雲南市議会 2021-03-22
令和 3年 3月定例会(第7日 3月22日)
令和 3年 3
月定例会(第7日 3月22日)
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令和3年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第7日)
令和3年3月22日(月曜日)
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議事日程(第7号)
令和3年3月22日 午後1時30分開議
日程第1 各
委員長報告
日程第2
委員長報告に対する質疑
日程第3 討論
日程第4 表決
日程第5 発議第1号
緊急事態宣言の影響を受ける
飲食店等への支援を求める
意見書
日程第6
委員会継続審査調査の件
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本日の会議に付した事件
日程第1 各
委員長報告
日程第2
委員長報告に対する質疑
日程第3 討論
日程第4 表決
日程第5 発議第1号
緊急事態宣言の影響を受ける
飲食店等への支援を求める
意見書
本
委員会は、令和3年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、
会議規則第111条の規定により報告します。
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本
委員会に付託された議案11件について、3月12日と15日に
委員会を開催し6名の委員で審査を行いました。
詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告します。
議案第3号、雲南市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について。本条例は、平成27年度に
滞納管理システムの更新を行った際、
社会保険の
保険料等に係る
延滞金を軽減するため
厚生年金保険法等の一部を改正する法律の趣旨を踏まえ、
国民健康保険料においても同様に
延滞金の
軽減措置を3か月に拡充する配慮を求められたことに対し再検討し、その
軽減期間の拡充を決定の上、現在まで運用してきたものであります。
国民健康保険条例の一部改正を失念していたため改正を行うもので、質疑では今回3か月を1か月に変更することは通達に従って行うということであるが、その他の市民税、
固定資産税、
軽自動車税及び市税以外の
分担金等における
延滞金の
計算方法と同一なのか。また、均衡は取れているのかとの問いに対し、今回の通達があった部分は
社会保険の
保険料等に関することであったので、
国民健康保険料及び
後期医療保険料について
延滞金の
軽減措置を変更する。その他市税の
延滞金は、一月経過をするまでの期間として条例等で定め運用しているとの答弁でした。
延滞金の税率の計算について、関係課が連携して
意思決定をしていくと思う。2月3日の
教育民生常任委員会の説明では
債権管理対策課が説明し、今回は
市民生活課の説明であった。国保の場合、関係するのは
市民生活課、税務課、
債権管理課の3課が関係する。例えばこの3か月を1か月にするような
組織決定をして
システムに乗せていくが、
意思決定はどこがやっていくのかなど責任の所在を明確にすることで再発の防止につながると思うがとの問いに、3課にわたっており、
資格給付が
市民生活課、税務課では賦課、
債権管理対策課では徴収を担当する。今回の
システム改修は
債権管理課である。3課が当然連携するところでやっているということで、今後については3課の共同で
再発防止ができたらと思っているとの答弁でした。
議案第4号、雲南市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について。議案第3号同様に、通達があった理由は
リーマンショックの影響で収入が減って厳しい世帯が増えたことに対して少し緩和できるところ、緩和しようという考えにおいてこの制度が入ってきたと思う。今は
コロナ禍ということで、
リーマンショック以上と言われている。こうしたときに制度を直すことは必要であるが、他の税収についても検討することは必要と思うので、横の連携を取りながら検討していただきたいとの意見に、改めて様々な条例について検討はすべきと思うが、一方で
延滞金は
延滞期限を過ぎて納められた方に対する一種のペナルティーである。
納付期限までに真面目に納めていただいた方との差別化を図るという意味においても、厳しい
延滞金が国で決められているので原則的には国の
法律どおり市においても運用すべきと考えているが、御指摘の様々な部局と協議していきたいと思うとの答弁でした。
なお、議案第3号及び議案第4号は同様の事案であることから、そもそも
地方公務員法で言う職員としての遵守すべき
法令主義というところを徹底していないということで起きてくると思う。よく内部で協議をし、
地方公務員法に基づく業務の在り方について法に従って考えてほしいとの意見を付しました。
議案第12号、雲南市
いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について。本条例は、平成25年に
いじめ防止対策推進法が制定され、それに基づいて
児童生徒の
いじめ防止等に必要な組織を設置するものです。
条例は大きく3つあり、1つ目に雲南市
いじめ問題対策連絡協議会を設置し、様々な
関係機関に参画していただき、
いじめの総合的な防止について協議する。2つ目に、雲南市
いじめ問題対策委員会を設置する。これは
重大事案が発生した場合に、
保護者等からの求めに応じて
教育委員会が設置する
調査機関という形になる。3つ目に、雲南市
いじめ問題調査委員会がある。
いじめに対する
教育委員会の調査が進まないときに、首長が
捜査機関を設けて
いじめ問題に関する調査を行い、報告を行うものである。これらの組織についてはこれまでの法律では
努力義務であり、これまで設置していなかったのでこのたび設置をして総合的な
いじめ防止対策を図っていくとの説明であった。
この説明に対し、現在雲南市の小・中学校でどのような事案の
いじめが起こり、
発生件数はどうかとの問いに、2学期末で件数は小学校で42件、中学校で28件、合わせて70件。令和元年度は2学期末で小学校が62件、中学校は23件で85件であった。若干の
減少傾向である。
問題行動の対
教師暴力や
生徒間暴力は、昨年度と今年度の比較では
減少傾向にある。内容については、基本的に
友人関係のトラブルが多い。SNSに関しては、そんなに数が上がっているという状況ではないとの答弁でした。この協議会は20人以内で組織をするということであるが、この中に
一般公募による民間人を入れる考えはないか。
いじめに遭ったことがある子供の保護者など
一般公募で入れることを考えてはどうかとの問いに対し、
一般公募について貴重な意見をいただいた。
一般公募という項目を設けていないが、入っていただいたほうがより議論が活発化するのではないかと考えている。
一般公募という項目の追加については、今後検討するとの答弁がありました。
議案第52号、令和3年度雲南市
病院事業会計予算。令和3年度の
入院収益について、感染症の
関係補助金が未計上である。今後の体制が未確定で仕方がないと思うが、前年度の
コロナ感染に関わる
補助金は全体で幾らだったのか。3年度はどうなるのか分からないが、
補正予算で改善すると思う。前年度はどのくらい
コロナ関係の
補助金があったのかとの問いに対し、令和2年度の状況はコロナの
体制整備や
医療機器購入などに対する
補助金と、空床を確保するための
補助金と大きく分けると2種類である。3月もまだ終わっていない状況で確実なところはまだ分からないが、様々な見込みを考えた場合にまず
空床確保が5億円ぐらいあるのではないか。3月の状況にもよるが、さらにプラス4,000万円近くあるのではないか。あと3月の
補正予算後に分かった
発熱外来の体制も医師、看護師が取っているので、これに対応する体制を取ることに対しての
補助金も新たに
補正予算以降のところで確定しつつある。それが1,000万円ぐらいあるのではないかと思っている。あと、
医療機器に関しては約5,000万円というところで計上しているとの答弁でした。
主な
審査状況は以上のとおりです。
採決の結果、付託された議案11件は、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、
教育民生常任委員会の報告とします。
○議長(佐藤 隆司君) 次に、
産業建設常任委員会委員長、11番、
松林孝之議員。
○
産業建設常任委員会委員長(松林 孝之君) 令和3年3月22日。
雲南市議会議長、
佐藤隆司様。
産業建設常任委員会委員長、
松林孝之。
産業建設常任委員会審査報告。議案第6号、雲南市
手数料徴収条例の一部を改正する条例について。議案第7号、雲南市
定住促進住宅条例の一部を改正する条例について。議案第8号、雲南市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について。議案第16号、公の施設の
指定管理者の指定について。以下の公の施設の
指定管理者の指定については、
議案番号のみ申し上げます。議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号、以上、公の施設の
指定管理者の指定については16件です。議案第32号、市道の
路線認定について、議案第33号、市道の
路線廃止について、議案第34号、市道の
路線変更について、議案第38号、令和2年度雲南市
生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)、議案第39号、令和2年度雲南市
水道事業会計補正予算(第5号)、議案第40号、令和2年度雲南市工業用
水道事業会計補正予算(第2号)、議案第41号、令和2年度雲南市
下水道事業会計補正予算(第3号)、議案第46号、令和3年度雲南市
農業労働災害共済事業特別会計予算、議案第47号、令和3年度雲南市
生活排水処理事業特別会計予算、議案第49号、令和3年度雲南市
水道事業会計予算、議案第50号、令和3年度雲南市工業用
水道事業会計予算、議案第51号、令和3年度雲南市
下水道事業会計予算。
本
委員会は、令和3年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、
会議規則第111条の規定により報告します。
続いて、
請願審査です。
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令和3年3月22日
雲南市議会議長 佐 藤 隆 司 様
産業建設常任委員会
委員長 松 林 孝 之
請願・
陳情審査報告書
付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、
会議規則第142条第1項の規定により報告します。
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記。
受理番号、請願第1号。件名、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願書。審査結果、不採択とすべきもの。
本
委員会に付託された議案31件について、3月10日と11日に
委員会を開催し6名の委員で審査を行いました。
詳細な報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。
議案第7号、雲南市
定住促進住宅条例の一部を改正する条例について及び議案第8号、雲南市
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について。本市の
最大課題である
人口減少に歯止めをかけ、社会増に向けた
定住施策として
定住促進住宅及び
特定公共賃貸住宅の
入居者支援事業の
期間延長と支援策の拡充を行うための
条例改正です。
質疑では、入居者への
優遇措置は議案第7号の2団地と議案第8号の2団地のみの対応となるのか。また、議案第7号の減額は5,000円で据置きに対し、第8号は5,000円から1万円の拡充となっているがなぜかとの問いに、第7号分は木次東と
加茂中団地、第8号分は
瑞光団地、
下郡団地であり、その4団地への適用である。
優遇金額の拡充は
瑞光団地、
下郡団地は所在地が吉田、掛合であり、周辺部への
優遇措置としての拡充であるとともに、
下郡団地は半分が
空き部屋であることも加味したとの答弁でした。
また、この制度が始まってからの実績はとの問いに、トータルで145万円の
減免実績となっているとの答弁でした。
議案第23号、公の施設の
指定管理者の指定について(
雲南市道の
駅さくらの里きすき)についてでございます。
他の継続の
指定管理は3年となっていることに対し、当施設が2年とされた理由はとの問いに、隣接地での検討がされている食の
幸発信推進事業との兼ね合いで2年としたとの答弁に対し、隣接の公園も視野に入れた一体的な取組とされている中であえて2年とした根拠はとの問いに、産直市をはじめ新規と既存の営業でのかぶる部分等が未知数であることから一旦区切りを持ち、一体的な管理かそれぞれの管理とするのかも含めその時点で改めるためであるとの答弁でした。
主な
審査状況は以上のとおりでございます。
採決の結果、付託された議案31件は、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、請願第1号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願書について。
最低賃金の
地域間格差をなくし、抜本的に引き上げること。
中小企業支援策の拡充を実現するために、国に
意見書を提出されたいとの請願であります。
審議では、
コロナ禍で
経営自体が逼迫している
中小事業者の現状は
賃金引上げに対する体力は残っていないことと、雇用を守るためにはまずは会社の存続があってこそである。さらに、
現況時給が最も高い東京であっても1,013円で、島根県は792円であることに対し、
最低生活費として掲げられている時給は1,500円はあまりに非現実的であり、到底受け入れられるものではないとの
反対意見がありました。
賛成意見として
請願理由に
中小企業支援もうたわれているとの意見もありましたが、採決の結果、
賛成少数で不採択とすべきものと決しました。
以上、
産業建設常任委員会の報告とします。
○議長(佐藤 隆司君) 次に、
予算審査特別委員会委員長、17番、
藤原信宏議員。
○
予算審査特別委員会委員長(藤原 信宏君)
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令和3年3月22日
雲南市議会議長 佐 藤 隆 司 様
予算審査特別委員会委員長 藤 原 信 宏
予算審査特別
委員会審査報告
議案第36号 令和2年度雲南市一般会計
補正予算(第11号)
議案第43号 令和3年度雲南市一般会計予算
本
委員会は、令和3年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、
会議規則第111条の規定により報告します。
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本
委員会に付託された議案2件について、所管分を各分科会に委託しそれぞれ審査を行いました。3月19日に予算審査特別
委員会を開催し、審査結果について各分科会会長から報告を受け、質疑、討論、採決を行いました。審査の経過と内容の主な点について口頭で報告いたします。
議案第36号、令和2年度雲南市一般会計
補正予算(第11号)における主な分科会報告は、総務分科会会長から定住対策事業について東京23区からの移住支援
補助金等を減額する一方で、宅地購入
補助金は希望が多く子育て世代定住宅地
補助金は継続の要望もある。各種の
定住施策を検証して、効果的な的を絞った施策展開を図るよう求めたとの報告でした。
教育民生分科会会長からは、新エネルギー機器導入
補助金111万3,000円の減額について、件数が減った原因調査はしているかの問いに、詳細な調査は行っていないが
減少傾向にある。原因の一つは、中国電力への売電単価が安くなったことがあるとの答弁であったとの報告でした。
産業建設分科会会長からは、三刀屋木次インターチェンジ周辺地区都市再生整備計画事業1,020万円は事業着手せずに全額を減額している。繰越手続を取り、次年度に送るのが本来の予算執行ではないかとただしたところ、まめなか広場はホテル用地が隣接しておりホテル計画との調整が必要であったが、進捗がなく着手できなかった。ホテル計画を明確に作成するため、一旦全額を落とした。来年度は事業最終年度であり、ホテル事業に影響が出ないよう配慮した上で市側の整備を先に行うとの答弁であった。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた事業者を対象とする農業者緊急支援事業
補助金1,170万5,000円について、感染症の終息が見通せない中で新年度の対応はどうかとの問いには、4月以降の被害状況を把握しながら検討するとの答弁であったとの報告でありました。
次に、議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算における主な分科会報告は、総務分科会会長から各種基金の運用について、債券投資は将来的に安全かつ有利な運用と言い切れない。元本割れのリスクを念頭に適宜運用方針を見直すことや、緊急時に機動的な対応が取れるように求めた。
加茂交流センター建設事業について、実施設計額4億5,660万円は基本設計から31%増である。坪単価に平成29年度建設の掛合交流センターを使うのは安易過ぎる。また、実施設計に至って基本的なかさ上げ工事が追加されるのは予算措置のベースとなる基本設計がずさんであり、庁内で精度の高い基本設計の在り方を検討するように指摘した。
その他、団員の負担となる消防操法大会の見直し検討、ホームページの迅速な更新、効果的な行政評価推進事業の実施等を求めたとの報告でした。
次に、教育民生分科会会長からは番号制度導入事業について会計年度任用職員の1名増員は年度当初から必要な状況かとの問いに対し、現時点でマイナンバーカードの普及率は18%余り。普及啓発に力を入れる。増加が見込まれる申請・交付前処理のために4月から増員したい。
人工透析患者に通院交通費の2分の1を助成する通院費支援事業190万円について、患者の移動支援に格差があってはならないとの請願の採択を踏まえ、その後の進展状況をただしたのに対し、市内の透析治療を行う医療機関や奥出雲町とも協議している。健康福祉部で制度設計に取り組んでいるが、今後庁内での政策検討を進めたいとの答弁であった。
地域とともにある学校づくり推進事業2,238万4,000円について、議論の中心は今まで市内各中学校区に配置されていた教育支援コーディネーターを令和3年度に地域コーディネーターに全て置き換えることにしたことにある。教育支援コーディネーターの役割を整理し、地域と学校をつなぐ役割に専念するよう再構築したいとの変更だが、3月1日の
委員会で地域などへの説明が不足、議論を深める時間が必要といった意見が強く、
教育委員会で内部協議を行い見直すこととした。見直しに当たっては、来年度の処遇について最大限配慮する。教育支援コーディネーターは令和3年度も継続する。令和3年度については、関係者に
教育委員会の考え方を丁寧に説明し意見をいただく。その意見から成果と課題を踏まえ、コーディネーターの役割や業務内容を精査し、4年度以降のコーディネーターについて考えるというものである。
令和3年度に教育支援コーディネーターの予算は計上しておらず、今回提示した見直し案が認められれば継続される教育支援コーディネーターの必要経費を6月補正で対応したいとの説明であった。
見直しの一因となった小中一貫学園化構想も保護者に浸透していないことを指摘し、
教育委員会には教育民生
委員会で出された意見を持ち帰り、ゼロベースでの検討を行って地域格差がないように努め、協議の内容についてはその都度
教育民生常任委員会に報告することの意見を付したとの報告を受けました。
次に、産業建設分科会会長からは道路新設改良費8億4,169万円について、これまで各町2路線ずつとしていた道路整備方針は新年度や見直し計画に反映するのかとの質問に、6月に肉づけ予算を提示するが各町2路線ずつは難しくなっている。今後は小さな拠点を結ぶネットワーク整備として該当する県道、市道を優先的に整備するが、選定に漏れた路線は他事業活用し地域バランスを考慮して整備するとの答弁であった。各町2路線ずつとしていた整備計画を改定するのであれば、再構築する目的と内容を明確にして計画を立てるよう求めた。
農商工連携促進事業は以前は特産品プロジェクト等であり、商品化ができてもその先が広がらなかった。売り切るところまでやるべきではとの指摘に、農商工連携協議会は近年停滞気味であり、プロジェクト自体の在り方を検討している。事業者の自発的な取組が広がるよう、共に模索検討するとの答弁であった。
その他、小規模企業育成資金対策事業の金利を含めた制度の充実、商工会への運営資金上乗せ補助を求めるなどの意見があったとの報告でありました。
討論では、議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算について、国保料負担軽減の法定外繰入れ、教育環境の整備、持続可能な農業支援の予算拡充などを図るべきとして反対討論がありました。
採決の結果、議案第36号、令和2年度雲南市一般会計
補正予算(第11号)は
全会一致で、反対討論のあった議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、予算審査特別
委員会の報告といたします。
○議長(佐藤 隆司君) 以上で
委員長報告を終わります。
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◎日程第2
委員長報告に対する質疑
○議長(佐藤 隆司君) 日程第2、
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、以上で質疑を終わります。
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◎日程第3 討論
○議長(佐藤 隆司君) 日程第3、討論を行います。
討論は議案と請願・陳情とに分けて行います。
最初に議案について行います。
議案に対する討論は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。
最初に、議案第1号、雲南市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてから議案第13号、雲南市非常勤の
委員等の報酬及び
費用弁償条例の一部を改正する条例についてまでの条例13件、議案第14号、
雲南広域連合規約の一部を変更する規約についての規約1件、議案第15号、公の施設の
指定管理者の指定の変更についてから議案第34号、市道の
路線変更についてまでの一般事件20件、計34件の条例その他について行います。
原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、これで議案第1号から議案第13号までの条例13件、議案第14号の規約1件、議案第15号から議案第34号までの一般事件20件、計34件の条例その他に対する討論を終わります。
次に、予算について討論を行います。
予算は令和2年度
補正予算と令和3年度予算の2つに分けて行います。
初めに、議案第36号、令和2年度雲南市一般会計
補正予算(第11号)から議案第42号、令和2年度雲南市
病院事業会計補正予算(第3号)までの令和2年度
補正予算の7件について行います。
原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、これで議案第36号から議案第42号までの令和2年度
補正予算7件に対する討論を終わります。
次に、議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算から議案第52号、令和3年度雲南市
病院事業会計予算までの令和3年度予算10件について行います。
原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。
8番、上代和美議員。
○議員(8番 上代 和美君) 8番、日本共産党の上代和美でございます。
議案第43号、44号、45号について一括して反対討論を行います。
まず、議案第43号、令和3年度一般会計予算に対する反対討論を行います。
この予算は当初予算でありますが、市長選挙後で石飛市長の政策が十分反映されたものではなく、必要最小限の骨格予算となっておりますが、幾つかの点を指摘し反対討論をいたします。
第1に、マイナンバーカード取得を進める人的体制を強化する予算です。この間、様々な施策を打っても取得率がなかなか上がらないのは、市民にとって必要とされていないからです。そもそもマイナンバー制度の狙いは社会保障抑制であり、あらゆる分野の個人情報の集積です。個人情報の漏えいのリスクがあり、またデジタル技術を使える人とそうでない人とのサービス格差が生まれます。国言いなりのマイナンバーカード普及促進はやめるべきです。
第2に、高過ぎる国保料の負担軽減を一般会計からの法定外繰入れで行うべきです。特に、子育て世帯の国保料の均等割は
コロナ禍でさらに重くのしかかります。負担軽減で子育て支援をすべきです。2022年度から国の制度で負担軽減が制度化されますが、
コロナ禍のときだからこそ支援が必要です。
第3に、子供たちの教育環境の整備に力を注ぐべきです。特に老朽化したトイレの修繕、洋式化は早急に計画的に行うべきです。子供たちが最も長く過ごす公共機関が学校です。市役所、総合センター、交流センター、公衆トイレと同じように快適な空間にすべきです。
第4に、農業は雲南市の基幹産業であり中山間地域の再生、食料自給率向上を目指すためにも持続可能な農業政策を進めるべきです。経営の規模拡大や法人化などだけを条件にせずに、地域に存在する農業をやりたい、続けたいと思うあらゆる形態の経営体を対象に農業継続の支援をすべきです。小規模、家族農業を守ることは国連も提唱しています。
第5に、
コロナ禍が長引く中で最後のセーフティーネットである生活保護扶助事業に係る予算が令和2年度実績によって削減されております。年度内に2回補正をするとの説明がありましたが、生活困窮者が今後どのように推移しても対応できるように余裕を持った予算が必要です。
第6に、人権教育は同和教育に偏るのではなく同和問題を含め全ての人権問題は憲法を基礎に据え平等に行われるべきです。
よって、この予算には反対を表明し、反対討論を終わります。
次に、議案第44号、令和3年度雲南市
国民健康保険事業特別会計予算について反対討論を行います。
国保会計においてはあくまでも暫定的な予算で、確定申告が終わって6月に本算定を行い保険料が決まる仕組みになっておりますが、本予算は国保の財政調整基金を約5,700万円取り崩し、保険料を据え置くものです。国保加入者の多くは、年金生活者や非正規労働者など所得の低い方たちです。コロナで苦しんでいる自営業者が加入しているのも国保です。コロナの影響で収入が減った非正規労働者や自営業者の負担軽減について、市としてできることを最大限すべきではないでしょうか。鳥取県倉吉市は、2021年度に限って保険料を1人当たり年間平均約2万3,000円引き下げる方針を決め、減収分は国保財政調整基金で補填し、国保加入者の負担軽減を図るとの新聞報道もありました。今、市民の暮らしや営業が大変なときだからこそ、さらなる基金取崩しで保険料の引下げをするべきです。
よって、この予算には賛成できません。以上で44号についての反対討論を終わります。
次に、議案第45号、令和3年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計予算についての反対討論を行います。
後期高齢者医療制度は、75歳以上の国民を別枠の医療保険に囲い込んで負担増と別枠の診療報酬による差別医療を押しつける悪法です。高齢者の多くは一定の年金収入で生活されています。昨年も保険料の大幅値上げがあり、収入が増えない中での保険料値上げは大きな負担になっております。よって、本予算には反対です。
さらに言えば、安倍政治を踏襲する菅政権は自分のことは自分で何とかするという自己責任を国民に強いる政権です。今国会では、年収200万円以上の75歳以上の方を対象に病院窓口負担を1割から2割にする法案が提出されており、さらに大きな負担を押しつけようとしています。75歳以上になれば多くの方が何らかの疾患を抱え、この医療制度を使わなければなりません。今でも負担が大きく、医療抑制がかかっています。速やかに制度を撤廃し、元の老人保健制度に戻すことを強く指摘し反対討論を終わります。
○議長(佐藤 隆司君) ただいま反対討論のありました議案第43号、議案第44号、議案第45号に対する賛成者の発言を許します。
初めに、議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算について賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 議案第43号について、他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、議案第43号についての討論を終わります。
次に、議案第44号、令和3年度雲南市
国民健康保険事業特別会計予算について賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 議案第44号について、他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、議案第44号についての討論を終わります。
次に、議案第45号、令和3年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計予算について賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 議案第45号について、他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、議案第45号についての討論を終わります。
他の議案について、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、これで議案第43号から議案第52号までの令和3年度当初予算10件に対する討論を終わります。
以上で議案に対する討論を終わります。
次に、請願・陳情についての討論を行います。
産業建設常任委員会に付託された請願・陳情について行います。
請願第1号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願に対する
委員長報告は、不採択とすべきものであります。
よって、請願に賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。
9番、足立昭二議員。
○議員(9番 足立 昭二君) 9番、足立昭二でございます。
私は、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願に賛成する立場から意見を申し上げます。
請願理由にもありますように、厳しい日本経済に
コロナ感染の拡大によって多くの働く皆さん、中小企業の皆さんの生活は深刻な危機に直面をしております。特に島根県も大変な状況になっております。島根県の
最低賃金は、2020年改正され792円です。月に11万から14万円、年収にしますと約130万円から約170万円であります。これではとても生活できる賃金ではありません。この賃金で子育てができるのでしょうか。子供が欲しいと思っても、なかなか決断できない状況にあると思います。私は、人口問題はこの低所得が原因の一つでもあるというふうに思います。こうした年収200万円以下のパート、派遣、アルバイトなど非正規雇用の労働者が年々増えてきています。早急に改善すべきと考えます。
産業建設常任委員会では、
最低生活費として掲げられている時給1,500円はあまりに非現実的であり、到底受け入れられるものではないとの
反対意見があったということでございました。1,500円でも年収は250万から300万円です。決して非現実ではないと考えますし、この間、衆議院選挙、参議院選挙を戦われてきておりますけれども、各政党、
最低賃金は1,000円から1,500円を政策として訴えられております。ただ、一方で、
最低賃金を引き上げれば中小零細企業の皆さんの経営を圧迫することも今の現状からすれば明らかであります。請願にもありますが、政府による助成や融資などが必要です。今回の
コロナ感染拡大による影響を受けた企業、労働者の皆さんに政府は不十分ではありますが支援施策を打ち出しました。やればできるわけです。
最低賃金を上げるとともに、中小零細企業の皆さんに支援をしていくよう国に求めていく行動を島根から起こしていかなければならないと思います。
今回の請願は島根県議会においても提出され、県議会
全会一致で採択をされたと聞いております。
私は、今議会でも丸山知事の東京オリンピック聖火リレーの中止検討表明の発言と、その後取られた行動が多くの県民や全国から支持表明がありました。それは県民の声、飲食店をはじめとする
コロナ禍での生活困窮の実態から改善を訴えられたというふうに思っております。みんなで島根県を守ろう、国の制度を変えていこうという流れが今島根の中で生まれていると思います。そして、東京一極集中と地方切捨ての国の施策にはっきりと意見を述べられたというふうに私は思っております。
GDP、国内総生産6割が国民の消費購買力です。働く皆さんの賃金、とりわけ
最低賃金を上げて経済を支えていくことと中小零細企業の皆さんの政府による支援は対立するものではなく、特に地方では一緒になって取り組む課題だと考えております。後ほど
緊急事態宣言の影響を受ける
飲食店等への支援を求める
意見書が提出をされます。これは飲食店の皆さん方、あるいは旅客業を営んでおられる皆さん方のこの悲痛な声を国会に届けて制度を変えていこうという意見であります。私も賛成をいたします。
私は、今回ここで皆様に訴えようと思って壇上に立ったのは、このパートやそして非正規労働者の皆さんが
最低賃金で苦しい生活をしておられることと、中小零細企業の皆さん方がこの飲食店で苦しんでおられること、これは共通の問題であり対立するものでありません。そういう意味で、先ほど申し上げましたようにこれからは私たちが大きな声で国の制度を変えていく。そういうことが必要であるというふうに思っております。そうした立場から、この
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書をぜひとも皆さんに賛同いただいて
意見書を上げていきたい、そういう思いでございます。
以上、賛成討論といたします。
○議長(佐藤 隆司君) 次に、ただいま賛成討論がありました請願第1号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願書に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。
17番、
藤原信宏議員。
○議員(17番 藤原 信宏君) 議席番号17番の藤原信宏でございます。
請願第1号について
委員長報告に賛成し、原案に反対の立場で討論に参加いたします。
求める
意見書案には、
最低賃金792円を1,500円以上、一気に倍額近くに引き上げる非現実的な内容も含まれ、趣旨に沿い難く思います。
最低賃金の引上げについては、生産性向上のための設備投資などを行い事業場内
最低賃金を一定額以上引き上げた中小企業、小規模事業者に対しては国において業務改善助成金による支援が行われておりますし、また
中小企業支援については事業継続や雇用維持を支援するための資金繰り対策や給付金による支援、雇用調整助成金の拡充等の予算が計上されております。
中小企業の負担が増加する
最低賃金の引上げについては、新型コロナウイルス感染症拡大により経済情勢や雇用環境が悪化し、雇用を守ることが最優先課題となる中で、各都道府県労働局において
最低賃金審議会で議論の上、慎重に決定されるべきものであると考えます。
よって、この請願は不採択が適当と申し述べ、
委員長報告に対する賛成討論といたします。御賛同のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(佐藤 隆司君) 請願第1号について、他に討論はありませんか。
8番、上代和美議員。
○議員(8番 上代 和美君) 8番、日本共産党の上代和美でございます。
請願第1号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願について原案に賛成の立場から討論を行います。
この請願の要旨は、1つに
最低賃金の
地域間格差をなくし抜本的に引き上げることと第2にそのために
中小企業支援の拡充を実現すること、この2つを国に対して求めてほしいというものであります。
今、島根県の
最低賃金は792円であり、毎日8時間働いても月に11万円から14万円の手取りにしかなりません。居住費も必要ですし、地方で生活するには車も必要です。そして人間として豊かに生活するためには、文化、スポーツ、芸術活動などこういったことに使うお金も必要です。この11万から14万円の収入でどうやって生活していけばいいのでしょうか。ましてや家族を養うことは非常に厳しいと言えます。
また、請願者らの団体で調査した全国の最低生計費試算調査によれば、最低生計費は地域による格差がほとんどなく、どこに居住していても月22万円から24万円は必要です。ですから、
最低賃金の高い都市部に労働力が流出するのは当然のことです。
雲南市にとっては、
最低賃金格差がなくなることが人口の社会増の一助になるはずです。また、請願は
最低賃金を引き上げるために
中小企業支援の拡充を国に求めてほしいと言っています。
委員会の中では企業側には増額する体力がないという意見もありましたけれども、請願者の資料の中で中小企業予算の大幅な増額や
社会保険料の使用者負担分減免、税制改正など4つの提言をしておられます。アベノミクスで国民の格差と貧困化が広がり、さらに
コロナ禍で一層厳しい影響を受けた不安定雇用労働者の命と暮らしを守るため、また日本経済の回復を図るためにも
最低賃金の底上げで国民の購買力を高める必要があると私は強く思っております。そして、市民や国民が抱える苦難軽減のために国に声を上げることは地方議会の責務ではないでしょうか。
先ほど9番議員からもありましたが、最後に同じ請願が県議会にも提出されております。2月定例議会で可決成立していることも申し添えておきます。
よって、議員各位の御理解を求め賛成討論を終わります。
○議長(佐藤 隆司君) 請願第1号について、他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、請願第1号についての討論を終わります。
以上で討論を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 表決
○議長(佐藤 隆司君) 日程第4、採決を行います。
採決は議案と請願陳情に分けて
委員長報告ごとに行います。
最初に、
総務常任委員会付託議案について行います。
お諮りいたします。ただいまの総務常任
委員長から審査結果の報告のあった付託議案7件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、
総務常任委員会付託議案7件は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
教育民生常任委員会付託議案について行います。
初めに、反対討論がありました議案第44号、令和3年度雲南市
国民健康保険事業特別会計予算及び議案第45号、令和3年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計予算の議案2件について、電子表決によって採決を行います。
最初に、議員席の参加ボタンのみを押してください。
次に、議案第44号、令和3年度雲南市
国民健康保険事業特別会計予算について採決を行います。
議案第44号について、原案のとおり決することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(佐藤 隆司君) 押し忘れはありませんか。
なしと認め、これにて投票を終了します。
投票結果を集計します。
投票の結果、賛成多数で議案第44号、令和3年度雲南市
国民健康保険事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第45号、令和3年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計予算について採決を行います。
議案第45号について、原案のとおり決することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(佐藤 隆司君) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) なしと認め、これにて投票を終了します。
投票結果を集計します。
投票の結果、賛成多数で議案第45号、令和3年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま教育民生常任
委員長から審査結果の報告のあった付託議案のうち、議案第44号、議案第45号を除く議案第9件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、
教育民生常任委員会付託議案のうち議案第44号、議案第45号を除く議案9件は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、
産業建設常任委員会付託議案について行います。
お諮りいたします。ただいま産業建設常任
委員長から審査結果の報告のあった付託議案31件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、
産業建設常任委員会付託議案31件は、
委員長報告のとおり可決されました。
次に、予算審査特別
委員会付託議案について行います。
反対討論がありました議案第1件について、電子表決によって採決を行います。
議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算について、原案に賛成する方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。
〔投 票〕
○議長(佐藤 隆司君) 押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) なしと認め、これにて投票を終了します。
投票結果を集計します。
投票の結果、賛成多数で議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算については、原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。ただいま予算審査特別
委員長から審査報告のあった付託議案、議案第36号、令和2年度雲南市一般会計
補正予算(第11号)については
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別
委員会付託議案、議案第36号、令和2年度雲南市一般会計
補正予算(第11号)については、
委員長報告のとおり可決されました。
これで議案に対する採決を終わります。
次に、請願・陳情について行います。
産業建設常任委員会に付託された請願第1号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願書について行います。
請願第1号に対する
委員長報告は不採択とすべきものです。
したがって、原案について採決を行います。
請願第1号について、採択することに賛成の方は起立をお願いします。
〔賛成者起立〕
○議長(佐藤 隆司君) 起立少数です。よって、請願第1号、「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める請願書については、不採択とすることに決定いたしました。
これで請願・陳情に対する採決を終わります。
以上で採決を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第5 発議第1号
○議長(佐藤 隆司君) 日程第5、発議第1号、
緊急事態宣言の影響を受ける
飲食店等への支援を求める
意見書についてを議題といたします。
発議第1号について、提出者の説明を求めます。
11番、
松林孝之議員。
〔11番
松林孝之君説明〕
───────────────────────────────
発議第1号
緊急事態宣言の影響を受ける
飲食店等への支援を求める
意見書
───────────────────────────────
○議長(佐藤 隆司君) 説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、質疑を終わります。
お諮りいたします。発議第1号は、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は、
委員会付託を省略することに決定いたしました。
次に討論を行います。
原案に反対の発言を許します。反対討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 他に討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、これで討論を終わります。
これから採決を行います。
お諮りいたします。発議第1号、
緊急事態宣言の影響を受ける
飲食店等への支援を求める
意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は、原案のとおり可決されました。
以上で発議第1号については終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第6
委員会継続審査調査の件
○議長(佐藤 隆司君) 日程第6、
委員会の継続審査及び調査の件を議題といたします。
各
委員長から、
委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、
会議規則第112条の規定により申出がありました。
お諮りいたします。各
委員会の要求により、継続審査及び調査に付する案件については、お手元に配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、
委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。
─────────────・───・─────────────
○議長(佐藤 隆司君) 以上をもって本定例会に提出の案件はここに全部終了しました。
ここで市長から発言を求められておりますので、これを許します。
石飛市長。
○市長(石飛 厚志君) 3月1日から本日まで22日間の会期で開催されました雲南市議会3
月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶申し上げます。
今定例会においては、令和3年度当初予算案をはじめ重要案件について御可決賜り誠にありがとうございました。
審議の間におきましていろいろ御意見、御提言のありました点につきましては、今後の市政運営に当たり十分配慮して進めてまいる所存でございます。
新型コロナウイルス感染症の対策の重要な柱となるワクチン接種に向けましては、先月開設いたしましたワクチン接種対策室を中心に医療関係者や民生委員、地域自主組織の皆さんなどと協力を得ながら4月11日には模擬試験を行うなど、確実に接種を受けられるよう万全の体制構築に向けた準備を進めているところでございます。市民の皆様には一斉放送や市報、ホームページなどによります市からの御連絡に御注意いただきますとともに、接種に関して適切な御判断をいただきますようお願いしたいと考えております。
新型コロナで経営が苦しい事業者様への支援策といたしまして、当初予算で予算計上しております消費喚起・販売促進活動を後押しする支援策をタイミングよく実施していくとともに、さらに
飲食店等への緊急的な事業継続対策として議会に御説明させていただきました給付金事業につきましては、来年度のできるだけ早期に皆様のお手元に届くように努めてまいりたいと考えております。議員の皆様には、引き続きの御理解を賜りますようお願い申し上げます。
今後の状況は不透明ではございますが、刻々と変化する状況に対し
関係機関と連携し迅速かつ柔軟に対応してまいりたいと考えてございます。
さて、大東の河津桜に続きまして段部のしだれ桜も満開でございます。また、木次の斐伊川河川敷あるいは三刀屋の川沿いの桜、そういったものも開花いたしました。新型コロナウイルス感染症への対策を取りながら、また知事が示しておられます飲食をする際、県内の方9人以下という基準も守りながらお花見や歓送迎会をしっかりとお楽しみいただきたいと考えております。
最後に、議員の皆様におかれましては新年度にかけて公私ともに何かとお忙しい時期とは存じますが、健康に十分御留意いただき引き続き本市の発展のため御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。
○議長(佐藤 隆司君) これをもって令和3年雲南市議会3
月定例会を閉会します。御苦労さまでした。
午後2時53分閉会
───────────────────────────────...