雲南市議会 > 2016-12-09 >
平成28年12月定例会(第1日12月 9日)

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  1. 雲南市議会 2016-12-09
    平成28年12月定例会(第1日12月 9日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    平成28年12月定例会(第1日12月 9日) 雲南市告示第372号 平成28年雲南市議会12月定例会を次のとおり招集する。    平成28年11月28日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 期 日  平成28年12月9日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       上 代 和 美            中 林   孝       松 林 孝 之            中 村 辰 眞       原   祐 二            矢 壁 正 弘       白 築 俊 幸            細 木 照 子       佐 藤 隆 司            周 藤 正 志       藤 原 政 文            西 村 雄一郎       土 江 良 治            安 井   誉       細 田   實            堀 江   眞       周 藤   強            堀 江 治 之       小 林 眞 二            深 田 徳 夫       山 﨑 正 幸            藤 原 信 宏
         ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し     ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────    平成28年 12月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成28年12月9日(金曜日) ────────────────────────────────────────                          平成28年12月9日午前9時30分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 議案の上程(一括議題) 議案第103号 雲南市交流センター条例の一部を改正する条例について 議案第104号 雲南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につい        て 議案第105号 雲南市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す        る条例について 議案第106号 雲南市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について 議案第107号 雲南市特別職の職員の給与等に関する条例及び旧雲南市教育長の給与、勤        務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について 議案第108号 雲南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 議案第109号 雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正        する条例について 議案第110号 雲南市高齢者等のバス・タクシー利用料金の助成に関する条例の制定につ        いて 議案第111号 雲南市簡易水道事業等を雲南市水道事業に統合することに伴う関係条例の        整理に関する条例の制定について 議案第112号 雲南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について 議案第113号 雲南市尾崎専用水道条例の一部を改正する条例について 議案第114号 雲南市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例        の制定について 議案第115号 雲南市教育委員会委員定数条例の一部を改正する条例について 議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第122号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第123号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第125号 平成28年度雲南市一般会計補正予算(第4号) 議案第126号 平成28年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第127号 平成28年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議案第128号 平成28年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号) 議案第129号 平成28年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第130号 平成28年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第131号 平成28年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号) 諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第 5 市長所信表明 日程第 6 提案理由の説明 日程第 7 議案の質疑 日程第 8 議案の先議      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 諸報告 日程第 4 議案の上程(一括議題) 議案第103号 雲南市交流センター条例の一部を改正する条例について 議案第104号 雲南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につい        て 議案第105号 雲南市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正す        る条例について 議案第106号 雲南市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について 議案第107号 雲南市特別職の職員の給与等に関する条例及び旧雲南市教育長の給与、勤        務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について 議案第108号 雲南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について 議案第109号 雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正        する条例について 議案第110号 雲南市高齢者等のバス・タクシー利用料金の助成に関する条例の制定につ        いて 議案第111号 雲南市簡易水道事業等を雲南市水道事業に統合することに伴う関係条例の        整理に関する条例の制定について 議案第112号 雲南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について 議案第113号 雲南市尾崎専用水道条例の一部を改正する条例について 議案第114号 雲南市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例        の制定について 議案第115号 雲南市教育委員会委員定数条例の一部を改正する条例について 議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第122号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第123号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第125号 平成28年度雲南市一般会計補正予算(第4号) 議案第126号 平成28年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第127号 平成28年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議案第128号 平成28年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号) 議案第129号 平成28年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第130号 平成28年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第131号 平成28年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号) 諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
    諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第 5 市長所信表明 日程第 6 提案理由の説明 日程第 7 議案の質疑 日程第 8 議案の先議      ───────────────────────────────                出席議員(22名)       1番 上 代 和 美       2番 中 林   孝       3番 松 林 孝 之       4番 中 村 辰 眞       5番 原   祐 二       6番 矢 壁 正 弘       7番 白 築 俊 幸       8番 細 木 照 子       9番 佐 藤 隆 司       10番 周 藤 正 志       11番 藤 原 政 文       12番 西 村 雄一郎       13番 土 江 良 治       14番 安 井   誉       15番 細 田   實       16番 堀 江   眞       17番 周 藤   強       18番 堀 江 治 之       19番 小 林 眞 二       20番 深 田 徳 夫       21番 山 﨑 正 幸       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 内 田 孝 夫  書記 ──────── 堀 江 篤 史      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育長 ─────── 景 山   明  病院事業副管理者 ── 秦   和 夫 総務部長 ────── 長谷川 和 男  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 中 村 清 男  市民環境部長 ──── 後 山 洋 右 健康福祉部長 ──── 梅 木 郁 夫  産業振興部長 ──── 小 川   忍 農林振興担当統括監 ─ 日 野   誠  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 古 林   茂  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部次長 ─ 石 原   忍  大東総合センター所長  白 神 大 三 加茂総合センター所長  大 森   久  木次総合センター所長  木 村 正 広 三刀屋総合センター所長 藤 原 重 信  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 三 原 修 三 財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これから平成28年雲南市議会12月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、5番、原祐二君、6番、矢壁正弘君を指名します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題とします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日12月9日から12月26日までの18日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日12月9日から12月26日までの18日間に決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。  監査委員から、平成28年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査結果及び財政援助団体等監査結果の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。  次に、9月定例会以降の諸会議についてであります。  10月11日に平成28年度秋期島根県市議会議長会定期総会が松江市で開催されました。また、10月12日に雲南市・飯南町事務組合議会10月定例会が開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案の上程(一括議題) ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、議案の上程を行います。  議案第103号、雲南市交流センター条例の一部を改正する条例についてから諮問第7号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてまでの31件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 市長所信表明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、市長の所信表明を求めます。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) おはようございます。4期目の市長就任後、初の市議会定例会に臨むに当たり、私の市政に対する所信の一端を述べ、今後の市政運営に向け、市民並びに議員の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  このたびの市長選挙におきまして、市民の皆様を初め、各方面から温かい御支援を賜り、引き続き市政を担当させていただくことになりました。市民の皆様の声にしっかりと耳を傾け、雲南市の発展のため、全身全霊で市政運営に取り組んでまいる所存でございます。  また、先般の臨時会におきまして、藤井副市長の再任、また、景山明新教育長の任命の提案に対し御同意を賜り、厚くお礼を申し上げます。  このたび御勇退されました土江博昭前教育長には、旧加茂町時代を含め、23年8カ月の長きにわたり、熱意と行動力をもって教育行政の推進に御尽力を賜り、とりわけ合併以降におきましては、雲南市の教育の礎を築くべく、みずから先頭に立って学校教育、社会教育の充実に御奮闘いただいたところであります。この間の御功績に対し、深く敬意を表し、心からお礼を申し上げます。  なお、新教育委員会制度への移行に伴い、従来の教育長と教育委員長の役割が一本化されたところであり、太田多美子教育委員長には、引き続き教育委員として、教育行政の発展のため御尽力を賜りたいと存じます。  今後、副市長、教育長ともども、粉骨砕身、職務を全うすることを改めてお誓い申し上げますとともに、議会、市民の皆様の引き続いての御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  また、議員の皆様におかれましては、このたびの新議会議員選挙におきまして当選の栄に浴されましたこと、心からお喜びを申し上げますとともに、雲南市のさらなる発展に御奮闘されることを期待するところでございます。  続いて、去る11月3日に発令された秋の叙勲についてであります。  大東町の木村昭憲様が消防功労により瑞宝双光章の栄に、大東町の和田彰雄様が同じく消防功労により瑞宝単光章の栄に浴されました。お二人の長年の御活躍と地域の発展に尽くされた御功績に敬意を表し、受章のお喜びを申し上げますとともに、今後とも健康に留意され、御活躍されますことを心より祈念をいたします。  続いて、鳥取県中部地震についてであります。  去る10月21日、鳥取県中部を震源とする地震により、鳥取県を中心に家屋の倒壊、一部損壊などが発生し、数十人の負傷者が出るなどの被害が発生しております。被災された方々にお見舞いを申し上げますとともに、被災地の早期復興を願うところであります。  本市では、関係機関からの要請に基づき、建物等の応急危険度判定士として延べ4名を派遣したところであり、今後も支援要請に対応してまいる考えであります。  これまで雲南市では、熊本地震の被災者支援制度を本年4月に創設しており、このたびも被災者の受け入れとその生活を支援するため、島根県の被災者生活支援金に加えまして、雲南市独自の生活支援制度を設立いたしました。さらに、市営住宅への入居に当たり、敷金と入居1年間の家賃を免除する制度を設けるとともに、被災した児童生徒及び就学前児童の保育料、食費等の免除や必要な学用品、教科書なども支給することとしたところであります。これらの支援策は最長1年間とするものであり、熊本地震で被災された方とともに、積極的に支援をしてまいります。  さて、雲南市が誕生して12年、この間、市民の皆様の市政への積極的な御参加をいただき、また、市議会議員の皆様からは適宜適切な御提案、御判断をいただき、財政基盤の確立や一体的なまちづくりを推進してまいりました。こうした経緯を踏まえ、雲南市が今後大いなる飛躍を遂げるため、第2次総合計画では、人口の社会増を目標としているところでございます。そしてその対策として、子育て世代の流出抑制とUIターン人口の増加に向けた定住基盤の整備と少子高齢化などに伴う地域課題の解決に挑戦する人材の育成・確保を上げているところであります。  この成果の一つとして、去る10月26日には、プラチナ構想ネットワークが主催する第4回プラチナ大賞最終審査会におきまして、「幸雲南塾(大人版)~若者チャレンジによる持続可能なまちづくりへの挑戦~」が最上位のプラチナ大賞総務大臣表彰を受賞し、私たちの取り組みを高く評価いただきましたことは、大きな励みとなるところであります。  これまで定住基盤の整備、人材の育成・確保に取り組むに当たり、3つの課題として、安全・安心なまちづくり、活力とにぎわいのあるまちづくり、健康長寿・生涯現役を全うできるまちづくりを掲げてきたところであります。  そこで、これからの4年間、まず、安全・安心なまちづくりについては、原子力発電の安全性を徹底的に検証し、将来、原発に頼らない社会を目指してまいります。また、雲南地域の中核医療拠点として、雲南市立病院の改築整備を進めるとともに、関係機関との連携により、地域包括ケアシステムをつくり上げてまいります。  次に、活力とにぎわいのあるまちづくりについては、地域自主組織によるまちづくりを一層進めるとともに、小規模多機能自治推進ネットワーク会議の全国的な広まりと新たな法人制度の創設に努め、さらなる住民主体のまちづくりを進めてまいります。また、キャリア教育若者チャレンジのさらなる推進により、将来の雲南市の担い手となる人材育成・確保につなげ、持続可能なまちづくりに挑戦してまいります。また、企業誘致や地盤産業の振興、中心市街地の活性化を通じた地域経済の振興に取り組みます。さらに、子育て環境の充実と教育の魅力化を一体的に進め、子育て世代の移住・定住につなげてまいります。  次に、健康長寿・生涯現役を全うできるまちづくりについては、寝たきりや病気にならないための予防活動や健康づくり活動、認知症の早期発見、早期治療に取り組んでまいります。
     次に、こうした課題解決のための5つの政策の当面の取り組みについて申し上げます。  最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。  まず、新市交流センターの移転整備について述べます。  新市交流センターは、現在、木次町高齢者コミュニティセンターの一室を使用していただいておりますが、来年度から木次総合センターの2階に移転することにいたします。これにより、交流センターの機能拡充を図るものであります。今後も地域自主組織の皆様との話し合いを進め、地域活動に取り組みやすい環境を確保し、協働によるまちづくりをさらに進めてまいります。  次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。  まず、中心市街地活性化基本計画の認定について述べます。  今年度中の国の認定を目指しておりました中心市街地活性化基本計画につきまして、10月上旬に申請を行った結果、11月29日付で認定を得ることができました。これまで基本計画の策定にかかわっていただいた中心市街地活性化協議会、商工会、まちづくり会社を初めとする関係の皆様の御努力に敬意を表するとともに、着実に事業推進を図ってまいります。  続いて、水道料金の改定についてであります。  水道事業につきましては、給水人口の減少や簡易水道事業の統合による新たな減価償却費の発生等により、今後の運営が非常に厳しくなることが見込まれます。このため、水道料金の改定につきまして、市水道事業に関する審議会からの答申を踏まえ、検討を進めてきた結果、利用者の負担軽減を図る独自の追加支援を実施した上で、平成29年度より水道料金を改定することといたします。今後も安定給水と健全経営に努めてまいりますので、御理解賜りますようお願いをいたします。  続いて、愛知県豊明市との災害時相互応援協定についてであります。  ホシザキ株式会社の本社があります愛知県豊明市から、災害時における相互応援協定を結びたいとのお話をいただきました。本市としましても大規模災害時には遠隔自治体からの応援、協力が必要であることから、年明けには協定が締結できるよう調整を進める考えであります。  次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。  まず、平成28年度栄養関係功労者厚生労働大臣表彰について述べます。  去る10月28日に静岡市で開催された第47回全国食生活改善推進員協議会大会において、雲南市食生活改善推進協議会木次支部厚生労働大臣表彰を受賞されました。木次支部の皆様には、29年の長きにわたり地域の食生活改善に多大なる貢献をいただいており、心よりお祝い申し上げますとともに、今後とも市民の健康づくりの推進に御尽力賜りたいと存じます。  続いて、雲南市立病院改築事業についてであります。  新本館棟の建設工事は順調に進み、これまで地盤支持力の確認試験を行いつつ基礎工事を進め、新棟を支える免震装置66基の据えつけを終えたところであります。年内には免震ピットを完成し、年明けから地上部の鉄骨建方に着手いたします。  続いて、高齢者等タクシー利用料金助成制度の見直しについてであります。  この制度は、高齢者や障がいのある皆様などが市民バスやタクシーを利用される際の利用料金の一部を助成する制度として、平成26年度より本格実施しております。これまで関係の皆様の御意見をいただきつつ、利用実態を検証した結果、平成29年4月から利用者要件や助成額等を見直すことといたしました。あわせて、助成制度の周知拡大にも努めてまいりたいと考えます。  続いて、休日診療の実施についてであります。  休日診療の実施に向け、雲南医師会及び雲南市立病院運営方法等について協議を進めており、来年1月15日から日曜日に市立病院において軽症の救急患者の診療を行っていくことといたします。  続いて、臨時福祉給付金の支給についてであります。  この給付金は、社会全体の所得の底上げを目的に国の経済対策に盛り込まれた措置であり、速やかな事業実施を求められているため、年度内に申請受け付けができるよう準備を進めてまいります。  続いて、民生児童委員及び主任児童委員の改選についてであります。  このたびの改選に当たり、各地区に設置した推薦準備会で推進いただいた委員を市の推薦会において推薦決定し、県を通じて国に申達しておりました。このほど国において正式決定され、今月1日に民生児童委員の皆様に委嘱状を、また、主任児童委員の皆様に委嘱状及び指名状を伝達いたしました。皆様には地域福祉の推進に御努力くださいますようお願いを申し上げます。  また、このたび御退任されました皆様には、長年にわたり御尽力を賜り、心より感謝を申し上げます。  続いて、来年4月に認定こども園へ移行する大東幼稚園の取り組み状況についてであります。  大東幼稚園の認定こども園化につきましては、これまで保護者の皆様などへの説明を行ってきたところであります。同幼稚園では、平成13年3月から、NPO法人ほっと大東により幼稚園児の預かり保育事業を実施いただいております。このたびの認定こども園化に当たり、預かり保育はこども園において実施いたしますが、平日夕方や土曜日の預かり保育などこども園が提供できないサービスについては、同法人に引き続き実施いただくこととなりました。今後も利用者の皆様の期待に沿えるよう対応してまいります。  次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。  平成28年度スポーツ推進委員功労者表彰について述べます。  去る11月17日に開催されました第57回全国スポーツ推進委員研究協議会福井大会において、三刀屋町の妹尾幸二様が文部科学大臣表彰を受賞されました。体育指導員、またスポーツ推進員として41年もの長きにわたり熱心に軽スポーツ等の御指導をいただいております。心よりお祝い申し上げますとともに、これまでの御尽力に深く感謝を申し上げる次第でございます。  次に、「挑戦し活力を産み出すまち」に関する政策についてであります。  まず、神原企業団地造成事業について述べます。  神原企業団地につきましては、松江自動車道加茂バスストップ東側に隣接する約4.5ヘクタールの造成を計画しているところであります。今後は、加茂バスストップスマートインターチェンジ計画との調整や関係機関との調整を図りながら、平成29年度に工事着手し、平成31年度中の分譲開始を目指し、事業を進めてまいります。  なお、アクセス道路であります市道宇治三代線及び南加茂企業団地と宇治三代線を結ぶ市道大羽根尾3号線の2路線の市道改良に既に着手しており、神原企業団地の分譲開始時期に合わせて工事を進めてまいります。  続いて、農業振興についてであります。  ことしの米の作柄は、9月の日照不足の影響があったものの、出雲地域の作況指数は10月15日現在で104のやや良となりました。  一方、プレミアムつや姫「たたら焔米」は、39ヘクタールの作付が行われ、全収量5,618袋のうちたたら焔米として認定された米は1,308袋、認定率は23.2%と厳しい結果となっております。しかしながら、厳選された高品質の米は、消費者からの評価が高く、本年収穫分は全て販売先が確定しております。本年度の結果を検証し、来年度は100ヘクタールの作付に向け、島根県、JAしまね雲南地区本部と連携し、認定率の向上に努め、ブランド力を高めてまいります。  また、去る10月24日、三刀屋町鍋山地区において、地域の農地維持やたたら焔米の産地形成、次世代を担う担い手の育成・確保等を目的とした鍋山担い手ネットワーク協議会が設立されました。地域自主組織内での担い手の連携に期待するところであります。  続いて、農地転用事務の権限移譲についてであります。  農地転用の許可事務は、これまで県で実施されてきましたが、市民サービスの向上を図るため、来年1月に権限移譲を受け、雲南市農業委員会で事務処理を行うことといたします。これにより、許可までの期間が10日から20日程度短縮されることとなります。  続いて、新たな農業委員会制度への移行に伴う雲南市農業委員会の体制についてであります。  本年4月1日に農業委員会等に関する法律が改正され、委員の選出が公選制から市長が議会の同意を得て任命する方法に改められたところであります。加えて、新たに農地利用最適化推進委員を設置し、両委員が協力して農地等の利用の最適化を進めることとなります。  本市では、現委員の任期が満了する来年7月20日から新たな体制に移行することとしております。  続いて、出雲たたら村についてであります。  市内に設置された映画「たたら侍」のオープンセットにおいて、たたらの魅力を伝える出雲たたら村が7月から約2カ月半開催され、6万人を超えるお客様に御来場いただきました。  来年の初夏には映画「たたら侍」が全国で公開されます。多くの皆様が映画を鑑賞され、たたら製鉄のふるさと雲南市が大いにアピールできるものと期待するところであります。  続いて、国民宿舎清嵐荘改築整備事業についてであります。  現在、改築整備に向けた地質調査を行っており、来年2月に実施設計に着手いたします。観光振興の起爆剤として機能を発揮できるよう進めてまいります。  続いて、プレミアム商品券の発売についてであります。  ことしで5年目を迎えた雲南市商工会発行のプレミアム商品券は、これまでの御意見等を踏まえて改良を加え、即日完売したところであります。商品券は今月15日まで御利用いただけ、市内の消費需要の喚起と地元購買の促進につながるものと期待しております。  最後に、行政経営についてであります。  まず、人事院勧告に基づく職員の給与改定について述べます。  職員給与につきましては、これまで国の人事院勧告や県の人事委員会勧告を参考に改定を行ってきているところであります。  昨年度に引き続き、国、県ともに4月にさかのぼって給与を引き上げる勧告がなされており、本市におきましても引き上げの提案を行う考えであります。  続いて、平成29年度当初予算編成方針についてであります。  国における総務省の概算要求では、地方の一般財源総額について、平成28年度地方財政計画の水準を下回らないよう確保されておりますが、地方交付税は本年度と比較して0.7兆円減となる16兆円となったところであります。  また、平成26年度から制度改正がなされてきた市町村の姿の変化に対応した交付税算定については、農業行政経費等の見直しにおいて具体的内容が示される予定となっております。  こうした中で、平成29年度当初予算編成においては、普通建設事業費などの確保を図るため、一般会計の予算規模を本年度に比べ2.8%増となる290億円程度に設定したところであります。  なお、国の地方財政計画における地方交付税の状況により、財政調整基金や減債基金からの基金繰り入れを行うことといたします。  続いて、補正予算についてであります。  一般会計では、国の2次補正予算を受け実施する臨時福祉給付金(経済対策分)、この給付事業1億3,800万円、地籍調査事業6,700万円、農地有効利用支援整備事業1,200万円等を盛り込みました。また、教育委員会事務局総務管理事業5,900万円、介護給付・訓練等給付事業5,700万円、災害復旧事業3,600万円、電算総務管理事業2,800万円、道路維持補修事業1,500万円、子ども医療費助成事業1,400万円などの追加予算等を計上しております。  また、特別会計等では、国民健康保険事業特別会計、簡易水道事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、水道事業会計、工業用水道事業会計、病院事業会計でそれぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。  そのほか、議案として、条例13件、一般事件9件、諮問事項2件を提出しておりますので、慎重に御審議いただき、可決賜りますようお願いを申し上げます。  以上、4期目の市政に臨むに当たりまして、ふるさと雲南市の発展のため、全身全霊で取り組んでまいる所存でありますので、市民の皆様、議員の皆様、職員の皆様の一層の御理解とお力添えを賜りますよう重ねてお願いを申し上げまして、開会に当たっての所信といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の所信表明を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。10時10分から再開いたします。              午前 9時57分休憩     ───────────────────────────────              午前10時10分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 提案理由の説明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) おはようございます。引き続きよろしくお願いをいたします。  議案第103号から第124号まで22件につきまして、私のほうから提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第103号 雲南市交流センター条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  新市交流センターを平成29年度から移転することに伴い、条例の一部を改正するものでございます。  この新市交流センターは、平成22年4月1日から雲南市社会福祉協議会が指定管理者となっています。雲南市木次町高齢者コミュニティセンターの一室に設置していますが、地域自主組織新市いきいき会の活動が活発化していく中、活動拠点としての機能が十分でないため、新市交流センターを平成29年度から木次総合センターへ移転することに伴い、条例の一部を改正するものであります。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第104号 雲南市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  雲南市職員の休暇制度の改正を行うため、条例の一部を改正するものでございます。平成28年の人事院勧告に基づきまして、雲南市職員の休暇制度の一部を改正するものです。  改正内容は、介護や育児に関するもの、具体的には介護休暇の分割取得を可能とするもの、また、介護時間の新設などでございます。実施の時期は平成29年1月1日ということにいたしております。     ───────────────────────────────  議案第105号 雲南市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  雲南市議会の議員の皆様の期末手当の改定を行うためのものでございます。平成28年の人事院勧告に基づきまして、雲南市の職員、一般職の期末・勤勉手当のプラス改定の実施を提案を予定にいたしております。市議会議員の皆様の期末手当につきましても国の特別職の引き上げ内容に合わせて改定を行うものでございまして、年間3.15月を0.1月プラスといたしまして、年間3.25月というものでございます。国と同様でございます。以後、お目通しをお願いしたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第106号 雲南市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正による教育長の身分の変更に伴いまして、条例の一部を改正するものであります。教育長の身分が市の特別職となったことに伴いまして、雲南市特別職報酬等審議会へ諮問を行う対象を変更するものでございます。     ───────────────────────────────  議案第107号 雲南市特別職の職員の給与等に関する条例及び旧雲南市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これは市長、副市長及び教育長の期末手当の改定を行うため条例の一部を改正するものでございます。平成28年の人事院勧告に基づきまして、三役、市長、副市長、教育長の期末手当につきましても国の特別職の引き上げ内容に合わせて改定を行うものでございます。年間3.15月を3.25月、プラス0.1月というものでございます。
        ───────────────────────────────  議案第108号 雲南市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  雲南市職員の給与等の改定を行うため、条例の一部を改正するものでございます。平成28年の人事院勧告に基づきまして、雲南市職員の給料表、期末・勤勉手当、扶養手当等の改定を行うものでございます。  給料表につきまして、平均プラス0.2%、それから期末・勤勉手当につきましては年間4.20月が年間4.30月、プラス0.1月ということになっております。このほか、扶養手当につきましては、配偶者は引き下げるものでございます。また、扶養する子供につきましては、これは引き上げていくということで、年次的に配偶者につきましては1万3,000円、平成29年が1万円、30年が6,500円、子につきましては6,500円が平成29年は8,000円、30年、1万円ということで、配偶者は引き下げ、子は引き上げていくというものでございます。  給料表につきましては、ことし4月からの遡及適用ということでございます。期末・勤勉手当につきましても平成28年度分から、扶養手当は来年の4月1日からの改定を予定をいたしております。  新給料表等、提示をいたしております。お目通しをよろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第109号 雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、行政手続におきます特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づきまして、個人番号の独自利用及び他機関との情報連携事務を追加する必要が生じたことに伴い、条例の一部を改正するものでございます。平成29年1月1日からの施行を予定をいたしております。  この個人番号の利用につきましては、使用できる機関及び事務が法律及び条例により定められておりますが、今回、県の事務、自立支援医療費の支給などの事務でございますが、これを委任を受けて実施するに当たりまして、条文を一部改正するものでございます。  また、あわせて、情報連携するに当たりまして、個人番号を利用する事務及び情報を追加修正するものでございます。  具体的には、生活保護法に準じて実施する生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置に関する事務とか福祉医療費助成に関する事務情報、地方税に関する事務、幼稚園に関する事務などでございます。お目通しをお願いしたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第110号 雲南市高齢者等のバス・タクシー利用料金の助成に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  これは、平成26年度から本格実施をしております高齢者等タクシー利用料金助成事業につきまして、関係の皆様から制度内容等に対し御意見をいただいております。今年度末の補助制度失効を機に制度の見直しを行うこととしております。現行制度では、雲南市民バスの運行に関する条例に規定する優待回数乗車券を雲南市高齢者等タクシー利用料金助成事業実施要綱の規定によりまして、タクシー利用時の助成券として使用できる仕組みとしておりますが、今回の制度改正にあわせまして、市民バス及びタクシーでの優待回数乗車券の利用に係る規定を一つの条例に一本化するため、平成29年度4月1日から施行する新たな条例を制定するものでございます。  とりわけこの条例の目的で、第1条で、高齢者や障がい者が利用する市民バスの使用料及びタクシーの運賃の全部または一部を助成することにより、外出の際の移動手段を確保し、住みなれた地域で安心して生活できるように支援することと規定をいたしておりまして、移動手段の確保が困難な方への支援として、第3条の助成対象者に、普通自動車等免許を受けていない65歳以上の高齢者、障がい者、難病者の方等と規定をいたしております。新たに制定をするものでございます。どうかよろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第111号 雲南市簡易水道事業等を雲南市水道事業に統合することに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  これにつきましては、平成29年度から簡易水道事業水道事業に統合することに伴いまして、簡易水道事業に関係する条例を整理するもので、議会の議決を求めるものでございます。雲南市行政組織条例の一部改正を初め、9本の条例をこの整理に関する条例の中へ盛り込んでおります。平成29年4月1日からの施行ということでございます。  また、この雲南市特別会計条例第3条、雲南市特別会計条例の一部改正というのが2番目にございますけども、ここの中で、雲南市の特別会計条例第3条の弾力条項適用についてでございます。地方自治法第218条第4項の規定に基づく弾力条項でございますが、この適用について、この部分は、本来でありますと特別会計の新設、廃止とセットで条例改正すべきでございましたが、これまで条例改正を行ってきませんでした。その結果、条例内の整合性がとれなくなりました。申しわけなく思っております。今回の条例改正にあわせて改正をし、改めて整合性をとるものでございます。よろしくお願いをいたしたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第112号 雲南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  平成29年度からの収支不足解消を図るために料金改定を実施するため、条例の一部を改正するもので、議会の議決を求めるものでございます。  中身につきましては、これまで各常任委員会、関係常任委員会、全員協議会等で説明をさせていただいたものでございます。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第113号 雲南市尾崎専用水道条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、雲南市水道事業の料金改定の議案を提案をさせていただいておりますが、水道事業と同じ料金体系となっている尾崎専用水道の料金改正について、議会の議決を求めるものでございます。  尾崎専用水道は、雲南市木次町北原地内でございまして、給水件数は3件でございます。内訳は、道の駅おろちの里が2件、島根県さくらおろち湖ボート競技施設に1件ございまして、平成23年の5月の設置ということになっております。  専用水道とは、施設等の自家用水道で、1日最大給水量が20立米を超えるものということになっておりまして、島根県内には約30施設あります。雲南市はここ尾崎専用水道のみということになっております。  専用水道の管理者は施設の設置者ということで、水道事業者ではございません。水道事業者、雲南市水道局は立入検査などを行う立場ということになっております。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第114号 雲南市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例の制定について     ───────────────────────────────  これにつきましては、農業委員会等に関する法律の改正に伴いまして、農業委員定数と農地利用最適化推進委員定数及び報酬額を定めるため、条例を制定するものでございます。農業委員会等に関する法律が改正をされまして、ことし4月から施行されました。農業委員の選出方法や定数の定めが変更されたことから、農業委員及び新設された農地利用最適化推進委員の定数と推進委員の報酬月額を条例で定めるものでございます。  それぞれの委員の定数ですが、農業委員につきましては、農業委員会等に関する法律施行令に基準があり、農業者数と農地面積により、雲南市では定数の上限が19人となります。農地利用の最適化の推進を図る上で上限の19人は必要であると考え、定数を19人といたします。推進委員につきましては、農業委員と同様に基準があり、農地面積から、雲南市では上限が41人となります。推進委員は担当区域がありますので、農地利用の最適化の推進を図る上で、現農業委員の担当区域を考慮し、新たに区域割りを検討した結果、定数を37人といたします。  次に、推進委員の報酬月額でありますが、雲南市非常勤の委員等の報酬及び費用弁償条例の一部を改正をいたします。別表第1の農業委員会の区分に農地利用最適化推進委員を加え、月額を1万6,200円といたします。これは、農業委員と推進委員の活動内容を考慮するとともに、県内他市の状況を参考に、農業委員と6,800円の差をつけたところであります。こうしたことが中身になっております。  これに伴いまして、これまでの選挙による委員の定数に関する条例等につきましては廃止をするというものでございます。     ───────────────────────────────  議案第115号 雲南市教育委員会委員定数条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  地域住民の皆様の意向をより反映した教育行政を実現するために、委員を各町から選出いただく考えから、委員定数を見直すため、条例の一部を改正するものでございます。  このたびの新教育委員会制度に基づき、教育長は教育委員会を外れることから、定数減となりますが、再度委員の定数について検討した結果、地域住民の皆様の意向を反映した教育行政を実現するために、委員を各町から選出いただく考えでございます。委員定数、現行5人、これは昨年3月議会でこの法律改正に伴いまして定数を6人から5人に改正したところでございますが、教育長が教育委員会を外れるということで、やはり各町から1人ずつの6人を出すことが適当であると、こういうことから、6名にしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  本議案による条例改正の施行は平成29年4月1日、来年4月からとしております。新たな委員の任命につきましては、来年3月定例議会におきまして同意案件を提出したいと思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これは継続でございます。非公募、5年間でございます。  続きまして、これは同じような指定管理の議案でございますので、議案名と題目と、それからあと記以下を述べさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  いわゆる道の駅おろちの里でございます。これも継続、非公募、3年間ということでございます。     ───────────────────────────────  議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これも継続、非公募、3年間でございます。     ───────────────────────────────  議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  いわゆるホースセラピーの施設でございます。これも継続、非公募、3年間でございます。     ───────────────────────────────  議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これも継続、非公募、3年間でございます。     ───────────────────────────────  議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  継続、非公募、3年間でございます。     ───────────────────────────────  議案第122号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  継続、非公募、3年間でございます。これにつきましては、いわゆる桂荘でございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第123号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  継続、非公募、10月でございます。     ───────────────────────────────  議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これは新規でございます。非公募、3年間。大東かみくの桃源郷は、旧大東町が平成6年10月に整備した2.3ヘクタールの林間交流施設であります。キャンプ場、コテージ、遊具、広場、イベント広場などを備えた施設でございます。整備と同時に地元でかみくの桃源郷管理組合が設立されまして、今日まで継続的に管理をしていただいてきたところでございます。今後、この施設を活用して、地域のさらなる活性化を図っていこうと、こういうことで、指定管理につきましては、このかみくの桃源郷管理組合の母体でございます久野地区振興会、いわゆる地域自主組織のほうで指定をして管理をしていただくということで、地区民の雇用の場の確保と地域の特色を生かした運営が可能になるということで、今回新たに指定管理をお願いするものでございます。どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第125号 平成28年度雲南市一般会計補正予算(第4号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 提案理由の説明の途中でありますが、ここで10分間休憩いたします。              午前11時00分休憩     ───────────────────────────────              午前11時10分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。  中村統括危機管理監。           〔議案第125号 統括危機管理監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長
              〔議案第125号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。           〔議案第125号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。           〔議案第125号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。           〔議案第125号 子ども政策局長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。           〔議案第125号 産業振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興統括監。          〔議案第125号 農林振興担当統括監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。            〔議案第125号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。           〔議案第125号 上下水道部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。            〔議案第125号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 説明の途中でありますが、ここで暫時休憩とし、午後1時から再開します。              午前11時51分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。  後山市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第126号 平成28年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。           〔議案第126号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第127号 平成28年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)  議案第128号 平成28年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第3号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第129号 平成28年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号)  議案第130号 平成28年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 石原病院事業事務部次長。              〔市立病院事務部次長説明〕     ───────────────────────────────  議案第131号 平成28年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  諮問第6号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  諮問第7号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここで暫時休憩いたしまして、14時から再開いたします。               午後1時48分休憩     ───────────────────────────────               午後2時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第7、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。  最初に、議案第103号、雲南市交流センター条例の一部を改正する条例についてから議案第115号、雲南市教育委員会委員定数条例の一部を改正する条例についてまでの条例13件、議案第116号から議案第124号、公の施設の指定管理者の指定についての一般事件9件、諮問第6号及び諮問第7号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件の計24件について行います。  質疑はありませんか。  3番、松林君。 ○議員(3番 松林 孝之君) 議案第110号、雲南市高齢者等のバス・タクシー利用料金の助成に関する条例の制定についてちょっと伺います。  これはこれまでは実施要綱で定められていたということのようで、これを条例化するということのようですが、全体の考え方としては、まず、この購入できる方という方の範囲をまず狭めるという意味合いの条例の制定の仕方であるかということと、また、第3条のところであります普通自動車等免許云々から始まりまして、さまざまな運転免許を受けていない者でという表現がありますが、この受けていない者というのの定義はどのあたりまでなのかということ、それから、これまでの実施要綱では、運転免許の自主返納者への無料交付というところがあったと思います。今回、その条例は市民バスの運行に関する条例の新旧対照表がある中で、この自主返納に対して云々、優待回数券の無料交付という条項がないんですが、この辺も自主返納とのかかわり合いのところでこれが削除されたのか伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) バス・タクシー利用料金の助成事業の条例でございますけども、これのやっぱり目的というところが狭まれたかということでございますけども、結果的には免許を持たない方であって、それぞれの第3条に定めてある方々を対象ということになりますので、市内の今までの対象者がかなり狭められたというふうに考えております。  それと、無料交付の返納の関係ですけども、これにつきましてはまた別の制度という位置づけの中で、たまたまこういった返納されて、この対象にもなるということになりますけども、今回そこが抜けたのは、結局免許を持っていない方ということになりますので、返納された時点で対象者ということになるとちょっと御理解をいただきたいと思います。ですので、この中の受けていない者という言い方が免許をお持ちでない方というふうに御理解をいただきたいなと思ってます。ですので、何らかの理由で免許を返納された場合には、受けていない者という位置づけにさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 松林孝之君。 ○議員(3番 松林 孝之君) 受けていない者という言い方で、いわゆるお持ちになっていないということのようですが、それを調べるに当たり、個人情報という部分になってくると思うんですけど、それは、警察のほうに返納される云々ということは、自主的にその方が表現された時点でということなのか、何か警察との連携の中で本当にあるのかないのかということも調べるのか、そのあたりを伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) その件につきましては、なかなか問い合わせということが、警察のほうでも個人情報という扱いになるということを聞いております。ですので、あくまでも本人の申し出ということになりますけども、ただ、中にそういった虚偽というところがあれば、返納という形でお返しをいただくという形にしようかなとは思っております。そこの調査の仕方というところへ行きますと、なかなかちょっと個人情報があってできないということでありますので、この制度においてはあくまでも自己申告という中で、よっぽどこちらのほうからそういった形で何らかの情報等でわかった場合、それと適切に、申請されたとき、事情も聞きながら理解をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 先ほど質問がありました同じ議案第110号ということで、3点ばかりお尋ねをしたいと思います。今回は、これまであった要綱を条例にするということで、条例の中にきちっと具体的なことが記載されていないといけないというふうに考えますが、3点だけお尋ねします。  まず、この助成については制限があるのかどうなのか、1人幾ら求めてもいいのか、個人に対しての助成額というものの制限があるのかどうなのか、これが1点目です。  それから、2点目は、この助成を受けるに当たっては、ほかの制度の助成を受ける場合には、市税を納入きちっとしているとか、そういった具体的な受けるための要件があるわけですけど、これについては助成をするに当たってそういった市税の納入をきちっとやっているかどうかと、そういった確認はするのかしないのかというのが2点目。  それから、3点目は、要綱の中では、特にタクシー利用については限度額が1,200円までというふうに記載がされていましたけども、今回、この条例を読んでも利用方法については記載がされていません。要するに助成をされる、チケットを半額で買えるという制度ですけど、それの利用がどういうふうに使えるかということは、この条例を読んでも書いてないですし、要綱のときには1,200円までと、実質1,200円まで使えるということは、50%の補助率だったということだと思いますが、今回この条例制定に当たっては、先般の議会、9月のときに事務事業のマネジメントシートの中では減免額とか利用可能額を見直すというふうに説明を受けていましたが、その点については疑義が生ずる部分だと思いますので、3点説明をお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 1点目、受けるための要件ということをおっしゃいましたけども、これについては、その受けるための今の市税とか、そういったところの要件は見ておりません。ですので、この該当者の方に対しては、地域福祉の観点の中から、そういった対象者に対しては外出支援ということで提供したいというふうに思っております。  それから、この条例の中で限度額というところを書いてございませんけども、これについては規定の中できちっと定めていきたいというふうに思っておりまして、今現在考えておりますのは、今までが1,200円という、1回当たりの使用料がですね、1回当たり1,200円でございましたけども、利用していただくために、そこあたりは利便性を上げるために、今回は1,500円に引き上げをして、それを規定の中でうたいたいというふうに思っております。  それから、今まではこれの補助対象が無制限という形でありましたけども、今回は一定の線を引かせていただくということで、今考えておりますのは3万6,000円を上限という中で、そのうちの2分の1ということで、1万6,000円までの助成をしてはどうかということで、また教民のほうにもお話をしたいというふうに思っておりますけども、この外出支援が全てこの事業の中でカバーできるかというと、そういうわけではございませんで、外出支援をされる中のほんの一部を市のほうから助成をしていくという考え方で今回条例を、バスの関係と別の目的という位置づけの中でちょっと条例にさせていただいたというところでございます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 先ほど述べられた、まず助成の限度額を設けるということで、3万6,000円まで、実質1万8,000円の助成をするという、そういったことやら、それから、利用方法としては、1,200円まで使えたものを1,500円まで使えるようにするということですけども、こういったことは非常に大事なことだと思ってまして、条例に本来きちっと書いておくことが必要ではないかというふうに思います。条例というのはそもそも市民の皆さんに義務を課す、あるいは権利に制限をかける、そういったものを条例で制定していくというのが条例の精神だと思いますので、その条例を読み取って、非常に大事な部分がこれは抜けているのではないかというふうに思います。  それともう1点、再度質問しますけど、今の助成の額を1,500円まで広げたとしても、結局運賃が1,500円までで帰れる人は実質50%の補助率だと、半分は市が補助してくれたという結果になります。1,500円までしか使えんということは、3,000円かかる人は25%の補助率にしかならないと。半分見てもらえる人と市の助成が25%しか見てもらえないという、そういった不公平が生じてくるというふうにこの制度自体がこれまでやっておられる中で感じていました。当然やはり助成の金額が幾らまで使えるというのは、同じタクシーを利用して、運賃であればそれは公平だと思いますけども、当然遠方に住む人たちは補助率が非常に下がってくると。例えば3,000円が4,500円になれば、片方は50%の補助を受けれる市民と、4,500円になれば3倍ですから、3分の1に減ってしまうと、実質10何%の補助率にしかならんという、そういった矛盾な点があるわけですので、そういった点をきちっと整理されるべきだと思いますけど、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 検討する中で、そういったちょっと御意見もありました。そういった中で、先ほど言いましたように、これの今の制度の趣旨というのが外出の支援をするという中で、補助率が個々によって違うわけですけども、そういったことではなくて、1回当たり、そこを上限にしながら外出の支援をしていくということの中でこの制度を今までもやってきたわけでございますので、確かに議員おっしゃるように遠くの方、あるいは病院の通院でも出雲へ出られる方は、補助率から見れば低いわけですけども、その中の1,500円を上限にということで補助をさせて、その回数をふやしていくということをこの事業の中ではちょっと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) この前の議会の9月のときにわざわざ事務事業シートの中で利用可能額の見直しをしていくということを言われて、期待をしておりましたけど、やはり市の助成金というものは、やっぱり市民にとって公平であるべきだというふうに思いますので、その点についてはおかしいということを申し上げたいと思います。  公平性という意味でどういうふうに考えておられるのか、市の補助金の公平性という意味で、市全体の助成金であり補助金、そういったものについての考え方について、もう一度見解を、この事業も含めて、公平でないと思いますので、もう一度お願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 繰り返しになりますけども、議員おっしゃるように、公平性の部分からいけば確かにそれはあると思いますけども、いろんな補助事業の中で、そういった地域性に応じてもちろん補助のあり方というところが変わる部分もあろうかと思います。例えば除雪にしても、雪の多いとこ、少ないとこというところはあるかもしれませんけども、公平性の中で、あくまでも1,500を基準にというところで、市としてはそこの線引きの中でお願いをしたいというふうに考えております。確かに公平性ということになれば、一人一人計算をしてみれば確かにそうなるわけですけども、一つの制度といたしましては、そういった外出支援を推進していくという趣旨の事業であるというところを御理解いただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 同じく議案110号です。この判断は、これまで高齢者等タクシー利用料金制度と、こういう中で3年間進められてきた。そのものが条例に今回されると、こういうふうな流れになっておるわけで、これまでのやられてきた内容と、それから今回提案されたこの議案書の中身、これだけで判断をせざるを得ませんので、議員側も知識としてこの2つの内容しかわからないと、こういうことですので、再度私も質問しますが、ちょっと数が多いですので、ゆっくり言いますのでメモってください。
     第1条、目的ですね。この上から2行目、全部または一部を助成すると、こうなっておりますが、この中身を見ますと全部助成する内容ちゅうのはないわけで、どこからその全部というのが出てくるのか、その点ですね。一部ということならわかりますけども。  それから、2つ目ですけども、これは先ほど出ましたけども、普通車を持っているか持ってないかの問題ですね。ほかの内容については、手帳とか証明とか、これ確認すれば市のほうでわかるはずですので、ただ、この普通車以上の免許のない人、このチェックが問題になるというふうに思っております。  それから、身体障害者手帳の交付、これ1級から7級まであるわけですが、1級から6級までは手帳が交付されます。7級は交付はないわけで、そこのところをどのように判断するのか、それが一つポイントになろうかというふうに思っております。  それから、はぐりまして、次のページですけれども、第3条の2項、ここでは、前項本文の規定にかかわらず、これは本文では市内に住所がなければなりませんよ、普通免許以上を持っている人はいけませんよということですが、これにかかわらず、市長が特に必要と認める場合は各号に該当する場合に限り助成対象者とすると、こういうことになってます。したがって、市外に住所のある人でもいいよと、それから免許証を持っておってもいいよと、こういうことになるわけで、そこのところの判断をどうするのか。例えばどういうことなのか。その点についてお尋ねいたします。  それから、助成金の返還、第6条、ここでは、不正な手段により助成金を受け取ったときには全額または一部の返還を求めることができる。一般的に言って、不正で取得された分は全額返していただくのが普通であるというふうに思いますが、その一部の返還というのは、その判断は、基準はどうなのか。その点ですね。  それから、ここでは罰則の関係が全くありませんけれども、そういう場合、罰則というのは考えられないのか。その点お尋ねいたします。  それから、次のページで、先ほどタクシー1回乗車、これまで1,200円を1,500円にするんだと、こういうことで、規定で何か定めるというふうなことをおっしゃっておるわけですが、そういうふうな内容が規定で定めてあるとすれば、それがここへ出てこないと、説明されないと、全く判断できんわけですね。そういうことから、これは議長にお願いですけれども、そういうふうな資料を要求したいと思いますので、その点、またお取り計らいをお願いしたいと思います。  それと、券の額面ですが、これまでは100円が12枚で600円、200円が12枚で1,200円と、こういうことで購入をされておるわけですけれども、今回100円券が10枚で500円、500円券が10枚で2,500円と、こういうことで、前回の助成制度で定めた額が、あるいは枚数がいけなかったのかどうなのか。今回の変更される部分について、どういうことで変更されるのか、その点についてお尋ねをいたします。  以上、お尋ねして、今の資料については議長のほうで判断お願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 答弁の前にですが、今、質疑に当たって、制度内容、その詳細の資料提供を求められましたが、それ、提供いただくことに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) それじゃあ資料提供をお願いをいたします。  その間に答弁続けたいと思いますが、いいですか。できますか。  梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 堀江議員からのお尋ねでございますけども、全部または一部を助成するとはどういうことかということでございます。この全部を助成するといいますのは、今、先ほど申しました、1,500円が上限というお話をさせていただきました。1,500円を払われたときは今の全部、券面額全部を補助すると、例えば1万円かかったうちの1,500円を補助、満額になりますけども、そういった場合には一部と、だけ、1万円のうちの1,500円を補助をするという考え方でつくっております。ですので、後段にありましたように、全部または一部を返還といいますのは、要は補助で使われた額を返還をいただくと。全額ですね。という考え方であるということをちょっと御理解をいただきたいと思います。  それから、雲南市に住所がある方、今の3条の前文の中で、市長が認める場合というケースがありますけども、これについては、今、うちの中で想定してますのは、市外の方で例えばDVとか、そういった方が雲南市内に避難をされておるというようなときに、例えばその方が通院をされる。そういったときに申請があったりとか、そういった場合には、大体ケースワーカーとか、そういったところへ相談が来ると思ってます。そういった場合においては、住所が雲南市になくても、住所を移されると逃げている先にわかってしまうということもございますので、住所が移せないという場合も想定がされますけども、そういった方を含めて、そういったようなケースがあれば、市長の決定において利用ができるというふうにしたいということで、それを載せさせていただいております。  それから、3条の今の身体障害者手帳をお持ちでない方というお話もありましたけども、これについては健康福祉部の中でも議論いたしましたけども、あくまでも基準としては手帳を取得されている方で線を引かないとなかなか難しいだろうということで、例えば手帳が取得できる方においては取得を促すということも片方では必要だというふうに思っておりますけども、一応手帳が交付される方を基準というところで今回は定めさせていただいたところです。  それと、罰則規定については、前回、先ほどもお話ししましたように、罰則規定までは考えておりません。あくまでも返納をしていただくというところで考えております。  それから、今の券面額の変更ですけども、ああしてタクシーを利用されますとやっぱり枚数がふえて、100円券をお買いになりますと15枚、それから200円券ですとセットで100円とやっておられましたけども、業者さんのほうからももうちょっと額面を大きくしたほうがいいじゃないかとか、そういったことのちょっと御意見もいただきましたので、今回、タクシーを利用されることが多いということもありますので、額面をバスの利用と、それからタクシー利用ということで、100円券、それから500円券ということで、今回変更をさせていただいたところでございます。  それと、金額につきましても、後ほどまた資料のほうで提出をさせていただきますけども、今回は、ちょうど10枚セットという形で販売をしたほうが購入がしやすいだろうということから、こういった形で、結果的にはその2分の1ということにはなりますけども、今回そういったところを変更をさせていただければというふうに思っております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 求められた資料ができるようでございますので、その資料説明をまず受けたいと思います。  配付しますので、ちょっとお待ちください。                 〔資料配付〕 ○議長(藤原 信宏君) それでは再開します。  資料の説明をお願いします。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) そういたしますと、今回のこの制度の見直しについてということで、資料のほうをちょっとお配りをさせていただきました。  制度の目的につきましては、書いてありますとおり、高齢者や障がい者等がタクシーを利用する際、利用料金の一部を助成することによりまして、外出の際の移動手段を確保し、住みなれた地域で安心して生活ができるように支援をしていくということで目的を定めております。  2番目の現行制度に対する課題ということでございますけども、これにつきましてはいろいろなところからいろんな課題をいただいておりました。まず1点目といたしましては、移動手段を持たない方の福祉の充実に向けての利用料金の助成事業とすべきではないかということ、それから2つ目に、この制度をいまだ知らない方がおられるという中で、やっぱりしっかりと広報するべきだという御意見、それから、タクシー1乗車当たり利用料の減額を拡大し、利用しやすい制度にしてほしいと、利用上限額を拡大をし、利用しやすい制度にしてほしいということ、それと4点目に、適正な助成額となるよう制度設計をする必要があるのではないかということで御意見をいただいたところです。  今回いろいろ検討を重ねておりますけども、一応御理解いただければ29年の4月1日から実施ができればというふうに考えております。  4点目、制度改正の主な考え方といたしましては、3点だけ上げております。  まず1点目ですけども、対象者の見直しということでございます。前回の議会でもいろいろ御指摘いただきましたけども、制度の目的が移動手段を持たない方への移動支援であることから、恒常的に移動手段を持たない方を対象とすべきという御意見、それから、市として高齢者等の運転免許の自主返納、これの支援制度を実施し、運転に不安のある高齢者の運転免許の自主返納、これを促していくということ、そういった観点から、本制度において、一時的に運転ができないだけではなくて、恒常的に移動手段が確保できない方への移動支援として位置づけをしたいというふうに考えております。  助成額の見直しにつきましては、現行制度は1人当たりの購入制限がないため、過剰な助成を行う可能性もあるということ、それから、適正な助成額を算出して、それをもって1人当たりの年間購入額の上限を設けてはどうかというふうに考えております。  そして3点目、利用しやすい制度への見直しということで、制度設計に当たりまして、利用者の利便性を考慮いたしまして、簡易な方法で利用ができ、複雑な制度にしないよう努めていきたいということで今回検討したところでございます。  5番目の具体的な制度改正の内容でございます。まず1つ目といたしまして、対象者の見直しでございます。従来の要件に普通自動車等免許を受けていないことということを加えさせていただきたいというふうに考えております。  それから、2点目ですけども、額面の変更でございます。現行では100円券12枚つづり、これが1,200円分になりますけど、販売のときには600円で販売をしております。それから、200円券の12枚つづりですと2,400円、この2,400円分を1,200円で販売をしておりました。これを今回改正をして、100円券を10枚つづりにさせていただいて、販売額は500円でお願いをしたいと思っております。それから、500円券については、10枚つづりで5,000円分となりますけども、これを2,500円で販売をさせていただきたいと思っております。  3点目、販売額の上限額を設定をしたいと思っております。平成27年度のタクシーでの1人当たりの年間利用実績、これを見たところ、約9割の方が大体年間3万6,000円以内ということで、今、データ的に持っております。この9割の方が利用される3万6,000円というところに上限額を持って、その2分の1というところで1万8,000円の助成をしてはどうかというふうに考えておるところでございます。ですので、1人当たりの年間販売額の上限額につきましては、一応3万6,000円というところで考えております。  4点目のタクシーの1乗車当たりの利用上限額の拡大ということで、以前は1回当たり1,200円までがこのチケットで乗れたわけですけども、それを少しですけども1,500円分にちょっと引き上げをさせていただきまして、少しでも回数をふやしていただければというふうに思っております。  それと、販売時の手続の変更というふうに書いてありますけども、購入される際に資格証というのを交付をして、それで購入されたときにスタンプで今何枚購入されたかというところを総合センターあるいは本庁の中で情報を共有しながら限度額の調整をしていくと。ですので、1回申請されれば、購入に行かれたときはもう申請書を書かずに判を押して、それで販売をしていくという形にしたいというふうに考えております。  6番目につきましては、新制度の比較ということでございますので、先ほど申し上げたことが載っております。対象者につきましては、普通免許自動車運転免許証を受けていない方というものがこの中に新たに入りましたし、券の名称につきましても、優待回数乗車券というのが優待乗車券というふうにちょっと変えさせていただいております。それから、額面額、それから、購入時、今の申請の記載の不要ということになって、必要であったものが、購入時だけ記入をしていただいて、それからはもうスタンプで購入していただくということで、事務の簡素化、あるいは本人さんの待ち時間とか、そういったものが解消されるのではないかというふうに思っております。上限額については、上限なしのものが3万6,000円までということで決めさせていただいております。それから、利用の上限額が1,200円が1,500円分に少し引き上げたということでございます。それから、利用時の提示書類でございますけども、従来ですと資格証または各種手帳を提示をいただいておりましたけども、今回からこの資格証というものをお持ちいただくことで、それを提示いただければ、スタンプが押してある券になりますけども、それを提示いただければ乗れるということにさせていただいております。  それから、7番目、裏面になりますけども、制度改正に伴う条例の制定ということで書いております。現行制度において、優待回数乗車券は市民バス乗車券として市民バスの運行に関する条例で規定するとともに、高齢者等タクシー利用助成事業実施要綱によりまして、タクシーでも利用できるという制度設計でありましたけども、今回、制度改正に伴いまして、優待乗車券とその利用に係る規定を一本の条例にまとめることとさせていただきました。制度の周知につきましては、制度を利用されている方に対しまして、今回の制度改正について周知を徹底をする必要がありますので、決定次第、広報を初めさまざまな媒体を利用させていただきながら、この制度改正の周知を行っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 説明は終わりました。  質疑を続けます。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 資料に基づいて説明を受けましたが、5分、10分で説明されたのは頭によく入りませんので、ひとつ教民委員会できっちりと審議をお願いしたい、そのように思います。  そこで、1つだけ落ちておりましたといいますか、それぞれ手帳等を確認をして、その方には出しますよと、こういうことですが、先ほど言いましたように、身体障害者手帳は6級から1級まで出ておると思います。7級は出てないと思います。それは7級の人が、軽度の人になるわけですが、申請されれば手帳を出されますか。その点、確認させてください。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 手帳の交付につきましては、市のほうで交付ができませんので、今の医者の診断書をもって申請をしていただくということになりますので、そういった促しのほうは、それが実際に7級、8級であるかどうかということもわかりませんので、そこあたり、医師の診断に基づいて、手帳が取得できるよというようなことを言われれば、その手帳の申請を促していきたいというふうに思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 今言われたとおりですが、私が言うのは、6級と7級の差が物すごいあそこでついてしまうと公平性が欠けるんじゃないかなという思いからですので、そういうことがあるとすれば、きっちりと広報して、7級の手帳を取得すればこういうことができますよと、こういうことを広報していただくということでお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  中村辰眞君。 ○議員(4番 中村 辰眞君) 同じく高齢者等タクシー利用助成制度についてですが、2点ほど伺います。  まず、現行の要綱には利用期限がうたってあります。これには、今いただいた見直しについてという分にも条例案のほうにも期限が書いてありませんが、これは一度買うと、例えば3万6,000円を年間上限として、1年間で仮に1万円分しか使ってなかった。手元に2万6,000円分が残りました。次の年度で3万6,000円分買いますと、手元には5万6,000円分のものが残るということになります。それを続けていきますと、期限がない限りはどんどんどんどんたまっていって、たくさん買えるわけでありますけど、そういう観点から考えると、利用期限がなぜうたっていないのか、もしくはないのか、そのあたりをお聞きしたいと思います。  それからもう1点は、今、堀江議員のほうから手帳の話が出ておりましたが、要はさまざまな手帳を取得している方でも車が運転できればこの制度は利用できないということだと理解してます。そうしたときに、要はその手帳を持っている方々の中には、現行運転ができてても、体調が急変して免許を取得した状態で運転ができなくなるという可能性があるわけですけど、そのあたりはどういうふうな解釈をすればいいのか、何かの救済策というのがあるのかないのかお聞きいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 利用期限につきましては、確かにこっち、書いてございません。今考えておりますのは、一応単年ということで考えております。今現在使用いただいております利用券につきましても、一応今年度末をもってということで、9月あたりに周知をさせていただいておりますけども、その方が今、本当に余るという可能性があるかどうかというのもちょっと調査をさせていただきまして、ほぼ9割以上の方があと3カ月あれば全て使い切られるだろうという一応判断はしております。中に1人か2人ほどどうかなという方がいらっしゃいますので、その方についてはまたちょっと調査をしたいとは思っておりますけども、大体年度内に使い切られるだろうというふうな認識はしております。今回の期限については、一応単年度ということで考えておりますので、また教民の中でもそこあたり、協議をいただければと思っております。  それから、手帳の関係で、手帳を取得されておる方が、免許をお持ちの方で、そういったことになったというのも協議の中ではいろいろ検討いたしましたけども、やっぱりある一定の基準というものを設けないと、特例的なことを言いますとなかなか、じゃあこういう場合は、こういう場合はということになりますので、そういった場合には何らかの行政のほうに相談いただきながら対応したいとは思ってますけども、制度の中でそういった弾力的な運用というところは今のところ考えておりません。あくまでも基準は免許のない方で障がいの手帳等をお持ちの方、65歳以上で免許のお持ちのない方というところで一旦の線を引かせていただければというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 中村辰眞君。 ○議員(4番 中村 辰眞君) 利用期限につきましてはわかりました。単年度利用ということであります。現行の今の券も少し私のもとにも数人、余るんですけど、これ、そのまま紙切れになるんですかというような御相談をいただいておりますので、そこのところを何とかしてくださいとはよう言いませんけども、もし考えていただけるのであれば考えていただきたいと思いますが、手帳のほうですけども、何か弾力的な運用を考えてないと言われると、配慮に欠けているような気がします。前からというか、ここ最近、4害者差別解消法の質問等もさせていただいておりますが、そのあたりの部分を考えますと、やはり何らかの、線引きはあってしかるべきと思いますけども、やっぱりそれぞれの状況というものがあります。ですので、例えばさっき言われました行政に相談してくださいということなんかでも書かれてればいいんですけど、そういうこともなくて、この文章だけ見れば、あっさり切り捨てましたみたいな話にとられかねませんので、そのあたりの考え方を少しまとめていただけるといいかなと思いますが、いかがですか。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 議員のほうから今の配慮というところを言われましたけど、その部分につきましては、おっしゃるとおりというふうに思っております。そういう中で、どういった形でそれを反映していくかというところも今後ちょっと検討はしていきたいと思っておりますので、条例の中ではそこまではちょっとうたえないとは思いますけども、また教民の中でいろんな御意見を伺いながら検討させていただければというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありますか。  1番、上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) 議案の第114号の雲南市農業委員会の委員及び農地利用云々のところですけれども、これは国の制度の改正ということで、こういう改正になるということですけれども、今30名の農業委員が定数が19人になるということですけれども、これ、やはり地域ごとに配分されるのかどうかということと、それから、新たに農地利用最適化推進委員というのができるわけなんですが、これの地域の配分があるのかどうかということと、それから、農業委員とこの推進委員というのの権限といいますか、役割といいますか、会議のやり方とか、そういったところはどういうふうになるのか、教えていただきたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興統括監。 ○農林振興担当統括監(日野 誠君) 農業委員会の委員の制度改正についての御質問でございます。  まず最初に、地域ごとのということでございますけども、まず、農業委員につきましては、19名ということになっておりますけど、これは地域等を限定せずに公募と推薦を行うことになっておりまして、全市的な公募を行うということでございます。それから、今度新しくできます推進委員につきましては、農地利用最適化推進委員、これにつきましては、区域ごと、区域を設定いたしまして、その区域内での活動ということになっております。ですので区域を区切りまして推薦、公募を行うと。推薦は地域団体、農業団体等からの推薦、それから、公募についてはその区域内に限っての公募ということになるところでございます。これが地域の区分の関係でございます。  それから、職務内容でございますけども、今回、国の制度の改正につきましては、これまで農地利用の最適化の推進業務、これがいわゆる任意業務ということになっておりましたけども、これが必須業務になるということでございます。主な内容につきましては、担い手への農地利用の集積、それから集約化、それから遊休農地の発生防止と解消、それから新規参入の促進、この3つの要件を農業委員会のほうで担うと、引き継ぎ業務として担うというような改正でございます。  その中で、農業委員につきましては、いわゆる定例の総会ですね、いわゆる転用申請とか、そういうものの審議する総会への出席、そこでの合議制による出席して意思決定をするというような今までどおりの業務がございます。それから、新しくできます推進委員につきましては、主に現場活動ですね。これは総会等に出席しませんので、現場活動が主な、農地パトロールでございますとか、それから現地調整、これが主な活動となってまいります。このことに両者が協力しまして、これまで以上に先ほど言いました引き継ぎ業務になりました農地利用の最適化の推進業務を推進するというような形になっているところでございます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 上代和美さん。 ○議員(1番 上代 和美君) ちなみに、区域を決めたとおっしゃったんですが、ちょっとそれぞれの町村というか、旧自治体ごとの区域に何人かということを聞かせていただきたいということと、結局、推進委員は現場を見て回ると、決定は農業委員会がやっぱり今までどおりするのか、その辺の職務の権限というところを教えていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 日野農林振興統括監。 ○農林振興担当統括監(日野 誠君) まず、現場のほうの活動、先ほど申しましたけど、協力をして行うということでございまして、農業委員さんと最適化推進委員さん、両方とも、最適化推進委員さんだけしかパトロールができないとか、そういうことではございません。協力して現場活動を行うと。ただし、最適化推進委員さんにつきましては、区域内から推薦されておりますので、その区域内だけの業務ということになると思います。それから、総会等で議決は、先ほどおっしゃられたように、あくまでも市長が任命した農業委員さんが行うということになってまいります。  それから、推進委員さんの区域ごとの委員数でございますけども、これ、大枠で37名ということは決めておりますけども、その中身につきましては、これまで農業委員会のほうで一応こういう人数でいくということは決めておりますけども、そこら辺を、この地区は何名ということを、この小さいところまでなかなかちょっと言葉で申し上げることは今できないと思っておりまして、農業委員会の中で全体の人数だけ決めたと、区域につきましては、現在の区域、担当区域、担当区域を今、農業委員さん持っておられますので、その区域の中を基本にしまして、区域の割り振りを行うというようなことになろうかと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで議案第103号から議案第115号までの条例13件、議案第116号から議案第124号の一般事件9件、諮問第6号及び諮問第7号の諮問2件の計24件についての質疑を終わります。  ここで暫時休憩いたします。3時5分。               午後2時51分休憩     ───────────────────────────────               午後3時05分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。  次に、議案第125号、平成28年度雲南市一般会計補正予算(第4号)から議案第131号、平成28年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号)までの予算7件について質疑を行います。質疑はありませんか。  深田徳夫君。 ○議員(20番 深田 徳夫君) 数点ちょっと伺います。  予算書の、これは14ページの老人福祉施設費の中の地域介護・福祉空間整備事業、防犯対策カメラということで、10分の10の国の助成のようでありますけれども、これは何カ所、どこへ配分を考えておられる。どういう施設なのかということを伺います。  それと、次のページの生活支援サービス基盤整備事業、市長の所信の中にもありました。ケアシステムをつくり上げるということで、旅費が50万円見てあります。これはどういうふうな使い方というか、対象ですね。委員会をつくってとか、どういうふうな使い方をされるのか。それで、地域支援受託料というのが特定財源ということです。この地域支援受託料というのはどこからなのかということをお聞きしたいと思います。  それと、ちょっともう二、三。その一番下の子ども医療費助成事業1,440万円。当初を組むのに、見込みですから難しいので、これ金額がたくさん出てきましたが、無料化によって受診の増加がどうであったのか、そこら辺、そういうことはないと思うんですけども、受診を安易にと言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、そういう受診、レセプトなんかちょっと点検ができないかもしれませんけども、その辺で、どういうふうな傾向であるのかということをお尋ねしておきたいと思います。  それともう一つ、17ページの訪問診療というのは、診療の内容、これは5目の診療の内容、これはどういう診療をされるのか、内容を少しお聞かせ願います。  それともう一つ、休日診療、これ新規ですが、3カ月分ということで、病院の先生の救急とは別な簡易なというか、診療ということのようですが、これはどういうようなシステムで診療されるのか。終日ずっとおられるのか、午前中だよとか、その辺のもう少しちょっと中身について、この54万円、日曜日の3カ月分ですからわずかですけども、内容をお聞かせ願いたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 梅木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梅木 郁夫君) 初めに、地域介護の空間整備事業ですけども、これにつきましては、今、5団体申請があっております。市内のグループホーム、それから特養、それから養護老人ホーム、小規模多機能、そういったところの5カ所の団体のほうから申請が今出ておるというところで、ほとんどが防犯カメラの設置を希望されておるところでございます。  それから、包括ケアシステムの関係で、今の旅費の関係を御質問されましたけども、これについては、市の職員で今行こうと思っておる。先進地のほうへですね。それについては介護保険事業の中からの今の委託事業という形で、それを使わせていただいて、先進地のほうを見ていきたいというふうに考えておるものでございます。  それから、訪問診療に関してでございますけども、これにつきましては、開業医の先生とか、そういったドクターの指示により……。訪問診療ですね。訪問診療は、在宅の医療という形で、病院、それから診療所のほうからお出かけをいただいておるものでございますけども、これについては、今、8診療所のほうで実施をいただいております。それと病院のほうと。その中で、要請があって、家のほうへ行って診ていただくという、なかなか病院に来られない方が往診とか、訪問診療によって、地域を回っておられるということを聞いてますし、中には1日40件行っていただいている診療所の先生もいらっしゃるということも先般、先生方のほうとお話しした際にお聞きをしました。そういったところの診療所の先生方、それから病院のほうに対して、そういった訪問診療をやっていらっしゃるところに対して、今、こういった補助金を出しながら支援をしているということでございます。  それから、休日診療でございますけども、これにつきましては、市立病院の中に休日診療を設けまして、今、日曜日に開設をする予定で、1月から予定をしておるところでございますけども、一応予定としては午前、午後、開業医の先生の皆さんにそれぞれついていただきながら診察をいただくと。一日です。それで、病院の救急の先生がいらっしゃいますけども、そこと連携をしながら診ていただくということで今計画をしているところでございます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 私のほうからは、子ども医療の受診の傾向ということで御質問いただきましたけども、今、受診数の把握というのはしておりませんで、医療費、扶助費の部分につきましてはもちろん毎月のあれが、把握はありますけども、なかなか、どの辺が基準でどの辺から無料のために増加しているかというのはちょっと難しい部分があります。昨年の7月から中学生までということになりましたけども、当初、24年度に未就学児のみのところから、26年、丸々小学生までいったときに、大体5,000万ぐらい拡大したためにふえてます。今回の中学生までということになりまして、それで大体推計しますと四千二、三百万ふえるだろうというようなことで、対象の人数が拡大するに当たって、それだけの扶助費の支出は増額しております。コンビニ受診ですとか、そういった部分についてはなかなかはかりかねる現状です。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかに質疑はありませんか。
     原祐二君。 ○議員(5番 原 祐二君) 2点だけ質問します。  まず最初に、予算に関する説明書の10ページ、庁舎管理事業ということで140万1,000円増額ということで、説明としては、里方分庁舎の自動ドア、それと本庁舎の照明ということで説明がありましたが、本庁舎の促進住宅、昔の、そこに川沿いに道路が整備をされたというのは承知をしておりますが、そこへ向けて、暗いのでという話であろうと思いますが、非常に140万というと大きい金額だなと思いますが、一体どれぐらいの外灯を、庁舎の管理事業ということでつけるわけですので、庁舎内につけるのか、あるいは占用しておられる道路とか駐車場につけるとか、そういったいろいろちょっとわかりませんが、どれぐらいの照明をどこへつけるのかという点を1点質問したいと思います。  それから、2点目は、先ほど深田議員が質問された15ページの子ども医療の助成事業ですけども、27年度決算レベルでは1億3,300万が本年度の補正後は1億6,300万ということで、3,000万も上がってくるということで、非常にこの上がり方が異常ではないかというふうに感じました。その中で、今、実数的なことは承知していないということですが、これ、かかったからということであればどんどんどんどん上がりますけど、この事業に対して、必要ではないとは言いませんが、この費用を抑えるためのことも考えていかないといけないと思いますけど、そういったことをやっておられるのか、あるいはそういった計画があるのか、それについてお尋ねします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 最初の御質問でございます。照明のことですけれども、10ページの140万1,000円ですけれども、先ほど説明もありましたように、分庁舎の自動ドアの修理が20万1,000円です。照明につきましては120万円ということでございます。つける場所といたしましては、本庁舎から裏手へ出まして、促進住宅までのところの通路、ここに照明5基を設置する予定にしております。ソーラーパネルを電源とするものを5基、通路沿いに設置する考えでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 子ども医療費の増加に対して、何かそれを抑制する手だてというか、そういうことは考えていないかということですけども、正直なとこを言いまして、特にそういったことは今対策してないという状況です。高齢者の方とか大人の健康維持という部分では、もちろん子供も含みますけども、どちらかというと小・中学生とか園児、小さいときは病気になるということもありますけども、基本的にはだんだん元気になっていってということで、特別にそれに対して手を打っているかといえば打っておりませんし、どういった手が打てるかというとこは、今後考える必要はあるかもしれませんけども、現在のところでは特に手だてはしておりません。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  松林孝之君。 ○議員(3番 松林 孝之君) 予算に関する説明書の25ページ、教育費ですが、先ほど説明がありましたパソコンの関係、学校の情報ネットワークセキュリティーの強靱化対策というところで、全ての小・中学校に対しての制度で5,900万円余りというところのようですが、一方で、その次の26ページのところでも、このセキュリティーに関してので、小学校の総務管理事業で140万余り上がっております。これは同じ強靱化対策の中での回線の設定手数料とか初期費用、また、28ページには、今度は給食センターの関係でも同じように、480万余りですか、上がっているんですけど、基本的に、一番最初の5,900万円余りはハードがほとんどという中で、ここの配線があって、あと小学校とか給食センターは初期設定という、ソフトかなというふうに想像はできるんですけど、もしそうであるならば、中学校の初期設定云々はないのかというところを確認いたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 情報セキュリティーの関係ですけれども、一番大きな金額、全体では5,800万程度の学校全体ではなるわけですけれども、その中で、情報システム課のほうへ機材を設定する分、共通費用ということで、総務費のほうへ設定をしている分があります。それが約4,900万ぐらいになります。サーバーとか、サーバーもいろいろな、インターネット系とか、メールとか、ホームページとか、それぞれに配置するといったような形で、その部分が大きな部分であります。各学校につきましては、ルーターとかLAN配線ということで、1学校が大体30万から40万程度、学校によって変わるということなんですけども、LAN配線とか、そういった額でやっていくということであります。  中学校につきましては、170万程度かかるということでありますけれども、それはそれということで、あと共通の中で見ている部分と各学校で見る部分とということで、特に小学校のほうは、140万というところが別にかかるということで予算化をしているところであります。  給食センターも同じく、30万程度と、それからインターネット等の環境の関係で少しお金がかかるところ、吉田、掛合については80万程度といったようなところがありまして、各センターによって違うということでありますが、それぞれのところで整備をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  堀江治之君。 ○議員(18番 堀江 治之君) 雲南市水道事業会計補正予算、3号、これの10ページ、予定貸借対照表の一番最後のところですけれども、利益剰余金が、当初予算の段階は約7,800万あったわけですが、今回4,100万ふえております。その当初の7,800万の振り分けが、減債積立金が3,900万、それから未処分利益剰余金が3,900万、合わせて7,800万と、こういうことですが、今回4,100万ふえてきたのを減債積み立てに2割弱、それから未処分利益剰余金に8割強振り分けをされておりますが、その結果、未処分利益剰余金が7,200万余りということになったわけですが、この振り分けの考え方についてお尋ねいたします。どのような考え方でそういうふうな振り分けをされたのか。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、補正予算書10ページの下のほう、(2)のロの当年度未処分利益剰余金7,257万1,000円のまず内訳を説明させていただきます。  こちらにつきましては、9月議会の決算で27年度の決算を認定していただいたわけでございますけれども、27年度末の未処分利益剰余金の額は6,222万4,000円となっております。それから、28年度について1,034万7,000円の剰余金が出る見込みということで、合計いたしまして7,257万1,000円というふうになっております。  ちなみに、28年度の1,034万7,000円の根拠につきましては、補正予算書の3ページをお開きいただきたいと思いますが、収益的収入及び支出のまず収入は、水道事業収益の備考欄に税抜き額と書いてございますけども、収益は税を抜いた額で計算をいたしますので、税抜き額8億5,227万円から、支出、費用のほうは税抜き額8億4,192万3,000円を見込んでおりますので、28年度、単年度については、差し引きで1,034万7,000円のいわゆる純利益、黒字を見込むということで、7,257万1,000円の合計となっております。  そこで、前年度の6,222万4,000円の額でございますけども、こちらのほうにつきましては、決算の段階でも御説明をさせていただきましたが、27年度の当年度の純利益は4,636万5,000円余りとなったところでございます。この収益の増加については、営業収益について1,973万円の増ということで、このうち水道使用料についてが1,268万5,000円ということで、残りの部分については、会計の制度の変更に伴う長期前受け金の額でございます。あわせまして、費用のほうが経費の縮減等、維持管理経費の縮減等で2,405万4,000円のいわゆる圧縮ができましたので、収入の増と費用の減ということで、合わせまして4,000万を超すいわゆる増収となったということで、27年度当初には約260万程度の純利益を見込んでいたものが、こちらでふえたということでございます。  そこで、費用の内訳をどういうふうにやったかということでございますけども、剰余金の処分については議会の議決を得ておりますけれども、改めて申し上げさせていただきますと、前年度の繰越利益剰余金が、これは26年度末が3,330万3,000円ございました。27年度の純利益が4,636万5,000円でございますので、合わせますと7,966万8,000円という金額になったわけでございますけども、こちらのほうから減債積立金、これは将来の企業債の元金等に充てる積み立てといたしまして800万円、それから現金ではない、いわゆる長期前受け金といった形式的な収支の部分につきましては資本金に約944万3,000円程度を組み入れをさせていただいておりますので、処分後についてが6,222万4,000円という形になっております。  この割合でございますけども、水道局といいますか、雲南市のほうでは割合は特に決めておりません。現実問題としまして、まず、剰余金については現金の形で残すということで、形式的な収支の黒字、先ほどの会計制度の変更に伴うものについてはここから控除をしていくということで、今回も944万3,000円を見込んでおりますし、将来的な企業債の償還に要する積み立て、減債積立金でございますけども、こちらのほうも将来を見込んだ上で800万を積み立てをさせていただいたということで、6,200万ほどの黒字が出て、現在、平成28年度の黒字見込みと合わせて7,257万1,000円となっているというところでございます。  水道事業につきましては、民間の会社ですと黒字は、利益は株主のためにということで、配当金等で株主の皆さんに配当はするわけでございますけども、水道事業につきましては、利益は利用者の皆さんに還元するということで、将来的な水道の健全な運営のためにある程度、一定程度の利益は確保し、万が一の修繕とか、その辺に備えて持っていくと、あわせて単年度に黒字が出た場合についても一定程度の未処分利益剰余金がありますと、そちらのほうで単年度の赤字を補填をするといったことが可能でございます。現実問題、平成23年度末には6,200万程度の未処分利益がございましたけども、24年度については約650万円の赤字、25年度については3,300万程度の赤字が発生いたしておりまして、26年度末、3,330万3,000円まで減ったということがございます。こういったことで、27年度については、これまでの推移等、ある程度、六、七千万は必要ということで見込んで会計処理をさせていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかに質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで議案第125号から議案第131号までの予算7件についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) 日程第8、議案の先議を議題といたします。  お諮りいたします。諮問第6号及び諮問第7号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第6号及び諮問第7号の2件は、委員会付託を省略し、先議することに決定をしました。  なお、諮問第6号及び諮問第7号については、人事案件につき討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第6号及び諮問第7号については、討論を省略することに決定しました。  諮問第6号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  諮問第6号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、諮問第6号は、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。  次に、諮問第7号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  諮問第7号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、諮問第7号は、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後3時31分散会     ───────────────────────────────...