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平成27年12月定例会(第1日12月 4日)

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  1. 雲南市議会 2015-12-04
    平成27年12月定例会(第1日12月 4日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    平成27年12月定例会(第1日12月 4日) 雲南市告示第304号 平成27年雲南市議会12月定例会を次のとおり招集する。    平成27年11月18日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 日 時  平成27年12月4日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       松 林 孝 之            中 村 辰 眞       原   祐 二            矢 壁 正 弘       白 築 俊 幸            細 木 照 子       佐 藤 隆 司            周 藤 正 志       西 村 雄一郎            土 江 良 治       安 井   誉            細 田   實       山 﨑 正 幸            堀 江   眞       堀 江 治 之            小 林 眞 二       深 田 徳 夫            周 藤   強       藤 原 信 宏      ───────────────────────────────
    〇応招しなかった議員       な し      ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────    平成27年 12月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成27年12月4日(金曜日) ────────────────────────────────────────                          平成27年12月4日 午前9時30分開会 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 故多賀三雄議員に対する追悼演説 日程第 4 諸報告 日程第 5 議案の上程(一括議題) 承認第9号 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する       法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求め       ることについて 承認第10号 雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を       求めることについて 議案第102号 雲南市交流センター条例の一部を改正する条例について 議案第103号 雲南市支所及び出張所設置条例及び雲南市吉田ふるさとセンター条例の一        部を改正する条例について 議案第104号 雲南市貸付金の返還債務の免除に関する条例を廃止する条例について 議案第105号 雲南市大規模集客施設制限地区内における建築物の制限に関する条例の制        定について 議案第106号 雲南市立飯石小学校の閉校及び雲南市立飯石幼稚園の閉園に伴う関係条例        の整備に関する条例の制定について 議案第107号 雲南市スクールバス条例の一部を改正する条例について 議案第108号 雲南市木次農村環境改善センター条例の一部を改正する条例について 議案第109号 雲南市下布施農村体験施設条例の一部を改正する条例について 議案第110号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第111号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第112号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第113号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第114号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第115号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第122号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第123号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第126号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第127号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第128号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第129号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第130号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第131号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第132号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第133号 字の区域の廃止について 議案第134号 字の区域の廃止について 議案第135号 財産の無償貸付について 議案第136号 市道の路線認定について 議案第137号 雲南市土地開発公社定款の変更について 議案第138号 平成27年度雲南市一般会計補正予算(第5号) 議案第139号 平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第140号 平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議案第141号 平成27年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第142号 平成27年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第143号 平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第144号 平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第145号 平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第3号) 同意第 8号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 6 市長施政方針 日程第 7 提案理由の説明 日程第 8 議案の質疑 日程第 9 議案の先議      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名 日程第 2 会期の決定 日程第 3 故多賀三雄議員に対する追悼演説 日程第 4 諸報告 日程第 5 議案の上程(一括議題) 承認第9号 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する       法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求め       ることについて 承認第10号 雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を       求めることについて 議案第102号 雲南市交流センター条例の一部を改正する条例について 議案第103号 雲南市支所及び出張所設置条例及び雲南市吉田ふるさとセンター条例の一        部を改正する条例について 議案第104号 雲南市貸付金の返還債務の免除に関する条例を廃止する条例について 議案第105号 雲南市大規模集客施設制限地区内における建築物の制限に関する条例の制        定について 議案第106号 雲南市立飯石小学校の閉校及び雲南市立飯石幼稚園の閉園に伴う関係条例        の整備に関する条例の制定について 議案第107号 雲南市スクールバス条例の一部を改正する条例について 議案第108号 雲南市木次農村環境改善センター条例の一部を改正する条例について 議案第109号 雲南市下布施農村体験施設条例の一部を改正する条例について
    議案第110号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第111号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第112号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第113号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第114号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第115号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第122号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第123号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第126号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第127号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第128号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第129号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第130号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第131号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第132号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第133号 字の区域の廃止について 議案第134号 字の区域の廃止について 議案第135号 財産の無償貸付について 議案第136号 市道の路線認定について 議案第137号 雲南市土地開発公社定款の変更について 議案第138号 平成27年度雲南市一般会計補正予算(第5号) 議案第139号 平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第140号 平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議案第141号 平成27年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第142号 平成27年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第143号 平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号) 議案第144号 平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第2号) 議案第145号 平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第3号) 同意第 8号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について 日程第 6 市長施政方針 日程第 7 提案理由の説明 日程第 8 議案の質疑 日程第 9 議案の先議      ───────────────────────────────                出席議員(19名)       1番 松 林 孝 之       2番 中 村 辰 眞       3番 原   祐 二       4番 矢 壁 正 弘       5番 白 築 俊 幸       7番 細 木 照 子       8番 佐 藤 隆 司       9番 周 藤 正 志       10番 西 村 雄一郎       11番 土 江 良 治       12番 安 井   誉       13番 細 田   實       14番 山 﨑 正 幸       15番 堀 江   眞       16番 堀 江 治 之       17番 小 林 眞 二       18番 深 田 徳 夫       21番 周 藤   強       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(3名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 内 田 孝 夫  議会事務局次長 ─── 細 木 弘 志 書記 ──────── 堀 江 篤 史      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 太 田 多美子  教育長 ─────── 土 江 博 昭 病院事業副管理者 ── 秦   和 夫  総務部長 ────── 長谷川 和 男 政策企画部長 ──── 佐 藤   満  統括危機管理監 ─── 稲 田 和 久 市民環境部長 ──── 後 山 洋 右  健康福祉部長 ──── 小 林   功 産業振興部長 ──── 小 川   忍  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 古 林   茂  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 田 中   稔  大東総合センター所長  白 神 大 三 加茂総合センター所長  大 森   久  木次総合センター所長  木 村 正 広 三刀屋総合センター所長 藤 原 重 信  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 中 村 清 男 財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これから平成27年雲南市議会12月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、13番、細田實君、14番、山﨑正幸君を指名いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日12月4日から12月18日までの15日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日12月4日から12月18日までの15日間に決定いたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 故多賀三雄議員に対する追悼演説 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、故多賀三雄議員に対する追悼演説を行います。  去る11月1日に逝去されました故多賀三雄議員に対して、謹んで弔意を表するため、黙祷をささげたいと思います。起立をお願いいたします。  黙祷。                 〔全員黙祷〕 ○議長(藤原 信宏君) 黙祷を終わります。御着席ください。  故多賀三雄議員に対する追悼の発言を中村辰眞議員から求められておりますので、これを許します。  2番、中村辰眞君。 ○議員(2番 中村 辰眞君) 平成27年雲南市議会12月定例会が招集された本日、議員を代表しまして、故多賀三雄氏に謹んで追悼の言葉をささげます。  あなたは、平成24年11月、雲南市議会議員に初当選され、今日までの3年間、合併10周年を迎える雲南市政に対し、精力的に市民の意見を聞きながら、福祉向上と教育行政に対してその力を惜しむことなく発揮され、御尽力されてまいりました。教育民生常任委員会議会広報編集委員会島根原子力発電対策特別委員会議会基本条例策定特別委員会に所属され、特に島根原子力発電対策特別委員会においては、副委員長という重責を担われ、島根原子力発電所から30キロ圏を有する雲南市民の安全・安心をいかに守れるかを基本として、活発な議論を展開されてまいりました。  3年間ともに所属させていただいた教育民生常任委員会では、御自身の教育現場の経験をもとに、教育行政に対して、時に厳しく、時に優しく、子供たちのみならず、教職員に対しても気を配りながら、雲南市の教育環境の充実を訴えてこられました。本年7月の教育民生常任委員会の視察終了後にあなたは、いい視察だった、ありがとうと私に話してくださいました。特に視察先である大阪府池田市の不登校対策については、ともに共通する取り組みの一つでありました。  議会活動においては、自分の考えをはっきりと示すとともに、常に賛否を明確に表明し、本会議においては積極的に討論に立たれました。私たち平成24年初当選の1期7人は、毎定例会終了後に研修会を行っております。昨年9月、定例会終了後の10月には、あなたに御尽力いただき、広島市安佐南区緑井の豪雨災害被災地へ行きました。災害から1年以上たっていましたが、周囲には悪臭が漂い、押し潰された家屋や自動車がそのままになっていて、災害の恐怖を目の当たりにすることができました。また、本年4月には、隠岐海士町へも行きました。フェリーの中では一人黙々とパソコンに向かい、常に学ぶ姿のあなたがありました。  本年6月定例会で若干おやせになったあなたに気がつき、声をかけました。そのときは、特に問題ないよとおっしゃっておられましたが、7月の常任委員会の視察のころには、いつもの元気は少しずつ影を潜めていたように感じておりました。  そして9月定例会の後半に入った決算審査特別委員会教育民生分科会において、体調不良を訴えられ、初めて早退されました。午後からは教育委員会の審査がありましたが、教育委員会が気になるけど、皆さんに託しますと、さぞ残念だったことだろうとあなたの無念さが心に残ります。  あなたの議会での最後の討論は、9月25日の決算審査特別委員会でのこと、体調はかなりよくなかったのではないかと感じた中、力を振り絞り討論に立たれました。この姿が雲南市議会多賀三雄議員の最後となりました。自分の信念に基づき責務を全うされ、まさに命の限りを貫かれた最後の雄姿は、今でも鮮明に浮かんでまいります。  雲南市がスタートして10年が経過し、旧町村の枠を超えたオール雲南として新たな次の10年を目指す最も重要な時期にあなたを失ったことは、雲南市議会にとってまことに残念であり、痛恨のきわみであります。ふたたび議論を相まみえることはかないませんが、あなたの御遺徳と幾多の御功績は、雲南市政に携わる者並びに市民の間で長く記憶に残ることでありましょう。あなたがこれまで貫いてこられた姿勢は、私たち議員がそれぞれの立場で受けとめ、市政に反映すべく、邁進してまいります。  申し上げれば限りもなく、惜別の情は尽きませんが、ここに謹んで哀悼の意を表するとともに、衷心より御冥福を申し上げ、追悼の言葉といたします。平成27年12月4日。中村辰眞。 ○議長(藤原 信宏君) 故多賀三雄議員の御冥福を心からお祈り申し上げます。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 諸報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、諸報告を行います。  委員会条例第8条第3項の規定により、11月13日付で堀江治之君を産業建設常任委員会から教育民生常任委員会へ所属のへ変更を行いました。  また、委員会条例第8条第2項の規定により、11月18日付で島根原子力発電対策特別委員会に中村辰眞君を選任しました。  監査委員から、平成27年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査結果及び財政援助団体等監査結果の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。  次に、職員派遣についてであります。  10月17日に島根県東部4市議会議員交流会が安来市で開催され、12名の議員を派遣しました。また、10月21日に雲南地域議会議長連絡会議員研修会が飯南町で開催され、19名の議員を派遣しました。  次に、9月定例会以降の諸会議についてであります。  10月2日に雲南市土地開発公社理事会が、10月26日に雲南市・飯南町事務組合議会10月定例会が開催されました。また、10月19日に平成27年度秋期島根県市議会議長会定期総会が益田市で、11月10日に全国市議会議長会第99回評議員会が東京都で開催され、出席いたしました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますので、ごらんください。  次に、議会報告会について報告します。  11月4日から24日まで、市内6会場で開催し、110名の市民の皆様に御参加いただきました。お寄せいただきました貴重な御意見を今後の議会活動に生かし、取り組んでまいります。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案の上程(一括議題) ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、議案の上程を行います。  承認第9号、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求めることについてから報告第22号、議会の委任による専決処分の報告についてまでの52件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 市長施政方針 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、市長の施政方針を求めます。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 施政方針に先立ち、雲南市議会議員多賀三雄様の御逝去について申し上げます。  去る11月1日、雲南市議会議員多賀三雄様が逝去されました。  多賀様は、平成24年11月に雲南市議会議員に初当選され、以来3年の間に島根原子力発電対策特別委員会副委員長、教育民生常任委員会委員などを歴任され、市民の暮らしを守り、福祉の向上をさせるため、議員活動に尽力されました。  ここに深く敬意と感謝の意を表しますとともに、謹んで哀悼の誠をささげ、心から御冥福をお祈りいたします。  それでは、平成27年雲南市議会12月定例会の開会に当たり、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  初めに、11月3日に発令された秋の叙勲についてであります。  秋の叙勲では、危険業務従事者叙勲で木次町の松尾俊男様が警察功労により瑞宝単光章の栄に浴されました。松尾様の長年の御活躍と地域の発展に尽くされた御功績に深く敬意を表し、受章のお喜びを申し上げますとともに、今後とも健康に御留意され、御活躍されますことを心より御祈念いたします。  次に、新庁舎での業務開始についてであります。  おかげさまで雲南市役所の新しい庁舎が完成し、去る10月13日から業務を開始いたしました。  また、11月1日には、島根県知事代理、島根県地域振興部長、鴨木朗様、島根県議会議長、絲原德康様を初め、多くの御来賓並びに関係者の皆様の御臨席を賜り、盛大に竣工式をとり行うことができたところであります。  この庁舎建設に当たりましては、市民の皆様に多大な御理解、御協力をいただきましたこと、改めて衷心より感謝を申し上げます。これを機に、職員一同、さらに市政の発展と住民サービスの向上に努めてまいる所存でありますので、今後とも何とぞ御支援賜りますよう、お願いを申し上げます。  さて、国においては、構造的な問題である少子高齢化の解決に向け、強い経済、夢をつむぐ子育て支援、安心につながる社会保障の新・三本の矢の実現を目的とする一億総活躍社会に向け、去る10月15日、内閣官房に一億総活躍推進室が設置され、このほど緊急対策として、希望出生率1.8、介護離職ゼロ、GDP600兆円を達成するため、保育、介護関連の受け皿の整備、拡充や、最低賃金を年3%程度引き上げ、時給1,000円を目指すことなどが示されました。来年春ごろには具体的なロードマップとしてニッポン一億総活躍プランが示されることとなっております。  今後、国の動向を注視し、本市においても人口の社会増に向けた各世代でのチャレンジをさらに推し進めてまいりたいと存じます。  また、本市の地方創生、人口の社会増の取り組みの一つとして、去る11月7日、8日の両日を「チャレンジが連鎖する2Days(2日間)」と銘打ち、市内で取り組まれる子供、若者、大人それぞれの世代でのチャレンジの成果などを発表しました。  子供チャレンジでは、加茂文化ホールラメールなどを会場に、雲南市教育フェスタ2015を開催いたしました。多くの方々に参加いただき、子供たちのキャリア教育の取り組み発表や保灌者の皆様による議論を行うことができました。市内はもとより、全国から2日間で約850人の参加を得て、さまざまな議論をしていただき、次代を担う子供や若者の新たな力の創造に向けた可能性を見出すよい契機になったと考えております。  続いて、若者チャレンジでは、若手起業家や地域課題の解決を志す人材の育成を目的に取り組んでいる幸雲南塾大人版の最終報告会と全国14カ所に展開する姉妹塾との初の交流会などを若者サミットとして開催いたしました。幸雲南塾大人版の最終報告会には、加茂健康福祉センターかもてらすを会場に、市内の高校生、若者を初め、地域貢献や起業を目指す皆様など160名を超える方々に御参加いただき、塾生のプラン発表や参加者の皆様による議論を通じて、若者の積極的な取り組みについて学び合うことができました。  さらに、大人チャレンジでは、地域自主組織で展開されているさまざまな活動を相互に発表し、学び合う場として、木次経済文化会館チェリヴァホールで地域自主組織取り組み発表会を開催いたしました。当日は、各地域自主組織の皆様に加え、県内外からも約200名の方々がお越しになり、16の地域自主組織からその活動の一端を発表していただきました。  また、発表会にあわせ、雲南市に地域自治を学ぶ会による雲南ゼミも開催し、全国各地から40名を超える方々が集われ、小規模多機能自治への研さんを深めたところであります。  本年2月に発足した小規模多機能自治推進ネットワーク会議の会員総数も全国で190を超える中、国内各地でこうした仕組みがより一層普及していくよう努めてまいります。  雲南市では、各世代でのチャレンジを連鎖させることにより、市民総動による人口の社会増や地域課題の解決に向けた取り組みを進め、持続可能なまちづくりに挑戦してまいります。  また、こうした本市の地方創生の取り組みを視察するため、今月1日に福岡内閣府副大臣が掛合町松笠地区地域自主組織、松笠振興協議会を訪問され、地域づくりの取り組み等を視察されました。  さらに、来週7日には、石破地方創生担当大臣が来訪され、雲南市の地域自主組織によるまちづくりや若者による課題解決の取り組みなどを視察される予定となっております。  また、参加12カ国による協議の行方が注視されておりましたTPP、環太平洋連携協定は、去る10月5日、米国で行われた閣僚会合において大筋合意に至りました。農業を初め、産業や多岐にわたる分野でのさまざまな影響が予測されるところであります。今後、具体的な対策大綱が国から示される予定となっておりますので、国の動向を注視しつつ、本市として必要な対策を検討、進めてまいります。  次に、5つの政策に沿って申し述べます。  最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてであります。  まず、過疎地域自立活性化優良事例表彰総務大臣賞の受賞について述べます。  去る10月8日に香川県で開催された全国過疎問題シンポジウムにおいて、雲南市の地域自主組織が総務大臣賞の栄に輝きました。この表彰は、これまでのおよそ10年にわたる地域自主組織の皆様の活動と仕組みが高く評価されたものであり、歴代の地域自主組織の皆様、関係者の皆様のたゆまぬ努力に改めて敬意を表し、市民の皆様とともに喜びを分かち合いたいと思います。  続いて、地域と行政の協働のまちづくりに関する基本協定の締結についてであります。  地域自主組織の皆様の活動が全国的に高く評価される中、今後を見据え、さらに協働を進め、よりよい雲南市を築いていけるよう、前月25日、各地域自主組織と雲南市の間で地域と行政の協働のまちづくりに関する基本協定を締結したところであります。これは、相互の関係性や役割などについて、これまでにおよそ2年間をかけて話し合いを重ねてきたもので、相互の対等な立場を念頭に、ともにまちづくりに取り組んでいくことをより明確にしたものであります。  今後も雲南市のまちづくりをともに進めたいと考えますので、より一層の御協力をお願い申し上げます。  続いて、30歳の成人式についてであります。  30歳の節目にふるさとに集まり、同級生などのつながりを再構築し、今の雲南市を知り、地元への愛着を深める機会として、30歳の成人式in雲南が新年1月2日に実行委員会形式で開催されることとなりました。  この式典において、社会の中核となる若い世代がふるさとである雲南市の魅力を再確認することにより、Uターンや定住、地域の活性化を考えていただく機会となることを強く期待しております。  続いて、結婚対策事業の推進についてであります。  結婚相談者への対応や婚活を支援されている市民団体、事業者及び行政の協働体制を強化するため、市内のボランティアの方々で構成された結婚支援組織、雲南市内縁結びの会に対して市の結婚対策を支援、コーディネートする業務を委託したところであります。本業務により、毎週水曜日に市役所において結婚相談窓口を開設し、縁結びの会の相談員が結婚希望者の相談に応じるとともに、市民団体や事業所との連携を図りながら、雲南市の結婚対策を推進してまいります。  次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。  まず、福島第一原子力発電所等の視察について述べます。  先月27日、私は、島根原子力発電所の周辺5市長、安来市、出雲市、雲南市、米子市、境港市で構成する自治体連絡会議の主催による福島第一原子力発電所などの視察を行ったところであります。これは、島根原発の周辺30キロメートル圏内の各自治体が、福島における原子力安全防災対策の状況を直接見聞し、今後の各自治体の原子力防災対策に資することを目的に行ったものであります。  まず、視察先の楢原町では、松本幸英町長より直接お話を伺いました。福島第二原子力発電所の立地自治体であり、本年9月5日に避難指示が解除されておりますが、現時点の住民帰還率は5%程度であり、やっと復興のスタートラインについたとのことでありました。  当時の避難状況を伺いましたが、3本設定されていた避難ルートのうち使用できたのが1ルートであったにもかかわらず、事前に訓練が行われてきたこともあり、約7,000人の全住民が1日で避難できたと話されました。衛星電話だけしか使用できなかったことなどから、情報伝達手段の多重化や防災訓練の重要性が確認できたところであります。  次に、豊岡町では、環境省福島環境再生本部から除染の現状と現場視察を行いました。住宅地では作業員による手作業の除染が進められており、福島県内では環境省の職員500名と約2万人の作業員によって除染作業が急ピッチで進められておりました。福島第一原子力発電所では、作業関係者の発着拠点とされているJヴィレッジを出発し、構内をバスで視察いたしましたが、廃炉作業では、毎日約8,000人の作業員が従事されているとのことでありました。3号機付近では放射線量の最も高い区域もあり、放射線に対する知識がさらに重要であると改めて感じたところであります。  被災地を実際に見ることで感じられた点も多くあり、この視察を今後の原子力防災対策に役立ててまいりたいと考えます。  続いて、三刀屋町三刀屋地内の三谷川の浸水対策についてであります。  三谷川は、平成18年7月豪雨の内水氾濫により、床上浸水9戸、床下浸水19戸が発生するとともに、国道54号が冠水し、長時間通行どめになるなど、甚大な被害が発生したことは記憶に新しいことと思います。  こうした中、同年8月には、地元関係4自治会が島根県に対し固定排水ポンプ設置の要望活動をなされるなど、浸水対策が求められてきました。  雲南市としましても、中核拠点ゾーン地内の浸水対策は、本市のまちづくりの根幹にかかわる大変重要な課題であると認識し、浸水対策の取り組みを強力に進めてきたところであります。具体的には、雲南市では、緊急時の排水業務を三刀屋町内の4つの排水協力事業所に委託し、浸水に対する体制強化を図っております。また、島根県には、平成19年度から樋門進入路の拡幅や水位表示柱などの配置、同22年度には県内初の排水ポンプ車の配備などの浸水対策を実施していただいております。  しかしながら、近年の異常気象により想定を超える豪雨に見舞われる可能性が高いことから、常設の排水ポンプの必要性を島根県に対し強く要望した結果、固定排水ポンプ施設の配備に昨年から着手していただき、去る9月28日に完成いたしました。これにより、島根県と雲南市がそれぞれ保有する排水ポンプ車と固定排水ポンプを連携して効果的に活用することで、迅速な浸水対策が図られるものと期待しております。  次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。  まず、雲南市立病院改築事業について述べます。  懸案でありました病院改築事業につきましては、去る8月6日に建設工事の入札公告を行い、9月8日及び14日に入札を実施いたしました。その結果、建築主体工事は鹿島建設・植田建設・梅木建設特別共同企業体が、電気設備工事については中電工・三和電工・八興電気特別共同企業体が、機械設備工事は三晃空調・イマックス・島根水道特別共同企業体が、解体撤去工事については株式会社植田建設が受注されたところであります。  11月より病院南棟の改修工事や既存施設の解体などに着手しており、工事期間中に病院を利用される皆様には臨時駐車場などの御不便をおかけいたしますが、平成30年3月の新棟完成と翌31年9月のグランドオープンを目指し、鋭意事業を進めてまいりますので、御理解と御協力を賜りたいと存じます。
     続いて、健康づくり拠点整備事業についてであります。  加茂B&G海洋センタープールを改築、温水化し、健康づくり拠点施設として整備するこの事業につきましては、6月に設置した有識者による雲南市健康づくり拠点整備に係る運動プログラム検討委員会で4回にわたり検討していただき、世代、体力、志向に応じたさまざまな運動プログラムの検討と施設の配置計画について、去る11月9日に報告書を提出していただきました。その報告を受け、市として整備事業費などを盛り込んだ基本計画を策定し、先般、市議会へ説明させていただいたところであります。  今後、基本計画について、議会の御理解を得た後、今年度末までに施設整備の基本設計を実施してまいります。  続いて、高尾正徳様生誕100年のパネル展示会についてであります。  本年は、社会福祉法人島根ライトハウス創設者であり、島根県議会議員を務められた高尾正徳様の生誕100年に当たります。高尾様は、現在の雲南市三刀屋町に生をうけられました。幼少期に失明し、苦学して大学進学、卒業後、社会活動をする中で、視覚に障がいがあるため教育の機会が閉ざされた子供たちがいることに心を痛め、現在の島根ライトハウスを設立など、障がい者を取り巻く諸問題の解決に多大な御功績を残すなど、御尽力をされました。  このたび、この偉業を広く市民の皆様にお伝えする機会として、12月9日より三刀屋総合センター、12月16日より市役所1階ロビーにてパネル展を開催いたします。市民の皆様の御来場をお待ちいたしております。  続いて、大東保育園の保育業務委託に向けての取り組み状況についてであります。  市内公立保育所の保育業務については、保育サービスの充実と行財政改革推進の観点から、平成18年7月に公立保育所保育業務委託計画を策定し、一定規模の定員数を持つ大東保育園、かもめ保育園、三刀屋保育所、掛合保育所の4つの保育所について保育業務の業務委託の取り組みを進め、大東保育園以外の3つの保育所の保育業務を市内の社会福祉法人に委託してまいりました。  こうした中、大東保育園については、平成29年4月をめどに保育業務委託へ移行できるよう、保護者や地元の皆様に対する説明を去る10月に始めたところであり、園の保育サービスの拡充についても十分な協議を行い、子育て環境のさらなる向上に取り組んでまいります。  続いて、平成28年4月に認定こども園へ移行する施設の取り組み状況についてであります。  本市では、保育ニーズと幼稚園施設の有効活用を進めるため、雲南市立学校適正規模適正配置計画により、統合計画のある幼稚園と小規模のため移行を見合わせる保育所を除き、幼稚園と保育所の機能をあわせ持つ認定こども園への移行に取り組んでおります。来年4月に認定こども園へ移行する施設は、海潮幼稚園、斐伊幼稚園、三刀屋幼稚園及び加茂幼児園であり、特に幼稚園から認定こども園へ移行する園の保護者の皆様を中心とした説明会を9月下旬より5会場で開催し、これまでの幼稚園機能に保育所機能を付加することなどについて詳しく説明を行い、出席の皆様に認定こども園への移行を肯定的に受けとめていただいたところであります。  移行に関する手続については、去る9月15日付で島根県へ認定こども園の認可申請書を提出し、審査していただいております。  今後、空調設備などの必要な整備を行い、利用者の皆様の期待に応えるよう準備を進めてまいります。  統いて、あおぞら保育園の乳児棟建設工事の起工式についてであります。  高まり続ける保育需要、特に3歳未満児の保育所入所希望に対応するため、市内の社会福祉法人あおぞら福祉会様に保育所施設整備事業補助金を活用いただき、今年度、大東町下阿用地内に定員30名のあおぞら保育園乳児棟の建設をしていただくこととなり、去る9月25日に起工式がとり行われました。この施設は、来年4月より保育業務を開始される予定であり、市としましても待機児童の解消につながる施設として期待をしているところであります。  次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。  まず、27年度地域創造大賞(総務大臣賞)受賞について述べます。  このたび、加茂文化ホールラメールが平成27年度地域創造大賞(総務大臣賞)の受賞の栄に輝きました。この賞は、地域における創造的で文化的な表現活動のための環境づくりに特に功績のあった公共ホール、美術館等の公立文化施設を表彰するもので、本年、開館20周年を迎えた加茂文化ホールラメールにおける特色のあるさまざまな活動が高く評価されたものであり、関係者の皆様のたゆまぬ努力に敬意を表するものであります。  なお、表彰式は、来年1月15日に東京にて行われる予定であります。  続いて、平成27年度家族や地域の大切さに関する作品コンクール最優秀賞受賞についてであります。  11月15日、内閣府が主催した平成27年度家族や地域の大切さに関する作品コンクールの表彰式が行われ、写真部門「子育てを応援する地域の力」において、男性高齢者の子育て支援グループ「グランパin雲南」のメンバーが子供たちと一緒に大きなカブを引っ張る様子を撮影した「うんとこドッコイショ!」が最優秀賞を、また、多文化共生活動を行うUnnan多文化まちづくりカフェが主催した「多文化あそび塾」が優秀賞を受賞されました。  グランパin雲南は、市内外の子育て施設などで絵本や紙芝居などによる子育て支援活動をされており、Unnan多文化まちづくりカフェは、さまざまな国の親子が遊びながら他国の文化を学び交流する場として多文化あそび塾を開催するなどの多文化共生活動を行っておられます。こうした活動が評価されての受賞に、本市においても誰もが住みやすく子育てしやすいまちとなるよう、男女を問わず、地域全体での子育て支援や多文化共生事業をさらに進めてまいりたいと考えます。  続いて、教育委員の同意案件についてであります。  今月8日をもって小川真里教育委員が任期満了を迎えられますが、引き続きお願いしたく、係る同意案件を本議会へ提出しております。  なお、任期は、平成31年までの4年間であります。  次に、「挑戦し活力を産みだすまち」にかかわる政策についてであります。  まず、雲南市産業振興センター設立10周年記念事業の開催について述べます。  平成17年11月に開設した雲南市産業振興センターがこのたび設立10周年を迎えました。これを記念し、一橋大学の関満博名誉教授をお招きして、私たちの暮らしに欠くことができなくなっている情報通信技術のICTを利活用した若者の新しい働き方や地域経済の活性化について考える講演会、パネルディスカッションを今月21日に木次経済文化会館チェリヴァホールにて開催することとしております。加えて、講演会では、本年3月に策定した第2次雲南市産業振興ビジョンの概要について説明もいたしますので、多くの方の聴講を期待しております。  続いて、雲南市産業振興センターの機能強化についてであります。  雲南市産業振興センターの機能強化を図るため、企業誘致に関する高い見識と多くの経験を持つ専門家を新たに配置することとしておりましたが、産業立地政策に精通し、全国の地方公共団体などへの企業誘致活動に豊富な経験と実績を持つ一般社団法人日本立地センターに業務を委託することといたしました。今後、委託機関において、業務の遂行に適した企業立地推進員を選定し、産業振興センターと連携を図りながら、企業誘致活動を進めていくこととしております。  続いて、雲南管内の有効求人倍率についてであります。  去る10月30日に、島根労働局が発表されましたしまね職業安定業務統計速報によりますと、雲南管内における9月の月間有効求人倍率が1.04倍となりました。これは、平成13年2月の1.04倍以来、実に14年7カ月ぶりに1倍を上回ることになり、雲南管内における企業の雇用意欲の回復ぶりがうかがえるものとなりました。市としましても引き続き関係機関と協力しつつ、雇用のマッチングや産業の振興を通じた地方創生への取り組みに努めてまいります。  続いて、米をめぐる情勢についてであります。  ことしの米の作柄は、8月中旬から9月上旬ごろにかけての雨による日照不足や低気温の影響などにより、10月15日現在の出雲地域の作況指数は98のやや不良となりました。しかしながら、市内の1等米比率は、夏場の高温障害による品質低下があった昨年産に比べ、10月30日現在、コシヒカリで約57%と、昨年同期より18ポイント上昇しております。  来年以降も引き続き、JAなど関係機関とともに等級比率の向上や良質米生産に向け、対策を講じていく考えでありますが、生産調整の廃止や経営所得安定対策の大幅な見直し、主食用米の概算払い金の低迷に加え、TPP協定の大筋合意など、歴史的な転換期を迎えており、今まで以上に中山間地域における農家経営の安定化に向けた施策を強化、展開してまいります。  また、こうした対策については、生産者との連携が大変重要であり、市内担い手農家で組織される雲南市水田農業担い手協議会が去る先月28日に設立されましたので、今後は本協議会と強く連携、また支援を行うことにより、市の有意性を最大限に発揮する、需要や収益性、またブランド力が高い農産物づくりに向けて、まずは来年度から本市のブランド米として特別栽培米つや姫の普及を進め、付加価値の高い農業地域として確立する施策を展開してまいります。  続いて、市内木材利用の促進についてであります。  市産木材の利用促進を図るため、平成26年度に旧斐伊川木材共販市場の跡地の一部を取得して整備を進めてきました南加茂木材流通拠点施設につきまして、今年度、貯木場の拡張や作業場の整備等を完了したところであります。  今後、本施設においてできる限り多くの市産木材が集積され、取引ができる公共の土場として活用していくことが、本市の林業振興に必要不可欠であり、また、森林バイオマスエネルギー事業への林地残材の安定確保にも大きなメリットが生じるものと考えております。  このことから、国の山村活性化支援交付金を活用し、木材の販売促進、林地残材の搬出量増加に向けた人材育成や林地調査、実証事業等を本年度から平成29年度までの3年間実施していく考えであります。  続いて、国民宿舎清嵐荘の改築整備事業についてであります。  国民宿舎清嵐荘の改築整備事業につきましては、去る8月19日に企画提案に関する公開プレゼンテーションとヒアリングを実施し、委託候補者選定委員会による厳正な審査の結果、最優秀企画提案者に株式会社休暇村サービスを選定いたしました。同社は、全国各地の国民宿舎や公設宿泊施設の管理運営業務を行っているほか、類似施設の経営計画策定、建築設計や施工管理にも携わる会社であり、今後、豊富な経験と知識に基づく新たな清嵐荘の施設管理計画や収支計画の策定などを行っていただくこととしております。  また、基本設計業務を行う事業者の決定に当たっては、去る10月7日に技術提案者のプレゼンテーションとヒアリングを実施いたしまして、設計候補者選定委員会による厳正な審査の結果、馬庭・北脇設計共同企業体が最優秀提案者として選定をされました。今後、基本設計事業者及び管理運営計画策定事業者の双方と連携を図りながら、今年度中にそれぞれの業務を完了し、平成30年度中の改築整備の完了、開業に向けての取り組みを進めてまいります。  続いて、映画「たたら侍」についてであります。  錦織良成監督とEXILEのHIRO氏がエグゼクティブプロデューサーとして制作される映画「たたら侍」については、雲南市内に設置されたオープンセットやロケ地での撮影も順調に進み、残すところは降雪シーンを撮影するのみになったと伺っております。今後、映像編集が行われるとのことでありまして、来年秋以降の一般公開が待ち遠しいところであります。  また、映画撮影のオープンセットには、戦国時代の様子を反映した建物が複数建てられ、周辺の美しい景色と相まって、郷愁を呼ぶ風景となっておりますので、今後、このセットを活用して、さらなる観光振興を図るための検討を進める考えであります。  続いて、雲南市観光振興計画についてであります。  次世代に誇れる継続的な観光振興を進めていくための指針として、雲南市観光振興計画を策定することとしております。去る10月8日に市内各団体から選出いただいた6名の委員の皆様による第1回策定委員会と、同様に選出された7名で構成するワーキング部会の合同会議を開催いたしました。現在、市内観光地でアンケート調査等を実施しており、この結果を踏まえながら、観光情報の発信、観光資源の充実、受け入れ体制や施設の充実などについて、具体的なアクションプランを策定し、さらなる観光振興を図ってまいります。  続いて、木次駅前商業施設についてであります。  木次駅前周辺の商業機能の維持、継続が図られるよう、後継事業者の確保に取り組んできた結果、8月に出店表明をいただいたキーテナントの株式会社マルマンのほか、株式会社今井書店、百円ショップ、さらに既存テナント5社からもそれぞれ出店要望があり、現在衣料品を取り扱うテナントと来春のオープンに向け交渉を行っているところであります。  また、新たな施設名称についても検討を進めており、去る10月26日に、旧ショッピングセンターサン・チェリヴァの名称検討委員会を設置し、年内をめどに新しい名称とロゴマークを決定したいと考えております。  最後に、行政経営についてであります。  まず、職員給与改定について述べます。  職員の給与につきましては、これまで国の人事院勧告や島根県の人事委員会勧告を参考に改定を行ってきているところであります。本年度も昨年度に引き続き、国、県ともに4月にさかのぼって給与を引き上げる勧告となっており、雲南市におきましても引き上げの提案を行う考えでありますが、国会審議のおくれから、人事院勧告の実施が決定されていないため、国の決定後に提案を行いたいと考えております。  続いて、平成28年度当初予算編成方針についてでありますが、国において、総務省の概算要求では、地方の一般財源総額については、平成27年度地方財政計画の水準を下回らないよう確保されておりますが、地方交付税は27年度交付額を下回っており、総額確保については不透明な状況となっております。また、平成26年度から制度改正されてきた市町村の姿の変化に対応した交付税算定については、28年度からの見直し項目となっている保健衛生費等の見直しにおいて、具体的内容が示される予定となっております。去る11月17日には、総務省の安田充自治財政局長が合併以降の雲南市総合センター等の実情について視察されましたので、この結果も具体的な見直し内容に反映されることを期待しているところであります。  こうした中、平成28年度当初予算編成については、財政調整基金や減債基金の繰り入れは行わず、地方交付税の一本算定への移行が行われる中、普通建設事業費である新庁舎建設事業の終了に伴い、一般会計総額は前年度に比べ6.0%減となる280億円程度に設定したところであります。  続いて、平成27年度補正予算についてでありますが、介護給付・訓練等給付事業7,000万円、福祉医療事業3,300万円、保育所業務委託事業3,100万円、災害復旧事業2,400万円、私立保育所運営事業2,200万円などの追加等の予算を計上しております。  また、特別会計では、国民健康保険事業特別会計、簡易水道事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、土地区画整理事業特別会計、水道事業会計、工業用水道事業会計、病院事業会計で、それぞれ事業内容の変更等に伴う予算を計上しております。  そのほか、議案として、承認2件、条例8件、一般事件27件、定款1件、同意1件、諮問2件、報告3件を提出しておりますので、慎重に御審議をいただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たっての施政方針といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の施政方針を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。              午前10時23分休憩     ───────────────────────────────              午前10時35分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 提案理由の説明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第7、提出者から提案理由の説明を求めます。  説明は、除斥が生じますので、3回に分けて求めます。  まず、承認第9号から報告第22号までの52件のうち、議案第112号、議案第123号から議案第126号、議案第129号を除く46件について説明を求めます。  副市長。 ○副市長(藤井 勤君) おはようございます。  それでは、私のほうから、承認第9号から議案の第137号まで、38件でございますが、除斥が関係する案件が6件ございますので、これにつきましては後ほど順序にのっとって説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  承認第9号 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  これにつきましては、被用者年金制度の一元化等を図るための改正厚生年金保険法の施行に伴い、条例を改正し、10月1日から適用させる必要があることから、関係する条例3件でございますが、これを改正するための条例を専決処分いたしましたので、議会に報告し、承認を求めるものでございます。雲南市職員の再任用に関する条例、それから雲南市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例、雲南市消防団員等公務災害補償条例の3件でございます。平成27年の10月1日から公務員の社会保険制度が厚生年金に一元化されたことに伴うものでございます。  主な改正部分といたしましては、今までは、何々共済組合法第何条ということでございましたが、厚生年金法第何条の規定というふうなことで、引用法令の改正、それから表内の引用条文の変更と表内の並びかえ、それから補償額等の内容の変更はございません。これらについて専決処分をさせていただきましたので、承認を求めるものでございます。     ───────────────────────────────  承認第10号 雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて     ───────────────────────────────  勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律が平成27年9月18日に公布され、平成27年10月1日から施行されたことに伴いまして、条例を改正し、10月1日から適用させる必要があることから、雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、議会に報告し、承認を求めるものでございます。  なお、勤労青少年ホームの施設及び事業等は、今後も引き続き管理運営をしていくというものでございます。お目通しをお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第102号 雲南市交流センター条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、中野交流センターの改修移転などに伴い、条例の一部を改正するものでございます。  まず1つは、加茂交流センターの平成28年度からの指定管理導入に伴いまして、教育委員会所管事項となっております雲南市なかよしホール条例を廃止し、雲南市交流センター条例の中に使用料区分を新たに設けるものであります。  2つ目が、中野交流センターが平成28年度から元幼稚園舎に移転することから、所在地、使用料区分を……。 ○議長(藤原 信宏君) 副市長、ちょっと聞こえにくいそうです、皆さん。 ○副市長(藤井 勤君) 2点目、中野交流センターが平成28年度から元幼稚園に移転することから、所在地、使用料区分を改めるものであります。  3点目、松笠交流センター、入間交流センターの所在地が小学校時代から違っていたことが明らかになったため、錯誤を修正するものであります。  4点目、入間交流センターの宿泊料金体系について、実態に合わせて専用の宿泊料金体系を追加するというものでございます。どうかよろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第103号 雲南市支所及び出張所設置条例及び雲南市吉田ふるさとセンター条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これは、地方自治法第155条第1項に基づく出先機関として、吉田ふるさとセンター内に田井出張所を設置しておりますが、総合センター組織の見直しにあわせ、平成28年3月31日をもって廃止することといたします。これに伴い、関係条例の一部改正をお願いするものであります。  また、出張所廃止後は、雲南市民サービスコーナーとして、引き続き各種証明書等の交付等の業務を行うものであります。
        ───────────────────────────────  議案第104号 雲南市貸付金の返還債務の免除に関する条例を廃止する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、雲南市が行います新規就農支援のうち貸付金制度につきましては、島根県の制度に従い、県2分の1、市2分の1の負担で、新規就農した該当年要件、貸付期間を設け、施行してまいりました。これに該当する制度は、雲南市新規就農者経営安定資金など3資金でございますが、県がこの制度の規則を廃止することにあわせ、貸付金の返還債務の免除に関する条例の一部を改正する条例を公布いたしました。雲南市におきましてもそれぞれ制度の要件を満たす新規就農者の該当がないこと、また、利用した新規就農者が全て返還免除要件に当たる5年間を経過したことから、各制度を廃止するものであります。これに伴いまして、当該貸付金の返還債務の免除について規定をしていた雲南市条例を廃止するものであります。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第105号 雲南市大規模集客施設制限地区内における建築物の制限に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  雲南市は、雲南市総合計画や雲南市都市計画マスタープランをもとに、雲南市中心市街地活性化基本計画の策定に着手し、中心市街地や生活拠点の活性化を目指しております。  雲南市の都市計画区域は、大東、加茂、木次、三刀屋の中心部を囲む形で設定されており、旧町の市街地には商業施設や近隣商業施設の用途地域が多く分布しております。建築基準法上では、その商業施設や近隣商業施設には、劇場や映画館、大型ショッピングセンターといった大規模な集客施設を建築することが認められていますが、人口が密集する市街地から少し離れて分布する準工業地域にも建築することが認められております。  国が推進する中心市街地活性化とは、都市機能の無秩序な郊外拡散を抑制し、暮らしやすい生活拠点を再構築することを目的としていることから、準工業地域に大規模な集客施設、1万平方メートルを超えるような集客施設が立地することは、中心市街地活性化の趣旨に反することとなりますので、雲南市でも市内の準工業地域に大規模集客施設の建築を制限したいと考えます。  また、中心市街地活性化基本計画について、国の認定を受けるために申請する際には、事前にこの建築制限を条例化することが必須条件となっていることからも、この条例を制定するものでございます。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第106号 雲南市立飯石小学校の閉校及び雲南市立飯石幼稚園の閉園に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  来年3月末をもって、雲南市立飯石小学校と飯石幼稚園が閉校、閉園することに伴いまして、関係条例を改正するものであります。関係条例は4つ、雲南市立小学校及び中学校条例、雲南市立幼稚園条例、引き続きこの利用を可能とする改正ということで、雲南市立学校施設使用条例、雲南市旧学校等施設条例のそれぞれ一部改正でございます。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第107号 雲南市スクールバス条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  先ほどの議案と関連してまいりますけれども、平成28年3月末をもって飯石小学校と飯石幼稚園が閉校、閉園することに伴いまして、スクールバスによる運送を行うことといたします。  また、雲南市立田井小学校の運行区間に吉田町曽木地区を加える条例改正を行うものでございます。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第108号 雲南市木次農村環境改善センター条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、木次農村環境改善センター、これは日登交流センターでございますが、これは島根県の住み続ける中山間地域生活サポート事業費補助金制度を活用し、かねてから地元から要望されておりました1階に洋室の会議室を設置することについて、屋根の修繕工事にあわせて実施をしたということでございます。これに伴いまして、施設の使用料を改正すると同時に、利用しやすいように部屋の名称と使用料設定を変更し、別表の区分に順番を並びかえるというものでございます。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第109号 雲南市下布施農村体験施設条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、これまで厩舎、馬房を10馬房設置をいたしておりますけれども、あと10室増設をするというものでございまして、それぞれ使用料等を設定するものでございます。供用開始は平成28年2月1日ということに予定をいたしております。  議案第110号、公の施設の指定管理者の指定について、ここから議案第132号まで、23案件ございますが、除斥に関する案件が6件ありますので、まず17件について御説明をさせていただきます。  また、これら指定管理者の指定に係る案件につきましては、最初の議案のみ全部読み上げさせていただき、次からは議案番号と記の1、2、3のみを読み上げさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  除斥案件につきましては、その都度申し上げたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第110号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募でございます。     ───────────────────────────────  議案第111号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  続きまして、議案第112号は社協関係で、除斥ありということでございます。後ほど御説明させていただきます。     ───────────────────────────────  議案第113号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これは公募でございます。これは道の駅掛合の里のレストショップ掛合の里と緑地公園ということになっております。     ───────────────────────────────  議案第114号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これも道の駅掛合の里でございます。公募でございます。     ───────────────────────────────  議案第115号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これも道の駅掛合の里、青空市グリーン掛合と命名されているところでございます。公募であります。     ───────────────────────────────  議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これは、これまで株式会社吉田ふるさと村さんに指定管理をしていただいておりましたが、現在の指定管理者さん、それから参画事業者3社が本年10月に一般社団法人たたらば壱番地郷栄会を新たに設立されたところであります。  また、1年間としておりますのは、中国横断道が全線開通になりまして、かなり通行量、道の駅の利用者の推移が動いてきております。そうしたことで、平成27年、28年は調査、精査をして、平成29年度以降の指定管理料の積算に反映させることが必要と考えるということで、1年間は様子を見させていただきたいというものでございます。  非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これも非公募であります。大東町の中心部の連担地に設置をされております高齢者の生涯学習あるいは小集会の場として建設されたものであります。     ───────────────────────────────  議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募でございます。     ───────────────────────────────  議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これにつきましては、建設以来、もう30年経過がして、かなり老朽化をしているということでございます。協議をいたしまして、耐用年数等を考慮して、2年間としているものでございます。非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  これにつきましても耐用年数等を考慮して、2年ということにしております。非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第122号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。  議案第123号は社協の関係で、除斥案件ですので、後ほど御説明させていただきます。  議案第124号につきましても同様であります。  それから、議案第125号につきましても後ほど、議案第126号につきましても後ほど御説明させていただきます。     ───────────────────────────────  議案第127号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  雲南市出雲大東駅管理組合からかわりまして、つむぎさんであります。公募期間中に現在の管理団体より辞退の申し出がございましたが、つむぎさんのほうから応募がございました。このつむぎは、出雲大東駅の指定管理を行うため結成された団体でございまして、構成員は5名、うち2名は現在駅管理業務に携わっていただいております。公募であります。  以上であります。よろしくお願いします。  議案第128号、非公募。     ───────────────────────────────  議案第128号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  議案第129号、除斥案件です。後ほど御説明させていただきます。     ───────────────────────────────  議案第130号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。清嵐荘改築整備事業を進めております。平成29年度から30年度の工事期間ということでございまして、平成28年度1年間ということにしたいと思います。よろしくお願いいたします。  議案第131号、公募。     ───────────────────────────────
     議案第131号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  よろしくお願いします。  議案第132号、これは新規の導入でございます。     ───────────────────────────────  議案第132号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  御案内のように、この当該施設は市が推進いたしますバイオマスエネルギー事業に係る林地残材の保管、乾燥を行うストックヤードの役割も有しております。その林地残材をチップに加工して、市内公共施設に安定的に供給する役割を合同会社グリーンパワーうんなんに担っていただいております。また、同社は、民間の林業事業体あるいは森林組合等で構成されるLLC、有限責任会社であることから、同施設が木材流通拠点としての機能を発揮する上での連携体制が既に構築されておりまして、より円滑な事業推進が期待できるため、指定管理をお願いするものでございます。  失礼いたしました。議案の第114号ですが、指定管理になる団体、有限会社味道(みどう)と申し上げましたが、「みち」というのが正しい呼び方でございますので、済みません、御訂正させていただきたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第133号 字の区域の廃止について     ───────────────────────────────  地籍調査事業を行う大東町塩田地区でございますが、平成28年度から着手する予定になっております。調査地区におきましては、多数の字が入り乱れて存在しておりまして、同一所有者が字をまたいで土地を所有していることが多くあります。こうした場合、不動産登記法では異なった字の合筆はできないこととなっており、字を残したままの地籍調査の実施は極めて煩雑、困難であり、効率的な調査の妨げにもなります。  以上のことから、これまでの実施地区と同様に、塩田地区の地籍調査におきましても迅速な調査と効率的な土地の合筆処理が行えるよう、字の区域の廃止について、地方自治法の定めにより議会の議決をお願いするものでございます。  参考までに、塩田地区、世帯数30、面積9.93平方キロ、筆数が2,538筆、字数が715ということになっております。実施年度は平成28年度から平成33年度を予定をいたしております。     ───────────────────────────────  議案第134号 字の区域の廃止について     ───────────────────────────────  提案理由の説明につきましては、133号と同様でございます。大東町篠淵地区内の字の区域の廃止でございます。  これにつきましても、参考までに、篠淵地区が世帯数34、面積が7.88平方キロ、筆数が3,452筆、字数690となっております。事業実施年度、これも塩田と同じように、平成28年から平成33年度を予定をいたしております。     ───────────────────────────────  議案第135号 財産の無償貸付について     ───────────────────────────────  これにつきましては、この旧サン・チェリヴァ、JR木次駅前の中心市街地エリアにおける商業施設として重要な役割を担ってまいりました。本年4月12日に閉店となり、イズミヤ株式会社と締結していました基本協定に基づきまして、建物、資産等が本年6月1日に雲南市に無償で譲渡されました。引き続き木次駅前における商業機能の維持、継続を行い、地域商業を確保する必要があると判断し、木次駅前商業棟を無償で貸し付けることについて、議会の議決を求めるものでございます。  貸付期間でございますけれども、平成28年3月には改修工事も終わり、オープンが可能であります。イズミヤ株式会社と締結しておりました基本協定の期間が30年間でございまして、残り13年あると、少なくともこの13年間は商業施設として維持していかなければなりませんが、これに耐用年数等を考慮して、15年間を貸し付けの期間としたものでございます。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第136号 市道の路線認定について     ───────────────────────────────  認定する路線でございますが、まず、923号、柿坂駅通り線、これは主要地方道松江木次線の一部移管に伴う市道の新規認定ということになっております。  924、上町西町悠々線、これも主要地方道松江木次線の一部移管に伴う市道の新規認定でございます。  507、宇治三代線、市道改良計画に伴う新規認定でございます。  440、深谷上線、一般県道三刀屋佐田線の一部移管に伴う市道の路線認定でございます。  それぞれ図面をつけております。まず、柿坂駅通り線、説明資料でございますが、緑色で表示をいたしております。起点は大東町のショッピングセンターグリーンシティー前、主要地方道玉湯吾妻山線と接し、大東駅前を通過し、終点は改良後の主要地方道松江木次線に接しております。  次に、上町西町悠々線、赤色で表示をいたしております。起点は大東町の旧Aコープ付近、清田川が流れる希望橋付近で現在改良中の主要地方道松江木次線に接し、大東総合センターを通過し、終点は野々村歯科医院先の主要地方道玉湯吾妻山線に接しております。  宇治三代線、これは黄色で表示をいたしております。起点は国道54号線を南加茂企業団地から宍道方面へ約300メートル進んだ南加茂交差点を左折して、産直市トマトハウス前を通過し、松江自動車道の下を抜け、終点は市道三代南加茂連絡線と接しております。  深谷上線、青色で表示をいたしております。一般県道三刀屋佐田線の改良区間で、鍋山小学校からふかたに荘に向かって進み、起点はふかたに荘から約500メーター手前の深谷上公会堂から終点はふかたに荘方面へ約160メートル進んだ地点の改良部分と接しております。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第137号 雲南市土地開発公社定款の変更について     ───────────────────────────────  雲南市役所新庁舎の完成に伴い、雲南市土地開発公社の事務所移転に係る所在地の変更、それから、理事の定数につきましては、もう既に現行11名の体制となっております。現行の体制に削減する役員の人数変更のほか、諸法令の改正に伴う関係条文の変更を行うため、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定に基づきまして、議会の議決を経て、開発公社の定款の変更を行うものでございます。どうかよろしくお願いをいたします。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第138号 平成27年度雲南市一般会計補正予算(第5号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田統括危機管理監。           〔議案第138号 統括危機管理監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 政策企画部長。           〔議案第138号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。           〔議案第138号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。           〔議案第138号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。           〔議案第138号 子ども政策局長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。           〔議案第138号 産業振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。            〔議案第138号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 提案理由の説明の途中でありますが、ここで暫時休憩とし、午後1時から再開いたします。              午前11時59分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時00分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。  稲田上下水道部長。           〔議案第138号 上下水道部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。            〔議案第138号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。            〔議案第138号 総務部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第139号 平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。               〔上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第140号 平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)  議案第141号 平成27年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第142号 平成27年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第143号 平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第3号)  議案第144号 平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 田中病院事務部長。              〔市立病院事務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第145号 平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第3号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。
    ○副市長(藤井 勤君) 続きまして、同意案件につきまして御提案させていただきます。     ───────────────────────────────  同意第8号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて     ───────────────────────────────  参考資料でございます。小川さんにつきましては、雲南市教育委員会委員を平成19年から2期務めていただいております。これまで2期にわたり御尽力いただきました。引き続きお願いするものでございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて  諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 神田掛合総合センター長。             〔掛合総合センター所長説明〕     ───────────────────────────────  報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について  報告第21号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第22号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 次に、議案第112号、議案第123号、議案第124号、議案第126号、議案第129号の議案5件についての説明を求めます。  本件については、7番、細木照子さんは、地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔7番 細木照子君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) それでは、5件につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第112号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募でございます。中野の里づくり委員会からこのたび社協のほうへ変更をさせていただくというものでございます。  あとの4件につきましては、議案番号と記1、2、3だけを読み上げさせていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第123号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募でございます。     ───────────────────────────────  議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募であります。     ───────────────────────────────  議案第126号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募でございます。     ───────────────────────────────  議案第129号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 7番、細木照子さんの除斥を解除します。              〔7番 細木照子君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) 次に、議案第125号についての説明を求めます。  本件については、18番、深田徳夫君は、地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔18番 深田徳夫君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君)     ───────────────────────────────  議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について     ───────────────────────────────  非公募でございます。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 18番、深田徳夫君の除斥を解除します。              〔18番 深田徳夫君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここで暫時休憩といたします。               午後1時58分休憩     ───────────────────────────────               午後2時09分再開     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第8、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算、2区分に分けて行います。  最初に、承認第9号、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求めることについて及び承認第10号、雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認2件、議案第102号、雲南市交流センター条例の一部を改正する条例についてから議案第109号、雲南市下布施農村体験施設条例の一部を改正する条例についてまでの条例8件、議案第110号、公の施設の指定管理者の指定についてから議案第136号、市道の路線認定についてまでの一般事件27件、議案第137号、雲南市土地開発公社定款の変更についての定款1件、同意第8号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての同意1件、諮問第3号及び諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件、報告第20号から報告第22号、議会の委任による専決処分の報告についての報告3件の計44件の条例その他について行います。  条例その他の質疑については、除斥が生じますので、3回に分けて行います。  初めに、議案第112号、議案第123号から議案第126号、議案第129号の議案6件を除く38件についての質疑を行います。質疑はありませんか。  佐藤隆司君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) それでは、議案第113号、114号、115号に関連いたします。この分については、全て公募だという説明をされたと思います。市内の道の駅がほかにもあるんですけども、ほかの道の駅は非公募ではないかというふうに思っております。間違っていたら指摘をしていただきたいと思います。この3件について、同じ場所にあるわけですけれども、公募となっているのは、前回からかもわかりませんが、なぜここは公募なのかということ。  それからもう1点は、この道の駅、54号線沿いということで、集客が減っているということで、経営状況も以前よりはよくない、厳しい中でありながら、指定管理期間は5年になっているということで、ほとんどが3年、ほかの道の駅は3年だと思いますけれども、5年になっているというところのなぜ5年なのかという理由といいますか、お願いいたします。  それから、議案第116号、これもたたらば壱番地、道の駅でございますが、指定管理者がかわったということでございます。ちょっと私、聞き漏らしましたが、これは公募なのか非公募なのか聞き漏らしましたが、恐らく非公募ではないかと思いますけれども、なぜこの指定管理者が株式会社吉田ふるさと村からかわったのかという理由、公募、非公募も含めて、公募であればいいわけですけど、非公募の場合はなぜかわられたのかということ。これは指定管理料が恐らく積算が変わってきていると思いますけれども、変わっている点をちょっとお示しいただきたいというふうに思います。  それから、議案135号……。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤君、大きな声で。ちょっと聞こえにくい。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) そうですか。  議案135号、これはチェリヴァのことですけど、無償貸し付けということでございますが、市の財産の中で無償貸し付けをされている施設は他にあるのかということをお示しいただきたいということ。それで、市は財産をこうして無償貸し付けをされたということでございますけども、貸し付けを受ける側のキラキラ雲南にはどういったメリットが生じてくるかという点。  それから、契約期間が15年という期間がとってありますけれども、入居された商業施設の経営が、商業者の経営が不振になって、なかなか業績が上がらなくて撤退された場合というのは、この15年の期間内にあった場合はどういった契約内容になっているのか、お示しいただきたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 神田掛合総合センター長。 ○掛合総合センター所長(神田みゆき君) 失礼いたします。道の駅の関係でございますけれども、まず、なぜ公募かという御意見でございましたが、商売といいますか、もうけにつながることをする場合に、公募をするような形でやるようにという指定管理の中の、展示即売とかサービスの場合はよっぽどの理由がない限り公募をしたほうがいいということで、公募をかけております。ほかにもそういう業者さんがおられる可能性もあるということで、公募をかけさせていただいているところでございます。  それと5年ということに関しましては、3年か5年かというような、普通、指定管理期間のほうを設けておりますけれども、状況が運営をうまくやっていただいておりますので、協議をいたしまして、5年という形でお願いをしたというところでございます。  それで、ほかの道の駅につきましては、何年かという、どうなっているかということについてはちょっとわかりませんので。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 吉田総合センター長。 ○吉田総合センター所長(小川 修治君) 議案第116号、たたらば壱番地の指定管理につきまして説明させていただきます。  たたらば壱番地につきましては、施設は平成25年にオープンをしております。以来、今年度を含めまして3年間、吉田ふるさと村が非公募によって管理者に選定されてまいりました。今年度、28年度の新たな指定管理者を選定するに当たりまして、同社を含みます参画事業者、同社を含めて4社ございますけれども、これまでの運営の経験、そういったものも含めまして、一体の事業者として、同施設における各種事業を展開するということをそれぞれ決議されました。これに基づきまして、有限会社木村有機農園代表取締役、木村晴貞氏を代表理事とする一般社団法人たたらば壱番地郷栄会、これを10月15日に設立されました。  これまでもたたらば壱番地におきます事業展開は、指定管理者であります吉田ふるさと村、これを主体に、同社を含みます参画事業者が共同参画という形で運営をされてきたという経過もございます。また、尾道松江線に予定されておりましたチェーンベース、この周辺を活用した活性化施設の設置、こうしたことにつきましても、旧町時代からいろいろな形で携わってこられたという経過もございます。こうした形の中で、今日の南の玄関口としてのたたらば壱番地の役割に重要な役割を果たされてきたという経過もございます。  こうした経過から、たたらば壱番地における指定管理者につきましては、同社団法人を非公募によって選定したものでございます。  指定管理料でございますが、今年度が494万6,000円でございます。現在上げておりますのが540万4,000円ということでございます。  指定管理期間につきましては、1年間としております。これにつきましては、現在、ことしの3月、尾道松江線が全線開通いたしました。前年度に比べて月平均でおおむね18%、2割前後のところで来場者等がふえているという状況がございます。こうした中で、今後、来年以降、どうした経過になるのかということもございます。まだ不透明な部分もあるということで、今回につきましては1年間の指定管理期間としたものでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 議案第135号の関連で、ほかに無償貸し付けのものがあるかという御質問でございます。  無償貸し付けする場合は、議会の議決を経なければならないというふうに思っておりまして、現状のところでは、他にはないと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 同じく135号の関係でございますけれども、無償貸し付けの関係の、キラキラ雲南が無償貸し付けを受ける際のメリット、あるいは15年の商業施設の経営上、撤退する場合のあり方というような御質問だったというふうに思っておりますけれども、そもそも株式会社キラキラ雲南への貸し付けの期間につきましては、議案の上程の際に副市長からあったとおりでございまして、基本協定に基づいて、30年間の残期間プラス鉄骨造の耐用年数、34年でございますけれども、これを鑑みて15年間という設定にしたところでございます。28年の3月1日から43年の3月31日と。これはあくまでも家主として、雲南市といたしまして、サン・チェリヴァの1、2階の商業施設を貸し付ける期間の設定としたものでございます。
     メリットといたしましては、この長期間において、安定的に地域の商業維持を図っていただくと、民間活力をそこで発揮していただいて、株式会社においてきちんと運営いただける担保をさせてもらえればということでございます。  個々の入店につきましては、当然、個別のそれぞれの入店、入店者の皆さん方のそれぞれの事情に応じまして、出たり入ったりすることは当然あろうかというふうに思っておりますので、これから先、今までも21年間の中で出たり入ったりの実態は当然あっておりますから、そういうベースの15年間はしっかりと民活でやっていただく。その中で入店者の希望に沿った形の契約が結ばれていくよう、それは我々も一緒に介在をして、そのお世話焼きをさせていただくということで御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤隆司君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 113号から115号のところで、答弁いただきましたけれども、とにかくこれまでの説明もそういった話は聞いたことありますけれども、明らかに商売のできるような公共施設は公募をすべきだというふうな表現を答えられたわけですけども、そうではない道の駅、ほかにもあるわけで、そこのところをもう少し、なぜ掛合だけが、たしか以前も公募でしたね、掛合は。思い出しました。道の駅を比べた場合に、ここだけが公募で他は非公募なのかということをもう1回説明をお願いしたいと思います。  それから、5年ということで、経営が信頼できるからというようなことでしたけれども、その指定管理を受けられる側としては、5年を了解とされたわけですか。むしろ3年のほうがいいということはなくて、5年のほうがいいというふうな理解で受けられたのかということをもう1回確認したいと思います。  それから、116号のたたらばですけれども、指定管理者がかわられると、身内の中でということだと思いますけれども、駅長さんが今までいらっしゃったと思います。この人の扱いはどういうふうな、引き続きこれまでと一緒に駅長さんも引き続いてやられるのか、そこら辺のことを、今わかっている段階で確認をしておきます。  それから、単年度の契約ということで、わからなくもないわけですが、これまで3年間、状況を見てこられて、先ほどもちょっと言われましたけれども、これまでは490万ぐらいの指定管理が今回から、来年度から540万ぐらいに変わるという内容、積算を変えてきていらっしゃるのに、まだ様子を見なきゃいけないというところは、結局見えづらい、不透明な部分というのは何なのかということを説明いただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 掛合総合センター長。 ○掛合総合センター所長(神田みゆき君) 失礼いたします。雲南市の公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の中で、指定管理は公募が基本であるというようなことになっておりまして、それを基本としてやらせていただいているということ、それから、ほかにやりたい団体がもし出たとしたときには、そのあたりのところの調整というか、そういうこともあるかとも思うんですけれども、一応公募ということでやらせていただいているというのが現状でございまして、田舎でございますので、公募いたしましてもなかなか出てこられないというところもございますので、今までやっていらっしゃった方とはよく協議をさせていただきまして、それで期間についても5年ということを協議の上で決めさせていただいております。 ○議長(藤原 信宏君) 吉田総合センター長。 ○吉田総合センター所長(小川 修治君) 2点につきましてお答えさせていただきます。  まず、駅長のことについてでございますが、これまでも駅長につきましては、吉田ふるさと村の社員ということで駅長を務めていただきました。特に混乱期等を含めまして、非常によくやっていただいたと私どもは感じております。できましたら、身分の問題、所属の問題等ございますが、我々としても引き続きお願いをさせていただきたいというふうに考えておりますし、一般社団法人の木村代表理事からも、ぜひ彼を引き続きやってほしいということでお願いをさせていただきたいということは伺っているところでございます。  それから、指定管理料につきまして、変動等の要素につきましてですが、大きく変わりますのは、現在、特に連休その他のピーク時につきましては、ガードマン等を配置しております。あわせまして、毎週末のところでもガードマン等の配置をしているというような状況がございます。もう一つ、お客様の要素といたしましては、下水処理等の関係で、汚泥処理等をやっているという状況もございます。合併浄化槽だけで処理し切れない場合がありますので、汚泥等の引き抜き等もやっているという状況がございます。要素といたしましては、オープンいたしまして、平成25年度と平成26年度につきましては、お客様としては、例えば10万人減少したというような状況、その年度、それからイベント等の状況によって大きくおいでいただくお客様等も変動するというような状況がございます。今年度につきましては、全線開通という状況がございまして、前年度対にしますと大きなお客様においでいただいておりますが、この状況等によって、先ほど言ったような変動要素、これがどういうふうになるのかというところも含めて検討し、29年度の指定管理料等に反映させていければというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。  原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 議案135号ですが、財産の無償貸し付けということで、先ほども質問がありましたが、1点だけ確認をさせていただきたいと思います。  雲南市の条例で、財産の交換、剰余、無償貸し付け等に関する条例というのがあります。それの第4条では、無償貸し付けができる相手は、他の地方公共団体、それから他の公共団体、そして公共的団体というふうに記載がしてあります。そして貸し付ける目的は、公共、公共用、それから公益事業と、この3つしか書いてありません。これに当てはめた場合に、この条例と今回提案された内容、読ませていただきますが、これを整理していくとどういった形になるのかなというのがもう少し詳しく説明していただかないとわからないので、その関連について説明をお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 無償貸し付けの手続なり、その目的、理由ということではないかと思いますけれども、条例に定めはございません。そのために、その条例に基づいてやる対象ではない物件でありますので、地方自治法に基づいて、無償貸し付けの議決を求めるということでございますので、まずその点は押さえておいていただきたいというふうに思います。  その上で、なぜこの施設について無償貸し付けをするのかということでございますけれども、貸し付けの目的が、議案にも書いてございますとおり、木次駅前の中心市街地エリアにおける商業施設を維持、継続して、引き続いて地域商業機能を確保するためということでございます。地域商業の維持、再生、あるいはこれまでも申し上げておりますとおり、木次駅前周辺総合開発計画事業、これをしっかりと担保していく。そしてまた、買い物対策もしっかりやっていく、民間活力によって地域活性化を図っていくと、こういったことにおいて公益性が十分にあるということの観点から、今回、無償貸し付けの議案を出して、それをお認めいただきたいということでございますので、条例に基づくものは、公共的団体であればそれは可能であるということでございますので、わざわざ議案を出す必要はございません。今回は、それをさらに超えて無償貸し付けをやっていくということでございますので、そもそもここの地方自治法の第96条の第1項第6号の規定によって、その議決を求めるということでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 原君。 ○議員(3番 原 祐二君) 先ほどの説明で、要は条例になじむものではないということで、今回、地方自治法の96条に基づくしかないから、これで出したということですが、そもそも条例の精神は、公共団体で、公共性が高い者なら無償で貸し付けようと、そういう精神があるから条例にあったわけで、これはそれの精神から外れると、だけどこれを無償で貸し付けんといけんということの理由が、市民になるほどなという説明がこれでできるのかなというのが若干疑問に思うとこです。  それともう1点、1階、2階については、面積をもう確定して貸し出すわけですけど、これについてはまだ交渉中で、きちっと全てのオールフロアが埋まっていって、有効に活用できるかということがまだわからない状態で、こういったものを先に、今の時点で議決を得て、相手方と契約していくということは、少し時期が早いのではないかなという気もしますが、その点についてはどうですか。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 多分、なぜキラキラ雲南に貸し出すのかということだというふうに思っておりますけれども、民間の事業者に貸し出すということが大前提でありますから、そこ、条例であれば、JAさんとか、公的な機関であれば、これは無償で貸し出しができるよというてまえになっておりますけれども、今は民間活力をベースにして、たまたま隣にチェリヴァホール、経済文化会館があって、チェリヴァホールがあって、そこの会館、そして9月には条例の一部改正で3階から上の駐車場、これ行政財産化をしたということでございますので、そこにあわさった一体的な1、2階の商業空間であるといったようなメリットも生じることから、今回、民間事業者であるならば、これは地方自治法に基づいて議決が必要であるということで、提案をさせてもらったものでございます。  それと、2つ目のまだ埋まってないじゃないかということでございますけれども、1、2階の公募上の延べ床面積は約これが9,900平米ぐらい、約1万平米ぐらいありますけれども、大規模小売店舗法の定めによる売り場面積の中でいうと、6,900平米ぐらいございます。このうち1階においては、80平米を残すぐらいのところで、1階においては3,100平米ぐらいございます。先ほど申し上げた店舗面積、売り場の面積という部分が3,148。全体で6,900ぐらいありますけれども、1階が3,100平米ぐらい。このうち残すところあと80平米というところで、我々、まだ無償貸し付けもしてない段階で契約を結ぶわけにはいきませんけれども、当然並行しながら、今、改修事業と並行しながら入店者を募っているところで、そういった流れの中で、ほぼ1階が埋まっている形であると。そして2階が、先ほど申し上げた店舗面積、売り場面積が3,800平米ほどございますけれども、残り300平米を残すところで、これについても8割9割は埋まっているという状況でございます。  そして、無償貸し付けをして、家賃収入、共益費、いろんな実費収入等々で賄えるというふうに踏んで、そしてまた、改修も来年の3月にはこれが完成していくという見込みも立って、貸し付けの期間が、出発時点が3月1日ということでございますので、全てが同じようなタイミングで進んでおりますけれども、そういうスケジュール感も含めながら、しっかりと、今、必要な議案なりを提案させてもらっているということでございますので、どうぞ御理解をいただきますようよろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 何点かお尋ねをいたします。  議案第103号、いわゆる田井出張所を雲南市民サービスコーナーに改めると、こういうことですが、もう少しちょっと具体的にお聞きしたいわけです。この雲南市民サービスコーナーをどこで設けるのか。そしてどのような対応をされるのか。どのように変わってくるのか。ただ名称が変更になるだけなのか。その点についてお尋ねいたします。  次に、市道の認定でございます。4路線の新しく認定ということでございますが、1点目に柿坂駅通り線、それから2点目に上町西町悠々線、この2路線については県道から市道にということでございますが、これまで、大きな道路ですので、多くの車両が通過をしております。特に舗装の荒れた部分等も見受けられます。さらにはセンターラインの消えたり薄くなったり、あるいは横断歩道付近では横断歩道のラインが消えておったり薄くなったり等々あるわけですが、これを受けるということになれば、地方交付税に算入されるということで、プラスになるわけですが、今申し上げたような修繕がまたかかってくると、こういうことです。これを市に引き受ける前に修繕をしてもらって受けるのか、あるいは市に回ってから、市道に認定してから市が補修するのか、そこら辺の考え方をお尋ねいたします。  続いて、宇治三代線でございます。これは合併前の加茂町時代につくられた分だというふうに理解しておりますが、たしか農道でつくられたというふうに理解しております。農道であれば、当時、農水省の補助を受けながらやられた工事であろうかというふうに思うわけですが、市道にするということになれば、農道台帳の整備がどのようになっておるのか、もう既に農道台帳、使用されておるのかどうなのか、そこら辺のところ、手続の問題でございます。その点についてお尋ねいたします。  それから、最後ですが、報告の22号、グランデだいとう04敷地内での事故に対するものでございます。フェンスがなくて、そこから転げてけがをされたと、こういうことです。ほかにこういうふうな危ない箇所があれば、ひとつ点検をして、対処する必要があるというふうに思います。その点、点検を他のところもされたのかどうなのか。また、されたとすれば、手当てが必要なところがあるのかどうなのか。その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 議案第103号の関係でございます。田井出張所の廃止に関係いたしまして、サービスコーナーをどこに設けるのか、それから変更点についてのお尋ねでございます。  設ける場所につきましては、現在、吉田のふるさとセンター内に出張所を設けてますけれども、その同じ場所で設ける考えでございます。  変更点ですけども、まず、設置の根拠が、出張所につきましては自治法の155条に基づく出先機関ということ、それから、先ほどの支所、出張所の設置条例、規則によるものでございますけども、このサービスコーナーにつきましては、市民サービスコーナー設置に関する規則、これを新規に制定をして設けていくということでございます。  それから、これまで田井出張所につきましては、所管の区域が吉田町田井地区となっておりましたけれども、サービスコーナーにつきましては、市内全域ということで対象区域としたいと思っております。  それから、具体の取り扱い業務につきましては、現在、田井出張所では、証明書の交付申請受け付け、引き渡し、それから公金の収納、市民バス券の販売、それから市役所関係部局への書類の取り次ぎ、それから吉田ふるさとセンターの施設管理ということで行っておりますけれども、この業務につきましては変わりございません。  それから、開所の日にちですけれども、現在、出張所におきましては、市の休日を除く午前8時30分から午後5時15分まで開庁しておりますけども、サービスコーナーにつきましては、毎週月曜日から木曜日を基本に開所していくということで、週1日開所日が減るということでございます。  それから、開所の時間につきましては同じでございます。  それから、配置の職員ですけども、これまで出張所では、出張所長ということで、吉田の総合センター所長が兼務をしておりました。それと、嘱託職員1名を配置しておりましたけれども、サービスコーナーにつきましては、嘱託職員1名の配置ということで、ただし、このサービスコーナーの所管につきましては、吉田総合センターの新しくできます市民福祉課、ここで所管をしていくということにしているところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) まず最初に、路線認定の関係でございますけども、柿坂駅通り線につきましては、既にバイパスが完成いたしております。県のほうでは市道のほうで早く引き取っていただきたいということに今現在なっております。既に県と市とで修繕箇所については点検を行って、修繕箇所については県のほうでやってもらうように指示いたしております。それが完成いたしましたら、県のほうから受け渡しの申請がありますので、私どもは受け入れという今度は逆に紙を返す形になりますが、そうしたことで、きちっと修繕してもらって、市のほうとしてはこの部分については受け入れたいというふうに考えております。  それから、上町西町悠々線でございますけども、これはまだ第3期のバイパスが完成いたしておりません。したがって、ここの部分については、今現在が県道は現役でございます。ここの部分については、バイパスが完成した後、改めて県と市とで修繕箇所を点検して、それから市のほうでいただくということはきちっとやりたいというふうに思っております。  それから、宇治三代線でございますけども、このことについては、市道認定を行った後、農林の道路台帳を整備するという予定にしております。  それから、報告の22号でございますけども、危険な箇所についての一応の点検は行っております。このたびにつきましても、高さが1.2メーターのところから転落されたということで、大人の目線ではここは危険ということはなかなかわからないわけでございます。そういったところを先ほど言っていただきましたので、改めて子供の視点ということで、もう一度点検をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかに質疑はありませんか。  周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 先ほどと同じくですが、議案の103号について伺いますけども、田井出張所から雲南市民サービスコーナーということですが、これまで法に基づくものから規則を制定してやるということですけれども、この雲南市民サービスコーナーというのは初めて聞く新しい名称でして、やはりきちっと行政組織の中でこれがどういうものなのかということが位置づけ、定義づけられてないといけないなというふうに思います。これまでは田井という特定のところですが、これからは一般性を持たせるわけですので、これからどこへでもそれがつくれるようになるということは、非常にこれまでとは全く大きく違うことでここに出すわけですので、これがきちっと定義がしてないとだめだと思います。  それと、仕事の内容は同じだということですけれども、特に交流センターと多分事務室が一緒だと思いますが、個人情報の保護とか、そういったことはどのように担保されているのか、その点についても伺います。  それから、先ほどの報告22号についてですけれども、ちょっとよくわからないんですけども、発生が昨年、26年になっておりますので、1年前ですので、これは和解に時間がかかったということなのか、その辺の説明をお願いしたいと思います。要するになぜ損害賠償が生じるのかがちょっといまいち意味がわからなくて、フェンスが未設置だったのが、これはいけなかったんだということなのか、その辺をお願いします。問題は、この後、ここはちゃんとフェンスを設置されたのかどうなのか、その点について伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 103号の市民サービスコーナー、組織内での位置づけ、定義が必要ではないかということでございます。  このサービスコーナー、一応規則ということでお話ししてきておりますけれども、他市の例を見ましても、規則で制定をしているということでございます。現在、規則の素案について検討しているところでございますので、先ほど議員御指摘の組織内での位置づけ、定義をどういう形でやる必要があるのか、またどういう形があるのか、これについてはあわせて検討させていただきたいと思います。  それから、個人情報保護につきましては、吉田総合センターからお答えいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 吉田総合センター長。 ○吉田総合センター所長(小川 修治君) 田井出張所におきまして、個人情報の保護につきましては、現在、吉田総合センターが所管し、嘱託職員を配置しているという状況におきまして、市の条例に基づいてきちんと管理をされております。これにつきましては、市民サービスコーナーに移行した段階においても同様に処理していくということでございます。  ただ、具体の部分でございますが、例えば住民票等の証明書発行等につきましても、その申請書につきましては、証明書をお渡しした後、総合センターのほうに現在送付するという形で、基本的には手元に残らない、それで総合センターのほうで管理をするという形で対応しておりますので……。それともう1点ございます。基本的に田井の出張所につきましては、いわゆる基幹系、住民票を発行する端末等は置いておりません。全てそこで受け付けしたものについて、総合センターから高機能ファクスで送信していると、また、戸籍の関係につきましては、後日郵送をしているという状況でございます。基本的に基幹系端末等はそちらに設置しておりませんので、市民の皆さんの個人情報その他については、そちらの段階から漏れるということはないというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 報告22号の件でございますけども、約1年かかっております。1年以上かかっております。  時間がかかった理由でございますけども、娘さんが転落された際に、額に傷を負われまして、縫われました。保護者の方と御相談させていただいて、少し様子を見たいということで、約1年間、治療という形で、経過観察をしたいということでございましたので、それに合わせて本日に報告がおくれたということでございます。  それから、フェンスにつきましては、子供さんたちが遊ぶ場所につきましては、10メーター程度延長いたしまして、そういった危険がないように、既に設置をいたしております。(発言する者あり) ○議長(藤原 信宏君) 建設部長。 ○建設部長(森田 一君) この住宅団地を造成するときに、擁壁で土どめが行ってあります。その高さが1メーター20から1メーター30ございますが、そうした直の部分で、子供さんたちが入居されて、当然そういった遊ばれるということもあるところにきちっと防止柵がなかったということで、損害賠償ということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 市民サービスコーナーについては、これは特殊性から汎用性を持たせるわけなので、これは意味が全然違うので、これは絶対何らかの定義づけ、位置づけをきちっとしないと、これからもどこへでもつくれるということになりますので、それは全然意味合いが違うと思いますので、これは絶対議会へ諮っていただきたいなというふうに思います。  それと、要するにフェンスをつくらなかったというのは、市の落ち度があったということでよろしいんですか。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 出張所の見直しの関係、サービスコーナーの設置ということですけれども、これ、もともと行革の視点から、機能を存続させる手段としてサービスコーナーを設けたという経緯がございます。そうした中で、3年後をめどに見直しもしていくと、点検もしていくということでございますので、そうした状況の中で、どういう位置づけをしてやっていくのがいいのか、明文化するのがいいのかということについては検討させていただいて、その結果をまた議会の皆様に御説明をさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 同じ敷地内で、同じ高さの構造の中で、住宅を造成したときに、一部フェンスを張ってありました。このたびけがをされたところの部分についてはフェンスが未設置の部分ということで、フェンスが設置してあればという考え方になるわけです。そうしたところから、当時、造成のときに全て1.2メーター、1.3メーターの高さのあるとこに設置しておれば、こういったことはなかったということで、損害賠償という形でとらさせていただきました。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 私も今の市民サービスコーナーのことについてなんですけれども、これからは取り扱いが市全体を対象にということであるようですけれども、内容的に市全体を取り扱うということの意味をもう少しお話し願いたいと思いますし、こういうことを規則でということになりますと、他の自主組織の交流センター等へ波及する考えをお持ちなのか、ただ、今、1つの今までの出張所をやめるから、これだけだという考えなのか、その波及の可能性というようなことを含んでいるのかどうかということを聞いておきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 103号の関係、所管の区域、全域ということですけども、通常、サービスコーナー、例えばショッピングセンターにそういう市民サービスコーナーを置いて、そこへはどこから来られてもいいわけですので、全域を対象ということで設けられる例が多いと思っております。今回、区域的には田井地区がほとんどになろうというふうに思いますけども、雲南市民サービスコーナーという名称をつけるからには、対象については、田井地区に限定せずに、一応全域だということで考えているところでございます。  それから、他の地域への波及ですけれども、この田井地区に置く市民サービスコーナーにつきましては、当初、そういう住民サービスを地域でできないかということで、いろいろ市場化テスト法の手法等もずっと検討してまいりましたけれども、これがなかなか現状の中では、入札をしなければならないとか、そういうことでいろいろ難しい面があるということで、これは断念をして、機能を存続させるという視点のもとで、どういう方法があるかということを考えときに、このサービスコーナーということで設けたところでございまして、もともとは行革の方針、最初は出張所を廃止するということから始まっておりますけども、そうした中で、いろいろ検討した中で、こういうことを設けたところでございます。  この出張所、もともとあったのは、歴史的な経過もあるというふうに思ってますので、これを現状のところで他に波及させるという考えは持っておりません。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、質疑を打ち切ります。  これで承認第9号、承認第10号の承認2件、議案第102号から議案第109号までの条例8件、議案第110号から議案第136号までのうち議案第112号、議案第123号から議案第126号、議案第129号の議案6件を除く一般事件21件、議案第137号の定款1件、同意第8号の同意1件、諮問第3号及び諮問第4号の諮問2件、報告第20号から報告第22号の報告3件の計38件についての質疑を終わります。  次に、議案第112号、議案第123号、議案第124号、議案第126号、議案第129号の議案5件についての質疑を行います。  本件については、7番、細木照子さんは、地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔7番 細木照子君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第112号、議案第123号、議案第124号、議案第126号、議案第129号の議案5件についての質疑を終わります。  7番、細木照子さんの除斥を解除します。              〔7番 細木照子君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) 次に、議案第125号についての質疑を行います。  本件については、18番、深田徳夫君は、地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔18番 深田徳夫君退場〕 ○議長(藤原 信宏君) 質疑はありませんか。
                    〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第125号についての質疑を終わります。  18番、深田徳夫君の除斥を解除します。              〔18番 深田徳夫君入場〕 ○議長(藤原 信宏君) これで条例その他についての質疑を終わります。  次に、議案第138号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(第5号)から議案第145号、平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第3号)までの予算8件について行います。質疑はありませんか。  1番、松林孝之君。 ○議員(1番 松林 孝之君) 一般会計の21ページ、予算に関する説明書21ページですが、これの中学校教師用指導書・準拠教材整備事業というところで1,450万円、これは当初に上がってなくて、補正で上がっているものなんですが、教科書の改訂に伴うというところのようですが、こうした改訂というのは頻繁にあることなのか。これ、3年分ということですが、これまた財源を見る限りでは、一般財源ということであれば、例えばこれが小学校も当然あることがあると思うんですけど、大体こういった形でいつも出るものなのか。財源的なことも含めて、ちょっとわかりませんので、詳しく教えていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 中学校の教師用指導書・準拠教材、これにつきましては、議員御指摘のように、小学校のほうもあるわけでして、今回は平成28年度から31年度まで使用する教材について予算化をするということであります。これの選定がこれまでかかったということで、当初予算には間に合ってなかったということで、今回の補正でお願いをするというような形になっておりまして、これまでも同じような形でさせていただいております。  財源につきましては一般財源ということなんですが、交付税措置もあるわけですけれども、財源としては、予算書としては一般財源という形になっております。 ○議長(藤原 信宏君) 周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 一般会計の9ページ、中野交流センター整備事業ということで、2,950万の予算に対して補正が536万3,000円と非常に多額の補正になっておるわけですけれども、玄関、廊下、ホール、調理室、いろいろなものが追加されてますけれども、なぜこんなことになっているのか。当初、十分に地元と協議がされていないんじゃないか。設計も不十分だったのではないか。なぜ途中でこんな多額の補正が出てくるのか、ちょっと理解がしがたいので、その辺の説明をお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原三刀屋総合センター長。 ○三刀屋総合センター所長(藤原 重信君) 中野交流センターにつきましては、ことしの当初予算で最初に2,950万ということで予算化をしていただきました。そのうち200万につきましては、設計委託関係でございます。工事につきましては2,750万ということでございます。5月に一応設計のほうは委託をしております。それで、その後、中野のほうともいろいろ設計につきまして、詳しい中身を詰めていったところでございます。  それで、測量設計の工期につきましては、設計を8月14日までに仕上げてくださいということでお願いしております。その中で、8月に設計が出たわけですが、なかなか地元の要望と合わないということがあります。実際に計算してみたらちょっと足らないということでございまして、その後、10月になりまして、公告もしながら10月の中旬に発注をしております。そのときには中野交流センターの機能を十分に発揮するようにということで発注をしておりまして、なかなか地元の要望に合うような発注ができなかったということでございまして、今回、予算書の概要にもありますとおり、玄関、廊下、床、壁の改修、それからホールの床、壁改修と空調の設置、調理室、調理台、作業台、食器棚の追加ということで、536万3,000円を追加で要望しております。  中野交流センターにつきましては、交流センターの中でもかなり頑張ってやっていただいております。というのも、笑んがわ市というのを毎週木曜日にやっていただいておりまして、その取り組みが非常に珍しい、いいものだということでございまして、県外、県内、町内からもいろいろ視察に来ていただいております。その視察の方を受け入れるためにも、非常にこういう、幼稚園の改修ということでございますが、もうちょっと何とかきれいな施設を皆さんに来て見ていただきたい、それから説明するときにもやっぱり空調とかいうのはしっかりと整備をしていきたいということ、それとまた、女性部につきましても、コンニャクづくりとか、いろいろ大変頑張って調理などもしていただいております。それで、今回、今までやっていたとこが狭いということでございまして、コンニャクにつきましても、火を使うといいますか、熱い大鍋なんかも使うということで、作業スペースなんかも確保するということで、いろいろ検討した結果、500万、これだけの増額になったということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 副市長。 ○副市長(藤井 勤君) 経過につきましては藤原センター所長のほうから説明をしたとおりでございます。確かに御指摘のように、当然十分に地元と協議をした上で、きちんと積み上げしてする必要があったということでございます。その点につきましては、少しみたんない形になっておりまして、申しわけなく思っております。  私もこれについては2度現地を見させていただきまして、地元の御要望についてはお聞きをしたところでございます。2,950万、実質2,750万で大体可能ではないかということでスタートしたところでございますけれども、やっぱり当初、その一定の予算の中で積み上げをしていただいて、調理室なども少し現状のままで頑張って、我慢していただくというふうなことを考えていたわけでございます。また、ホールにつきましても、御案内のように幼稚園でございますので、当然床あるいは壁というのは大分傷んでおりまして、きちんと改修をして、地元の皆さんに本当に改修していい形にしていただきましたねと、こういうふうな形にしないといけないわけですけれども、この予算ではどうこう積み上げても、いわば喜び半分といいますか、できたはいいけれども、ここのとこ、また来年はこげなように直してくださいというふうなことにもなりかねないと、こういうことでございまして、再度いろいろ協議をして、これだけはどうしても必要だ、それから地元の皆さんも本当に調理、笑んがわ市とか、本当にすばらしい活動を展開していただいておりまして、そうした思いにきちんと応えていく必要があると、こういうことで、全く十分な形にはならないかとは思いますけれども、何とか床、玄関、壁、それからホール、こういうところについてはきちんとやっぱり改修をしておく必要があると、こういうことで、これだけ、530万余の補正をお願いをして、何とか地元の皆さんにいい形で交流センターとして、愛着を持たれた幼稚園が交流センターとして生まれ変わって、この地域の皆さんがここで十分に地域活動や交流活動をやっていただく、そういう基盤をぜひつくりたいと思いますので、今後、こういうことは通常では余りないケースでございますけれども、ぜひそうした事情を御理解を賜りたいというふうに思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 理解はしました。調整不足ですので、笑んがわ市とか、ケーブルテレビでもやって、よく知っておりますけれども、じゃあなぜその思いを形にしてあげないのか。それをしてあげるのが総合センターの役割ですので、そこのとこをきっちりと対応していただきますよう要望して、答弁はいいですので、対応していただきますようお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしくお願いします。  じゃあほかに。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 3点だけお尋ねいたします。  一般会計の説明、16ページ、30款10項15目林業振興費、有害鳥獣捕獲奨励事業が今回664万5,000円追加でございますが、もともと当初1,770万という形でおったわけですが、それが見込みとしてこれだけ必要だと、こういう説明でございましたが、現状どういう状況なのか。そして見込みはどういう見込みを立てておられるのか。特に、11月からですかね、猟期も入っておると、こういうふうな時点でございますので、そこの点のところをお尋ねいたします。  次に、18ページ、40款10項20目橋梁維持費、ああして橋梁の長寿命化計画を立てて、取り組んでおられるわけでございますが、今回、6カ所の調査設計を予定ということで、1,839万4,000円が計上されております。この6カ所はどこなのか。その点についてお尋ねいたします。  次に、24ページ、一般会計の給与費明細書でございますが、ここで、職員手当の内訳の中で、通勤手当が152万増額になっております。庁舎が10月の13日に移転したわけですが、そのために152万だけふえてくるのかどうなのか。それともう1点、10月の13日に移転したわけでして、10月分の通勤手当の、これまでの旧庁舎と新庁舎と分かれてくるわけですが、その点の通勤手当の調整はどのようにしてあるのか。この152万に入っているのかどうなのか。その点についてお尋ねしておきます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 16ページの有害鳥獣捕獲奨励事業、これ664万5,000円の増ということでございますけれども、今年度における有害鳥獣の実態ということでございます。平成27年の4月から10月までのイノシシの捕獲頭数909頭ということで、前年の同月比で申し上げますと46頭の減ということでございますけれども、3月までの年間を想定すると、今909頭でございますけれども、全体ではイノシシ1,037頭ぐらいになるのかなと、あと猿、鹿、ヌートリア、タヌキ、カラスといったようなものも対前年比と比較をいたしまして、想定される中で、その差に至る部分を今回補正をさせていただきたいということでございます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 橋梁補修の詳細調査設計につきましては、6橋、大東で2橋、加茂で1橋、木次で1橋、三刀屋で2橋予定しているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 給与費明細の通勤手当の関係でございます。  まず、新庁舎との関係でございますけれども、新庁舎に移ったことによりまして通勤手当の変動は、月額で25万7,000円の減となっております。  それと、10月分の通勤手当はどういう取り扱いかということですけれども、通勤手当の基準が各月の1日でございますので、10月分につきましては、前の庁舎を基準に積算をして支払いをしております。  先ほどの差額が月額25万7,000円の減ということでございまして、これが5カ月分ですので、128万円程度減額になるということで、トータルで152万ふえてますので、そのほか280万円ふえたものがあるということですけども、これにつきましては、職員の住居がかわったということで、支給区分が変更になって、増額になったということが主な要因でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 確認をいたしますが、有害鳥獣、特にイノシシが多いわけですが、これまで、10月まで909頭いうことですが、現在、猟期に入っておりますね。そこら辺のところ、猟期に入ってからもやはり奨励金を出されるのかどうなのか。猟期分を外しますと、あとわずかしかないわけで、この660万というものをどのように計算されておるのか。その点についてお尋ねいたします。  それから、橋梁維持費、調査設計の橋梁、各町の数が答弁ありましたが、個々の橋梁名は言われないのかどうなのか。その点についてお尋ねいたします。  それから、今の通勤手当、片方では新庁舎に移ったために25万7,000円減るんだと、こういう中において152万ふえるということは、かなりの遠くから通われる方がふえたというふうに理解しますが、その点はいかがでしょうか。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 御指摘のとおり、猟期においては、それらは当然お支払いをいたしません。最後、3月、来年の3月の時点で1カ月分を想定して、先ほど申し上げた909頭にプラスして、あと1,037の相差ぐらいのところが想定されると。そもそも当初予算で、今年度とれる頭数、720頭という見込みで当初予算を立てておりまして、そういったことによって、今回この金額が必要になるということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 橋梁の名称ですけども、今はちょっと手元にございませんで、覚えている限りでは、加茂町は加茂大橋でございます。それから、木次町では小原橋でございます。それから、三刀屋では坂山橋と旭橋でございます。大東について、ちょっと今思い出しませんので、時間をいただければ、後で答えさせていただいてもよろしいでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 議員御指摘のとおり、月額で25万7,000円減っておりますので、今後5カ月分で128万ぐらいはトータルで減るということになります。逆算すると、先ほど申しましたように280万円ぐらいのふえたということですけども、通勤手当ですので、通勤距離が延びたということがもちろん要因だと思います。結婚によって転居して遠くになったとか、あるいは住居を移したとかあろうかと思いますので、いずれにしても距離が延びた職員がいたということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 有害鳥獣捕獲ですが、もともと予算的には700頭台だったと、こういうことで、今、もう909頭ですか、百何十頭オーバーしてますね。当初計画からいけばオーバーしてる。そのオーバー分は今どういう処理をされておるのかお尋ねします。  それから、先ほどの橋梁の関係については、時間も時間ですので、これも恐らく産建委員会に付託されるというふうに思いますので、そこの中でそのことを詰めていただければというふうに思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 支払いに関しては、今、12月補正が通るまで待っていただいているという格好でございます。大変申しわけなく思っておりますけれども、そのような実態であるということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  じゃあ先ほどのは後日で、皆さんにも、全員にまた資料というか、橋梁名は産建の後でよろしくお願いします。  ほかにありませんか。  深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) ちょっと3点ほどお願いをしたいんですけれども、1つは、一般会計11ページで、ちょっと前年度の各種事業の補助金返還金、これは民生費の関係でして、後山部長にお尋ねするのは何か心苦しいなと思いますが、前年の分で、生活保護費が2,200万ぐらいの返還ということのようですけれども、どういう関係でそれだけのものが残ったのかということを簡単に説明をお願いをしたいと思います。余り厳しく査定をしたというわけではないでしょうけれども、その辺のいきさつがわかればお願いいたします。  それと、13ページのところの公立保育所あるいは私立保育所の関係で、新制度にとかといって書いてありますけども、その新制度というのがちょっと、公定価格単価という、処遇改善ですか、こういうことですけれども、ここに出ている公立関係で委託しているもの、それから私立保育所と両方あるわけですが、このほかのところはそういうことでほかのあれがあると思うんですけども、保育所とか、全然のってないとこはもう関係ないのかどうか。その辺の関連をちょっとお願いをしたいと思います。  もう1点、22ページの、これは社会教育費の中で、22ページの頭のところで、放課後子ども教室事業77万7,000円の減ですが、これは見ますと補助金がカットされたというか、つかなかったから減にしたんだということのようですが、委託をしてやるんですけども、大事な大事なこういう子ども教室なんですけれども、これらについては補助金がなくなったらやめるというんじゃなくて、あるいは一般財源を充当してでも何かやる方法はなかったのかどうか。もったいないなと思うし、こういう放課後子ども教室等を続けてやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 私のほうから、説明書の11ページにあります前年度各種補助金の返還金、この2,396万9,000円のうちの大半が生活保護費の国庫補助負担金ということでございますので、私のほうからお答えをさせていただきます。  生活保護費の構成は、生活費の部分、あるいは医療費の部分、それから教育費、あるいは就労に係る部分と分類されているわけですけども、その中で、特に医療費の部分等ありますと、生活保護費は定期で支払わなければならないということがございまして、なかなか年度中途で補正減というのが難しいということで、例年、最終的には、いいことだとは思いますけども、不用額が結構残るというような状況になっておりまして、そこのところで御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長(加津山幸登君) お尋ねの公定価格の増による基準額の増によって私立保育所、それから委託保育園の増額となっているところでございます。  ちなみに、あおぞら保育園を例にとりますと、定員90名というところでございますが、前年度の基準単価が総額で1人当たり37万2,960円であったものが、本年度算定がえによりまして41万4,570円ということで、4万円相当の増額となっているところでございます。  この中で、私立幼稚園として、たちばらの補正額が上がっておりませんけども、これにつきましては、当初予算の基準内で終わったというところでございます。  それから、直営の公立保育所につきましては、交付税算定の中で見られるというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 放課後子ども教室の関係ですけれども、説明が不足していたかもしれません。補助金をカットしたということでありませんで、当初、23団体を予定をして予算化をしておりましたが、実際には19団体の実施ということで、それの補助金が今回決定をしたということで、当初予算に比べて77万7,000円の減になったということでありますので、それぞれの団体についてカットしたということではなくて、実施団体が減ったということでありまして、そのこと自体も本当はやっていただきたいというところはありますけれども、いろいろ事情がありまして、そういう形になったということであります。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) 森田部長。建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 先ほど堀江議員のほうがお尋ねでございました橋梁名でございますけども、大東2カ所は、畑橋と狩場橋でございます。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにないようですので、予算についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。  ここで50分まで休憩いたします。               午後3時35分休憩     ───────────────────────────────               午後3時48分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  初めに、答弁の修正がありますので。  建設部長。 ○建設部長(森田 一君) 先ほどの質問の中で、道路安全確保維持修繕事業、18ページでございますけども、18ページの20目の橋梁維持費のところで、交付金活用橋梁修繕事業で、私、6橋、修繕を、詳細設計を行いますという御説明をいたしました。1橋、木次町で行います小原橋につきましては別事業で行いますので、ここの交付金を活用して橋梁の補修、調査設計を行うのは5橋でございます。木次町の小原橋を除いて5橋、設計を行うということで、訂正させていただきたいと思います。済みませんでした。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) それでは、日程第9、議案の先議を議題といたします。  お諮りいたします。承認第9号、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求めることについて及び承認第10号、雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての承認2件、同意第8号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての同意1件、諮問第3号及び諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問2件の計5件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、承認第9号及び承認第10号の承認2件、同意第8号の同意1件、諮問第3号及び諮問第4号の諮問2件の計5件は、委員会付託を省略し、先議することに決定をいたしました。  これから討論を行います。  なお、同意第8号、諮問第3号及び諮問第4号の計3件については、人事案件につき、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、同意第8号、諮問第3号及び諮問第4号の計3件については、討論を省略することに決定いたしました。  承認第9号、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求めることについて討論を行います。  承認第9号について、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから承認第9号、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定専決処分の承認を求めることについての採決を行います。  初めに、議員席の参加ボタンのみを押してください。  次に、承認第9号を承認することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) これにて投票を終了します。  投票結果を集計します。  投票の結果、賛成全員で、承認第9号は、原案のとおり承認することに決定をしました。  次に、承認第10号、雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについて討論を行います。  承認第10号について、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから承認第10号、雲南市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定専決処分の承認を求めることについての採決を行います。  初めに、議員席の参加ボタンのみを押してください。  もう一度、議員席の参加ボタンのみを押してください。  次に、承認第10号を承認することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。投票ボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) これにて投票を終了します。  投票の結果、賛成全員で、承認第10号は、原案のとおり承認することに決定しました。  次に、同意第8号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての採決を行います。  この採決は、無記名により行います。  同意第8号について、これに同意することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) これにて投票を終了します。  投票結果を集計します。  投票総数18票、賛成18票であります。よって、全員賛成で、同意第8号は、これに同意することに決定をしました。  次に、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての採決を行います。  諮問第3号について、推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) これにて投票を終了します。  投票の結果、賛成全員で、諮問第3号は、推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をしました。  次に、諮問第4号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての採決を行います。  諮問第4号について、推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対のボタンを願います。                 〔投  票〕 ○議長(藤原 信宏君) これにて投票を終了します。  投票の結果、賛成多数で、諮問第4号は、推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後3時59分散会     ───────────────────────────────...