雲南市議会 > 2018-03-23 >
平成30年 3月定例会(第7日 3月23日)

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  1. 雲南市議会 2018-03-23
    平成30年 3月定例会(第7日 3月23日)


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    平成30年 3月定例会(第7日 3月23日)   ────────────────────────────────────────    平成30年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第7日)                            平成30年3月23日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第7号)                        平成30年3月23日 午後1時30分開議 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 発議第1号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書 日程第6 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 発議第1号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書
    日程第6 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────                出席議員(21名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 周 藤 正 志       11番 藤 原 政 文       12番 西 村 雄一郎       14番 安 井   誉       15番 細 田   實       16番 堀 江   眞       17番 周 藤   強       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 山 﨑 正 幸       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(1名)       13番 土 江 良 治      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 高 野 耕 治  書記 ──────── 錦 織 紀 子 書記 ──────── 堀 江 篤 史      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 藤 原 靖 浩  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 小 川   忍 健康福祉部長 ──── 梅 木 郁 夫  産業観光部長 ──── 内 田 孝 夫 農林振興部長 ──── 日 野   誠  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 後 山 洋 右  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 石 原   忍  大東総合センター所長  中 島   豊 加茂総合センター所長  大 森   久 木次総合センター所長心得 ─────────────────── 菅 田 和 美 三刀屋総合センター所長 上 田   浩  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午後1時30分開議 ○議長(藤原 信宏君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 各委員長報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、委員長報告を行います。  各委員会に付託された議案の審査結果について、各委員長からの報告を求めます。  初めに、総務常任委員長、19番、小林眞二君。 ○総務常任委員会委員長(小林 眞二君)     ───────────────────────────────         平成30年3月23日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様 総務常任委員会委員長 小 林 眞 二               総務常任委員会審査報告  議案第 1号 雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定について  議案第 2号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について  議案第 3号 雲南市特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について  議案第 4号 雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について  議案第17号 公の施設の指定管理者の指定について  議案第18号 公の施設の指定管理者の指定について  議案第19号 公の施設の指定管理者の指定について  議案第39号 平成30年度雲南市財産区特別会計予算  本委員会は、平成30年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  それでは、続きまして概要ですが報告したいと思います。  本委員会に付託されました議案8件について、3月16日及び19日に委員会を開催し、委員6名で審査を行いました。詳細の報告は省略し、委員会での審査の経過について主な点を口頭で報告いたします。  議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定について。チャレンジ精神にあふれる中高生や若者などの学びと成長を後押しするチャレンジ事業を市民、事業者、NPOなどと効果的かつ積極的に推進することを目的として、同共創会議を設置するために条例を制定するものであります。  執行部から提出された資料、制度創設の背景、スペシャルチャレンジの定義、制度の概要、募集選考スケジュール等これまでの経過などに基づき説明を受けました。  質疑では、大きく3点についてただしました。  1点目には、この会議を設置する目的は何か、施策の推進なのかあるいは補助金の審査のためなのか、条例の内容がわかりづらいがとの問いに、執行部からは補助対象事業を審査する附属機関として設置するため条例を提案したと答弁でございました。  2点目には、委員の選考に当たり利害関係者が入ることはないのか、事業の審査において恣意的に運用される心配はないのかなど問題はないのかとの質問には、執行部答弁では利害関係者は入らない。事業の審査・選考等は要綱及び審査基準をもって行い、委員は15人以内でオープンな会議としたい。  また、3点目にはそもそも条例の必要があるのかとの問いに、委員の費用弁償なども伴うため地方自治法第138条の4を適用しなければならず、条例化したとの答弁でございました。  そして、さらに審議を深めるために途中からは検討中の資料、同事業補助金交付要綱、同事業審査または選考基準、ではございましたが提出を求め、より詳細な説明を受けスペシャルチャレンジ事業の推進にかかわる条例の必要性、心配されるタイトな事業日程、人選の考えや現状など多くの意見、質疑が行われました。  委員会といたしましては、議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定において、次の3点を附帯意見として口頭で強く申し入れました。  1つ、条例の名称を含め内容について市民にとってわかりやすいものとなるよう努めること。2つ、共創会議設置条例の根拠となるスペシャルチャレンジ事業推進条例を制定することで、会議の意義とチャレンジ事業のより一層の充実が図られることとなる。あわせまして要綱はしっかりと定め、明確な運用に努めるべきである。3つ目に、附属機関の設置については指針を定めるべきである。  これに対し、指摘いただいた課題をしっかり受けとめ対応していくとの答弁がありました。  議案第3号、雲南市特別職の職員の給与の特例に関する条例の制定について。引き続き特別職三役、市長・副市長・教育長の給与を減額するため、条例を制定するものであります。  質疑では、平成17年から実施され今や財政指数も改善されている中、いつまでカットするのか、目標でもあるのかとの問いに、改善される中、平成25年度から市長10%、副市長7%、教育長5%となっている。一般職もカットしており、縮小しながらも地域経済活性化のためにこの財源を充てている。カットをやめる目標としては特に設けてはいないが、一般職、特別職ともやめることを目標としたい。他市や国のバランスを考えながら、いずれ廃止の方向に向かいたいとの答弁でありました。  県内他市の状況を把握しているかとの問いには、平成29年度においてカットしていないのは2団体であるとの答弁でありました。委員からは、雲南市の財政状況を勘案し弾力的に対応すべきであるとの意見がありました。  議案第4号、雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について。雲南市職員の給与も引き続き減額するため、条例を制定するものであります。  質疑では、平成30年度部局運営方針では平成30年度ラスパイレス指数の確定後、給与減額措置の終了の可否を平成30年度中に検討するとされている。ラスパイレス指数は幾らか。指数が幾らになれば解除するのかとの問いに、国を100として雲南市は98.8%、県内8市では5番目の数値である。平成30年度のラスパイレス指数が確定した段階で全体の水準を確認し、減額措置終了の可否を判断する。廃止に向けて検討したいと考えているとの答弁でありました。  議案第17号、公の施設の指定管理者の指定について(雲南市漆仁の里交流館)、議案第18号、公の施設の指定管理者の指定について(民谷集落センター)、議案第19号、公の施設の指定管理者の指定について(掛合交流センター)であります。  複合施設である掛合交流センターの光熱水費の配分についての問いに、図書室は徴収しない。児童クラブは面積案分で1年間徴収する。それ以外の施設は従来どおり指定管理者が負担するとの答弁でありました。  議案第39号、平成30年度雲南市財産区特別会計予算について。予算額100万8,000円について、木材調査の実施状況についての問いに、今回初めて実施する。建築用材料として使用できる木材の数量や品質を調査し、31年度以降の市内建築物の設計に反映させたいとの答弁であります。  以上が主な質疑の内容であります。よって、付託されました8議案については、採択の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。以上であります。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、教育民生常任委員長、12番、西村雄一郎君。 ○教育民生常任委員会委員長西村雄一郎君)     ───────────────────────────────         平成30年3月23日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    教育民生常任委員会委員長 西 村 雄一郎              教育民生常任委員会審査報告  議案第 5号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について  議案第 6号 雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について  議案第 7号 雲南市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について  議案第 8号 雲南市立特別養護老人ホーム条例を廃止する条例について  議案第 9号 雲南市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について  議案第10号 雲南市立認定こども園条例の一部を改正する条例について
     議案第11号 雲南市児童クラブ条例の一部を改正する条例について  議案第16号 雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について  議案第21号 公の施設の指定管理者の指定について  議案第22号 公の施設の指定管理者の指定の変更について  議案第27号 平成29年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)  議案第28号 平成29年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)  議案第33号 平成29年度雲南市病院事業会計補正予算(第5号)  議案第35号 平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算  議案第36号 平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算  議案第43号 平成30年度雲南市病院事業会計予算  本委員会は、平成30年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会において付託された議案16件について、3月14日及び15日に委員会を開催し、委員7名で審査を行いました。詳細の報告は省略し、委員会での審査の経過について主な点を口頭で報告いたします。  議案第16号、雲南市都市公園条例の一部を改正する条例について。この条例は、加茂中央公園BG海洋センターのプールを温水化するに当たり、プール、トレーニングルーム等の利用料金を改めるものです。  料金設定は近隣を参考にしたのかとの問いに、宍道B&Gを参考に同等あるいは下げる形で設定した。高校生等が2倍程度に上がることについてただしたところ、宍道B&Gを参考とするとともに通年利用となったこと及び施設の内容が充実したこと、また経費を全て賄えるわけではないが、光熱水費等を加味したとの答弁がありました。  議案第21号、公の施設の指定管理者の指定について。この条例は、加茂中央公園BG海洋センター指定管理者を非公募により1年間、株式会社キラキラ雲南に指定するものです。  指定管理の期間は通常2年ないし3年だが1年間とした理由はとの問いに、新設であり見込みは立てているが収入経費等がこれまでとかなり変わる。稼働状況を見るために1年間にしたとの答弁がありました。  また、非公募とした理由をただしたところ、1、従来から非公募でキラキラ雲南を指定管理者としてきたが、極めて順調に運営されてきたこと。2、キラキラ雲南は第三セクターであり、雲南市とともにスポーツの振興を進めてきたこと。3、キラキラ雲南の事業展開はB&G財団から特Aの評価を受けていること。4、雲南市指定管理候補者設定委員会において実績、計画を検討、評価いただいた結果、キラキラ雲南が指定管理者として認められたこととの答弁がありました。  さらに、今後新たに指定管理者を希望する者が出た場合の対応についてただしたところ、プールだけでなく公園施設の管理等があり、現時点では非公募と考えている。選定委員会の評価は当然受けるものと考えているとの答弁がありました。  議案第43号、平成30年度病院事業会計予算について。医業費用のうち減価償却費が5億8,900万円に上り、3億8,700万円の伸びである。当面の推移はどうかとの問いに、医療器械の償却期間の5ないし7年がピークとなる。当面は減価償却が重なる時期になるので表面に出る赤字幅は大きな金額になるが、現金支出を伴わない部分なので内部留保資金がマイナスにならないように努めたいとの答弁がありました。  主な審査状況は以上のとおりです。採決の結果、付託された議案第5号及び議案第6号、議案第35号、議案第36号は賛成多数で、それ以外の議案12件は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、教育民生常任委員会の報告といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、産業建設常任委員長、10番、周藤正志君。 ○産業建設常任委員会委員長(周藤 正志君)     ───────────────────────────────         平成30年3月23日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    産業建設常任委員会委員長 周 藤 正 志              産業建設常任委員会審査報告  議案第12号 雲南市農村公園条例の一部を改正する条例について  議案第13号 雲南市営住宅条例の一部を改正する条例について  議案第14号 雲南市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について  議案第15号 雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について  議案第20号 公の施設の指定管理者の指定について  議案第23号 市道の路線廃止について  議案第24号 市道の路線変更について  議案第25号 市道の路線認定について  議案第29号 平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)  議案第30号 平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)  議案第31号 平成29年度雲南市水道事業会計補正予算(第5号)  議案第32号 平成29年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第4号)  議案第37号 平成30年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計予算  議案第38号 平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計予算  議案第40号 平成30年度雲南市土地区画整理事業特別会計予算  議案第41号 平成30年度雲南市水道事業会計予算  議案第42号 平成30年度雲南市工業用水道事業会計予算  本委員会は、平成30年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会に付託された議案17件について、3月12日及び13日に委員会を開催し、委員7名で審査を行いました。詳細の報告は省略し、委員会での審査の経過について主な点を口頭で報告いたします。  まず議案第12号、雲南市農村公園条例の一部を改正する条例について。設置してある遊具はどうするのかとの問いに、地元からの要望により撤去するとの答弁でした。  議案第29号、平成29年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第4号)について。特定地域生活排水処理施設整備事業において、浄化槽の設置が60基の予算に対し20基減の減額補正となっているが、今後の見通しと現在の整備状況はどうかとの問いに、年30基から40基と見込んでおり、30年度は50基分の予算を確保している。浄化槽の計画基数は3,500基で現在約2,800基、整備率は80%で、大東がうち2,400基であるとの答弁でした。  議案第30号、平成29年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について。事業の精算見込みに伴う減額補正となっている。完了見込みは3月末とのことだったが進捗はどうなのかとの問いに、県が行っている橋の工事の長期化と支障移転に時間を要すことから、10月完了見込みになったとの答弁でした。  次に、議案第31号、平成29年度雲南市水道事業会計補正予算(第5号)について。今後の凍結漏水に係る修繕や時間外勤務手当が費用として計上されているが、収益部分は盛り込まれていない。有収水量からおおむねその見込みを立て計上すべきではないかとの問いに、収益は出るが相対的に赤字であり、メーター検針後でないと正確な数字はつかめないことから計上していない。予算の立て方については検討するとの答弁でした。  議案第32号、平成29年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第4号)について。凍結漏水対応による休日時間外勤務手当24万5,000円が計上されているが、工業用水道事業以外の業務も含まれているのではないか。含まれているとすると、工業用水道事業が赤字経営の中にあって受益者が負担するのはおかしいのではないかとの問いに、指摘のとおり工業用水道事業会計では1名の支弁職員を配しており、上水道の応援業務も含めている。今後検討したいとの答弁でした。  次に、議案第38号、平成30年度雲南市生活排水処理事業特別会計予算について。農集の接続率はどうかとの問いに、加茂95.7%、木次88.7%、三刀屋88.9%、吉田69.9%、掛合91.8%、全体で90.5%であり、接続率向上に向け努力するとの答弁でした。  公共下水道総務管理事業2,124万円は公営企業化に備えた会計システム等の導入だが、資産の状況等把握してから導入すべきではとの問いに、現在資産の状況を取りまとめ中であり導入を図るとの答弁でした。  主な審議状況は以上のとおりです。採決の結果、付託された17議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、産業建設常任委員会の報告とします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、予算審査特別委員長、14番、安井誉君。 ○予算審査特別委員会委員長(安井 誉君)     ───────────────────────────────         平成30年3月23日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    予算審査特別委員会委員長 安 井   誉              予算審査特別委員会審査報告  議案第26号 平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)  議案第34号 平成30年度雲南市一般会計予算  本委員会は、平成30年3月8日に付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会に付託された議案2件について、各分科会に委託しそれぞれ審査を行い、その状況について3月22日に委員会を開催し各分科会長から報告を受け、質疑、討論、採決を行いました。審査の経過と内容の主な点を口頭で報告いたします。  議案第26号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)における主な分科会報告は、総務分科会会長から定住推進住宅改修助成事業1,243万5,000円減額補正についての問いに、今年度から新たにスタートした事業であり当初5件を想定していたが、実際には2件の実施であった。その他相談は2件あり、次年度に見送られたとの答弁であったとの報告でした。  教育民生分科会長からは、高校魅力推進事業420万円の減額は統括プロデューサーの採用がなかったことによるものだがその理由をただしたところ、年度がわりで候補者が新しい職についておられて配置ができなかったためであり、代替をキャリア教育推進室で対応したが負担が大きかったとのことでした。全体を見渡していくためには統括プロデューサーの配置は必要なので、来年度は委託により実施したいとの答弁があったとの報告でありました。  産業建設分科会長からは、産業振興センター運営事業236万円の減額は企業立地協力員の報酬を本人の申し出により今年度から月額20万円から日額6,800円に変更したことによるものであり、これまで企業訪問や企業間交流立地セミナーなどで協力や助言をいただいているとのことだがセンター業務に影響はないかの問いに、必要なときに相談をしており問題はないとの答弁でした。  また、今年度の実績はどうかとの問いに役割は果たしていただいているという答弁があり、具体がないことから活動の記録、日報はどうなっているのかの重ねての問いに、この協力員のほうの分はないとの答弁であった。昨年9月の決算審査における事務事業評価で産業振興センターの活動の指標や実績をきちっと果たすことが必要との提言に対し、2月には企業相談等記録簿を作成し件数や処理状況を把握しますと答弁があったばかりであり、苦言を呈し、しっかり対応するように求めたと報告がありました。  次に、議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算における主な分科会報告は、総務分科会長からスペシャルチャレンジ推進事業68万8,000円について人件費部分の内訳の問いに、スペシャルチャレンジ共創会議の委員報酬として、専門的知見を有する委員に対し半日5,000円の年3回分、地域代表の方に対して半日3,400円の年3回分を計上しているとの答弁があったと報告がありました。  質疑としては、まちづくり基本計画の中では附属機関等へは市民参加による公募に努めなければならないとあるが、どのような方法を考えているのか。男女共同参画計画にあるように審議会等の女性参加率を40%にするとあり、基本計画に基づいて実行しなければならないのではないかとの問いに、現在要綱及び審査基準等の検討中であり明確な答弁は得られなかった。今後、委員会に示されれば意見を申し述べたいとのことでした。  三世代同居促進支援事業補助金300万円について、この事業は都市計画区域外を対象とすることは理解できるが、人口の社会増を目指すには市内全域を対象とすべきではとただしたことに、市全体では建設部の住宅リフォーム支援事業を活用していただきたい。円卓会議での意見もあり、人口減少が進む郊外地域への支援で中心部のアパートなどで住む若い世代を回帰させ、地域活動への参加を促すことが目的の事業であるとの答弁であったとの報告でした。  次に、教育民生分科会長からは、健康づくり拠点推進事業1,456万円は運動プログラム実施456万円、専用バス購入費1,000万円を計上するものである。専用バスの予算は自治総合センター宝くじ助成を原資としているが不採択となった場合の対応については、その場合はリース契約とし、補正予算を考えているとの答弁があったとの報告でした。  雲南市環境会議運営事業について、環境会議を設置するための条例化の必要性についてただしたところ、地方自治法138条の4第3項では「普通地方公共団体は、法律又は条例の定めるところにより、執行機関の附属機関として自治紛争処理委員、審査会、審議会、調査会その他の調停、審査、諮問又は調査のための機関を置くことができる」と規定されている。雲南市環境会議の事業内容は、雲南市の環境推進のために環境団体や商工会といった団体がそれぞれの立場での意見、助言をいただく自由な意見交換の場と位置づけているので、附属機関という性格のものではない。そのため、条例設置まで考えていないとの答弁であったと報告がございました。  次に、産業建設分科会長からは、企業誘致推進事業300万円は前年度より996万円も減額であるが、これで企業誘致活動がなるのか。また誰がやるのかとの問いに、アンケート結果をもとにこれまで約90社訪問してきた。30年度は日本立地センターの配置、委託はやめ、神原企業団地を求めたいという話もあっていることから、市職員による企業訪問、誘致活動を県の専門職員とともに行うことにしているとの答弁があったと報告でした。  食の幸発信推進事業については38万円の予算であるが、検討委員会での議論の結果や市の基本計画(案)が当委員会へ説明されていなかったにもかかわらず、2月に示された実施計画には具体的な事業費と実施時期は記載されており、議会軽視であることから釈明を求めました。本来2月14日開催の委員会で基本計画を説明するつもりであったが、検討委員会の結論が間に合わなかった。また、実施計画への計上は先走りしてしまった。まことに申しわけありませんと陳謝がありました。今後このようなことがないよう、強く注意したとの報告でした。  また、この事業の今後の進め方について、分科会より意見がまとめられたことについて審議した結果、次のとおり報告がありました。  1つ、新年度のできるだけ早い時期に基本計画(案)を全員協議会において諮ること。2つ目に、基本計画(案)はいわば素案の段階であり、プロポーザル方式により民間事業者の事業提案を審査し、成案にしていく必要があること。3、その後に議会に諮り審議を受けること、補正予算はこれを経た後となること。以上、3点の今後の進め方について要望したとのことであります。  次に、反対討論について申し上げます。  議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算について。市民の暮らしを守るため、保険料、教育、農業、住宅予算の拡充をすべきであるとして反対討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  また、議案第26号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  なお、執行部におかれましては、各委員会あるいは分科会から出された意見について今後十分に検討され、実効性のある市政運営に当たられることを申し上げたいと思います。  以上、予算審査特別委員会の報告といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  佐藤隆司君。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) 総務委員長の報告のありました議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定について質疑を行います。  これは地方自治法第138条の執行機関の附属機関としての位置づけで、今回の会議設置の条例提案がされたということは理解をしております。市民が主役のまちづくりとも言われてきておりますが、そもそもチャレンジ事業が市民の皆さんの多くに理解されていない状況である中、私たち議員にもわかりにくい今回の条例制定は市民の皆さんにはそれ以上にわかりづらいと思います。市民の皆さんにわかりやすい条例のあり方について疑問を感じたところでございます。  市長のこれまでの表明にもありますように、子ども・若者・大人チャレンジの連鎖でのまちづくりを強く進めると言われているこの現状を考えれば、会議設置の条例制定ではなく、まずはチャレンジ事業の推進の意義や必要性を明確にしておくことが最も重要であり、そうした施策展開の必要性を市民の皆様に理解を広げることで共通認識いたし、しっかりと事業推進に向けての裏づけある予算措置やその次にその事業を支える推進会議の設置の必要性につなげる手順がとられ、市民からもそうだねと思っていただけるようなことが求められております。そうしたことからすると本末転倒であり、3つのチャレンジの連鎖の施策展開の重要性や必要性が問われることにもなると考えております。今回の会議設置の条例の基本となる施策を推進する条例を制定し、その中に会議の設置を盛り込むこともできたはずと考えております。  先ほどの報告では、附帯意見として少しその点に触れられていますが、執行部からの答弁では課題をしっかり受けとめ対応していくとの報告がされておりますが、事業推進条例の必要性について、今後どのように検討されるのかというところの答弁はあったのかどうなのかお聞きをいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小林眞二総務常任委員長
    総務常任委員会委員長(小林 眞二君) 先ほど、佐藤議員のほうから発言がございました。全く同感で、私たちの委員会でも同じような発言がございました。  その結果、先ほど私から申しました3点につきましての第2番目ではないかと思いますが、設置条例の根拠となるスペシャルチャレンジ事業の推進条例を制定をしてほしいという附帯の意見もつけたところでございまして、その答弁として受けとめて対応したいということ。  また、質疑の中でも執行部のほうからは先ほど検討と言われましたけども、検討という言葉もたびたび入っておりますので、それは含んだ答弁となっておりますので御承知いただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(9番 佐藤 隆司君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) それでは、総務常任委員会委員長報告について質問をいたします。  議案第2号、雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について質問をいたします。  今回のこの条例は、非常勤消防団員の皆さんの公務災害補償の補償基礎額を改正するものでした。ちょっと報告のほうに載ってなかったので確認をしたいと思います。  改正前の補償基礎額でいいますと、今回の改正後は子供の加算額が引き上がり配偶者や父母が引き下げとなることになっております。今、非常勤消防団員の皆さん独身の方もおられます。こういった場合、現在の補償基礎額でいいますと、子供もいない配偶者、子供がいない場合は、3号から6号の扶養親族の方の1人までは300円ということになっております。ですので今回の改正に当たっては全て217円にそろえられておりまして、引き下げが具体的になっているわけであります。一つ一つのケースについて、十分な議論がされたかどうか質問をさせていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小林総務常任委員長。 ○総務常任委員会委員長(小林 眞二君) 上代議員の今の質問でございますが、この第2号の消防団員の一部を改正する条例について、本会議2日目だと思いますけども質疑をされていると思います。その辺で十分でなかったから私のほうに今回質問をされたわけでございますが、当委員会といたしましてはこの第2号については一言の発言も質疑もありませんでしたので、ここでお答えしようがありません。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 討論 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、討論を行います。  議案に対する討論は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。  最初に、議案第1号、雲南市スペシャルチャレンジ共創会議条例の制定についてから議案第16号、雲南市都市公園条例の一部を改正する条例についてまでの条例16件、議案第17号、公の施設の指定管理者の指定についてから議案第25号、市道の路線認定についてまでの一般事件9件、計25件の条例その他について行います。  原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 1番、日本共産党の上代和美です。今回の議案に対しての反対討論を行います。  まず、議案第2号、雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について反対討論を行います。  この条例は、非常勤消防団員の公務災害補償の補償基礎額の改正をするものです。扶養親族がある場合この加算額が引き上がる一方、配偶者や父母等が引き下げとなっています。公務災害において、扶養親族の負担は重いものです。この加算額が引き上がることは賛成ですが、配偶者や父母等も引き下げではなくむしろ引き上げるべきです。よって反対の態度を表明し、討論を終わります。  次に、議案第5号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第6号、雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について、この2つには関連がありますので一括して反対討論を行います。  来年度から国民健康保険の都道府県化がスタートいたします。これらの条例は、都道府県化に関連する条例です。国保の都道府県化によって、医療給付費水準の高い自治体や収納率が低い自治体が見える化をされてまいります。市町村に給付の抑制や収納率向上などの圧力が加えられることとなります。そして、市民へは高過ぎて払えない保険料徴収の圧力が加えられることとなります。よって、都道府県化に反対の立場から、この2つの関連した条例には反対です。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(藤原 信宏君) ただいま反対討論がありました議案第2号、雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第2号についての討論を終わります。  次に、議案第5号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第5号についての討論を終わります。  次に、議案第6号、雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第6号についての討論を終わります。  他の議案について、討論はありませんか。  15番、細田實君。 ○議員(15番 細田 實君) 私は、議案第4号、職員の給与の特例に関する条例制定に反対する討論を行います。  この条例につきましては、引き続き職員の給与を減額する条例でございますけれども、既にこの給与を削減しなければならないという条例を提出をしなければならない理由がなくなっているというふうに思っております。もともと財政危機の中で特例を設け減額をするものでございましたけれども、議会の答弁でもありますように財政も健全な指数を維持し、健全財政を保っているという答弁がされています。そういう中で、減額する必要はないと考えております。  また、給与を減額されなければならない理由、そして責任が減額対象者にあるのかといえば、それは私はないと思っております。今回の条例改正で減額対象者は管理職の等級にあるとの説明でございましたけれども、この間の長い間財政危機の中で努力して協力した結果が今日の財政健全化につながっているわけでございまして、減額の理由はないと思っております。  また、職場では職員のリーダーとして職員の先頭に立ち、またさまざまな悩み、課題と向き合いながら市長を支え、そしてまた市民の生活を支えているのが今回減額対象となっている職員であります。また、議会では私の何を答えていいかわからないような質問にも顔色一つ変えず答弁する大変な立場にある。そのような苦労を察するとき、職員の給与を減額をすべきではないと考えております。  以上、そろそろ減額をやめるべきではないかということを申し上げまして、私のこの条例に対する反対討論といたします。 ○議長(藤原 信宏君) ただいま反対討論がありました議案第4号、雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第4号についての討論を終わります。  他の議案について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで議案第1号から議案第16号までの条例16件、議案第17号から議案第25号までの一般事件9件、計25件の条例その他に対する討論を終わります。  次に、予算について討論を行います。予算は、平成29年度補正予算と平成30年度当初予算の2つに分けて行います。  初めに、議案第26号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)から議案第33号、平成29年度雲南市病院事業会計補正予算(第5号)までの平成29年度補正予算8件について行います。  原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで議案第26号から議案第33号までの平成29年度補正予算8件に対する討論を終わります。  次に、議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算から議案第43号、平成30年度雲南市病院事業会計予算までの平成30年度当初予算10件について行います。  原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 1番、日本共産党の上代和美です。  それでは、議案についての反対討論を行います。  まず、議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算についての反対討論を行います。  今、国政の舞台では森友学園への国有地の取引をめぐって揺れに揺れています。財務省の公文書の改ざんが明らかになり、国民の怒りは頂点に達しています。安倍政権の国政私物化の一方で、5年間の経済政策アベノミクスによって大企業や富裕層には減税、国民には社会保障の自然増削減など、格差と貧困が一層拡大しています。  市民生活はどうでしょうか。国民健康保険料滞納世帯が388世帯、国保の資格証明書を交付されている方が34世帯に及んでいることに見られるように、市民の暮らしは大変になっています。また、市の周辺部では過疎化や高齢化が進んで、地域を維持することが難しくなっています。3月末には田井ではガソリンスタンドが事業撤退するなど、市民生活に直接影響を及ぼす事態も起こってきています。今、市政に求められているのは、暮らしを守るための施策を抜本的に充実させることです。そして、国や県に対して市民の立場で声を上げ国言いなりの姿勢から脱却し、住民の福祉を増進する自治体本来の役割を果たすことです。  この立場から市民の暮らしの実態に照らして本予算を見たとき、本予算には賛成できません。一つには、生活困窮の問題です。高い国保料を引き下げる道は、一般会計からの法定外繰り入れをすること。さらに、国庫負担金をもとの負担率に増額することです。ぜひ強く国に声を上げて言っていただきたいと思います。  また、生活困窮者の最後のセーフティーネットである生活保護扶助事業の予算が削減されています。本当に必要な方への支援が求められます。削減ではなく、拡充こそ必要です。  第2に、教育では子供たちの教育環境整備にもっと予算をつけること。また、子育て支援と若者定住対策と一体の問題として教育の保護者負担の軽減施策を思い切って進めることが必要です。また、真に学力の向上を図るためには多忙化をきわめる教職員の労働条件改善を目指し、教職員をふやすなど抜本的施策を早急に進めるべきです。  第3に、農業においては中山間地での農業を支えている全ての農業者への支援が必要です。市単独土地改良補助金の削減ではなく、拡充を求めます。  また、持続可能な農業経営の実現のためにも価格補償と生産コストをカバーする支援策を講じるべきです。  第4に、中小業者支援の対策では波及効果のある住宅リフォーム事業助成金の縮小には反対です。拡充を求めます。  第5に、人権政策予算です。同和対策事業の特別措置法が終結したにもかかわらず、同和教育を全ての教育の根底に据え同和教育を特殊化、別格化する立場です。人権教育において、全ての人権問題は平等に扱うべきです。  よって、この当初予算に反対を表明し討論を終わります。  次に、議案第35号、平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算についての反対討論を行います。  来年度から国民健康保険の都道府県化がスタートします。県が各市町村に納付金を割り当て、市町村は住民から保険料を集め県に納付する形で国保財政が運営されることになります。このことによって、医療給付費水準の高い自治体や収納率が低い自治体が見える化され、市町村に給付の抑制や収納率向上などの圧力が加えられることになります。今でも多くの方が国保料が高過ぎて払えない状況が起こっています。さらに徴収への圧力になります。都道府県化の狙いは医療費の削減にあり、都道府県化に反対するものです。  また、今日の国保の危機を招いた現況は国庫負担金の削減にあります。高い国保料を引き下げる道は、国庫負担金を増額し市による一般会計からの法定外繰り入れをふやすことです。よって、この予算には反対です。  次に、議案第36号、平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算についての反対討論を行います。  県後期高齢者医療広域連合では、2018年、2019年度の保険料の改定が行われています。医療給付準備基金を活用しての引き下げが予定されています。実際には、雲南市では5.3%増になるという報告でありました。保険料の引き下げは評価しますが、そもそも後期高齢者医療制度は国民を年金で区切り、高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込んで負担増と別枠の診療報酬による差別医療を押しつける悪法です。速やかに制度を撤廃し、もとの老人保健制度に戻すことを強く求めます。  よって、本予算の反対の態度を表明し、反対討論を終わります。 ○議長(藤原 信宏君) ただいま反対討論がありました議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  4番、中村辰眞君。 ○議員(4番 中村 辰眞君) 議席番号4番、公明党の中村辰眞でございます。  私は、議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算について賛成の立場から討論をさせていただきます。  まず、一言申し上げたいことがあります。本市議会本会議場で行われる議論は、市政に資することとなっていると思っております。国政に関することや、今、国会で話題となっております森友問題等、こういったことは個人的に街頭演説等でしっかりと訴えをしていただきたいというふうに切に願っております。  それでは、討論に入らせていただきます。本予算案におきましては、交付税一本算定移行を視野に置きながらまちづくりを進める事業を堅実に進める中、予算総額299億1,400万円、対前年度比6.5%増の現実感のある予算編成であると考えております。新規・拡充事業では、春殖交流センター整備事業2億4,881万円、地域づくり活動交付金2億9,616万円、平成29年発生過年公共土木施設災害復旧事業2億5,704万円、大東町地域福祉センター整備事業2,976万円、スクールバス整備事業1,006万円、地域商業等支援事業費補助金8,941万円などが計上されております。さらに、各保育所及びこども園の運営事業、高齢者世帯等住宅緊急除雪費補助金、生活困窮者に対する自立を促す自立相談支援事業、乳児・幼児に対する集団健診事業、医療費の抑制にもつながるがん検診・結核検診事業、子ども医療費助成事業など本予算案の中にはまちづくりを進める事業だけではなく、乳児から高齢者まで市民生活に不可欠なものが多く含まれておりますし、生活弱者の支援もしっかりと考えられております。  反対者は反対の理由を5点上げられ、同和対策事業を除いて拡充あるいは増額を求めておられました。それらを実現するためにはどれだけの額が必要か、一度算出してみてはいかがでしょうか。そしてその額に見合うだけの財源を見出してきていただきたい、このように考えております。  国保料を下げる道は、一般会計からの法定外繰り入れしかないのでしょうか。健康増進に努め、病気を予防することで医療費の抑制につながり、ひいては保険料の軽減にもつながるとは考えられないでしょうか。  生活保護扶助費の予算削減は、対象者が減少したからにほかなりません。  同和対策事業は同和教育を特別扱いしているわけではなく、今もなお根強く残る地域差別があります。戸籍の不正取得に対して本人通知を行う本人通知制度に取り組もうとしている本市において、この事業は必要なものであります。
     さらに、予算案に反対するということは、自分たちが幾ら評価できるという言葉を並べても予算の執行を否定するものであり、承認しないという意思表示にほかなりません。本予算の中に仮に反対者が求める予算が含まれていたとしても、それはみずから執行させないようにしていることになるというふうに思います。当初予算の編成に当たっては、長い期間、半年余りの時間をかけて練り上げられたものだと思っております。さまざまな協議を繰り返しながら、いかに地域の要望や私たち議員から、議会からの提言を形にしていこうと努力されているのか、こういったところもしっかりと含みおきいただければと思っております。  反対を表明するのであれば、しっかりとした修正案を提出していただきたい。また、増額を求めるのであれば、財源をしっかりと示した上で反対を唱えていただきたいと思っております。  以上の理由により、議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算の賛成討論といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 議案第34号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第34号についての討論を終わります。  次に、議案第35号、平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  4番、中村辰眞君。 ○議員(4番 中村 辰眞君) 続いて、議案第35号、平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算についての賛成討論を行わせていただきます。  国民皆保険制度の根幹をなす国民健康保険でありますが、医療技術の向上による医療費の高騰、新薬の登場による薬価の高騰に伴い、厳しい財政状況であることは既に御存じのとおりであります。  このような状況の中、平成27年5月、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が成立し、国が国保への財政支援の拡充を行うことにより財政基盤を強化するとともに、平成30年度から都道府県が市町村とともに国保運営を担い、財政運営の責任主体として安定的な財政運営や効率的な事業の確保などの事業運営において中心的な役割を担うことにより、国保制度の安定化を図るとされております。  島根県では、保険収納率は95.25%、全国平均は90.95%であります。その中で全国1位であり、これまで各市町村において必要な取り組みが行われてきたところであります。本市においては、県平均を上回る収納率であります。これは市民の高い納税意識と理解によるものと確信しております。  反対者は、都道府県化によって医療給付費水準の高い自治体や収納率の低い自治体が見える化される。市町村に給付の抑制や収納率向上などの圧力が加えられると発言されました。しかし、県から市町村に対し収納率の向上について働きかけを強めるということはないものと考えております。ましてや県が市町村に対して給付の抑制や収納率向上などの圧力を加えることがあれば、別の意味でこれは大きな問題となるのではないかと考えております。所得状況によっては高いとの批判もある保険料に対し、滞納が発生していることも承知しております。法定外繰り入れを行い、保険料を引き下げるべきという論もありますが、しかししっかりとした考察をして考えをまとめていかなければなりません。生活困窮者救済などとして法定外繰り入れを行えば、払えるのに払わないいわゆる怠惰による滞納者を支援する形にもなりかねません。  さらには、国保以外の健保加入者に対する負担がふえる。これも否めないところであります。さらに、理解を得ることも難しいと考えております。  以上の理由をもちまして、議案第35号、平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算は適切なものと判断し、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(藤原 信宏君) 議案第35号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第35号についての討論を終わります。  次に、議案第36号、平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  4番、中村辰眞君。 ○議員(4番 中村 辰眞君) 議案第36号、平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算についての賛成討論をさせていただきます。  総務省から3月20日に発表されました3月1日現在の人口推計では、75歳以上の後期高齢者が65歳から70歳までの高齢者の数を上回ったとされております。今後ダンコンの世代が75歳になる2025年以降には、人口に対する割合が拡大していきます。あわせて、医療費の増加も拡大していくのではないかと考えております。  後期高齢者医療に対しては、今まで軽減に対する特別措置が講じられておりました。このたびの保険料改定では、島根県後期高齢者医療広域連合による軽減の努力が伝えられております。  そこで、先ほどの反対討論をお聞きした中で率直に思ったことは、何に対してこの反対を唱えていらっしゃるのかが余りぴんとこないというのが素直な感想であります。例えば言われたこととして要約すれば後期高齢者医療財政調整基金、これを取り崩す。このことを市から県へ強く訴えるべきということでしょうか。あるいは国民を年齢で区切り、高齢者の別枠の保険制度に強制的に囲い込んで負担増と差別医療を押しつけているということでしょうか。仮に後者だとすれば、これはとんでもないミスリードであるということを言っておかなければなりません。特に差別医療とは何なのか。こういったミスリードをする中で、市民が大きく誤解を招く結果となります。  私の母親、当年90歳でありますが、75歳以降に脳内出血や解離性大動脈瘤といった命にかかわることで医療機関にかかった経験があります。特に差別的でそういったような扱いを受けた記憶はありません。現在も定期的に受診をしておりますが、ドクターに対して思うままを伝え、こうしてほしいああしてほしいということで素直にやりとりを行っております。このように何を反対するのかをよりもっと明確にするべきであり、中途半端な反対討論をするべきではないと私は考えております。  そのような理由によりまして、議案第36号、平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算についての賛成の立場からの討論を終わらせていただきます。 ○議長(藤原 信宏君) 議案第36号について、ほかに討論はありませんか。  中村辰眞君。 ○議員(4番 中村 辰眞君) 失礼しました。今の賛成討論の中で、極めて単純な読み間違いをしてしまいましたので訂正をさせていただきたいと思います。  ダンコンの世代と言いましたけども団塊の世代の世代でございます。ほんにごくごく初歩的なミスでありますので、訂正をしていただければと思いますのでお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 議案第36号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第36号についての討論を終わります。  他の議案について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで議案第34号から議案第43号までの平成30年度当初予算10件に対する討論を終わります。  以上で議案に対する討論を終わります。  ここで暫時休憩いたします。3時10分再開といたします。               午後2時54分休憩     ───────────────────────────────               午後3時10分再開 ○議長(藤原 信宏君) 本会議を再開します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 表決 ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、採決を行います。  採決は委員長報告ごとに行います。  最初に、総務常任委員会付託議案について行います。  反対討論がありました議案2件について、電子表決によって採決を行います。  初めに、議員席の参加ボタンのみを押してください。  次に、議案第2号、雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成多数で議案第2号、雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号、雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成多数で議案第4号、雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま総務常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案のうち、議案第2号と議案第4号を除く議案6件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、総務常任委員会付託議案のうち議案第2号と議案第4号を除く議案6件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、教育民生常任委員会付託議案について行います。  反対討論がありました議案4件について、電子表決によって採決を行います。  初めに、議案第5号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成多数で議案第5号、雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号、雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 結果、賛成多数で議案第6号、雲南市国民健康保険事業財政調整基金条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号、平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成多数で議案第35号、平成30年度雲南市国民健康保険事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号、平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成多数で議案第36号、平成30年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案のうち、議案第5号、第6号、第35号及び第36号を除く議案12件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会付託議案のうち議案第5号、第6号、第35号及び第36号を除く議案12件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、産業建設常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案17件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会付託の議案17件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、予算審査特別委員会付託議案について行います。  反対討論がありました議案1件について、電子表決によって採決を行います。  議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算について、原案に賛成の方は白色のボタンを、反対の方は青色のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) 投票の結果、賛成多数で議案第34号、平成30年度雲南市一般会計予算については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま予算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案第26号、平成29年度雲南市一般会計補正予算(第6号)は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会付託議案、議案第26号は、委員長報告のとおり可決されました。  以上で議案に対する採決を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 発議第1号 ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、発議第1号、地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書についてを議題といたします。  発議第1号について、提出者の説明を求めます。  20番、深田徳夫君。              〔20番 深田徳夫君説明〕     ───────────────────────────────  発議第1号 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書
        ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りします。発議第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。  次に、討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。  上代和美さん、1番。 ○議員(1番 上代 和美君) 1番、日本共産党の上代和美です。  発議第1号、地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について、賛成の立場で討論を行います。  本意見書案は、議員の年金制度を時代にふさわしいものとすることが人材の確保につながっていくとし、地方議員の厚生年金制度加入のための法整備の実現を求めるものであります。この法整備は、以前の議員年金の制度とは異なり常識的な対応であると考えるものであり、本意見書に賛成をいたします。  一方、年金制度全体の問題として、無年金、低年金問題も大変深刻です。年金保険料の引き上げ、給付削減、支給開始年齢の先延ばしなど国民の年金不信が広がっているもとで、今も将来も信頼できる年金制度の確立が強く求められていることを強調し、討論といたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  発議第1号、地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、発議第1号については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 委員会継続審査調査の件 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、委員会の閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。  各委員長から、委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、会議規則第112条の規定により申し出がありました。  お諮りいたします。各委員会の要求により、継続審査及び調査に付すべき案件については、お手元に配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上をもって本定例会に提出の案件はここに全部終了しました。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 3月市議会定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  先ほどは、本議会に提案いたしました全ての議案につきまして可決いただき、まことにありがとうございました。  代表質問、一般質問を通じて賜りましたさまざまな御意見、御質問しかと受けとめ、これからの市政運営に生かしてまいる所存でございます。  さて、ことしも今コウノトリが雲南市に5羽ないし6羽飛来しているというふうに理解しておりますけれども、本格的にこの2羽が昨年営巣しましたと同じ場所に巣をつくり、今、抱卵中でございます。観察によりますと、この4月中旬にはふ化が見込まれているというようでございます。どうかこれが本当にふ化し、ひながいずれこの雲南市の空に舞い上がる、舞い立つ。こういったことをぜひ期待いたしますとともに、昨年のような不幸な事故が二度と起きないよう、市といたしましても万全の措置を講じていく所存でございます。  いよいよ今年度もあとわずかとなり、4月からは30年度に向かいます。議会冒頭の所信表明でも申し上げましたとおり、3つの課題実現に向けた定住基盤の整備、人材の育成・確保、この大きな2つの戦略のもと、さまざまな施策を展開していく所存でございますので、どうか議員におかれましても今後とも格段の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、お礼と終わりの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤原 信宏君) これをもって平成30年雲南市議会3月定例会を閉会します。御苦労さまでした。               午後3時29分閉会     ───────────────────────────────...