雲南市議会 > 2016-03-04 >
平成28年 3月定例会(第2日 3月 4日)

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  1. 雲南市議会 2016-03-04
    平成28年 3月定例会(第2日 3月 4日)


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    平成28年 3月定例会(第2日 3月 4日)   ────────────────────────────────────────    平成28年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第2日)                            平成28年3月4日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第2号)                        平成28年3月4日 午前9時30分開議 日程第1 議案の質疑 日程第2 議案の先議      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 議案の質疑 日程第2 議案の先議      ───────────────────────────────                出席議員(19名)       1番 松 林 孝 之       2番 中 村 辰 眞       3番 原   祐 二       4番 矢 壁 正 弘       5番 白 築 俊 幸       7番 細 木 照 子       8番 佐 藤 隆 司       9番 周 藤 正 志       10番 西 村 雄一郎       11番 土 江 良 治
          12番 安 井   誉       13番 細 田   實       14番 山 﨑 正 幸       15番 堀 江   眞       16番 堀 江 治 之       17番 小 林 眞 二       18番 深 田 徳 夫       21番 周 藤   強       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(3名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 内 田 孝 夫  書記 ──────── 堀 江 篤 史 議会事務局次長 ─── 細 木 弘 志      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 太 田 多美子  教育長 ─────── 土 江 博 昭 病院事業管理者 ── 秦   和 夫  総務部長 ────── 長谷川 和 男 政策企画部長 ──── 佐 藤   満  市民環境部長 ──── 後 山 洋 右 健康福祉部長 ──── 小 林   功  産業振興部長 ──── 小 川   忍 建設部長 ────── 森 田   一  会計管理者 ───── 古 林   茂 水道局長上下水道部長 稲 田   剛  教育部長 ────── 小 山   伸 子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登  市立病院事務部長 ── 田 中   稔 大東総合センター所長  白 神 大 三  加茂総合センター所長  大 森   久 木次総合センター所長  木 村 正 広  三刀屋総合センター所長 藤 原 重 信 吉田総合センター所長  小 川 修 治  掛合総合センター所長  神 田 みゆき 総務部次長 ───── 中 村 清 男  財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩 代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫  危機管理室長 ──── 安 部 昭 彦     ───────────────────────────────               午前9時30分開議 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算、2区分に分けて行います。  最初に、承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認1件、議案第1号、雲南市寄附によるふるさと政策選択条例の一部を改正する条例についてから議案第18号、雲南市都市公園条例の一部を改正する条例についてまでの条例18件、議案第19号、雲南広域連合規約の一部を変更する規約についての規約1件、議案第20号、過疎地域自立促進計画の策定についてから議案第52号、市道の路線認定についてまでの一般事件33件、報告第1号、議会の委任による専決処分の報告についての報告1件の計54件の条例その他について行います。  条例その他の質疑については、除斥が生じますので、4回に分けて行います。  初めに、議案第30号、議案第39号、議案第49号の議案3件を除く51件についての質疑を行います。質疑はありませんか。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 条例3件についてお尋ねいたします。  まず、議案第3号、雲南市行政不服審査会条例の制定について。新しく制定するわけでございますので、確認をいたしたいと思います。  条例案文の中の第4条、組織。4条の「審査会は、5人以内の委員をもって組織する。」と、こういうことになっておりますが、5人以内ということになりますと、6人はだめだよと、5人以内ですよと。ということは、1人でも2人でもいいと、こういうふうな、素直な受けとめ方をすればそういうふうに読めるわけですが、それでいいのかどうなのかということですね。  それから、委員の第5条ですが、これでは「法律若しくは条例又は行政に関して優れた識見を有する者」ということですが、この順序が、法律を優先されるのか、あるいはこの3つの関係は横並びなのか、その点についてお尋ねをいたします。  さらに、「識見を有する」ということですが、具体的にどういう方というふうなことをお示しいただきたいというふうに思います。  それから、次のページですが、会議の第9条の4項に、委員は自己の利害に関係する議事に参加することができないと、こういうことですが、具体的にその範囲はどういう範囲を想定されておるのか、その点についてお尋ねいたします。  さらに、附則のところの2項、経過措置ですが、最初の委員については任期は2年であるけれども、平成29年5月の31日までとすると、こういうことになっておりますが、なぜ2年にしないのか。あるいはその期日を5月の31日にした、その理由についてお尋ねいたします。  次に、議案第10号、雲南市市長等の給料の特例に関する条例の制定についてお尋ねをいたします。  このたび、市長100分の10、副市長100分の7、教育長100分の5と、こういうことでございますが、先般、朝日新聞に職員の方の県内8市の状況が報道されました。したがって職員の方の内容はわかりますが、この市長、副市長、教育長の県内での状況はどういう状況なのか、その点についてお尋ねいたします。  それから、続いて議案第11号、雲南市職員の給与の特例に関する条例の制定について。  これについては、先ほど申し上げましたように、3月3日の朝日新聞に県内8市の職員の給与削減の状況が報道されました。それを見れば大体わかるわけですが、今回、雲南市の場合は6級、7級に適用された方に対して100分の2を乗じた額を減ずると、こういうことでございます。平成26年の決算を見ますと、実質公債費比率が過去には大変大きく、県下でも一番悪い数字でありましたけれども、現在に至っては、県下では2番目によい数字ということで13.4、浜田市12.0に次いで県内2番目になったわけですが、さらに管理職の皆さんについては100分の2を減額すると、こういうことですが、その考え方。そして、これはいつまでされるのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) まず、条例の第3号、行政不服審査会条例でございます。  4条のところで、委員会は5人以内の委員をもって組織するということでございますが、1人でも2人でもいいのかということでございますけども、これは、通常こういう「5人以内」という書き方をしておりまして、具体的には5人の委員さんを考えているところでございます。  それから、2番目の法令もしくは条例または行政に関してということで、これは優先があるかということでございますけども、これは横並びという考えでございます。  それから、「優れた識見を有する者」ということですけども、具体にはどういう方かということですが、この審査会につきましては、現在考えておりますのが、個人情報保護審査会、それから情報公開審査会、いずれも同じメンバーですけども、この方に行っていただきたいと考えております。したがいまして、この委員の方の中には大学教授ですとか弁護士の方、あるいは地域の行政相談委員の方等おられますので、そうした方を具体には考えているところでございます。  それから、議案第10号、市長等の給料の特例に関する条例の制定でございます。  市長、副市長、教育長カットであるけれども、県内の状況ということでございますが、これについては少し時間をいただきまして、後ほど回答させていただきたいというふうに思います。  それから、条例の11号、職員の給与の特例に関する条例でございます。  今回、管理職2%カットを残すということにしておりますけれども、財政状況等のお話もございました。これにつきましては、今回、給料表の改定もありましたし、それから給与カットも一部取りやめということですけども、やはりちょっとレベルの問題がございまして、一挙に全部カットを取りやめるということにはならなかったということでございますので、管理職の部分2%を残して、レベルがどういうふうに推移するのか、しばらく状況を見たいというふうに思っております。  いつまでかということでございますけれども、これ、職員団体と協議もしておりまして、一応単年単年ということで、その都度都度協議をしていくということにしておりますので、ちょっと先のことは申し上げられませんけども、今回のものについては一応1年間ということで考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 答弁漏れ、3号の9条の利害に関する議事とか、5月31の期日について。 ○総務部長長谷川和男君) 失礼しました。  行政不服審査会条例の附則でございます。5月31日ということにしております。これは、先ほど申し上げましたように、個人情報、それから情報公開委員さんと兼ねていただくということを考えておりまして、この任期につきましては、その2つの委員会の現在の任期に合わせているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) まだもう一つ。 ○総務部長長谷川和男君) 大変失礼しました。  9条の4項、自己の利益に関係する議事に参加することはできないということですけども、これについては、その審議の内容についての利害関係者であった場合は、その審議に参加できないということでございまして、一応それをここに明記をしているということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 議案第3号の組織、4条「審査会は、5人以内の委員をもって組織する。」と、こういう文章ですので、通常これは5人だと、こういうふうな言い方ですので、これは、だとすれば、審査会は5人の委員をもって組織すると、これが単純明快であるというふうに思います。以内ということになれば、このものを生かしておけば、4人でも3人でも2人でも1人でもいいんだと、こういう解釈になるわけで、その点についてのお考えをお尋ねいたします。  それから、9条の自己の利害に関する議事なんですが、具体的に例えばどういうことか、その点についてお尋ねしたところでございます。いま一度答弁いただきたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 5人以内の記述ですけれども、5人でその会を立ち上げたということですけども、途中で、あるいろんな理由で欠員が生じた場合、それは成立しないということになりますので、ほかの委員会もですけども、この「5人以内」という書き方をさせてもらっているところでございます。  それから、利害関係のところですけれども、これはちょっとなかなか具体の例が申し上げられませんので、その具体の、その個々のケースによって利害関係があるかどうかということは判断していく必要があるというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 審査会の人数なんですが、欠員が発生したときと、こういうふうな答弁があったわけですが、その分については、5条の2項に補欠の委員の任期は前任者残任期間とすると、こういうことで補欠を認めた条項はあるわけでして、これを活用すればいいわけでして、当然その審査会、5人必要であるとすれば、中の5人の、「以内の」というところを外すべきというふうに考えますが、その点、伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 5人の記述ですけれども、一応準則では5人以内ということになっておりまして、ほかの委員会についてもこういう書き方をしておるところでございます。  「5人」とはっきり、「5人の委員をもって組織する」ということで書きますと、仮に欠員ができた場合、例えば死亡とかいろいろ考えられますので、そういうアクシデントがあったときに必要な審査会が開けないということになりますので、この「5人以内」という書き方にしているということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) いいですね。 ○議員(16番 堀江 治之君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  白築俊幸君。 ○議員(5番 白築 俊幸君) 私も条例2つですが、一つは、先ほどと同じ行政不服審査会条例です。  第7条の政治活動の制限というのがありますが、この、同種の、先ほどお聞きすると、これは情報公開とか個人情報審査会も兼ねるということですけど、そういった審査会はここまでの制限があるんでしょうか。先ほど、これは準則だとおっしゃいましたので一応のひな形が示されたんではないかと思いますけれども、この審査会、ほかにもあるとすればそうなんですが、これは何でそこまでの制限が必要なのかということと、この条文の中の「役員となり」というのがありますが、この「役員」ってどういう、どこまでのことを言うんでしょうか。そして、そういう人は、最初はならんでしょうけども、しようと思えば、役員をやめればできるということなんでしょうか。  それから、もう1点は、第7号の議員報酬等の一部改正ですが、ちょっと立法の技術的なものがちょっと、これでいいのでしょうかということをお聞きしたいんですが、この中で、つまりこれ、まだ今議会にかけてこうしたいというのを、それと同時にまたもう一回変えるわけですよね。ということになってると思いますが、これは立法技術的に可能な、というか、よくあることなんでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 今、わかりましたか、特に7号、どういうことか、意味は。  長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 先ほどの御質問ですけれども、ちょっと少し時間をいただいて答弁をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ちょっとこの間ですが、ほかにございませんか。  総務部所管以外の質疑ございますか。  暫時休憩します。               午前9時49分休憩     ───────────────────────────────               午前9時56分再開 ○議長(藤原 信宏君) それでは、会議を再開いたします。  答弁をお願いします。  長谷川総務部長
    総務部長長谷川和男君) 行政不服審査会条例の第7条の関係でございます。  政治運動の御質問でございました。これにつきましては、行政が処分したことについて審査を、いいか悪いかという審査をいただくという審査会でございますので、この法律においても公平性ということがうたわれているところでございます。そうした中で、例えば政治の関係ですと、行政が処分したことについて、それをいいか悪いかという判断をする場合に、やはり一方に偏る可能性があるということで、公平性のところからこういう規定を設けているところでございます。  また、政治的団体の役員という部分ですけれども、役員ということですので、その政治団体運営側、そういう権限を持つ方であるというふうに思っております。具体のことはちょっと、その具体の例を、でないとなかなか判断はできないと思いますけども、考え方としてはそうした、その団体を運営する側、そういう権利を持つ方というふうに理解をしているところでございます。  それから、議案第7号でございます。立法の技術的にこれでいいかということでございますが、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。新旧対照表の第1条関係ということでございます。第3条の2項のところで、改正前が100分の160を100分の175に改正するということで、100分の15だけアップするということでございます。これについては、今年度のところは既に6月、12月、もう支給済みですので、一括、0.15上げるということでございます。  次のページのところの第2条関係、ここでは来年度以降のことでございまして、これについては6月支給で0.1、それから12月支給で0.05ということで、0.15を2つの期に、0.1と0.05、割り振っておりますので、これは来年度からということでございます。  改正案の、改正する条例の附則でそのことを書いておりまして、第2条の規定は28年4月1日、これは割り振った部分。それから、0.15一度に上げる分については27年12月1日から適用するということでして、これは立法的に時差をもってこういう取り扱いをするということですので、立法的に問題はないと考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 白築さん、いい。 ○議員(5番 白築 俊幸君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) 今の、じゃあ白築さんのを終わります。  それから、県内の状況について、ちょっと保留、ちょっと時間をいただきたいと思いますが、それによって、もう質疑済んどるね、3遍ね。じゃあ後ほどでもよろしいですね、それは。  ほかにございませんか。  中村君。 ○議員(2番 中村 辰眞君) 同じく議案第3号であります。  まず第6条の守秘義務のところでありますけども、秘密を漏らしてはならないと、また職を退いた後も同様とするということでありますけども、これに対する罰則規定とかというものがあるのかないのか、お聞きしたいと思います。  次に、第7条、先ほどからのことです、中にありますけども、この「政治的団体」というこの文言、これが意味することですが、何か基準を設けてあるのかどうか。例えば政治団体としての届け出がされているとかいないとか、そういうのが基準になるのかどうなのかの確認をさせていただきたいと思います。  それと、この文を読みますと、在任中に役員となりということで、それが一つ。もう一つ、後段に、また積極的に政治運動をしてはならないというふうにあって、トータルしますと、要は政治活動、一切しちゃいけないというふうに読み取れますが、役員云々というよりも、要は政治にかかわってない人という意味でとっていいんでしょうか。  以上2点、お願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 行政不服審査会条例でございます。  まず、6条のところで、罰則はあるかということですけれども、罰則はございません。  それから、7条の関係です。「政治的団体」ですけども、これ基準については特に設けてありません。これは行政不服審査法、法律のほうもこういう書き方になっておりまして、明確な基準、届け出というのは、今のところはっきりわからないという、示されていないということでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(2番 中村 辰眞君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。ありませんね。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) じゃあ打ち切ります。  先ほど堀江議員の10号に対する県内の状況については、後ほどまた答弁させるということで、一応この件を終わります。  これで承認第1号の承認1件、議案第1号から議案第18号までの条例18件、議案第19号の規約1件、議案第20号から議案第52号までのうち、議案第30号、議案第39号、議案第49号を除く一般事件30件、報告第1号の報告1件の計51件の条例その他についての質疑を終わります。  次に、議案第30号、公の施設の指定管理者の指定についての質疑を行います。  本件については、7番、細木照子さんは地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔7番 細木照子君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第30号についての質疑を終わります。  7番、細木照子さんの除斥を解除します。              〔7番 細木照子君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) 次に、議案第39号、公の施設の指定管理者の指定についての質疑を行います。  本件については、12番、安井誉君は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔12番 安井 誉君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第39号についての質疑を終わります。  12番、安井誉君の除斥を解除します。              〔12番 安井 誉君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) 次に、議案第49号、公の施設の指定管理者の指定についての質疑を行います。  本件については、5番、白築俊幸君は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔5番 白築俊幸君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第49号についての質疑を終わります。  白築俊幸君の除斥を解除します。              〔5番 白築俊幸君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) 以上で条例その他の質疑を終わります。  次に、予算について行います。  予算は、平成27年度補正予算と平成28年度当初予算の2回に分けて行います。  初めに、議案第53号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(第7号)から議案第61号、平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第4号)までの平成27年度補正予算9件について行います。質疑はありませんか。  原君。 ○議員(3番 原 祐二君) 補正予算の、まず一般会計、4点についてお尋ねします。  予算に関する説明書の21ページ、飲料水確保対策事業ですけども、補正の説明において執行率ゼロ%ということで、全く事業はないということですけど、事業ニーズをどのように捉えておられたのか、それについてお尋ねします。また、事業対象者へ向けて、この制度というものをどういった形で周知をされたのか、その結果がそうだったのかという点について、まず最初にお尋ねします。  それから、次に26ページ、雲南市産品販路拡大事業、起業創業・経営支援事業、企業誘致推進事業ということで、この3事業の総額は2,640万円ということで、3月補正の中の目玉事業ではないかというふうに考えますけども、この事業に対する、期待する成果、どう考えておられるのかについて伺います。また、具体的な成果指標というものをお持ちなのかどうなのかということについても、あわせてお尋ねします。  次に、28ページ、除雪車回転場整備事業ということで、これにつきましては不用額210万円が計上され、補正ということでございますが、年度当初、要望箇所というのが上がっていたのかどうかわかりませんが、その対応が全てできた結果がこうなのかということ。それから、次年度予算でもまた同じように予算計上されておりますが、本年度予算、この210万円で対応できる場所はなかったのかどうなのかという点についても、あわせてお尋ねします。  それから、31ページ、UNNAN学びサポート事業、これは事業名が、「UNNAN」というのがアルファベットを用いた、極めて余り見たことのない事業名となっておりますけども、このアルファベットを用いる意味といいますか、理由が何か特にあるのか、意義があるのかという点についてお尋ねします。  一般会計は以上です。  簡易水道特別委員会の55ページ、56ページのところですけども、これにつきましては、歳出の増として、凍結による人件費、休日・時間外手当、それから委託費の、再委託費の計上がされていますが、財源を見ますと、一般会計の繰り入れということで提案をされております。漏水が起きることによって使用量の伸びというのが当然あるわけですが、それによる水道使用料の増というのは計上されていませんが、その増については今回のもので見込めなかったのかどうかということを確認します。それから、今後、減免ということが周知されていますが、その辺による収益と費用の関係をどう捉えているのか、あわせてお尋ねします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) まず、1点目の飲料水確保事業補助金。今回の補正で200万円の減額ということです。  説明で申し上げましたとおり、当初2件ということで予算立てをしておりましたけれども、結果的に申請がゼロだったということでございます。  問い合わせがあったりはしました。けども、この対象が水道の未普及地域ということで、その関係で対象にならなかったということも実際にあっております。  それで、PRにつきましては、広報等でもPRをしておりますけども、なかなか限られたところのことになりますので、これもまた本人さんの、該当者の方の、どういいますか、考え方という部分もありますので、なかなかこれからどのぐらいの要望が出てくるかというところがはかりかねる部分もございます。そういった状況です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 産業振興部の関係、26ページの雲南市産品販路拡大事業、そして起業創業・経営支援事業、企業誘致推進事業と、合わせて2,640万余りということでございますけれども、先ほどいただいたとおり、これが補正の目玉ということでございます。これによって地方創生、人口の社会増を目指していくということで、まず企業誘致の専門スタッフにおいては、一月当たりの活動目標を掲げております。毎月10社は企業訪問していただきたいと、これ首都圏の中においてですね。有効面談数、アポイントがとれてしっかりやっていく、これ3社、その10社の中でも3社はそういう有効面談につなげていくと。訪問した上で、きっちりと次に結びつくお話がしていただければと。あわせて、同行による面談件数ということで、これ産業推進課の職員になりますけれども、産業振興センターのスタッフも兼ねておりますが、二月に1社ぐらいはそういった、いただいたアポイントのところに同行ができればという指標でございます。  同時に、この起業支援専門員については、市内の企業についても今、回っていただいておりまして、それについても市内の受発注がしっかり進んでいくというのが我々の大きな目標でありますから、これについては月に2日程度は、今、東京在住でございますので、こっちに来ていただいて定量的にスタッフ会議を全体でやっている中で、あわせてその人、次の日あるいは前日と当日といったような形で、市内の製造業を中心に回っていただくという指標でございます。  既に30社程度は首都圏を中心に、この方、回っていただいておりまして、ここの中からしっかりと企業誘致に結びついていく、確実なものを導き出すことが肝要かなというふうに思っています。  事業承継の専門員につきましては、1名は嘱託の職員を日々ここに配置しておりまして、これにつきましては日夜というか、日々、企業訪問を実施していただきたいということで、そういった活動の指標でございます。日々、月に17日間のこれ嘱託職員でございますので、基本的に市内の状況を見て回るということでございます。  もう1点、中小企業診断士あるいは弁護士が起業・創業と、それから事業承継と、大きい部分のくくりでチームを編成してくれてまして、ちょうどあす、あさってもまたそういったセミナーをこの市役所1階の多目的ホールでやりますけれども、そういったセミナーの開催、そして何よりも市内の資源を活用した産品の、これをしっかり見て回っていただきたいということで、これについては農商工連携協議会、70社程度ありますけれども、そういった各事業者の、事業の責任者あるいは生み出された産品を今、しっかりと見ていただいているところでございますから、あわせて、そういったチームが自分のブレーンでたくさん、何々珍味堂さんとか何々バイヤーとか、いっぱい横の連携で持っていただいておりますので、それぞれの商店の中でそういった、我々雲南市の中で生み出されている産品がうまくそちら側に結びついていっていただけるような、これは日々何件というような指標ではなくて、しっかりと市の資源を見ていただいて、それを外側の大きなマーケットで売っていただくということに尽きるというふうに思っておりますので、このような活動が今後さらに見える化が図られていくものというふうに思っておりますので、また参加の御案内等々も、セミナー等、させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと。  それと、事業承継の、さっきの若者のチームでございますけれども、毎月、相談日を設定いたしておりまして、定量的に嘱託の職員の情報をもとにしながら、弁護士なり中小企業診断士が専門的な見地で、毎月、第何水曜日とか、そういった日にちの設定をする中で……。 ○議長(藤原 信宏君) 小川部長、簡潔にお願いします。 ○産業振興部長(小川 忍君) わかりました。  ちょっと力が入り過ぎてしまいましたです。そういう形で対応していっているということでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 予算説明書の28ページの30目の除雪費の関係の除雪車の回転場の整備のお尋ねでございますけども、本年度は19カ所やる予定にいたしておりました。そのうち、今現在15カ所やっております。あとの4件につきましては、分筆登記が発生するものでございます。委託を行わなければならないということもありましたので、そのあと残りの4件については28年度のほうで施行したいというふうに考えております。  主に減額になった要素としましては、分筆登記の件数が7件と、15件行ったうちの7件がそういった該当だということ。それに伴って用地買収費もしたがって要らなくなったということが主な要因でございます。  この対象の整備、15カ所につきましては、先ほど7件、分筆登記を行ったということで、それ以外のものについてはほとんど換地で回転場の整備ができたと。待避所の整備もあわせてでございますけれども、そういった形で取り組まさせていただいたということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育長部長。 ○教育部長(小山 伸君) 説明書31ページのUNNAN学びサポート事業についてでありますけれども、これのアルファベットを使った意味ということでありますが、特に使った意味ということではありませんが、これの事業は10分の10ということで、国に申請をしなければいけないということで事業を立ち上げた部分でありますけれども、そこの中で申請のために使った名称ということで、一応事業にもそういう形で使ったということであります。当初予算にも同じ名前をつけておりますが、その中では、地域未来塾という放課後の学習とか、あるいはスーパーティーチャーとか、学力育成指導員の予算とか、そういった包括的にいろいろな予算を集めて一つの事業にしておりまして、それらを集めた事業ということでのネーミングということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、私のほうから、今回の寒波によります凍結による漏水関係について御説明をいたします。  原議員のほうからは、大きく分けまして3点、御質問をいただきました。  まず、1点目の水道使用料、いわゆる漏水に起因する使用料が、伸びが見込めなかったかという点についてであります。  御承知のように、水道使用料は前月分、使われたものにつきましては翌月の、基本的に1日から8日までの間で、各検針員が地区を回りましてハンディーターミナルによって検針業務を行っております。このため、先般の寒波によりましては1月25日夜半から漏水が発生をいたしまして、終結いたしましたのが1月の30日ということでございますので、2月の1日以降の検針ではそれが把握はできておりますけども、今回の補正につきましては、時期がずれていたということで、見込んではおりません。  次に、2点目、減免についてでございますけども、この減免につきましても、全員協議会等で御説明はいたしたとは思いますけれども、一般的に減免につきましては通常使用する水量を超えた分の2分の1を基本的に減免をするという規定がございます。それで、通常使用する水量の基本となるものは、漏水修繕を修繕後に丸々1カ月間、正常な値に戻ったものと比較をいたして、それを超えるものを減免という形になっておりますので、今回の1月末の寒波による修繕については、まだ2月時点では漏水が出ているということで、3月使用分についてが一応正常に戻ったというふうに考えております。ということになりますと、3月分につきましては4月の1日以降の検針でその通常の使用料を把握いたしますので、今回につきましては、減免の申請は出ておりますけれども、減免の申請が出た段階でどれだけの漏水量が出たかというものにつきましては、この後の検針で判明をするということで、もちろん収益もですけれども、お支払いを戻す金額につきましてもまだ見込んでおりません。  最後に、収益と費用の関係でございます。  漏水に係る休日・時間外勤務手当ということで、特に簡易水道についての人件費のことをお話しになりましたけども、今回の休日・時間外勤務手当を含めまして、水道局職員につきましては、工務課、下水道課、営業課、総務課、それから今回の漏水については各総合センターで給水対応ということで、夕方の給水所を開設した折には総合センターの職員の方、それから水道局OBということで、工務課を担当した5名の職員の方については時間外で支援体制のもと、水道局職員と一緒に夜間の漏水対応についても協力をいただいております。そういったことを含めまして予算化をしておりますので、今回対象となります経費につきましては、簡易水道、それから生活排水処理事業特別会計、水道事業会計のところで予算化をしたところでございます。  関連いたしまして、これに係る経費でございますけども、休日・時間外勤務手当がおおよそ810万円程度、それから臨時検針員ということで、検針員さんについては各それぞれの御家庭の水道メーターの位置とか、それから回る順路等について詳しいということで、図面等はありますけれども、その方の御協力を得ながら職員等で強制的に止水栓をとめる等をいたしまして、やったということもございまして、委託料が約30万円程度。それから消耗品ということで、給水所を開設した折に非常用の給水袋が若干不足いたしましたので、この経費として約50万円程度、予算化を、今回計上させていただいております。合わせまして約900万円程度の費用を今回、補正予算ということでさせていただいております。  これに対する収益でございますけれども、収益といいましても比較するものは前年同月、いわゆる1月分の使用水量と比較してということでございますけども、水量といたしまして3万450立方メートル、昨年同月よりもふえておりまして、調定額といたしましては上水、簡水合わせまして639万5,000円を見込んでおります。ということで、費用のほうが約900万、入ってくる収益のほうが639万5,000ということになっておりますので、収支的には赤字ということで、決して漏水によって収益が大きく上がって増収になったということではございません。  もちろんこの収益の中には、これから減免をしてまいりますので、減免をすると、またお金を返していくということで収益が縮小してまいりますので、この赤字幅はまたさらに伸びていくと思われますけども、先ほど来お話ししましたように、この調定につきましては若干時間をいただいて、4月1日以降のところでなるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 原君。 ○議員(3番 原 祐二君) 丁寧に説明していただきましたが、2点だけ。  飲料水の関係ですけども、対策事業。当初予算に盛り込むということであれば、補正のときに2件とも落としてしまったと。事前のニーズ調査的なものをやって、事業所枠、予算を要求していくというような姿勢が必要ではないかというふうに考えますが、それについてはどう考えられますか。1点。  それから、除雪車回転場の整備については、登記の関係で十分、予定したところができなかったということですが、本市における登記の体制が若干弱いのか、そういったことが課題となって全てができなかったのかという点についてお尋ねします。
    ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 井戸の補助金です。  ニーズ調査ということでございますけども、新年度の予算では1件だけ予算計上しているところですけども、何らかの方法でそういったことも具体的にやる必要があるかなと思っておりますので、今後ちょっと対応していきたいと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 回転場の整備について、登記の体制がどうかということでございますけど、登記というのは委託の関係で、分筆図面を作成するということも含まれて、私のちょっと説明が至らなかったかと思いますけど、委託業務に出すということでございます。この事業につきましては、センターのほうからそうした声が、調査を行いまして、こういった箇所だということを私どもに教えていただいて、建設部のほうが実際、現地のほうを見て回って、それでどういった回転場ができるかということを判断させていただくという形で進めさせていただいております。その点で少し時間を要したということもございます。  そういったところで、さっきの4カ所については今年度の取り組みは無理だったけども、28年度のところでそれはしっかり取り組まさせていただくということと、それとあと、要望のない箇所でも、パトロールで気がついたところもありましたので、そういったところについても、きちっと28年度では取り組まさせていただくということで、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(3番 原 祐二君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありますか。(「議長、1番」と呼ぶ者あり)  ほかにもございますか。  じゃあ、ここで暫時休憩をいたします。              午前10時31分休憩     ───────────────────────────────              午前10時43分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  初めに、先ほど議案第10号の保留の答弁がございますので、よろしくお願いします。  長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 特別職の給与カットの県内の状況についての御質問に御回答いたします。  県内8市のうち、今現在カットを行っているところが6市、雲南市を含めて6市ございます。  カットの幅ですけれども、市長につきましては5%から30%、副市長については5%から20%、教育長も同じく5%から20%というカットの状況でございます。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江議員、特によろしいですか。 ○議員(16番 堀江 治之君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) それじゃあ、この件は終わります。  続いて、補正予算について質疑を続けます。  松林君。 ○議員(1番 松林 孝之君) 一般会計ですが、26ページです。商工振興総務管理事業、地域商業等支援事業補助金、これの2,036万4,000円の減額についてですが、これについては、もともと当初が320万から、6月に1,200万の補正、9月に452万の補正、さらに9月の追加補正で約3,000万、これはチェリヴァ関係だと思いますが、最後には、12月はゼロ円ということで、トータル4,972万1,000円であったと。で、今回は県の枠がなくなったための2,036万円の減ということのようですが、これが、例えば昨年度ですと約916万円、3月の最終であって、それも最終的には26年度の末も減額補正がありました。これは予算執行の見込みの減があったための155万の減でした。今回、県の枠がなくなったための減というのは今までなかったんじゃないかなという中で、今回大きいのは、やっぱり9月の追加補正であったチェリヴァに関する3,000万円の部分があったのかなというふうに予想できますけど、これのチェリヴァ部分の減額になった部分と、あるいは一般の商工会を通じて出た補助金の出たものに対しても、この補助金が出なかったのか、その辺の立て分けを教えていただきたいというふうに思います。  もう1点は、予算に関する説明書の31ページ先ほどもありましたが、UNNAN学びサポート事業、これについてですが、ICTタブレットを110台購入ということのようですが、これをどこに設置、配置されるのか伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 説明書26ページでございます。地域商業等支援事業補助金2,036万4,000円の減ということでございます。  先ほど御指摘のあったとおり、県の補助金の枠がなくなったためということでございます。確かに12月補正で3,000万要求をさせていただきまして、お認めをいただいた経緯がありますけれども、県のほうが地方創生の交付金を財源として充てておられました。その関係で、財源がそこにあるということで、我々、市としては、出口の市としての予算化しているということで随分折衝、交渉もいたしましたけれども、結果的にはそれは予算がつかなかった、枠がなくなったということでございます。  ほぼ今のマルシェリーズ、旧サン・チェリヴァの関係でございまして、ここにつきましては各事業者の皆さん方、手を挙げておられました。個々にお話をして、家賃補助、結局毎月の補助に振りかえるとか、そういった工夫で御理解をいただいたところでございまして、全てあそこ、大規模にお入りになる、あるいは小規模にお入りになる皆様方とのお話も結果的にはできた格好でございますので、次年度においては、また当初の部分でしっかりと対応もしていきたいということでございます。家賃補助も続いてまいりますので。  そういった皆さん方以外の一般の皆さんにつきましては、ほぼほぼ申請のとおり補助決定ということになっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育長部長。 ○教育部長(小山 伸君) 31ページのUNNAN学びサポート事業のタブレットの配置ですけれども、基本的には中学生を対象とした放課後の学習に活用していきたいと考えておりますので、中学校のほうに配置をしたいと考えております。ただ、タブレットですので、ほかへも多少移動とかは可能でありますので、全体の台数も多少、中学校間で移動ができたりとか、そういうこともあったり、地域で使う場合も出てくる可能性はあろうかと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 松林君。 ○議員(1番 松林 孝之君) まず、1点目のほうは、一般枠についてはほぼ補助の決定がなされたということで、これは今度の当初にも当然盛り込まれている中で、一般枠というのも当初では毎年のように1件、あとは家賃補助等で今回は拡充されましたけど、また移動販売で1件と、当初においては余り拡充部分がないのかなというふうに見えますので、これ毎年結構補正補正でこうやって出てきて膨らんできて、今、地域の経済もだんだんよくなっている中ですと、しっかりこの辺は見ていかなければいけないと思いますので、これはまた、そういった形でどんどん拡充されることを求めておきます。  もう1点、ICTの関係ですけど、中学校の放課後ということで、どこかに特定するということじゃないようですけど、現場のほうでは、例えば今までいろいろな、ICTじゃないですけど、機器をやっても、非常に活用するのには、生徒の人数分の数がないために、結果的に使いづらくてやれなかったというお話をいろいろな機器において伺っております。そういったことがないように、その110という台数が、例えばどこかの中学校のこの学年の放課後に使うというときに、2人に1台しかないとかいうような形では、授業としては成り立っていかないと思いますので、その辺はしっかりまたケアすべきだと思いますので、これも求めておきます。 ○議長(藤原 信宏君) 答弁はよろしいですか。 ○議員(1番 松林 孝之君) ありましたら。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育長部長。 ○教育部長(小山 伸君) 放課後を利用した学習で、主には英語学習と思っておりますが、特に大きい学校、それから小さい学校ということで、基本的には先ほど言いましたように分散といいますか、分けてはおりますけれども、曜日によって変えるとか、そういう移動も可能だと思いますので、そのあたりはニーズに合わせた活用方法を考えていきたいと考えています。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに。  深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 1点だけ質問をさせてください。補正の13ページなんですが、若者チャレンジの関係です。  これ、加速化交付金8,000万円のうちの使い道ということですが、この4,739万2,000円とコミュニティキャンパス843万5,000円。これで5,582万7,000円になるんですが、前に総務委員会のところで説明があっております若者チャレンジの分野、ここで継続とかでちょっと、コミュニティキャンパスは843万5,000円というのが出とるんですが、1、2のところをちょっと足してみると4,869万2,000円になるんですが、ここでは4,739万2,000円になって、130万円ほどが何なのかなと思ったりをしているんですが、この内訳の中で。それと、この若者チャレンジとかコミュニティキャンパスなんかの、ここで文言では書いてありますが、ちょっとなかなか、中山間地支援組織と連携し、市内外の志ある若者の育ち合いを促進しとかなんとか、ずっと書いてあるんですけど、どういう事業をやられるこの内訳なのか、それでこれ、ちょっとその辺の組み立てですね、ちょっとその辺を説明していただくか、あるいは議長にお願いしたいのは、資料として提供できればわかりやすいかなと。全くこの加速化を国の10分の10で使うのはいいんですが、大きな金額で、ソフト的なことなので、具体的なものが我々にちょっと見えないというので、ちょっとその辺の内訳を説明、部長、何かこの説明のときにやられたんですけども、ちょっとわかりづらいなと思って私はおります。  それと、ちょっとつけ加えるならば、若者チャレンジというのは、これでやられるわけですけれども、加えて、そこの社会増の中で、ああして一般質問でもちょっとやらせていただこうかなと思っとるんですが、老人さんの、何ですか、あの提言があった中の、あれなんかにね、全くこの社会増のこの予算の中には今回組み込んであるのかないのか、それだけはちょっと確認しておきたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 御質問がございました。  まず、数字が少し差があるぞということでございますけども、この中に一般的な旅費とか、それから消耗品とか、そういったものも少し入れておりますので、恐らくその辺で全体としては差が出てきていると思っております。  それから、中身につきましては、まず若者チャレンジのほうですけれども、これ大きく2つありまして、一つは中間支援組織への業務委託でございます。それからもう一つはノウハウ移転をしてくるための事業でございます。  最初の中間支援組織に何を業務委託するかということですけれども、これは塾の、ずっと、6回目を迎えますけども、塾の運営全体です。塾生の募集から塾の開講、運営、それから総括、まとめまでお願いをするところです。そのためのコーディネーターの経費とか、それから塾生たちがスタートアップしていきます、ビジネス化を求めてやっていきます。28年度については、特に2人の塾生について、今、想定していますのは重点的に支援をしていこうということで計画しておりまして、そういったところの支援の経費。  それからもう一つ、今この加速化交付金を使っておりますけども、できるだけ市民の皆さんのファンドとか、いろんな民間企業の支援とかを将来は取り入れて運営をしていけるようにすべきではないかという議論をしておりまして、そういった、コミュニティー財団と言っておりますけども、その財団の調査研究も今、あわせて進めようとしております。具体的には、市内の金融機関さん、あるいは市議会もございますね、も集まっていただいて、今、ずっと研究調査をやっているところでございます。この成果も28年度には一定、少し結論をまとめたいと思っているところでございます。  それから、ノウハウ移転のほうですけれども、これは去年、27年度から継続で地域医療とか訪問看護の分野を進めてまいりました。これ立ち上がって進めておりますけれども、ここで何が起きたかというと、そういったことを志して私たちもやりたいという方たちが今ふえてきておりまして、視察とか研修に来たいという方がふえてきてます。そういう人たちも含めて、引き続きこの分野も進めていこうというふうに考えております。場合によっては、これのほうは市内の介護事業者とか、あるいは開業医の皆さんとか、そちらのほうに紹介するような形を今とってきているというところです。そういったところの、そのための人材を育てるための経費。  それから、これも27年度から引き続いてやっておりますけども、やりますが、コミュニティービジネスということで、例えば塾生の中で地域自主組織と結びついて、酒屋さんと結びついて、自分たちの米を提供して酒をつくろうということで、売り出そうということで進めるような取り組みがございます。こういったコミュニティービジネスを実際、塾生と一緒になって展開しているところへのノウハウ支援を一つお願いをしたいというところです。  あとは、地方創生全体のアドバイス、それからファンドレイジング、これ先ほどコミュニティー財団と言いましたけど、もっと大きな仕掛けとして、企業の資金が入ってくるような仕掛けができないかというふうな研究を続けておりまして、そういったノウハウのことについての、ノウハウを移転するための経費を想定をしているところでございます。  それから、コミュニティキャンパスのほうですけれども、これも、中身としては職員の旅費とか、実際、大学を訪問して交渉します。そういったときの経費とか、それから地域自主組織に入っていただくときのための謝金とか入っております。それ以外には、そういった大学を開拓していただくための事業委託費もこちらのほうに盛り込みをさせていただいております。この中身については、先ほど資料の提供要請がありましたので、今言いましたようなことも含めまして、資料の提供、後ほどさせていただきたいと存じます。  それから、CCRCの件でよろしいですか。これについては、調査研究を今進めておりまして、実際の予算のところは一般的な経費のほうで進めております。こちらの地方創生の中には入れておりませんけども、進めさせていただいています。  CCRCは、アクティブシニア層を元気なうちに地方へ移住させて、コミュニティーの中で生かしていこうというお話なんですけれども、果たしてアクティブシニア層が来るための介護人材が実のところ雲南市のほうも不足しているのが現状です。そういった観点から、実は介護人材については介護事業者さんともお話し合いを今続けておりまして、介護人材のための人材を、Iターンを引っ張ってこようということでの新しいちょっと事業が、これも別途、うんなん暮らし推進課のほうで、今、予算要求も提案をさせていただいております。介護人材のIターン募集のほうの事業です。  CCRCについては、今、そういった人材不足と、それから果たしてアクティブシニア層が本当に雲南市を選んで来る魅力があるかどうか、基本的に恐らく都市部の、首都圏のお年寄りを呼んでくるということになると、例えば軽井沢とか、そういった近郊が非常に有利になってくるというか、それを上回る魅力のあるものはないだろうかということで、それに限らず魅力のある雲南市の事業、地域資源を生かした事業展開を含めてのIターンを引っ張ってくることはできないかというふうな研究を今続けているところでございまして、もう、28年、ちょっと1年検討させていただいた上で、これが何か成果が出たときには来年度、29年度、事業化のほうへ向けて進めたいと考えているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 先ほど深田議員のほうから請求がありました事業の詳細について、資料提供を求めることについて、御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) じゃあ、後ほど資料のほうをよろしくお願いします。  深田議員。 ○議員(18番 深田 徳夫君) それでは、よろしくお願いしたいと思いますが、CCRCの予算は組んである言われましたね、何ぼか。どこ。ちょっと。 ○政策企画部長(佐藤 満君) ありません。 ○議員(18番 深田 徳夫君) ない。ないということですね。わかりました。終わります。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) それでは質問いたします。  予算書の6ページ、繰越明許が上がっております。  ここの中で、商工費の木次経済文化会館整備事業で、説明があったわけですが、空調機の納期のおくれのために4,118万円の繰り越しと、こういうことですが、3月の9日オープンということに対して間に合うのかどうなのか。繰り越しということになれば、ちょっと空調がどうなるのかなという心配がございますので、確認いたします。  次に、一般会計の説明書の37ページ、給与費明細書でございます。  職員手当がかなりの補正増が予定されておりますが、そこの中で時間外手当が1,023万5,000円ということで、12月以来、3カ月で1,000万を超す増額が必要だと、こういうことですが、この主なものは何なのか。それから、この中に水道の漏水対応が含んでいるのかどうなのか、その点についてお尋ねいたします。  次に、生活排水処理事業特別会計です、61ページ。  10款の浄化槽費ですけれども、今回1,840万減額ということでございます。もともとの計画の基数は幾らであったか、そして実質、申請があったのが何基になったのか、その点についてお尋ねいたします。  次に、工業用水道事業会計、4ページです。  キャッシュフローで見ますと、今回の補正で当年度純利益が△の3,156万3,000円と、こういうことでございます。平成26年度でも赤字決算を出したわけですけれども、今回3,156万3,000円ということですが、当然、恐らく精算に入りますと、決算に入りますと、不用額というものがそれぞれ出てくるということで、これはもっと少なくなるというふうに思いますけれども、当年度未処分利益剰余金というのが1,938万1,000円が△で計上されております。そういう中で、最終的にこれが黒字に転換する可能性があるのかないのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 繰り越しの関係でございます。木次経済文化会館整備事業4,118万円ということでございます。  これは、マルシェリーズ、屋上の空調設備の修繕工事でございますけれども、繰り越しの理由といたしましては、20年、21年たってる空調設備、吸収式冷温水機の納期、これが3月末になるということで請負業者のほうから工期延期願が出されて、これを承認したということでございます。  当初の工期が3月4日までということで、これを5月31日まで延長ということでございますけれども、施工計画につきましては、暖房不要な4月の中旬ぐらいからやっていくということで、来週、いよいよオープンいたしますけれども、現況、動かないわけではありませんので、現況、動かしながら、現状のまま使用しながら、施工はそういった不要な時期にやっていくと、暖房が不要な時期をとらまえてやっていくということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 一般会計の給与費明細の関係でございます。  時間外ですけど、まず漏水につきましては、これは含んでおりません。  今回の補正ですけども、主に教育委員会の関係、それから産業振興部のほうで増額としているところでございます。それぞれ教育委員会の人事関係の事務とか、産業振興部におきましてはもろもろの事業のための時間外ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、まず生活排水処理事業の合併浄化槽の基数の件でございますけれども、当初計画では70基を計画いたしておりまして、現在49基の申し込みがありまして、1,840万円の不用額といいますか、減額を計上したところでございます。  最後、工業用水の関係でございますけれども、これから黒字の可能性があるかないかということでございますけども、現状のままですと、黒字の可能性はないというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 一般会計の職員手当、時間外ですね。3カ月で1,000万の上乗せが必要になってくるということは、その関係する所管の職員に対してかなりの、どういいますか、時間外が発生するというふうに思います。したがって、これらについてはやはり年間を通じたベースでひとつ配慮すべきであるというふうに思いますので、そこら辺、執行部としての今後の考え方についてお尋ねいたします。  それから、生活排水処理事業特別会計です。  これは、市長に答弁願いたいと思いますが、70基の計画が結果的に49基。21基減ったわけです。これは相手方らの、市民の皆さんからの申請によって設置するわけですけれども、この下水道の加入負担金、分担金が11年半過ぎてもいまだ一元化されていないという現状がございます。その中で、市長はこれまで大分普及してきたと、あともう少しだと、こういうふうな言い方で言われております。こうして予定を執行部のほうでされても、それが順調に普及していかないというふうな状況が恒例であろうかというふうに思います。  そこで、相手方があるわけですけれども、普及についてのPR等について積極的に取り組んで、できるだけ早く普及率を上げて分担金、負担金の一元化を図るべきというふうに思います。その点について市長の所見を伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 時間外の関係でございますけれども、これにつきましては、時間外が多く発生した職員につきましては、都度健康チェックをしながら行っているところでございます。  また、事務の効率化、それから適正な人員配置、これに努めまして時間外縮減に向けて取り組みたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 下水道の負担率の一元化につきましては、これまでも再三、堀江議員から御指摘いただいているところでございます。  その際に、合併前からそれぞれの6町ごとの考え方に基づいて下水道の普及を図ってこられた経緯からいたしまして、これをかなり普及率が高まってきている状況も既に雲南市になってからございましたので、かえって一元化をするということになると、それまでもろもろの負担方法によって下水道の整備が図られてきたということからすると、むしろ一元化をするというのではなくて、それぞれの負担方法で普及率を高めていく、このことが望ましいという対応を、答弁をしてきた経緯がございます。  今現在で、直近では大体の普及率が、下水の普及率、約90%という状況でございますので、ここまで来ますとなおさらのこと、一元化ということについてはなかなか難しかろうというふうに思います。したがいまして、議員御指摘のように、この上はできるだけ早く100%が達成されるように、これを目指していかなければならない、かように思っております。
     今、雲南市のまちづくりが安心・安全、活力とにぎわい、健康長寿・生涯現役、この3つが大きなまちづくりのテーマになっております。安心・安全ということにもかかわりましょうし、活力とにぎわいにもかかわってまいります。そしてまた健康長寿・生涯現役にもかかわってくる大きな社会基盤の整備というのが、この下水道の整備にも当てはまるというふうに思いますので、おっしゃいますように、普及率を高めていくべく市民の皆様にも一日も早く下水道の普及整備に取り組んでいただきたい、このことにつきまして、今までにも増してPRをしていきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第53号から議案第61号の9件の平成27年度補正予算についての質疑を終わります。  次に、議案第62号、平成28年度雲南市一般会計予算から議案第72号、平成28年度雲南市病院事業会計予算までの平成28年度当初予算11件について行います。質疑はありませんか。  原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 病院会計を1件と、一般会計の4件について質問します。  先に病院会計を言います。  まず、病院会計の予算書の1ページで、療養病床の事業ということで、本年度の事業の見込み人数が記載をされております。1万6,060人を見込んで、1日平均44人ということですが、3月補正予算では、患者数はこの当初予算よりも607人少ないわけでして、600人以上、当初予算ではまた多くしているという点。また、昨年の当初予算と比べても440人多い、決算と比べると710人多いということで、非常にこれまでの利用者数からすると、この1万6,060人という数字が出てくる理由がちょっとわかりにくいと思います。仮に3月補正で極端にへっこんだというような理由があれば、それもあわせて、この1万6,060人に対する根拠について説明を求めたいと思います。  それから、次に、一般会計の予算書の107ページでございます。107ページ、106ページのところですけども、106ページのところでは宅地購入補助金、107ページのところでは定住貸付住宅取得事業ということで2件の事業があります。  先ほど深田議員さんが持ち出されました説明資料、「「地方創生」「人口の社会増」に向けた取り組み」という説明が全員協議会でもございましたが、そのときには、この2つの事業は政策企画部のほうからは、宅地購入補助金というのは子育て世帯定住宅地購入支援事業という名前で資料のほうの説明がありました。また、定住貸付事業の取得事業につきましては、子育て世帯定住宅地貸付事業ということでタイトルが大きく書かれて説明があったわけですが、予算を見ますと従来の事業名になっているということで、内部に向けての名称と外部に発信する名称というのは2本立てでやっていくのかということについてお尋ねをしたいですし、社会増を誘導するというインパクトの名前ということであれば、政策企画部がその説明資料として使われた名称を統一して使うべきではないかというふうにも思いますが、その点について確認をさせてください。  なお、この2つの事業は、住まい分野の主要事業でありますけども、前年度予算と比べますと、宅地補助は100万円減、定住貸付住宅取得につきましては998万円の減ということで、住まい分野の、4番バッターではないかもしれませんが、そういった重要な施策が2つとも見直されて減額されたと。社会増の住まい分野の重点施策となるような要綱を改正するとか、そういった手だてができなかったのかということについても、あわせて質問します。  それから、同じ106ページの木造住宅耐震化促進事業補助金ですが、これは昨年、残念ながら予算執行は、22%しか執行がされなかったということで、本年度は180万円減額された提案をされていますけども、事業の必要性をどう考えておられるのかと。市民ニーズをきちっと捉えた、これも要綱改正が必要ではないかと思いますが、その点について伺います。  それから、次は79ページ。新エネルギー機器導入補助金でございます。  これは、今回初めて住宅用のほかに事業用というのを新たに追加をされました。この事業用を追加された理由をお尋ねします。  また、住宅用の上限は4キロワット、それから事業所用は9.9キロワットを上限設定とされていますが、この理由についても伺います。  住宅用に9キロワットを載せて補助金、三洋製品を載せると13万6,000円がもらえます。それから事業用、10キロ以上になりますけども、これは上限が9.99ということになってますので、同じ単価を掛けて10キロ載せると34万ということで、たった1キロの差で20万ぐらい補助金の差が出るということで、非常に公平性に欠けるのではないかという点もあわせて指摘をしますが、御見解をお伺いします。  最後に、70ページ。子ども家庭支援センター運営事業ですけども、この運営体制の詳細について説明を求めます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 秦病院事業管理者。 ○病院事業管理者(秦 和夫君) 私のほうから、第1問の質問であります療養病床の、患者数の実績よりもふやした理由ということでございますが、補正予算では1日平均、見込みを42.2人ということでございまして、88%の病床利用率という状況でございます。当初予算においては42ということで、全ての当院の目標数字というのが病床利用率90%ということで、一般病床、それから回復期、それから療養病床、全てを、目標値を90%ということで上げさせていただいておるところでございます。  状況でございますけれども、基本的に一般病床は今年度90%に行く状況であると。ただ、療養病床においては90%を若干下回るような状況でございますけれども、1月、2月においては一般病床等は93%とか98%で回っとるような状況でございまして、その一般病床から回復期に、またこの療養病床への移動等も十分やっていかないといけないというところでの目標設定でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) まず、事業名についてでございますけれども、宅地購入補助金、それから定住貸付住宅地取得事業、これは従来の名称で建設部のほうで予算化させていただいておりますが、政策企画部の事業名とは若干違いますけども、その辺は今後、市民のほうに混乱がないように統一化を図って説明していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それから、宅地購入補助金については、上限が50万円で10件程度、今年度はあるだろうということで500万円を計上させていただいております。前年度の実績を見たところ、実績はそこまで到達してませんでしたので、今年度も少し下げさせていただいたということです。  それと、定住貸付住宅地取得事業につきましては、この分につきましては応募が、話はありましたけれども、結局応募はない状態でございましたので、今年度も1区画を取得したという形で計上させていただいております。  それから、木造住宅耐震化等促進事業の補助金でございますけども、この必要性というのを、ちょっとPR不足じゃないかということも御指摘いただいているところでございます。この補助事業は、耐震診断、それから補強計画、耐震改修助成、それと解体という形で、解体のほうは実績はございます。それから耐震診断についても昨年度は1件だけという実績でございます。それ以外の補強計画、それから耐震改修助成となりますと結構重たい、家を一軒どうするかと、そういった形になりますので、なかなか普及が進んでないというふうに考えております。今年度、ここのところも少しPR不足ということで、なかなか地震に対しての備えが上がってないということも、実情もございますので、もう少しPR等を工夫して進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 予算説明書の79ページの新エネルギー機器導入補助金についての御質問でございます。  事業所用につきましては、これまでも対象にしておりましたので継続でやっております。それで現在、補助要綱を定めまして、それに基づいてやってきておりますので、これまでと同様な形でやっている部分ですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長加津山幸登君) 70ページの子ども家庭支援センター運営事業についてのお尋ねでございます。  センター運営事業といたしまして、センター長を含めて人件費3人分、相談員の経費を計上しているところでございます。なお、子ども家庭支援センターにつきましては、そのほかに母子自立支援員、あるいは幼稚園、保育の教育指導員1人、それから正職3名で対応することといたしておりまして、合計8名で対応することといたしておりますが、この支援センターの運営事業につきましては、センター長と専門相談員2人の人件費を計上しております。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) エネルギー関係につきましては、ちょっと私のほうの認識が間違っておりましたが、補助金についてはわかりました。  それと、住まいの関係ですね、3事業ということで、これ非常に重要で、人口の社会増であったり地方創生という分野ですので、特に部長のほうからは、要望に応じて金額を落としたという説明でしたが、PRも含めて、特に要綱の改正も考えながら進めていただきたいことをお願いしたいと思います。  あと1点、質問ですけども、療養病床の関係で、90%ということで、一般病床からの流れも出てくるだろうということで、それについて見込んだということで、その説明はわかりました。  ちょっと心配するのは、介護職員というのが不足しているという状況で、その90%を超えるような形も場合によっては考えられるというような御説明ではないかと思いますが、雲南病院においての療養病床における介護体制というのが十分なのかどうかということを一つ、再度お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 秦病院事業管理者。 ○病院事業管理者(秦 和夫君) 介護員の状況はどうかという質問でございますけども、全国的な状況、不足しておるという状況は当院もあおりを受けておるような状況でございまして、正直ぎりぎりの状況ということでお答えさせていただきたいと思います。 ○議員(3番 原 祐二君) ありがとうございました。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、細田君。 ○議員(13番 細田 實君) 予算書の、1点だけ伺いたいと思います。  98ページというか、97から8にかけてですけど、「たたら侍」オープンセット活用事業について伺わせてください。  これについては、説明書の説明によると、イベント、インフラ整備と実行委員会の予算ということなんですけど、ちょっと私もこれ、全く行ってもおりませんで、どういう状況かわかりませんが、掛合のほうにセットしてあるということで、行ってみたいと思いましたけれども、何か今行っちゃいけんそうで、鎖がしてあって。いうことで、何か議員も委員会のほうでは行かれたようですけども、ちょっと行っておりませんで、どんなところか、どこにあるかもちょっとわかりませんけれども、ちょっと質問させていただきます。ですから質問させていただきたいと思いますが、多額な地域振興基金3,000万取り崩すということでございます。このインフラ整備といったのは大体どういう、どこにあって、どういう内容の、要するに施設があって、どういう整備をしようとしているのかということですね。ちょっと場所も、例えば、もし写真みたいなもんでもあれば見せていただくといいがということで、そこをどういうふうな整備を、インフラ整備をしたいということで2,000万円予算化されているのかということ。  それから、これオープンセットということなんですよね。で、施設の耐用年数というのは大体どのぐらいなものなのか。で、何か、これをやるとEXILEのファンが何十万人来るということで余り公開できないということなんだそうですけども、何年間、要するにこういった施設、3,000万でして、そういった映画関係の人を呼ぶということですか、それで雲南市内に効果があるということだそうですけれども、耐用年数は幾らのもののセットなのかということですね。  私は、せっかくこういう映画をつくられたら、やっぱり本物のところに案内すべきじゃないかなと思うんですけども、それはオープンセットですね。だから、3,000万円やるんだったら、映画はこうなんだけども本物はここにあるよというところが本物だと思うんですね。先日も原発特別委員会で大洲市に行ってちょっと視察しましたけど、それも10億円でお城を建てていましたけど、お城。で、こんなお城が建って、近代的な。近代というか、木造のお城が建ってましたけども、そこの中で価値があるのはこの部分ですといったら、古い部分のほんのやぐらのこの柱みたいなもんですね。ですから、雲南市の中で価値があるのは本物なんですね。で、にせものを見たって人は喜ばないと思います。ですから、3,000万あるんだったら、映画はあそこで撮ったけれども、このたたらのここを見るための、例えばトイレの話も随分出ましたね、そこを整備したりするのが本当じゃないか。そんな壊してしまうようなものを何で3,000万もかけるかと。だから耐用年数はということを聞いているんですけども。ということです。私はそういう気持ちなんで、何でこんな3,000万かけるんかなという疑問の中で、ちょっと質問させていただきます。  それから、イベント、1,000万ということでやるんですけれども、実行委員会への補助金ということなんですけど、これは大体何年間にわたって何回ぐらい、何年間というか、ことしの予算ですのでことし1,000万の予算ということで、1,000万の予算というと大変なイベントかなと思ったりしていますが、どういったことを考えられているのかということを伺いたいと思います。  それから、3,000万かけてこういったオープンセットを整備して、そこに人が見に来るというのは、その成功例なんてあるんですかね、全国で。そういったものがあればちょっと、こういった成功例があって、そこに倣いたいと。映画をやって、「二十四の瞳」で小豆島にたくさん来たっちゅうのはたくさんあるけども、恐らくそうはならないんじゃないかなと思いながら、来るなら雲南市に来なきゃいけないわけですよね、そのオープンセットじゃなくて。いうことで、そこのところをどういうふうな、そういった成功例というのがあるのかなと思っております。  そういうことです。そこのところ、一つはインフラ整備の内容、耐用年数、それから施設の内容、今の現状の施設の内容、本物のたたらに案内したほうがいいのではないかということと、イベントは何回かということをちょっと聞かせていただきたいと思います。私も錦織監督の映画はみんな、「白い船」も「渾身」も「うん、何?」も「RAILWAYS」もみんな見てますので、それは文句つけるわけじゃないですけども、ちょっとやっぱり雲南市のために3,000万は、やっぱり本物を見せなきゃいけないんじゃないかなという視点でちょっと質問させていただきます。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 説明書の98ページ、映画「たたら侍」オープンセット活用事業3,000万、これについての御質問でございます。  幾つかいただいたわけでありますけれども、そもそもどこにそれがあるかという点、まず押さえておきたいと思いますが、掛合町多根の農村公園でございまして、産業建設常任委員会の皆様方にはごらんになっていただいた経緯もございます。鍵が閉まっているのは、これEXILEさんが関係して映画が撮影されたということで、そこの大切なオープンセット保存のためにそういう形がとられているということでございますので、御所望があれば、またそういった、ごらんになっていただく機会はあるというふうに思っております。  その3,000万の中身でございますけれども、まず今年度イベントをやるということと、それ以降のオープンセットを保存すると、2つの点でちょっと分けて考えて御理解をいただきたいというふうに思います。  今年度、LDHさん、その映画の制作にかかわっておられますEXILEの会社でございますけれども、来春の映画公開に向けて、ことしはあそこのオープンセットを使ってたくさんのお客さんを呼んできたいということでございます。もうちょっと具体的に言うと、今、70日間ぐらい、毎日2,000人の非常にコアなお客さんがいらっしゃると。これがツアーに結びつけて、先ほどおっしゃったように映画の撮影現場は当然、こうやって見ていただきますけれども、そのツアーの設定の中身には、もちろん今、日本遺産を目指そうとしております菅谷たたらなども一緒に、そのツアーのメニューの中に入れてもらうと。我々はしっかりと多根農村公園ではなくて、将来的に遺産となるべき本物を見ていただく、こういう仕掛けをしているところでございます。したがいまして、耐用年数がどれぐらいあるのかということにつきましては、今、建設部の都市建築課とも一緒に連携しておりますけれども、差し当たってはイベントにおいての見ていただくための手当て、それから先の保存についてはこれから先の話でございますので、今回の3,000万円の中にはそれは入っていないということは御理解いただきたいというふうに思います。  3,000万円の中身のインフラ整備2,000万と、それから1,000万円の補助金という中身でございますけれども、2,000万円は、そういった先ほど申し上げた70日間ロングランでイベントをするための、当然現地のスタッフというものが必要になってまいります。こういった賃金でありますとか、避雷針の設定をしていただきたい、向こうさんの、先様の意向もあったり、一定の電気工事とか、イベント用のそういうインフラ整備というふうに御理解をいただきたいと。あるいは臨時の駐車場なども必要になれば、除草作業も必要ですし、ある程度真砂土を入れて転圧もかけていきたいということでございます。  もう一つの1,000万につきましては、映画制作の側と雲南市と一体となって実行委員会を開いて、そちら側に補助金としてお出しをして、これは先ほど申し上げた日本遺産につながるたたらの文化、これをしっかりと宣伝、PRしていただくための趣旨の補助金ということで、イベントを受けとめながら、そういった情報発信に向けてお願いを申し上げたいということでございます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(13番 細田 實君) いいですけど、何か写真みたいなものないですかね。全然わからん、賛成していいだや反対していいだや。 ○議長(藤原 信宏君) 何かありますか。後ほどで結構です。  小川産業振興部長。 ○議員(13番 細田 實君) 意外に必要かもわからんし、どぎゃんもんか全然わからん。 ○産業振興部長(小川 忍君) オープンセットの俯瞰図というか鳥瞰図というか、そういった画像がございますので、また後ほど御準備申し上げたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) それは、ほんじゃあ提供をお願いしたいと思います。  ほかにありませんか。  白築君。 ○議員(5番 白築 俊幸君) 4点だけお願いします。  一般会計、42ページですけど、一番上に2つあります。空き家改修と片づけ。片づけは、危険家屋を片づけるんじゃなくて、これ、どちらも空き家バンクを確保するためということですけど、これ2つはどういうすみ分けに、事業の内容としてなってるんでしょうか。  それから、その下のほうにありますが、持続可能型地域推進事業。これは地域課題解決型人材を確保していくための研修だという説明がありましたけども、この具体的対象は誰でしょうか。  それから、48ページ、3点目です。田井小水力発電につきましては、全協で説明があったところでございますが、市としては幾ら延命措置しても、現状では採算性が維持できないということで、県が受けてくれるということなんですが、じゃあ県は、市がどんなに頑張ってもだめなものを、どうして県ができるのか、逆に言えば、そうだったら市でもできるんじゃないかと、ちょっとあえてもう一度お聞きしたいと思います。  それから、4点目、49ページ、下から3行目にございます場外馬券。ちょっとこの位置づけが私よくわかりませんので、市とBAOOさんとの関係といいますか、収入にも入ってきますけど、これはどういう金で、それで基金に積み立てて、これは将来的にどういうことになるのか、その辺のちょっと、BAOOさんと市との全体像を知らせてください。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) まず最初に、空き家改修と、それから空き家片づけのほうの中身の違いですけれども、改修のほうは、空き家バンクに登録されたものの住宅の改修をする際の助成事業です。上限20万でやっておりましたけども、その制度はそのまま続けますが、今年度は特に子育て世帯についてはそれを拡充しようと考えております。今までちょっと使い勝手、御相談受けてますけども、それでは少ないということで、ちょっと要望がございましたので、そのあたりを見直して、28年度は取り組みたいと思っています。  それから、空き家片づけのほうですけれども、空き家バンクに登録された物件について、荷物をいっぱいそのまま置いていらっしゃる空き家がたくさんございます。これはいろんな方、非常に活用していただいておりまして、その片づけ、荷物の整理等の片づけについて、簡単な経費ですけれども、きめ細やかな対応を図っているというところでございます。  それから、持続可能な地域型の対象は誰かということだったですけれども、これは具体的に言いますと、もうこれは地域自主組織でございます。地域自主組織において研修を深めてもらうための予算としております。また、あわせて全国ネットの意見交換の場も、この予算の中に若干は入れているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 田井小水力発電所の件でございます。  島根県の企業局のほうへお渡しをするということで、県の企業局につきましては、複数の発電所を企業会計で運営をしておられます。12カ所程度あると思いますけども、そういったことで、会計管理者ですとかダム水路管理者、電気主任管理者、そういった人件費、こういったことが平準化されるということ、それから設計監理業務、あるいは工事を直営で行えるということで、雲南市がやる場合と比較しまして維持経費というものが少ないということで、長期にわたって安定的に存続ができるということが一つあります。  それから、島根県におかれましては、27年の2月、議員提案ですけれども、島根県の再生可能エネルギーの導入の推進に関する条例というのができておりまして、それに基づきまして、県としても赤字にはならないけれども、そこそこの経営状況になるということで田井の小水力発電所については考えておられまして、そういった県の再生可能エネルギーに向けた取り組みの推進、そういったことも含めまして、企業局のほうで受けていただくということになった次第でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原三刀屋総合センター所長。 ○三刀屋総合センター所長(藤原 重信君) 失礼します。場外馬券場の対策基金積立金のことについてでございますが、これは毎年600万のBAOOからの補助金が来るということでございまして、あわせて利子分を15万見ているところでございまして、615万ということでございますが、これにつきましては、場外馬券場が三刀屋町時代にできたときに、その周辺の環境整備ということで使ってくださいということで三刀屋町のほうにいただいたという経過がございます。今まではほとんど積み立てて、100万程度使ってきたわけですが、昨年から、もらった分については周辺の環境整備で使っていくということでございまして、河川しゅんせつとか、それから防犯灯関係とか使っているところでございます。将来的にも周辺整備につきまして使っていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかにありますか。  中村君。 ○議員(2番 中村 辰眞君) 木次線強化促進協議会の負担金について伺いたいと思います。  予算書の38ページに、97万2,000円が上げてあります。これは今年度に比べまして82万の増額ということで、木次線の100周年を迎える10月8日にイベントが行われるということですが、これに対する予算だと理解しております。  それに対しまして、その下にあります斐伊川サミットに対する負担金が4,000円ほど減額されております。当然のことながら斐伊川サミット、トロッコ列車の運営にかかわることでありまして、ともに、この100周年に対して取り組みを強化していかなければならないような気がしますけども、この促進協議会の増額と斐伊川サミットのほぼ変わらない金額、これに対する考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) まず、木次線強化促進協議会のほうでございます。  これと斐伊川サミットとは少し構成が異なっておりまして、木次線強化のほうは松江市も入っている協議会でございます。これ先ほどありましたように、100周年を記念をして、雲南市の場合は82万円、トータルで150万ぐらいの予算を今、沿線市町では考えておりますけども、協議会としてはそういう形で取り組みを進めたいと考えております。  一方、トロッコ列車については、斐伊川サミットでこれ取り組んでおりまして、こちらについては近々幹事会も開きながら、次年度への対応を考えていこうということでございます。したがって、トロッコ列車関係の、通常分のトロッコ列車の予算は入っておりますけども、新たなところまでは想定はしておりません。  なお、100周年について、この斐伊川サミットでの取り組みを主体的にここでやるわけではなくて、先ほどの木次線強化促進協議会のほうでこれは取り組みを進めていきたいと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(2番 中村 辰眞君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) それでは、ほかにまだありますね。  じゃあ、ここで暫時休憩として、午後1時から再開いたします。              午前11時49分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き議案の質疑を行いたいと思いますが、初めに、請求をいたしました資料関係について整理をしておきたいと思います。
     1点目、深田議員からありました若者チャレンジ等の事業についての資料請求でございますが、これについては、常任委員会の資料としてきちんと整理の上、説明をいただき、それから全議員にその資料も配付をするということでよろしいでしょうか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) それじゃあ、そのように図らせていただきます。  もう1点、次に、細田議員から、「たたら侍」オープンセット活用事業に関する資料を配付いただきました。  これについての説明を求めます。  小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 午前中、請求のございましたオープンセットの写真でございます。小さく4こま写っているもの、そして4こま写っているものの左上の写真を大きく拡大したものと、枚数でいうと2枚ごらんいただいているところでございます。  4こまある番号、丸つきの数字の番号ございますけれども、これはたまたまある資料を引っ張ってきたものでございまして、1、2、3、4がないがなというところにつきましては、番号はちょっと横に置いて見ていただきたいというふうに思います。  大きい部分で申し上げますと、この1枚大きく写っているもの、見える方向は、この空の向こうに木次町があったり三刀屋町があったりする方向でございますけれども、そもそもクラシック島根のカントリークラブ、ゴルフ場のすぐ近所であるという位置関係でございます。  一番真ん中のところに、真ん中どころというか、左に少しシフトしていますけれども、菅谷たたらの3分の2サイズの、こういうたたら場が再現してございますし、いわゆる山内というような古代の製鉄の工場の周辺にこういったものが再現されていると。「たたら侍」でございまして、たたらと侍といったようなことがこのセットの中で展開されておったのではないかと。なかなかストーリーテリングまではこちらにも至っていないところでございます。  その他写真については、火の見やぐらが6という数字のところに見えたり、あるいは8というところには5番の全景、公園全景の下の部分の、少し位置の下にこういったものがあったり、あるいは7番のところに、これ炭焼き窯でありますけれども、写真はここから撮ってるような格好でございます。  位置図でございます。農村公園のほうにどういう形でこういったものが配置されているかということは、まだ制作上の著作権等あって、まだこちらではお見せできない、公表されていないという形でございます。  それと、現地見学の件でございますけれども、これも、先ほどは要望があればというようなお話も申し上げましたが、今、制作上の、LDHと、それから制作委員会と、映画制作サイドのこともありますので、もうしばらく調整が必要かというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 特にございますか。  細田議員。 ○議員(13番 細田 實君) 1日2,000人が70日来るんですか、これは確実に、14万人。だから、そういった効果があるので3,000万円使いたいと、こういうことでしょうかね、目的は。  ちょっと1日2,000人という数は余りにも多いので、本当にそれが70日間来るのかどうなのか、それは確約されているんでしょうか。それ伺いたいと思います。本当にこの3,000万円つぎ込む効果があるのかどうなのか。一般常識からすると、ちょっとかけ離れてるんですよね。こういったオープンセット、これ、もうすぐ壊れますよね、これ。恐らくもう吹けば飛ぶようなものだと思います、映画。それを恐らく3,000万かけて何か直すんですか、少しもつように、1年間ぐらい。  ちょっと3,000万でこういった、1年限り、まあもっても恐らく二、三年、恐らくそのまた撤去費はどうするんですか、市がお金をかけて撤去するということになるんですか、これ。これ何年ももたないですよね、これ必ず。まあ二、三年もてばいいんじゃないでしょうか。そういったことがもう今後出るわけですよね、これを直すいうことは。本当にそういったことが市民のためになるのかどうなのか。  これ3,000万あれば、もう本当に市民の要望、いろんな小さな福祉関係、学校関係、いろいろ聞いてます。そういったことが本当にできるんじゃないかというふうに思います。14万人来て、それが、EXILEですから若い人かなと思いますけども、本当に雲南市のためになるのかね、それ一度来て終わりじゃないですかね。いうような気がします。まあ議案質問ですので、ちょっと一般質問みたいになっちゃいけませんけども、そんなことを思いながらしています。  それで、今、図面が出せないということなんですけども、予算審議してるわけで、市民の税金を、国民の税金を3,000万使うっていう提案してるわけでしょ。著作権があるとかなんとかいう問題じゃないでしょう。こういうことをしたいから3,000万使わせてくださいって市民にお願いしてるわけですよ、今。それが、いや、議員も聞いて帰ったら、いや、どげなや、どこへどげなやに使われるかわからんけども、出せんげなというやなことで、ああ、予算いいですよというわけにいかんじゃないですかね、これ。駐車場をつくるとか、あるいは避雷針をつくるとか、あるいはさっき何かインフラ整備で人件費のことも言われたような気がするんですけど、そういったもの、人件費はインフラ整備なんですか。そういったものまでこの3,000万で、なぜ人件費まで、人件費を見るっていうような、その辺がよくわかりません、今の先ほどの答弁、私の聞き違いかもしれませんけども。  そういった、1年限りの建物だと思います、恐らく。それに3,000万。あ、2,000万ですか、これは、インフラ整備。で、そういったイベントに1,000万補助するというのが、市民感覚からすると、少し公金を使う、税金を使うということからすれば、ちょっと矛盾があると。それは納得ある説明がされますかね。どういうことでこれは3,000万使うか、その辺の効果があるのかどうなのか。もう一回ちょっと、これ委員会の中できちっと議論されると思うんですけども、ちょっと本会議の場でも、議案質疑なのでそこまで聞くのはどうかと思うんですけど、ちょっとどういうふうに考えておられるのか。で、撤去費とか草刈りとか、今後ずっとしていかないけん、そういった維持管理費、ずっと要るわけですよ。そういったものも今後要るわけですね。そういったものに対してどういうふうに考えておられるのかということです。  やっぱりこれ審議するためには、きちっとこういったことに金使うんだということをもう少し細かく、駐車場整備に幾らかかるんだとか、避雷針に何ぼかかるんだとか、そういう積み上げたもんが2,000万だと、インフラ整備っちゅうのを出してもらわんと、これは審議にならないと思いますよ。今出せますか。出せるんだったら、こういった積み上げで2,000万になってるんだと、1,000万円の実行委員会の負担には、こういうイベントをするんで1,000万円出すんだということを出してもらわんと、これは僕は審議にならないと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) もう一度その3,000万円の中身を御説明申し上げたいというふうに思います。  午前中も申し上げましたとおり、ことしはイベントのためにこのオープンセットを活用していくと。そして来年度、来年以降、公開されるという中で保存という言葉が出てくるのだというふうに思っております。  イベントのためにこの3,000万をかけていくと、今。 ○議員(13番 細田 實君) イベントに3,000万。 ○産業振興部長(小川 忍君) 今から説明申し上げますので。  著作権は、このオープンセットの著作権は映画制作サイドにございますので、それを下地に置いて御理解をいただきたいというふうに思います。  3,000万円の中身の2,000万円と1,000万円の区分でございますけれども、2,000万円、インフラ整備というような表現をしておりますけれども、それぞれ中身について細かく申し上げますと、臨時賃金、インフラと言いながらも、イベントの対応、現地対応が必要だよということで、2名を想定しておりまして、これが月に21日ぐらいの設定の中で、9カ月間ぐらいかかっていくと。前後もございますので、これで270万円ぐらいを今想定をしているところでございます。  それから、いろんな仮の臨時の駐車場等も借り上げる必要があるということで、これにつきましてはクラシックさん、あの周辺にお持ちですから、49万円ほどの借地料を今想定をしております。  それから、ここの今のイベントの想定で申し上げますと、オープンセットでは、見ていただくその導入部分のふるさと農道にいろんな、居酒屋えぐざいるというような出店、地域産品も含めて、いろんな食べたり飲んだりするイベントも構えておられるということで、ここに至ります上水道、あるいは雑排水の処理といったようなことについて60万円程度。  それから、電気工事も必要になってまいります。電気を引っ張ってきてイベント対応しなきゃいけないということで、これについて200万円程度を考えております。それから避雷針の設置の工事ということで150万円。 ○議員(13番 細田 實君) え、400。 ○産業振興部長(小川 忍君) 150万円でございます。  それから、シャトルバスの回転場ということで、これ行きどまりでございますので、この農村公園についてはですね。シャトルバスの回転場として500万円。  それから、駐車場の整備ということで、各地で借りるその場所についての除草とか転圧とか、こういったことで大体概算で630万円、640万円ほどでございます。  それから、区画線も引っ張っていくということで、129万円ということで、大体これ合計いたしますと2,000万円ということになろうかと思います。  もう1点の1,000万円につきましては、先ほども申し上げますとおり、しっかりと雲南市が世界に誇る菅谷たたら、たたら文化があるということの発信の意味を込めまして、こういったロングランのイベントに対する必要の経費として、補助金として想定した1,000万ということでございます。  我々も観光の振興、人口の社会増、交流人口の拡大、観光消費額の拡大といったようなことを今目指している中で、たくさんこれ、2,000人で70日間やると、それだけでも14万人のお客さんが来ていただけますので、向こうの制作会社さんもいろんなパッケージツアーを雲南市に、ここに、オープンセットを見て、そのプラスアルファでどこを回っていくかという、そういったツアーメニューも今企画をされておりますので、しっかりとこのイベントが雲南市の交流人口の拡大、そして観光消費額の拡大につながっていくという理念のもとに、この3,000万というお金を支出していくという考えでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 部長さん、先ほどの口頭の分は資料できちっと、書き物で出せますね。 ○産業振興部長(小川 忍君) 出せます。 ○議長(藤原 信宏君) 後ほど資料はきちっと書き物で出していただきます。  はい、どうぞ。細田君。いいですか。 ○議員(13番 細田 實君) もうこれ以上はできんわね、きゃんもん。 ○議長(藤原 信宏君) じゃあ、資料について、今の口頭の分のをきちっと出していただくということでよろしいですね。  ほかにありませんか。ほかの質疑をお願いします。  松林君。 ○議員(1番 松林 孝之君) 済みません、1点だけなんですが、予算に関する説明書の60ページ。老人福祉施設修繕事業と、その前のページ、59ページの養護老人ホーム改修事業ですね、こちらのほうなんですが、28年度当初予算の新規重点施策事業の中にも資料としていただいておりますが、このえがおの里のほうなんですが、これはいずれ特別養護老人ホーム及び養護老人ホーム並びに介護老人保健施設の民営化方針、これを30年度以降に定めて有償譲渡、土地は有償、建物は無償を検討しているということの中での今回の修繕です。それとあわせて出たのが加茂の宇寿荘の屋根の修繕ですね。こちらは、いずれというところでは、将来にわたっては、法人としては今回の修繕で長寿命化を図って内部留保をして建てかえを検討しますという方針的なことが定められているんですけど、今回、このえがおの里のほうは30年までの民営化というところでの方針は出ての今回の改修なんですが、民営化以降のところというのがいたって、3つの福祉施設について民営化までの方針は出てるんですけど、その後のことについてはいたって余り聞こえてこないなというのがある中で、今回、両方新規事業ですので、これはたまたま単発の新規なのか、こういった形で大体に進んでいくのか、その辺を伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) えがおの里の修繕事業でございます。  これまで説明をいたしておりますように、現在は指定管理で社会福祉協議会のほうで運営をしていただいておりますけども、平成30年度以降のところで民営化をしたいということで社協さんとも協議をしているところでございます。  そうした方針に基づきまして、市として、今現在、市の施設でございますので、修繕すべきところはしておくと。その後に譲渡をし、譲渡した後は社会福祉協議会さんのほうで修繕等もしていただくというのが方針でございます。  今回、えがおの里に修繕を補助するということで予算計上いたしておりますけども、宇寿荘ですけれども、宇寿荘のほうも本来ですとそういう方針に基づいて修繕をした後に福祉会さんのほうへ譲渡するということでしていたという、もとからの方針でございますけれども、近年になりまして屋根からの雨漏り等ございまして、これが譲渡後に始まったものではないということが明らかで、現場等を見まして明らかでございました。そして、市内で唯一の養護老人ホームでございまして、ほかに、特養はございますけど養護はないということで、養護老人ホームは低所得の方、あるいは家庭事情のある方で入っていただかなければならないという方については市が措置をして入所していただくというための施設でございますので、新たに補助要綱を定めまして、養護老人ホームに限っての大規模修繕に限って補助をしていくという考えでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 松林君。 ○議員(1番 松林 孝之君) 宇寿荘に関しては唯一の、ほかには類似のあれがないということで今回特別にするということがわかりました。  そこで、えがおの里の今後の方針で定めてあります特別養護老人ホーム、あるいは老人保健施設ですね、そちらの民営化というところまではあるけど、その後のことというのが、先ほども申しましたとおり見えてきませんので、その辺というのを、方針なり方向性なりというのをこれから定めていったほうが、いわゆるほかの施設も個々の案件によって違うということも出てくると思いますので、大枠の数字で、方針というものがその民営化になった後、その辺も進めていくべきじゃないかなと思いますので、今回、新規ということで、あえて聞かせていただきましたので、その辺をまた求めておきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 市の施設で民営化して譲渡したものについては、譲渡までに市として修繕等、すべきところはしておく。そして、した後は法人のほうで修繕等が発生した場合にはしていただくというのが基本方針でございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) それでは、予算書の8ページ一般会計、8ページ。第3表、地方債。  過去には、この利率について5%と、5.0%と、こういうことでずっと来ておりましたけれども、平成27年度から3.5%以内と、こういうふうに変えてこられたところでございます。  そこで、起債の方法ですけれども、「政府、銀行、その他の金融機関」ということをうたわれておりますけれども、政府、銀行等はわかります。「その他」というのは具体的に何を示しておるのか、その点、お尋ねいたします。  それから、その政府あるいは銀行その他の現時点での借入利率がどの程度になっておるのか。今回3.5%以内ということで提案されておりますけれども。というのは、ああしてマイナス金利政策が進められると、こういうことで何らかの影響があるんではないかというふうな感じもいたしております。そこで、現在段階の利率はどういう状況になっておるのか、その点についてお尋ねいたします。  次に、土地区画整理事業特別会計です。239ページ。  対前年予算を比較してみますと、3億1,720万減額になっております。いわゆるこの事業の終わりに近づいているかなというふうなイメージを持つわけですが、28年度、起債見込みゼロとなっております。今後のこの事業の予定なり完了年度はどのように考えておられるのか、その点についてお尋ねをいたします。  次に、水道事業会計の2ページ。  4条予算の不足する額が3億5,457万9,000円、それに対して補填財源、損益勘定留保資金を3億3,414万7,000円補填すると、こういうことですけれども、この当初予算計上後の留保資金がどの程度になるのか、その点についてお尋ねいたします。  次に、工業用水道事業会計、2ページです。  平成27年度補正予算のときにもお尋ねをしたわけですが、大変厳しい運営をせざるを得ない状況にあると、こういうことですが、これも同じように4条予算の不足財源3,408万8,000円の、それに対する損益勘定留保資金を3,353万3,000円補填すると、こういうことですが、補填後の留保資金はどの程度になるのか。  さらに、資本的支出では、今、事業を行っておらず、基本的に企業債の償還のみと、こういう形ですけれども、そのために厳しい経営の中ですけれども、4条予算についてはつながりが持てておると、こういうことですが、先ほどの留保資金がどの程度になるのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長長谷川和男君) 予算書8ページ、第3表、地方債の起債の方法のところの「その他の金融機関」ですけれども、現状ではJAさんとか郵便貯金資金等があると思っております。  それから、現状の借り入れの利率でございますけれども、27年度の起債、まだこれからですけども、現状の示されている利率ですと、政府資金につきましては、本年1月14日現在で1.1%、これ40年償還のものでございます。それが、動きとしては2月10日のところでは1.0%ということで、0.1%下がってきている状況がございます。現状はそういったところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 土地区画整理事業についてでございますけども、本年度の償還金といたしまして3,625万円を計上させていただいております。  この事業につきましては、29年度に完成するという予定ですが、今、県のほうで取り組んでいただいております新庄飯田バイパス、そちらのほうも29年度、それから私どもが行っております沿道型土地区画整理事業、この分につきましても同じ年度の29年度完成を目指して進めさせていただいております。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、私のほうから上水道、工業用水道の4条の補填財源の28年度末の予定額について御報告をいたします。  まず、上水道でございますけども、補填財源の当初予算ベースでの額でございますけども、10億8,062万2,000円を予定しております。  工業用水でございますけれども、1億5,241万3,000円を予定しております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。 ○議員(16番 堀江 治之君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  佐藤君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 予算書の7ページですけれども、第2表、債務負担行為で、土地開発公社に損失補償が追加されたわけでございまして、それによりまして、今度は説明書になるわけでございますけど、説明書では、134ページに開発公社の28年度以降行われる事業が載っておるわけですけれども、この中で、特に住宅にかかわること、市長の所信表明では、ことしは2つ大きな、人材育成・確保と定住環境基盤整備の2つの中の一つでもあります、この基盤整備に当たると思いますけれども、住宅整備について、28年度はどういった計画で進められるのかが1点と、それと、これは予算説明書の95ページの中心市街地活性化推進事業の2,362万円ですが、昨年より倍額、増額されたということでございまして、多少説明も書いてございましたけども、何をどのような強化をされるのか、少し積算等を含めた内容の説明をお願いします。以上2点です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 私のほうから、公社での取り組み状況ということでお話をさせていただきます。  現在、取り組みを進めているのは、三刀屋の上給下の住宅団地、それから先ほど議員さんありましたように加茂中の住宅団地、それから現在、そら山のほうも次期の展開を、計画を考えているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 説明書の95ページでございます。  中心市街地活性化推進事業2,362万円ということで、大幅な増額でございますけれども、一つは人件費、これが1,584万円ということで、活性化計画の認定に向けては、法定協議会並びにまちづくり会社ございますけれども、しっかりとまちづくり会社を増強していくと、強化していくと。そこに4名程度の人件費を盛り込んでいるということでございます。事務局長であったり中心市街地活性化の推進員であったり、あるいは事務員ということで合計4名でございます。それから今年度もいらっしゃいますけども、タウンマネージャーの経費ということで、国の補助をいただきながら、その補助残の部分で274万5,000円と、それからアドバイザーの派遣費ということで、中心市街地活性化に向けたさまざまな専門家、アドバイザーに来ていただいてお話を聞くということで20万円。  そして、法定協議会の運営経費もかかりますので、商工会と一緒になって不足部分を補っていくということで46万2,000円。そしてもう一つ、まちづくり事業ということで、事業実施に向けた調査事業、これも国の事業を活用しながら、この補助残部分を200万円と想定をしております。  それから最後、事務費でございますけれども、地権者の交渉の経費とか、あるいは事務所といたしましては今、一定程度の事務所を借り上げをして、今の想定で申し上げますと、商工会の木次支部、今のチェリヴァホールの2階に少数で入っておられますけれども、場所的には非常にいい場所ではないかと。そういった部分の借り上げ経費、光熱水費とか、そういった部分の経費が盛り込んであることでございます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 最初の住宅の関係ですけれども、上給下、それからそら山、そしてまた加茂中ということが計画されるようでございますけども、上給下の状況、私ちょっと存じ上げておりませんが、あと2つについてはこれからの整備になろうかと思いますけれども、来年、消費税が上がるということが、再々国のほうでも野党の党員に安倍首相は答えておられる、やるということでございますので、そうしますと、駆け込み需要がもう始まっておりまして、来年の3月中に完成もしくはことしの9月までに契約を終わってないといけないということになりますので、そうすると、もう9月には、もうそういった契約、ほとんどが終わってないと、いわゆる消費税アップ、駆け込みには間に合わないということになりますので、そこら辺のことを、先を見通して、早い段階で公募の売り出しということが、例えば造成ができなくても売り出しを図っていくというような取り組みが必要ではないかというふうに考えますけれども、そこら辺の、住宅会社もそれを見越してやっておられますので、そこら辺とタッグを組んで情報交換をしながら、そういった考えで取り組まれるのかどうなのか、それには間に合わないのかどうなのか、伺っておきます。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 御指摘をいただきました。
     この件について、まだ今後検討したいと思いますが、現在、先ほど言いました上給下、加茂中、それからそら山については、今のスケジュールでいくと、それに間に合わない、厳しい状況かなと思っております。  なお、公社では、あと下阿用住宅団地、それから立石住宅団地をやっております。こちらもまだ販売のほうをできる区画が残っておりますので、そちらのほうも全力でやりたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) 先ほどの「たたら侍」オープンセット活用経費についての内訳を、できましたので配付させていただきます。  これにつきましては、先ほど口頭で説明があったとおりでございますので、一応配付ということで御承知おきいただきたいと思います。  ほかに質疑がございますか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第62号から議案第72号の11件の平成28年度当初予算についての質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、議案の先議を議題とします。  お諮りいたします。承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認1件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、承認第1号の承認1件は、委員会付託を省略し、先議することに決定をしました。  これから討論を行います。  承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて、討論を行います。  承認第1号について、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて、採決を行います。  お諮りいたします。承認第1号について、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認することに決定をしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後1時40分散会     ───────────────────────────────...