奥出雲町議会 > 2010-03-19 >
平成22年第1回定例会(第4日 3月19日)

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  1. 奥出雲町議会 2010-03-19
    平成22年第1回定例会(第4日 3月19日)


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    最終取得日: 2023-04-28
    平成22年第1回定例会(第4日 3月19日)   ──────────────────────────────────── 平成22年 第1回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第4日)                        平成22年3月19日(金曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第4号)                    平成22年3月19日 午前9時30分開議  日程第1 議案第4号 奥出雲個人情報保護条例の全部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第2 議案第5号 奥出雲町立集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正す             る条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第3 議案第6号 奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改             正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第4 議案第7号 奥出雲特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育             委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例             の一部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第5 議案第8号 奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例
                制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第6 議案第9号 奥出雲八川教育造林基金条例の一部を改正する条例制定につ             いて                              (総務文教常任委員会)  日程第7 議案第10号 奥出雲工芸実習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改             正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第8 議案第11号 奥出雲坂根観光レクリエーション施設の設置及び管理に関す             る条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第9 議案第12号 奥出雲ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一             部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第10 議案第13号 奥出雲移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一             部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第11 議案第18号 奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正す             る条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第12 議案第31号 財産の処分について                              (総務文教常任委員会)  日程第13 陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意             見書提出に関する陳情                              (総務文教常任委員会)  日程第14 議案第14号 奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について                              (福祉厚生常任委員会)  日程第15 議案第15号 奥出雲民生委員推薦会委員設置条例の一部を改正する条例制             定について                              (福祉厚生常任委員会)  日程第16 議案第16号 横田ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正             する条例制定について                              (福祉厚生常任委員会)  日程第17 議案第17号 奥出雲定住住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す             る条例制定について                              (産業建設常任委員会)  日程第18 議案第32号 公の施設の指定管理者の指定について(川西地区農作業準備休             憩施設)                              (産業建設常任委員会)  日程第19 認定第1号 奥出雲町町道路線の認定について                              (産業建設常任委員会)  日程第20 認定第2号 奥出雲町町道路線の変更について                              (産業建設常任委員会)  日程第21 陳情第19号 商工業振興事業に係る補助金要望書       (平成21年)                 (産業建設常任委員会)  日程第22 議案第40号 平成22年度奥出雲一般会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第23 議案第41号 平成22年度奥出雲国民健康保険事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第24 議案第42号 平成22年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出             について                                (予算特別委員会)  日程第25 議案第43号 平成22年度奥出雲老人保健事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第26 議案第44号 平成22年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計予算提出に             ついて                                (予算特別委員会)  日程第27 議案第45号 平成22年度奥出雲介護サービス事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第28 議案第46号 平成22年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計予算提             出について                                (予算特別委員会)  日程第29 議案第47号 平成22年度奥出雲簡易水道事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第30 議案第48号 平成22年度奥出雲公共下水道事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第31 議案第49号 平成22年度奥出雲農業集落排水事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第32 議案第50号 平成22年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計予算提出につ             いて                                (予算特別委員会)  日程第33 議案第51号 平成22年度奥出雲仁多発電事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第34 議案第52号 平成22年度奥出雲三井野原スキーリフト事業特別会計予算提             出について                                (予算特別委員会)  日程第35 議案第53号 平成22年度奥出雲国営農地開発事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第36 議案第54号 平成22年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第37 議案第55号 奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正             する条例制定について  日程第38 議案第56号 奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例             制定について  日程第39 議案第57号 奥出雲町立自然公園の設置及び管理に関する条例制定について  日程第40 議案第58号 財産の取得について  日程第41 同意第2号 奥出雲監査委員選任同意について  日程第42 同意第3号 奥出雲名誉町民選定同意について  日程第43 同意第4号 奥出雲名誉町民選定同意について  日程第44 同意第5号 人権擁護委員候補者推薦同意について  日程第45 発議第2号 奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改             正する条例制定について  日程第46 発議第3号 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)提出について  日程第47 発議第4号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意             見書(案)提出について  日程第48 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について
      ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 議案第4号 奥出雲個人情報保護条例の全部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第2 議案第5号 奥出雲町立集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正す             る条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第3 議案第6号 奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改             正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第4 議案第7号 奥出雲特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育             委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例             の一部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第5 議案第8号 奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例             制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第6 議案第9号 奥出雲八川教育造林基金条例の一部を改正する条例制定につ             いて                              (総務文教常任委員会)  日程第7 議案第10号 奥出雲工芸実習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改             正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第8 議案第11号 奥出雲坂根観光レクリエーション施設の設置及び管理に関す             る条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第9 議案第12号 奥出雲ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一             部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第10 議案第13号 奥出雲移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一             部を改正する条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第11 議案第18号 奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正す             る条例制定について                              (総務文教常任委員会)  日程第12 議案第31号 財産の処分について                              (総務文教常任委員会)  日程第13 陳情第1号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意             見書提出に関する陳情                              (総務文教常任委員会)  日程第14 議案第14号 奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について                              (福祉厚生常任委員会)  日程第15 議案第15号 奥出雲民生委員推薦会委員設置条例の一部を改正する条例制             定について                              (福祉厚生常任委員会)  日程第16 議案第16号 横田ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正             する条例制定について                              (福祉厚生常任委員会)  日程第17 議案第17号 奥出雲定住住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す             る条例制定について                              (産業建設常任委員会)  日程第18 議案第32号 公の施設の指定管理者の指定について(川西地区農作業準備休             憩施設)                              (産業建設常任委員会)  日程第19 認定第1号 奥出雲町町道路線の認定について                              (産業建設常任委員会)  日程第20 認定第2号 奥出雲町町道路線の変更について                              (産業建設常任委員会)  日程第21 陳情第19号 商工業振興事業に係る補助金要望書       (平成21年)                 (産業建設常任委員会)  日程第22 議案第40号 平成22年度奥出雲一般会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第23 議案第41号 平成22年度奥出雲国民健康保険事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第24 議案第42号 平成22年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出             について                                (予算特別委員会)  日程第25 議案第43号 平成22年度奥出雲老人保健事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第26 議案第44号 平成22年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計予算提出に             ついて                                (予算特別委員会)  日程第27 議案第45号 平成22年度奥出雲介護サービス事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第28 議案第46号 平成22年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計予算提             出について                                (予算特別委員会)  日程第29 議案第47号 平成22年度奥出雲簡易水道事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第30 議案第48号 平成22年度奥出雲公共下水道事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第31 議案第49号 平成22年度奥出雲農業集落排水事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第32 議案第50号 平成22年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計予算提出につ             いて                                (予算特別委員会)  日程第33 議案第51号 平成22年度奥出雲仁多発電事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第34 議案第52号 平成22年度奥出雲三井野原スキーリフト事業特別会計予算提             出について                                (予算特別委員会)  日程第35 議案第53号 平成22年度奥出雲国営農地開発事業特別会計予算提出につい             て                                (予算特別委員会)  日程第36 議案第54号 平成22年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計予算提出について                                (予算特別委員会)  日程第37 議案第55号 奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正
                する条例制定について  日程第38 議案第56号 奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例             制定について  日程第39 議案第57号 奥出雲町立自然公園の設置及び管理に関する条例制定について  日程第40 議案第58号 財産の取得について  日程第41 同意第2号 奥出雲監査委員選任同意について  日程第42 同意第3号 奥出雲名誉町民選定同意について  日程第43 同意第4号 奥出雲名誉町民選定同意について  日程第44 同意第5号 人権擁護委員候補者推薦同意について  日程第45 発議第2号 奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改             正する条例制定について  日程第46 発議第3号 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)提出について  日程第47 発議第4号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意             見書(案)提出について  日程第48 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について   ───────────────────────────────              出席議員(15名)     1番 塔 村 俊 介君     2番 内 田   勇君     3番 内 田 精 彦君     5番 藤 原 充 博君     6番 村 尾 明 利君     7番 若 月 忠 男君     8番 内 田 正 男君     9番 松 﨑 正 芳君     10番 吾 郷 益 已君     11番 大 垣 照 子君     12番 景 山 孝 志君     13番 岩 田 明 人君     14番 若 月 康 男君     15番 福 本   修君     16番 千 原 祥 道君   ───────────────────────────────              欠席議員(1名)    4番 藤 原 友 征君   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 山 根 道 人君  書記 ───── 田 辺 綾 子君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 井 上 勝 博君  教育長 ──── 安 部   隆君 総務課長 ─── 佐佐木 幸 雄君  企画財政課長 ─ 小 倉 義 幸君 病院事務長 ── 横 田 和 男君  情報政策課長 ─ 坂 平   海君 農林土木課長 ─ 石 原 敬 士君  町民課長 ─── 植 田 一 教君 健康福祉課長 ─ 尾 方   豊君  農業振興課長 ─ 糸 原   敬君 教育課長 ─── 川 本 健 二君  企業経営課長 ─ 野 原 万寿老君 水道課長 ─── 稲 垣 和 利君  地域振興課長 ─ 堀 江 嗣 之君 出納課長 ─── 藤 原   努君  税務課長 ─── 吉 川 孝 司君 建設課長 ─── 松 島 昭 雄君  農業振興課長補佐 若 月 勝 久君   ───────────────────────────────             午前9時35分開議 ○議長(千原 祥道君) そういたしますと、ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入ります。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案第4号 から 日程第13 陳情第1号 ○議長(千原 祥道君) 日程第1、議案第4号、奥出雲個人情報保護条例の全部を改正する条例制定について、日程第2、議案第5号、奥出雲町立集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第3、議案第6号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について、日程第4、議案第7号、奥出雲特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第5、議案第8号、奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第9号、奥出雲八川教育造林基金条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第10号、奥出雲工芸実習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第8、議案第11号、奥雲町坂根観光レクリエーション施設の設置及び管理に関する条例制定について、日程第9、議案第12号、奥出雲ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第10、議案第13号、奥出雲移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第11、議案第18号、奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第12、議案第31号、財産の処分について、日程第13、陳情第1号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情、以上の13議案につきましては、会議規則の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る3月2日、3日の本会議におきまして、総務文教常任委員会へ付託をいたしております。  その審査結果につき、会議規則第77条及び94条、95条の規定により、この際一括して委員長から報告を求めます。  松﨑正芳総務文教常任委員長。 ○総務文教常任委員会委員長(松﨑 正芳君) それでは、総務常任委員会付託になりました委員長報告をいたします。  平成22年3月19日、奥出雲町議会議長、千原祥道様。総務文教常任委員会委員長、松﨑正芳。平成22年第1回奥出雲町議会定例会において、平成22年3月2日付で当委員会に付託になりました12議案、陳情1件につきまして、会議規則第77条、第94条及び95条の規定により、審査の結果と審査の状況を報告します。  当委員会審議は、3月5日、教育長、担当課長の出席を得て審議いたしました。  審査の結果、議案第4号、奥出雲個人情報保護条例の全部を改正する条例制定についてでございます。個人情報保護関連5法が完全施行されたことにより、法令に沿った改正案を作成し、奥出雲町の審議会委員の意見も聞いた上で町としての条例を出されたわけでございます。全会一致で原案可決としました。  議案第5号、奥出雲町立集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。滝の上第一集会所移転新築に伴う位置の変更と、一部字句の変更をするものでございます。全会一致、原案可決。  議案第6号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について。国民年金委員については国が直接委嘱し、母子生活相談員は福祉事務所に配置しておりますので、改めて置く必要はないので、廃止をするものでございます。全会一致、原案可決でございます。  議案第7号、奥出雲特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について。これまで単年度で減額をしてきておったわけでございますけども、町長が約20%、副町長、教育長が約15%削減しておりました。引き続き2年度間、給与を減額するというものでございます。全会一致、原案可決。  議案第8号、奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について。奥出雲町職員の給料削減措置を、引き続き3級以下3%、4級4%、5級以上5%、2年度間、実施するものです。全会一致、原案可決。  議案第9号、奥出雲八川教育造林基金条例の一部を改正する条例制定について。旧村時代に小学校とか幼稚園のために植林されて、その分収益で得た分で建てようという目的であったと解釈しています。満期期限が来ますが、今、切っても金にはなりません。地主さんの方からすべて解約してほしいと申し出があったもので、解約するかわりに65%をもらうということになり、それが今回補正の335万であります。全会一致、原案可決。  議案第10号、奥出雲工芸実習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。平成6年に覚書を締結、建物についてはこのほかにセミナーハウスがあり、この整理をする際に県の振興資金を活用して、その返済を平田学園に任せ、その部分を対象としてこの交流ホールと陶芸窯施設を町の条例に上げて、それに対する返済が15年間で完済となりますので、建物を平田学園へ譲渡し、あわせて土地も無償譲渡するものでございます。全会一致、原案可決。  議案第11号、奥雲町坂根観光レクリエーション施設の設置及び管理に関する条例制定について。坂根駅及び周辺の整備完成に伴い、条例を制定するものでございます。全会一致、原案可決。  議案第12号、奥出雲ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。インターネットに関する業務拡大が図られます。固定グローバルIPアドレスができるようになり、カメラやゲームなどの通信が可能になり、いいサービスだと思います。全会一致、原案可決。  議案第13号、奥出雲移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。船通山移動通信用鉄塔施設完成により、これを加えるものです。全会一致、原案可決。  議案第18号、奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。これまで生活保護世帯とそれに準ずる世帯という減免措置は今までありましたが、今回それに追加して、町独自で3人目以降の子供に保育料、給食費無料とする考えであり、平成22年度は20人ぐらいの予想でありますが、ふえる可能性もあるようです。全会一致、原案可決。  議案第31号、財産の処分について。これは先ほどの10号に関したものでございます。これの処分でございます。財産の処分については、全会一致、原案可決としました。  陳情第1号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情でございます。陳情者は、島根県人格教育協議会会長、倉井毅さん。住所は安来市広瀬町下山佐243-4。意見でございますが、この問題につきましては、個人的には特別に反対することもないと思うが、これだけ離婚がふえる中で、名字が変わっておいて後で戻すのはかわいそうだとか、選択的なので最終的にはその人の判断ではないかと。変えないのが一般的なので、それを民法に規定するか運用にとどめるのか、まだ議論が途中で判断がつきにくいということもあります。国民的には、世論は拮抗はしてきているが、世論は分かれておる段階でございます。日本独自の伝統的家族形態を保持すべきだという意見もあります。いろんな議論があったところですが、反対の立場をとるという了解ですが、条件によっては採択して結構だという意見もありました。余りこの問題は、地方の議会の方で深く論ずるべき問題ではないかなというふうには思います。以上により、審議の結果、本陳情は賛成多数で採択といたしました。  そのほか、現地視察としては、坂根駅舎、亀嵩小学校を視察に行きました。  以上で総務文教常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(千原 祥道君) 以上で委員長の報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。順次行います。  最初に、日程第1、議案第4号について行います。ありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、日程第2の議案第5号について行います。ありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、日程第3、議案第6号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第7号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、第8号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) 9号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、10号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、11号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、続きまして、12号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、13号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、18号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、第31号について行います。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) 最後に、陳情第1号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより、ただいまの議案に対する討論を行います。  最初に、日程第1、議案第4号についての討論を行います。討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、続きまして、議案第5号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第6号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第7号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、議案第8号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第9号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) 次、議案第10号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第11号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ございませんので、次、議案第12号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ありませんので、次、議案第13号について行います。  ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) 次、では、議案第18号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第31号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) 最後に、陳情第1号について行います。  村尾議員。 ○議員(6番 村尾 明利君) 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情について、私は反対の立場で討論を行います。  現在の民法の規定によれば、夫婦は婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の氏、いわゆる名字を称するとなっております。これは民法第750条ということでございますが、どちらでも選択できるとなっています。どちらでも、夫、妻、この氏は選択できるわけですが、現実は、結婚の際には、改姓をする女性が約97%と言われております。名前を、いわゆる名字を改めるに伴うさまざまな不利益を指摘する声が、最近大きくなっております。選びたい人は、いわゆる選択的夫婦別姓ができるように民法改正しようと動きが盛んになってきております。これは全夫婦が別姓にするという制度ではありませんので、希望によって夫婦同姓か、あるいは別姓か、好きな方を選択できるという動きでございます。  内閣府が2006年の11月に、全国で5,000人以上の成人男女に、家族の法制に関する世論調査を実施したわけでございますが、この際、選択的夫婦別、いわゆる氏の制度ですね、に関する設問については、選択的夫婦別姓の賛成派が初めて反対派を上回ったとされております。特に20代、30代では、男女とも選択的夫婦別姓賛成派が旧姓使用容認も含めますと80%を超えているというふうな現状でありますし、30代の女性では9割以上が法改正を望んでいるということでございます。  先ほど委員長報告にもありましたように、新聞の報道では賛否拮抗という評価ではありますけれども、現在仕事を続ける女性がふえている中、状況下では、結婚で名前を変えることによって、それまで築いてきた人間関係とか、業績とか、あるいは評価、こういったものが混乱したり中断したりすると言われております。そういう現状もあるということでございます。姓を、いわゆる名字を変える女性がそうした多い中で、女性のみが名字を変えることの苦労を味わうといった不平等感といったこともあるとされております。男女共同参画社会を推進する組織、団体等からは、一部にはこの推進の障害にもこの民法はなっているという指摘もございます。  本来、このような民法の改正に係る意見書なるものは市町村議会になじまないようにも私は思っておりますが、ただ、世論形成上の上から、賛成派、反対派双方がこうした論議を盛んにしているということで、今回、本町にもこうした陳情書が出されたということでございます。ここで私も、これに積極的に賛成、あるいは積極的に反対というふうな立場ではありませんけれども、時代の背景から推察すれば、今後は賛成、改正するという論議がより強まるのではないかなというふうに考えております。  選択的夫婦別姓を殊さら強く反対するというようなことは、場合によっては本町が、男女共同参画社会の推進、これに非常に消極的ではないかというふうな見方とか、あるいは町の風土が封建的とか反リベラル的とも受け取りかねないというふうにも私は懸念をしております。そういった意味で、これをまた議会が採択、発信するということにもつながるということでもございますし、余りなじまないこととは申せ、日常的に私たちに深くかかわったこの民法、いわゆる夫婦別姓というふうな問題でございます。何らかの議員の皆さん、町民の皆さんがこの際、こういった論議もいろいろ深めていただくいい機会でもあるのではないかというふうに思っておるところでもございますが、基本的には、私は反対するというふうな立場においては、この陳情書にはいわゆる本制度、反対をするということで、私の意思表示としたいというふうに思っております。 ○議長(千原 祥道君) 次に、本案に賛成の方の発言を許します。              〔賛成討論なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、本案に対する討論を終わります。  続きまして、各議案に対する採決を行います。  最初に、日程第1、議案第4号、奥出雲個人情報保護条例の全部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第2、議案第5号、奥出雲町立集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第3、議案第6号、奥出雲町非常勤の職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第4、議案第7号、奥出雲特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第5、議案第8号、奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第6、議案第9号、奥出雲八川教育造林基金条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第7、議案第10号、奥出雲工芸実習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次、日程第8、議案第11号、奥雲町坂根観光レクリエーション施設の設置及び管理に関する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第9、議案第12号、奥出雲ケーブルテレビ施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手多数と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次に、日程第10、議案第13号、奥出雲移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次に、日程第11、議案第18号、奥出雲町立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第12、議案第31号、財産の処分についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。
                  〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第13、陳情第1号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、採択であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(千原 祥道君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり採択をされました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第14号 から 日程第16 議案第16号 ○議長(千原 祥道君) 続きまして、日程第14、議案第14号、奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について、日程第15、議案第15号、奥出雲民生委員推薦会委員設置条例の一部を改正する条例制定について、日程第16、議案第16号、横田ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上の3議案につきましては、会議規則の規定により、この際一括して議題といたします。  本案につきましても、去る3月2日の本会議におきまして、福祉厚生常任委員会へ付託をいたしております。  その審査結果につき、会議規則の規定により、この際一括して委員長から報告を求めます。  大垣照子福祉厚生常任委員長。 ○福祉厚生常任委員会委員長(大垣 照子君) それでは、報告いたします。  平成22年3月19日、奥出雲町議会議長、千原祥道様。福祉厚生常任委員会委員長、大垣照子。委員会審査報告書。平成22年第1回奥出雲町議会において、去る3月2日付にて福祉厚生常任委員会に付託された3議案は、担当課長と病院事務長の出席を得て審査を行いました。その結果、次のとおり決定したので、会議規則第77条の規定により報告します。  なお、3議案の審査終了後、担当課長同行のもと、建てかえが完了した滝の上第一住宅と大馬木農業集落排水処理施設の現場視察を行いました。  記。議案第14号、奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について、原案可決。  この議案は、昭和44年と45年に建設された滝の上第一団地16棟32戸を2棟36戸に建てかえたもので、平成21年度で工事が完了したことによる建設地の地番、枝番を追加し、戸数や構造の変更による条例改正であり、特筆すべき議論はありませんでした。よって、全会一致により原案可決としました。  議案第15号、奥出雲民生委員推薦会委員設置条例の一部を改正する条例制定について、原案可決。  この議案は、本年5月31日が民生委員現任者の任期満了となり、平成22年度に、全国一斉に民生委員が改選されることから、民生委員選出のための推薦委員を11人から13人に改めるための条例改正です。現在の民生委員数は65人です。審査の中で、先ごろ報道された本町における民生委員が起こした事件に対し、このようなことは絶対にあってはならないことで、被害を受けられた方々への対応について指摘し、慎重な人選を求めました。  また、民生委員の活動の中で、個人情報とのかかわりから、相談活動については対応の難しさや相談内容が多岐にわたり、負担の大きさも改めて認識しました。まじめに活動されている多くの民生委員の方々の御労苦には、敬意を表する言葉が相次ぎました。  このほか、執行部説明の中で、町民の方々からのさまざまな相談については町の福祉事務所や社会福祉協議会などでも行っており、住民サービスの向上に努めているとの報告もありました。  以上、審査の結果、全員一致により原案可決としました。  議案第16号、横田ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、原案可決。  この議案は、横田ふれあいプラザに別館を設置し、1、地番の設定と休館日を、現在の6通りの日程から12月28日から1月4日の年末年始のみに改正し、また、開館時間の午前9時を同8時30分に変更し、本館の冷暖房器具の使用料を1台ごとに100円、本館、別館の空調設備使用に限り、1室につき300円とするものです。  また、ホールの使用について、葬儀等、いろいろな使用は可能かとの質問に、定住センターとして残すので、管理している農業振興課へとし、介護予防を目的とする使用や団体使用は健康福祉課か横田コミセンへ申し込み、毎日夜10時まで使用ができるというものです。  審査の結果は、全員一致により原案可決としました。  以上、福祉厚生常任委員会に付託された3議案についての報告といたします。 ○議長(千原 祥道君) 以上で委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  最初に、日程第14、議案第14号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、議案第15号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第16号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより、3議案に対します討論を行います。  最初に、日程第14、議案第14号について討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程第15、議案15号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程第16、議案第16号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、討論を終わります。  採決を行います。  日程第14、議案第14号、奥出雲町営住宅管理条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第15、議案第15号、奥出雲民生委員推薦会委員設置条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第16、議案第16号、横田ふれあいプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第17号 から 日程第21 陳情第19号 ○議長(千原 祥道君) 次に、日程第17、議案第17号、奥出雲定住住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第18、議案第32号、公の施設の指定管理者の指定について、日程第19、認定第1号、奥出雲町町道路線の認定について、日程第20、認定第2号、奥出雲町町道路線の変更について、日程第21、平成21年度陳情第19号、商工業振興事業に係る補助金要望書、以上の5議案につきましては、会議規則の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る3月2日、3日の本会議におきまして、産業建設常任委員会へ付託をいたしております。  その審査結果につき、会議規則の規定によりまして、この際一括して委員長から報告を求めます。  岩田明人産業建設常任委員長。 ○産業建設常任委員会委員長(岩田 明人君) それでは、報告をいたします。  平成22年度第1回奥出雲町議会定例会産業建設常任委員会委員長報告をいたします。  奥出雲町議会議長、千原祥道様。産業建設常任委員会委員長、岩田明人。  平成22年度第1回奥出雲町議会定例会において、3月2日、3日、当委員会に付託になりました議案第17号、議案第32号、認定第1号、認定第2号、陳情第19号について、会議規則第77条及び94条、95条の規定により報告をいたします。  当委員会の審査は、3月4日、関係課長の出席を求め、慎重に審議を行いました。その結果について報告をいたします。  議案第17号、奥出雲定住住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について。空き家の活用事業で、本年は上阿井、佐白と合計2件の管理でございます。トータルで10戸になるということでございます。全会一致で原案可決。  議案第32号、公の施設の指定管理者の指定について。川西地区農作業準備休憩施設ということでございまして、そば道場等の活発な活動、建物、公園、水車等、引き続き管理をいただくということでございます。全会一致で原案可決。  認定第1号、奥出雲町町道路線の認定について。かつて農道で整備したものを町道に戻すなど、16路線でありました。審議の結果、認定。  認定第2号、奥出雲町町道路線の変更について。圃場整備や道路整備により変更するもの、14路線である。審議の結果、認定。  平成21年陳情第19号、商工業振興事業に係る補助金要望書。審議の結果、採択。  現地視察も行い、審査の結果を報告し、報告を終わります。 ○議長(千原 祥道君) 以上で委員長報告を終わります。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  最初に、議案第17号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第32号について行います。ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、認定第1号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、認定第2号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、陳情第19号について行います。  藤原議員。 ○議員(5番 藤原 充博君) 補助金の要望がどうのこうのではないんですが、商工会も合併されていろいろやっておられますけども、合併前の職員の人員と最近の人員のぐあいはどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。 ○議長(千原 祥道君) 岩田委員長。 ○産業建設常任委員会委員長(岩田 明人君) そしたら報告いたしますが、その人員の関係については、委員会では話し合いがなかったというふうな状況でございます。 ○議長(千原 祥道君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、5議案に対する質疑を終わります。
     次、討論を行います。  最初に、日程第17、議案第17号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程18、議案第32号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、認定の第1号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、認定の第2号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) そういたしますと、次は、陳情の第19号について行います。ございませんか。               〔討論なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、討論を終わります。  採決を行います。  最初に、日程第17、議案第17号、奥出雲定住住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第18、議案第32号、公の施設の指定管理者の指定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第19、認定第1号、奥出雲町町道路線の認定についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、認定であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり認定をされました。  次、日程第20、認定第2号、奥出雲町町道路線の変更についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、認定であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり認定をされました。  次、日程第21、平成21年度陳情第19号、商工業振興事業に係る補助金要望書についての採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、採択であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり採択をされました。  ここでしばらく休憩をいたします。10分間、10時35分から再開をします。            午前10時24分休憩   ───────────────────────────────            午前10時36分再開 ○議長(千原 祥道君) そうしますと、引き続き本会議を開きます。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第40号 から 日程第36 議案第54号 ○議長(千原 祥道君) 次は日程第22、議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出について、日程第23、議案第41号、平成22年度奥出雲国民健康保険事業特別会計予算提出について、日程第24、議案第42号、平成22年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について、日程第25、議案第43号、平成22年度奥出雲老人保健事業特別会計予算提出について、日程第26、議案第44号、平成22年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計予算提出について、日程第27、議案第45号、平成22年度奥出雲介護サービス事業特別会計予算提出について、日程第28、議案第46号、平成22年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計予算提出について、日程第29、議案第47号、平成22年度奥出雲簡易水道事業特別会計予算提出について、日程第30、議案第48号、平成22年度奥出雲公共下水道事業特別会計予算提出について、日程第31、議案第49号、平成22年度奥出雲農業集落排水事業特別会計予算提出について、日程第32、議案第50号、平成22年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について、日程第33、議案第51号、平成22年度奥出雲仁多発電事業特別会計予算提出について、日程第34、議案第52号、平成22年度奥出雲三井野原スキーリフト事業特別会計予算提出について、日程第35、議案第53号、平成22年度奥出雲国営農地開発事業特別会計予算提出について、日程第36、議案第54号、平成22年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計予算提出について、以上の15議案につきましては、会議規則の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る3月3日の本会議におきまして、予算特別委員会へ付託をいたしております。  審査結果につきまして、会議規則の規定により、委員長からの報告を求めます。  福本修予算特別委員会委員長。 ○予算特別委員会委員長(福本 修君) 委員会審査報告を行います。  委員会審査報告書。本委員会に付託された事件は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第77条の規定により報告をいたします。平成22年3月19日、予算特別委員会委員長、福本修。奥出雲町議会議長、千原祥道殿。  議案番号順に発表をさせていただきます。付託されました議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出について。審議結果、賛成多数により原案可決でございます。  議案第41号、平成22年度奥出雲国民健康保険事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第42号、平成22年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出について。全員賛成により可決。  議案第43号、平成22年度奥出雲老人保健事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第44号、平成22年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第45号、平成22年度奥出雲介護サービス事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第46号、平成22年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第47号、平成22年度奥出雲簡易水道事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第48号、平成22年度奥出雲公共下水道事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第49号、平成22年度奥出雲農業集落排水事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第50号、平成22年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第51号、平成22年度奥出雲仁多発電事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第52号、平成22年度奥出雲三井野原スキーリフト事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第53号、平成22年度奥出雲国営農地開発事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。  議案第54号、平成22年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計予算提出について。全員賛成により原案可決。以上の結果でございます。  以上、報告をいたします。 ○議長(千原 祥道君) 以上で委員長からの報告を終わります。  これから、ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。  まず最初に、日程第22、議案第40号、一般会計についての質疑を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、続きまして、議案第41号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、議案第42号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、43号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) 格別ないようですので、次、44号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、45号について行います。ございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、46号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、47号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、続きまして、48号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、49号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) 格別ないようですので、次、議案第50号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、51号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、52号について行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、53号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、54号について行います。
                  〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  まず最初に、日程第22、議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出についての討論を行います。  最初に、本案に反対の方の発言を許します。  塔村俊介議員。 ○議員(1番 塔村 俊介君) 私は、議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出について、反対の立場から討論させていただきます。  今回の22年度予算案の中で、特に特筆すべきことは、佐白温泉施設の予算についてであります。  町長がおっしゃるように、ダム事業にこれまで協力していただいた50年にわたる思い、あるいはダム移転によって人が減って、どうにか地元を活性化したいという地域住民の方々の思いは十分理解できるものがございます。しかし、今回の予算がその方々にとっても、これからの地元にとっても最良の予算かということについては、疑問を抱かざるを得ません。  まず、なぜ温泉かということであります。  現在、奥出雲町内には、皆さんも御存じのように亀嵩には玉峰山荘、鳥上にはヴィラ船通山を初めとする斐乃上温泉があります。そしてまた皆さん御存じのように、現在2つあるこの温泉施設でさえ、決して経営は楽観視できるものではなく、赤字の状態もあり、斐乃上荘に至っては冬期休業している状態であります。そのような状態の中で、なぜ今、新しい温泉をつくる必要があるのでしょうか。  私は、まず新しい温泉をつくるということの前に、現状ある玉峰山荘あるいはヴィラ船通山をどうやって今後、奥出雲町のために役立てていくかということを考えるべきではないかというふうに思います。  2点目には、お金の問題であります。  今回の予算、今回予算案に上がっておりますのは、温泉を掘る、土地を購入するという2億4,700万円余り。そして今後の計画も含めると5億円という、奥出雲町民1人当たり3万円の負担を求める、大変大きな予算であります。  また、このお金の問題は、建設したら終わりという問題ではなく、町長答弁にもありましたが、今後、年間500万円から1,000万円ぐらいは、現状では赤字が出るというものであります。  そもそもこのお金が大きいか少ないかということはなかなか判断できるものではありませんが、まず建てる前から多額の赤字が出るという予算を我々は認めてもいいのでしょうか。赤字が出ることもあるかもしれません。しかし、その前にどうやったらこの赤字が少なくなるか。もちろん赤字が少なくなるということだけに主眼を置くべきではありませんが、赤字が少なくなれば町民の負担も減りますし、あるいはその赤字を減らした予算で地元の方々に違うことに使っていただくこともできると思います。そのような議論は全くありません。  また、今回の5億円の予算、初期投資、あるいは年間500万から1,000万の予算を町から出すのであれば、もっとほかのこともできるのではないでしょうか。地域の方々が減って寂しいということであれば、その5億円の予算を使って新たな住民に住んでいただけるような低額な住宅をつくるということもできると思います。毎年1,000万円の予算があれば、温泉赤字の補てんに使うのではなく、地元の方々に使っていただき、例えばこのダムの方々の思いを忘れないような、毎年人が来るようなイベントを企画することもできると思います。そのような議論は全く上がってまいりません。  私は、しかしそもそもこの問題について、温泉がどうこうというような話だけではないと思うのです。真に話し合うべき議論は、ダムができました、人も減りました、じゃあどうやってその地元の方々の思いにこたえるために、どうやってその地域を活性化していくのかという理念や、どうやって実際具体的にやっていくのかという計画を我々は議論しなければならないと思うのです。  今回、私は採決に当たり、非常に悩みました。地元の方々の思いもわかる。しかし、後年負担を求めるということもわかる。住民の方々にできるだけ聞いて回りました。全員が全員そうということはないかもしれませんが、ほとんどの方々の住民の思いは、なぜこの温泉の計画なのかということであります。その理由は先ほど申し上げましたように、ほかに町内に温泉があるのに、なぜ新しい温泉をつくるのか。  そしてもっと憂慮すべきは、この計画について、そもそもこの奥出雲町の方々が、布勢の方でさえ知らない方が圧倒的にいるということです。私はびっくりしました。今回の予算が民意に関係なく政治決断であるというのならそれもわかります。しかし、我々議会の役割は、町民の方々が納めてくださった税金をどのように有効に使っていくのか、それを監視することではないでしょうか。  私が今回の予算案についてお願いすることは、以下の2点であります。  まず、この温泉に関する予算を今回の予算から取り下げていただき、全体像が見える、明確な佐白活性化の計画を示すこと。そして、その計画を住民の皆さん方に示し、議論をした上で、改めて温泉に関する予算を立てていただくことであります。  今、住民の皆さんの目は、決して今頑張っておられる佐白の地元の方々の考えを批判するものではありません。このような、まだ何も全体像もわからないままの計画を通そうとする行政、そしてそれを通してしまう議会についてであります。皆さんの気持ちをもう一度伺いまして、反対の討論を終わらせていただきます。 ○議長(千原 祥道君) 続きまして、本案に賛成の方の発言を許します。  松﨑議員。 ○議員(9番 松﨑 正芳君) 私は、平成22年度一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  22年度予算は、井上町長になって初めての当初予算の作成でございます。いろいろな、今、経済状況がこういう厳しい中で、昨年からの補正、1次、2次補正に続きまして新年度予算と、切れ目なく経済の対策も含めながら、また新たに子供支援策、産業振興策、福祉の充実の面、今までなかった新規事業も取り組んでいただいております。  また経済も、特に当町、山間部におきましてはなかなか回復の兆しが、まだ先遠いなという段階でございまして、経済の振興ということは、どっちにいっても第一番に経済を上げなければ、いろいろな策がなかなか打てないというような段階でございます。縮減せよという意向もありまして、当初予算では、単年度予算では142億9,000万ですか、かなり規模も自然に縮小していくという意向が盛り込まれております。ただ、繰り越しの事業がありますので、総体としての事業は例年と変わらないほど、当面今年度はふえますけども、積極的な取り組みによって町の景気を上げようという意向は十分うかがえるところでございます。  先ほど熱弁がありまして、佐白のダムについての反対が一番の理由だったと思いますけども、これも長年にわたりまして、ダムも当初のときからのいろいろな地元との折衝の中で、暗黙と言っちゃあいけませんけども、組み立てられてきたもので、地域の強い、寂れてはいけないという要望を酌んでのものでございます。これについてがいけないから全部22年度予算に反対するということでは、ちょっと先行きが見込めないというような気がしております。  特に反対ということであれば、単純に執行部提案なされたものを反対をするだけでなく、2人以上おられますれば申請もできますので、対案を出してやっていただいたらどうかなというふうに考えております。  いずれにしても、この予算で進んでもらわないと私たちが困ると思います。賛成の答弁といたします。 ○議長(千原 祥道君) 続きまして、本案に反対の方の発言を許します。  大垣議員。 ○議員(11番 大垣 照子君) 議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出について、私は次の理由により反対討論を行います。  先ほど塔村議員からは反対討論、そして松﨑議員からは賛成討論がございました。それを踏まえた上で、私も討論をしたいと思います。  この議案は、平成22年度の当初予算であり、向こう1年間、住民の皆さんの生活や福祉サービスの向上、安心・安全な暮らしを維持する予算を執行するためのものでなくてはなりません。  政権交代によって、本町においてもこれまでにない、2億円余の子ども手当や、本町独自の多子世帯児童生徒医療費扶助事業、また不妊治療費助成事業等も新たに導入するなど、チルドレンファーストの精神に基づく予算も組み込まれ、総額142億9,000万円の予算を提案されました。  しかし、私が今回、この予算に賛成できないのは、佐白温泉や鬼の舌震のバリアフリーの遊歩道整備についてです。  佐白温泉については、地区の活性化になぜ温泉なのか、私には理解ができません。その計画の青写真も設計図も用地取得の場所や面積、そして一番肝心な収支計算書すら全く提示されてなく、ダム対策費全体としては3億2,000万円余となっており、前年度比1億1,000万円余も増額されています。先日の議会答弁では、全体で5億円程度とされました。いずれにしても、えたいの知れないものにこれほど大きな借金をすることに不安を覚えるのは、私一人でしょうか。借金をして温泉づくりについては、住民の方々から、やめてほしい、そんなことをする財源があるのなら、例えば医療機関への医師確保や看護師を増員し、安心して病院にかかれるようにしてとの声が多く出されております。この佐白温泉に向けた借金の財源は、県の振興資金や過疎債を予定されているようですが、県の振興資金もすべて返済しなければならず、また過疎債は現政権下では特定のもの以外、ハード事業には使えないことになっています。  建設をしても、その後の維持、管理、修繕はもとより、運営は地元でやっていただくということですが、地元の皆さんへの大きな負担が予測されます。また、借金の返済については、すべて入浴料の中からの返済が可能であればよいのですが、万が一収支が赤字なら、町より毎年500万から1,000万の補てんということのようですが、現状の中でそのような思いが少しでもあるのなら、考え直すことも大切ではないでしょうか。だれもが懸念するのは、温泉経営はどこの温泉も厳しい現実がある中で、赤字経営が続くようなことになれば大変だということです。  本町には斐乃上荘や玉峰温泉もあります。斐乃上荘は泉質のよさにほれ込んで来るお客さんが多く、新たに温泉をつくるより、この2つの温泉を充実させて来場客にこたえる方がよいと言われる住民の方も多くいらっしゃいますし、私もそう思います。  ダムで移転を余儀なくされ、御苦労なさった方々はここのみではなく、ほかにもいらっしゃいます。ダム移転ということであれば、バランスを考えることも必要ではないでしょうか。いずれにしても、具体的なことが何も見えず、説明責任も不十分で、これほどの予算、借金を計上して建設することは、多くの住民の皆さんの理解は得られていません。  また、鬼の舌震バリアフリーの遊歩道についても、今回1億7,000万円弱の予算が計上されています。これまでの山林取得分と合わせると、およそ3億5,000万円、計画全体としては9億7,000万円とされています。辺地債というものの、2割分は町民負担です。ここも返済に充てる財源の確保については、これまでの説明の中にはありませんでした。このような大きな事業を行う場合は、そこまでの財源確保を明確にすべきと考えます。  本町の借入金の総額は、平成20年度決算で470億円です。そのうち実質町民負担は200億円余で、住民1人当たり131万円となっており、このようなことも考慮する必要があります。  これから、私がこの予算に賛成できない大きな理由は、次に述べます。  本町における財政の現状は、これまでの普通建設事業の過大実施の結果、この一般会計当初予算における地方債、借金残高は272億円に上っています。本町の標準財政規模は75億円で、この借金残高は適正水準とされる標準財政規模の2倍をはるかに超え、3.6倍となっており、その結果、公債費の償還が一般会計の財政運営の最大の圧迫要因となっています。このことから、本町における財政の硬直化は過剰投資による公債費の増大が原因となっており、投資水準を平常に戻さない限り、財政硬直化に歯どめをかけることはできない財政状況となっています。  これほどの投資事業をやっても、人口減少は加速し、歯どめはかかっていません。この現実は、今回、予算を組まれた町当局の皆さんはよく御承知のことと存じます。そして主権在民、主権者は住民の皆さんです。  以上、私は現在の経済状況をかんがみるとき、住民生活の厳しさや負担について、さきの塔村議員の反対討論の中にもありましたように、真剣に考えていただきたく、議員各位には以上のことを訴え、反対討論といたします。 ○議長(千原 祥道君) 続きまして、賛成の方の発言を許します。  景山議員。 ○議員(12番 景山 孝志君) 私は、議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出について、賛成の討論を行います。  今期定例会に提出をされました平成22年度当初予算総額は142億9,000万円で、前年度当初予算147億1,000万円に対し、率にして2.9%、額にして4億2,000万円の減額で、4年連続の前年度対比で減額予算となっております。  しかしながら、平成22年度実施予定だった小・中学校改築・改修事業等の投資事業について、国の補助事業採択により平成21年度補正で前倒し計上し、事業の大部分である合計25億円余を平成22年度へ繰り越すことから、実質的な予算規模は168億円余となり、継続的な経済対策に配慮した予算編成となっています。  主な内容につきまして、あえてここで確認をしてみますと、過疎地域における社会基盤、生活基盤の整備に16億7,000万円、雇用対策に1億5,800万円、地域活性化対策に2,200万円、定住対策に3,100万円、産業の振興に3億600万円、子育て支援に3億2,700万円、福祉の充実に3億7,500万円、地域医療の確保に4億3,100万円、教育の充実に13億8,500万円、地域スポーツの振興に300万円、新エネルギー施策・環境対策に2億6,300万円、防災対策に4,400万円となっております。  また、先ほど来もお話の中に出てまいりますように、本予算の中には新規事業として佐白地区交流拠点施設整備事業、遊休施設利活用事業、情報通信基盤整備事業、ふるさとづくり交付金、住民提案型きらり輝く地域づくり事業交付金、仁多米振興設備事業、林業機械整備事業、子ども手当支給事業、多子世帯児童生徒医療費扶助、多子世帯保育料等軽減、保育所・幼稚園施設整備事業、不妊治療費助成事業、地上波デジタル放送受信設備購入補助事業、地域医療における人材確保コーディネーター養成、馬木診療所整備、消防ポンプ車整備事業、消防防災施設整備事業、地域防災スクールモデル事業の18事業が計画をされておるところでございます。また、昨年度より繰り越し事業とされております公共投資臨時交付金事業に5事業、きめ細かな臨時交付金事業に13事業、亀嵩小学校施設整備事業、馬木小学校屋内運動場改築工事、仁多中学校屋内運動場地震補強事業の4事業が計画をされております。いずれにいたしましても、全国的に国、県の経済対策事業を積極的に活用した過疎地域における本町の振興、そして町民の生活向上に向け、適切で積極的な投資事業が計画をされております。  また、一方では健全財政化に配慮され、有利な起債事業の選択、事業の効果の検証による事業の取捨選択、町債発行額の抑制、経常的経費の節減など、徹底していると考えております。  先ほど来の反対討論の尾原ダム周辺地域の拠点施設の問題でございますが、尾原ダム周辺地域の生活再建、また地域振興を図る目的で提案された今回の佐白地区交流拠点施設の整備につきましては、昨年6月3日付で布勢地区内3団体連名で交流拠点施設を含む10項目の要望書が議会議長に提出をされ、付託を受けた尾原ダム地域開発特別委員会は6月の会期中に現地審査も行い、慎重審議を行い、6月議会最終日に全員一致で要望を採択した旨、委員長から報告を行い、議長はその旨、本会議に諮り、委員長報告は全員の賛成で採択をされております。  また、続いて9月の一般質問では、内田正男議員より多目的機能を有した交流施設の整備についての地域住民の健康増進、また憩いの場として必要との質問に対し、井上町長は、平成22年度中に着手したい旨の回答がございました。その後、尾原ダム地域開発特別委員会もことし2月にダム湖周辺の地域活性化の実情やダムと温泉の共生など視察研修も行い、研修結果は今期定例会初日の委員長報告のとおりでございます。  また、2月末にはダム完成を1年後に控え、周辺開発について布勢地区、また三沢地区の代表の皆様方と交換会を開催し、とりわけ布勢地区の皆様の交流施設に対する熱い思いや、実現した場合の地元としての強固な体制づくりなどについてお話を伺う機会がございました。ダムが完成すれば、奥出雲町の新たな大きな財産となります。サイクリングやボートを楽しむ皆さんとの交流の場、笑顔と語らいにあふれるみんなの温泉施設として完成することにより、地域の活性化が大きく前進し、尾原ダムが地域に開かれたダムとして末永く親しまれることにつながると思いますし、また、そうしなくてはならないことだと考えておるところでございます。  去る2月の20日には、松江市において尾原ダム地域づくり推進連絡協議会も設立が成り、いよいよ地域として奥出雲町の尾原ダム湖として大きくその対応を、周辺開発を行っていく、このことが必要になったところでございます。  以上のような賛成に対する気持ちを、内容を御紹介し、私の賛成の討論といたします。 ○議長(千原 祥道君) 次に、反対の方の発言を許します。              〔反対討論なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、本案に対する討論を終わります。  次に、日程の第23、議案第41号、平成22年度奥出雲国民健康保険事業特別会計予算提出についての討論を行います。  初めに、反対の方の発言を許します。               〔討論なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、討論を終わり、次、参ります。  次は、日程第24、議案第42号、平成22年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出についての討論を行います。               〔討論なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  次は、日程第25、議案第43号、奥出雲町老人保健事業特別会計予算についての討論を行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第26、議案第44号、奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計予算について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第27、議案第45号、介護サービス事業特別会計予算について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第28、議案第46号、訪問看護ステーション事業について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第29、議案第47号、平成22年度奥出雲簡易水道事業特別会計予算提出についてについての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第30、議案第48号、奥出雲公共下水道事業特別会計予算提出について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございます。次、参ります。  日程第31、議案第49号、奥出雲町農業集落排水事業について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第32、議案第50号、奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第33、議案第51号、仁多発電事業特別会計予算について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第34、議案第52号、三井野原スキーリフト事業特別会計について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第35、議案第53号、奥出雲町国営農地開発事業特別会計予算について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程第36、議案第54号、平成22年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、各議案に対する討論を終わります。  これより、今までの議案に対しまして、採決を行います。  まず最初に、日程第22、議案第40号、平成22年度奥出雲一般会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(千原 祥道君) 起立多数と認めます。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第23、議案第41号、平成22年度奥出雲国民健康保険事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第24、議案第42号、平成22年度奥出雲後期高齢者医療保険事業特別会計予算提出についての採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第25、議案第43号、平成22年度奥出雲老人保健事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第26、議案第44号、平成22年度奥出雲介護老人保健施設事業特別会計予算提出についての採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第27、議案第45号、平成22年度奥出雲介護サービス事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決されました。  次、日程第28、議案第46号、平成22年度奥出雲訪問看護ステーション事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第29、議案第47号、平成22年度奥出雲簡易水道事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第30、議案第48号、平成22年度奥出雲公共下水道事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第31、議案第49号、平成22年度奥出雲農業集落排水事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第32、議案第50号、平成22年度奥出雲合併処理浄化槽事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第33、議案第51号、平成22年度奥出雲仁多発電事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次に、日程第34、議案第52号、平成22年度奥出雲三井野原スキーリフト事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次、日程第35、議案第53号、平成22年度奥出雲国営農地開発事業特別会計予算提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。  次に、日程第36、議案第54号、平成22年度奥出雲奥出雲病院事業特別会計予算提出についてを採決をいたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、委員長報告のとおり可決をされました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第37 議案第55号 から 日程第40 議案第58号 ○議長(千原 祥道君) 次に、日程第37、議案第55号、奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定について、日程第38、議案第56号、奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第39、議案第57号、奥出雲町立自然公園の設置及び管理に関する条例制定について、日程第40、議案第58号、財産の取得について、以上の4議案につきましては、この際一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  佐佐木総務課長。 ○総務課長(佐佐木幸雄君)              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第55号 奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定について  議案第56号 奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について  議案第57号 奥出雲町立自然公園の設置及び管理に関する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(千原 祥道君) 次は、野原企業経営課長。             〔企業経営課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第58号 財産の取得について
      ─────────────────────────────── ○議長(千原 祥道君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここでしばらく休憩をいたします。午後1時15分から再開をいたします。            午前11時49分休憩   ───────────────────────────────            午後 1時15分再開 ○議長(千原 祥道君) そういたしますと、休憩前に続きまして会議を開きます。  これより、議案の第55号から議案の第58号までの4議案に対する質疑を行います。  最初に、日程第37、議案第55号について行います。  大垣議員。 ○議員(11番 大垣 照子君) お伺いをいたしますが、これの病院の先生の初任給手当のことについてお伺いをいたします。初任給手当は月額36万5,500円以内ということですけれども、これが満額ということではないんですけれども、これまでいらっしゃる先生方との賃金格差っていいますか、そういうものについてはどういうふうに考えられていますでしょうか。 ○議長(千原 祥道君) 病院事務長。 ○病院事務長(横田 和男君) ただいまの質問にお答えいたします。  この初任給調整手当につきましては、国で設けられております手当を当町の方にも当てはめるために条例を提案したものでございますけれども、内容的には医療職(1)表といいますか、いわゆる医師ですけれども、医師の医療職(1)表の適用を受ける医師のうち、採用による欠員の補充が困難と認められる場合に支給するというふうになっておりまして、支給の対象ですけれども、採用の時点から最長で35年間、段階的に金額が引き下げになりますけれども、支給することになっておりまして、現在の在職しているドクターにつきましても、その採用時からの年数に応じて支給をいたします。以上です。 ○議長(千原 祥道君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第38の議案第56号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、日程第39の議案第57号について行います。  大垣議員。 ○議員(11番 大垣 照子君) まず1点は、今回のこの条例制定については、指定管理者に今回出さないということで説明でしたけれども、将来的にはそういう形をとるっていう考えなのかということと、それから、現在はそういう指定管理者に出さないということですけれども、町としてはどこが管理するのか、文化庁との関係もございますが、どの課が担当されるのかお伺いします。 ○議長(千原 祥道君) 総務課長。 ○総務課長(佐佐木幸雄君) ただいまの質問にお答えします。  現状では土地のみの公園指定でございます。したがって、指定管理を出すというところの状態ではなく将来的にそこに施設ができれば、あるいはそれは、指定管理という方向も考えないではないかというぐあいに考えております。  それから、どこの課が担当するのかということでございますが、鬼の舌震については2課、自然公園の関係は地域振興課になろうかと思いますが、名勝・天然記念物については、これは文化財の方でございますので教育委員会、それから船通山につきましては、これ国の指定の天然記念物に設置するので教育委員会になろうかというぐあいに思います。 ○議長(千原 祥道君) ほかにございませんか。  内田議員。 ○議員(3番 内田 精彦君) この別表に、鬼の舌震地区自然公園と船通山地区自然公園、位置的に番地と面積が書いてございますが、これまで鬼の舌震につきましては議会議決で議会にもかけてあると思います。私、ちょっと調べさせていただきましたが、まず地番につきましては、先日もちょっと質問させていただきましたが、再議決されたときの番地、数字が間違ってはおりませんが、番地、「地」があったりなかったりということがここへも出てきておるというふうに思っております。  それともう一つは、この面積、95万9,175平米というのがございます。これは舌震の全部の面積だろうというふうに思いますが、議会議決で出てきた数字をトータルいたしますと、この数字には合わないというふうに私は思っておりますが、この辺のことについてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(千原 祥道君) 総務課長。 ○総務課長(佐佐木幸雄君) ただいまの質問にお答えします。  番地で「地」があったりなかったりという御質問でございますけども、最終的に登記をいたしまして、登記簿に出てくるのが「地」のないもの、何々番何々というぐあいになっておりますので、今回それに統一して、「地」のないもので掲示をさせていただいております。  なお、土地の表示、土地自体をいう場合にはどうも「地」がつかないというのが登記所の方の考え方のようでございます。  それから、面積の相違というのがございますけども、現在はもう国調が終わって実測が出ております。今回提示しておりますのは実測面積、ただ、最初にやりましたものは公簿でやって、それで登記をしております。そういうことで、若干の違いが出てきておると思いますが、今回は国調後の実測面積で掲示をしておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(千原 祥道君) ほかにございませんか。  内田議員。 ○議員(3番 内田 精彦君) ちょっと確認いたしますが、私、面積調べましたところ、83万6,515平米じゃないかと思います、議会議決の数字がですね。そうしますと12万2,660平米合わないわけですが、これは先ほどの番地の「地」があるかないかのことと一緒でございますが、要するに山林地籍調査をして全部が登記済みになったので番地の「地」を外すことになった、面積も議会議決の数字よりかも多いものがここに載せてあると、こういうことでしょうか。ちょっと確認させてください。 ○議長(千原 祥道君) 総務課長。 ○総務課長(佐佐木幸雄君) ただいまの質問にお答えします。御指摘のとおりでございます。 ○議長(千原 祥道君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、57号を終わります。  次は、58号について行います。  内田議員。 ○議員(3番 内田 精彦君) 金額は771万7,500円ということでございますが、ちょっと昨年の12月18日に同じようなバス、これは路線バスでございますが29人乗りが出ております。これは2台で2,079万円ということでございますので、1台に合わせますと1,039万5,000円になるわけでございますが、今回の771万7,500円と比べますと、かなり安くなっておるというふうに思うわけでございますが、公共用交通と観光施設の事業用としていうことでございますので、カタログは同じものがついておりますが、なぜといいますか、どうしてこう安くなるのか、わかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(千原 祥道君) 野原企業経営課長。 ○企業経営課長(野原万寿老君) 御質問にお答えいたします。12月の2台につきましては、奥出雲交通用の路線バスでございまして、このバスをベースに中の改造費が含まれております。その関係で、今回は改造費がありませんので、このように安くなってるということでございます。 ○議長(千原 祥道君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、質疑を終わります。  討論を行います。  最初に、日程第37の議案第55号についての討論を行います。ございませんか。               〔討論なし〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、議案第55号を終わります。  続きまして、日程第38の議案第56号についての討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、参ります。  日程第39、議案第57号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程第40、議案第58号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、討論を終わります。  採決を行います。  最初に、日程第37、議案第55号、奥出雲町職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。  次、日程第38、議案第56号、奥出雲町職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。  次、日程第39、議案第57号、奥出雲町立自然公園の設置及び管理に関する条例制定についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。  次、日程第40、議案第58号、財産の取得についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第41 同意第2号 から 日程第44 同意第5号 ○議長(千原 祥道君) 次に、日程第41、同意第2号、奥出雲監査委員選任同意について、日程第42、同意第3号、奥出雲名誉町民選定同意について、日程第43、同意第4号、奥出雲名誉町民選定同意について、日程第44、同意第5号、人権擁護委員候補者推薦同意について、以上の4議案につきましては、会議規則の規定により、一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  最初に、佐佐木総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  同意第2号 奥出雲監査委員選任同意について  同意第3号 奥出雲名誉町民選定同意について  同意第4号 奥出雲名誉町民選定同意について   ─────────────────────────────── ○議長(千原 祥道君) 続きまして、植田町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  同意第5号 人権擁護委員候補者推薦同意について   ─────────────────────────────── ○議長(千原 祥道君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。
     最初に、日程第41、同意第2号についての質疑を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、続きまして、同意第3号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、続きまして、同意第4号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、同意第5号について行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  最初に、日程第41、同意第2号について討論を行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程第42、同意第3号について討論を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、日程第43、同意第4号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようでございますので、次、日程第44、同意第5号について行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、討論を終わります。  採決を行います。  日程第41、同意第2号、奥出雲監査委員選任同意についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり同意をされました。  次、日程第42、同意第3号、奥出雲名誉町民選定同意についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり同意をされました。  次、日程第43、同意第4号、奥出雲名誉町民選定同意についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり同意をされました。  次、日程第44、同意第5号、人権擁護委員候補者推薦同意についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり同意をされました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第45 発議第2号 ○議長(千原 祥道君) 次に、日程の第45、発議第2号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  14番、若月康男議員。 ○議員(14番 若月 康男君) それでは、議員報酬並びに費用弁償支給条例の一部改正につきまして、議員発議をさせていただきます。  発議第2号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例(平成17年奥出雲町条例第46号)の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。平成22年3月19日提出。提出者、奥出雲町議会議員、若月康男。賛成者、同じく村尾明利。賛成者、同じく岩田明人。賛成者、同じく大垣照子。賛成者、同じく松﨑正芳。賛成者、同じく若月忠男。  提案理由でございますが、奥出雲町議会議員議員報酬について、報酬月額を減額して支給するためでございます。  1枚はぐっていただきまして、現在も一部につきまして支給を減額しているところでございます。議長にあっては月額2万1,000円、それから、副議長にありましては1万7,000円、それから、常任委員会の委員長及び議会運営委員会の委員長にあっては1万5,000円、また、議員にあっては同じく1万5,000円を減じた額を現在支給をしているところでございますが、これが本年3月31日で時限の条例が切れるということでございます。これを2年間延長いたしまして、平成24年3月31日までとするものでございます。  附則で、この条例は、平成22年4月1日から施行するということにしております。  どうかひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(千原 祥道君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、本案に対する質疑を行います。ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、質疑を終わります。  続いて、討論を行います。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、討論を終わります。  それでは、採決をいたします。  日程第45、発議第2号、奥出雲町議会議員議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第46 発議第3号 ○議長(千原 祥道君) 次、日程第46、発議第3号、核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  14番、若月康男議員。 ○議員(14番 若月 康男君) 続きまして、発議第3号、核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)提出について。核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)を会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出する。平成22年3月19日提出。提出者、奥出雲町議会議員、若月康男。賛成者、同じく村尾明利。賛成者、同じく岩田明人。賛成者、同じく大垣照子。賛成者、同じく松﨑正芳。賛成者、同じく若月忠男。  1枚はぐっていただきまして、読み上げさせてもらって説明にかえさせていただきます。   ───────────────────────────────        核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)  奥出雲町は、平和憲法の精神にのっとり「非核三原則」を将来ともに遵守し、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴えるとともに、次代を担う子どもたちに、戦争の悲惨さと平和の大切さを語り伝え、世界平和実現のため努力することを誓い、平成18年3月31日に「非核平和の町」を宣言しています。  昨年4月のオバマ米国大統領の「核兵器のない世界」に向けた演説以降、米国とロシアとの第1次戦略兵器削減条約の後継条約の交渉開始、核不拡散・核軍縮に関する国連安全保障理事会首脳級会合における全会一致での決議の採択、同会合での鳩山総理の核兵器廃絶の先頭に立つとの決意表明など核兵器廃絶に向けた世界的な流れは加速しています。  こうした歴史的な流れを更に確実なものとし、核兵器廃絶を早期に実現するためには、明確な期限を定めて核保有国を始め各国政府が核兵器廃絶に取り組む必要があります。  よって、国会及び政府におかれては、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の趣旨に賛同し、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議において同議定書を議題として提案していただくとともに、その採択に向け、核保有国を始めとする各国政府に働きかけていただくよう強く要請します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。    平成22年3月19日                 島根県奥出雲町議会議長 千 原 祥 道  (提出先)  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  総務大臣  外務大臣   ───────────────────────────────  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(千原 祥道君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、本案に対する質疑を行います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、次、討論を行います。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、討論を終わります。  採決を行います。  日程第46、発議第3号、核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書(案)提出についてを採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手全員です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。なお、「案」は削除をいたします。   ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第47 発議第4号 ○議長(千原 祥道君) 次に、日程第47、発議第4号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書(案)提出についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  9番、松﨑正芳議員。 ○議員(9番 松﨑 正芳君) 発議第4号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書(案)提出について。「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書(案)を会議規則第14条の規定により、別紙のとおり提出する。平成22年3月19日提出。提出者、奥出雲町議会議員、松﨑正芳。賛成者、同じく景山孝志。賛成者、同じく内田勇。  1ページはぐっていただきまして、読み上げますので、よろしくお願いいたします。   ───────────────────────────────        「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に        反対を求める意見書(案)  今日、選択的夫婦別姓に関する国民世論は分かれており、国民的合意には至っていません。また、三世代同居の減少など家庭をとりまく環境の変化に加え、離婚の増加、児童虐待等、家族の絆が希薄になっており、これらを憂うる立場から伝統的家族の価値観を尊重する国民感情も根強くあります。  本来、民法は家族を保護する為の基本的な法制度であり、安定した家庭生活が営まれるよう夫婦関係、親子関係等を保護しているものであります。  従って、選択的夫婦別姓制度が導入されることになれば、夫婦の一体感の希薄化、しいては離婚が容易に出来る社会システムの形成に繋がることが懸念されます。のみならず親子別姓や(場合によっては兄弟別姓をもたらすこともあり)子供の心に取り返しのつかない傷を与えることになりかねません。子供に与える影響を鑑みれば我が国の将来に大きな禍根を残すことになると危惧するものであります。  家庭の重要性が叫ばれる今日、むしろ必要なのは社会と国家の基本単位である家族の一体感の再認識であり、家族の絆を強化する施策ではないでしょうか。  尚、一部の働く女性から旧姓使用を求める声がありますが、これについては、民法を改正する必要はなく、各分野の運用面での対応等で現実的方策による解決を図るべきであります。  以上の内容を踏まえ、政府に、婚姻制度や家族の在り方に極めて重大な影響を及ぼす「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を強く求めるものであります。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。    平成22年3月19日                 島根県奥出雲町議会議長 千 原 祥 道  (提出先)  内閣総理大臣  法務大臣  男女共同参画担当大臣   ───────────────────────────────  以上でございます。 ○議長(千原 祥道君) 以上で提案理由の説明を終わります。  本案に対する質疑を行います。               〔質疑なし〕 ○議長(千原 祥道君) 質疑はないようですので、次、討論を行います。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) ないようですので、討論を終わります。  採決を行います。  日程第47、発議第4号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書(案)提出についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(千原 祥道君) 挙手多数です。よって、本案は、原案のとおり可決をされました。なお、「案」は削除をいたします。   ─────────────・───・───────────── ◎日程第48 閉会中の継続審査及び継続調査 ○議長(千原 祥道君) 次、日程第48、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。  お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり閉会中の継続の審査及び継続の調査の申し出があっております。申し出のとおり、閉会中の継続の審査及び継続の調査とすることに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千原 祥道君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに決しました。   ─────────────・───・───────────── ○議長(千原 祥道君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議はすべて終了をいたしました。  これにて平成22年第1回奥出雲町議会定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。             午後1時50分閉会   ───────────────────────────────...