奥出雲町議会 2013-12-05
平成25年第4回定例会(第1日12月 5日)
平成25年第4回定例会(第1日12月 5日) 奥出雲町告示第126号
平成25年第4回
奥出雲町議会定例会を次のとおり招集する。
平成25年11月28日
奥出雲町長 井 上 勝 博
記
1.期 日 平成25年12月5日
2.場 所
奥出雲町議会議場
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〇開会日に応招した議員
内 田 雅 人君 石 原 武 志君
藤 原 和 範君 川 西 明 徳君
塔 村 俊 介君 内 田 勇君
内 田 精 彦君 藤 原 充 博君
村 尾 明 利君 若 月 忠 男君
松 﨑 正 芳君 大 垣 照 子君
岩 田 明 人君 景 山 孝 志君
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〇応招しなかった議員
な し
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(景山 孝志君) 次に、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、11番、
松﨑正芳議員、12番、
大垣照子議員を指名いたします。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(景山 孝志君) 日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。
今期定例会の会期は、本日12月5日から12月18日までの14日間とすることにいたしたいと思います。これに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日から12月18日までの14日間とすることに決しました。
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◎日程第3
町長提出議案提案理由の説明
○議長(景山 孝志君) 日程第3、
町長提出議案提案理由の説明について。町長より
提案理由説明などについて申し述べたい旨申し出がありますので、これを許します。
井上町長。
○町長(井上 勝博君) 平成25年第4回
定例議会の開会に当たり、
提出議案の説明に先立ちまして、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて所信の一端を申し上げ、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
まず、
日本経済の動向を見ますと、日本銀行の金融緩和や円安などにより大企業や
輸出関連企業を中心に収益が改善し、設備投資や消費の増加などから緩やかな回復基調にあります。他方、県経済につきましては、県全体として景気回復が実感できる状況にはなく、本町においてもなお厳しい状況が続いております。こうした中、政府は来年4月以降、
消費税率の3%引き上げを決定され、同時に新たな
経済対策の実施を表明されました。この
経済対策は、
消費税率を引き上げても景気を腰折れさせることなく、
日本経済を成長軌道に復帰させることを目的としています。本町としましては、こうした国や県の動き、
経済情勢等に対応した措置を迅速に講じていく方針であり、来年度事業の前倒しなども検討してまいりたいと考えております。
次に、ことし夏に発生した豪雨被害への対応状況について申し上げます。道路や河川など
公共土木施設災害は、査定を受けた21カ所全てが採択されたところであり、早期の全箇所復旧を図るため、不足する
工事費等2,800万円余を予算計上いたしました。
また、農地や林道など
農林土木災害はこれまで4回の災害査定を受け、申請した28カ所全てが採択されました。現在、
農業土木災害につきましては補助率の増嵩申請の手続中でありますが、
公共土木施設を含めた早期の復旧に向け、逐次工事発注を進めてまいります。
次に、
原子力防災訓練について申し上げます。先月の島根県
原子力防災訓練に際しては、
町議会議員の皆様を初め
消防団等関係者の皆様の御参加と御協力により、計画どおり実施することができました。特に、
炊き出し訓練に参加いただきましたNPO法人奥出雲BGFやっちゃら会をはじめとする大勢の
地元ボランティアの皆様には悪天候にもかかわらず御協力をいただき、心からお礼を申し上げます。こうした大規模災害を想定した
広域避難訓練は、原発を身近に抱え、当日本町に避難された松江市島根町にお住まいの皆様はもとより、本町にも必要不可欠なものであり、大変有意義であったと考えております。この訓練が安全で迅速な避難の一助になるとともに、奥出雲町が避難場所でよかったと言っていただけるよう、
受け入れ自治体として今後も万全を期する所存であります。
さて、それでは次に、町が目下展開しております主要な施策などの状況と、今回提案しました
補正予算の主な点について申し述べます。
ことしも
東京仁多会、
関西奥出雲会などが開催されましたので、それぞれに出席し、町政の状況報告を行うとともに交流を深めてまいりました。とりわけ先月開催された
関西奥出雲会の総会には200名余りの出席があり、本町からも
絲原県議会議員、
景山町議会議長のほか、
商工会役員、
地区自治会長の皆様にも御出席をいただきました。特に、ことしは
関西奥出雲会の創立5周年ということで、6月には
記念事業として会員の皆様が奥出雲町に帰省されるツアーが実施されるなど、積極的に活動いただいているところであります。今後は
本町出身者や本町を応援してくださる方々を対象に希望者を奥出雲町応援団として登録し、より積極的に
PR活動等をしていただく制度の創設についても検討を進めたいと考えております。
また、ことしも町民の皆様が日ごろの
文化活動を発表する奥出雲町
芸術文化祭が先月2日から4日にわたり盛大に開催されました。俳句、書道、絵画、生け花など
文化協会加盟団体の作品展示と20団体の芸能音楽の発表、そして、映画祭では島根県出身の
錦織良成監督の作品「渾身」の上映がありました。当日は300名の来場者の前に
錦織監督が特別出演され、会場は大いに盛り上がったところであります。
錦織監督はたたらを題材にした新作映画を計画されており、今後の展開を期待するとともに、本町としても可能な範囲で支援をしていきたいと考えております。
そのほか、
町文化協会の主催で行われた
論語講演会にも多数の聴講者が参加されました。講師の安岡定子氏は陽明学者の権威、故安岡正篤氏のお孫さんでありますが、不思議な御縁で正篤氏は本町出身の故安部十二造氏と親交が深く、戦前の
総理大臣広田弘毅氏との3人の交流も今や歴史的事実となっております。安部氏は戦前に
国際電話株式会社を創業され、戦後、孤児の救済、
社会事業などにも尽力された方であり、こういう御縁を大切にしてまいりたいと思います。講演会の会場では、幼児園の児童や来場者の論語素読の声が響き、社会教育の一環として論語の持つ情操徳育の意義が再認識されたところであります。このような町民の皆様のさまざまな活動を通じて、心豊かでうるおいと活力ある奥出雲、笑顔と語らい、元気あふれる
まちづくりが着実に進められていることに感謝するとともに、さらなる御支援、御協力をお願いします。
次に、
農業振興についてであります。まず、
米食味分析鑑定コンクール国際大会についてであります。先月23、24日に宮城県七ヶ宿町において開催された第15回大会では、
奥出雲仁多米株式会社が全国3,954点の出品米の中から見事に
国際総合部門で金賞に選ばれました。
奥出雲仁多米は4年連続、通算5回目の金賞獲得ですが、
栽培別環境王国部門では
LLP横田特定農業法人ネットワーク理事長長澤明徳さんが、
小学校部門では
高尾小学校がそれぞれ金賞に次ぐ
特別優秀賞を受賞されたところであります。今回の輝かしい受賞はおいしい
米づくりにこだわった仁多米が
全国ブランドの一品として高く評価されていることのあかしであり、受賞者の皆様に祝意と感謝を申し上げます。今後も
良質米産地としての地位を揺るぎないものにしていくため、和牛堆肥を施用した土づくりと減農薬などを一層推進させ、生産者と関係機関が一体となった、信頼される売れる
米づくりに取り組んでいく考えであります。
次に、平成26年産米の
生産調整についてであります。御承知のとおり、近年の全国的な豊作に伴い、
政府備蓄米の
持ち越し在庫が急増する中、政府は5年後を目途に
生産調整、いわゆる減反でございますが、を廃止することとし、来年度は
作付面積等を減らすことになりました。現在、島根県に示された
生産調整目標数値は対前年比3,520トンの減、面積にして690ヘクタールの減であり、各市町村への
目標数値等は12月中旬に県から示される予定であります。本町への配分を試算いたしますと、
生産調整目標数値が約6,800トン、面積にして1,360ヘクタール余りとなり、平成25年産米の作付実績と比較すると70ヘクタール減となり、過去最低の生産面積となる見込みであります。生産面積の激減は避けられず、今後も厳しい状況が予測されますが、県への作付面積確保の要望活動や地域間調整などにより、作付面積の確保に最大限の努力をしてまいります。
また、
生産調整廃止に伴う補助金の見直しについて、政府・与党は飼料用米への転作を推進するとともに、農地を守る活動支援を目的とした新たな交付金、日本型直接支払いを創設する方針であります。しかしながら、中山間地域で小規模農家が多く、米の生産コストが高くなる本町では、飼料用米品種は収穫期が遅いこともあり、スムーズな対応は困難な状況であります。このため、転作奨励作物として引き続きコシヒカリの加工用米の生産について、JA雲南などの関係機関等と検討を進めてまいりたいと考えております。その際には一定要件を満たす必要がありますが、産地資金活用による戦略作物集団化加算の助成単価を引き上げ、農家の所得安定を図ることで、
生産調整への御理解と御協力をいただきたいと思います。今後もTPPの問題を含め、国の動向を注視するとともに、県、JA等と連携を図りながら、国に対して国民的な議論や十分な検証、地域に配慮した慎重な対応を求めてまいります。
次に、地域振興、観光振興についてであります。この秋には、町内各所で商工祭りなどの各種イベントが観光文化協会や商工会、あるいは実行委員会等により実施されました。中でも10月26、27日の両日には横田公園多目的広場で第4回となる米-1グランプリが全国各地から42の団体、個人の参加により盛大に開催されました。台風の影響が心配されましたが、やらこい奥出雲の皆さんを中心とした実行委員会の皆様の
取り組みにより、2日間で約2万人が来場され、地域活性化の一翼を担う一大イベントとして定着してまいりました。また、初めての試みとして、あじわいロード実行委員会との共同企画のイベントも実施されたところであり、来町者の増加に効果があったものと考えております。引き続き、来年度以降の開催をお願いするとともに、御尽力いただきました関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。
そのほか、尾原ダムを活用した地域活性化策のさくらおろち湖祭りには天候にも恵まれ、約5,000人、先月のさくらおろち湖マラソン大会には、初開催にもかかわらず県内外から約300人の参加がありました。来春には第2回さくらおろち湖トレイルランが計画されており、今後も雲南市や地元組織と連携しながら交流人口の拡大を図るための各種施策を継続的に進めていきたいと考えております。
なお、10月末につり橋とバリアフリー遊歩道の完成イベントを行った鬼の舌震は紅葉シーズン中ということもあって、特に土日を中心に多くの観光客でにぎわいました。今後は新たなパワースポットとして位置づけるとともに情報発信に努め、町内の温泉宿泊施設との連携によるさらなる誘客に努めてまいりたいと考えております。
次に、景観対策、たたらの町情報発信についてであります。先月、奥出雲町のたたら製鉄及び棚田文化的景観が国の文化審議会で重要文化的景観として選定するとの答申が文部科学大臣に対してあり、近く正式決定をする見込みであります。新聞報道のとおり、中国地方では初めての選定であり、歴史的景観の保全はもとより、たたら製鉄の文化と価値を情報発信し、観光や地域ブランドの一層の振興に生かしてまいる所存であります。
なお、この選定に当たり、今月8日に文化庁の調査官他をお迎えし、記念の講演とシンポジウムを計画しておりますので、多くの町民の皆様の御参加をお願いいたします。
また、先月23日には町内はもとより県内外から多くの参加を得て、出雲国風土記に見る仁多郡の魅力をテーマに神話シンポジウムを開催しました。当日はNPO法人出雲学研究所理事長の藤岡大拙先生やお茶の水女子大学教授荻原千鶴先生など、風土記研究の第一人者をお迎えし、仁多郡の魅力についてお話をいただいたところであります。会場では
錦織監督や温泉学会副会長の大川哲次さんなどによる神話のトークショーもあり、奥出雲町のすばらしい歴史、文化を再確認できたところであります。今後も日本が誇る製鉄技術、たたら製鉄の文化と価値を世界に情報発信するとともに、神話の里としての情報発信を進め、観光の推進と地域活性化につなげてまいりたいと考えております。
次に、環境政策についてであります。本町では、町内の間伐材等を玉峰山荘、佐白温泉長者の湯などのボイラー用燃料チップとして活用し、町内経済が循環する
取り組みを進めております。9月議会では木質チップ供給体制の整備を図るため、チッパーの導入経費を予算計上したところでありますが、県内のバイオマス発電事業が進捗しているため、木材供給に影響が出始めております。このため、円滑なチップの供給体制を構築するため、杉、ヒノキ等の皮剥ぎ機械の整備もあわせて行うこととし、所要の経費を予算計上いたしました。今後も木質チップボイラーを公共施設や農業施設に導入するための検討を進め、資源の地産地消を積極的に進めてまいりたいと考えております。
次に、教育、子育て支援等についてであります。現在、幼児教育の充実を図るために全町幼児園化を進めておりますが、三成、三沢の両地区はいずれも平成26年度に改修を行い、平成27年4月開園の方針であり、今般、設計に係る経費を予算計上いたしました。
また、若者定住奨励金の交付状況は11月末現在で70件、世帯員を含めて97人、交付金総額は830万円と、昨年度同期比で3割程度ふえていることから、引き続き情報発信に努めるとともに、UIターンの促進を図るため、所要額を予算計上いたしました。
そのほか、9月中旬に三成小学校の非常階段でコンクリートが剥落したため、
専決処分により修繕対応することとし、今般、
補正予算第5号について承認議案を提出しております。御審議のほどをお願いいたします。
次に、
消費税率が改定されることへの対応についてであります。皆様も御存じのとおり、政府は来年4月1日から
消費税率を5%から8%に引き上げることを決定されました。これに伴い、本町でも上下水道の料金、公民館の使用料、各種手数料などの料金について消費税の税率引き上げの3%分を値上げすることといたしております。現在、各担当課で関係条例の見直し作業等を行っており、1月の臨時議会に改正条例を提出させていただきたいと考えております。また、改正の内容につきましては、議会で議決をいただいた後、町広報等により関係者、町民の皆様にお知らせをさせていただく考えであります。
なお、このたびの
消費税率の引き上げに伴い、国では市町村民税の均等割が課税されていない方を対象に1人1万円を給付するなどの簡素な給付措置を講じる考えであります。本町におきましても、
消費税率の引き上げは町民生活に大きな影響があると思慮されることから、地域経済の安定確保の観点から、プレミアムつき商品券の発行等について検討をしてまいりたいと考えております。
それでは、今回、提出いたしました
一般会計補正予算案などの概要について御説明申し上げます。
今回の
補正予算案の内容は、先ほど一部を説明しましたが、歳入では公共土木災害復旧事業に伴う国庫負担金の増額などのほか、道路事業費の増額に伴う地方債の補正などがあります。歳出では国の要請に基づく職員の給料削減措置等に伴う人件費の減額約1,800万円のほか、公共土木災害復旧事業費の増額などにより、歳出総額約8,400万円を追加しております。この結果、三成小学校の非常階段の修繕経費を予算化するための
専決処分による
補正予算を含め、補正後の一般会計の予算は約152億1,000万円となります。このほか条例案3件、予算案9件、一般事件案3件を提出しております。これら
提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどを申し上げます。
○議長(景山 孝志君) 以上で町長提案理由の説明を終わります。
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◎日程第4 議案第74号 から 日程第6 議案第76号
○議長(景山 孝志君) 続いて、日程第4、議案第74号、
奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する
条例制定について、日程第5、議案第75号、
奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第6、議案第76号、奥出雲町児童館の設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
最初に、石原町民課長。
〔町民課長説明〕
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議案第74号
奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する
条例制定について
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○議長(景山 孝志君) 続きまして、若月
子育て支援課長。
〔
子育て支援課長説明〕
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議案第75号
奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について
議案第76号 奥出雲町児童館の設置及び管理に関する条例を廃止する
条例制定について
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○議長(景山 孝志君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
まず、議案第74号についてを、質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第75号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第76号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) この議案につきましては、三成児童館を廃止するということの条例改正ですけれども、この施設をどのようにするのか。そして、けさ配付をされましたけれども、議案第76号の参考資料ということで奥出雲町児童館の設置及び管理に関する条例っていうのがここに出されておりますけれども、このあたりのことについて、ちょっともう少し詳しく説明をしていただきたいというふうに考えます。
○議長(景山 孝志君) 若月
子育て支援課長。
○
子育て支援課長(若月ゆかり君) 先ほどの大垣議員の質問にお答えをいたします。
先ほど上程いたしました三成児童館の廃止に関する条例のことでございますけれども、先ほどの町長提案の言葉にありましたように、三成、三沢地区においても平成27年度4月を目途に幼児園を開園する予定でございます。三成につきましては現在、三成幼稚園、そして三成保育所とございますが、保護者の声の中に、三成幼稚園の園舎の狭さ等多くの課題が上げられております。三成地区の幼児園化に向けて、よりよい環境、施設整備を行うために、先ほど申し上げました保育所園舎の狭さを解消すること、そして幼児園化に向けて就学前の保育教育の充実、そしてまた子育て支援の拠点としての役割を果たすことを期待して、児童館を改修し、保育所の園舎と一体的に保育ができるような設備にするものであります。
なお、現在、児童館ではその目的に、条例の趣旨のところにございますように、児童に健全な遊びを与え、その健康を増進し、情操を豊かにするとともに地域組織活動の育成助長を図るために必要な施設の設置というふうにうたってございます。現在、三成児童館では三成小学校の児童を中心といたしました放課後児童クラブ、それから地域の家庭で子育て中の保護者、そして子供たちが集う地域子育て支援センターの拠点として大きな役割、そして機能を果たしているものでございます。今後は、小学校の子供たち、放課後児童クラブとして利用しておりますが、現在の幼稚園を有効活用していきたいと思い、小学校に隣接するという位置的なものも含めまして、三成児童館における放課後児童クラブは幼稚園の園舎のほうを活用したいと考えております。
なお、子育て支援センターとしての拠点、果たす役割は地域の子育て環境に非常に大きな役割を持つものでございますので、このたびの児童館の改修にあわせて、より子育て支援センターの拠点としての役割を強く果たすような施設整備もあわせて行いたいと考えております。以上でございます。
○議長(景山 孝志君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) ということは、平成27年4月から三成幼児園をやるという説明だったと思いますが、この間10月28日の説明会がございましたけれども、その中でいろいろな意見が出されております。それについて何らまだ地域の人たちは回答をいただいてないと思うんですが、そのあたりのところで、そのときに27年4月の開園っていうのは決めつけではないかというふうな意見もあっております。地域の意見は決して今すぐに幼児園化ということではなかったと思いますけれども、そのあたり地域に対してどのように説得をされるのか、説明をされるのか。この条例改正の前にやっぱりそういうことするべきじゃないかと考えますけども、お答えください。
○議長(景山 孝志君) 若月
子育て支援課長。
○
子育て支援課長(若月ゆかり君) 先ほどの大垣議員の質問にお答えをいたします。
先般、10月28日、三成地区三成教育振興会の皆様、そして高尾、三成地区の就学前の保護者の皆様を対象とした三成地区の幼児園化に係る説明会を行いました。当日、大垣議員さんも御出席をいただいて、非常に貴重な意見をいただいております。先ほどの御質問の中にあるように、少し勇み足ではないのか、この条例が出る前に何らかの説明をするものではないかという御意見でございました。
三成地区におきましては幼稚園と保育所がございますので、保護者の皆様の中には選択肢が2つあるので、現状のままで何も困ることはないというふうなことも聞かれてはおります。がしかし、本町が進めております子育て環境の整備、そして幼児教育の充実を図るということから、全町幼児園化を行っておりますが、これにつきましては来年4月、亀嵩幼児園が開園するのにあわせまして、合計7園の幼児園が開園いたします。
そのような中で、三成、三沢地区、このたび補正のほうで設計費を計上いたしておりますが、三成地区におきましては要望書というものは確かに提出されておりません。しかし、昨年来、これまで平成24年10月30日の地区の説明会から合わせまして5回の説明会を重ねております。なお、その間、教育振興会長様をはじめ副会長様、それから小学校の校長先生、幼稚園、保育所の保護者会長さんともいろいろな意見交換を重ねてまいりました。5回の説明会、いずれもなかなか子育てでお忙しいのか、保護者の皆様の出席が非常に少ないのが現状でございます。そのような中で、先般、10月28日に行いました説明会の後、子育て支援課のほうで就学前の児童をお持ちの保護者の皆様に、ただいまアンケート調査を実施しているところでございます。
なお、これまで第1回から第5回までの保護者説明会においての保護者の出席は、平均いたしますと20%弱という、非常に低い参加率でした。11月末現在でアンケートを締め切ったところ、ただいまアンケートに御回答いただいたのは対象が80名弱のうち25名でございます。そのアンケートの結果、11月末現在で締め切ったところでございますが、やはり幼児園化を願う声が非常に強うございます。そして、そのような幼児園化についてどう思いますかというので、賛成が74%という数字をいただいております。そして、幼児園化にするに当たっての施設整備ということについては、やはり保育所を改修して、よく他の地域の説明会でも聞かれました乳児部分と幼児部分の生活のすみ分けといいますか、そういうふうな施設改修を願う声が70%聞かれております。
そのような中で、先ほどの、議員、もう少し説明が足りないのではないかということでしたが、保護者のこのような声をもとに、子育て支援課といたしましては今後も地域の皆様と、説明会という一方的な形ではなく、意見交換会というものを重ねていきながら、三成地区にふさわしく、そしてよりよい三成の幼児園化を目指していくものでございます。以上で説明を終わります。
○議長(景山 孝志君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) じゃあ、今の答弁を聞いておりますと、今の児童館をやめて、要するに幼児園の園舎につくりかえるということですね。今現在の保育所の部分と幼児園の園舎を全部もうとっ壊して、全部壊してやり直すということなんでしょうか。
もう一つ懸念があるのは、あの場所はとっても、園舎もですが、園庭のほうもすごく狭いと思うんです。幼児園化したときに本当に十分に、それこそ遊べるスペースがとれるのかということもありますし、そのあたりの話も教育振興会のほうにも説明はされていないと思うんですけれども、もう少し、こういうのが出る前に、きちんとやっぱり説明ぐらいはすべきじゃないでしょうか。勝手にどんどんどんどん行政サイドが進めていって、後で不協和音が出てくるなんていうようなことになると、またこれはこれで大変ですので、そのあたりはどういうふうに考えて進めようとされているのか。この間の10月28日の意見が出たものについても、またちゃんと整理をしてっていう、お答えしますっていうふうな答弁だったと思いますけれども、そういうことが一切ない中でどんどんどんどん一方的に進められていくっていうことは、住民サイドからすると何か取り残されて、その幼児園へ通う保護者だけを対象にすればいいというような感じに見えてなりませんけど、どのようにお考えでしょうか。
○議長(景山 孝志君) 若月
子育て支援課長。
○
子育て支援課長(若月ゆかり君) 大垣議員の質問にお答えいたします。
非常に情報提供が不足だったということでございまして、これについてはまた今後の幼児園化にかかわらず、他の業務につきましても私自身としても反省し、情報提供に努めてまいりたいと思います。
さて、先ほどの御質問の中に、園舎の改修、児童館を壊して園舎にするのかということでございますが、三成保育所につきましては仁多福祉会の、園舎は財産でございます。したがいまして、そちらにつきましては福祉会の思い等もあることと思いますが、現在、仁多福祉会と今後のことについて連携を図りながら、そして教育振興会をはじめとし、自治会長様方はじめいろいろな連携を図り、また情報提供をして今やっているところですが、今後、よりそのようなことに努めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。以上です。
○議長(景山 孝志君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) これ以上は申しませんが、総務文教常任委員会のほうに付託をされますので、そちらのほうで各委員の皆さんしっかり議論をしていただきたいということを述べて、終わります。
○議長(景山 孝志君) 井上町長。
○町長(井上 勝博君) 説明が若干不足していた点もあったかと思いますが、26年4月1日で廃止をするということは、改修作業を26年度中にやんなきゃいけないと。使用不可になるわけでございますので、今の段階で4月以降の廃止ということを上程させていただきました。
そして、どういうふうな幼児園にしていくかということにつきましては、設計について
補正予算でお願いをしておりますが、運営者はもとよりでありますが、保護者会の方やら地元の皆さんの声も十分に聞きながら、時間をかけて、どういう幼児園がいいのかを設計をしていただくと。そのために少し前倒して今回の補正で予算計上をさせていただいております。そういうことがスムーズに進めるためには、4月以降、児童館は廃止しておく必要があるということの上程でございますので、よろしく御審議のほうをお願いいたします。
○議長(景山 孝志君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 27年4月、幼児園開園という、もうこれは既成事実化されているんですね。そういう形にされるのであれば、今までこういう状況にほっておかないで、もう少し地元の皆さんにもきちんと説明をしたり、それからいろいろな意見を聞いたりして、話を進めるなら進める、そういうことをやっておられないから地元からの不協和音が出てくるということですので、そのことを重々承知をしてやっていただきたいと思います。
○議長(景山 孝志君) 井上町長。
○町長(井上 勝博君) 時間をかけて説明をしてきた、担当課におきまして、つもりですが、不協和音とおっしゃいますが、ごくわずかの人の御意見はそれはそれとして申しませんが、担当課長が言いましたように、大方の皆さんは幼児園化のほうでいくべきだという声を大切にしながら行政は進めていきたいと思っております。以上であります。
○議長(景山 孝志君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第74号、議案第75号、議案第76号の3議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号につきましては
福祉厚生常任委員会へ、議案第75号、議案第76号につきましては総務文教常任委員会に付託することに決しました。
ここでしばらく休憩といたします。10時50分に再開をいたします。しばらく休憩とします。
午前10時40分休憩
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午前10時50分再開
○議長(景山 孝志君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
─────────────・───・─────────────
◎日程第7 承認第9号
○議長(景山 孝志君) 続いて、日程第7、承認第9号、
専決処分の承認を求めることについて(平成25年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
藤原
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
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承認第9号
専決処分の承認を求めることについて(平成25年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号))
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより、承認第9号に対する質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 今、この693万円ですか、の内容について説明をいただきました。9月の中旬にコンクリの剥落状態があったという説明だったですけれども、25年度当初に予算要求するときに調査をしたということですけれども、そのときには発見できなかったと。しかし、この西教室、特にこの非常階段につきましては私も随分前から指摘をしてきております。きのうきょう、この間の9月の状況っていうような、そんな状況ではなくて、もう随分前からひび割れも入っておりましたし、非常階段として使えない状況があっておりました。早急に直すようにっていうふうに言ったんですが、それもやられずに、今になって本当に落ちてきたから直すという状況ですが、非常階段が非常階段として使われないような状況を長い間ほっておくということは、管理責任の問題になってきますから、こういうことが今後ないようにしていただきたい。
ちょっとこれ違う話ですけれども、教育施設について、非常階段全て、今回は全部やり直すんですね、あそこの部分を。あれだけの部分ですね、今回693万円っていうのは。それと各学校、植栽された木がどんどん大きくなって、なかなか剪定ができないと、教育委員会へ言っても金がないからできませんと言われると、そういう状況が各校で起こっておりますので、こういうこともきちんと調査をして、当初予算のほうで対応していただきたい。そのことについて、今もう一度お聞きをしたいと思います。非常階段のみの工事なんですね。
○議長(景山 孝志君) 糸原
教育総務課長。
○
教育総務課長(糸原 敬君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
今回の工事でございますけれども、ほとんどが非常階段の修繕でございます。一部、防水シートのめくれたところ、剥裂したところがございましたので、それもあわせて行いますけども、基本的には非常階段でございます。
先ほどの御質問の中で使えない状態というようなお話がございましたけれども、階段そのものが落ちてしまうような状況ではなくて、表面に、コンクリートの躯体本体にモルタルが塗ってあるわけでございますが、主にそのモルタルを中心に今、剥落をしております。そういう建物本体の維持保全に関しましては、建築基準法の12条になりますか、特殊建築物の調査、報告というのが法的に定められておりまして、これ3年に一遍でございますが、その定期検査は常に受けておりますし、それから管理職による日常の目視点検、これも行っております。さらに、先ほど財政課長が申しましたように、予算要求段階におきまして各学校の修繕が必要な箇所については、教育委員会並びに学校の管理職立ち会いのもとで調査をしております。昨年の11月段階での調査においては、そこまでの状況は確認できなかったというのが実態でございます。
それから、先ほど庭木等のこともお話もございましたけれども、基本的にPTAの奉仕活動等で各学校で行っていただいておりますけれども、危険性が伴うようなものについては専門業者なりにお願いをして実施をしているところでございます。
以上、答弁にさせていただきます。
○議長(景山 孝志君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、承認第9号に対する討論を行います。
初めに、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(景山 孝志君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ありませんか。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、承認第9号について、討論を終わります。
続いて、採決を行います。
承認第9号、
専決処分の承認を求めることについて(平成25年度奥出雲町
一般会計補正予算(第5号))を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(景山 孝志君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。
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◎日程第8 議案第77号 から 日程第16 議案第85号
○議長(景山 孝志君) 続いて、日程第8、議案第77号、平成25年度奥出雲町
一般会計補正予算(第6号)提出について、日程第9、議案第78号、平成25年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第10、議案第79号、平成25年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第11、議案第80号、平成25年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第12、議案第81号、平成25年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第82号、平成25年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第14、議案第83号、平成25年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第15、議案第84号、平成25年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第16、議案第85号、平成25年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第2号)提出について、以上の9議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
最初にお断りをいたします。議案第77号から議案第85号までの9議案につきましては、予算特別委員会への付託案件といたしますので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部についての質疑は全て予算特別委員会において説明と質疑を願います。
それでは、提案理由の説明を求めます。
最初に、藤原
企画財政課長。
〔
企画財政課長説明〕
───────────────────────────────
議案第77号 平成25年度奥出雲町
一般会計補正予算(第6号)提出について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 続きまして、野原
健康福祉課長、提案理由の説明を求めます。
野原
健康福祉課長。
〔
健康福祉課長説明〕
───────────────────────────────
議案第78号 平成25年度奥出雲町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第79号 平成25年度奥出雲町
訪問看護ステーション事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 続きまして、稲垣
水道課長、提案理由の説明を求めます。
稲垣
水道課長。
〔
水道課長説明〕
───────────────────────────────
議案第80号 平成25年度奥出雲町
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について
議案第81号 平成25年度奥出雲町
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第82号 平成25年度奥出雲町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)提出について
議案第83号 平成25年度奥出雲町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 続きまして、津田
環境政策室長、提案理由の説明を求めます。
津田
環境政策室長。
〔
環境政策室長説明〕
───────────────────────────────
議案第84号 平成25年度奥出雲町
仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 続きまして、内田奥出雲
病院事務長、提案理由の説明を求めます。
内田奥出雲
病院事務長。
〔
病院事務長説明〕
───────────────────────────────
議案第85号 平成25年度奥出雲町
奥出雲病院事業特別会計補正予算(第2号)提出について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 以上で提案理由の説明を終わります。
ここでしばらく休憩とします。午後1時に再開をいたします。休憩。
午前11時44分休憩
───────────────────────────────
午後 1時00分再開
○議長(景山 孝志君) ただいまの
出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。
午前中の提案理由が説明を終わっております。
これより、議案第77号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 全体的には、あしたの予算委員会の中でお伺いをしたいと思います。
予算書の27ページですけれども、給与明細書のところですが、中の全体にもかかわりますが、人件費の補正が出ておりますけれども、これはいわゆる計算の基準月ですね、それは何月から何月っていうことになるのかということと、27ページの議員数がちょっと違うんじゃないかなと思いますが、補正後も補正前も16になってますけど、これも14ではないかということで、そうすると報酬金額と合計金額も違ってくるんじゃないかと思いますけど、それについてお聞きをいたします。
○議長(景山 孝志君) 藤原
企画財政課長。
○
企画財政課長(藤原 努君) 失礼します。ただいまの給与費明細書についての御質問にお答えをいたします。
まず、人件費につきましては、年間の所要額を今回補正をさせていただいたと。この中身につきましては、25年4月1日付の人事異動に伴います職員の会計間の異動、あるいは退職、採用、こういったものも今回補正の中身といたしております。これにあわせまして、国の要請に基づきます7月からの給与減額、これの措置についても今回補正の中で計上いたしております。
また、特別職における議員の人数ということで今お話がございましたけれども、あくまでもこれは4月1日現在における状況を想定をしてるということと、もう1点、16名というのはあくまでも延べ人数ですので、当然その他の特別職につきましてもいろんな委員さんがいらっしゃいます。実人員としては重複する委員さんもいらっしゃいますけれども、とにかく延べ人数のほうで計上をさせていただいておりますので、そういった意味で、16人のままで計上させていただいております。
したがって、異動があった部分、当然やめられる前の議員さんの人数、それを延べでいくと議員のほうもちょっとふえてまいりますけれども、16名分ということで整理をさせていただいております。以上です。
○議長(景山 孝志君) ほかにありませんか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第78号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次、議案第79号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第80号について質疑を行います。質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第81号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第82号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第83号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第84号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、次に、議案第85号について質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、質疑を終わります。
お諮りをいたします。ただいまの議案第77号から議案第85号の9議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算特別委員会にへ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号から議案第85号までの9議案につきましては、予算特別委員会へ付託することに決しました。
なお、内容審査につきましては、必要に応じて予算特別委員会小委員会において分割審査をお願いいたします。
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◎日程第17 同意第6号
○議長(景山 孝志君) 次に、日程第17、同意第6号、
人権擁護委員の候補者の
推薦同意についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石原町民課長。
〔町民課長説明〕
───────────────────────────────
同意第6号
人権擁護委員の候補者の
推薦同意について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。質疑はございますか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、質疑を終わります。
続いて、同意第6号に対する討論を行います。
初めに、本案に反対の方の発言を許します。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。ございませんか。ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、同意第6号について討論を終わります。
続いて、採決を行います。
同意第6号、
人権擁護委員の候補者の
推薦同意についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(景山 孝志君) 挙手全員と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。
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◎日程第18 報告第11号 及び 日程第19 報告第12号
○議長(景山 孝志君) 次に、日程第18、報告第11号、平成24年度
奥出雲交通株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成25年度
事業計画並びに
収支予算について、日程第19、報告第12号、平成24年度
奥出雲酒造株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成25年度
事業計画並びに
収支予算について、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。
本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、地方自治法第221条第3項の奥出雲町の出資法人より、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。
以上について提出書類の報告を願います。なお、説明は簡潔にお願いします。
森長
地域振興課長。
〔
地域振興課長説明〕
───────────────────────────────
報告第11号 平成24年度
奥出雲交通株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成25年度
事業計画並びに
収支予算について
報告第12号 平成24年度
奥出雲酒造株式会社事業報告並びに
収支決算及び平成25年度
事業計画並びに
収支予算について
───────────────────────────────
○議長(景山 孝志君) 以上で提出書類の説明を終わります。
これより、ただいまの報告書について質疑を行います。なお、質疑は、提出書類から読み取れる範囲とされ、個々の勘定科目内容など詳細な質問は、後日、担当課に直接お尋ねをいただきたいと思います。
まず、報告第11号について質疑を行います。質疑はございますか。
8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) この報告書の11ページの25年度の
事業計画書、その中で、事業内容で4の観光事業各社へのあっせん事業いうのがありますけども、具体的にこれは24年度にもこういうことがあったのか、あるいは25年度から改めてこういうことをやる、具体的にどういう案件のものなのか、ちょっとお聞かせ願います。
○議長(景山 孝志君) 森長
地域振興課長。
○
地域振興課長(森長 洋二君) お答えをいたしたいと思います。
ツーリスト会社などが、例えばバスを使っていろいろな旅行会社の見積もりをとられる場合、その場合に、奥出雲交通の観光バスを所有しておりますので、そういった場合に、そういったツアーの見積もりに参加するといいましょうか、それを使っていただくということの場合もございますし、そういった他の観光ツアー会社が奥出雲交通のバスを利用して旅行をされるという場合のことのあっせん的なものだというふうに思っております。以上でございます。
○議長(景山 孝志君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 前ちょっと聞いたときには、この奥出雲交通はそういう観光で出かけるとかなんとかいうのはあんまりしないというふうになっておりまして、世間の人はそうでなくてもっと便宜を図っていただきたいという話もありました。それで、玉峰山荘へ旅客業務何とか免許証を持っておられる方が入られたという話があって、その辺のとこもタイアップして事業を進められるということなんでしょうかね、これは。
○議長(景山 孝志君) 森長
地域振興課長。
○
地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
議員おっしゃるように、奥出雲振興が2種旅行業を持っておりますので、そういったプランを立ててそれを奥出雲交通にバスを依頼するとかいう、その連携をとりながらやる場合というのをほぼ想定をしておるところでございます。
○議長(景山 孝志君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 町内には同じように旅行会社もございますので、民業を圧迫というふうな形にならないように上手にやっていただきたいと思います。
それと、回数券とか定期券の販売いうことが収益の中に入ってますが、子供たちも少なくなってきて、非常にその辺の収益の伸びは悪くなってきてると思うんです。その辺何とか工夫して、例えば奥出雲町一周バス券とかですね、あるいは役場の職員の方は月に何回かノーマイカーデーか何かをつくっていただいてバスの利用を勧めていくとか、何かアイデアをつくって推進していかないと、ただ何とかしよう、何とか乗ってくださいばっかりではうまくいかないんじゃないかと思いますが、その辺、町として指導ができるのかできないのか、その辺。
○議長(景山 孝志君) 森長
地域振興課長。
○
地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
先ほど議員のほうからお話がございましたように、例えば町の職員が率先して公共交通を使うということも、以前エコ通勤という部分でもございましたので、関係課とまた協議をしましてまた推進をできたらというふうに考えておりますし、また、いろいろな他自治体の例を見ながらそういった方策がとれないか、また研究をしてみたいと思います。
○議長(景山 孝志君) ほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、続きまして、報告第12号について質疑を行います。質疑はございますか。
12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) さっき説明を受けましたが、前期の平成23年度決算の事業報告の中に、輸出関連への挑戦を行い売り上げ確保に努めたいというふうに書かれておりました。先ほどの決算書の説明から、この3年間の決算資料の中にも旅費交通費、海外販売へということで170万円の旅費が計上をされておりました。今回のこの決算の数字の中に海外販売の貢献度っていうのはどのぐらいあるのかお尋ねをいたします。
○議長(景山 孝志君) 森長
地域振興課長。
○
地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
海外販売に関する数値的なものは、まだ十分ここには反映されてないと思っております。まだ、やはり海外との販売のルートをつくるには、かなり信用とかそういったものが非常に大切ということであります。今現在は、サンプル等を送りながら店に置いていただいておるところでございます。本格的にはまだこれから、交渉を重ねながらやっていくような形になろうかというふうに思っております。以上でございます。
○議長(景山 孝志君) 12番、
大垣照子議員。
○議員(12番 大垣 照子君) 今、答弁の中にありましたが、サンプル等を置いてるということですが、例えばどういったあたりの国のほうに置かれているのか、出されているのかお尋ねします。
○議長(景山 孝志君) 森長
地域振興課長。
○
地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
現在のところはハワイのスーパー、これは島根フェアが開かれておりまして県のほうも一緒になって県内の業者さんと一緒に出しております。それとあと、香港のほうへサンプル送らせていただいております。先日はシアトルのほうからもサンプルを送っていただきたいという、今要望が来ておるところでございます。以上でございます。
○議長(景山 孝志君) ほかにありませんか。
8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) 10ページですね、平成25年度
事業計画と、
事業計画の中で3番目の新商品開発及び既存商品の見直しということでありますが、これは同じ報告書の2ページのところでちょっと出ております、清酒の製造技術を最大限生かし、アルコール添加酒の製造をやめ、米、米麹のみを原料とした純米酒をつくるというふうな内容のことだと思いますが、これに伴ってやっぱり、アルコール添加をやめて純米酒をと思いますと、かなり、酵母菌の酒母ですね、その酵母菌の問題なりいろいろ難しいとこがあると思います。その辺の技術はかなり開発されてるとは思いますけども、それに伴う設備投資的なものは発生しませんか、その辺は大丈夫なわけでしょうか。その辺がちょっとどうかなと思いまして。
○議長(景山 孝志君) 森長
地域振興課長。
○
地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
現在のところ、先般の話ではそういった新たな設備投資というのは聞いていないところでございますけれども、再度確認をいたしたいと思います。
○議長(景山 孝志君) 8番、藤原充博議員。
○議員(8番 藤原 充博君) アルコール無添加のお酒は大変難しゅうございます。〇〇娘のような変なものが出ないようにひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(景山 孝志君) ほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(景山 孝志君) ないようでございますので、以上で報告第11号から12号まで質疑を終わります。
次に、
今期定例会までに受理いたしました請願、陳情は、お手元に配付いたしました請願・陳情等文書表のとおりであります。
会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる御審議をお願いいたします。
─────────────・───・─────────────
○議長(景山 孝志君) 以上をもちまして、本日の会議日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでございました。
午後1時41分散会
───────────────────────────────...