奥出雲町議会 2018-03-22
平成30年第1回定例会(第4日 3月22日)
議案第27号、公の施設の
指定管理者の指定について(奥出雲町
農産物処理加工施設)。これは、奥出雲町
農産物処理加工施設を
指定管理者に管理させるためでございます。
審査概要。管理者でございますが、奥出雲町高尾1787番地22、奥出雲仁多米株式会社、代理人、管理部長、内田康也。期間、平成30年4月1日から平成33年3月31日。
審査結果。
全会一致により
原案可決でございました。
議案第28号、公の施設の
指定管理者の指定について(
下高尾活性化施設)。これは、
下高尾活性化施設を
指定管理者に管理させるためでございます。
審査概要。管理者でございますが、奥出雲町高尾320番地2、下高尾自治会会長、藤原稔功。期間、平成30年4月1日から平成33年3月31日。
審査結果。
全会一致により
原案可決でございました。
議案第29号、公の施設の
指定管理者の指定について(
玉峰山森林総合利用施設)。これは、
玉峰山森林総合利用施設を
指定管理者に管理させるためでございます。
審査概要の管理者でございますが、奥出雲町亀嵩3609番地1、
株式会社奥出雲振興、
玉峰山荘支配人、宝田正。期間、平成30年4月1日から平成31年3月31日。
審査結果。
全会一致により
原案可決でございました。
議案第30号、公の施設の
指定管理者の指定について(
川西地区農作業準備休憩施設)。これは、
川西地区農作業準備休憩施設を
指定管理者に管理させるためでございます。
審査概要。管理者、奥出雲町下横田913番地、川西自治会会長、藤原久。期間、平成30年4月1日から平成33年3月31日。
審査結果。
全会一致により
原案可決でございました。
議案第32号、奥出雲町町道路線の変更について。これは、経路及び起終点の変更を行うためでございます。
審査結果。
全会一致により
原案可決でございました。
次に、請願第3号、米の生産費を償う
価格下支え制度を求める請願についてでございます。
審査概要でございますが、前回継続審議になったのは、もう少し勉強しようということであった。新聞や話を聞いても、安倍政権がこういったことを考えては、今、いないということ、議論してもものが動かないのではというふうな意見、また、下支え制度をつくってくださいという制度要求であり、農協の政治団体に農政会議があり、同じ趣旨のものを国に上げている。奥出雲町が農業の町であれば、農業が継続できるような国の施策は必要だと思うということ、また、今の方向性は、コスト削減して、グローバル化を図り、価格競争していくもの。品質を持ち上げ、低価格でいい米をつくろうというもの。方向性として、金額的なもので底上げでなく、技術的なもの、品質的なものを底上げしていかなくてはいけない。そのようなことに対しての助成なり、資金提供をしていただくような要望であれば賛成したい。そういうことで継続審議にしたいという御意見もございました。
仁多米はブランド米と言われている。そこに力点を置いて、要望書の内容もいいが、それよりも根本的に農業が豊かになる形を目指すほうがいいのではということ、また、今年度から農業者の皆さんが大きな痛手になる。グローバル化に対応できる農業が奥出雲町でできるか。不可能であると。中山間地域では仕事がしにくく、生産コストがかかる。請願の内容についてはいいと思うが、奥出雲町だけになっているのが残念であると。これは県全体で国に対して言わなければならないことだと思うと。内容についてはいいが、やるなら大きな動きでやってほしいというような御意見がたくさん出まして、賛成、継続いうやなことだったというふうに思いましたので、採決をさせていただきました。ここにも書いてございますように、審査結果としては、賛成多数により採択ということになりました。
続いて、陳情第1号、木次線の維持・存続についての要望書が出ておりました。これにつきましては、議員各位へお配りしてあるとおりでございまして、御存じのとおりだというふうに思いますが、このことにつきましては4項目ございまして、簡単に言いますと、平成31年度以降のトロッコ列車の運行継続など、自治体、JR西日本、地域住民が一体となった木次線の活性化施策の充実に向けて、引き続き御尽力をいただきたいということ。2番目が、収支厳しい鉄道路線への補助制度の確立を国に求めていただきたい。3番目が、激甚災害が多発する中にあって、鉄道軌道整備法による災害復旧事業への補助対象の拡大を国に求めていただきたい。4番目が、2000年施行の事業者の届け出により、路線の廃止が可能な鉄道事業法28条の見直しに向け御尽力いただきたいということでございました。
これにつきましても、委員会としていろいろ協議させていただきました。中では、やっぱり民営化された今、本来は会社が取り組むことだが、国に求める、この要望書にはちょっと疑問を感じるではないかというふうなこと、この地域としては木次線を守っていかないといけないというふうなこと、町長の施政方針にもあるので、もう少し勉強してみたいというふうなこと、また、これはこれでいいではないかというふうな御意見等あります。
結果、いろいろな御意見がございましたので、結論的には1のトロッコ列車とか住民一体になって盛り上げるとかいうふうなことには理解は皆さんできるというふうに感じたところでございます。ただ、2、3、4につきましては、奥出雲町議会が対応することなのか、また、対応ができるのかというふうなことがちょっとありまして、賛成、疑問、もう少し勉強してみたいなどの意見が出ましたので、採決によりまして、賛成多数で継続審議といたしたところでございます。
以上、議案審査の報告を終わります。
○議長(岩田 明人君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
議案第2号から議案第15号までの10議案及び議案第32号、請願第3号の質疑は1議案ずつ行い、議案第16号から議案第30号までの公の施設の
指定管理者の指定関係15議案については、質疑は一括して行います。
初めに、議案第2号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第3号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第4号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第5号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第6号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第7号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第11号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第12号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第14号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第15号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、続いて、議案第16号から議案第30号、公の施設の
指定管理者の指定15議案について質疑を行います。質疑がございましたら、議案番号を示されてから質疑をお願いいたします。質疑はございますか。
11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) 議案第16号、公の施設の
指定管理者の指定について、それから同じく18号ですね、それから19号、20号、これ、いずれも
指定管理者が奥出雲振興ということですので、関連してこの分はしたいと思います。
まず、これは、今、私持ってるのは17期の決算報告書です、奥出雲振興の。その中に、経営コンサルタントの指導を受け、コストカットによる経費節減並びに施設のリニューアルによる顧客サービスの向上を実施し、集客及び売り上げ増を計画しましたと、そういうふうな文言が残っております。今、現状、コンサルタントが入ってるのかどうか。そういうことが議論されたか。あるいは、18期、29年度の事業計画総括において、28年度が約4,700万の赤字でございます。これは、玉峰山荘、サイクリング、特産市、斐乃上荘、これ合わせて大体4,700万です。
その中で、今後どうするかというのが、29年度のどうするかというのがありまして、玉峰山荘が入館者の減少を最重要課題として集客策及び販売策を講じます。2番目に、外部営業、団体宿泊、バス日帰り団体の強化を継続します。3、各部門による年間のイベント企画を計画的に実施します。4、売店の全面リニューアルによる売り上げ増とお客様満足度の向上を図ります。5、新製品及びプライベートブランド、独自商品ですね、商品の開発による売り上げ増を図ります。6番目、町内及び近隣地区の集客の強化を図ります。7、保安管理費を中心に原価及び販売管理費を精査して、経費削減を図ります。8番目、施設の経年劣化に伴う温泉ポンプ等のたび重なる故障は売り上げ減、入湯減のみならず、施設の信用・信頼にかかわる重要案件として、町と連携をする必要があることから、機械施設の改修計画を策定し、対処しますと。これが玉峰山荘のほうで、経営改善ということで取り上げておられるわけです、奥出雲振興がですよ。8番目の施設の経年劣化いうのは、確かにこれは予算計上もしてありまして、対応するということなってます。それまでのものについて、果たして29年度も終わるようになるにして、この指定管理をあれするのにちゃんとその辺の対応がしてあったかどうかを委員会のほうでちゃんと詰められたかどうかいうことですね。
特にこの中で僕、一番思うのは、6番目にさっき言いました町内及び近隣地区の集客の強化を図ります、これなんか、その地区、この近隣に対してPRがあんまりしてないじゃないかというふうに思います。もうちょっとその辺のことを、今までそういうことやらない会社に向けて、また新たに指定管理をさせるいうのがおかしいじゃないかというふうに思います。
ターミナルについては、体制を強化し、レストラン部門のランチ、喫茶、ディナーを順次営業し、再開しますと。再開しますというふうになっておるわけです。ところが、現状どうかというと、再開もしてないということです。レストラン、宴会の年間計画を作成し、計画的な販売促進を実施します。宿泊は、一般客のみならず、スポーツ合宿等を含めて営業してまいります。原価及び販売費及び管理費を精査し、経費節減、これは当たり前です。施設の経年劣化に伴う施設の修繕計画を策定し、対処しますと、こういうふうに上がっております。それから、特産市もそれぞれ上がっております。野菜の確保云々ですね。特産市は、唯一このグループの中で利益が出てる。斐乃上荘は、今回その対象になっておりませんので、あえて、いろいろどういうことをやるという書いてありますけども、それは言いません。ただ、奥出雲振興としては、こうやっていろんなことをやりますと言っておられます。その上で、今度新たに指定管理をまたそこへ任せると。結果的には4,700万からの赤字が出てると。それを今回3年度にわたって、約5,000万です。サイクリングのほうで860万、玉峰山荘のほうが3,200万、それからヴィラ船通山で860万、合わせるとざっくり5,000万を突っ込んでいくわけですよね、3年間、契約となっていけば。その場合、そういうふうな、今までこういうことを改善します、コンサルタントを入れてやっていきますと、その結果どうだったか、あるいはこういうことがきちんとできてるのか、その会社は、そういう議論がなされたかどうかをちょっと確認したいと思います。
○議長(岩田 明人君) 内田委員長、できますかいね。
10番、内田委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) 御質問にお答えいたしますが、今回の委員会では、具体的にそういうお話はしておりません。中では、今お話がございました集客等のことについたり、リニューアルいうようなことも言われましたですが、そのことにつきましては、先日の予算委員会でお話ししたとおりでございます。今言われましたように、今回、
仁多サイクリングターミナルが864万、亀嵩の総合、玉峰山荘が3,240万円の指定管理料になってるわけでございますが、この金額に対してのどうかというふうなことも含めまして、先日の委員会では特に議論がなかったということでございます。
○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) やはり今までの実績、どういうふうな状況だったかいうことをきちんと検討していかないといけないし、本当に奥出雲振興でいいのか、もっと外部の第三者にでも委託したほうがいいじゃないかということも検討すべきじゃないかと思います。
というのは、年間、こうやって今4,700万、昨年出て、今回約5,000万の指定管理料を払って、それは計算上プラス・マイナスになれば結構です。しかし、今後、清嵐荘のリニューアルオープン、そういうものがもう目の前に控えております。そういうふうな時点になったときに、どういうふうな現象になってくるか。そういうシミュレーションを、これは委員会がすることではないんですけども、委員会からきちんと町当局、担当課あるいは第三セクターのほうへでも話をしてやっていかないと、このまま赤字になりました、また、指定管理料ふやしましょうということでずるずるいってしまいますと、今もう忘れられてますけども、今治市になってしまうんですよ。今、今治市の現状はどうかと言うと、若い人が非常に出ていってしまって、高齢者ばかり。高齢者は行くとこがないから今治市にいるという状況なんです。あっ、夕張だ。夕張はそういう状況なんです。そうなった場合に、高齢者の者はずっといろんな負担がどんどんどんどん上がっていくと、そういうふうな環境なわけです。そういうことにならないためにも、第三セクターの経営というものは、もう議会もですけども、町当局も必死でやっていかないといけないと私は思うんですよ。そのためには、やっぱり委員会のほうできちっと問題を把握されて、的確なアドバイスといいますか、経営を判断をされるべきだと思います。今後ともその辺、気をつけていただきたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 今、藤原議員のほうからいろいろありましたですけど、町当局のほうもまた参考にしながら、いい方向に向けていただきたいというふうに思います。
公の施設の関連について、皆さん方、ほかにございますか。
2番、糸原壽之議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 先ほどの指定管理の奥出雲振興さんの件ですけども。
○議長(岩田 明人君) 何番ですか。奥出雲振興。
○議員(2番 糸原 壽之君) 議案第18号、19号、20号ですけども、多分、町と協定書を取り交わされると思いますけども、奥出雲振興さんのほうは協定の代表が支配人となってますけども、これは奥出雲振興さんのほうで対外的に協定を取り交わす場合の代表者となり得るような役員配置でしょうか、会社の中で。
○議長(岩田 明人君) 10番、内田精彦議員、答弁できますかいね。
○
総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) お答えいたしますが、奥出雲振興さんにつきましては社長が勝田町長いうことでございまして、契約上、双方代理禁止いうことのようでございまして、その名前が使えないというふうなことで、現場の責任者である支配人と契約するという説明でございました。
○議長(岩田 明人君) 2番、糸原壽之議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) そういう説明はわかりますけども、奥出雲振興さんの会社の中で、支配人と代表取締役との間で対外的に協定書に名前が書ける支配人は役員でなくてもよろしいでしょうか。
○議長(岩田 明人君) ちょっとそこまで協議してますか。
○議員(2番 糸原 壽之君) 支配人は職員の職名であって、対外的に町と協定書を取り交わす場合の代表者となり得ますでしょうか。さらに言えば、いろいろな状況が起こった場合に、代表取締役と支配人との間で意見の違いとか立場の違い、権限の違いがあったときに、社内的に問題になったり、また、町との交渉のときに問題があったりはしないでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 委員長、協議。
○
総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) お答えいたしますが、総務常任委員会では、社長と支配人との関係、具体的にこういう関係がありますよと、権限がここでうまくいきますよとか、そういうお話の議論はしておりません。
ただ、今お話ししましたように、団体の住所、氏名が支配人となっているのが問題ではないのかいう議論はさせていただきました中で、先ほどもお話ししましたように、社長は勝田町長でございますので、契約上できないということ、したがって、支配人の宝田正さんですか、を契約するという説明でございました。(発言する者あり)
○議長(岩田 明人君) まだ。
2番、糸原壽之議員。
○議員(2番 糸原 壽之君) 話の流れはわかりましたけども、一つ疑問として残りますのが、会社の中で支配人と代表取締役との業務の分担が、例えば代表権があって、契約者になり得るかということが問題かと思います。その場合に、町が
株式会社奥出雲振興のほうにきちっと申し出なり、協議事項ができて、宝田さんが責任を持ってトップとして代表ができるかということが問題かと思いますので、また御検討ください。
○議長(岩田 明人君) そのことについては、委員会でそこまで話がどうもやってないみたいですから、また、委員長のほうから町当局云々についてもきちんとしていかなきゃいかんじゃなかろうかなと、このように思うところですが。
ほかありますかいね。
11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) 議案第21号の公の施設の
指定管理者の指定について、奥出雲おろちループの道の駅の関係です。いろいろ審査で議論がされておりましたみたいですけども、道の駅も非常に交通量が減りまして、なかなか経営をしていくには大変じゃないかというふうに思います。その中で、こうやってやられたということですが、もともと第三セクターでやっていたときに、アメニティよこたという名称で平成5年に設立されて、資本金が300万という形で進んできたものが、それから10年ぐらいたちましたら、合併のときに非常にアメニティよこたの経営状況が悪いと、経営しにくいと。その当時、町から委託料が2,000万出てたわけです。それでも、それで、業務委託を今回の会社に業務委託をされてたわけですね、600万から700万ぐらい払われて。それでも合わないからということで、今度は道の駅というものをつくられた。これが平成19年ぐらいのときです。このときに、それまであった赤字を全部町が負担して、3,000万ぐらいあったんですかね、負担してやってしまったと。処理したと。新たに出資金を1,000万、何だかんだで、リニューアル料も含めて2,000万ぐらいかけてやったわけです。その中で、経営体制を増進し、町が100%出資となる新たな会社を設立し、経営責任を明らかにするとともに、国道314号線で離れた交流館三国、道の駅奥出雲おろちループ、宿泊施設、ロッジを道の駅おろちループとして一元経営管理することで総合力を発揮していくというふうなことが書いてあるわけですわ。しかしながら、この何年間か、それから以降、約10年以上たちますけども、経営的にずっとやれてないというふうな話です、その間に何社か入ったんですけども。
今回、特色的なのが、この第三セクターや奥出雲町としては珍しくいわゆる民間企業100%のとこへ委託管理をするというのがあります。その場合、非常にこの420万ですか、ぐらいの委託管理料で果たして経営的にやっていけるのかどうか、私、非常にそれを疑問に思ってます。というのは、今までの経営上からいって、そこへ出されてた委託料いうのは、業務委託料大体600万か700万、最近でも400万ぐらいは最低でも出とる。それ以外にスポット的にわけのわからんようなお金が何ぼか出てるというふうな状況です。そういうふうな状況の中で、果たして400万に受けた、じゃあ、合わなかった、赤字が出た、その場合には町はどうするんですかっていうことが僕は議論されたかどうかが聞きたいんです。それは、もしそれを町、そのことをしっかり議論しておかないと、赤字が出たときには町が負担しますということになれば、それは一民間企業にそういうことはやったら大変なことになる。私も事業やっております。うちも、ほんなら、赤字補填をしてごせといってかあにお願いせないけんやになってくるわけですわ。ですから、その辺を町にきちんと言質をとられたかどうか。赤字になった場合、町は、この契約3年間ですよね、委託管理も含めて3年間、ちゃんとその分で経営をやられますかということをきちんとそれがとってあるか、言質が。これ、大事なことだと思うんです。じゃあ、赤字になったときはまた町が何ぼか見ますわねというそんたくがあったかないか。その辺も含めて、議論があったかどうか、お聞きします。
○議長(岩田 明人君) 10番、内田委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) お答えいたします。今御質問のことにつきまして、具体的には委員会としては特に議論はしておりませんが、その中で、今度、絲原のほうへ管理委託するわけでございますが、絲原に対する指定管理料についてはきちんと公募をかけて審査し、問題ないと思いますということでございますので、そこの辺のことも町として審査してオーケーだということだと思います。
今お話が出ました赤字のときはどうするのか、町が後で補填するのかというふうな議論はしておりません。以上です。
○議長(岩田 明人君) まだありますか。
藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) 今のお話わかりました。
委員長さん、ぜひ町のほうへそういうことは絶対ないかという示しもしていただいて、確認をとっていただきたいというふうに思います。
続いて、議案第23号の佐白の地区交流拠点施設、これは、NPO法人の奥出雲布勢の郷が経営していらっしゃいます。これ、何年か前は非常に経営状況がよくて、黒字でも出てるというふうなお話を聞いておりました。ところが、今回、これは予算はちょっとここでは言ってはいけないかもしれませんけども、今までの指定管理料が560万ばかりだったものが、900万と、65%のアップだと、300万からのアップだというふうな状況です。今のさっきの話とも一緒になりますが、やっぱり経営が悪くなったから指定管理料上げてくださいというふうになっていくのか。それをすれば、これ、民間じゃなくて、NPO法人ですね、せめて決算書ぐらいは見られて、経営状況を見られたのかどうか、確認をしたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 10番、内田委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) お答えいたしますが、佐白地区の交流拠点施設の件でございますが、決算書等は委員会としては見ておりません。今回、今お話が出ましたように、平成29年度は565万7,000円が平成30年度は918万で、約350万円上がっております。このお金のことにつきましては、前回、予算委員会で少し説明させていただいたと思いますが、その議論をさせていただきましたので、今回の総務委員会ではこの議論はございませんでした。以上です。
○議長(岩田 明人君) いいですか。
11番、藤原充博議員。
○議員(11番 藤原 充博君) これだけ金がないから宝殿でもやめますというぐらいな、町のほうも苦しい状況です。65%もアップするような事業はなかなかないと思いますけども、それぐらいやられてでも守っていこうというふうな姿勢だと思うんですけども、ぜひともこれぐらいなお金を、これを払えれば、委員長、ぜひ決算書をこれからは提示してもらうようにされたほうがいいじゃないでしょうか。その辺、町に強く言っていただけないでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 答弁できますかいね。
10番、内田委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(内田 精彦君) お答えいたしますが、私の一存でなかなかなりませんが、考え方としては、今言われるように、決算書を提出いただいて、それをよく吟味させていただいて、検討するのはいいことだというふうに思います。
もう一つ、先ほどお話が出ました、雲南市の清嵐荘が今、改造中であるということで、町としても、清嵐荘が今、改造中だというふうなことで、少しちょっと不安な面もあるようでございまして、NPO法人ともう少し協議しながら何とかやっていきたいというふうな説明もございました。つけ加えておきます。以上です。
○議長(岩田 明人君) それでは、公施設に対する質疑は終わりにします。
続いて、議案第32号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、請願第3号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論につきましても、最初に申し上げましたが、議案第2号から議案第15号までの10議案及び議案第32号、請願第3号は1議案ずつ行い、議案第16号から議案第30号までの15議案についての討論は一括して行います。
初めに、議案第2号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第2号について討論を終わります。
次に、議案第3号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第3号について討論を終わります。
次に、議案第4号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、討論なしと認めます。よって、議案第4号について討論を終わります。
次に、議案第5号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第5号について討論を終わります。
次に、議案第6号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第6号について討論を終わります。
次に、議案第7号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。
8番、川西明徳議員。
○議員(8番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。上程中の議案に対する討論を行います。反対の議案は、第7号議案です。
第7号議案は
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する
条例制定の議案ですが、
非常勤消防団員等の損害補償の補償基礎額の扶養加算額を、子供は引き上げるが、配偶者は引き下げるというものであります。これは、昨年12月の消防庁地域防災室の改正する政令案の概要、指示文書の改正経緯によりますと、一般職の職員の給与に関する法律に規定する扶養手当については、平成28年11月に改正され、平成29年4月1日以降、扶養手当の支給額が段階的に変更させるところとなった。補償基礎額は、給与表で定められている扶養手当の支給額、支給対象をもとに定められている。一般職の給与法が改正されたことから、平成28年度に改正を行ったが、段階的な変更を反映させるため、今年度も改正が必要としています。準拠法令は消防組織法、消防法、水防法としていますが、公務員の扶養手当が、子供は増額され、配偶者が減額されたことにあわせて実施されるものであります。現役の公務員の給与をどうするかということと、とりわけ公務災害に対する補償として行われる手当には、何の関係もありません。機械的に連動させていく考え方は理解しがたく、賛成できません。
以上で討論を終わります。ありがとうございました。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ございますか。
3番、景山利則議員。
○議員(3番 景山 利則君) 3番、景山利則でございます。私は、奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する
条例制定について、賛成する立場で討論を行います。
消防団員に対する処遇については、消防責務の重要性に鑑み、報酬、出動手当、公務災害補償、退職報償金の支給等、諸施策が講じられており、年々、その処遇の改善が図られておりますことは御承知のとおりであります。このたびの改正については、
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準に定める政令の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の改正がされるものであります。
改正の経緯でありますが、一般職員の給与に関する法律(昭和25年法律第95号)第11条第2項及び第3項に規定する扶養手当については、平成28年11月に改正され、平成29年4月1日以降、扶養手当の支給額が段階的に変更されるところとなりました。
一方で、
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令(昭和31年政令第335号)第2条第3項に規定する、
非常勤消防団員等が公務により死亡し、負傷し、もしくは疾病にかかり、または公務による負傷、もしくは疾病により死亡し、もしくは障害の状態となった場合に、
非常勤消防団員等、またはその扶養親族に支給される損害補償の算定の基礎となる額の加算額及び加算の対象については、給与法で定められている扶養手当の支給額及び支給対象をもとに定められております。
このことから、給与法がさきに述べたとおり、改正されたことに伴い、基準政令で定められている扶養親族、加算額及び加算対象区分について、平成28年度に改正が行われたところでありますが、段階的な変更を反映させ、均衡を図る上から、今年度も改正が必要となったところということであります。
基準政令第2条第3項の各項に掲げる扶養親族がある場合の補償基準額の加算額については、給与法に定められている扶養手当支給額を日額換算、扶養手当支給額を30で除し、1円未満を四捨五入したものとされております。扶養手当支給額の改定の並びをとり、加算額は第1号配偶者についてはこれまでの331円が217円に引き下げになりますが、第2号、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子については、これまでの267円が333円に引き上げになります。第3号、孫、第4号、祖父母、第5号、弟、妹、第6号、重度心身障害者の217円については、これまでどおりの217円に据え置くというものであります。
このように、このたびの奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、該当する法律に照らし合わせ、その法律に準拠したもので提案をされておりますので、全く異論はないと思います。適正、妥当なものであるということを申し上げ、私の賛成討論といたします。
○議長(岩田 明人君) ほか、討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第7号について討論を終わります。
次に、議案第11号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第11号について討論を終わります。
次に、議案第12号について討論を行います。
討論がございましたら、反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第12号について討論を終わります。
次に、議案第14号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第14号について討論を終わります。
次に、議案第15号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第15号について討論を終わります。
次に、議案第16号から議案第30号までの15議案について討論を行います。
討論がございましたら、議案番号を示され、反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) よろしゅうございますか。
討論なしと認めます。よって、議案第16号から議案第30号までの討論を終わります。
次に、議案第32号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第32号について討論を終わります。
次に、請願第3号について討論を行います。
討論がございましたら、請願に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、請願第3号について討論を終わります。
これより採決を行います。
採決につきましても、議案第2号から第15号までの10議案及び議案第32号、請願第3号は1議案ずつ行い、議案第16号から議案第30号までの15議案については、討論がありました議案別に採決を行います。討論がない議案については、一括して採決といたします。
議案第2号、奥出雲町
行政手続条例の一部を改正する
条例制定について採決を行います。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第2号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第2、議案第3号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第3号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第4号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の
勤務条件に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第4号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第5号、奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第5号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第6号、奥出雲町職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第6号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第7号、奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する
条例制定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数により、よって、議案第7号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第11号、奥出雲町農業用小
水力発電事業基金条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第11号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第12号、
奥出雲町立都市公園条例の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第12号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、議案第14号、奥出雲町
過疎地域自立促進計画の一部変更についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第14号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第15号、辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の一部変更についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第15号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続きまして、日程第11、議案第16号、公の施設の
指定管理者の指定について(
仁多サイクリングターミナル)から日程第25、議案第30号、公の施設の
指定管理者の指定について(
川西地区農作業準備休憩施設)までの15議案について採決をいたします。
先ほど討論がございませんでしたので、議案第16号から議案第30号までの15議案について、一括して採決をいたします。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号から議案第30号までの15議案については、一括して採決を行います。
本15議案についての
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第16号から議案第30号までの15議案については、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第26、議案第32号、奥出雲町町道路線の変更についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第32号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第27、請願第3号、米の生産費を償う
価格下支え制度を求める請願を採決をいたします。
請願に対する
委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手少数によりまして、よって、本請願第3号は、不採択とされました。
ここで休憩をいたしたいと思います。11時30分から再開をいたします。休憩。
午前11時14分休憩
───────────────────────────────
午前11時28分再開
○議長(岩田 明人君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28 議案第8号 から 日程第32 議案第31号
○議長(岩田 明人君) それでは、日程第28、議案第8号、奥出雲町
国民健康保険税条例等の一部を改正する
条例制定について、日程第29、議案第9号、町立鳥上診療所の設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定について、日程第30、議案第10号、奥出雲町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第31、議案第13号、奥出雲町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、日程第32、議案第31号、公の施設の
指定管理者の指定について(奥出雲町
郷土芸能施設)、以上の5議案につきまして、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本案につきましては、去る3月5日の本会議におきまして、教育福祉常任委員会へ付託をいたしております。その結果について、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
12番、村尾明利教育福祉常任委員会委員長。
○教育福祉常任委員会委員長(村尾 明利君) それでは、
委員長報告を行います。
ちょっと初めに、1カ所ほど訂正をお願いしたいと思いますけど、最初の1ページのほうの出席委員を6名と記しておりますが、5名に訂正をお願いいたします。
それでは、始めたいと思います。
平成30年3月22日。平成30年第1回
奥出雲町議会定例会、
教育福祉常任委員会委員長報告。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。教育福祉常任委員会委員長、村尾明利。
平成30年第1回
奥出雲町議会定例会3月5日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第8号、議案第9号、議案第10号、議案第13号、議案第31号について、会議規則第77条の規定により報告をいたします。
常任委員会の開催日は、平成30年3月7日。出席委員、5名。説明出席者、教育長、
教育総務課長、
病院事務長、町民課長、
社会教育課長、
福祉事務所長、
健康福祉課長、
子育て支援課長。
審査案件及び
審査概要と審査の結果でございます。
議案第8号、奥出雲町
国民健康保険税条例等の一部を改正する
条例制定について。
審査概要ですが、国民健康保険制度の改正に伴い、県が示した参考例をもとに、所要の改正を行うものとの説明でした。
審査の結果。
全会一致、
原案可決といたしました。
続いて、議案第9号、町立鳥上診療所の設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定について。審査の概要です。鳥上コミュニティセンター内に設置された鳥上診療所の機能を廃止し、公民館の箇所として施設の活用を図るためのもので、平成18年の鳥上コミュニティセンターの建設にあわせ診療所を設置したものだが、当初から受診者が少なく、その後、これは平成22年3月からですが、診療閉鎖が続き、地元からもほかに有効活用したい要望があり、廃止するものです。なお、鳥上地区が無医地区になるとのことでの交付税の算定には特に影響を及ぼさないという説明でした。
審査の結果。
全会一致、
原案可決といたしました。
続いて、議案第10号、奥出雲町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定について。審査の概要は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うとの説明でありました。
審査の結果。
全会一致、
原案可決といたしました。
議案第13号、奥出雲町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について。
審査概要。特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準に伴い、所要の改正を行うとの説明でした。
審査の結果として、
全会一致、
原案可決といたしました。
議案第31号、公の施設の
指定管理者の指定について(奥出雲町
郷土芸能施設)。
審査概要。布勢地区上三所にある奥出雲町
郷土芸能施設を上三所郷土芸能振興会に
指定管理者として管理させるものであります。
審査の結果。
全会一致で
原案可決といたしました。
以上、今期、教育福祉常任委員会に付託された議案についての議案審査の報告を終わります。
なお、昨年の12月の定例議会に付託されました陳情第7号、布勢小学校・体育館と布勢公民館の複合施設建設についての陳情書については、継続審査といたしておりましたので、その後の審議の経過を報告いたします。
2月20日に閉会中審査を実施し、主に町教育委員会から出されました「望ましい教育環境を確保するための学校再編に関する保護者アンケート調査」、この結果について、教育委員会から説明を受けました。
また、陳情書にある小学校施設や公民館の老朽化、耐震化の現状把握のため現場視察を行うこと、また、次回の委員会までにおのおの委員が布勢地区の保護者を中心とする住民の意見聴取を独自に行うことなどを確認しました。
3月7日の常任委員会においては、布勢地区の保護者を中心とする住民の意見聴取の結果に基づき、さまざまな視点から精力的に審議を行いました。
その後、3月15日の本会議、これは一般質問の2日目でございますが、その後、小学校施設や公民館の老朽化、耐震化未実施の現状把握のため現場を視察し、仁多庁舎で陳情書について、総括的に審議を行いました。
現場視察の状況は、小学校校舎について、旧布勢中学校として使用された建物で、築53年を経て老朽化が進んでいるが、耐震化工事は未実施で、階段等も旧中学校仕様で低学年には不便な実態や3つの教室では雨漏りの箇所も確認されたところでございます。
布勢公民館については、築46年を経ており、老朽化が著しく、生涯学習施設としては調理室などが整備をされておらず、不便な環境の実態を把握しました。なお、隣接するコミュニティセンターは、新しくて余裕の広さがあり、内部改装等の工夫により公民館の補完設備が可能ではないかとの議論もありました。
小学校校舎の改築については、本町各小学校の将来児童数の推計、そして、教育委員会が実施したアンケート調査の結果、また、我々委員会メンバーによる布勢住民の意見聴取の結果報告、今年度の2から3月に実施された各地区の学校訪問、これは教育関係者の授業参観ということで委員の皆さんに参加いただきましたが、これに出席した際の感想などを持ち寄り、さまざまな視点から議論をいたしました。
将来を担う子供たちにとって教育環境はどうあるべきか、また、地域における生涯学習やコミュニティーの拠点をどう整えるべきか、さらに、平成21年1月に答申が出された学校再編基本計画と今日の教育環境・学校施設の整合性など論点はさまざまに及びました。
審議の結果については、三様の、1つは採択、2つには不採択、3つには継続審査に、この3つに分かれ、多数決によって継続審査といたしました。今回の継続審査は、2回にわたるため先例に従い今期で審議未了となりますが、今後について、教育福祉常任委員会として若干意見を申し添えさせていただきたいと思います。
まず、審議を重ねる中で、一つに、将来予測として確実に児童数が減少すること、これは複式学級が増加すること、あるいは極小規模の小学校が増加する、これによる学校再編の見通しを早く確立することが大事だということ。そして2つ目に、この30年度、本年、測量設計に入る三成小学校の改築にあわせて小学校再編を行うのか、これも早期に検討が必要と思いますし、3つ目に、公民館等地域コミュニティー施設のマネジメントの確立など喫緊の課題があり、早期に議会において集中的な議論を行い、議会としての見解を町民に打ち出すことが必要に思います。
また、町執行部におかれましても同様に進められ、議会とともに課題解決を共有する必要に思います。
以上、申し添えて報告といたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、議案第8号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第9号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第10号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第13号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第31号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんね。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、議案第8号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第8号については討論を終わります。
次に、議案第9号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第9号については討論を終わります。
次に、議案第10号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第10号については討論を終わります。
次に、議案第13号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第13号については討論を終わります。
次に、議案第31号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第31号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第28、議案第8号、奥出雲町
国民健康保険税条例等の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第8号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第29、議案第9号、町立鳥上診療所の設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第9号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第30、議案第10号、奥出雲町
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する
条例制定についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第10号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第31、議案第13号、奥出雲町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第13号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第32、議案第31号、公の施設の
指定管理者の指定について(奥出雲町
郷土芸能施設)を採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第31号は、
委員長報告のとおり可決されました。
ここで休憩をいたしたいと思います。13時15分までといたします。休憩。
午前11時50分休憩
───────────────────────────────
午後 1時14分再開
○議長(岩田 明人君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第33 議案第38号 から 日程第47 議案第52号
○議長(岩田 明人君) 日程第33、議案第38号、平成30年度奥出雲町
一般会計予算提出について、日程第34、議案第39号、平成30年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計予算提出について、日程第35、議案第40号、平成30年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について、日程第36、議案第41号、平成30年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計予算提出について、日程第37、議案第42号、平成30年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計予算提出について、日程第38、議案第43号、平成30年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計予算提出について、日程第39、議案第44号、平成30年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計予算提出について、日程第40、議案第45号、平成30年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計予算提出について、日程第41、議案第46号、平成30年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について、日程第42、議案第47号、平成30年度奥出雲町
三井野原スキーリフト事業特別会計予算提出について、日程第43、議案第48号、平成30年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計予算提出について、日程第44、議案第49号、平成30年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計予算提出について、日程第45、議案第50号、平成30年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計予算提出について、日程第46、議案第51号、平成30年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計予算提出について、日程第47、議案第52号、平成30年度奥出雲町
水道事業会計予算提出について、以上の15議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本案につきましては、去る3月の5日の本会議におきまして、予算特別委員会へ付託いたしております。
その結果について、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
13番、大垣照子予算特別委員会委員長。
○議員(13番 大垣 照子君) 平成30年第1回
奥出雲町議会定例会、
予算特別委員会委員長報告。平成30年3月22日。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。予算特別委員会委員長、大垣照子。
まず最初に、お断りをいたしておきますが、予算関連15議案につきましては、
委員長報告を行いますが、記載しております各一つ一つの議案について、議案番号のみ読み上げさせていただきます。
平成30年第1回
奥出雲町議会定例会3月5日本会議において、予算特別委員会に付託されました議案第38号、39号、40号、41号、42号、43号、44号、45号、46号、47号、48号、49号、50号、51号、52号の15議案につきまして、会議規則第77条の規定により審議経過及び審査の結果について、下記のとおり報告をいたします。
記。審査付託議案、15議案。出席委員数、3月6日、11人、3月19日、13人。
審議経過について。当委員会では、去る3月6日に執行部全課長出席のもと、平成30年度一般会計予算及び13事業特別会計予算と1つの公営企業会計予算の全体質疑を行い、その後、各小委員会へ審査を付託いたしました。3月19日に再度委員会を開催し、小委員会委員長より分割審査結果の報告を受け、全体質疑、討論の後、予算特別委員会として15議案について採決を行いました。
2、審査内容(概要)。
議案第38号、平成30年度奥出雲町
一般会計予算提出について。
1、概要。平成30年度一般会計当初予算は、地域活性化対策ほか、定住対策、結婚子育て支援、福祉の充実、地域医療の確保、健康の増進、雇用・産業振興、生活インフラ整備、防災対策、教育の充実など、町の振興、町民生活向上に資する事業に対し、配慮した予算となっています。
この結果、平成30年度当初予算の総額は135億8,000万円で、前年度に対し6.0%、8億6,000万円の減額となっています。また、平成29年度予算のうち、道路事業、災害復旧事業、公園整備事業など、総額で9億7,200万円の事業は翌年度に繰り越すことになっており、当初予算と一体となった切れ目のない予算となっています。
2、全体質疑。3月6日の全体質疑では、一般会計予算に関する説明書の歳入は一括して、歳出は款別に質疑を行いました。各委員からは、予算資料、主要事業・施策一覧記載の事業内容や予算説明書の歳入・歳出科目の内訳等について、活発に質問がなされました。
歳入については、入湯税・地方交付税・総務費国庫補助金の減額理由並びに個人番号カードの交付状況などについて質疑が行われました。
歳出については、次のとおりです。
議会費では、減額理由について質疑がありました。
総務費では、地域おこし協力隊活動費7,321万1,000円、地域情報化施設整備事業8,683万9,000円、ケーブルテレビ等電柱移転等外注工事費3,000万円、町ホームページ構築事業1,026万円、自治会長報酬886万5,000円、ふるさとづくり交付金1,680万円、ふるさと応援寄附金事業3億1,953万1,000円、電算(基幹系)システム更新事業6,895万3,000円、路線・観光バス整備事業4,660万1,000円、専任集落支援員配置事業1,050万円、危険老朽空き家解体補助金480万円、人材育成サポート事業174万7,000円、
佐白地区交流拠点施設管理運営費1,276万4,000円について。
民生費では、UIターン保育士確保対策奨励金150万円について。
衛生費では、地球温暖化対策実行計画(事務事業編)改定業務991万5,000円、斎場施設修繕事業880万2,000円、可燃物処理センター改修事業5,496万2,000円、最終処分場水処理施設改修事業3,380万4,000円について。
労働費については、特に質疑はありませんでした。
農林水産業費では、前年度より減額になっている農地費・林業振興費・山林地籍調査費について内容確認、玉峰山荘施設大規模改修事業2億1,156万円、有害鳥獣捕獲対策事業1,755万1,000円、カントリーエレベーター設備更新事業2,844万円、総合農場等施設管理委託1,124万8,000円、農業公社経営安定支援対策事業830万円、有機エゴマ栽培拡大事業等のエゴマ関連事業684万4,000円、農業遺産推進協議会補助金28万円、荒廃農地等利活用促進交付金600万円、国営造成施設管理体制整備促進事業975万円、国営農地保有合理化事業貸付金1億3,629万7,000円、アユ種苗生産施設整備事業114万7,000円、きのこコンサルティング業務委託648万円、山林地籍調査事業6,733万円について。
商工費では、前年度より減額になっている商工業振興費について内容確認、プレミアム付商品券発行事業1,076万7,000円、小規模事業者事業継続支援補助金140万円、地域商業活性化支援事業305万円、企業誘致促進事業61万円について。
土木費では、木造住宅耐震化等促進事業310万円、建設業等公的資格取得助成事業115万4,000円、道路補修、これは町政要望に対応した分ですけれども、1,070万円、除雪車購入事業5,250万1,000円、三成公園ホッケー場整備事業5,340万1,000円、三成公園ホッケー場公認費用180万円について。
消防費では、消防ポンプ車整備事業2,355万9,000円、耐震性貯水槽設置事業4,019万4,000円、J-ALERT受信機・自動受信機更新事業443万5,000円について。
教育費では、小学校管理費8,760万1,000円、学校給食費の未納者状況並びに旧高田小学校の利活用・跡地管理、三成小学校整備事業4,607万2,000円について。
給与費明細書から歳入歳出予算の総計表及び純計表については、特に質疑はありませんでした。
3、小委員会報告について。3月19日の各小委員会の分割審査結果報告において、総務経済予算小委員会からは、歳入においては、入湯税の使途について確認したこと。
歳出については、総務費では、電算管理費1億1,737万2,000円の業務委託料及び備品購入費の内容確認、ふれあい交流館施設管理費307万6,000円の減額理由の確認、電子自治体推進費の庁用器具費・地域おこし協力隊の報酬7,321万1,000円、横田庁舎照明エスコサービス事業110万8,000円の確認、
佐白地区交流拠点施設の指定管理料1,276万4,000円の算定根拠及び今後の温泉観光の確認、情報通信協会局舎外壁修繕事業576万4,000円の内容確認、ふるさと応援寄附事業3億1,953万1,000円、返礼品の確認、町長選挙費予算896万9,000円及び投票率などについて確認したこと。
農林水産業費では、玉峰山荘施設大規模改修事業2億1,156万円の内容及び経営状況確認、有害鳥獣捕獲対策事業1,775万1,000円の捕獲単価の確認、山林地籍調査事業6,733万円の前年度比減額理由の確認、農業基盤整備促進事業3,490万円の事業内容確認、きのこの里づくり事業補助金1,998万8,000円の内容を確認したこと。
商工費では、観光協会補助金2,360万円の利用状況及び今後の対応策について確認したこと。
土木費では、除雪車購入事業5,250万1,000円及び道路新設改良費7億1,842万7,000円の内容確認、道路法52条負担金1,500万円の根拠の確認、2トン自動車運転の確保状況の確認、急傾斜地崩壊対策事業1,000万及び河川浄化対策事業1,000万1,000円の施工場所について確認したこと。
消防費では、消防ポンプ車整備事業2,335万9,000円の配置先について確認したこと。
教育費では、サイクリングターミナルの利用時間について確認をしたこと。
諸支出金では、普通財産取得1,000万円について確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。
教育福祉予算小委員会からは、歳入については、特に質疑はなかったこと。
歳出においては、総務費では横田コミュニティセンター設備改修事業6,705万4,000円の内容及び財源確保、諸費の横田高校魅力化事業900万円の事業内容について確認したこと。
民生費では、結婚・子育てコンシェルジュ事業322万円の体制及び活動内容の確認、おくいずも子育て応援事業所認定事業3万6,000円の報償費の削減の内容確認したこと。
衛生費では、可燃物処理センター施設改修事業5,496万2,000円の今後の維持経費について確認したこと。
土木費では、公社単身住宅活用補助金1,704万円、公営住宅等長寿命化策定事業505万5,000円の策定計画について確認したこと。
教育費では、教育魅力化統括プロデューサー事業650万円の目的・内容確認、教育魅力化事業800万円の内容確認、三成小学校整備事業4,607万2,000円の測量設計費確認、横田小学校プール改築事業1,873万2,000円の改築事由等についての確認など、詳細な審議の結果が報告されました。
4、総括。平成30年度当初予算135億8,000万円の歳入構成は、税収等の自主財源が31億円の22.9%、依存財源は105億円で77.1%、内訳は、町債が17億円のほか、地方交付税や国・県支出金等が88億円となっています。
歳出面では、投資的経費が20億円であり、投資予算は前年度対比で1億6,300万円の減額となっていますが、総合戦略関連事業に重点的に配分されており、地方創生の進展に期待を持つことができる予算となっています。
平成30年度予算は、合併算定がえから段階的に一本算定への移行などにより地方交付税の減少。また、合併後、積極的に行ってきた投資事業の借入金の返済を迎え、歳入面では引き続き厳しいものとなりました。
これに対し、歳出面では、総合的な補助金の見直し、国・県事業の積極的な活用等により財源を生み出し、道路関係に昨年度とほぼ同額の9億5,500万円の予算の確保、地域活性化対策として専任集落支援員の配置、結婚・子育て支援として結婚・子育てコンシェルジュ事業並びに子育て情報発信事業の充実などがなされています。また、地域医療の確保及び雇用対策並びに産業の振興など、地方創生総合戦略の具現化を進めていくものとなっています。
平成29年度末の町債残高見込みは217億円で前年より減少し、また財政調整基金、減債基金の合計額は9億8,000万円余でありますが、総じて財政指標の健全性は担保されています。
国内の景気は緩やかな回復基調が続いている一方で、少子高齢化は依然深刻な問題であり、首都圏への人口一極集中と地方の人口減少はとまる気配がなく、豊かさの実感にはつながっていないのが現状です。
低迷の続く町内景気や人口減少問題、公共施設の老朽化など山積する諸課題に対応並びに地方創生を推進するため、国・県の補助事業を積極的に活用しながら、景気回復の足取りを一層確かなものとし、地域活性化対策、定住対策、結婚対策、少子化対策、子育て支援、医療・福祉政策等に取り組む必要性を痛感するものであります。
3、審査結果について。以上、平成30年度一般会計予算につきまして、採決の結果、賛成多数で
原案可決といたしました。
次に、特別会計予算13議案及び公営企業会計予算1議案について報告をいたします。
4、審査内容(概要)。
議案第39号、平成30年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計予算提出について。全体質疑では、国民健康保険税の滞納状況について確認された。15億6,571万円の歳入歳出予算で対前年度比3億3,228万円の減額となっています。教育福祉予算小委員会委員長から、保険税算出根拠・一般会計繰入金の減額内容の確認、給与費明細書の特別職の確認、保険者努力支援制度の評価指標を満たす推進の内容について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第40号、平成30年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について。3億8,363万円の歳入歳出予算で、対前年度比582万円の減額となっています。教育福祉予算小委員会委員長から、被保険者数及び医療費について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第41号、平成30年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計予算提出について。3億5,798万円の歳入歳出予算で、対前年度比64万円の増額となっています。教育福祉予算小委員会委員長から、施設利用状況並びに施設修繕計画について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第42号、平成30年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計予算提出について。3億8,120万円の歳入歳出予算で、対前年度比9,652万円の減額となっています。教育福祉予算小委員会委員長から、施設入所状況について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第43号、平成30年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計予算提出について。2,778万円の歳入歳出予算で、対前年度比50万円の減額となっています。教育福祉予算小委員会委員長から、職員体制・利用状況の確認、在宅医療・介護について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第44号、平成30年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計予算提出について。2億8,010万円の歳入歳出予算で、対前年度比1,180万円の減額となっています。総務経済予算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第45号、平成30年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計予算提出について。全体質疑では、デジタル無線化工事の計画について確認された。5億2,850万円の歳入歳出予算で、対前年度比1,060万円の減額となっています。総務経済予算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第46号、平成30年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について。1億7,130万円の歳入歳出予算で、対前年度比190万円の増額となっています。総務経済予算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第47号、平成30年度奥出雲町
三井野原スキーリフト事業特別会計予算提出について。1,737万円の歳入歳出予算で、対前年度比23万円の減額となっています。総務経済予算小委員会委員長から、リフト修繕及び利用状況について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第48号、平成30年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計予算提出について。501万円の歳入歳出予算で、対前年度比2,330万円の減額となっています。総務経済予算小委員会委員長から、農業振興を含めた今後の対応策について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第49号、平成30年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計予算提出について。1億3,280万円の歳入歳出予算で、対前年度比4億1,170万円の減額となっています。総務経済予算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第50号、平成30年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計予算提出について。2,825万円の歳入歳出予算で、対前年度比2,115万円の増額となっています。総務経済予算小委員会委員長から、これまでの経過について確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第51号、平成30年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計予算提出について。平成30年度の収益的収支予算は、病院事業収益が21億7,191万円、事業費用が20億9,356万円で、純利益見込み額が7,835万円です。教育福祉予算小委員会委員長から、MRI導入検討状況・その他医業収益の内容確認、看護師・薬剤師の奨学金制度の内容などについて確認した小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
議案第52号、平成30年度奥出雲町
水道事業会計予算提出について。平成30年度の収益的収支予算は、水道事業収益が7億3,400万円、事業費用が7億350万円で、純利益見込み額が455万円です。総務経済予算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。
審査結果について。以上、特別会計予算13議案及び公営企業会計予算1議案につきまして、議案第39号、第40号については、賛成多数で
原案可決、議案第41号、第42号、第43号、第44号、第45号、第46号、第47号、第48号、第49号、第50号、第51号、第52号については、いずれも全員の賛成により
原案可決としました。
以上、今期予算特別委員会に付託された15議案の
審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。
そして、最後に、予算特別委員会委員長として執行部に申し上げます。
先ほどの
委員長報告に対し厳しい質問がありました。執行部はしっかり受けとめていただきたいと存じます。今回の当初予算の中には第三セクターを初め、指定管理料が大幅増額計上されています。特に玉峰山荘へは29年度はゼロ円だったのが30年度は3,240万円、サイクリングターミナルも29年度はゼロ円が30年度は864万円、佐白温泉長者の湯は29年度が565万7,000円が30年度は918万円となっています。その他の施設分を合わせると、29年度は合計約2,000万円であったものが30年度は6,650万円と3倍以上に膨れ上がっています。委員会の中で質問も行いましたが、減収の理由は、いずれの施設も入り込み客の減少との答弁でした。いわゆる赤字補填ということですが、こういうことでは、毎年赤字補填のために指定管理料がどんどん上がっていくことにつながりかねません。今後は赤字にならないよう、みずから営業活動等を活発化させ、赤字経営にならない努力をされるよう指摘をしておきます。
そして、さきの2施設は第三セクターであり、毎年決算報告はなされていますが、佐白温泉長者の湯については、これまで一度も決算報告がなされておりません。委員会の中でも指摘がありました、決算報告を行うよう強く求めます。
また、この当初予算の中に三成小学校の耐震問題にかかわって仁多中学校敷地内に小中一貫校、または義務教育学校の建設の設計料が計上されています。これは仁多地域全体に関係することであり、まず初めに、混乱を起こさないために各地域住民の皆さんや議会との話し合いを行い、進めるべきであり、行政の独自先行はいかがなものか。
また、もう一つの指摘は、3月5日、平成30年第1回定例議会において、30年度の当初予算案を初めとする51議案と3件の同意案件が上程されました。しかし、議員への議案配付は議会開会日の4日前、3月1日でした。これまで毎年、早期の議案書配付を求めてまいりましたが、今日に至るまで実施されていません。執行部は新年度予算編成に当たっては、サマーレビューから取り組んでるとの議会答弁もされておりますが、夏から第1回定例議会まで7カ月から8カ月もあります。なぜ早期配付を求めるかといえば、当初予算は金額も大きく、また、説明資料も何冊にも分かれており、突合がとても困難で、これらを調べるのに時間がとてもかかります。議会に対しても一般質問の通告書の締め切りが執行部の要請により、およそ10日前になり、議会は応じています。執行部の行財政運営の内容を知るために、我々に対して、せめて10日前には議案書の配付をされたい。議員がしっかりと予算書に目を通さなければきちんとした議論ができず、町民の皆さんの負託に応えることが困難になります。このような扱いの現状は議会軽視としか言えません。議会議決のために議員がその施策を理解するために議案書を作成するものと考えます。
町長は町民の皆さんにかわって町の行財政全般を預かる立場でございます。特に当初予算の説明書はもっとわかりやすいものを作成していただきたい。私は本日、他の自治体のわかりやすい説明書を持参いたしております。後で町長にお渡ししますので、本町の予算書作成の参考にしていただきたいと訴えをさせていただきます。
以上、予算特別委員会の審査結果報告ともろもろの改善策を指摘し、早急な対応を強く求め、終わります。
失礼いたしました。少しちょっと読み間違えをいたしたようでございますので、訂正をさせていただきます。
予算特別委員会報告の4ページでございます。下から4段目、コミュニティセンター設備改修事業6,705万4,000円の内容及び財源確保ということが書いてありますので、正しいことでございます。訂正をお願いいたします。財源確保と言ったみたいですけれども、財源確認でございます。
続きまして、7ページの議案第47号のところで、三井野原スキーリフト事業特別会計予算のことですけれども、1,738万円であるところを1,737万円と言ったみたいですので、1,738万円が正しいので訂正をさせていただきます。大変失礼いたしました。
○議長(岩田 明人君) 以上で
委員長報告を終わります。
これより
委員長報告に対する質疑を行います。
最初に、議案第38号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第39号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第40号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第41号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第42号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第43号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第44号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第45号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第46号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第47号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第48号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第49号について質疑を行います。質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第50号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第51号について質疑を行います。質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第52号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、
委員長報告に対する質疑を終わります。
これより討論を行います。
初めに、議案第38号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
1番、田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 1番、日本共産党の田食道弘でございます。議案第38号、平成30年度奥出雲町一般会計予算について反対する立場から、日本共産党を代表して反対討論を行います。
新年度予算を地方財政の財源として見ると、十分確保されているとは言えませんが、29年度補正予算と一体で見れば、不十分ながらも私たちの要求を実現させる財源も確保されています。地方団体の歳入歳出総額の見込み額と言われる地方財政計画は、新年度の地方自治体の歳入歳出の見通しと財源不足額を明らかにして、地方交付税の総額を決めるなど、必要な財源を保障することにあります。地方自治体の財政運営にとって重要なのは、自治体が基本的に自由に使うことができる一般財源の総額がどれだけ伸びたかであります。しかし、奥出雲町の財政運営に影響する普通交付税は臨時財政対策債と合わせ、前年比で6,600万円余りの減と見込まれ、ここ10年間で最低となる56億5,000万円と見込まれています。本来、地方交付税は地域による条件のよしあしから来る格差を是正し、国民がどこに住んでいても標準的な行政サービスを受けられることを可能にする制度であります。
一昨年4月の消費税増税と円安誘導による物価高が暮らしと地域の経済を直撃し、社会保障への国庫負担の削減は医療の崩壊、介護難民を深刻化させ、重い社会保険料の負担に町民は悲鳴を上げています。輸入自由化政策が、この地方の基幹産業である農林水産業や地元産業に打撃を与え、地域経済が壊されてきました。安倍政権はこれら失政への反省もなく、引き続き行革を全国の地方自治体に押しつけ、学校校舎や公民館などの公共施設の統廃合、行政サービスの縮小、公営企業の広域化を一層推進しようとしています。
奥出雲町においても決して例外ではありません。例えば教育施設についてです。今回の3月定例町議会での町長施政方針では、教育の充実の項で、三成小学校の施設整備は国が一定の集団性が必要であると指摘していること。保護者アンケートの結果、義務教育学校への移行段階になっているとし、仁多中学校敷地内への移転を町民と一緒になって検討するとしています。しかし、平成30年度当初予算では、三成小学校整備事業費として、いきなり4,607万円を計上し、仁多中学校敷地内で調査設計を開始するとしています。また、望ましい教育環境を確保するための学校再編に関する保護者アンケート調査結果を概要として奥出雲町教育委員会が公表しています。調査対象者はゼロ歳から中学生までの全保護者、およそ700世帯、全世帯の15%程度で、とても町民と一緒になって検討するものにはなっていません。しかもアンケート質問には、期待することに次の中から丸をと、予算や人員の集中投資により教育環境が整備され、よくなることなど恣意的な質問もあります。学校再編があれば、国・県の教育予算は減ることはあってもふえることはありません。教職員を集中しても教育の質が高まることは現実問題としてあり得ません。三成小学校校区の住民は現在地のままでの建設を願う要望が少なくありません。ましてや、三成地区以外の住民にとっても統廃合は大きな問題であります。公共施設再編、統廃合の課題は自治体としてまちづくりを優先して進めるべきであります。住民と一緒になって取り組むべきものではないでしょうか。
安倍首相は依然として地方創生やアベノミクスの地方への波及を声高に叫んでいますが、しかし、その中身は、消費税の再増税、社会保障切り捨て、雇用破壊、TPP、FTAの推進であり、この道は地方の衰退をさらに加速するものにほかなりません。今、国の予算を取り仕切る財務省では、森友疑惑に係る文書改ざんというとんでもない事件が発覚し、安倍首相夫人や大物政治家の関与が取り沙汰されるなど、国会は紛糾し、政府はその対応に追われています。とんでもない前代未聞の不祥事であります。真相の徹底究明と内閣総辞職にも値する重大な緊急事態です。一方では、8億円もの法外な値引きを許しながら、他方では、地方いじめ、国民いじめに拍車をかける、そんな政治は許せません。
予算案には私たちが提案し、要求し続けてきた町民にとってよい内容もあります。例えば生活道路の整備では、住民と相談を重ねながら、町道改良や新設、改良事業を進め、除雪対策にもしっかりと予算を確保しようとしています。例えば、教育魅力化事業を新規に取り組み、幼児園から高校までの全般にわたる教育魅力化向上に取り組もうともしています。地域活性化対策として、モデル事業として3つの地区に専任集落支援員を配置し、小さな
拠点づくりを本格的に展開しようとしています。これら町民の願いや要求に沿った事業がさまざま予算化されていることは大いに評価するものであります。
高過ぎる国保税を根本的に解消するためには、国庫負担の引き上げが必要でありますが、自治体としては、独自に一般会計から国保特別会計への法定外繰り入れが必要になってきています。また、奥出雲町再生の確かな道は、基幹産業である農林業と地元商工業者への支援を拡充することにあります。本年からの政府による米需給調整政策廃止と米直接支払い交付金廃止によって、農家の生産意欲が大きく失われています。持続可能な奥出雲の農業の実現、耕作放棄地解消に向けて価格保障と生産コストをカバーする再生産費を保障する施策こそ農家の願いではありませんか。
以上の立場から、一般会計予算案に反対いたします。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
7番、藤原和範議員。
○議員(7番 藤原 和範君) 7番、藤原和範です。私は、平成30年度一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。
平成30年度の当初予算の主な歳入額は、地方交付税61億8,000万円、国・県支出金21億8,000万円、町債17億4,000万円、そして、町税11億8,000万円となっています。また、歳出の主なものは、公債費23億4,000万円、民生費22億2,000万円、総務費20億円、農林水産業費19億6,000万円、土木費19億1,000万円、衛生費17億4,000万円など、歳入歳出総額は135億8,000万円で、前年度比8億6,000万円、6%の減額となっています。また、国民健康保険などの7つの特別会計に総額14億4,400万円、一つの公営企業会計に3億7,500万円を繰り出し、町行政運営をスムーズに行うための予算となっています。
30年度の主な事業は、総合戦略事業として小さな
拠点づくりのための専任集落支援員の配置等、地域コミュニティーの体制整備として6,900万円、出産・子育て支援に1億6,700万円、この中には新規事業として就学前児童発達支援も含まれています。また、高校・専修学校の魅力化に3,600万円、UIターンの促進に9,500万円、空き家や若者定住住宅活用の住宅支援に2,800万円、そして、食と農によるブランド化の推進に3億3,300万円、地域産業競争力強化に1,900万円、歴史・文化、自然を生かした観光振興に3,000万円など、厳しい財政運営の中で町民の皆さんの暮らしに寄与する予算編成となっています。
以上、平成30年度一般会計予算に賛成する討論といたします。
○議長(岩田 明人君) ほか、討論がございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第38号についての討論は終わります。
次に、議案第39号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
1番、田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 1番、日本共産党の田食道弘でございます。議案第39号、平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算について反対する立場から、日本共産党議員団を代表して討論を行います。
委員長報告は
原案可決であります。奥出雲町の国保加入世帯は、平成30年1月1日現在、1,755世帯であります。町内世帯の36.5%が加入しています。そのうち所得200万円以下の世帯が多くを占め、また、加入者の約6割を65歳以上74歳までの高齢者が占めています。
国民健康保険は、全国どこでも低所得者が多く加入する医療保険でありながら、保険税が高過ぎるという最大の問題があります。被保険者である町民からは、高い国保税を何とかして値下げしてほしいと切実な声が上がっています。
こうした事態を引き起こした元凶は国の予算削減であります。歴代の政権は、国民健康保険法改悪で国保の国庫負担を切り下げたのを皮切りに、国保の財政運営に対する国の責任を次々と後退させてきました。1984年度から2014年度の30年間に、市町村国保の総収入に占める国庫支出金の割合は50%から24%へと半減し、それと表裏一体に、1人当たりの国保税は3万9,000円から9万3,000円に、2.4倍にも膨れ上がりました。
もう一つの要因は、加入者の所得減、貧困化であります。かつて、国保加入者の多数派は自営業者と農林漁業者でありましたが、今では国保世帯主の4割は年金生活者、3割が非正規労働者となっています。国保の加入世帯の平均所得は、1991年の260万円から2014年度は144万円と120万円も激減しています。日本社会を未曽有の貧困が覆っている今、国保制度の根本的な改革はもはや避けられません。国保は奥出雲町全体で支えるべきセーフティーネットの一つとして考えるべきではないでしょうか。
奥出雲町では、負担の公平性から保険税滞納者への制裁は必要などとの立場でありますが、町民の負担能力に応じて、高くて払えない国保税を引き下げることこそ自治体の責務あります。基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れをふやすなど、国保税を引き下げる努力が必要ではないでしょうか。
来年度からの国保の都道府県単位化の最大の狙いは、市町村に医療給付費の抑制、引き下げや国保税の収納率、徴収率の引き上げ、独自制度による国保税負担軽減の廃止などを迫り、市町村に競わせ、国の負担を一層減らすことにあります。また、保険税の賦課最高限度額が来年度より引き上げになります。特定の加入者に的を当てて増税するやり方で税収をふやそうとする制度改悪にほかなりません。奥出雲町では、減免制度を利用した低所得世帯、子育て中の世帯や障害者世帯への一定の配慮など、保険税の負担を抑える努力が行われています。それでもなお、滞納者は減りません。国保税が重い負担だからです。
町長は、国保税が高過ぎる点については、過去の私の一般質問でも、加入者が高齢の方、低所得の方が多く、また、財政基盤が脆弱であるという構造的な課題があるとの認識を示されました。そうであれば、国の税金投入や一般会計からの思い切った繰り入れ、国保基金の取り崩しが必要ではありませんか。
新年度では、地方紙紙上で報道されたとおり、島根県が示した標準保険料に準じて保険者支援制度の全てを保険税の軽減に充てることで、高過ぎる国保税の引き下げを強く求めるものであります。滞納者に対する資格証明書、短期証の発行は、国保全体で4年前の6.9%から2.1%に減じていますが、治療費をまず10割全額払うとなると病院にはすぐ行けません。こういう現状は、国民皆保険とはとても言えない事態ではないでしょうか。国保税が払えず、受診の機会が奪われたり、おくれたりというケースが起こっているのではないでしょうか。病気になりやすい高齢者が受診を我慢し続け、重症化する危険を招きます。高齢者の健康を脅かすことは許されません。資格証明書を出すことで、かえって医療費をふやすことになってはいないでしょうか。
そんな国保について、国もようやく支援に乗り出しました。27年度に創設された低所得者対策の保険者支援金、およそ1,700億円は来年度も同額が維持されており、被保険者の保険税負担の軽減やその伸びの抑制を可能としています。この支援拡充分を全額、保険税の引き下げに充てるべきです。
今、自治体が実施している子供の医療費無料化に伴うペナルティーの解消が一つの焦点となっています。奥出雲町国保における療養給付費負担金に対するペナルティー、国による減額措置、子供の医療費、障害者やひとり親家族分の医療費無料化なども含めた全額を国にきちんと負担させ、その分を保険税引き下げに使えば引き下げが可能という計算になります。子供を初めとした医療費助成実施に伴う国庫負担金の減額解消を国に強く求め、その分の一般会計繰り入れを国保税の引き下げ財源に使うべきであります。奥出雲町独自の努力でできる負担軽減が特別軽減制度の運用改善であります。運用をさらに改善し、申請数をふやすよう、運用改善に取り組むべきです。
国民健康保険制度が来年度から大きく変わろうとしているときだからこそ、国民皆保険の原則を堅持するよう、国の責任をしっかり求めるべきです。町民が払える国保税に引き下げ、町民の立場に立ったきめ細かく丁寧な対応を強く要望して、反対討論を終わります。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ございますか。
9番、内田勇議員。
○議員(9番 内田 勇君) 私は、議案第39号、平成30年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計予算に賛成の立場から討論をいたします。
最初に、平成30年の1月1日現在、奥出雲町の世帯数、4,796世帯で、0.7%減少しております。また、人口は1万2,950人で2.5%の減少となっております。その中で、国保加入者世帯人数、1,755世帯ということで、加入率は36.6%、減少率は3.2%と減少に転じております。
平成30年度から大きく国保財政は都道府県に移管をされました。この中で大きなメリットといいますか、全体的なメリットは、スケールメリット、多様なリスクを県全体で分散していく。また市町村が市町村ごとの支え合い、調整機能の強化が図られたこと。また、特に小規模市町村にとっては大きなメリットがあるということで、特に奥出雲町においてもメリットは大きなものがあると思っております。また、事務処理の標準化が進むことで住民の利便性も向上するということであります。そして、市町村国保財政上のメリットは、県からの割り当てられた納付金は変更や精算は行わない仕組みとなっております。ですから、市町村は一旦納付金を払ってしまえば、年度中途に予期せぬ医療給付費の増加があっても当該年度の追加負担は不要ということでありますので、メリットは大きいものと思っております。今回の制度改革は国保の財政基盤の強化が目的であります。直接、私たち住民にかかわる部分に大きな変更はないということであります。
世界からうらやまれております国民皆保険、この日本の国保制度、保険制度というのは世界ではうらやましがられているということであります。ですから欧米は特定健診、あるいはがん検診等、70%、80%以上は検診を受けている。日本の場合は30%から40%しかこの検診を受けないということが私は問題であると思っております。欧米においては10割負担ということですから、もう病気にならないためにしっかりと検診を受けていくということが定着していると思われます。このことを見たときに、この保険制度があるからということで検診を受けることをためらったりしてはならないというふうに思っております。
先ほど話がありました、27年度から国も毎年1,700億円を投入し、また、平成30年度からも毎年、約1,700億円を投入して、保険者努力支援制度、または高額医療費の対応も行っております。高額療養費の制度もあって、2年前でしたか、改正されまして、年収が370万円までの区分が設けられたことによって、高額療養費は2万2,000円近くが負担は少なくて済むように、恩恵を受けた方は460万人にも上っております。そうした意味で、平成30年度から始まるこの新しい国保事業は今始まったばかりでありますので、すぐさま、どれぐらいな効果があるのか、また、それがまだ今からわからないわけでありますので、まずは反対ということよりも、むしろ、私たちとしては自分自身で病気にならないための努力をしていくことが大切であります。がん予防の検診、あるいは健康診断、また地域で誰もが重症化しないための取り組みをしていくことによって、大きなメリットがあると思っております。
市町村の取り組みの努力の見える化ということで、検診の受診率、特定保健指導の実施率、データヘルス計画策定などで奥出雲町も計画を立てようとされております。糖尿病腎症とか透析のある方がたくさんおられると医療費がたくさんかかります。糖尿病については、年間500万もの医療費がかかるというふうにも言われております。重症化予防の取り組みで、医療費通知の取り組みで、それがポイント化され、また評価が高いものについては、自治体に対して交付金が多く交付されるという新しい仕組みもつくられるわけでありますので、一人一人がいま一度、健康について自分自身の一人一人の意識改革を図っていくことが重要と思っております。
以上、私、賛成討論とさせていただきます。
○議長(岩田 明人君) ほかに討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第39号については討論を終わります。
次に、議案第40号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
1番、田食道弘議員。
○議員(1番 田食 道弘君) 1番、日本共産党の田食道弘でございます。議案第40号、平成30年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について反対する立場から、日本共産党議員団を代表して討論を行います。
後期高齢者医療制度は、国民を年齢で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に追い込んで、負担増と差別医療を押しつけました。10年前の
後期高齢者医療制度導入の際、政府は、年齢による差別制度ではないかという国民からの強い批判を受けて、低所得者の保険料を軽減する措置、いわゆる特例軽減の仕組みをつくりました。ところが政府は、骨太方針2015で、この特例軽減の一部打ち切りを表明し、29年度、本年度から実行に移しました。全国的には特例軽減が廃止されたために保険料の負担は大幅にはね上がっています。これは低所得、低年金の高齢者を狙い打ちにした大負担増にほかなりません。高齢者に際限ない保険料の値上げを押しつけ、負担増を我慢するか、医療を受けるのを我慢するかを迫る制度本来の害悪が高齢者に襲いかかっています。
私は、差別と負担増のこの制度そのものを廃止し、もとの老人保健制度に戻すことを求めてまいります。老人保健制度は、高齢者が国保や健保に加入したまま、現役世代よりも低い窓口負担で医療を受けられるようにする財政調整の仕組みであります。国に対して減らされてきた高齢者医療に対する国庫負担を抜本的に増額し、高齢者を差別し、命を軽んじる
後期高齢者医療保険制度そのものの廃止を求め、反対討論を終わります。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ありますか。
5番、内田雅人議員。
○議員(5番 内田 雅人君) 5番。議案第40号、平成30年度
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、私は賛成をいたします。賛成の立場で討論をいたします。
この制度に関しまして、特別会計の審議をするに当たりまして、教育福祉常任委員会のほうで非常に詳しい資料を担当の健康福祉課のほうから出していただきました。委員会のほうでこの資料を詳しく説明をいただきましたが、まず、この制度の保険者、島根県
後期高齢者医療広域連合でございますが、1.3%の減、均等割のほうで2,400円の減ということになりました。この保険料の減少は1人当たりの医療費の減少、そして県の広域連合の基金の取り崩しであるという報告を受けました。それによりまして、今回のこの特別会計予算につきまして、広域連合への負担金は前年比で583万円の減というふうになっております。町の一般会計からの繰入金も前年比で1,763万円の減という形になりました。
また、保険料の軽減適用の状況のほうも説明をいただきましたが、被保険者の約77.8%が対象ということで、2割軽減、5割軽減、7割軽減、8.5割軽減、9割軽減があるということですが、その中で8.5割軽減が最も多いと、36%がそれに当たるという説明を受けました。
以上の内容を受けまして、非常にこの制度の目的である医療費の適正化、そして適切な医療の確保、それが図られる予算の内容であると判断をいたしまして、賛成をいたします。
○議長(岩田 明人君) ほか、討論がございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第40号については討論を終わります。
次に、議案第41号から議案第52号までの各特別会計予算11議案及び公営企業会計予算1議案について、一括して討論を行います。
反対討論のある方は、議案番号を示されてから御発言お願いをいたしたいと思います。討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、議案第41号から議案第52号までについての討論を終わります。
続いて、採決を行います。
日程第33、議案第38号、平成30年度奥出雲町
一般会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数により
原案可決であります。
続いて、日程第34、議案第39号、平成30年度奥出雲町国民健康保険特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、議案第39号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第35、議案第40号、平成30年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、議案第40号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第36、議案第41号、平成30年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計予算提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第41号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第37、議案第42号、平成30年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計予算提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第42号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第38、議案第43号、平成30年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第43号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第39、議案第44号、平成30年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計予算提出についてを採決いたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第44号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第40、議案第45号、平成30年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第45号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第41、議案第46号、平成30年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第46号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第42、議案第47号、平成30年度奥出雲町
三井野原スキーリフト事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第47号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第43、議案第48号、平成30年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第48号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第44、議案第49号、平成30年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第49号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第45、議案第50号、平成30年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第50号は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第46、議案第51号、平成30年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第51号は、
委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第47、議案第52号、平成30年度奥出雲町
水道事業会計予算提出についてを採決をいたします。
本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第52号は、
委員長報告のとおり可決されました。
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○議長(岩田 明人君) 失礼。請願第3号、採択に関してですけど、次に、日程第48、発委第1号、米の生産費を償う
価格下支え制度を求める意見書(案)提出については、先ほど請願第3号が不採択となりましたので、議事日程より削除いたします。
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◎日程第49 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第49、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。
お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出があっております。申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに決しました。
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○議長(岩田 明人君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。
これで平成30年第1回
奥出雲町議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。
午後2時54分閉会
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