雲南市議会 > 2020-02-28 >
令和 2年 3月定例会(第2日 2月28日)

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  1. 雲南市議会 2020-02-28
    令和 2年 3月定例会(第2日 2月28日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    令和 2年 3月定例会(第2日 2月28日)   ────────────────────────────────────────    令和2年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第2日)                            令和2年2月28日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第2号)                        令和2年2月28日 午前9時30分開議 日程第 1 議案の質疑 日程第 2 議案の先議 日程第 3 追加議案の上程 議案第52号 デジタル防災行政無線整備事業雲南市 280MHzデジタル報無線システム       整備工事請負契約について 日程第 4 提案理由の説明 日程第 5 議案の質疑      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 議案の質疑 日程第 2 議案の先議 日程第 3 追加議案の上程 議案第52号 デジタル防災行政無線整備事業雲南市 280MHzデジタル報無線システム
          整備工事請負契約について 日程第 4 提案理由の説明 日程第 5 議案の質疑      ───────────────────────────────                出席議員(21名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 藤 原 政 文       11番 西 村 雄一郎       12番 土 江 良 治       13番 安 井   誉       14番 細 田   實       15番 藤 原 信 宏       16番 堀 江   眞       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 周 藤 正 志       22番 山 﨑 正 幸      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(1名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 三 原 修 三  書記 ──────── 田 中 幹 子                      書記 ──────── 高 木 作 真      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業管理者 ── 原 田 正 俊 総務部長 ────── 内 田 孝 夫  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 防災部長 ────── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 小 川   忍 健康福祉部長 ──── 小 山   伸  産業観光部長 ──── 嘉 本 俊 一 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 西 川   徹 会計管理者 ───── 高 野 耕 治  水道局長上下水道部長 細 木 弘 志 教育部次長 ───── 佐 藤 慎 治  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  田 中 孝 治  木次総合センター所長  菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 杉 原 律 雄  吉田総合センター所長  河 角 郁 夫 掛合総合センター所長  神 田 直 人  総務部次長 ───── 末 次 治 良 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開議 ○議長(山﨑 正幸君) おはようございます。  ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案の質疑 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第1、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。  最初に、議案第1号、雲南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第15号、雲南市病院事業等に関する条例の一部を改正する条例についてまでの条例15件、議案第16号、雲南市・飯南町事務組合規約の一部を変更する規約について及び議案第17号、雲南市・飯南町事務組合奥出雲町による可燃ごみ処理施設に係る調査及び研究に関する事務の委託についての規約2件、議案第18号、公の施設の指定管理者の指定の変更についてから議案第34号、雲南市掛合酒蔵資料館展示販売施設及び酒造施設)の長期かつ独占的な使用の許可についてまでの一般事件17件、同意第1号、雲南市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについての同意1件、諮問第1号及び第2号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件、計37件の条例その他について行います。質疑はございませんか。  5番、原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) おはようございます。議案第12号、雲南市永井隆記念館条例の制定、これ1件と、議案第16号、17号が関係しますが、雲南市・飯南町事務組合の規約の一部の変更、事務委託についての質疑をします。  まず最初に、永井隆記念館条例の制定であります。  設置条例第1条では、設置ということで、設置目的を明らかにするために第1条のところにうたってありますけども、ここでは永井隆博士に関する遺品、図書その他の資料を収集保管し、その遺徳を顕彰し、もって豊かな人材を育成するために設置するというふうに書かれています。永井記念館の建設に当たりましては、昨年10月から12月まで、納税募集クラウドファンディングによりまして、市長の施政方針によりますと1,000万以上のお金が集まったということが報告があったところであります。このクラウドファンディングの際には、博士の偉業の顕彰は当然ですけども、愛と平和の精神を発する拠点として建て直していくんだということが市民の皆さん、また全国に発信をされています。そういう意味では、ここの設置目標のところには、愛と平和の精神を発信する拠点、こういったことを記載しておくべきだと私は考えますが、これについてはここのところには書かれていません。私はその点については不十分ではないかというふうに思いますが、この点について、どういった議論がされてこの設置の目的をこのような表現にされたのか、それについて第1点は尋ねたいと思います。  2点目であります。2点目は、議案第16号の事務組合の関係の規約、16号、17号の2件についてであります。16号のほうでは、可燃ごみの処理の調査及び研究に関する事務処理奥出雲町の委託を受けてやるということで、事務に関する費用負担が追加をされています。均等割が10%、人口割が90%というふうにこちらのほうではつけ加えるということになっております。17号のほうを見ますと、第3条のところで経費の負担及び予算の執行ということで、委託事務の管理及び執行に要する経費は奥出雲町の負担とし、同町はこれを組合に納付するというふうに記載がしてありますが、この部分が少しちょっとわかりにくいですので、一方で、10%、90%の負担であるというふうに16号で書いてあって、17号のところでは奥出雲町の負担という、ちょっとこの2つの規約がよくわかりにくいですので、この意味がわかるように説明をしていただきたいと思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 議員おっしゃいますように、永井隆博士の「平和を」というような発信、それから人類愛というようなことの発信というのが書いてないということをおっしゃいましたけれども、そこに遺徳、永井隆博士の遺徳を顕彰し、もって豊かな人材育成をするということで、遺徳の中に当然のことながら愛と、それから平和というものをたっとんだ永井隆博士ということが含まれておりますので、それを顕彰するということは、つまりそれを発信するということで、発信によって豊かな人材を育成するんだということが、具体的に愛とか平和とかという言葉はないですけども、永井隆博士の遺徳ということの中にそれを含めるということでうちとしては書かせていただいたということで、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 議案の第16号、17号について御質問いただきました。  まず、議案第16号は、雲南市・飯南町事務組合の一番大もとになる基本の規約でございます。ここの中に今の奥出雲町からの委託を受けて、その調査研究可燃ごみの次期の施設整備について調査研究をやっていくという項目を盛り込んで、さらにその負担割合均等割10%、人口割90%で定めると、これが基本中の基本でございます。  17号につきましては、奥出雲町から事務組合が委託を受けるという形のもので、これは国、県の指導、県との相談の中で、こういう規約を事務委託の場合は別に新規に定める必要があるということで、例えば雲南市は吉田、掛合のごみが出雲のほうに委託しておりますけれども、これも事務組合の規約の中に雲南市・飯南町事務組合と出雲市との可燃性一般廃棄物処理事務委託に関する規約ということ、あるいは火葬に関して申し上げますと、事務組合と省略しますけど、事務組合と松江市との火葬場に関する事務委託に関する規約ということで、出雲市に関しては雲南市側が委託してますし、それから、火葬場に関しては松江市側からの受託になってますけれども、これは奥出雲町と同じような形でありますが、同じ規約をこれは制度上定めていくということで、受託者側の負担は当然伴ってきますよと、その事務の範囲を定める必要があるということで、総枠のこういう17号にあるような形の規約を定める必要があるということでございますので、基本の規約ではパーセンテージをしっかり盛り込んで、さらに委託の規約においては、当然それは今回でいえば奥出雲町側が支払っていただくということが必要になります。その規約を定める必要がある。それは議会議決が大前提であるということでございますので、さらにはこれを経て、基本協定書事務組合奥出雲町が結んでいく必要があるということでございますので、一連のこれ行政事務上の手続というふうに御理解をいただければよろしいかというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(山﨑 正幸君) 5番、原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 最初の永井記念館ですけども、教育長は、遺徳という中に愛と平和の精神を発信する拠点であるとか、そういった意味合いが含まれているというふうにおっしゃいましたけど、そもそも条例というのは目的を誰が読んでもわかるように明らかにしていくということが僕は大事だと思ってまして、たまたま私だけかもしれませんけども、永井隆の教育を受けた私でさえ、遺徳と言われただけで、今、教育長が言われたことをインスピレーションぱっとして、そういうこともだというふうに私の場合ちょっと思えなかったので質問しました。  クラウドファンディングをされたときには非常に丁寧に、平和を願い、人を愛する心を育てて優しく夢のある世界を目指していきたいと、そういうことをしたいので、皆さん寄附をしましたよ。そういう書きっぷりをされとったわけですから、何でそのことを、わかりやすいじゃないですか。そのことを遺徳というところに含まれているというようなことにしてしまわれたのか、その点はちょっと残念だなと思いますので、この条例以外のところで表現をされる場合は、遺徳に含まれておるということではなくて、こういった形で、クラウドファンディングで1,000万以上集まったわけですから、そういった心で物事を進めていただくように、これはお願いをしておきたいと思います。  それから、2点目の、基本は10%均等で、90%が人口割だということで、ただ、17号のところを読むと、何か10%と90%の割合で払うということではなくて、何か奥出雲がみんな払うようなふうにも読めんことはないなと思って、それで聞いたんですが、最終的にはとにかく10%が均等で、残り90%を人口割にするということだと思いますけど、確認します。  ちょっと思うのは、事務組合というのは雲南市と飯南町の職員をそれぞれが派遣して、我々はその費用負担をしているわけですね。奥出雲町というのはそこへ人材も派遣していないし、金を入れていないわけで、そこの部分で同じ均等割の10%というのでいいのかなと。ちょっとその点は、人員を派遣して、そのおる職員が当然この仕事に携わっていくわけですので、そこの部分を勘案する必要があるではないかなと思います。  それと、いいしクリーンセンターの場合でいうと、条例をちょっと読むと、一般管理費は飯南町と雲南市は均等割が30%と人口割が70%というふうになってます。そういうことを考えると、10%と90%で、その3町がみんな同じということは私はちょっと理解しにくいので、その点についてはどういった経緯でそうされたのか、もう少し説明ができればお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 今おっしゃいましたように、条例の中には確かに愛とか平和とかという、細かいと言っちゃあいけないですけども、詳しくということは書いてないということはもう当然のことでありまして、それが皆さんに、来られた方には当然のことながら記念館を見ていただいて、愛に生きた人だな、平和に生きた人だなというものがよくわかる。だけども来られてない方、例えばホームページに記念館を載せるときには、おっしゃいますようにそういうものが発信できる、そしてパンフレットの中にもそういうものが発信できるような工夫をして、できるだけ多くの人にこの記念館はこういう記念館ですよ、こういう趣旨ですよということが丁寧にわかるような仕組みを整えていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 経費負担のあり方でございますけれども、この均等割10%、人口割90%の決定の経過でございます。  そもそも3市町とも次期可燃物、これの処理施設整備に係る検討着手時期がまさに同じ時期であったということでございます。同じタイミングであったということで、いずれの町が突出してこのタイミングが先行しているわけではないと、共同で行うことによるスケールメリット建設コストとかランニングコストとか、そういったことが生じることも予測されるということで、3市町の事務レベル協議の中で協議された結果、自治体事例として多く用いられる均等割人口割、あるいは従量割というものがあって、ごみの搬出量というものが毎年実態調査で出てまいります。雲南市、飯南町、奥出雲町とも出てまいりますけれども、この従量制でどうかということの検討もございました。結果的には人口割90%でやったほうが雲南市としては負担割合が少なくて済むという結果のほうに落ちついたということで、均等割10と人口割90%、そういうことになったものでございますけれども、そもそも奥出雲町のほうから新たに4月1日から人的配置がされます。3市町が一緒に、雲南市からも1人、そして飯南町からも1人、奥出雲町からも1人、一緒になって同じレベルで検討していくと、ゼロベースでやっていくということでございますので、そういうことをベースに考えられた結果、均等が10と、それから人口が90ということで決着したものでございますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに質疑。  7番、白築俊幸君。 ○議員(7番 白築 俊幸君) 第6号の森林整備環境基金条例についてでございます。  環境譲与税というのは、興味を持っていましたが、毎年来るものをきちんと使っていくことが地域経済の循環にも森林整備の進展にも寄与するものと思っておりますけども、基本的にいうと、そんなに基金積み立てるようなものじゃないと思っております。だけど年度を越えるに当たって余ったものは、いっとき入れにゃいけんかもしれんです。そういった趣旨があるかもしれませんが、この基金条例は、ちょっと2つ見ますと、例えば第5条に、基金は特に必要があるときは処分ですよね。入れるのは簡単だけど、出すときには特に。その目的なんかは第1条にちゃんと書いてあるじゃないですか。普通に必要なでいいんです。特に必要なんていうと非常に出すのが難しくなりますよね。それから、次の第6条、そんな基金に繰りかえ運用まで決めているんです。そんな金額もないはずだろうし、期間もそんなにあってはおかしいと思います。そうすると、そもそも基金積み立てるの満々のような雰囲気の条例をつくっておられますけど、基本的にこの譲与税、毎年度きちんと使うのが当然のはずですけど、そこの辺の考え方ってどうなんでしょうか。 ○議長(山﨑 正幸君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) 基金条例についての御質問でございますけども、この基金につきましては、主な使用目的というのが、譲与税で来たものの使用目的というものが、間伐などの森林整備、それから人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発というようなことになっております。これも全て使途については公表というような形でなっておる制度でございます。基金条例をつくるに当たりまして、雲南市として考えますところは、特にこの中で基礎的な調査、例えばレーザー航測を用いて全体の森林を計測するとか、そういう単年度の事業費ではなかなかできない事業、こういうことに基金のものを取り崩して使っていくというような考え方をしております。  それから、基本的にはその年で森林の整備とか、そういう促進を図るために事業を展開して予算組みをするわけでございますけども、例えば年によりまして、事業量、それを柔軟に事業が行われるような形で事業運営をするということも大切なことだというふうに考えておりますので、事業の弾力的な運用を図るためにも、基金というのはある程度積み上げておくのがいいのではないかというような考え方でございます。決して安易に積み上げてというような形では思っておりませんで、あくまでも現年の事業に現年分を充てていくというのは、基本的な姿勢は持って運用を図っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。  15番、藤原信宏君。 ○議員(15番 藤原 信宏君) 失礼します。同じ議案第6号、基金条例の制定についてですが、条文については、積み立てについては毎年度予算で定める。処分についてはその全部または一部を処分することができるということで、さっき特に必要があるとき、この辺ちょっとどうかなと思いますけども、条文についてはよいといたしまして、この運用について、副市長からちょっと説明があったように思うんですが、一旦森林環境譲与税、これを基金に全額積み立てて、必要額を取り崩して事業に充てるんじゃなくて、この基金については事業に充当して残った分について積み立てるということでありましたが、ほかの基金、例えば場外馬券とか原子力防災、そういったものは一旦積み立て必要額を使うと、充当していくというような基金が主だと思いますけども、そういう使い方でよろしいですか。 ○議長(山﨑 正幸君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) 議員御指摘のとおりでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) 15番、藤原信宏君。 ○議員(15番 藤原 信宏君) これだけ譲与税が入ってきて、それを事業に充てるという場合に、やっぱりきちんと全額を初めに積み立てて、それから必要額を取り崩す。当然逆に基金から取り崩して後年度使うこともあるわけで、複雑になるといいますか、そうした管理上は一方通行にして、まだ全く今回は、新年度ではそういう流れがわかりませんけども、税とか使途金の流れがきちっとわかって管理しやすいというほうが私は適正ではないかと思いますが、そのあたりのお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) 提案理由の説明のときにも申し上げたと思います。今年度につきましては2,600万円を計上しているところでございまして、当初予算に計上したこの関係事業、あるいは森林環境譲与税の目的に沿った林業振興事業を対象としているということで、事業内容とか決算見込み額等を精査をして、剰余金が生じた場合は基金積み立てを行うと、こういうふうに考えているところでございます。新年度、令和2年度につきましても約2倍の5,600万円が交付される見込みでございますので、当初予算では一般会計森林整備や林業の利用促進等事業で全て5,600万円を計上しているということでございます。当然2年度において余剰額が生じた場合に基金積み立てを行うということで、そもそも、今、議員が御指摘のように、この基金条例はまず積み立てをして、そこから取り崩していくというふうには考えておりませんで、当然、当該の予算、交付される金額については、必要な事業、路網の整備の問題とか、人材の育成とか、あるいは木材利用の促進とか、そういう使途がきちっと明確になっておりますので、そういうものに割り振りをして、それで執行していくということで、剰余金が出た場合にはそういう基金というものの受け皿をちゃんと持っておくということでございますので、今、この基金は、大体標準的なこれパターンでございますので、そういうふうな仕立てにさせていただいておりますけれども、ほかの基金とはちょっとまた運用が違うものでございまして、今御指摘のとおりに使っていくということがまず優先的でございますので、そのように御理解をお願いしたいというふうに思っております。 ○議長(山﨑 正幸君) 15番、藤原信宏君。 ○議員(15番 藤原 信宏君) 特にこだわるものでもありませんけども、この基金条例、ほかの市町村ではやっぱり全額積み立てて、それを取り崩してやっていくというようなところもあるようでございます。それで、要するに特定財源として基金の取り崩しも出てきて、2つを後年度当て込んでいくというようなことも当然出てくるわけですので、そっちのほうがすっきりするんかなと思うところですが、いずれにしても、そうした場合、仮に元年度の剰余金が出た場合、例えば300万ほど出たという場合、その基金取り扱いはどうされますか。今までの流れを時系列的にきちっと基金でも整理しておくということになれば、300万残れば、その分も今年度で積み立てておくということも考えられますが、その取り扱いについて伺います。 ○議長(山﨑 正幸君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) 基本的には、考え方といたしまして、先ほど言いましたように、当初、2,600万、来年ということの予定でしたけども、これが5,600万に増額されたということがございます。ということは、国のほうとしましても、昨年の倒木による森林被害、こういうのを早期に対応するためにそういう予算措置を図ったということでございまして、現年度の事業が優先するというふうに考えております。したがいまして、その優先する事業をまず行って、それから、余剰といいますか、そのときに使い切れなかった部分、これについては積んでおいて、翌年度、有効的に使っていくと。それから、先ほど言いましたように、単年度予算ではどうしてもできないような事業が将来的に出てくるというふうに想定されております。レーザー航測を使った航空測量とか、そういうものにも備える必要もあるというふうに考えておりまして、基本的には現年度事業を優先しますけども、余剰金については翌年度へ後年度事業のために、有効的に使うために積み残しておくということ、両方の考え方でやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。  14番、細田實君。 ○議員(14番 細田 實君) 議案第34号の雲南市掛合酒蔵資料館の長期かつ独占的な使用の許可についてちょっと伺いたいと思います。  この使用実態について伺っておきたいと思います。合併当初、この同じ議案が提案されておりまして、それが続いておりますが、その際に私は、酒蔵資料館はもともと竹下本店のものが掛合町時代に掛合町に寄附されたと、それをまた竹下本店さんが独占的に使用するというのはちょっとおかしいじゃないかという質問をさせていただきました。その後、住民組織が立ち上がって、住民団体の皆さんがここを指定管理を受けるということに1回なりました。そこでどぶろくというか、そういったものを少しつくるということで、竹下本店ではちょっとまずいということで、住民団体の皆さんに、そこが指定管理になったというふうな経過がありました。その後、またあそこで何か起業化される方がお酒をつくられるということで、竹下本店の名前をかりたいということで、また竹下本店のほうに指定管理を、竹下本店が実際つくるわけじゃないけども、そういった方々がつくるので、竹下本店の名前をかりたいということで、この竹下本店が指定管理ということになったというふうに私は経過を承知しておりますが、やっぱり今もそういう実態で、たしか起業化される方がここでお酒をつくっておられるという実態なのかどうか。今のこの使用の実態を少しお聞かせいただきたいと思います。
    ○議長(山﨑 正幸君) 嘉本産業観光部長。 ○産業観光部長(嘉本 俊一君) 掛合酒蔵資料館の実態ということでございますけれども、過去を振り返りますと、合併直後の平成17年から独占的な使用が行われておりまして、5カ年の許可を3度繰り返されておられまして、このたびその5カ年の満期が終了するということですので、更新をされたいという格好です。  竹下本店が独占的な使用を申し出ているわけでございますけれども、これまでも酒造の許可を持っているということから、竹下本店がその独占的な使用を行っております。この酒蔵資料館は、一つの酒づくりの伝承をしていくということを目的としておりますので、その一つのメニューとして、お酒をつくって、それを観光で来られる方に振る舞う、あるいは販売をされるというようなことをしておられます。ただ、その販売をしておりますのは、従来は地元の方でつくられましたふるさとの酒を造る会というのが17年のころにはやっておられましたけれども、近年は日本酒応援団株式会社という、これは全国的に各地でそうした酒づくりを応援をして、酒づくりをしている団体でございますけれども、そこが主体となって酒づくりをして販売もしているというような格好でございまして、このたび独占的な使用は、酒造の権利を持っているから竹下本店がその立場で参画をされて、独占的な許可を得られるわけですけれども、それとタイアップをされている日本酒応援団株式会社というのが酒づくりを行っていて、販売もしていると、それが酒蔵資料館の一つのアイテムとして、観光に来られる方にお応えする魅力アップにつながっているというような形でこれまで経過をしてきておりますので、これをこの5年間、本年以降のところの5年間をまた再度更新をしたいというふうな一応経過、内容となっております。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。 ○議員(14番 細田 實君) はい。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 議案第17号についてお尋ねしたいと思います。  飯南町……。 ○議長(山﨑 正幸君) マイクを近づけてください。 ○議員(1番 上代 和美君) 雲南市・飯南町事務組合事務委託に関する規約についてなんですけれども、第4条に、管理者は、その委託を受けた事務の管理及び執行に係る収入及び支出については組合歳入歳出予算に計上するものとするとあるんですが、これ、組合議会には奥出雲町の議員は出ていないんですが、組合のほうの歳入歳出予算に計上するとなると、奥出雲の議員の皆さんの関与がないということになってしまうんですけれども、こういう調査委託に関して、やっぱり一緒にするというのが制度的に整合性があるものなのか、ちょっと伺っておきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 17号についての規約の中身について御質問をいただきました。第4条について、委託を受けた事務の管理及び執行に係る収入及び支出については当然組合の予算の中に計上していくということでございますけれども、第5条については、この予算に残額がある場合については、これを繰り越していくと、決算の場合の措置ということ、その後段のところに全て通知をしていくと、町長に通知をすると、第7条ですね、事務委託の管理、執行、あるいは適用される条例の制定、改廃等々、それは事務も含めて、予算も含めて町長に通知をしていくよという中身の、これは事務委託の一つのスタイルでございますので、同じような、先ほども申し上げましたとおり、吉田町、掛合町のごみを出雲に委託している場合も同じでございますし、それから、火葬に関しては松江からの受託を受けておりますけれども、同じ規約を定め、執行している実態がございますので、同じ自治法のスタイルをとっていくということで御理解いただければと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 形式として同じことで、町長に通知するということなんですが、さっき職員が1人奥出雲町から派遣をされるというような、おっしゃっておりましたけど、それは常駐ではないということなのかどうかということと、意見の反映が、議員が出ていないということになりますと、どういった形で奥出雲の意見、町長に通知するということで、論議はその職員さんが奥出雲町の市民の意見など、議会の意見などをもって反映されるということになるんでしょうか。その辺をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 奥出雲町側の職員の派遣につきましては、これ1年間、常駐でございますので、そこからの情報共有が奥出雲町長に図れて、そういう市議会、町議会も含めた共有を図れるかということでございますけれども、当然これから先の1市2町で検討していく流れの中には基本協定を結んでいきますから、奥出雲町長さんも入ってこられます。ですから、その事務担当者が、毎日の経過の中の情報共有も当然ですけれども、3市町の首長同士の情報共有も当然図られるということでございます。  そしてまた、これはあくまでも事務委託ということでございますので、雲南市・飯南町事務組合は一つの地方公共団体であります。その中には少なくとも入っておられませんので、奥出雲町さんはですね、それは委託、受委託の関係性であるとここが限度でありますから、この先は奥出雲町長さんがどうやって経過について、あるいは結果について、予算執行について、どのように奥出雲町の中でそれを説明されるかというのは首長さんの責務だというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。  6番、矢壁正弘君。 ○議員(6番 矢壁 正弘君) 済みません。1点だけ。議案第31号の市道の路線の廃止によるものですけれども、鷹の巣1号線と、それと一部を廃止する路線、粟目線ですか、それと松原線、この分の備考のほうに市道の機能の喪失による廃止というふうになってますけども、これはどのような状態なのか。これは市が管理しないからもう市道として喪失してしまってもうだめなのか。それとも通る人がもう全然いなくなって、荒れ果ててしまってもう喪失なのか。それ全てのことをこの一言で説明してあるのか。それと、廃止した場合の措置としては、立入禁止の看板とか、それとかコーンポールとか、いろいろそういうものの措置をしてもう通ることができないようにするのか。その2点ほどちょっとお伺いします。 ○議長(山﨑 正幸君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 御指摘の3路線についてでございますが、まず、鷹の巣1号線につきましては、昔は集落間の移動で山の中を歩いて行かれる場合が非常に多かったですけども、現状としては、車の通行もございませんで、山へ行かれる方も非常に激減しているというような状況でございまして、市道としての機能がそこで喪失しておりますので、市道としての管理ではなく、公衆用道路として存置はいたしますので、これまでどおり市の財産ということになりまして、地元との相談の中で、管理の方法については相談をさせていただくような形になるというふうに考えております。  それから、粟目線ですけれども、粟目線につきましても、これもその奥に家屋がございませんで、山へ行くための道ということで、吉田川を渡った先については、なかなか山へ行かれる方もおられなくて、そこを市道として管理する必要性というのがないということでございますので、こちらも同じように、県道から川を渡った橋まではきちんと管理をさせていただきますが、それから先につきましては、市道としての機能はないというふうに判断をして、それから先については、先ほどと同じように公衆用道路として管理をさせていただきたいというものでございます。  それから、松原線につきましても、この廃止する路線につきましては、幅員が狭く、近隣の田んぼの管理をするような状況に今はなっておりますので、こちらについても不特定の多数の方が通られるいうことでなくて、近くの市道を回られることによって道路機能は確保はできるということでございますので、必要な部分、黒く残しているところの部分は市道としては残しますけれども、それ以外の田んぼの隣接する部分については、特に市道として管理をしていく必要性がないということですので、ここも同じように公衆用道路としての管理ということでしていきたいということで、今回提案をさせていただいているものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 明示はしてあるとかなんとか言っとったが。わかるようにしてある。 ○建設部長(西川 徹君) これにつきましては、廃止したことが決まりましたら、周辺の住民の皆さんとも相談をして、そこらあたりの措置についてはやっていきたいというふうに考えます。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。 ○議員(6番 矢壁 正弘君) はい。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに。よろしいですか。ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) では、ないようですので、これで議案第1号から議案第15号までの条例15件、議案第16号及び議案第17号の規約2件、議案第18号から議案第34号までの一般事件17件、同意第1号の同意1件、諮問第1号及び諮問第2号の諮問2件、計37件の条例その他についての質疑を終わります。  次に、予算について行います。  予算は、令和元年度補正予算と令和2年度当初予算の2回に分けて行います。  初めに、議案第35号、令和元年度雲南市一般会計補正予算(第5号)から議案第41号、令和元年度雲南市病院事業会計補正予算(第4号)までの補正予算7件について行います。質疑はございませんか。  15番、藤原信宏君。 ○議員(15番 藤原 信宏君) 議案35号の一般会計補正予算(第5号)、これについて1点ほど確認させていただきたいと思います。  説明書の22ページでございますが、高速道路関連整備事業ということで3,375万、説明ではどうも除雪費が不用になったので高速道関連のほうへ回すと、社会資本整備交付金を回すと、振りかえるというような説明を承ったところですが、6ページの繰越明許補正では、高速道路整備関連事業が補正後2,300万ほどふえているだけでございます。1,000万円ぐらいのさやがございますけれども、これについては、ここのところの3,375万が今回、今の除雪費とかも含めまして、きちっとこれと繰越明許費、今年度分の立て分け、これについてちょっともう一度御説明を願いたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 西川建設部長。 ○建設部長(西川 徹君) 今回、先ほど御質問のとおり、除雪費から財源振り分けで3,375万円の予算を振りかえさせていただくということでございます。そして、繰り越しの部分につきましては、前回お願いをした3,700万の部分は、満額がそのまま繰り越すということでなくて、その枠でお願いをしておりましたので、現実的にはそこまでの繰り越しが現状ではないような状況になっておりますので、今回、6,000万の繰り越しの枠をとっていただければ、この3,375万円のものも含めて繰り越しが可能ということでございますので、必要額だけを今回計上させていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。ほかに質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) では、ないようですので、議案第35号から議案第41号までの補正予算7件についての質疑を終わります。  ここで暫時休憩とし、10時30分再開といたします。              午前10時19分休憩     ───────────────────────────────              午前10時30分再開 ○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開いたします。  引き続き質疑を行います。  次に、議案第42号、令和2年度雲南市一般会計予算から議案第51号、令和2年度雲南市病院事業会計予算までの令和2年度当初予算10件について行います。質疑はございませんか。  5番、原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 2点だけ質問をします。  まず最初は、予算に関する説明書113ページでございます。社会教育総務費、中高生の幸雲南塾事業、予算は115万円であります。この幸雲南塾の中高生の事業は、昨年と比べますと22万4,000円の増額ということで、拡充をされています。ただし、中学3年生を対象とした幸雲南塾inさんべ、この事業は今年度廃止をされました。昨年度の予算は153万7,000円ですから、この2つの事業の総額でいえば、この幸雲南塾の事業としては131万3,000円減額をされています。この事業については、市内7中学校の中学3年生がこれまで大体100名程度参加をされて、非常に本市のキャリア教育の目玉事業の一つというふうに私は感じていましたし、高校の先生方からも、雲南市の子供たちは非常にチームリーダーができると、そういう評価をいただいているということで、この一つの事業があってかなというふうにも感じていました。そういった中で、幸雲南塾inさんべの事業をどう評価をされて、この事業を統合されて予算の減額をされたのか、その経緯について説明をお願いします。  それから、次に、2点目は、雲南市立病院の事業会計予算について質問をします。  雲南市立病院事業予算の予算に関する説明書の4ページであります。雲南市立病院では、昨年、管理者、副管理者、院長、全てかわられまして、体制も新たに、また、施設も新しくなって経営をされております。特に西院長におかれましては挨拶のときに、就任されたときに、健全な経営なくして良好な医療ができない、健全な経営がないと職員も安心して働けんと、地域の皆さんに対しても健全経営が非常に大事だというようなことを述べておられますし、ホームページにも出ています。  そこで、病院事業の収益的収支、3条予算ですけども、これを見ますと、令和2年の予算額は収入が46億3,400万ばかし、事業費用としては52億1,000万ばかしということで、経常収益は5億7,600万ということで、大きな経常損益が出ています。これについては、自治体病院ということで、黒字になることはないというふうに私も感じていますが、そもそもこの建設を始めるときの令和2年度、平成32年度の計画は、この経常収益はおおよそ4億1,700万円程度になるだろうということでスタートをしたものであります。その差し引きをすると1億5,800万円も赤字が見込みよりも多いという状況である。特に医業収益については非常に大きい赤字というふうに、これが本業の部分ですけど、そういう中で、収益の部分について、経営のトップとして、原田副管理者、おいでになってますけども、どれぐらいのところが結局収支の赤字が出ていいところだというふうに思って経営をこれからされていくのかという点を1点確認をさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 御質問のございました中高生の幸雲南塾事業と、それから幸雲南塾inさんべの事業の関係でございます。  幸雲南塾inさんべ事業につきましては、これまで中学校3年生を対象に、1泊2日で三瓶のほうでセミナー等を開催するなど取り組んできたところでございます。参加者につきましては、先ほど言われましたように、100人とか、それから少し減ってきている状況にございます。ただし、参加校が、中学校7校ございますけども、ある程度たくさん出るところ、それから少ないところと、ちょっと数がかなり極端に離れたりするといったようなこともございまして、見直しを行うということを考えたところでございます。その中で、中高生の幸雲南塾と一緒のような形で、こちらのほうでやっていこうということが基本にはございますけども、幸雲南塾inさんべにかわるものといいますか、中高生をあわせたような形で三瓶のほうで日帰りというような形で今度計画をしていきたいということを思っているところでございます。これまで中学校3年生、かなりの方に参加していただき、それから遠くからも講師も来ていただき、それから職業をいろいろ、たくさんの方に来ていただいて、各ブースを設けたような形で将来の進路に向かっての一つの、何ていいますか、研修材料としていただいたところでございますけども、今後は中高生を兼ねたような形でやっていこうということで、今回、事業としては中高生の幸雲南塾事業のほうにあわせた形で幸雲南塾inさんべについてはなくなったと、事業としてはなくなったという形になっているところでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) 原田病院事業管理者。 ○病院事業管理者(原田 正俊君) まず、病院の今後の経営ということで御質問を承ったというふうに考えておるわけですけども、まず、私がこの1年、病院を経営する中で考えてきたところも含めて御回答できればというふうに思います。  まず、病院経営でございますが、議員からもありましたように、やはり不採算部門を抱えながらの非常に厳しい経営というふうには思っております。ただ、その中でも安心・安全な医療を提供するのが第一だというふうに考え、見ておるところです。ただ、その一方で、改めて感じているのが、病院というのはやはり設備産業というか、大きな病棟、それから医療機器、そういった設備をしっかり管理しながらやっていくという、このバランスをとりながら経営していくということが第一じゃないかというふうに思っております。  そういった中で、非常に経営的には正直言って厳しい状況で、残念ながらこの令和2年度の予算もマイナスの5億相当の経常損失を出すというような形になっておりますが、現状、私が考えておるのは、表面的に黒字になるのを目指すのは当たり前なんですけれども、やはり現状、この大きな投資をした後で大事に考えているのはキャッシュフロー経営でございまして、結論から言うと、目指しておるところは、簡易キャッシュフローなんですけども、これは経常損益プラス減価償却、この簡易キャッシュフローが1億5,000万、それから内部留保資金の10億の維持、そういったところを中・長期的には目指していきたいというふうに考えております。  正直、この2年度の予算作成に当たっても、守りから、どちらかというと強気で攻めようということでこの数字にしております。ほぼ令和元年度の稼働率、それから外来に訪れていただいたお客様の数をそのまま維持し、単価アップを、診療単価ですね、こういったものを少しでも上げる努力をしながら、この令和2年度では約1億の簡易キャッシュフローの計上を見込むというふうな予算を立てたというところです。  引き続き、これを経営だけではなくて、職員等にも周知しながら、そういった収益感覚に根づいた病院経営を今後とも取り組んでいきたいというふうに考えております。 ○議長(山﨑 正幸君) 原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 病院事業会計については、原田副管理者、1年間でいろいろ分析されて、キャッシュフローの目標額であるとか、内部留保の目標額をしっかり答えていただきましたので、またそういった形でしっかり頑張っていただきたいということ、エールを送っておきたいと思います。  教育委員会の関係のキャリア教育ですけど、第4次教育基本計画が策定されまして、ここではキャリア教育の推進をしていくんだということを市長も述べられました。また、推進体制の強化として、4月からはキャリア教育推進課を新たにつくって力を入れると、この組織を、体制を強化すると言いながら、予算配分では中学生の一番大事な幸雲南塾inさんべ、これはやめてしまうと。何か予算と組織体制が乖離しているのではないかと。体制だけ整備して予算は落として、ちょっとそこは理解できませんけど、その辺、しっかり新しい体制と予算配分はリンクしているんでしょうか。もう一度答弁をお願いします。 ○議長(山﨑 正幸君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 今おっしゃいますように、幸雲南塾inさんべというのは、開始以来、子供たちも行ってよかったと、それで親さん、そして教員も行かせてよかったという高い評価を得ておりました。しかし、やり始めて10年以上たって、なかなか内容的にマンネリもしてきているというのも否めない事実で、それが先ほど次長が申し上げましたように学校数が偏ったり、学校によってはなかなか応募がなかったりということで、やっぱりここでひとつ見直して、というのは、政策企画のほうでもスペシャルチャレンジ・ジュニア事業というようなことで、社会教育として子供たちを、教育委員会ではないけれども、うちの、本町の中で育てていこうという事業も出てきましたので、そういう全体を見てもう1回構築していこうじゃないかというようなこともありまして、今回見直しを図ったと。そして、新たな見直しをどういうふうに推進していくかということにつきましては、先ほど議員おっしゃいましたように、キャリア教育政策課というところを新たに設けて、そこが司令塔になってやっていくということですので、御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。  14番、細田實君。 ○議員(14番 細田 實君) 総務ですので、財政全体的に係るかもしれませんが、ちょっと1点確認させてください。  中期財政計画について全協で説明があったときには、財政のほうから少しシーリングをかけて、予算全体を5%ずつですか、年度経過しながら下げていくと、扶助費とか、そういったことを下げていかないけないという説明があったと思うんですけれども、今度、予算説明会のときには……。反対か。質問があって、交付税も少し余計入ってくるので、そういうことをしなくても予算は組めるという説明があったように思うんですけれども、その辺、この予算全体ではどういうことになっているのか、ちょっと少し、議員の中でもあれはどっちだったかいなという声があっているので、どういう方針でまず予算を、補助金とか、そういったところは減額されずに組んでいるのか、減額して組んでいるのか、そういったところをまずちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。 ○総務部長(内田 孝夫君) 予算編成についてでございますけれども、5%のマイナスシーリングというのは、予算編成方針ではそういった説明をさせていただいたということでございます。また、説明会の折には、交付税も国からの配分の中で見込んだより増額になる見込みということで、いわゆるマイナス5%をする経費について、全てがマイナス5%という編成をしなくても済んだという部分もございます。一律全てにおいて5%カットしたということはなくて、少しでこぼこはあるかもしれませんけど、そうした予算編成になったということでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) 14番、細田實君。 ○議員(14番 細田 實君) 今、一律じゃないということなので、難しいと思うんですけど、どこを削るかというのが、その辺はどういう考え方が基本的に、5%カットしたとことされないところとの考え方はどこにあるのかということを聞かせていただきたいと思います。というのは、私、12月議会で体育協会なり体育振興という質問をいたしまして、教育委員会のほうからは、体育協会への支援とか、あるいはスポーツ団体育成、指導者の育成をしていくんだという答弁があって、ああそうかと思って、少し予算を見ましたら、体育協会のところが5%カットで600万が570万、30万ですけどね、いうようなことがありまして、あれ、ちょっとこれは12月議会と違うなということを感じております。例えばそういったところをどういう基準で、例えば具体的に言えば30万円、体育協会の予算をカットしたのか。体育振興をやっていくんだということからいえば、体育協会の会員の人数が減っているからとか、そういったことが案外あるかもしらんですけどね、これ見ると5%カットになる。そこら辺の判断の基準というのはどこに置いているのかということですね。体協のことを具体的に答えていただきたいのと、それから考え方の基本になるというところをお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 内田総務部長。 ○総務部長(内田 孝夫君) 具体的には補助費についてお尋ねでございます。  補助費の中でも5%カットで予算編成したものもあれば、現状維持という中で予算編成をしてあるというのも事実でございます。これはやっぱり担当部局とヒアリングをする中で、本来であれば予算編成方針どおり、交付税が増額配分されようがどうだろうが、5%カットで一律やっていくというのが本来であるというふうには思っておりますけれども、そうした状況の中においてもヒアリングの中で、どうしてもそうした措置ができないというものもあれば、現状維持で編成したというものもあろうかというふうに思っております。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 体育協会の補助金の関係でございます。  基本的には予算要求時点の考え方で教育委員会としては要求をしております。先ほどありましたように、5%カットといったことがもちろんございましたので、そういうところも含めて予算要求をしたところでございます。体育協会の中、体育協会本体とか、それからその中でも例えばターゲットバードゴルフとかソフトボール協会とか、みんなまざっておるわけですけども、一括として要求をさせていただいたということで、ほかの補助金についてとの整合性のことが先ほどありましたけども、その点については、こちらのほうとしては、極力5%カットでないというところがいいわけですけども、全体の枠の中ということも教育委員会の中ではいろいろ精査をしまして、今回の要求、それから査定結果になったということでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) 14番、細田實君。 ○議員(14番 細田 實君) 教育委員会が真面目にやられたということでしょうか。今のこちらのやったものとやらないものとあるということなので、それは予算の組み方でいろいろ原課との調整等はあると思うんです。ただ、その辺、ある程度市民の皆さんに納得いただけるように、例えば今の体協のことでいえば、何でうちが5%カットになって、30万、あれだけスポーツ振興と言いながら、しかもオリンピックの年でありながら30万円カットされるのかということをなかなか市民に説明がつかないわけですね。僕もスポーツ関係をやらせていただいておる。これはやっぱりぜひ補正で、これは予算質疑じゃないですけど、補正で復活させるような方向をぜひお願いしておかないといけないかなというふうに思っております。この間もちょっと陸上関係で、しおかぜ駅伝、15万円もらっとったのが7,500円カットされたというんです。7,500円ですよ、50人ぐらいの規模で、7,500円でやっぱりやる気をなくすようなことじゃいかんなというふうに少し思ったりしたとこですので、ぜひ私の質問の趣旨も御理解いただいて、スポーツ振興に向けての予算をつけていくと。ちょっと一般質問みたいになりましたが……。 ○議長(山﨑 正幸君) 一般質問です。質疑をお願いします。 ○議員(14番 細田 實君) 終わります。 ○議長(山﨑 正幸君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) おっしゃいますように、2020オリンピック・パラリンピックという年に臨んで予算が5%というのは本当に私らとしても心苦しいなというふうに思っております。ただ、来年度から第2回目の国民スポーツ大会に向けて、県で準備委員会を立ち上げられます。それに伴って、うちもそれに呼応したような形で組織もつくらなきゃいけない。そうすると、うちとしても種目を何にするかということを決めていかなきゃいけない。そうすると、当然のことながら施設もどうするかと、あるいは選手育成どうするかと、審判どうするかということで、今がボトムかなと、後は2029年に向かって右肩上がりしていくのではないかというようなことを考えていかなきゃいけないというふうに思っておりますし、その実現に向かって精いっぱい努力はしていかなきゃいけないというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに。  11番、西村雄一郎君。 ○議員(11番 西村雄一郎君) 病院事業会計、予算に関する資料の36ページの一番下のほうですけども、6、研究研修費というのがございます。研究研修費、現在、病院では必要不可欠、新しい知識の習得とか、看護師さんの専門分野の習得とか、必要欠くべからざるものだと思います。昨年度の決算ではほぼ消化というか、されたと思っておりますけども、その前年は結構な、かなりの未使用額が出ております。ことしの実施のために、この予算ができ上がるのに、研修の計画とか、人員とか、検討されたものなのかどうなのか、また、看護師等の場合には、労務的な後補充も必要になる場面もあると思います。その辺考慮されてこの研究研修費が計上されて、また、この金額、予算を十分使うことができるのかいうふうなことをお尋ねしたいと思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 石原病院事業事務部長。 ○市立病院事務部長(石原 忍君) 病院事業会計の研究研修費についての御質問をいただきました。  これにつきましては、以前から、近年、特にですけれども、当院として非常にこの事業は力を入れて取り組んでおります。特に、医師、若い先生方もふえてきておりますので、全国の学会、あるいは海外への学会の希望も多く出ております。それと、看護師については、特定行為でありますとか、そういった特別な資格をぜひ多くの看護師に取得をしていただきたいということで、看護部とも協議をして予算配分をしております。  その中で、御質問の人員等の検討につきましては、各部署からまず要望、希望、調査をして、その上で予算配分をしております。そういったことで、十分にとまではいかない部分もあろうかと思いますが、ある程度各部署の要望をきちっと取り入れた上で予算配置をしておりますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 3点ほど伺いたいと思います。  まず初めに、国民健康保険の特別会計についてお尋ねしますけれども、今回、基金を取り崩しての予算になっておりますけれども、保険料はどういった形になる、試算、まだ本算定ではありませんので、保険料がどういうふうなことになっているのか、一つお伺いしたいと思います。  それから、2点目は、後期高齢者医療保険の保険料なんですけれども、特別徴収、普通徴収、いずれも上がっているわけなんですが、これは……。 ○議長(山﨑 正幸君) 何ページや。 ○議員(1番 上代 和美君) 失礼しました。後期高齢者医療のほうは169ページです。保険料がいずれも、特別徴収、普通徴収、上がっているんですが、これはどういったことが起因、保険料の増額、例えば高齢者の方の人数がふえたのか、いろいろあると思いますけれども、どういったことが要因となっているかを伺います。  3つ目に、雲南市立病院の事業会計について伺います。1ページです。業務の予定量について書かれております、第2条のところで。入院、外来については、3月補正の実績にほぼ準ずるような患者数の設定をされておるんですけれども、2番目の介護事業について、訪問看護事業については、3月補正では6,829人の、これ実績に基づいたものだと思いますけれども、来年度は7,290人ということで、結構設定の人数を多くしておられますけれども、これは何に要因するものなのか、体制強化での数字なのか、どういったことが要因となっているのかを伺います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 済みません。国民健康保険は何ページ。 ○議員(1番 上代 和美君) ごめんなさい。 ○議長(山﨑 正幸君) 一番最初の質問。 ○議員(1番 上代 和美君) 全体のことなんですけれども、149ページの保険料について。 ○議長(山﨑 正幸君) わかりました。  小川市民環境部長。 ○市民環境部長(小川 忍君) 国保と後期と2点いただきましたけれども、最初に、国民健康保険料のほうでお答えをしたいと思います。  予算の説明書の149ページに歳入がございます。一般分と退職者分ということで、次ページに合計額がございますけれども、150ページの比較欄を見ていただきますと、3,148万円の減ということでございます。これにつきましては、被保険者数の推移もございますし、また、支出の側から国保会計、当初の段階では組んでいくのが当然の見積もりでございますので、その結果として、事業費、納付金というものが、県に払って、満額払えば全ての保険給付に係る経費をいただけるというものですが、これが約4,000万円減らされておりますので、減となっておりますから、こういった要因があって、当初の段階ではこういう3,000万幾らかの減が生じているということでございますけれども、考え方は、対前年比が同じ保険料をいただくという現段階では考え方であります。  その上で、今、申告相談が進んでおりますけれども、被保険者にかかわる所得が確定をして、そして全ての歳入が6月段階では見えてまいりますから、その時点で国保運営協議会というものを開催して、市長の諮問機関ございますけれども、諮問、答申を経て決定していくということでありますから、今、この段階では、本当にプラマイ・ゼロで予算計上するしかありませんので、保険料としてはそういうものでございます。  もう1点、後期のほうは、予算書の説明書のこれは169ページに数字が載ってございます。歳入のところの一番上の箱でありますけれども、比較欄で5,900万円ということで、随分上がっている形でありますけれども、こちらのほうは、県のほうで広域連合が組まれておられまして、今の国保みたいに市町村単位で決めるのではなくて、県下一斉に統一が図られていると。2年に1回、保険料は、後期高齢者にかかわる料金については見直しが図られるということでございます。したがって、当初の段階ではまだ議決がされておりませんけれども、この2月の14日に連合議会が松江のほうで開かれて、その結果におきましては、少し数字を申し上げますけれども、所得割については今まで8.25%から9.55、1.30%上がっております。それから、均等割につきましては、これまで2年間が4万3,440円、これが5万640円ということでございます。これが所得割、均等割の構成ということでございまして、上がってきた要因といたしましては、1人当たりの医療費の伸び、あるいは保険料の軽減特例見直しといったような内容がございます。当然、しかしながら、これは当初予算の段階でありますから、予算編成の段階、11月とか12月、広域連合からの試算に基づいて組んだ実態でございますので、これについても、これは6月なり9月補正でしっかり補正対応をしていくという流れでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 石原病院事業事務部長。 ○市立病院事務部長(石原 忍君) 病院会計で1点御質問いただきました。  訪問看護事業についてでありますが、今年度、若干職員の退職等もあって、少し実績が落ちたわけでありますが、来年度は新たに正規職員を1名増員配置をする計画としております。それに伴って、患者数の増と、増収見込みの計画にしておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。  3番、松林孝之君。 ○議員(3番 松林 孝之君) 予算に関する説明書の106ページ、教育費でございます。教育費の教育総務費の新規事業でありますが、地域とともにある学校づくり推進事業、新規事業について伺います。  当事業は、今回、これまでされていた事業を再編、統合して新規とするということでございますが、幾つかの事業を統合、再編される中で、今までのものの事業も残っているものもある中で、統合されて新規でありますけど、一体事業費そのものからすればこれは拡充になるのか、実際にはこれまでのものをあわせると減額になるのか、それをまず伺いたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 地域とともにある学校づくり推進事業についてでございます。  これにつきましては、これまでありましたコミュニティ・スクール推進事業、学校支援地域本部事業、それからふるさと教育推進事業、キャリア・パスポート事業、それから校長協議会の中にありました一部、それからUNNAN学びサポート事業の一部をまとめまして、今回、地域とともにある学校づくり推進事業としたというところでございます。年度当初の予算でいきますと、昨年度、今言いました予算が1,531万円、今年度が1,226万4,000円でございますので、300万ばかり減になっているということでございます。これちょっとUNNAN学びサポート事業の一部につきましては、教育魅力化推進事業のほうに少し移しておりますので、減の300万の中にはそれも入っているというふうに御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 松林孝之君。 ○議員(3番 松林 孝之君) 300万円減ということでございますが、そうすると、説明資料の中にありましたけど、将来にわたるコスト計算という中で、これまでは小・中学校に一律に配分してきた予算を今回は学校運営協議会という形で予算を学級数とか規模に応じて割り振るということになるんですが、そうなると、総額で減額になった中で、コスト計算の中では効率的に執行するというふうにあるんですが、実際の現場からすれば、数字が減るというのは非常に難しいことではないかと思うんですけど、その辺についても、将来的なものかもわかりませんが、学校の現場云々というのも、これから説明されると思うんですが、将来にわたってまだまだこれ減っていくのかというのが非常に気になるところですけど、今回において、300万円の減額で、実際にプラス・マイナス相当幅があるとは思うんですが、その辺の幅というのが大きなところ、小さなところ、実際あるのか、その辺を伺います。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 将来にわたってのコスト計算のところで、効率的な執行となってます。これまでは各学校で予算執行していたものを校区で執行していこうということで、校区の中で融通ができる、例えば小学校の予算、今まで小学校だったものを中学校で使うとか、今まで中学校ではこの事業をやってたんですけど、今度はこれをやめて小学校がやると、そういったような効率的な執行をしていこうということでございまして、配分につきましては、先ほど言いましたように生徒数とか、そういったもので考えておりますけども、今までは個々の学校でしか使えなかったものを、ちょっと補助事業ではそういった枠はあるんですけども、極力校区の中で自由に使っていけれるようにしていこうということが広域的な執行でやっていこうという意味でございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 景山教育長。 ○教育長(景山 明君) 第4次教育基本計画の3本柱の中に学校運営協議会の活性化と、コミュニティ・スクールの活性化というのを上げておりまして、今までは予算もないという中で、学校からの学校運営方針なんかを聞いて、ほいじゃあそれでいきましょうとか、あるいは地域でこういう子供を育てましょう、それじゃあ地域と学校が一緒にやりましょうとはいうものの、ない袖は振れないみたいなところはありました。ですから、今回、いろんな先ほどおっしゃったような事業のお金を、トータルとしては多少少なくなったものの、やっぱり学校運営協議会が、皆さんが話し合って、うちの校区ではこういうところに力入れようじゃないかと、そうするとその金をここから出そうじゃないかみたいなことで、より皆さんが意欲を持って地域の子供たちのために動ける、それのための資金として使ってもらおうということで、トータルは少なくなったけど、より効率的というか、より意欲的な予算執行ができるのではないかということを期待をしております。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに。  9番、佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 済みません。予算に関する説明書の教育費、118ページ、体育施設費の中の説明欄の海洋センター管理事業5,205万6,000円ということでございますが、大方これは指定管理料だと思っておりますけれども、オープンして3年目を迎えて、これまで市健康づくり拠点整備基本計画の中の管理運営費についての利用料に関して、利用料の収入をふやして、指定管理料を3年目には560万円程度縮減するということが計画にされておりました。今日どのように縮減が図られたのかお聞きします。  それから、その下の……。次ですね。119ページの社会体育施設修繕事業550万円、この積算の内容を少しお聞きしたいと思います。2点です。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 最初の海洋センターのところにつきましては、申しわけありません。ちょっと調査をして答弁をさせていただきたいと思います。  それから、社会体育施設の修繕事業についてでございます。令和2年度につきましては、大東ふれあい運動場、それから加茂中央公園、それからアスパル等の修繕を行う予定にしております。これにつきましては、全体の予算の中でどの部分をやっていくかということは、優先順位をつけながらやっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤次長、調べて、また後で。  ほかに。  9番、佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 済みません。今の答弁の社会体育施設の修繕事業550万円ということで、ふれあいの運動場ですか、加茂中央、アスパルということでございました。12月に一応確認したところ、木次体育館、掛合体育館、大変な老朽化で、本当に使用が可能かどうかというところまで老朽化しておりまして、大きな修繕が必要だというふうに思っております。その中で、教育長も現場は常に職員から聞いているし、みずからも足を運んでいるということでございましたが、この中にはないということは、現在のところでは、令和2年度にはその2つの体育館は修繕の考えはないという理解をしてよろしいでしょうか。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 済みません。ちょっと確認をさせていただきたいと思います。申しわけありませんけど、よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤議員、よろしいですか。  ほかに。  11番、西村雄一郎君。 ○議員(11番 西村雄一郎君) 一般会計の予算の説明書の76ページでございます。30目の精神保健衛生費です。これが3万1,000円の減額であります。予算が17万8,000円、非常に少ないというふうに思います。国、県の支出金が9万1,000円あるということですけども、従来100万円ぐらいあったと思っております。にわかに減額をしておりまして、自死の、自殺率が、島根県、雲南地域、いずれも全国に比べて高い。雲南圏域については保健所のほうが相談日を定期的に設けてやっておられるということでございます。この減額の理由、それから、国、県の支出金が9万1,000円って、もうにわかには信じがたいほど少ない。とすれば、この精神保健衛生、あるいは自死の防止について、いろんな施策に織り込まれているんじゃないかなとも思います。その辺があれば施策名を教えていただきたいし、国、県の支出について、総額がわかれば、精神保健衛生についてですね、教えていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) 小山健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小山 伸君) 御指摘の精神保健の関係、昨年のところでも御質問いただきましたけれども、県のほうの事業費、補助金といいますか、それが減ってきている、県の支出金が減ってきているという実態であります。全体の数的には、先ほど御指摘いただいたように横ばい、あるいは少し増の形ではありますけれども、市の中ではサポーターの方にいろいろ研修をいただいたりとか、あるいは各事業所と連携をして対応をしているところであります。減額の理由というのは、県のほうの理由というのはちょっと今の時点で持ち合わせておりませんけれども、全体の予算編成の中でそういうふうな形になってきているということであります。いろいろな要素の中で、自死防止とか、そういったことについては、いろんな角度から取り組んでいかなければいけないというところがあろうかと思います。生活困窮とか、就労の関係とか、さまざまなところが要因としてはあろうかと思いますので、全体の取り組みの中でそれも取り組んでいかなければいけないというふうには考えております。 ○議長(山﨑 正幸君) 11番、西村雄一郎君。 ○議員(11番 西村雄一郎君) 県の思いを十分に分析されまして、それを市の施策に生かしていただきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに質疑はございませんか。  2番、中林孝君。 ○議員(2番 中林 孝君) 二、三質問させていただきたいと思います。  総務費の中の総務管理費の中の企画費でございます。説明書でいきますと37ページ、中段のところなんですが、木次線利活用推進協議会負担金77万5,000円ございます。これはもちろんこの協議会の負担金ということで、例年どおりの支出ということでございます。規約を見ますと、これ、木次線の利用促進を図るほか云々、前条の目的を達成するために次の事業を行うということで、各種事業の計画及び実施、必要な事項の調査及び研究と、こういうふうになっております。どのような事業を展開されているのか、それから、私はもう少し調査研究することもたくさんあるのではないかなというふうに思いますが、その辺の使われ方、これについてちょっと教えていただきたいというふうに思います。  それと、同じく41ページ、下のほうになりますけれども、東京23区からの移住支援事業補助金、それとその下の民間賃貸住宅家賃助成事業補助金、これについてであります。23区からの補助金は260万円、賃貸の助成は300万円ということでございますが、この積算根拠というか、どういうふうなお考えなのかということを伺っておきたいと思います。というのが、23区からの補助金というのは、昨年度予算対比、多少減額になっていると思います。一方、この民間賃貸住宅のほうの300万円は若干プラスになっていると。ということは、私は23区からの分はたしか鳴り物入りでスタートしたと思うんですが、こういったものがあんまり機能してなかったのか。もう少しこの辺は利用があっていいのではないかなというふうに期待をしておりますけれども、PRが不足してたのか、そもそもそういう需要そのものがないのか、そのあたりをどういうふうに分析されてこういう予算組みになっているのかというのをちょっと伺いたいと思います。  それから、民間賃貸住宅の補助金300万円、これたしか1人2万円、月だったと思いますけれども、逆算してみると大体十二、三人ぐらいのそういうふうな移住を頭の中に置いているというふうな数字だと思うんですが、そういう需要があって、この分はたしか増額になっていると思います。ということは、その辺の政策の進め方、東京23区の分はなかなか期待できないけども、近隣の市町村から本市の事業所に通ってくる人へのそういった補助は割と活用がある。ということは、何かその辺の人口増に対する進め方にやはり何かヒントがあるのではないかなというふうに思いますので、そのあたりを絡めてちょっと伺いたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 3点御質問をいただきました。  最初が……。済みません。木次線の利用でした。申しわけありません。事務局を奥出雲町と雲南市で交互でやっております。2年交代でやっておりまして、毎年利活用に向けての事務局会議をやっております。そこで議論をしたものを予算化をして進めているところでございますが、特に今回は80周年とか100周年とかを踏まえてこれまで事業をやってきたというところでございます。そういった形で今進めているということです。調査研究といいましても、トロッコ列車とか、あるいは木次線存続に向けての調査活動ではございますけれども、具体的に何か専門的な分野でやっているということではございません。利活用を進めていく上の調査研究なり、事務局の会議を進めながら進めているというところでございます。  それから、23区の話がございました。これは本当に確かに御指摘いただいたように鳴り物入りでスタートしたものでございますけども、本年度の例を見ますと、全国でも20数例しかなかったようでございます。そのうち島根県がたしか3カ所で、そのうちまた雲南市が1カ所というか、1事例だったということでございます。これ原因は、いざやってみると非常にハードルが高くて、5年連続で東京23区に住んでないとだめとかいうことがありました。ですので、今回、補正のほうでは減額予算をさせていただいたところでございますが、国のほうではそれを踏まえて少しハードルを下げると言っておりますので、その期待も込めて積極的にこれ進めていきたいという思いで、1件よりは、今のところ単身世帯を1例、それから世帯での移住を2世帯を目標に頑張っていきたいということで予算化をさせていただいております。  それから、民間住宅のほうですけど、これは非常に好調に進んでおりますので、300万の予算をさせていただいたところでございます。これいずれも住宅フェアとかやる際に、定住推進員のほうの武器になります。こういった制度を用意しているので、ぜひ雲南市にということで進めておりますので、そういったことで、こういった制度を紹介しながら移住促進を進めているというところでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  中林孝君。 ○議員(2番 中林 孝君) 民間賃貸住宅のほうについては順調であるということですので、やはり切り札としてどんどん進めていただきたいというふうに思います。  ただ、例えば心配なのが、賃貸住宅だと、単身の方がたまたま本市に勤めていると、住民票を移さないで住んでいるということはまず想定しがたいんですけれども、ただ、単身というか、若い方は、住民票を移さずに住居だけ転々とするような事例もあるのではないかなと思いますので、このあたりのチェックをきちんとした上で、人口増につながるための支出であれば、私は非常に結構だと思います。  それとまた、そういうことであれば、本市の事業所に勤めるそういう需要があるということは、やはり今後の施策展開の上では大きなヒントが隠されていると思いますので、このあたりはまた今後力を入れていただきたいということでございます。  それと、今度は別の質問でございます。予算に関する説明書の66ページでございます。児童福祉費、これの真ん中のほうですが、第3子以降の保育料軽減事業ということで、32万3,000円ほど上がっております。それはそれで結構なんですが、実は今度の令和元年度の補正予算の16ページのほうの説明を見ると、補正予算で36万円上がっているんです。それだけ需要がある。なのに令和2年度の当初予算では32万3,000円。需要があるのであればもっと張りつけてもいい施策だと思いますが、その点はどういう根拠でこういう数字になったのかというのを教えていただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 定住のほうの御指摘いただきましたので、しっかりチェックもしながら進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長加津山幸登君) 第3子以降の保育料の軽減事業でございます。先ほど御指摘いただきましたように、補正予算では増額、3月補正では増額させていただいたところでございますけども、この補助金の内容が、認可外保育施設に通われます第3子以降の保育料の支給対象に補助金として出すものでございますけれども、対象となっておりますものは、雲南病院のほたるキッズ、それから平成記念病院のあゆみ保育園、それから新しく木次町でやっていただいておりますニチイキッズの雲南保育園というところでございます。今回、3月の補正ではニチイキッズのほうの入園があったということの中で補正をさせていただきました。この予算の見込みに対しましては、今、3名を一応見込んだ予算計上をしておりまして、必要に応じて補正で対応させていただきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) よろしいですか。  ほかに。ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) では、ないようですけども、先ほど3番、松林議員から、予算に関する説明書の106ページ、地域とともにある学校づくり推進事業についての質疑がありましたが、その答弁で誤りがありましたので、訂正を求められておりますので、これを許します。  佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 先ほど答弁した一部に誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思っております。  地域とともにある学校づくり推進事業の中で、昨年度の当初と比べまして300万ばかり減だというふうにお伝えをしたところでございます。一部事業で引き続きこの地域とともにある学校づくり推進事業に行くものと、それから教育魅力化推進事業に行くものがあるということは説明をさせていただいたところですけども、その両方あわせた全体の事業費でいいますと、22万8,000円の減になるというのが正しい数字でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。大変申しわけございませんでした。  続きまして、先ほど施設の整備の関係で、木次体育館の予算があるかというところの質問について答弁を残しておりました。これについては、当初予算の中では一応見ては、含んではいないということでございます。  それから、海洋センターの収入の関係でございますけども、元年度に対しまして2年度は伸びるということで想定をしております。金額的には150万円くらいといったようなところで収入としてふえるという形で考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山﨑 正幸君) 松林君、よろしいですか。  9番、佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 海洋センターの答弁ですけど、私の見方がちょっと間違っとったかわかりませんが、平成30年、31年、現在でいえば令和2年ということで、当初の経費が6,500万だったかな、そのうち収入を入れて、ちょっと数字覚えてませんが、4,000万台ぐらいの指定管理料というような数字でした。それから3年目のことしの令和2年度中になると思いますが、560万程度縮減するという計画書です。それに対して、先ほど100万ちょっとと言われたですけども、私がお聞かせいただきたいのは、その百何十万もですが、560万程度縮減すると言われて計画されたことが、それが縮減が図られてきているのかということです。  それから、社会体育施設修繕については、当初予算ではないということでございますので、補正等で検討されるのかなと思ったところでございます。  1点ほど再質問です。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤教育委員会次長。 ○教育部次長(佐藤 慎治君) 経費の縮減の点についてでございます。元年度に対しまして、海洋センターの支出のほうも縮減を図るような形で計画をされているところでございます。大きなものとしましては、光熱水費を含めて縮減をやはり図っていくということでの計画を立てているということでございます。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかにございませんか。よろしいですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) では、ないようですので、これで議案第42号から議案第51号までの令和2年度当初予算10件についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第2 議案の先議 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第2、議案の先議を議題といたします。  お諮りいたします。同意第1号、雲南市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについての同意1件、諮問第1号及び諮問第2号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件の計3件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号の同意1件、諮問第1号及び諮問第2号の諮問2件の計3件は、委員会付託を省略し、先議することに決定をいたしました。  なお、同意第1号、諮問第1号、第2号は、人事案件につき、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号、諮問第1号、諮問第2号については、討論を省略することに決定しました。  これから採決を行います。  採決は、電子表決により行います。  初めに、同意第1号、雲南市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  初めに、議員席の参加ボタンのみを押してください。  同意第1号について、これに同意することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(山﨑 正幸君) 押し忘れはありませんね。  なしと認め、これにて投票を終了します。  投票結果を集計します。  投票の結果、賛成全員で、同意第1号、雲南市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  以上で同意第1号、雲南市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについての採決を終わります。  次に、諮問第1号及び諮問第2号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件について採決を行います。  初めに、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。  諮問第1号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(山﨑 正幸君) 押し忘れはありませんね。  これにて投票を終了します。  投票結果を集計します。  投票の結果、賛成全員で、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。  次に、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。  諮問第2号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(山﨑 正幸君) 押し忘れはありません。  これにて投票を終了します。  投票結果を集計します。  投票の結果、賛成全員で、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定いたしました。  以上で諮問第1号、諮問第2号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件について、採決を終わります。  これで議案の先議を終わります。  ここで暫時休憩とし、午後1時再開といたします。              午前11時41分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時05分再開 ○議長(山﨑 正幸君) 会議を再開します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 追加議案の上程 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第3、追加議案の上程を議題といたします。  議案第52号、デジタル防災行政無線整備事業雲南市280MHzデジタル報無線システム整備工事請負契約についての1件を追加し、議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 提案理由の説明 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第4、提出者から提案理由の説明を求めます。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) 追加議案1件につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第52号 デジタル防災行政無線整備事業雲南市280MHzデジタル報無線システム整備工事請負契約について     ───────────────────────────────  参考資料でございますが、2月の19日に入札、開札をしているところでございます。一般競争入札でございまして、参加者は、記載の3者、札を入れていただきました。結果はこのとおりでございまして、落札率が91.1%ということになっております。工事概要はここに記載をしているとおりでございますが、本システムは、ポケットベルで使用しています周波数帯を利用したものであります。パソコンから発出した文字情報を衛星回線及び地上回線を介しまして、送信局から屋外拡声装置、これは屋外のスピーカーでございますが、それ及び戸別の受信機、各家で備えつけていただきます防災ラジオに配信をいたしまして、音声情報に変換するものであります。出力、電波特性等に優位性がございまして、2カ所の送信局、女三瓶山、高瀬山でおおむね市内全域をカバーする予定としております。屋外スピーカーは131カ所、戸別受信機、各御家庭へ無償貸与するものでございますが、1万4,400台ということにいたしております。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案の質疑 ○議長(山﨑 正幸君) 日程第5、これから議案に対する質疑を行います。  議案第52号、デジタル防災行政無線整備事業雲南市280MHzデジタル報無線システム整備工事請負契約についての質疑はありませんか。  9番、佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 済みません。僕がちょっと間違っとるかもわかりませんが、議案第52号で、契約金額が11億2,530万で消費税が含んだものというふうになってまして、次の、参考資料だけ、別にどうこうはないかもしれませんが、5番目の入札結果で、落札金額は消費税入れたもんで落札しますかいね。ちょっとどげだったかなという確認です。 ○議長(山﨑 正幸君) 中村防災部長。 ○防災部長(中村 清男君) 先ほどの御質問でございますが、落札金額、予定価格、税抜きの額で入札を行いまして、あわせて税込みの額も示すという形になっております。今おっしゃいますのは契約金額と落札金額が同額でどうかということだと思っておりますけど、税抜きの価格で入札を行いまして、同時に税込みの価格も示していくという形で、落札金額ということでお示しをしているというとこでございます。(発言する者あり)そうです。よろしくお願いいたします。 ○議長(山﨑 正幸君) 佐藤議員、よろしいですか。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) はい。 ○議長(山﨑 正幸君) ほかに。よろしいですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山﨑 正幸君) では、ないようですので、以上で質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ○議長(山﨑 正幸君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後1時11分散会     ───────────────────────────────...