それから、もう1点ですけども、私、
教育福祉のほうで長年やらせていただいてます。10年以上、
常任委員会のほうへ出ておりますけども、1つだけ感じるのは、こうやって
組織を改革されるのはいいんですけども、横とのつながり、特に関連した課が離れ離れになってるために、非常に横の連絡がとれてないというふうな
思いをずっと思っております。例えば
子育てとか、特に
教育、
子育て、さっき話がありましたが、そういう分がですね。そういう
意味では、やっぱり
仁多庁舎、
横田庁舎をもう一回
考え直して、その課の
配分、そういうことも必要ではないかというふうに
思います。ただ
担当がかわりました、
担当がここになりましただけじゃなくて、
相談に来た人が1カ所で
相談が済むような
配分、そういうものを
検討していただきたい。特に
子育て世代の方は働いてる方が主ですから、なかなかあっち行ってください、こっち行ってください、
たらい回しにされるのは非常に嫌がられます。そして役場のほうへ何にも
相談しない、
奥出雲町はやっぱりだめだというふうなことになりかねないと
思います。その辺のことはどうお
考えですか。
○
議長(
岩田 明人君)
奥原副
町長。
○副
町長(
奥原 徹君) まず1点目、小さな
拠点づくりの
推進の
体制、御
指摘をいただきましたように、町が先頭に立って、
住民の
皆さんとも、そういった
きっかけづくり、そして
地域をどういうふうにしてよくしていくのか、そういった未来のビジョンというものを
計画づくりも含めて
一緒になって取り組んでいきたいというふうに思っています。
そして2点目でございますけども、
連携を
推進していくために、それぞれの分
庁舎、
庁舎が分かれている、そういった
連携をとっていく必要があるんではなかろうかという御
意見でございました。合理的で効率的な
行政運営ということは、当然
考えていかなければいけないことだというふうにも
考えております。
庁舎のほうの、どういうような
組織を今後つくっていくのかという
検討も必要であるというふうな認識もしております。
町民の
皆さんの
利便性や
住民サービスの低下がしないように十分に配慮して、今後そういった
意見を伺う場もきっちりと設けまして、御
意見を伺いながら
検討を進めていきたいというふうには
考えております。
○
議長(
岩田 明人君) ほかございますか。
3番、
景山利則議員。
○
議員(3番
景山 利則君) さきの私、
一般質問で
少子化、
人口減少対策の
対応として
婚活をもっと
推進すべきだということで、
婚活支援課といったような課を設けてほしいといったことを申し上げました。それに対しまして
町長さんは、本町の
人口規模ではそのような特化した課は難しいという
答弁をおっしゃいました。そうした中で、来年度より
町民課や
子育て支援課、
地域振興課などを中心に関連する複数の課で
プロジェクトチームをつくり上げて、
町内の
若者流出防止や
定住対策も含めた
住宅対策、
婚活から
結婚、
出産、
子育て支援まで総合的な
取り組みを行う
体制を
検討しているというふうにおっしゃいました。それを
検討された結果が今回の
機構改革ではないかというふうに
思います。
先ほどの
説明を聞きますと、そうした総合的な
取り組みを行う課を
教育委員会内に設けるということ、それと、当然ながら
婚活については、以前のような委託をして終わりではなくて、
職員が直接かかわりを持ってやっていかれるというふうに
理解をしてよろしいでしょうか。
○
議長(
岩田 明人君)
奥原副
町長。
○副
町長(
奥原 徹君)
先ほどの
質問にお答えいたします。
議員御
指摘のとおり、
人口減少対策、
地方創生の
主要課題である
結婚、未婚、
晩婚化対策も含めまして、
出産、
子育て、そういった
環境づくり、そういう
少子化対策を一体的に
推進するということは非常に重要なことで
考えております。今回の
改正につきましても、具体的には、
結婚、妊娠、
出産、育児を切れ目なく行うために、
先ほど申しましたが、
少子化対策や
子育て支援、そういったものを一元的に行う、そういった
結婚・
子育て応援課という
婚活事業を含めて一体的に
推進することとしております。
結婚から
子育ての
支援まで幅広い
情報提供や
相談支援を行っている例えば
結婚・
子育てコンシェルジュさん、こういった
皆様方とも一層
連携をして
町内推進体制の柱として、
先ほども申しましたが、
横連携を図りながら
推進をしていきたいというふうに
考えております。
○
議長(
岩田 明人君) 13番、
大垣照子議員。
○
議員(13番
大垣 照子君) 今、副
町長の
答弁を伺っておりまして、ちょっとそれであれば、どういうふうな
庁舎内の
レイアウトをされるのかわかりませんが、今、
教育委員会のある
ところの横には
水道課があります。その
水道課はなかなか動かすということはできないと思うんですね、いろいろな機器の
配置がしてありますので。そうしますと、今
答弁されたような
内容で
取り組みを進めていこうとされれば、私は、今の
教育委員会のあの
スペースではとてもとても狭いんじゃないかと。ましてや、いわゆる
婚活というようなことにつきましては、かなりプライバシー、プライベートな
部分がたくさんありますので、そこは本当に、例えばそういう
相談に来られた場合には1室別に設けるとか、そういうふうないわゆる
余り人目につかないような形、そういう設備っていうか、部屋が必要じゃないかと思うんですけれども、そういった
ところまできちんと
考えて今回の
配置をされたのか、それで
条例改正をされるのか。
それと、今ある
子育て支援課、これは要するに
教育委員会の中に入れるということだと思うんですけれども、この
考え方でいくと、そうすると、とてもとても
場所的には狭いと
思いますが、そういう
ところはどのような
考えをお持ちでしょうか。
○
議長(
岩田 明人君)
藤原総務課長。
○
総務課長兼
財産管理室長(
藤原 努君) ただいま
結婚・
子育て応援課の
レイアウト、現在の
教育委員会の
スペースでは狭いというような
お話、それから
相談室も必要ではないかというような御
指摘を頂戴した
ところでございますが、現在まだ
人事異動の
検討をしている最中でございまして、最終的な
人数はまだ固まってはおりません。ただ、当然
結婚支援を含めた課ということで、
人数はふえるというふうに
考えています。ここら辺につきましては、
教育長とも密接に
協議をさせていただきながら、できるだけ現在の部署をいじらずにという
思いはございますけれども、具体的な話としては、カウンターを少し移動するというようなことも含めて
教育委員会のほうと
相談はさせていただいております。
あと、
相談室につきましては、現在も
横田庁舎にそれぞれ
会議室もございます。
あと、直接この
庁舎の中で
相談をお受けするということばかりではないというふうにも
考えております。現在の
コンシェルジュの
皆さん方あるいは今後の
組織の中で、さまざまな
場所等も活用しながら
対応していきたいというふうに
考えております。以上です。
○
議長(
岩田 明人君) 13番、
大垣照子議員。
○
議員(13番
大垣 照子君)
レイアウトについてはこれからだということでございますが、やはりこういった
条例改正をする場合に、
人員配置も含めた
考えを持ちながら
条例改正をされていると
思いますので、あっちにちょこちょこ、こっちにちょこちょこみたいな形ではなくて、もっと見た目もスマートな、そういう形の中でやっぱり仕事をすることのほうが
職員のほうもその士気が高まっていって、本当にここでやらないといけないというふうになると思うんですけど、あっちにちょこちょここっちにちょこちょこって
分散、
分散、
分散みたいな形でいくと、やっぱり来た人、
住民の
皆さんもうろうろうろうろせないけん。今でも
教育委員会は別々になっておりますから、そこら辺も、ただ
担当課を変えればいいとかそういうことではなくて、こういうふうな
機構改革の
条例改正をするときには、
先ほど来もいろいろ
意見があっておりますけれども、そういうことを十分に
考えながら
機構改革、
人員配置をしていただきたいと。何のためにするかっていったら、
住民の
皆さんのため、
住民の
皆さんの
利便性を
考えて
行政はやるということでございますから、そういうことをもう一回、ちょっとどういうふうにお
考えか、私の
考えを今申し上げましたけれど、お聞かせください。
○
議長(
岩田 明人君)
藤原総務課長。
○
総務課長兼
財産管理室長(
藤原 努君)
先ほどちょっと私も
説明が不足してた点があったかと
思います。
教育長を含めて
教育委員会のほうとは、できるだけ現在の3課
体制を同じ
スペースの中で
対応できるように、
教育委員会を1カ所にできるだけまとめたいという
考えの中で、
さまざま協議はさせていただいております。
教育委員会が今2つの
場所に分かれてるということにつきましては、できるだけ1カ所にまとまるような
対応は
考えたいというふうに
思います。
ただ、最終的には、物理的な
スペースというのはどうしても決まった中でございますので、その中でできる限りの
住民サービスを提供すると、可能な限りの
対応をとっていくという
考えはございますので、結果的にそれがちょっとかなわないということも
体制の中では起こり得ることだとは
思いますけども、基本的な
考えとしては、できるだけまとめていくということ、それと、当然、
住民サービスの向上のために
組織、
機構を変えていくという
考えでございます。この点につきましては御
理解をいただきたいと
思います。以上です。
○
議長(
岩田 明人君) これで
質疑を……(発言する者あり)ありますか。
10番、
内田精彦議員。
○
議員(10番
内田 精
彦君) 今
説明いただきましたが、ちょっとわかりにくかったものですから
質問させていただきますが、
奥出雲町
子ども・
子育て会議条例の一部
改正についてでございますが、第9条中の
教育委員会子育て支援課を
教育長が指定する課に改めるということになるようでございますが、今は
教育委員会の
子育て支援課でやっておるものを
教育長が指定する課にするということでございます。ほかにも、今の
ところ
教育総務課と
社会教育課、
子育て支援課があるわけですが、変えるであれば、この3課、どこへ変えるかいうことはできないものなのか、
教育長が指定する課にしなければならない
理由、また、この指定する課にして、
あとは
教育委員会の
規則で定めるいうことになりますかね。
これでいきますと、
条例でございますので、今は
子育て支援課が
担当しておる。今度、
教育委員会規則に定めるいうことであれば、
条例ではございませんので、
議会にもわからない、
一般町民にもどこが処理するかわからないというふうなことになるんじゃないかと思うですが、その辺のことについては大丈夫なのかということと、もう一つは、その上の
施行期日のことですが、「この
条例は、
平成30年4月1日から施行する」と、こう書いてございます。これは、最初から
先ほど総務課長から
説明がありました一部
改正する
条例のことがずっと書いてあって、
施行期日は4月1日から施行するということでございます。その下に
奥出雲町
子ども・
子育て会議条例の一部
改正ということでございますが、これも4月1日から施行するものに該当するような話を
総務課長はされたと思うんですが、こういう書き方で4月1日から施行するいうことに本当に該当するのかどうか、お聞かせ願いたいと
思います。
○
議長(
岩田 明人君)
藤原総務課長。
○
総務課長兼
財産管理室長(
藤原 努君) ただいまの御
質問にお答えをさせていただきます。
まず、
新旧対照表の
ところ、4ページあるいは
改正文の附則の
ところで
奥出雲町
子ども・
子育て会議条例の関係、「「
教育委員会子育て支援課」を「
教育長が指定する課」に改める」という、この
表現についての御
指摘でございます。これにつきましては、
特定の課を記載をいたしますと、このような今回のように
機構改革の都度
都度条例を
改正する必要が出てまいります。ほかの
条例にもこういう
定め方は結構しておりまして、どちらかといいますと、
町長が指定する課あるいは誰々が指定する課ということで
事務分掌を定めるということは、
法令の
定め方としてはよくあるケースでございます。したがいまして、
特定の固有名詞は
条例改正を都度都度生じるので、それを避けたということで御
理解をいただきたいと
思います。
それと、このような
定め方、
教育委員会規則で定めるということについての御
指摘でございますけども、
先ほども申し上げましたように、
教育委員会の
内部組織につきましては
教育委員会規則で定めるということに
法令上定めてございますので、当然これは
教育委員会で
規則で定めるというものでございます。したがいまして、この場で
議会のほうにお諮りをするということはかなわない
お話ということになります。
教育委員会の
教育委員さん方の御
審議で定めるものということでございます。なお、この結果につきましては、当然広報であるとか、いろんな場面を通じて
町民の
皆様に周知をさせていただくということでございますので、御
理解をいただきたいと
思います。
それと、もう1点、附則の中で
施行期日が先に書いてあって、その下に
子ども・
子育て会議条例の
改正が規定されてるということで御
指摘がございました。これは、一般的に公布施行日を定め、その後に経過措置等を定めていくという、これも
法令上の決まり事でございますので、このように記載をしていると、定めてるということでございます。したがいまして、この
子ども・
子育て会議条例の
改正につきましても、
平成30年4月1日から施行するということの適用を受けるということでございます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
岩田 明人君) それでは、
質疑を終わります。
続いて、討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔討論
なし〕
○
議長(
岩田 明人君) 討論
なしと認めます。よって、
議案第1号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第3、
議案第1号、
奥出雲町
行政組織条例の一部を
改正する
条例制定についてを採決をいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○
議長(
岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第4
報告第1号
○
議長(
岩田 明人君) 次に、
日程第4、
報告第1号、
専決処分の
報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく
報告)を議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。
舟木
建設課長。
〔
建設課長説明〕
───────────────────────────────
報告第1号
専決処分の
報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく
報告)
───────────────────────────────
○
議長(
岩田 明人君) 以上で
提案理由の
説明を終わります。
これより
報告第1号に対する
質疑を行います。
質疑ございますか。
11番、
藤原充博議員。
○
議員(11番
藤原 充博君)
内容的にはよくわかりました。
先ほど課長の
答弁の中で、
報告があれば処理をするということですけども、それは
報告した場合、町のほうでそういう危険木については処理をしていただけるということですか。ちなみに、たまたまそういう話をしますと、自治会のほうで処理してくれとかいう話もあるということを聞いておりますけど、今後はそういうことじゃなくて、町のほうへ連絡すればそういう危険木は
対応していただけるということと捉えていいですか。
○
議長(
岩田 明人君) 舟木課長。
○
建設課長(舟木 長君)
先ほどの御
質問にお答えいたします。
陰切り、それから倒木等の自治会等からの要望も入っております。こういった
対応については、当然町が道路の管理者でございますので、小規模なものについては町の直営の
職員で
対応させていただく、それから中規模、そういったチェーンソー等を使う物件については、維持一括管理といいまして年間の維持管理を建設業者と結んでおりますので、そういった委託関係を使って町のほうで
対応してまいります。以上です。
○
議長(
岩田 明人君) 13番、
大垣照子議員。
○
議員(13番
大垣 照子君) このたび大変な大雪になっております。それで、竹がしなったり、それから道路のそばの木に雪が積もってしなったりしておりますけれども、このような道路脇で道路のほうに出てるようなそういう樹木、そういったものについては、現在全て町が管理する道路についてはきちんとなっているのかどうか、お尋ねします。
もしまだできてない
ところがあれば、早急にやっぱり手だてをしていただかないと、またこういう問題が起こったら困りますので、今回の場合は車で当たって壊れたということでございますが、例えば、山のほうで上のほうの木がちょっと根っこから折れて道路を塞ぐ、倒木になってくるというようなこともあって、万が一、下を走ってる車に被害が起こったりなんかしたらいけませんが、そういう
ところの点検はどの程度なさってるのか、お伺いします。
○
議長(
岩田 明人君) 舟木
建設課長。
○
建設課長(舟木 長君)
先ほどの御
質問にお答えいたします。
町道全般にわたって全箇所のそういった危険箇所の把握をしてるということは、なかなか現時点では難しい状況でございますけども、特に子供たちが通学いたしますそういった大切な通学路を中心に、当然陰切り、路面補修、それから道路側溝等のふたが壊れていたりとか、そういった分については、地元からの要望、
職員によるパトロール、それから
先ほど言いましたように、建設業協会からの通報等、連絡等入っておりますので、速やかにそういった緊急的な修繕、それから陰切り等を
対応していきたいというふうに
思います。現在もそのような
体制で建設課のほう全
職員で心がけておりますので、御
理解いただきたいというふうに思っております。以上です。
○
議長(
岩田 明人君) それでは、
質疑を終わります。
以上で
報告第1号を終わります。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
岩田 明人君) 以上で本
臨時会に付議されました
議案の
審議は全て終了をいたしました。
これにて
平成30年第1回
奥出雲町議会臨時会を閉会といたします。御苦労さまでございました。
午前10時16分閉会
───────────────────────────────...