雲南市議会 2017-09-01
平成29年 9月定例会(第1日 9月 1日)
平成29年 9月定例会(第1日 9月 1日) 雲南市告示第220号
平成29年
雲南市議会9月定例会を次のとおり招集する。
平成29年8月16日
雲南市長 速 水 雄 一
記
1 期 日 平成29年9月1日
2 場 所
雲南市役所議場
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〇開会日に応招した議員
上 代 和 美 中 林 孝
松 林 孝 之 中 村 辰 眞
原 祐 二 矢 壁 正 弘
白 築 俊 幸 細 木 照 子
佐 藤 隆 司 周 藤 正 志
藤 原 政 文 西 村 雄一郎
土 江 良 治 安 井 誉
細 田 實 堀 江 眞
周 藤 強 堀 江 治 之
小 林 眞 二 深 田 徳 夫
山 﨑 正 幸 藤 原 信 宏
報告第18号 市有林の信託に係る
事務処理状況の報告について
報告第19号 平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について
報告第20号 平成28年度決算に基づく
資金不足比率の報告について
報告第21号 議会の委任による
専決処分の報告について
報告第22号 議会の委任による
専決処分の報告について
日程第 5
市長施政方針
日程第 6 提案理由の説明
日程第 7 議案の質疑
日程第 8 議案の先議
日程第 9
決算審査特別委員会の設置
日程第 10
決算審査特別委員会委員の選任
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出席議員(22名)
1番 上 代 和 美 2番 中 林 孝
3番 松 林 孝 之 4番 中 村 辰 眞
5番 原 祐 二 6番 矢 壁 正 弘
7番 白 築 俊 幸 8番 細 木 照 子
9番 佐 藤 隆 司 10番 周 藤 正 志
11番 藤 原 政 文 12番 西 村 雄一郎
13番 土 江 良 治 14番 安 井 誉
15番 細 田 實 16番 堀 江 眞
17番 周 藤 強 18番 堀 江 治 之
19番 小 林 眞 二 20番 深 田 徳 夫
21番 山 﨑 正 幸 22番 藤 原 信 宏
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
議会事務局長 ──── 高 野 耕 治 書記 ──────── 堀 江 篤 史
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ──────── 速 水 雄 一 副市長 ─────── 藤 井 勤
教育長 ─────── 景 山 明
病院事業副管理者 ── 秦 和 夫
総務部長 ────── 藤 原 靖 浩
政策企画部長 ──── 佐 藤 満
統括危機管理監 ─── 中 村 清 男
市民環境部長 ──── 小 川 忍
健康福祉部長 ──── 梅 木 郁 夫
産業観光部長 ──── 内 田 孝 夫
農林振興部長 ──── 日 野 誠 建設部長 ────── 森 田 一
会計管理者 ───── 後 山 洋 右 水道局長兼
上下水道部長 稲 田 剛
教育部長 ────── 小 山 伸
子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登
市立病院事務部長 ── 石 原 忍
大東総合センター所長 中 島 豊
加茂総合センター所長 大 森 久
木次総合センター所長 小 川 浩
三刀屋総合センター所長 上 田 浩
吉田総合センター所長 小 川 修 治
掛合総合センター所長 神 田 みゆき
総務部次長 ───── 三 原 修 三
財政担当課長 ──── 奥 井 英 孝
代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫
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午前9時30分開会
○議長(藤原 信宏君) おはようございます。
ただいまの
出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これから平成29年
雲南市議会9月定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(藤原 信宏君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、13番、土江良治君、14番、安井誉君を指名いたします。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日9月1日から9月27日までの27日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日9月1日から9月27日までの27日間に決定をしました。
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◎日程第3 諸報告
○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。
監査委員から、平成28年度及び平成29年度の
一般会計、
特別会計、
企業会計及び基金、
歳入歳出外現金の出納状況の
例月出納検査の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんください。
次に、議員派遣についてであります。
7月20日に島根県
市議会議長会議員研修会が大田市で開催され、21名の議員を派遣いたしました。
次に、6月定例会以降の諸会議についてであります。
6月27日に平成29年第1回
雲南広域連合議会臨時会が開催されました。また、8月28日に平成29年8月
雲南広域連合議会定例会が開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんください。
以上で諸報告を終わります。
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◎日程第4 議案の上程(
一括議題)
○議長(藤原 信宏君) 日程第4、議案の上程を行います。
議案第56号、雲南市
企業立地等を重点的に促進すべき区域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の一部を改正する条例についてから報告第22号、議会の委任による
専決処分の報告についてまでの36件を
一括議題といたします。
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◎日程第5
市長施政方針
○議長(藤原 信宏君) 日程第5、市長の施政方針を求めます。
速水市長。
○市長(速水 雄一君) おはようございます。
平成29年
雲南市議会9月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
まず初めに、
安全功労者内閣総理大臣表彰受賞について述べます。
去る7月4日、安全思想の徹底普及と安全水準の向上に顕著な功績のあった個人または団体を表彰する式典が
総理大臣官邸で行われ、木次町の布野良男様が
内閣総理大臣表彰を受賞されました。布野様は、昭和50年から
交通指導員として42年の長きにわたり通学時における児童生徒の
交通安全指導や
交通安全教室での指導に取り組まれ、
雲南地区交通安全協会の理事も務められるほか、卓越した見識と行動力で
交通事故防止対策を企画されるなど、地域住民の
交通安全意識の高揚に大きく貢献されたことが評価され、このたびの受賞となりました。これまでの活動に敬意を表しますとともに、今後とも健康に御留意されまして御活躍されることを心より祈念する次第であります。
続いて、雲南市名誉顧問、
身体教育医学研究所うんなん
運営委員会運営委員長であります武藤芳照様の
保健文化賞受賞についてであります。
このたび、
第一生命保険株式会社が主催し、社会の健康・保健衛生の向上に大きく貢献した団体または個人を表彰する第69回
保健文化賞を武藤芳照様が受賞されることが決定、発表されたところであります。武藤様には、
身体教育医学研究所うんなんの設立や同研究所の活躍に御指導いただいておりますが、高齢者の骨折、寝たきり、要介護状態の原因となる転倒について、多職種連携による
学術研究活動を推進され、転倒予防の
社会的認知を高められるなど、健康、保健衛生の向上に貢献されたことが認められ、このたびの受賞となりました。
このたびの朗報は雲南市にとりましても大変喜ばしく、長年にわたる活動に敬意を表し、今後も御活躍されることを心より祈念いたします。
さて、去る7月12日、
兵庫県立コウノトリの郷公園で一時保護されておりました
特別天然記念物コウノトリの幼鳥4羽を生まれ故郷である大東町春殖地区内にて放鳥いたしました。当日は
コウノトリの郷公園の
山岸哲園長を初め、
地元春殖地区の皆様や西小学校の全校児童、島根県立三瓶
自然館サヒメルほか関係機関や市内外の愛鳥家の皆様など300人を超える方々に見守られ、4羽の幼鳥は元気よく飛び立ちました。
しかし、市のホームページでお知らせしましたように去る8月8日、鳥取市の気高町において4羽のうちの雄の愛称げんちゃんが亡くなっているのが確認されました。4羽そろっての健やかな育ちを願っておりましただけに悲しく残念至極でございますが、市内には複数の
コウノトリが飛来しており、市民の皆様にはこれまでにも増して温かく見守っていただきますよう、改めてお願いをいたします。
なお、現在第2次雲南市
環境基本計画の策定作業を進めているところであり、
コウノトリもすむことのできる市民参加による自然と調和した快適な
まちづくりを目指した考え方や取り組みを盛り込む考えであります。
また、吉田町
民谷宇山地区においては、
地域活性化を目指す民間組織里山照らし隊が竹や木材の炭を原材料とする炭蓄電器が商品化されたところであります。この蓄電器は、松江工業高等専門学校や島根県
産業技術センターなどが未利用の木竹材を活用して長年にわたる研究、開発により生み出されたものであります。環境負荷の少ない再生可能な
自然エネルギーとして
地域経済循環への寄与も期待されますので、環境政策のモデルとしてこの機器を数基導入する考えであります。
次に、5つの政策に沿って申し述べます。
最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。
まず、
地方創生関連事業の視察について述べます。
本市の地方創生の取り組みは全国各地から大きく注目されており、去る7月10日には長崎県市長会として全13市の市長が来訪され、掛合町入間地区や波多地区の
地域自主組織の現場の取り組みや
若者チャレンジの様子をごらんいただきました。皆様の関心は非常に高く、こうした機会を通じて本市の取り組みを全国に広げ、相互に研さんを深めてまいります。
続いて、
地域自主組織の
法人制度にかかわる国の検討状況についてであります。
地域自主組織に適した
法人制度の創設について、昨年12月に内閣府の
有識者会議で取りまとめられたところであります。これを受け、総務省においても昨年12月から
地域自主組織のあり方に関する研究会が発足し、さまざまな法律の専門家を交えて検討された報告書が本年7月上旬に公表されたところであります。この中では、現行の
認可地縁団体制度の見直しや新たな法人再度の
法的可能性について具体的に言及されています。雲南市としましては、
地縁型組織の
法人制度の見直しや創設は願うところでありますが、現場実態により即した使いやすい制度でなければならないと考えております。
今回の報告書では、今後
現場関係者の意見を聞いた上で議論を深めることが必要とされておりますので、小規模多
機能自治推進ネットワーク会議において全国各地の意見を取りまとめ、我々が望む制度の実現に向け国へ積極的に意見を届けてまいります。
続いて、
企業版ふるさと納税を活用した
ワークイン雲南プロジェクトによる地元就職に向けた取り組みについてであります。
企業版ふるさと納税を活用して、新たに
企業ガイダンスや市内企業の紹介、移住・
転職相談会を行い、地元就職やU・
Iターン就職による若い世代の定着、回帰を促進してまいります。
続いて、雲南市
東京ふるさと会及び
近畿ふるさと会の総会についてであります。
去る7月2日、第6回雲南市
近畿ふるさと会総会が約250名の参加で開催され、掛合町で演芸活動をされているEn舞と掛合太鼓の皆様の公演もあり、大いに盛り上がったところであります。
また、同じく8日には第6回雲南市
東京ふるさと会総会が約130名の参加で開催され、映画「たたら侍」の
錦織良成監督と主演の青柳翔さんによる「たたら侍と雲南市」をテーマにした
トークショーも行われました。
さらに、本市の
まちづくりを応援するため多くの
ふるさと納税もいただいたところであり、改めて会員の皆様に厚くお礼を申し上げます。
続いて、子ども・若者・
大人チャレンジの連鎖に関するイベントについてであります。
来る11月12日に、子供、若者、大人が学び合い語り合う場として「つながる!
雲南チャレンジ2017」を開催いたします。子ども・若者・
大人チャレンジの実践者が一堂に会し、
活動事例発表や
グループディスカッションを通じてさらなる学び合いや新たな連携、協働が生まれる場としてまいります。
続いて、
市政懇談会についてであります。
去る7月24日から8月10日にかけて、市内6カ所で
市政懇談会を開催いたしました。主要課題の平成29年度の地方創生の取り組みと5つの政策の主な取り組みや、新たに設けました会場ごとの
地域別テーマに対し、6つの会場で484人の市民の皆様の御参加を得て活発な意見交換がなされたところであります。
市政懇談会でいただいた多くの貴重な御意見、御提言を今後の市政に生かしてまいります。
次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。
まず、
仮称加茂バスストップスマートインターチェンジの整備について述べます。
去る7月21日、
国土交通省において
仮称加茂バスストップスマートインターチェンジの事業化が正式に決定いたしました。平成34年の開通に向け、事業が円滑に進捗するよう引き続き国、県、
高速道路会社との連携強化を図ってまいります。
続いて、
消防団活動についてであります。
去る7月30日に大田市で開催された第61回島根県
消防操法大会に、雲南市消防団を代表してポンプ車の部に
木次方面隊木次分団が、
小型ポンプの部に
大東方面隊佐世分団及び
吉田方面隊田井分団が出場し見事な操法を披露され、その結果、
木次方面隊木次分団及び
大東方面隊佐世分団がそれぞれの部で第3位の栄に浴されました。出場隊の健闘をたたえ、長期間にわたる訓練に対し敬意を表するとともに、御家族、職場及び地域の皆様の御理解、御支援に感謝申し上げます。この貴重な経験をもとに、地域の防火・防災力の向上に一層努められることを期待いたします。
なお、来年度の第70回島根県消防大会及び第62回島根県
消防操法大会の会場を雲南市で引き受けることといたしましたので、開催に向け準備を進めてまいります。
次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。
まず、
雲南市立病院の
改築事業と
経営状況について述べます。
雲南市立病院改築事業につきましては、平成27年11月の着工以来順調に工事が進み年内には完成の見込みであり、来年3月のオープンに向けて今後も適切な工程管理と安全確保に努めてまいります。
また、平成28年度の病院会計決算につきましては、経常収益で1億3,000万円の利益が図られ、5年連続の黒字計上となりました。これによりまして内部留保資金の累積額は約14億7,000万円となり、経営健全化がより一層図られております。
続いて、社会福祉法人愛耕福祉会による仮称南加茂保育園建設の進捗事業についてであります。
待機児童の解消に向け、社会福祉法人愛耕福祉会により加茂町南加茂地内にゼロ歳児から5歳児を受け入れる定員60名の保育園建設を決定いただき、去る7月21日に起工式がとり行われました。約5,000平方メートルの敷地に木造平家建ての延べ床面積約800平方メートルの園舎が建設される計画で、現在造成工事をおおむね完了され、建物基礎工事に着手しておられます。この保育園は来年4月の開所を予定されており、来春には子供たちの元気な声がこの地にこだますることとなります。市といたしましても、待機児童の解消につながるものと大いに期待しているところであります。
続いて、病後児保育施設の整備についてであります。
雲南市立病院の連携、協力を得ながら進めることとしております病児保育施設につきましては、同病院医師住宅の空き室を改修し整備する計画であり、実施設計をおおむね完了しましたので、今議会に施設改修費を予算計上し、来年4月から供用開始できるよう進めてまいります。
なお、現在開設しております定員2名のだいとう病後児保育室つくしを統合し、病児、病後児双方が受け入れ可能な定員4名の施設として使用してまいります。
続いて、特定不妊治療費助成事業の拡充についてであります。
市では、不妊治療を受けようとする夫婦の経済的負担の軽減を図ることを目的として、一般不妊治療及び体外受精、顕微授精に係る特定不妊治療費の一部助成をしております。しかしながら、男性の特定不妊治療についてはこれまで助成対象となっていなかったため、男性が不妊治療を行った場合、本年4月1日にさかのぼり新たに5万円を上限として上乗せ助成する取り組みを10月1日から行ってまいります。
次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。
まず、永井隆博士に関する催しと顕彰事業について述べます。
第27回永井隆平和賞を来る9月10日に開催いたします。ことしも全国から1,465点の「愛」と「平和」の作文と小論文の応募があり、優秀作品を当日表彰することとしております。
また、今回は博士が平和を願い寄贈された永井隆博士ゆかりのバラの保存に取り組む広島市の市民団体代表の方による講演と、バラの話を紹介したDVDの上映を行う予定としております。
一方、永井隆記念館については、昭和45年の建設以来47年が経過し老朽化が進んでいるため、平成31年度の建設を目指し本年度基本設計を行う計画であり、去る8月10日の
市政懇談会三刀屋会場でも多くの皆様に御意見をいただいたところであります。
また、先ほど述べました長崎県市長会の視察で来訪された長崎市の田上富久市長が永井隆記念館や生い立ちの家を訪問され、三刀屋小学校での平和学習の取り組みに大いに感銘を受けられました。市といたしましては、永井博士の「平和を」「如己愛人」の精神を次世代へ伝えていく施設となるよう、準備を進めてまいります。
なお、私は8月7日から9日まで長崎市で開催された平和首長会議に初めて出席いたしました。この会議は昭和60年8月に広島市で第1回が開催され、以後、長崎市と4年ごとに交互に開催されておりますが、9日には平和祈念式典にも参列し、核兵器の廃絶を求める雲南市の「平和を」の都市宣言の意義を改めてかみしめたところであります。
続いて、青少年海外派遣等交流事業についてであります。
去る7月23日から4泊5日の日程で、韓国慶尚北道清道郡の中学生10名が雲南市を訪問され、ホームステイや日本の伝統文化体験、高校生との交流が行われました。
一方、雲南市の中高生8名が8月6日から4泊5日の日程で清道郡を訪れ、ホームステイや学校訪問等を通して韓国文化に触れる体験をいたしました。若い世代の交流の積み重ねが、友好関係をさらに深めていくものと期待をしております。
続いて、幸雲南塾inさんべと「夢」発見ウィークについてであります。
幸雲南塾inさんべは中学3年生を対象に実施するキャリアアップセミナーであり、希望者153名が9月23日から2日間、国立三瓶青少年交流の家に集い、学びを深めます。若い社会人から仕事に関する話を聞き質問する中で、将来働くことへの意欲や関心をさらに高めるとともに、7つの中学校から参加した生徒の交流が深まることを大いに期待しております。
また、「夢」発見ウィークは、市内の中学3年生全員が一斉に職場体験を行うものであり、10月11日から3日間、市内約170カ所の事業所において326人の生徒が大人の皆さんの働く姿を見ながらともに汗を流します。事業所の皆様には生徒への適切な指導をお願いするとともに、市民の皆様には生徒が働く事業所の前に目印となるのぼり旗を立てますので、生徒に励ましの声をかけていただければ幸いに存じます。
続いて、教育フェスタ2017についてであります。
先ほど述べましたチャレンジの連鎖イベントの一環として、11月11日に雲南市役所において「雲南市教育の魅力化」をテーマに、旧加茂町から通算して26回目となり教育フェスタ2017を開催いたします。雲南市教育魅力化構想の策定に向け、新たな学習指導要領への対応や魅力ある高校づくり、不登校対応のあり方など喫緊の教育課題について広く議論することとしております。
次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。
まず、SWS西日本株式会社島根工場の閉鎖に伴う離職予定者の支援について述べます。
9月末をもって閉鎖するSWS西日本株式会社島根工場では、従業員への進路意向確認を実施されております。この結果、全従業員の約8割となる106名の方が離職を希望されているとお聞きしているところであります。
こうした中、市で設置しておりますSWS西日本株式会社島根工場離職予定者等支援対策本部では、構成機関であるハローワーク雲南、島根県、雲南市商工会等と強力に連携し、支援活動を行ってまいります。
具体的には、特別相談窓口を設置し、ハローワーク雲南では雇用保険制度を、雲南市役所では国保、国民年金への切りかえ、保育児童預かりに係る相談などを受け付けております。加えて、去る7月15日には出張合同相談会を実施し、離職予定者の約7割の方が参加され、多くの質疑がありました。今後も相談会やセミナー等を積極的に開催し、離職予定者の不安の解消につなげたいと考えます。
なお、市商工会の協力をいただき、市内事業所に対し求人希望調査を行っておりますので、この情報を離職予定者や再就職支援機関に提供し、早期再就職につながるよう支援したいと考えております。市内事業者の皆様には、積極的な採用をお願いする次第であります。
続いて、中心市街地活性化事業についてであります。
昨年、国の認定を受けました雲南市中心市街地活性化基本計画に基づき、市が行う市道改良や広場整備について測量設計作業に着手するとともに、ビジネスホテルの早期進出に向け協議を進めております。また、商業エリアの核施設である仮称SAKURAマルシェの整備については、
まちづくり会社である
雲南都市開発株式会社や市商工会、民間事業者との連携、協力により取り組みが進められているところであります。
また、去る7月29日には活力とにぎわい創出に向けた機運の醸成を図る取り組みの一環として、商業施設整備予定地でありますみしまや三刀屋店駐車場を会場に、市商工会とうんなん元気百貨店
まちづくり協議会の主催により、昔懐かしい土曜夜市と恒例の軽トラック市・うんなんまめなカー市を同時開催され、大勢のお客様が来場されました。引き続き関係機関と連携を図りながら、官民協働で着実に事業を進めてまいります。
続いて、プレミアム商品券の発売についてであります。
雲南市商工会が発行する本年のプレミアム商品券は、ことしで6年目を迎えます。特にことしは市商工会合併10周年を記念して、昨年の倍額となる2億4,000万円の商品券が発行されます。昨年同様、500円券12枚をワンセット5,000円で10月21日から発売される予定であります。商品券は発売日から来年1月10日まで御利用いただけますので、年末年始を含め市内の消費需要の喚起と地元購買の推進につながるものと期待をしております。
続いて、食の幸発信推進事業についてであります。
食の幸発信推進事業については、農家所得の向上、地域内経済循環の強化、食の魅力の発信を目的とした6次産業化の拠点施設の整備に向けた検討を進めております。この拠点施設では、地域内農産物等の生産、加工、販売の振興を目指し、市内事業者が市外に委託している加工業務をこの施設で行うことでの加工経費の削減による商品力の強化など、食品加工を中心に据えた事業展開を進めたいと考えております。今後、関係する皆様の意見も踏まえ、早期に整備に着手できるよう取り組んでまいります。
続いて、農業振興についてであります。
本市の園芸振興につきましては、少量多品目による産直の取り組みが中心となっておりますが、今後園芸振興策として特産野菜の品目選定を行い、まずは集落営農組織での栽培を促進するため、水稲育苗ハウスの施設整備を実証事業として支援してまいります。
また、大阪府泉佐野市が各都道府県1自治体を目安に取り組まれている特産品やイベント交流、観光に関する情報発信を目的とする特産品相互取り組み協定について本年5月に申し入れがあり、雲南広域連合において年内に協定締結する運びとなりました。泉佐野市は、関西国際空港の玄関自治体であります。今後、観光客に向けた特産品や観光PRなど、非常に有益な交流になると考えております。
続いて、農業委員会の新たな体制についてであります。
昨年4月に農業委員会制度が改正されたことによりまして、本市の農業委員会も本年7月19日の任期満了に伴い、7月20日より農業委員19人と新設の農地利用最適化推進委員37人の新たな体制でスタートいたしました。会長には大東町の加藤一郎氏、会長職務代理者には加茂町の内部武雄氏が選出されております。
本市の農業は、農業従事者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加など大変厳しい状況にありますが、農業委員会にはその主たる任務である担い手への農地等の利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、農業への新規参入の促進などを積極的に推進していくことが求められているところであります。農業委員、農地利用最適化推進委員の皆様には卓越した知識と豊富な経験を生かしていただき、今後も本市の農業、農村の活性化に向け積極的な活動を期待しております。
続いて、JR西日本の豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風の運行についてであります。
トワイライトエクスプレス瑞風の市内での立ち寄り観光が6月22日から行われております。雲南市の自然、歴史、食そして人の幸を満喫していただくとともに、特に市民の皆様の温かいおもてなしの心での手振り、旗振りでお客様はもちろんのこと、関係者の皆様にも大変喜んでいただいております。市としましては、今後とも雲南市観光協会や各立ち寄り地の方々と連携しさらなる魅力の発信に取り組むほか、立ち寄り観光が次年度以降も継続するよう、旅行会社の商品化に向けた情報発信などを積極的に進める考えであります。
続いて、出雲たたら村についてであります。
去る5月20日に全国一斉に公開されました映画「たたら侍」のロケセットを活用した出雲たたら村が7月15日から始まっておりまして、8月28日現在で1万5,762人の方に御来場いただいております。特にいずもたたら村を発信拠点として鉄の道文化圏推進協議会や雲南広域連合を構成する雲南市、安来市、奥出雲町及び飯南町の関係2市2町のエリアに誘導するために、インターネットを活用した情報発信やスタンプラリー等の周遊促進対策を行っております。今後もさまざまな機会を活用して、たたら製鉄や地域の魅力を発信してまいります。
なお、映画「たたら侍」をより多くの皆様にごらんいただきたく、9月3日に木次経済文化会館チェリヴァホールにおきまして地元上映会を行いますので、ぜひこの機会に美しい風景や魅力ある出雲地方を御堪能いただきたいと存じます。
最後に、行政経営についてであります。
まず、公共施設等の適正化について述べます。
公共施設適正化に向けた取り組みを検討していくため雲南市行財政改革審議会を設置し、去る6月28日に第1回審議会を開催いたしました。委員には識見者2名、市内11団体から選出いただいた各1名の合計13名に就任いただいております。昨日は第2回審議会を開催し、これまでの公共施設の見直しの検証に加え、今後の具体的な取り組みを示した実施方針案について審議を行っていただいたところであります。今後、この審議会で審議を重ね、意見を伺った上で実施方針を今年度末に決定したいと考えております。
続いて、財政状況についてであります。
初めに、今議会に提出しております平成28年度決算につきましては、普通会計の歳出決算額は283億6,700万円となり、前年度比8.6%の減となりました。また、財政調整基金、減債基金の繰り入れは行わず、引き続き収支均衡が保たれ、財政健全化比率については実質公債費比率が対前年度比1.0ポイント減の11.4%となり、改善が図られたところであります。
また、平成29年度普通交付税の算定があり、かねてより総務省に要望しておりました地方交付税の合併算定がえ終了後の算定見直しについて、平成29年度分の見直し額が示され、これまで支所に要する経費、消防費、清掃費の経費、保健衛生費、徴税費等の経費に加えて、支所経費のさらなる拡充、その他の教育費、その他の土木費、農業行政費等の経費も算定することとなりました。
その結果、本年度は制度改正が行われなかった場合と比較いたしまして、一本算定の額が約15億1,000万円の復元となりました。平成30年度も商工業行政等の費目において制度改正が行われることとなっておりますので、引き続き健全財政の維持に努めてまいります。
加えて、かねてより懸案となっております合併特例債の適用期限の到来について、このたび岐阜市、津市、三豊市、そして雲南市などを初めとする全国145自治体により、合併特例債の再延長を求める首長会を結成いたしまして、先般8月29日に野田聖子総務大臣へ合併特例債の適用期限をさらに5年間延長、あるいは合併特例債を有効に活用できるような方策を講じることを求めるための要望書を提出いたしました。平成31年には雲南市も適用期限を迎えることから、今後、国の対応を注視してまいりたいと考えております。
次に、補正予算についてであります。
一般会計は、起債道路整備事業9,000万円、現年発生公共土木施設災害復旧事業3,400万円、道の駅たたらば壱番地整備事業2,700万円、木次健康温泉センター管理事業2,100万円、道路維持補修事業2,100万円、児童福祉施設整備事業1,600万円、前年度各種補助金返還金合計9,100万円、地方債の繰り上げ償還1億2,400万円の追加などを計上しております。
また、
特別会計等におきましては、国民健康保険事業
特別会計、後期高齢者医療事業
特別会計、生活排水処理事業
特別会計、水道事業会計、
病院事業会計でそれぞれの事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。
そのほか、議案として条例5件、一般事件4件、認定事項10件、諮問事項2件、報告事項9件を提出しておりますので、慎重に御審議いただき可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たっての施政方針といたします。
○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の施政方針を終わります。
ここで暫時休憩をいたします。10時25分再開といたします。
午前10時10分休憩
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午前10時24分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。
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◎日程第6 提案理由の説明
○議長(藤原 信宏君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。
藤井副市長。
○副市長(藤井 勤君) おはようございます。
それでは、私のほうからは議案第56号から63号まで8件について提案理由の説明を行います。
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議案第56号 雲南市
企業立地等を重点的に促進すべき区域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の一部を改正する条例について
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これにつきましては、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律等の一部を改正する法律が平成29年6月2日に公布され、同法等を引用しています規定の改正が必要となったため条例を改正するものでございます。
条例につきましては、まず雲南市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく
固定資産税の
課税免除に関する条例に名称を改正するものであります。
対象業種及び対象施設といたしましては、法律等の改正に伴いまして非製造業を含む幅広い事業として、対象施設の取得価格の合計が1億円超えにつきまして該当するものでございます。
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議案第57号
農村地域工業等導入地区における
固定資産税の
課税免除に関する条例を廃止する条例について
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これにつきましては、農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律が平成29年6月2日に公布されたことに伴いまして条例を廃止するもので、議会の議決を求めるものでございます。
これにつきましては、上位法でございます農村地域に工業等導入促進法の一部が改正されまして、同法にかかわります減収補填措置の規定が削られたことに伴いまして
農村地域工業等導入地区における
固定資産税の
課税免除に関する条例を廃止するというものでございます。
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議案第58号 雲南市
県営土地改良事業分担金徴収条例及び
雲南市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例について
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土地改良法等の一部を改正する法律がことしの5月26日に公布されまして、同法を引用しております規定の改正が必要となったため、条例の一部を改正するものでございます。
これにつきましては、高齢化の進行によりまして農地中間管理機構への農地の貸し付けが増加する見込みがあります。その際に、基盤整備が行われていない農地は担い手が借り受けないおそれがありまして、また貸し付けた所有者は基盤整備をする費用を負担する用意がなく基盤整備が行われないことによりまして、結果担い手への農地集積や契約が進まなくなる。そうした背景から、農用地の利用の集積を加速するために農地中間管理機構が賃貸借等取得した農用地を対象とする土地改良事業を円滑に実施する必要があることなどから、関係法令について所要の措置が講じられたということでございます。
特にこの一部改正によりまして、第113条の2、土地の共有者等の取り扱いが新設されたことによる項ずれが起きるということで、それに伴って改正をさせていただくというものでございます。
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議案第59号 雲南市
工場立地法地域準則条例の一部を改正する条例について
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工場立地法の改正に伴いまして、同法を引用しております規定の改正が必要となったため、条例を改正するものでございます。
これにつきましては、この一部改正が国が定める準則にかえてある区域において適用すべき準則を定めることができる権限を、町村区域については都道府県から町村に移譲するという改正がなされたものであります。市につきましては既に権限移譲を受けておりますけれども、この一部改正によりまして都道府県準則が市町村準則に改められまして、第4条の2第1項に明記されたということでございます。したがいまして、これまで引用しておりました同条第2項が削られ同条第3項が同条第2項となったということで、いわゆる項ずれが起きましたので、これへの対処するものでございます。
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議案第60号 雲南市
都市公園条例の一部を改正する条例について
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これにつきましては、都市公園法施行令の改正に伴いまして都市公園の施設面積における運動施設の敷地面積の割合の上限を条例で制定する必要が生じたことから、条例を改正するものでございます。
従来この都市公園につきましては、公園ごとに総敷地面積のうち運動施設の敷地面積が占める割合が100分の50を超えてはならないことが全国一律で定められておりました。このたびの施行令の改正によりまして、施行令で定められておりました各公園の設置者による条例に委任されたことに伴いまして、雲南市
都市公園条例を改正をお願いするものでございます。
なお、雲南市の条例において定める数値は100分の50とするということにいたしております。
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議案第61号 市道の路線廃止について
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3本ございまして、おはぐりいただきましてここに議案第62号の前のカラーの図面を見ていただくと、これに基づいて御説明させていただきますのでよろしくお願いします。
これにつきましては、路線廃止あるいは路線の変更等がここに記述されておりまして、ちょっとわかりにくい感じでございますけれども、全体的にここへちょっと集約がされておりますので御説明させていただきます。
一つは、市道金成大畑線でございます。これ右の下側でございまして、ダイダイ色で表示をいたしております。これは清田川の東側に今県道が、一般検討上久野大東線が通っておりますけれども、これが西側へ、左側のほうへ県道が移設をされるということでございまして、それに伴っての市道の廃止ということになります。現県道の上久野大東線の交差点から主要地方道松江木次線へ向かう路線、これ延長190.05メートルの区間、これについて廃止をするというものでございます。この大半が改良中の一般県道上久野大東線と重複するために廃止をするというものであります。
2つ目はその上になりまして、市道金成上町線であります。これにつきましても金成地内から上町地内へ向かう路線でございまして、市道の金成大畑線接点から市道大東立石線との交点までの路線で319.23メートルの区間ということであります。これにつきましても改良中の一般県道上久野大東線ということになりますので、これと重複するということで廃止をするということであります。
3本目が市道悠々通り線、ちょっとこれも左の上のところになりますけれども、これにつきまして大東総合センター付近から大東保育園付近までの路線で、延長が205.09メートルの区間でございます。これは都市計画道路新庄飯田線街路整備事業、あるいは丸子山周辺土地区画整理事業によりまして廃止ということになります。
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議案第62号 市道の路線変更について
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これにつきましても3本ございまして、またおはぐりいただきまして議案第63号の前のところの図面、2ページほど右と左にあります。
これにつきましては、まず一つが市道大東立石線の起点変更ということで、これ青色で表示をしております。変更前は黒色ということでございます。現道は上町地内の宗専寺付近を起点とする延長251.42メートルの路線でございます。これにつきましては、この当該路線の起点側の大半が改良中の一般県道上久野大東線と重複するということで、重複しない現道終点部を当該路線とする起点変更ということでございます。変更後の起点は改良後の一般県道上久野大東線との交点ということで、ちょっとこれわかりにくいですが、延長はわずか40メートルということになります。
それから、2本目が市道宗専寺1号線、これも青色で表示をされております。中央上側のところでございまして、これは現道が大東上町地内、町上線との交点を起点といたしまして主要地方道松江木次線を横断をいたしまして、大東保育園付近に至る延長272.76メートルの路線であります。この現宗専寺線というのが都市計画街路事業などによりまして大きく分断されることによりまして、事業の道路交差点までを当該路線とする終点の変更を行うということで、変更後の延長が87.0メートルということになります。これを終点変更によりまして路線名を宗専寺1号線とするというものでございます。
次に、市道卯月谷線でございます。これは右側のところで、これは木次町の温泉の平田地内でございまして、国道314号線を交差点を起点といたします延長2,802.33メートルの路線でございます。ここに小原橋というのがこの起点でございまして、渡った先に民家があって中国電力の北原発電所が右側にありますけど、今現在の道路はここがございます。これは今橋の改修をこの下側へ改修するということで、小原橋のつけかえの今工事が行われるということでありまして、追加延長が265.0メートルということであります。小原橋が完成後は、現小原橋部分を廃止をいたしまして路線変更を行うということでございます。
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議案第63号 市道の路線認定について
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2本ございまして、一つが宗専寺2号線ということでございます。これも図面を見ていただきますと真ん中のところで赤色で表示をしているところでございまして、これにつきましても市道宗専寺線の終点変更に伴いまして、残存いたします当該路線と議案第62号で述べました旧大東立石線の起点部を新たに宗専寺線2号線として再認定するというものでございます。起点は改良後の主要地方道松江木次線との交点、終点は改良後の一般県道上久野大東線との交点までとして、延長が168.0メートルということになります。
いま一つは、木次町の里方でございまして市道八本杉団地線。これは民間の事業によりまして分譲事業でございます。4区画の宅地分譲の工事が行われたところであります。これは新設道路の寄附に伴いまして市道認定をするというものでございまして、ここは旧警察署の官舎跡地でございましたが、これを民間事業者が譲り受けをされまして、ここへ4区画の宅地分譲をされたということであります。起点が市道宮の前大新田線として、団地内を起終点とするわずか20.0メートルの路線ということになっております。
以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。
○水道局長(稲田 剛君) おはようございます。
それでは、私のほうから議案第64号について提案理由を御説明いたします。
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議案第64号 平成28年度雲南市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
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本議案につきましては、決算の認定にあわせて利益の処分の議決をお願いするものでございます。平成28年度雲南市水道事業決算書がつづりの半分どころについておりますので、そこの1ページをお開きいただきたいと思います。
(1)収益的収入及び支出。区分の款と主要な部分についてのみ御説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。
収入でございますが、第1款水道事業収益、予算額合計9億331万4,000円、決算額8億9,198万6,419円、予算額に比べまして1,132万7,581円の減です。減額の内訳は、営業収益が1,777万1,122円の減で、主に受託工事の減となっております。営業外収益は644万3,541円の増で、主には長期前受け金戻入が増加したことによるものでございます。
次に支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計8億6,438万1,000円、決算額8億1,669万8,054円、翌年度繰越額870万円となり、不用額3,898万2,946円でございます。不用額の主なものは営業費用で3,838万2,622円、内訳といたしまして原水及び浄水費を初めとして事務費、維持管理経費等の精算によるものでございます。予備費については使っておりませんので、全て不用額となっております。
続きまして、2ページをお願いいたします。資本的収入及び支出です。
収入ですが、第1款資本的収入、予算額合計5億5,060万1,000円、決算額4億5,212万546円、予算額に比べ9,848万454円の減であり、企業債4,460万円、工事等負担金2,748万円、国庫補助金2,640万円の減によるものでございます。
次に支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計9億329万6,000円、決算額7億4,362万1,970円、翌年度繰越額1億3,503万9,000円となり、不用額が2,463万5,030円となりました。建設改良費精算によるものでございます。
枠外の説明ですが、資本的収入額、翌年度へ繰り越される支出の財源に充当される額3,400万円を除くが資本的支出額に不足する額3億2,550万1,424円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,945万2,117円、過年度分損益勘定留保資金3億604万9,307円で補填をしたところでございます。
続いて4ページ、損益計算書の最後のほうをごらんいただきたいと思います。当年度純利益は4,866万7,086円、黒字となりまして、前年度繰越利益剰余金6,222万3,863円を加えました1億1,089万949円が当年度未処分利益剰余金となります。
続きまして6ページ、剰余金処分計算書でございます。こちらが今回の利益の処分内容でございます。先ほど御説明いたしましたように、平成28年度未処分利益剰余金残高は1億1,089万949円となりましたが、このうち今後の企業債償還のために減債積立金として4,000万円を処分することについて議会の議決をお願いするものでございます。なお、処分後の残高は7,089万949円となるものでございます。
7ページ、貸借対照表、13ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんをいただきたいと思います。
水道事業の決算については以上でございます。
○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。
〔総務部長説明〕
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議案第65号 平成29年度雲南市
一般会計補正予算(第2号)
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○議長(藤原 信宏君) 中村
統括危機管理監。
〔議案第65号
統括危機管理監説明〕
○議長(藤原 信宏君) 佐藤
政策企画部長。
〔議案第65号
政策企画部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 小川
市民環境部長。
〔議案第65号
市民環境部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 梅木
健康福祉部長。
〔議案第65号
健康福祉部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 加津山
子ども政策局長。
〔議案第65号
子ども政策局長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 日野
農林振興部長。
〔議案第65号
農林振興部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 内田
産業観光部長。
〔議案第65号
産業観光部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。
〔議案第65号 建設部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 稲田
上下水道部長。
〔議案第65号
上下水道部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
〔議案第65号 教育部長説明〕
○議長(藤原 信宏君) 説明の途中でありますがここで暫時休憩とし、午後1時から再開いたします。
午前11時49分休憩
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午後 1時00分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。
引き続き提案理由の説明を求めます。
小川
市民環境部長。
〔
市民環境部長説明〕
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議案第66号 平成29年度雲南市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第67号 平成29年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 稲田
上下水道部長。
〔
上下水道部長説明〕
───────────────────────────────
議案第68号 平成29年度雲南市
生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)
───────────────────────────────
〔水道局長説明〕
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議案第69号 平成29年度雲南市
水道事業会計補正予算(第2号)
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○議長(藤原 信宏君) 石原
市立病院事務部長。
〔
市立病院事務部長説明〕
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議案第70号 平成29年度雲南市
病院事業会計補正予算(第2号)
───────────────────────────────
○議長(藤原 信宏君) 後山
会計管理者。
○
会計管理者(後山 洋右君) それでは、認定第1号から認定第8号までを説明をいたします。
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認定第1号 平成28年度雲南市
一般会計歳入歳出決算認定について
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予算執行に当たりましては、地方自治法及び雲南市予算執行方針に基づきまして効率的な執行に努めてまいったところであります。
決算書の歳入歳出の合計を読み上げて説明とさせていただきます。決算書の1ページをお開きください。
平成28年度
一般会計歳入歳出決算書。歳入でございます。合計につきましては、3ページの表の一番下です。歳入合計、予算現額299億9,703万1,000円、調定額288億7,297万4,455円、収入済み額287億6,824万1,218円、不納欠損額683万7,289円、収入未済額9,789万5,948円となっております。
次に、5ページをごらんください。歳出です。歳出の合計、予算現額299億9,703万1,000円、支出済み額283億2,314万3,196円、翌年度繰越額12億8,995万9,000円、不用額3億8,392万8,804円。歳入歳出差し引き残額4億4,509万8,022円となっております。
次のページからは事項別明細書でございますので、後ほどごらんをください。
続いて、66ページをお開きください。66ページは平成28年度
一般会計実質収支に関する調書でございます。歳入歳出の総額、差し引き額につきましては先ほど申し上げましたとおりでございます。翌年度へ繰り越すべき財源6,475万9,000円、5の実質収支額が3億8,033万9,000円。
次に、認定第2号です。
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認定第2号 平成28年度雲南市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書67ページをごらんください。平成28年度国民健康保険事業
特別会計(事業勘定)歳入歳出決算書。
歳入につきましては、合計が次の68ページにございます。歳入合計、予算現額52億521万7,000円、調定額52億7,600万4,163円、収入済み額52億2,720万5,403円、不納欠損額895万8,854円、収入未済額3,983万9,906円。
次に、70ページをごらんください。歳出です。歳出合計、予算現額52億521万7,000円、支出済み額51億7,689万1,491円、翌年度繰越額はございません。不用額2,832万5,509円。歳入歳出差し引き残額5,031万3,912円でございます。
続いて、84ページをごらんください。平成28年度国民健康保険事業
特別会計(事業勘定)実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額5,031万4,000円でございます。
次に、85ページをごらんください。平成28年度国民健康保険事業
特別会計(直営診療施設勘定)歳入歳出決算書。
歳入。歳入の合計、予算現額1億2,649万3,000円、調定額1億2,551万9,799円、収入済み額1億2,551万9,799円、不納欠損額並びに収入未済額についてはございません。
次のページ、歳出です。歳出合計、予算現額1億2,649万3,000円、支出済み額1億2,406万7,917円、翌年度繰越額はございません。不用額242万5,083円。歳入歳出差し引き残額145万1,882円でございます。
92ページをお開きください。平成28年度国民健康保険事業
特別会計(直営診療施設勘定)実質収支に関する調書。4の翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額145万2,000円でございます。
次に、認定第3号です。
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認定第3号 平成28年度雲南市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書の93ページでございます。平成28年度後期高齢者医療事業
特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額11億111万7,000円、調定額10億9,820万3,664円、収入済み額10億9,730万305円、不納欠損額840円、収入未済額90万2,519円。
次のページ、歳出です。歳出合計11億111万7,000円、支出済み額10億8,888万795円、翌年度繰越額はございません。不用額1,223万6,205円。歳入歳出差し引き残額841万9,510円。
続いて、99ページです。平成28年度後期高齢者医療事業
特別会計実質収支に関する調書。4の翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額841万9,000円。
次に、認定第4号です。
───────────────────────────────
認定第4号 平成28年度雲南市
農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書の100ページでございます。平成28年度農業労働災害共済事業
特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額444万2,000円、調定額444万1,928円、収入済み額444万1,928円、不納欠損額並びに収入未済額はございません。
次のページです。歳出。歳出合計、予算現額444万2,000円、支出済み額442万9,528円、翌年度繰越額はございません。不用額1万2,472円。歳入歳出差し引き残額1万2,400円。
104ページをごらんください。平成28年度農業労働災害共済事業
特別会計実質収支に関する調書。4の翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1万2,000円でございます。
次に、認定第5号です。
───────────────────────────────
認定第5号 平成28年度雲南市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書105ページをごらんください。平成28年度簡易水道事業
特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額8億3,200万8,000円、調定額7億8,503万5,897円、収入済み額7億7,251万6,222円、不納欠損額13万8,806円、収入未済額1,238万869円。
次のページです。歳出。歳出合計、予算現額8億3,200万8,000円、支出済み額7億5,374万9,533円、翌年度繰越額はございません。不用額7億8,258万467円。歳入歳出差し引き残額1,876万6,689円。その下段に書いております。なお、この残額は、簡易水道事業について地方公営企業法が適用されたことに伴い、同法の規定による水道事業会計に引き継いでおります。
次に、111ページです。平成28年度簡易水道事業
特別会計実質収支に関する調書でございます。翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,876万6,000円でございます。
次に、認定第6号でございます。
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認定第6号 平成28年度雲南市
生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書の112ページです。平成28年度生活排水処理事業
特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額27億6,010万4,000円、調定額27億6,714万7,897円、収入済み額27億4,413万397円、不納欠損額29万8,513円、収入未済額2,271万8,987円。
次のページ、歳出です。歳出合計、予算現額27億6,010万4,000円、支出済み額27億3,977万1,806円、翌年度繰越額はございません。不用額2,033万2,194円で、次のページ、歳入歳出差し引き残額435万8,591円でございます。
次に、125ページです。平成28年度生活排水処理事業
特別会計実質収支に関する調書。4、翌年度へ繰り越すべき財源、ございません。5、実質収支額435万8,000円でございます。
次に、認定第7号です。
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認定第7号 平成28年度雲南市財産区
特別会計歳入歳出決算認定について
───────────────────────────────
決算書の126ページです。平成28年度財産区
特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額73万6,000円、調定額38万2,408円、収入済み額38万2,408円、不納欠損額並びに収入未済額はございません。
次のページです。歳出。歳出合計、予算現額73万6,000円、支出済み額38万504円、翌年度繰越額はございません。不用額35万5,496円。歳入歳出差し引き残額1,904円でございます。
130ページです。平成28年度財産区
特別会計実質収支に関する調書。4の翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,000円でございます。
次に、認定第8号です。
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認定第8号 平成28年度雲南市
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について
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決算書の131ページをごらんください。平成28年度土地区画整理事業
特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額9,556万3,000円、調定額9,442万419円、収入済み額9,442万419円、不納欠損額、収入未済額についてはございません。
次のページです。歳出。歳出合計、予算現額9,556万3,000円、支出済み額9,409万7,490円、翌年度繰越額はございません。不用額146万5,510円。歳入歳出差し引き残額32万2,929円でございます。
続いて、135ページです。平成28年度土地区画整理事業
特別会計実質収支に関する調書でございます。4の翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額32万3,000円となっております。
説明につきましては以上です。よろしくお願いをいたします。
○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。
○水道局長(稲田 剛君) それでは、認定第9号を御説明いたします。
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認定第9号 平成28年度雲南市
工業用水道事業会計認定について
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平成28年度雲南市工業用水道事業決算書を後のほうにつけておりますが、その1ページをお開きいただきたいと思います。重立った点についてのみ御説明をさせていただきます。
収益的収入及び支出。款及び主な項目のみ説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。
収入ですが、第1款水道事業収益、予算額合計5,254万4,000円、決算額5,398万4,606円、予算額に比べ144万606円の増となっております。増額の主なものは、営業収益、水道料金が135万2,359円の増によるものでございます。
次に支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計7,140万4,000円、決算額6,888万8,125円、不用額251万5,875円となりました。不用額の主なものといたしましては営業費用で、主に配水及び給水費精算によるものでございます。予備費については使っておりませんので、全て不用額となっております。
続きまして、2ページをお願いいたします。2、資本的収入及び支出。支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計3,408万8,000円、決算額3,408万7,261円、不用額は739円となりました。全て企業債の償還元金でございます。
枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,408万7,261円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額53万9,520円及び過年度分損益勘定留保資金3,354万7,741円で補填をしております。
続いて3ページ、損益計算書の最後のほうをごらんください。収支ですが、当年度純損失は1,490万3,801円の赤字となり、前年度繰越欠損金1,021万8,707円を加えました2,512万2,508円が当年度未処分利益剰余金、欠損金の残高となります。
5ページ、貸借対照表、9ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(藤原 信宏君) 石原
市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(石原 忍君) 失礼します。認定第10号について御説明をさせていただきます。
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認定第10号 平成28年度雲南市
病院事業会計決算認定について
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それでは、平成28年度雲南市
病院事業決算書をお開きください。
まず、決算書の1ページから。平成28年度雲南市
病院事業決算報告。(1)収益的収入及び支出。収入、第1款
病院事業収益、決算額43億1,397万6,231円、予算に比べ決算額の増減8,625万9,231円。備考欄です。うち仮受け消費税及び地方消費税1,442万2,957円。
続きまして支出です。第1款
病院事業費用、決算額42億5,214万5,045円、不用額5,390万3,955円、うち仮払い消費税及び地方消費税5,602万4,000円。
続きまして、はぐっていただいて2ページです。(2)資本的収入及び支出。収入、第1款資本的収入、決算額22億8,078万4,000円、予算に比べ決算額の増減9,413万6,000円の減。
続きまして支出です。第1款資本的支出、決算額23億7,610万8,097円、不用額3,851万3,903円。うち仮払い消費税及び地方消費税1,565万7,192円、うち長期前払い消費税1億4,840万円。
枠外の説明です。資本的収入額が資本的支出額に不足する額9,532万4,097円は過年度分損益勘定留保資金8,715万3,005円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額817万1,092円で補填した。
続きまして財務諸表、損益計算書です。平成28年度雲南市
病院事業損益計算書。1、医業収益36億40万7,327円、2、医業費用37億8,134万7,227円、医業損失1億8,093万9,900円、3、医業外収益3億9,521万2,615円、4、医業外費用、4ページに行きまして1億6,070万8,745円、差し引き2億3,450万3,870円。5、訪問看護収益6,551万3,633円、6、訪問看護費用6,091万4,900円、差し引き459万8,733円、7、療養病床収益2億3,796万5,749円、8、療養病床費用1億6,527万2,724円、差し引き7,269万3,025円、経常利益1億3,085万5,728円、9、特別利益45万3,950円、10、特別損失6,947万8,492円、差し引き6,902万4,542円の減。当年度純利益が6,183万1,186円、前年度繰越利益剰余金8,061万1,364円、これを足して当年度未処分利益剰余金1億4,244万2,550円です。以下の説明については割愛をさせていただきます。
続いて、決算書の後に参考資料をつけておりますので、若干参考資料のほうで決算の概要を御説明をさせていただきます。
参考資料のまず1ページをお開きください。この参考資料につきましては、最終補正の対比で記載をさせていただいております。
まず1番目の経常収益、補正対比8,630万5,000円です。これにつきましては入院収益、外来収益等が主なところでありますが、2ページをお開きください。2ページに入院・外来収益の予算比較表をつけております。こちらの最終対比、最終補正から後の部分、1月、2月、3月分を黒塗りで記載をしております。この部分、最終決算であります。
まず、入院につきましては、療養病床以外の一般病床の入院1月から3月、一番右側合計のところを見ていただきますと非常に高い病床利用率となっております。95%から97%で推移をしております。年間通しても、約92%という非常に高い利用率でありました。この結果、入院収益でこの3カ月間で約8,600万円のプラスということになっております。
下段のほうですが、一方療養病床につきましては若干患者数の未達ということになりましたので、約460万のマイナス。外来につきましても、若干患者数が未達ということで230万のマイナスということで、これを全てトータルいたしますと下の一番右側の一番下のところです、増減7,901万8,000円ということで、この3カ月で約7,900万のプラスが図られたという状況でありました。
また1ページに戻っていただきまして、次、費用です。一方、費用につきましても、最終補正対比で5,338万2,000円の経費の削減を図っております。主なところでは、給与費、材料費、経費等のところで主に減額を図っております。
続いて3番目の経常損益、最終補正では883万2,000円の赤字ということで記載をしておりましたが、先ほど申し上げました最終的なプラスと経費の削減、これをプラスさせていただきまして、最終的な経常利益1億3,085万5,000円の経常黒字という結果でありました。それから当期純損益につきましては、ここから特別損失等を引きまして当期純利益が6,183万1,000円。
5番目、資本的収支につきましては、前回も御説明しましたがバイオマス事業の予算繰り越し等ありましたので、それぞれ減額をしております。結果的に資本的収入が資本的支出に対して不足する額が9,532万4,000円。
6番目、内部留保資金、単年度の内部留保資金ですが、これらをプラス・マイナスをして、結果2億4,980万6,000円の単年度での蓄積が図れたところであります。
7番目、繰越内部留保資金ですが、前年度12億の留保資金がありましたので、今年度の約2億5,000万をプラスさせていただいて合計で14億6,924万2,000円の内部留保資金の蓄積が図れたところであります。
それから、3ページからは予算の比較表をつけております。3ページが総括表、4ページから7ページまでが節、項目まで記載をしております。またごらんいただきたいと思います。
それから、8ページには前年度と比較した比較表をつけております。8ページは総括表としておりますが、大きなところで入院収益、前年度と比較して7,788万8,000円のプラス。一方、外来は1,401万8,000円のマイナスということでした。主な要因としましては、入院につきましては特に外科、泌尿器科の入院患者の増、それと昨年7月から回復期リハビリ病棟におきまして365日のリハビリを開始をしております。そのことに伴って収益の単価が非常に伸びましたので、単価が約3,000円程度プラスになりましたので、これによりまして入院収益が大幅にプラスを上げることができております。
一方、外来につきましては、眼科の非常勤体制あるいは耳鼻科が常勤医2人体制から1人体制になりましたので、そういった部分で患者数が減になっておるという状況でありました。
それから、9ページから12ページまでは前年度との比較の節、項目まで載せておりますので、これはごらんいただきたいと思います。
あと13ページに29年3月末残高一覧表をつけております。現金預金合計の残高としまして、3月末では17億1,793万4,732円ということでありました。
それから、14ページには未収金の状況について記載をしております。未収金につきましては、全体額としましては下の欄にも記載をしておりますが増加しております。これの主な要因は、建設に伴う補助金等が未収になっておるという状況がありましたのでその分ちょっとふえておりますが、あと個人未収金については特に大幅に変わっておりませんので、今後も未収を少しでも減らしていくように努めていきたいというように思っております。
あと15ページには病床利用率、患者数等の年度別推移を載せておりますし、あと最終ページ16ページには全国の自治体病院の同規模200床から300床の病院との経営比較を載せておりますので、これにつきましては参考までにごらんいただければというふうに思っております。
以上、報告とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(藤原 信宏君) 谷戸
代表監査委員。
〔
代表監査委員監査報告〕
○議長(藤原 信宏君) 説明の途中ですが、ここで暫時休憩をいたします。14時30分から再開いたします。
午後2時19分休憩
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午後2時31分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
引き続き提案理由の説明を求めます。
藤原総務部長。
〔総務部長説明〕
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諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
諮問第4号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
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○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
〔教育部長説明〕
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報告第14号 株式会社キラキラ雲南の
経営状況の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 内田
産業観光部長。
〔
産業観光部長説明〕
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報告第15号
雲南都市開発株式会社の
経営状況の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。
〔教育部長説明〕
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報告第16号
公益財団法人鉄の歴史村
地域振興事業団の
経営状況の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 佐藤
政策企画部長。
〔
政策企画部長説明〕
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報告第17号 雲南市
土地開発公社の
経営状況の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 日野
農林振興部長。
〔
農林振興部長説明〕
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報告第18号 市有林の信託に係る
事務処理状況の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 藤原総務部長。
〔総務部長説明〕
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報告第19号 平成28年度決算に基づく
健全化判断比率の報告について
報告第20号 平成28年度決算に基づく
資金不足比率の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。
〔建設部長説明〕
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報告第21号 議会の委任による
専決処分の報告について
報告第22号 議会の委任による
専決処分の報告について
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○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。
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◎日程第7 議案の質疑
○議長(藤原 信宏君) 日程第7、これから議案に対する質疑を行います。
質疑は、条例その他と予算及び認定の3区分に分けて行います。
最初に、議案第56号、雲南市
企業立地等を重点的に促進すべき区域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第60号、雲南市
都市公園条例の一部を改正する条例についてまでの条例5件、議案第61号、市道の路線廃止についてから議案第63号、市道の路線認定についてまでの一般事件3件、諮問第3号及び諮問第4号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件、報告第14号、株式会社キラキラ雲南の
経営状況の報告についてから報告第22号、議会の委任による
専決処分の報告についてまでの報告議案9件の計19件の条例その他について行います。
質疑はありませんか。
原祐二君。
○議員(5番 原 祐二君) 報告事項で2件だけ質問したいと思います。
まず、報告事項の第14号、株式会社キラキラ雲南の
経営状況の報告についてであります。この中のページ数でいいますと29ページ、損益計算書がこちらに記載がしてあります。当年度の純利益が94万6,499円というのが29ページの一番下に書いてありますが、その上段、3つ上のところに維持管理繰り入れ損ということで1,300万円が計上をされています。この内容について伺いたいと思います。1点です。
もう1点目は、同じく報告事項の16号、
公益財団法人鉄の歴史村に関してですけども、これに関する、ページ数は8ページです。こちらにつきましても、これは公益財団法人ですから、損益計算書ではなくて正味財産増減計算書という名前になっていますが、損益計算と同じようなものです。8ページのところで、今年度の収支であります経常費用のところで、単年度でいうと1,000万円以上の赤字だというふうにこの表を見るとわかるわけですが、これは原因が職員がふえたということがあると思いますが、こういった状態がずっと続けば大変難しい状況になるわけですが、これについてどういうふうに報告を受けられたのか。今後この状況は改善されるのか。それについてお伺いをいたします。以上です。
○議長(藤原 信宏君) 小山部長。
○教育部長(小山 伸君) まず最初のキラキラ雲南さんの特別損失における維持管理繰り入れ損の1,300万につきましては、後ほど回答させていただきたいと思います。
もう1点の公益財団鉄の歴史村地域振興財団の分については、増員になった部分については、菅谷たたらのガイドさんということで、お客さんといいますか、来客が多くて、それの対応をするということで聞いております。全体の収益ということでは、先ほど言っていただきましたが、収支計算書の中でも1番目の事業活動の中で450万の収支悪化という状況はお聞きしております。状況としては厳しいところがあるということですが、事業の内容の精査、和鋼の事業、そういったことも今後、火災があったということで1年間ちょっと休憩されていたところもありますけれども、それらも含めて、来客、ふえるということも含めてこれからやっていくというふうな、和鋼生産研究開発事業についてもこれからやっていくというふうな報告は受けているところであります。資本金ということで、全体では3,400万、財産まだお持ちでありますけれども、御指摘のとおり中身の、これからの運営については、厳しくやっていただきたいいうふうな話はしているところであります。
○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。
○議員(5番 原 祐二君) 公益財団につきましては、非常に雲南市のこれからたたらの関係で大事な観光分野だと思いますので、ぜひ、支援が必要な部分はしっかり支援していかなければいけないと思いますので、それと
経営状況を精査する部分はしっかり精査をしていくと、この両方をやっていただきたいというふうに思います。
それともう一遍、後から答弁をすると言われたキラキラ雲南についてですが、調べられると思いますので、事前に申し上げておきたいと思います。
3月13日に産業建設常任委員会を行いまして、キラキラ雲南の特に木次の駅前のビルについて、収支がどうなっているんだということを委員会で報告を求めました。そのときの報告では、積立金として約1,500万円を予定しているということが答弁としてありました。この1,500万というのは、当然現在の利用料、また市がそのビルの維持費として支払っているものであるから、キラキラ雲南としてはきちっとこれを管理されたいという旨を委員会としては申し上げて、産業建設常任委員会として整理をしたところでございます。それを受けて、この期間の中でどのようにそれが、これ、引当金になってますので、本来ですと利益剰余金から特別の基金的なものをつくられるのかなというふうに私は想像してこの決算書を見ましたが、ちょっとそういったつくりになっていませんので、この1,300万円はどこでも何でも使えるという形のものなのかなという意味が、ちょっと疑念を生じましたのでお聞きをしたところです。以上です。よろしくお願いします。
○議長(藤原 信宏君) じゃあ後ほどあわせてね。
じゃあほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 信宏君) じゃあ原君、後ほどまた。
ないようですので、条例その他についての質疑を終わります。
次に、議案第65号、平成29年度雲南市
一般会計補正予算(第2号)から議案第70号、平成29年度雲南市
病院事業会計補正予算(第2号)までの予算6件について行います。
質疑はありませんか。
7番、白築俊幸君。
○議員(7番 白築 俊幸君) 予算に関する説明書15ページの園芸ハウス等整備実証事業補助金ですが、園芸ハウスをやられるということでいいんですが、1つ、今さら、実証とは実際、ハウスの経験、この辺にはいっぱいあるわけでして、栽培種目の選定とか、そういうことなのか、実証とはそもそも何をされるかというのと、これは園芸だけではなくて、概要説明書を見ますと、育苗ハウスと何か抱き合わせになっておるわけですね。ちょっとこの意味が、育苗ハウスをやったら園芸ハウスとなっておるんでしょう。野菜をつくったりして、畝立てして、育苗ハウスとして使うときはまた棚にせんといけんですよね。そんな面倒くさい、面倒くさいというわけでもないですが、必要があるところとないところとあると思うんです。これ、育苗ハウスとセットで園芸を進めようとされているんでしょうか。
○議長(藤原 信宏君) 日野
農林振興部長。
○
農林振興部長(日野 誠君) 園芸ハウスの実証事業についてお答えをさせていただきます。
まず最初に、実証事業ということでございますけども、今回実証事業ということで行いますのは、先ほど申し上げられましたように、振興作物を決めて、それをあわせてハウスのいわゆる補助事業と抱き合わせでやっていこうというような考え方でございまして、基本的には雲南市のほうで今回、農業振興ビジョンを先駆けて園芸の振興策を考えたときに、5つの品目を定めて実証していこうということにしております。その中で、このハウス事業で取り組みますのが、なべちゃん葱といいまして、ネギですね、白ネギの改良型のネギ、それからアンジェレといいまして、トマトの品種でございますけども、この2つを振興作物として取り上げていこうというふうに考えております。
選定理由につきましては、既にJA等が販路を持っておられまして、非常に市場性も高いということで、まず流通販路が確保できているということでございます。
それから、育苗ハウスの事業ですけども、今回考えておりますのが、水稲を今、集落営農等でやられる場合は必ずハウスでやられるということで、そのハウスが育苗が終わればあいているという状態がございまして、これを有効活用を何とか図れんかというふうに考えております。したがいまして、育苗ハウスの後の後作として先ほど言いましたネギと、それからトマト、アンジェレを行っていくということでございます。
したがいまして、今回の実証事業としてということで行いますのが、想定しておりますのが集落営農組織等の担い手さんへの補助ということでございまして、施設の補助を行いますけども、それについては振興作物を必ず販売を確保しながらつくっていただくというような形で進めたいと思っております。この事業を起点といたしまして、今後、集落営農組織以外の園芸振興にもつなげていきたいというふうな形で考えているところでございます。
○議長(藤原 信宏君) いいですか。
ほかにありませんか。
1番、上代和美さん。
○議員(1番 上代 和美君) 予算の説明書の17ページの款35、商工費、項5、商工費の……。済みません。商工費のところで、島根型6次産業推進事業補助金が2,000万円、不採択ということで落ちているわけなんですけれども、この市内の業者の方、不採択になったいうことなんですが、一応補助金の対応にはのっとってされたわけなんですが、不採択になった理由というのはどういうことだったか教えていただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 内田
産業観光部長。
○
産業観光部長(内田 孝夫君) 島根型6次産業推進事業の補助金の不採択と、その理由ということでございます。
10割そばの製造加工機器の購入費ということで補助事業の申請をされたわけでございますけれども、もともとの雲南市産そばの使用率が低いということがございまして、これを理由に不採択になったということでございます。
○議長(藤原 信宏君) いいですか。
ほかにありませんか。
原祐二君。
○議員(5番 原 祐二君) 雲南市
病院事業会計の補正予算(第2号)について質問したいと思います。ページ数は12ページと13ページです。
今回の補正の中では、その他の医業外収益として、院内の保育園の利用者数の増による8万6,000円の増額、それと次の13ページのところでは院外費用ということで、同じく院内保育についての保育所利用に対する費用として228万円が補正で上げられています。この228万円の費用に対して収入で入ってくる増の部分は8万6,000円ということで、非常に相差が大きいわけですけども、二百数十万円ほど、これをただ単純に比較すれば少ないわけですけど、この財源的なものは当初予算で多目に見込んであって、それで足りるのか、そこのとこの説明を、出と入りの関係を説明を求めたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 石原
病院事業事務部長。
○
市立病院事務部長(石原 忍君) 院内保育所の関係です。予算書、収入の部分では8万6,000円、支出の部分では228万円ということで今回補正をしております。これについて、若干出と入りの部分が差が大きいが、その辺についてどうかという御質問であります。
今回、理由として、院内保育所の利用者数の増ということの記載をしております。この増につきましては、当初、大体1日平均3人ぐらいの数を見込んでおりました。今回は大体5人ぐらいの増ということで、2人程度の増で見込んでおります。それで、経費のところでちょっと差が開いておるというところでございますが、ここにはちょっと記載は漏れておりますが、利用者数の増という部分よりも、この経費の増の一番大きな部分は、当初、委託契約をしておりますけれども、これの委託業者から人件費の増の部分を申し入れがあっております。これが当初予算に計上する段階ではまだ協議が図れておりませんでしたけれども、その後、ああして今、人件費の部分で働き方の部分あります。特に保育士の確保の部分で少し時給を見直しをしたいというような申し入れがあっておりまして、その辺、協議を図った中で、少し委託料の契約の見直しを図っております。その部分が今回補正の中で加えさせていただきましたので、若干その部分が大きい部分でありましたので、利用者数の増とプラスして委託金額の増ということで計上をさせていただいております。
○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。
3番、松林君。
○議員(3番 松林 孝之君) 予算に関する説明書の11ページ、民生費の社会福祉費、5目の社会福祉総務管理事業の中の社会福祉総務事業66万9,000円ですが、中身が何かなというところで概要説明を見させていただきましたら、ちょっと余り今まで聞いたことのない内容の説明となっておりまして、中国草の根平和交流活動参加というところなんですが、ちょっとこの事業の概要をもう少し詳しく聞かせていただきたいと思います。
○議長(藤原 信宏君) 梅木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(梅木 郁夫君) この草の根平和活動ということでございますけども、実は遺族会のほうで昨年度も中国のほうに行かれまして、特に日本人の捕虜収容所、それから日本人の墓地等を訪ねられまして、平和活動ということで中国との交流をされておるところでございます。ああして遺族会のほうは雲南市のほうの戦没者追悼式、そういったところにあわせて、戦中・戦後の時代と暮らし展とか、そういったこと、それと平和コンサート、いろいろ平和活動、取り組んでいただいておりますけども、昨年行かれた後、行かれた感想を市のほうに報告に来られまして、その際にもぜひ雲南市としても、行政、雲南市であれば「平和を」の都市宣言をしておりますので、そういった観点からもぜひ自分たちの活動に協力をしていただきたいという要請があったわけでございます。先般、遺族会のほうから、役員改選がございまして、正式にその申し入れがありました関係上、大体10名程度、遺族会のほうで行かれるというふうに聞いております。市のほうからも2名程度一緒に行っていただけないかということで、今後の活動の推進の一助としていただきたいという申し入れがありましたので、今回、そういった趣旨を鑑みまして、遺族会とともに中国のほうに訪問に行くということを決定をさせていただいたところでございます。よろしくお願いをいたします。
○議長(藤原 信宏君) 松林君。
○議員(3番 松林 孝之君) 内容はわかりました。その中で、先ほど部長からありました、2名スタッフさんをというところで、これはあくまで職員さんかということが一つと、もう1点ですけど、そうした形で毎年ある事業に対して、これはもう市として事業として盛り込むのか、その辺を伺います。
○議長(藤原 信宏君)
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(梅木 郁夫君) 現在予定しておりますのは市の職員ということで予定をしております。できればやっぱり市の顔として行っていただきたいということですので、できれば市長、副市長あたりも一緒に行っていただければというふうに考えております。まだ決定はしておりません。
それから、これが毎年かという御質問でございますけども、今年度、急遽行くということになりましたので、毎年というところまではちょっと考えておりませんけども、ことし1回行ってみて、その活動を見させていただく中で、必要があればまた今後検討していくということで、次年度も引き続きやるということを今のところ考えてはおりません。
○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 信宏君) ないようですので、予算についての質疑を終わります。
次に、議案第64号、平成28年度雲南市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての一般事件1件、認定第1号、平成28年度雲南市
一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第10号、平成28年度雲南市
病院事業会計決算認定についてまでの認定10件の計11件について行います。
質疑はありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(藤原 信宏君) ないようですので、認定についての質疑を終わります。
じゃあ先ほどの。
小山部長。
○教育部長(小山 伸君) 先ほど原議員のほうから御質問いただきました件でありますけれども、御発言いただきましたように、3月のときに説明をしましたときには1,500万という、おおむねということでありましたが、それが1,300万ということでありますけれども、内容としては、今後の修繕のためにとっておく部分といいますか、費用ということで確認をしたところであります。
ただ、この会計上の計上の仕方、そのときには積立金ということも発言があったようですけれども、今回の決算の中ではこういう計上をされているということでありますので、御意見を踏まえて、今後協議をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。
それでは、以上で議案の質疑を終わります。
ここで暫時休憩いたします。15時45分再開といたします。
午後3時30分休憩
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午後3時42分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
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◎日程第8 議案の先議
○議長(藤原 信宏君) 日程第8、議案の先議を議題とします。
お諮りいたします。諮問第3号及び諮問第4号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号及び諮問第4号の諮問2件は、委員会付託を省略し、先議することに決定しました。
なお、諮問第3号及び諮問第4号については、人事案件につき討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号及び諮問第4号については、討論を省略することに決定をいたしました。
これから採決を行います。
採決は、起立によって行います。
初めに、諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、採決を行います。
諮問第3号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、諮問第3号は、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。
次に、諮問第4号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、採決を行います。
諮問第4号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、諮問第4号は、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。
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◎日程第9
決算審査特別委員会の設置
○議長(藤原 信宏君) 日程第9、
決算審査特別委員会の設置を議題といたします。
お諮りいたします。平成28年度雲南市
一般会計ほか各会計歳入歳出決算を審査するため、審査が完了するまでの間、20名の委員をもって構成する
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、
決算審査特別委員会を設置し、ここに付託の上、審査することに決定をいたしました。
ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。
午後3時45分休憩
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午後3時48分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。
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◎日程第10
決算審査特別委員会委員の選任
○議長(藤原 信宏君) 日程第10、
決算審査特別委員会委員の選任を議題とします。
ただいま設置されました
決算審査特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿の方を指名します。
特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。
直ちに
決算審査特別委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長まで報告願います。
ここで暫時休憩といたします。この場で委員会を行います。
午後3時48分休憩
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午後3時55分再開
○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。
ただいま
決算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果、委員長に堀江眞君、副委員長は白築俊幸君に決定しましたので報告をいたします。
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○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。
午後3時55分散会
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