雲南市議会 > 2021-03-08 >
令和 3年 3月定例会(第6日 3月 8日)

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  1. 雲南市議会 2021-03-08
    令和 3年 3月定例会(第6日 3月 8日)


    取得元: 雲南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-22
    令和 3年 3月定例会(第6日 3月 8日)   ────────────────────────────────────────    令和3年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第6日)                            令和3年3月8日(月曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第6号)                        令和3年3月8日 午前9時30分開議 日程第 1 一般質問 日程第 2 追加議案の上程 報告第3号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 3 提案理由の説明 日程第 4 議案の質疑 日程第 5 議案各委員会付託 日程第 6 請願・陳情所管委員会付託      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 一般質問 日程第 2 追加議案の上程 報告第3号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 3 提案理由の説明
    日程第 4 議案の質疑 日程第 5 議案各委員会付託 日程第 6 請願・陳情所管委員会付託      ───────────────────────────────                出席議員(19名)       1番 多 賀 法 華       2番 安 田 栄 太       3番 児 玉 幸 久       4番 上 代 純 子       5番 鶴 原 能 也       6番 梶 谷 佳 平       7番 宇都宮   晃       8番 上 代 和 美       9番 足 立 昭 二       10番 中 林   孝       11番 松 林 孝 之       12番 中 村 辰 眞       13番 原   祐 二       14番 白 築 俊 幸       15番 周 藤 正 志       16番 細 田   實       17番 藤 原 信 宏       18番 矢 壁 正 弘       19番 佐 藤 隆 司      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 三 原 修 三  書記 ──────── 山 根 美穂子                      書記 ──────── 吾 郷   静                      書記 ──────── 高 木 作 真      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 石 飛 厚 志  副市長 ─────── 吉 山   治 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 原 田 正 俊 総務部長 ────── 内 田 孝 夫  政策企画部長 ──── 西 村 健 一 防災部長 ────── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 須 田   弘 健康福祉部長 ──── 狩 野 明 芳  産業観光部長 ──── 嘉 本 俊 一 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 西 川   徹 会計管理者 ───── 河 角 郁 夫  水道局長兼上下水道部長 細 木 弘 志 教育部長 ────── 佐 藤 慎 治  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  田 中 孝 治  木次総合センター所長  菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 杉 原 律 雄  吉田総合センター所長  和 泉 博 之 掛合総合センター所長  小 川 浩 平  総務部次長 ───── 末 次 治 良 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝     ───────────────────────────────               午前9時30分開議 ○議長(佐藤 隆司君) おはようございます。  ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりでございます。  会議に入る前に、16番、細田實議員から発言を求められていますので、これを許します。  細田實議員。 ○議員(16番 細田 實君) 私は、3月5日の一般質問の発言におきまして、今の教育委員会にそんなことをする体力も能力もないと思いますよと発言をいたしましたが、能力がないという発言については大変不適切な発言でありましたので、取り消させていただきたいと思います。どうか許可をお願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) お諮りいたします。先ほど16番、細田實議員から発言の取消しの申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、発言の取消しについては許可いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 一般質問 ○議長(佐藤 隆司君) 日程第1、一般質問を行います。  質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。  8番、上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) おはようございます。8番、日本共産党上代和美です。3月定例会に当たり、4項目の質問を通告しております。通告に従い、一問一答方式にて質問いたします。  初めに、コロナ対策について質問をいたします。  丸山知事が政府に対し県内飲食業者の窮状を訴え、コロナ対策の強化、業者への給付金支給聖火リレー中止検討などを表明したことが全国で話題になりました。感染拡大地域の影響は地方経済に大きく影響を及ぼし、感染が大きく広がっていない雲南市でも大打撃になっています。コロナウイルスは、無症状の感染者が感染を広げていくことが重要な問題です。多くの専門家が、感染症拡大防止の基本は検査で感染者を把握し、隔離して、保護をすることだと言っているのに、菅政権はPCR検査を積極的に増やそうとしてきませんでした。感染者が減少してきた今こそ、今度こそPCR検査を抜本的に増やして、感染拡大している地域での無症状者を含めた感染者の把握、隔離、保護でコロナウイルスを封じ込める必要があります。今、変異株への警戒も専門家から指摘されています。都市部の感染を抑えることが地方を守ることにつながるので、積極的検査の拡充を国へ強く求めるべきではありませんか、市長の見解を求めます。 ○議長(佐藤 隆司君) 狩野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(狩野 明芳君) おはようございます。それでは、御質問にお答えをいたします。  感染拡大をしている地域での無症状者を含めた感染者の把握と保護で、感染を封じ込めることの必要性はあるというふうに考えております。  一方、無症状者の方を対象とした確認のための検査で、医療や検査体制が逼迫することがあってはならないとも考えております。  島根県においては、感染者が発生した際には幅広い検査を実施され、感染の広がりを抑えられております。  感染拡大地域から現状を訴えられ、国において対策を講じられるべきと考えております。  また、市民の皆様には、御理解と御協力をいただいておりますマスクの着用や、職場や会合での検温や手指消毒、定期的な換気や三密の回避など様々な場面で感染予防対策に取り組んでいただいていることが雲南市での感染拡大を防ぐ一番の力だと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 部長のほうからは、検査の重要性を認識しているということでありました。  日本は、PCR検査が大変世界に比べても少ないです、数が。世界でも140位台ぐらいを前後している、そういう少なさです。ノーベル賞受賞しておられる本庶佑先生など多くの専門家や医療に従事しておられる方々からも、もう教科書の書いてあるのは感染拡大防止の基本は検査だと、こう本当に何回も何回も言っておられます。その検査をすることが地方を守ることにつながるということで、ぜひ市長からも国、県、丸山知事おっしゃっておられますが、強く要望していただきたいというふうに求めます。  次に、私は、これまでの議会の中で社会的検査の重要性を訴えてきましたが、その必要性がますます増していると思っております。  それは1つには、地方の医療体制についてであります。この間の市立病院での感染のように、コロナ感染は誰にでも起こります。誰に起こってもおかしくない状況だと思っております。市立病院での感染の発表は、とても心配をされましたけれども、封じ込めることができて本当によかったと私は思っております。  しかし、地方は医療体制がどうしても都市部に比べ脆弱です。一旦感染が広がったり、クラスターが発生すれば、医療崩壊につながり大変なことになります。だから社会的検査が必要なのです。  2つ目に、クラスターについてです。この間、5人以上のクラスターの発生の45%が医療と介護施設です。ここでの発生は、命に直結する問題となります。医療機関や介護施設での定期的な社会的検査は急務となっています。  3つ目に、だからこそ全国でも半数を超える25都府県が社会的検査を実施または計画しておられます。隣の鳥取県でも実施され始めています。市として、感染すると重症化させるリスクの高い医療従事者介護従事者高齢者施設職員などに対する積極的な社会的検査を全額国費で行うよう国に強く求めるべきです。同時に、市として県と連携し、この社会的検査を実施すべきだと思います。市長の見解を求めます。 ○議長(佐藤 隆司君) 狩野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(狩野 明芳君) 全国的にも高齢者施設などでのクラスターの発生事例があり、重症者の増加が心配をされております。  これまでも島根県においては感染状況によって、感染拡大防止のための検査が幅広く行われてまいりました。また、国・県の制度においても、医療機関の従事者や妊婦へのPCR検査体制高齢者施設などの入所者、介護従事者への検査費用の助成などに取組が行われております。  今後感染が拡大をする状況になれば、安心して医療や介護に従事していただけるよう、十分な検査体制について国への要望を検討してまいります。また、市においても、今後島根県の指導により、必要な状況があれば実施について検討してまいります。  病院はもちろん、施設においても入所者の方や職員の方の毎日の検温や健康観察、マスクの着用、手指衛生はもちろん、環境の消毒をお願いし、引き続き感染防止対策に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 助成が行われている。市としても検討するということでした。  私は、今回市立病院で感染が起こって、本当に幸いなことに抑えられた、市立病院の職員の皆さんの本当に大変な御努力によって感染が抑えられたというふうに理解しております。本当まかり間違えば感染広がるという危険があったと私は思っています。  その点では、やはり今このクラスター発生することの45%がそういうところで起こっているし、重症化すると医療崩壊に結びつくいうこともあります。そして今、検査でも唾液をプールして何人かの検査ができるような、プール検査ができるようなことにもなっておりますし、大量に検査処理ができる、自動化できる機械もできております。検査の容量は大きくなっているので、ぜひしっかりと検討して、研究していただいて、これは早く取り入れてほしいと思います。それはそこに従事している皆さんが本当に心配をしてストレスを抱えながら毎日労働しておられる実態を見ればやっていただきたい、このことを強く求めますが、いかがですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 狩野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(狩野 明芳君) まず、市立病院のほう、先ほど議員がおっしゃいますように心配をしましたけれども、非常にある意味広がりがないように徹底的にやられていたというとこのあかしであったんじゃないかなというふうに思っております。本当にすばらしく取組はされていたというふうに思っております。これにつきましても島根県におきましては、従来より幅広く検査もされまして、今回もそれがないように幅広く入院患者の皆さんとか、あるいはその病棟の方も含めまして検査をされて、それも含めて今回適切な対応をされていたと思いますし、市立病院でも必要な検査は、これまでもどこかに行かれて不安がある場合とかなんかも含めて検査はされておりますので、これからもされていくと思っております。  議員おっしゃいますように、全般的に検査は全国的にやっぱり必要な部分でありますが、一方で、先ほど言いましたように、いわゆるどうしても人が関わりますので、人員体制の逼迫があったりはしたらいけないと思いますので、まずは感染拡大をしている地域からしっかりとそういう体制を取られた中で、今この地域におきましてもどのような形ができるのか、あるいはそういうことにつきましては引き続き検討していきながら広がりがない体制につきまして検討をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 医療の分野ではかなり感染の防止はきちっとなされておりますけれども、高齢者福祉施設介護施設、そういう体制はなかなか難しいと思っておりますので、ぜひとも検討を求めて、次の質問に移ります。  今議会では多くの議員から長引くコロナ禍の影響を受け、営業の持続が難しくなってきている業者さんの実態が報告されております。飲食業を中心に、1年の中でも最も収入が多くなる3月、4月の時期を昨年と今年とお客さんが減って厳しい営業実態が続いているのが実際です。私がお話を聞かせていただいた業者さんからは、テークアウトやいろいろな工夫もしているが、どうにもならない。持続化給付金のような直接支給をしてもらいたいという切実な声が上がっています。コロナ禍は、災害に匹敵するものです。自助では立ち行きません。市として国へ持続化給付金を再度給付するように強く求めるべきです。また、他の議員に対して答弁の中で市長は、市としても収入が3割以上減少した業者への支援を考えているとおっしゃいましたが、財源については明確な答弁はありませんでした。議会前の今年度予算説明で、昨年国から交付された地方創生交付金を1億2,000万円も基金としてためると説明を受けました。これだけ市内経済が疲弊し、業者が持ちこたえられるかどうかの瀬戸際にあるとき、基金としてためるということでいいのでしょうか。すぐにでもこのお金を活用して、今こそ厳しい業者への直接支援拡充に使うべきだと私は思いますが、市長の見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 嘉本産業観光部長。 ○産業観光部長(嘉本 俊一君) 飲食等の事業者への支援ということでございまして、その支援につきましては、これまでも説明をしておりますとおり、喫緊の支援ということで飲食・宿泊業をはじめ売上減少が著しい事業者に向けた給付金事業の創設を今考えているところでございまして、速やかに手続を取りながら実施をしてまいりたいというふうに考えております。  そうした市としての持続化給付金事業になるわけでございますけれども、議員おっしゃられますとおり、国のほうにそうした要請をすべきだという点につきましては、現在県の知事会、全国の知事会のほうでも要請をされておりますので、そうした状況も踏まえながら市としての対応をまた考えていかなければならないというふうに考えているところでございます。  それから財源につきましては、国の感染症対応地方創生臨時交付金、これが今年の2月のところでの新たな追加ということで、雲南市のほうへも約3.5億円の配分が見込めるという状況でございますので、そうした財源を活用してまいりたいというふうに今考えているところでございます。  1.2億円の積立てにつきましては、ケーブルテレビ網光ファイバー化に伴う事業に充てるということでございまして、学校の教育にも活用されると同時に、今後、コロナ禍の産業面でもテレワークとか、そうしたデジタル化が進んでくる上では非常に重要な基盤整備に事業に役立てるわけでございますので、そうした点での御理解をいただきたいと思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 業者への支援というのは、非常にタイミングが大切だと思っています。機を逃したら、廃業になってしまう業者がどんどん増えてくる可能性があります。私は、今回市長交代ということで、なかなか難しい予算編成があったとは思いますが、そもそもこの1億2,000万円というお金が昨年の事業者への支援に使われるはずだったものでしたが、それが持続化給付金のほうにどうも業者の皆さん申請されたようで、1億4,000万円、12月補正でマイナスになった、このことではないかと私は思っております。ぜひとも今回の予算には国の3月補正が3.5億円充てられるということですけれども、私はそれは逆だと思っております。今すぐにでも、この交付金を積み立てるのではなくて、お金を活用してこそだと私は考えておりますが、いかがでしょうか、市長の見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 内田総務部長。 ○総務部長(内田 孝夫君) まず補正による1億4,000万円の減額につきましては、これにつきましては国の制度のほうへ回られたということでございまして、その部分を減額したということでございます。  さらに1.2億円の基金の積立てにつきましては、これまでも議会にお話をしておりますけれども、基金造成につきましては条例の設置を行って、その時点で議会のほうにもお話をさせていただいとります。1億4,000万を原資として1億2,000万積み立てるということではございませんので、その点については御理解をいただきたいと思います。
    ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) いずれにしましてもタイミングは早くないと大変なことになりますので、臨時会をしてでも私は早い支援策を講じるべきだと思います。そのことを求めて、次の質問に移ります。  次に、ジェンダー平等について質問いたします。  森喜朗東京五輪パラリンピック組織委員会元会長の女性蔑視発言は、いかなる差別もないというオリンピック憲章にうたわれた精神に完全に逸脱する発言であり、今の日本のジェンダー差別の実態がまさにジェンダーギャップ指数世界121位であることをはっきりと示しました。一方で、森氏のような人権感覚はおかしいのではないかという大きな世論が世界でも日本全国でも巻き起こり、辞任に追い込まれたという事実も今の日本の新しい流れとして起こってきていることも確かです。コロナ禍にあって、非正規雇用の多くを占めるのは女性です。その女性たちが解雇や就業時間の短縮、自宅待機で収入が減り、厳しい状況に立たされています。全国的にDV被害や自殺者も増えている状況も報道されています。また、コロナ禍で浮き彫りになったのが、看護師、介護従事者、保育士、物流など人々が日常生活を送るために欠かせない仕事を担っているエッセンシャルワーカーの存在です。特にケア労働を担っている人たちの賃金が低く抑えられていることが大問題になっています。しかもそこで働く人の多くは女性です。この方たちの仕事の内容、専門性の必要性を考えるならば、賃金など処遇の改善がどうしても必要ではないでしょうか。ジェンダー差別が多くの矛盾と人権侵害を引き起こしています。私は、社会の発展の上でも雲南市の発展のためにも今こそジェンダー平等の視点を貫くことがとても重要になってきていると思います。今までの考え方をさらに発展させて、市政の様々な課題の政策決定において、特に法令や条例に規定された審議会等への女性参画、庁舎内での女性管理職の登用など市の数値目標を実現し、多様な意見が取り入れられるようにすべきと思いますが、市長の見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 市政の様々な政策決定の過程においては、性別に関係なく誰もが平等に参画する機会を得ることは、多様な意見を取り入れるために非常に重要なことと私も考えてございます。  そうした考えの下、第2次雲南市男女共同参画計画に基づき、講演会や学習会、研修会などを開催するなど、継続的に取組を進めているところでございます。審議会などへの女性の参画率は、ここ5年間ではおおむね25%前後で推移している状況で、目標値の40%にはまだまだ及んでおりません。  しかし、雲南市審議会等における女性登用率向上のためのガイドラインに基づきまして、市役所の各部局における審議会等の新設及び委員改選時には、男女共同参画センターと事前協議を行い、参画率向上について共通理解を持ちながら女性の参加拡大に努めております。  市役所の女性管理職の登用につきましても、目標率25%に対し、ここ5年で20%前後といった状況でございます。これにつきましても、職員の適材適所への配置と登用を重視しながら、女性の管理職登用を積極的に進めてまいりたいと考えております。  市といたしましては、性別や年齢に関係なく誰もが平等に社会に参画し、貢献できる雲南市となるよう、多様性を尊重したまちづくりを進めてまいります。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 市長、しっかりとした答弁いただきました。ぜひ実効ある計画目標に沿った実現を求めたいと思います。  世界から見て、日本は周回遅れのジェンダー後進国となっています。今や男女平等だけでなく、先ほどもおっしゃいましたように多様な性を持つ方の人権を考慮し、守らなければなりません。学校現場では子供たちの実態に即して多様性を尊重しながら教育実践が行われていることも聞いております。一人一人を大切にし寄り添っていかれる教育は時間がかかると思いますが、子供たちにとって生きた人権教育になると思います。私たちは、長年にわたって男性はこうあるべき、女性はこうあるべきと知らず知らずのうちに何回も何回もこういった行動規範や役割分担を刷り込まれてきました。そしてそのことによって人権が侵害されてきた実態があります。学校教育社会教育の場でのジェンダー平等についての学習が非常に重要であり、令和2年3月に策定された第2次雲南市男女共同参画計画に沿って市として積極的に取り組むべきと考えますが、見解を求めます。 ○議長(佐藤 隆司君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 学校教育におきましては、年間指導計画に基づいて、発達段階に応じて様々な教科・領域において、男女共同参画に関する教育に取り組んできております。  例えば小学校の家庭科の「家庭生活と仕事」という単元では、男女が互いに協力・分担することへの理解、特別な教科道徳では異性への理解、特別活動の学級活動では、互いのよさを見つけ、違いを尊重し合うことなどを狙いとして学んできております。  また、中学校では、社会科公民的分野の「私たちと現代社会」の単元においては、両性の本質的平等の理解、技術家庭科の「家族・家庭生活」では、互いの立場や役割の理解、家族の協力について学んできております。  また、社会教育においても雲南市男女共同参画センターを中心に、市内各地域において各種講座や研修等の事業を実施し、啓発を推進してきております。引き続き、市民誰もがその個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を目指して、教育・啓発を推進してまいらなければならないというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 学校教育社会教育の中での実践の経験をおっしゃっていただきました。  実際の社会の中で、なかなかしかし、実態としてはセクハラとか、パワハラとか、様々なハラスメントや人権侵害が実態として起こっております。こういったことを1つずつなくしていく、このことが重要ですし、雲南市が発展するためには、さっき市長もおっしゃいましたけど、多様な意見を取り入れるということが必ず力になると私は思いますので、ぜひともこのことは施策の全ての面において初志貫徹していただきたいということを求めて、次の質問に移ります。  次に、原発問題について質問をいたします。  福島原発事故からしあさってで10年目になります。私たちは、この世界でも例を見ない苛酷事故を決して忘れてはならないと思っています。いまだにふるさとへ帰還できない方が3万5,000人を超えます。汚染水問題、核のごみの最終処分場問題など多くの問題が解決されないままになっています。私は、事故後8年目を迎える福島へ視察に行き、南相馬市の住民の方々から話を伺う機会がありました。そのときある方が、余震が起こって新たな被害が出るのではないかと本当に心配だ、こうおっしゃっておりましたが、2月13日、福島、宮城両県を中心に起きた震度6強の地震は、住民にとってまたもや原発事故を想起させる恐怖になりました。島根原発30キロ圏内に位置する雲南市にとっても、原発問題は他人事ではない大きな問題です。島根原発2号機の再稼働の動きが来年度、2021年度にも出てくる可能性があります。市長も、私たち議員議会も再稼働の可否が問われます。福島原発事故の教訓を踏まえれば、一旦事故が起きれば他の災害とは次元の違う多大な犠牲とふるさとに帰還できない困難さ、終息に向けてどれだけコストがかかるのか分からないような状態、たとえ事故が起きなくても核のごみの最終処分がいまだに解決できないこと、そしてコロナ禍においてさらなる困難を国民が強いられることになるなど、またさらに言えば、昨日の中央新報1面トップでも報道されているように、76%が脱原発志向であり、国民世論ははっきりしています。私は島根原発の再稼働はすべきでないと考えますが、市長の見解を求めます。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 繰り返しになりますが、島根原子力発電所の稼働については、原子力規制委員会の審査終了後、国及び県から安全性や稼働の必要性、住民の避難対策などについてよく説明を受け、市議会をはじめ、住民の方々も参加する雲南市原子力発電所環境安全対策協議会、原子力に関連する知見を有する方々から成る雲南市原子力安全顧問会議などの意見をよく聞きまして、総合的に判断していく考えであります。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 繰り返しの答弁でございました。  市長のなかなか御本人の見解を聞けない。ぜひ聞かせていただきたいですけど、いかがですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 先ほどの答弁のとおりでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 今NHKとかテレビでも福島原発事故の記録というか、ドラマとか、様々なドキュメンタリーとかやっております。また、山陰中央新報でもこの10年を振り返った記事がたくさん載っております。私は、それもう一回見直しておりますけれども、本当にこの苛酷事故、幸いにも溶融炉が爆発しなかったためにあそこの範囲でとどまっておりましたけれども、これが溶融炉自体が爆発していたら東日本が壊滅するという事態があったということも出されておりました。本当に恐ろしい事態があったということがあります。  そして世界の流れは、ドイツなどでは、この事態を対岸の火事としてしっかり教訓として据えられて、再生可能エネルギーのほうに軸足をかじを切ったということです。原発をやめることで再生可能エネルギーがぐっと伸びて、半分まで賄うという今実態です。私は、世界の流れを見ても今、原発の流れではないと思っております。  ぜひ、先ほど答弁ありましたので、これだけではなく、次にもまた答弁を伺うと思いますが、次に、先般行われた雲南市原子力発電所環境安全対策協議会、略して安対協の会議を私、傍聴させていただきました。その中で委員の皆さんからは再稼働についてや安全協定についてなど、様々な意見が出ておりました。将来にわたって市民の安心・安全を担保することが市長の最大の役割であると思います。ある委員からは自分の周りにいるお母さんたちみんな原発ノーです、こういうふうに紹介された上で、市民の考え方をどう市は抽出されるのか、どういう説明の場を設定されるのかと質問をされておりました。要するに若い子育て中のお母さんたちは、島根原発2号機の再稼働はしてほしくないというのが多いわけです。市長は、このような声に対ししっかり向き合い、広く市民の声を聞くべきです。先ほどもおっしゃったように、会派代表質問の答弁で、議会や安対協、顧問会議の意見を聞くという答弁でしたけれども、75%の世論が原発ノーだとはっきり言っているわけです。そして市民の皆さんからの多くも原発に対する反対の声が私にも届いております。市民に寄り添う市長として、その3つの意見を聞くだけでいいのでしょうか。原発問題、特に再稼働の可否については、今の現実問題だけではなくて、子供や孫の代、そしてそれから先のずっと将来にわたる禍根を残すような問題にもなるような重大な問題です。市民の声をどう酌み取るのか、具体的にどう取り組まれるのか伺っておきます。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 原子力発電所環境安全対策協議会は、地域住民の代表の方、青年団体、高齢者団体、農林業団体など様々な分野の方で構成されておりますので、まずはその意見をお聞きしたいと思います。  そのほかに市民の皆様から御意見を伺う、これは原子力発電に限りませんが、御意見を伺う機会といたしまして、市政懇談会やまちづくり懇談会、また現在検討を進めております市民の皆様の声を届けていただく意見箱の設置など、いろいろな広聴機会を通じて、よくお聞きしてまいる考えでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) この問題は、大変大きな問題でありますし、若い皆さんの将来もかかった問題です。ぜひあらゆる場で意見を聞いていただきたい、このことを求めて、次の質問に移ります。  次に、通学路の安全対策について質問をいたします。  先般、私の地元での議会報告会の中で、お孫さんが大東中学校に通っていらっしゃる方から、大東中の通学路が暗く、子供たちが怖がっている。何とかならないかとの声を聞きました。具体的には大東中から養賀側に下りていき、最初に左折した山沿いの道路のことです。防犯灯はありますが、民家が切れているところであります。私も早速その日の夕方に実際に歩いてみましたが、山側に続く道は大人でも非常に怖いです。いつも車に乗っている大人には気づかない恐怖を子供たちに感じさせていたことになります。何か事故があってからでは取り返しがつきません。子供たちが危ないと思う通学路は、通学路の変更を含めさらなる安全対策が必要です。それと同時に、私の地元だけでなくて、市全体の通学路の安全対策を進める必要があるのではないでしょうか。子供たちの意見をしっかり聞いて、防犯灯の設置や通学路の見直しをすべきです。見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 佐藤教育部長。 ○教育部長(佐藤 慎治君) 通学路の安全対策ということでございますが、5番議員の御質問にもお答えいたしましたとおり、学校ではPTA等を中心といたしまして通学路における危険箇所の点検あるいは市への改善要望を行っていただいてるとこでございます。こうした点検に、子供の視点や意見を踏まえるのは有効な手段であるというふうに考えております。  例えば、子供が主体となりまして地域の安全マップを作っている地域もございますし、教職員が下校時に付き添う中で危険箇所を一緒に点検してる学校もあると伺っておるところでございます。  通学路の危険箇所の点検あるいは改善要望に当たりましては、PTA等も参画していただいとるとこでございます。各御家庭でもお話を話題としていただきまして、子供さんから親御さん、親御さんから学校と一定のルートもあろうかと思いますので、そういったことも学校のほうには周知していきたいというふうに考えておるとこでございます。  なお、通学路につきましては、毎年子供さんが少し動くということもございますので、通学路については各学校のほうで決定をしてるという状況でございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 部長のほうからは点検を行っているということでした。  ちょっと確認ですけれども、その点検は、例えば季節はどういう季節でしょうか。また、時間帯、私は明るいときでは危険さは分からないと思っております。全く違いますので、秋、冬にかけては夕方、4時半、5時、子供たちがちょうど帰るような時間でももう薄暗くなってまいりますので、そういったところでどういった時間帯またはどういう時期に確認されているのか確認をさせてください。 ○議長(佐藤 隆司君) 佐藤教育部長。 ○教育部長(佐藤 慎治君) 点検の時期ということでございますが、点検のほうは学校のほうでまず最初に行っていただいております。したがいまして、子供さんがいる時間帯の学校もありましょうし、なかなか時間中はできないということになれば放課後といったところもあろうかなというふうに思います。なかなか夜というのは、非常に夕方も含めて厳しいところはあるのかなというふうに思っております。  なお、部活動の後につきましては、特に冬場につきましては早く暗くなりますので、それらも踏まえて部活動の時間を基本的には設定をしてるという状況でございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) なかなかPTAも含めて点検に回るというのは夕方などは難しいと思いますので、先生方も忙しいということは本当重々承知をしておりますけれども、私は何か事件に巻き込まれたとき、子供がですよ、事件に巻き込まれたときにその子供の気持ちを想像したときに大変な禍根を残すことになりますので、しっかりとした点検が、特に薄暗いとき、危ない箇所、それをきちっと点検する大人の責任があるのではないかと思っております。忙しいことは本当に重々承知をしておりますけれども、季節を考えて薄暗くなるときに1回点検をしていただいておかれることをぜひとも求めておきたいと思います。  次に、現場を回ってみる中で、私、先ほども言いましたように夕方回ってみました。地元ですけれども、通学路になっている赤川土手の防犯灯が消えたままになっているところがありました。ちょっと場所がなかなか分からないかもしれませんけれども、中学校から出て、真っすぐ横断歩道を渡って左折し、赤川土手を歩く道が通学路になっております。そこのことです。昨年も中学校の下に住んでおられる方から防犯灯の明かりが暗くなってもつかないが、生徒さんが帰る時間に真っ暗で危険ではないか。何とかしてもらえないかということで、実際に行って、夕方、夜行って調べてみました。夕方7時にならないと明かりがつかない状況でした。私は、それでこの事案については教育委員会にお願いをして、早速つけて、センサーが多分おかしかったと思いますので、きちっと点検をしてもらってつけてもらいましたが、一般的に自治会設置の防犯灯と違い、通学路の防犯灯は管理責任の所在が明確ではないのではないでしょうか。市として防犯灯が正常に点灯し、機能が果たせているのかの管理の仕組みはありますでしょうか。防犯灯の管理が適切に行われるようにすべきですが、見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 佐藤教育部長。 ○教育部長(佐藤 慎治君) 通学路の防犯灯の設置につきましては、基本的には現在のLED防犯灯整備事業によって、自治会のほうでつけていただいたということを基本として補助金の整備を設けて活用していただいておるという状況でございます。  市の管理の責任の所在が明確でないということでございますけども、今、議員おっしゃいましたように実際点灯してないものがございましたらこちらのほうへ連絡をいただいて、番号とかも確認をした上で修繕を行うという流れで行っているという状況でございます。なかなか全てを毎日見に回るということはもちろんできませんので、ついてないという情報があれば市のほうに連絡していただいて、番号等も確認をし、どこの所管かと、教育委員会なのか、よその部局なのかということも確認した上で対応させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) 今回2本の教育委員会管轄の防犯灯のきちっとついてない事案を紹介したんですけれども、更新される時期は多分管理上分かると思いますので、例えば1年たったら近くの方に確認をお願いするとか、そういったことはできるのではないかなというふうに思っています。もし私が夜歩いてみなかったらそれは分からないわけでして、やはりそういった管理は、特に子供たちの通学路の防犯灯は自治会責任ではないですので、教育委員会の責任ですので、そこの責任の所在は明らかにしておくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 佐藤教育部長。 ○教育部長(佐藤 慎治君) 市が管理しとるものにつきましては、当然市の責任で修繕等行わなければなりませんので、そういった連絡いただいた中で対応させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) たくさんある防犯灯だとは思いますので、なかなか管理が難しいというのは分かります。何かそういう工夫、知恵を働かせてみるということは必要だと思います。年に1回地域の防犯灯、通学路の防犯灯は大丈夫ですか、何かあったら教育委員会に通報してくださいとか、そういったこともしてみられるなど、ぜひお金がないですので知恵を出し切る、このことが必要だと思いますが、最後に、市長、お願いします。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 市民と協働のまちづくりという言葉もございます。市民の皆様と協力しながらよりよい形での管理、そういったものを進めてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員。 ○議員(8番 上代 和美君) これで私の一般質問を終わります。 ○議長(佐藤 隆司君) 上代和美議員の質問を終わります。     ─────────────────────────────── ○議長(佐藤 隆司君) ここでしばらく休憩とします。再開を10時35分とします。              午前10時21分休憩     ───────────────────────────────              午前10時35分再開 ○議長(佐藤 隆司君) 会議を再開いたします。  引き続き一般質問を行います。  6番、梶谷佳平議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 6番、梶谷佳平でございます。それでは、通告に従いまして、4問、一問一答にてさせていただきます。  まず、石飛市長には、厳しい選挙戦を戦われ、御当選おめでございます。  吉山副市長には、市長不在の折、市運営をスムーズに進めていただき、大変ありがとうございます。  今後は、まだ詳細が定まらないコロナワクチン接種につきまして、お二人の英知を結集し、雲南市民のために力を発揮していただきますようよろしくお願いいたします。  それでは、質問に入らさせていただきます。  今年は大雪となりました。その除雪については、市の建設部、市内の建設業者の皆様、除雪ボランティアの皆様には大変寒い中、御対応いただき、ありがとうございます。  私も除雪ボランティアをしておりましたが、今年は4時間から5時間、休憩なしで除雪したこともありました。  そこで質問でございます。各連担地での除雪実績の有無について御回答お願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員、ちょっと確認ですが、通告の1番の質問でよかったでしょうか。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) そうですね。 ○議長(佐藤 隆司君) ①で。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) はい。 ○議長(佐藤 隆司君) 分かりました。  じゃ、答弁お願いします。(発言する者あり)  ①は、交付金増額についての声があるという分ですが。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) そうすると、いただいた分をキャッチボールしてる中で順番が違ってきたんじゃないかな。(発言する者あり) ○議長(佐藤 隆司君) ちょっと時間を止めてください。  梶谷議員、ちょっと確認しますが、除雪について、(1)があって、①は除雪ボランティアについての終わりのこの交付金は増額してほしいという声がありますがという質問ですか、先ほどは。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) その前の実績。 ○議長(佐藤 隆司君) (1)の各連担地の除雪実績について。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) はい。 ○議長(佐藤 隆司君) 分かりました。除雪実績。  それでは、再開します。
     西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 各連担地でございますけれども、まず連担地におきましては、基本的には排雪する場所が少ないということで、多くの雪が降った場合になかなか今除雪ができないということもございまして、加茂の場合はやらせていただいたと思っております。それから木次においては実施をしておりません。それから大東についても実施をしておりません。それから三刀屋につきましては、地域の皆様に融雪溝を御利用いただいて作業をしていただいたという状況になっております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) すみません。市では、各自主組織に除雪関係についてアンケート調査されてると思います。また、それについて検討をされてると思いますが、除雪は雪が多ければ多いほど作業は大変です。吉田町や掛合町は、一段と雪が多く、大変だと思います。また、除雪は1人で行うと効率が悪く、複数名でやられる方も多いと思います。除雪は、基本的に肉体労働と思っております。当然休憩は必要と思っております。  そこで質問でございます。除雪ボランティアへの交付金が少額過ぎるとの声について。除雪ボランティアに支払う交付金が少額で、お茶を買うので、ガソリン代もなかなか出ないと。積雪量にもよるが、15センチ以上降ると除雪にかなりの時間を要します。交付金を増額してほしいとの声があります。一概に距離だけでなく、積雪量、参加者人数も考慮する必要があるのではないかと思います。お答えください。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 雲南市道路除雪ボランティア作業交付金制度につきましては自治会などの地域団体及び個人がボランティアで実施した除雪作業に対して交付を行っております。ボランティアでございますので、作業に対する実費部分に対して県事業の単価を参考に計上しているという状況でございます。  今年は3年ぶりの大雪でしたので作業は大幅に遅れ、時間がかかったようであります。したがいまして、御指摘の交付金の増額の要望についてはお聞きをしている状態です。  除雪に関しましては地域自主組織連絡協議会を通して多くの御意見をいただいております。今後意見交換の場を設ける予定にしておりますので、その中で実情をお聞きし、御協議させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) ボランティアは、原則手出しが普通ではないかなとは思いますけれども、ボランティアの参加者を継続的に維持するためにも、ボランティアを増やすためにも何らかの対策が必要ではないかと思います。早急に検討いただきたいと思います。  ところで、昨年12月議会で除雪対応の回答の中で、連担地は全て除雪を計画していると回答いただきました。実際は、大東町以外の町では連担地からの要望がないと除雪をしないという取決めがあったようです。  このことについて2点質問です。  12月議会では、なぜその取決めを言わなかったのでしょうか。  また、各連担地で要望があり、除雪した町はどこの町でしょうか、お答えいただきたいです。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 12月の時点では除雪計画の中で連担地の中を除雪する計画になっていない状況でございますので、指定路線になっていないということで計画に上がっていなかったということでございまして、それ以上雪が降る場合に、今回のように大雪になった場合には全ての市道において要望が来れば除雪を行うと、状況を確認をした上でですね、という状況になっておりますので、多くの場合、連担地の場合は先ほど申しましたとおり排雪する場所がなくて家が密接しているという関係もありますので、それができないということですので、要望を受けた段階で現地を確認した上で除雪の判断をしているという状況でございます。  それから要望があって除雪をしたのは、加茂のまちの中ということでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) たしか12月の議会では、各連担地は計画してるというふうにおっしゃいました。だけども、要望がないと除雪しないということは一切言われなかったんですよね。私も実際に連担地は計画しているというふうにおっしゃいましたので、正月に実際加茂のまちを見てみましたけども、除雪されていないという状況でした。  この除雪については、議会の放送は市の皆さんが全部聞いてるわけです。市民の中には初めて雲南市で暮らし始めた人もいます。多くの市民が過去の取決めなどは分かりません。要望があればやるということは一切分かりません。12月議会で部長の回答を聞いて、今回の雪はかいてくれるだろうと、いつ除雪してくれるんだろうと待っていた人もいるそうです。今年の雪の量からすると、みんなの期待は高かったはずです。だけども、要望がないとかかない。だから加茂町から要望があったわけです。過去のいきさつは別として、ここの議場での質問は純粋に、私も初めて今回ここへ出ます。過去のいきさつはなかなか分かりませんので、知っていることを前提ではなくて、知らないことを前提に話をしていただきたいと思います。とにかく親切に話をしていただきたいと思います。  ところで、私の調査では、大東町が連担地では数年前の大雪で住民が困ったことから、15センチ以上の雪が降ると市が自動的に除雪するという取決めになっているそうです。というふうに私、聞きました。除雪のルールも自主組織と市の建設課が話し合って取り決めたそうです。例えば連担地の除雪で家の前にできた雪は、自治会内で処分する。苦情、要望は、自治会長、連合自治会経由で市の建設課に出す。これは住民、市役所にとってメリットがある話じゃないでしょうか。市の全員が一気に苦情が来れば、市は大変でしょう。メリットがあるよい取決めだと思います。苦情がばらばらではなくて集約されることは、市にとってよいことだと思います。  そこで質問です。今回除雪対応は、大東の事例を取り入れ、取決めがない町の自主組織と市の建設課が協議し、早急にこの取決めのスキームを全町で一本化していただきたいと思います。いかがですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 先ほど御指摘をいただいておりまして、大変混乱をしたことと、それから除雪対応が遅れたことにつきましては、誠に申し訳ありませんでした。答弁につきましては、十分配慮をして今後行っていきたいというふうに思っております。  また、先ほど御指摘いただきました取決めの件につきましては、今自主組織の御意見を伺っている状況でございますので、そういったものを踏まえて回答も含めて御協議をさせていただく機会を設けるという考えでございますので、その中で改めて御指摘されたことを踏まえて十分な協議をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) ぜひそれはやっていただきたいと思います。このスキームは、除雪だけでなくって、今かなり皆さんが恐れているいろいろな災害、これにも適用できるということだと思います。大いに役立つと思います。ぜひこの除雪のスキームをいろんな災害、そのスキームに役立てていただいて、市民を守っていただきたいというふうに思います。  除雪関連で次の質問に入ります。各地域の独居老人・独り親世帯の自宅から市道までの除雪を各地域の自主組織等が地域の世話人に委託した場合、それに対する交付金が払われてないと聞きました。委託しておきながら、払われないというのはおかしいんではないでしょうか。御回答お願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 市の除雪ボランティア制度では、ボランティア団体あるいは個人の方と除雪作業を行っていただく市道及び国道・県道の歩道につきまして指定を行っている状況でございます。それ以外の箇所を除雪される場合には交付金の対象になっていないという状況でございます。  議員御指摘の箇所は個人宅への木戸道のような場所ではないかと思われております。市道などではなく公共利用されていない場所の除雪につきましては、雲南市高齢者世帯等住宅緊急除雪費補助金を活用されるか、もしくは自主組織によっては行っておられます有償ボランティアの御活用をお願いをしている状況でございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 私もこの制度を聞きました。この制度は、高齢者、それから障がい者または中学生以下と母親の世帯といったような部分で条件がかなりあります。雲南市の場合、高齢者世帯だけのところもあります。実情に合わせた制度を変えていく必要があるんではないかなというふうに思います。いかがでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 建設部で行ってる除雪作業につきましては、市道、農道、林道などの公共性のある場所について行っております。それ以外のところにつきましては、実態としてどの程度あるのかというのは今現在把握をしておりませんので、先ほど申しました自主組織との協議の中でそういった議論も出てこようかというふうに思っております。そういった中で、実情をお話をいただきながら実態について御協議をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) ぜひそういう機会を設けて、皆さんの意見を取り入れていただきたいと思います。  次の質問に入ります。除雪機械できれいに除雪しようとすればするほど除雪機械の部品は消耗します。さらにふだん歩かない歩道の除雪をすると道の凹凸が分からないので、思わぬ部品の破損もあると。また、ホイールローダーの場合、タイヤチェーンを履かないと横滑りしたり、坂道では除雪も大変です。雪道以外でタイヤチェーンは必要ありません。除雪ボランティアを行うため、わざわざ10万から20万するタイヤチェーンを購入している人もいます。私も実際トラクターにタイヤチェーンをつけて除雪していますけども、たまたまこれは家にあった車の乗用車のタイヤチェーンがあったからつけただけですけども、普通農業ではタイヤチェーンも使いません。このように長時間除雪作業をすることで消耗、破損する部品、ふだんは不要ですが、除雪ボランティアのときだけ必要になるものもあります。市所有の除雪機械も毎年維持管理費がかかると思います。加えて、国道、市道、県道を走れば思わぬ事故の可能性もあり、結果、ナンバー取得、任意保険の加入も必要となります。  このことから質問でございます。地域の企業、個人が所有する除雪機械の消耗品、例えばホイールローダーのチェーンとか、除雪機械のエッジ等、これを購入するときの補助制度を創設する考えはありませんでしょうか。このことは除雪ボランティアからも要望が出ているはずです。加えて、市の貸与機械も毎年増やしていただきたい。できればボランティアの増加を目的に除雪機械購入費用補助を考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) ボランティア制度におきましては個人などで所有されているバックホーやトラクターを活用して作業をお願いしている状況でございます。  この制度をつくった時点では、ボランティア作業で行っていただく区間というのは比較的作業延長が短いということもございまして消耗品等の支給は考えておりませんでした。  現時点では補助制度の創設をするという考えはございませんけれども、先ほど述べました地域自主組織との協議、それから各ボランティア団体との協議などを通して、これも実情を、今回大雪になりましたので、把握をさせていただいて、改めて御協議をさせていただきたいというふうに考えております。  また、購入費用の補助につきましてもある程度、前の答弁にもありましたけども、小学校近くの1.5キロ半径以内のところで1キロ以上やられる場合については機械の貸与というのを行う制度を設けております。そういったものを御利用いただくか、もしくはそういったボランティアをする上で機械が必要だということがあればそれぞれ個別の事情があろうかと思っておりますので、ぜひ御相談いただきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) ぜひ相談させていただきたいと思います。  ちなみに機械の貸与状況は、元年度と2年度では8台、変わっておりません。大雪が心配される中で、やはり機械の購入計画などは、貸与する購入計画などは計画的に少しずつ増やしていくということも必要ではないでしょうか。  それからボランティアからの要望につきましても建設部からやはり情報を仕入れておられまして、エッジとかチェーンの購入補助要望が出ているようですので、ぜひぜひそれを検討いただきたいと思います。  次に、市内企業の支援についてでございます。  昨年12月議会で質問しました遊休施設の概念が市の考え方とも違っておりました。今回市の資料の中から雲南市公共施設等総合管理計画というのを見つけました。  そこで質問でございます。この雲南市公共施設等総合管理計画で記載されている63施設の中で、長年放置されている施設も多いと聞きます。特に大東町の西の宮団地は、20年ぐらい前から廃止のテーブルにのっていると聞きました。今後、市民や市内企業に貸し出すまたは譲渡の計画はありますでしょうか、これら63施設の中で、お聞きいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 内田総務部長。 ○総務部長(内田 孝夫君) 公共施設等総合管理計画に上げます63施設につきましては、使用目的を有する行政財産でございます。この管理計画におきます見直し策といたしまして譲渡、廃止、転用、集約化あるいは更新などの方針を示しまして、現在所管部局におきまして、地域の皆様、それから関係者の皆様と協議を行った上で、最終方針を決定することとしております。  この段階において、譲渡、廃止とした施設につきましては、設置条例の廃止など必要な手続を行った上で、普通財産として普通財産検討部会におきまして、その後の利活用を検討することとなります。  現在、未利用など22件の個別資産につきまして利活用方針を検討部会あるいは普通財産検討委員会において調整を図ってきているところでございます。  この22件のうち、14件につきましては財産処分の予定をしておりますので、今後、議会へ報告してまいりたいと考えております。  また、議会報告後には、速やかに市ホームページで対象資産を公表し、市民の皆様に周知を行った上で、建物等につきましては内覧会も企画したいというふうに考えております。  そして、市民や企業から買受けのニーズを把握した上で、公募等による入札手続を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 実際にこれ見てみますと、63件あって、3年、4年ずっと検討、協議となっている施設がたくさんあります。これについて市の対応としては、スピード感が全然ないと思います。市役所内にこれはやっぱり専門部署がないから前に進まないのじゃないでしょうか。専門部署を早急につくって、さらに市の産業センターと連携し、市民や企業のニーズに対応して貸し出すとか、譲渡するとかというようなことをぜひ検討していただきたいと思います。とにかく早急に専門の部署をつくっていただきたいと思います。職員が基本的に2年、3年で配置換えされますと、やりにくい案件は後回しになっちゃう。そうするとこういう3年、4年そのままになってしまうということありますので、ぜひ専門部署をつくっていただきたいと思います。検討をお願いしたいと思います。  次の質問に入ります。市長は、市内事業者向けに雲南市単独給付金制度を創設したい。そのために臨時議会を開催したいと回答いただきました。事業所にとっては、これは救いの女神の声です。この結果、私のこの2番の一部の質問はカットしたいと思いますけども、企業は本当に苦しいんです。今回の議会でいろいろな議員がこの給付金について質問するというのは、それだけ厳しいということを物語ってるからだと思います。一刻も早く企業給付金をつくっていただいて、企業、市民に給付金制度を対応していただきたいと思います。  この事業にはかなりの資金が必要だと思います。先ほど上代議員もおっしゃいましたけども、予算の確保として一時的に市長とか市職員とか議員の給与を一部カットして、全部じゃないですよ、または返納し、それを財源として市内企業、市民に配分してはどうかというふうに思います。市民・市内企業はコロナで苦しんでいるんです。我々の給与は、誰からいただいたものか。市内企業さん、市民からいただいたものです。市民が苦しんでいれば、我々もその痛みを分かち合う必要があるんじゃないでしょうか。先ほど議員と言いましたけども、これ私個人の考えでございまして、全員がオーケーと言ってるわけではありません。ただ、こう言うと一部の議員は賛成ということを言っていただいてる議員もいます。  そこで質問です。市職員と言いましたけども、若手や子育て世帯というのは非常に厳しいところがあります。県も一時給与カットがありました。私も子育てのときには大変でした。その若手、子育ては別として、カットする対象としては市長とか幹部職員、市議会議員と思いますが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 飲食店等への支援に関しての御質問にお答えいたします。  まず飲食店等への支援につきましては、これまでも御回答させていただいておりますが、実は今朝ほどアンケートを集計したもの、数字を拝見いたしまして、やっぱり飲食店、宿泊業への影響が極めて大きいということを改めて認識したところでございます。  やっと数字として捉えることができてまいりましたので、今後、例えば収益の減少率をどのぐらいから対象にするのかというような具体的なお話をまた最終的な詰めを今行っておりまして、委員会のほうで詰めた結果を御報告させていただきたいというふうに思っております。  この財源につきましては、まずは国の令和2年度3次補正、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、要するに国からの交付金を使ってまずは対応できる予算規模になるのではないかと推測してるところでございます。  議員御指摘のとおり、市民と痛みを分かち合うという精神は非常に重要なことだと認識しておりますが、まずはその気持ちで一生懸命市職員一同頑張って働いて、まずは対応に向かっていくという考え方でございまして、今のところ具体的なカット等をお願いする予定はございません。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) やらないということですね、カットは。  市民、市内企業は、コロナで大変苦しんでおります。アンケート結果からも分かると思います。今まで税金を納めていただいた市内企業、市民をやはり一生懸命支援していただきたいと思いますけども、これは間髪入れずに、もう今月からでも本当はやっていただきたいというふうに思っております。市民に寄り添うと言っておられましたので、ぜひぜひその気持ちを市民の皆様にオープンにして、行動で示していただきたいと思います。  次に、セーフティーネットですが、私の調査によりますと、島根県ではセーフティーネットを借り入れした企業が、例えば4月以降の返済ができないとか、追加運転資金の調達ができない、借入金返済に向けた条件変更ができないなど苦境にある企業が多いということから、県独自で支援策を島根県信用保証協会と連携してつくる動きがあるそうです。  雲南市も地元企業の状況を今回把握されました。島根県に対して強く支援要請を行う必要があると思います。せっかく地元出身の県会議員が島根県農林水産商工委員会の委員長でもあります。当然地元の国会議員にも要請していただきたいと思います。  市長は、市民が、企業が困っている。この要請を対応していただけますでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 県への要望ということでございます。必要な支援について、当然中小企業を含め地元の企業さんの窮状というのは把握してるとこでございますので、必要な支援、必要な要望につきましてはしっかりとやってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 早急に対応いただきたいと思います。  次の質問に入ります。有効求人倍率でございますけれども、コロナ禍で日本全体が低下しております。ハローワークの3年度の1月情報でございますけれども、有効求人倍率は、全国で1.1倍、福井県が1番で1.57倍、島根県は5位の1.35倍です。正社員に限った有効求人倍率は、全国で0.87倍。1番目が福井で1.49倍です。2番目は、島根県、山口で1.21倍ということで、正社員の有効求人倍率は、まだまだ高い状況です。市内の企業は、県内の企業もですけども、市内の企業も技術、知識、資格を持った即戦力となる正社員が不足しています。  有効求人倍率は、コロナ禍では関東で軒並み1%を切っています。このことから県外に住んでいる人は、地方へ移住しようか、転職をしようかというチャンスを待っているんです。特にこの12月から3月にかけては、転職先、移住先を非常にチェックしております。これはプロの方もそういうふうにおっしゃってました。ふるさと島根定住財団や有料人材紹介企業に転職登録している可能性も高いのです。市内企業は、今がその転職者をゲットするチャンスなんです。  有料人材紹介企業の多くは、何人紹介しても無料です。これは紹介メニュー、企業のメニューにもよりますけれども、有料人材紹介企業は、求人企業が紹介者の中から正社員を採用すると採用成功報酬として採用者の年俸の20%から40%を採用企業に請求するわけです。このパーセンテージは、人材紹介会社により異なりますけれども、人材企業と事前に契約書でこのパーセントを取り決めてからの紹介というふうになってます。例えば、これは事例ですけれども、年俸500万円の正職員を採用した場合、30%の成功報酬だと150万円の成功報酬を有料人材会社に払うわけです。島根県は、その2分の1、75万円を求人企業に助成する制度を持っています。求人企業の実質負担は、2分の1の75万円です。それでも高いと感じて有料人材紹介会社を使わない企業も多い。結果、優秀な人材確保につながっていない状況です。  そこで質問です。求人企業が、有料人材紹介企業を活用して正社員を採用した場合、島根県が半分を支払うわけですけども、残りの半分を市として幾らか補助制度を創設することはできないのでしょうか、伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 嘉本産業観光部長。 ○産業観光部長(嘉本 俊一君) 先ほど議員のほうからありました県の補助事業につきましては、これまで約5年間で28件の利用実績があるというふうに伺っとります。しかしながら、雲南市内の企業に限ってみますと今のところ利用実績がないようでございます。  そうしたことから、現時点におきましては、市といたしましては専門人材確保推進事業費補助金に追加補助を行うという制度の創設は考えてはいないところでございます。そういいましても今こうしてコロナ時期にあって、今後の企業展開を考えますと、まずはその制度の周知とニーズ把握に努めて、必要に応じて県の窓口を紹介するなどしての対応を図って推進が進むように努めてまいりたいと思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) ぜひ県と連携して、企業の人材確保に協力をお願いしたいと思います。  次の質問でございます。PayPayについてでございますけども、これにつきましては先ほどから前議員の方も御質問なさっておりますので、省かさせていただきます。  次、人口減少に歯止めをかける対策についてでございます。  雲南市は、他の市町村に比べて子育て・高齢者・障がい者支援が手厚いと聞いていますが、一向に人口減少に歯止めがかかりません。若者が数十名増加したというお話は、市からの説明はございましたけれども、人口増加には松江、出雲への通勤が便利な雲南市こそ近隣市町村以上の支援を打ち出して、とにかく雲南市に住んでいただくことが必要だと思います。市外で働いている人を雲南市に取り込むことが必要と思います。市外から家族で移住していただければ、その家族の誰かがまた市内で働いてくれる可能性もあります。まず何とか人口減少に歯止めをかけるため、人々が雲南市に住みたいという目を向けていただく、そういう策を講じる必要があると思います。  安来とか出雲市を見てみますと、いろいろいい支援策があります。  安来の場合は、通常でも家賃補助があり、子供があるとさらに加える。  出雲市の場合は、18歳以上の女性が市内で働くために移住してきた場合には、引っ越し費用とか家賃の12か月分の補助とか、それを採用した企業にも12か月分の補助を行い、また出雲暮らしの魅力というのがあるそうですけども、これを12か月間情報発信すると、いわゆる口コミですね、さらに12か月分先ほどの家賃とか、就業者へ向けての補助があるそうです。住み続けるための策も講じているわけです。来てもらうための策ではなくて、続けていただくための策もやっているわけです。  また、雲南市の特定公共賃貸住宅条例等々ありますけども、この中で子供の人数は3人までですというふうに制限してるわけです。子供がたくさんいる家庭が、家族が来てくれることは大歓迎じゃないでしょうか。なぜ3人までなんですか。まるで制限してるみたいです。  また、子供の表現も分かりにくい。1回読んだだけでは分かりにくい表現になってます。16歳未満とか、中学3年生とかという簡単な表現にしていただきたいと思います。  そこで質問です。定住促進策、子育て・高齢者・障がい者世帯への支援、これを他の市町村よりもさらに優遇していただきたいと。  もう1点、一般の住宅支援につきましても他町村よりもより優遇すべきではないでしょうか。これについて回答お願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員、1項目ずつの一問一答でございますので、最初の分からまず答弁願います。
    ○議員(6番 梶谷 佳平君) 了解しました。 ○議長(佐藤 隆司君) 狩野健康福祉部長。 ○健康福祉部長(狩野 明芳君) まず雲南市が現在進めております定住促進策は、子育て世代をターゲットに絞り、子育てに伴う経済的負担の軽減や多様化する子育てニーズへの対応を図り、安心して子育てができる環境づくりに取り組んでおります。その主な取組として、中学3年生までの医療費無料化や第3子以降の保育料無料化、4月に開園をしますけれども、木次こども園をはじめとした施設整備、子育て世帯を対象とする宅地購入費助成など、他自治体に劣らぬ積極的な定住促進策を打ち出しております。さらに、子育てと就労の両立を支援するための病児病後児保育事業は、来年度から実施施設を4施設に増やしまして実施をしてまいります。  一方で、議員のほうからありました高齢者の世帯とか障がい者世帯につきましては、市外からの移住促進を目指した支援策ではなく、現在お住まいの高齢者や障がいのある方が、住み慣れた雲南市でいつまでも安心して住み続けていただくことを目的として支援策に取り組んでおります。  今後も、地域自主組織を中心とした地域福祉活動、各種相談体制の充実、サービス基盤の整備など保健・医療・福祉施策はもとより、誰もが安心して安全・快適に暮らしていただけるよう、生活全般を支えるための各種施策の充実に努めてまいります。  このように高齢者や障がい者に優しいまちづくりを進めることで、市外からも自然と移り住んでいただけるのではないかというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員、先ほどの答弁でよろしければ、先ほど2番目の再質問というか、改めて質問してください。  梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 子育て支援、絞るということは大切なことだと思います。さらに加えてということでございますので、それを御検討いただきたいと思います。  続いて、(2)番の分について、一般住宅もということでお願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 西村政策企画部長。 ○政策企画部長(西村 健一君) 定住対策としての住宅支援につきましては、各市町村において様々な支援事業があり、比較が難しい状況でございます。  雲南市におきましては、総合戦略の定住基盤整備に掲げる20代、30代の子育て世代を重点ターゲットとして集中的に施策を展開する考えでございます。  令和3年度におきましては、子育て世代の宅地購入を支援する子育て世帯定住宅地購入支援事業、子育て世代を含む3世代以上の多世代が新たに同居する場合に行う住宅改修費用を支援する三世代同居促進支援事業、子育て世帯が入居する空き家改修を支援する空き家改修事業を展開することとしておりまして、今後も各市町の支援の状況や事業効果を評価しながら取組を強化していく考えでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 20代、30代への支援、子育て世代への支援というのは、雲南市の特徴としていいことだと思います。  ただ、やはり人口を増やすということについては、そこに集中するとどうしても狭くなります。さらに拡充をしていくという部分も、雲南市はいろんなメニューがあるよというふうに思っていただけるような策を講じていただきたいと思います。  また、雲南市のホームページを見ますと、住宅情報というのは非常に市外から見にくい。私が見ても情報の何にもならない、何でもないというような感じがします。ただ写真があって、住所が出てるだけ。皆さんが、市役所の皆さんも家族の皆さんが県外へ移住する、子供が出るというときには住宅、アパート情報をインターネットであらゆる角度から調査されると思います。都会地の人が雲南市のあの住宅の情報を見ると全く、何じゃこりゃというふうな部分しか見当たりません。そういうことで、自分だったらこんな情報が欲しいということでホームページをつくっていただきたいと思います。御検討いただきたいと思います。  続いて、加茂交流センターについてです。  加茂交流センター建設に係る費用の増額分の説明が曖昧ではないかということで今回一般質問をしたところ、3.5億から4.5億の説明ではなくって、先般、予算説明、報道発表で4.9億という数字が出てきました。  今回の質問は、加茂交流センター建設に対して反対しているわけではありません。他の町村では、一つのまちに複数の交流センターが存在します。加茂の場合は加茂で1か所ということで、人口減少の中でよい事例だと思います。  しかし、総務常任委員会で加茂交流センターの建設費用のアップ費用の十分な説明がない中、今回の予算報道発表ということでございます。  この40%アップした説明をお願いいたします。 ○議長(佐藤 隆司君) 田中加茂総合センター所長。 ○加茂総合センター所長(田中 孝治君) 実施設計を積み上げるに当たり増額が判明した時点で、その都度報告すべきでありましたけども、報告がこのタイミングになりましたことについてはおわびを申し上げたいと思います。  まず基本設計より1億円増額をしておりますけども、その内訳としましては、資材単価、労務単価及び消費税による増額、これで約5,500万円。浸水対策に伴う基礎工事、また地盤補強工事による増額によるもので1,800万円。それから高圧受電設備の新設及び既存施設への分岐の工事費による増額約2,800万円。その他、給水及び排水箇所の変更等により約700万円の増額となっております。  その他、これが建築主体の工事でございまして、そのほか外構工事、それから当然新しく建物が建ちますと備品購入、これは会議の机、椅子等になりますけども、こういうもので1,800万、それから建築工事を行うに当たっては管理をしていただかないといけませんので、その委託費等1,100万円等、これで合わせて4億9,800万円ぐらいいうことでございます。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 総務常任委員会へしっかりとした説明なしに全議員への予算説明、報道発表をしたことについて、総務常任委員会を軽視しているような気がいたします。市長は、これについてどう思われますか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 先ほど所長が述べましたとおり、御説明の時期が遅れましたことにつきましては大変申し訳なく思っております。  私といたしましては、きちんとしたプロセスの中、皆様の御納得、御了解を得ながら物事を進めていきたい。今後ともひとつお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) やはり説明不足という部分は否めないと思います。これからもしっかりと説明をしていただきたいと思います。この件に限らず、全ての事案で議会に対して今後このようなことがないようにしていただきたいと思います。  以上で私の一般質問は終わりたいと思います。  この厳しいコロナの中、引き続き石飛市長には市民のために、また吉山副市長様と二人三脚で雲南市、雲南丸を続投していただきたいと思います。  吉山副市長のこれからの続投はいかがでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 通告にはございませんが、石飛市長、答えられますか。  石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 記者会見の場でも御質問がありまして、お答えしておりますので、ここでもお答えさせていただきます。  私としては、まだ任期もございます副市長につきまして続投をお願いしたいところでございますが、御本人のお考えもあろうかと思っております。その辺りもきちんと受け止めながら進めさせていただきたいというふうに思っとります。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷議員。 ○議員(6番 梶谷 佳平君) 吉山副市長、よろしくお願いいたします。よろしくお願いしますとは言ってはいけないと言われておりますけども、お願いいたします。  以上で私の一般質問終わります。 ○議長(佐藤 隆司君) 梶谷佳平議員の質問を終わります。     ─────────────────────────────── ○議長(佐藤 隆司君) ここでしばらく休憩とします。再開を午後1時とします。              午前11時27分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(佐藤 隆司君) 会議を再開いたします。  引き続き一般質問を行います。  12番、中村辰眞議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 議席番号12番、公明党の中村辰眞でございます。通告に従い、4項目について質問させていただきます。  夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。ゆえに、夢なき者に成功なし。至誠にして動かざる者いまだこれあらざるなり。この2つの言葉は、私が尊敬します吉田松陰先生の教えであります。私は、人としていまだ未熟なるゆえに、常にこの2つを心の中にとどめております。  私を含む議員も、このたび当選されました石飛市長も、ともに公選職であります。公選職である以上、その行動や発言には自ら責任を持たなければなりません。選挙戦で有権者に対して語りかけた言葉には偽りがあってはならないと考えております。その全てが公約であるとも考えております。このことを踏まえて、今回の選挙時に市長が語られた事項や政治信条などについて質問をさせていただきます。  初めに、政治信条について伺ってまいります。  私たち公明党議員には、立党精神である「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」、この精神を政治信条の柱としております。  自治体の首長として旗を振っていくからには、明快な政治的考えが既に構築されていると思っております。その裏づけとなる石飛市長の政治信条を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 政治信条についてお答えいたします。  私の政治信条を一言で言うならば、地方、ふるさと、地域を守るでございます。  地方というのは、少し表現が分かりにくいかもしれませんが、都市という言葉の反意語、あるいは私が生まれたふるさと、そういうイメージで御理解いただければと思っております。東京に比べれば島根県は地方でございます。県庁所在地に比べれば雲南市は地方でございましょう。また、例えばこの雲南市においても市街地に比べれば周辺地域をふるさとあるいは地方という言い方、地域という言い方、いろいろありますが、そういう考え方になると思います。都市の繁栄は地方が支えているという考え方の下、単なる効率、いわゆるBバイCだけでは示されない価値を大切にしていきたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 地方を大切にするということでありました。私もある意味同じ考え方を持っとりまして、都市に対して地方、もっと分かりやすく言えば地方というのは中山間という、私いつもそういう言葉を使って皆さんにお話をさせていただいておりますけども、都市を守るために地方があるわけではなくて、私その逆かなというふうにも考えております。  続きまして、遊説時の市長の言葉について伺ってまいります。  さきに申し上げましたとおり、市長が発した言葉には公約としての意味があると私は考えております。さらに分かりやすい説明を求められることもこれからあるのではないかというふうに考えております。  そこで原市長の路線を継承するということを述べられたと記憶しております。これは具体的に何を指すのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 原前市長は新しい風という言葉を掲げておられていたわけでございますが、この言葉は固定概念にとらわれず、これまでの施策を新たな視点から評価し、時代に合わせていくという姿勢を表す言葉だと考えております。  私も原前市長と同じような経歴をたどってきた者といたしまして同様の視点を持ち得ると考えておりまして、固定概念、固定観念にとらわれず、是々非々の姿勢で、これまで進めてこられましたまちづくりのよい面を伸ばし、必要なところは修正しながら、市民本位の行政を展開していくということは、すなわち前市長の路線を継承するものであるというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 次に、振り返らず、立ち止まらず、前へ進むというような、ちょっと言葉としては違うのかもしれません、そういった趣旨のことを多くいろんなところで皆さんに語られたと記憶しております。現在といいますか、その選挙戦当時の雲南市の状況を早急に立て直していこうという考えも示されていると思っております。過去の経緯をしっかりと見詰め、熟慮をし、目の前の現実に照らし合わせることで、前へ進むべき道筋が見えてくると私は考えております。雲南市の首長となられた瞬間から今までのプラスの面、またマイナスの面も全てにおいて責任を持っていかなければならないというふうに考えております。振り返らず、立ち止まらず、前へ進むのであれば、これまでの雲南市が抱えてきた課題の解決についての考えをどのように捉えていけばよいのか、その辺りも含めて市長の考えを伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 選挙戦のほうでは、雲南市が直面する危機に対応していくために、立ち止まらず、後ろを振り返らず、前に進むと確かに訴えてまいりました。  市民生活に大きな影響を与えているコロナ対策や人口減少問題への対応など、本市が抱える課題は山積しております。  後ろを振り返らずと申し上げましたのは、これまでの固定概念に縛られ、前例踏襲であったり、あるいは以前と同じことの繰り返しに陥ることがないように、前に向かってチャレンジしていこうという趣旨で申し上げた次第でございます。議員おっしゃいますとおり、過去の経緯や目の前の現実をしっかり踏まえた検討は重要なことでございます。その上で、勇気を持って解決策を提示してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 今答弁をお聞きしまして、この意味がなかなかよく理解ができませんでした。私が一番最初、平成24年に縁あって立候補させていただいたときに皆さんにお話しさせていただいたことの中に、前だけ見ればいいんじゃないと、過去は過去できちっと反省することが必要なので、過去はしっかりと見ていかなければいけない。その上でしっかり考えをまとめた上で前へ進んでいくというようなお話をさせていただきました。それと同意するのかなというふうにお聞きさせていただきました。  次に、これはいまだによく分かりませんので、ストレートにお聞きします。雲南プライドということは何かということを伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 雲南プライドとは、もともとは市民の皆様が雲南市民であることに対して持つ誇り、自らの地域と、そこに住まう人々への愛着、さらにそこで生み出されるものや文化、そういったものへの誇りや愛着というものをイメージしておりますが、それらの誇りや愛着を胸を張って主張し、発信していこうという社会運動の概念を含む言葉として発信、提言しております。  市民が自ら、雲南市のよさ、すばらしさを発見し、発信すること、売り込んでいくことによりまして、雲南市のよさを再認識し、様々な経済活動や人口減少対策につながっていくものと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) よく分かりました。今回の一般質問の中にも何回となくこの雲南プライドという言葉、市長の答弁にもありましたし、議員の質問のほうにもありました。聞くたびに何なのかなということでずっと考えておりましたけども、直接そういうふうに説明していただくことが、本当明快によく分かったかなというふうに思っております。  市長の思い描く雲南市、市民に寄り添う行政を目指す上で大切にしなければならないことは、市民の声を聞く体制づくりだと私は考えております。市長が公約どおり私の声を聞いてくれていると感じることができるような配慮が必要とも考えております。  3月5日の1番議員への答弁で、意見箱設置も考えなければとの答弁がありました。市内各所に直接市長に意見を届けることに特化した、仮称ですけども、市長さん聞いて箱というようなものを設置することが必要と私は考えております。いろんなところに視察に行かせていただきます。そのときにそれぞれの庁舎にはほぼこういったものが設置してありました。見えるところに御意見をお寄せくださいということで設置してありました。本当に皆さんの声を聞こうと思えば、市長と議員という立場が違いますので、私たちは直接市民の皆さんの下へお邪魔をして本当マンツーマンで声を聞くということもできるんですが、市長という立場上なかなかそういう機会は少ないと思います。ですのでもう忌憚なく意見を入れていただける、思いを入れていただける、それが是だとしても非としてもいろんな意見を入れていただけるようなものを設置していただきたいなというふうに私も期待をしております。  次に参ります。次の質問、上代タノ先生についてお伺いをしていきたいと思います。  4月に永井隆記念館がオープンいたします。既に周辺からは立派な建物や威風堂々とした平和の鐘を見ることができます。その容姿に感動しておりますが、今後雲南市の平和学習の拠点としての機能を十二分に果たしてくれるものとも確信をしております。  第3次雲南市教育基本計画では目指す人物像とされ、第4次雲南市教育基本計画では、基本目標を達成することは、郷土の生んだ偉大な先人である上代タノ先生のいうふるさとを愛す、国を愛す、世界を愛すや永井隆博士のうたった「如己愛人」という精神を身につけた人をつくることにつながりますと掲げられてあります。そういったふうに基本計画等にうたわれております上代タノ先生と永井隆博士、この御両名でございます。ところが、永井隆記念館オープンで、この両氏に対する本市の取り組み方の隔たりが大きくなったように私は考えております。  本日、3月8日は、国際女性デーです。  本市では、平成25年11月30日に雲南市男女共同参画宣言都市記念式典を行い、男女共同参画都市宣言を行いました。  最近でも東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会元会長の女性蔑視とも言える発言が世界で大きな波紋を広げております。  上代タノ先生は、1886年に大東町の春殖で誕生されて、1956年には日本女子大学の第6代学長に就任されております。その間、明治という封建的な時代の中で、女子教育の推進、女性の地位向上などに注力をされました。また、世界平和アピール七人委員会の設立メンバーとして、湯川秀樹博士や平塚らいてう氏などと共に平和運動にも力を注いでこられました。そして1982年に95歳でその生涯を閉じられました。  永井隆博士は市内外に大きく宣揚されておりますが、残念なことに、上代タノ先生は大東町では宣揚されているように思えますが、それ以外の地域での宣揚が全くと言っていいほど進んでいないというふうに感じております。  本市は、男女共同参画都市宣言をし、平和の都市宣言もしております。まさしく永井隆博士と上代タノ先生の思いをそのまま形とされていると考えております。上代タノ先生を今までより強く市内外に啓発していくべきと考えておりますが、見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 議員おっしゃいますように、上代タノ先生は、雲南市教育基本計画における、目指す人物像として掲げております。これまでも春殖地区振興協議会でDVDを制作されたり、大東町女性の集いの皆様が「上代タノ物語」の演劇をなさったりして、顕彰活動に取り組まれておられることを承知をしております。今後、上代タノ先生の人物、業績等をこれまで以上に多くの方々に知っていただくとともに、より親しみを持ってもらえるよう、市報等も活用しながら、様々な啓発活動に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) これからいろんな啓発とか周知していただけるということですけども、私の知る限りでは、大東高校と佐世小学校で宣揚されているというふうに認識しておりましたが、先ほど御答弁にもありましたけども、先日、春殖の交流センターでも宣揚スペースが設けられているという情報をいただきましたので、早速その日に伺って見させていただきました。本当、年表があって、よく分かったんです。今まで私が見させていただいたところには、そこまで詳しい年表もなかったような記憶もありますので、ああ、なるほど、すごいなと。先ほど言われましたDVDも、見て行かんかねと言われたんですが、ちょっと時間がなかったんで、またゆっくりと来ますということなんですが、内容的には、小学生も見て理解ができるんじゃないかというふうにも言われておりました。
     教育基本計画に理想の人物像として示しながら、多くの市民に認識されていない実態は、微力ながら、私は宣揚活動的な行動をさせていただいております。そういった中で、上代タノさんって誰っていう声が多く聞かれます。特に大東町からやっぱり距離が離れていけばいくほど、なかなか認知されていないといいますか、御存じでない方がいらっしゃるということは肌身で感じております。  永井隆博士を拠点型の啓発とすれば、上代タノ先生は地域分散型として、例えば各総合センターや交流センター、また学校図書館など、多くの場所の、少しのスペースでもいいと思いますけども、そういったスペースを利用して、市民向けに啓発できるコーナーを多く確保することはできないのか、見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 今お話にありましたように、春殖交流センター、本当に大規模に掲示がしてございます。それから大東の図書館にも掲示がなされております。特設コーナーということですけれども、今後、市内の公共施設や学校図書館とも連携した同様の取組や、永井隆記念館での企画展示というようなことで、市民の皆さんが上代タノ先生に触れる機会というものを多く持ってもらえるような取組を、今後、鋭意取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 今の答弁の中に、企画展示という話が出てきました。この永井記念館で、例えば企画展示、これは外部といいますか、例えば外部の団体ですね、平和団体とか、そういうところが永井記念館を利用してそういうことがやりたいんだって、それは可能ということになりますか。 ○議長(佐藤 隆司君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 現在いただいておりますのは、遺族会のほうから、あのホールにおいて企画展示をさせてもらえないかというような申出をいただいております。上代タノさんも、先ほど言われましたように、七人委員会で世界の平和というものをアピールしておられますので、永井博士と同じような平和の発信基地として、上代タノさん、そして遺族会の皆さんが今まで集めてこられたようなものをあそこで、ホールがせっかく広く造ってありますので、そういうところで啓発活動というのは取り組めるのではないかというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 私の元にも、そういうことできないんだろうかという話を何件かいただいております。今の答弁をまたお話をさせていただいて、機会があれば活用していただければというふうに思っております。  さきにも申し上げましたが、日本女子大学在学時、上代タノ先生の上級生に平塚らいてう氏などの女性の地位向上のために力を尽くされた方々が活躍された時代であります。いまだ女性に対して蔑視感覚が残っている昨今であります。だからこそ、この上代タノ先生の偉業を宣揚すること、これが大きな意味を持ってくるのではないかというふうに考えております。  次の質問に参ります。除雪について伺ってまいります。  この冬の降雪時には、いつものように除雪SOSといったような電話を多くいただきました。年末年始の降雪に対しては、素早く除雪をしていただいたということで、すごくよかったよ、助かったよという声があった一方、1月8日から降り始めた降雪時には、除雪されるまで3日かかったとか4日かかったとか、お願いをしてから結構時間がかかった、まだ来てもらえないというような、そういった苦情めいた声が聞こえてまいりました。  道路に関しては、除雪を行う積雪基準や優先順位等があることは認識しておりますが、市民に対して、その基準がなかなか示されてないといいますか、分かりにくくて伝わっていないのではないかという疑問を持っております。改めて除雪に関し、どのような基準により、誰が除雪の可否の判断をするのか、あわせて除雪の優先順位に対する考え方を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 除雪を行う積雪基準につきましては、積雪が15センチに達したときに建設部で判断し、除雪作業を開始いたします。積雪量の確認は、市内に10か所で観測を依頼している観測員により行っております。優先順位としましては、バス路線を最優先で行っております。通学時の通行時刻までに除雪を行います。その後、順次幹線道路から優先度に応じて各路線の除雪を行っております。各地域で積雪量が日々異なっておりますので、今シーズンの状況を改めて確認して、必要に応じて見直してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) バス路線を優先順位の筆頭といいますか、トップにあるということでしたけども、このバス路線についてですが、県道、市道、両方同じ並びで考えていいですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 市が行う除雪作業につきましては、市道が中心でございまして、ほとんど市道を行っております。県道につきましては、県の受託業者のほうが行われますし、国道54号線など、国におかれましては、国の受託業者が行うということでございますので、スタートとしては、国、県、市がそれぞれ順番をつけて行っているということでございますので、国道、県道以外の市道で優先順位をつけて行わせていただいているという状況です。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 現在のように、コロナ禍にあって、医療機関へのルート確保は最優先されなければならないと考えております。しかし、市立病院及び平成記念病院、いわゆる救急搬送を受け入れている病院へのルートは、救急車も走行し難いありさまでありました。命にも関わることでありますので、除雪の優先順位は上位にならなければならないと考えておりますが、今の答弁でいきますと、多分県道に当たる部分もありますので、県が判断するのかなと思っております。ですが、この優先順位の上位に上げなければならないという考え方についての、本市としての見解をまず伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 病院への搬送ルートの確保は、大変重要であると認識しております。現在の除雪作業の計画におきましても、病院周辺の幹線道路の優先順位については上位にあるものと考えております。救急搬送に支障のないように除雪作業を行う必要が当然のことながらございますので、今シーズンの状況を改めて確認をして、必要に応じては、作業手順については考えていかなければならないというふうに考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 今の答弁で上位にあるということでありましたけども、今期の降雪時の状況、両方の病院の周辺、確認はしました。たまたま市立病院に関しては、その周辺を行く機会がありまして、本当大変な思いをしたんですけども、見て回りました。それから平成病院、自宅の近所ですので、いろんなとこへ行き来するときにもそこの前を通ったり、いろんな形で救急車の搬送ルートであろうと思われるところは通るんです。ただ、今の答弁ですと、順位が上だということなんですが、そうは感じない状況でした。そこで、今回こういう形で除雪に対しての道だけではなくて、医療従事者の方が、今、コロナ禍にあっていろんな思いをしながら現場で働いていらっしゃる、また、患者の方も、透析患者さんなんかだと、行かれないっていうことがあってはいけないというようなことを考えますと、やはりここのところはきちっとした形で精査していただく必要があるのかなというふうにも考えております。これはまた調べていただいて、状況を確認していただいて、もし今言われた答弁の、言われた状況ではなかったら検討していただきたいなというふうに思っております。  次に、いわゆる駐車場ですね、病院の駐車場の除雪に関しては、職員の皆さんが一生懸命除雪をされております。今期のように休日を間に挟むような降雪の場合、月曜日に人力による除雪、これが駐車場で見受けられておりました。通院患者に対して安全な駐車場の提供ができない、このようなことをしておればできないと考えておりますし、実際に駐車場内の除雪が追いつかず、走行困難であったり、また駐車場の位置がはっきりせず、通常の駐車場台数の3割、4割減となっているような状況も確認しております。さらには、車椅子で通院されていらっしゃる方、この方々の止めるスペースの確保がなかなか難しいというような状況があって、車椅子をこの積雪の中を押していって移動、本当大変な苦労をしていらっしゃるような場面にも遭遇をしました。このことから、命を守るといった観点で、市として、この市内の医療の中核を担う市立病院及び平成記念病院への動線、ルートの安全確保、また駐車場の確保のため、除雪、これは市が責任を持って除雪することはできないのか、見解を伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石原病院事務部長。 ○市立病院事務部長(石原 忍君) 駐車場の除雪についてですが、市としてというお尋ねですが、まず市立病院におきます除雪の対応について、私のほうからお答えをさせていただきます。  市立病院における除雪の対応については、患者さんの通路等になる箇所につきましては、職員が早朝や休日に出勤しながら、人力で作業を行っております。駐車場の除雪につきましては、大変範囲も広いことがありますので、業者と契約をさせていただいております。業者による除雪は、積雪状況を見ながら依頼をすることとしておりまして、平日であれば、駐車場の利用の少ない夕方等の時間帯を中心に行っております。また、年末年始を含めた休日につきましても、業者の方と時間帯を調整しながら、大変良心的に対応してもらっておりまして、患者さんには安全に駐車場を利用いただけるように努めてはおります。 ○議長(佐藤 隆司君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 特に市立病院、平成記念病院など、病院ということでございます。市立病院につきましては先ほど答弁したとおりでございますので、そちらと、そこへ行くまでの市道との関連で、改めて連携を確認をした上で、作業手順については見直しをしていきたいというふうに考えております。  また、平成記念病院におきましては、駐車場の中に市民バスが入っております。そういった関係で、バスが入れない状況が今年はございまして、市のほうが、そのバスが入れるように、付近の駐車場も含めて除雪をしたという状況になっております。そういったところも含めて、再度確認をした上で、御指摘のとおり、医療従事者などの通勤の確保なども含めた形で、優先順位については改めて現状を確認をした上で、確認をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) たまたま今期の場合は、今の市立病院に行くこともありましたし、平成病院に行くことも、たまたま同じタイミングでした。しかも週明け、両方行って、ああ、これは大変だなと。特にさっき建設部長の答弁にもありましたけども、市民バスが入れなかったというのは、多分そうだろうなと思います。駐車場に入る、入れたとしても駐車場の中が走れないという、もうスリップしてですね。そういう状況もありましたし、市立病院には、そのルート上に木次線の踏切があります。一旦停止をするんですけども、そこに、圧雪に大きな大きなくぼみが、こう車が毎回止まりますので、どんどんどんどんくぼみが深くなっていくんですね。そこに、例えばタイヤがはまってしまって、4WDとか、例えばスタッドレスタイヤが新しいとか、そういうのだったらまだいいんですけども、ちょっと、もうそろそろ替えようかなっていうような感じのタイヤを履かれている方だったり、あと、FRの車とかだったら、多分これ乗り越えないんじゃないかというような状況もありました。  平成記念病院を含む、あの三刀屋健康福祉センター、あの辺りの一帯を福祉ゾーンというふうに位置づけられていると認識しておりますが、健康福祉センターの裏には出雲養護学校雲南分教室がございます。ここの子供たちが徒歩や市民バスで通学をするんです。そこに向けても全然雪がかかれてないので、あの積雪の中、雪まみれになりながら一生懸命歩いて通ってる姿が本当、涙ぐましく思えてならなかったなというふうに思っております。ですので、その時点では、市のほうにお願いをさせていただいて、こうこうこうで、ここのところの除雪してもらえませんかということで声もかけさせていただいた経緯があります。様々申し上げましたけども、積雪時の移動に対しての弱者、こういった方がいらっしゃるということをしっかり認識をしていただいて、いろんな調査とか状況のまとめをしていただいて、再考していただければというふうに思っております。  次の質問に参ります。出産育児一時金について伺います。  出産予定を迎えられている御家庭から、多子、双子さんなんですけどね、多子の出産の予定だということで、出産育児一時金など、市からの公的な支援というものがどういうものがあるんですかということで相談をいただきました。多子出産ということもあって、出産に向けての準備をする中で、全てのものが2つ必要だと。これは経済的に負担が大きいというふうなことを言っていらっしゃいました。できれば何か支援していただけるものがあればということでお声がけをいただきました。  通常の出産の場合は、出産育児一時金は、出産費用として42万円までが支払われます。これを前提としたときに、多子、双子の場合はどのようになるのか。これは、窓口に私、聞きに行きました。御相談いただきましたので、教えを乞いに行かせていただきました。そのときにも、ぱっと答えが出るかなと思ったんですけど、どうですかね、いや、こうだと思うんですけどとかっていうことで、部局で確認をし合いながら教えていただいたんですけども、ということは、なかなか市民の皆さんに対して、出産育児一時金というものがあるよということ、これ42万円ですよということは分かるんですけども、そこに多子という状況が備わったときどうなるのかということがなかなか理解されてないんではないかというふうに思いますので、その点を考慮した上で、分かりやすい説明をしていただければと思います。 ○議長(佐藤 隆司君) 須田市民環境部長。 ○市民環境部長(須田 弘君) 出産育児一時金は、健康保険法等に基づきます保険給付といたしまして、健康保険や国民健康保険などの被保険者またはその被扶養者が出産したとき、出産に要する経済的負担を軽減するため、一定の金額が支給される制度でございます。支給額につきましては、基本として出産時、1人につき42万円が支給されるということでございますので、双子の場合には84万円ということになります。  現状、市といたしましては、国民健康保険の被保険者に対して、保険証の更新時に、「国保のべんり手帳」(しおり)、これは送付をしておりますけど、先ほど議員御指摘のとおり、分かりにくいということは確かにあろうかと思います。そうしたことを受けまして、今後はホームページにも、活用して、より分かりやすい説明、周知に努めたいというふうに思います。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) ホームページ等に載せていただけるということで、本当、助かる方が多くなってくるんではないかと思っております。  第2次総合計画等に、人口の社会増を目指すとされております。これは、全国各地の自治体が異口同音の訴えをしていらっしゃると承知しております。限りある人口の中で社会増を目指すことも大切なんです。もちろん大切なんです。自分のところには様々な、子育てをするのに、移住するのにいい施策がされているよということをアピールしていくこともすごく大事で、それを気に入っていただいて、来ていただけるということもすごく大事な話なんです。その状況にありながらも、人口の自然増に向かう、市長も答弁の中でも触れられましたけども、人口の自然増へ向かう傾向が今、全国的に顕著になっているように思っております。出産を控え、不安になることもあります。また、ましてや多子ということですね、多子出産ともなれば、さらに不安が大きくなることは間違いないことであります。その不安の中には、受けることができるサービスに対することもあると思います。サポート支援等も含めて、大きく広く情報提供をし、安心して出産に向かうことができるように配慮していただければというふうに考えております。  この出産育児一時金だけではなくて、いわゆる出産から子育てまで、育児を超えて子育てまでということを線としてずうっとつなげて、今、いろんな形で取り組みさせていただいております。中には不妊治療、妊よう性温存治療、それから不育治療、産後ケア、児童虐待防止等、こういうことをしっかり取り組んでいける、また取組を示せる、こういった自治体というものは、今後、このコロナ禍において、本当大切になってくる部分かなというふうに思っております。よその地域がやっているからということは、もう当たり前なので、そこから先、どうつなげていくかということが、これからの雲南市にとって大事なことと思っております。今申し上げました不妊治療云々、どうのこうのというふうに申し上げましたけども、今後必要になってくるのが妊よう性温存療法、これをどう取り組んでいくのかということは、これから私の課題の一つとなってくると思っております。  市長に伺います。この出産から子育てまで、しっかりとした一本の線となって、きちっとした形、こういったものを今後しっかり組立てをしていかなければ、これからの雲南市というものが、いわゆる最初に申し上げましたが、地方ではなくて中山間なんだというところで埋没していくというおそれがありますので、その一本の線に対する強い決意を、もしよければ、ひとつお聞かせいただければと思います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 議員が御指摘のとおり、人口減少問題に対して、一つは先ほどの社会増、いわゆる社会的な動態を増やしていくことでございますが、もう一つが、やはり合計特殊出生率の向上、つまり、より子供を産み育てやすい地域をつくることだと、そのように考えております。そのためには、出産から子育てまで一貫したサポートが必要であると考えておりまして、この雲南市においては、雲南市立病院という出産をサポートできる医療機関、そういったものもございます。また、地域のほうで子供のお母さんをサポートするような活動もあるというふうに聞いております。様々な知恵を重ねながら、市もしっかりと支援しながら、この出産、子育てについてはしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 中村議員。 ○議員(12番 中村 辰眞君) 市長の考えを伺いました。新型コロナウイルス感染症に対する不安から、出産数が減少しております。このようなときだからこそ、人口の自然増に向けた本市の本当手厚い取組に期待をして、私の一般質問を終わります。 ○議長(佐藤 隆司君) 12番、中村辰眞議員の質問を終わります。     ─────────────────────────────── ○議長(佐藤 隆司君) ここで、しばらく休憩いたします。再開を14時とします。               午後1時46分休憩     ───────────────────────────────               午後2時00分再開 ○議長(佐藤 隆司君) 会議を再開いたします。  引き続き一般質問を行います。  15番、周藤正志議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 周藤正志でございます。今回は、大きく4項目、質問いたします。  これまで雲南市は、地域自主組織、若者チャレンジ、キャリア教育など、全国に先駆けた取組により、地方創生担当大臣をはじめ、全国から多くの視察に来ていただき、また、プラチナ大賞受賞など、全国的に高く評価されてきました。しかしながら、前市長の不祥事・辞職という前代未聞の事態で、全国へマイナスを発信してしまったことに対し、憤りとともに、口惜しい限りであるというのが率直なところです。  この間の市政の混乱、停滞に対し、市民から厳しい批判がありました。石飛市長には直接の責任はないとしても、市民に寄り添う市政をうたうならば、この批判に対して真正面から対応すべきであると思いますし、その上で正常化を図ることを強調し、市民の理解を得るべきであろうというふうに思います。  市長は、言うまでもなく雲南市の顔であり、3万7,000人の市民を先導していくリーダーであります。市の行く末を左右する、極めて大きな重責を担っています。ですから、結果責任を問われることになります。所信表明やこれまでの答弁で少しずつ人物や考えも分かりつつありますが、手腕はまだ未知数です。多くの市民は様子見というところです。今回は、12月と同様になりますけれども、市長の基本的な考えと覚悟のほどをただしたいと思います。  まず、市長の使命を果たすには、それに見合う資質と能力が必要になります。それは何であると考えておられるのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 必要な資質、能力についてのお問合せでございます。  まずは、政治家としてしっかりとした信念を持っていること、そして、夢や理想を語れることが必要だと私は考えております。その上で、人の力を引き出すことができる能力、これが必要でしょう。市民の皆様や市職員などの声をしっかり聞き、みんなの力を引き出していくことがなければ前に進めません。最後に、決断する覚悟を持っていることも必要だと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 今、市長の言われたことは、私もよく分かります。私としては、ほかにも私なりの考えがあります。まず一つは、当たり前ですけれども、誠実であることです。近年、非常に不誠実な政治家が多くなったということです。それから、度量が大きいこと。反対意見もちゃんと聞く寛大さ、寛容の精神が必要だと思います。狭くて浅い人間ではなくて、いかに広くて深い人間であるか。そしてもう一つは信頼。市民や部下からいかに信頼されるかであろうと思います。  そして、能力としては、マネジメント能力。人・物・金、そして情報、これをどう管理していくか。それから、先ほど言われた判断力。適切、明確、そして将来を見据えた判断ができるか。そしてもう一つは、社交性と交渉力です。いろんな人との関係を構築していかなければなりません。そして、難しい交渉もしていかなきゃならない。そういう力がないといけません。加えて、市長にふさわしい知性と品性。これを備えていなければならないと思います。  これまでの答弁を聞いて、市長の非常に熱い思いは感じました。ただ、自己評価も高く、自信家であるというふうにも見受けました。が、これからは、他人が評価をすることになります。くれぐれもワンマン、独断専行、そして人や状況によって態度や対応を変える、あるいはプレッシャーに弱い等々がないようにお願いをしたいと思います。  次に移ります。  これまでの雲南市政をどう評価しているのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 9番議員への答弁でも申し上げましたが、雲南市が誕生して以来、市民との協働によるまちづくりが進められ、地域自主組織を中心として、それぞれの地域で住民の皆さんが主体となり、困り事の解決に取り組むなどの温かな地域づくりが行われてきております。また、地域の課題解決にチャレンジする多様な活動や人材が育つなど、雲南市のまちづくりの基礎となる様々な取組が展開されてきたところであります。雲南市をよりよくして、暮らしやすい地域にしていこうと懸命に取り組んでいただいている皆様に敬意を表するとともに、こうした取組はしっかりと引き継いでまいりたいと考えております。  一方で、政策決定のプロセスが見えにくかったことや、人口減少や担い手不足などの時代や社会の変化に必ずしも的確に対応できていない部分があったのではないかと認識しているところでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) これまでの答弁のとおりだと思いますけど、プラスの面もあるし、マイナスの面もあるということですが、それでは、点数をつけるとすると何点になるか。30点なのか50点なのか70点なのか、点数をつけると何点でしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 先ほど御指摘がありましたように、思い上がったような、私は点数をつけるなどという、そこまで偉い人間だとは思っておりませんが、十分合格点でこれまでは進んできた。ただ、それ以上によい点を取りたいと、そのように思っているところでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) いやあ、いい答弁だったなと思います。合格点であるということは非常によいと。これまでの市政をどう評価するかということは、これからの市政の方向性を決める出発点になりますので、これを問うたわけです。  市長の街頭演説を拝見させていただきましたけれども、その中では、既定路線のままでいいのか、いけないと言っておられた。そしてまた、新聞記事によりますと、16年間続いた市政運営の路線を改めると強調って書いてあるんですね。ということになると、先ほど言われたことと、どうもちょっと整合性がないんじゃないかなと思いますけども、その辺ではどうなんでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 先ほど申しましたとおり、プロセスを大事にした行政運営、あるいは意思の決定、そういった部分が、やはり従来の形ではよろしくなかったんだと私は思っております。そういった部分は積極的に変えていきたいと。あるいは当時、雲南市合併当時からの理念の中で、時代に合わなくなってきた部分があるとすれば、そういったところに固定観念を持つことなく見直していくと、そういう考え方でございまして、大きな矛盾はないものというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 大きな矛盾はないということでございますけれども、私が感じたのは、ちょっとトーンが変わったなと。ああ、選挙戦のときとはちょっとトーンが変わったなというふうに思っています。  先ほども言われたように、プロセスを大切にするということですので、要するに時間はかかっても手順、手続は踏まえていく、それから市民の声をどう拾って、どう反映させていくか。そして、どのような仕方で決定するか。妥当な決定方法。それから記録もきちっと取って、それを情報開示をしていく、そういった、要するに透明性を高める、プロセスのですね、これからやっていかれるということで確認させてもらいたいんですけれども、それでよろしいのか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) プロセスの持ち方には、事案によって様々な方法があると思います。しかしながら、先ほど議員が御指摘された内容というのは必要な要素になってくるものというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) ぜひこのプロセスを大切にする取組をしっかり行っていただきたいと思います。  次に移ります。  これまで市長は、行政マンとして組織の中で働いてこられたわけですが、これからは政治家として皆を引っ張っていかなくてはなりません。それがためには確たる政治理念というものがなくてはなりません。それは何でしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 12番議員への御答弁では政治信条という言葉で申し上げましたが、恐らくは、そのおっしゃいます政治理念とは同じものかと思いますので、そのように答えさせていただきます。  私の政治信条を一言で言うならば、地方、ふるさとを守るでございます。先ほど申しましたが、都市の繁栄は地方が支えているという基本的な考え方の下で、単なる効率だけでは示されない価値を大切にしていこうという考えでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 地域を大切にするということは、よく分かります。私が問うてるのは、むしろ将来、こういう世界、こういう社会であらねばならないというものがあろうと思います。それは何ですか。
    ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 将来のこうあるべきというお話でございますが、先ほど、ふるさと、地方を守ると申し上げました。つまり、雲南市でいえば、雲南市のどの地域でも生き生きと、しっかりと地域が守られて活動している、そういう状態をつくっていくことかというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 私が聞きたかったのは、世界とか社会とか、もう少し広い視点、もうちょっと長い射程のことを問うています。これはまた別の機会に伺います。  次に移ります。  まちづくりを進めるに当たっての基本は何であると考えておられるのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 雲南市まちづくり基本条例の前文に、「まちづくりの原点は、主役である市民が、自らの責任により、主体的に関わること」と書かれてございます。私もまちづくりの基本はそこにあると考えております。そのために、市民の声にしっかりと耳を傾け、地域の実情に応じた公助の在り方を探りながら、市民の皆様と手を携え、そこで暮らしたいと思う地域の実現に向けて尽力してまいります。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 今のはほとんど完璧な答弁であったろうなと思います。  まちづくり基本条例にあるように、まちづくりの原点は市民が主役です。自らの責任で主体的に関わって、行政、議会とともに協働のまちづくりを進めるとあります。市長の役割もきちっと条例に明記されておりますので、これに基づいて市政運営を図っていただきたいと思います。  次に移ります。  市長には、私たちがどこへ向かっていくのか、その方向性と目指すべき未来像、将来ビジョン、これを分かりやすく示す必要があります。考えておられる未来像、将来ビジョンはどういうものなのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 私は、第2次雲南市総合計画後期基本計画を基本としながら、その取り組んだ結果として、選挙でも申しておりました、「子供の声があふれる明るい雲南市」「大人が活き活きと活動する力強い雲南市」「誰もが生きがいを持って安心して暮らせる雲南市」、この3つの未来像を目指してまいります。それぞれに御説明をすると少し長くなりますが、基本、この形を目指して、職員と一丸となって取り組んでまいります。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 明るいとか力強い、あるいは生きがいのある、安心・安全とか、そういったことは非常に分かりやすいんですけれども、もう少し、これでは中学生、高校生でも言うことになりますので、もう少し掘り下げた内容をもっと出してほしいというのが私の考えです。  特に船に例えて、雲南丸のかじ取りを頼みますってよく言いますけれども、問題なのは、どこへ向かっていくかであって、どこへ向かって船出をするかということなので、問題は目的地がどこなのかということをきちっと明らかにして、その先導役は市長だよということで、その目的地をはっきりさせるということが、そのために私たちは何をしなければならないかということを議論しなきゃいけないと思います。だから、市長には、まずその目的地をきちっと示してほしいと思います。  これまで、速水元市長は、課題解決先進地による新しい日本のふるさとづくりを目指す、こういう方針ですね。途中から、プラチナ社会を目指す。プラチナ社会とは、エコロジカルで、資源やエネルギーの心配がなくて、老若男女が参加することができて、心も物も豊かで雇用がある、そしてプラチナのように一人一人が光り輝く威厳がある社会だと、これを目指すというのは、ああ、そういう目的地を目指していくということが大切なわけですので、ただ明るい、力強いということではちょっと、もう少し掘り下げていただきたいなというのが私の考えです。  次に移ります。  議員はもとよりですけれども、執行権を有する市長には、より公正で高潔な倫理的義務が課せられています。とりわけ特定の地域や団体、人へ偏重しないなど、公正な職務遂行が求められていますが、政治倫理についてのお考えはどうなのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 政治不信等を招くことがないよう、市民全体の利益のために、地方自治法にうたわれている地方自治の本旨に基づき、全力を挙げることが必要であると考えております。市民の皆様の声を聞き、信頼に応え、誠実かつ公平・公正で民主的な市政運営を行ってまいります。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 今の答弁は、12月の答弁と全く同じだなというふうに思いました。  市長選挙では、石飛市長は、しがらみのなさというのを訴えておられましたね。最終的にはいろんなしがらみができたんじゃないですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 選挙、あるいは人間というものは、常に新しいしがらみ、そういうものを持って生きていくものだというふうには思っております。ただし、私は当時、従来の、要は以前からあるといいましょうか、そういったしがらみにはとらわれず進んでまいりましたので、そういった意味で主張しております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 今もしがらみはないということでよろしいですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 古いしがらみにはとらわれておりませんが、私は、やはり生きていく上で、皆様としがらみというのか関係というのか分かりませんが、そういったものは大切にしながら前へ進んでまいりたいと、そのように思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) しがらみという言葉はマイナスな言葉でして、まとわりついて妨げ、障害になるということなんですね。ですから、今言われたことは関係ですので、プラスの話なので、そうじゃないということを言っておきます。  それで、現在、中央官僚が利害関係者と会食したことが問題となっています。地方公務員には、国家公務員倫理法のようなものはありません。ですが、この法律では、地方公共団体は国に準じて地方公務員の職務に関わる倫理の保持のために必要な施策を講じるよう努めなければならない、そう規定されてます。市長等特別職、そして議員、この両方を対象にした倫理条例、あるいは職員を対象にした倫理規程、これを定めているところは全国にたくさんあります。これは提案ですけれども、この倫理条例、あるいは倫理規程を考えたらどうか、検討したらどうかと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 現時点で即答することはできませんが、検討は進めるべき事項だというふうには思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) まさに今、時宜を得た内容ですので、ぜひ前向きに検討していただきたい。しがらみのない市長であればこそ、なおさらこれは取り組んでいくべきだなと思います。  次に移ります。  選挙では、有権者の37%の得票であったわけですが、新聞記事、それからこれまでの答弁によりますと、ラグビーのノーサイドのように、同じ目標に向かう一つのチームとして一緒にやっていこう、立場や価値観を超えて連携するとありました。市民、そして議会とどういう関係を築いていく考えなのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 市民の皆様とは、第2次雲南市総合計画に基づく協働のまちづくりをさらに前進してまいります。そのためにも、各施策の目的や成果を市民の皆様に分かりやすく伝え、市民本位の行政に努めてまいります。  議会の皆様とは、よりよい雲南市を築いていくという同じ目標に向かって、適度な緊張感を持ちつつ、しっかりと連携してまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 分かりました。ただ、ノーサイドという言葉に関して一言言いたいと思います。  スポーツと政治は残念ながら違います。なぜかというと、スポーツは、参加する者がそのゲームのルールを熟知、承知していて、ですから勝ち負けがあっても、それを納得する。ですからノーサイドができるんです。政治には、そういったルールというのがあってないようなもので、例えば民主主義が最高のルールだと思っている人もいるけれども、それに反する人もいる。そもそも民主主義を否定する人すらいるということが現実の政治の世界を見れば分かります。ですので、口で言うほど、このノーサイドというようなことは簡単ではないということです。思うようにはならないということを、これからたくさん経験されると思います。いずれにしても、市長の考え、言動、態度いかんだというふうに思ってます。  私が言いたいのは3点です。1つは、二元代表ですので、議会と市長の間は車の両輪です。先ほど言われた適度な距離を持った緊張感、これが必要です。議会にはハンドル、アクセル、ブレーキ、その役割があると思っています。ちょっと方向が違っていればハンドルで調整する、あるいはアクセルを踏む、時にはブレーキも踏むこともある、そういった役割があると思っております。それから2点目は、行政の継続性です。これを大切にしていただきたいと思います。3つ目は、議会軽視とならないようにお願いしたい。これまでの議論を踏まえるということが非常に大切です。市長が替わったからといって、がらがらぽんにはなりません。そして、先ほどから言っておられる、プロセスを大事にするということですので、情報の開示、共有、これを積極的に進めていってほしい。この3点をぜひお願いしたいと思います。  次に移ります。人口減少への対策についてです。  所信表明で、人口減少に歯止めをかけ、増加への転換を目指すと言明されましたが、実現できますか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 今後数年は、いわゆる団塊の世代が後期高齢者となることから、人口の自然減が大きい状況が想定されます。そういう意味では、人口の減少が続くこともやむを得ない、そういうふうに考えております。健康長寿の取組により、人口減少の圧力を弱めることや、いずれ極端な年代の偏りが解消された際、現在の若者世代の人口が確保できているかどうかというのが重要なポイントになってまいります。その段階で、逆三角形の人口ピラミッドを、釣鐘型と言われる各世代ほぼ同じ人口になる形にすることができれば、人口の増加というものに転じることが可能でございます。  若い世代が住みたいと思える暮らしの基盤を整備する総合的な対策を講じ、安心して出産や子育てができる環境を整え、子育て負担を軽減することを定住対策、少子化対策の基本として進めることで、若者を中心とした人口の社会増につなげていきたいと考えております。そうすることで、必ず雲南市の人口減少に歯止めをかけ、増加に転ずるときが実現できるものと確信しております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 人口減少に歯止めがかけれるというふうに断定されましたけれども、もう一度おさらいをしますと、雲南市の人口は、ざっくり言うと、自然動態が、出生が200、死亡が600以上、差引きマイナス400以上です。社会動態については、転入マイナス転出、これが平成30年度、令和元年度、これで約300人です。毎年700人以上の減少です。ですから、今言われたことで、どういうロジックでこの700人の減少がゼロになるのか。ましてやそれを増加に転ずるということは不可能なことではないか。ロジックというよりはマジックではないかと思いますけど、どういうことでそんなことができるのか、もう一度説明してください。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 人口の減少から増加に転じるスパン、期間の問題、どのぐらいの時間的な感覚で物を説明するかということだというふうに思っております。おっしゃいます人口の減少というのは、今、ここ数年の実態は、恐らくそういう形になってまいります。団塊の世代が極めて多いこの雲南市において、そこの方々がお亡くなりになる、そういった状況の中では、なかなか全体への人口増加というのは望めないというふうには思っておりますが、その段階で何とか若い世代を確保できれば、次の時代においては、今度は増加に転じていく、そういうもののロジックでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) ある程度のスパンで実現できるということなんですけども、恐らくそれは全く認識が違ってるなというように思います。  新聞に掲載されていた市長の政策アンケート、これ人口減少対策について、可能な限り早期の解決を目指すと回答されてますね。そもそも人口減少問題は、早期に解決できるような問題では毛頭ありません。将来にわたって、日本の人口が定常人口、右肩下がりから横になる定常人口に移行するまで、この対策は講じていかなければならない問題なんです。  ちなみに、2100年の日本の人口は5,000万人弱です。まだ定常人口に至ってません。雲南市の推計人口はどうかというと、2030年には3万人を切る、2040年には2万5,000人ということになってます。ですから、したがって、人口減少を与件としてまちづくりを進めなきゃならない。ましてや10年や20年の間で自然動態をプラスにする、あるいは社会動態もプラスにするということは、これは不可能です。できません、そんなことは。自然動態自体でも400人の減ですよ。今、団塊の世代のことを言われましたが、これは今、日本社会は少産多死社会ですので、もう人口減少、逆転することはないんです。今年の生まれた日本の出生は100万人を切りましたよね、90万人を切りましたよね。亡くなられる方がはるかに多いわけで、それはずっと変わりません。合計特殊出生率のことも言われたけれども、国は1.8という希望を出してますよね。でも1.8でも減るんです。いいですか。人口置換水準は、合計特殊出生率が2.07以上じゃないと人口は維持できないわけで、だからどう考えても人口減少は、日本の、ずうっとこれから続いていく話なんですね。ですから、この可能な限り早期の解決を目指すなんてことはできない問題なので、10年や20年のスパンで考えても無理な話で、だから、もう一度言いますが、人口減少を与件としてまちづくりを進めていかなきゃいけないということじゃないですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 当面の間は、そういった人口が減少していく中で、いかに地域を守っていくかという対策は必要でございます。ただし、先ほどおっしゃいました人口の推計は、現状における合計特殊出生率及び人口の流出、社会増減の率ですね、それを前提とした推計でございます。そこの前提条件を覆すための努力は、できるだけ、可能な限り速やかに実施していきたい。人口の、合計特殊出生率あるいは社会増減、そういったものが大きく変わってくれば、時間はかかるでしょうが、ずっと縮小するというような未来にはならないというふうに私は思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 残念ながら人口減少問題に対する基本的な認識が全然違うなと思ってます。これはもう人口減少を与件としたまちづくりをしていかなきゃいけないと。どんなことがあっても、それは今、合計特殊出生率、雲南市が1.5や1.6が仮に2に限りなく近づいたとしても、それでも人口は増えないんです。その辺をきちっともう一回認識をしていただきたいなと思います。  ですので、私は、この人口減少に歯止めをかけて増加への転換を目指すというのは、ちょっとはっきし言って、失礼な言い方だけれども、大風呂敷ではないかなと、広げ過ぎたんではないかなというふうに思います。ちょっとできない公約になってしまうんじゃないかなと思いますので、この人口減少問題については、今日、こればっかりやるわけにいきませんので、次回に回したいと思います。  じゃあ、人口減少対策の要諦、一番のポイントは何だと思いますか。もう一度お願いします。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 突き詰めて申し上げますと、先ほど申しました合計特殊出生率を引き上げることと、若者の人口を増やすことでございます。そういう意味では、若者世代が生活や人生の余裕を感じ、住みたい地域、住みよい地域としていくことが人口減少問題に対する根本的な対策だと考えております。そのために必要なあらゆる施策を動員して取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 今言われたとおりでいいと思います。端的に言うと、出生数をいかに増やしていくかということと、もう一つは、今行っている人口の社会増、これを見直してブラッシュアップを図って、より強力に進めていって成果を出していく、これしかないんですね。それでいいと思います。それ、具体的に今やってることをさらにブラッシュアップしていくということを求めておきたいと思います。  次に移ります。  市長は、出身の掛合町のほか、吉田町など、非常に衰退の著しい周辺部の市民の皆さんから、選挙戦を通してどう対策を講ずるのかと必ず問われたと思います。周辺部対策をどう考えているのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 当面は、人口は減少する中で、地域自主組織や集落営農組織などによる地域を維持する活動に対して、行政として、地域の実情に応じた支援を講じることが必要でございます。しかし、人口を増加させていくというためには、周辺地域の主要な担い手である農家や農業法人を支援し、経済活動を活性化することで、若者が地域での成功の可能性を夢見ることができる地域にしていくことが重要だと考えております。また、農業や田舎暮らしを求めるU・Iターン者へ積極的に情報提供し、移住定住を促進していくことも必要でございます。地域の皆さんの知恵を集めながら、周辺地域への対策を積極的に進めてまいりたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 所信表明でも、周辺地域が活性化することによって雲南市全体がにぎわいを取り戻すことにつながると、こういうふうに言及されているわけですね。活性化できますか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) そのように努力してまいります。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) これは、今まで周辺地域対策を雲南市が何も取ってこなかったというわけじゃありません。手をこまねいてきたわけではなくて、様々な施策を講じながらも、長い間取り組んできたにもかかわらず現状があるということを、まずきちっと認識をしていただきたいと思います。過疎化の問題も一緒です。ずうっと過疎化といって、50年、60年、ずうっと同じことをやってるんですね。何にもやってきてないわけじゃない。だけども現状はそうなってる。ですので、その辺をしっかりと認識していただいて、今、活性化できるというふうにおっしゃったので、ぜひ、しっかりと見させていただきたいと思っています。  次に移ります。協働のまちづくりについてです。  自助、共助、公助についての基本的な考えはどうなのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 昨年の12月議会において、原前市長に対しても同様の御質問をいただいているようでございますが、私も前市長と考え方は同様でございます。具体的には、自助、共助、公助は協働のまちづくりを進める上で重要なもので、まず自分でできることは自分で、そして地域の中で支え合い、さらに公的機関で支えていく必要があり、小さな単位を優先する補完性の原則で捉える必要がございます。特に私ども行政としては、これらの間を役割分担という名の下に線を引いて突き放すことなく、全体をしっかりと支えていくことが肝要であると考えております。また、地域ごとの実情に応じて、それぞれの地域に寄り添った対応をしていかなければならないと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 補完性の原則は分かります。所信表明でも共助が大切であると強調されてますね。共助が大切であるという、その理由、その根拠は何ですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 共助を強調といいますか、共助というものの存在をしっかり認めていくというのは、まさにまちづくり基本条例の中における、その精神そのものであるというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 共助が大切なのは、かつて家族、地域、会社など、非常につながりが強い社会だったわけです、日本は。福祉国家も目指していた。ところが、時代の進展とともに、価値観の多様化、それから個人化、こういったことでつながりが希薄になってきたわけですね。加えて、新自由主義の台頭で公助が後退をしてしまった。そこで個人の自己責任や自助が大きくなってきたわけです。  そうした中で、現在の日本社会は格差社会、分断社会ということで、これでは社会が壊れてしまうということで、これではいけないということで、お互いが助け合って、新しい共助、これによって社会を取り戻す、社会を分厚くする、その取組がこの共助であって、その中で雲南市が取り組んでいるのは協働のまちづくりをするということで、この共助に重きを置いて取り組んでいるということになります。そういった認識をしていただきたいと思いますし、そこで、もう一つ伺いたいのは、公助についてです。公助について、基本的に石飛市長は、削減なのか、現状維持なのか、あるいは拡充なのか、どの方向ですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 地域自主組織の取組も、地域で様々でございます。共助、公助、自助、この区分についても、地域によって、これは必ずしも一定ではないと、そのように考えてございます。私としては、それぞれの地域の実情をしっかりお聞きして、そこにおける必要な公助の在り方を考えていきたい。つまり全市内が一つの基準で公助はこうだというような形ではなく、できる限りその地域地域の実情に応じた取組をしていきたい。その結果として、全体として共助でお願いできる部分があれば、公助で補完しなければならない部分もあると思っておりますので、全体としてどうなるかというのは、今後、話合いを進めていく中で決まっていくものだというふうには思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 私が聞いているのは、別に地域自主組織との協働のまちづくりのみならず、市政全体に対する公助の在り方をどう考えておられるのか。削減をする方向なのか、現状は維持するという方向なのか、それとも拡充をしていかなきゃいけないという、ということを聞いておるわけです。別に協働のまちづくり、地域自主組織とのことだけじゃなくて、市政全般としてどう考えておられるかという基本的な考え方です。もう一回お願いします。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 公助の全般的なというお話でございますので、あえて申し上げますと、基本は、まずは現状を維持することからスタートだとは思っております。そこで拡大あるいは縮小ということが、今、現時点で明確に方向づけができる状態ではないと。ただし、今後の財政の状況であったり、あるいは先ほどのお話で各自主組織の地域ごとの状況、そういったものをしっかり見て、そこは考えなければいけない。簡単にどちらという話ではないというふうには思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 簡単には決められないということですけども、市長には、やはり基本的な方向性というのはきちっと持っていただきたいと思います。今、先ほども言ったように、自助が非常に大きくなった、そして共助もかつてよりは少なくなってきた、それを何とか取り戻そうとして、今、協働のまちづくりで共助を太くしていこうとやってるわけですから、ですから、公助については、基本的に現状維持か、それを拡充する方向で考えていかなきゃ、社会はやっていけないということを、まず基本的に思っていただきたいなと思います。これについては、また今後、議論をしたいと思います。
     次に、記者会見記事によりますと、地域自主組織やチャレンジの取組はしっかりした検証が必要で、成果を説明するプロセスが不足してると述べられたようですけれども、これはどういうことなのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 所信表明でも申し上げましたが、私は、これまでの市政運営の基本的な考え方を尊重しつつ、よいところはさらに伸ばし、必要なところは修正しながら、是々非々の姿勢で市民本位の行政を展開する考えでございます。  御指摘の地域自主組織やチャレンジの取組は、いずれも重要なものであると認識しておりますが、一方では課題もあると感じております。どこをどのように改善すれば、よりよいものになるのかという意味で、不断の改善の努力をしていかなければならないという意味でもございます。とりわけチャレンジの取組については、目標や成果など、もう少し分かりやすく市民の皆様に御説明できるよう工夫していかなければならないと、そのように考えているところでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 私は、これを読んだときに、非常に否定的に取ったので、どうなのかなと思ったんです。今の説明だと、よく分かります。不断の改善をしていく、そこはポイントですので、しっかりと取り組んでいただきたい。  地域自主組織は、地域を守っていく、持続可能な先駆的なモデルなんです。小規模多機能自治推進ネットワーク会議、これ、270を超える自治体が加入してます。石飛市長はトップとして、これ引っ張っていくって明言されましたが、これまでやってきたことをさらに発展、充実させていくということでよろしいですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) これまでやってきたよいところは伸ばして、まずいところは修正していく、それを充実と申し上げられれば、充実してまいります。充実するということで御理解いただければと思います。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) ぜひ、期待にそぐわぬ取組を行っていただきたいと思います。  次に移ります。  所信では、「雲南プライド」というキーワードを用い、雲南市で暮らす人々が自らの地域とそこで生み出されるものや文化に対し、胸を張ってそのよさを主張していくことができる社会を目指すと表明されましたが、これは通常我々が使っている郷土への誇り、愛着、郷土愛、これとは何か違うんでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 12番議員への答弁でも申し上げましたが、雲南プライドは、もともとは、おっしゃいますように郷土に対する誇りや愛着、あるいはそこで生まれる文化や生み出されるものに対する誇りや愛着のことをイメージしておりますが、それらの誇りや愛着を胸を張って主張し、発信していこうという社会運動の概念を含む言葉として提言させていただいているところでございます。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 雲南市は合併直後、雲南ブランド化プロジェクトというのに取り組んできました。これは何かというと、自分のまち以外のことはあまりよく分からないから、知らないから、雲南市の自然や歴史、文化など、地域のよさをまず自覚して、それを雲南ブランドとして、郷土への誇り、愛着を持ってまちづくりを進めようという、これが雲南ブランド化プロジェクトです。これに取り組んできたのは、6町の一体感醸成のためでもあったわけですね。市長の言われる雲南プライドというのは、これの焼き直しのように思われますが、それでよろしいですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) かなり共通する部分は多いというふうに思っております。それをいかに今の時代に合ったような形で進めるかという点で、恐らくは違ってくるものとは思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) プライドを持つこと自体は非常に結構なことなんですけれども、人それぞれ、その持ちようというのは違います。ですので、為政者や行政が精神的価値観に関わることにちょっと踏み込む、あるいはましてや一つの規範のごとく押しつけるということがあってはならないと思います。多様性を重視すると市長は言っておられますが、多様性を否定して、同調圧力、これにつながってはならないと思いますが、その点はそれでよろしいですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 先ほど申しましたように、雲南プライドには、その誇りや愛着を発信していこうという社会運動をイメージしております。したがいまして、何に対して誇りを持つか、何に対して愛着を持つかは、それぞれの市民の皆様の考えによるものだと。ただ、そういういいところを発信していきましょう、そういう運動として捉えていただければというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 人それぞれが持つ価値観には踏み込んでいないということですので、分かりました。  最後に、行財政運営について伺います。  健全財政の堅持は市政運営の大前提でありますが、どう対処していくのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 人口減少の問題など、様々な問題への対応は、財政の健全性を維持していくということが前提でなければ進めることができません。限られた財源を有効に活用するためには、事業の効果を見極めることも大切だと考えております。また、ふるさと納税の推進など、積極的に財源を確保していくことも必要と考えております。その上で、市民の皆様の御理解をいただきながら、事務事業全般にわたり見直しを行い、また、施設管理の議論を進め、将来にわたっての持続可能な財政構造の構築を図っていくことが必要と考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 一番大切なのは、命綱である地方交付税をしっかり確保すること、そして借金については、実質公債費比率を、上限をきちっと設けて、今15%でやってますけれども、それを設定して運営すること、これが一番大切なことだと思います。これまでは、入りを量りていずるを制す、この原則でやってきてますけれども、これを踏襲するということでよろしいですか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 財政運営というのは、基本的に入りを量って出を制する、これが財政の基本でございますので、踏襲というよりは、普通の基本原則に従って運営していくと、そのように考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 地方財政の場合はそうですけれども、本来の財政の在り方というのは、ニーズをきちっと満たすための支出を、まずきちっと出を量って、それで収入を考えるというのも一つの考え方です。  そこで、一つ提案ですけれども、かつて速水元市長は、全国の類似団体3団体と交付税改革を提言されて、合併一本算定を、30億円減額だったものを3分の2復元された、そういった経過があります。石飛市長は、旧自治省財政課で地方財政計画に携わってこられたということでありますので、本市の命綱であります交付税改革について、国に進言、提言、そういったことをしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 国全体でも、地方一般財源を確保していくということは非常に重要なことでございます。もちろんそのために様々な要望活動等はしていきたいというふうに思っております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) ぜひこれ、雲南市の命綱ですので、ぜひ、これまでの自治省の人脈もあろうかと思いますが、そういったことも活用して、最大限取り組んでいただきたいと思います。  次に移ります。  市長が組織、職員をどうマネジメントするかによって、業務遂行の力、まちづくりに大きな差が生じることになります。組織力を高め、または職員の能力を引き出すために、トップとしてどう取り組むのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 雲南市の組織目標を達成するには、組織をスムーズに運営するマネジメントが大切だと思っております。そのために、職員には市民の目線に立ち、失敗を恐れず、前例踏襲や模倣から抜け出し、誇りを持って仕事をしていこうと声かけをしております。市民にとって、また雲南市の未来にとって真に必要な事業を進め続けるためには、組織を支える職員一人一人が市の抱えている課題を自分のこととして捉え、自らの役割を認識し、考え、行動すること、そして課題解決のための取組を組織全体で共有していくことが重要と考えます。私も雲南市が目指すビジョンをしっかりと職員に示し、市役所挙げて組織の活性化、人材育成を進め、組織力を強めていきたいと考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 今の雲南市の組織の中で一番問題なのは、連携が悪いということと、もう一つは責任の所在が不明確であるということですね。チームで、チームプレーではなくて個人プレーになっているんです。そこをきちっと見ていただきたいと思います。  これまで接遇日本一ということで、迅速、正確、親切、丁寧ということを取り組んできたんですけれども、接遇についてはどう思っておられますか。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 市民の目線に立った、寄り添う姿、これがまさに接遇の基本だと思っております。そういった意味では、そういった接遇の向上についても引き続き取り組んでまいります。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 職員は、名札の裏にきちっと書いております。これも引き続き取り組んでいただきたいと思います。  市長に言いたいのは、まず、自ら職員に範を示す、このことが必要です。それから現場重視ということも言われてますけれども、市の現状をやっぱり知悉しておられないと思います。ですので、市長自らが現場に出かけていって、市民の声をしっかりと聞くということが大切だと思います。  最後になります。地方分権の現状と課題について、どう考えておられるのか伺います。 ○議長(佐藤 隆司君) 石飛市長。 ○市長(石飛 厚志君) 地方分権改革は、それまでの中央と地方の関係を、上下の関係から対等・協力関係へと変える改革であり、それに伴い、地方への税財移譲も行われてきたところですが、役割分担に応じた財源が確保されているとは言い難い状況にございます。そのため、今後も国と地方の役割分担の見直しや、地方税財源の充実・強化などにつきまして、引き続き求めていく必要があると考えております。  また、現在、国においては、地方の実情に基づく多様性ある取組や住民との協力、協働による住民自治に注目が集まっていると認識しております。こうしたことからも、雲南市が先駆的に取り組んできた地域自主組織による住民自治をはじめ、これまで進めてきた市民との協働によるまちづくりを一層充実させ、持続可能なものとしていくために、地方自治の現場で起きている様々な声をしっかりと吸い上げ、国、県に対して制度改善の提案、要望をしていくことが重要であると考えております。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤議員。 ○議員(15番 周藤 正志君) 12月にも言いましたけれども、地方分権は死語になりつつあると思っています。大きく後退した。東京一極集中、大都市・大企業優先、中央集権的統治では、地方は疲弊・衰退するばかりです。トリクルダウンの恩恵もなく、地方創生で大きく変わることもありません。そうではなくて、リスク回避、均衡ある国土の観点からも、地方分散、そして地方の中小企業を後押しして地域経済を回していく、そして地方への権限、財源、これを移す真の地方分権を進める、自己責任の社会から相互扶助の社会へ、そして格差社会・分断社会から格差を縮小して人と自然との共生社会を目指す、このことが日本にとって大切なことであろうと思います。そのことを申し上げて、私の一般質問を終わります。 ○議長(佐藤 隆司君) 周藤正志議員の質問を終わります。  以上で一般質問を終わります。  ここでしばらく休憩いたします。再開を15時10分とします。               午後2時58分休憩     ───────────────────────────────               午後3時10分再開 ○議長(佐藤 隆司君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 追加議案の上程 ○議長(佐藤 隆司君) 日程第2、追加議案の上程を議題といたします。  報告第3号、議会の委任による専決処分の報告についての1件を追加し、議題とします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 提案理由の説明 ○議長(佐藤 隆司君) 日程第3、提出者から提案理由の説明を求めます。  細木上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第3号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(佐藤 隆司君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・─────────────  日程第4 議案の質疑 ○議長(佐藤 隆司君) 日程第4、これから議案に対する質疑を行います。  報告第3号、議会の委任による専決処分の報告についてについて、質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤 隆司君) ないようですので、報告第3号についての質疑を終わります。  以上で質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案各委員会付託 ○議長(佐藤 隆司君) 日程第5、議案の委員会付託を議題とします。  議案第1号、雲南市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてから議案第34号、市道の路線変更について、議案第37号、令和2年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から議案第42号、令和2年度雲南市病院事業会計補正予算(第3号)、議案第44号、令和3年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算から議案第52号、令和3年度雲南市病院事業会計予算の議案49件は、会議規則第37条第1項の規定により、配付しました議案付託表のとおり各委員会に付託することといたします。  お諮りいたします。議案第36号、令和2年度雲南市一般会計補正予算(第11号)及び議案第43号、令和3年度雲南市一般会計予算の議案2件について、会議規則第37条第1項ただし書の規定により、予算審査特別委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤 隆司君) 異議なしと認めます。よって、議案第36号及び議案第43号の議案2件については、予算審査特別委員会に付託することに決定いたしました。  なお、3月1日付で監査委員に意見照会を行った議案第1号、雲南市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてに対する地方自治法第243条の2第2項の規定による監査委員の意見は、お手元に配付のとおりであります。     ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第6 請願・陳情所管委員会付託 ○議長(佐藤 隆司君) 日程第6、請願・陳情の所管委員会付託を議題といたします。  請願2件が提出されております。  この内容は、請願・陳情処理表のとおりであります。  請願第1号、「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願書及び請願第2号、国に対し、「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願の2件は、会議規則第140条1項の規定により、配付した請願・陳情文書表のとおり、産業建設常任委員会及び総務常任委員会に付託することといたします。     ─────────────・───・───────────── ○議長(佐藤 隆司君) これで本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会とします。御苦労さまでした。               午後3時17分散会     ───────────────────────────────...