雲南市議会 > 2015-09-29 >
平成27年 9月定例会(第6日 9月29日)

ツイート シェア
  1. 雲南市議会 2015-09-29
    平成27年 9月定例会(第6日 9月29日)


    取得元: 雲南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-22
    平成27年 9月定例会(第6日 9月29日)   ────────────────────────────────────────    平成27年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第6日)                            平成27年9月29日(火曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第6号)                        平成27年9月29日 午後1時30分開議 日程第1   各委員長報告 日程第2   委員長報告に対する質疑 日程第3   討論 日程第4   表決 日程第5   議員の派遣について 日程第6   委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1   各委員長報告 日程第2   委員長報告に対する質疑 日程第3   討論 日程第4   表決 追加日程第1 発議第4号 へイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意
                 見書 追加日程第2 発議第5号 「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書 日程第5   議員の派遣について 日程第6   委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────                出席議員(19名)       1番 松 林 孝 之       2番 中 村 辰 眞       3番 原   祐 二       4番 矢 壁 正 弘       5番 白 築 俊 幸       7番 細 木 照 子       8番 佐 藤 隆 司       9番 周 藤 正 志       10番 西 村 雄一郎       11番 土 江 良 治       12番 安 井   誉       13番 細 田   實       14番 山 﨑 正 幸       15番 堀 江   眞       16番 堀 江 治 之       17番 小 林 眞 二       18番 深 田 徳 夫       21番 周 藤   強       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(1名)      6番 多 賀 三 雄      ───────────────────────────────               欠  員(2名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 内 田 孝 夫  書記 ──────── 堀 江 篤 史      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 太 田 多美子  教育長 ─────── 土 江 博 昭 病院事業副管理者 ── 秦   和 夫  総務部長 ────── 長谷川 和 男 政策企画部長 ──── 佐 藤   満  統括危機管理監 ─── 稲 田 和 久 市民環境部長 ──── 後 山 洋 右  健康福祉部長 ──── 小 林   功 産業振興部長 ──── 小 川   忍  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 古 林   茂  水道局長上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 田 中   稔  大東総合センター所長  白 神 大 三 加茂総合センター所長  大 森   久  木次総合センター所長  木 村 正 広 三刀屋総合センター所長 藤 原 重 信  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 中 村 清 男 財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午後1時30分開議 ○議長(藤原 信宏君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 各委員長報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、委員長報告を行います。  各委員会に付託された議案、請願・陳情の審査結果について、各委員長からの報告を求めます。  総務常任委員長、8番、佐藤隆司君。 ○総務常任委員会委員長(佐藤 隆司君)     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                      総務常任委員会委員長 佐 藤 隆 司               総務常任委員会審査報告  議案第79号 雲南市役所の位置を変更する条例の制定について  議案第80号 雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例の制定について  議案第81号 雲南市職員定数条例の一部を改正する条例について  議案第82号 雲南市個人情報保護条例の一部を改正する条例について  議案第86号 雲南市税条例の一部を改正する条例について  議案第88号 雲南市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について  本委員会は、平成27年9月10日付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                      総務常任委員会委員長 佐 藤 隆 司               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条第1項及び第144条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、第5号陳情、安全保障関連2法案(国際平和支援法案平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択についての陳情。審査結果、審査不要。  第6号陳情、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める陳情、採択すべきもの。  審査の内容と経過につきまして、重立ったものにつきまして口頭で報告をさせていただきます。  本委員会は、平成27年9月10日に付託されました所管分の6議案及び陳情2件について、9月15日に審査を行いました。  議案第80号、雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例の制定については、規則の整備はできているのか、また、平日の使用時間は、あいているときは使用可能にされたいとの質疑でございました。それに対して、規則は作成しているが、現在精査している状況である。また、使用時間については、基本的には業務終了後としている。会議室を貸し出すための使用可能な状態にする時間や警備をする時間が必要であるとの答弁でありました。  また、使用の承認では、政治、宗教の範囲の判断、営利目的の考え方についての質疑に対して、規則の中で特定の主義主張に偏った団体との考えを示している。また、市庁舎会議室は業務としての会議室であり、貸し館施設ではないとの考えを前提として、政治的、宗教的に中立に立った運用をしていきたい。営利目的については、商行為の物販は現在も行っている行政財産目的外使用により許可したい。庁舎のピロティーや駐車場も同等と考えている。軽トラック市などは政策的に取り組まれるものであるので、営利目的でも使用できると考えているとの答弁でありました。  使いやすい市民開放施設オモテ座敷とロク座敷は新庁舎のコンセプトであり、多くの市民の皆さんに利用されなければならない。開庁後に状況を見ながら引き続き検討されるよう求めました。  次に、議案第81号、雲南市職員定数条例の一部を改正する条例については、配置職員推移計画変更理由教育民生常任委員会で質疑された収支計画常勤医師採用診療単価のアップの考え方について質疑がありました。それに対して、検査技師等の8月提出分との配置職員の違いは、現場と再度協議する中で、要望により変更した。また、収支計画は、医師の常勤化が図られた場合、外来患者、入院患者を診ることで手術や各種検査処置が行え、手術料や入院料により収益が上がるので、その結果、診療単価のアップにつながるという考え方であるとの答弁でありました。  病院の自立的な運営の確保と健全経営のために職員定数の見直しは理解しましたが、今回示された職員配置計画は、8月に説明された収支計画に基づく計画の内容が変更されたものであり、計画立案に当たり、病院内の検討体制が不十分であると指摘いたしました。  次に、陳情5号、安全保障関連2法案(国際平和支援法案平和安全法制整備法案)の廃案を求める意見書採択についての陳情については、この安全保障関連法は、9月19日の参議院本会議で可決、成立しております。このことを受け、本陳情は既に審査に値しないと判断し、審査不要といたしました。  次に、陳情第6号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める陳情についての陳情の趣旨は、人種差別民族差別をあおるヘイトスピーチを禁止する人種差別撤廃基本法(仮称)の法制定を求める意見書の提出であります。人種差別撤廃施策推進法案は、5月22日、民主党、社民党議員らにより国会に提出され、審議されております。表現、言語の自由の見地、また、罰則の有無などが議論され、賛否が分かれているところでございますが、今国会では継続審査となっております。国際条約上からも人種差別民族差別に対し規制が必要であるとされており、それらの点を考慮し、法整備は進められることが必要であるとの意見があり、全会一致で採択すべきものとしました。  重立った審査の内容と経過は以上であります。  採決の結果、付託された6議案について、反対討論のあった議案第80号、雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例は賛成多数で、その他の5議案は全会一致で可決すべきもの、また、陳情6号については全会一致で採択すべきものと決しました。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、教育民生常任委員長、14番、山﨑正幸君。 ○教育民生常任委員会委員長(山﨑 正幸君)     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    教育民生常任委員会委員長 山 﨑 正 幸              教育民生常任委員会審査報告  議案第 83号 雲南市手数料徴収条例の一部を改正する条例について  議案第 84号 雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について  議案第 85号 雲南市消費生活センター条例の制定について  議案第 87号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について  議案第 90号 雲南圏域1市2町障害支援区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する規約について  議案第 94号 平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議案第 95号 平成27年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)  議案第 99号 平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号)  議案第100号 雲南市木次経済文化会館条例の一部を改正する条例について  本委員会は、平成27年9月10日付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。
        ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    教育民生常任委員会委員長 山 﨑 正 幸               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条第1項及び第144条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、平成26年第7号請願。件名、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願。審査結果、不採択とすべきもの。  委員会での審査の経過につきまして、口頭で報告いたします。  平成27年9月10日の本会議において付託を受けた9議案及び請願・陳情を9月14日に委員会を開催し、委員6名で審査を行いました。多くの質疑がありましたが、詳細の報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  議案第94号、平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について。  この特別会計は、財政調整基金から1億2,932万6,000円を繰り入れ運営しているが、基金残高及び今後の見通しについての質問に対し、平成26年度末残高は2億1,524万円である。9月補正を含め、平成27年度は1億9,869万5,000円を取り崩し、基金残高は316万9,000円となり、ほとんど基金がなくなってしまう。今年度保険料率を3%引き上げたが、なかなか健全運営にはつながらず、今回基金を取り崩した。  保険料率の引き上げが必要かもしれないが、低所得者への措置も考慮が必要であり、当面財政運営は厳しいと考えている。今後、基金を何とか維持し、運用できればと考えているが、医療費が右肩上がりに高騰すれば基金もなくなり、危うい状況にあると答弁がありました。  また、基金が枯渇すれば一般会計からの繰り入れるのかという質問に対して、法定外の繰り入れとして税金を投入することは、被保険者以外の市民の理解を得られるかということがあり、これまでは行っていない。国の医療保険全体を考えたときには、国保はセーフティーネットになっており、それを守るため税金投入も必要という考えもあり、市として、今後、研究、検討していきたいと答弁がありました。  議案第100号、雲南市木次経済文化会館条例の一部を改正する条例について。  キラキラ雲南の現在の指定管理業務文化事業のみであるが、商業部分の事業を受けることができるのか、また、商業部分に関して教育民生常任委員会で審査を行うべきかという質問に対して、6月1日に開催されたキラキラ雲南の株主総会において定款に商業施設管理運営委託に関する定款変更が行われた。商業部分産業振興部が所管するが、木次経済文化会館に関する指定管理については教育委員会の所管となるので、教育民生常任委員会の所管となると答弁がありました。  また、指定管理料と家賃の考え方については、民間経営との不公平にならないよう、市として基準を示す必要があるのではないかという質問に対して、これまでの営業実績を踏まえ、最低限必要な経費を担保する考えであると答弁がありました。  次に、第7号請願、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願について。  平成26年12月6日に付託されました請願については、これまで継続して審議をしてきました。この間、家庭のあり方と法律制定の関連性というデリケートな問題について主に議論を重ねてきました。  9月14日に委員会において、県内他市の採択状況及び本年8月に大阪府高槻市で少女が巻き込まれた事件等を考えると、採択すべきという意見がありました。  一方、ここ数年、非行少年刑法犯少年特別法犯少年触法少年は減少しており、平成26年度は過去最少となってきていること、請願にある家庭の価値、家庭及び個人生活道徳的観念であり、家庭、学校等教育等、社会全体でそのあり方を見直すことが必要であり、法律で縛りをかけることはふさわしくないと意見がありました。  主な審議状況は以上のとおりであります。  採決の結果、付託された9議案は全会一致で可決すべきもの、また、請願については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。以上であります。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、産業建設常任委員長、9番、周藤正志君。 ○産業建設常任委員会委員長(周藤 正志君)     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    産業建設常任委員会委員長 周 藤 正 志              産業建設常任委員会審査報告  議案第89号 雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について  議案第96号 平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  議案第97号 平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号)  議案第98号 平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号)  本委員会は、平成27年9月10日付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    産業建設常任委員会委員長 周 藤 正 志               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条第1項及び第144条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、第4号陳情。件名、市水道設置に関する陳情書。審査結果、採択すべきもの。  委員会での審査の経過について、口頭で報告いたします。  平成27年9月10日の本会議において付託された4議案及び請願・陳情1件を9月11日に委員会を開催し、委員7名で審査を行いました。多くの質疑がありましたが、詳細の報告は省略し、主な点について口頭で報告いたします。  まず、議案第89号、雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について。  この条例は、今年3月改正されたものですが、減額対象の「子ども」の定義を明確化するために再改正するものです。  条文が回りくどくてわかりにくいとの指摘に、県の住宅供給公社を参考にした。回りくどい表現だが、厳密を期しているので了解願いたいとの答弁でした。  また、同居の定義はどうかとの問いに、基本は住民票だが、事実確認も行うとのことでした。  「子ども」の定義については、総合計画子育て支援の充実の中ではゼロ歳から18歳までとして、根拠法となる子ども・子育て支援法も18歳までを子供としており、本条例の15歳までとは整合していません。本条例は、子供医療費の助成などと同様で、予算等も絡むことから15歳までとしているのは理解できますが、市としては、「子ども」の定義や子育て支援施策のあり方をきちんと整合させていくことが必要であり、今後の課題としました。  議案第96号、平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)。  掛合簡易水道整備事業が1,478万7,000円減額されているが、事業の進捗等に影響がないかとの問いに、この事業は、平成26年度から毎年6,000万円をかけ5年間、総額3億円で老朽管を更新するものです。国庫補助金が3割カットされたため減額するが、更新する事業なので、来年度以降、調整して対応したいとの回答でした。  また、水道事業を初めとして国の補助金がカットされる傾向にあるのではないかと危惧します。今後の国の動向に注視するよう求めました。  陳情第4号、市水道設置に関する陳情書。  この陳情は、平成27年5月26日、大東町山王寺本郷自治会から出されたものです。  8月19日に現地調査を行い、地元から3名の方に出席をいただき、現状を確認しました。現在は、個人または共同で井戸を設置しておられますが、枯渇したり十分な水量、水圧がなく、水量、水質などの安定確保が必要だと認めました。  また、現在、海潮簡易水道施設整備事業が実施されていますが、事業不参加をされた経過があります。  この事業への追加は、県との協議の末、不可能であり、新規に未普及地域解消事業として取り組まなければなりません。また、給水人口は100人弱、必要な水量は日量30トンで、多額の事業費、最低でも2億円はかかる見込みであり、水道事業への影響は少なくありません。できるだけ早く対応しなければなりませんが、現状では早くても平成28年度の認可申請です。事業実施が決まれば、多くの方が加入、接続されることが必要条件となります。問題、課題はたくさんありますが、ライフラインであることから、全会一致で採択すべきものと決しました。  主な審議状況は以上のとおりです。  採決の結果、付託された4議案は全会一致で原案のとおり可決すべきもの、また、請願・陳情についても全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、予算審査特別委員長、12番、安井誉君。 ○予算審査特別委員会委員長(安井 誉君) 予算審査特別委員会の報告をいたします。     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    予算審査特別委員会委員長 安 井   誉              予算審査特別委員会審査報告  議案第 93号 平成27年度雲南市一般会計補正予算(第3号)  議案第101号 平成27年度雲南市一般会計補正予算(第4号)  本委員会は、平成27年9月10日付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  本委員会の審議経過について、口頭で報告をいたします。  平成27年9月10日の本会議において付託された2議案について、各分科会に委託し、それぞれ審査を行いました。その状況について、9月25日、各分科会長から報告を受け、結審をいたしました。審査における主な点について、口頭で報告をいたします。  議案第93号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(3号)について。  総務分科会長から、防犯街路灯設置事業補助金について、当初予算の倍額の補正額だが、他の補助金制度と比較し打ち切り補助金としない理由とルール化について質疑を行い、毎年7月に要望の取りまとめを行い、不足分を9月補正で対応している。また、打ち切り補助金としない明確な理由はないが、地元負担もあり、それも含めて検討をする。また、事業の見直し状況の質疑に対し、連担地の街路灯、道路照明を含めた検討をこれから進めていく。  次に、市有施設小規模修繕事業(UIターン促進住宅木次2号住宅の屋根修繕工事)について、費用の負担の妥当性と条例に従った厳格な対応及び家賃決定の対応について質疑を行い、最初の段階で調査不足であったが、構造的な修繕であり妥当であることと、修繕費用によっては家賃変更の協議を行うとの報告がありました。  次に、教育民生分科会長からは、高齢者等タクシー利用料金助成事業について、利用者の公平を保つため、上限設定の必要性について質疑を行い、現在の利用状況、利用金額、利用者の数を精査し検討するとの答弁に、高齢者等の移動には有効な事業ではあるが、今後の事業継続に向けたさまざまな視点からの検討が必要であると意見を付したとの報告がありました。  次に、産業建設分科会長からは、農林振興協議会補助金(下水道処理水「宝の水」活用実証事業)について、宝の水の活用内容について質疑を行い、佐賀市を参考に畜産施設への実証を試みる。ジビエ活用調査事業については、先進地でも簡単に成功した例はなく、困難が予想されるが、今後の事業見込みについて質疑をし、十分に検討した上でしっかり取り組む必要があることを指摘いたしました。  次に、起債道路整備事業(市道平田上山線の小原橋改修)について、測量調査費としては高額な5,000万円の事業費用の質疑に対し、斐伊川、国道314号、農業用水、簡易水道などの調整事項が多いことから高額となっているとの報告がありました。  次に、議案第101号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(4号)について。  産業建設分科会長から、地域商業等支援事業補助金木次駅前商業棟への出店者の店舗改装費に係る補助金について、一般枠と買い物不便対策枠の交付先についての質疑を行い、一般枠1件当たり200万円、10件のテナント店、買い物不便対策枠は1,000万円、1件のキーテナントのスーパーに交付することの報告がございました。  各分科会長報告を受けた後、質疑、討論を行い、採決の結果、付託された2議案は全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、決算審査特別委員長、18番、深田徳夫君。 ○決算審査特別委員会委員長(深田 徳夫君)     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様                    決算審査特別委員会委員長 深 田 徳 夫              決算審査特別委員会審査報告  議案第91号 平成26年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  議案第92号 平成26年度雲南市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について  認定第 1号 平成26年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 平成26年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 平成26年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 平成26年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 平成26年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 平成26年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 平成26年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 8号 平成26年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 9号 平成26年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について
     認定第10号 平成26年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第11号 平成26年度雲南市病院事業会計決算認定について  本委員会は、平成27年9月10日付託された、上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきもの及び認定すべきものと決定したから、会議規則第111条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  審査の経過について報告いたします。  9月4日に開会した9月定例会初日に議長及び監査委員を除く18名で構成される決算審査特別委員会が設置されました。9月10日の本会議において13議案の付託を受けた後、特別委員会を開催いたしました。委員会において、総括説明を受け、質疑を行い、その後に各分科会に委託し、9月16日から18日まで審査しました。審査において、決算附属資料の主要施策の実績である事務事業シート等を参考に、議会が決定した予算が趣旨と目的に従って適正に執行されたかどうか、必要性、妥当性、達成度、費用対効果などの観点から審査しました。  9月25日には全委員出席の決算審査特別委員会を開催し、各分科会長からの報告を受け、討論、採決を行いました。  平成26年度の国の経済情勢は、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起するための3本の矢なる成長戦略から国内経済が上向く中、平成26年4月から消費税率が5%から8%へ引き上げられました。駆け込み需要の反動で景気の動向は弱いながらも、緩やかな回復基調が続いています。経済実態が改善しつつある中、物価や賃金も穏やかに上昇し、デフレからの脱却と経済再生は確実な一途をたどるとされております。  こうした状況の中、合併から10年を迎えた平成26年度は、雲南市総合計画・後期計画の最終年度であり、重点施策事業の拡充を図り、当初予算は前年比8.8%増で、過去最大の予算規模とされました。  平成26年度決算では、一般会計歳入総額311億6,888万6,108円、前年比2.6%増、歳出総額307億5,079万5,585円、前年比2.3%増で、歳入歳出差し引き額4億1,809万523円となっています。翌年度への繰り越し財源は1億5,219万1,000円を差し引いた実質収支は2億6,589万9,523円の黒字となっております。歳入のうち自主財源は67億3,613万5,723円、依存財源は244億3,275万385円となっており、地方交付税が全体の49%を占める状況となっています。  特別会計では、歳入総額96億4,139万8,593円、歳出総額95億3,755万3,886円で、1億384万4,707円の黒字となっています。  また、市債については、一般会計特別会計を合わせた平成26年度末現在高は572億6,325万6,000円で、前年度より23億4,153万7,000円減少しているものの、依然として多額の残額となっています。一方、基金は3億3,920万円の積み立てが行われ、118億8,912万3,000円の現在高となりました。  財政指数、普通会計でございますが、については経常収支比率が85.3%、前年比1.2ポイント増、地方債現在高比率が181.3%、前年度比3ポイント減、実質公債比率13.4%、前年比1.2ポイント減、将来負担比率83.4%、前年度比0.9ポイント増となっています。  このような決算状況を踏まえ、審査に当たっての留意事項は、財政運営が健全であること、予算と決算の執行状況、施策が市民生活の向上に結びついているか、情報開示が積極的であるか等であります。また、今後も事務事業がより一層効果的に実施される提言を付すことができるように、重点事項に留意しながら行いました。  その結果、認定第1号、認定第2号は、反対討論がありましたが、賛成多数、その他については全会一致で、付託された13議案全てについて可決及び認定すべきものと決定をいたしました。  続いて、各分科会における主な審査事項と意見、提言について報告いたします。  総務分科会では、認定第1号については、経常収支比率、地方債現在高比率、実質公債費比率、将来負担比率の健全化判断基準について、また、市として最も重要視している財政指標は何かという質疑に対して、健全化の判断基準はおおむね健全ラインの中に位置しており、最も重要視しているのは実質公債比率であるとの説明を受け、達成度から理解をいたしました。  認定9号については、特に指摘する問題もなく、27年度の雲南TRCへの支援は企業独自で雇用し、20名の学費等で運営され、市としての人件費の支援は行わないとの説明でありました。  事務事業マネジメントシートの審査では、定住対策促進事業については、第2次総合計画や市総合戦略を進める上で重要な事業であり、体制整備は進んでいますが、定住の決定権は女性の判断が優先されると言われることが多いことから、相談窓口には女性配置の配慮が必要である。また、新庁舎での窓口対応は、1階フロアでの対応や看板、掲示物の対応を考慮される必要があると提言いたしました。  デジタル防災行政無線整備事業については、1,675万4,000円の業務委託費をかけたが、工事費の膨大さから棚上げとし、新たにFM緊急告知ラジオの伝達方法が検討されております。机上の検討段階では基本設計を行い、概略予算を把握した上で実施設計をされるべきであり、プロセスに疑問が残る事業となった。FM緊急告知ラジオについても情報発信箇所が限定される課題もあり、十分な検討が必要であると指摘いたしました。  教育民生分科会では、認定第1号については、生活保護扶助費は当初予算額3億185万8,000円であるが、決算額は2億8,185万8,000円で、扶助費が776万円減額となっているが、その理由はという質疑に対して、生活保護費の6割が医療費であり、件数や高度な医療がなかったため減額となったと答弁でありました。  認定第2号については、今年度、保険料率を3%引き上げたが、健全経営につながっていない。基金も枯渇状態である。保険料の引き上げだけでなく、低所得者への配慮と国からの情報収集や医療費の動向など慎重な判断が必要であり、平成30年度の一本化については急激な料率の負担増にならないよう進めるべきと提言をしました。  認定第11号については、昨年度から実施された地域包括ケア病棟43床の病院経営に対する影響や今後の取り組みについての質疑には、平成26年度は9月からの半年間であったが、今後は年間1億円程度の増収につながる見込みである。地域包括ケア病棟は3期連続の黒字であるとの説明であり、妥当性から理解をしました。  また、定員計画では、5年間で20名の増員が示されておりますが、病院経営に及ぼす影響はという質問に対して、職員数の増により人件費がふえるが、収益の増、また常勤医の確保により報償費の削減に努めるとのことであり、必要性があると理解し、なお一層健全経営を求めました。  事務事業マネジメントシートの審査では、高齢者等タクシー利用料金等について、高齢者や障がいがある方の移動には有効な事業である。さらなる周知に努めるとともに、現状分析や他市の状況も鑑み、事業の充実を求めました。  キャリア教育推進のためのカタリバ体験事業については、さまざまな年齢層や多様な価値観のある子供の特性に対応できる指導を十分な準備をして望むべきという意見がありました。  その他重点事業について詳しく審査、指摘及び提言を行いました。  産業建設分科会では、議案第91号の利益の処分及び認定については、給水原価が上昇している原因はとの質疑に対し、減価償却費のみなし制度が廃止され、全額償却となった会計制度の変更によるものであり、加えて給水原価は地域によって倍以上の差があるが、木次、三刀屋、加茂は施設更新のみであるため大きな変動はなく、大東については、簡易水道の整備も続いており、今後も上がる見込みである。また、水道料金の今後の見通しはどうかとの問いに、水道料金は全体でプールしている。今後、施設の統廃合や費用の削減を実施していくが、簡水との会計統合があり、厳しい状況であるとの回答であり、不公平感や不満が生じないよう、十分配慮すべきと指摘しました。  議案第91号の利益の処分及び認定については、現在の取水状況は4基で稼働しているとのことであり、毎年2,000万円から3,000万円の赤字を基金の取り崩しで対応されているが、高利の企業債の繰り上げ償還の考え方などはいかにとの問いに、将来、一般会計からの支援が必要となる。また、金利の高い企業債の借りかえも制度的に難しいとの説明であり、抜本的な検討を指摘しました。  認定第1号については、平成26年度から島根県住宅供給公社に委託している住宅管理事業の成果についての質疑に対し、6名体制で行っており、滞納整理を含め成果は上がっているとのことであり、費用対効果の面から理解しました。  認定第5号については、老朽水道管の改良計画についてただしたところ、掛合簡水の管の更新を26年度から5年間で実施、次年度より3年計画で深野地区を行うとの説明であり、計画的な改良を求めました。  認定第6号については、合併浄化槽の設置状況と補助事業の継続の考え方の質疑において、現在2,799基設置されているが、4,000基を目標にしており、補助事業の継続は5年間ごとに見直しを図っているが、現行制度は次年度までである。また、単独浄化槽から合併浄化槽への設置がえは補助があるが、合併浄化槽から合併浄化槽への更新は今後検討していくということであり、早急な検討を求めました。  以上、各分科会においての概要でありますが、26年度の決算状況は、全会計においておおむね事務事業等における必要性、妥当性、達成度、費用対効果など努力が重ねられ、健全な財政運営の姿は見えつつあると判断いたしました。しかし、保険料、使用料などの収入未済額などが多額であり、前年度比では減少しているものの、公平な負担こそ市民の一体感も促進され、また自主財源確保の上からも一層の取り組みが望まれます。  なお、審査の過程において各委員からこのほかにさまざまな質問、意見、提言が述べられました。各分科会で取りまとめをしたものを追って議長から事務事業評価書にまとめ、提出いたします。意見、提言が十分に反映されることを求めます。  第2次総合計画がスタートする本市の財政状況は、市立病院建設の事業費拡大や中心市街地活性化基本計画、スマートインターチェンジを含む企業団地造成事業、そして少子高齢化対策事業など、課題は山積しており、地方交付税の一本算定が始まり、執行部の努力による3分の2が復元されたとはいえ、市の財政を取り巻く状況は引き続き厳しいものが考えられます。平成30年度から始まる新地方会計制度の導入を控え、さらなる財政健全化への取り組みに当たっては、行政評価制度を活用し、市民への説明責任を果たし、人口の社会増の実現に向け、そして市民福祉の向上のさまざまな事業が有効に展開が図れるよう、なお一層の努力を期待し、報告といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、島根原子力発電対策特別委員長、17番、小林眞二君。 ○島根原子力発電対策特別委員会委員長(小林 眞二君)     ───────────────────────────────                              平成27年9月29日  雲南市議会議長 藤 原 信 宏 様               島根原子力発電対策特別委員会委員長 小 林 眞 二               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第142条第1項及び第144条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、第8号請願。件名、島根原発の稼働・再稼働に反対し再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願。審査の結果、不採択とすべきもの。以上でございます。  委員会での審査の経過について、口頭で報告いたします。  平成27年9月10日の本会議におきまして付託を受けました請願1件につきまして、9月24日に特別委員会を開催し、審査を行いました。主な点について報告いたします。  請願における意見書要望事項の4点につきましては、雲南市議会でもこれまで国、県及び中国電力に対して同様な申し入れをしており、継続的に取り組まれている事項であります。しかしながら、請願において「島根原発の稼働・再稼働に反対」と記載されており、議会としては、現状のエネルギー政策において原発の必要性や安全対策、また、広域避難計画の実効性や再生可能エネルギーの安定的な供給などを見きわめながら対応する必要があることから、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。以上であります。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、質疑を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。               午後2時26分休憩     ───────────────────────────────               午後2時35分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 討論 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、討論を行います。  討論は、議案と請願・陳情に分けて行います。  最初に、議案について行います。  議案に対する討論は、条例その他と予算と認定の3区分に分けて行います。  最初に、議案第79号、雲南市役所の位置を変更する条例の制定についてから議案第89号、雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について及び議案第100号、雲南市木次経済文化会館条例の一部を改正する条例についての条例12件、議案第90号、雲南圏域1市2町障害支援区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する規約についての規約1件、計13件の条例その他について行います。  条例その他について、原案に反対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  3番、原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 議席番号3番、原祐二でございます。私は、議案第80号、雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例の制定について、反対の立場で討論をします。  本条例は、新市庁舎の建設に伴い、庁舎内の会議室を市の事務事業に支障のない範囲で市民等の使用に備えるため提案された条例です。  新庁舎の建設に当たっては、位置や構造、機能についてさまざまな議論がありましたが、新庁舎は、市民にとって親しみやすく、便利で、かつ安全な庁舎とすることを基本理念とし、理念に基づく4つのコンセプトのもと、昨年4月から工事が進められ、予定どおり去る8月20日に完了をしました。新庁舎の完成は、本市のシンボルとして、本市の発展と市民サービスの向上につながるものと期待をしています。  新庁舎建設コンセプトの1番目の公約は、来庁者にわかりやすく利便性の高い庁舎とすることとし、具体的な内容としては、各階の見通しのよいセンターボイドとシースルーエレベーター、1、2階にまとめた窓口業務部門とそれらをつなぐ吹き抜け空間、使いやすい市民開放施設オモテ座敷とロク座敷としました。ハード建設はコンセプトどおり完成したと感じていますが、オモテ座敷とロク座敷は、ハードの整備のほか、使いやすい市民開放施設とすべきソフト整備、条例制定が重要であります。議案第80号では、市民開放する場所を2階会議室6室、ロク座敷と1階多目的ホール、オモテ座敷と、場所はコンセプトどおりですが、使用時間は平日は午後7時から午後10時と、コンセプトどおりの使いやすい市民開放施設とはなっていません。提案された条例では、市の事務及び事業に支障のない範囲を前提としているにもかかわらず、平日のあいた会議室の利用も制限する条例であり、住民がみずから考え、行動し、さまざまな機能を自分たちで生み出すことのできる住民自治の仕組みを進める本市であれば、学生、若者、女性、高齢者など多くの市民が利用できるよう、平日も使いやすい条例とすべきです。  執行部の説明では、午後7時からの時間設定は、市役所のセキュリティー、職員の業務時間を外したほうが安全との説明がありましたが、健全な市民が業務中に会議室を使用することがトラブル発生につながるとは考えられません。また、新庁舎の会議室は既に職員の業務利用予約も多いとの説明でしたが、現在の庁舎と比べれば、1階から5階に設置された相談室11室、会議室は10室、数は非常に拡充をされています。ロク座敷の1つくらいは市民利用を優先し、あいている場合は業務に使用すべきと考えます。  市民に開かれ、交流する場としての市庁舎は、全国的に増加をしています。中心市街地の核となる新庁舎は、本市の地方創生総合戦略であるチャレンジの連鎖の本丸であり、開庁にあわせ、新庁舎建設コンセプトどおり使いやすい市民開放庁舎とすべきです。学識経験者、識見者、市民代表、団体代表の20名で構成された新庁舎建設市民検討委員会は検討報告書の中で、行政機能が果たせることはもとより、市民に親しまれる新庁舎建設を目指すべきであるとの報告書を提出しましたが、建設と同時に検討すべきであった市民利用については、市民の声を聞き、十分な議論がされないまま、会議室の市民利用に関する条例が提案されています。  私は、以上の理由により、提案された議案第80号には反対し、市民に親しまれる会議室利用を求め、反対討論とします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、ただいま反対討論がありました議案第80号、雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例の制定についてに対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 議案第80号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、議案第80号についての討論を終わります。  他の議案について、討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで条例その他に対する討論を終わります。  次に、議案第93号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(第3号)から議案第99号、平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号)及び議案第101号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(第4号)の予算8件について行います。  予算について、原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで予算に対する討論を終わります。  次に、議案第91号、平成26年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから議案第92号、平成26年度雲南市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び認定第1号、平成26年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第11号、平成26年度雲南市病院事業会計決算認定についてまでの認定13件について行います。  認定について、原案に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで認定に対する討論を終わります。
     以上で議案に対する討論を終わります。  次に、請願・陳情についての討論を行います。  請願・陳情については、委員会ごとに行います。  初めに、総務常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  陳情第6号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める陳情に対する委員長報告は、採択すべきものであります。  まず、陳情に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで陳情第6号に対する討論を終わります。  次に、教育民生常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  平成26年請願第7号、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願に対する委員長報告は、不採択とすべきものであります。  まず、請願に賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  4番、矢壁正弘君。 ○議員(4番 矢壁 正弘君) 議席番号4番、矢壁正弘です。「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願に対する賛成討論を行います。  既に多くの自治体が意見書を提出し、今国会第189回通常国会に議員立法で提案された青少年健全育成基本法は、安全法案のあおりで審議未了となり、廃案となっております。しかし、次代を担う青少年を健全に育成していくことは、我が国社会の将来の発展に不可欠であることから、早急な本法制定を求めるものであります。  この基本法の制定を求める要旨は、戦後の民主主義社会は、個人の自由と権利を重視する余り、家庭や地域という団体などの共同体の価値に対し軽視する傾向にありました。特に家庭におけるしつけ、善悪の判断、ルール、人への尊厳などの道徳観が希薄となり、子供の心を育てることがおろそかとなったというふうな気がします。そのことによって青少年の心の荒廃は深刻な事態に直面し、青少年の相次ぐ凶悪事件の発生、また頻発する児童・幼児虐待事件等に象徴されるような痛ましい事件は、親としての責任や家庭での役割の欠如であると言われております。  現在、雲南市でも、青少年健全育成のためには家庭と学校と地域とが連携して取り組むこととなっていますが、これは昭和41年に青少年育成島根県民会議が「伸びよう伸ばそう青少年」を合い言葉に、次代を担う青少年が健やかに成長することを願って設立されました。これを受けて雲南市でも雲南市青少年健全育成協議会が結成され、広く市民の総意を終結、関係機関と協力して広がりを持った一体的な取り組みが不可欠とされ、教育委員会を中心に会議が持たれております。  しかし、虐待等は、全国的に家庭の責務を自覚できない親の問題が最も困難な課題と指摘されております。  教育基本法の第10条には、父母その他の保護者は、子の教育について第一義的に責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身につけさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達が図れるよう努めるものとするとあります。子供の教育の第一義的責任が父母にあることが明記されております。いま一度、家庭は子供の心を育てるかけがえのないものであるという認識に立つことが求められております。  21世紀の社会を担う青少年の健全育成は、全ての国民の願いであり、特に健全な青少年は健全な家庭から育成されるという原点に立ち返り、家庭の価値を基本理念とする青少年健全育成基本法の速やかな制定が求められています。どうか多くの議員の皆様に趣旨の御理解をいただき、賛同賜りますようお願い申し上げ、原案に対する賛成討論といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  2番、中村辰眞君。 ○議員(2番 中村 辰眞君) 議席番号2番、中村辰眞でございます。私は、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願に対する反対討論を行わせていただきます。  平成16年第59回通常国会において、この意見書が求めるところの青少年健全育成基本法の議案が参議院に提出されております。結果としましては、審議未了により廃案となりました。このとき参議院提出議案の中には、本意見書後段にある家庭の価値についての記述がありません。私が本意見書に対し反対をする理由は、この家庭の価値を基本理念に踏まえた基本法の制定を求めるところにあります。  現在、青少年を取り巻く社会環境は多岐多様にわたり、複雑化しております。意見書にあるように、インターネット、携帯電話等の情報通信機器の発達、不適切な表現を掲載する雑誌やビデオの存在等は、青少年に対し悪影響を及ぼしていることは安易に想像がつきます。  そこで、本意見書の文面を読み解いていきますと、青少年犯罪が起こり得る要因として、教育、学校、地域社会など、大人が青少年を見守り、時に戒めるという義務を果たさなかったことであるとされております。さらに、子供に対する虐待を家庭崩壊の象徴であるともされております。本当にそうでしょうか。このことは、今の教育、また学校のあり方を問うものであり、問題があるのであれば、文部科学省を初め、各自治体の教育委員会はすぐにでも見直すべきであります。地域において多くの方々がその立場を超え、青少年を育成しようとしている努力を否定するものにもつながっていくのではないかという懸念をしております。  子供の虐待に関して申し上げれば、家庭環境だけがその要因ではなく、職場の子育てに対する理解や他人のことに立ち入らないようにする風潮なども大きな要因と言えるのではないかと常々考えております。社会全体が子供の虐待の意識向上をさせていかなければ、家庭だけで解決できる問題ではありません。  確かに有害な社会環境から青少年を守っていかなければなりません。多くの自治体に青少年健全育成条例が制定されているのはそのためであると考えております。なぜ地方自治体の青少年健全育成条例では役不足なのか、限界性が指摘されるという限界とは具体的にはどのようなことなのか、明確に示すべきであると思います。  本意見書では、後段部分において、家庭の価値を法律で定めようとしていると解釈できます。一口に家庭とはいいますが、その形態や価値観は千差万別で、一様にくくれるものではないと考えます。例えば両親が常にそばにいて、決まった時間には家族がそろう家庭もあれば、両親の帰宅時間が遅い家庭もあります。また、母子家庭や父子家庭のようなひとり親の家庭もあり、さまざまであります。このように多様な形態の家庭を基本法という形態でくくることはできないのではないかと考えております。  さらに、健全な青少年は健全な家庭から育成されるとはどのようなことか。健全な青少年とは何か。健全な家庭とは何か。この「健全」に対する定義の基準はどのようなものか明確にしなければならないのではないかと思っております。青少年の健全な育成を願うのは、全国どこでも同じことであります。であれば、国という大きな枠組みではなく、それぞれの地域の実態に合わせた環境整備を行っていくべきで、まずは地元雲南市に青少年健全育成条例を制定し、青少年健全育成協議会や地域の方々と連携をしっかりととり、取り組むことが先ではないかと考えております。  日本国憲法第24条第2項には、配偶者の選択、財産権、相続、居住の選択、離婚及び婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚し、制定されなければならないとあります。本意見書で求められる青少年健全育成基本法の制定(案)における後段の家庭の価値云々は、この本質的平等に立脚しておらず、憲法にそぐわないと考えます。  よって、本意見書に対しては、不採択の立場をとるものであります。  最後に、議員の皆様におかれましては、不採択とする趣旨を御理解いただきまして、賢明な御判断を賜りますよう心からお願いを申し上げ、私の原案に対する反対討論を終わらせていただきます。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、平成26年請願第7号に対する討論を終わります。  次に、産業建設常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  陳情第4号、市水道設置に関する陳情書に対する委員長報告は、採択すべきものであります。  まず、陳情に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、陳情第4号に対する討論を終わります。  次に、島根原子力発電対策特別委員会に付託された請願・陳情について行います。  請願第8号、島根原発の稼働・再稼働に反対し再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願に対する委員長報告は、不採択とすべきものであります。  まず、請願に賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  細田實君。 ○議員(13番 細田 實君) 私は、請願第8号に対して、委員長報告は不採択でありますけれども、賛成の立場から討論をいたします。  9月22日の山陰中央新報に、原発再稼働反対58%、74%「避難できない」との見出しで、山陰中央新報社加盟の日本世論調査会が12日、13日に実施した全国面接世論調査の結果が報道をされておりました。その結果によると、原発に賛成するのが37.3%、賛成の理由としては、電力不足が心配だから、34%、エネルギーの石油などへの依存を解消できるからが26.5%。反対、58.2%の主な理由は、原発の安全対策、事故時の防災対策が不十分だからが39.2%、核のごみの処分方法が決まっていないから、18.5%。以上、理由はそれぞれ上位2つのものであります。  さらに、原発引き下げを63%が求めるとの見出しで、政府が示した2030年時点で目標とする電源構成比率で総発電量に原発が占める割合を20から22%としたことについて、もっと下げるべきだ、ゼロにすべきだの回答が合計で63%に上っていると報じています。  さらに、避難対策に不安根強くとの見出しで、事故時に周辺住民が計画どおりに避難できないと考える人が74%に上った。再稼働への反対理由でも住民避難の問題を上げた人が多く、避難対策を軽視した再稼働に対する不信感がうかがえるとしております。  もちろん世論調査が我々が判断する全てではないと思いますけれども、大きな判断材料をこの世論調査の結果は示していると思います。そしてまた、30キロ圏内に住む人にこのアンケートをとれば、さらに原発への不安は強まった数字になると思われます。  さて、今回の請願の要旨を見てみますと、県に対し次の事項についての意見書を提出を求めております。1つ、実効性ある広域避難計画が実現しない限り、島根原発の稼働をさせないこと、2、広域避難時の受け入れ自治体へ体制整備のための財政支援をすること、3、安全協定に周辺自治体も参加させるよう中国電力に働きかけること、4、再生可能エネルギーの飛躍的な促進と低エネルギー社会の実現を図ることとしております。  さて、委員長報告にもありますように、請願における意見書要望の4点については、雲南市議会でもこれまで国、県及び中国電力に対し同様な申し入れをしており、継続的に取り組んでいる問題であります。原子力規制委員会の田中委員長は、規制基準に合格したとしても絶対安全とは言わないと述べております。このような状況の中で、特に実効性ある避難計画を要求し、そしてまた雲南市が安全協定を求めることは、雲南市民の総意であり、今日までたびたび市議会で市長からもそのように答弁をされているところであります。そしてまた、モルタル充填作業に用いる流量計の校正記録の改ざん問題などで、今の中国電力に原発を稼働させるとする信頼関係は自治体、住民の間にはなく、安全協定もない中で、島根原発の稼働・再稼働に反対するのは市民の思いにかなっていると思われます。請願を不採択とすることは、中国電力、島根県、雲南市当局、市民の間に誤ったメッセージを伝えることになってしまいます。  私は、島根原発の再稼働を優先させるのではなく、住民の命と安全を優先させることを求め、市議会のメッセージを正しく伝えるために、この請願は採択することが必要であると考えます。多くの議員の皆様の請願への賛同をお願いし、委員長報告に反対し、請願に賛成する立場での討論を終わります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  15番、堀江眞君。 ○議員(15番 堀江 眞君) 15番、堀江でございます。ただいまの8号請願に対して、委員長報告に賛成、原案に反対する立場で討論を行います。  先ほどの委員長報告で大体全て包括されておって、重ねて申し上げることはございませんが、あえて重ねて申し上げたいと思います。  請願の趣旨は、島根原発の稼働・再稼働に反対し、再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求めることを島根県知事に対して働きかけを求めるものでございます。  雲南市議会では、平成25年11月21日付で中国電力から島根県知事に対して、島根原子力発電所周辺地域住民の安全確保等に関する協定に基づき提出された新規制基準適合性確認申請に係る事前了解について、新規制基準に適合しているか否かの判断を行うため、原子力規制委員会に申請することについて了解をいたしております。また、この了解に当たっては、中国電力に対して、また島根県に対して、また島根県を介して国に求める事項をそれぞれ多数の項目にわたって、議会の総意として附帯意見を付しております。請願の要旨にある課題について、特に安全協定についても中国電力に対しては再稼働の具体的な動きが始まるまでに安全協定を締結すること、また、島根県に対しても必要な支援を講ずること等を既に求めております。また、広域避難計画についても、実効性の向上を図る取り組みを積極的に講ずることということで、既に要請を済ませております。よって、請願の理由にある一方的な稼働・再稼働反対の意見に賛同できないことと、また、まだ規制委員会の結論が出ていない中、請願の要旨を重ねて県知事に対し要望することはできません。よって、不採択にすべきと考えます。  皆様方の賛同をお願いして、反対討論とさせていただきます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、賛成討論はありませんか。                〔賛成討論なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで請願第8号に対する討論を終わります。  以上で討論を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 表決 ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、採決を行います。  採決は、議案と請願・陳情に分けて、委員長報告ごとに行います。  最初に、総務常任委員会付託議案について行います。  反対討論がありました議案1件について、起立によって採決を行います。  議案第80号、雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例の制定について、原案に賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立多数であります。よって、議案第80号、雲南市庁舎会議室市民使用に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま総務常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案のうち、議案第80号を除く議案5件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、総務常任委員会付託議案のうち議案第80号を除く議案5件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、教育民生常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案9件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会付託の議案9件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、産業建設常任委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案4件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会付託の議案4件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、予算審査特別委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま予算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案2件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会付託の議案2件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、決算審査特別委員会付託議案について行います。  お諮りいたします。ただいま決算審査特別委員長から審査結果の報告のあった付託議案13件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会付託の議案13件は、委員長報告のとおり可決及び認定されました。  以上で議案に対する採決を終わります。  次に、請願・陳情について行います。  まず、総務常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  お諮りいたします。陳情第6号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める陳情については、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。陳情第6号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定を求める陳情については、委員長報告のとおり採択することに決定をいたしました。  次に、教育民生常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  平成26年請願第7号、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願について、委員長報告は、不採択とするものであります。  したがって、原案について採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  平成26年請願第7号について、採択することに賛成する方は起立を願います。請願について、採択をすることに賛成する方の起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 着席願います。  確認の結果、起立多数であります。よって、平成26年請願第7号、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する請願については、採択することに決定をいたしました。  次に、産業建設常任委員会に付託された請願・陳情について行います。  お諮りいたします。陳情第4号、市水道設置に関する陳情書については、委員長報告のとおり採択することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。陳情第4号、市水道設置に関する陳情書については、委員長報告のとおり採択することに決定をいたしました。  次に、島根原子力発電対策特別委員会に付託された請願・陳情について行います。  請願第8号、島根原発の稼働・再稼働に反対し再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願について、委員長報告は、不採択とするものであります。  したがって、原案について採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  請願第8号について、採択をすることに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立少数であります。よって、請願第8号、島根原発の稼働・再稼働に反対し再生可能エネルギーの飛躍的な普及を求める請願については、不採択とすることに決定をいたしました。  以上で請願・陳情に対する採決を終わります。  以上で採決を終わります。  ここで暫時休憩といたします。               午後3時14分休憩     ───────────────────────────────               午後3時24分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) お諮りいたします。ただいま佐藤隆司君外5名から発議第4号、へイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書が、矢壁正弘君外2名から発議第5号、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2として議題とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、発議第4号及び発議第5号を日程に追加し、発議第4号を追加日程第1、発議第5号を追加日程第2として議題とすることに決定をしました。     ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第1 発議第4号 ○議長(藤原 信宏君) 追加日程第1、発議第4号、へイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書についてを議題といたします。  発議第4号について、提出者の説明を求めます。  8番、佐藤隆司君。              〔8番 佐藤隆司君説明〕     ───────────────────────────────  発議第4号 へイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りします。発議第4号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、発議第4号は、委員会付託を省略することを決定いたしました。  次に、討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第4号、へイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、発議第4号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第2 発議第5号 ○議長(藤原 信宏君) 追加日程第2、発議第5号、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書についてを議題といたします。  発議第5号について、提出者の説明を求めます。  4番、矢壁正弘君。              〔4番 矢壁正弘君説明〕     ───────────────────────────────  発議第5号 「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、質疑を終わります。  お諮りします。発議第5号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、発議第5号は、委員会付託を省略することを決定いたしました。  次に、討論を行います。  原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  細田實君。 ○議員(13番 細田 實君) ただいま提案されました「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書に対して反対討論を行います。  意見書案を見ますと、今日、我が国の相次ぐ少年の凶悪な事件等に見られるように、青少年の荒廃は深刻な事態に直面しているというふうに述べられております。しかしながら、委員長報告にもありますように、今、青少年の犯罪は最低であります。減少しております。統計的に。非常に健全な状況が今だんだん保たれようとしております。そこに大きな誤解があります。新聞等では一方的に犯罪したとか青少年の犯罪が報じられておりますけれども、統計的には戦後最低に減少しております。そのことを我々は統計的に見ておく必要があると思います。これは後でまた数字等を見ていただきたいと思います。  そして、とりわけ地域社会において露骨な性描写や虐待シーン等を売り物としながら、法律制定を求めて、家庭の価値を基本理念と据えた青少年健全育成基本法の制定を求めておりますけれども、今、地域でできない、地域で具体的に取り組んでいる、そういったことが法律を制定することによって本当に青少年がさらに健全に育つことができるのかということについては、私は大きな誤解があると思います。特に健全な青少年は健全な家庭から育成される、このように述べております、この意見書では。本当にそうでありましょうか。不健全な家庭からは健全な少年は育たないのでありましょうか。精いっぱい生きて、家庭の実態の中から何としても自分の将来を見つけ出したい、立派に成長したい、そういう子供たちは私はたくさんいるというふうに思います。それを法律によって、家庭の価値を基本理念とするという法律の制定に何の意味があるのでありましょうか。地域は原因、社会全体の問題にあって、決して関連はしないというふうに思っております。  健全な家庭なのか、そうではなくて、やはり地域社会の健全化、社会全体の健全化、その中から私は、健全という言葉が先ほど討論にありますようにどういう意味なのかわりませんけれども、青少年は地域の社会の中をきちんとすることによって、そういうようなことによって、安定した社会をつくることによって健全な少年は育っていく。決して法律によって縛りをかけることによってではないということを申し上げて、この意見書には反対をいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 次に、原案に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 私は賛成の立場で討論をしたいと思いますけれども、この請願の趣旨にもありますように、今、地域社会においてはいろいろな露骨な性描写やいろんな残酷シーンを売り物にするような雑誌とか、いろんなものが氾濫をしている中にありまして、これは本当に大人の責任、社会の責任でもありまして、子供たちの判断を迷わせるような状況も生まれていることは間違いありません。そういった中で、全ての家庭がそういうことではもちろんないわけですけれども、家庭のしつけや善悪の判断、ルールなどがおろそかとなって、なかなか子供の心をきちっと育むことができない家庭もあるわけでございます。そういった中では社会全体で支えていくというのが大事な部分だろうというふうに思います。そういった中で、次代を担う青少年を健全に育成していく、そういう豊かな心を持つ子供が育っていくことを健全というふうに私は捉えておりますけれども、いくことが大事でありまして、国全体で、あるいは社会全体でそういう子供たちを育てていくということが大事ではないかなというふうに思っております。  そこで、国、地方公共団体、あるいは国民の各階層の皆様方がやはり役割分担を持ちながらやっていかなければならないのではないだろうかというふうに思います。そのことをいわゆるそれぞれの分担をする、役割を持つということをこの中に、法律の中に盛り込んで、そして国あるいは地方自治体を挙げて青少年を育てていくという責務等をやっぱり持つということで、子供たちのその原点はやっぱり家庭にあるということはきちっと明確にしていく必要があるのではないかなということで、私は賛成の立場で討論をさせていただきます。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに討論はありませんか。                 〔討論なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  反対討論がありましたので、起立によって行います。  発議第5号、「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書は、原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
                    〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立多数であります。よって、発議第5号は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議員の派遣について ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、議員の派遣についてを議題とします。  お諮りします。議員の派遣の件については、会議規則第166条の規定により、お手元に配付したとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付したとおり議員を派遣することに決定をいたしました。  お諮りします。ただいま決定されました議員の派遣の内容に今後変更を要するときは、その扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 委員会継続審査調査の件 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、委員会の閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。  各委員長から、委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、会議規則第112条の規定により申し出がありました。  お諮りいたします。各委員会の要求により、継続審査及び調査に付すべき案件については、お手元に配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定しました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上をもって本定例会に提出の案件は、ここに全部終了いたしました。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 雲南市議会9月定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  まずもって、先ほどは本定例会に上程いたしました議案全てにつきまして可決いただき、まことにありがとうございました。賜りました御意見、御提言につきましては真摯に受けとめ、これからの市政運営に生かしてまいりたいと存じます。  さて、いよいよ新庁舎開庁まで残すところ2週間ほどになりました。引っ越し準備で慌ただしい毎日が続いているところでございます。  合併後10年余り、この木次町役場を市役所本庁舎として構え、市政運営に取り組んでまいりました。財政非常事態宣言に始まり、あらゆる苦難が待ち構えておりましたが、市議会の皆様、市民の皆様の御理解のもと、無事きょうを迎えられているところでございます。この議場での市議会開催も今回で最後となりますけれども、議員の皆様におかれましても感慨ひとしおのことと御推察するところであります。  さきの土曜、日曜日には、新庁舎の市民見学会を開催いたしまして、2日間合わせて約1,700名の皆様にお越しをいただきました。市民の皆様からは、大変立派な庁舎で、エレベーターも設置され、便利になったという声を多くいただいた一方、各階における配置案内の不足などの御意見もいただいたところでございます。  新庁舎は、利便性、効率性、防災拠点、環境性を重視して建設いたしておりますけれども、それらを引き出すのは我々行政にかかわる職員であることを深く認識し、市民の皆様に末永く愛される庁舎となるよう取り組んでまいる所存でございます。  いよいよ秋本番に向かいまして、各地でお祭りや体育大会などでにぎわう季節となります。雲南市では10月、11月を秋のイベント期間として、各地域の恵み、幸を生かした催しを展開し、市内外からの集客に努めてまいりたいと存じます。議員の皆様にもぜひお出かけをいただきまして、地域のにぎわいに触れていただきますようお願いを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(藤原 信宏君) 以上をもって平成27年雲南市議会9月定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。               午後3時48分閉会     ───────────────────────────────...