雲南市議会 > 2018-09-03 >
平成30年 9月定例会(第1日 9月 3日)

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  1. 雲南市議会 2018-09-03
    平成30年 9月定例会(第1日 9月 3日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    平成30年 9月定例会(第1日 9月 3日) 雲南市告示第309号 平成30年雲南市議会9月定例会を次のとおり招集する。    平成30年8月20日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 期 日  平成30年9月3日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       上 代 和 美            中 林   孝       松 林 孝 之            中 村 辰 眞       原   祐 二            矢 壁 正 弘       白 築 俊 幸            細 木 照 子       佐 藤 隆 司            周 藤 正 志       藤 原 政 文            西 村 雄一郎       土 江 良 治            安 井   誉       細 田   實            堀 江   眞       周 藤   強            堀 江 治 之       小 林 眞 二            深 田 徳 夫       山 﨑 正 幸            藤 原 信 宏
         ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し     ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────    平成30年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成30年9月3日(月曜日) ────────────────────────────────────────                          平成30年9月3日 午前9時30分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 議案の上程(一括議題) 議案第63号 雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を       改正する条例について 議案第64号 雲南市国民宿舎清嵐荘条例の制定について 議案第65号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について 議案第66号 雲南市斐伊川河川敷公園条例の一部を改正する条例について 議案第67号 雲南市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について 議案第68号 公用車更新事業給食保冷配送車購入契約について 議案第69号 権利の放棄について 議案第70号 市道の路線廃止について 議案第71号 市道の路線認定について 議案第72号 市道の路線変更について 議案第73号 平成29年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第74号 平成30年度雲南市一般会計補正予算(第2号) 議案第75号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第76号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第77号 平成30年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号) 議案第78号 平成30年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号) 同意第1号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 認定第1号 平成29年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について 認定第2号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第3号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号 平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第5号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第6号 平成29年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について 認定第9号 平成29年度雲南市病院事業会計決算認定について 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 報告第15号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 報告第16号 雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について 報告第17号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について 報告第18号 公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について 報告第19号 市有林の信託に係る事務処理状況の報告について 報告第20号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について 報告第21号 平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告について 報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 5 市長施政方針 日程第 6 提案理由の説明 日程第 7 議案の質疑 日程第 8 議案の先議 日程第 9 決算審査特別委員会の設置 日程第 10 決算審査特別委員会委員の選任      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 議案の上程(一括議題) 議案第63号 雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を       改正する条例について 議案第64号 雲南市国民宿舎清嵐荘条例の制定について 議案第65号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について 議案第66号 雲南市斐伊川河川敷公園条例の一部を改正する条例について 議案第67号 雲南市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について 議案第68号 公用車更新事業給食保冷配送車購入契約について 議案第69号 権利の放棄について 議案第70号 市道の路線廃止について 議案第71号 市道の路線認定について 議案第72号 市道の路線変更について 議案第73号 平成29年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第74号 平成30年度雲南市一般会計補正予算(第2号) 議案第75号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第76号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第77号 平成30年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号) 議案第78号 平成30年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号) 同意第1号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 認定第1号 平成29年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について 認定第2号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第3号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号 平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第5号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第6号 平成29年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について 認定第9号 平成29年度雲南市病院事業会計決算認定について 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 報告第15号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 報告第16号 雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について 報告第17号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について 報告第18号 公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について 報告第19号 市有林の信託に係る事務処理状況の報告について 報告第20号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について 報告第21号 平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告について
    報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 5 市長施政方針 日程第 6 提案理由の説明 日程第 7 議案の質疑 日程第 8 議案の先議 日程第 9 決算審査特別委員会の設置 日程第 10 決算審査特別委員会委員の選任      ───────────────────────────────                出席議員(22名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 周 藤 正 志       11番 藤 原 政 文       12番 西 村 雄一郎       13番 土 江 良 治       14番 安 井   誉       15番 細 田   實       16番 堀 江   眞       17番 周 藤   強       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 山 﨑 正 幸       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 高 野 耕 治  書記 ──────── 山 根 美穂子                      書記 ──────── 高 木 作 真      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 藤 原 靖 浩  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 小 川   忍 健康福祉部長 ──── 小 山   伸  産業観光部長 ──── 内 田 孝 夫 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 西 川   徹 会計管理者 ───── 後 山 洋 右  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 梅 木 郁 夫  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  大 森   久  木次総合センター所長  菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 上 田   浩  吉田総合センター所長  河 角 郁 夫 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これから平成30年雲南市議会9月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、5番、原祐二君、6番、矢壁正弘君を指名いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日9月3日から9月26日までの24日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日9月3日から9月26日までの24日間に決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。  監査委員から平成29年度及び平成30年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。  次に、議員派遣についてであります。  7月30日に島根県市議会議長会議員研修会が出雲市で開催され、21名の議員を派遣いたしました。  次に、7月臨時会以降の会議についてであります。  8月31日に平成30年8月雲南広域連合議会定例会が開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案の上程(一括議題) ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、議案の上程を行います。  議案第63号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてから報告第22号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの36件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 市長施政方針 ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、市長の施政方針を求めます。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) おはようございます。平成30年雲南市議会9月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  初めに、平成30年7月豪雨災害についてであります。  台風7号と梅雨前線の影響による記録的な大雨によりまして、西日本を中心に、亡くなられた方や行方不明の方は230名に達し、家屋においては全半壊約1万2,000戸、床上浸水約1万1,000戸の被害が発生し、電気、水道、道路、鉄道などのライフラインにも甚大な被害が発生しております。  本市では、特に被害が大きかった広島県内の被災自治体からの要請を受けまして、医療、水道、福祉、農業分野及び避難所運営、被災申請受け付け事務の職員を派遣し、復旧に向けた支援を行ってまいりました。  この豪雨災害により犠牲となられた方々の御冥福をお祈りし、被害を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧、復興を願うところであります。  一方、雲南市は、7月6日に大雨警報及び洪水警報の発表によりまして、災害警戒本部を設置し対応を図り、河川の水位上昇に伴い、三刀屋町古城地区の5自治会、133世帯405人に避難勧告を、木次町湯村地区の1自治会、13世帯32名に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、避難を呼びかけました。  また、災害復旧件数として、農地ののり面崩壊26件、農道ののり面崩落及び水路頭首工の破損23件、市道の路肩崩落等12件、河川護岸の崩壊5件、計66件の施設被害が発生したものの、自主防災組織の皆様と自主避難や安否確認などの情報共有に努め、人命や住宅等に大きな被害はありませんでした。引き続き迅速な災害対応に努めてまいります。  続いて、前根波フラワー同好会国土交通大臣表彰受賞についてであります。  去る5月26日、第29回全国「みどりの愛護」のつどいが滋賀県長浜市で開催され、花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間団体を緑化推進活動の模範として表彰する式典で、三刀屋町の前根波フラワー同好会国土交通大臣表彰を受賞されました。同好会の皆さんは、平成3年の設立以来、主要地方道出雲奥出雲線の出雲市境から禅定の約2キロメートルの区間で美化活動を実施されており、道路の環境整備を長きにわたり実施されたことが高く評価され、このたびの受賞となりました。これまでの活動に敬意を表しますとともに、同会のさらなる発展を御期待いたします。  続いて、コウノトリと共生するまちづくりについてであります。  大東町春殖地区内では2年続けてコウノトリが営巣し、同じ巣から全国初となる最多4羽のひなが巣立ったところであります。これは雲南市が豊かな自然環境を維持していることのあかしであり、地元の皆様を初めとする市民の皆様の温かい見守りと兵庫県立コウノトリの郷公園、公益財団法人しまね自然と環境財団、公益社団法人島根県獣医師会、中国電力株式会社など、さまざまな皆様の御協力があってのことでございます。  今後も継続的な営巣が期待できるよう、コウノトリが住みやすいまちづくりを進め、交流人口の拡大や産業振興など、多分野にわたる波及効果を目指し、コウノトリと共生するまちづくりのビジョンを本年度中に策定してまいります。  次に、5つの政策に沿って申し述べます。  最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。
     まず、地方創生の視察について述べます。  本市の地方創生の取り組みは、国を初め多くの自治体や企業、団体から注目されており、ここ数年、毎月200人から300人の視察者があります。また、去る6月2日の梶山弘志地方創生担当大臣に続き、6月26日には青柳一郎前内閣府地方創生推進事務局次長が、7月17日には奥野信亮総務副大臣が相次いで来訪され、地方創生や地域自主組織の取り組みを視察いただき、本市の取り組みを高く評価いただきました。今後、一層積極的に取り組みを進めてまいります。  続いて、地域自主組織法人制度創設に関する取り組みについてであります。  去る7月11日、小規模多機能自治組織の法人制度創設を求める提言書を全国144自治体の賛同を得て野田聖子総務大臣梶山弘志地方創生担当大臣に直接提出してまいりました。両大臣からは、実現に向け進めていく旨の回答をいただいたところであります。本年7月に総務省の研究会で取りまとめられた自治体戦略2040構想においても地縁を基盤とする新たな法人の必要性が明記されておりますので、具体化に向けた今後の議論を大いに期待するところであります。  続いて、地域と行政のあり方の検討状況についてであります。  地域と行政でともに今後のあり方を考えるプロジェクトチームを6月に結成して以降、およそ20項目の検討課題について精力的に議論が重ねられており、本年10月にその結論が取りまとめられる見込みであります。実効性のある具体策について提言いただくことを期待しております。  続いて、地域円卓会議の開催状況についてであります。  昨年度まで開催してきました地域自主組織取り組み発表会にかわりまして、本年度より地域円卓会議を6月から開催しております。去る6月1日には、旧飯石小学校で災害時の初動対応をテーマに開催し、約150名の方々に御参加いただきました。7月豪雨では、自主防災組織と市の災害警戒本部、各総合センターが連携して情報共有する取り組みが行われたところであります。また、8月2日には、地域の担い手確保をテーマとして、約110名の参加により、若者や女性の参画、地域間連携などの視点で今後の方策について議論したところであります。  本年度は、さらに10月と来年2月に開催を予定しており、テーマごとの取り組み内容や課題が地域自主組織間でしっかり共有され、取り組みに生かされることを期待するとともに、地域と行政の協働力の向上をより一層図ってまいります。  続いて、市政懇談会についてであります。  去る7月24日から8月9日にかけて、市内6カ所で市政懇談会を開催いたしました。共通テーマの地方創生の取り組みと5つの政策ごとの主な取り組みや会場ごとに設けた地域医療や防災などのテーマに対し、6つの会場で437人の市民の皆様の御参加を得て、活発な意見交換を行ったところであります。多くの貴重な御意見や御提言を今後の市政に生かしてまいります。  次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。  まず、原子力防災対策について述べます。  島根原子力発電所3号機の新規制基準への適合性申請につきましては、去る7月20日の市議会臨時会において適合性申請に対する意見並びに要請事項を議決いただき、同27日に中国電力に意見書を提出するとともに、8月7日には島根県に対し要請文を提出したところであります。立地自治体と同等の安全協定の締結に向けた取り組みを重点とし、出雲市、安来市と連携し、引き続き周辺自治体一体となった取り組みが進むよう対応する考えであります。  続いて、消防大会及び消防操法大会についてであります。  去る7月15日に第43回雲南地区消防団操法大会斐伊川河川敷操法訓練場で開催され、雲南市消防団から3方面隊が出場し、ポンプ車の部で大東方面隊自動車分団が準優勝、小型ポンプの部で掛合方面隊入間分団が準優勝、加茂方面隊加茂中分団が3位の成績をおさめられました。  また、同28日には、第70回島根県消防大会が雲南市加茂文化ホール・ラメールで開催され、各種表彰披露と岐阜県関市消防団の多田壽夫団長による記念講演が行われました。  しかしながら、翌29日に木次小学校にて開催予定でありました第62回島根県消防操法大会は、台風12号の接近により、残念ながら中止となりました。  出場隊の選手並びに関係者の皆様には、長期間にわたり厳しい訓練を重ねられましたことに対し深く敬意を表するとともに、厚くお礼を申し上げる次第であります。  続いて、都市計画道路新庄飯田線の開通についてであります。  都市計画道路新庄飯田線改良工事については、平成14年度から工事が進められ、雲南市大木原土地区画整理事業丸子山周辺土地区画整理事業などの周辺整備を同時に進めてまいりました。このたび大東保育園付近までの410メートルの施工が完了し、本年11月中の開通が予定されております。今後、残り275メートルの拡幅改良工事の早期完了に向け取り組んでまいります。  次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。  まず、雲南市立病院の経営状況並びに平成31年度の組織体制について述べます。  平成29年度の病院会計決算につきましては、全病床の利用率が91.2%と高い水準を維持しましたが、介護療養病床の医療型への移行期間の減収などの影響によりまして、経常収益が6,000万円の赤字となりました。しかしながら、繰越剰余金の範囲内であり、内部留保資金は累積額が3,300万円増の15億200万円となり、引き続き安定経営が図られているところであります。  また、平成31年度の組織体制につきましては、平成23年の市立病院化以降、病院事業管理者をお務めいただいている松井譲病院事業管理者が本年度末をもって退任されることとなりました。後任には大谷順院長を任命し、病院長には西英明統轄副病院長に就任していただくこととしております。  なお、秦和夫副管理者におかれましても、今年度末をもって退任する意向を示されておりますので、後任の副管理者の人選を進めているところであります。  続いて、雲南市立病院と掛合診療所との経営統合の取り組み状況についてであります。  掛合診療所につきましては、来年4月に雲南市立病院に経営統合し、仮称雲南市立病院附属掛合診療所とする準備を進めております。診療体制は現体制を維持する考えでありますが、これまで以上に訪問診療の充実が図られるよう、在宅医療体制の整備に向け準備を進めてまいります。  続いて、健康づくり拠点施設のオープンと利用状況についてであります。  去る7月8日、健康づくり拠点施設として改修工事を行ってまいりました加茂B&G海洋センターの竣工式を行うとともに、募集した施設愛称は、フランス語で健康を意味する「ラソンテ」に決定した旨、発表をいたしました。一般利用を翌9日から開始し、オープン1カ月間で約4,100人の方に御利用をいただいております。中でもキッズ・ジュニアのスイミング教室は大盛況でありまして、特にキッズ教室はキャンセル待ちが出るほどであります。  子供から高齢者、障がいがある方など、多くの方に体力や志向に応じた健康づくりに取り組んでいただけるよう、引き続き利用拡大に努めてまいります。  続いて、世界糖尿病デーに合わせた雲南地区ブルーライトアップ記念事業の開催についてであります。  世界糖尿病デーに指定されております11月14日を中心に、糖尿病の早期発見と治療継続の大切さを呼びかけるため、建造物を糖尿病啓発のシンボルカラーである青色にライトアップするイベントが全国各地で行われます。  島根県では、県糖尿病協会が中心となり、例年県内各地でイベントを開催されておりますが、本年は雲南市立病院の新本館棟の開院を契機に雲南地区で実行委員会が発足し、雲南市も参画して市立病院のブルーライトアップに取り組むほか、11月18日には加茂文化ホール・ラメールで講演会とブルーライトアップ等を行う予定にしております。  続いて、高齢者等見守りSOSネットワーク事業についてであります。  雲南市では、平成22年度から県内でも先駆的に認知症高齢者等徘回SOSネットワーク事業を実施し、行方不明者の早期発見、早期保護に取り組んでおります。今後、さらなる取り組みの充実に向け、10月16日に雲南警察署、雲南広域連合、雲南市、飯南町、奥出雲町で協定を結び、24時間体制で迅速かつ円滑な対応が実施できるよう、体制を強化してまいります。  続いて、西児童クラブ施設の整備についてであります。  大東町の西小学校区で来年4月に新たに開設を予定している放課後児童クラブにつきましては、同小学校のグラウンドの一部に木造平家建て、延べ床面積約180平方メートルの施設を本年度内の完成に向け工事を進めてまいります。  次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。  まず、雲南市教育委員会委員の選任について述べます。  山根明子委員におかれましては、1期4年の間、市の教育行政の推進に御尽力いただきましたが、任期満了を迎え、このたび勇退されることとなりました。教育振興に対するこれまでの多大な御功績に対し、心から敬意を表し、深く感謝申し上げる次第であります。  後任の委員には、松谷慶太様を選任いたしたく、本議会に同意案件を提出しております。  続いて、国際交流員の交代についてであります。  平成25年から5年間活躍いただきました国際交流員、ダニエル・ブロドリックさんが7月末で退任されました。学校訪問、アメリカ文化講座、ケーブルテレビへの出演など、雲南市の国際化に御尽力をいただきました。今後も雲南市とアメリカのかけ橋となる御活躍を期待しております。  後任には、7月30日からアメリカ・オハイオ州出身のデレク・ライマンさんに御着任いただき、早速8月5日から16日まで、リッチモンド市への青少年海外派遣事業の随行員として参加していただきました。前任のダニエルさん同様、市民の皆様と接する機会をできるだけ多く設け、国際交流推進の一翼を担っていただくことを期待しております。  続いて、永井隆平和賞と記念館整備についてであります。  第28回永井隆平和賞を9月9日に開催いたします。本年も全国から1,369点の「愛」と「平和」をテーマとした作文の応募があり、優秀作品を当日表彰することとしております。また、今回は、出雲北陵中学・高等学校合唱部の皆さんに出演をいただき、全国レベルの美しい歌声により、「長崎の鐘」を初めとする曲目で、平和への願いとともに会場を包んでくださるものと期待しております。  一方、永井隆記念館につきましては、平成31年度の建設を目指し、現在、建物の実施設計を行っております。永井博士の「平和を」「如己愛人」の精神を次世代へ伝えていく施設となるよう、準備を進めてまいります。  続いて、子どもの新たな居場所事業についてであります。  さまざまな事情により学習塾や放課後児童クラブ、スポーツ少年団等に通っていない児童を対象にした新たな居場所づくり事業を来年4月から実施するに当たり、活動拠点として加茂文化ホール・ラメールの和室を改修いたします。  この新たな居場所では、学習支援を初め、文化・芸術体験、スポーツ体験、読書活動等に取り組み、子供たちが自立する力を身につけられるよう努めてまいります。  続いて、スペシャルオリンピックスの取り組みについてであります。  知的障がいのある方にさまざまなスポーツトレーニング、競技会に挑戦する機会を提供している公益財団法人スペシャルオリンピックス日本では、9月22日から3日間、愛知県において夏季ナショナルゲームを開催されます。これは4年に1度の全国大会で、来年アラブ首長国連邦のアブダビで開催されます世界大会への日本選手団選考を兼ねて開催されるもので、島根県からも雲南市の2名を含む9名のアスリートが出場いたします。  私が会長を務める島根県組織では、市民の皆様に広くスペシャルオリンピックスについて御理解をいただくとともに、島根県選手団の激励を目的として、去る8月25日に雲南市役所前から三刀屋文化体育館アスパルまでのトーチランを行いました。このトーチの火は、今大会の開催地である愛知県の熱田神宮で採火されたものであり、翌26日には大田市へ、9月2日、昨日でございますが、松江市へと引き継がれたところであります。このトーチランを通じて、沿道の皆様の声援を受けながら、アスリートの皆様は大いに励まされたことと思います。この取り組みがアスリートのさらなる自立と社会参加促進に寄与することを期待するものであります。  続いて、教育フェスタ2018についてであります。  来る11月10日、雲南市役所において、旧加茂町から通算して27回目となる教育フェスタ2018を開催いたします。小中高生によるチャレンジ発表会、県立高校の魅力化を初めとしたテーマ別討議など、成果の検証と今後取り組むべき課題について広く議論することとしております。  次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。  まず、食の幸発信推進事業について述べます。  食の幸発信推進事業につきましては、産直野菜を中心とした販売事業と地域内産品を使用した食品加工に取り組むこととし、民間事業者から具体的プランを提案いただく公募を行ったところであります。これに対し、島根県農業協同組合雲南地区本部1社より応募があり、去る8月2日に選考委員会を開催し審査を行った結果、提案を採択し、事業予定者に選定したところであります。  今後は、JAしまね雲南地区本部と具体的内容について検討を重ね、基本計画の策定に向け取り組んでまいります。  続いて、農業振興についてであります。  集落を超えた組織体制により、地域を守る暮らしとしての農業を実践する広域連携組織として、一昨年には三刀屋町の鍋山担い手ネットワークが、本年は吉田町の元気!!ファームズよしだが誕生し、地域農業、農地を維持する受け皿として活発に運営されているところであります。  このうち鍋山担い手ネットワークでは、地域内の新たな後継者育成や技術継承に向け、さらに積極的な取り組みとして、鍋山アグリサポーターズをスタートされたところであります。同地域は良質米生産に必要な土壌の造成やすぐれた栽培技術の研さんに努められ、昨年度、肥料メーカーが主催する米の食味鑑定会において全国320出品中1位となられました。今後は、生産技術の地域内継承はもとより、雲南市全域のブランド米生産への技術普及も期待するところであります。  一方、園芸振興につきましては、水稲育苗ハウスの園芸活用や水田転作による園芸品目への産地交付金上乗せなど生産拡大に向けた支援を行っており、学校給食センターや食の幸発信推進事業直売所への供給増加に向け、ハウス施設整備に係る支援事業を実施し、給食野菜、産直野菜生産農家の皆様に活用していただく考えであります。  続いて、林業振興についてであります。  雲南市では、平成19年度から市内に4つの林業振興モデル団地を設定し、雲南市市有林を核に、周辺の私有林と振興団地を形成して、一体的な森林整備に取り組んでいるところであります。  こうした中、本年5月に森林経営管理法が成立し、来年4月1日から新たな森林管理システムがスタートすることとなりました。これに先立ちまして、市では2つの林業振興モデル団地で森林の現状等の事前調査を実施することにより、関係機関と連携しながら、地域の実態に即した森林管理システムの仕組みを構築してまいります。  続いて、国民宿舎清嵐荘改築整備事業についてであります。  国民宿舎清嵐荘の改築整備につきましては、去る8月7日に現地で安全祈願祭並びに起工式を行ったところであります。来年秋に予定しておりますリニューアルオープンに向け、工事を進めてまいります。また、改築にあわせ、利用料金等を見直す必要があることから、本議会に関係する条例案を提出しております。  続いて、中心市街地活性化事業についてであります。  中心市街地活性化事業につきましては、雲南都市開発株式会社が8月上旬に仮称SAKURAマルシェの新築工事に着手され、市は市道要害6号線、広場等の周辺環境整備に着手したところであります。両工事とも本年度内の完成を目指しており、来年4月には仮称SAKURAマルシェのオープンと周辺市街地等環境整備により、中心市街地活性化の具体的な進捗を市民の皆様にお示しできることとなります。  加えて、ビジネスホテルの進出は2020年を目標としているところでありまして、本年度は建設用地の取得を進めてまいります。  続いて、プレミアム商品券の発行についてであります。  雲南市商工会が発行するプレミアム商品券はことしで7年目を迎えます。500円券12枚をワンセット5,000円で、合計2万セット、1億2,000万円分の商品券を発行いたします。今年度の販売につきましては、購入申込書による事前申し込み方式を導入し、10月15日からの販売予定になっております。商品券は10月15日から来年1月10日までの約3カ月間御利用いただけますので、年末年始も含め、市内の消費需要の喚起と地元購買の推進につながるものと期待しております。  最後に、行政経営についてでありますが、まず、財政状況についてであります。  初めに、本議会に提出しております平成29年度決算につきましては、普通会計の歳出決算額は293億3,600万円で、前年度と比べ3.4%増加いたしました。一方、財政調整基金、減債基金の繰り入れは行わず、引き続き収支均衡は保たれ、財政健全化比率は、実質公債費比率が対前年度比0.4ポイント減の11.0%となり、改善が図られたところであります。  今後の財政運営につきましては、平成32年度からの地方交付税の一本算定への移行を踏まえ、引き続き健全財政の維持に努めてまいります。  次に、補正予算についてであります。  一般会計は、農林・公共土木災害復旧事業2億8,700万円、前年度各種事業補助金返還金8,000万円、雲南市・飯南町事務組合負担金6,000万円、観光施設整備事業5,200万円、学校給食センター建設事業4,800万円、林地崩壊防止事業3,900万円、道路維持補修事業3,400万円、家でも学校でもない第三の居場所事業2,900万円の追加などを計上しております。  また、特別会計等におきましては、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、水道事業会計、病院事業会計でそれぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。  そのほか、議案として、条例5件、一般事件6件、同意事項1件、認定事項9件、諮問事項2件、報告事項8件を提出しておりますので、慎重に御審議いただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たっての施政方針といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の施政方針を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。10時20分から再開いたします。              午前10時04分休憩     ───────────────────────────────              午前10時20分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 提案理由の説明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) おはようございます。それでは、私のほうから、議案第63号から第72号まで10件について、提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第63号 雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  今回の雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行されたことに伴いまして条例を改正するものであります。  改正の内容は次の3点でございまして、平成29年の地方からの提案等に関する対応方針に基づき行われるものでありまして、いずれも従来の基準の内容を緩和するものであります。1つが、代替保育に係る連携施設の確保事務の緩和ということでございまして、この家庭的保育事業等、現時点では、今、雲南市において該当する施設とか事業はございませんが、そういう事業を行う場合には、連携施設として保育所、認定こども園、幼稚園、これを確保することとなっております。今回、代替保育に限りましては、連携先を小規模保育事業A型、B型、これ6人から19人を対象とするものでございますが、ここと、それから事業所内の保育事業から確保することが可能となるというものでございます。また、この家庭的保育事業を行う場所において代替保育を提供する場合は、市が適切と認める事業者も可能となるというものであります。  2点目が、家庭的保育の居宅で行われる家庭保育事業に対しての自園調理に関する規定の適用猶予期間の延長ということでございまして、この家庭的保育事業につきまして、自園調理の原則を適用し、5年間の猶予となっていますけれども、設備の確保等が困難な実情があることから、猶予期間をさらに5年間延長して10年間に延長するというものであります。
     いま一つは、食事の提供の特例に係る外部搬入施設の拡大ということでございまして、学校給食センター等が認められていますが、保育所等に食事の搬入を行っており、乳幼児の年齢及び発達の段階や健康状態に応じた食事の提供、アレルギー、アトピー等への配慮等に適切に応じることができると市が認められる事業所が追加されるということでございます。  通常、雲南市内では今、それぞれこの家庭的保育事業等につきましては該当する施設がございませんので、いま一つぴんとこない部分があろうかと思いますけれども、今後にそうした施設が出てくることが当然予想されるわけでございますし、法的にきちんと整備をしておく必要があるということでございます。     ───────────────────────────────  議案第64号 雲南市国民宿舎清嵐荘条例の制定について     ───────────────────────────────  条例案を提示をさせていただいております。これも条例がございましたけれども、このたび全面的に改築を行いますので、条例の全部を改正するということで、議会の議決をお願いするものでございます。  現行の条例では、使用料、入浴料というのはこれまで市の一般会計の収入となっておりました。使用料と利用料、宿泊料、これは指定管理者の収入、これが混在しておりましたが、今回の改正でいずれも使用料とし、指定管理者が管理する際には利用料として収受できるように改正するものであります。あわせまして、雲南市の設置条例の条の順番となるよう全部改正をお願いするものであります。主な改正点は、設置の目的並びに利用料金、入浴、宿泊、休憩、会議室の改正を行うというものでございます。お目通しをお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第65号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これまで都市公園条例、新旧対照表の中にございます。これが指定をされておりますが、このたび三刀屋インターチェンジ周辺地区都市再生整備事業により整備を予定をしております公園、これを名称を一括三刀屋公園として都市公園に追加するために条例改正をお願いするものであります。  1つには、第1広場、いわゆる通称を元気パークということで言っておりますが、これと、それから第2広場、仮称まめなか広場、いわゆるホテル予定地の後ろ側のイベント広場、それと公衆電話と公共の駐車場をSAKURAマルシェ周辺に整備をする予定になっております。全体では約2,840平米ということになります。  あわせまして、将来的にこれも一体的に指定管理をお願いしたいというふうに今後予定をしておりまして、そういうことで、都市公園条例ということで追加をさせていただくというものでございます。     ───────────────────────────────  議案第66号 雲南市斐伊川河川敷公園条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきまして、斐伊川河川敷公園でございますが、いわゆる木次町の新市上、それから下熊谷にかかわります、あそこのところで、国土交通省直轄区間があそこが上限ということになっておりますが、それから下流まで、いわゆる里熊橋の少し上まででございます。このスポーツゾーンまでのところが一体的に、今、斐伊川河川敷公園ということで、国土交通省からの包括占用を受けて雲南市が活用しているところでございます。これにつきまして、一体的にこれから指定管理が可能となるように条例を改正するもので、議会の議決をお願いするものでございます。全体的な面積が20万3,651.5平方メートルということになります。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第67号 雲南市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、施設の有効活用に向けまして、貸し出し施設の一部を一般利用対象から除外するため条例の改正をするもので、議会の議決をお願いするものでございます。  これにつきましてもちょっと御説明をさせていただきます。  この施設は、木次町新市にございます高齢者コミュニティセンター、いわゆる社協さんなんかが入っておられる建物です。この高齢者コミュニティセンターの後ろに2階建ての生きがいと創造の作業場というのがございます。これは老人クラブの囲碁とか木工などの趣味、生きがい活動の場として、また、雲南市シルバー人材センターの活動拠点としてこれまで活用してきたところでございます。利用者のほとんどが高齢者でございますから、2階和室の利用が近年減少しております。一方で、シルバー人材センターの活動が非常に盛んになってきていることから、その対応についてこれまで検討してきたところであります。検討結果として、利用がほとんどない2階和室を一般利用から除外をして、シルバー人材センターの執務室や職員の休憩室として使えるようにすると。それから、シルバー人材センターは平成30年度から活動規模がさらに広がってきておりまして、今後に向けてさらに事業拡大に関して協議を進めているということであります。施設の有効活用と高齢者の活動支援の観点から、このたび条例改正をお願いするというものでございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第68号 公用車更新事業給食保冷配送車購入契約について     ───────────────────────────────  これにつきましては、8月1日に開札を行いました。一般競争入札でございます。予定価格は記載されているとおりでございまして、これにつきましては4社の参加者がございました。落札者、掛合マツダ有限会社、これ1回で落札をしております。落札率が89.4%ということで、概要は、4台、駆動方式4WDの保冷車、配送車でございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第69号 権利の放棄について     ───────────────────────────────  これにつきましては、業務委託の受注業者の破産に伴う契約解除によりまして発生いたしました違約金につきまして、債務者の破産手続が完了いたしましたことから、権利の放棄を行うものでございます。  その詳細についてでございますが、株式会社栄進雲南支社が平成27年11月4日付で経営不振を理由として業務続行不能届の提出がございました。2日後の11月6日に、設計測量業務等委託契約の解除通知の送付にあわせ、契約代金の10分の1に相当する額を同社に違約金として請求したものでございます。  また、松江地方裁判所から平成27年12月24日付で破産手続を開始した旨の通知がございましたので、それを受けまして、松江地方裁判所に破産債権届を提出いたしました。その後、破産手続の廃止が平成28年8月23日にあり、当該債権に対する配当はなく、その当該債権の回収が不可能となりましたので、権利の放棄をするものでございます。  本来でございますと、直近となります平成28年9月議会において議案提出すべきところでございました。もう既に2年が経過しております。なぜこういうことになったのかということでございますが、破産管財人との連絡調整の不足等によりまして、破産手続の廃止の把握がおくれてしまいました。そうしたことで本議会での提案となりましたことを深くおわびを申し上げる次第でございます。何とぞ御理解をいただきまして、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げる次第であります。     ───────────────────────────────  議案第70号 市道の路線廃止について     ───────────────────────────────  廃止する路線は2つございます。それから、管内図、それからそれぞれ図面をつけております。1つは市道上高城公園線でございます。加茂町神原を起点として三代が終点という680.75メートルの市道でございますが、これにつきましては、今、御案内のように神原企業団地の周辺整備を行っているものでございまして、そこで一定の整備をしていきたいということで、起点、終点を、これは廃止ということでございますけれども、後ほど認定のところでまた出させていただきますが、周辺整備に伴いまして廃止をさせていただくというものでございます。  それから、2つ目が市道保関谷菅原線でございます。これは掛合町松笠地内で計画のある岩石採取事業内に存在する市道を廃止するというものでございます。この岩石の採取事業地域内については、道路の機能は既に喪失をしております。後ほどまた出てまいりますが、市道として管理が必要な部分については再認定をお願いしたいということでございます。     ───────────────────────────────  議案第71号 市道の路線認定について     ───────────────────────────────  認定する路線でございます。4つございまして、1つが神原企業団地1号線でございます。廃止いたしました上高城公園線を新たに市道神原企業団地線として新規認定するものでございます。これにつきましては、起・終点が入れかわっていくということでございます。  2つ目は神原企業団地2号線でございます。これは神原企業団地周辺整備によって新たに築造されます団地内道路を新規認定をするというものでございます。  3つ目は保関谷菅原1号線、それから4つ目が保関谷菅原3号線です。これはともに先ほど廃止をお願いをしております岩石採取事業によりまして廃止する保関谷菅原線のうち、今後も市道として管理する区間を市道認定するというものでございます。なお、この保関谷菅原2号線については、既に存在をしているというものでございまして、1号と3号というふうになっております。     ───────────────────────────────  議案第72号 市道の路線変更について     ───────────────────────────────  これも2つございます。1つは神原企業団地1号線であります。神原企業団地周辺整備による同市道の新たな道路計画部でございます。現在まだございませんが、道路計画部である延長549メートルの区間の路線を追加するものというものでございます。  2つ目が大羽根尾3号線であります。現在の大羽根尾3号線と市道宇治三代線を接続して南加茂企業団地内道路網の充実を図るため、延長200メートルの区間を同市道とする路線追加をするものでございます。  図面をつけておりますので、またごらんいただければというふうに思います。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) おはようございます。  それでは、議案第73号について御説明をいたします。     ───────────────────────────────  議案第73号 平成29年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について     ───────────────────────────────  恐れ入りますが、平成29年度雲南市水道事業決算書の1ページをお願いいたします。1、収益的収入及び支出。区分の款と主要な部分についてのみ御説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。  収入ですが、第1款水道事業収益、予算額合計14億7,468万8,000円、決算額14億7,966万8,394円、予算額に比べて498万394円の増です。内訳は……(発言する者あり) 水道事業決算書の1ページをお願いいたします。  それでは、最初からさせていただきます。  1番の収益的収入及び支出。区分の款と主要な部分についてのみ御説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。  収入ですが、第1款水道事業収益、予算額合計14億7,468万8,000円、決算額14億7,966万8,394円、予算額に比べて498万394円の増でございます。内訳は、営業収益が3,050万222円の増で、主には給水収益が1,868万4,000円の増、その他営業収益が375万3,000円の増、前年度からの工事繰り越し分が845万8,000円の増によるものでございます。営業外収益は2,615万3,889円の減で、主には簡易水道統合に伴います長期前受け金戻入益精算による減によるものでございます。  次に、支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計13億8,533万6,000円、決算額13億5,859万1,239円となり、不用額2,674万4,761円となりました。不用額の主なものは営業費用で2,403万9,454円、内訳といたしましては、原水及び浄水費を初めとして、事務費、維持管理経費等の精算によるものでございます。予備費については全て不用額となっております。  続きまして、2ページをお願いいたします。2、資本的収入及び支出です。収入ですが、第1款資本的収入、予算額合計4億7,056万9,000円、決算額4億3,385万2,229円、予算額に比べ3,671万6,771円の減であり、企業債380万円、工事等負担金3,031万6,000円、国庫補助金260万円の減によるものでございます。  次に、支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計9億8,021万7,000円、決算額8億9,566万1,191円、翌年度繰越額4,074万4,000円となり、不用額が4,381万1,809円となりました。建設改良費精算によるものでございます。  枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額4億6,180万8,962円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,664万394円、繰越工事資金3,400万円、過年度分損益勘定留保資金4億116万8,568円で補填をしております。  続いて、4ページの損益計算書の最後のほうをお願いいたします。当年度純利益は1億248万285円の黒字となり、前年度繰越利益剰余金7,089万949円を加えました1億7,337万1,234円が当年度未処分利益剰余金となります。  続いて、6ページ、剰余金処分計算書でございます。こちらが今回の利益の処分内容でございます。先ほど御説明いたしましたように、平成29年度未処分利益剰余金残高は1億7,337万1,234円となりましたが、このうち今後の企業債償還のために減債積立金として2,000万円、今後見込まれます老朽管等の更新費用となる建設改良積立金として8,000万円を処分することについて、議会の議決をお願いするものでございます。なお、処分後の残高は7,337万1,234円となるものでございます。  7ページ、貸借対照表、13ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんをいただきたいと思います。  説明については以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第74号 平成30年度雲南市一般会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 中村統括危機管理監。           〔議案第74号 統括危機管理監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。            〔議案第74号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川市民環境部長。            〔議案第74号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山健康福祉部長。            〔議案第74号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。           〔議案第74号 子ども政策局長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。            〔議案第74号 農林振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。            〔議案第74号 産業観光部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 西川建設部長。             〔議案第74号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。             〔議案第74号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 説明の途中ですが、ここで暫時休憩とし、午後1時から再開いたします。              午前11時53分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。  小川市民環境部長。
                  〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第75号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議案第76号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第77号 平成30年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 石原市立病院事務部長。              〔市立病院事務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第78号 平成30年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) 続きまして、同意第1号について、提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  同意第1号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて     ───────────────────────────────  参考資料でございます。略歴が載っておりますが、自営業、それからPTA会長さんを歴任をされている方でございます。松谷さんは、自営業の傍ら、これまで雲南市立飯石小学校PTA会長を務められたほか、ことしの4月からこの8月まで雲南市立三刀屋中学校PTA会長を務めておられました。小・中学校でのPTA活動のほか、これまでの豊かな経験などから、雲南市の教育委員会委員にふさわしい方であると確信をいたしております。どうかよろしくお願いいたします。  なお、任期はことしの10月1日から平成34年9月30日までの4年間ということになっております。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 後山会計管理者。 ○会計管理者(後山 洋右君) 認定の第1号から第7号までを御説明をいたします。     ───────────────────────────────  認定第1号 平成29年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  予算執行に当たりましては、地方自治法及び雲南市予算執行方針に基づきまして、効率的な執行に努めてまいったところでございます。  決算書の歳入歳出の合計を読み上げて説明とさせていただきます。  決算書の1ページをお開きください。決算書1ページです。平成29年度一般会計歳入歳出決算書。歳入。歳入の合計につきましては、3ページのほうにございます。3ページの表の一番下のところです。歳入合計、予算現額302億2,120万9,000円、調定額298億3,929万8,664円、収入済み額297億4,668万2,262円、不納欠損額384万2,392円、収入未済額8,877万4,010円。  次に、5ページをお開きください。歳出です。これも表の一番下です。歳出合計302億2,120万9,000円、支出済み額293億3,359万9,557円、翌年度繰越額5億808万6,000円、不用額3億7,952万3,443円。歳入歳出差し引き残額4億1,308万2,705円となっております。  次のページからは事項別明細書ですので、後ほどごらんをください。  続きまして、64ページをお開きください。平成29年度一般会計実質収支に関する調書でございます。歳入歳出の総額、それから差し引き額につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございます。4の翌年度へ繰り越すべき財源、繰越明許費繰越額としまして3,679万5,000円となっております。実質収支額は3億7,628万7,000円でございます。  次に、認定第2号でございます。     ───────────────────────────────  認定第2号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書の65ページをごらんください。平成29年度国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算書、歳入です。合計につきましては、次の66ページの表の一番下にございます。歳入合計、予算現額50億8,056万9,000円、調定額51億7,931万9,785円、収入済み額51億4,293万6,006円、不納欠損額656万3,224円、収入未済額2,982万555円。  次に、68ページをお開きください。歳出です。歳出の合計、予算現額50億8,056万9,000円、支出済み額50億5,020万9,280円、翌年度繰越額はございません。不用額3,035万9,720円。歳入歳出差し引き残額9,272万6,726円。  続いて、82ページをお開きください。平成29年度国民健康保険事業特別会計(事業勘定)実質収支に関する調書でございます。歳入歳出総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は9,272万7,000円となっております。  次に、83ページをお開きください。平成29年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)歳入歳出決算書、歳入です。歳入合計、予算現額1億2,121万2,000円、調定額1億1,538万9,357円、収入済み額1億1,538万9,357円、不納欠損額、それから収入未済額につきましてはございません。  次のページです。歳出。歳出合計、予算現額1億2,121万2,000円、支出済み額1億1,401万836円、翌年度繰越額はございません。不用額720万1,164円。歳入歳出差し引き残額137万8,521円となっております。  89ページをごらんください。平成29年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)実質収支に関する調書。歳入総額、歳出総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源もございません。実質収支額137万8,000円でございます。  次に、認定第3号でございます。     ───────────────────────────────  認定第3号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書の90ページです。平成29年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額11億5,387万2,000円、調定額11億5,239万7,770円、収入済み額11億5,152万6,806円、不納欠損額720円、収入未済額87万244円。  次のページです。歳出。歳出合計、予算現額11億5,387万2,000円、支出済み額11億4,361万7,328円、翌年度繰越額、ございません。不用額1,025万4,672円。歳入歳出差し引き残額790万9,478円となっております。  96ページです。平成29年度後期高齢者医療事業特別会計実質収支に関する調書です。歳入歳出の総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源、ございません。実質収支額791万円でございます。  次に、認定第4号です。     ───────────────────────────────  認定第4号 平成29年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書の97ページをごらんください。平成29年度農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額416万9,000円、調定額412万5,635円、収入済み額412万5,635円、不納欠損額、収入未済額はございません。  次のページです。歳出。歳出合計、予算現額416万9,000円、支出済み額411万2,441円、翌年度繰越額はございません。不用額5万6,559円。歳入歳出差し引き残額1万3,194円。  続きまして、101ページをごらんください。平成29年度農業労働災害共済事業特別会計実質収支に関する調書です。歳入歳出総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額1万4,000円でございます。  次に、認定第5号です。     ───────────────────────────────  認定第5号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書の102ページをごらんください。平成29年度生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算書。歳入です。歳入合計、予算現額24億1,464万4,000円、調定額24億393万6,501円、収入済み額23億7,997万8,102円、不納欠損額27万7,658円、収入未済額2,368万741円。  次のページです。歳出です。歳出合計、予算現額24億1,464万4,000円、支出済み額23億7,249万944円、翌年度繰越額2,200万円、不用額2,015万3,056円。歳入歳出差し引き残額748万7,158円となっております。  次に、114ページをごらんください。平成29年度生活排水処理事業特別会計実質収支に関する調書。歳入歳出の総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源、ございません。実質収支額748万7,000円でございます。  次に、認定第6号です。     ───────────────────────────────  認定第6号 平成29年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書の115ページです。平成29年度財産区特別会計歳入歳出決算書。歳入です。歳入合計、予算現額70万8,000円、調定額35万1,962円、収入済み額35万1,962円、不納欠損額、収入未済額についてはございません。  次のページ、歳出です。歳出合計、予算現額70万8,000円、支出済み額35万548円、翌年度繰越額はございません。不用額35万7,452円。歳入歳出差し引き残額1,414円でございます。  119ページです。平成29年度財産区特別会計実質収支に関する調書。歳入歳出の総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は1,000円でございます。  次に、認定第7号です。     ───────────────────────────────  認定第7号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  予算書120ページです。平成29年度土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算書。歳入です。歳入合計、予算現額5,273万8,000円、調定額5,102万2,929円、収入済み額5,102万2,929円、不納欠損額と収入未済額につきましてはございません。  次のページです。歳出です。歳出合計、予算現額5,273万8,000円、支出済み額5,063万8,131円、翌年度繰越額はございません。不用額209万9,869円。歳入歳出差し引き残額38万4,798円。  124ページです。平成29年度土地区画整理事業特別会計実質収支に関する調書。歳入歳出の総額、差し引き額は先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源、ございません。実質収支額は38万5,000円となっております。  説明につきましては以上です。よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、認定第8号を御説明いたします。     ───────────────────────────────  認定第8号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について     ───────────────────────────────  平成29年度雲南市工業用水道事業決算書1ページをお願いいたします。1、収益的収入及び支出。款及び主な項目のみ説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。  収入ですが、第1款水道事業収益、予算額合計5,853万8,000円、決算額5,974万5,795円、予算額に比べまして120万7,795円の増でございます。主なものは、営業収益、水道料金が119万848円の増となっております。  次に、支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計6,899万2,000円、決算額6,680万1,006円、不用額219万994円となりました。不用額の主なものといたしましては、営業費用で主に配水及び給水費精算によるものでございます。予備費については全て不用額となっております。  続きまして、2ページをお願いいたします。2、資本的収入及び支出。支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計3,482万3,000円、決算額3,482万2,381円、不用額は619円となりました。全て企業債の償還元金でございます。  枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,482万2,381円は、過年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。  続きまして、3ページ、損益計算書の最後のほうをごらんいただきたいと思います。収支ですが、当年度純損失は705万5,394円の赤字となり、前年度繰越欠損金2,512万2,508円を加えました3,217万7,902円が当年度未処分利益剰余金累積欠損金残高となります。  5ページは貸借対照表、9ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 石原市立病院事務部長。 ○市立病院事務部長(石原 忍君) 続きまして、雲南市病院事業決算について御報告をさせていただきます。     ───────────────────────────────  認定第9号 平成29年度雲南市病院事業会計決算認定について     ───────────────────────────────  そうしましたら、決算書の1ページをお開きください。平成29年度雲南市病院事業決算報告書。(1)収益的収入及び支出。収入。第1款病院事業収益、決算額です。43億2,804万1,461円、予算に比べて決算額の増減3,534万3,461円。  続きまして、支出です。第1款病院事業費用、決算額44億3,516万4,126円、不用額3,600万874円。  続きまして、2ページ、(2)資本的収入及び支出。収入。第1款資本的収入、決算額61億9,679万2,000円、予算額に比べ決算額の増減1,203万1,000円の減。  続いて、支出です。第1款資本的支出、決算額63億1,088万4,141円、不用額1,806万2,859円。資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億1,409万2,141円、過年度分損益勘定留保資金1億1,398万8,907円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額10万3,234円で補填した。
     続きまして、財務諸表の損益計算書です。3ページです。平成29年度雲南市病院事業損益計算書。1、医業収益38億6,070万9,077円、2、医業費用40億9,245万3,796円、医業損失2億3,174万4,719円、3、医業外収益3億2,546万9,691円、4、医業外費用1億6,486万7,588円、差し引き1億6,060万2,103円。  続いて、4ページです。5、訪問看護収益6,495万1,234円、6、訪問看護費用6,376万9,758円、差し引き118万1,476円、7、療養病床収益5,469万2,976円、8、療養病床費用4,500万2,180円、差し引き969万796円、医業損失6,027万344円、9、特別利益740万5,051円、10、特別損失5,425万7,372円、差し引き4,685万2,321円。最後の欄ですが、当年度純損失1億712万2,665円、当年度繰越利益剰余金1億4,244万2,550円、当年度未処分利益剰余金3,531万9,885円。  以上、あとの項目についてはごらんいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) ここで監査委員より監査の報告を受けます。  谷戸代表監査委員。              〔代表監査委員監査報告〕 ○議長(藤原 信宏君) 説明の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。25分再開。               午後2時12分休憩     ───────────────────────────────               午後2時25分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提案理由の説明を求めます。  藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第15号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 内田産業観光部長。               〔産業観光部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第16号 雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第17号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について  報告第18号 公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。               〔農林振興部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第19号 市有林の信託に係る事務処理状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第20号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率の報告について  報告第21号 平成29年度決算に基づく資金不足比率の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第7、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算及び認定の3区分に分けて行います。  最初に、議案第63号、雲南市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてから議案第67号、雲南市高齢者コミュニティセンター条例の一部を改正する条例についてまでの条例5件、議案第68号、公用車更新事業給食保冷配送車購入契約についてから議案第72号、市道の路線変更についてまでの一般事件5件、同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての同意1件、諮問第2号及び諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件、報告第15号、雲南市土地開発公社の経営状況の報告についてから報告第22号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの報告議案8件、計21件の条例その他について行います。質疑はありませんか。ありませんか。  20番、深田徳夫君。 ○議員(20番 深田 徳夫君) 1点だけ。報告の関係ですけれども、森林の信託ですが、4件しているわけですが、あの報告で、大原森林組合の事業の……。ちょっと待ってください。何ヘクタール、0.46でしたかいね。0.69ぐらいの実施したというところと、飯石のほうでは森林の規模も違いますので大きく違うわけですが、どういうふうな指導もされておるのかどうか、面積とか、どういうふうにやりなさいとかされてこの違いがあるのかということと、中野は、表現的には環境保全を実施したという表現になっとって、ほかのところは行った。ほいで実際にやっておられるわけですが、ここはちょっと表現は違った中で、数字的には全くやっていないのではないのかなというふうに思うんですけれども、でも表現としては実施したということなんですが、実際にはどうなんですかね、その辺は。そのことを、2点ほどお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) まず、面積のことでございますけども、基本的にはこの信託につきましては、20年間の信託を行いまして、所有権も相手方に移るということが前提でございます。したがいまして、その受けられたところの経営計画の中で、その年その年に事業計画を立てられて経営を行われるということでございますので、市のほうからそれを指導とか、そういうことは一切行っておりません。20年間、あくまでも信頼をして信託をして行っていただくというような前提でこの事業は成り立っておるところでございますので、そういうところを御理解いただきたいというふうに思います。したがいまして、年度年度で行う面積も違いますし、あるいは全く行われない年もございます。それから、場合によっては、今回配当金もございましたけども、利用間伐等を行って、場所がいいところにつきましてはそういうことで、非常に出しがいい場合につきましては利益も出るというような形で、あくまでも受けられた事業体さんの考え方でやっていただいておるということでございます。  それから、表現の違いでございますが、環境保全を実施した、それから行ったということでございますが、これは基本的には同じことでございまして、事業等は確かに例えば中野の場合、行っておりませんけども、当然受託した森林についてはその都度適正な管理を行うように、パトロールといいますか、そういう見回り等も行っておられますし、それから、台帳等の整理もきちんと行っておられるということでございます。これも全て森林組合さんのほうで立てられる森林経営計画の中で事業目的等を、方向等を定められて、きちんと管理をされておるということでございますので、表現としては違いますけども、実際は同じ表現だということで御理解をいただきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、条例その他についての質疑を終わります。  次に、議案第74号、平成30年度雲南市一般会計補正予算(第2号)から議案第78号、平成30年度雲南市病院事業会計補正予算(第1号)までの予算5件について行います。質疑はありませんか。  5番、原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 予算に関する説明書23ページ、教育費の関係ですけども、家でも学校でもない第三の居場所事業というのが今回新規事業として始まるということで、新規事業の説明も読ませていただきましたが、なかなかわかりにくいところがあるので、事業自体はいいことだと思いますが、これが加茂町の場所で行われるということで、全市的にこういったものをこれからどういうふうに考えていらっしゃるのかということがちょっとわかりかねますので、今回できるものが全市的な広域的な対応になるものなのか、あるいは町に1カ所ずつぐらいこういったものを今後つくっていくという考えがあってのこの事業なのか、また、その対象となるお子さんですね、スポーツ少年団に通っていないとか、放課後児童クラブに通っていないとか、放課後児童教室というのもあるわけですけど、そういったものに行っている人は今度は逆に通えると、学校に行く学年であったり、中学生までなのか、あるいは高校生までなのか、そういったことがちょっと少しわかりかねますので、もう少し説明をしていただいて、市の向かう方向も一緒にあわせて御説明をいただいた上でこの事業をやりたいということで理解をしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木教育部長。 ○教育部長(梅木 郁夫君) 議員からは、加茂だけかとか、全市対応になるのかという御質問でございますけども、一応全市対応という形で実施をしたいと思っておりますけども、当面、住民の皆さんにこれを伝える一つの手段として、困窮だからとか、そういったことではなかなか難しいと思いますので、そういったところを考慮した上で、一応大体15名から20名程度ということで考えてはおりますけども、まだ具体的にじゃあ何年生から何年生というところまでは想定はちょっとしておりませんけども、生活困窮自立支援事業というのも福祉サイドでございますけども、こういったところとしっかり連携をとりながら、いろんなところで学校からの拾い出しとか、あるいは生活困窮の相談の中から拾い出すとか、いろんな形でのやり方があろうかと思っておりますけども、まずは利用者の保護でもないですけども、そういったところを十分理解した上で、まずは全市展開をそこでする中で、今後の利用状況を見ながら検討したいというふうに思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) この第三の居場所事業というのは初めてやることで、全国的にはかなり先行的に名前は違ってもやられていると思いますけども、こういったものを必要とする人がいるというのは実際に認めるところですので、これがモデルケースとなるような、そして全市的に、なかなか雲南市は広くてここに通うといっても通えないので、ぜひそのあたりをしっかりいいケースとなってやっていただけたらというふうに思います。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかにありませんか。  堀江治之君。18番。 ○議員(18番 堀江 治之君) 一般会計の説明書24ページから25ページにかけて、ああして6月、7月で大変な災害が起きたと、こういうことで、災害復旧費が計上されたわけでございますが、まだ査定が終わってないという段階ですので、概算計上というふうに理解をいたしております。  そこで、この予算を組まれるに当たっての農地災害復旧費の補助率をどの程度で計算されたのか。あるいは農業用施設災害復旧の補助率を幾らで計算されたのか。査定が終わりますと増嵩等でかなり上がってくると思いますが、予算計上上の補助率というものをお尋ねいたします。  それから、その他財源が入っております。これは恐らく受益者分担金であろうというふうに理解をしておりますが、そうしますと、農地災害の場合は202万、工事費の4%と、こういうことで202万になるわけですが、施設災害の場合、工事費が1億3,400万と、こういうことになりますと、当然104万では不足するではないかというふうに思います。施行規則の中では分担金の率が国庫補助の場合は2%以内と、こういうことがあるわけですが、それにしてもかなり低いわけでして、何か免除の規定があるのかどうなのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) まず最初に補助率でございますけども、基本的には基本補助率を当てております。この段階で。農地が50%、施設が65%、国庫補助の基本補助率でございます。  それから、施設の財源でございますけども、今回被災しました道路につきましては、飯石の広域農道等がございます。基本的には受益者から分担金、負担金をいただけない、市のほうで負担すべき、補助残をですね、そういう災害が含まれておりまして、それを加味したもので計算を行っておるところでございますので、施設の地元負担金についてのそのままの率が上がってこないというような格好になるということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかに質疑はありませんか。  中林君。2番。 ○議員(2番 中林 孝君) 1点、農林振興部所管の案件でございます。30款5項25目に掲載されております園芸振興補助金、これ199万5,000円が上がっております。この趣旨としては、学校給食野菜とか産直野菜の生産目的としたハウス事業の整備費ということで、この目的は私は大変結構だと思いますし、やるべきだと思います。ただ、これの実施時期を見てみますと、JAの補助金との抱き合わせということでございまして、JAのほうが実施期間が8月から11月までというふうになっております。この時期になぜこういったものが出てきたのかという、やや唐突感がございまして、もう少しやるのであれば30年度前半でやるような仕組みのほうがよかったんじゃないかなというふうに思いますが、そのあたりについて聞かせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) お尋ねのJAのほうの事業でございますけども、JAさんのほうでは3年に1度、園芸と、それから畜産、それから米、この3つにつきまして、1年ごとに生産者に対しての補助事業を行っておられるということでございます。本年度、当初、順番は園芸じゃなかったわけでございますけども、市のほうからJAさんのほうに、市のほうも昨年からハウス利用の園芸とか育苗ハウスの園芸振興、それから、この春策定いたしました農業ビジョンについても園芸振興を施策として据えてしっかりやっていくということでございまして、その中で、JAさんとの協議の中で、1年ほど前倒しになったと。園芸の事業がですね。本来ならば来年以降の事業でございましたけども、ことしそういうことでJAさんのほうで実施されたということでございます。  市のほうといたしましても、この事業、JAさんについては3分の1の補助事業でございますけども、なかなかJAさん単独のほうで、3分の1で効果を上げるよりも、市が共同でこの事業を行うことによってたくさんの方に取り組んでいただけるんじゃないかという考え方でございまして、それで今回この補正を行ったところでございます。基本的には、要件も決めておりまして、学校給食、直産もですけども、JA本部、島根県本部の事業費との併用が要件だということでしておりますので、この事業を市が補正することによりまして、よりこの事業の効果が上がるんじゃないかというふうな考え方で補正をしたところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 中林君。 ○議員(2番 中林 孝君) 市の単独の事業じゃないということで、やむを得ないというのは理解いたしました。  次でございますけども、JAの実施期間が8月から11月までということになっておりまして、仮にこの補正予算が成立するということになると、少なくとも8月、9月は農家の方は実施できないと。実際できるのが10月、11月という2カ月。2カ月の間に大体どれぐらいそういう申し込みがあるものかどうか。あれば効果的だと思うんですが、たった2カ月の間にこんなことが計画してできるかいやという部分があってはいけませんので、どれぐらいを想定していらっしゃるかどうかということをお伺いしたいと思います。  それから、2点が、既に例えば、私は状況はわかりませんが、8月とか9月にもう実施されたような農家に対してはさかのぼってやるようなことがあるかどうか。というのが、後から出てきたので、平等感というか、公正感がないといけませんので、そのあたりが担保できるものかどうかということを2点目。  それから、この要件の中に作付計画というのを出さなきゃいけないということになっておりまして、実質、農家の方が2カ月の間にビニールハウスというものに投資することができるかどうか、そこを判断しなきゃいけませんし、さらに作付計画もつくらなきゃいけないとなると、かなり負担が大きいと、そのあたりのフォローが必要じゃないかというふうに思いますが、その3点について伺いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興部長。 ○農林振興部長(日野 誠君) 規模の想定ということでございますけども、今回補助をこうして行いますので、基本的には全てこの補助を使い切るといいますか、使っていただくような形での推進ということで考えておるところでございます。  それから、これまでやられた分の遡及ですけども、これは基本的に補助事業の性質上、遡及ということはあり得ないというふうに考えております。実施は予算成立後ということになるということで考えております。  それから、作付計画でございますけども、基本的には、先ほどおっしゃいましたように時期的には非常に悪いということはありますけども、考え方によりましては、来年4月早々からの作付といいますか、利用が、これが可能になると、年度内に設置しておけば雪解けの段階から、あるいは3月からでももう播種とかの準備ができるんじゃないかなというような利点もございますので、そういうことで、トータルで考えますと、時期については基本的にはそんなに全てが悪いような形ではないのじゃないかなというふうには考えておるところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、予算についての質疑を終わります。  次に、議案第73号、平成29年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての一般事件1件、認定第1号、平成29年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号、平成29年度雲南市病院事業会計決算認定についてまでの認定9件の計10件について行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、認定についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。40分まで。40分再開といたします。               午後3時29分休憩     ───────────────────────────────               午後3時40分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) 日程第8、議案の先議を議題とします。  お諮りいたします。同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての同意1件、諮問第2号及び諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件、計3件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号の同意1件と諮問第2号及び諮問第3号の諮問2件、計3件は、委員会付託を省略し、先議することに決定いたしました。  なお、いずれの議案も人事案件につき、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号、諮問第2号及び諮問第3号については、討論を省略することに決定いたしました。  これから採決を行います。  初めに、同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて採決を行います。  この採決は、無記名投票で行うことといたします。  議場の閉鎖を命じます。                 〔議場閉鎖〕 ○議長(藤原 信宏君) ただいまの出席議員は、議長を除いて21名であります。  次に、立会人を指名いたします。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に7番、白築俊幸君、8番、細木照子さんを指名いたします。  投票用紙を配付します。                〔投票用紙配付〕 ○議長(藤原 信宏君) 念のために申し上げます。投票用紙には本案を可とする方は賛成と、否とする方は反対と記載してください。  なお、会議規則第72条の第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は反対とみなします。  投票用紙の配付漏れはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 〔投票箱点検〕 ○議長(藤原 信宏君) 異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票を願います。 ○事務局長(高野 耕治君) それでは、名前をお呼びいたします。              〔事務局長点呼、議員投票〕     ───────────────────────────────     1番 上代 和美君  2番 中林  孝君  3番 松林 孝之君     4番 中村 辰眞君  5番 原  祐二君  6番 矢壁 正弘君     7番 白築 俊幸君  8番 細木 照子君  9番 佐藤 隆司君     10番 周藤 正志君  11番 藤原 政文君  12番 西村雄一郎君     13番 土江 良治君  14番 安井  誉君  15番 細田  實君     16番 堀江  眞君  17番 周藤  強君  18番 堀江 治之君     19番 小林 眞二君  20番 深田 徳夫君  21番 山﨑 正幸君     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 投票漏れはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。  ただいまから開票を行います。  7番、白築俊幸君、8番、細木照子さん、開票の立ち会いをお願いいたします。                 〔開  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票結果を報告します。  投票総数21票、これは出席議員数に符合いたしております。賛成票20票、反対票1票であります。  以上のとおり賛成が多数であります。よって、同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  議場の閉鎖を解きます。                 〔議場開鎖〕 ○議長(藤原 信宏君) 次に、諮問第2号及び諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。  この採決は、電子表決によって行います。  初めに、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。  議員席の参加ボタンのみを押してください。  次に、諮問第2号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員であります。よって、諮問第2号については、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。  次に、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。  諮問第3号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成全員であります。よって、諮問第3号については、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 決算審査特別委員会の設置 ○議長(藤原 信宏君) 日程第9、決算審査特別委員会の設置を議題といたします。  お諮りいたします。平成29年度雲南市一般会計ほか各会計歳入歳出決算を審査するため、審査が終了するまでの間、20名の議員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会を設置し、ここに付託の上、審査することに決定をいたしました。  ここで暫時休憩をいたします。そのままお待ちください。               午後3時51分休憩     ───────────────────────────────               午後3時53分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 決算審査特別委員会委員の選任 ○議長(藤原 信宏君) 日程第10、決算審査特別委員会委員の選任を議題とします。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿の方を指名いたします。  特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することとなっております。  直ちに決算審査特別委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長まで報告願います。  ここで暫時休憩といたします。この場で委員会を行います。               午後3時54分休憩     ───────────────────────────────               午後4時01分再開
    ○議長(藤原 信宏君) 本会議を再開いたします。  ただいま決算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果、委員長に土江良治君、副委員長は中林孝君に決定しましたので報告をいたします。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後4時01分散会     ───────────────────────────────...