議案第72号 分
庁舎施設整備事業上下水道部庁舎建設(建築主体)
工事請負契約について
議案第73号 令和2年度雲南市
一般会計補正予算(第3号)
日程第 4 提案理由の説明
日程第 5 議案の質疑
日程第 6 議案各
委員会付託
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出席議員(21名)
1番 上 代 和 美 2番 中 林 孝
3番 松 林 孝 之 4番 中 村 辰 眞
5番 原 祐 二 6番 矢 壁 正 弘
7番 白 築 俊 幸 8番 細 木 照 子
9番 佐 藤 隆 司 10番 藤 原 政 文
11番 西 村 雄一郎 12番 土 江 良 治
13番 安 井 誉 14番 細 田 實
15番 藤 原 信 宏 16番 堀 江 眞
18番 堀 江 治 之 19番 小 林 眞 二
20番 深 田 徳 夫 21番 周 藤 正 志
22番 山 﨑 正 幸
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欠席議員(なし)
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欠 員(1名)
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事務局出席職員職氏名
議会事務局長 ──── 三 原 修 三 書記 ──────── 山 根 美穂子
書記 ──────── 吾 郷 静
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ──────── 速 水 雄 一 副市長 ─────── 藤 井 勤
教育長 ─────── 景 山 明 病院事業副管理者 ── 原 田 正 俊
総務部長 ────── 内 田 孝 夫
政策企画部長 ──── 西 村 健 一
防災部長 ────── 中 村 清 男
市民環境部長 ──── 須 田 弘
健康福祉部長 ──── 狩 野 明 芳
産業観光部長 ──── 嘉 本 俊 一
農林振興部長 ──── 日 野 誠 建設部長 ────── 西 川 徹
会計管理者 ───── 河 角 郁 夫 水道局長兼
上下水道部長 細 木 弘 志
教育部長 ────── 佐 藤 慎 治
子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登
市立病院事務部長 ── 石 原 忍
大東総合センター所長 中 島 豊
加茂総合センター所長 田 中 孝 治
木次総合センター所長 菅 田 和 美
三刀屋総合センター所長 杉 原 律 雄
吉田総合センター所長 和 泉 博 之
掛合総合センター所長 小 川 浩 平
総務部次長 ───── 末 次 治 良
財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝
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午前10時00分開議
○議長(山﨑 正幸君) おはようございます。
ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
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◎日程第1 一般質問
○議長(山﨑 正幸君) 日程第1、一般質問を行います。
質問の通告があっておりますので、発言を許します。
議席番号3番、松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) おはようございます。3番の松林孝之でございます。6月定例会、一般質問のトリを務めさせていただきます。
今回は20分と、時間がありませんので、早速質問に入ります。
新型コロナウイルスは、
社会そのものの流れを一変させました。健康、命に関わる医療はもとより、文化や経済、防災、インフラ、そして教育に至るまで、全ての土台を見詰め直さなければいけない事態となっております。
ウィズコロナの新しい生活様式として、経済と教育についてただしてまいります。
最初に、
地域経済対策についてでございます。
全世界において甚大な経済危機となっており、緊急措置として国や市の支援策、これが実施されています。ただ、なかなかこれは一過的なものにしかすぎません。業者にとってはありがたいものではございますが、やはり持続化というものが一番大事だと私は思っております。
ウイルスの治療薬とワクチン、これが開発されなければ、長期戦、これも視野に入れなければなりません。全ての業種において先行きが不透明となっています。
地元事業者の衰退・消滅は、農業に例えると
耕作放棄地の増加であるというふうに考えます。一旦荒れると再生は厳しく、地域の減退へとつながります。決して荒らしてはならない、なくしてはならない、地元の宝を守る具体策、これを問うというふうに通告しておりましたが、14番議員への答弁で、具体的なものを示されるという答弁でございましたので、今日は答弁は求めません。今定例会の委員会において具体策が示されるということですので、ぜひとも市当局に届いている声、商工会に届いている声、そして我々議員、議会に届いている声をしっかりと反映した対策が実行されるよう求めておきます。
そこで、一つだけ、私なりの提案をさせていただきたいと思います。
事業者支援、これの目線を変え、いわゆる消費者にも、市民の皆様にも
地元事業者を支援してもらえる仕組み、これを構築してはどうでしょうか。いわゆる市内消費、これは飲食や宿泊も含めてですが、そこでの消費に対して、これまで商工会とか、様々な形で
ポイント付与やクーポン、
スタンプラリーを実施されてまいりました。そこに今度は行政がプラスアルファとして、そこの事業者で購買があったところに市のごみ袋の購入券とか
マスク購入券とか、さらには公共施設の
施設利用券、こういったものを発行し、それをお買い求めになった消費者が市内でもう一回それを回す、事業者で使ったり公共施設で使ったり、そういった形で市内の中で経済が回る仕組み、これで市民の皆様にお得感が感じられるような事業を展開してはどうでしょうか、見解を伺います。
○議長(山﨑 正幸君) 嘉本
産業観光部長。
○
産業観光部長(嘉本 俊一君) 消費喚起に関します御質問でございました。
これまで市といたしましても、市内の購買の促進と消費喚起を目的として、雲南市版の
プレミアム付商品券事業や、昨年度からは、ぐるっと
雲南スタンプラリー事業に市商工会とともに取り組んでまいってきております。今年もその
スタンプラリー事業を行うところでございますけれども、
新型コロナウイルスによる影響をより意識して、より
消費者目線に立って効果の上がる工夫をしながら、その
スタンプラリー事業を8月から取り組んでまいりたいというふうに考えております。また、加えまして、一般質問の中でもお答えしておりますけれども、飲食、宿泊、タクシーの
サービス業の
消費喚起事業を今後実施していきたいというふうに考えております。
今後の
コロナ社会の中での工夫と外出を求められておりますので、より市内での消費行動につながるような発想で事業展開が必要であると考えております。議員の御意見も参考とさせていただきながら、今後検討させていただきたいと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) しっかりと検討していただき、いわゆる事業者に寄り添う形で、市民とともにできる施策を求めたいと思います。いわゆるコロナが終息した後に、仕事もない、事業者もいない、これでは本当に地域が崩壊してしまいます。今はじっと我慢のときですが、一刻も早く地域に元気が戻るよう切に願うところで、経済対策については終わりたいと思います。
次に、新たな教育の在り方について質問いたします。
このパネルは、文科省のホームページから引っ張ってきたもので、少し字が小さくて申し訳ございませんが、参考にしていただきたいと思います。
昨年の12月、全国の
小・中学校全児童生徒に1人1台ずつのパソコンか
タブレットを配備する
GIGAスクール構想が示されました。しかし、この半年で様相は一変し、
新型コロナ対策として、5月の補正予算において総額2,292億、これが前倒しされ、令和5年度までの事業が本年度限りの事業となりました。その目的は、一刻も早くICT化を進め、
オンライン教育の新たな一歩を踏み出すためであります。
金曜日の一般質問の答弁では、雲南市版の
GIGAスクール構想、これを検討しているということでしたので、その部分との比較は後ほどとして、まずは通告の質問をしてまいりたいと思います。
12月には、質問したときには、メリットも多いが越えるハードルも高く、検討するとの答弁で、その課題は学校内の環境、教員のスキル、そして家庭における
インターネット環境、これが課題であるとのことでした。全国の学校が休業となった中、私立の学校や一部の公立高校では
オンラインによる授業が進められました。子供たちの様子の確認や生活の乱れを最小限に抑えることにつながったというふうにも伺っております。
また、そういった中で、
おんせんキャンパスでは、カタリバさんにより
オンライン教育、これの支援が実施され、高評価であったということも伺っております。こういった取組は、市内では先駆け的な取組であると思いますが、見解を伺います。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君)
オンラインによる授業実践は、先ほどおっしゃいましたように、児童生徒の反応を見ながら進めることも可能であるというようなことについて、大変先進的な取組だというふうに考えております。御紹介いただきました
おんせんキャンパスでの
オンライン学習については、なかなか家から出られずアプローチが難しい子供たちに対して、今後の学習の在り方を見いだす突破口になるのではないかというふうに期待をしております。
5月18日から学校が再開し、子供たちは友達と共に学ぶ喜びや、共に過ごす楽しさをこれまで以上に実感しているというふうに聞いております。
オンラインによる学習は、それらを補完する取組として重要だというふうに考えておりますので、計画的にそのための環境整備をしていきたいというふうに考えております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) いわゆる
おんせんキャンパスに通う子供たち、家から出ることができない、その中で
オンラインは重要であると。今回、コロナ禍は、全部の子供たちが家から出ることができなかったということがあって、この
おんせんキャンパスの取組というのは、今や全部の学校に共通する課題でもあるということが実際のところではなかったかというふうにも私は考えております。
次に、激変した学習環境に対応すべくICT化の検討についての中項目でございますが、議長にお願いしたいと思います。この通告では、1番が学校の環境、端末のことと、2番が家庭環境の
インターネットでしたが、この順番を入れ替えて質問したいと思いますが、よろしいでしょうか。
○議長(山﨑 正幸君) はい。
○議員(3番 松林 孝之君) それでは、先に2番目に通告しております家庭における
インターネット環境について伺います。
最初に、児童生徒と
インターネットの関わり方については、いわゆる対メディアという流れからも、必ずしも前向きではない部分がこれまではありました。ただし、こういったコロナ禍におきまして、
オンラインやリモート、こういったものがスタンダードになりました。いわゆる
インターネットをもう切り離すことではなく、活用する時代となりました。児童生徒がいる家庭の
インターネット環境、この整備率は87.6%というふうに伺いました。この数字は、他市町と比較しましてどういった状況にあるのか伺います。
○議長(山﨑 正幸君)
佐藤教育部長。
○教育部長(佐藤 慎治君) 県内7市、それから隣接する町のほうに状況調査を行ったところでございます。全体の平均が87%ということで報告を受けておりますので、本市は県内の中で平均的な状況というふうに考えております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) いわゆる至って平均的で、優れてもないけど劣ってもないということのようです。
それでは、次に、
インターネットとの接続の有無、これにかかわらず、家族との共用も含め、学習用として児童生徒が使える端末、パソコンでも
タブレットでも、これの保有状況についてというふうに伺っております。これは、また5番議員の質問への答弁の中でおおむね6割から7割という答弁でございましたので、これを割愛して次の質問に移ります。それを踏まえた上で次に移ります。
児童生徒のいる家庭における
夢ネットテレビ、これの加入率というのは96.8%というふうにも伺いました。いわゆる未加入率、入ってないところは3.2%ということです。これが一つの
インターネット環境だとしたら、次に、携帯電話の電波の不感地帯、これに居住する児童生徒のいる家庭は13世帯15人ということも伺ったところです。これを両方併せて、物理的に
インターネット回線を引くことができない、そういった
保護者世帯が現在あるのかないのか伺います。
○議長(山﨑 正幸君)
佐藤教育部長。
○教育部長(佐藤 慎治君) 契約の有無は別といたしまして、市内全ての地域・家庭において
雲南夢ネットの通信は可能でございますので、夢ネットと
インターネット契約を結ぶということになりますれば、全ての家庭が
インターネットにつながるということになろうかと思います。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 現在の
保護者世帯においては、つながらないところはないということですね。
では、次に質問の項目を入れ替えた、端末整備と学校の施設について伺います。
冒頭申し上げましたとおり、文科省は、5月の15日に構想の前倒しを発表し、
学習用端末、これを本年度中に配備する計画としました。特に第二波、第三波が懸念される13都道府県においては、この7月までに配備するということで、いわゆる緊急性の現れではないかと思います。こうしたもう一つの端末の整備と併せて、大きな事業としてあるのがいわゆる
校内LAN、これを設置する費用も構想の補助対象でありますが、これは本市においてどのような検討がされているのか伺います。
○議長(山﨑 正幸君)
佐藤教育部長。
○教育部長(佐藤 慎治君) 5番議員のほうにもお答えをしたところでございますけども、本市におきましては教職員の
ICT利活用向上に向けた研修の取組でありますとか、
ICT学習の実証検証を行っていくほか、
GIGAスクール構想とは別に、段階的に端末、周辺機器の整備・更新等を行うこととしております。
先ほどありました
校内LANのことにつきましては、昨年度のところで普通教室における整備率としては100%となっておりますので、今回の国のほうで示しております補正予算による整備については一応取り組まないということでございます。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君)
校内LANについては、もう整備済みということで問題ないということで、また、今の国との
GIGA構想とは別にいろいろ整備をしていくということについては、また後ほど議論したいと思います。
次に、ICT化による教育の可能性、これは大いに広がると私も感じております。ただ、広がりますが、このスタート、これをどういった形で切るかということですが、全て完結した後、100%の
システム構成を待っていては、なかなか進めることができないのではないかと思います。それよりも大事なのは、まずは児童や生徒、保護者、教員が、いわゆる携わる人たちが慣れることから始まると思っております。まずは触ってみる、やってみる、できることから着手すべきだと思いますが、一歩踏み出せるというところでの、どういった形での内容か、見解を伺います。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君) 現在の
ICT環境によってできることとして、今考えておりますのは、特定の学校を指定しまして、1人1台の端末環境を使って、できるだけ多く授業実践をしていくこと、そして、
先ほどお話にもありまして、私も答弁させていただきましたけども、
おんせんキャンパスにおける
オンライン授業があるというふうに考えておりますので、令和2年度は、まずそこから取り組みたいというふうに考えております。そして、その後には、中学3年生を対象とした
放課後学習や
家庭学習支援まで広げたいというふうに思っております。このことは、子供たちの学習支援ということばかりでなくて、教職員の
ICT利活用能力向上にも資するものがあるというふうに考えております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) いわゆる段階的に進めるということで、最後のところでもありましたけど、教職員のICTの
利活用能力、これのためにも段階的に進めていくということのようですが、それでは、その教員の
スキルアップについて伺います。
この
GIGAスクール構想そのものが、こうしてもう発表されまして、国のほうでも発表しましたが、これに対しての現場の先生方のモチベーションはどういったことになりますか。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君) 現在、学校現場では既に導入済みであります
大型提示装置、そして
書画カメラ、こういうものを活用して、児童生徒の興味、関心を高めるとともに、視覚的に分かりやすい授業を現在行っております。そして、徐々に
児童生徒自身がパソコンを活用して、効果的で主体的な学習ができるように、今、指導をしているところでございます。
特に昨年度、
全日本教育工学研究協議会の全国大会の
授業公開校となりました木次町内の学校では、ICTを活用した授業実践に向けての意識は高いものがあるというふうに思っておりますけども、市内全体というふうに考えますと、なかなかICTに堪能な教員ということは、それほど多くないという実態がございます。そのため今年度、全ての
小・中学校におきまして
ICT機器の活用を
学校経営目標の一つに掲げ、校内研修や授業実践など、全校体制での取組を進めているところでございます。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 今、現場でもまさにやる気で、これから取組を進めるというところですね。はい。
それでは、次ですが、国の構想では、この教員の
スキルアップに対して、ここのパネルにも出しておりますが、
スクールサポーターや
ICT支援員、この設置も可能としています。教材というよりは、もう新たな仕組みでありますICTには専門家のアドバイス、これは必要不可欠だと思いますが、そういったことに対して、現場との意見交換はされていますか。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君) 現在でも、
ICT機器の活用において教職員が困った際にはソフト業者のサポートというものを受けることができております。
先ほどお話をしました昨年度の
教育工学研究協議会全国大会に向けては、木次町内の学校に大学の先生だったり、あるいは
情報関連会社の方だったり、さらにはパソコンのメーカーの方にも来ていただきまして、研修会を行ったということですので、学校現場においてはICTに関しての専門的なスキルを持った人材が必要であるということは承知をしております。したがいまして、市教委といたしましても、研修会を
市教委主催で開催をしたり、あるいはここに出ておりますような国の人材の派遣事業に積極的に応募したりして、学校現場の要望に応えるべく努力していきたいというふうに考えております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) ぜひともどんどん進めていっていただきたいと思います。
いわゆる現場の先生方は、学問を教えるプロですから、ICT化をされても決してその教育の能力が下がるということはないと思います。ただ、新たなツールを活用するためには、当然それの知識と慣れ、これがないと前に進めませんから、専門家の配置というのを望んでいらっしゃるのは当然だと私は思っております。ですので、ぜひとも様々な制度を活用して進めていっていただきたいと思います。
次に、コロナによる学校の一斉休業が行われ、今後も第二波、第三波が懸念されます。県内はもとより全国の学校で、この対応は求められています。教員のスキルをはじめ、1人1台の端末、この配備をスピーディーに実現するために、今回の構想は前倒しとなっています。この前倒しがある中で、導入の有無で教育格差が生まれてはなりません。そういった中で、
GIGAスクール構想に対して県内他市の取組状況はどうなっていますか。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君) 県内の他市町におきましても、
ICT環境の整備状況というのは、やっぱり濃淡がございます。各市ともやっぱり
GIGAスクール構想、大事なことだというふうに思っておられますので、その濃淡の実態に合わせたような取組を今後していきたいというふうに伺っております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) その濃淡というところなんですが、今のほかの他市町の取組の状況、把握はされてますか。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君) 細かいところまでは把握はしておりませんけれども、まず通信環境をしっかり整備しなきゃいけないと、そこから1人1台に向かっていくというような状況は把握しております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 私がいろいろ状況を周りで伺ったところでは、近隣の他市においてもほぼ、島根県内の市町において、国の制度を活用するということを耳にしているところでございます。そういったことで、金曜日の答弁と今日の答弁、これを基に少し深掘りしてみたいと思いますが、国の構想とは別で、
先ほど教育長のほうからもありました、雲南市は雲南市版の
GIGAスクール構想を進めていくという中で、市長からは、金曜日の答弁で、端末は来年度配備するという答弁があったと思いますが、これは全児童生徒に対し来年度中ということですか。
○議長(山﨑 正幸君)
景山教育長。
○教育長(景山 明君) この間の5番議員にお答えした市長の答弁ですけれども、今年度は通信環境だったり、あるいはICTの
利活用能力向上だったりで、来年度、令和3年度からは、中学生に向けてまず整備しましょう、次の段階で小学校高学年に向けて整備しましょう、次の段階で小学校中学年というような段階を追って令和3年度から整備をしていきますという市長の答弁だったというふうに記憶しております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) いわゆる段階的に、これは生徒それぞれに対しても段階的にということですね。制度の段階じゃなくて、行き渡るのも段階的ということのようです。
少しまとめますと、教育のICT化、これを進めるに当たって雲南市の現況は、まず
インターネットが物理的につながらない家庭はない。
校内LANはもう配備済み。学校からは、いわゆる専門家、サポーターが入ればどんどん進めれますよということ、これも間違いないと思います。今回、このコロナ禍において
オンライン授業を取り入れるための課題として、もし雲南市が取り組むのであれば、端末の整備と学校の通信環境、この2点が大きな課題かなと私は思います。
そこで、改めて国の制度と照らし合わせてみますと、国の制度としては、その部分の2点は網羅できていると私は思っております。まず端末に対しての費用ですが、これは、国は1台につき4万5,000円、これの、ここにも前にパネルを出していますが、4万5,000円を全児童生徒に出す。これ、今、雲南市の子供たちに換算しますと、2,667人、この子供たちに合わせると1億2,000万、この分が国から100%出ると。通信環境の整備においては、この2番のとこに書いてありますが、新たに創設されます国の補助制度、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備補助金、これが
校内LANの整備とは別に、そもそもの
インターネット環境の整備で2分の1が国負担ということになっているようです。これも
GIGAスクール構想とのセット、これが前提のようです。端末整備とネットワークの整備、この財源確保として、私は有効ではないかなというふうに考えます。
通信環境そのものについては、日本全国、あるいは県内において、本市が一番条件が悪いということはないと思います。もっと悪いとこもある。5月11日には、学校の情報環境整備に関する説明会というものが、これ
オンラインで文科省のほうからも提案があって、公表されています。これは、この2番にもあります、光ファイバー未整備地域へのいわゆる整備支援、これも説明されています。そして、仮にこういった通信環境ができなくても、LTEを使えば学校の通信はもっと広がるはずです。さらに言えば、本当に第二波、第三波が来たときに、端末さえあれば、端末さえ子供たちに行き渡っていれば、学校の回線はつかなくても
オンラインは可能です。例えば交流センターや総合センターや、そういった施設を使いながら
オンライン授業はできると思います。なぜならリモートですから、学校でやらなくてもできます。ということは、
GIGAスクール構想というのは、これまで配備が進まなかった地方や地域に、より早く、より低コストで実現するために打ち出されたものです。まずは端末配備を進め、子供たち、現場、それで、とにかく一人でも多くの人に早く触らせる、慣れさせる、できることから始めることが一番ではないかと私は考えます。
そこで伺いますけど、国の制度を活用することと独自の構想を進めることのメリット、デメリット、これはどこに、どうあると考えますか。
○議長(山﨑 正幸君) 速水市長。
○市長(速水 雄一君) 国の
GIGA構想と、それから雲南市が独自に進めようとする構想との違い、そしてメリット、デメリット、こういうことでございます。
国の構想では、雲南市の小・中学生、約3,000人でございます。これがこの令和2年度中に手挙げ、3年度中に入ってくるといった場合に、この3,000台のパソコンを使いこなすことができるかということについては、雲南市ならずとも、どの地域においても、どの自治体においても、なかなか大変だということが容易に言えると思います。したがって、雲南市ではこれまで、この関連の質問に対して、まずは使いこなすための環境づくり、これは教師のICT能力の、活用、そのための研修とか、あるいは授業研究、こういったものが急がれるわけであります。そうした環境をいち早く整えるということが求められますので、間違っても国の事業を活用して3,000台入れたけども、それが倉庫に眠っとったということがあってはならん。これは容易に想像できるわけでありまして、雲南市もこれまでモデルケースとして取り組んだ、かつて、経緯がありますけれども、それが使いこなされていたかというと、必ずしもそうではないケースがあっておりますので、しっかりこれは使いこなす環境づくりというものが必要だと、そしてまた、
ICT環境の整備も必要だということが言えると思います。
雲南市の取組としては、これまで教育委員会から答弁しておりますように、
校内LANは整っておりますので、それ以外の通信環境の整備は令和2年度中に行います、令和3年度には、それを前提として中学校の1年生、2年生、3年生を対象に1人1台構想を実現いたします、令和4年度には、小学校の6年生、5年生を対象に実施いたします、5年度には4年生、3年生、6年度に1年生、2年生。令和6年度でもって完了するということでございますが、雲南市の場合、国の
GIGA構想によって3,000台、一遍にどんと入れたとしても、使いこなす環境づくりの整備ということからすると、とても令和3年度中に全部の学校にそれができるというふうには、雲南市の場合、思えませんので、大体同じぐらいのペースで小学校の1年生から中学校の3年生まで、1人1台環境を享受して
オンライン学習が可能になる社会の実現、学校のGIGAスクールの実現というものは、大体着地するのは同じ時期ぐらいにできるのかなというふうに思っております。
それからまた、国の1人1台、どんと仕入れた場合に、なるほど4万5,000円の、1台につき補助が出ますけれども、パソコンが4万5,000円で到底買えるわけではありませんので、8万から9万は、10万近くはするわけであります。それはどうやって払うかというと、どの自治体も一般財源によるリース料で払っていくことになります。そうした場合に、これまで雲南市の場合も通信環境の整備、これまでに入れているパソコンの更新、こういったものは1人1台入れても、入れる入れないにかかわらず、更新していかなきゃいけない、リース料払っていかなきゃいけない。そういったものと、それから1人1台マイナス4万5,000円のパソコンについてはリース料を払っていかなきゃなりませんから、それが約22億4,000万ぐらいを予想しているところであります。
雲南市バージョンでやりますと、逐次更新、逐次入れていきますので、それは既存の
ICT環境の整備等から来る更新を考えますと、それが弾力的に行えるわけでありまして、その結果、それが6年、7年までかかるとするならば17億ぐらいで、一遍にどおんと入れた場合よりも一般財源の持ち出しは5億2,000万ぐらい少なくなるんですね。それが理由というわけではありませんけれども、やはり使いこなすことができるかどうか、実態に見合った
GIGAスクール構想の実現というものが雲南市にとっても、学校にとっても、子供たちにとっても現実的な選択肢であろうというふうに思っております。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 雲南市版の
GIGAスクール構想、これをお話をいただきました。財源のこと云々というのは非常に大事なことです。そういったものの中で今、そっちのほうに今、話が、持っていくという中で、今示しましたのは、これはうんなんコミュニティ財団がこのたび、5月に市民アンケートされました。その中の一部でございます。コロナ禍における様々な設問に対し、先の見えない不安や、これからの子供たちの成長に対して切実な声として上がっております。その自由記述の中に、37名の方が
オンライン学習の早急な配備、交流ができるように早く準備してほしいという声が上がっております。これは自由記述で、イエス・ノーの設問ではなくて、そんだけの声が上がっているのは実態です。ほかにもたくさん、いろいろな求める声が今寄せられています。
これまで雲南市は、県内では最初に
小・中学校の普通教室のエアコンの配備や、あるいは県立高校まで盛り込んだ「夢」発見プログラムで教育の魅力化を進めてきました。他市の保護者や教育関係の機関の方からは高い評価を受けてきました。そうした中で、今回のコロナ対策として、この教育のICT化、これはもう先行投資ではなくて、もはや危機管理というふうにも思っております。その中で、近隣市町がこうして
GIGAスクール構想に手を挙げますよと言っていることからすれば、人口の社会増、この一番の柱でもあります子育て世帯への魅力化、これを示す観点からも、整備に対し、一刻の遅れがあってもならないと私は思います。
私は、雲南市独自の構想が悪いとも言いませんし、国の制度が完璧だとも思っていません。ただシンプルに、一日も早く全児童生徒への配備、端末が行き渡って全てが始まること、まずは一歩進めること、これが大事じゃないかなと思っております。改めて聞きますが、教育のICT化への取組、これの本気度を伺います。
○議長(山﨑 正幸君) 速水市長。
○市長(速水 雄一君) うんなんコミュニティ財団の取組の中でアンケートを行われました。その結果を踏まえて、私もコミュニティ財団との話合いに参加しているところであります。その状況をウェブ会議でも流していただいたところでありますけれども、そのアンケートの中で、
オンライン学習ということの必要性がうたわれております。全く同感でありまして、これまで再三申し上げておりますように、コロナ後の社会の在り方として、健やかに生きる、みんなで学べる、そしてどこにいても生き生きと働けるためには、
オンライン環境の充実というものが絶対必要不可欠であります。したがって、一日も早くこの雲南市に都会からたくさんの人が来てくださって働いたり学んだりすることができるためには、
ネット環境、
オンライン環境、FTTH、そうした社会の実現が一刻も早く実現されなければならない。そのための最大限の努力をしていくつもりであります。したがって、そうした考え方の下に、一番効率的な、子供たちにとって一番学校で教えてもらうことのできる分かりやすい授業環境、これを整えていきながら1人1台環境を充実していく、ベストセレクションを求めて雲南市バージョンをしっかり進めていく、そして国の
GIGA構想に勝るとも劣らない、そういったGIGAスクールを実現していかなければならない、改めて決意をしているところであります。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。
○議員(3番 松林 孝之君) 今、都会に住む若者の間で地方移住、これを検討する人が増えています。移住のキーワードの重要な一つに教育環境があります。移住先として、先ほど市長もおっしゃいました、選んでもらえないようでは人口の社会増どころか、流出の要因になります。これから迎えるSociety5.0の時代を生きる子供たちにとっては、もはやパソコンや
タブレット、これを介しての
インターネットは、もう文房具です。我々が今まで手にしてきたノートや鉛筆と同様、いや、それ以上になくてはならないものになっています。将来の雲南市を背負う子供たちの学びが、このコロナによって一歩も後退することがないよう強く強く申し上げ、一般質問を終わります。
○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君の質問を終わります。
以上で一般質問を終わります。
ここで暫時休憩し、10時55分から再開いたします。
午前10時41分休憩
───────────────────────────────
午前10時55分再開
○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第2 諸報告
○議長(山﨑 正幸君) 日程第2、諸報告を行います。
議員表彰について報告します。
全国市議会議長会定期総会において、議員15年以上の一般表彰に深田徳夫議員と堀江治之議員、藤原信宏議員と私がそれぞれ表彰されました。
また、私に感謝状が贈呈されました。
以上で諸報告を終わります。
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◎日程第3 追加議案の上程
○議長(山﨑 正幸君) 日程第3、追加議案の上程を議題とします。
議案第72号、分
庁舎施設整備事業上下水道部庁舎建設(建築主体)
工事請負契約について及び議案第73号、令和2年度雲南市
一般会計補正予算(第3号)の2件を追加し、議題とします。
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◎日程第4 提案理由の説明
○議長(山﨑 正幸君) 日程第4、提出者から提案理由の説明を求めます。
藤井副市長。
○副市長(藤井 勤君) 追加提案2件、よろしくお願いをいたします。
議案72号につきましては、私のほうから提案理由の説明をさせていただきます。
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議案第72号 分
庁舎施設整備事業上下水道部庁舎建設(建築主体)
工事請負契約について
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参考資料でございます。開札年月日が5月の29日ということになっております。一般競争入札であります。参加者は、2つのJVでございました。落札率は、98.99%ということでございます。工事概要は、建築面積503平方メートル、延べ面積856平方メートル、構造、鉄骨造の2階建てということになっております。
なお、ちなみに、電気設備工事、機械設備工事につきましても6月10日の開札で、それぞれ落札をしたことを御報告させていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。
〔総務部長説明〕
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議案第73号 令和2年度雲南市
一般会計補正予算(第3号)
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○議長(山﨑 正幸君) 以上で提案理由の説明を終わります。
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◎日程第5 議案の質疑
○議長(山﨑 正幸君) 日程第5、これから議案に対する質疑を行います。
質疑は、一般事件と予算の2区分に分けて行います。
初めに、議案第72号、分
庁舎施設整備事業上下水道部庁舎建設(建築主体)
工事請負契約についての質疑を行います。質疑はございませんか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山﨑 正幸君) ないようですので、議案第72号についての質疑を終わります。
次に、議案第73号、令和2年度雲南市
一般会計補正予算(第3号)について質疑を行います。質疑はございませんか。
10番、藤原政文君。
○議員(10番 藤原 政文君) 商工費、商工振興費の食の幸発信推進事業に係る予算でございますが、5点伺います。
まず、歳入で、大規模事業等基金繰入金460万が歳入に入っております。これ、460万を繰り出した場合の残高ですね、基金の残高、大規模事業の基金の残高は幾らになるか、これが1点目です。