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平成29年第4回定例会(第1日12月 6日)

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  1. 奥出雲町議会 2017-12-06
    平成29年第4回定例会(第1日12月 6日)


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    平成29年第4回定例会(第1日12月 6日) 奥出雲町告示第123号  平成29年第4回奥出雲町議会定例会を次のとおり招集する。    平成29年11月24日                        奥出雲町長 勝 田 康 則                  記 1.期 日  平成29年12月6日 2.場 所  奥出雲町議会議場   ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員      田 食 道 弘君         糸 原 壽 之君      景 山 利 則君         土 屋 武 雄君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      藤 原 和 範君         川 西 明 徳君      内 田   勇君         内 田 精 彦君      藤 原 充 博君         村 尾 明 利君      大 垣 照 子君         岩 田 明 人君   ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員      な し   ───────────────────────────────
      ──────────────────────────────────── 平成29年 第4回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                        平成29年12月6日(水曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    平成29年12月6日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第70号 奥出雲町移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第71号 奥出雲町再生可能エネルギー利活用推進基金条例制定について  日程第6 議案第72号 奥出雲町子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第73号 平成29年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号)提出について  日程第8 議案第74号 平成29年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第9 議案第75号 平成29年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第10 議案第76号 平成29年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第11 議案第77号 平成29年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について  日程第12 議案第78号 財産の取得について(ごみ収集車)  日程第13 議案第79号 財産の取得について(三井野原自然公園用地)  日程第14 報告第16号 平成28年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について  日程第15 報告第17号 平成28年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について  日程第16 報告第18号 平成28年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第70号 奥出雲町移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第5 議案第71号 奥出雲町再生可能エネルギー利活用推進基金条例制定について  日程第6 議案第72号 奥出雲町子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第73号 平成29年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号)提出について  日程第8 議案第74号 平成29年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第9 議案第75号 平成29年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第10 議案第76号 平成29年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第11 議案第77号 平成29年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について  日程第12 議案第78号 財産の取得について(ごみ収集車)  日程第13 議案第79号 財産の取得について(三井野原自然公園用地)  日程第14 報告第16号 平成28年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について  日程第15 報告第17号 平成28年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について  日程第16 報告第18号 平成28年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について   ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 田 食 道 弘君     2番 糸 原 壽 之君     3番 景 山 利 則君     4番 土 屋 武 雄君     5番 内 田 雅 人君     6番 石 原 武 志君     7番 藤 原 和 範君     8番 川 西 明 徳君     9番 内 田   勇君     10番 内 田 精 彦君     11番 藤 原 充 博君     12番 村 尾 明 利君     13番 大 垣 照 子君     14番 岩 田 明 人君   ───────────────────────────────              欠席議員(なし)   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 森 山 正 人君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 奥 原   徹君 教育長 ──── 塔 村 俊 介君 総務課長兼財産管理室長 ─────────────── 藤 原   努君 教育総務課長 ─ 堀 谷 智 樹君  企画財政課長 ─ 江 角   啓君 税務課長 ─── 石 原 啓 子君  建設課長 ─── 舟 木   長君 病院事務長 ── 森 長 洋 二君  観光推進課長 ─ 本 山 宏 人君 町民課長 ─── 若 月 勝 久君  水道課長 ─── 安 部   誠君 会計管理者 ── 和久利 民 男君  地域振興課長 ─ 杠   康 彦君 農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君  社会教育課長 ─ 高 尾 昭 浩君 福祉事務所長 ─ 末 森 利江子君  健康福祉課長 ─ 石 田 雅 子君 農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君  農林土木課長補佐 内 田 芳 夫君 子育て支援課長  永 瀬 克 己君   ───────────────────────────────             午前9時45分開会 ○議長(岩田 明人君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成29年第4回奥出雲町議会定例会を開会をいたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  監査委員から、平成29年10月分の例月現金出納検査の結果について、別紙のとおり報告がありました。  次に、教育福祉常任委員会委員長より、先般実施されました行政視察研修について報告したい旨、申し出がありますので、これを許します。  12番、村尾明利教育福祉常任委員会委員長。 ○教育福祉常任委員会委員長(村尾 明利君) それでは、報告をいたします。  平成29年第4回奥出雲町議会定例会教育福祉常任委員会視察研修報告。平成29年12月6日。奥出雲町議会議長、岩田明人様。教育福祉常任委員会委員長、村尾明利。  視察地及び目的。香川県三豊市において、ごみ処理対策の取り組みについて。中身はごみの徹底した資源化に向けての取り組みを検証するためです。この市は、市民にごみの18分別を徹底させていること、また、ごみ焼却をやめ、トンネルコンポスト方式によるごみの固形燃料化に取り組んでいること。なお、このトンネルコンポスト方式の固形燃料化につきましては、ことしの4月から本格稼働ということで、現在、非常に全国からの視察研修が多く、我々現地の施設視察をお願いいたしましたけども、できなかったというふうなことでございます。大変残念だったなと思っておりますが、あと、内容につきまして、また説明をいたしたいと思います。  2つ目には、岡山県の奈義町の、平成26年合計特殊出生率全国トップクラスの2.81を達成した取り組みについて申し上げます。合計特殊出生率というのは、人口統計上の指標で、1人の女性が一生に産む子供の平均数を示したものでございます。人口減少・少子高齢化の対策に定住促進のための住宅施策・就労の場の確保施策・子育て支援施策を検証いたしました。見学地を若者向け賃貸住宅グリーンビレッジ奈義子育て支援施設、なぎチャイルドホームを現地視察をいたしました。  期日は、平成29年11月7日から8日にかけてでございます。参加者は、教育福祉常任委員会の6名、あと議長、そして事務局1名でございます。  内容について報告を申し上げます。初めに、香川県三豊市のごみ処理対策の取り組みについて報告をいたします。  11月7日、三豊市役所において、三豊市の議会、横山副議長、そして環境部環境衛生課、関課長、政策グループリーダー、越智主任、喜田議会事務局長等に対応をいただき、説明を受けました。  三豊市は、香川県の西部に位置し、北西部は瀬戸内海に面し、南東部は徳島県に接しています。平成18年1月に三豊郡の7町が合併し、現在、人口約6万4,400人、世帯数約2万3,000世帯、面積は222.71平方キロメートルで、香川県では高松市、丸亀市に次いで3番目に人口の多い市であります。  三豊市は、合併間もない平成20年から、ごみは大切な資源であるとの方針のもと、市内一斉にごみの18分別を開始し、現在はごみ処理対策として市では埋め立て処分場を持たずに、極力ごみの焼却をしないこととし、徹底したごみの資源化に取り組まれています。このごみ資源対策のメーンは、一般ごみのうち、燃やせるごみ、いわゆる焼却ごみと言われるごみの全てをトンネルコンポスト方式によって資源化、固形燃料を製造することによってなされています。  トンネルコンポスト方式のごみ処理とは、家庭や事業所から搬入された廃棄物(燃やせるごみ)を破砕・混合して、発酵促進剤、これは土着菌のみだそうでございますが、これを加えてバイオトンネルと称される間口6メートル掛ける3.5メートル、奥行き35メートルのトンネル、これは当地には6基設置してあるとのことでございますが、これにごみ原料をタイヤショベルで搬入し、堆積・水分・圧力・酸素濃度などをコントロールし、エアーレーションのみで50から30度Cに設定をして、17日間据え置く中で、温度上昇によって水分を蒸発させ、処理後に搬出して固形燃料に製造、最終は、愛媛県にある大王製紙の工場で石油等にかわる燃料として活用されているものでありました。  三豊市の一般ごみ、いわゆる燃やせるごみは、年間1万780トンで、トンネルコンポスト施設で処理後、処理不適物、これは500トン余りあるようでございますが、この除去と、水分乾燥後の固形燃料製造に送られる量は、年間4,114トン、さらに固形燃料として製造、加工されるものを製紙工場に送られる燃料ごみとしては、最終、乾燥等によって年間3,703トンとの説明を受けました。  トンネルコンポスト方式の特徴は、残渣等の発生が少なく、資源効率が高い、リサイクル率50%との説明でありました。生物脱臭で臭気を抑制しており、トンネルに煙突がない、バイオフィルターによる臭気対策がなされていると。処理水が発生しないと。これは工場排水が出ないということですが、施設の汚水等が出ないということであります。また、CO2の排出を抑制する、ダイオキシンが発生しない、これは焼却をしないということですから、そういうことになります。複雑な設備を要しないために、初期投資費用が安価であると。化石燃料の使用を抑制することなどにより、施設運営費用が安価であると。具体的には化石燃料は施設内のタイヤショベル等の油類ですね、そうした作業機のみに使用されているということでした。  三豊市のこのトンネルコンポスト施設は、民間施設による民間運営(民設・民営化)が大きな特徴で、20年間民間の委託契約を結んでおり、施設の作業員は3名、事務員1名、そして現在、施設説明者、全国から見学者が殺到してるということでございますので、2名で現在運営されているとのことでした。  日本は、世界一ごみを燃やす国とのことで、世界的にこうした方法でごみの安定化をさせる国が多いとのことであります。ごみは燃やさない、資源化するという三豊市市長の方針のもとで、全国に業者を公募し、そのうちの一つが、このエコマスター社トンネルコンポスト方式です。建設費は16億円、国の約3億円の補助金と業者の負担で、市のイニシャルコスト、初期費用でありますけども、これは全くないということであります。業者との委託契約でランニングコストも大変安いというふうな説明でありました。  さて、奥出雲町の可燃物処理施設は、老朽化によりたびたびの修理・修繕が重ねられ、施設更新の検討が余儀なくされています。三豊市のトンネルコンポスト方式ごみ処理施設の説明を受け、環境に配慮した画期的なごみ処理施設に、委員一同感嘆いたしました。本町においても大いに検討に値するものと感じましたが、最終のごみ固形燃料の利用について、エンドユーザー、いわゆるこの三豊市では大手の製紙会社でございますが、この存在が不可欠であるということで、条件はちょっと厳しいのかなというふうに感じました。説明では、このエンドユーザー、100キロ圏内なら可能ではないかとの説明でありました。奥出雲町の場合、スケールメリット等を勘案すると雲南広域での導入がベターと考えます。環境に配慮し、エコでありクリーンであり、かつごみのリサイクルに秀でたトンネルコンポスト方式ごみ処理施設は、本町でも大いに検討すべきものではないかと思います。  次に、平成26年合計特殊出生率で、全国トップクラスの2.81を達成した岡山県奈義町の取り組みについて報告をいたします。  11月8日、奈義町役場において、議会議長、総務の常任委員長、そして議会運営委員長、あるいは事務局長からの説明を受けました。  岡山県奈義町は、人口約6,200人、面積69.54平方キロメートルで、岡山県の北東部に位置し、鳥取県智頭町と県境をまたいだ町であります。中国山脈の裾野に広がる日本原高原には、陸上自衛隊日本原駐屯地・演習場があり、自衛隊と共存共栄をしている町です。  平成の大合併で合併しないことを選択しましたが、少子高齢化は町の今後の大きな課題として残り、その危機感から定住促進のための住宅、就労、子育て支援の施策に力を入れているとのことでした。小さい町だからこそできるきめ細やかまちづくりを進め、子供からお年寄りまで住みよい、活力と笑顔あふれるまちづくりを目指して、子育て・医療・福祉などライフステージに合わせたサービスの充実に努めているとしています。  町では、子育て応援宣言を制定し、町を挙げて、地域ぐるみで子供を産み育てやすい環境づくりを行い、そこから生まれる安心感が出生率の回復・上昇につながっているとの説明でした。  定住化・住宅施策でございますが、これは景観豊かな土地に分譲地を整備するとともに、新築住宅に補助金で支援をすると。また、環境・デザインにこだわった若者向け賃貸住宅の整備をする。工業団地の企業誘致、現在17社で700人の雇用があると。そのうちの15%が町内に居住をされているということでございます。若者向け賃貸住宅グリーンビレッジ奈義を見学いたしましたが、整備された12区画にデザイナー設計の庭つき1戸建て住宅が並び、とても魅力的な町並みになっていました。木造2階建てで延べ床78平米、3LDK、家賃月5万円、1棟の建築費約1,600万円とのことで、この全体の整備費用は2億6,582万円との説明でありました。
     また、子育て支援施策ですが、子育て応援宣言を町ぐるみで実行するということ、そして、23の子育て支援施策を実施していること、このうちの14事業が町単独事業であるということでございます。そして、平成29年度の一般会計予算、総額は39億8,800万円でございますが、そのうちの子育て支援関係事業費予算額は1億3,530万円ということでした。  子育て支援施策で特筆すべきは高校生への支援充実があります。この町は高校はないわけですけども、隣の市のほうへ高校通学ということですが、年間9万円を3年間支給する就学支援、そして、高校生までの子供の医療費の無料、保育料の多子軽減事業には、第1子を国の基準の55%を軽減して、第2子は半額、第3子以降は無料、それから第1子は高校生からカウントをしているということです。また、大学生にも育英資金制度を設け、無利子で年36万円を貸与して、卒業後に奈義町に住むと返済は半額でよいとしています。  昨年度から在宅育児支援もスタートをして、生後6カ月から幼稚園入園前までの子供1人につき1万円を交付し、保育園に預ける家庭への支援と遜色ない仕組みにしております。そしてまた、出産祝い金は、第1子が10万円、第2子が15万円、第3子は20万円、第4子は30万円、第5子以降は40万円という5段階にふやしておられます。  子育て支援施設のなぎチャイルドホームの視察では、月曜から金曜まで週5日、朝8時半から夕方5時まで、子育てアドバイザーが常駐して、子育て中の親子の交流、相談の場として平日無料で利用できております。施設を拝見したときも、多くの親子が利用し、交流をしていました。利用者やボランティアでの積極的なかかわりで、よりよい体制づくり運営がなされており、子育て世代の安心感がうかがえました。  奈義町の合計特殊出生率全国トップクラスの2.81を達成できた一番の要因は、町全体で子育て応援に特化し、さまざまな施策を展開していることです。子育て応援宣言はしかり、町内外にその姿勢を示すことで認知度が広まり、出生率V字回復、人口維持につながっているようです。  奥出雲町でもさまざまな対応策が行われていますが、その成果はまだ道半ばであると思います。我々委員においても、これまでの子育て対策を十分に検証し、より効果のある本町ならではの新しい施策の展開が必要ではないかと感じました。  以上、教育福祉常任委員会の視察研修の報告を終わります。 ○議長(岩田 明人君) 以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(岩田 明人君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、9番、内田勇議員、10番、内田精彦議員の両名を指名をいたします。よろしくお願いします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長(岩田 明人君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日12月6日から12月20日までの15日間とすることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から12月20日までの15日間とすることに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 町長提出議案提案理由の説明 ○議長(岩田 明人君) 日程第3、町長提出議案提案理由の説明について、町長より提出議案提案理由の説明などについて申し述べたい旨、申し出がありますので、これを許します。  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 平成29年第4回定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  9月から10月に相次いで接近しました台風18号、21号は、全国各地において甚大な被害を引き起こしました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。  本町におきましても、公共土木施設については、道路14カ所、河川24カ所の計38カ所の施設災害が発生したところであり、早急に災害復旧計画を取りまとめ、国補助事業の査定申請を行う考えであります。農林土木災害については、農地7カ所、農業用施設8カ所、林地5カ所、林業用施設2カ所の計22カ所の災害が発生したところでございます。既に11月下旬に農地・農業用施設災害10カ所の実地査定を終え、事業採択されております。残る箇所につきましては、12月下旬に5カ所の災害査定が実施される予定であります。  台風21号の接近時には、各地区公民館を避難場所として開放するなどの対応もとったところであり、引き続き町民の皆様に安心して暮らしていただけるよう、必要な防災対策を行ってまいります。  次に、10月22日に執行された第48回衆議院議員総選挙及び第24回最高裁判所裁判官国民審査についてであります。安倍首相は、子育て世代への投資拡充に向けた消費税の使い道の見直しや、緊張が続く北朝鮮問題への対応などについて、国民の信を問うため、衆議院を解散し、総選挙の結果、先月1日には第4次安倍内閣が発足しました。  国政においては、経済対策、財政再建、地方創生など重要な問題が山積しているほか、北朝鮮情勢は緊迫した状況が続いており、安倍内閣による適切な対策を期待しているところであります。また、このたびの選挙により御当選になられた島根県関係議員の皆様には、地方の声を国政に生かしていただきますよう、御活躍を期待するものであります。  次に、JR木次線についてであります。木次線は、昨年の開業100周年に続いて、本年、全線開通80周年を迎え、新聞報道などでもごらんのとおり、沿線各駅においてさまざまなイベントが開催されるなど、地域で木次線を盛り上げていただいているところです。本町といたしましても、引き続き関係市町と連携をとりながら、木次線の利用促進を図ってまいる考えであります。  次に、11月18日に東京都において、第68回となります東京仁多会総会が、首都圏在住の本町出身者を初めとする100名余りの出席者のもと、盛大に開催されました。本町の高尾社会教育課長による奥出雲のたたらの歴史についての講演会の後、懇親会が開催され、和やかな雰囲気の中でふるさと奥出雲への思いを語り合い、思い出話に花が咲いたところでございます。  また、11月26日には大阪市において、第9回となる関西奥出雲会総会が開催されました。当日は220名余りの出席者があり、本町からも岩田議長、大垣副議長を初め、町内9地区の自治会長会会長、商工会関係者の皆様など、本当に大勢の皆様に遠路お出かけをいただき、会員の皆様と親睦を深めていただきました。懇親会のアトラクションでは横田の杜ブラスアンサンブルによる「忘れないで奥出雲」などの演奏により、大いに盛り上がったところでございます。なお、両会場におきまして、出身者の皆様に対し、ふるさと応援寄附をお願いをいたしました。今後も出身者会の皆様とのつながりを大切にしてまいります。  次に、農業振興についてであります。11月3日から12日の10日間、横田地域のそば店6店舗とそば打ち3グループにより、そば祭りが開催されました。本年度は開催期間が昨年の16日間から10日間になったことから、来客数は昨年より約2,100人減少しましたが、1万1,368人の方に新そばを食していただきました。現在、アンケートを集計中でありますが、結果を分析し、今後のそばの振興につなげてまいりたいと考えております。  次に、第19回米・食味分析鑑定コンクール国際大会についてであります。11月25日、26日の両日、山形県真室川町で開催され、本年は5,551点の出品がございました。結果は、奥出雲仁多米(株)が出品いたしましたコシヒカリが、最高峰となる国際総合部門の部で見事3年ぶり7回目の金賞を受賞したところであります。このほか、栽培別部門において、環境保全型農業推進ネットワーク櫛名田姫が、特別優秀賞を受賞されました。仁多米が品質の高い良質米であることを国内外に発信できたものと考えており、生産農家の皆様を初めとする関係者の皆様に、お礼と感謝を申し上げる次第でございます。  次に、観光振興についてでございます。出雲市、雲南市、飯南市、奥出雲町で構成する斐伊川サミットでは知名度のアップを図るため、御当地ナンバーの導入につきまして、本年7月より検討をし、各地区町政座談会において概要説明をさせていただきました。また、9月から10月に実施した「出雲」ナンバー導入に向けての意向調査の結果、奥出雲町では65%の賛成をいただいたところです。本町といたしましては賛成意見が多かった出雲市、飯南町とともに、「出雲」ナンバー導入について島根県へ意向表明をしていく考えであります。  また、世界的に有名な旅行ガイドでありますミシュラン・グリーンガイドに、本町の奥出雲たたらと刀剣館が一つ星として掲載されることが決定をいたしました。これは、観光協会が進めておりますツアーの中で、刀剣館での抜刀の演舞や日本刀の鍛錬実演などが非常に高く評価されたと考えます。これを励みにしてさらなる誘客に努め、たたら製鉄を初め、魅力ある観光資源を情報発信し、さらなる誘客に努めていく考えであります。  次に、発電事業についてであります。町営三沢発電所については、10月末に竣工し、このほど運転開始式を行いました。三沢発電所は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して売電し、年間4,600万円の売り上げを予定しております。発電された電力は、本町の第三セクター、奥出雲電力株式会社を通じて町有施設、あるいは民間の事業所などへの供給を行うこととしております。  なお、検討を続けておりました第2仁多発電所については、開発可能性調査の結果、採算がとれない可能性が高いことから、事業の実施を見送ることといたしました。  次に、スポーツ関係についてであります。10月、愛媛県で開催された愛顔(えがお)つなぐえひめ国体ホッケー競技において、少年男子チームが見事優勝、少年女子チームが準優勝、そして成年男子チームが第3位に入賞し、島根県のお家芸とも称されるホッケー競技の好成績により、島根県選手団男女総合成績38位と大きく貢献をいたしました。  また、横浜市で開催された第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会に、仁多中学校の鹿野華蓮さんと加藤小雪さんが出場され、全学年女子ジャベリックスロー種目において、鹿野さんが見事3位に入賞されました。11月には、福井県で開催された第18回全日本中学生都道府県対抗11人制ホッケー選手権大会において、仁多・横田両中学校で編成する島根県男子チームが2年ぶり5回目の優勝を果たすなど、中学生の活躍にも喜んでいるところでございます。  次に、芸術文化についてであります。本年度、第13回奥出雲町芸術文化祭は、10月21日から11月12日までの期間に開催される町内の芸術文化活動や各地区文化祭を含め、地域まるごと文化祭と位置づけて開催されました。期間中は作品展示や芸能音楽祭をはじめ、まちなかアートギャラリー展や世界の民族衣装ファッションショー、国名勝指定を記念して、櫻井氏庭園の秋を楽しむ会など、さまざまな企画イベントや文化講演会が催され、奥出雲の魅力発見につながる機会となりました。  次に、国際交流についてであります。日本政府・外務省の推進する対日理解促進交流プログラムの一環として、科学技術交流をテーマに、インドの大学生22人が島根県を訪れました。奥出雲町に訪れた一行は、初日、奥出雲たたらと刀剣館で、日本刀鍛錬実演の見学やものづくり体験に挑戦しながら、奥出雲古来の製鉄技術について学んだほか、鬼の舌震や金言寺などを訪れたり、地元の家庭料理を堪能したりしながら、奥出雲町の日常生活や自然の豊かさを満喫しました。翌日には、横田高校の見学やホッケー交流を行うなど、楽しい時間と活動の共有は言葉の壁を越えるひとときとなりました。  また、本年度、奥出雲町親善大使の任命制度を創設し、去る7月13日に、ハンガリー国営電力会社副社長のヤーノッシュ・ジュガ氏並びにハンガリー・ナショナル・トレーディングハウスの長谷部俊昭氏に就任をいただきました。これが御縁となり、仁多乃炎太鼓が12月3日から9日までの日程で、ハンガリーでの公演を行っているところでございます。仁多乃炎太鼓は、奥出雲の熱き思いを太鼓の響きで表現する本町を代表する芸能団体であることから、今回の海外公演が奥出雲の魅力発信につながり、ひいては文化・教育・産業などのさまざまな分野においても、広く国際交流事業を展開していく上での契機となることを期待しております。  それでは、今回提出いたしました一般会計補正予算案などの概要について御説明を申し上げます。  今回の補正予算案の内容は、歳入で9月、10月に発生した台風被害への対応に伴う国・県支出金1億4,200万、歳出では台風による災害復旧費2億3,457万4,000円、可燃物処理施設の施設改修費及び管理費1,128万5,000円などにより、歳出総額1億6,000万円を計上いたしております。この結果、補正後の一般会計の予算は153億2,500万円となります。このほか、条例案3件、予算案5件、一般事件案5件を提出しております。  これらの提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 以上で町長提出議案提案説明を終わります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第70号 から 日程第6 議案第72号 ○議長(岩田 明人君) 次に、日程第4、議案第70号、奥出雲町移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第71号、奥出雲町再生可能エネルギー利活用推進基金条例制定について、日程第6、議案第72号、奥出雲町子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例制定について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、藤原総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第70号 奥出雲町移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続きまして、秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第71号 奥出雲町再生可能エネルギー利活用推進基金条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続きまして、永瀬子育て支援課長。             〔子育て支援課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第72号 奥出雲町子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、ただいまの3議案に対する質疑を行います。  初めに、議案第70号について質疑を行います。質疑がございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) まず、この電話の基地局の開設ですけども、阿井地区のことですので、もうちょっと詳細にお聞きしたいと思います。  まず、通話可能な電話会社はどこか、もう一つ、場所がどのあたりか、ちょっと細かく。それからいつから通話が、それが使用できるようになるか、この3点をお聞きしたいと思います。 ○議長(岩田 明人君) 藤原総務課長。 ○総務課長兼財産管理室長(藤原 努君) ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、今回整備する基地局につきましては、奥湯谷上基地局ということで、auの通信事業者が整備をするものでございます。それと、場所につきましては、大規模農道がございますけれども、それの川角工務店様の近くのところから、さらに山側といいましょうか、奥に入ったところという場所になります。一番奥のあたりというような場所になります。ちょっとなかなか口で説明しにくいですけど。川角工務店さんの近くのところの農道を横切って、奥のほうに入った山の中ということになりますので、随分ちょっと。 ○議員(11番 藤原 充博君) 林道じゃないの。 ○総務課長兼財産管理室長(藤原 努君) すみません、林道です。林道の奥のところです。すみません、林道でございました。  それから、いつから通話が可能かということでございますけども、工事につきましては12月下旬の発注を予定しておりまして、3月には、年度内の完了を目指しております。その後、試験等も行った後、来年の春のところでの利用ということになろうかと思います。以上で説明終わります。 ○議長(岩田 明人君) ほかよろしゅうございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第71号について質疑を行います。質疑はございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 基金をつくるということで、奥出雲電力株式会社の利益が出たということですが、大体どれぐらい出てるのか、大まかでいいけど、わかればです。もう一つ、町長のほうの説明にも三成発電所、あるいは仁多第2発電所中止というふうな説明もありましたけども、これもちょっとそういう関係のエネルギー関係だと思うので、一緒のとこで説明を。阿井の小水力発電所が中止となっておりますが、これは、例えば今回いろいろな話を聞いております。よくわかりませんけど、今後どういうふうになるわけですか。というのは、当然当初予算計上されてたものが運営してないということならば、それだけ収入が入ってこないということになるわけですよね。当然、それはどっかで補正を起こさないと問題が起きるんじゃないかと思いますけども、今回の補正予算にも上がってないですし、発電がとまってから随分長うございます。極端に言うと、発電をしてないで、ずっと発電してないのが現状じゃないかと思いますけど、その辺の対応はどういうふうに考えられておられるか、ちょっと基金条例で、ここがここのほうのお金でも使って、お金が今度は貯金されてくるわけですから、基金が積み立ててくるわけですから、それを利用してでも阿井の損失補填等なんかもできるわけですか。 ○議長(岩田 明人君) 秋田農林土木課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 失礼いたします。先ほど御質問いただきました2点のことについて、御回答いたします。  まず、1点目のどのぐらいの利益が出ているかということでございますけれども、奥出雲電力株式会社の決算の状況については、後ほどの議案の中で報告案件として出てまいります。詳細はそこでまた改めて御説明申し上げたいと思いますが、おおよそ今回300万の利益を御寄附いただいておりますが、それ以外のところで、決算剰余金として270万ばかりが出ておるところでございます。  続いて、2点目のことでございますが、先ほど藤原議員の質問の中で、阿井発電所中止というふうにおっしゃいましたが、冒頭の町長の提案要旨説明の中で申し上げたのは、第2仁多発電所の事業の中止のことでございまして、これは今、高尾というか宇根のほうでやっております仁多の発電所、これのすぐ併設というか、横のところにもう1基つくろうかということで計画しておったものが中止したということの。 ○議員(11番 藤原 充博君) 承知してます。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) はい、いうことでございまして、関連して、阿井発のことでございますが、これにつきましては、現在のところ、御指摘のとおり売電事業を開始しておりませんで、地域の皆様等から非常に御心配もいただいております。事業が開始できてないことに対して深くおわび申し上げるところでございます。  必要な許認可の手続、名義変更等の手続が難航しておりまして、そのことで現在、関係者や関係機関と協議を進めておるところでございます。何分、相手がある協議ごとでございまして、今現在の状況を明らかにすることについて、先方のほうから御同意いただいてない状況でございますので、きょう、この場では詳しく申し述べることができません。御容赦いただきたいと思いますけれども、近日中には改めて説明をするようにしております。今のところ、18日には整理をし、御説明をさせていただくよう考えておりますので、いましばらく御猶予をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 阿井小水力発電にこだわるわけじゃないんですけども、もともとこれは我々議会のほうへの説明は土地改良区のほうで管理運営をするということで、その利益が出たもので土地改良区の運営をうまくやってくというふうなお話を伺ってたわけです。ところが、現状、売電利益が出るどころか通電してないような状況で、土地改良区のほうへのお話はもうなくなったというふうな形も聞いております。ただ、今後、改良区のほうへでも、今度は補填をする場合に、この基金を利用することができるかどうかということです。例えばこの基金がある程度改良区のほうへ補填でもしてでも、改良区の運営をうまくしていくというふうなお考えがあるかどうかということをお聞きします。
    ○議長(岩田 明人君) ちょっと、若干私が説明させていただいたが、16日でしたかな、18か……(「18日に一応」と呼ぶ者あり)詳しくまたその辺の協議をして、説明がするということで、さっきもちょっとお話があった……。 ○議員(11番 藤原 充博君) いやいや、だから、この基金はそういうことで運用ができるかどうかということに対して。 ○議長(岩田 明人君) 今度はその辺もどうですかいね。(「そこら辺も」と呼ぶ者あり)  勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) そうしますとお答えをいたしますが、阿井発電所に関しましては、本当に御迷惑をおかけいたしているところでございます。先ほど、藤原議員のおっしゃる土地改良区に対して、この運営費的な補助ができないかというふうなことの御発言もあったところでございますが、ここらについても、今のこの段階ではちょっと差し控えさせていただきまして、議員会の場できちっと御説明をさせていただきたいというふうに思っております。私も土地改良区の直接の役員ではございませんけれど、ああしてこの先般お聞きしたところによりますと、土地改良区の理事長名で総代の皆様方にちょっと書面も発送したというふうなところもございますので、まだ総代会の皆さん方にもはっきり示しておりませんので、18日までお待ちをいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。以上です。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 今、町長、議員会のほうで報告するというお話でございましたが、それはそれで結構ですが、町民にもきちんとした形で報告をしていただかないといけないと思います。議員会で話せば済むという問題じゃないと思います。皆さんがかなり関心を持ってらっしゃいますので、ぜひそれをやってください。 ○議長(岩田 明人君) それでは……。 ○議員(11番 藤原 充博君) いや、やってもらえますか、どうですか。 ○議長(岩田 明人君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  町民の皆様にもしっかりと今までの経過等、報告させていただきますので、いましばらくお待ちをいただきたいと存じます。 ○議長(岩田 明人君) 71号について終わります。  続いて、72号について質疑を行います。質疑はございますか。  10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) まず伺いますが、附則のところの施行期日、1の、この条例は、公布の日から施行すると、こう書いてございますが、まだはっきりしておらないかもわかりませんが、大体いつごろ、この公布をするのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(岩田 明人君) いいですか、できる。 ○子育て支援課長(永瀬 克己君) はい。 ○議長(岩田 明人君) 永瀬子育て支援課長。 ○子育て支援課長(永瀬 克己君) ただいま御質問いただいたことにつきまして御説明をいたします。  現在の任期については、11月5日から今、任期が切れておりまして、このたびの条例の改正を可決いただきましたら、速やかに公布のほうをさせていただきたいと思っております。 ○議長(岩田 明人君) 10番、内田精彦議員。 ○議員(10番 内田 精彦君) 速やかに施行するということでございますので、次の2のとこでございますが、この条例の施行の際に、現に任命を受けている委員の任期については、施行の日の属する年度の末日までとすると、こういうことでございます。現在、委員の任期は、29年の11月5日から31年の11月4日の2年間になっておると思います。これでいきますと、年度末いうことですので、30年、来年の3月31日までですが、年度末になると思います。これはこれでいいと思いますが、現在、10名以内いうことで10人の委員が任命されておられますが、この10名の方が次、また10名、継続であろうと新規であろうと、なればそれで問題ないですが、例えば10名以内の、例えば8名なり9名が任命されて、1名あいておって、それが、例えば4月の5日に1人だけ、任命されるかどうかわかりませんが、任命された場合には、それから2年後の属する年度末いうことになりますと、例えば30年4月5日から2年間でございますので、32年の4月の4日までが2年間でございます。ではありますが、属する年度の末日までということになりますと、平成33年4月3日までの、末日ですけん、3月31日ですかね、約1年延びるということで、3年間の任期みたいなことになるような計算になのではないかと思いますが、これはこれで間違いございませんか。 ○議長(岩田 明人君) 塔村教育長。 ○教育長(塔村 俊介君) 委員10名を任命しなかった場合の対応について、御質問いただいたというふうに思っております。そういう場合は当然想定はされますが、基本的には10名を指名させていただく、あるいは8名ということもあるかもしれませんが、8名であれば8名のまま2年間過ごさせて、2年間の任期を全うしていただくという考えでおります。途中で指名される場合については、基本的には8名でスタートすれば、8名の方で1名、やむを得ない事情でやめていただく場合もあると思いますが、その方については前任の後任ということで、もともとの委員さんの任期の2年間の残任期間というような対応をしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(岩田 明人君) いいですか。  ほかございますか。  13番、大垣照子議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今回出されてる条例制定については、奥出雲町子ども・子育て会議条例の一部改正ということで、委員の任期についてでございますが、本町においては、いろいろな委員を任命をされておりますけれども、それらの方々の任期についても、このような年度末をもって任期満了というようなかえ方にするのかどうなのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(岩田 明人君) どげかいな、これ。 ○議員(13番 大垣 照子君) 総務課長。 ○議長(岩田 明人君) これ誰が。 ○議員(13番 大垣 照子君) ちょっと待ってください、もう一回。 ○議長(岩田 明人君) はい。 ○議員(13番 大垣 照子君) 教育委員会の関係ではなくて、町全体でいろいろな委員を任命されてますので、その方々についての任期のことをお伺いをしております。 ○議長(岩田 明人君) 藤原総務課長。 ○総務課長兼財産管理室長(藤原 努君) ただいまの御質問でございますけれども、一律的に現在の改正案のような形で年度末まで延長するということは考えておりません。それぞれの委員会、それぞれの委員の必要性、そういったものの中で現在の任期は定められておりますので、それぞれで対応、現状の中で、場合によっては延ばすというものも出るかもしれませんけども、これを一律的に改正するという考えはございません。以上で説明を終わります。 ○議長(岩田 明人君) 以上で72号についての質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第70号から議案第72号の3議案につきまして、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号、第71号の2議案につきましては、総務経済常任委員会へ付託いたします。議案第72号につきましては、教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。  ここで休憩をいたします。10分間の休憩をいたします。11時5分から開会をいたします。よろしくお願いします。            午前10時55分休憩   ───────────────────────────────            午前11時06分再開 ○議長(岩田 明人君) それでは再開をいたします。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第7 議案第73号 から 日程第11 議案第77号 ○議長(岩田 明人君) 次に、日程第7、議案第73号、平成29年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号)提出について、日程第8、議案第74号、平成29年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第9、議案第75号、平成29年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第10、議案第76号、平成29年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第11、議案第77号、平成29年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について、以上の5議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  最初にお断りをいたしておきますが、議案第73号から議案第77号につきましては、予算特別会計委員会へ付託案件とする予定ですので、提案理由の説明は総括的なものにとどめ、細部については、予算特別委員会において説明と質疑を願います。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第73号 平成29年度奥出雲町一般会計補正予算(第5号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続きまして、安部水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第74号 平成29年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第75号 平成29年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第76号 平成29年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第77号 平成29年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  初めに、議案第73号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第74号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第75号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第76号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第77号について質疑を行います。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) ちょっとこの会計方法が近年変わったので、耳なれない言葉が出てるんですが、他会計からの繰入金とか、他会計へ補助金とか、この他会計いうのはどういうものでしょうか。 ○議長(岩田 明人君) 安部水道課長。 ○水道課長(安部 誠君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  予算書に記載をしております他会計でございますが、他会計とは、実際には一般会計からの繰入金、補助金ということで、他会計、一般会計でございます。以上です。 ○議長(岩田 明人君) ほかございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第73号から議案第77号までの5議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号から議案第77号までの5議案につきましては、予算特別委員会へ付託することに決しました。  なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算特別委員会小委員会において分割審査をお願いをいたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第12 議案第78号 及び 日程第13 議案第79号 ○議長(岩田 明人君) 次に、日程第12、議案第78号、財産の取得について(ごみ収集車)、日程第13、議案第79号、財産の取得について(三井野原自然公園用地)、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、若月町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第78号 財産の取得について(ごみ収集車)
      ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続きまして、杠地域振興課長。             〔地域振興課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第79号 財産の取得について(三井野原自然公園用地)   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  初めに、議案第78号について質疑を行います。質疑はございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 車のことであんまりあれなんですけども、これ四駆ですか、いわゆる四輪駆動車ですか。 ○議長(岩田 明人君) 若月町民課長。 ○町民課長(若月 勝久君) 御質問にお答えいたします。  この車両につきましては、後輪駆動、後輪の二輪駆動でございます。四輪駆動ではございません。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 収集される人にちょっと聞いたことがありますけども、やはり雪道、特に除雪等がきちんとなされてない場合があると、そういう場合に非常に後輪駆動とか4WDが欲しいという要望を聞きました。ただ、今、その車をすぐかえるわけにいかないよという話をしましたけども、今回こういうもの導入されるに当たって、そういう収集される方の御意見等は聞かれましたか。 ○議長(岩田 明人君) 若月町民課長。 ○町民課長(若月 勝久君) 御質問にお答えいたします。  収集車の車両更新等につきましては、購入年度からの経過年数あるいは走行距離等ももちろん勘案いたしますけれども、収集作業を委託しております運転手の方から車両の状況等も伺って、更新車両を決定をいたしております。  その際に、四輪駆動車という要望もなされたようでございますけれども、これまでの車両につきましては全て二輪駆動であること、それから年間を通じての走行時間については、夏場のほうがやはり多いということから、また車両の高さですね、やはり四輪駆動車になりますと、ボディーの高さが高くなりますので、架装部分も高くなるというようなことから、二輪駆動のものを採用させていただいております。もちろん価格の面も考慮いたしまして、二輪駆動ということにいたしております。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 今後購入されるに当たっては、やっぱり四輪駆動、それの導入を進めていくべきだと思います。除雪の問題等もありますし、なかなか狭い地域、そういうとこへ入っていくのに。もしそういうことがなされないと、逆に今度は広い道までごみを持って出てくださいというふうな要請が出てくる可能性だってあります。そうなった場合、独居老人の方とかひとり暮らし、あるいは年とった方としては非常に大変なことが発生してくると。今おっしゃったように、車も今いけないからいって、次かえるのにまた10年、15年ぐらいたってかえるわけでしょう。ですから、それぐらいの、10年ぐらい先ぐらいを見ての更新を考えないといけないと思いますよ。今後また、こういう更新が出てくると思いますけども、やっぱりきちんとその辺の対応をしてください。 ○議長(岩田 明人君) 若月町民課長。 ○町民課長(若月 勝久君) 議員御指摘のとおりでございます。狭い、狭隘な道等に入りますには、やはり車両の大きさ等も考慮すべきであるというふうに考えます。次回の車両の更新は平成31年度に予定いたしております。そこの際にはそういったことも考慮に入れながら対応してまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 78号について質疑を終わります。  続いて、議案第79号について質疑を行います。質疑はございますか。いいですか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) さっき議員会のほうでちょっと説明がございましたけども、それについて、後、また言いますけども、この後ろの図面を見ますと、ここ建物が建っておりますね。これはどういうふうな、今回の取得の対象にはなってないわけですか、建物は。どうも明細も、根拠資料いうやつをこの前、9月のときいただいてますが、その中でも、基本計画策定委託料、体験学習施設設計計画策定委託料、敷地造成工事、そういうものは入っての5,600万で、この建物は入ってないんですね、これはどうしたものですか。今回の買収の対象に入るのか入らないのか、またどういう物件なのか、ちょっと教えてください。 ○議長(岩田 明人君) 杠地域振興課長。 ○地域振興課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。  今回取得する用地の上に、現在、農業体験実習施設、通称交流館三国と呼んでおりますが、建物が建っております。この交流館三国につきましては、旧横田町におきまして、補助事業を使って建設しておりますので、これについては町有の施設でございます。その上で、既に供用済みということで、これまで土地開発公社の債務負担ということで残っておりましたので、今回、9月定例会での予算措置によりまして、改めて町有地として取得するというものでございます。以上でございます。  建物については既に町有施設でございますので、今回の取得費の中には含まれておりません。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 町の所有物という建物ですが、これを建てたときに何らかの補助金等を使ってるわけです、多分ですよ。私にもわかりません、今から二十四、五年前ですか、ぐらいのことですから。何らかの補助金を使って建物を建てた。そういう場合、上の建物は補助金で建てて、下の泥が、いわゆる町のものでないというふうな状態ですわね、開発公社ですか、町とは違いますから。そういう状態で建物を建てることが可能なわけですか。  というのは、なぜこんなことを言うかというと、その建物を建てたときに、当然この土地は購入すべきものだったんじゃないですか。20何年前のことを今の執行部の皆さんにそらそら言ってもしようがないですけども、そういうふうな、これは代物じゃないですかということです。  町長はどういうふうにお考えですか。 ○議長(岩田 明人君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 藤原議員があえて町長に指名されましたので、なかなか私も二十四、五年前のことはわかりません。ただ、本当に当時、旧横田町ですか、きょうの資料を議員の皆さん方に配付をいたしておりますが、当時この土地、この赤線で囲ってあるところが本当に土地代だけでは当時246万3,000円ばかりで購入したというふうなことがございます。このようなことで、本当にここ近年、毎年のようにさまざまなところ、7,000万から本当に多額な財源を投入していただいております。ここら辺につきましては、当時の事業費というものが5,600万、これが負として、奥出雲町の土地開発公社に負の遺産を引き継いでおるところでございます。これを何とか早く、土地開発公社の負債を何とか償還をしていくべく努力をしているというところで、議員の皆様方に御理解をいただきたい。私はそれ以外のことは、今、ここでなかなかわかりづらいところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。答弁に、お答えになりませんが、お許しをいただきたいと存じます。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) この分はいいです。  一般的に、じゃあ、事業費を使って建物を建てる、そうした場合に下の土地が民間であってもいいと、いわゆる町有財産でなくてもいいというのは可能ですか、現在。よくその辺が、やっぱり事業費を使えば、下の土地も町のものでないといけないというふうなことも聞いたりもします。その辺が今現在はどういうふうになっているかをちょっと確認したいです。 ○議長(岩田 明人君) 江角財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) 先ほどの御質問にお答えをいたします。  事業の内容によりまして、いろいろございます。先ほど議員おっしゃいますように、場合によってはきちんと町の土地として所有していないといけないよというもの、また借地等でも構わないというもの、いろいろございますけれども、補助事業等につきまして、近年特に傾向として、補助事業の中には土地代は含まないというふうな事業が多くなっているというのは事実としてございます。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 13番、大垣照子議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今、急に6,200万ということでございますが、事前説明もけさ少しあっただけでございまして、説明いただくまでは何が何だかさっぱりわからないというような状況でございました。それで、これは今、いろいろ質問があって、答弁もあっておりますが、提案理由としては、自然公園用地を取得するためというふうになっております。それで、今、三国や鉄の美術館が建ってるところも含まれておるわけでございますが、そのあと倍以上ぐらい、これの写真を見ますと、山林みたいになっておりますけれども、これの自然公園としてはどのような計画を持ってこれだけのものを取得しようとなさってるのか。  それから、先ほど説明の中にはなかったと思いますが、土地開発公社はこの用地をいつごろ購入されたのか、その問題もちょっと聞きたいと思います。  それから、県がもともと持ってたような土地だったようでございますけれども、既に三国とか、それから鉄の美術館とかの用地が借り物であったわけですけれども、それについての賃借料なんかはこれまではどのようになっていたのか、全く無料であったのか、幾らか払ってたのか、その点もお聞きをいたしたいと思います。  それから、単価として計算しますと、ちょっと2,000円強ぐらいになるんじゃないかと思いますけれども、これについての金額の根拠というものが、山林もこの同じような金額で土地開発公社は買われたのか、そこらの内容全くわかりませんので、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(岩田 明人君) 舟木建設課長。 ○建設課長(舟木 長君) 先ほどの大垣議員の質問にお答えいたします。  土地開発公社の関係については、当然町が行う公共事業に基づいて、先行して用地取得をするものでございます。先ほど用地の取得年ということで質問ございました。平成5年1月に買収取得をしております。おっしゃいましたように、島根県農業開発公社から買い上げております。単価については、平米80円という単価でございます。第3回、9月の議会定例会において、予算特別委員会のほうに追加資料の提出をしております。内容的には、先ほど藤原議員から御指摘がございましたように、用地代については246万円、それからあと事業費がそういった平家平の基本計画とか農林漁業体験実習施設の計画策定、さらにそういった井戸の掘削工事、給水工事等、本工事の前にそういった策定、それから調査工事等も公社のほうで実施しておりますので、それを合わせた金額が今回の6,258万円の数字になるわけでございます。これまで三井野原自然公園の用地については、町のほうにそういった公社の債務というふうなことの解消をお願いしております。1年に7,000万というふうな多額の債務を解消していただいていることにつきまして、大変深く感謝を申し上げるところでございます。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 13番、大垣照子議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 先ほどちょっと私質問しましたが、答弁なかったように思いますが、自然公園用地を取得するためということになってますが、恐らくこの山林も含めて買うことになってるようですけれども、どのような公園をつくろうとされてるのか。ここの三国とか鉄の美術館のところは既にもうものができて利用もされてるわけですけれども、そのあとのこれ、この写真で見ると山林としか見えませんけれども、これらをどのような活用をされるのか。その活用によっては、買って意味があるものとそうじゃないものとありますが、そこら辺の考えはどのように考えられてこれを買われるのかお聞きします。 ○議長(岩田 明人君) 杠地域振興課長。 ○地域振興課長(杠 康彦君) 御質問にお答えいたします。  議案の3枚目に用地位置図をつけておりまして、約半分ぐらいが現在の三国の建っているところ、それで半分ぐらいが山林となっております。そこの部分の利活用ということで御質問いただいておりますが、この部分につきましては、道路のほうからちょっと見ていただきますと、火の見やぐらといいますか、展望台といいますか、あずまや、これを整備しておりまして、そちらのほうから遊歩道を現在整備しておりまして、そういった関係でこちらの土地も現在活用をしております。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 13番、大垣照子議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 遊歩道整備で、こんだけの土地があるから、ほかに公園として使う道がないから遊歩道をつくって公園のように見せるということかもしれませんが、こんなやっぱり買い物はちょっと町民から見ても本当に利用価値があるのかというふうに、私は絶対言われると思います。ですので、もともと平成5年の話が出てきましたけれども、その当時にやっぱりきちんとすべきものであったことだろうとは思いますが、今になってこういうものがいきなり出てくると、面積が広いからやっぱり金額も大きくなります。片やささやかなものでも予算から削っていくと、そしてこういうものについてはどんどんどんどんぽんと買っていくと、これまでにも何回かあっております。こういうやっぱり行政運営の仕方っていうのは、ちょっと私はあんまり感心できないんじゃないかなと思います。今後に至っては、やっぱりもうちょっとしっかりとこういうものは整理をして、どういうふうになっているのか、いきなりぼんぼんこうやって出してくるんではなくて、一度執行部のほうでこういうものはきちんと整理をして一覧表で出していただきたいと思いますが、公有財産っていう部分ではいっぱいもう羅列をされてるけど、一体どこがどこなのかわからないですけど、紙1枚では。そういうことが今回のように、このように一遍にぼんと、こんだけの土地がこんだけするのかなと、我々の感覚からしますと、そう思いますので、そういうことも含めて、今後に至ってはもっと真剣に考えていただきたいということを申し上げておきます。 ○議長(岩田 明人君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  この取得した時期というものが平成5年の1月ということで、先ほど舟木課長のほうからもお話もございました。やはり土地開発公社がここ合併してからもう13年間、さまざまなところで本当に町民の皆様方に御理解をいただいて、私もまだ行政に入る前のことでございます。3,000万から5,000万、そして7,000万、今、7,000万で3年ばかり返済をしているということでございます。今、私も町長として本当に、どう申し上げますか、目的のない不動産等については購入しないようにきっちりとした体制で今臨んでいるところでございます。あと、来年も7,000万ぐらい予定はいたしておりますが、本当に厳しい財政状況の中でございます。しかしながら、何とか土地開発公社、町ができないことを土地開発公社のほうで先行取得をする、これが土地開発公社の仕事でございますけれど、今は全くそのような土地開発公社でも、むやみにものを求めたりするようなことは現状ではしておりません。議員の皆さん方、そして町民の皆様方に土地開発公社の本当に負債というものは、場合によっては公表せざるを得ない時期に来ておるではないかなというところでございますので、今回のこの7,000万の土地開発公社の件につきましては、御理解をいただくよう私から改めてお願いを申し上げますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第78号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第79号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 私はこの議案に対して反対をいたします。  理由は、これ平成5年に取得したものを24年たってようやく処理をした、横田町時代で12年間、合併して13年間、いわゆるそのまま投げてあったものです。合併してから少しずつでも返しておりますけども、当初5億何ぼあったわけです。それが半分ぐらいなっております。もう今、町がこの負債をやっぱり構うというのはよくないと思います。今、町の一番の課題は人口減少、若い人たちがいなくなる、子供たちがいなくなる、しかし、開発公社の借金だけはなくなった、これじゃあいけません。過去の整理よりも、子供たちあるいは福祉、そういうものに、やっぱり未来に対して投資すべきだと思います。ですから、この7,000万、大事な財源です。一般財源から使うわけですから、ぜひこれを使って、今後の奥出雲町の未来に向けて投資すべきだと思います。以上です。 ○議長(岩田 明人君) それでは、本案に賛成の方の発言を許します。ありませんか。              〔賛成討論なし〕 ○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第79号について討論を終わります。  これより採決を行います。  最初に、日程第12、議案第78号、財産の取得について(ごみ収集車)を採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。               〔賛成者挙手〕 ○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第13、議案第79号、財産の取得について(三井野原自然公園用地)を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を求めます。               〔賛成者起立〕 ○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩をいたしたいと思います。13時10分から開会をいたします。よろしくお願いします。             午後0時10分休憩   ───────────────────────────────             午後1時10分再開 ○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたしたいと思います。  ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第14 報告第16号 から 日程第16 報告第18号 ○議長(岩田 明人君) 日程第14、報告第16号、平成28年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について、日程第15、報告第17号、平成28年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について、日程第16、報告第18号、平成28年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、同法第221条第3項の奥出雲町の出資法人より、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。報告第16号から報告第18号まで、順を追って担当課より提出書類の説明を願います。なお、説明は簡潔に願います。  初めに、江角企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第16号 平成28年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び平成28年度事業計画並びに収支予算について
      ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続いて、杠地域振興課長。             〔地域振興課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第17号 平成28年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 続いて、秋田農林土木課長。             〔農林土木課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第18号 平成28年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び平成29年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(岩田 明人君) 以上で提出書類の説明を終わります。  これより、ただいまの報告書について質疑を行います。なお、質疑は提出書類から読み取れる範囲とされ、個々の勘定科目内容など詳細な質疑は、後日、各担当課に直接お尋ねをいただきたいと思います。  初めに、報告第16号について質疑を行います。質疑はございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 利用客のことについてちょっとお聞きしますけども、役場の職員さんの利用はどんな感じですか。 ○議長(岩田 明人君) 江角財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) 御質問にお答えをいたします。  役場の職員ということでございます。個人的にという御質問だというふうに理解をいたしておりますけれども、個人としてどれだけの人が使っておられるかというところまでは把握していないというのが実態でございます。  ただ、役場の事業等として使っている分につきましては、中学校の行事とか小学校の行事、その他もろもろ約100回程度の臨時バス、貸し切りバスですか、使用をさせていただいております。そのほかに、あと各中学校などのクラブ活動、高校のクラブ活動等でも御利用いただいておりますけども、ちょっとこの数につきましては、役場のほうで支出が行われていない関係から十分な数の把握はしておりませんけれども、かなりの数使っていただいているというのが現状でございます。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 大分前の話ですけども、昔ノーマイカーデーというやつがあって、車をできるだけ使わないようにしましょうというふうな運動がありました。毎日そういうことでなくてもいいですけども、週に1回なり、あるいは月に1回なり、ノーマイカーデーを利用する。そうすれば当然ノー残業とか、そういうことにつながってくると思うんです。その辺が企画財政課の担当でもありますし、バスは。交通費も払っていらっしゃるわけだから、そういうふうな形でもうちょっと役場の職員さんも協力していくと、経営に協力していくということが大事じゃないかと思いますが、町長、その辺はどうでしょうか。 ○議長(岩田 明人君) 勝田町長。 ○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。  ノーマイカーデーというものも協議はいたしましたが、なかなかそれに踏み切るところまではいっておりませんでした。再度検討をして、月一程度でもそのような施策をして、奥出雲交通の利用促進につなげてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(岩田 明人君) ほかございませんね。ございますか。  ないようでございますので、続きまして、報告第17号について質疑を行います。質疑はございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) どうもマイクが私のところにつきっ放しになってるみたいでして。先般、私、あるところで奥出雲純米大吟醸というやつをいただきました。非常に飲み口がよくて、すっきりした味わいで、これはよそのほうへ出しても恥ずかしくない、それは銀賞とか優等賞とってるから当然だと思いますが。この商品はふるさと納税のほうなんかで扱っていらっしゃいますか。 ○議長(岩田 明人君) ちょっと待ってよ、今、酒の話。 ○議員(11番 藤原 充博君) 酒じゃないかいね、これ。 ○議長(岩田 明人君) 酒の話。酒造の話。 ○議員(11番 藤原 充博君) いや、何かおかしかったかいね。 ○議長(岩田 明人君) いいかいね。 ○議員(11番 藤原 充博君) もう一回言いましょうか。 ○議長(岩田 明人君) うん、ちょっともう一度お願いしますわ。 ○議員(11番 藤原 充博君) もう一回言いましょう。  私、ここでつくってる奥出雲純米大吟醸、これをこの間いただきました。八反流という酒米を使って、味わいはすっきりして非常においしいお酒でございます。このお酒は今のふるさと納税の産品の中に入ってるかどうか、ちょっとお聞きしたい。  いいですか、これで。 ○議長(岩田 明人君) 江角財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) お答えをいたします。  奥出雲酒造のお酒につきましても、産品の中のほうには入れさせていただいておるところではございますけども、時期時期でちょっと取り扱いができない時期とか、それからそういうふうな時期がございまして、おろしている時期もあるということで御理解をいただきたいと思います。以上です。 ○議長(岩田 明人君) 11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 確認します。じゃあ、期間限定で取り扱ってるということと捉えていいですね、期間限定で。  それともう一つ、そうやって第三セクターのお酒を扱ってるんですけども、町内にはほかに酒造会社がございます。そこの産品はどういうふうな扱いになってますか。ちょっとこの酒蔵とは事が外れますけども、その辺をお伺いします。 ○議長(岩田 明人君) 江角財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) お答えをいたします。  まず、お酒につきましては、奥出雲酒造、それからそのほかにも酒造会社さんございますので、それぞれ取り扱いはさせていただいておるという状況でございます。  それから、先ほど奥出雲酒造さんのお酒の期間限定なのかということでございますけど、いつからいつまでだったら出荷できるよという話ではなくて、若干会社のほうの体制とか、そういったものもありまして、提供ができない時期がこれまでもあったというのが実態でございます。以上です。 ○議長(岩田 明人君) それでは、質疑を終わります。  続いて、報告第18号について質疑を行います。質疑はございますか。  5番、内田雅人議員。 ○議員(5番 内田 雅人君) 奥出雲電力の2期目の決算ということで、利益も出ておるわけですけども、1ページ目に書いてありますが、高圧電力を使用する公共施設を中心に供給をされてると、一部町内民間企業もということですけども、これによって、今、2期目が終わって、この高圧電力を使用する公共施設、町内のどれぐらいカバーできてるものなのか、割合、お聞きしたいと思います。  それから、事業計画に、今後契約電力において700キロワットの新規契約獲得を目標とするということで書いてありますが、獲得ということになると、町内を中心とした民間企業ということになると思いますけども、電力会社をかえることでどれぐらい企業にとって電気代のコスト削減になるのか、それも割合をお聞きできればと。公共施設の電気代については501万7,000円削減できたということを書いていただいてますが、どれぐらい企業にとってメリットが、かえることでメリットがあるのかということをお聞きします。 ○議長(岩田 明人君) 秋田農林課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 議員の御質問にお答えをいたします。  1点目でございますが、公共施設のうち何割ぐらいカバーしているかということでございますが、契約しているところのリストは持っておりますが、ちょっと全体の何割というような数字は今、手元にございませんので、また確認をして改めて回答させていただきたいと存じます。  それから、2点目でございます。新規の契約者獲得することによって、どれくらいその会社にとって利益があるのか、基準みたいなものという御質問であろうと思います。これまでの契約いただいている民間企業さんの例といいますか、考え方でございますが、基本的には過去1年分の電力使用状況について、資料を提供いただきまして、そのデータをもとに切りかえたらどのくらい年間削減できますよというのを算定しましてお渡しし、御検討いただいておるということでございます。結局中電で電気を買われる場合とこちらの奥出雲電力で買われる場合、どこが違うかというと基本料金と従量料金、この比率が違いまして、うちの場合が従量料金のほうがたしか高いというような設定となっております。ですので、そこら辺試算の結果によって、うちのほうが安いよという御提案ができたら、そういったとこに対してはどんどん営業もかけてまいりますし、逆にそういった効果がなかったら、それは従来どおり、中電で契約されたほうがいいですねということの御提案もできるということでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩田 明人君) 内田議員、よろしゅうございますね。  ほかございますか。  11番、藤原充博議員。 ○議員(11番 藤原 充博君) 数字的なものじゃないんですけども、ちょっと電力会社の決算書見るのは初めてなもんでしたので、ちょっといろいろ文言的なことを聞きたいと思います。  ページ3、そこに、売上原価の下に電気事業直接原価あるいは電気事業間接原価、これは大体どういうものなのか、どういうものを指すのか教えていただきたい。  ページ7、売上原価の託送料いうのは多分中電に線を借りてる分の費用だと思いますけども、納付金、調達費、委託費、この辺はどういうものなのか、数字じゃなくて、内容的なものを教えてください。 ○議長(岩田 明人君) 秋田農林土木課長。 ○農林土木課長(秋田 和浩君) 御質問にお答えいたしますが、直接原価っていうものが売上原価のところございます。これは電気を直接、例えばうちが保有しております発電所から直接入れるわけじゃなくて、一回それらを中電に買い取っていただいて、そこから仕入れをするという形になります。そこら辺の中電から買ってくるものがございますので、それらが直接原価の大部分になりまして、7ページ目の売上原価のところにございます調達費になると思っております。  委託費につきましては、もう一つの直接原価のところに入ってくると思いますが、これについてはちょっと私もまだ調べておりませんで、改めて調べて御説明をします。申しわけございません。 ○議長(岩田 明人君) ほかございますか。  ないようでございますので、以上で報告第16号から第18号までを終わります。   ─────────────・───・───────────── ○議長(岩田 明人君) 次に、今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付いたしました請願・陳情等文書表のとおりでございます。会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託いたしたいと思いますので、慎重なる御審議をお願いをいたします。   ─────────────・───・───────────── ○議長(岩田 明人君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思います。御苦労さまでございました。             午後1時53分散会   ───────────────────────────────...