奥出雲町議会 2017-09-12
平成29年第3回定例会(第1日 9月12日)
平成29年第3回定例会(第1日 9月12日) 奥出雲町告示第114号
平成29年第3回
奥出雲町議会定例会を次のとおり招集する。
平成29年8月23日
奥出雲町長 勝 田 康 則
記
1.期 日 平成29年9月12日
2.場 所
奥出雲町議会議場
───────────────────────────────
〇開会日に応招した議員
田 食 道 弘君 糸 原 壽 之君
景 山 利 則君 土 屋 武 雄君
内 田 雅 人君 石 原 武 志君
藤 原 和 範君 川 西 明 徳君
内 田 勇君 内 田 精 彦君
藤 原 充 博君 村 尾 明 利君
大 垣 照 子君 岩 田 明 人君
───────────────────────────────
〇応招しなかった議員
な し
───────────────────────────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。
今期定例会の会期は、本日9月12日から9月の29日までの18日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月の29日までの18日間とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3
町長提出議案提案理由の説明
○議長(岩田 明人君) 日程第3、
町長提出議案の
提案理由の説明について、町長より
提出議案提案理由の説明などについて申し述べたい旨、申し出がありますので、これを許します。
勝田町長。
○町長(勝田 康則君) おはようございます。平成29年第3回定例会の開会に当たり、
提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
まずは、7月上旬より九州北部を初め、島根県
西部地域においても豪雨が続き、甚大な被害が発生をいたしました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。また、一日も早い復旧をお祈りいたします。これから
台風シーズンを迎えます。引き続き町民の皆様に安心して暮らしていただけるよう、
地域防災計画に基づきながら必要な
防災対策を行ってまいります。
先般、9月3日に宮内庁より秋篠宮家の長女、
眞子内親王と小室圭様との御婚約が内定したとの発表がありました。大変に喜ばしいことであり、町民を代表いたしまして心からお祝いを申し上げます。
さて、日本の経済動向を見ますと緩やかな回復基調が続いており、
厚生労働省が発表した7月の
有効求人倍率は1.52と43年5カ月ぶりの高い水準で推移しております。しかしながら、個人消費は伸び悩み、いまだに景気の回復を実感できていないのが実情です。本町としましては、今後も国の
経済対策の動きを注視しながら適切な
地域経済対策、
財政運営に努めてまいりたいと考えております。
次に、町政上の主な出来事についてです。初めに、
町政座談会についてであります。7月の25日の阿井地区から始まった
町政座談会は、8月29日の鳥上地区をもって全地区での開催が終わりました。女性、若者の参加もあり、将来を思う町民の皆様の意見を心強く感じたところであります。限られた時間ではありましたが、座談会での御意見、御要望を今後の
まちづくり、
町政運営に生かしてまいりたいと考えております。
次に、7月30日に大田市で開催された第61回島根県
消防操法大会において、奥出雲町消防団は日ごろの訓練の成果を遺憾なく発揮し、
小型ポンプの部で三沢分団が準優勝まといを獲得しました。ポンプ車の部では馬木分団も大いに健闘したところであります。これも大会まで昼夜を分かたずに練習に励んでこられた選手諸君、そして選手たちを支えてこられた団長以下消防団の皆様、御家族、
地元自治会、職場の皆様の御尽力のたまものであり、衷心より感謝申し上げます。
次に、施設などの開所についてであります。本年2月に本町初の
IT誘致企業として県の
企業立地認定を受けた
株式会社セラク様が三沢地区に
奥出雲農業IT研究所を7月21日に開所されました。この研究所では、ハウスでの野菜栽培による実証実験を通して、
農業用IoTサービス、
みどりクラウドの新たな機能や
サービスの拡充に向けて
研究開発に取り組まれます。今後、さらに
みどりクラウドの
ユーザーサポート、営業拠点としての発展も期待されますので、本町としても最大限の支援を行ってまいります。
また、8月4日から奥出雲町観光協会は、
JR出雲三成駅の旧
ポプラ店舗を新事務所兼
観光案内所として本格的に業務を開始したところであります。
トロッコ列車を初め、隣接する特産市などの集客力により、
観光案内所に訪れる方々もこれまで以上に多く、お盆には1日80人以上の来訪があったところであります。これから秋の
紅葉シーズンに向けて、町内外の
観光施設との連携を強化し、新たな
観光案内所を大いに活用することで、本町のすばらしい自然、歴史、文化、食などの
観光資源、
地域資源をこれまで以上に情報発信し、さらなる誘客を図っていく考えであります。
8月10日には
UIターンを推進し、
人口減少対策と
雇用対策により人口構造の健全化を図るため、
サイクリングターミナル内にまち・ひと・し
ごとセンター奥サポを開所いたしました。
空き家バンク制度や
空き家改修、片づけ、親元に住もう補助金などによる
住まいサポート、
無料職業紹介所事業などによる
仕事サポート、
UIターン者を含む町内の若者などの
スキルアップ、新たなチャレンジに向けた人づくりを目指した学びの場づくりとして、つなぎつなげるサポートについて、
ワンストップサービスで行う場として
定住対策を強力に推進してまいります。
開所以来、多くの皆様方に御相談等で御来場いただいております。
談話用テーブル、そして
事務作業スペースも設けておりますので、町民の皆様にも気軽にお立ち寄りいただけるよう、PRに努めてまいります。
次に、
ホッケー競技についてです。7月29日から山形県で開催された
全国高校総体において、
横田高校女子チームが19年ぶりとなる第3位入賞を果たしました。また、先般の
国体予選では、成年男子、少年男子、女子の3パートで本大会出場を決め、10月に愛媛県で開催される本大会での上位入賞が期待されます。そして、来年度は本町で
全日本中学生ホッケー選手権大会が開催されます。これを契機に本町の
ホッケー競技がさらに発展するよう、関係の方々には御協力をいただきますよう切にお願いを申し上げます。
また、2020年に開催される
東京オリンピックの
ホッケー事前合宿につきましては、
インドチームの誘致を目指して、現在、
関係機関と交渉を進めております。
文化交流事業もあわせ、今後推進してまいりたいと考えております。
次に、
全国和牛能力共進会についてであります。先般、9月7日から11日までの5日間、宮城県仙台市で開催されました第11回
全国和牛能力共進会に、本町から第3区若雌、第5区
繁殖雌牛群、第7区
総合評価群の種牛群と肉牛群が県代表として出品いたしました。出品者の皆様を初め、畜産農家の皆様には出品牛の手入れに御協力をいただき、衷心より感謝を申し上げます。
結果については、第3区若雌の2において優等賞14席、第5区
繁殖雌牛群においては優等賞6席、第7区
総合評価群種牛の部において12席、同じく
総合評価群肉牛の部において12席、同じく
総合評価群総合の部において1等賞4席という結果でございました。本町の出品牛も頑張ってまいりましたが、本当に全国のレベルの高さに驚いたところでございます。
これまで、
集畜指導会や飼養管理に対し、島根県、JAしまね、
和牛改良組合など、
関係機関の皆様には御支援をいただきありがとうございました。
今後は、
奥出雲和牛ブランドをより一層高めるために、5年後に鹿児島県で開催されます次期全共の
出品対策に取り組んでまいりますので、
関係機関の皆様方のさらなる御支援と御協力をいただきますようお願いをいたします。
次に、寄附金についてであります。
企業版ふるさと納税につきましては、遊休農地を活用した
エゴマ栽培による
地域活性化事業を内閣府に申請しておりましたが、去る6月28日、内閣府から
対象事業として認定をいただき、あわせて優良事例としても取り上げていただいたところでございます。この事業に対しては、東京都において、食品油糧・医薬品・化粧品・化学品などを手がける総合商社、
カネダ株式会社より御寄附の申し出をいただいており、エゴマを使った特産振興、6次産業化に取り組み、さらなる
奥出雲ブランドの確立を図ってまいります。
また、
町内小・中学校や高校生を対象とした
ふるさと奥出雲を愛する
ひとづくりの推進に対しまして、
ホシザキ株式会社様より御寄附の申し出をいただきました。今般の
補正予算に対し、
ふるさと教育、
キャリア教育に活用させていただくことといたしております。
ふるさと納税につきましては、お礼品に対する総務省からの要請により、本年度の寄附金額が減少するのではないかと危惧をいたしておりましたが、8月末現在では2,104件、6,186万5,000円となっており、昨年度同期と比較して、件数で209件、率にして11.03%の増加、額にして423万6,000円、率にして7.35%の増加と多くの御寄附をいただいております。
9月2日、3日には、東京都において
ふるさと納税大感謝祭が開催され、本町からも参加したところでございます。御来場の皆様からたくさんの
応援メッセージをいただき、さらなる寄附につながるものと期待をいたしております。
これに伴いまして、関係経費を今般の
補正予算に盛り込ませていただいております。
次に、8月24日、
島根県知事に対して要望書の提出を行ってまいりました。特に
地域医療の中心であります
町立奥出雲病院に対する支援、そして
JR木次線の利用促進に対する支援、2020年
東京オリンピックでの
インドホッケーチームの事前合宿を誘致するための支援について要望したものでございます。また、同日、県庁の各部局長に対しまして、農・畜産業の振興、道路・河川の整備などについても要望をいたしました。
次に、本
定例議会に平成28年度
決算認定について議案を提出しており、詳しくは後ほど
担当課長に説明させますが、決算により1億9,000万円の繰越金が今年度の財源として確保できました。また、今年度の
普通交付税と交付税の代替措置である
臨時財政対策債の
発行可能額が決まり、これの合計額が当初予算との対比で約3億1,000万円の増加となりました。
この結果、合計5億1,000万円余の財源が確保できましたので、今後の
財政健全化に資するため、減債基金も活用し、約4億8,000万円の町債を繰り上げ償還することとし、今般、
補正予算に計上したところであります。
28年度決算に基づく
経常収支比率は、繰り上げ償還の効果による公債費の削減などの改善要因もありましたが、
経常一般財源となります
普通交付税、
臨時財政対策債などが減少したことから、88.5%と対前年度比で2%上昇しました。また、
健全化判断比率については、
普通会計ベースで将来負担比率は169.7%、対前年度3.8%の悪化、
実質公債費比率は14.4%と対前年度0.6%の改善をしたところです。合併の特例による
普通交付税の
増額交付が平成27年度から随時減額されているため、今まで以上に健全で持続可能な
財政運営に努めてまいります。
それでは、今回提出いたしました
一般会計補正予算案などの概要について御説明申し上げます。
今回の
補正予算の案の内容は、先ほど一部説明しましたが、歳入では繰越金約1億9,000万円を計上するほか、
ふるさと応援寄附金、
地方交付税の増額などがあります。歳出では、繰り上げ償還の4億8,000万円のほか、
土地開発公社の債務解消のための
用地購入費、7月の大雨に伴います
災害復旧費の計上などにより、歳出総額約7億1,300万円を追加しております。この結果、補正後の
一般会計の予算は約151億1,900万円となります。
このほか、条例案1件、予算案11件、
一般事件案7件を提出しております。これら
提出議案の詳細につきましては、この後、
担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。以上で説明を終わります。
○議長(岩田 明人君) 以上で
町長提出議案提案理由の説明を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 議案第54号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第4、議案第54号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
末森福祉事務所長。
〔
福祉事務所長説明〕
───────────────────────────────
議案第54号 奥出雲町非常勤の職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより議案第54号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
13番、
大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) 今回、新たに
障害福祉、
老人福祉、
地域福祉計画のそれぞれ
策定委員会のいわゆる報酬を決める条例ですけれども、これの各委員ですね。同じ人なのか、違う人を選任するのかお聞かせください。
○議長(岩田 明人君)
末森福祉事務所長。
○
福祉事務所長(
末森利江子君) 先ほどの議員さんの質問にお答えします。
委員につきましては、それぞれの要綱の中に決められておりますので、中にはかぶる方もいらっしゃると思いますけれども、ほぼそれぞれの
策定委員、そのときに決めさせていただいております。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほか、ございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第54号につきましては、
会議規則第39条第1項の規定により、所管の
常任委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号につきましては、教育福祉
常任委員会へ付託することに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第5 承認第9号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第5、承認第9号、
専決処分の承認を求めることについて(平成29年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石田
健康福祉課長。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
承認第9号
専決処分の承認を求めることについて(平成29年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号))
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより承認第9号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、承認することに反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、承認第9号については、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第5、承認第9号、
専決処分の承認を求めることについて(平成29年度奥出雲町
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号))を採決いたします。
本件は、承認することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本件は、承認することに決定をいたしました。
ここで10分間だけ休憩をいたします。40分からやりますか。40分から再開をいたします。よろしくお願いします。
午前10時25分休憩
───────────────────────────────
午前10時39分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第6 議案第55号 から 日程第15 議案第64号
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第6、議案第55号、平成29年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号)提出について、日程第7、議案第56号、平成29年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第8、議案第57号、平成29年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第9、議案第58号、平成29年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第10、議案第59号、平成29年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第11、議案第60号、平成29年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第12、議案第61号、平成29年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第62号、平成29年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第14、議案第63号、平成29年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第15、議案第64号、平成29年度奥出雲町
水道事業会計補正予算(第1号)提出について、以上の10議案につきましては、
会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
最初に、お断りをいたします。議案第55号から議案第64号につきましては、予算
特別委員会へ付託案件とする予定ですので、
提案理由の説明は総括的なものにとどめられ、細部については予算
特別委員会において説明と質疑を願います。
それでは、
提案理由の説明を求めます。
初めに、江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第55号 平成29年度奥出雲町
一般会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、石田
健康福祉課長。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第56号 平成29年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第57号 平成29年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第58号 平成29年度奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、第59号、第60号、第61号について、安部
水道課長、説明願います。
〔
水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第59号 平成29年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第60号 平成29年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第61号 平成29年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第62号について、荒川
農業振興課長、説明求めます。
〔
農業振興課長説明〕
───────────────────────────────
議案第62号 平成29年度奥出雲町
国営農地開発事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第63号について、内田
農林土木課長補佐、説明願います。
〔
農林土木課長補佐説明〕
───────────────────────────────
議案第63号 平成29年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、議案第64号、安部
水道課長、説明を求めます。
〔
水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第64号 平成29年度奥出雲町
水道事業会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに、議案第55号について質疑を行います。質疑はございますか。
13番、
大垣照子議員。
○議員(13番 大垣 照子君) ちょっと予算委員会の中で聞けませんので聞きたいと思いますが、17ページの民生費の中の児童相談事業のところに、DV休日相談公用携帯電話代ということで5万5,000円ほど計上されておりますが、DV相談ってどのぐらいの件数があるのか、それから、例えばその中でシェルターなんかでも利用されてる人が、件数があればお知らせください。
○議長(岩田 明人君) これ、答弁、江角課長かいな。誰かいな。誰かいな。
末森福祉事務所長。
○
福祉事務所長(
末森利江子君) ただいまの大垣議員さんの質問にお答えいたします。
DV相談の件数でございますけれども、今年度に入りましては1件程度だと思います。ただし、今ここで上げましたのは、DV相談だけではなくって、児童虐待等の相談も昼夜、それから土日等の対応が必要になりまして上げたところでございます。
今、シェルター等への保護している女性の方とか子供さんは、今のところございません。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) ほか、ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第56号について質疑を行います。質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第57号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第58号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第59号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第60号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第61号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第62号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第63号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第64号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第55号から議案第64号までの10議案につきましては、
会議規則第39条第1項の規定により、予算
特別委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第64号までの10議案につきましては、予算
特別委員会へ付託することに決しました。
なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算
特別委員会小委員会において分割審査をお願いいたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第16 報告第14号
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第16、報告第14号、
専決処分の報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく報告)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
秋田
財産管理室長、お願いします。
〔
財産管理室長説明〕
───────────────────────────────
報告第14号
専決処分の報告について(
地方自治法第180条第2項に基づく報告)
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で説明を終わります。
これより報告第14号に対する質疑を行います。質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
以上で報告第14号は終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第17 発委第5号
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第17、発委第5号、
特別委員会の設置についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
9番、内田勇議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(内田 勇君)
───────────────────────────────
発委第5号
特別委員会の設置について
奥出雲町議会委員会条例第5条の規定により、次のとおり
特別委員会を設置する。
記
1.名 称 決算
特別委員会
2.目 的 平成28年度奥出雲町各会計歳入歳出決算に関する審査
3.委員の定数 12名以内
平成29年9月12日提出
提出者 奥出雲町議会議会運営委員会
委員長 内 田 勇
提案理由
平成28年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、
特別委員会にお いて審査を実施するため。
───────────────────────────────
以上です。
○議長(岩田 明人君) 以上で要旨の説明を終わります。
これより発委第5号について質疑を行います。質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、発委第5号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第17、発委第5号、
特別委員会の設置についてを採決をいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
お諮りをいたします。ただいま設置されました決算
特別委員会の委員につきましては、奥出雲町議会委員会条例第7条の規定により、議長が指名をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、委員は議長において指名することに決しました。
お諮りをいたします。決算
特別委員会の委員に、議長と議会選出
監査委員の川西明徳議員を除く、1番、田食道弘議員から13番、
大垣照子議員までの12名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいたしました議員を決算
特別委員会の委員に選任することに決しました。
ただいまから決算
特別委員会を開催していただきまして、正副委員長の互選を行います。
しばらく休憩といたします。
午前11時36分休憩
───────────────────────────────
午前11時36分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
先ほど決算
特別委員会が開催され、正副委員長が決定いたしましたので、報告をいたします。
委員長に13番、
大垣照子議員、副委員長に10番、内田精彦議員がそれぞれ決定をいたしました。以上で報告を終わります。
ここでしばらく休憩といたします。始まりは12時40分から開会をいたします。終わります。
午前11時37分休憩
───────────────────────────────
午後 0時40分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
次の議案に入る前に、議案第56号と議案第58号に多少訂正があるということでございまして、
健康福祉課長のほうから報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
健康福祉課長(石田 雅子君) 先ほど提案いたしました議案第56号と58号につきまして、一部説明に誤りがございましたので、訂正をさせていただきます。
まず、議案第56号をごらんいただきたいと思いますけども、国民健康保険事業会計
補正予算(第2号)の
提案理由のところで、2番、このところの、「これが経費の財源については、国庫支出金、繰越金等をもって措置した」というところを、「繰越金」を「繰入金」と誤って説明いたしました。
また、議案第58号、奥出雲町
介護老人保健施設事業特別会計補正予算につきまして、1ページのところの第1条の歳入歳出予算の総額につきまして、「3億5,754万9,000円」というところを「3億4,754万9,000円」と誤って説明をいたしました。訂正し、おわび申し上げます。大変済みません。
○議長(岩田 明人君) わかりましたですね。
それでは、次に入ります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第18 認定第1号 及び 日程第19 報告第15号
○議長(岩田 明人君) 日程第18、認定第1号、平成28年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について、日程第19、報告第15号、平成28年度決算に基づく奥出雲町
健全化判断比率並びに
資金不足比率について、以上の2議案につきましては、
会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本
決算認定議案につきましては、決算
特別委員会へ審査付託する予定でおりますので、提案説明と質疑はいずれも総括的なものにとどめていただきたいと思います。
それでは、
提案理由の説明を求めます。
江角
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
認定第 1号 平成28年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定について
報告第15号 平成28年度決算に基づく奥出雲町
健全化判断比率並びに
資金不足比率について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、森長
病院事務長。
〔認定第1号
病院事務長説明〕
○議長(岩田 明人君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
認定第1号、平成28年度奥出雲町各
会計歳入歳出決算認定につきましては、去る8月2日から8月の30日まで
監査委員において決算審査が執行されました。また、報告第15号についても審査が行われました。この審査に係る審査意見書がそれぞれの
提出議案に添付されております。
本日、谷尻
代表監査委員に出席を願っておりますので、監査の状況について報告をお願いをしたいと思います。
谷尻
代表監査委員。
○
代表監査委員(谷尻 一徳君) それでは、平成28年度奥出雲町
一般会計及び各特別会計歳入歳出決算等の審査につきまして御報告いたします。平成28年度各会計歳入歳出決算審査は、議会選出の川西明徳
監査委員さんと私、
監査委員、谷尻が行いました。代表して私のほうから御報告をさせていただきます。お手元の歳入歳出決算等の審査についてという冊子をごらんをいただきたいと思います。
地方自治法第233条第2項及び第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成28年度奥出雲町
一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに基金の運用状況等について審査を行いましたので、その結果を次のとおり報告をいたします。
1、審査の対象でございますが、(1)、①の平成28年度奥出雲町
一般会計ほか⑮までの特別会計歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書及び、2ページをお開きください。2ページの(2)平成28年度財産に関する調書について審査を行いました。
2、審査の期間ですが、平成29年8月2日から平成29年8月30日までの間に行いました。
次に、3、審査の概要でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書等について、関係法令に準拠して作成されているかどうか、また決算の計数は正確であるかどうかを関係諸帳簿、証書類との照合等通常実施すべき審査を行ったほか、各課室長さん及び担当職員の皆さんの説明を聴取し、あわせて一部現地の確認も行いました。
4、審査の結果でございますが、審査に付された各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、その計数は、関係諸帳簿その他証書類と照合した結果、誤りのないものと認めました。また、予算の執行及び関連する事務の処理は、適正に行われているものと認めました。
なお、平成28年度に発覚をいたしました町職員による不祥事案は、町民の皆さんの地方行政に対する信頼を大きく損ないました。もとより公務員は全体の奉仕者としての基本的な理念と法令を遵守し、町民福祉の向上に努めなければなりません。このたびの事案は、極めて残念でなりませんが、既に町御当局におかれては、再発防止策を公表され、二度とこのような不祥事を起こさないことを誓われました。この上は、示された再発防止策を着実に実行し、町民の皆さんの信頼を一日も早く回復され、奥出雲町発展のために御尽力をいただきたいと思います。
以下、各会計の決算額、財政諸指数等の増減及び対前年度比較並びに分析等行い、かつ時系列であらわした表等により、財政の現状や推移、課題も含め、決算審査の概要を説明いたします。
なお、文中及び表中で用いた金額、数値等の扱いにつきましては、2ページの脚注でお断りをしておりますので、あらかじめ御承知おきくださいませ。
3ページをごらんいただきたいと思います。表1、
一般会計の収支状況について説明をいたします。歳入は自主財源と依存財源に、また歳出は性質別に過去5カ年度の各科目及び費目ごとの決算状況を時系列であらわしたものでございます。ごらんをいただきたいと思います。
表の右側が平成28年度の欄となっておりますが、平成28年度の
一般会計の歳入合計は表の中ほど、161億9,886万6,000円で、前年度に比較して4億4,571万3,000円、2.8%増となっております。一方、歳出の合計は、表の下から2行目、158億7,202万8,000円で、前年度に比較して3億5,172万6,000円、2.3%増となっております。各費目の増減額については、ごらんをいただきたいと思います。比較増減の主な要因につきましては、次のページで説明をいたします。
3ページの表の下のほうでございますが、当町の依存財源、自主財源の割合を記載しております。先ほど財政課長さんのほうから御説明があったとおりでございます。この比率は、5カ年度横ばいの傾向で推移をいたしております。
次に4ページをごらんいただきたいと思います。2、平成28年度歳入歳出決算の対前年度比、比較増減の主な要因について記載をしております。これは前ページの表の比較増減欄の主なものについて記載をしております。先ほどの財政課長さんから説明があったとおりでございます。
次に、同じ4ページ、下段のほうでございますが、3、平成28年度実質収支についてですが、右側の括弧書きで差し引きをいたしまして、左側の単年度収支、1,868万4,000円の黒字となっております。これに黒字要因を加え、赤字要因をマイナスした実質単年度収支は、2億6,251万円の黒字となっております。前年度に比較いたしまして3億5,800万円減少をいたしております。
4の職員数の動向についてはごらんをいただきたいと思います。職員数の増減は、行政
サービスの観点と財政的には一般財源で措置されますので、後ほど申し述べます
経常収支比率にも影響する指数でございます。
次に5ページをごらんいただきたいと思います。平成28年度、各事業支出の主なものを、また、6ページのほうをごらんいただきたいと思いますが、これは平成27年、前年度の事業の主な支出のものを掲げております。事業内容、決算額を比較してまたごらんをいただきたいと思います。
次に7ページ、7、財政状況、その他についてでございます。過去5カ年度の間の財政状況を時系列で記載をしております。
表の②地方債残高の平成28年度の欄でございますが、
一般会計及び特別会計の地方債の合計残高は392億1,700万円で、対前年度比較で2.1%減少をしております。この5年間は、毎年度対前年度比で減少しております。これは、起債の借り入れの抑制と繰り上げ償還の効果のあらわれと思われます。
③のほうですが、うち実質町負担額は160億8,700万円で、1.3%減となっております。この実質町負担額の地方債残高に占める割合は41.0%で、前年度より0.3ポイントと増加をしております。
⑤の実質公債費比比率につきましては、後ほど申し上げます。
次に、表の6、町民1人当たりの②地方債残高、これは1人当たりが300万1,000円、それから、⑦の町民1人当たりの③の地方債のうちの実質町負担額は123万1,000円で、いずれも前年度比較より若干の増となっております。
⑧の財政力指数は、
地方交付税交付金の算定上の基準財政需要額に対する基準財政収入時の割合を示したものでございますが、単年度では0.171、3カ年平均では0.174となっております。その指数は単年度にわずかに下がりまして、3カ年平均ではわずかに上昇をしております。この指数は、1に近いほど財政力が高いという見方をできるものでございます。
次に、⑨の
経常収支比率につきましては、先ほども説明ございましたが、後ほど説明をさせていただきます。
⑩のラスパイレス指数でございますが、これは国家公務員一般行政職の給料を100とした場合の本町の一般行政職職員給料との比較でございます。平成28年度は93.0で、前年度比較で0.6ポイントと若干上昇をしております。県内市町村の中では下位のほうにランクをされておりまして、経常経費を抑制する大きな要因となっております。しかしながら、指数は毎年度ずつ、少しずつ上昇傾向にあります。
次に、⑪の町民1,000人当たりの職員数は10.13人で、わずかながら上昇傾向にございます。
次に、⑫町民1人当たりの人件費、物件費の額は3.2%ほどふえております。情報セキュリティー関連や地方創生関連の経費が増加したものということでございます。
次に、⑬、将来負担比率にはついては、後ほどまた申し上げます。
同じ7ページの下段、1)の⑤
実質公債費比率について御報告をいたします。
実質公債費比率の平成28年度の3カ年平均は14.4%で、前年度に比べまして0.6ポイント改善し、地方債の発行に際し許可を必要としない18%未満が引き続き維持されました。これは、指標算出の分子となる公債費等が繰り上げ償還の効果により減少したことなどが主な改善の要因となっております。今後も、将来計画を見据えた財政執行に引き続き町執行部の御努力をお願いをいたします。
次に、8ページでございますが、平成27年度から
地方交付税の算定が一本算定になりまして、5年間で約4億円の段階的縮減が見込まれております。生活基盤整備、
雇用対策、社会保障費など多様な事業が継続して求められる中、引き続き計画的な繰り上げ償還を実施する等、将来を見据えた健全な財政基盤の構築に努められることを望みます。
同じく8ページ⑧の財政力指数の説明につきましては、先ほど述べましたので省略をいたします。
同じく3)、⑨の
経常収支比率でございますが、算式の説明は省略をさせていただきます。
経常収支比率は、財政が弾力性を持ってるかどうかをあらわす指標でございます。平成28年度の本町の
経常収支比率は88.6%で、前年度に比して2.6ポイント上昇をいたしました。その内訳は、後ほどまた御説明をさせていただきます。
同じく8ページの8、地方債のうち、
地方交付税等に措置される額を除いた実質町負担額の算出方法について記載をしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
次に、9ページ、9の
財政健全化4指標についてでございます。平成19年に制定されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づいて設けられた指標でございまして、平成20年度決算から基準を超えた場合、
財政健全化計画の策定が義務づけられており、御承知のとおりでございます。
平成28年度奥出雲町健全化4指標の算定の基礎となる事項を記載した書類を審査した結果、いずれも適正に作成されており、これにより算出された指標はいずれも早期健全化基準を下回っており問題はありません。また、実質赤字比率、連結実質赤字比率はともに黒字決算であり、該当いたしておりません。平成28年度各会計
資金不足比率につきましても、資金不足は発生しておらず、問題なしと認めました。
次に、10、地方債の状況ですが、
一般会計、特別会計ごとにそれぞれ5カ年度間を記載しておりますので、その推移についてごらんをいただきたいと思います。
次に、11、基金につきましては、平成28年度では
一般会計及び特別会計の合計が34億9,900万円で、前年度に比べて5億4,400万円、13.5%減っております。詳細につきましては、表をごらんをいただきたいと思います。
次に、10ページ、債務負担行為についてでございます。これにつきましては表をごらんをいただきたいと思います。限度額は前年度に比べまして1億円の減額となっております。
次に、13、
経常収支比率につきましては費目ごとの内訳をごらんいただきたいと思います。先ほど財政課長さんのほうから説明がありましたとおりでございますので、説明は省略いたしますが、この中で公債費が最も高くて31.8%となっております。また、繰出金補助費等、あるいは人件費等、いずれもわずかずつ前年度よりも上昇しております。財政の硬直化につながらないような経常経費の節減、合理化に引き続き努めていただきたいと思います。
次に、14、町税の徴収状況についてでございます。平成25年度から28年度までの主な税目について掲載をしております。徴収率は滞納繰り越し分を含めたもので、いずれの税目も徴収率は前年度よりも上昇をしております。町税の滞納分の徴収につきましては、高額滞納者への対応強化や、島根県の税務職員との相互併任制度によりまして滞納整理の共同実施及び実務研修、また日曜納付相談、預貯金の差し押さえ等が行われておりまして、徴収率の向上が図られております。引き続き徴収に御努力をお願いしたいと思います。差し押さえ等の内訳は、下段、囲みの中をごらんをいただきたいと思います。
次に、11ページ、15、不納欠損処理でございますが、これは地方税法等に基づくもので、適正に行われており、やむを得ないものと考えます。ごらんをいただきたいと思います。
次に、12ページ、16の表でございますが、町税を初めとする各種納付金の滞納状況でございます。これは平成28年度末の滞納額と賦課年度ごとの滞納額一覧表でございます。上段が件数、下段が金額ですが、大きいものは
一般会計の町民税の個人、固定資産税、それから特別会計では国保税、国営農地事業負担金などが多額となっております。簡易水道使用料については、公営企業会計への移行措置によります線引きで多額となっております。件数、金額等についての詳細はごらんをいただきたいと思います。
次に、13ページのほうでございますが、町税ほか、各種使用料、手数料、分担金・負担金等の徴収については、それぞれ担当課で徴収努力されており、ここ数年、各担当課におかれましては滞納整理に積極的に取り組まれ、その成果が徐々に上がってきております。今後も引き続き、各課が連携を図られ、法令、条例等に基づき、手順を踏んで対応を尽くされるように望みます。
次に、17、
一般会計からの特別会計への繰り出し状況を記載しております。いずれも繰り出し基準に基づくもののほか、時々の投資事業や
経済対策、運営経費等のために財源が充当されております。繰出金の合計額は、毎年度増加傾向にあります。時系列で記載をしていますので、ごらんをいただきたいと思います。
次に、18の基金の運用状況について御報告をいたします。各会計の基金は、普通預金で保管、管理をされまして、各会計で一時的に資金が不足した場合に繰りかえ使用されております。審査の結果、適正に管理がなされると認めました。
また、用品調達基金の運用状況についても関係諸帳簿の審査を行い、物品、現金いずれも適正に管理されていることを確認をいたしました。
次に、14ページをお開きください。19、各特別会計の決算の概要について御報告をいたします。
歳入歳出決算、収支差し引き額、
一般会計繰入金、公債費、地方債残高、基金残高について一覧表にしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。いずれの会計も実質収支で黒字決算となっております。
以下、特別会計の決算状況について概要を簡単に御説明をいたします。
14ページ下段の国民健康保険事業特別会計についてであります。加入世帯数は1,830世帯、被保険者数は2,962人となっております。また、保険給付費は前年度比較で0.2%増加をしております。
15ページに医療費の推移を掲げています。ごらんをいただきたいと思います。
次に、15ページのほう、後期高齢者医療保険事業特別会計についてでございます。保険者を島根県後期高齢者医療広域連合として、対象者は原則75歳以上の方を被保険者とされております。本町の被保険者数は平成28年度末現在で3,176人となっております。奥出雲町の島根県全体に占める割合は約2.6%で前年度と変わっておりません。歳出総額のうち97.7%が広域連合への納付金となっております。
次に、介護老人保健施設事業特別会計につきましては、ベッド数81床で運営されておりまして、入所者数は平成28年度は年間2万7,276人で、1日の平均入所者数は74.73人の利用実績となっており、前年度より若干減少しております。通所
サービスは年間延べ4,286人で、前年度より若干増加をしております。
次に、介護
サービス事業特別会計ですが、仁多デイ
サービスセンターは利用定員が20名で、平成28年度の年間利用実績は延べ4,322人で、前年度より15.9%減となっております。あいサンホームは入所用が70床で、年間延べ入所者数は2万4,195人、ベッドの利用率は94.7%で、前年度比較で4.4ポイント減少しております。短期入所用の6床の年間利用率は59.1%で、前年度比較で12.9ポイント増加をしております。
次に、訪問看護ステーション事業特別会計ですが、年間利用者数は延べ431人で、年間延べ訪問回数は2,623回、前年度より大幅に増加をしております。これは、職員の体制が3人から4人に増員したことによるものでございます。平成28年度の決算剰余金は263万5,000円で基金に積み立てられております。基金の総額は3,054万4,000円となっております。
以上、いずれの施設におかれましても、引き続き利用者の
サービス向上に努めていただくようにお願いをいたします。
次に、16ページ、簡易水道事業特別会計についてであります。簡易水道は、簡易水道15施設で、普及率は98.7%となっております。平成28年度の1立方メートル当たりの給水原価は442.53円、供給原価は176.39円となっております。給水原価を使用料で回収するという状況にはなってはおりません。
平成29年度に移行した公営企業化後においても資本費の抑制、維持管理費の合理化、それから経常経費の節減に努め、健全経営を図られるとともに、安定した水道水の供給に努めていただくようにお願いをいたします。
次に、公共下水道事業特別会計でございます。平成23年度末をもって管路整備は完了しています。28年度末の接続状況は、三成地区で86.2%、横田地区で75.1%、いずれも前年度より増加をしております。
平成29年度から運用される広域汚泥処理施設を利用することにより、施設維持管理経費の抑制につなげていただきたいと思います。
次に、農業集落排水事業特別会計についてでございます。本事業は全ての集合処理区域内で事業が完了しており、接続率は平成28年度末で78.6%、前年度より1.3ポイント増加をしております。
次に、合併処理浄化槽事業特別会計についてでございます。平成28年度の設置数は18基で、個人設置型を含め平成28年度末の町全体の設置数は1,166基となっております。
各下水道施設につきましても、今後も引き続き住環境リフォーム助成金交付制度の活用など、引き続き接続されていない町民の皆様に情報を提供し、水質保全、生活衛生環境の改善などのためにも計画的に普及推進を図り、あわせて接続率の向上にも努められるようにお願いをいたします。
次に、17ページをごらんいただきたいと思います。公共下水道、それから農業集落排水、合併処理浄化槽各特別会計の営業収支の状況を一覧表にしております。ごらんをいただきたいと思います。
次に、仁多発電事業特別会計についてでございます。平成28年度の歳入は1億9,338万3,000円、歳出は1億9,148万円で、差し引き190万3,000円の黒字決算となっており、全額基金へ積み立てられました。平成28年度はJAしまねから譲渡された三沢発電所の改築工事が進められております。仁多発電所とともに将来にわたる安定した発電事業の運営に期待をいたします。
次に、三井野原スキーリフト事業特別会計についてでございます。平成28年度の決算額は、歳入歳出とも1,703万2,000円で、うち
一般会計からの繰入金は赤字補填分1,275万2,000円となっております。
平成28年度は降雪量が不足し、リフトの稼働が1月中旬となったこともあり、稼働日数は47日にとどまりました。リフトの使用料収入は406万6,000円で、前年度比較で4.7%増加となっております。営業損益、降雪量、リフトの稼働日数等に大きく影響されますが、集客等の営業収入の増加を図る方策もまた御検討をいただきたいと思います。
次に、国営農地開発事業特別会計についてでございます。農家負担の平成28年度末の未納額累計は6,159万で、前年度末よりも50万4,000円減少をいたしました。しかし、依然として多額な未納がございます。未納の解消に大変努力をされておりますが、引き続き御努力をお願いしたいと思います。
次に、農業用小水力発電事業特別会計についてでございます。平成28年度の決算額は歳入が3億4,242万6,000円、歳出が3億4,232万5,000円でございまして、差し引き10万1,000円の黒字決算となっております。
本事業は平成28年度に施設が完成しております。現在、国に対し事業者の変更認可の手続中と聞いております。運用開始ができることを期待をしております。
次に、20の一部事務組合の起債残高並びに当町の負担割合についてでございます。表の内容については、ごらんをいただきたいと思います。
表の下段に記載をしておりますが、
財政健全化指標には一部事務組合の負担金や起債残高が反映をされております。広域の一部事務組合等の経営の管理についても、合理的、効率的な健全経営に向けた不断の注視が必要と考えます。
次に、19ページ、21、奥出雲病院事業特別会計についてでございます。収支の状況を5カ年度間の時系列であらわしております。先ほど事務長さんのほうから詳しく説明がありましたので、ごく簡単に説明をいたします。
左側の19番のところでございますが、経常損益、これにつきましては、平成28年度は6,079万4,000円の黒字決算となっております。
35行目からは、常勤医師等の年平均人数等を時系列で記載をしております。あわせて医療スタッフの状況も記載しております。看護師さんは、継続的な募集対策に尽力をされた結果があらわれたものと評価をいたします。また、不足する医師の確保は極めて困難な作業と思いますが、引き続き御努力をお願いをいたします。
次に、20ページ、経営状況のイからトにつきましては、先ほど事務長さんから詳しく説明がございましたので、省略をさせていただきます。ごらんをいただきたいと思います。
次に、21ページには病院のキャッシュフロー表を載せております。表につきましてはごらんをいただきたいと思います。
この表の下段に記載をしておりますが、平成28年度の純利益が先ほど申し上げました6,080万円で、繰り越し欠損金は16億2,370万円と多額となっておりますが、一方で内部留保資金が2億7,260万円ございます。ここ数年、この内部留保資金の額が減少してきております。また、設備投資に係る起債残高は平成28年度末で30億5,700万円ありますが、それ以外に一時借入金や外部負債もなく、今のところ経営上は支障なく運営をされております。
次に、②課題、その他でございますが、先ほど事務長さんのほうから詳しく説明がありましたので、後ほどごらんをいただきたいと思います。
次に、22ページでございますが、財産に関する調書につきましては、(1)から(5)まで記載しておりますとおり、いずれも決算年度中の増減高、決算年度末現在高を台帳、帳簿、保管されている証券、証書類等を全て照合、精査し、適正に管理されていること、本調書が適正であることを確認をいたしました。
次に、23の小口現金につきましては、合計30万円の現金あり高を横田、仁多両庁舎の担当課を訪問し、職員立ち会いの上で精査をし、適正に保管、管理されていることを確認をさせていただきました。
以上、平成28年度各会計決算審査の報告とさせていただきます。よろしく御審議のほどをお願いをいたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で審査報告を終わります。
ただいまの谷尻
代表監査委員の報告及び認定第1号並びに報告第15号の議案について一括して質疑を行います。質疑はございますか。
〔「質疑なし」〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの認定第1号につきましては、
会議規則第39条第1項の規定により、先ほど設置いたしました決算
特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 異議なしと認めます。よって、認定第1号につきましては、決算
特別委員会へ付託することに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第20 同意第27号 から 日程第22 同意第29号
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第20、同意第27号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第21、同意第28号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任について、日程第22、同意第29号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任について、以上、3議案につきましては、
会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石原
税務課長。
〔
税務課長説明〕
───────────────────────────────
同意第27号 奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第28号 奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第29号 奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
ここでお諮りをいたします。質疑は相関連しますので、同意第27号から同意第29号までの3議案を一括して質疑を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。同意第27号から同意第29号までの3議案を一括して質疑を行います。質疑をされる方は、議案番号を示されて、行ってください。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。
ここでお諮りをいたします。討論は相関連しますので、同意第27号から同意第29号まで3議案を一括して討論をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。同意第27号から同意第29号までの3議案を一括して討論を行いたいと思います。討論がございましたら、議案番号を示されて行ってください。
討論がございましたら、同意に反対の方から発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、同意第27号から同意第29号までについて討論を終わります。
これより採決を行います。
最初に、日程第20、同意第27号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決をいたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。
次に、日程第21、同意第28号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。
次に、日程第22、同意第29号、奥出雲町
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 同意第30号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第23、同意第30号、
人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題をいたします。
提案理由の説明を求めます。
若月
町民課長。
〔
町民課長説明〕
───────────────────────────────
同意第30号
人権擁護委員の候補者の推薦について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で
提案理由の説明を終わります。
これより同意第30号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。討論がございましたら、同意することに反対の方からの発言を許します。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 討論なしと認めます。よって、同意第30号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第23、同意第30号、
人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決をいたします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。
─────────────・───・─────────────
○議長(岩田 明人君) 次に、
今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付いたしました請願・陳情等文書表のとおりであります。
会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の
常任委員会へ付託をいたしますので、慎重なる御審査をお願いいたします。
─────────────・───・─────────────
○議長(岩田 明人君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。
午後2時10分散会
───────────────────────────────...