雲南市議会 > 2015-03-03 >
平成27年 3月定例会(第2日 3月 3日)

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  1. 雲南市議会 2015-03-03
    平成27年 3月定例会(第2日 3月 3日)


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    平成27年 3月定例会(第2日 3月 3日)   ────────────────────────────────────────    平成27年 3月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第2日)                            平成27年3月3日(火曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第2号)                        平成27年3月3日 午前9時30分開議 日程第1 議案の質疑 日程第2 議案の先議      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 議案の質疑 日程第2 議案の先議      ───────────────────────────────                出席議員(19名)       1番 松 林 孝 之       2番 中 村 辰 眞       3番 原   祐 二       4番 矢 壁 正 弘       5番 白 築 俊 幸       6番 多 賀 三 雄       7番 細 木 照 子       8番 佐 藤 隆 司       10番 西 村 雄一郎       11番 土 江 良 治
          12番 安 井   誉       13番 細 田   實       14番 山 﨑 正 幸       15番 堀 江   眞       16番 堀 江 治 之       17番 小 林 眞 二       18番 深 田 徳 夫       21番 周 藤   強       22番 藤 原 信 宏      ───────────────────────────────               欠席議員(1名)       9番 周 藤 正 志      ───────────────────────────────               欠  員(2名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 後 山 洋 右  書記 ──────── 市 場 浩 美      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 太 田 多美子  教育長 ─────── 土 江 博 昭 病院事業副管理者 ── 秦   和 夫  政策企画部長 ──── 佐 藤   満 統括危機管理監 ─── 稲 田 和 久  市民環境部長 ──── 福 間 克 巳 健康福祉部長 ──── 小 林   功  産業振興部長 ──── 福 島 宏 芳 建設部長 ────── 松 前   仰  債権管理対策局長 ── 安 食 恵 治 会計管理者 ───── 古 林   茂  水道局長兼上下水道部長 稲 田   剛 教育部長 ────── 小 山   伸  市立病院事務部長 ── 田 中   稔 大東総合センター次長  中 島   豊  加茂総合センター所長  大 森   久 木次総合センター所長  宇都宮   正  三刀屋総合センター所長 谷 山 正 樹 吉田総合センター所長  梶 蔦 瑞 恵  掛合総合センター所長  小 村 重 美 総務部次長 ───── 中 村 清 男  財政担当次長 ──── 藤 原 靖 浩 代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫     ───────────────────────────────               午前9時30分開議 ○議長(藤原 信宏君) おはようございます。  ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案の質疑 ○議長(藤原 信宏君) 日程第1、議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算の2区分に分けて行います。  最初に、議案第1号、雲南市行政組織条例の一部を改正する条例についてから議案第31号、雲南市立幼稚園条例の一部を改正する条例についてまでの条例31件、議案第32号、雲南広域連合規約の一部を変更する規約についての規約1件、議案第33号、吉田堆肥センター施設無償譲渡についてから議案第39号、雲南市掛合酒蔵資料館展示販売施設及び酒造施設)の長期かつ独占的な使用の許可についての一般事件7件、同意第1号から同意第7号までの雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについての同意7件、報告第1号から報告第3号までの議会の委任による専決処分の報告についての報告3件の計49件の条例その他について行います。  質疑はありませんか。  3番、原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) おはようございます。  条例について1件、質疑をしたいと思います。議案第24号の雲南市定住促進住宅条例の一部を改正する条例についてでありますが、これにつきましては、子育て世代の入居をして社会増を図るということ、それから木次の東、それから加茂中団地の入居状況が悪いのでそれの解消ということで、一石二鳥をねらった条例提案であるというふうに思いますが、この条例につきまして、特に子育て世代をこの雲南市に入れていくんだということで、条例も非常にいいことだと思いますが、この促進住宅というのは民間のアパートと共存するといいますか、民の住宅があるわけで、そういった住宅の経済的なことを考慮していかなければならないというふうに考えますが、特に子育て世代がこの木次の2住宅に入る場合には恩恵が受けられるといいますか、安くて市内に移住ができるということになると思いますが、民間の住宅がこれだけある中で、民を脅かしていくというようなことも懸念されると思います。そういった意味で、事前に民間の住宅を管理する方々との意見交換とか、そういったことがされているのかどうなのかという点。それから、民間の住宅に対しては、今後そういった移住者が入ってきたときには支援をとるというような考えがあるのかないのか、その点について伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 松前建設部長。 ○建設部長(松前 仰君) 定住促進住宅条例の改正についての御質問でございます。  2点あるということでございまして、まず、今回、子育て世帯を市外からの転入、入居を優先するんだけども、それが民業の圧迫につながるおそれはないか、そこらあたりのところは十分な調整をしているかということと、あと、今後、民間のアパートに対する支援という、2点だと思います。  まず最初、民業圧迫につながるじゃないかということでございますけども、確かに現時点で公営住宅法で言う収入以上の住宅なんかは結構民間にも多いというふうに思っておりますけども、ただ、この住宅につきましては、入居が今まで余りないという一つの理由として、やはり設備水準とか、非常に古い住宅ということでありまして、例えばウォシュレットの問題とか三点給湯とか、それから附帯する設備、例えばエアコンとか、そういうあたりのところが今回の定住促進住宅についてはない。家賃は下がったり、そういう子育て世帯を優遇するんだけども、実質、グレードといいますか、そこあたりが著しく低いいうところで、そういう意味では、逆に民間のライバルとはなり得ないじゃないかなということを一応想定して、当初は民間レベル設備水準を改修して、そういうことも考えましたけども、先ほどおっしゃるような民業圧迫につながりますし、もう一つは、かなりの戸数ありますので、そこあたりのコスト等も加味しながら、グレード、古い住宅なんだけども、そういう子育て世帯、非常に若い方々にとりあえず入っていただくためには、官としてはなるべく家賃を抑えていう住宅をつくったがいいんじゃないかということから今回やるものでございまして、これについて民業、そういう関係の方々と、正式にはしてないんですけども、そこらあたりの考えは伝えてあるという状況でございます。  それから、今後、民間のアパートとかそういうところに対する支援策でございますけども、これについては、今回いろんなその他の施策も含めて状況を見ながら、必要に応じて対応していきたいなと思っております。特に今質問ございませんけども、市としては、民間で開発された宅地に対する補助金とかいうのも今回考えておりますので、そこらあたりも含めて、これは今後の検討になろうかと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 先ほど部長の答弁で、民間とのライバルになるような建物でないということでした。それについては、入居の状況がこれから変わってくると思いますので、民間のほうがずっと引っ張られて官のほうがふえるということ、総体的にやはりふえるというのが大事だと思いますので、その点、常に注視していただきたいと思いますし、民間の住宅の補助につきましては、ぜひそういったことも御検討いただいて、官民一体となって社会増を目指すというような姿勢でお願いしたいと思います。以上、意見です。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありませんか。  18番、深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 1点だけお尋ねをいたします。  議案の第2号、雲南市総合計画推進委員会条例、これ根拠法がない、新しい条例を独自につくられるということでございますけれども、それで所掌事務のところで進行管理とかいろいろ書いてございますけれども、特に進行管理なんかをする中には、議会は予算審議とかいろんなこともする中で、当然進行管理も含まれると思うんですけども、この条例と議会との関係の解釈をどういうふうに考えておられるかということと、そういうことを考えると、なぜ必要なのか、何を目的に、何を期待した委員会なのかということをちょっとお尋ねをしておきたいと思いますし、第7条のところの専門部会、これはどういうのを想定をされての専門部会なのかということをお尋ねをしたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 総合計画推進委員会のお尋ねでございます。これについて策定委員会から、自分たちでつくった計画なので、その後の進行管理も責任を持っていきたいということで提案があって、しっかりと進めていく上で、そういった組織をという提案を受けて設置をするところでございます。  それともう一つ、総合戦略がございまして、総合戦略のほうでも産官学金、労もだったかな、いろんな各界、各階層が集まって、いろんな話し合いをして進めなさいということが提案をされております。  今のこの2つの、両方の、総合計画の推進とそれから地方創生の大きな話をそこで議論をしていただこうかなと思っているところでございます。内容としては、総合計画の進捗状況、あるいは地方創生に向かっての大きな提言とか、そういったところのをいただく、あるいは推進に当たってのいろんなアドバイス等もいただこうかというふうに考えております。したがいまして、議会のほうでいろいろ御審議いただいております予算の話とか、そのあたりについては直接触れることはなかろうと思ってますし、いろんな提言を受けて後、政策として執行部のほうから提案をさせてもらって、最終的には議会のほうの議決を受けないとこれは進まないというところで考えているところでございます。  済みません。専門部会のことがございました。もともとの策定委員会のほうでは3部会に分かれて計画策定を進めていただきました。一つは、総務委員会が所管していらっしゃるような分野、それから教育民生委員会のほうで所管している分野、それから産業建設委員会のほうで所管されているような分野、そういった3分野で策定委員会のほうも進めておりましたので、今回のこの推進委員会に当たりましても、今、想定としては大体そんな分野に分かれて、必要に応じては分かれて提言等もいただければというふうに考えているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 答弁でわかりましたが、一つほど、合併推進委員会かどっかでこの推進委員会というのは、最初にこういう委員会をつくったがいいということがあったということですか。先ほどちょっと合併推進委員会という言葉が出ましたので。それが合併推進委員会というと、もうずっと昔の話、10年前の話なんですけれども、それでずっとやってきてなかったわけですわね、今回この条例が出ますにおいて、提言を受けるということは大事なことだと思いますので、説明でわかりましたけれども、一番心配するのは、やっぱり提言が主ということであればそれで結構なんですけれども、非常に議会との関係を心配するところでありますので、そこの辺は委員会の皆さんと慎重に話し合いをしてやっていただかなければ、議会の存在価値というものもありますので、その辺はしっかり検証をお願いをしたいと思います。一つだけちょっと、合併のところからのスタートなのかどうかということほど聞きます。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 済みません。先ほど合併というふうにちょっと、申しわけありません、策定委員会のほうでそういった提言を受けたということで、今回設置をするというところでございます。策定委員会は、総合計画を策定の委員会でございます。議会との関係、そういった形で注意していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。  15番、堀江眞君。 ○議員(15番 堀江 眞君) おはようございます。  1点、議案33号の吉田堆肥センター無償譲渡についてですけども、これは無償譲渡ということですので、あくまでも無償譲渡だと思いますけど、今後の市とのかかわり方ですね、これについて、無償譲渡してしまって、これで縁が切れたということになるのかどうなのかということと、それをちょっと1点、先に聞きたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 福島産業振興部長。 ○産業振興部長(福島 宏芳君) 吉田の堆肥センターについては、このたび無償譲渡ということで、サンコープ雲南のほうで家畜排せつ物の処理と収集をしていただくということで無償譲渡するわけでございまして、これまで雲南市が持っていたということは、設立当時の吉田町の酪農家、それから和牛農家等家畜ふん尿を処理するということで、公共的な立場での施設ということでございましたけれども、当然その利用については使用料等をいただいて、経費をいただきながら運営していくわけでございまして、その辺については全て持ち分、今ここでは43.2%なんですけども、これは雲南市持っておりますけど、全てJA雲南さんのほうでこれまではそれを業としてやっていただいてきた、処理業としてやっていただいたということでございまして、これまでもそういう意味では、雲南市は施設を提供しているという立場でございましたので、そういう観点で雲南市はかかわっておったわけですが、今後はその施設をサンコープ雲南さんが所有しないと業ができないということでございまして、サンコープ雲南さんのほうで責任を持ってその施設を管理運営される。JA雲南さんのほうもサンコープ雲南さんに持ち分を譲渡されて、全てサンコープ雲南のほうで業として適正な家畜ふん尿処理が行われるということでございまして、これは当然、先ほど言いますようにサンコープ雲南のほうは農家の方から処理料を徴収されながら処理されるということでございますので、あくまでも民の中でそういった処理業が行われるということでございます。これまでJA雲南さんがやっておられたことをそのままサンコープさんで適正にやっていただくいう考え方でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江眞君。 ○議員(15番 堀江 眞君) 基本的にはそういうことだと思いますけど、ただ、心配するのは、これ攪拌機という大きな機械でずっと、金と腐食物というか、さびたりこくったり、あれがあるんですよね。要するに故障するわけですね。故障したときの、これはいわゆる迷惑施設ですので、迷惑施設というか、そういうふうなにおいが発生したりとか、いろいろ汚物が流れてくるとか、これまでもいろんな、この場所じゃないにしてもあったわけですけど、結局市がかんでおるということでの安心感というか、地元に対して、そういうのは大変あると思いますので、今、全部譲渡したら、もうこれで終わりで、全てがサンコープさんということ。JAならまだしも、サンコープさんがやられるということについて、非常に心配するところもありますので、全然手を切る、要するに更新のときなんかに市がかかわれるのかどうかですね。きちんと継続してもらう必要もあると思うわけで、その辺しっかり契約の中身等についてもきっちり確認しておいていただきたいということを要望しておきたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 福島産業振興部長。 ○産業振興部長(福島 宏芳君) 御指摘の部分につきましては、これまで持ち分に応じた修繕ということも行っていたわけでございますけども、JA雲南さんとそれから雲南市からサンコープ雲南さんのほうに譲渡するということの段階に当たりまして、その協議の中では、基本的には先ほど言いましたようにサンコープ雲南のほうで責任を持って運営するということでございまして、通常の例えば修繕等については、それは経営の中で当然行われなければならないということでございますし、その上で、サンコープ雲南さんも、もう既にJAしまねの子会社ということでございますけども、その中で、今回の経緯も踏まえると、その次の段階ではJAとの協議の中で、サンコープ雲南さんのほうも大規模施設に当たっては当然そういったところと協議をされる。その上で、大規模改修ですね、言われるような本当に多額の経費を要する場合につきましては、また市のほうと協議をしながら、当然畜産農家家畜ふん尿処理ということは大変重要な問題でございますので、その段階で市のほうに協議があれば、適切な補助事業、県、国のほうの補助事業を活用しながら、機械の更新あるいは設備の更新等を行っていく必要があると思いますので、その点については協議をその段階でしていきたいというふうに思っております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありませんか。  16番、堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 議案第2号、雲南市総合計画推進委員会条例の制定について。先ほど18番議員のほうからも質問があって、若干わかってきましたが、その中で第3条、組織です。「委員会は、委員12人以内で組織する」と。そして2項で「識見を有する者」。この識見を有する者、この種の識見を有する人というのがわからなかったわけですが、先ほど答弁で、策定委員会からの関係があると、こういうことでございましたので、その策定委員会の方が識見を有する人というふうに理解していいのかどうなのか、その点についてお尋ねいたします。  そして、2項のところで、「委員は、識見を有する者その他市長が適当と認める者のうちから」と、こういうことですが、この文章の読み方、解釈によっては、識見を有する人とその他の市長が認められる人の中から委嘱すると、こういうことで、場合によっては識見を有する人が入らない場合が出てくるではないかというふうに読めると思うんですが、その点のところどのようなお考えなのかお尋ねをいたします。  ここで、例えば識見を有する人が1人とか2人とかいうふうな限定があればそこら辺は解消するわけですが、全くそこら辺がありませんので、識見を有しない人だけの組織になる可能性もあるというふうに理解しますが、その点についてお尋ねいたします。  それから、第4条のところで、委員が欠けた場合ということですが、当然後任の方が選ばれれば、その残った任期、期間だけというふうになるんですが、12名以内と、こういうことに限定されておりますから、後任を選ばないということも当然あるというふうに思いますが、その点についてお尋ねいたします。  それから、議案第3号、雲南市だんだんタクシーの条例の一部改正ですけれども、ここで現行の第4条の「運行区域等」、それから第6条の「運行日」について、新しく第4条でそれらについて「市長が規則で定める」と、こういうことになるわけでして、この規則の内容について私知りたいわけでして、議長にお願いでございますが、この資料要求をしたいと思いますので、その点、議長のほうでお取り計らいのほどよろしくお願いいたします。  続きまして、議案第4号、雲南市原子力防災基金条例の制定について。この新しく制定を、基金をつくってやると、こういうことですが、第1条の設置のところで「原子力災害対策をはじめとする防災対策」、これわかりますが、その次、「地域振興及び住民福祉」ということが掲げられてあるわけで、地域振興住民福祉といいますと、かなり広い範囲を示すわけでして、直接的に原子力防災との関係以外でもよいのではないかというふうな理解に立つわけですが、その点の考え方についてお尋ねいたします。  続きまして、議案第8号、雲南市非常勤の委員等の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例について。これについては農業委員会の関係を初めとして一部改正がなっておりますが、一つ、身体教育医学研究所うんなん運営委員というのが新しく出てきております。ここの中で、運営委員長、日額3万円、運営委員、これは学識経験者等ですが、日額2万円、その他の運営委員6,600円、こういうふうな金額で提案されておりますが、このもともとの額の考え方、どのような考え方でこの額を定められるのか、その点についてお尋ねいたします。  続いて、議案第13号、雲南市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例について。以前からこれについては15歳まで引き上げるということで言われておりましたけれども、今回それが提案されたところでございます。12歳、小学生、それから15歳、中学生ということで、3年間延長でございますけれども、このことによって、今回は7月1日以降ということでございます。それによって予算も計上されているというふうに思うんですが、これからずっと先つながるわけでして、年間を通したときに、12歳で区切ったときにどの程度の予算が必要であったのか。それから、今回15歳にしたためにどの程度の額になるのか、いわゆるどれだけ増額が必要なのか、その点についてお尋ねをいたします。条例については以上です。  それから、報告第1号です。特別養護老人ホームえがおの里の増築の関係ですが、説明がありましたけれども、これの202万5,000円の増額でございますが、その主な理由について、どういうことで増額になるのか、その点についてお尋ねいたします。  それから、報告の第2号、専決処分書ですが、雲南市民バス時刻標識柱が突風にあおられて倒れて損害を与えたと、こういうことですが、この構造がどのような構造であったのか、同じような構造でずっとあるとすれば、ほかのところでもこういう件が起きてくる可能性というのは十分考えられるわけでして、対応が必要ですが、どのような構造であって、同じような構造がほかにもあるのかないのか、あるとすればその対応をどのように対応するのか、その点についてお尋ねいたします。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 答弁の前でございますが、先ほど堀江治之議員から、議案第3号、雲南市だんだんタクシー条例の一部を改正する条例に定める規則、これについて提出を求める申し入れがございました。これについて、資料を求めることについて異議はございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  同時に規則ができているものと解しますので、これについてまたあわせて回答をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 政策企画のほうには、所管では、今、規則のことも含めまして3点いただきました。  まず最初に、雲南市総合計画推進委員会の関係でございます。これと策定委員会、あるいは識見の方はどうなってるかというところでございますが、策定委員会の皆様ともう少し議論をしたいと思っておりますけども、全員がそのまま入っていらっしゃるわけじゃなくて、そのうちの数人の方に入っていただこうというふうに今考えてます。策定委員会も非常に幅広にいろんな方たちに集まっていただいておりまして、識見を有する皆さん、例えばメディアの方とか入っていただいております。それからまた、地域自主組織の代表者、それから公募による委員さんたちもいらっしゃいます。多種多彩、いろんな方たちにお集まりいただいておりますので、そういった方たちの何人かが入っていただくようになろうかと思いますので、識見を有する方がいらっしゃらないということはないと思ってます。いずれも識見を有した方たちに入っていただく予定でございます。  また、地方創生のほうでは、金融機関とかそういったところにも参加を呼びかけをするということになっておりますので、そういった方たち、そういった機関の代表の方にも御参加いただこうということで今想定をしているところでございます。したがいまして、そういった方たちにお集まりいただくということで想定をしているところでございます。  それから、欠けた場合の話でございましたけれども、条例だけ読むと、確かに12人以内ということで、そういったこともあろうかと思っておりますが、これは委員会のほうでも議論をしていただきながら、その時期に応じて、案外期間内、2年を今想定しておりますけども、欠けた場合も出てくるかもしれません。できるならばそういうことないように補充をお願いをさせていただければと思っております。  それから、バスのほうの規則については、了承いたしました。  それから、報告の2号のバス停の標柱が倒れたというところなんですが、基本的にはコンクリートの上に支柱を立てて標示をしております。標示板の面積と風が吹いたときの場合を考えながらコンクリートの大きさを決めているところでございますけども、たまたま今回のものについては、少し道路から上がったところに置いておりまして、基本的に泥を掘って少し埋めるような形をしておりましたけども、やや傾斜があったために風が吹いて倒れたんじゃないかなと思っております。場所場所によってはアスファルトの上にそのまま置いたりとか、なかなか対応し切れないところがあろうかと思いますけども、基本的には風が吹いても倒れないような重さを置いた、コンクリートを下に置いて標識を立てているというところでございます。これ、今回また、こういう事案がありましたので、総合的に点検等も図りたいと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田統括危機管理監。 ○統括危機管理監(稲田 和久君) 議案第4号の交付対象事業の関係でございます。これは島根県の交付金の交付要綱が定められておりまして、対象事業の中に、発電所の立地により必要となる事業であって、原子力防災安全、あるいは地域の振興、住民福祉の向上に資する事業が交付対象事業であるというふうに広く幅が持たせてございます。直接原子力防災に関係しなくても、例えば避難ルートに関係する道路整備、あるいは修繕的なものとか、一時集結施設等の修繕、改修等にも、いろいろ幅広く使えるという想定で、こういった基金の内容にさせていただいているという状況でございます。
    ○議長(藤原 信宏君) 福間市民環境部長。 ○市民環境部長(福間 克巳君) 議案第13号、子ども医療の関係の御質問でございます。中学生まで今回拡充をするということで、これまでの小学生を拡充した部分と中学生を拡充した部分の増額分という御質問だと思いますが、小学校の場合が約3,000万、拡充分でかかっております。現在、7月以降ということで中学生分につきましては1,800万の予算を考えておりますが、これを勘案しますと年間2,400万ということであります。これまでの医療費の傾向として、やはり小学生よりも中学生のほうが1人当たりの医療費は高額になっているという状況でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 私のほうから、議案第8号の非常勤の委員等の報酬及び費用弁償条例に関する中で、身体教育医学研究所うんなんの運営委員の報酬、これまではどうであったかということで御質問いただきましたので、そこについて回答をいたします。  これまで明確に研究所うんなんの運営委員の報酬が規定されておりませんで、類似する委員報酬を参考に支払いをしておりましたので、今回、明確に条例に掲載するということにしたものでございます。  次に、報告第1号のえがおの里の増築・改修工事の変更契約に係る増額の理由というお尋ねでございます。変更の主な理由でございますけれども、一つには、埋め戻し土の変更ということでございます。地盤調査の結果から、粘土層の地盤で地下水を含まないものと想定しておりましたけれども、水分を多く含んだ黒ぼく土が多く出てきまして、このことから建築物の下部に設けるには適さないと判断しまして、別途真砂土を購入し、埋め戻しをいたしました。これについて、直接工事費で130万6,160円の増額となりました。  そしてもう1点、地盤改良剤でございますけども、地盤改良を行います際には、請負業者が決定しました地盤改良業者によって配合するセメント量を決定して配合試験が実施されるわけですけども、この結果、設計の配合量では強度不足がなるということでございまして、セメント量を増量することといたしまして、これについて直接工事費で17万8,500円の増額ということになりまして、諸経費と合わせまして総額で202万5,000円の増額ということで変更契約をいたしたものでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 議案第13号、医療費助成の条例、これ小学生の場合3,000万、中学生2,400万というふうな言い方されましたが、これどうですか、小学生までであれば3,000万、中学生までということになれば、小学生、中学生足して5,400万という理解していいでしょうか。その点について再質問です。  それから、議案第8号、身体教育医学研究所の3万、2万、6,600円というのは、これまでと同じ額でしょうか。それを今回きちっとここへ掲げて定めると、こういうことだということに受けとめましたが、それでよろしいでしょうか。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 福間市民環境部長。 ○市民環境部長(福間 克巳君) 子ども医療の関係でございますけども、小学生部分の約3,000万円、それから中学生部分の2,400万、それ合算をされてよろしいと思います。ただ、中学生の2,400万につきましては、今年度は7月診療分からということで、現在の予算に見込んでおるのは1,800万ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 研究所うんなんの運営委員の報酬でございますけれども、御指摘のとおりでございまして、これまでと額は変わらないということでございます。  なお、研究所うんなんの運営委員ですけども、運営委員の報酬が2段階になっております。これは、運営委員長は御承知のとおり武藤芳照委員長でございまして、東京からおいでいただくわけですけれども、そのほかにも県外からおいでいただく方が3名程度いらっしゃいますし、医療機関ということでは、現在ですと島大の副学長であります塩飽先生、あるいは島大の教授、県医師会の常任理事の先生というような方もいらっしゃいまして、報酬も2段階に分けているというところでございますんで、よろしくお願いします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  議案第3号に係る規則の提出については、後ほど願います。よろしくお願いします。  ほかにありませんか。  2番、中村辰眞君。 ○議員(2番 中村 辰眞君) 2点ほどお伺いします。  まず、議案の第25号ですが、子育て世帯定住宅地貸付け及び譲渡に関する条例でありますが、この第11条に契約保証金100万円というふうに記載されておりますが、この契約金の根拠となるものは何だったのかお伺いします。  それから、この貸し付けをすることによって、この住宅団地に対する地価にどのような影響を与えるのか、どういう考えされているのか伺いたいと思います。  次に、報告の第3号でありますが、この事件概要を読みますと、走行中の事故ということだと思います。当然のことながら過失割合が発生すると思いますが、その過失割合が幾らだったのか、何対何だったのかをお伺いします。 ○議長(藤原 信宏君) 松前建設部長。 ○建設部長(松前 仰君) 2点のお尋ねであったかと思います。  子育て世帯の貸し付けの関係、まず、100万円の根拠ということでございます。これは保証金ということでして、25年の貸与ということですけども、途中で何かあった場合については、それは保証金としていただくということと、それについては、例えばそのままおられなくなったというような場合には、当然箱物ちゅうか、上の家屋なんか残るわけですので、そこらあたりは当然処分ちゅうか、解体して、また現況に、それらに係る費用等も含めて、この100万円というのを一応根拠にしたというところでございます。  それから、貸し付けで時価に与える影響ということですか、土地の。基本的にはこれは考えておりません。いずれにしても時価で公社のほうからまず市が買い受けまして、それを25年間でお貸しするということですので、とりあえずは市の所有の財産、土地になるわけですので、それについては時価等が影響するということはないというふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) 谷山三刀屋総合センター長。 ○三刀屋総合センター所長(谷山 正樹君) 報告第3号について御説明をいたします。  この交通事故、車両事故でありまして、同乗者等のけがはありませんでした。公用車が国道を走行中に相手側の車が脇から進入して接触事故となったわけでありまして、示談による過失割合が9対1ということになりました。そのために相手側の車両損害額の10%、1万7,410円を賠償するものであります。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 中村辰眞君。 ○議員(2番 中村 辰眞君) 保証金と地価に対することはわかりましたが、ここの下熊谷西住宅団地の100坪超えの土地が連続してつながっているところが今こういう状況になっておりますが、例えばこの2区画あるものを3区画に割るという再編というような考えはあったのかなかったのか、お伺いします。 ○議長(藤原 信宏君) 藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) このたび下熊谷西住宅につきまして、市の人口増対策、子育て世帯への支援と、こういうことで、実は中村議員のほう、御購入をいただいているところでございますけれども、長年にわたりましてずっと、いわゆる5区画が売れ残りの状態でございました。そうしたことで、ぜひこのたび、地価を、土地代を下げて売却をしていくと、こういうことはできないわけでございますので、どういう形でこれをきちんと処分をしていくのか、こういうことでいろいろ建設部のほうで考え、検討してまいったところであります。そうした中で、やはり、確かに今、トレンドとしては若い方々はやっぱり70坪とかいうふうな、かなりコンパクトな土地をお求めになっているというのがございまして、以前のように最低100坪ないといけないよということは確かにないわけでございますけれども、今回、そうしたある程度土地代については25年の分割というふうなことで、定住されればそれを譲渡していくというふうなことでございますので、何とかこれは、現状の形のままで、そうした土地の処分というふうなこともあわせて考えて、このたびのような措置を、施策をとらせていただいたということでございますので、これがどういうふうな形になって、そういうふうな御要望があって、きちんと売れていけばいいなと思っておりますけれども、そこらあたりは、まず今回提案をさせていただいた後に、またそういうふうに、どういうふうな状況になるのか見きわめながら対応してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありませんか。  4番、矢壁正弘君。 ○議員(4番 矢壁 正弘君) 1点だけお伺いします。  議案第15号ですけれども、研究所うんなんが三刀屋から加茂のほうへ移転ということになっておりますけれども、これは、移転するのに何か明確なきちっとした事情でもあったわけなのか、お聞かせください。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 研究所うんなんが三刀屋からかもてらすのところへ移転する理由でございますけれども、一番といいますか、唯一の理由は、現在地が非常に狭隘であるということで、十分にスペースがとれないと。お客さんが来られても打ち合わせする場所もなかなかないということで、施設を探しておりましたけども、かもてらすの事務所があいていたということで、移転するということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  細田實君。 ○議員(13番 細田 實君) 議案第39号の酒蔵資料館の独占的使用の許可についてですが、この施設につきましては、合併当初だったと思いますけれども、竹下本店から市に寄附がされて、その際に竹下本店に指定管理をするというようなことがありましたが、その後、私そのとき反対した覚えがありますが、掛合自治振興会ですか、そこに指定管理の先が変わったということです。今度はそこで竹下本店に独占的な使用をさせるということで来ているわけでございますが、三百数十万の指定管理料を支払ってこの酒蔵資料館を、竹下本店からもらったものを市が移譲していると。そしてそれを、今度また独占的に竹下本店に使用させるということなんですけども、非常に私からすると竹下本店のほうで維持されればいいじゃないかと、自分のものだから、寄附さずにということが基本的にあるわけですね。これをまた市のものを独占的に竹下本店が使用するということなんで、そこでまた酒をつくるということなんで、これはまたもとへ戻ったんじゃないかと、竹下本店のものじゃないかなと思いますが、この一部の施設というのは、一部というのは大体どのぐらいなもの、一部施設においてというのはどういう意味ですか。大部分でも一部だし、ほんの一部なのか。大部分だったら、竹下本店にもう返して、そこでやってもらえば僕はいいと思いますよ。以上、質問です。 ○議長(藤原 信宏君) 小村掛合総合センター長。 ○掛合総合センター所長(小村 重美君) 掛合酒蔵資料館の施設ですけれども、この施設には、会議をやったり、それから酒蔵コンサートをやったりする会議室、それから酒をつくる状況や雲南市の状況を紹介するビデオ上映室、それから酒をつくる道具などを展示する展示室、それから酒の販売するところ、それから酒をつくる施設に分かれております。掛合自治振興会に指定管理をしている部分は、ビデオ上映室と展示室が掛合自治振興会に指定管理をしております。竹下本店のほうに独占的に使用させる部分については、お酒を販売する施設、それから酒をつくるところの釜場、酒を蒸すところ、それからこうじ室、それから仕込み作業室、それからふな場、それは酒を搾るところ。この酒をつくる部分について竹下本店に独占的に使用させる。それについては酒税法の7条、それから9条によります製造免許、それから販売業免許を持っている竹下本店に使用させるというものでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  西村雄一郎君。 ○議員(10番 西村雄一郎君) 10番、西村雄一郎でございます。  だんだんタクシー条例の関係、議案第3号でございます。これは、資料が後ほど提供されるということですが、私が思うところを質問させていただきたいというふうに思います。だんだんタクシーのダイヤ等は市長が定めるということで、第4条にうたう、これは継続すると。6条の2項、天災等については臨時のダイヤや停留所を市長が定めるということで、市長が定めるんだからということで、天災その他やむを得ない場合というのを落とされておりますが、これは条例に残すべきじゃないかなと思い、その所見を伺います。  というのは、第4条のところは、このバス、運行ですから、運行の定期性でありますとか定時性でありますとか、停留所がどこであるとかいったものを市長に委任をしたものであって、裏返すと、定時運行というものを定めたものだということが言えると思います。臨時にやむを得ない事情で変えなきゃいけないというのは、やはり規則で決めるんじゃなくて、条例の中に残して、ふだんは第4条でこうです。天災のときは次の条で市長が臨時に変えますと、条例の中で例外を示しておくべきじゃないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 今回、条例を変えますのは、これバスの運行とあわせて条例を変えさせていただきたいということで提案をさせていただいたところでございます。  条例と規則の関係でございますけれども、どこまでを条例でうたうかということはあろうかと思いますが、現状、規則でバスのほうはこれで運用させていただいております。そのように今回は合わせるということでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 西村雄一郎君。 ○議員(10番 西村雄一郎君) 平常時も天災等のときも、全て一括で市長に委任というのは、作業上、あるいは言葉上はいいですけども、定期運行のままこうだ、臨時のものはこうだというふうにうたっておかないと、結果として、皆さんの善意を疑うわけじゃありませんけども、要するにほしいままにというか、全て定期性がないがしろにされるような形で市長に委任されるいう形になると思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤政策企画部長。 ○政策企画部長(佐藤 満君) 定期性が担保されないことがあるんではないかという御心配でございますけれども、市民バスについても同様にきちんとそれを守るようにさせていただいております。本当にやむを得ない場合については中止もあるんですが、基本的にはそういう形で対応させていただいております。規則のほうでも問題ないと思っております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑ありませんか。  6番、多賀三雄君。 ○議員(6番 多賀 三雄君) 6番、多賀三雄です。  所管が総務委員会になると思うので、お聞きしますけども、教育長の身分に関する条例が出ています。議案第9号、27号、28号、29号です。説明があったように思いますが、もう少し詳しく、わかりやすく、どういうふうに変わるのかということを教えていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) 中村総務部次長。 ○総務部次長(中村 清男君) 今、御質問のところでございますが、それぞれ組織の関係で、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正ということでございまして、本年4月1日から教育委員会制度が大きく変わってくるということでございます。ただ、今般、それぞれに議案の中で、条例の附則の中に経過措置を持たせております。これにつきましては、教育長の任期の期間中につきましては、これまでの従前の例によりまして、これまでどおり教育委員会の委員長がいらっしゃいます教育委員会制度もそのまま引き続き引き継いでいくということでございますので、それぞれの条例の中では、経過措置の中でそれぞれ効力を有するとかいうことで引き継がせていただいております。  今回、教育委員会制度改正でございますけど、先ほどございましたように現教育長の任期につきましては平成28年の12月の8日ということになっております。それまでの間は、特段の理由がない限りは、先ほど申し上げましたように現行の教育委員会制度が引き続いていくということでございますので、そのように御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。また委員会でもひとつ整理いただきたいと思います。  ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、これで条例その他についての質疑を終わります。  ここで10分間休憩をいたします。45分からお願いします。              午前10時33分休憩     ───────────────────────────────              午前10時44分再開 ○議長(藤原 信宏君) 会議を再開します。  引き続き議案に対する質疑を行います。  初めに、先ほどの質疑に対する答弁の訂正を求められておりますので、これを許します。  福間市民環境部長。 ○市民環境部長(福間 克巳君) 先ほどの堀江議員の御質問に対して、答弁を一部訂正をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  議案第13号、子ども医療費についてであります。子ども医療費の拡充分の所要額ということでの御質問でした。小学生部分につきまして、所要額が3,000万を見込んでいるというふうに答弁いたしましたが、これを4,200万に訂正をしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。子供分の4,200万と、それから中学生部分のおおむね2,400万円ということで、6,600万という形になりますが、この中学生部分につきましては、1年間を想定しておりますので、27年度につきましては7月以降診療分で1,800万を見込んでおります。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江議員、よろしいですね。  次に、予算についての質疑を行います。  予算は、平成26年度補正予算と平成27年度当初予算に分けて行います。  初めに、議案第40号、平成26年度雲南市一般会計補正予算(第7号)から議案第49号、平成26年度雲南市病院事業会計補正予算(第4号)までの平成26年度補正予算10件について行います。  質疑はありませんか。  16番、堀江治之君。 ○議員(16番 堀江 治之君) 予算説明書の一般会計、21ページ、環境衛生費の中で新エネルギー機器導入補助金が252万3,000円減額でございます。ああして太陽光、あちらこちらで設置されておるわけですが、今回は252万3,000円減額ということでございます。中期財政計画では、今後500万から600万ということを毎年の予定が立てられておるんですが、固定買い取り価格が下がったというふうなことからかどうかわかりませんが、252万3,000円ということですが、当初計画の量に対して実績どうだったのか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 福間市民環境部長。 ○市民環境部長(福間 克巳君) 予算に関する説明書21ページの新エネルギー機器導入補助事業の関係でございますが、これは太陽光発電設備の導入補助金ということで、個人の住宅、それから事業所への設置されたものに対して補助しております。  まず、実績でございますけども、住宅が、当初30件を予定をしておりましたが、実績で23件ということであります。また、事業所が2件ということで予定をしておりました。実績で1件ということで、252万3,000円の減額をしたところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(藤原 信宏君) ないようですので、平成26年度補正予算についての質疑を終わります。  次に、議案第50号、平成27年度雲南市一般会計予算から議案第60号、平成27年度雲南市病院事業会計予算までの平成27年度当初予算11件について行います。  質疑はありませんか。  15番、堀江眞君。 ○議員(15番 堀江 眞君) 1点だけお聞かせいただきたいと思います。  84ページ、農業費、27年度のあれですけど、そのうちの農業振興費、農作物獣被害対策事業補助金400万円なりというのがありますが、これは牧柵とメッシュ等というふうに説明書には書いてありますが、トタンが入ってないということでいろいろ御批判をいただいとるところですけど、この辺は本当かどうなのか、ちょっと教えていただきたい。 ○議長(藤原 信宏君) 福島産業振興部長。 ○産業振興部長(福島 宏芳君) 農作物獣被害対策事業補助金ということで、農家のほうでワイヤーメッシュあるいは電気牧柵等の獣被害防護柵を設置された場合の助成でございますけども、先ほど御指摘がありましたように、現在はトタンのほうを、以前はトタンでの囲いというものも対象としておりましたけども、現在はワイヤーメッシュあるいは電気牧柵ということで、トタンを外しているところでございます。これにつきましては、これまでトタンのほうでいろいろと防護されておりましたけども、やはり耐用年数あるいは防護の有効性からいきましても、ワイヤーメッシュのほうでないと、なかなかトタンにつきましては、高さ等の制約もあったりして有効な防護ができないではないかということで、ワイヤーメッシュのほうに防護のほうをシフトするために、こちらを助成対応としておりまして、トタンについては、以前から変更しまして現在は助成対象としておりません。以上でございます。 ○議長(藤原 信宏君) 堀江眞君。 ○議員(15番 堀江 眞君) トタンに対して、耐用年数が短い、いろいろ今言われましたけど、現実には、トタンだと中身が見えないという、目隠しになるということで、効果としては一番大きいじゃないかというのが現実にやっとる人の意見で、金額もちょっと張るということとか、それから一部集落では、幅60センじゃない、それより10センチぐらい、70センか80センチの特製というか、大きいのを全集落覆っとるようなところもあるわけですけど、金額は制限つけるなり、メッシュと同等限度までとか、その辺のやりようはいろいろあると思いますけど、やっぱり効果のある方法をきちっとやられんと、獣被害というのも大変な問題で、行くとこ行くとこその話ばっかしですけど、特に今ごろ、今までは出てこんだったところまで出てくるというような現状もありますので、ぜひトタンも有効な防護対策だということで考慮していただきたいと、これは要望しときたいと思います。
    ○議長(藤原 信宏君) 福島産業振興部長。 ○産業振興部長(福島 宏芳君) トタンも有効な防護柵ということでございまして、その防護の効果がないということではございませんで、やはり今一番問題になっておりますイノシシ等の獣被害が一番多いわけでございまして、これにつきましては、トタンでというよりも、やはりワイヤーメッシュのほうが効果が高いと我々は認識しております。あと小動物につきましては、先ほどおっしゃったような効果もあるということは認識しておりますので、ワイヤーメッシュ、これの普及を今、それでの防護を普及しているという立場でございますけれども、議員御指摘のように、今後皆様のほうから再度またトタンの防護もということで御要望があったり、今お話しのような効果についても、また再度検証しながら、必要に応じてまたその辺の、補助対象とするかどうかについては検討させていただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありませんか。  18番、深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) 予算の考え方をちょっとお聞きをしたいんですけども、どれという数字はありませんけども、補正のとこでも聞けばよかったんですが、一番目につくところが教育委員会の、3月補正では先行型で4,177万ほど計上されておって、それで、この全体の資料を見たときに、27年度の予算は、教育費は5,035万2,000円ほど減額になるわけですね。先行型だいって4,000何万入れて、27年度の中では1,188万2,000円ほど拡充分というようなことで、いろいろな項目で入っておるわけですけれども、実際はふたあけてみて27年度を見ると、全くその金額に相当する分は教育委員会全体ではマイナスになってしまっておるわけで、結局事業の入れかえででき上がっているのかなと思ったりもするんですけども、もちろん社会増を目指してキャリア教育のということで、ほかのとこ、ちょっと私のほうでなかなか分析ができんで、農業関係も、所管なのでちょっとやってみてるんですけども、そういうところの考え方ですね、一般質問でも最後のところで副市長にもちょっと聞こうかなとは思っとる分があるんですけれども、結局全体を、先行型に入れてしまって全体では減らしてしまってるというようなことで、これが継続的にできるのかなというところを心配しているんですが、その考え方をちょっとお聞かせ願いたいと思います。以上です。 ○議長(藤原 信宏君) 藤原次長。 ○財政担当次長(藤原 靖浩君) 失礼いたします。国の経済対策に関連しての3月補正と当初予算の関係という質問内容かなと思いますので、私のほうから御説明をいたします。  今回、国の補正の中では、今までも申し上げてますように消費喚起と地方創生ということで、それぞれ1億200万、6,700万という内示の配分部分があったところでございます。こちらについては、国の補正ということで、地方自治体のほうには3月補正のほうで予算化をしなさいということでのお話になっております。そういった関係で、先ほど言いました1億200万と6,700万の部分については、一部一般財源をつけておりますけど、3月補正のほうで計上するということにしたところでございます。  その中で、先ほど言われました教育関係のほうも4,000万ばかし3月補正の中で組んだところでございます。それについては、あくまでも国の制度を使うという中で実際は全額繰り越しということでございますので、実質は27年度の予算と決算ベースでは同じになるところだろうというふうに思っております。  先ほどの御質問の中で、全体でふえてない、結局一緒だないかというふうな言い方ありましたけども、こちらの部分については拡充ということで、教育部分について拡充をいたしておりますので、新年度の予算では減になる部分はありますけども、トータルをすれば拡充になっているというふうに思っております。  ほかの部分でも、先ほど言いましたように3月補正で計上した部分もありますので、実際には当初予算と合計での判断をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 深田徳夫君。 ○議員(18番 深田 徳夫君) トータル的に数字で見ると1,000万ぐらいのやっぱり減ってる、5,000万減っておりますね。5,000万トータルで、教育全体では。だから、教育委員会に聞いたほうがいいかもしれませんけれども、今、拡充ということで先行型で4,177万ぐらい入って、もちろん入って、またその拡充分が新しい事業として1,100万ぐらい27年度にも入ってはおるんですけれども、先に補正をしたから、今度は27年度では5,000何万が減るということだてえと、全体での教育委員会予算はトータルすれば、補正と合わせれば去年と同じぐらいだよということになるかもしれませんけども、結局は拡充といって、拡充というのがどういう意味につながるのかわからんですけども、事業がふえるというなのか、事業の内容を変えられるということなのかわからんですけれども、実際に予算のトータル、合計を見るとそういうふうに結局1,000万ぐらい減るのかなと思ったり、あ、5,000万減ってるんですからね、トータルで。その辺の考え方で、全てが拡充につながるのかどうかというのがちょっと疑問だったのでお尋ねをしたところで、それ以上言っても、僕は具体的に数字のどの部分ということは言っとるわけだなくて、考え方がどうかなということに心配をしておったのでお尋ねをしたところです。答弁があればお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 先ほどの御質問ですけれども、事業的には、例えば大きく減った部分では、小学校の施設整備ということで、天井落下防止とかそういった部分の金額が平成26年度で大きかった部分があります。それと、中学校のエアコン整備ですけれども、これが平成26年度では8,000万弱、7,000万ちょっとありましたが、平成27年度では5,000万程度ということで減っておりまして、ほかもいろいろ上限がありまして、主にはハード事業の部分で総額では減っているという部分であろうかと思います。27年度、先ほど財政課のほうからありましたが、ことしはたまたま前倒しで予算がなっているということですが、次年度からは通常の予算で対応がしていただけるというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  3番、原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 2点だけ御質問します。  1点目は、予算に関する説明書の58ページですが、民生費の説明欄の高齢者等タクシー利用料金助成事業ということで677万9,000円、当初予算で計上されています。これにつきましては、市議会の議会報告会等に行きますと、年齢条件が下げられたり、求めるには非常によくなったけども、使用実態について非常に疑義があるといいますか、そういう使い方をしていいのかというような懸念をされる声を非常によく聞きます。議会の中でもこれまでそういった意見がありましたが、今回この事業につきまして、執行部についても、使い方についていろいろな意見が入っていると思いますが、結果としては172万8,000円の増額ということになります。運用について、どういったような運用をされていくのか、見直されるようなことを考えておられるのかどうなのか、それについて1点お尋ねします。  それから、2点目ですが、予算に関する説明書の76ページ、衛生費の予防費、説明欄の予防接種事業1億1,233万3,000円についてですが、これについては、予防接種法によります予防接種ということで、小児でありますとか高齢者の皆さんについてですが、2,070万8,000円の増額となっています。特に今年度から予防接種法に入ってきました高齢者の肺炎球菌接種につきましては、26年度の実績を踏まえて予算が計上されていると思いますが、この結果が26年度どうであったのか、そしてこの2,000万の増額はどういった意味で内容的にはふえたものなのかという点について伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 2点御質問をいただきました。  最初に、高齢者タクシーの制度でございますけれども、制度を今年度新たにまた見直すということは予定をいたしておりません。この制度が高齢者の皆さんに移動支援ということで利用していただきたいということで設けた制度でございますので、これを制約をかけるということもなかなか難しいというのが、今現在のところの我々の考えでございます。それで、あくまでも移動支援ということで、そういう啓発をしていきたいと、周知をしていきたいということを考えておりまして、具体に制度の中で制約をかけるということは、今年度のところでは予定をいたしておりません。  76ページの予防接種でございます。2,000万余り増額をいたしておりますけれども、主に高齢者のインフルエンザの定期予防接種ですとか、先ほどもありました高齢者の肺炎球菌ワクチン等、また、風疹の予防接種の助成等積み上げまして、26年度より2,000万増額をしたところでございます。  26年度の高齢者肺炎球菌ワクチンの助成の状況ですけれども、現段階、償還払いという形なもんですから、具体的にまだ数字が余り固まっておりませんけれども、現在のところではかなりの方に、対象の方の中では多くの方に接種をしていただいているというふうな感じを持っているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) 原祐二君。 ○議員(3番 原 祐二君) 高齢者のタクシーの利用券については、議会報告会なんか行きますと、車を持たない人がそういったものを利用して買い物とか通院に使うのはいいんだけど、車を持っている人がお酒を飲んだときに足に使うとか、そういうことについては、果たしてこの目的にそぐわないのでないかというような意見を聞きます。そういった点については、やはり検討していくべきじゃないかなというふうに思います。  それから、もう1点、高齢者については、かなりの人が接種されているではないかということで非常に漠然としたことでしたが、数字として、予算計上するということであれば、対象の方が500人おられて、それに対して現在時点で60%が接種していて、来年度は70%を目標にやるとか、そういった根拠があるべきではないかと思いますが、そういったことが今わかるのかどうなのか、わかれば後ほどでもいいし、お聞かせ願いたいと思いますし、これについては、他市では、広報等で周知するということではなくて、個別に高齢者の皆さんに周知をするという方法をして、広報費がかかるわけですが、手元に接種しないといけんということがわかるような方法をとっておられるところもありますので、そういったものも今回の予算に計上されているのかと思いましたが、計上されていないようですが、確認のために答弁を求めます。 ○議長(藤原 信宏君) 小林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(小林 功君) 予防接種の高齢者肺炎球菌ワクチンの現時点での実績につきましては、現在まで請求があったものまでということですけども、ちょっと現在手持ち資料ございませんので、後ほど資料提供をさせていただきたいというふうに思います。  また、27年度も個人勧奨というのは、個人勧奨しておりますのは、乳児の予防接種については個人勧奨をいたしておりますけども、この高齢者肺炎球菌ワクチンについてはいたしておりません。それについては検討もいたしましたけども、既にワクチン接種をされている方とか、対象にならない方もあると。年齢だけではなくて、年齢の中には入ってますけども、対象に、受ける必要がない方もあるということで、かえって混乱を招くということで、案内しますとどうしてもしてもらわなければいけないというふうに誤解される方もあるということで、周知のみをして、自分が該当になるのか、ワクチン接種が必要かどうかについては医療機関と相談をしていただいてするということで、個人勧奨はしないということで方針として内部協議したところで、決定をしたところでございます。  高齢者タクシー助成ですけれども、議員先ほどおっしゃいました、酒を飲んで帰るときにこの券を使うという方があるという声があるということですけども、そういう方がないとは断言はもちろんできませんけれども、それはごくごくまれではないかというふうに思っております。購入された方の年代も70代、年代の高い方が購入していただいてる割合が高くなっておりますので、そういう酒を飲んで帰りのタクシーにこれを使うという方がそういらっしゃるわけじゃなくて、大方の方は移動支援のために必要な方が御利用いただいているというふうに考えておりますので、それを酒を飲んで帰るときのタクシーには使えませんよということを、なかなかそういう制約というのも難しいなというふうに、現実問題としてはですね、というふうに考えております。 ○議長(藤原 信宏君) ほかに質疑はありませんか。  1番、松林君。 ○議員(1番 松林 孝之君) 1点だけ質問いたします。  予算に関する説明書の109ページ、市内高校後援会等補助金でございますが、昨年度は416万余り、今回251万とかなり減額になっておりますが、なぜこれが減額になったかということで、これは、隣の飯南町あたりは非常に飯南高校とのつながりを大事に、行政はもちろん、町を挙げてやっていらっしゃる中で、雲南の中の県立高校がクラスが減って非常に残念なところでありますが、さらに行政もバックアップすることでまだまだ守り立てていけるというふうに思います。昨年あたりは教育フェスタで高校ともつながりもせっかくできたわけですから、何か違う形でのそういったつながりが持てればいいですけど、この減額が非常に大きいと思いますが、なぜ減額になったか、その辺をまず伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 高校後援会の補助金につきましては、平成26年度、三刀屋高校の90周年記念事業ということで増額をしている分があります。27年度につきましては平常分に返るということで、特に通常分で減額をしているということはありません。一部、人数によって少し変動がある分はありますが、考え方としてはそういう考え方を持っているところでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 松林君。 ○議員(1番 松林 孝之君) 今回は、昨年度が限定的な形であったということのようですが、これにかかわらず、先ほど申しましたとおり、やっぱり小、中、高、また大学へとつながる大きな要因にあると思いますので、行政として県立高校とのつながりというのはさらに求めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。これは意見です。 ○議長(藤原 信宏君) ほかにありますか。  21番、周藤強君。 ○議員(21番 周藤 強君) 議案59号、工業用水についてですが、27年度の給水量が55万トンで、日量5,500トンが計上されましたが、この数字というのは26年度当初の92%ですし、48号で補正が出ておりますけど、その数量の88%です。26年度から12%減ということですが、毎年毎年この給水量が減っていくような感じですが、この数字というのは、大口の島根三洋と協議をされてこうした見込みが立てられておるのかどうか伺います。 ○議長(藤原 信宏君) 稲田水道局長。 ○水道局長(稲田 剛君) 予定給水量の調整についてでございますけども、島根三洋、それからもう1社、ホシザキ電機様とも、年間数回、会を持たせていただきまして、現状とか、それから今後の予定水量等につきましてはお伺いをしながら、こちらも予算を立てる関係もありますし、事業運営をする関係もございますので、させていただいているところでございます。 ○議長(藤原 信宏君) よろしいですか。  ほかにありませんか。  8番、佐藤隆司君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 私のほうからは、少し考え方を含めたところの予算の立て方ということですが、ああして所信表明にも3つのチャレンジということで、子どもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジというふうな表現であらわされましたですが、若者チャレンジ、大人チャレンジというのは、施策あるいはその具体策も書いてございまして、ある面理解はできましたが、この子どもチャレンジというものがどのように予算のほうで出てきているのかということを少し説明をしていただきたいと思います。  それと、市立病院事業の会計ですけれども、その中の第8条でございます。議会の議決を経なければ流用できない事項ということで、ルールに従って(1)に職員給与等の金額が出ておりますけれども、この金額の確認の仕方がちょっとわかりませんので、水道局の関係の工業用水、上水道はわかりますが、ここの25億6,188万5,000円の数字はどこの数字を、何かある程度足してこの数字を出すのかなと思っておりまして、そこのところの説明をお願いしたいことと、9ページの給与費明細書でございますが、今年度は資本勘定支弁職員が3名ほど増になっておりまして、これまではゼロでございましたが、この3名というのはどういった立場の方なのかということと、ちょっと調べてみましたら、平成25年度から4名、4名と増に、これは損益勘定支弁職員ですね、ことしも含めて4名増になっておりまして、ここ近年4名ずつ増になっておりますが、市立病院の職員の定員管理計画というものはどのようになっているのかなと思っておりますので、そこらあたりの説明をお願いいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) 子どもチャレンジの関係でありますけれども、これにつきましては補正予算のほうでキャリア教育推進事業ということで、予算的には大きな数字を出しております。4,177万ということで出しておりますけれども、これがキャリア教育の推進ということで、NPO法人さんとの協働による推進ということが大きな目玉となっております。それと、あとスーパーティーチャーということで、これについても予算化をしているところであります。  26年度と比較いたしますと、例えば社会教育コーディネーターの嘱託職員の金額でいいますと1,400万ぐらい予算化しておりましたが、今回、NPOさんとの協働ということでは3,900万余りまで増額をさせていただいているというような中身となっております。 ○議長(藤原 信宏君) 秦病院事業副管理者。 ○病院事業副管理者(秦 和夫君) 病院会計の給与費のお尋ねをまずいただきました。病院会計の3ページの第8条、流用できない給与費の合計が職員給与費25億6,188万5,000円になっておる、この数字とのそれぞれの適合性がどこにあるかというところでございますけれども、まず、5ページ目と6ページ目をごらんいただきたいと思います。5ページ目の医業費用の中に給与費23億2,974万6,000円、それと3番目の訪問看護費用、給与費6,196万6,000円、それから4番目の療養病床費用、給与費1億4,517万3,000円。それから、2つ目の質問にもかかわるところでございますけれども、今年度は資本的支出のところの建物の事業費の中に、建設のところに含まれておりまして、ここに2,500万ございます。この内訳は38ページを見ていただきたいと思います。38ページの支出のところの建物11億8,785万の中の内訳といたしまして、事務費を3,545万計上させていただいております。この右側のところですが、給料、それから手当、法定福利費、退職給付金、これ合計、合わせましたものが2,500万でございます。以上、先ほど言いました医業費用のところ、訪問看護費用、それから療養病床費用、それから給与費を足したところのものが、先ほどの流用してならない給与費の合計に合致するところでございます。  議員お尋ねのところの質問の内容につきましては、特に9ページ目のところの給与費の明細書、ここの金額と違うという部分でのお尋ねが大きいところだと思います。給与費の明細書のところでは、合計が25億4,307万円ということで、1,881万5,000円、流用してはいけない給与費と違うという部分でございますけれども、これにつきましては児童手当の部分でございまして、一応児童手当につきましては、児童手当法に基づいて支給するということで、職員手当の内訳から外れるということでございまして、一般会計、それから水道事業等との整合性もございまして、この手当部分から外させていただいておるところでございます。ただ、近年この整合性の金額が合わないというところもあったりして、公営企業の中では一部、手当として含めておられるところもございますので、これについては市当局、また水道局、病院と、今後協議してまいりたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいというふうに思います。  それから、そのページの資本勘定のところの職員3名を上げておるのはなぜかというところでございますけれども、いよいよ27年度から病院建設が始まってまいります。建設事業費の2.75%が事務費として起債対象になるということがございまして、27年度においては3名分を給与費として4条計上して企業債対象にしていくということで、将来的には交付税も入ってくる、市からの負担をいただけるという形で、今回3名の計上をさせていただいておるところでございます。  それから、病院の定員管理についてということで、3番目、お尋ねをいただきました。病院の職員数の定員は255名でございます。ほんなら256名、ふえとるんだという部分ですけれども、これ嘱託医師も含めた256名でございますので、現段階ではおさまっておるというところでございますけれども、先ほど議員おっしゃられました27年度においても、医師、それから看護師、それから理学療法士等、14名の採用を図っての数字ということでございまして、職員が増員しておるところもございます。改めてこの定員管理、医師等を含めて、定員については今現在の255名を変更をしていかないといけないというふうに思っておりますけども、現段階ではおさまっておると。病院が一番多いときには300名ぐらいの定員のところが減ってきておる状況でございますけれども、給与費とのバランスもありますんで、そういうところはあわせた流れの中で計画をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤隆司君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 病院関係は理解をさせていただきました。  教育委員会の先ほどの答弁にありましたけれども、補正予算と4,000ちょっと、かなり大きな金額がついておりまして、私は、再度確認したいのは、若者チャレンジというのは若者みずからが挑戦してチャレンジしていくと、大人チャレンジも、自主組織を含めた大人の皆さんが頑張っていくと。そうしたことからすると、この子どもチャレンジというのは、子供みずからが体験学習をしたりということでチャレンジしていくことなのかなというふうに私は、一方ではですね。それを子供に教えるということも予算としては大事なことかもしれませんけど、チャレンジというふうに出ておりますので、私はそういうふうな理解をさせてもらっておりまして、本来であれば「夢」発見プログラム事業とか、これは昨年より60万減になっておりますが、あるいは「夢」発見ウィーク、昨年と同額の金額になっておりますけど、むしろこういった子供を対象にした、みずからがやるというものの予算を拡充をするのが、この子どもチャレンジなのかなというふうに理解しておりましたが、この3つのくくりのチャレンジということは、どういった考え方なのかということを再度確認させていただきます。 ○議長(藤原 信宏君) 速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 私のほうから補足的に説明させていただきます。  今、子どもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジ、こういったくくりと、それから教育、子育て、住宅、雇用、若者チャレンジの5つのくくりとどうかみ合っているかということだろうと思いますけれども、若者チャレンジ、そして大人チャレンジについては、今、議員おっしゃったとおりでありますが、この子どもチャレンジにつきまして、そうした言葉がどこから出てきているかというと、まさにまち・ひと・しごと創生事業、これに向かって雲南市挙げて取り組んでいくわけでありますが、まさに人づくり、それから若者づくりのところが子どもチャレンジ、そして若者づくりについては市外から、あるいは市内の若者、大学生とか若い社会人とか、そういったところの対象にした層を指している。そして大人チャレンジは、おっしゃいましたように地域自主組織、あるいはさまざまな組織、これを対象にいうことで、人、仕事、まちに対応する取り組みを、なかなかその端境のところが、特に子どもチャレンジと若者チャレンジのところをはっきりと何歳までということはありませんけれども、人づくり、仕事づくり、まちづくり、それに対応するチャレンジを、そういった子どもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジと位置づけているところでございます。  したがって、特に教育、子育て、そういったところに配分している予算を、その中でも特に議員がおっしゃいましたように挑戦的な意味合いの予算について子どもチャレンジと位置づけているところでございまして、それらを総合的に判断いただければ。したがって、繰り返しになりますけれども、まち・ひと・しごと創生事業を実践していくに当たっては、雲南市としては子どもチャレンジ、若者チャレンジ、大人チャレンジの連鎖で取り組んでいく。そして、それぞれの具体的な事業については、今の5つのチャレンジ、あるいは地域自主組織の活動、こういったものをひっくるめて予算配分をしているというふうに意識して申し上げているところでございますので、ぜひそういった考え方に御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(藤原 信宏君) 佐藤隆司君。 ○議員(8番 佐藤 隆司君) 何か、あしたに入りそうな感じのことになっておりますけども、わかりました。私、単純に、チャレンジという言葉を使われたということで、子どもチャレンジというのは、いわゆる「夢」発見ウィークとかそういった事業に、子供自身がまち歩きをしたりとか体験学習をしたりとか、そういった子供自身がチャレンジするということが必要ではないかと思うけれども、そういった予算が立ててないですが、何か私のわからないとこにそういう予算があるのかわかりませんが、そう疑問を感じまして、その子どもチャレンジというのは、子供みずからがチャレンジすることは考えていらっしゃらないのかなというふうに質問をさせていただき、あの3つの、いわゆる5つの分野はわかりました。 ○議長(藤原 信宏君) 小山教育部長。 ○教育部長(小山 伸君) もちろん子供がいろいろチャレンジをするということで、その仕組みづくりをするという部分がキャリア教育の推進という位置づけをしているところであります。例えば新しくは土曜日を使った子供たちの学習とか体験活動、学校教育ではなく社会教育のほうから、子供たちの体験とか、あるいは学習とか、あるいは学力向上とか、そういったものを目指すということで進めていきたいということで、その人的な予算ということでの委託料という位置づけにしております。その中に大学生さんとか、あるいは一般の社会人の方とか、いろいろな方にかかわってもらって、子供たちが自発的に学習をしたりという、そういう場もつくっていきたいというふうな思いでおりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(藤原 信宏君) あとはまた一般質問等でよろしくお願いします。  これで平成27年度当初予算についての質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案の先議 ○議長(藤原 信宏君) 日程第2、議案の先議を議題といたします。  お諮りいたします。同意第1号から同意第7号までの雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについての同意7件は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号から同意第7号の同意7件は、委員会付託を省略し、先議することに決定をいたしました。  お諮りいたします。同意第1号から同意第7号の同意7件については、人事案件につき、討論を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 信宏君) 異議なしと認めます。よって、同意第1号から同意第7号の同意7件については、討論を省略することに決定をいたしました。  これから採決を行います。  なお、同意第1号から同意第7号の採決は、起立によって行います。  初めに、同意第1号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第1号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第1号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  次に、同意第2号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第2号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第2号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  次に、同意第3号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第3号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第3号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  次に、同意第4号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第4号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕
    ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第4号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  次に、同意第5号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第5号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第5号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  次に、同意第6号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第6号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第6号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。  次に、同意第7号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。  同意第7号について、これに同意することに賛成の方は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(藤原 信宏君) 起立全員であります。よって、同意第7号、雲南市幡屋財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、同意することに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 信宏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会といたします。御苦労さまでした。              午前11時41分散会     ───────────────────────────────...