雲南市議会 > 2015-09-04 >
平成27年 9月定例会(第1日 9月 4日)

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  1. 雲南市議会 2015-09-04
    平成27年 9月定例会(第1日 9月 4日)


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    平成27年 9月定例会(第1日 9月 4日) 雲南市告示第256号 平成27年雲南市議会9月定例会を次のとおり招集する。    平成27年8月14日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 期 日  平成27年9月4日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       松 林 孝 之            中 村 辰 眞       原   祐 二            矢 壁 正 弘       白 築 俊 幸            多 賀 三 雄       細 木 照 子            佐 藤 隆 司       周 藤 正 志            西 村 雄一郎       土 江 良 治            安 井   誉       細 田   實            山 﨑 正 幸       堀 江   眞            堀 江 治 之       小 林 眞 二            深 田 徳 夫       周 藤   強            藤 原 信 宏      ───────────────────────────────
    〇応招しなかった議員       な し      ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────    平成27年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成27年9月4日(金曜日) ────────────────────────────────────────                          平成27年9月4日 午前9時30分開会 日程第1   会議録署名議員の指名 日程第2   会期の決定 日程第3   諸報告 日程第4   議案の上程(一括議題) 議案第79号  雲南市役所の位置を変更する条例の制定について 議案第80号  雲南市庁舎会議室の市民使用に関する条例の制定について 議案第81号  雲南市職員定数条例の一部を改正する条例について 議案第82号  雲南市個人情報保護条例の一部を改正する条例について 議案第83号  雲南市手数料徴収条例の一部を改正する条例について 議案第84号  雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定につい        て 議案第85号  雲南市消費生活センター条例の制定について 議案第86号  雲南市税条例の一部を改正する条例について 議案第87号  雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第88号  雲南市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正        する条例について 議案第89号  雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について 議案第90号  雲南圏域1市2町障害支援区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する        規約について 議案第91号  平成26年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第92号  平成26年度雲南市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第93号  平成27年度雲南市一般会計補正予算(第3号) 議案第94号  平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第95号  平成27年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第96号  平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第97号  平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号) 議案第98号  平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第99号  平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号) 認定第1号  平成26年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について 認定第2号  平成26年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第3号  平成26年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号  平成26年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決 算認定につ        いて 認定第5号  平成26年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第6号  平成26年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号  平成26年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号  平成26年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第9号  平成26年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第10号  平成26年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第11号  平成26年度雲南市病院事業会計決算認定について 諮問第2号  人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 報告第13号  株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について 報告第14号  雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について 報告第15号  公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について 報告第16号  雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 報告第17号  市有林の信託に係る事務処理状況の報告について 報告第18号  平成26年度健全化判断比率の報告について 報告第19号  平成26年度資金不足比率の報告について 日程第5   市長施政方針 日程第6   提案理由の説明 日程第7   議案の質疑 日程第8   議案の先議 日程第9   決算審査特別委員会の設置 日程第10   決算審査特別委員会委員の選任      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1   会議録署名議員の指名 日程第2   会期の決定 日程第3   諸報告 日程第4   議案の上程(一括議題) 議案第79号  雲南市役所の位置を変更する条例の制定について 議案第80号  雲南市庁舎会議室の市民使用に関する条例の制定について 議案第81号  雲南市職員定数条例の一部を改正する条例について 議案第82号  雲南市個人情報保護条例の一部を改正する条例について 議案第83号  雲南市手数料徴収条例の一部を改正する条例について 議案第84号  雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定につい        て 議案第85号  雲南市消費生活センター条例の制定について 議案第86号  雲南市税条例の一部を改正する条例について 議案第87号  雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第88号  雲南市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正        する条例について 議案第89号  雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について 議案第90号  雲南圏域1市2町障害支援区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する        規約について 議案第91号  平成26年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第92号  平成26年度雲南市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 議案第93号  平成27年度雲南市一般会計補正予算(第3号) 議案第94号  平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第95号  平成27年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号) 議案第96号  平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第97号  平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号) 議案第98号  平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第99号  平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号) 認定第1号  平成26年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について 認定第2号  平成26年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第3号  平成26年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号  平成26年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決 算認定につ        いて 認定第5号  平成26年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
    認定第6号  平成26年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号  平成26年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号  平成26年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第9号  平成26年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第10号  平成26年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第11号  平成26年度雲南市病院事業会計決算認定について 諮問第2号  人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 報告第13号  株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について 報告第14号  雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について 報告第15号  公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について 報告第16号  雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 報告第17号  市有林の信託に係る事務処理状況の報告について 報告第18号  平成26年度健全化判断比率の報告について 報告第19号  平成26年度資金不足比率の報告について 日程第5   市長施政方針 日程第6   提案理由の説明 日程第7   議案の質疑 日程第8   議案の先議 日程第9   決算審査特別委員会の設置 日程第10   決算審査特別委員会委員の選任      ───────────────────────────────                出席議員(20名)       1番 松 林 孝 之       2番 中 村 辰 眞       3番 原   祐 二       4番 矢 壁 正 弘       5番 白 築 俊 幸       6番 多 賀 三 雄       7番 細 木 照 子       8番 佐 藤 隆 司       9番 周 藤 正 志       10番 西 村 雄一郎       11番 土 江 良 治       12番 安 井   誉       13番 細 田   實       14番 山 﨑 正 幸       15番 堀 江   眞       16番 堀 江 治 之       17番 小 林 眞 二       18番 深 田 徳 夫       21番 周 藤   強       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(2名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 内 田 孝 夫  議会事務局次長 ─── 細 木 弘 志      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 太 田 多美子  教育長 ─────── 土 江 博 昭 病院事業副管理者 ── 秦   和 夫  総務部長 ────── 長谷川 和 男 政策企画部長 ──── 佐 藤   満  統括危機管理監 ─── 稲 田 和 久 市民環境部長 ──── 後 山 洋 右  健康福祉部長 ──── 小 林   功 産業振興部長 ──── 小 川   忍  建設部長 ────── 森 田   一 会計管理者 ───── 古 林   茂  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  子ども政策局長 ─── 加津山 幸 登 市立病院事務部長 ── 田 中   稔  大東総合センター所長  白 神 大 三 加茂総合センター所長  大 森   久  木次総合センター所長  木 村 正 広 三刀屋総合センター所長 藤 原 重 信  吉田総合センター所長  小 川 修 治 掛合総合センター所長  神 田 みゆき  総務部次長 ───── 中 村 清 男 財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これから平成27年雲南市議会9月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、11番、土江良治君、12番、安井誉君を指名いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日9月4日から9月29日までの26日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日9月4日から9月29日までの26日間に決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸報告 ○議長(藤原 信宏君) 日程第3、諸報告を行います。  監査委員から、平成26年度及び平成27年度の一般会計、特別会計、企業会計及び基金、歳入歳出外現金の出納状況の例月出納検査の報告がありました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんいただきたいと思います。  次に、議員派遣についてであります。  7月10日に島根県市議会議長会議員研修会が大田市で開催され、15名の議員を派遣いたしました。  次に、6月定例会以降の諸会議についてであります。  7月12日に平成27年第1回雲南広域連合議会臨時会が、8月25日には平成27年8月雲南広域連合議会定例会が開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いてありますのでごらんください。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案の上程(一括議題) ○議長(藤原 信宏君) 日程第4、議案の上程を行います。  議案第79号、雲南市役所の位置を変更する条例の制定についてから報告第19号、平成26年度資金不足比率の報告についてまでの40件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 市長施政方針 ○議長(藤原 信宏君) 日程第5、市長の施政方針を求めます。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) おはようございます。  現庁舎では最後となります平成27年雲南市議会9月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  初めに、戦後70年についてであります。
     戦後70年に当たる本年、被爆地広島・長崎での平和記念式典を初め全国各地でさきの大戦の戦没者を慰霊し、平和への祈りがささげられたところでありますが、私はとうとい犠牲の上に築かれた戦後の平和と日本の繁栄に対し心から感謝し、平和であることの喜びをかみしめるとともに、「平和を」の都市宣言を行っている雲南市として世界の恒久平和を願い、世界平和の実現に向け努力する決意を新たにした次第であります。  こうした中、8月14日に成人式を迎えられた皆様に命のとうとさと平和社会実現の大切さを訴えたところであります。  また、来る9月13日に開催します第25回永井隆平和賞では、戦争の記憶が薄れつつある中、市民の皆様一人一人が世界平和の実現に向け考えていただく機会にしたいと存じます。  次に、地方創生の取り組みについてであります。  まず、平成27年度過疎地域自立活性化優良事例表彰において、地域自主組織による課題解決型の住民自治(小規模多機能自治)の取り組みが総務大臣表彰を受賞することになりました。この表彰は、創意工夫をもって過疎地域の活性化に取り組み、すぐれた成果を上げ、過疎対策の先進的、モデル的事例としてふさわしい団体を表彰するものであり、全国に先駆けて実践してきた地域自主組織による小規模多機能自治の取り組みが高く評価されたものであります。雲南市では、この小規模多機能自治は地方創生を実現するための総合戦略の重要な柱と位置づけているところであり、一層推進を図ってまいります。  市内各地の地域自主組織におきましては、さまざまな活動を実践されてきました皆様に対して衷心より敬意を表しお喜びを申し上げますとともに、この機会を有効に活用して全国各地域の自治体とともに小規模多機能自治の推進に努めていきたいと考えます。  さて、我が国の約25年先の高齢化社会を行く雲南市におきましては、子どもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジの連鎖による持続可能な地域づくりを雲南市総合戦略の中心に位置づけ、まちづくりのさまざまな取り組みを展開しております。その取り組みの一つとして、7月には全国に先駆けた地方創生事業として採算性を見込みにくい中山間地域における訪問看護のビジネスモデル化を目指す若い女性のチャレンジが始まっております。このほか、子育て、教育、住宅施策などを着実に実施して、チャレンジの連鎖による持続可能な地域づくりに向け、人口の社会増への挑戦を進めてまいります。  なお、去る6月14日には平将明内閣府副大臣が雲南市に来られ、本市における地方創生の取り組みを視察いただきました。その後、7月31日に上京した際にも重ねて地方創生関連事業の進捗状況を説明し、副大臣からは取り組みについての他の自治体とのネットワーク化を図りさらに高めてほしい、注目をしているとの言葉をいただきました。  次に、市政懇談会についてであります。  7月から8月にかけ、市内6カ所で市政懇談会を開催いたしました。今回は、主要課題として第2次雲南市総合計画と地方創生の主な取り組みについて市民の皆様から御意見、御提言をいただきました。6つの会場で約450人の市民の皆様の御参加を得て、活発な意見交換がなされたところであります。総会でいただきました多くの貴重な御意見、御提言につきましては、今後の市政に生かしてまいります。  次に、マイナンバー制度の導入についてであります。  マイナンバー(社会保障・税番号)制度は、国民の利便性を高めるとともに行政を効率化し、公平公正な社会を実現する社会基盤となるものであります。社会保障、税、災害対策などの分野で情報連携が円滑になり、行政機関などでさまざまな情報のやりとりに要す時間や労力が削減されることで行政運営の効率化が図られるほか、各種申請等の行政手続の簡略化などにより国民の負担が軽減されるものであります。  本年10月から国民一人一人にマイナンバーが通知され、来年1月から社会保障、税、災害対策の手続で行政機関などへのマイナンバーの提示が必要になります。今後、市の情報管理体制の強化を図るとともに住民周知を図り、円滑なマイナンバー制度の導入に努めてまいります。  次に、5つの政策に沿って申し述べます。  最初に、「みんなで築くまち」にかかわる政策についてでありますが、まず子どもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジにかかわる情報発信の取り組みについて述べます。  来る11月7日、8日の両日に市内で子供、若者、大人それぞれの世代で取り組まれているチャレンジの成果を発表する場として「チャレンジが連鎖する2Days(2日間)」を開催します。子どもチャレンジでは、加茂文化ホールラメールを会場に「雲南市教育フェスタ2015」を2日間開催いたします。質の高いキャリア教育を提供する教育プログラムの実践発表や教育、地域、行政関係者、保護者の皆さんによるワークショップなどを行います。続いて、若者チャレンジでは若手起業家や地域課題の解決を志す人材の育成を目的に取り組んでまいりました大人版幸雲南塾の最終報告会を初め、全国14カ所に展開する同塾の姉妹塾との初の交流会などを「若者サミット」として開催いたします。加茂健康福祉センターかもてらすを会場に、市内の若者を初め全国の地域、社会貢献を志す皆さんの学び合いの場とする予定であります。さらに、大人チャレンジでは11月7日に木次経済文化会館チェリヴァホール地域自主組織取り組み発表会を開催いたしまして、各地域自主組織の皆様からの取り組みと発表と意見交換により相互の高め合いを目指します。これら3つの取り組みを通じまして、雲南市が抱える社会課題の解決に向けた「チャレンジにやさしいまち雲南」をPRしてまいります。  また、本年2月に全国組織として設立いたしました小規模多機能自治推進ネットワーク会議では、さまざまな課題を相互に学び高め合うため、全国10カ所以上でブロック会議を開催しているところであります。そこで得られた知見を今後の施策に反映するとともに、法人制度の創設に向けた国への働きかけ等について他自治体等とともに積極的に進めてまいります。  なお、このネットワーク会議の加盟自治体数は発足当初の142から現在180にまでふえているところであります。  続いて、ふるさと会についてであります。  第5回雲南市近畿ふるさと会総会が去る7月5日に会員や市の関係者など約280名が参加して盛大に開催され、また同11日には第5回雲南市東京ふるさと会総会が約80名の参加により開催されました。雲南市の近況を報告するとともに、本市への協力、支援をお願いしてまいりました。会員の皆様からは、ふるさと雲南市への温かい激励の言葉をいただき、多くの皆様より貴重なふるさと納税を賜りました。雲南市のまちづくりに有効に活用させていただくとともに、市政運営に邁進する所存でございます。  次に、「安全・安心で快適なまち」にかかわる政策についてであります。  まず、(仮称)加茂バスストップスマートインターチェンジについて述べます。  国においては、高速バス停留所加茂バスストップ周辺においてスマートインターチェンジの必要性を確認し、去る6月30日に準備段階調査箇所に決定されました。このことにより、関係機関で構成する準備会が今月1日に設立されました。今後、国土交通省が行う概略検討及び詳細検討にあわせて、計画的かつ効率的な準備検討が推進されるよう連携してまいります。  続いて、第59回島根県消防操法大会についてであります。  去る8月9日に益田市で開催されました第59回島根県消防操法大会にポンプ車の部で吉田方面隊・町分団が、小型ポンプの部で加茂方面隊・加茂南分団と掛谷方面隊・入間分団が出場され、長期間にわたり訓練されてきた成果をいかんなく発揮して、それぞれ見事な操法を披露されたところであります。その結果、ポンプ車の部の吉田方面隊・町分団と小型ポンプの部、加茂方面隊・加茂南分団がともに3位に入賞され、2本の準優勝まといを雲南市に持ち帰られました。出場されました選手の皆様の検討をたたえますとともに、これまで選手を支えてこられました御家族、関係者の皆様に心より敬意をあらわすものであります。  次に、「支えあい健やかに暮らせるまち」にかかわる政策についてであります。  まず、雲南市立病院改築事業について述べます。  懸案でありました病院改築事業につきましては、去る8月6日に再公告を行い、今月8日及び14日には建築主体工事など4件の入札を実施する運びでございます。これにより請負事業者を決定し、平成30年3月の開院を目指すものであります。  なお、近年の建築市況が想像以上に高騰したことにより事業費が大幅に増額しておりますが、病院経営と市の財政への影響を最小限に抑え進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。  続いて、イクボス宣言についてであります。  イクボスとは、男性職員を含めた部下の育児参加や介護等に理解があり育児休業の取得を促すなど、仕事と育児、介護等の両立に努めるリーダーを指します。雲南市においても職員が働きやすい職場環境となるよう、まず管理職がその趣旨や具体的な内容を理解することから始め、早期にイクボス宣言を行いたいと考えております。  また、市内事業者に対して積極的に情報発信することにより、民間企業においてもさらに働きやすく子育てしやすい環境づくりが整っていくことを期待しております。  次に、「ふるさとを学び育つまち」にかかわる政策についてであります。  まず、幸雲南塾inさんべについて述べます。  ことしで7回目となります幸雲南塾inさんべを、今月19日から1泊2日で国立三瓶青少年交流の家において開催いたします。本年も中学3年生を対象に参加者を募集し、各界で御活躍の市内外の方々を講師にお迎えし、夢を持つことや夢に向かい努力することの大切さなどについて考える機会とするものであります。参加された中学生の皆さんの夢や将来がより具体的になり、進路などを考える際の一助になることを期待しております。  続いて、「夢発見ウイーク」についてであります。  10月6日から8日までの3日間、夢発見ウイークとして市内中学生の職場体験学習を行います。8回目となる本年度は163の事業所に御協力をいただきまして、市内7つの中学校の3年生343名全員が校区を越え市内全域で体験学習を行います。事前面接において、面接官を引き受けていただいた市民の皆様や事業所の皆様、また保護者の皆様の御協力、御理解に心より感謝申し上げます。  カタリ場授業や自分をつくる楽校、幸雲南塾inさんべなどを通じ自分の未来を自分自身に問いかけ、将来の夢や希望をさらに明確にしてくれることを期待しております。  続いて、成人式における戦後70年の取り組みについてであります。  本年度の成人式は、去る8月14日、三刀屋文化体育館アスパルにおいて開催をしたところであります。当日は324名の参加があり、新成人を代表して大東町の植木竜次さんは、戦後70年という節目の年に成人式を迎えるに当たり、これまでの歴史をもう一度振り返り、よりよい日本の発展に少しでも貢献することや、永井隆博士の残された「平和を」「如己愛人」の言葉を今こそ再認識し、この思いを次世代へつなげることが自分たちに課せられた責務であるとの誓いを述べられ、新成人の力強い決意に深く感銘したところであります。  さらに、平和のとうとさを考えるきっかけとして、昨年度の永井隆平和賞高校生の部の最優秀作品を配付するとともに、新成人による平和への寄せ書きなどを実施したところであります。また、このほかに雲南市遺族会の御協力によりまして、パネル展も実施いただいたところであります。  続いて、第25回島根県雲南市永井隆平和賞についてであります。  戦後・被爆70年の節目を迎える中、本年の永井隆平和賞は来る今月13日に三刀屋文化体育館アスパルで開催いたします。節目の年にふさわしく、全国13都道府県から「愛」と「平和」の作文及び小論文の応募が昨年を330点上回る1,500点ありました。当日は午前中に中高生や大学生、一般の皆様の参加を得まして「平和をテーマとした熟議」を行い、午後には最優秀作品の表彰式と本人による作品の朗読、さらに記念イベントとして本年度末をもって閉校となる飯石小学校児童の皆さんによる平和学習についての発表を行います。この発表では、1年置きに開催されてきました永井博士と縁のある長崎市立山里小学校との交流活動の様子を初め飯石小学校の平和学習の取り組みを発表し、また雲南市遺族会の御協力によるパネル展示も計画しておりますので、多くの市民の皆様の御来場をお待ちいたしております。  続いて、スポーツにおける市内の子供たちの活躍についてであります。  まず、7月24日から26日にかけて開催されました第32回全国少年少女レスリング選手権大会に加茂B&Gレスリングクラブから6名が出場されまして、加茂小学校の黒田佳吏夫さん、亜武琉さん兄弟と、松江市からこのレスリングクラブに通う小野正之助さん、こなみさん兄妹(きょうだい)の4名が優勝、加茂小学校の鳥目裕太さんと佐世小学校の錦織楓真さんがともに第3位と、6名全員が入賞される快挙をなし遂げられました。また、8月に開催された全国大会に掛合中学校から柔道で白菊湧大選手、同じく女子柔道で木次中学校の藤原夢瑠選手、相撲団体で掛合中学校が出場されたことを初め夏の高校野球大会で大東高校が準優勝するなど、県大会や中国大会でも雲南市の子供たちが活躍し、市内は大きく盛り上がったところであります。改めて選手の皆様の健闘をたたえるとともに、さらに鍛錬をされ、心身ともに成長されることを期待するものであります。  続いて、第90回大東陸上競技大会についてであります。  大正5年に始まった大東陸上競技大会も第90回の記念大会を迎えることになり、来る今月27日に大東ふれあい運動場陸上競技場で開催いたします。今大会は、90回大会を記念し特別招待選手としてアテネ、北京、ロンドンオリンピックのやり投げ日本代表で2009年ベルリン世界陸上競技選手権大会において銅メダルを獲得されました村上幸史選手をお招きし、当日はやり投げのデモンストレーションを披露いただくほか、前日には同会場においてやり投げ体験教室を開催する予定としております。ぜひ多くの市民の皆様にごらんいただきたいと思います。  次に、「挑戦し活力を産みだすまち」に関する政策についてであります。  まず、雲南市産業振興条例に基づく企業立地計画の認定について述べます。  本年度7月、8月に増設1件、新規2件の計3件を認定し、延べ認定件数は38件となりました。増設の認定では、三刀屋町殿河内で昭和50年から自動車部品を製造する三刀屋金属株式会社による自動車の走行性能の向上に資する材料の軽減化を図る大型プレスラインの新設計画を、続いて新規の認定として浜田市に本社がある株式会社デルタ・シー・アンド・エスが大東町新庄で自動車用シート表皮の製造を行う計画を、そして新規もう1件はソフトウエア産業としては初めてとなります東京都内でシステム開発事業を展開する株式会社フランジア・ジャパンによる掛合町掛合でのオフィスの新設計画を認定したところであります。いずれの計画も産業振興と雇用創出に大きく寄与するものと期待しておりまして、引き続き積極的に企業誘致と企業立地の推進に努めてまいります。  続いて、神原企業団地構想についてであります。  尾道松江線の全線開通により、山陰と山陽、さらには四国までが高速道路網で結ばれ、これら地域間の企業取引や新規顧客の獲得が進むものと見込まれております。さらに、先ほど述べましたスマートインターチェンジの調査箇所の決定により、隣接する神原企業団地の有用性はより一層高まりを見せていることから、スマートインターチェンジを含めたより利便性の高い企業団地とすることで企業誘致をさらに積極的に進めてまいります。  続いて、農業の振興についてであります。  米価下落に加えて高齢化や獣被害など農業を取り巻く情勢は大変厳しくなっており、これらの解決へ向けてまずは稲作経営で安定がその第一歩であると考えます。そこで、飼料用米、米粉用米の作付をより一層推進することにより主食用米との複合戦略をさらに進めるとともに、主食用米の価値を高める新たなブランド米の産地づくりを推進していく計画であります。  これらの取り組みに当たっては、市内全体での作付調整や補助制度の有効活用が重要であるとともに、認定農業者や集落営農組織との強い連携と意思統一が大切となりますので、今後この連携組織の設立を受け、ブランド米の取り組みに力を注いでまいります。  続いて、野生鳥獣を食肉として活用するジビエ活用事業についてであります。  市内ではイノシシによる農作物等への被害が深刻であり、年間1,000頭を超えるイノシシを捕獲しておりますが、その大部分は廃棄されているのが現状であります。こうした中、農作物被害の軽減と地域活性化の両面から捕獲したイノシシを地域の資源と捉えた特産品として肉の有効活用を図るため、イノシシ食肉解体処理施設の整備に向けた検討に着手することといたしました。本年度におきましては、施設運営に意欲のある市民の方に参画いただき、施設規模や施設整備場所等の検討を図ることとしております。  続いて、国民宿舎清嵐荘の改築整備についてであります。  国民宿舎清嵐荘は、市内唯一の公設温泉宿泊施設としてこれまで大きな役割を果たしてまいりましたが、老朽化が進んでいるため、昨年度策定した改築整備等に関する基本計画に基づき、出雲湯村温泉の良質な湯を活用した宿泊観光・交流拠点施設としてリニューアルすることとしております。本年度は公募型プロポーザルによる基本設計及び新施設の管理運営計画策定業務を行う事業者を選定することとしており、去る7月に第1回策定委員会をそれぞれ開催いたしました。今後、基本設計事業者と管理運営計画策定業務受託者を決定し事業規模や事業費の精査等を進め、平成30年度中の工事完了と開業を目指して取り組んでまいります。  続いて、映画「たたら侍」についてであります。  来年秋の公開予定である映画「たたら侍」は、錦織良成監督のもとEXILEのHIRO氏がエグゼクティブプロデューサーとして初めて映画制作にかかわることから、大きな注目を集めております。こうした中、メーンロケ地のオープンセットが雲南市内に設置され、去る8月16日にクランクイン安全祈願祭が行われたところであります。この映画制作を引き続き支援し、雲南の魅力を発信してまいります。  続いて、プレミアム商品券の発売についてであります。  このたび発行する商品券は、1枚500円券12枚をワンセットとし、お一人様8セット、1世帯24セットまでを上限として購入予約の申し込みが行われたところであります。商品券の引きかえ期間は9月28日から10月9日までであり、10月1日から11月30日までの2カ月間御利用いただけます。今回は国の経済対策を活用し、市内の消費喚起につながるよう、発行総額を例年の2倍となる2億4,000万円にしております。  続いて、プレミアムカタログギフトについてであります。  プレミアム商品券と同じく国の経済対策を活用し、市内の消費喚起と本市の食品、農林水産物、工芸品を初めとするものづくり支援を目的に市として初めて取り組みます。通常価格6,000円のカタログギフトを1,000部作成し、10月中旬よりプレミアム価格5,000円で販売いたします。市内のこだわりの逸品が満載されたカタログギフトでございますので、ぜひお歳暮や年末年始の御挨拶などに御利用いただければと考えております。  続いて、中心市街地活性化事業についてであります。  中心市街地活性化基本計画の策定につきましては、本年度内の国の認定を目指し鋭意取り組みを進めており、去る8月26日には第2回の中心市街地活性化協議会が開催され、より具体化した計画案について議論がなされたところであります。  また、同28日には中心市街地活性化に向けたチャレンジ雲南シンポジウムが開催され、市民の皆様の関心の高まりとまちづくりへの参加の契機としたところでございます。本年12月までの計画取りまとめに向け、魅力的でかつ具体性、実効性を備えた基本計画となるよう、商工会や中心市街地活性化協議会、また関係する国の省庁との協議、連携をさらに進めてまいります。  続いて、ショッピングセンターサン・チェリヴァの後継事業者の確保に向けての取り組みについてであります。  サン・チェリヴァの事業廃止に伴い、平成9年にイズミヤ株式会社と締結しておりました基本協定に基づき、雲南市は去る6月1日に4階建ての建物のうち1階から3階までを無償で譲り受けました。これまで無償譲渡を受けた階を含めた全館利用による商業機能の維持、継続が図られるよう後継事業者の確保に向けた取り組みを進めてきた結果、先般、キーテナントとして松江市の株式会社マルマンからの出店表明がございました。今後、来春のオープンを目指しましてほかのテナントの入店調整や施設の改修を行ってまいります。  最後に、行政経営についてであります。  まず、市役所新庁舎建築について述べます。  昨年4月から進めてきました新庁舎建設工事は、予定どおり去る8月20日に完了いたしました。新庁舎は、市民の皆様が利用される機会の多い窓口部門を1階、2階に配置し、各階の見通しのよい吹き抜けによって建物全体をわかりやすくしております。また、プライバシーに配慮した気軽に相談できる相談室を各階に設置しております。今まで以上に市民サービスの向上につながるものと考えております。今後、10月13日から新庁舎で業務を開始し、11月1日には竣工記念式典を行うこととしております。  続いて、財政状況についてであります。  初めに、本議会に平成26年度決算を提出しておりますが、普通会計の歳出決算は312億8,400万円となり、前年度比3.5%の増となりました。しかしながら、財政調整基金、減債基金の繰り入れは行わず引き続き収支均衡が保たれ、財政健全化比率については実質公債費比率が対前年度比1.2ポイント減の13.4%となり、改善が図られました。  また、かねてより雲南市が岡山県真庭市、美作市、広島県安芸高田市へ呼びかけ4市による国への要望がきっかけとなり、多くの自治体が参加して総務省に要望しておりました地方交付税の合併算定がえ終了後の算定見直しについて、国全体で削減予定額9,500億円のうち、6,700億円が復元されることになった一本算定の見直しが今年度から開始されることになりました。この結果、雲南市の場合、平成27年度は支所に要する経費に加えて消防費、清掃費についても算定され、合計で約7億8,900万円の復元額となりました。平成28年度以降も引き続き保健衛生費等の費目について制度改正が行われ、平成32年度には最終的に減額予定総額30億7,000万円のうち20億2,000万円が復元される見込みとなっており、今後の財政運営につきましては引き続き健全財政の維持、強化に努めてまいります。  続いて、補正予算についてであります。  一般会計は起債道路整備事業5,000万円、道路維持補修事業4,800万円、公共施設小規模修繕事業2,000万円、介護施設開設準備経費補助金1,700万円、番号制度導入事業1,600万円、木次経済文化会館管理事業1,600万円、雲南市飯南町事務組合負担金、清掃事業関係でございますが1,600万円、市民バス整備事業1,200万円、大東公園管理事業1,100万円、前年度各種事業補助金返還金2,300万円、地方債の繰り上げ償還1億4,300万円の追加などを計上しております。  また、特別会計等におきましては、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、簡易水道事業特別会計、水道事業会計、工業用水道事業会計、病院事業会計、それぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。  そのほか、議案として条例11件、一般事件3件、認定11件、諮問事項1件、報告事項7件を提出しておりますので、慎重に御審議をいただき、可決賜りますようお願いを申し上げ、開会に当たっての施政方針といたします。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で市長の施政方針を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。              午前10時08分休憩     ───────────────────────────────              午前10時20分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 先ほど述べました施政方針の中で、8月14日開催いたしました成人式で誓いの言葉を述べられました植田竜次さんのお名前を植木竜次さんと申し上げておりました。訂正し、謹んでおわび申し上げます。まことに申しわけございませんでした。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 提案理由の説明 ○議長(藤原 信宏君) 日程第6、提出者から提案理由の説明を求めます。  副市長。 ○副市長(藤井 勤君) それでは、提案理由の説明に入らせていただきます。  私のほうから、議案第79号から議案第90号までの12案件につきまして提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第79号 雲南市役所の位置を変更する条例の制定について     ───────────────────────────────  新庁舎がいよいよ完成し、いよいよ10月には庁舎を移転することに伴いまして、市役所の位置を変更する条例を制定するもので、議会の議決を求めるものであります。
     また、施行にあわせ福祉事務所の位置の変更と現行条例の廃止もお願いするものであります。よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  議案第80号 雲南市庁舎会議室の市民使用に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  新雲南市庁舎の建設に伴いまして、新庁舎内の会議室を市の事務事業に支障のない範囲で市民等の使用に供するため条例の制定が必要になることから、議会の議決を求めるものであります。  使用していただく場所は会議室でございまして、これは2階の会議室あるいは1階のホールということにいたしております。     ───────────────────────────────  議案第81号 雲南市職員定数条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  地域医療の確保に重要な役割を果たしております雲南市立病院でございますが、地域住民に対して良質な医療を継続的に提供してその期待に応えていくためには、まずこの経営基盤を強化をして経営の健全化を確保する。同時に、医師を初めとする医療スタッフの確保が必要不可欠でありまして計画的に採用していくということで、現行255名を20名ふやして275名とするものであります。一応今のところ医師を5名の増、看護関連の職員を2名の増、医療技術関連職員13名の増、都合20名の増員をするものであります。     ───────────────────────────────  議案第82号 雲南市個人情報保護条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  いわゆる番号法の施行に伴うものでございまして、今定例会、条例の一部改正が5本、それから新たに条例制定が1本の計6本を提案をさせていただいております。その一つであります。  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律、いわゆる番号法が来月から施行され、マイナンバー制度がスタートすることになります。これに伴いまして個人情報保護条例の整備を図る必要があるということで、条例の改正をお願いするものであります。特に新しく特定個人情報、個人情報に個人番号を記載した情報を特定個人情報と言っております。これらの取り扱いの規定、また個人情報の消去、停止に関する規定などを盛り込んでおるところでございます。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第83号 雲南市手数料徴収条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても番号法の施行に伴いまして、個人番号の記載されている通知カード及び個人番号カードの再発行手数料を定めるというものでございます。通知カードの再発行手数料が500円、個人番号カード再発行手数料800円ということにいたしております。     ───────────────────────────────  議案第84号 雲南市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について     ───────────────────────────────  これにつきましても、番号法の施行に伴いまして個人番号の独自利用及び他機関との情報連携を行う場合、条例によって規定する必要があることから、条例を新しく制定するものであります。  主には3点ございまして、番号法に掲げられていない事務におきまして個人番号を利用する場合、独自利用ということでございます。2点目が同一機関内で特定個人情報の授受を行う場合、これがいわゆる庁内連携。例えば国民健康保険事務で個人番号のついた税情報を活用する場合。それから3点目が同一地方公共団体内の他の機関への特定個人情報の提供ということで、例えば市長部局の特定個人情報を教育委員会で活用する場合。こういうことについて、新しく規定をして条例制定をするものでございます。     ───────────────────────────────  議案第85号 雲南市消費生活センター条例の制定について     ───────────────────────────────  これまでは消費生活センターは規則を設置していたものでございますが、消費者安全法の改正に伴いまして消費生活センターの組織及び運営に関する事項等について条例化をすることが求められたことから、新しく条例制定をするものであります。消費生活相談員あるいは職員に対する研修機会の確保、消費生活相談等の事務の実施によって得られた情報の安全管理などについて新しく規定をするものであります。     ───────────────────────────────  議案第86号 雲南市税条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても番号法の施行に伴うものでございまして、施行の期日が平成28年1月1日とされたこと、また各税目の減免申請の期限につきまして申請者の利便性等を考慮する観点から減免申請期限を改める必要が生じたことに伴いまして、条例の改正をお願いするものであります。     ───────────────────────────────  議案第87号 雲南市国民健康保険条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても、番号法に掲げる規定の施行の日が平成28年1月1日とされたこと、及び国保の減免申請期限につきまして申請者の利便性等を考慮する観点から減免申請期限を改める必要が生じたことに伴いまして、一部改正をお願いするものでございます。     ───────────────────────────────  議案第88号 雲南市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましても、番号法に掲げる規定の施行の日が平成28年1月1日とされたことに伴いまして、雲南市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正するものであります。     ───────────────────────────────  議案第89号 雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  ことしの3月定例会で、本条例の一部改正の議決をいただいたところであります。定住促進住宅木次東団地・加茂中団地への市外から入居する子育て世帯に対する家賃減額支援を平成27年4月から実施をしております。子供と同居する世帯が市外から入居された場合、15歳、中学生以下までの子供一人に対し5,000円を3年間減額することとしました。ただし、子供3人が上限としております。しかし、減額の対象を15歳、中学生以下までとしていますが、条例からは15歳を超えた場合、中学校卒業後も子供と読み取れることから「子ども」の定義の明確化を行うこととしました。また、15歳を超えた場合、中学校卒業後や別居等により減額の対象から外れる場合の定義がないため、明確化することとしたところであります。よろしくお願いをいたします。     ───────────────────────────────  議案第90号 雲南圏域1市2町障害支援区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する規約について     ───────────────────────────────  今回の改定は、第3条の市役所の住所変更のためであります。これにつきましては1市2町で共同設置をしておりますので、今回もこの雲南市それから奥出雲町さん、飯南町さん同時に議会へ提出をお願いしているところでございます。  以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) それでは、私のほうから議案第91号、92号について提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第91号 平成26年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について     ───────────────────────────────  今回の議案につきましては、行政実例において決算の認定としての議決を利益の処分の議決とみなすことはできないが、便宜上地方公営企業法第30条の規定に基づいて作成する剰余金処分計算書をもって決算の認定の議決とあわせて利益の処分の議決を受けることは差し支えないとされております。したがいまして、平成26年度水道事業会計決算については、決算の認定にあわせて利益の処分の議決を受けることとしたものでございます。  それでは、決算書のほうをお開きいただきたいと思います。平成26年度雲南市水道事業決算書1ページをお願いいたします。  (1)収益的収入及び支出。区分の款と主要な部分についてのみ説明をさせていただきます。金額は税込みでございます。  収入でございますが、第1款水道事業収益、予算額合計9億1,683万6,000円、決算額9億2,685万7,683円、予算額に比べて1,002万1,683円の増でございます。増額の内訳は、営業収益が449万8,064円の増で、主には水道料の増となっております。営業外収益は552万3,210円の増で、主には会計制度見直しにより固定資産を精査した結果、長期前受け金戻入が増加したことによるものです。  次に、支出でございますが、第1款水道事業費用、予算額合計8億8,785万8,000円、決算額8億5,283万8,038円、不用額3,501万9,962円でございます。不用額の主なものは、営業費用で3,441万9,429円。内訳として、原水及び浄水費を初めとして事務費、維持管理経費等の精算により1,710万3,000円、減価償却費1,040万円、資産減耗費691万4,000円となっております。予備費については使っておりませんので、全て不用額となっております。  続きまして、2ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出です。  収入でございますが、第1款資本的収入、予算額合計1億7,408万5,000円、決算額1億7,081万265円、予算額に比べ327万4,735円の減であり、企業債、工事費等の負担金、固定資産売却代金の減によるものでございます。  次に支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計5億6,730万1,000円、決算額5億3,786万8,451円、翌年度繰越額1,810万8,000円となり、不用額が1,132万4,549円となりました。建設改良費精算によるものでございます。  枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3億6,705万8,186円は過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,066万5,045円、過年度分損益勘定留保資金3億5,639万3,141円で補填したところでございます。  収支ですが、4ページ、損益計算書の最後のほうをごらんいただきたいと思います。当年度純利益は6,073万956円の黒字となり、前年度繰越利益剰余金3,330万3,258円、その他未処分利益剰余金変動額6億1,486万8,224円を加えました7億890万2,438円が当年度未処分利益剰余金となりました。  続いて6ページ、剰余金処分計算書(案)でございます。こちらが今回の利益の処分内容でございます。先ほど御説明いたしましたように、平成26年度未処分利益剰余金残高は7億890万2,438円となりましたが、未処分利益剰余金変動額6億1,486万8,224円及び当年度純利益6,073万956円、合計6億7,559万9,180円を資本金に組み入れる処分で、処分後の残高は3,330万3,258円となるものでございます。  この資本金に組み入れ予定の未処分利益剰余金変動額は、会計制度見直しに伴いみなし償却が廃止されたことによりまして、これまで補助金等によって取得してきた資産のうち減価償却の対象である資産について、既に償却された部分に見合う資本剰余金の額を未処分利益剰余金に振りかえたものであります。また、当年度純利益につきましても、会計制度見直しに伴って固定資産の取得に伴い交付された補助金等について、長期前受け金として負債に計上した上で減価償却見合い分として順次収益化して営業外収益として計上したため、大きく収益が増加したことによるものであります。  したがいまして、この2つの未処分利益についてはいずれも既に固定資産に投入されており資金の裏づけのないものであることから、今回資本金に組み入れることとしたものでございます。  続いて7ページ、貸借対照表、13ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんをいただきたいと思います。  水道事業の決算については以上でございます。  続いて、議案第92号です。     ───────────────────────────────  議案第92号 平成26年度雲南市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について     ───────────────────────────────  この議案につきましても、決算の認定にあわせて利益の処分の議決を受けることとしたものでございます。  決算書は先ほどの水道事業会計決算書の後ろにつけております。1ページをお開きいただきたいと思います。重立った点についてのみ説明をさせていただきます。  (1)収益的収入及び支出。款及び主な項目のみ説明をさせていただきます。金額は税込みです。  収入でございますが、第1款水道事業収益、予算額合計5,047万3,000円、決算額5,168万1,087円、予算額に比べ120万8,087円の増です。増額の主なものは営業外収益が131万6,000円の増で、会計制度見直しにより固定資産を精査した結果、長期前受け金戻入が増加したことによります。  次に支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計7,376万1,000円、決算額6,815万5,192円、不用額560万5,808円となりました。不用額の主なものは営業外費用の530万6,000円で、配水及び給水費精算による減及び減価償却費の減となっております。予備費については使っておりませんので、全て不用額となっております。  続きまして、2ページをお願いいたします。(2)資本的収入及び支出。収入はございませんでした。  支出ですが、第1款資本的支出、予算額合計3,266万8,000円、決算額3,266万7,836円、不用額は164円となりました。全額を企業債償還元金に使用しております。  枠外の説明ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,266万7,836円は過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額31万4,548円、過年度分損益勘定留保資金3,235万3,288円で補填をしております。  続いて3ページ、損益計算書の最後のほうをごらんいただきたいと思います。収支でございますが、当年度純損失は1,647万4,307円の赤字となり、この欠損金の処分については地方公営企業法に基づき前年度繰越利益剰余金2,865万5,932円で補填をするもので、この残余にその他未処分利益剰余金変動額19万2,074円を加えました1,237万3,699円が当年度未処分利益剰余金残高となります。  続きまして5ページ、剰余金処分計算書(案)でございます。こちらが今回の利益の処分内容でございます。  先ほど御説明いたしましたように、平成26年度未処分利益剰余金残高は1,237万3,699円となりましたが、水道事業会計でも御説明いたしましたように未処分利益剰余金変動額につきましては資金の裏づけがないものでございますので、資本金に組み入れる処分をするもので、処分後の残高は1,218万1,625円となるものでございます。  6ページ、貸借対照表、11ページ以降は附属書類でございますが、後ほどごらんをいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第93号 平成27年度雲南市一般会計補正予算(第3号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田統括危機管理監。           〔議案第93号 統括危機管理監説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。            〔議案第93号 政策企画部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。            〔議案第93号 市民環境部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。            〔議案第93号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。           〔議案第93号 子ども政策局長説明〕
    ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。            〔議案第93号 産業振興部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 森田建設部長。簡潔に説明をお願いします。             〔議案第93号 建設部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。            〔議案第93号 上下水道部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。             〔議案第93号 教育部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 提案理由の説明の途中でありますが、ここで暫時休憩とし、午後1時5分から再開します。               午後0時04分休憩     ───────────────────────────────               午後1時03分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。  後山市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第94号 平成27年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。            〔議案第94号 健康福祉部長説明〕 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。               〔市民環境部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第95号 平成27年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 稲田上下水道部長。水道局長。             〔水道局長兼上下水道部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第96号 平成27年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  議案第97号 平成27年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号)  議案第98号 平成27年度雲南市工業用水道事業会計補正予算(第1号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 田中市立病院事務部長。              〔市立病院事務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第99号 平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 古林会計管理者。 ○会計管理者(古林 茂君) それでは、認定第1号から認定第10号までの10件を説明いたします。     ───────────────────────────────  認定第1号 平成26年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  予算執行に当たりましては、地方自治法及び雲南市予算執行方針に基づきまして、効率的な執行に努めてまいりました。その結果、一般会計、特別会計ともに黒字決算となったところであります。  それでは、平成26年度一般会計・特別会計歳入歳出決算書をお開きください。決算書の歳入合計、歳出合計を読み上げて説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  決算書の1ページのほうからです。平成26年度一般会計歳入歳出決算書。歳入。合計額は3ページのほうをお開きください。歳入合計、予算現額315億3,664万1,000円、調定額312億9,588万8,980円、収入済み額311億6,888万6,108円、不納欠損額780万5,072円、収入未済額1億1,919万7,800円。  次に、5ページです。歳出。歳出合計、予算現額315億3,664万1,000円、支出済み額307億5,079万5,585円、翌年度繰越額5億2,323万2,000円、不用額2億6,261万3,415円。歳入歳出差し引き残額4億1,809万523円。  次ページから事項別明細書をつけておりますので、ごらんをいただきたいと思います。  それでは、64ページのほうをお開きください。平成26年度一般会計実質収支に関する調書。歳入総額、歳出総額、歳入歳出差し引き額につきましては、先ほど申し上げましたとおりです。翌年度へ繰り越すべき財源、計1億5,219万1,000円、実質収支額2億6,589万9,000円でございます。  次に、認定第2号です。     ───────────────────────────────  認定第2号 平成26年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書65ページです。平成26年度国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算書。歳入。合計額は66ページをお開きください。歳入合計、予算現額46億8,983万6,000円、調定額47億5,574万2,330円、収入済み額46億9,545万3,399円、不納欠損額1,057万4,522円、収入未済額4,971万4,409円。  次に、68ページです。歳出。歳出合計、予算現額46億8,983万6,000円、支出済み額46億695万219円、翌年度繰越額はございません。不用額8,288万5,781円。歳入歳出差し引き残額8,850万3,180円。  82ページをお開きください。平成26年度国民健康保険事業特別会計(事業勘定)実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額8,850万3,000円。  次に、83ページをごらんください。平成26年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額1億3,674万5,000円、調定額1億3,057万2,466円、収入済み額1億3,057万2,466円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。  次ページです。歳出。歳出合計、予算現額1億3,674万5,000円、支出済み額1億2,918万2,679円、翌年度繰越額はありません。不用額756万2,321円。歳入歳出差し引き残額は138万9,787円。  次に、90ページです。平成26年度国民健康保険事業特別会計(直営診療施設勘定)実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額138万9,000円。  次に、認定第3号です。     ───────────────────────────────  認定第3号 平成26年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書91ページです。平成26年度後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額10億5,738万7,000円、調定額10億5,616万7,280円、収入済み額10億5,569万2,010円、不納欠損額1,890円、収入未済額47万3,380円。  次ページです。歳出。歳出合計、予算現額10億5,738万7,000円、支出済み額10億4,820万9,705円、翌年度繰越額はありません。不用額917万7,295円。歳入歳出差し引き残額748万2,305円。  97ページをお開きください。平成26年度後期高齢者医療事業特別会計実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額748万2,000円です。  次に、認定第4号です。     ───────────────────────────────  認定第4号 平成26年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書98ページです。平成26年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額479万円、調定額485万47円、収入済み額479万1,432円、不納欠損額はありません。収入未済額5万8,615円。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額479万円、支出済み額477万6,610円、翌年度繰越額はありません。不用額1万3,390円。歳入歳出差し引き残額1万4,822円。  102ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額1万4,000円です。  次に、認定第5号です。     ───────────────────────────────  認定第5号 平成26年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書103ページです。平成26年度簡易水道事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額5億145万5,000円、調定額5億81万7,244円、収入済み額4億9,836万6,699円、不納欠損額17万8,290円、収入未済額227万2,255円。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額5億145万5,000円、支出済み額4億9,699万750円、翌年度繰越額はありません。不用額446万4,250円。歳入歳出差し引き残額137万5,949円です。  109ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額137万6,000円です。  次に、認定第6号です。     ───────────────────────────────  認定第6号 平成26年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書110ページです。平成26年度生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額25億2,328万1,000円、調定額25億2,875万2,043円、収入済み額25億524万2,326円、不納欠損額25万6,783円、収入未済額2,325万2,934円。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額25億2,328万1,000円、支出済み額25億82万7,021円、翌年度繰越額、ありません。不用額2,245万3,979円。歳入歳出差し引き残額441万5,305円です。  122ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額441万5,000円です。  次に、認定第7号です。     ───────────────────────────────  認定第7号 平成26年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書123ページです。平成26年度財産区特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額77万8,000円、調定額33万7,845円、収入済み額33万7,845円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額77万8,000円、支出済み額33万6,361円、翌年度繰越額はありません。不用額44万1,639円。歳入歳出差し引き残額1,484円。  127ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額2,000円。  次に、認定第8号です。     ───────────────────────────────  認定第8号 平成26年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書は128ページです。平成26年度土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額5億3,970万円、調定額5億2,017万4,960円、収入済み額5億2,017万4,960円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額5億3,970万円、支出済み額5億1,976万8,130円、翌年度繰越額1,967万円、不用額26万1,870円。歳入歳出差し引き残額40万6,830円です。
     132ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額40万7,000円です。  次に、認定第9号です。     ───────────────────────────────  認定第9号 平成26年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書133ページです。平成26年度ダム対策事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額1億1,805万7,000円、調定額1億1,542万8,557円、収入済み額1億1,542万8,557円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額1億1,805万7,000円、支出済み額1億1,523万8,249円、翌年度繰越額はありません。不用額281万8,751円。歳入歳出差し引き残額は19万308円です。  138ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額19万1,000円です。  次に、認定第10号です。     ───────────────────────────────  認定第10号 平成26年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  決算書は139ページです。平成26年度清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算書。歳入。歳入合計、予算現額1億1,612万8,000円、調定額1億1,533万8,899円、収入済み額1億1,533万8,899円、不納欠損額、収入未済額ともにありません。  次ページ、歳出です。歳出合計、予算現額1億1,612万8,000円、支出済み額1億1,527万4,162円、翌年度繰越額はありません。不用額85万3,838円。歳入歳出差し引き残額は6万4,737円です。  143ページをお開きください。実質収支に関する調書。翌年度へ繰り越すべき財源はありません。実質収支額6万5,000円です。  説明については以上です。慎重なる御審議の上、認定いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 田中市立病院事務部長。 ○市立病院事務部長(田中 稔君) 済みません。決算書の前に、1点訂正をさせていただければと思います。先ほど器械器具のところ、パルスホルミウム・ヤグレーザー、これを整形外科と申し上げたみたいでございまして、泌尿器科で使う器械でございますので、訂正させていただければと思います。先ほど整形外科で使う器械だということで申し上げたと思うんですが、泌尿器科で使う器械だということで、訂正をさせていただければと思います。     ───────────────────────────────  認定第11号 平成26年度雲南市病院事業会計決算認定について     ───────────────────────────────  決算書のほうをごらんくださいませ。1ページのほうでございます。平成26年度雲南市病院事業会計決算報告書。1、収益的収入及び支出。収入でございます。第1款病院事業収益、決算額41億8,382万1,148円、予算に比べ決算額の増減5,765万5,148円。支出。第1款病院事業費用、決算額42億9,022万1,431円、不用額6,991万4,569円。  2ページのほうをごらんくださいませ。2、資本的収入及び支出。収入。第1款資本的収入、決算額6億3,972万6,000円、予算額に比べ決算額の増減でございますが、1,079万8,000円の減。支出。第1款資本的支出、決算額7億4,617万3,701円、不用額1,156万299円。  欄外でございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額1億644万7,701円は、過年度分損益勘定留保資金8,355万1,569円、繰越工事資金750万円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,539万6,132円で補填をしております。  3ページのほうをごらんいただければと思います。平成26年度雲南市病院事業会計損益計算書でございます。1、医業収益33億6,674万3,007円。2、医業費用36億5,494万7,447円、医業損失2億8,820万4,440円。3、医業外収益4億6,243万8,628円、医業外費用、4ページのほうをごらんいただければと思います。2億146万4,024円。5、訪問看護収益5,606万2,248円。6、訪問看護費用5,996万6,355円。7、療養病床収益2億4,487万6,356円。8、療養病床費用1億8,096万4,460円、経常利益3,277万7,953円。特別利益4,052万9,000円。10、特別損失1億7,970万7,236円、当年度純損失1億640万283円、前年度繰越利益剰余金6,645万7,185円、その他未処分利益剰余金変動額8,033万1,280円、当年度未処分利益剰余金4,038万8,182円。  飛びまして、11ページをごらんいただければと思います。平成26年度雲南市病院事業報告書でございます。1、概要。総括事項、イの一般事項を申し上げます。  平成26年度は、国の医療制度改革、診療報酬改定、公営企業会計の見直し、消費税アップなど、厳しい病院運営となりましたが、病床利用率において88.3%、回復期リハビリテーション病床92.1%、介護療養病床87.6%の病床利用率の維持と地域包括ケア病棟43床の病床再編が功を奏しまして、経常収支は3,277万8,000円の黒字となり、3期連続の黒字計上が図れたところでございます。当期損益は、公営企業会計の見直しによる賞与の繰入額など特別損失によりまして1億6,400万円の当期純損失となりました。また、一番重要視しております内部留保資金は、単年度で1億5,701万2,000円の蓄積により、繰越内部留保資金は10億5,352万8,000円となり、健全経営の基盤が図れてきたところでございます。  病院建設につきましては、平成26年3月に取りまとめた基本設計に基づく実施設計と病院建設を進める上で必要な関係法令の許可認可手続を行ったところでございます。今後も雲南医療圏域の医療を守り、安心・安全・良質な医療の継続を提供できるよう、引き続き経営努力をしてまいります。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 谷戸代表監査委員。              〔代表監査委員監査報告〕 ○議長(藤原 信宏君) 提案理由の説明の途中でありますが、ここで10分間休憩いたします。               午後2時22分休憩     ───────────────────────────────               午後2時34分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  引き続き提出者から提案理由の説明を求めます。  長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第13号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。               〔産業振興部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第14号 雲南都市開発株式会社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第15号 公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第16号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。               〔産業振興部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第17号 市有林の信託に係る事務処理状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第18号 平成26年度健全化判断比率の報告について  報告第19号 平成26年度資金不足比率の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第7、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算及び認定の3区分について分けて行います。  最初に、議案第79号、雲南市役所の位置を変更する条例の制定についてから議案第89号、雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例についてまでの条例11件、議案第90号、雲南圏域1市2町障害支援区分認定審査会共同設置規約の一部を変更する規約についての規約1件、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問1件、報告第13号、株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告についてから報告第19号、平成26年度資金不足比率の報告についてまでの報告議案7件、計20件の条例その他について行います。  質疑はありませんか。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 条例2件について質問いたします。  まず、議案第79号、雲南市役所の位置を変更する条例の制定について。いよいよ庁舎の移転と、こういうことですが、その位置を雲南市木次町里方521番地1と、ここへ変えると、こういうことですが、あそこの新しい庁舎のところに、敷地には複数の番地があるというふうに認識しております。その複数の番地は合筆されたでしょうか。されてないとすれば、その中の521番地の1を採用される、その理由は何でしょうか。その点についてお尋ねいたします。  次に、議案第80号、雲南市庁舎会議室の市民使用に関する条例の制定について。新しくできる庁舎の会議室、それからフロア等について、市民の皆さんに使ってもらうと、こういう内容ですけれども、その中の第6条、使用の承認、ここで見ますと、それぞれ営利目的はだめですよとか、それから秩序または善良な風俗に反するおそれがある場合はだめですよ等々書いてありますけれども、中には会議の中で飲食の関係が出てくる可能性があるわけですが、飲食関係については全くこれ触れてないわけです。特に飲酒、それからそのほか、たばこ、喫煙ですね、これらについて全く触れてないわけですが、これらはどのような扱いにされるのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 2点御質問いただきました。  まず、79号の市役所の位置の関係ですけれども、合筆については、まだこれからというところでございます。521番地を採用した理由ですけども、この地番が一番若い番号でしたので、この地番を採用をしたところでございます。  それから、議案の80号のところで、利用の承認の条件の関係ですけども、これ条例ですけども、あと規則を設けるようにしております。その規則の中で利用者の遵守すべき事項という中で、一つに、飲酒、喫煙または火気を使用しないことということで、これを遵守しなければならないということにしていますので、飲酒、喫煙についてはしてはならないということで考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 議案第80号については、それで規則で対応すると、こういうふうに理解いたしました。  79号ですけれども、これについては、複数の番地があるのを521番地1に合筆をすると、こういう考えであるというふうに理解しましたが、それでよろしいでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 521番地の1の合筆につきましては、可能であればそのようにしてまいりたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 議案第80号について伺います。  第3条に、使用の対象者ということで、会議室を使用できる者は次のとおりとするとありますが、市内に所在する団体等々書いてありますけれども、例えば政治的な団体とか宗教的な団体、そういった方も使用できるということでよろしいでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 政治、宗教の関係ですけれども、このことにつきましても、利用者の遵守すべき事項のところで、営利行為及び政治、宗教等特定の主義主張に基づく利用はしないことということで規制をしたいと考えております。
    ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  白築君。 ○議員(5番 白築 俊幸君) 私も80号をちょっとお聞きします。  民間に、市民に貸し出すというのはいいのかもしれませんが、この会議室そのものはやっぱり市の内部で使うのが、そのためにつくってあると思うんです。市民に貸し出しとすると、じゃあ2カ月か3カ月前にオープンにしないといけんですよね。そうすると、今さっき事務に支障のない限りとおっしゃいましたけど、2カ月か3カ月前にもう市民に貸し出しておいて、市の内部の会議なんて1週間か何ぼで決まるんじゃないかと思います。そうすると、今度は逆に市が困るようになると思います。だからこれはどっちにしても何か、そのことで、先に頼んじょいたけど市が使うからこれやめてごせと言われても市民が困るでしょうし、その辺がきちんと回るんかなと思うんですけど。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 今回、この条例につきましては、地方自治法238条の4の7項ということで、業務に支障のない範囲ということでございますので、基本的には行政の業務、これが優先するというふうに考えています。先ほどおっしゃいますように、利用を受け付けておいて、こちらがどうしても使わなければならないという場合も想定されますけども、その申し出の期間をそんなに2カ月も3カ月も前ではなくて、もう少し短くするとか、あと、こちらの行政側も計画的に利用するということで調整を図りたいというふうに思っております。  この条例につきましては、基本設計を行う中で、市民に開かれた庁舎という中でのコンセプトで出てきて、ワークショップ等も行いながら、そうした基本計画を立てて、実際の設計の中でもそうした開放を前提に、6つの部屋と玄関のところの多目的ホールをつくってますので、基本的には行政の業務が優先しますけども、そこのところ、トラブルが起きないように調整をしていきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  西村雄一郎君。 ○議員(10番 西村雄一郎君) 私も議案第80号でございまして、数点ございます。  一つは、第5条の貸し出しの使用時間の関係ですね。平日です。夜の7時から10時までということになっておりまして、平日は昼間使えないということになっております。業務の都合等もあるかもしれませんが、平日じゃないと使えないような御婦人とか、方もあるんじゃないかなというふうに思います。平日の昼を使用時間帯にしなかったのはなぜかお尋ねしたいというふうに思います。  それから、2番目は、先ほど御答弁ございました、思想・信条に基づいて行う会議、宗教、政治関係、これを規制するのを規則のほうでやるというふうにおっしゃいましたけども、思想・信条にかかわる部分でございますから、それは前面の条例でうたっておくべきものではないかなというふうに思います。市民に広くわたる条例のほうでオーケーかと。後で市まで行ったら手続中に実はこうなんですよとわかるようなことではまずいんじゃないかなというふうに思います。条例で政治的なこと、宗教的なことは禁止しておくというのが正当ではないかなというふうに思います。  3点目、3点、4点ございます。条例ですので、市民を縛るものですね。法律と同じです。概念、定義などは厳密でないといけないというふうに思います。第12条です。使用者は、市長が指示した事項を遵守し、常に善良な使用者としての注意をもって使用しなければならないと書いてありますけども、この善良な使用者、これは概念が非常に曖昧。人によって違う。実はこれは、恐らくですけども、善良な管理者という言葉が下敷きにありまして、これは法律上どのような、通常自己が払う注意とか、裁判でも決まっている注意の程度なんですね。善良な管理者としての注意という言葉に改めるのが正しいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。  それとセットなんですけども、通常の注意をして使用するわけですけども、16条です。使用者は、故意または過失によりと、こう書いてありますが、この過失のところですね。軽微な過失でも損害賠償をしていくのか。滑って転んで窓ガラスというか、ガラスを割ったような場合どうなのか。普通というか、多くは、故意または重大な過失とすべきじゃないかなというふうに思います。  都合4つですけども、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 4点いただきました。  まず、5条の平日利用の件ですけれども、平日の昼ですが、これは基本的には行政が使うということでございますので、一般の方が、女性の方が集まりやすい時間ということもありますけども、一応貸し館はほかの近隣にもございまして、そこの利用を奪うようなことがあってはならないと思いますので、平日については基本的に行政が使っていくという考えでございます。  それから、宗教、政治のことの使用の制限について、条例でうたうべきではないかということでございますけども、今回、この条例を制定するに当たりまして、先例地の条例、規則等も参考にさせていただきました。その中で、利用者の遵守すべき事項の中で、政治、宗教等の特定の主義主張に基づくような利用はしないことというふうに仕立ててございましたので、雲南市の場合も利用者の遵守すべき事項の中でうたわせていただいたということでございます。  それから、12条の善良な使用者ということですけども、善良な管理者に改めるとおっしゃいましたけど、これ使用者の一応義務でございますので、善良な使用者、常識を持って使っていただくということで、善良な使用者という表現を、ちょっと定義がはっきりとは書いてなくて申しわけないですけども、ということでございます。  それからもう一つ、16条の故意または過失については、過失の場合も重大な過失とすべきだということでございますけども、過失につきましても、ただし書きのところで市長が必要と認めるときは全部または一部を免除するということでございますので、そのときの損害がどうやって起こったのかという状況も見ながら判断をするということで、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 西村雄一郎君。 ○議員(10番 西村雄一郎君) いずれも僕は非常に疑義があると、御答弁はいただきましたけど、疑義があるなというふうに思います。ぜひ委員会でも協議をお願いしたいと思いますし、政治、宗教の部分は特に前面に出すべきじゃないかなというふうに思いますし、12条、16条の関係も、もう1回、市民を縛るものですので、厳密な定義が必要だと思うんですよね。善良な使用者というのは世の中に広く概念が行き渡っているわけじゃないですよね。善良な管理者なら、もうこれは裁判所に行っても一定の見解が出てくるわけでございますので、もう一度御考慮をお願いしたいというふうに思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 答弁よろしいですか。 ○議員(10番 西村雄一郎君) あれば。 ○議長(藤原 信宏君) 総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) それぞれさきに答弁したとおりでございますので、御理解をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  安井誉君。 ○議員(12番 安井 誉君) 会議室使用の件ですけども、この間、私たちの会でも新しく市庁舎ができたら行きて視察しようということがまとまったわけです。それでこれを読むと、そこで説明でも受けようかと思ったときに、午後の7時から10時までと書いてあると、そのほかで説明でも受けるようなところがありますか、ないですか。こげしておきますと、これはいつ行ったらええかいなということになります。それで休日は、市役所は休日だからおらんちは避けよと、休日は避けて平日にしようといったら、今度はここで規制してあると。説明を受けるとこがないだないかと思います。平日はどういうふうに、そこのとこどうなりますか。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) この条例は、もともとの市民開放ということで、市民の皆さんだけの会をするとか、そういうものを想定して定めようというものでございます。先ほど安井議員がおっしゃった例えばグループなり自治会なりで庁舎を見学したいということであれば、これは勤務時間内でももちろん対応させていただきますので、この使用というのは市民の皆さんだけでそうした例えば会をする、常会をするとか、そういうことを想定していますので、市民の皆さんが見学をしたい、あるいは庁舎の説明を聞きたいということであれば、通常の勤務時間についても対応いたします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかに。  多賀君。 ○議員(6番 多賀 三雄君) 先ほどからの質疑をお聞きしておりますと、政治的、宗教的なことは規制する方向のようですけども、その理由は何でしょうか。その理由と、それからもう一つは、政治的、宗教的といっても非常に線引きが難しいんじゃないかなと思います。先般ある町の公民館で9条についての俳句を掲示しようと思ったら、これは政治的なものだから取り外されたというようなことがありまして、というように線引きが難しいんじゃないかなと思う。むしろ私は、政治、信教の自由があるので、それはむしろ市としては保障すべきじゃないかなというふうに思っているので、こういう質問をしました。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 政治、宗教の関係の使用についてですけれども、例えば同じ政党の方の主張ばっかり例えば続くとかいうようなことがありますと、行政の機関としては、どこの機関なのかというような周りの方から疑義を受けることもあろうかと思います。そうした主義主張に基づくものについてはやはり公平な扱いをしていくということが大事だと思いますので、片方やればまた片方というようなことで、要するに市の庁舎が何のためなのかということがわからなくなって、誤解といいますか、どこそこの庁舎ではないぞとか、いろんな批判も出る可能性があります。やはりこれは公平な取り扱いという意味で、政治、宗教等の特定の主義主張の使用については規制をしたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかに質疑はありませんか。  佐藤隆司君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 報告の14号、雲南都市開発株式会社ですか、監査役が1名になっておりまして、ほかは普通、複数監査役になっておりますけど、ここの場合は1名ということでございますけども、規約等がそういうふうになっていればと思いますが、確認をしておきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 報告第14号、雲南都市開発株式会社の経営状況の報告で申し上げました。そこの2ページに、役員の状況として、監査役1名、金山寿忠さん、1名でございますので、規定に基づいてこういう形になっているということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 私も今の報告14号のことをちょっとお聞きしようと思いましたが、この事務局というのはどこがやっておられるか、ちょっと確認をしたいと思います。というのも、営業の放送等が木次総合センターから発せられておりますので、きょうの例えば朝の風呂場の使用の禁止とか、いつからいつ営業していますよみたいなことを木次総合センターが放送します。ほいで一般的には、株式会社ですので、事務局がほかにあってだと思うんですが、それのいきさつをお尋ねをしたいと思います。  そのことと、先ほど出ました監査委員が1人というのは、一般的には2人、この監査委員さんが優秀なところは1人でいいのかどうかという、今の部長さんの答弁、ちょっとわかりにくかったので、もう一度、私にもお願いいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小川産業振興部長。 ○産業振興部長(小川 忍君) 2点いただいたと思っておりますけれども、告知放送等々の、その放送をお聞きになってということだと思っておりますけれども、湯ったり館なりサンワークなり健康の森、こういった施設の管理、運営に関しましては、そういった管理事業費、木次総合センター事業管理課で持っておって、そこで事務局というか、お金のやりとりとか、そういったことがあるために、そういう形で木次総合センター事業管理課のほうでやっていると。これは本庁の中で、たまたま第三セクターの経営状況の報告でございますので、所管、産業振興課の中で御報告を申し上げているという実態でございます。  それから、監査役でございますけれども、金山さん、26年の5月12日に就任されたということで、以前は井上幸吉さんですか、定款上もそういう形で1名というふうになっておりますので、これ以上申し上げることはないと思いますけれども、そのような議会のほうで御意見があったということで、また会社のほうにはお伝えをしてまいりたいというふうに思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 深田君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 説明はわかりました。ただ、今の事務局的に会議をするというのが総合センターでやる会社ですね、会社であって、総合センターでやる会社、あるいはほかのところもあるんですが、キラキラなんかは全部その会社でやるというようなことで、そのいきさつが私どももちょっとわからないので、そういうふうに持ってきているということをね、それが間違っているとか、そういうことではなくて、なぜそうなっているかということをお聞きしたいんですよね。それと、ほかの会社なんかのこともありますので、ほかの会社もね、やっぱり、関連があると思うんですよ。例えば吉田の会社なんかもありますので、その辺のいきさつもきちっと整理をして説明をお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 木村木次総合センター長。 ○木次総合センター所長(木村 正広君) 失礼いたします。  先ほど産業振興部長が言いましたように、所管はうちの事業管理課で持ってまして、指定管理という形で、指定管理料を払って雲南都市開発のほうで施設の管理運営をやっていただいてまして、先ほど言われたように、ほかの例えばキラキラ雲南とか、そういったところと同じように、実際の事務局は都市開発のほうで事務をやっておられますが、たまたまうちのほうで放送等するというのは、その辺、うちの総合センターが予算を持って、事業管理課のほうでそういったことをしているので、そのまましていく。実際、言いますように、事務局のほうは雲南都市開発のほうに行って、その管理運営、事務のほうはやっておられるということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) おろち湯ったり館やサンワーク木次、健康の森は、これは指定管理を雲南都市開発でやっていただいて、これの本社はいわゆるサンワークの中に事務所があるわけです。たまたまその所管が木次総合センターが、湯ったり館やサンワーク、それから健康の森を木次町にあるから木次の総合センターが所管をしているということで、これが産業振興部でもいいのではないかというのもあろうかと思いますけど、たまたま、今、現時点では木次総合センターが担当しているということでございます。ちょっと事務局が、何か総合センターがやってるという、全くそういうことはありませんので、事務局はちゃんと、本社はサンワークの中にあって、ちゃんとしっかりした経理の総務部長さんもおられますので、きちんとされております。たまたま、今、湯ったり館が故障でちょっと休むとかいうことは、便宜的に木次の総合センターが優しく市民の皆さんにお知らせしているということでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。  西村雄一郎君。 ○議員(10番 西村雄一郎君) 雲南都市開発が出ましたので。キラキラ雲南についてお尋ねしたい。  いろいろ事業、多岐にわたって活躍をしておられます。経理上の報告、経営報告のほうを本日受けましたけども、実態として、このたくさんの事業が経費的に予算、支出、決算は事業別に分かれておるものなのかどうなのかということを教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小川部長。 ○教育部長(小山 伸君) それぞれの事業につきましては、いろいろ補助金があったりとか、いろいろな収入、支出、それぞれありますので、実際に事業ごとには分けてあるということで、全体の経理としては貸借対照表のほうへ反映しているというような形になろうかと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので打ち切ります。  これで条例その他についての質疑を終わります。  次に、議案第93号、平成27年度雲南市一般会計補正予算(第3号)から議案第99号、平成27年度雲南市病院事業会計補正予算(第2号)までの予算7件について行います。  質疑はありませんか。  原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 予算に関する説明書の16ページですけど、放課後児童クラブの関係ですけども、これまで無料で送迎をしておったけども、キリカでしたか、それについて10月から予算対応して補正を上げたいという説明がありました。その通ってくる子供が、その小学校区にそういった児童クラブがないということではないかと思いますが、もう少し状況を説明していただきたいということと、もう1点、こういったケースがあった場合には、市としての基準を持っとって、どういったふうに財政的な支援をするというものがあるのかないのか。今見た限りでは、運転手さんの運賃が34万1,000円、それから燃料代として18万7,000円。これを考えると、6カ月で34万払うわけですから、6万近い金額を出して、油は別に払うと。かなりの子供たちが乗るような大きいバスなのか、人数もわかりませんけど、タクシー運行じゃいかんのかとか、いろいろ疑義があるわけでして、その辺の状況がちょっと説明ではわかりませんので、もう少し詳しく説明をお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長(加津山幸登君) これにつきましては、チャレンジクラブさんにつきましてはほっと大東で、大東幼稚園の横で運営をいただいております。それから、学童クラブキリカさんにつきましては、あおぞら福祉会さんにおいて大東町の阿用小学校区管内でやっていただいているというところでございます。西小学校区、それから阿用小学校、それぞれ自分の校区外のところの子供について、定期的に毎日運行しているケースもありますし、週2回であるとか、いろんなケースがあるわけですけども、それぞれ積算をさせていただいて、運転手の単価につきましては、市の臨時職員の1時間単価を採用させていただきました。それから、ガソリン代につきましても市の単価で24円を適用させていただいて、このものを実績に応じて対応したいということで積算した金額でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 単価の積算方法はわかりましたけど、安全面のことなんかを考えると、臨時職員の単価と、それと車の保険とか補償の問題とか、その辺のことまではしっかりフォローができるような内容ですか、この予算で。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長(加津山幸登君) 基本的には単価の基準は先ほど申し上げたとおりでございます。それがそれで対応するものなのだろうかということでございますけども、これまでこの2つの法人につきましては、子供たちのためにという思いの中で、そういった輸送に努力をいただいておったというところでございます。ただ、昨今の状況の中で、そうはいってもサービスではなかなかできなくなったということで、何とか支援がならないものだろうかという御相談を受けた経緯がございます。そういう経緯の中で、市として実費部分、国としては現在燃料費の実費について支援をしていくという考え方があるところでございます。市といたしましては、それにあわせまして、プラスアルファとして人件費の部分についても考えていこうということで、今回補正計上しているところでございますので、現段階におきましては、この基準に基づいてやらさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  細田君。 ○議員(13番 細田 實君) ちょっと2点だけお願いします。  説明書の15ページの障がい者福祉費の中で、障がい者虐待一時保護事業というのが予算化されておりますが、これは現に雲南市でそういう実態が起こっているから予算化されているということなのか、一応制度上あるので予算化しておくということなのか、聞かせていただきたいと思います。  それから、17ページの保健衛生総務費ですけれども、訪問診療確保対策事業補助金、これは採算が合わない地域に補助をするというふうな説明であったと思いますが、その採算が合わない地域というのは雲南市全域なのか、どういった地域がこの対象になるのか、具体的に少しお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 2点御質問いただきました。  1点目の障がい者の虐待緊急一時保護事業、これの新たに10万円ということでございますが、とりあえず今こういうケースがあってということではございませんが、これまでに、今年度もいろいろ障がい者虐待の相談を受けた段階で、こういうことが必要になる可能性があったものがありました。そういったことから予算化をしておきたいということで、新たに創設をしたものでございます。  それと、保健衛生の保健衛生総務費にあります17ページの訪問診療、訪問介護の確保対策事業、条件不利地域ということで県のほうから示されております。ただ、県のほうも現在、今議会のほうに予算も提出するということで、県の補助要綱についても固まったものがまだ示されておりませんで、事業所から何十分とか何十キロというような制限なことで、例えば事業所から30分以上かかる訪問先とか、そういったような形になるのではないかというふうに思っておりますけども、現在のところ県のほうからまだ示されておりませんで、うちのほうもまだ要綱を固める段に至ってないということでございます。ただ、10月からというふうに県のほうからあっておりますので、今議会のほうで予算を計上しなければ実施ができないということで計上したものでございます。よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 4点ほどお願いをしたいと思いますが、まず、収入のところで、土地売り払い収入2,716万7,000円、6ページですね。ホシザキグリーン財団だという、3,500平米ということですが、これはどこのとこに、まだ雲南市の土地があったわけですか。どこら辺の位置か、ちょっと示していただきたいと思います。  それから、私も一般質問をしますので、その関連でちょっと事前に情報として知りたいですが、11ページの一番下のところの結婚対策事業31万円、この中で21万円がコーディネーターということで、あと10万円が備品ということのようですが、どこにどんな仕事を、これ何名なのかというようなことを少しお聞きをしたいと思います。  それから、15ページの、これは35目のところの一番下のとこの介護施設開設準備、もし発表ができれば、どこかということが、2団体だということですけれども、発表ができればお聞きをしたいと思います。  それから、もう1点ほど、これは26ページの10目、教育総務費の事務局費の一番下のところの辺ですが、特別支援教育推進事業ということで、これは相談人を増にするということのようですが、1カ月8日ということでしたけん、半日でいけば1週間に2回ぐらいかなという計算ができるんですけども、これは何人を何人に増員をされたのか、その辺ですね、いうこと、特別支援ということですので、ちょっとお聞きしたいと思います。それから、キャリア教育のことについて、もうちょっと詳しく説明をお願いしたいと、温泉キャンパスという言い方が言葉で出てきておりましたので、少しちょっと詳しくお聞きしたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 土地売り払いの場所でございますけれども、これは尺の内の、54号と並行して市道が走ってまして、ホシザキの島根工場本社前のところでロータリー状になったところがございます。その一部、半分ですけども、これはまだ雲南市名義のところがございます。そこをグリーン財団へ売り渡すというものでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 結婚対策について、余り説明をしなかったところでございますけども、現在進めているのが、市内の縁結びの会の皆さんに御活躍いただいてます。それから、もう一方で、地域自主組織で婚活活動を進めるということで、かなりあちこち出かけており、そこら辺を御支援をしているところでございます。そういった中で、縁結びの会のほうでは、地域でそういう活動もしながら、事務的な作業が出てきているということ、それから、地域でのそういった取り組みについて、縁結びの会としてもいろいろコミットしながら一緒になって進めたいということをお考えです。これについては、今、コーディネーターという形で1名分を予定しておりまして、週1回ぐらいの業務になろうかと思ってます。それで6カ月分ということで、今回予算のほうへ出させていただいたということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 説明書15ページの老人福祉施設費の介護基盤緊急整備事業の関係でございます。これにつきましては、第6期の介護保険事業計画にのっております施設について、雲南市のほうで公募をして決定をしたものでございまして、認知症グループホーム、そして小規模多機能型居宅介護施設、それぞれ別々に公募いたしたところでございますけれども、その結果、1社、1事業者が2つの施設を同一敷地内に建設するということで決定したものでございまして、公募が大東・加茂エリアということで公募したところでございまして、結果、大東町のほうで建設をされるということになっております。
    ○議長(藤原 信宏君) 加津山局長。 ○子ども政策局長(加津山幸登君) 子ども家庭支援センターの相談員の増員でございますけども、現在、4月以降、130件程度の子供に関します課題についての相談を承っているところでございます。その中で、特に就学前の相談が約その3分の1程度を占めております。相談に応じます対応機関でございますけども、まず、そのお子さんの現場を見に行くとか、あるいは検査をするとか、それをまた親御さんにお返しをするとか、それから今後の対応についてはどうするというお話をしていくというような形で、大体相談員が動く回数というのは4回程度となっておりまして、非常にその相談に対する対応が回らなくなったというのが現状でございます。  このたび増員をいたしますのは、月8日で8カ月間という形の中でお願いをするものでございます。お願いする先生につきましては、本年の3月、前年度末をもって教職員を退職された方でございまして、特別支援教育についてそれまで携わっていただいていた教員の方を採用したというところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 26ページのキャリア教育の推進ということですが、キャリア教育推進ということで、ことしから地方創生ということで取り組んでいるわけですけれども、大きくは2つ、社会教育の推進と、それから不登校児童生徒の対応、2つの大きな部分で取り組んでいるわけですが、これらの取り組みとかいったものをホームページを開設しましてインターネット上でいろいろPRとか、あるいは情報交換ということをしていくような、そういうウエブサイトの開設というのを一つは計上しております。それともう一つは、パソコンとか、それらのICT環境、いろいろなパソコン、インターネット環境を使いながら学習ができるような環境整備といったような部分、それとあとは不登校支援の中でもキャリア教育、キャリア発達の支援とか、あるいは特別支援の中でのそういう支援の部分の経費、それから学力向上に対する視察といった経費、そういったことをこの中で計上しているところであります。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  ほかにありますか。ちょっと手を挙げてみてください。あと何人。  じゃあ質疑の途中ですけども、10分間休憩いたします。               午後3時50分休憩     ───────────────────────────────               午後3時59分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。  予算についての質疑を続けます。  周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 一般会計の説明書の20ページ、地籍調査費で、職員手当187万1,000円の増ということですが、委託料で補助事業自体、仕事自体が減っているにもかかわらず、説明では時間外だということでしたが、9月の段階でこれだけの額が出るということは一体どういうことなのかなと。180万ですので、残りの半年で割りますと1カ月30万の時間外ということに一つの課でなりますが、ちょっと異常事態だなと思ってますが、一体どういう、毎年事業内容、量も変わらないと思いますが、なぜこういうことになっているのか伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 地籍調査費の時間外手当、職員手当187万1,000円という、なぜこういうことになっているかということでございます。  地籍調査につきましては、大体事業の着手する2年前ぐらいから、地元の協力体制をつくってもらうということで、地元のほうへ出かけまして、いろいろと自治会なり、そういった役員の方に事前のお願いなり説明なりしておるところです。そういったことで準備をして、地元の推進委員会、そういったものを立ち上げていただいて、それぞれの工区がございますので、工区長さん、副工区長さんいうような役員、そういったところも決めていただいたりとか、そういった地元調整、こういったことが一つはことしあっております。それから、先般は三刀屋では坂本地区、それからこの秋に予定されているのは大東の塩田地区、そういった会議とか予定されてまして、それに向けた準備等で出かけることが多いということと、それともう一つは、国の補助事業が枠が減りまして、そのための事業の調整、そういった業務が出てまいりまして、そういったところへの対応とかで時間を要していたという実態がございまして、そういったことで今回補正をさせていただくものでありますので、御理解のほどをよろしくお願いをいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 後山部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 言い忘れておりましたけども、今の補助事業が減ったというところで、今、市長会を通じまして国のほうへも要請をしておりますし、市長のほうも機会あるごとに国のほうで要望活動をしていただいているというところですので、また御承知おきをいただきたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 周藤正志君。 ○議員(9番 周藤 正志君) 説明会とか夜間の分のは例年あるわけでして、ことしに限ってとりわけ多いということではないと思います。私も業務はよく知ってますが、そういうことはあり得ないので、通常の倍になっているということは、これは異常事態なので、人員配置、体制、それから業務の執行方法、内容、それをしっかりとチェックすべきだというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 後山部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 議員の御指摘のとおり、事業の進め方なり、そういったところ、人事管理なり、そういったところをしっかりとやっていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにあと2人だったが。  堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 予算の説明書の15ページ、15款民生費、5項社会福祉費、30目老人福祉費、今回、高齢者タクシーの利用金助成金が668万6,000円が計上されておるわけですが、当初予算では677万9,000円ということで、トータルしますと1,346万5,000円になるわけで、いわゆる倍になってくるわけです。多くの人がこれを利用するということはいいことだというふうに思うんですが、3月の定例会の中でも質問があったわけですが、この使用目的とされた、例えば車が運転できなくて、買い物、あるいは病院へ通う、そのときに使っていただくと、こういうふうな目的でできた制度でありますけれども、使用実態が当初計画と違う部分があるではないかと、こういうふうな質問もあったわけですけれども、今回、当初予算に対してまた同じくらいのものが入ってくるわけで、その使用実態を把握されておるのかどうなのか、その点についてお尋ねをいたします。  それから、私も65歳以上ですので、買おうと思えば買えるんですけれども、あえて買う気はないですけれども、そういうふうなことは、市内全体にそういうふうな、年齢で区切ったというふうなことから、当初の目的以外の使用のために買われる方もたくさんあるというふうなことも聞いておるわけでして、そこら辺のとこ、実態を把握されておるのかどうなのか、その点。  それと、昨年は、平成26年は、当初、170万ばかりの当初予算で出発をされて、12月に480万の補正をされ、結果的に710万ばかりやられておるわけですが、それが今回は1,300万になってくると、こういうことで、だんだんふえてくるわけですが、他の事業では、例えば打ち切りとか、そういうふうな形でこれまで処理をされた事業もあるわけですが、この高齢者等タクシー利用料金助成事業というのは制限なくまだされるのかどうなのか、その点についてお尋ねをいたします。  次に、先ほどの地籍調査の関係ですが、20ページ、今回、1,400万の減額ということで、これは割り当て減というふうなことで、補助金の減額があったためにやむを得ないというふうに思うんですが、もともと地籍調査については、雲南市、大変おくれている部分があると、先に終わったのは何十年も前に終わった、まだ終わらないのはこれから10年も先までかかると、こういうふうなことから、体制を整えて予算を増額されて取り組まれておるわけですけれども、今回こうして減額になってくると、こういうことになりますと、これが毎年これから先こういうふうな形になるかどうかわかりませんが、今後の対応をどのような対応をとられるのか、その点についてお尋ねいたします。  次に、28ページ、50款教育費、20項幼稚園費、5目の幼稚園管理費、部長さんのほうから説明があったわけですが、賃金が1,031万6,000円増額でございます。6名分というふうな説明ではなかったかというふうに思いますが、いま一度、もう少し詳しく説明を求めます。  それから次に、病院事業会計、今回新たに12条を追加されたところです。重要な資産の取得ということですね。泌尿器科で使うパルスホルミウム・ヤグレーザー一式ということで、予算説明から見ますと3件で4,860万増額と、こういうことですが、これはこれまであった分が使えなくなったから購入するのか、新たに必要になって購入するのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 最初に、高齢者等タクシー利用の助成事業について、2点御質問いただきました。  最初に、利用実態を把握されているかということでございます。  全体的に例えばアンケートをとるとかということはいたしておりませんが、本庁での販売する際にお話を伺ってきているところでございます。その中での利用者の声といたしましては、病院あるいは買い物などで外出時にタクシー利用がしやすくなったということや、通院にとても助かっているというお声をいただいております。また、外出時に暑い時期にはなかなかバスを待つのが大変つらかったけども、半額でタクシーが利用できるので助かっているというような声もいただいております。また、チェリヴァがなくなってから買い物に行く先が遠くなって、タクシーを利用しないといけないと、半額で乗れるのはありがたいという声もいただいておりますし、こういう制度ができたので、友人とバスで市内をめぐってみようかというような話もしていますといったような声もいただいておるところでございます。また、この利用につきましては、4月に開校いたしました出雲養護学校高等部の教室の生徒さんにも通学時にこれを利用していただいているということでございます。これが全ての実態ということではございませんが、こういった声もいただいているということでございます。  それから、予算規模ということで、昨年度の当初予算、あるいは今年度の当初予算と比較しまして、今回の補正、倍額ということでございます。当初予算の編成に当たりましては、大体11月ぐらいまでの実績のところで今回の当初予算として計上したところでございますけども、この事業、平成26年度から開始したということでございまして、昨年度は初年度ということでございまして、6月ごろは月平均40万ぐらいでございましたけども、11月が月に65万ぐらいでございました。これが12月には85万ということで、20万アップをいたしまして、これが年末で、また冬季は減るかなということも思っておりましたけども、結果的に高どまりということでございまして、いい意味でいえば制度が定着してきたということで、喜ばしいことであろうかというふうに思いますけども、今年度に入りましても4月が105万円、5月が91万、6月も96万という状況でございまして、今回補正を計上したところでございます。  これにつきましては、要綱上、3年間ということで、26、27、28ということで、要綱としては3カ年の要綱としておりますので、次期に向けては検討する必要はあろうかというふうに思いますけれども、現段階でそれまで、28年度にでも制限を加えるような改正をというようなことは現時点考えておりません。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 後山市民環境部長。 ○市民環境部長(後山 洋右君) 地籍調査事業の国庫補助の削減によって、今後の対応はということでございます。  地籍調査事業の実施計画、平成24年度に策定をしておりまして、10年間で完了を目標に掲げております。平成26年度からは4班体制をもって4工区進めていくという形でやっておりまして、これも高齢化によりまして境界確定に支障が発生することから、早期実施を図る必要があるということで、そういった計画を立てて進めてきているところでございます。  今年度の状況、国庫補助事業が約10%カットになっております。今後それがどうなるかというところが一番大きなとこですけども、それに加えまして労務費ですとか諸経費率、これのアップもあっているというところで、今後の事業実施に向けて非常に課題があるということから、この春からいろいろと内部でも協議をしてきておりまして、現在のところ、とりあえず国のほうへの要望活動を強力に進めていくというところで、市長にも出かけていただいて、そういったところを要望していただいておるところでございます。状況を見ながら、今の例えば4班体制が3班体制ということも事によっては考える必要があるかとも思っておりますけども、しばらく状況を見て、そのあたりは検討を進めていきたいと思っております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 加津山子ども政策局長。 ○子ども政策局長(加津山幸登君) 幼稚園費の総務管理事業におきます幼稚園講師の6名分についての内容ということのお尋ねでございます。  内容につきましては、産休代替が1名、それからブロック配置職員ということで2名置いておりますけども、このブロック配置といいますのは、現在、佐世幼稚園、それから寺領幼稚園で嘱託の園長制をしてきております。それから、鍋山幼稚園、西日登幼稚園につきましては、小学校の校長先生に兼務園長ということで兼務をいただいているところでございます。この佐世と鍋山、それから寺領と西日登ということで、この2つの園で、急に休むこととか、あるいは休日等対応するための職員確保について、非常に難儀をしている状況がこれまでございました。そうした中で、この2園、2園につきましては、ブロック配置という職員を1人ずつ置きまして、現在、佐世幼稚園と、それから寺領幼稚園に所属しておりますけども、そういう形で2名の配置をいたしております。それから、加茂幼児園と木次こども園では、幼稚園と保育所籍、それぞれの職員の構成が1名減になりましたので、加茂幼児園で1人、木次こども園で1人の者、正規職員減に対応する2名分でございます。それから、斐伊の幼稚園におきましてはクラスが1つふえたということで、1名増ということで、合わせましてこの6名の配置をいたしております職員の人件費ということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 秦病院事業副管理者。 ○病院事業副管理者(秦 和夫君) 4点目の病院会計につきまして御質問いただきました。  今回、第12条に重要な資産ということで取得を上げさせていただいております。まず、ここに上げる重要な資産というのは、税抜き2,000万以上の一つの機器購入のときには以上のものには上げさせていただいておるということで、当初も1億からの予定をしておったわけですけれども、それぞれの機器が2,000万以下ということでありましたので、新たに今回購入するものが2,000万以上ということで上げさせていただきました。  今回、泌尿器科につきましては、念願の4月から常勤医師体制になるということでございまして、非常勤体制が6年から7年続いておりましたので、今回購入するのは手術道具でございます。泌尿器科の手術道具として、今回2つの購入をするものでございまして、ここに書かせていただいておるパルスホルミウム・ヤグレーザーいうのは3,000万円を超える機器、それからもう1台が高周波焼灼電源装置というので500万ばかりのものを購入予定にしておりますけれども、一つの500万ばかりのものは既存の更新というような形でございますが、この新たに3,000幾らのものの購入は、島根県では島根大学の泌尿器科、前立腺の手術機器1台しかないということでございまして、今後、島根大学との連携強化、2名体制にぜひ持っていきたいという流れの中で、今まで島根大学でお使いになっておられた機器を当院も購入して充実を図るものですので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 今の高齢者等タクシー利用料金助成事業ですけれども、1点、答弁もらってないようですが、この助成の打ち切りがあるのかどうなのか。他事業では打ち切りされた部分もあるわけですが、打ち切りがあるかどうなのか、ふえればふえたほど追加されるのか、その点、再度。  それから、当初の目的に沿って使われる分は、利用される分は、それはできるだけ多くの方に利用していただくというのが筋であろうかというふうに思いますけれども、そうでない部分も見受けられると、こういうことですので、今後、そういうふうな部分については、やはりきちっとした対応が必要でなかろうかというふうに思います。それについてお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 打ち切りということでございますが、それについては考えておりません。  また、当初の制度創設時点での想定と変わった利用、違う利用の仕方ということがございました。それはふだんは車に乗られる方が酒を飲むときにはというような形ではないかというふうに思いますけども、この制度が高齢者や障がい者の移動支援ということでございまして、その高齢者を、以前は70歳でございましたけど、これを65歳としたということでございまして、制度にそぐわない使い方をしていらっしゃるということではないというふうには思っております。 ○議長(藤原 信宏君) いいですか。  佐藤隆司君、最後の質問、質疑ありますか。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 堀江議員のほうから言われた分ですけども、タクシーの関係でございます。打ち切りはないということでございまして、市民としては大歓迎ということでございます。昨年、この時期、鳥獣被害の関係で被害があって、電牧をお願いしたんだけど、予算がなくて打ち切られたということがございました。小川部長さんはその状況を知っておられるかどうかわかりませんけども、一方ではそういった打ち切りがある助成事業、補助事業があるわけで、市としてはやっぱりその辺のバランスをとられないと、こっちには倍額も青天井のようにどんどん打ち切らずやるみたいな、福祉だといえども、片方はやっぱり農業で非常に困っていらっしゃる。せっかくつくった米が荒らされてはいけない、電牧をするという、非常にそういったところで一生懸命補助を取り入れてでもしたいと言うけども、補助金がなくて諦めたというような実態もあるので、そこら辺は市全体としてしっかりと、タクシー等の助成ばっかりではなくて、その他の、産業振興部に限らず、全体的な補助事業、助成事業の見直しを、打ち切りなしというふうにしていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 長谷川総務部長。 ○総務部長(長谷川和男君) 補助ですけども、いろいろ財源とか、時期的なものとか、いろいろあると思いますので、そこのところ、個々の状況を見ながら、なるべくバランスをとるように努めていきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) 以上で……(発言する者あり)  なら最後に。  安井誉君。 ○議員(12番 安井 誉君) これは余り難しい問題じゃないと思いますが、予算書の27ページの5目中学校管理費でございますが、私、ちょっと情報不足で、三刀屋のことですが、中学校の生徒が多くなって、1学級余計になったということは非常に、それはずっと、急に余計になったわけじゃないですけども、やっぱり小学校から中学校と、こういうふうになって余計になって、1教室できると思います。そこで工事費が340万円と、そこに対する備品が100万で、440万円でできるということですが、その内容を、空き教室でも利用して、そこを直すのか、新しくあそこへつくるのか、三刀屋の中学校のどこか、廊下のほうへでもつくるのか、そうしたことをもうちょっと聞かせていただきたいと思います。  それから、そげすると、今度は1年生に入れば2年生、3年生と続いていくわけですが、そこあたりの流れについてもひとつ聞かせていただきたい。  それから、これの財源は書いてなかったですが、多少の文部省でもないが、県の補助金でもいただいているのかどうか。  それから、小規模の改修が160万、これはこの中へ、管理費がそうなっておりますが、その管理費を含めてちょっと分けて書いてあるのか、この教室をつくるためにはこの440万円でできるのか、この160万円をまた足してできるのか、そこあたりをちょっと詳しくお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 中学校の施設整備事業につきましては、中学校の1年生が30人学級になるということに伴いまして、1学級増になるという部分であります。ですので、2年生になればまたもとへ戻るというのはあろうかと思います。  内容としましては、エアコンの設置、あるいは黒板ということで、現在ある教室を変更して、エアコンとか黒板を設置して行っていくということで、普通教室はあるわけですが、特別活動室ということで1つその部屋をつくって、普通教室を別に確保するというような、少し回した形の教室配置ということを考えているところであります。  財源的には、現時点では一般財源ということで活用する予定としております。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) もう一つ。上の修繕が一緒かどうか。 ○教育部長(小山 伸君) 失礼しました。中学校の施設小規模修繕についての160万の部分でしたでしょうか。これについては、三刀屋というわけではありませんが、キュービクルとかフェンスとかということで、全体の中学校の修繕費ということで、三刀屋中学校ではない中学校での部分ということで。済みません。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。 ○議員(12番 安井 誉君) はい。 ○議長(藤原 信宏君) それでは、予算について打ち切ります。  次に、議案第91号、平成26年度雲南市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第92号、平成26年度雲南市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての一般事件2件、認定第1号、平成26年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第11号、平成26年度雲南市病院事業会計決算認定についてまでの認定11件の計13件について行います。  質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、認定についての質疑を終わります。  これで認定についての質疑を終わって、以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) 日程第8、議案の先議を議題といたします。  お諮りします。諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての諮問1件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第2号の諮問1件は、委員会付託を省略し、先議することに決定しました。  なお、諮問第2号については、人事案件につき、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、諮問第2号については、討論を省略することに決定をいたしました。  これから採決を行います。  諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、採決を行います。  この採決は、起立によって行います。  諮問第2号について、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 着席ください。
     起立全員であります。よって、諮問第2号は、原案のとおり推薦することに異議のない旨、市長に通知することに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 決算審査特別委員会の設置 ○議長(藤原 信宏君) 日程第9、決算審査特別委員会の設置を議題といたします。  お諮りいたします。平成26年度雲南市一般会計ほか各会計歳入歳出決算を審査するため、審査が終了するまでの間、18名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会を設置し、ここに付託の上、審査することに決定をいたしました。  ここで暫時休憩いたします。そのままお待ちください。               午後4時34分休憩     ───────────────────────────────               午後4時35分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 決算審査特別委員会委員の選任 ○議長(藤原 信宏君) 日程第10、決算審査特別委員会委員の選任を議題とします。  ただいま設置されました決算審査特別委員会の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿の方を指名します。  特別委員会の委員長及び副委員長については、委員会条例第9条第2項の規定により、委員会において互選することになっております。  直ちに決算審査特別委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を議長まで報告願います。  ここで暫時休憩とします。この場で委員会を行います。               午後4時36分休憩     ───────────────────────────────               午後4時42分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開いたします。  ただいま決算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選が行われ、その結果、委員長に深田徳夫君、副委員長は松林孝之君に決定しましたので、報告をいたします。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。               午後4時42分散会     ───────────────────────────────...