奥出雲町議会 2015-12-18
平成27年第4回定例会(第3日12月18日)
平成27年第4回定例会(第3日12月18日)
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平成27年 第4回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第3日)
平成27年12月18日(金曜日)
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議事日程(第3号)
平成27年12月18日 午前9時30分開議
日程第1 議案第96号 奥出雲町職員の再任用に関する条例及び奥出雲町議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について
日程第2 議案第97号 奥出雲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について
日程第3 議案第98号 奥出雲町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について
日程第4 議案第99号 奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について
日程第5 議案第100号 奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について
日程第6 議案第101号 奥出雲町
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について
日程第7 議案第102号 奥出雲町税条例等の一部を改正する条例制定について
日程第8 議案第106号
奥出雲町立小学校及び中学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について
日程第9 請願第3号
奥出雲町立三成小学校校舎改築に関する請願書
(日程第1~9
総務文教常任委員会委員長報告)
日程第10 議案第103号 奥出雲町
手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について
日程第11 議案第104号 奥出雲町
若槻子ども高齢者福祉基金条例制定について
日程第12 請願第2号
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出することを求める請願書
教育総務課長 ─ 糸 原 敬君 企画財政課長 ─ 藤 原 努君
病院事務長 ── 内 田 久 貴君
健康福祉課長兼福祉事務所長 ───────────── 野 原 万寿老君
会計管理者 ── 吉 川 孝 司君 建設課長 ─── 松 島 昭 雄君
社会教育課長 ─ 高 橋 安 典君 税務課長 ─── 堀 谷 智 樹君
町民課長 ─── 石 原 啓 子君
健康づくり推進課長 ───────────────── 内 田 裕 紀君
農業振興課長 ─ 舟 木 長君 地域振興課長 ─ 森 長 洋 二君
子育て支援課長 若 月 ゆかり君 債権管理課長 ─ 森 山 正 人君
観光推進課長 ─ 本 山 宏 人君 水道課長 ─── 安 部 誠君
財産管理室長 ─ 江 角 啓君 環境政策課長 ─ 杠 康 彦君
農林土木課長 ─ 千 田 嘉 久君
農林土木課調整監 浅 野 保 男君
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午前9時27分開議
○議長(岩田 明人君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日、日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
去る平成27年12月16日に、
議会広報特別委員会が開催されました。塔村俊介議員の委員長辞任を承認、新たな委員長に内田雅人議員が選出されましたので御報告をいたします。
また
総務文教常任委員会より、平成27年11月16日、17日に実施されました視察研修報告の申し出が、及び
福祉厚生常任委員会より、平成27年11月25日、26日に実施されました視察研修報告の申し出がありましたので、これを許します。
最初に、7番、
内田精彦総務文教常任委員会委員長。
○
総務文教常任委員会委員長(内田 精彦君) それでは、視察報告をさせていただきます。
平成27年第4回
奥出雲町議会定例会総務文教常任委員会視察研修報告。平成27年12月18日。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。
総務文教常任委員会委員長、内田精彦。
目的でございますが、1つ目は、綾部市における廃校の利活用について。2つ目が、兵庫県尼崎市におけるそろばん教育、特徴的な保育所運営についてでございました。期日は、平成27年11月16日、17日の2日間でございました。視察地といたしましては、京都府綾部市、兵庫県尼崎市でございます。参加者は、
総務常任委員会委員5名、議長、事務局1名でございます。
報告に入らせていただきます。まず、綾部市における廃校の利活用についてでございます。綾部市
里山交流研修センターのほうへお邪魔させていただきました。綾部市は京都府南部に位置し、面積は347平方キロメートルと、奥出雲町よりやや狭く、人口は約3万3,000人の冬には雪も積もる山合いの地域でありました。奥出雲町でも来春には高田小学校が廃校となり、その後の利活用について本格的に検討を進めていかなければならない状況から、廃校の利活用で先進的で同じような地域にある綾部市において視察研修を行ったところでございます。
綾部市では、少子化のため13校の小学校を10校にする再編が計画され実施されました。廃校となった3校は、それぞれ集会や行事等で使用する貸し館、伝統工芸品である和紙の作業所及び大学校の実習施設、そして今回視察を行った
里山交流研修センターとして活用をされておりました。
里山交流センターは、旧豊里西小学校が廃校になるに当たり、跡地の利用について
地元対策委員会で検討され、地区の特性や活性化につなげてほしいという要望が出されました。総合計画の市民提案の中で、現在のセンターの原型の提案がなされており、その実施段階の施設として活用されたものであります。
里山交流研修センターは、指定管理方式でNPO法人里山ねっと・あやべによって運営されており、農業体験、パン焼きなどの食育につながる料理体験、森林、竹林の活用と里山に親しむ体験、商品開発、情報発信、宿泊・合宿受け入れ、貸し館、里山交流大学の主催などの機能を持っております。利用者数は平成26年度実績で、交流人口3,881人、宿泊人数939人、施設利用者6,761人となっておりました。綾部市では里山という言葉が今ほど浸透していないときから里山交流に力を入れて、拠点的な施設がなく、また核となる組織がないことが懸案でありました。
里山交流研修センターは、市街地からも車で10分程度と離れておりますが、逆にその里山の空間を活用し、センター開発に至り、現在では多くの人が交流する拠点となっております。京都府では、現在森の京都構想が進められており、センターでも新たな施設整備も検討されているとのことでありました。
2つ目ですが、兵庫県尼崎市におけるそろばん教育、特徴的な保育所運営について、
尼崎教育委員会、社会福祉法人あゆみ福祉会むこっこ保育園のほうへお邪魔させていただきました。尼崎市は兵庫県の最も東部に位置し、大阪市と神戸市の間にある人口約44万人の工業都市であります。尼崎市では小学校において学力向上のため特徴的なそろばん教育が行われており、また午前睡を行う特徴的な保育所がある。学力向上が喫緊の課題であり、また全町的に保育所を整備した奥出雲町に有意義な情報を得るため視察を行いました。
尼崎市では、長年学力向上が大きな課題になっておりました。隣接する西宮市などが教育水準が高く、学力が低いイメージのままでは子育て世代が定住してくれないという切実な問題がありました。その解決方法の一つとして尼崎市が特区申請し、平成16年から順次対象校を広げ、21年からは市内全42小学校で計算科(そろばん教育)に取り組んでおり、現在は文部科学省の
教育課程特別制度を申請し実施しておられます。具体的には、小学校3年生及び4年生で年間50時間ずつを計算科に充て、50時間は総合30時間、算数5時間、教育課程ほか15時間で確保しておられます。指導は、珠算指導のための非常勤講師及び学級担任が協力しながら、一斉指導や少
人数グループ指導、個別指導など、きめ細かな指導を行っておられます。年間予算は講師26名の人件費や用紙代など約4,700万円であり、教員出身の指導主事が事業を統括しておられました。
計算科の取り組みは、児童、保護者、教員から大きく評価を受けており、計算力については、生徒、教員とも7割以上がとても効果があるとしており、取り組みについて保護者の95%が大変よいとしておられます。実際の学力の方は、尼崎市教育委員会の
学力調査報告書によると、全国学力調査の小6算数および中3数学において平成19年度は全国と比べ4ないし11ポイントの差があったが、平成26年度には2から3ポイント差まで大幅に改善しているということでございました。尼崎市の成果は学力向上策の目玉として計算科を取り入れたこともあるが、それにとどまらず、学校司書の独自配置、家庭学習支援、放課後学習、土曜学習、
教員指導力向上事業、家庭向けの学力情報誌発行などの教育委員会、家庭、地域全体で学力向上策を継続してきたことが大きいと考えられます。
また、今回訪問しました尼崎市内の社会福祉法人あゆみ福祉会むこっこ保育園では、子供たちが生き生きと生活ができるように、人としての体の生活リズムを守り育てること、仲間とともに五感を働かせるさまざまな実体験を保障することを保育方針にし、特徴的な取り組みをしておられます。
通常、保育所では午後に昼寝を行いますが、このむこっこ保育園では午前10時半ごろから睡眠をとる午前唾を取り入れておられます。乳幼児期において、昼寝は疲労回復や育ちの補充のために必要であります。生活のリズムを考えると午前に昼寝を行ったほうがよいと考えられ、かつては各地の保育所で午前睡が取り入れられておりましたが、先生の休憩時間等の問題から現在では少なくなってきているといわれております。むこっこ保育園では、園児の成長のため大事なものであると考え、大切な柱として午前唾を守っておられます。また、園舎拡張の際には、定員をふやすという選択肢もあったところ、保育所の育児の知識、技術、文化を地域の子育て家庭に分かち、育児を支援する地域の
子育てセンターとしての役割を担うため、
地域子育てセンターを開設し、保育所に通っていない地域の子供たちや保護者に開放し、一時預かりを受け入れておられます。採算的には厳しい事業のようでありますが、使命として実施しているとのことでありました。むこっこ保育園は、一保育園としてではなく、午前睡や、食育や、好き嫌いがなくなるおいしい給食、リズム運動や描画活動を通じ、保護者が通わせたい保育園として、また園児だけでなく、地域の子育ての拠点の保育園となっておりました。
今回の視察先は、少子化による山奥の学校の廃校、学力低下、保育園、保育士不足といった逆境の中で、理念、計画を持ち、実行し、逆に強みとしているものでありました。
里山交流研修センターの活動は、センターのすぐ近くに住む、「半農半Xという生き方」の著者である塩見直紀氏の活動に代表されるように、全国に知られるものとなっております。廃校後の活用方法の検討の進め方、利用実例、運営方法等、里山の可能性について、今後の奥出雲町での廃校の利活用方法について大いに参考になるものでありました。また、むこっこ保育園の取り組みは、すぐに取り入れられるものばかりではないかもわかりませんが、好き嫌いがなくなるほどのおいしい、考えられた給食など、奥出雲町の利点を生かすべきアイデアについて参考になるものでありました。
最後に、尼崎市でのそろばん教育の取り組みは、継続的に、また評価され結果を伴うものとして衝撃的な内容でありました。学力向上に取り組む、また全国に誇るそろばんの産地である奥出雲町において、そろばん教育を取り入れなければならないというのは、視察した委員の一致するところでありました。
以上で
総務文教常任委員会の視察報告を終わります。
○議長(岩田 明人君) 次に、12番、
大垣照子福祉厚生常任委員会委員長。
○
福祉厚生常任委員会委員長(大垣 照子君) それでは、報告いたします。
平成27年第4回
奥出雲町議会定例会福祉厚生常任委員会視察研修報告。
平成27年12月18日。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。
福祉厚生常任委員会委員長、大垣照子。
記。1、視察地と視察目的。1)公立みつぎ病院(尾道市御調町)。目的は、超高齢化社会における医療、介護、保健、福祉が連携した取り組みと、住民のための病院づくりについて学ぶため。2)
広島がん高精度放射線治療センター(広島市東区)。目的、身体に負担の少ない高精度放射線によるがん治療について学ぶため。3)穴生浄水場(北九州市八幡西区)。目的、微生物による水道水の浄化とコスト軽減について学ぶため。
2、期日。平成27年11月25日、26日の両日。
3、参加者。
福祉厚生常任委員4人、事務局員1人。
4、報告。1)公立みつぎ病院について。御調町は、尾道市の北部に位置し、人口7,152人、面積82.98キロ平方で、平成17年3月28日尾道市へ編入合併し、高齢化率は35.4%(うち在宅高齢者29.9%、独居老人は345人、在宅寝たきり老人は73人)の町です。診療圏域人口は6万人余り。公立みつぎ病院では、沖田光昭副院長先生からお話を伺いました。
みつぎ病院は、昭和31年御調国保病院として一般病棟22床、診療科は内科、外科、婦人科の3科、職員数25人でスタートし、以後、昨年までに14回にわたる改修と増築を行い、現在一般病棟床152床、療養病床88床(うち回復期リハビリ病床65床、医療療養病床23床)、本年4月現在、職員数671人(うち医師数は29人)、保健師16人(うち病院雇用の保健師9人)で運営されていました。患者数の動向は、平成26年度の1日当たりの外来患者数528人、入院患者数211人、病床利用率は88%となっています。
病院の理念は、地域包括医療・ケアの実践と地域包括ケアシステムの構築及び住民のための病院づくりとされ、住民のための病院であり、不採算医療もあえて行うことも目的の1つとされ、地域医療の中核病院として心から住民が安心して暮らせる町の環境を守る役割も果たされていました。
超高齢化社会を迎え、命を守る医療の提供のみならず、緩和ケアやリハビリテーションなど住民一人一人の生活と尊厳を守る医療に加え、在宅医療や在宅介護の充実など、地域のニーズに広く応えるための病院を核とし、寝たきりゼロ作戦(介護予防)として、保健、医療、介護、福祉の統合システムを機能させる取り組みが、超高齢社会の到来としかるべき地域包括ケアの重要性を見通し、30年前から行われていました。地域包括ケアシステムの構築は高齢化社会をにらみ、高齢者になってもQOL(生活の質)を落とすことなく、人としての尊厳が守られる社会であることをみつぎ病院が長年にわたる医療活動の中から積み上げられたもので、広島発の全国版として広げていくとされています。
御調町における地域包括ケアシステムの成果として、昭和55年の在宅老人は1,479人中、寝たきりは3.8%であったものが、昭和60年には1,564人中1.1%、平成26年には、2,532人中1.2%で、在宅老人数から見ると格段に減少しています。いかに寝たきりにならない対策がしっかりなされているかということです。
特筆したいことは、病院の1階フロアの一角に保健、医療、介護、福祉、行政が同居し、患者や利用者ニーズに迅速に応えるためのチームワークが取られており、先生を初め働く人たちが優しい心を持って業務に携わっておられ、誰もが安心して暮らせるまちづくりは、地域包括ケアシステムによるものと語られました。また、30年黒字経営でやってきたが、今年は少し赤字になるかもしれない。住民のための病院であり(保健師の人件費も病院がある程度負担をしている)そこは理解していただきたいとの副院長先生の言葉には説得力があり、真の住民福祉が貫かれていることに感銘を受け、本町のまちづくりと住民福祉向上のモデルとして学ぶことの多い研修となりました。
2)
広島がん高精度放射線治療センターについて。ここでは、権丈雅浩副センター長先生から説明と施設案内をしていただきました。ここをつくることの発端は、病院ごとに高価ながん治療放射線機器を購入し治療をすることが費用や優秀な人材確保の面からも大変になることから、広島県と県医師会の協力により、知事の英断で実現したものとの説明がありました。
広島がん高精度放射線治療センターは、広島県と同県医師会の合築でつくられ、センターの建物は、事業費58億8,000万円で、地下1階、地上2階建てで、本年10月より運営をされ、患者の苦痛を癒やすために内部の廊下の壁面全体にはきれいな海の中や、すがすがしい森林などの写真が張りつけられ、優しい心遣いがなされていました。
人員については、放射線治療医4人、治療放射線技師10人、医学物理士4人、看護師8人、事務等3人の体制で治療に当たられ、事務職員以外は県医師会の職員であると申されました。
設置されている医療機器は3台で、1台は動体追尾機能付特殊型リニアック。購入費用は4億7,196万円。これは、患者を動かすことなく多方面から高精度な照射を行い、エックス線透視イメージシステムによりがんの位置を確実に捉えることができ、治療台を高精度に動かすことで照射位置を補正することができる機器で、呼吸によって動く肺がんに対してリアルタイムにがんを追尾でき、短時間で被曝量の少ない放射線治療が可能となる機器でした。あとの2台は高精度治療専用リニアックで、購入費用は14億2,560万円。これは、放射線照射の速さが従来の2倍から3倍、短時間での高精度放射線治療が可能で、2.5ミリと5ミリのピンポイント照射を得意とする治療装置との説明を受けた後、実際にその治療機器を見せていただきました。
治療については、より質の高い先端的な放射線治療の提供として、患者がかかっている病院から、国や県が指定する県内4つのがん治療連携拠点病院へ患者を紹介し、これらの病院でこのセンターの治療方針に当てはまると判断した場合、患者を紹介し治療を受けることができる。そして治療後、4つの基幹病院へ逆紹介をし、センターの治療医とともに患者のフォローアップを行い、そして元の医療機関の放射線治療医との伴診により患者のフォローアップを行うとしています。このセンターでの治療は、通院治療が原則となっていました。ここでの治療は、その前に患者に対してのカンファレンスを、かかわる治療従事者で何時間もかけ徹底して行うとされ、きょうもこれから夜まで行いますと語られました。沖田副委員長先生は、物腰のやわらかい、とても優しい雰囲気をお持ちの方で、心身ともに苦しむ患者にとっては、とてもほっとして信頼してお任せできると感じました。
同様の治療は、高精度な医療機器と設備、マンパワーがなければできそうにありませんが、できる限り体に負担が少ないこのような高レベルな治療が行われているという知識を得て、本町のがん対策に生かしたいものだと思いました。本町の患者にとっては、奥出雲病院の紹介が広島の拠点病院にスムーズにつながり、体に優しく高精度な治療が受けられる通常的なルートの整備に期待します。また、当センターには人材育成機能もあり、優秀な人材が育ち、がん治療の進展につながることを希望するものです。
3)微生物による水道水の浄化とコスト軽減について。上水道事業の公営企業化が迫り、北九州市では微生物による上向式生物接触ろ過(U-BCF)装置を導入し水道水の浄化を行い、一般的な高度処理と比べ建設コストは約2分の1、ランニングコストは約20分の1のコスト削減が図られているとの情報を得て、市内にある穴生浄水場で南雲伸司所長さんほか4人の方から説明をいただき、施設も視察させていただきました。
北九州市の水道局は、人口96万人の命を預かる水がめは大規模でした。浄水場は市内5カ所にあり、穴生浄水場では特に水質の悪化がひどい1級河川遠賀川からの取水にU-BCFを利用し、浄化されていました。U-BCF装置は、川底の小石等に付着した微生物が汚濁物質を取り込み分解する作用を、人工の装置内でより効果的に再現させる処理方法。粒状活性炭は、表面が凹凸で小石などよりはるかに微生物が生息しやすい形状をしており、これをろ過装置内に充填し、上から下に通水すると生物接触効率が向上するというものです。穴生浄水場を視察し、本町の水質はきれいで、この装置の必要性は感じませんでしたが、北九州市は、20年以上にわたり海外での上下水道の技術協力に取り組まれており、この装置はそのような経験の中から同市水道局が開発されたもので、特許も取り、ウオータービジネスにも力を入れておられ、このような人材がいるということに力強さと刺激を受けました。
以上、
福祉厚生常任委員会の視察報告といたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で諸般の報告を終わります。
これより議事に入ります。
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◎日程第1 議案第96号 から 日程第9 請願第3号
○議長(岩田 明人君) 日程第1、議案第96号、奥出雲町職員の再任用に関する条例及び奥出雲町議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第2、議案第97号、奥出雲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第3、議案第98号、奥出雲町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について、日程第4、議案第99号、奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第100号、奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第101号、奥出雲町
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第102号、奥出雲町税条例等の一部を改正する条例制定について、日程第8、議案第106号、
奥出雲町立小学校及び中学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第9、請願第3号、
奥出雲町立三成小学校校舎改築に関する請願書、以上の9議案につきましては、去る12月4日開催の本会議におきまして、
総務文教常任委員会へ付託いたしております。
その審査の結果について、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
7番、
内田精彦総務文教常任委員会委員長。
○
総務文教常任委員会委員長(内田 精彦君) 平成27年12月18日。平成27年第4回奥出雲町議会定例会
総務文教常任委員会委員長報告。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。
総務文教常任委員会委員長、内田精彦。
平成27年第4回奥出雲町議会定例会12月4日本会議において、当委員会に付託になりました議案第96号、97号、98号、99号、100号、101号、102号、106号、並びに請願第3号について、会議規則第77条及び94条の規定により報告いたします。
記。常任委員会開催日、平成27年12月10日。出席委員、5名。説明出席者、教育長、総務課長、企画財政課長、教育総務課長、会計管理者、社会教育課長、税務課長、子育て支援課長、債権管理課長、財産管理室長。
審査案件及び審査の概要と審査結果でございます。
議案第96号、奥出雲町職員の再任用に関する条例及び奥出雲町議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について。被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法の一部を改正する法律の施行に伴う所要の改正を行うもので、必要性を認め、当委員会では、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
議案第97号、奥出雲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について。地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う所要の改正を行うもので、具体的には、職員の人事評価の状況、職員の休業に関する状況、職員の退職管理の状況では退職前5年間の職務に関する現職員への働きかけを禁止する等、新たに3つが公表の対象となるというふうな説明、答弁を受け、必要性を認め、当委員会では、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をしました。
議案第98号、奥出雲町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について。行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項及び同法第19条第10号に基づき、特定個人情報の利用及び提供について必要な事項を定めるもので、条例制定は、町独自の事業に利用する場合の骨格を定めており、詳細については規則で定める。番号の記載、使用に関しては細心の注意を払う。必要性を認め、当委員会では、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
議案第99号、奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定について。機能別団員制度を導入するもので、定員は町の定員の中で考えている。具体的な指揮は分団長の判断にするなど説明、答弁を受け、必要性を認め、当委員会では、全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
議案第100号、奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について。被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う所要の改正をするもので、必要性を認め、当委員会では、全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
議案第101号、奥出雲町
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。移動通信用無線基地局新設に伴い、所要の改正を行うもので、必要性を認め、当委員会では、全員の賛成により原案のとおり可決すべきと決定しました。
議案第102号、奥出雲町税条例等の一部を改正する条例制定について。地方税法等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、所要の改正を行うもので、一どきに納付できない納税者の税負担の分割、平準化をし、納税の履行を促す。一定の事項は地域の実情に応じ条例で定めるなど、説明、答弁を受け、必要性を認め、当委員会では、全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
議案第106号、
奥出雲町立小学校及び中学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について。奥出雲町立高田小学校を平成28年3月31日をもって廃止し、平成28年4月1日から奥出雲町立亀嵩小学校へ統合するため、所要の改正を行うもので、基本的な校歌、施設等は亀嵩小学校に合わせるなど、説明、答弁を受け、必要性を認め、当委員会では、全員の賛成により原案どおり可決すべきものと決定しました。
請願第3号、
奥出雲町立三成小学校校舎改築に関する請願書について。本請願につきましては、現地視察を実施し、必要性を認め、当委員会では、全員の賛成により採択と決定をしました。
以上、
総務文教常任委員会に付託された案件の審査報告を終わります。
○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。
これより、委員長報告に対する質疑を行います。
質疑は、1議案ずつ行います。初めに、議案第96号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第97号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第98号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第99号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第100号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第101号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第102号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第106号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、請願第3号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論も1議案ずつ行います。
初めに、議案第96号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第96号については討論を終わります。
続いて、議案第97号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。
4番、川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。
議案第97号、奥出雲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対する討論を行います。委員長報告は原案可決であります。提案理由は、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う所要の改正であります。地方公務員法改定案が、昨年4月衆議院総務委員会で可決されました。法改定による人事評価制度は、住民に寄り添い問題を解決していく本来の地方自治体のあり方をゆがめるもので、生活保護行政や徴税業務などでは権利侵害や福祉切り捨てを一層深刻な事態にします。目標管理を伴う業務評価を賃金に反映させる方法は公務員にはなじみません。上から一方的に押しつけるやり方ではなく、自治体の自主性を尊重すべきであります。地方公務員の勤務評定を廃止し、能力評価と業績評価を中心とする人事評価制度の導入を各自治体に義務づける地方公務員法改定は、地方公務員の仕事に成果主義はなじみません。民間企業でも、成果主義に基づく賃金体系の見直しを求める意見が相次いでいます。5段階評価でできた、できないなどとランク分けされる職場では、上司の顔色ばかりうかがうことになり、公務員の目が町民に向かなくなる心配がございます。国は、一生懸命仕事をしたことが自分の評価につながり、モチベーションが発生すると同制度を持ち上げますが、人事評価制度の相対評価を導入したところでは、多くの職員が下位ランクに落ち、職員は資質、能力、執務意欲の向上につながるとは思わないと答えています。職員の意識低下につながりかねず、権利侵害助長のおそれがあるこの一部改正について賛成することはできません。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
3番、藤原和範議員。
○議員(3番 藤原 和範君) 私は、議案第97号、奥出雲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成討論をいたします。
この条例の一部改正は、地方公務員法等の改正により条項を整理するものであり、人事行政の運営等の状況の公表に関する条例では、既に地方公務員法により人事行政の運営等の状況の報告が義務づけられていますが、このたび新たに人事評価、職員の休業、職員の退職管理を追加する内容のものであります。透明性を担保するなどの情報適用を図るものと考えます。また、職員の勤務時間、休暇等に関する条例では、法改正により地公法の条文の項番号を改めるものであり、いずれも法改正の趣旨を踏まえたものであることから賛成討論といたします。
○議長(岩田 明人君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第97号について討論を終わります。
続いて、議案第98号について討論を行います。討論はございますか。
4番。
○議員(4番 川西 明徳君) 反対討論を行います。
○議長(岩田 明人君) 川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。
議案第98号、奥出雲町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について、反対する討論を行います。
委員長報告は原案可決であります。提案理由は、奥出雲町独自の事業に個人番号制度を利用するというものであります。個人番号制度、マイナンバー制度の実施を中止しても、住民生活には何らの支障は生じません。2,900億円もの莫大な費用や手間をかけ、わざわざ国民のプライバシーを重大な危険にさらす共通番号を導入するよりも、現在使っているシステムを活用しながら税と社会保障の分野での業務の効率化、適正化を図り、住民の利便性を高めるために知恵と労力を使うべきです。マイナンバーの申請書類等への番号の記載は、税の分野では国税通則法、所得税法の中で番号の記載を義務づけ、社会保障の分野では厚生労働省令、内閣府令の中で番号の記載が義務づけられる法制となっています。しかし、不記載に罰則はありませんが、記載がなければ当局はこうした法令に基づいて記載を求めるでしょう。加えて、地方自治体などの番号の利用機関は、本人からの提供以外に付番機関である地方公共団体情報システム機構から番号の提供を受けることができ、本人からの番号の提供の有無にかかわらず番号のついた個人情報を保有することができます。つまり、個人でマイナンバーの提供を仮に拒否できたとしても付番機関から情報が提供されるため、条例を制定すれば自治体などの利用機関で保有され、利用されることが起こります。その意味からも、番号制度、マイナンバー制度におけるプライバシー侵害等の危険性などは、制度自体の問題であり、番号制度自体を廃止する以外にその危険をなくすことはできません。
その一方で、国は現実には全ての申告書等に番号が記載されないことも想定しています。例えば、事業者等の個人番号の提供を受けられない場合の質問に、国税庁のホームページでは、法定調書作成などに際し個人番号の提供を受けられない場合でも税務署が書類を受理しないということはありませんと回答しています。番号がなくても受け付けるということであります。10月5日から始まった番号通知カードの発送は、付番された住民基本台帳システムを活用して行われました。番号法第14条第2項は、個人番号利用事務実施者は、個人番号利用事務を処理するために必要があるときは地方公共団体情報システム機構に対して番号を含む本人確認情報の提供を求めることができることを規定しています。この規定によれば、本人から番号の提供を求めなくても番号の利用機関は番号を利用した事務が可能であり、住民基本台帳システムへの付番はこれにより実施されています。このほか、国保、介護保険の賦課の場面でも、町民から番号の提供を受けずに地方公共団体情報システム機構から番号の提供を受けて付番し、利用する計画です。民間は、本人から番号の提供を受けなければ番号を取得できませんが、自治体や税務当局などの番号利用機関では、本人からの番号提供に関係なく番号を地方公共団体情報システム機構から取得し管理できる仕組みになっています。番号制度そのものを廃止しない限り、これらの機関からの番号漏えいの危険性はなくなりません。以上、反対討論といたします。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
3番、藤原和範議員。
○議員(3番 藤原 和範君) 私は、議案第98号、奥出雲町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定について、賛成討論をいたします。
この条例制定は、マイナンバー制度施行に係る個人番号を町独自の事務に利用する場合の利用範囲及び特定個人情報の提供について定めるものであります。この条例施行により、町の独自事務に利用する場合の特定個人情報の厳格な利用提供が明確となり、町民の利便性向上などにつながるものと考えられますので、賛成討論といたします。以上です。
○議長(岩田 明人君) ほかに討論はございますか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第98号について討論を終わります。
続いて、議案第99号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第99号について討論を終わります。
続いて、議案第100号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第100号について討論を終わります。
続いて、議案第101号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第101号について討論を終わります。
続いて、議案第102号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
○議員(4番 川西 明徳君) 済みません。
○議長(岩田 明人君) 賛成討論ですか。
○議員(4番 川西 明徳君) はい。
○議長(岩田 明人君) 反対討論じゃないですね。
○議員(4番 川西 明徳君) はい。
○議長(岩田 明人君) 反対の意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) そしたら、賛成の方の発言を許します。
川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。
議案第102号、奥出雲町税条例等の一部を改正する条例制定について、賛成する討論を行います。
委員長報告は原案可決であります。この条例改正は、地方税法の改正に伴い納税者の負担の軽減を図るとともに、早期かつ的確な納税の履行を確保する観点から、納税者の申請に基づく換価の猶予制度を創設するなどの地方税の見直しを行うもので、1つに、徴収猶予及び換価の猶予にかかわる分割納付の方法、2つに、申請による換価の猶予に係る申請期限、3つに、徴収猶予及び申請による換価の猶予に係る申請書の記載事項及び添付書類、並びに申請書及び添付書類の訂正期限について改正し、来年4月1日から実施しようとするものです。まず、換価の猶予についてですが、今回の改正は、これまでの町長の職権による換価の猶予を残しつつ申請の換価の猶予制度が創設され、今後は職権と申請の2つの換価の猶予制度が併存することになります。申請の換価の猶予の適用要件は、1つ、納税の誠意が認められること、2、一時に納付することにより事業の継続またはその生活の維持を困難にするおそれがあること、3、納期限から6カ月以内に提出された申請に基づくことの3点です。創設された申請の換価の猶予は、納税者の申請権が認められ猶予の不許可に対して不服申し立ての権利を行使できることになったという意味で大変大きな意義があり、賛成するものであります。しかし、実際は条例改正されても使い勝手が悪く、簡略化して申請しやすいようにしなければ条例改正の趣旨に反します。その1つは、換価の猶予の許諾を判断するのに納税者、いわゆる滞納者の財産情報を必要とすることから申請者等に財産目録の提出を義務づけていることです。2つは、換価の猶予の申請のとき、例えば申請者等が職員の質問に答弁せず、または検査を拒み、妨げ、もしくは忌避したとき及び不当な目的で猶予の申請等が行われたとき、その他申請が誠実にされたものでないときのいずれかに該当する場合、猶予を認めないことができるとの規定が置かれました。この規定は、職員の調査権及び職員の質問検査権を踏まえた上での規定であることから、明らかに新たな質問検査権の創設であり、これらが強められたら、実質、申請権がないものと同じになりかねません。納付できない事情の詳細や財産目録及び担保の提供などを滞納者に厳しく求められれば、税理士や公認会計士、弁護士などの税の専門家に依頼しなければ申請できなくなるおそれがあります。したがって、条例改正の趣旨が生かされるように申請の手続は簡略化し、申請しやすいように改善すべきです。
続いて、徴収の猶予についても内容は換価の猶予とほぼ同様ですので、改善すべきです。なお、この際、本町の滞納整理において、以下の点について改善を求めるよう申し述べておきます。第1は、今滞納整理の主たる手続を預金債権の差し押さえを中心にしていますが、今回、換価の猶予の申請権が条例改正で認められることから、預金債権の差し押さえた日から間を置かずに換価するのではなく、滞納者に差し押さえ調書を直ちに送付し、その際に換価の猶予の申請権があるということを……。
○議長(岩田 明人君) 川西議員。
○議員(4番 川西 明徳君) はい。
○議長(岩田 明人君) ちょっと待って。
○議員(4番 川西 明徳君) 告知すべきであります。本町でも滞納者の……。
○議長(岩田 明人君) ちょっと待ってください。
○議員(4番 川西 明徳君) 困窮に陥った状況を職権の換価の猶予制度や……。
○議長(岩田 明人君) 川西議員。
○議員(4番 川西 明徳君) はい。
○議長(岩田 明人君) ちょっと待ってください。
○議員(13番 景山 孝志君) 賛成討論の域を超えた討論になっておるように思います。いかがでしょうか。
○議長(岩田 明人君) はい。ここでちょっと休憩をいたします。
午前10時34分休憩
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午前10時44分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
先ほど、川西議員から賛成の御意見があったところでございますけども、若干、議運で調整させていただきましたところでございますが、総務委員会では、賛成多数ということにもなっておるという観点からいたしまして、ひとつ川西議員のほう簡潔に……(「全員が賛成だよ」と呼ぶ者あり)失礼しました。全員賛成ということになっておりますので、簡潔にひとつお願いをしたいというふうに思います。
川西議員、あと続けてください。あと続きちょっとやってください、簡潔に。
○議員(8番 藤原 充博君) 長いじゃなくて、地方に対して要望事項を出されたから、それは賛成討論には適さんということでストップじゃないですか。
○議長(岩田 明人君) はい。ストップじゃなくて、いわゆる規則からいきますと、とめるということにもならない部分もございまして、簡潔にひとつお願いをしたいということでございます。
○議員(8番 藤原 充博君) だから、要望事項はいけないということでしょ。
○議長(岩田 明人君) いけないということも書いてもございませんけどね。
川西議員、簡潔に後できませんかいね。
○議員(4番 川西 明徳君) 今ちょっと私は要望という言葉は使ってないつもりだけど、聞いた皆さんが要望したっていうこと、改善を求めるよう申し述べるとは言いましたけど。
○議長(岩田 明人君) はい、そのことをお願いします。
○議員(4番 川西 明徳君) 議長、よろしいですか。発言してよろしいですか。
○議長(岩田 明人君) はい、いいです。
○議員(4番 川西 明徳君) 今回の条例改正の趣旨が生かされるように、格差と貧困が広がる中で困窮している滞納者の生活実態をしっかり受けとめ、徴収の猶予、換価の猶予制度の申請の権利を十分認めて、町民の基本的人権や生存権、財産権を保障すべきです。本町でも滞納者の困窮に陥った状況を職権の換価の猶予制度や、徴収猶予制度を行使して救済するなど、今後の滞納制度の根本的な改善を求めて、議案第122号の賛成討論といたします。
○議長(岩田 明人君) ほかはございませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第102号について討論を終わります。
続いて、議案第106号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第106号について討論を終わります。
続いて、請願第3号について討論を行います。
討論がございましたら、請願に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、請願第3号について討論を終わります。
続いて、採決を行います。
日程第1、議案第96号、奥出雲町職員の再任用に関する条例及び奥出雲町議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) ありがとうございました。挙手全員であります。したがって、議案第96号については、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第2、議案第97号、奥出雲町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例及び奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、議案第97号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第98号、奥出雲町行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認め、よって、議案第98号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第99号、奥出雲町消防団条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員であります。よって、議案第99号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第100号、奥出雲町
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第100号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第101号、奥出雲町
移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第101号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第102号、奥出雲町税条例等の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第102号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第106号、
奥出雲町立小学校及び中学校の設置に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、議案第106号は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第9、請願第3号、
奥出雲町立三成小学校校舎改築に関する請願書の採決いたします。
請願に対する委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、請願第3号は、委員長報告のとおり採択されました。
ここで休憩をいたします。11時10分から開会いたします。
午前10時55分休憩
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午前11時07分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。
ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
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◎日程第10 議案第103号 から 日程第12 請願第2号
○議長(岩田 明人君) 日程第10、議案第103号、奥出雲町
手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について、日程第11、議案第104号、奥出雲町
若槻子ども高齢者福祉基金条例制定について、以上の2議案につきましては、去る12月4日の本会議におきまして、
福祉厚生常任委員会へ付託をしております。また、日程第12、請願第2号、
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出することを求める請願書につきまして、9月7日本会議において、
福祉厚生常任委員会へ付託したものであります。これらの審議結果につきまして、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
12番、
大垣照子福祉厚生常任委員会委員長。
○
福祉厚生常任委員会委員長(大垣 照子君) 委員会委員長報告の前に、先ほど視察報告を行いました際、ちょっと間違いがありましたので訂正をいたします。どちらの先生もすてきに優しい先生だったので間違えてしまいました。
広島がん高精度放射線治療センターの対応してくださった先生ですが、最後のところで、沖田副委員長先生は物腰のやわらかさとというふうに申し上げましたが、これはみつぎ病院の副委員長先生でして、ここはがんセンターのほうは、権丈副センター長先生ということで訂正をさせていただきます。大変失礼をいたしました。
続きまして、
福祉厚生常任委員会委員長報告を行います。
平成27年第4回奥出雲町議会定例会
福祉厚生常任委員会委員長報告。平成27年12月18日。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。
福祉厚生常任委員会委員長、大垣照子。
平成27年第4回奥出雲町議会定例会12月4日の本会議において、当委員会に付託されました案件について、会議規則第77条及び第94条、95条の規定に基づき、審査を行いましたので報告いたします。
記。1、開催日、平成27年12月10日、木曜日。2、出席委員数、5人。3、説明出席者、健康福祉課長、町民課長、
健康づくり推進課長、水道課長、病院事務長。4、審査案件、4件。
議案第103号、奥出雲町
手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について。本議案は、マイナンバー制度の法律の施行に伴い住民基本台帳カードの発行・交付が終了するため、この条項を廃止するもので、施行は平成28年1月1日です。審査内容と意見。これまでの住基カード発行数はとの質問に、390枚程度ありまして、身分証明がわりにe-Taxの利用につくられた人が多いとの答弁でした。
議案第104号、奥出雲町
若槻子ども高齢者福祉基金条例制定について。この議案は、若槻一夫氏(亀嵩出身の方)から、これまでにも多くの寄附金をいただいていましたが、子供や高齢者の福祉利用にとの寄附者の意志を踏まえ、新たに基金を設立するもので、施行は公布の日としています。審査内容と意見。利用への子供と高齢者の比率はとの質問に、これまで900万円を高齢者福祉にといただいていたが、今回150万円をいただき、高齢者に100万円、50万円は子供にとされ、これまでのと合わせ1,050万円を基金に積み立てるものとの答弁でした。
審査の結果。議案第103号、第104号とも可決すべき案件と認め、全員の賛成により原案可決としました。
請願第2号。
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出することを求める請願書について。この請願は、9月議会で継続審査としていたものです。後期高齢者の医療費の負担増が行われたことから、高齢者は年金も減額され大変だという意見があり、賛成多数により採択としました。
陳情第13号、国民皆保険制度の維持・発展の意見書提出を求める陳情書。この陳情については、もう少し考察することが必要として継続審査としました。
以上、
福祉厚生常任委員会に付託された案件の審査報告といたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。
これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は1議案ずつ行います。
初めに、議案第103号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第104号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、請願第2号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論も1議案ずつ行います。
最初に、議案第103号について討論を行います。
討論はございますか、ございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第103号について討論を終わります。
続いて、議案第104号について討論を行います。
討論がございましたら、反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、104号について討論を終わります。
続いて、請願第2号について討論を行います。
討論がございましたら、請願に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、請願第2号について討論を終わります。
続いて、採決をいたします。
最初に、日程第10、議案第103号、奥出雲町
手数料徴収条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第11、議案第104号、奥出雲町
若槻子ども高齢者福祉基金条例制定についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第12、請願第2号、
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出をすることを求める請願書を採決いたします。
請願に対する委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、請願第2号は、委員長報告のとおり採択されました。
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◎日程第13 議案第105号 から 日程第19 請願第1号
○議長(岩田 明人君) 続いて、日程第13、議案第105号、奥出雲町
亀嵩総合交流促進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第14、議案第116号、財産取得について(オガコセンター)、日程第15、陳情第10号、
一般県道木次横田線道路改良工事の要望書、日程第16、陳情第11号、
一般県道木次横田線(亀嵩地区)道路改良工事の要望書、日程第17、陳情第12号、奥出雲町木材利用促進の要望書、日程第18、陳情第14号、一級町道三沢山根線未着工路線の道路改良工事の要望書、以上の6議案につきましては、去る12月4日の本会議におきまして、産業建設常任委員会へ付託をいたしております。また、日程第19、請願第1号、島根原発の稼働・再稼働に反対し
再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願につきましては、9月の7日本会議において、産業建設常任委員会へ付託したものであります。これらの審議結果につきまして、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
9番、村尾明利産業建設常任委員会委員長。
○産業建設常任委員会委員長(村尾 明利君) それでは、産業建設常任委員会の委員長報告を行います。
平成27年12月18日。平成27年第4回奥出雲町議会定例会
産業建設常任委員会委員長報告。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。産業建設常任委員会委員長、村尾明利。
平成27年第4回奥出雲町議会定例会12月4日本会議において、当委員会に付託になりました議案第105号、議案第116号、陳情第10号、陳情第11号、陳情第12号、陳情第14号について、また第3回奥出雲町議会定例会9月7日本会議において、当委員会に付託になりました請願第1号について、会議規則第77条及び第94条、第95条の規定により報告をいたします。
常任委員会開催日、平成27年12月10日。出席委員、3名。説明出席者、建設課長、農業振興課長、地域振興課長、観光推進課長、環境政策課長、農林土木課長。
審査案件及び審査概要と審査結果を申し述べます。初めに、議案第105号、奥出雲町
亀嵩総合交流促進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。審査概要、玉峰山荘の宿泊利用料金の改正で、現行の1泊2食の料金設定は値段がわかりにくいことがあり、わかりやすく素泊まりの価格を設定し、宿泊代のみの条例に改正するものです。審査の結果、全員賛成、原案可決といたしました。
次に、議案第116号、財産の取得について(オガコセンター)でございます。審査概要、三沢地内のシイタケ施設、オガコセンターを4,509万7,000円で奥出雲町が取得するもので、建設が昭和63年、当初簿価6,200万円から減価償却が進んでいなく、現在簿価の価格で買い取りを行うものでございます。平成24年から始まった施設の買い取り支援の一環で、これで終了をいたします。来年度から開発品種の雲太1号をフル生産する予定で、負債を圧縮して経営改善につなげる計画との説明を受けました。一連の従業員数は、150名を抱えており、シイタケ生産農家15軒ということで、現状の生産規模を守っていく必要があろうかと思っております。審査の結果、全員賛成、原案可決といたしました。
陳情第10号、
一般県道木次横田線道路改良工事の要望書。審査概要、これまで何回か同趣旨の陳情が出されており、逐年改良整備が進みつつある。引き続きの道路改良を要望するものであります。審査の結果、全員賛成、採択といたしました。
陳情第11号、
一般県道木次横田線(亀嵩地区)道路改良工事の要望書。審査概要、逐年改良整備を進めつつあるが、引き続きの道路改良を要望するものであります。審査の結果、全員賛成、採択といたしました。
陳情第12号、奥出雲町木材利用促進の要望書。審査概要、要旨は、奥出雲町産木材を積極的に利用するよう要望するもので、町では、これまで学校建築などに積極的に利用を進めている現状があります。審査の結果、全員賛成、採択といたしました。
陳情第14号、一級町道三沢山根線未着工路線の道路改良工事の要望書。審査概要、初めて提出された要望書でありますが、年次的には町道三沢山根線は逐次進捗はしているが、小寄工区の未着工部分から八幡に入るところの狭隘な道路を早期に改良するよう要望するものであります。審査の結果、全員賛成、採択といたしました。
続いて、継続審査の案件でございます。これは前回、請願第1号、島根原発の稼働・再稼働に反対し
再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願。このことは、前回、定例会において継続審査といたしましたので、改めて審査を行ったところであります。
審査概要、前回、継続審査の案件で、意見として若干述べたいと思いますが、福島の原発事故によって国民の評価が揺れ動いていると。国がこれまで進めてきたエネルギー政策について、いきなり原発をやめて、再生エネルギーを飛躍的に伸ばして変えていくことは難しいということです。いずれにせよ原子力は人間の力で解決しないといけない問題だと思うと、こういう意見もありました。また、国のエネルギー政策にかかわる問題であり、直接的に奥出雲町には関係がないことと思われるが、インフラの面からすると関係ない問題ではない。今回の請願のように原子力政策に急ブレーキをかけると、いささか問題であると思うと。原子力はエネルギーの柱になってきており、原子力の危険性を投げ出すともっと大変なことになる。むしろ原子力制御のスキルを高めていくことが必要だと。危険なものはやめたがよいという考え方もあるが、ソフトランディングに進めていく必要があると。請願の取り扱いでは慎重にしたほうがいいと、こういったさまざまな意見がありました。このことについて、どのように採決をしても委員が3名ということで、ちょっと説得力に乏しいというふうなところがございます。皆さんの意見を申し述べていただきましたが、委員会としては継続ということにはせずに、ひとつ採択、あるいは不採択というものをはっきり結論づけて、本会議において提出し、本会議の中で最終結論を得るのがよろしいではないかという全員の御意見でした。
委員会の審査の結果につきましては、採択に賛成が少数につき、不採択といたしました。
以上、議案審査の報告を終わります。
○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。
これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は1議案ずつ行います。
初めに、議案第105号について質疑を行います。質疑がございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第116号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、陳情第10号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、陳情第11号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、陳情第12号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、陳情第14号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、請願第1号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論も1議案ずつ行います。
最初に、議案第105号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第105号について討論を終わります。
続いて、議案第116号について討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第116号について討論を終わります。
続いて、陳情第10号について討論を行います。
討論がございましたら、陳情に反対の方から発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、陳情第10号について討論を終わります。
続いて、陳情第11号について討論を行います。
討論がございましたら、陳情に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、陳情第11号について討論を終わります。
続いて、陳情第12号について討論を行います。
討論がございましたら、陳情に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、陳情第12号について討論を終わります。
続いて、陳情第14号について討論を行います。
討論がございましたら、陳情に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、陳情第14号について討論を終わります。
続いて、請願第1号について討論を行います。
請願に対する委員長報告は、不採択であります。したがいまして、最初に請願に賛成の方、続いて、請願に反対の方の順に討論を行います。
請願に賛成の方の発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでありますので、請願第1号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第13、議案第105号、奥出雲町
亀嵩総合交流促進施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第14、議案第116号、財産の取得について(オガコセンター)を採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第15、陳情第10号、
一般県道木次横田線道路改良工事の要望書を採決いたします。
陳情に対する委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、陳情第10号は、委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第16、陳情第11号、
一般県道木次横田線(亀嵩地区)道路改良工事の要望書を採決いたします。
陳情に対する委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、陳情第11号は、委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第17、陳情第12号、奥出雲町木材利用促進の要望書を採決いたします。
陳情に対する委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、陳情第12号は、委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第18、陳情第14号、一級町道三沢山根線未着工路線の道路改良工事の要望書を採決いたします。
陳情による委員長報告は、採択であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、陳情第14号は、委員長報告のとおり採択されました。
次に、日程第19、請願第1号、島根原発の稼働・再稼働に反対し
再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願を採決いたします。
請願に対する委員長報告は、不採択でありますので、会議規則第81条に基づき、請願第1号を採択することにお諮りをいたします。
請願第1号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 採択に賛成の方。3名。起立少数と認めます。よって、請願第1号は、不採択されました。
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◎日程第20 議案第107号 から 日程第28 議案第115号
○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第20、議案第107号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出について、日程第21、議案第108号、平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、日程第22、議案第109号、平成27年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第23、議案第110号、平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第24、議案第111号、平成27年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第25、議案第112号、平成27年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第26、議案第113号、平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第27、議案第114号、平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第28、議案第115号、平成27年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について、以上の9議案につきましては、去る12月4日の本会議におきまして、予算特別委員会に付託をいたしております。その審査結果について、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。
5番、塔村俊介予算特別委員会委員長。
○予算特別委員会委員長(塔村 俊介君) 平成27年第4回奥出雲町議会定例会
予算特別委員会委員長報告。
平成27年12月18日。
奥出雲町議会議長、岩田明人様。予算特別委員会委員長、塔村俊介。
第4回奥出雲町議会定例会12月4日本会議において、予算特別委員会に付託されました議案の審議経過及び審査の結果について、会議規則第77条の規定により報告いたします。
審査付託議案は、議案第107号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出について、議案第108号、平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、議案第109号、平成27年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、議案第110号、平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第111号、平成27年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第112号、平成27年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第113号、平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第114号、平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第115号、平成27年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計補正予算(第2号)提出についての9議案でございます。
出席委員数は、12月7日、12月16日とも12名でございました。
審議経過について、当委員会では、去る12月7日に執行部全課室長出席のもと全体質疑を行い、その後、各小委員会へ審査を付託しました。12月16日に再度委員会を開催し、小委員会委員長より分割審査の結果報告を受け、全体集約の後、予算特別委員会として9議案について採決いたしました。
審査結果について、議案第107号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出については、賛成多数により原案可決。
議案第108号、109号、110号、111号、112号、113号、114号、115号は、いずれも全員の賛成により原案可決といたしました。
審査の内容について述べます。議案第107号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出についてでございます。本議案の
一般会計補正予算額は9億2,500万円であり、補正後の予算総額は172億2,700万円で、前年度の同期比で109.3%となっています。主な補正内容について、全体質疑では、9億2,500万円の主な歳出である、八川小学校管理教室棟改築事業費7億3,528万8,000円、土地開発公社の債務負担を解消するための用地買い取り費7,000万円、中山間地域等直接支払事業交付金の増額3,926万8,000円、農地集積協力金の増額1,797万7,000円、若槻子ども高齢者福祉基金の造成1,050万円等の事業概要並びにその財源構成について補足説明を受け、各議員から事業内容等について多岐にわたる詳細な質疑がなされました。
12月16日に招集いたしました予算特別委員会では、各小委員会から審査報告がありました。総務文教予算小委員会からは、総務費では、マイナンバー制度実施に伴う基幹系ネットワーク整備費734万4,000円は、一般財源での対応であること。公共交通費のバス停移転工事費150万円は、国道の歩道整備に係る補償移転であることなどを確認したこと。民生費では、旧三成幼稚園の現在の使用状況や今後の活用計画などを確認したこと。教育費では、閉校となる高田小学校活用計画の確認、八川小学校管理教室棟改築費7億3,886万1,000円が補正での計上になった経緯や、財源となる起債の交付税措置の内容を確認したこと。また、町民体育館駐車場整備750万円における地元要望への対応状況を確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。
福祉厚生予算小委員会からは、民生費では、町民福祉総務費の縁結び事業費40万円の減額要因を確認したこと。衛生費のじんかい処理費における可燃物処理場の修繕追加工事費800万円は、毎年多額の修繕費を要していることから、今後の修繕計画やゴミ処理計画の見直し等について質疑がなされたこと。土木費では、公社住宅の空き家負担金807万6,000円については、買い取り改修等も視野に入れた早急な対策を求める意見が出たこと等、詳細な審議の結果が報告されました。
産業建設予算小委員会からは、総務費では、ダム対策費における佐白温泉施設事故に伴う損害賠償金38万8,000円計上の経緯。農林水産業費では、中山間地域等直接支払交付金3,926万8,000円の増額要因、農地利用集積促進事業費1,797万7,000円の内容確認や、畜産業費でのがんばる事業補助金増額の内容、山林地籍調査費減額の要因確認がされたこと。商工費では、観光文化協会の事務所設置費448万円の計画内容を確認したこと。土木費では、橋梁修繕費の減額に伴う道路修繕工事費への予算組み替え350万円や、公園長寿命化計画の変更業務委託168万5,000円が必要となった要因を確認したこと、諸支出金での土地開発公社の債務負担解消の状況等について、それぞれ質疑が行われたことなど、詳細な審議の結果が報告されました。
補正内容は、上記に述べた主要項目のほか、特産物の振興、道路や公園施設等の維持修繕、児童福祉や教育振興にかかわるものなど多項目でありますが、財源にも配慮されており、いずれも必要な補正要因と認め、本予算特別委員会としての可否を採決し、賛成多数で原案可決しました。
次に、議案第108号、平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出についてでございます。福祉厚生予算小委員会委員長から小委員会における基金状況などの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決しました。
次に、議案第109号、平成27年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出についてでございます。福祉厚生予算小委員会委員長から小委員会における今後の保険料の検討状況などの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決しました。
議案第110号、平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)提出についてでございます。福祉厚生予算小委員会委員長から小委員会における法人化の準備状況などの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決としました。
次に、議案第111号、平成27年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出についてでございます。福祉厚生予算小委員会委員長から小委員会における下水道接続率などの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決としました。
次に、議案第112号、平成27年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出についてでございます。福祉厚生予算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決しました。
議案第113号、平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について。福祉厚生予算小委員会委員長から小委員会における浄化槽の設置状況などの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決としました。
議案第114号、平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について。産業建設予算小委員会委員長から小委員会における非常勤職員の補充対応などの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決としました。
議案第115号、平成27年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について。産業建設予算小委員会委員長から小委員会における事業費は増額となるが、収益性は十分保たれることなどの審査報告を受けた後、全体審査を行い、補正内容はそれぞれ適正かつ必要なものと認め、全会一致で原案可決といたしました。
済みません、訂正をいたします。議案第115号について、小
水力発電事業特別会計補正予算(第1号)と申し上げましたが、第2号の間違いでございます。
以上、今期予算特別委員会に付託されました9議案の審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。
○議長(岩田 明人君) 以上で委員長報告を終わります。
これから休憩に入ります。13時から再開をいたします。1時から再開いたします。休憩。
午前11時54分休憩
───────────────────────────────
午後 0時58分再開
○議長(岩田 明人君) それでは、再開いたします。
ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑は1議案ずつ行います。
まず、議案第107号について質疑を行います。質疑はございますか。
藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) これは、特別委員会で採決が済んで、私も賛成をしたわけですけども、ちょっと確認としてお聞きしますけども、八川小学校の今度屋体の工事も改築の契約変更も出たりして、管理棟と屋体と合わせると約9億6,000万ばかりの金額になると思います。これに対して、かなり高額なものなんですが、公共的なものも非常にあるもんですが、パブリックコメント等はなされたでしょうか。ちょっとその辺の確認をしたいんですが。パブリックコメントがあったかどうか。
○議長(岩田 明人君) 5番、塔村委員長。
○予算特別委員会委員長(塔村 俊介君) 質問にお答えいたします。パブリックコメント等をとったかということでございますが、もう御存じのように議会でパブリックコメント等をとっておりません。執行部のほうでは、地元等で要望を聞かれたかどうかということも確認しておりませんので、詳細については承知しておりません。
○議長(岩田 明人君) ほか質疑ございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第108号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第109号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第110号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第111号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第112号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第113号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第114号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第115号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。
続いて、討論を行います。討論も1議案ずつ行います。
初めに、議案第107号について討論を行います。
まず、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
12番、大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 平成27年度
一般会計補正予算(第4号)提出について、次の理由により反対討論を行います。
今回の補正額は9億2,532万円で、補正後の総額を172億2,670万3,000円とするものです。対前年度比同期比109.3%の増の大型予算となっています。この補正額9億2,532万円のうち、7億3,886万1,000円が八川小学校管理教室棟の改築事業費で、補正額のおよそ8割がこの事業費となっています。これほど大きな事業について、執行部は議会に対し何ら説明もなく、いきなり大きな補正予算額を今議会に提出しました。学校の改築問題については、老朽化や耐震に問題のある建物については危険が伴うことから、改築を急がねばならないことはよく理解していますし、放置してよいとも思っておりません。しかし、少子化の中で、今後の方針、方向性も示さず、小学校のあり方を含めた諸問題を解決しないまま、有利な起債だからといってやみくもに改築することは、町や町民の皆さんにとって決していい結果には結びつかないと考えます。
私は、9月議会で小学校の今後のあり方について一般質問を行いましたが、町や教育委員会としての明確な方向、方針は示されませんでした。7日の予算特別委員会でも同僚議員から同様の質問があり、子供の数が少なくなっており、三成、布勢も含め、見直しが必要と答弁されています。であるならば、老朽化、耐震で問題のある小学校のみでなく、教育施設の改築については、今後の町全体の児童数の推移と、児童の教育環境の整備、教育施設の見直し等を含め、全体的な協議、検討が十分になされることが先であると考えます。
総務文教予算小委員会の中では、耐震改築には国の一般会計と東日本大震災復興特別会計の有利な財源がある、この会計での事業は本年度限りであり、7月に交付申請し、9月9日に内示があった。事業は28年度に繰り越し、同年度内に完成予定。今回計上した額は概算であり、来年3月に再度補正を組む予定としています。ということは、この7億3,886万1,000円では終わらないということです。7億3,886万1,000円のうち、国の交付額は1億5,500万円で、5億7,770万円は起債、このうち6,400万円が全国防災事業債、5億1,370万円が緊急防災事業債で交付税措置が高く有利としていますが、どれほど有利な交付税措置なのかの説明もありません。そして、7月に補助金の交付申請を行い、9月9日に内示があったということですが、今回の補正予算はその事業計画の積み上げがあった上で上程されたものと考えます。そうであるなら、12月議会までに時間もあり、おおよそどのような計画なのか。さきにも述べましたが、今回の補正予算の8割が八川小学校管理教室棟改築事業費の大型予算です。もろもろ問題がある中で、議会に対し、内容については何らかの説明があってしかるべきと考えますが、現在に至って全く何もありません。
以上、もろもろ述べた理由により、平成27年度
一般会計補正予算(第4号)提出について認められず、反対討論といたします。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
7番、内田精彦議員。
○議員(7番 内田 精彦君) 議案第107号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出について、私は賛成の立場で討論いたします。
今回の補正予算額はそれぞれ歳入歳出9億2,532万円であり、補正後の予算総額は歳入歳出それぞれ172億2,670万3,000円とするものであります。主な歳出は、八川小学校管理教室棟改築事業7億3,528万8,000円を初めとし、土地開発公社の用地買い取り7,000万円、中山間地域等直接支払事業、集落協定、個別協定に係る追加交付金の増3,926万8,000円、農地集積協力金、地域集積協力交付金、経営転換協力金の増額1,797万7,000円などで、いずれも補正対応が必要な事業であります。詳細につきましては、先ほど予算特別委員会委員長からの報告のとおりでありますが、中でも八川小学校管理教室棟改築費につきましては、これまでも八川、三成、布勢小学校の耐震診断による改築について早期の実施が望まれておりました。学校施設の耐震改築補強につきましては、国の一般会計対応の実施と、東日本大震災復興特別会計で実施する方法とがあります。
今回の八川小学校改築事業につきましては、文部科学省の現地視察もしていただき、また指導もいただきました。有利な財源がある東日本大震災復興特別会計での実施は今年度限りであり、ことし7月に追加募集があり、今回実施するものであります。八川小学校管理教室棟改築費7億3,528万8,000円のうち、かさ上げのある補助金額が1億5,749万2,000円、起債額が5億7,770万円でありますが、起債額のうち全防債6,400万円、緊急防災事業債5億1,300万円で、交付税措置が高く有利であり、今回補正するものであります。
以上のことから、いずれも補正要因と認められ、また財源にも配慮されていることからして、賛成するものであります。以上です。
○議長(岩田 明人君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第107号について討論を終わります。
続いて、議案第108号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第108号について討論を終わります。
続いて、議案第109号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第109号について討論を終わります。
続いて、議案第110号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第110号について討論を終わります。
続いて、議案第111号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第111号について討論を終わります。
続いて、議案第112号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第112号について討論を終わります。
続いて、議案第113号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第113号について討論を終わります。
続いて、議案第114号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第114号について討論を終わります。
続いて、議案第115号について討論を行います。
まず、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第115号について討論を終わります。
これより採決を行います。
最初に、日程第20、議案第107号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第4号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
日程第21、議案第108号、平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第22、議案第109号、平成27年度奥出雲町
後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第23、議案第110号、平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第24、議案第111号、平成27年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第25、議案第112号、平成27年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第26、議案第113号、平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第27、議案第114号、平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
続いて、日程第28、議案第115号、平成27年度奥出雲町農業用小
水力発電事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決をいたします。
本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第29 議案第117号 及び 日程第30 議案第118号
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第29、議案第117号、奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第30、議案第118号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
川本総務課長。
〔総務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第117号 奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
議案第118号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに、議案第117号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) この職員の給与に関する条例の一部改正なんですけれども、県の人事委員会勧告に準じて毎回行われておりますが、人事委員会勧告は民間の賃金の動向によって公務員の賃金の上げ下げを勧告しておりますけれども、本庁内における各企業の賃金状況はアップしてるんでしょうか。どのように把握されてるかお伺いいたします。
○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。
○総務課長(川本 健二君) 御質問にお答えいたします。
今回の給与改定につきましては、先ほど御説明させていただきましたように、県の人事委員会では、事業所規模50人以上の県内141の事業所を調査をした上で人事委員会として勧告しております。公務員の給与決定につきましては、職務給の原則、均衡の原則、条例主義等々、地方公務員法に定めてありまして、それをもとに給与決定がなされております。
なお、御質問にありました地域、奥出雲町の事業所内の給与等については調査はしておりません。そのために奥出雲町の給与決定につきましては、県の人事委員会に委ねながら、それに合わせて、勧告に合わせて改正をお願いしているとこでございます。
○議長(岩田 明人君) ほかございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第118号について質疑を行います。質疑はございますか。
4番、川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 議案118号の特別職の給与に関する条例の改正について伺います。
この改正をするに当たっての法的根拠と申しますか、理由がどういうもんでしょうか。人事院勧告とのかかわりはあるんでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。
○総務課長(川本 健二君) 御質問にお答えいたします。
提案させていただきました議案第118号の特別職及び教育長に関しましては、奥出雲町条例の第6条によりまして、支給方法は町職員の例によると、これが法的な根拠でございます。
○議長(岩田 明人君) ほかよろしゅうございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。
初めに、議案第117号について討論を行います。
まず、本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第117号について討論を終わります。
次に、議案第118号について討論を行います。
まず、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
4番、川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。
議案第118号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対する討論を行います。
本議案は、特別職、教育長の期末手当を引き上げるものです。しかし、特別職である町長、副町長、教育長の給与は人事院勧告の対象ではありません。引き上げの根拠のないものであります。特別職の給与は一般職の平均給与に比べ、格段に高く、その上期末手当の算定に当たっては加算措置が取られております。国民が老後の糧にしている年金は毎年削減されています。また、労働者の実質賃金が目減りし、大幅に減少してる中で、特別職の手当の引き上げに対し、町民の理解は得られていないと思います。よって、この議案には賛成できません。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第118号について討論を終わります。
それでは、採決を行います。
日程第29、議案第117号、奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認め、よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、日程第30、議案第118号、奥出雲町特別職の職員給与等に関する条例及び奥出雲町
教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第31 議案第119号 から 日程第37 議案第125号
○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第31、議案第119号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号)提出について、日程第32、議案第120号、平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)提出について、日程第33、議案第121号、平成27年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第34、議案第122号、平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第35、議案第123号、平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第36、議案第124号、平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第37、議案第125号、平成27年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第2号)提出について、以上の7議案につきまして、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
まず初めに、藤原企画財政課長。
〔企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第119号 平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、野原健康福祉課長。
〔健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第120号 平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)提出について
議案第121号 平成27年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、安部水道課長。
〔水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第122号 平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第123号 平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、杠環境政策課長。
〔環境政策説明〕
───────────────────────────────
議案第124号 平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 続きまして、内田病院事務長。
〔病院事務長説明〕
───────────────────────────────
議案第125号 平成27年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
初めに、議案第119号について質疑を行います。質疑はございますか。
1番、内田雅人議員。
○議員(1番 内田 雅人君) 職員の給与改定の補正予算ということで、1,105万8,000円ですけども、今回は財源は全て歳入ですね、財政調整基金からの繰り入れということですけども、これに関して今後の財源のお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(岩田 明人君) 藤原企画財政課長。
○企画財政課長(藤原 努君) 今回の職員等の人件費にかかわります給与改定に伴います増額分、予算といたしましては財政調整基金ということで計上いたしております。最終的にこの財源につきましては一般財源で賄うということに変わりございませんので、基金からの繰り入れということでなろうかと思います。ただ、一般財源総額の中で経費節減、あるいは未執行という、決算段階においては税が充たってるとか、そういう部分はあろうかと思いますけども、一般財源の中での色分けというのはちょっと難しいかと思います。
○議長(岩田 明人君) いいですか。
ほかございませんか。質疑はございませんか。よろしゅうございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第120号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第121号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第122号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第123号について質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第124号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、次に、議案第125号について質疑を行います。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、討論を行います。初めに、議案第119号について討論を行います。
まず、本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
4番、川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。
議案第119号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号)は、町長、副町長、教育長、町会議員の期末手当の引き上げが盛り込まれており、反対するものであります。
しかし、一般職員の給与引き上げについては、島根県人事委員会の勧告があり、引き上げの根拠を持つもので、当然の措置で大歓迎であります。しかしながら、ことし4月からの給与見直しによる現給保障対象期間のため、20歳代から30歳の職員にしか恩恵のない不十分なものであります。しかも、時給換算すると単純計算で12.5円から16.7円であり、とても改正と言えるものではありません。公務員の給料は、公務労働者の生活だけでなく、年金、最低賃金、生活保護費の基礎ともなり、ひいては地域経済に多大な影響を及ぼすものです。奥出雲町職員は合併により定数削減と、国、県の業務の押しつけと、ふえる業務量で労働条件は悪化する一方です。住民サービスをしたくてもできなくなっているのが実態ですが、町民の期待に応えるために必死で頑張っているのがほとんどの職員です。ましてや、奥出雲町職員の賃金実態はラスパイレス方式で、全国の類似団体中下位であり、びりを争っています。特別職である町長、副町長、教育長は長年勤め上げているベテラン職員に対し、せめて全国の同じ規模の役場の中位、真ん中を目指す努力をすべきです。
以上、反対討論とします。
○議長(岩田 明人君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第119号について討論を終わります。
次に、議案第120号について討論を行います。
初めに、本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第120号について討論を終わります。
次に、議案第121号について討論を行います。
初めに、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第121号について討論を終わります。
次に、議案第122号について討論を行います。
初めに、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第122号について討論を終わります。
次に、議案第123号について討論を行います。
本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第123号について討論を終わります。
次に、議案第124号について討論を行います。
初めに、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第124号について討論を終わります。
次に、議案第125号について討論を行います。
初めに、本案に反対の方から発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、議案第125号について討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第31、議案第119号、平成27年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号)提出についてを採決いたします。
本案は、議案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、日程第32、議案第120号、平成27年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
続いて、日程第33、議案第121号、平成27年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
続いて、日程第34、議案第122号、平成27年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決をいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
続いて、日程第35、議案第123号、平成27年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
続いて、日程第36、議案第124、平成27年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
続いて、日程第37、議案第125号、平成27年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第38 議案第126号
○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第38、議案第126号、
奥出雲町立八川小学校屋内運動場改築工事(建築主体)
請負変更契約締結についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
糸原教育総務課長。
〔教育総務課長説明〕
───────────────────────────────
議案第126号
奥出雲町立八川小学校屋内運動場改築工事(建築主体)
請負変更契約締結について
───────────────────────────────
○議長(岩田 明人君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑に移ります。質疑はございますか。
5番、塔村俊介議員。
○議員(5番 塔村 俊介君) 契約方法について確認をしたいと思いますが、今回、指名競争入札による契約というふうになっておるんですが、今回の700万余りの増額部分を含めて、改めて指名競争入札をしたということでしょうか。あるいは既存の、決まってる業者に対して、随意契約的なもので、その業者ありきで契約をされたということなんでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 糸原教育総務課長。
○教育総務課長(糸原 敬君) 御質問にお答えいたします。
変更契約の方法でございますけれども、これは当初の落札業者と変更契約を締結するものでございます。この金額につきましては、今回の変更に伴う設計を起こしまして、変更金額を出します。そして、当初の予定価格に対して落札された落札率というものがございますので、変更金額掛ける、その落札率を掛けまして、そのものを増額させていただくという形になります。以上です。
○議長(岩田 明人君) 5番、塔村議員。
○議員(5番 塔村 俊介君) その都度この契約、これまでもそうだったと思うんですが、随意契約ではないんでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 糸原教育総務課長。
○教育総務課長(糸原 敬君) 変更前の現契約が指名競争入札による契約でございますので、あくまで契約は指名競争入札により成立したものでございます。今回はそれを変更するということでございます。
○議長(岩田 明人君) いいですか。
○議員(5番 塔村 俊介君) それで間違いないですね。
○議長(岩田 明人君) ちょっと待ってください。いいですか。
○議員(5番 塔村 俊介君) いやいや、これまで随意契約になってたはずです。
○議長(岩田 明人君) 5番、塔村議員。
○議員(5番 塔村 俊介君) これまでは、済みません、記憶が確かじゃないです。随意契約という表現で変更契約についてはされてたと思うんですが、その辺は何か庁内的に表現に仕方に変更があったんでしょうか、それとも、これまでも、そもそもの契約についての表現の方法されてたんでしょうか。
○議長(岩田 明人君) 糸原教育総務課長。
○教育総務課長(糸原 敬君) 御質問にお答えをいたします。
先ほど議員御指摘の随意契約と申しますのは、ある一定、金額、財務規則、例えば130万円以下の軽微な工事であるとか、それから指名競争入札に付したけれども、予定価格に至らずに不落になった場合に、最低見積もり業者と再見積もりによって契約を締結する場合等、随意契約でございます。変更契約を締結いたします場合は、先ほど御説明申し上げましたように、当初の契約の際の予定価格に対する落札額、入札率でございますが、これを変更設計金額に掛けたものを増額なり、あるいは減額の場合もございますけども、改定をするということで、特に今回の工事に対してそういう契約の方法を変えたということではございません。
○議長(岩田 明人君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 実は、ちょうどこの案件だけじゃないんですけども、非常に三、四年前からいろんな工事に対して、建物を含めてですけども、追加工事いうのが非常に多うございます。後でこれが契約変更、変更契約を結ぶというふうなパターンが非常に多くなっています。これを一つは、業者さんの名前はよくこうやってわかるんですが、設計事務所がかかわったものもあると思うんですよね。一つは、3年ぐらい前からでも結構ですので、そういうものをちょっと出してもらえんでしょうか。この工事はどういう業者でどういう設計事務所で、最初の契約は幾らで、最終的には追加工事があってこれこれになったという資料を、ちょっと一覧表を出してもらったほうがいいじゃないかと思います。というのは、余りにも追加工事多過ぎる。先般も庁舎建設特別委員会の中で、庁舎に関して追加工事があったらいけないという強い意見が委員さんの中からも出ております。そういうふうな声がある中で、どういう実態かいうこともちょっと把握するべきじゃないかと思います。その辺、町長どうでしょうか。
○議長(岩田 明人君) どうしましょう。
○議員(8番 藤原 充博君) いや、きょうじゃなくて結構です。
○議長(岩田 明人君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) お答えをいたします。
今、議員御指摘のように、三、四年前からそういうデータが必要であれば作成するようにいたしたいと存じます。また、追加工事等も慎重に対応しているということは私も伺っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 12番、大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 先ほど藤原議員からも指摘があっておりますが、私も同じようなことをたびたび感じております。今回のこの赤線が引いてあるところを追加工事としてやるということでございますが、当然最初の計画の段階で、この建物の周辺の、いわゆる舗装工事、側溝などについてもそうですけれども、そういうものは最初の設計段階でわかってるはずだと思うんです。なぜ最初からこういうものも含めたものできちんとして出さないのか、こうして次から次に追加追加追加で、今、随意契約か指名競争入札かという質問もあっておりましたけれども、至って不明確、不明瞭、こういうものが何回も何回も出されるってことは、私は本当に議会を軽視してるんじゃないかと思いますので、このあたり、最初からこれなぜ入れなかったのかお聞かせください。
○議長(岩田 明人君) 糸原教育総務課長。
○教育総務課長(糸原 敬君) 御質問にお答えをいたします。
議員御指摘のとおり、先ほどの外構のところの部分については、着工後に変更させていただくというものでございます。当然、当初設計の段階で承知はしておりましたけれども、実際現場で縄張りをしてみますと、従来と比べると相当な空間も出てくる。後の維持管理上も考えたり、それからいろんなスポーツ少年団、一般利用もございます。そういった方の駐車場として有効に活用したほうがよかろうと、その際にはアスファルト舗装、これまでも舗装は施してございませんでしたが、相当、土のままの状態ですと路面が穴ぼこにもなりますし、後のメンテナンスもなかなかかかるというような状況も承知はしておりましたので、今回追加をさせていただくようにさせていただいたとこでございます。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 12番、大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 最初からも考えられたことであると、私は当然思っておりまして、この屋内運動場の改築については、私は賛成をしてまいりました。それはなぜかというと、ここはいわゆるこういう大きな建物っていうのはそんなにあちこちたくさんあるものではございませんので、万が一の災害発生時の緊急避難場所としても使わないといけないものになると思ったから私は賛成をいたしました。言われたように、当然どこの公共施設を見ても、整備をした場合に、いわゆる建物の周辺を土のままで置いとくっていうところはほとんど今までありません。ですので、今後に至っては、こういう設計計画、工事の仕方はもうしないでいただきたいと、わかったことに対しての追加工事は出さない、こういうことを町長、答弁してください。
○議長(岩田 明人君) 勝田町長。
○町長(勝田 康則君) お答えをいたします。
大垣議員、厳しい御指摘いただいたわけでございますが、私も現地のほうにも出かけて、やはりこの駐車場関係、敷地に関しましても、当初は舗装の計画ございませんでした、事実。ただ、やはり何らか災害時等に必要なものではないかなというふうなことで、今回の追加工事というふうなことになったところでございます。今後、一切そのような追加工事を出すなというふうなことに関しましては、今ここで即答は控えさせていただきますが、慎重なる設計あるいは協議を重ねて、できるだけこのような追加工事が出ないように、最善の努力はしてまいります。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 12番、大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 明言を避けられましたけど、先ほど来いろいろ意見も出ておりますが、最初からこういうところの周辺は大体普通アスファルト舗装するものですよ、どこでも。わかったことです。ですので、こういうわかった事業に、工事に対して、追加追加で出すんじゃなくて、最初の計画段階できちんと出すということをこれからはしていただきたいということ申し上げておきますので。
○議長(岩田 明人君) 7番、内田議員。
○議員(7番 内田 精彦君) 今回の764万1,000円増、赤の斜線、ほとんどが舗装、あとは可変側溝、大きな金額だと思いますが、この764万1,000円増分について、八川小学校の屋内運動場改築工事の、要するに補助金があったり起債があったりすると思いますが、その中に今回の増分、764万1,000円いうのは、それに対応するのかどうか、それは一般財源で見ないけんよと、こういうことになるのかどうか、その辺のことについて伺います。
○議長(岩田 明人君) 糸原教育総務課長。
○教育総務課長(糸原 敬君) 御質問にお答えをいたします。
今回の変更内容は当然に屋内運動場の建築に伴うものでございまして、基本的に交付金対象と。ただ、交付金につきましては、もうこれ面積と単価というものが決まっておりますので、交付金額そのものに関しての変更は発生をいたしません。いわゆる起債の部分での増額という形になろうかと思っております。
○議長(岩田 明人君) それでは、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第38、議案第126号、
奥出雲町立八川小学校屋内運動場改築工事(建築主体)
請負変更契約締結についてを採決いたします。
本案は、原案のとおりに決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第39 発委第4号
○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第39、発委第4号、
奥出雲町議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。
要旨の説明を求めます。
13番、景山孝志議会運営委員会委員長。
○議会運営委員会委員長(景山 孝志君)
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発委第4号
奥出雲町議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正
する条例制定について
奥出雲町議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例(平成17年奥出雲町条例第46号)の一部を改正する条例を、地方自治法第112条及び奥出雲町議会会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出する。
平成27年12月18日提出
提出者 奥出雲町議会議会運営委員会
委員長 景 山 孝 志
提案理由
奥出雲町議会議員に支給する期末手当の支給率を改正するため。
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1枚めくっていただきますと、
奥出雲町議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を次のように改正する。第3条は期末手当になっております。期末手当、第3条第2項中の、12月に支給する場合においては、これまでの100分の150を150分の160に改める。内容は、もう1枚めくっていただいた新旧対照表に記しております。
附則、この条例は、公布の日から施行し、平成27年12月1日から適用する。以上でございます。
○議長(岩田 明人君) 以上で要旨の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑がございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対からの発言を許します。ありませんか。
4番、川西明徳議員。
○議員(4番 川西 明徳君) 日本共産党、川西明徳でございます。
発委第4号、
奥出雲町議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について、反対の討論を行います。
本発委は、
奥出雲町議会議員の期末手当を引き上げるものです。しかし、
奥出雲町議会議員の議員報酬等は人事委員会勧告の対象ではありません。引き上げの根拠がありません。行政改革というのなら、引き上げしないほうが町民の理解が得られると思います。根拠のない引き上げは反対です。
○議長(岩田 明人君) 本案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第39、発委第4号、
奥出雲町議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について採決をいたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田 明人君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第40 発委第5号
○議長(岩田 明人君) 続きまして、日程第40、発委第5号、後期高齢者の
保険料軽減特例の継続を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
12番、
大垣照子福祉厚生常任委員会委員長。
○
福祉厚生常任委員会委員長(大垣 照子君)
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発委第5号
後期高齢者の
保険料軽減特例の継続を求める
意見書(案)提出について
後期高齢者の
保険料軽減特例の継続を求める意見書(案)を会議規則第14条第3項の規定により、別紙のとおり提出する。
平成27年12月18日提出
提出者 奥出雲町議会
福祉厚生常任委員会
委員長 大 垣 照 子
提案理由
国に対し、当議会から意見書を提出するため。
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──1枚おめくりください。
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後期高齢者の
保険料軽減特例の継続を求める意見書(案)
後期高齢者の
保険料軽減特例は、制度の円滑な運営を図る観点から政令本則に規定された軽減に加えて導入され、平成20年度以降国の予算措置により継続されており7年を経過しました。
国においては、平成27年1月13日に開催された社会保障制度改革推進本部において医療保険制度改革骨子が決定され、「後期高齢者の
保険料軽減特例(予算措置)の見直し」が盛り込まれたところです。その中で、
保険料軽減特例については、「段階的に縮小」し「平成29年度から原則的に本則に戻す」ことが示されました。
今回の
保険料軽減特例の見直しは、低所得者における保険料負担の大幅な増加につながるものであり、年金の段階的引き下げや生活必需品の値上げなどにより、後期高齢者を取り巻く環境が極めて厳しい状況であることを考え合わせると、安心して医療を受けるためには
保険料軽減特例を継続することが必要です。
そのため、国においては、後期高齢者の
保険料軽減特例の見直しを行わず、国による財源確保のうえ、恒久的な制度とするよう求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成27年12月18日
島根県仁多郡奥出雲町議会
提出先
安 倍 晋 三 内閣総理大臣
麻 生 太 郎 財務大臣
塩 崎 恭 久 厚生労働大臣
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以上です。
○議長(岩田 明人君) 以上で説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。
〔質疑なし〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論がございましたら、本案に反対の方からの発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) ないようでございますので、討論を終わります。
これより採決を行います。
日程第40、発委第5号、後期高齢者の
保険料軽減特例の継続を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(岩田 明人君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第41 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について
○議長(岩田 明人君) 次に、日程第41、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。
お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出があっております。申し出のとおり閉会中の継続審査及び継続調査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田 明人君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることを決しました。
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○議長(岩田 明人君) 以上で本定例会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。
これにて平成27年第4回奥出雲町議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでございました。
午後2時49分閉会
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