきましては、次のページで御説明をさせていただきます。
なお、3ページ、表の下に当町の依存財源、自主財源の割合を記載しております。ごらんいただきたいと思います。この比率は、ほぼここ5カ年度は横ばいで推移をしております。
次に、4ページをごらんいただきたいと思います。2の平成29年度歳入歳出決算の対前年度比較増減の主な要因について記載をしております。これも先ほど説明がございましたので、省かせていただきます。
同じ4ページ、下段、3、平成29年度の実質収支につきましては、右側の括弧書きで記載をしております。平成29年度実質収支から平成29年度実質収支を差し引いた左側の単年度収支5,635万1,000円の赤字となっております。これにその下の黒字要因を積立金及び公債費の繰り上げ償還を加えた実質単年度収支は3億5,878万8,000円の黒字となっております。
次に、4の職員数の動向については、ごらんをいただきたいと思います。
次に、5ページをごらんいただきたいと思います。平成29年度各事業支出の主なもの及び6ページには平成28年度の各事業の支出の主なものを掲げて比較できるようにしております。事業内容、決算額、財源内訳、比較してごらんをいただきたいと思います。投資事業の総額では、前年度比較で12億3,650万4,000円、37.5%の減額となっております。
7の財政状況、その他についてでございます。過去5カ年度間の財政状況等を時系列で記載しておりますので、その推移についてもごらんをいただきたいと思います。
表2の地方債残高の平成29年度の欄をごらんいただきますと、一般会計及び特別会計の地方債の合計残高378億500万円、対前年度で3.6%減少しております。過去5カ年度、毎年度対前年度比で減少をしております。
次に、③のうち実質町負担額は154億4,800万円で4.0%の減となっております。この実質町負担額の地方債残高に占める割合は40.9%で、前年度より0.1ポイント減少をしております。
⑤の実質公債比率につきましては、後ほど申し上げたいと思います。
次に、表の⑥でございますが、町民1人当たりに換算してみますと、地方債の残高につきましては295万7,000円。
それからその下、⑦の町民1人当たりの、③でございますので、実質町負担額を比較しております。120万8,000円で、いずれも前年度比較で減少をしております。
それから、⑧の財政力指数は、これは地方交付税、交付金の算定上の指数でございますが、単年度で0.168、3カ年平均では0.171となっております。その指数は、単年度及び3カ年平均でわずかに減少しております。この指数の見方は、1に近いほど財政力が高いということをあらわしております。
次に、⑨経常収支比率につきましては、後ほど説明をさせていただきます。
⑩のラスパイレス指数は、これは国家公務員、一般行政職の給料を100とした場合の本町の一般行政職職員給料との比較でございますが、平成29年度は92.2となっておりまして、前年度比較で0.8ポイント下がっております。県内市町村の中では下位にランクされておりまして、経常経費を抑制する大きな要因となっております。この指数も、ほぼ横ばいで推移をしております。
次に、⑪の町民1,000人当たりの職員数は10.10人で、わずかながら前年度比較で減少をしております。
次に、⑫の町民1人当たりの人件費、物件費の額は、3.3%ほど減少しております。
次に、⑬の将来負担比率につきましては、後ほど申し上げます。
同じ7ページの下段、(1)、⑤の実質公債費比率について御報告をいたします。
実質公債費比率は、公債費の一般財源に占める割合ですが、その算出方法については、ごらんをいただきたいと思います。
下から4行目、平成29年度実質公債費比率の3カ年平均は、先ほど説明がございました14.3%で、0.1ポイント改善しておりまして、地方債の発行に際しての許可を必要としない18%未満が引き続き達成をされております。
次に、8ページでございますが、平成27年度から地方交付税の算定が段階的に縮減されております。将来を見据えたまた財政運営、財政基盤が必要ではないかと考えております。8ページのほうの財政力指数につきましては、先ほど申し上げましたので、省略をいたします。
同じく(3)経常収支比率につきましても、算式についてはごらんをいただきたいと思います。経常収支比率は、財政が弾力性を持っているかどうかをあらわす指標でございます。4行目でございますが、平成29年度の本町の経常収支比率は86.3%ということで、0.2ポイントほど前年度よりも下がっております。その内訳は、10ページ、13、経常収支比率の表に記載しておりますので、後ほど御説明をさせていただきます。
同じく8ページの8、地方債のうち地方交付税で措置される額を除いた実質負担額の算出方法、これについて記載をしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
次に、9ページ、9の財政健全化4指標についてでございます。地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づいて設けられた指数でございまして、平成20年度決算から基準を超えた場合、財政健全化計画の策定が義務づけられており、御承知のとおりでございます。
平成29年度奥出雲町健全化4指標の算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、いずれも適正に作成されており、またこれにより算出された指標は、いずれも早期健全化基準を下回っており、問題はありません。また、実質赤字比率、連結実質赤字比率は、ともに黒字決算であり、該当いたしておりません。平成29年度各会計将来負担比率につきましても、いずれも資金不足は発生しておらず、問題なしと認めました。
次に、10、地方債残高の状況ですが、一般会計、特別会計ごとにそれぞれ5カ年度間を記載しておりますので、その推移についてごらんください。起債の残高は、先ほどの財政状況の表でも説明いたしましたが、ここ5カ年度は毎年度減少してきております。中ほどの表、平成29年度の合計欄をごらんください。前年度に比べて14億1,200万円、3.6%減少しております。
次に、11、基金残高につきましては、表の平成29年度の欄をごらんいただきますと、一般会計及び特別会計の合計が35億3,200万円で、前年度比較で0.9%ふえております。
次に、10ページ、債務負担行為の表について、ごらんをいただきたいと思います。これはごらんをいただきたいと思います。
次に、13、経常収支比率につきましても、先ほど御説明がありましたので、省かせていただきます。合計で86.3%となっておりまして、繰出金が大きく減っております。これも説明があったとおりでございます。
次に、14、町税の徴収状況についてでございます。平成26年度から29年度までの主な税目について、時系列で記載をしております。徴収率は、いずれの税目も毎年度上昇しております。この徴収率の上昇については、担当課において、さまざまな徴収努力をされた結果でございまして、評価いたしたいと思います。
特に町税の滞納分徴収につきましては、現年分滞納者への早期着手などや島根県との税務職員との相互併任制度によって滞納処分の共同実施、預貯金等を中心とした債権差し押さえ等が行われております。
町税の徴収率は、前年度と比べまして0.97%増となりました。引き続き徴収に御努力をお願いしたいと思います。差し押さえの内訳は、下段囲みの中をごらんをいただきたいと思います。
次に、11ページ、15、
不納欠損処分でございますが、これは地方税法に基づいて行われたものでございます。ごらんをいただきたいと思います。
次に、12ページ、16の表でございますが、町税を初めとする各種納付金の滞納状況でございます。これは平成29年度の年度末の滞納額と過年度の滞納額の一覧表でございます。上段が件数、下段が金額ですが、大きいものといたしましては、一般会計の町民税個人、
固定資産税、それから特別会計では、国保税、国営農地事業負担金などが多額となっております。
13ページでございます。17の一般会計から特別会計への繰り出し状況を記載しております。これも先ほど御説明がありましたので、ごらんをいただきたいと思います。
次に、18、基金の運用状況について御報告をいたします。各会計の基金は、普通預金で管理し、一般会計、特別会計等の資金不足時に振りかえ使用をされております。
基金の管理、運用状況について審査の結果、適正に管理がなされていると認めました。また、用品調達基金の運用状況についても、用品、現金いずれも適正に管理されていると認めました。
次に、14ページをお開きください。19、各特別会計の決算の概要について御報告をいたします。各特別会計の歳入歳出決算額、差し引き額、一般会計繰入金、公債費、地方債残高、基金残高について一覧表にしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。いずれの会計も、実質収支で黒字決算、または収支均衡の決算となっております。
以下、特別会計の状況につきまして概要を御説明いたします。
14ページ、下段、国民健康保険特別会計についてであります。加入世帯数、被保険者数、保険給付費は、いずれも前年度よりわずかながら減少しております。数値については、ごらんをいただきたいと思います。基金の残高は3億2,700万円で、前年度より、およそ7,260万円増加いたしております。
国保運営の都道府県化といった制度改革の施行準備が進められました。被保険者の負担も考慮しながら、一方で健康づくりや各種検診の受診率向上などにも努めていただきたいと思います。
15ページに医療費の推移を掲げておりますので、ごらんをいただきたいと思います。これまでの右肩上がりから、わずかながら減少に転じております。
次に、後期高齢者医療保険事業特別会計についてであります。保険者を島根県後期高齢者医療広域連合といたしまして、対象者は原則75歳以上の方を被保険者としております。
本町の被保険者数は、平成29年度末現在で3,145人となっています。奥出雲町の島根県全体に占める割合は約2.5%で、前年度とほぼ同じとなっております。歳出の94.9%は広域連合への納付金となっております。
次に、介護保険施設事業特別会計につきましては、ベッド数81床で運営され、入所者数の平成29年度の利用実績は前年度より若干増加をしております。通所サービスは、年間延べ4,314人で、前年度よりわずかに増加をしております。
次に、介護サービス事業特別会計ですが、仁多デイサービスセンターは、利用定員が20名で、平成29年度の年間利用実績は前年度よりわずかほど減少をいたしました。あいサンホームは、入所用70床で、年間延べ入所者数は前年度とほぼ同じでした。ベッド利用率は94.9%で、前年度比0.2ポイント増となりました。短期入所用の6床の年間利用率は前年度比13.7ポイント増加しております。
次に、16ページをごらんいただきたいと思います。訪問看護ステーション事業特別会計ですが、年間利用者数は延べ371人で、前年度より60人減っております。それから、年間の訪問回数は2,000回で、前年度より623回と、いずれも大幅に減少いたしました。このため歳入不足となりまして、それに対応するために、基金から繰り入れを行いまして、収支均衡は図られております。
以上、各いずれの施設におかれましても、引き続き利用者のサービスの充実の向上に努めていただきますよう望むところでございます。
次に、公共下水道事業特別会計についてでございます。平成29年度末の接続状況は、三成地区で87.4%、横田地区で75.2%で、いずれも前年度よりわずかに増加をいたしております。平成29年度から運用を開始されました広域汚泥処理施設を利用することによりまして、施設の維持管理経費の抑制が図られております。
次に、農業集落排水事業特別会計についてでございます。本事業は、全ての集合処理区域内で事業が完了しており、接続率は平成29年度末で80.0%で、前年度より1.4ポイント増加をしております。
次に、合併処理浄化槽事業特別会計についてでございます。平成29年度の設置数は27基で、個人設置型を含め平成29年度末の町全体の設置数は1,193基となっております。
各下水道施設につきましても、今後も引き続き住環境、リフォーム助成金交付制度の活用など、接続をされていない町民の皆様に情報を提供して、水質保全、生活・衛生環境などのためにも計画的に普及推進を図られるように望みます。
次に、公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽、各事業特別会計の営業収支状況の一覧表を掲げておりますので、ごらんいただきたいと思います。
次に、17ページ、仁多発電事業特別会計についてでございます。平成29年度の決算は、歳入歳出を差し引きいたしますと155万3,000円の黒字決算となり、全額を基金へ積み立てられました。また、平成29年度は、JA雲南から譲渡された三沢発電所の改築工事が完成し、11月より運用が開始されております。
今後は、固定買い取り制度の認定を受けた仁多発電所とともに、将来にわたる安定した発電所の運営ができるものと期待をしているところでございます。
次に、三井野原スキーリフト事業特別会計についてでございます。平成29年度の決算額は、歳入歳出とも1,441万2,000円で、うち一般会計からの繰入金は赤字補填分1,033万6,000円となっております。
平成29年度は、前年度に引き続いて降雪量が不足し、リフトの稼働が1月中旬からとなったこともありまして、稼働日数が45日にとどまったということでございます。リフト使用料収入は391万4,000円で、微減となりました。リフトの稼働日数等に大きく影響されますけれども、一方で、集客の方法等についても営業収入の増加を図る方策を御検討いただきたいと思っております。
次に、国営農地開発事業特別会計についてでございます。農家負担の平成29年度末の未納額の累計は6,059万9,000円となっております。前年度末よりも99万1,000円減少をいたしました。しかしながら、依然として多額な未納があります。未収の解消に鋭意努力されておりまして、年次減少傾向にはございますが、現状は厳しい状況でございます。引き続き御努力をお願いしたいと思います。
次に、農業用小水力発電事業特別会計についてでございます。平成29年度は、事業主体の整理等に時間を要し、活動できなかったために、歳入歳出決算額は684万2,000円でございました。一般会計より発電所の維持管理費及び起債の償還に充てるために674万1,000円の繰り入れがなされておりますが、平成30年度から通年稼働の見込みでございまして、この額はまた返済される予定でございます。今後、安定した発電事業の運営を期待します。
次に、18ページでございますが、20の一部事務組合の起債残高及び当町の負担割合についてでございます。表の内容については、ごらんいただきたいと思います。表の下段に記載しておりますが、財政健全化指標には、一部事務組合の負担金や起債残高だ反映されることになっております。
広域の一部事務組合等の経営管理についても、引き続き合理的、効率的な健全経営に向けた不断の注視を望みたいと思います。
次に、19ページ、21、奥出雲病院事業特別会計についてでございます。収支の状況、5カ年度間の時系列であらわしております。表1の医業収益は、常勤の先生が減ったということが続いておりまして、ここ数年、対前年度比で減少をしてきております。医業費用は、わずかながら対前年度比でふえております。
この結果、医業収支は赤字となっていますが、医業外収益で一般会計からの繰入金がありまして、経常損益では3年連続黒字決算となっております。また、累積
欠損金は、過去3カ年経常損益が黒字になったことによりまして、減少をしてきております。
35行目の常勤医師等の年平年人数を時系列で記載しております。あわせて医療スタッフの状況も記載しておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
次に、20ページ、経営の状況でございます。イ、経営の状況のイ、ロ、ハ、ニにつきましては、ごらんいただきたいと思います。
ホの企業債の状況については、本年度末の残高が28億3,526万8,000円で、前年度より2億2,185万2,000円、7.3%減となっております。本年度の起債は、医療機械等の整備の財源として充当されております。
次に、ヘ、医学生及び研修医の受け入れについては、前年度に引き続き実施され、地域医療の研修協力病院としてのその使命を果たされております。
また、ト、体験学習の実施については、医療の仕事への理解を深めてもらうため、地元中・高校生の体験学習を前年度に引き続き実施されています。次の時代を担う医療スタッフの育成につながるものと期待をいたします。
次に、21ページには、病院のキャッシュフロー表を載せております。表については、ごらんいただきたいと思います。表の下段の次年度繰越額が年々減少してきております。近い将来の資金繰りが懸念されるところでございます。
次に、②課題、その他、イでございますが、近年、内部留保資金の減少も続いておりますことから、資金繰りに影響が出ないかと懸念されます。収益の確保や経費の削減に引き続き御尽力をお願いいたします。
次、ロにつきましては、病院事業に対しての町からの負担金のうち、建設改良等の企業債に係る元利償還金に対する負担金の会計処理について、その実態を踏まえて御検討をいただきたいと思います。
ハについては、奥出雲病院は、外来診療科11科で、町内で唯一の入院可能な病院でございます。また、昼夜を問わず救急患者を受け入れる救急告示病院でもありますが、近年、常勤医師の減少により医師への負担が増大し、診療体制への影響はもちろんのこと、経営面にもその影響が及んでいる状況が続いております。常勤の先生方には昼夜を問わず大変頑張っていただいており、感謝しておりますが、医師の確保は喫緊の最重要課題であり、連携して解決に努められることを望んでおります。
次に、22ページ、ニでございますが、医師外の医療従事者の確保や人材育成の
取り組みについては、病院独自の奨学金制度を創設して、看護師の確保に関しては一定の効果があらわれております。しかし、薬剤師については確保が困難な状況が続いており、県内の僻地や中山間地域の自治体病院が抱える共通な課題となっております。
人材育成においては、小・中学生等の職場見学や体験キャリア教育への参加等を積極的に取り組まれており、今後も将来の医療現場を担う人材育成に努められることを望んでおります。
奥出雲病院は、町民が安心して暮らすために大切な地域医療の中心であります。また、町内の将来の医療環境を想定した場合、その責任はさらに大きくなるものと考えられます。今後も、町の中核病院として、また自治体病院として町民の期待に応えていただきますようお願いをいたします。
次に、23ページ、22の水道事業会計についてでございます。水道事業につきましては、御承知のとおり、平成29年度から各施設を統合し、地方公営企業法の適用を受けることになりました。したがいまして、先ほど説明がありましたとおり、複式簿記による決算となっております。以下、決算審査の結果について簡単に御説明申し上げます。
経営の状況につきましては、下に損益計算書が掲げてございますので、ごらんいただきたいと思います。24番目の繰越利益剰余金は422万7,115円となっております。それから、ロでございますが、平成29年度の業務量については、下の表に掲げているとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
次に、24ページでございますが、企業債の状況については、ごらんのとおりでございます。本年度末の残高は45億2,386万7,983円となっております。なお、29年度の借り入れはなかったということでございます。
次に、ニの水道事業のキャッシュフローについては、この表のとおりでございまして、年度末の期末の残高が8,759万5,782円となっておりまして、次期への繰り越しとなっております。
次に、水道事業の負債・資本の状況について、先ほど説明があったとおりでございますので、ごらんいただきたいと思います。
25ページでございますが、今後の課題でございますが、平成29年度末時点での水道給水率は98.7%であり、今後は良質な水道水質の確保及び老朽化施設の改修など、安定した水道水供給のための整備が必要でございます。その一方で、水道事業は、中山間地域特有の地理的要因により多額の建設費を要しているため、資本的経費が増嵩となっており、収益的経費についても、施設の老朽化等に伴い、増加傾向にあります。
水道会計は、独立採算を原則として運営しておりますが、将来の人口減に伴う事業収入に減少を見据えた上で、今後は維持管理の合理化、経費の節減はもとより、施設の建設や修繕を計画的に行うなどによって資本費の抑制を図り、より一層の経営健全化、効率化を推進することで経営基盤の強化に努めていただくよう望みます。
次に、26ページでございます。23の財産に関する調書につきましては、(1)から(5)まで記載しておりますとおり、いずれも決算年度中の増減高、決算年度末現在高を台帳、帳簿、それから保管されている証券、証書類等を全て照合、精査し、適正に管理されており、本調書は適正であることを確認をいたしました。
次に、24の小口現金についてでございますが、仁多・横田両庁舎で合計30万円の現金を担当課で預かっておられるわけでございますが、このあり高を担当課を訪問し、担当の職員の方の立ち会いをいただきまして精査し、適正に保管、管理されていることも確認をいたしました。
以上、平成29年度奥出雲町一般会計、各特別会計歳入歳出決算及び公営企業会計決算等の審査の報告とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で審査報告を終わります。
ただいまの谷尻
代表監査委員の報告及び認定第1号並びに報告第13号の議案について一括して質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの認定第1号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、先ほど設置いたしました決算
特別委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号につきましては、決算
特別委員会へ付託することに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第27 報告第14号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第27、報告第14号、平成30年度
株式会社道の
駅おろちループ事業報告並びに
収支決算についてを議題といたします。
本議案につきましては、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、
地方自治法第221条第3項の奥出雲町の出資法人より、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。
説明を求めます。
本山
商工観光課長。
〔
商工観光課長説明〕
───────────────────────────────
報告第14号 平成30年度
株式会社道の
駅おろちループ事業報告並びに
収支決算について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提出書類の説明を終わります。
これよりただいまの報告書について質疑を行います。
質疑は、提出書類から読み取れる範囲とされております。お願いをいたします。質疑はございますか。
11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) まず確認なんですけども、4月1日から8月の31日までは営業は全くしてなかったということですか。じゃあ、その間はどこが営業をしてましたか。それがまず聞きたい。
それと、350万ばかりが株主に配分するということですけども、株主さんというのは誰がおるわけですか。
○議長(岩田 明人君) 本山
商工観光課長。
○
商工観光課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。
営業につきましては、4月1日から8月31日まではしておりません。清算手続のみということでございました。
それから、株主でございますが、奥出雲町が100%を出資しておりますので、奥出雲町ということになります。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
次に、
今期定例会までに受領いたしました請願・陳情は、お手元に配付いたしました請願・陳情等文書表のとおりであります。
会議規則第92条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる審議をお願いをいたします。
─────────────・───・─────────────
○議長(岩田 明人君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会をいたします。御苦労さまでございました。
午後4時44分散会
───────────────────────────────...