奥出雲町議会 > 2018-06-25 >
平成30年第2回定例会(第5日 6月25日)

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  1. 奥出雲町議会 2018-06-25
    平成30年第2回定例会(第5日 6月25日)


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    平成30年第2回定例会(第5日 6月25日)   ──────────────────────────────────── 平成30年 第2回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第5日)                        平成30年6月25日(月曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第5号)                    平成30年6月25日 午前9時30分開議  日程第1 陳情第1号 木次線の維持・存続についての要望書      (日程第1 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第2 議案第53号 奥出雲町乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第54号 奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について  日程第4 議案第55号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第60号 奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について      (日程第2~5 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第6 議案第56号 平成30年度奥出雲町一般会計補正予算(第1号)提出について  日程第7 議案第57号 平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第8 議案第58号 平成30年度奥出雲町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第9 議案第59号 平成30年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について      (日程第6~9 予算特別委員会委員長報告)  日程第10 議案第61号 財産の取得について(消防ポンプ自動車
     日程第11 議案第62号 財産の取得について(除雪ドーザ)  日程第12 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について     ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 陳情第1号 木次線の維持・存続についての要望書      (日程第1 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第2 議案第53号 奥出雲町乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第54号 奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について  日程第4 議案第55号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第60号 奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について      (日程第2~5 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第6 議案第56号 平成30年度奥出雲町一般会計補正予算(第1号)提出について  日程第7 議案第57号 平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第8 議案第58号 平成30年度奥出雲町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第9 議案第59号 平成30年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について      (日程第6~9 予算特別委員会委員長報告)  日程第10 議案第61号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)  日程第11 議案第62号 財産の取得について(除雪ドーザ)  日程第12 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     9番 内 田   勇君     10番 内 田 精 彦君     11番 藤 原 充 博君     12番 村 尾 明 利君     13番 大 垣 照 子君     14番 岩 田 明 人君   ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 森 山 正 人君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 奥 原   徹君 教育長 ──── 塔 村 俊 介君  総務課長 ─── 藤 原   努君 企画財政課長 ─ 江 角   啓君  教育魅力課長 ─ 堀 谷 智 樹君 税務課長 ─── 石 原 啓 子君  建設課長 ─── 舟 木   長君 病院事務長 ── 森 長 洋 二君  町民課長 ─── 若 月 勝 久君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  会計管理者 ── 和久利 民 男君 健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君  農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 永 瀬 克 己君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君  水道課長 ─── 千 原 明 浩君   ───────────────────────────────             午前9時29分開議 ○議長(岩田 明人君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 陳情第1号 ○議長(岩田 明人君) 日程第1、陳情第1号、木次線の維持・存続についての要望書についてを議題といたします。  本案につきましては、去る3月5日の本会議におきまして、常任委員会に付託いたしております。  その審査結果につき、会議規則第77条及び95条の規定により、委員長から報告を求めます。(「議長、3月って言われましたけど、6月」と呼ぶ者あり)いや、3月だ。  10番、内田精彦総務経済常任委員会委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) それでは、委員長報告を行います。  平成30年6月25日。平成30年第2回奥出雲町議会定例会総務経済常任委員会委員長報告奥出雲町議会議長、岩田明人様。総務経済常任委員会委員長、内田精彦。  平成30年第1回奥出雲町議会定例会3月5日の本会議において、当委員会に付託になりました陳情第1号について、会議規則第77条及び第95条の規定により、報告をいたします。  常任委員会開催日、平成30年6月18日。出席委員7名。  審査案件及び審査概要と審査結果でございます。  陳情第1号、木次線の維持・存続についての要望書。審査概要。まず、陳情要望で中身でございますが、1つ目は、平成31年度以降のトロッコ列車の運行継続など、自治体、JR西日本、地域住民が一体となった木次線の活性化施策の充実に向け、引き続き御尽力いただきたいこと。2つ目、収支の厳しい鉄道路線への補助制度の確立を国に求めていただきたいこと。3つ目、激甚災害が多発する中にあって、鉄道軌道整備法による災害復旧事業への補助対象の拡大を国に求めていただきたいこと。4つ目、2000年施行の事業者の届け出により路線の廃止が可能な鉄道事業法28条の見直しに向け、御尽力いただきたいことでございました。  前回継続審議になりましたのは、まず、①の木次線の活性化施策の充実、守ることについては理解ができると。②番目と③番目、④番目につきましては、国への要望には奥出雲町議会が対応できるのかなど慎重な意見等もあり、継続審議としたところでございます。  今委員会では、前回の審議内容を踏まえ、慎重な審議を行いました。  まず、非常に大きなテーマであり、また、大きな組織でもあり、かかわり合いが余り感じられないので判断に迷うというふうな御意見もございました。また、JR存続については、町、市挙げて要望活動をしている。奥出雲町議会として判断すべき。何も問題のない陳情であるという御意見。そして、廃止は恐れている。トロッコ列車の運行継続については、幾ら経費がかかるかわからない中での、奥出雲町もその一端を担うとなると、議会が賛成できるかは、もう少し地域住民の意見も取り入れて慎重に取り組む必要がある。これは費用対効果の件でございます。賛成できない。反対もしないが、慎重な考えが必要であるという御意見。そして、トロッコ列車は耐用年数が来ている。1両2億円で2両は必要であり、費用が倍かかる。トロッコ列車がなくなれば、それを楽しみに来られる方もおられる。尾道線ができて、トロッコ列車があるから見に来る方もおられると。続けるとするならば、木次線自体がどうなるのかわからない中での判断ができない。内容的には木次線は残さなければならないという中で、木次線強化促進協議会をつくってやっていることもあり、トロッコ列車に関しては、奥出雲町の人だけが乗るのではなく、逆に、他町からの来られる人が乗るので、トロッコ列車の部分もなかなか難しい。なくしてしまうと、三江線の現状がなくなって住民の皆さんの感じがどうなのか、バス輸送にかわって、どういう状況なのか、なかなか結論が言えないなどの多くの御意見がございました。  採決の結果、審査結果でございますが、賛成少数により不採択といたしました。  以上、議案審査の報告を終わります。 ○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) トロッコ列車にはかなりの費用がかかるということですが、今現在、トロッコ列車の乗車率はどれくらいだったか、そういうお話はありましたでしょうか。 ○議長(岩田 明人君) 10番、内田精彦議員。 ○総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) お答えいたします。乗車率につきましては質問もございませんでしたので、議題にのっておりません。 ○議長(岩田 明人君) ほか、ございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより陳情第1号について討論を行います。  本陳情に対する委員長報告は、不採択であります。したがいまして、最初に、陳情に賛成の方、続いて、陳情に反対の方の順に討論を行います。  まず、陳情に賛成の方の発言を許します。討論ございますか。               〔討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、陳情第1号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第1、陳情第1号、木次線維持・存続についての要望書を採決をいたします。  陳情に対する委員長報告は不採択でありましたので、会議規則第81条に基づき、陳情第1号を採択することについてお諮りをいたします。  陳情第1号を採択することに賛成の方は起立を求めます。(発言する者あり)委員長報告が不採択になってますからね。したがって、それに賛成の方は起立を願いたいと、こういうことです。(「陳情に対して」と呼ぶ者あり)陳情に対してですね。委員長報告は不採択です。それに対して、賛成の方は起立を願います。(発言する者あり)わかりましたかいね。5人か。(発言する者あり)もう一回。わかってもらえんな、なかなか。  陳情に対する委員長報告は、不採択になってます。会議規則81条に基づき、陳情第1号を採決することについてお諮りしますと。陳情第1号を採択することに賛成の方は起立を求めますと、こういうことですね。(発言する者あり)陳情に対して。(「委員長報告に対してでなくて」と呼ぶ者あり)はい、陳情に対して採決することにお諮りをいたしますと。したがって、陳情第1号を採択することに賛成の方、起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(岩田 明人君) ありがとうございます。  起立多数により、採択をされました。わかりますかいね、よろしゅうございます。いいですかね。(発言する者あり)採択ということですね。(「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり)  ちょっと休憩します。             午前9時41分休憩   ───────────────────────────────             午前9時42分再開 ○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
      ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 議案第53号 から 日程第5 議案第60号 ○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第2、議案第53号、奥出雲町乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について、日程第3、議案第54号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について、日程第4、議案第55号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第60号、奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、以上の4議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る6月の11日の本会議におきまして、教育福祉常任委員会へ付託をいたしております。  その審査結果につき、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  12番、村尾明利教育福祉常任委員会委員長。 ○教育福祉常任委員会委員長(村尾 明利君) それでは、委員長報告を行います。  平成30年6月25日。平成30年第2回奥出雲町議会定例会教育福祉常任委員会委員長報告奥出雲町議会議長、岩田明人様。教育福祉常任委員会委員長、村尾明利。  平成30年第2回奥出雲町議会定例会3月11日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第53号、議案第54号、議案第55号、議案第60号について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  常任委員会の開催日、平成30年6月15日及び平成30年6月の19日。出席委員、6名。説明出席者、教育長、教育魅力課長病院事務長、町民課長、福祉事務所長健康福祉課長、結婚・子育て応援課長。  審査案件及び審査概要と審査結果について申し述べます。  議案第53号……。 ○議長(岩田 明人君) 村尾委員長さん、ごめんなさい。ちょっと済みません。今、私が申し上げた中で、日程第5、議案第60号、奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてということを落としておりましたので、報告しておきます。  それでは、村尾委員長、よろしくお願いします。 ○教育福祉常任委員会委員長(村尾 明利君) それでは、審査案件及び審査概要と審査結果について申し述べます。  議案第53号、奥出雲町乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について。  審査概要所得税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うもので、第2条第4項の「控除対象配偶者」を「同一生計配偶者」に改めるものであります。  審査の結果、全会一致、原案可決といたしました。  議案第54号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について。  審査の概要。国際交流活動等を行う国際交流員外国青年招致事業により任用するに伴い、自治体国際化協会の定める任用規則を踏まえ、所要の改正を行うもので、別表欄の「報酬月額30万円」を「報酬月額33万円以内」に改めるものであります。旅費等の費用弁償は、渡航時の旅費、負担金について別途予算手当てを行い、また、任期終了時の帰途の旅費等も同様であるが、県内、国内の移動等は、役場の非常勤職員と同様の扱いである。  審査の結果、全会一致、原案可決といたしました。  議案第55号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。  審査概要放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要があるためで、放課後児童支援員の資格を「教諭となる資格を有する者」から「教職員免許を有する者又は5年以上この事業に従事した者で町長が適当と認めた者」に改めるものであります。放課後児童クラブは町内9カ所の開設で、制度として、支援員は1施設に2名配置としており、子供が20名以下では、支援員1名に補助員1名でよいとしています。  審査の結果。全会一致、原案可決といたしました。  続いて、議案第60号、奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について。  審査概要国民健康保険税の本算定に伴う所要の改正を行うものであるが、国民健康保険制度は、平成30年度から都道府県も国民健康保険の保険者となり、市町村等の保険者と一体となってその役割を担うもので、おのおのの役割として、都道府県は財政運営の責任主体、国保運営方針に基づき、事務の効率化、標準化、広域化を推進、市町村ごと標準保険料率を算定・公表、保険給付費等交付金の市町村への支払いを行うとしている。一方、市町村は国保事業納付金を都道府県に納付、被保険者の資格を管理、標準保険料率等を参考に保険料率を決定、保険料の賦課徴収、保険給付の決定・支給などを行うとしております。  本町の国民健康保険の加入状況については、平成30年6月1日現在、加入世帯数は1,732世帯で町世帯数の36.1%、被保険者数は2,715人で、町人口の21.2%となっており、人口減少等に伴い、年々減少傾向にある。そのうち退職者被保険者は制度が平成26年度で廃止したため、36名に減少しているとしています。年齢構成は、65歳から74歳の方が57.7%、60歳から64歳の方を含めると72.2%となっています。総医療費の平成30年度推計では11億1,300万円余で、平成27年度の13億5,000万円余をピークに減少をしており、1人当たりの医療費も、一般分では平成27年度をピークに減少し、41万6,190円となっております。要因は、国の診療報酬の改定の影響や町の健康づくり保健事業の効果もあるとしています。  本町における平成30年度の国民健康保険事業の予定される歳出総額は約15億200万円で、そのうち県から示された国保事業費納付金は約3億5,700万円である。予定される歳入の公費・支援金等や普通交付金は合わせて約12億1,000万円で、保険税としての必要額は2億9,100万円余である。本年30年度は、県から示された標準保険料率等を参考に、前年度に比べ、国民健康保険税条例の第3条第1項、医療分所得割額を、率ですけど、0.21%の減の9.01%、そして第4条、医療分被保険者均等割額、700円減の2万8,500円、第5条第1号、医療分世帯別平等割額、600円減の2万3,600円等、一部の税率、額を約2.2%引き下げ、被保険者から徴収する保険税総額を約2億7,500万円余としている。不足する約1,600万円を国民健康保険事業基金から繰り入れるとしております。これによる平成30年度末の基金保有額は約3億5,600万円と見込んでおります。  これまで基金保有のガイドラインは医療給付費の25%との認識でいたが、これを大きく上回ることについて、被保険者が少なくなる中で、高額な医療を受けられる方が多発した場合、パイが小さいので給付費が急にはね上がるおそれがあり、近年ではそういった案件がなかったため基金が増嵩したが、不測の事態に対応できるよう、予算計画をしているという説明です。よいほうに見込みが違ってきたというところで剰余金が発生して、ここ2年、基金がふえているとの説明でありました。  また、基金の積立額、剰余金ですが、近年ふえてきた原因は、診療報酬の薬価引き下げの影響が大きいことに加え、近年、保険料の徴収率が上がって、保険料の増収があったこと。ちなみに徴収率は、26年度96.78%、27年度が97.2%、28年度が97.43%、29年度が99.01%。また、滞納額の徴収にも力を入れた結果、26年度680万円、27年度2,480万円、28年度1,980万円、29年度930万円という滞納額を徴収ということで、予算を上回る徴収で、増額できたことなどがあるとしております。  新聞報道などの情報により、基金残高に応じて、保険料がもう少し下がるとの期待があったことについて、県が示した市町村標準保険料率で試算すると、当初見込んでいた収納率を乗じて保険税額を算定したところ、保険必要額に対して5,400万円余り不足が生じた。これを全額基金を取り崩して対応した場合、このような事態が続けば、数年で基金が枯渇することが予測されるとの説明でありました。  国保改革初年度ということで、県から納付金が示される方式によりますが、県内統一の保険料になる年度はまだ示されない状況であり、本年度のように、少しずつ基金を取り崩して被保険者の保険料緩和を行うことがベストであるとしております。県の統一保険料が国保改革の最大目標ではありますが、それに向けての県ロードマップが詳しく示されていない状況の中、将来、統一保険料となったときの基金の取り扱いについてはまだ結論が出ていないとしております。  審査の結果。賛成多数で原案可決といたしました。  以上、教育福祉常任委員会に付託された4議案についての議案審査の報告を終わります。 ○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第53号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第54号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第60号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第53号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。               〔討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第53号について討論を終わります。  次に、議案第54号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。               〔討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第54号について討論を終わります。  次に、議案第55号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。               〔討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第55号について討論を終わります。  次に、議案第60号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 私は今回の国民健康保険税条例の一部改正案に反対をいたします。  下がる案でも、問題はその中身です。去年と比べて所得割で0.28%減、均等割が年700円の減、平等割が年600円の減にすぎません。その前の3年間で、所得割は1.92%も上げてるんですよ。均等割が5,800円、平等割は5,400円も上げています。合併してからの8年間でわずか1,900円の増しかなかったものが、余りに急激な負担増を強いてきたと思います。その間に基金は、適正ガイドラインと言われる2億7,250万円を大きく上回る3億2,795万円となりました。そして、今回の改正案では、今年度さらに基金を上積みし、3億5,583万円保有するとしています。そんなに必要ないじゃないですか。私はこれ以上の基金積み立てをやめて、基金を下げないまでも、上積みをする分を国保加入世帯の負担軽減に回すべきだと思っております。  委員会でもこれに関して、議員の多くから質問や意見が出ました。特に、基金に対して非常に懐疑的な意見も多かったと思っております。その委員会の議論の中で、資料にはありませんでしたが、財政運営の責任主体である県が示した標準保険料率が明らかになりました。後で資料を出していただきました。各市町村の、県が示した標準保険料率。奥出雲町の医療分の所得割は6.47%です。今回の改正案は9.01%。2.75%も乖離しています。均等割も3,031円高い。平等割は6,153円も高い。驚きました。こんなに隔たりがある中で、なぜ、もっとこれに近づけて負担軽減しないのか、さらに基金を上積みしようとするのか、全く理解ができません。  年収400万円の4人家族の世帯で年間の国民健康保険税は52万円にもなります。毎月健康保険だけで4万3,000円徴収されることになります。公務員の皆さんの御自分の生活にも当てはめていただきたいと思いますが、年収400万円で月々4万3,000円が国保税です。年収の13%が国保税だけでなくなるんです。軽減措置の拡大も図られましたが、奥出雲町に当てはめてみると、2割軽減も5割軽減も7割軽減も対象者はふえません。  議会として、本当にこれが妥当なのかどうかしっかり見ないといけないと思います。今までの議会が負担増を許してきたわけです。いいことはいい、修正すべきはしっかり採決で示す、そういう議会であるべきではないかと思っております。ぜひ議員各位の町民の立場に立った判断を信じます。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) おはようございます。  私は随分前からこの常任委員会のほうへ入っておりまして、確かに基金残高のこともかなり質問をしたこともございます。近年、ここ3年、4年ぐらい前から、非常に高額な医療を受ける人やら、高いお薬を使われる方が非常にふえております。それに伴って、それを想定して予算を組んでやってました。ただ、ここ2年ぐらい前から国の見直しがあって、医療費とか薬価の基準が変わってきました。いろんな安い薬も出てきたということもあります。それに伴って、ここ28年、29年ぐらいから、当初計画した予算よりも剰余金がたくさん発生するというふうな状況になって、それをとりあえず基金に積み立てて今まで来たんですけども、特にこの29年度、30年度については金額がかなり大きくなっております。ただ、この間の奥出雲病院の鈴木先生のお話もありましたが、医療とか薬、そういうのは年々日々進歩しておりまして、これからもどんどん高額な医療費とか新しい新薬が発生してくると思います。誰もがそういう新しい医療を受けたい、新しい薬を飲みたいということがあります。そういうことで、今後まだまだ医療費というのが不安定な要素があると。そして、国の方針で国保改革というのがあって、県下統一の保険料というふうなことも言われております。ただ、現状は、確かに標準額等も算出されておりますけども、県のほうでも非常に不明確いうか、わからないという部分があって、今現在、県がこういう方針でいきますというふうな形も明確に連絡が来てないような状況です。  そういうふうな状況の中で、確かに基金はたまってます。この中で、薬価とか県の対応とか、そういう不安定な状況の中で、急激な保険税の引き下げいうのはちょっと時期尚早じゃないかと思います。よって、私は今年度の引き下げは妥当な金額じゃないかと思って、賛成をいたします。  ただ、長年のこの委員会にいたあれで見ましても、今の基金残高いうのはかなり高くなっております。今後、県の方向、方針、あるいは雲南市、飯南町の状況、あるいは基金残高の状況を見詰めながら、来年以降、保険税の引き下げの検討はまだまだ必要じゃないかと思います。ことしの場合は、私はこの金額で妥当だと思います。以上です。 ○議長(岩田 明人君) 次に、反対の方の発言を許します。  1番、田食道弘議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 1番、日本共産党の田食道弘でございます。私は、議案第60号、奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の採択に反対する立場から、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。  国民健康保険は構造的な問題を抱えています。すなわち高齢者、年金生活者、無収入者の加入者割合の高まりなどから社会的弱者の医療制度となり、一方では、国庫負担を大きく削減され、国保税は協会けんぽ、組合健保の保険料に比べ、異常に高過ぎるという根本的な問題を持っています。全国どこでも国保料、国保税は、他の健康保険料に比べて、加入者負担は2倍以上になっています。このことについては、全国町村議長会を初め、全国知事会、町村長会など、地方団体は一致して国に解決を求めているところでありますが、政府側もこの構造的問題は認めていながらも、解決の方向には至っていないのが現状であります。この中において、奥出雲町でも高い国保税の支払いに多くの町民から悲鳴が上がっています。払いたくても払えない、国保税を引き下げする必要があります。  今回、本年度の国保税率、税額の本算定に当たって条例を改正し、国保税を引き下げようとするものではありますが、昨年度において医療費が減少した実績から、これを根拠にして引き下げ提案に至ったものであります。残念ながら、引き下げには消極的な姿勢で、会計上のつじつま合わせの中で導かれたものとしか捉えられません。保険税額については平均値で見て、本年度は、昨年度よりは低くするものの、おととし、一昨年度よりは高いので、まやかしにすぎません。  問題点を2つに絞って指摘をしておきます。  まず、第1に、国保事業基金の保有額は、昨年度末、ことし3月末で3億2,795万円という大きな額です。29年度の国保税の収入3億1,629万円と比べると、これを超える103.7%になっています。実に1年分を超える国保税収入に匹敵する基金の保有高であります。また、29年度の保険給付費、医療給付費は10億1,116万円でしたので、基金保有額はその32%に当たるものです。本年度末、来年3月末にはさらに基金を積み上げ、3億5,583万円とする見込みとなっています。  私は、昨年の一般質問でもたびたび取り上げてまいりましたが、町当局の基金の保有額の目安は、過去3年間の保険給付費の平均値の25%との見解でありました。しかしながら、ことし3月末の基金保有額は30%、5%を超え、額にして5,540万円の超過になっています。例えば基金条例などでの保有額の歯どめもなく、青天井になっています。どこまで基金を積み増しするのでしょうか。  本年度からの国保の都道府県単位化により、島根県でも財政安定化基金が創設されています。市町村での医療費の急増など、万一の事態に対する備えがあります。市町村では多額の基金を積み立てておく必要はなくなり、奥出雲町においても、3月議会で基金条例の改正が採択され、財政調整機能以外での目的での使用を可能にしたはずであります。町の目安を超えた基金保有額5,540万円を6月1日現在の加入状況で見ると、国保加入1世帯当たりで3万1,986円、1人当たりで2万405円もため過ぎています。このため、ため過ぎの基金については、15日に初めて傍聴させていただいた町の国保運営協議会の場においても、また、この議案を付託された、先ほどの報告のありました教育福祉常任委員会での19日の審議におきましても、何人もの委員、議員から疑問の声が出されていました。基金保有額を取り崩し、これを原資として国保税の軽減が間違いなくできるはずであります。これに手をつけないのは、多くの町民から取り過ぎた国保税、ため過ぎた基金を還付しない、戻さないのは町民への重大な背信行為ではありませんか。国保税はさらに引き下げるべきです。  第2に、特に支払いの困難な加入者への特別の配慮が不足しています。国民健康保険法第77条では、被保険者に被災、病気、事業の休廃止などの特別な事情がある場合には、市町村の独自の判断で国保税を減免できると規定しております。例えば都道府県単位化がスタートした今年度から、全国のあちこちでゼロ歳から74歳まで一律にかかる均等割について、子供の均等割を減免したり、子供がたくさんいる多子世帯の国保税減免に踏み出す自治体が誕生しています。子だくさんを特別な事情と認定することで住民負担の軽減を行うものです。子育てしやすい町を目指すためにも、ぜひ取り組みたいものではありませんか。さらに、ひとり親世帯や障害者のおられる世帯、収入が生活保護基準前後のぎりぎりの世帯など、生活苦にあえぐ広範な世帯に負担減免を適用する自治体も誕生しています。国保加入者の重過ぎる負担を再認識し、基金の一部取り崩しや新たな減免策の創設、一般会計からの法定外繰り入れなどにより、積極的、能動的に国保税さらなる引き下げを断行すべきではありませんか。  以上のとおり、国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定への反対の趣旨を述べ、私の反対討論を終わります。 ○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ほか、討論ございませんね。              〔賛成討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第60号について討論を終わります。  それでは、これより採決を行いたいと思います。  日程第2、議案第53号、奥出雲町乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第53号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第3、議案第54号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第54号は、委員長報告のとおり可決されました。
     次に、日程第4、議案第55号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備、及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第55号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第5、議案第60号、奥出雲町国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(岩田 明人君) 起立少数と認めます。よって、議案第60号は、否決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第6 議案第56号 から 日程第9 議案第59号 ○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第6、議案第56号、平成30年度奥出雲町一般会計補正予算(第1号)提出について、日程第7、議案第57号、平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第8、議案第58号、平成30年度奥出雲町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第9、議案第59号、平成30年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について、以上の4議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る6月11日の本会議において、予算特別委員会へ付託いたしております。  その審査結果につき、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  13番、大垣照子予算特別委員会委員長。 ○予算特別委員会委員長(大垣 照子君) それでは、予算特別委員会の委員長報告をいたします。   ───────────────────────────────                          平成30年6月25日  平成30年第2回奥出雲町議会定例会            予算特別委員会委員長報告  奥出雲町議会   議長 岩 田 明 人 様                        予算特別委員会                         委員長 大 垣 照 子  平成30年第2回奥出雲町議会定例会6月11日の本会議において、予算特別委員会に付託されました下記議案の審議経過及び審査の結果について、会議規則第77条の規定により報告いたします。                  記 ■開催日  平成30年6月14日(木)、21日(木) ■審査付託議案 4議案 ■議案第56号 平成30年度奥出雲町一般会計補正予算(第1号)提出について ■議案第57号 平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について ■議案第58号 平成30年度奥出雲町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について ■議案第59号 平成30年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について ■出席委員数6月14日 13人         6月21日 13人 1.審議経過  当委員会では、去る6月14日に、執行部全かい長出席の下、全体質疑を行いその後、各小委員会へ審査を付託しました。  6月21日に再度委員会を開催し各小委員会委員長より、分割審査の結果報告を受け全体での審議を行った後、予算特別委員会として4議案について採決を行いました。 2.審査の内容(概要) ■議案第56号  平成30年度奥出雲町一般会計補正予算(第1号)提出について  6月14日の全体質疑では、歳入ではホシザキ株式会社からの教育振興寄附金1,000万円、また、歳出では、4月1日付人事異動に伴う人件費の減が128万円、子育て世代住宅用地分譲事業690万2千円、道路整備事業(交付金)の交付金内示に伴う減が1億496万2千円等の事業概要並びにその財源構成について補足説明を受けたのち、歳入は一括して、歳出は「款」別に質疑を行いました。  委員からは、歳入では土木費国庫補助金の1億2,813万6千円減額について質疑が行われました。  歳出については、次の通りです。 ・総務費では、コミュニティ助成事業90万円、JR木次線魅力発見業務費3万2千円及び通勤者への利用促進、自治振興費1,785万3千円、地域おこし協力隊活動費予算組替4万1千円等について。 ・民生費では、町民福祉総務費167万円、子育て世代住宅用地分譲事業690万2千円、進学準備給付金60万円、生活保護業務システム改修費318万6千円等について。 ・衛生費では、地域医療教育推進事業5万円等について。 ・農林水産業費では、集落営農体制強化スピードアップ事業283万3千円、経営継承促進対策事業250万円、お試し放牧実践体制整備支援事業30万円及び町営仁多牧場の状況等について。 ・商工費では、貸工場設備修繕費68万6千円、出雲ナンバー促進協議会負担金17万円等について。 ・土木費では、道路整備事業の実施期間について。 ・教育費では、高尾小学校植栽移転業務委託料11万4千円、八川小学校消火栓ポンプ凍結対策費57万4千円、町民体育館の放送・照明施設等の内容について、詳細な質疑が行われました。  6月21日に招集した予算特別委員会では、各小委員会委員長より審査報告がありました。  総務経済小委員会からは、歳入においては、特に質疑はなかったこと。  歳出において、議会費では、議会費(3万2千円減額)の共済費負担率改定について確認したこと。  総務費では、企画費の公共交通費、路線バスの購入方法を変更し、購入費(4,568万4千円を減額)し、補助金(4,660万1千円)で会社が購入することを確認したこと。  農林水産業費では、農業振興費(594万5千円)の交付内容と使い道及び集落営農体制強化スピードアップ事業(283万3千円)の町内の状況並びに経営継承促進対策事業(250万円)の事業内容、経営移譲について確認したこと。山林地籍調査費(311万3千円減額)の内容及び進捗状況並びに今後の調査取り組みについて確認したこと。畜産業費のお試し放牧実践体制整備支援事業(30万円)の事業内容について確認したこと。  土木費では、道路管理費の道路ストック点検・改修事業をはじめ、道路新設改良費(1億414万5千円減額)、橋りょう管理費(1,100万円を減額)し、トンネル長寿命化補修事業(1,100万円)の事業費調整内容について確認したこと。道路維持費(1,286万7千円減額)の内容及び事業実施の判断基準について、雪崩対策事業(40万円)は、今年度完了分として増額の確認をしたこと、など、詳細な審議の結果が報告されました。  教育福祉予算小委員会からは、歳入においては、特に質疑はなかったこと。  歳出において、総務費のコミュニティーセンター管理費の横田コミュニティーセンター重油地下タンク修繕費(12万6千円)の内容について確認したこと。  民生費では、町民福祉総務費の同窓会応援事業(15万円)、若手の感性を育む友達づくりの旅事業(89万5千円)の事業目的及び助成内容について確認したこと。町内企業若手社員等合同研修会補助金(62万5千円)の事業目的及び助成内容について確認し、並びにこれらの新規事業は企業振興にも繋がるとの意見があったこと。  児童福祉総務費の子育て世代住宅用地分譲事業(690万2千円)の事業内容について確認したこと。  農林水産業費では、農村環境改善センター管理費のカルチャープラザ修繕費(10万6千円)の内容確認及び関連施設修繕の意見が出されたこと。  教育費では、教育指導費の外国青年招致事業(98万5千円)の事業内容について確認したこと。子ども読書推進事業(120万円減額)の内容及び学校司書について確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。 ■議案第57号  平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について  教育福祉予算小委員会委員長から、補正内容は主に人事異動による人件費の減額で、小委員会における審査報告を受けたのち全体審査を行いました。 ■議案第58号  平成30年度奥出雲町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出について  教育福祉予算小委員会委員長から、補正内容は主に人事異動による人件費の増額で、小委員会における審査報告を受けたのち全体審査を行いました。 ■議案第59号  平成30年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出について  6月14日の全体質疑では、収益的支出の特別損失について質疑がなされました。  総務経済予算小委員会委員長から、補正内容は漏水減免による特別損失の増、補助事業区分等の変更による増、水道管支障移転費の予算組替で、小委員会における審査報告を受けたのち全体審査を行いました。 3.審査結果  議案第56号、第57号、第58号、第59号について、いずれも適正な補正予算と認め、全員の賛成により原案可決としました。  以上、今期予算特別委員会に付託されました4議案の審査概要と審査結果を述べ報告といたします。   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第56号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第57号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第58号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第59号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第56号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第56号について討論を終わります。  次に、議案第57号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第57号について討論を終わります。  次に、議案第58号について討論を行います。
     討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第58号について討論を終わります。  次に、議案第59号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第59号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第6、議案第56号、平成30年度奥出雲町一般会計補正予算(第1号)提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第56号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第7、議案第57号、平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第57号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第8、議案第58号、平成30年度奥出雲町訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第58号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第9、議案第59号、平成30年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第1号)提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第59号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第10 議案第61号 及び 日程第11 議案第62号 ○議長(岩田 明人君) 次に、日程第10、議案第61号、財産取得について(消防ポンプ自動車)、日程第11、議案第62号、財産取得について(除雪ドーザ)、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  初めに、藤原総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────    議案第61号 財産取得について(消防ポンプ自動車)   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続きまして、舟木建設課長。              〔建設課長説明〕   ───────────────────────────────    議案第62号 財産取得について(除雪ドーザ)   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  最初に、議案第61号について質疑を行います。質疑はございますか。  1番、田食道弘議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 昨日は奥出雲町の消防団の総合訓練、あるいは消防の操法町大会、拝見させていただきまして、非常に老朽化したといいますか、今回更新になる車両についてはぜひとも必要だなというふうに思いました。  2点質問がございます。1点は、これ、運転する免許は普通免許でオーケーなのかどうなのか、中型免許等が必要なのかどうかを確認をしたいと思います。もう1点は、これを常時格納する格納庫にきちっと入るのかどうなのか。この2点についてお願いします。 ○議長(岩田 明人君) 藤原総務課長。 ○総務課長(藤原 努君) ただいまの御質問のうち、まず最初に免許の関係についてお答えをさせていただきたいと思います。  議員御指摘のとおり、道路交通法の改正がございまして、平成29年の3月12日、準中型免許という形で取得区分が設けられたということでございます。これ以後の取得者につきましては、車両総重量が3.5トン未満のものが普通自動車で運転できるものとなっております。したがいまして、最近免許を取得された方につきましては、車両総重量5トン未満ということになりますので、運転はできないということになります。ただし、それ以前に免許を取得されていた方につきましては、車両総重量5トンまでがそのまま運転できるということになっておりますので、以前から免許をお持ちの方であれば、この車は運転できるということでございます。春先に各分団、免許の取得状況を消防団を通じて確認をしたところ、該当の分団あるいは部につきましては、その改正後の免許取得者はいないということで伺っておりますので、現状では問題ないというふうに考えております。  もう1点。(発言する者あり)格納庫の件につきましては、基本的には入るものと理解をしておりますけれども、採寸等しておりませんので、再度これについては確認をして対応したいというふうに思います。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) まだありますか。  1番、田食道弘議員。 ○議員(1番 田食 道弘君) 先ほどの答弁の中にありました、準中型免許、まだ団員さんの中にはたくさん、これまでの免許を持っておられるので大丈夫ということでしたけども、八川1部に限らず、今後の更新になってくると大きな車両ばかり入ってきますので、今後の対策についても並行して検討をしていただきたいと思いますが、そういった、たしか新聞紙上でも全国的に今、問題になってるということで、消防団のこの車両、あるいは団員確保の件で出ておりましたけども、何か検討が始まっておればと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(岩田 明人君) 藤原総務課長。 ○総務課長(藤原 努君) ただいま御指摘をいただきました免許の問題につきましては、当然私どもも認識をいたしておりますし、消防団役員のところで、こういう免許制度の改正があったことの周知、あるいは今後、これに対する対応についてさまざまな議論をさせていただいております。免許制度の、変わったということでございますので、いかんともしがたい部分がございますけれども、まずは、1点は、消防団の団員について、5トン程度の車両の運転ができるように準中型免許の取得を進めていくということがございます。これにつきましては、交付税措置の中でもそういった取り組みは財政的な支援もあるということでございます。今後、こういうことにつきましても検討していきたいというふうに考えております。  さらに、もう1点、現在、消防団のほうに対しまして、消防団の今後のあり方ということで、団組織の関係あるいは活動の内容、大きくこの2点について諮問をさせていただいております。現在、いろいろ御議論をいただいております。その中で、現在、軽積載車による小型ポンプ、こういったものもございますし、普通車による積載のものもございます、ポンプ車もございます。こういったものの配備、今後の計画についてもいろいろ御議論がいただけるものと思っております。また、そういう検討を踏まえまして、車両の配備、今後、例えばですけども、軽積載車の配備を中心にしていくというようなこともあろうかと思いますので、さまざま検討は進めておりますし、進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 61号の質疑を終わります。  次に、議案第62号について質疑を行います。質疑はございますか。  13番、大垣照子議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 本当に除雪に関しては、雪の多いところで暮らしてる者からすると、本当に朝早くからやっていただいて、大変感謝をいたしております。  この除雪ドーザですけれども、今回3台購入するということでございますが、先ほど説明ありましたけれども、町全体として除雪車がこれで網羅できるということなのか、今後に至ってまだ導入される予定があるのか、そして、今現在、何台保有されているのか、お尋ねをいたします。 ○議長(岩田 明人君) 舟木建設課長。 ○建設課長(舟木 長君) 先ほどの御質問にお答えいたします。ちょっと順番が違ってくるかもしれませんけども、回答させていただきます。  除雪台数でございますけども、昨年の時点で77台。町有車両は42台、それから民間の借り上げ車両は35台でございます。今年度、3台について増強、更新するわけでございますけれども、2台が廃車による更新でございます、それから1台は増強分ということで、計78台になる予定でございます。今回の増強によって、購入車両台数は多いわけですけども、毎年のように企業の車両が、昭和の50年代の車両、既にもう36年くらい経過した車両がございますので、そういった車両、それから町有車についてもかなり老朽化が進んで、もう年間で修繕費が200万くらい要る車もございますので、そういった分については、逐次廃車をして更新していきたいというふうに思っております。  先ほど申し上げましたように、国の防災安全交付金を活用しております。これは3分の2の高率補助の支援されての増強でございまして、現在、2010年から始めておりまして、除雪台数については一応計画書も議員の皆様方にお配りしておりますけども、大体23台を予定しております。これに加えて、当然町有車両がふえますので、スノーステーション等も逐次建築していかなくてはなりませんけども、現在は建設業界、そういった委託業者との話し合いの中で、車の増強を優先していただきたいというふうな申し出も出ておりますので、そういった形で、ことしについても2台の更新を計画しております。以上です。 ○議長(岩田 明人君) ほか、ございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  最初に、議案第61号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。               〔討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第61号について討論を終わります。  次に、議案第62号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第62号について討論を終わります。  これより採決を行います。  最初に、日程第10、議案第61号、財産取得について(消防ポンプ自動車)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第11、議案第62号、財産取得について(除雪ドーザ)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第12 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について ○議長(岩田 明人君) 日程第12、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。  お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出があっております。申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査をすることに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに決しました。   ─────────────・───・───────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議は全て終了をいたしました。
     これにて平成30年第2回奥出雲町議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。            午前11時06分閉会   ───────────────────────────────...