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平成22年 9月定例会(第5日 9月24日)

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  1. 雲南市議会 2010-09-24
    平成22年 9月定例会(第5日 9月24日)


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    最終取得日: 2021-05-22
    平成22年 9月定例会(第5日 9月24日)   ────────────────────────────────────────    平成22年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第5日)                            平成22年9月24日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第5号)                        平成22年9月24日 午後1時30分開議 日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 発議第6号 選択的夫婦別姓を認める民法改正の拙速な導入に反対を求める意見書 日程第6 発議第7号 地方財政の充実・強化を求める意見書 日程第7 議案第154号 雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例について 日程第8 雲南市・飯南町事務組合議会議員の選挙 日程第9 雲南環境衛生組合議会議員の選挙 日程第10 議員の派遣について 日程第11 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件
    日程第1 各委員長報告 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論 日程第4 表決 日程第5 発議第6号 選択的夫婦別姓を認める民法改正の拙速な導入に反対を求める意見書 日程第6 発議第7号 地方財政の充実・強化を求める意見書 追加日程第1 発議第8号 高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める意見書 追加日程第2 発議第9号 永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書 日程第7 議案第154号 雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例について 日程第8 雲南市・飯南町事務組合議会議員の選挙 日程第9 雲南環境衛生組合議会議員の選挙 日程第10 議員の派遣について 日程第11 委員会継続審査調査の件      ───────────────────────────────                出席議員(23名)       1番 佐 藤 隆 司       2番 周 藤 正 志       3番 山 崎 英 志       4番 高 橋 雅 彦       5番 西 村 雄一郎       7番 土 江 良 治       8番 安 井   誉       9番 福 島 光 浩       10番 藤 原 政 文       11番 加 藤 欽 也       12番 細 田   實       13番 藤 原 信 宏       14番 山 﨑 正 幸       15番 村 尾 晴 子       16番 周 藤   強       17番 堀 江 治 之       18番 光 谷 由紀子       19番 小 林 眞 二       20番 吉 井   傳       21番 深 田 徳 夫       22番 板 持 達 夫       23番 石 川 幸 男       24番 堀 江   眞      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(1名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 加 納   昂  書記 ──────── 周 藤 寛 雅      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 永 瀬 豐 美  教育長 ─────── 土 江 博 昭 政策企画部長 ──── 新   一 幸  総務部長 ────── 渡 部 彰 夫 市民部長 ────── 障 子 弘 敏  健康福祉部長 ──── 松 村 千 弘 産業振興部長 ──── 小 林 健 治  建設部長 ────── 高 橋 克 明 債権管理対策局長 ── 太 田 昌 人  会計管理者 ───── 藤 原 節 夫 水道局長 ────── 奥 田   武  教育部長 ────── 清 水   寛 大東総合センター所長  大久保 昌 明  加茂総合センター所長  齊 藤 雅 孝 木次総合センター所長  長谷川 和 男  三刀屋総合センター所長 川 上 清 照 吉田総合センター所長  湯 村   茂  掛合総合センター所長  板 垣 千代司 総務部次長 ───── 福 間 克 己  財政課長 ────── 小 山   伸 代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫  統括検査監 ───── 鳥 谷 祐 俊     ───────────────────────────────               午後1時30分開議 ○議長(堀江 眞君) ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 各委員長報告 ○議長(堀江 眞君) 日程第1、各委員長報告を行います。  各委員会に付託された各議案、請願・陳情の審査結果について、各委員長からの報告を求めます。  初めに、総務常任委員長、深田徳夫君。 ○総務常任委員会委員長(深田 徳夫君) それでは、報告をいたします。  総務常任委員会を9月14日開会をいたしました。執行部から市長、副市長、各部課長並びに関係職員の出席を求めまして、全議員出席のもとに市長に対する総括質疑並びに付託された議案につきまして慎重に審議をいたしました。その経過と結果について御報告をいたします。  最初に、総括質疑においては、財政運営について、定住対策について、まちづくり交流センター等について市長の見解、考え方などを議論をいたしたところでございます。その後、各部ごとに付託されました案件について審議をいたしました。  それでは、御報告をいたします。     ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            総務常任委員会                             委員長 深 田 徳 夫               総務常任委員会審査報告  議案第128号 雲南市尾原ダム農林水産物直売食材提供供給施設条例の制定について  議案第129号 雲南市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  議案第130号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について  議案第135号 雲南消防組合規約の一部を変更する規約について  議案第141号 雲南市指定金融機関の指定について  本委員会は、平成22年9月8日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第104条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  口頭ではございますけれども、経過等について若干報告をしたいと思います。  付託されたのは先ほどの以上の議案でございましたが、議案第128号、議案第129号、議案第130号については特に問題になる議論もなく、全会一致で可決すべきものと決しました。  議案第135号、雲南消防組合規約の一部を変更する規約については、まず審議の冒頭、この議案に限らず議会からの再三の申し入れにかかわらず検討の途中経過などの説明もなく、結論だけの突然の提案がなされる。議会の審議期間がないことは、議会軽視と言わざるを得ないとの苦言が呈されたところでございます。したがって、今後行政運営に当たって、懇切丁寧な説明責任を果たされるよう要請をいたしました。  なお、審議の中でございますが、雲南消防署は現在業務量の増大が言われておりました。救急搬送業務はこれまで雲南病院の搬送が主であったが、雲南病院の実情から、現在は松江市、出雲市への搬送がふえていること、さらには心筋患者等の搬送はいっときを争うことから救命士等の4名体制で出動するため、留守番当員が不足しているような状況が年に相当数あるということでございました。このように、事実業務量は増大していることが判明しております。  したがいまして、今回の広域連合への統合によって総務部門へ2名が配置されることになっておりますけれども、このことによって組織の弱体化があってはならないとの意見が多く出されました。  結審に際し、統合することによって消防部内組織の充実強化を図らなければならないことを委員会総意として意見を付して全会一致を可決したものでございます。  続いて審議いたしました議案第141号は、指定金融機関の指定議決に当たって、期限を付して議案提案がなされるべきではないかという意見があったところでございます。  これを受けまして、執行部からは地方財務事務提要によれば指定契約の内容までの議決をする必要はなく、議決は指定金融機関のみで足りるとの見解があるとの説明を受けました。しかし、期限を付することまでを制限するものではなく、総務委員会として今後提案されるこの議案について、より丁寧に期限を付して提案されるべきと意見を付して全会一致、可決すべきものと決したところでございます。  続いて、陳情について報告をいたします。     ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            総務常任委員会                             委員長 深 田 徳 夫               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135条第1項の規定により報告します。     ───────────────────────────────  受理番号、第5号陳情、件名が永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情。審査結果、採択でございます。  続いて、第7号陳情でございますが、人権擁護法の成立に反対する陳情でございます。これについては、不採択としたところでございます。  若干経過について御報告をいたします。  受理番号第5号、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情については、この提出者の要旨は、中央、地方を問わず参政権は国民固有の権利である。外国籍を持つ者に日本の参政権を安易に付与すべきものではない。最高裁判所の判例は、住民とは日本国民を意味するものとしていることから、日本国民でない永住外国人に対し、たとえ地方であっても選挙権等を付与することは違法であるというものであります。  審議におきまして、グローバル化の中で共生していくこの時代である。また、世界人権宣言の趣旨からも採択すべきではないか、こういう意見がございました。  あるいは逆に国家の主権にかかわることであり、参政権を望むなら帰化の方法もある等とのことから、これは採択すべきなどの意見がございました。  採決の結果、賛成多数で採択と決定いたしました。
     続いて、受理番号第7号、人権擁護法の成立に反対する陳情については、要旨が正当な市民の言動まで差別的言動として恣意的に介入され、規制されるかもしれない。人権侵害の定義があいまいで、憲法で保障されている国民の表現の自由が侵されるというおそれがあるというものであります。  雲南市人権センター次長からさらに法案について説明を受けた後、慎重に審議を行いました。  その結果、法案自体が今後さらに検討される現在は中間的な内容であること。したがって、政府でも法案の中身が詰められていない状況である。過去にも提出された法案も、2度廃案となっておる。こういうようなことがございまして、また陳情の内容が織り込まれるかもしれないしあるいはないかもしれない、こういう状況でございます。したがって、現在それ以前の状態であることから、不採択にすべきと全会一致、決したところでございます。以上でございます。 ○議長(堀江 眞君) 次に、教育民生常任委員長、12番、細田實君。 ○教育民生常任委員会委員長(細田 實君)      ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            教育民生常任委員会                             委員長 細 田   實              教育民生常任委員会審査報告  議案第131号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例について  議案第132号 雲南市木次町地域福祉サブセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  議案第133号 雲南市公の施設使用料の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例について  議案第136号 雲南環境衛生組合規約の一部を変更する規約について  議案第137号 公立雲南総合病院組合の解散について  議案第138号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う財産処分について  議案第139号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う事務の承継について  議案第140号 権利の放棄について  本委員会は、平成22年9月8日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第104条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  審議の経過を報告をいたします。  付託された全議案を全会一致、可決すべきものと決定しました。特に議案第137号から140号については、いずれも雲南総合病院組合解散に関する議案であります。  本委員会の質疑では、他の行政組織の広域化と逆行するのではないか。奥出雲病院は5名の医師、飯南病院は3名の医師での診療体制の中で、市立病院化後の奥出雲、飯南両町の病院とどう連携するのか。また、連携における雲南病院の役割について行われました。  執行部からは、現在も医師の派遣など連携を行っていること、また奥出雲、飯南両町とも医師不足の中で連携をさらに強めていかざるを得ないこと、またその中心に雲南病院があるとの答弁がありました。  さて、公立雲南総合病院市立病院化の議案に関し、今日に至るまで多くの議論がありました。平成20年2月、公立雲南総合病院雲南市立病院化について、20年8月までに検討するとの1市2町での執行部確認がされました。これを受け、20年3月定例会において光谷由紀子議員を委員長とする公立雲南総合病院市立病院化調査特別委員会が設置され、調査研究が行われました。  その結果、20年9月定例会において、財政状況は厳しい中ではあるが、住民の命を守るという公立病院としての大きな使命を最優先する中で、公立雲南総合病院を市立化すべきと判断したとの委員長報告が行われました。20年11月、議員の改選が行われた後、市立化問題の調査は教育民生常任委員会に付託され、また必要に応じ全員協議会での全議員での質問、意見を受け、取り組まれてまいりました。21年3月議会において、運営形態は公営企業法の全部適用、市立化への移行時期を23年4月とする執行部案を了解する委員会集約を行い、また全員協議会においても報告されました。その後、引き続き財政支援、経営改善等について教育民生常任委員会調査事項として定例会また休会中の調査研究を行い、全員協議会でも議論され、今議会における解散に向けての議案提案に至りました。  以上の経過を踏まえ、委員会は昭和20年3月に島根県農業会が雲南共存病院として開設以来、多くの先人の努力、また現在の職員、支える人々によって雲南圏域の地域医療の核として住民の命と健康を守ってきた公立雲南総合病院及び公立雲南総合病院組合の実績を高く評価し、また市立化後の病院に期待し、議案を可決すべきものと決定したことを報告をいたします。以上であります。     ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            教育民生常任委員会                             委員長 細 田   實               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135条第1項の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、件名、審査結果。第9号陳情、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める陳情書。採択。以上であります。 ○議長(堀江 眞君) 次に、産業建設常任委員長、17番、堀江治之君。 ○産業建設常任委員会委員長(堀江 治之君)      ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            産業建設常任委員会                             委員長 堀 江 治 之              産業建設常任委員会審査報告  議案第134号 雲南市家畜集合センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について  議案第144号 市道の路線認定について  議案第145号 市道の路線変更について  議案第146号 市道の路線廃止について  本委員会は、平成22年9月8日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第104条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  ここで、若干審査の経過について口頭にて報告いたします。  委員会は、去る9月の10日開催をいたしております。冒頭1時間、市長の出席を求め、そのほか副市長、水道局、上下水道部、建設部、産業振興部と各センター担当職員出席のもと、開催をいたしたところでございます。  付託の議案第134号については、質疑等なく、全会一致で採択すべきものと決定したところでございます。  議案第144号では、市道の路線認定について、7路線でございますが、そのうち2路線が尾原ダム関係でございます。  次に、議案第145号、市道の路線変更については6路線でございますが、これはすべていずれも尾原ダム関連でございます。  議案第146号、市道の路線廃止について、12路線のうち10路線が尾原ダム関係でございます。  そこで、145号、146号の中で、尾原ダムのダム湖に沈む路線が存在するということで、この土地の処理の方法はという質問に対して、用途廃止をして市の所有地とするという回答でございました。  さらに、水面下に沈む土地であり、処理について今後の課題として検討が必要ではないかということに対して、今後検討するという回答でございます。  以上の結果、付託された4議案において反対討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。     ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            産業建設常任委員会                             委員長 堀 江 治 之               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135条第1項の規定により報告します。     ───────────────────────────────  記。受理番号、第10号陳情。件名、上下水道整備に係る陳情書。審査結果、採択。  全会一致による採択すべきものと決したところでございます。この陳情は、大東町小河内地内からの陳情でございます。当地域の42世帯のうち、24世帯が水道未普及という状況で、かけい水、井戸水を利用していらっしゃるということでございますが、水量等不安な現状であるとのことです。水量の安定的な確保により、トイレの水洗化や若者が安心して定住できる地域環境の整備を図りたいとの陳情でございます。  その結果、全会一致で採択すべきものと決したところでございます。以上です。 ○議長(堀江 眞君) 次に、予算審査特別委員長、19番、小林眞二君。 ○予算審査特別委員会委員長(小林 眞二君) それでは、全委員が出席のもと、9月16日に開催いたしました予算審査特別委員会の報告をいたします。     ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            予算審査特別委員会                             委員長 小 林 眞 二             予算審査特別委員会審査報告  議案第147号 平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)  議案第148号 平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  議案第149号 平成22年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  議案第150号 平成22年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)  議案第151号 平成22年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)  議案第152号 平成22年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第2号)  議案第153号 平成22年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号)  本委員会は、平成22年9月8日付託された上記の議案を審査した結果、原案を可決すべきものと決定したから、会議規則第104条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  それでは、口頭で御報告させていただきます。  審査の内容と経過及び委員内協議の内容も踏まえまして、口頭で報告させていただきたいと思います。  本委員会は、平成22年9月8日に付託されました第147号議案から第153号議案の7議案について、各委員会を分科会とし詳細審査を委託し、9月16日、各分科会長より審査の経過と結果について報告を受けたところであります。  総務分科会の報告では、特別な質疑はなく、すべて全会一致で可決すべきものと決定した旨の報告がありました。  次に、教育民生分科会の報告では、委託した2件について反対討論があり、それぞれ賛成多数で可決すべきものと決定した旨の報告がありました。  次に、産業建設分科会の報告は、ため池の今後の整備方針について質疑があり、執行部からは今後は市内397カ所のうち容量1,000立方メートル以上のため池93カ所を島根県へ要望したいとの答弁を受けました。  採決の結果、すべて全会一致で可決すべきものと決定した旨の報告がありました。  次に、各分科会長の報告に対して質疑を行いました。  教育民生分科会長に対して、議案第147号、平成22年度一般会計補正予算のうち、医療と健康の融合施設整備事業80万円について、分科会での審査経過について報告を求める質疑がありました。  教育民生分科会長から、今回の医療と保険の融合施設整備の進め方は市民代表による検討委員会で取り組まれている。海潮温浴施設整備と手法に違いがあることや、庁内会議が十分行われていない中での予算提案であり、市民への説明も不足しているなどの指摘をした。こうした意見は、3月の予算審査特別委員長の特にこの整備事業予算はあくまでも建設を前提とするものではないとした報告を尊重し、今後、教育民生常任委員会あるいは全員協議会で慎重に審議をし、進めることを確認した。  また、補正予算80万円のうち、40万円が調査研究に際しての旅費、残り40万円は地熱エネルギーの設計調査費であるとの説明にあわせ、10月下旬には具体的に施設計画が示せるとの答弁もあり、反対討論はあったが、賛成多数で可決すべきものと決定した旨の報告がありました。  結審では、議案第147号、平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)に反対討論1件、賛成討論2件がありました。
     反対討論は、3月、9月と予算計上されているこの整備計画は、1つには具体案が示されず、財政面、運営面の裏づけも示されていない。2つ目は、市役所内でもプロジェクトチーム1回、ワーキング会議1回しか開催されていない。3つ目に、市民の意見を聞くこともなされていない。4つ目としては、建設を前提としたことで進められようとしている。したがって、今の雲南市としての優先度からも認められないとの反対理由がありました。  2人の賛成討論では、医療と保険の融合施設の必要性は理解するが、今後さらなる議論の時間を十分確保し、財政との全体計画など示していただきたい。また、この融合施設は市民の多くが強く要望しているものではなく、健康増進施設は特定な人や特定な地域ではなく、旧町ごとの身近なところで健康づくりを推進すべきである。したがって、慎重に議論を深めるためにも調査費は必要であり、また一方では防犯灯緊急設置事業の補正予算などもあるため賛成するとの討論がありました。  次に、議案第148号、雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、反対討論1件がありました。  国保の7月本算定で保険料が確定したことで、負担増となっている。今日の経済状況では滞納者がふえることが懸念されることから、保険料の引き下げが必要である。そして、資格証明書の発行などが心配され、また生命にかかわり、安心して医療が受けられることが必要であるとの考えから、反対する旨の討論がありました。  付託されました議案のうち、反対討論がありました議案第147号、議案第148号は起立によって採決を行った結果、賛成多数で原案どおり可決され、その他の議案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。  本委員会では、議員の多くが質疑で疑問を感ずる医療と保健の融合施設事業について、3月に付した意見を尊重すべきとの意見が多くあり、執行部には改めて認識されることを強く述べさせていただきたいと思います。  また、委員内協議では、医療と保健の融合施設には疑問視する意見が多くあり、このような大型のプロジェクトは今後特別委員会を設置することも必要であるのではとの意見もありました。このことは議会運営委員会で協議をしていただきたいと思います。  終わりに、今さらではありますが、本市議会は委員会主義で運営がなされていることから、各分科会では審議を十分行っていただき、その審議の経過は委員以外の議員に賛否の判断材料を提供するものでありますから、委員長報告は詳細に報告していただきますよう改めて確認し、要望しておきます。  以上報告し、予算審査特別委員会の報告を終わります。 ○議長(堀江 眞君) 次に、決算審査特別委員長、14番、山﨑正幸君。 ○決算審査特別委員会委員長(山﨑 正幸君)      ───────────────────────────────                              平成22年9月24日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            決算審査特別委員会                             委員長 山 﨑 正 幸              決算審査特別委員会審査報告  認定第 1号 平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 平成21年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 平成21年度雲南市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 平成21年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 平成21年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 平成21年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 平成21年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 8号 平成21年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 9号 平成21年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第10号 平成21年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第11号 平成21年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第12号 平成21年度雲南市水道事業会計決算認定について  認定第13号 平成21年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について  本委員会は、平成22年9月8日付託された上記の議案を審査した結果、認定すべきものと決定したから、会議規則第104条の規定により報告します。     ───────────────────────────────  審査の報告について、報告いたします。  平成21年度は、世界的に景気が低迷する中、前年度に引き続き経済対策として経済危機対策及びあすの安心と成長のための緊急経済対策が実施され、地方交付税の別枠1兆円の増額や臨時交付金が措置された年度でした。  去る9月3日の開会の9月定例会において決算審査特別委員会が設置され、10名の委員が選任されました。委員会では、9月14日から4日間にわたり上程された認定第1号、平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算から認定第13号、平成21年度雲南市工業用水道事業会計決算までの各会計の決算案件を審査いたしました。  審査方法として、各部局からマネジメントシートによる説明を受け、必要に応じ関係資料の提出を求めながら、事業別に委員からの質疑に対しての応答方式で審査を行いました。最終日の9月21日に一部の部局について再度質疑を行った後、案件別に討論、採決を行いました。  その結果、認定第1号、認定第2号は賛成多数、その他については全会一致により付託された13議案すべてについて認定すべきものと決定いたしました。  審査に当たっての留意事項は、1つ、最小の経費で最大の効果が上がるよう財政運営が合理的かつ健全に行われているか、2、施策が市民生活向上のために実効あるものとなっているか、3、情報開示に積極的に取り組まれているか、4、マネジメントシートによる評価が妥当なものかの4点を中心的視野に審査を行いました。  この留意点によりそれぞれ審査を行った結果、提案された13議案については合法的かつ正確に執行されているが、厳しい財政状況を踏まえ、健全財政の確立を目指し、なお一層経費縮減に努めるとともに、決算審査特別委員会として7項目について意見集約をしました。  1つ、緊急経済対策の効果。平成21年度の国の経済対策を受けた事業としては、23億3,900万円の交付金を充当し、事業費総額30億6,500万円の経済対策事業を実施されたところであります。定額給付金事業などを除き、これまでの財源問題で先送りとなっていた事業がこのたびの経済対策により実施できたことは大きな効果が認められます。  なお、緊急経済対策が終了した平成22年度以降は、実施事業に優先順位をつけた堅実な財政出動に努められたい。  滞納問題について、平成21年4月に債権管理対策局が設置され、関係部局との連携により市税、使用料、負担金などの滞納額は前年度に比べ減少している。今後についても、法令、個人情報の保護などに留意しつつ、相談体制のさらなる充実を図りながら滞納額の一層の縮減に努められたい。  3、公共施設の指定管理について。温浴施設を含め指定管理を行っている公共施設においては、市民を中心とする利用者の対前年比での増減にかなりのばらつきが見られる。公共施設の管理運営については、指定管理先に任せっきりの感が否めないので、管理運営方法などについて一元的にその指導が行える部局を明確にし、指導が行える人材を養成し、適正な指定管理が行われるよう努められたい。  4、公共交通について。市民バス運行管理事業については、車両の老朽化などにより車両維持管理費が増大傾向にあるとともに、利用者の減少により収益率も悪化しており、市民からの路線の見直しの声も上がっている。今後については、運行形態の見直し、運行便数の再検討、計画的な車両更新などに努められたい。  5、職員教育、人材養成について。職員教育、人材養成については、部内研修、自治研究所での研修など計画的に行われているが、職員の資質向上と働く意欲、市民に奉仕する意識改革のためにもさらなる職員教育に努められたい。  6、雲南ブランド化プロジェクトについて。雲南ブランド化プロジェクトについては、政策企画部を中心に平成19年度から21年度に取り組まれ、一定の効果を上げられた。平成22年度から26年度の次期計画については、雲南ブランド化プロジェクトに対する市民の認知度がまだまだ低いことから、さらに理解を求めるとともに、今後は市民が幸運なんですと言える政策推進が必要である。また、政策企画部だけではなく、関係部局との役割分担をより明確にし、事業効果が最大限発揮できる実施体制での取り組みに努められたい。  7、上下水道事業について。上下水道については年次計画を立て、未整備地域の解消に取り組まなければならないが、これまでの設備投資に係る企業債の元利債が平成26年度にピークを迎えることから、採算性の確保にも十分留意しながら計画的な整備に努められたい。また、要望により整備したものの接続率が低い地区についても、引き続き接続率の向上に向け当該地区などへの働きかけに努められたい。  次に、平成21年度の決算額は、国の経済対策による交付金の増額と行財政改革の取り組み、組織機構の見直し、給与のカット、職員数の削減などの努力により、一般会計では実質収支が3億1,000万円の黒字となり、特別会計でも実質収支は4,600万円の黒字となりました。また、一般会計決算で2億8,200万の基金繰り入れも計上され、財政健全化に向け市長以下役職員ともに努力されたことに対し評価するものであります。  その結果、経常収支比率は前年度比1.7ポイント減の91.4%、起債制限比率は前年度比1.3ポイント減の13%、地方債現在高比率は前年度比21.4ポイント減の251.4%、実質公債比率は前年度比1.8ポイント減の21.8%と、着実に改善されている状況にあります。しかしながら、平成21年度収支均衡を目指すには、今後さらなる努力が必要と考えています。したがって、市におかれましては次のことを検討されるよう提言します。  1、引き続き行財政改革に積極的に取り組むこと。2、10分の10の補助金により事業展開をされ、成果が上がっているものが多数あるが、補助期間終了後も継続的に実施ができるよう、実施事業に優先順位をつけながら着実な効果が上がる体制を確保されること。3、本年3月定例会予算審査特別委員会委員長報告にもあったように、事業の計画実施に当たり議会、市民に対して早い段階での情報開示を求めてきたところであるが、依然として改善されない状況にある。執行部と議会が徹底した論議を行い、市民の期待にこたえられる事業を実施するためにも、今まで以上に早い段階での情報開示を行うこと。4、平成23年4月1日に市立病院となる公立雲南総合病院については、地域医療を今後継続的に確保することからも、改革プランに基づき一層の経営の健全化に努めること。  以上、今後の雲南市の行財政運営への課題の一端を述べ、決算審査特別委員会報告とします。 ○議長(堀江 眞君) 以上で委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(堀江 眞君) 日程第2、これから各委員長報告に対する質疑を一括で行います。質疑はありませんか。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 総務委員長へお尋ねをしていきたいと思いますが、陳情第5号、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情で、委員会の方では賛成多数で採択と報告がありましたが、委員会では次の点どのように審査されたのか伺います。  まず1点目、陳情理由を見ますと、(1)、ここで外国人に参政権を与えますと内政干渉が起こったり国が乗っ取られる危険があるからですという云々があって、そこまで至らなくてもいざとなれば帰るべき母国を持つ人々に対し、国家、国民の命運を決定する参政権を与えることは自国民に対して大変無責任な行為と言えますと書いてあるんですね。これは国政への参政権がよくないということで、地方参政権とはちょっと相入れない内容となっていると思います。  また、(2)の先進地8カ国、G8ですね、それを見ましてもロシアを除いて永住外国人に参政権を付与している国はありませんとありますけれども、この8カ国で地方への参政権は、EU加盟国でも多くの国が地方への参政権を認めておりますし、こ8カ国についてはイギリス、フランス、ドイツ、ロシア、これらは地方参政権は認めているんですね。そこらあたりのこの陳情理由に対してどのように審議が尽くされたのか、その点お聞かせ願いたいと思いますし、またもう1点は、1995年の2月28日に最高裁判決が出ておりますね。この点で永住外国人への地方参政権ということで、条件つきでこれ認める内容でございますけれども、そこらあたりの論議どのようになさったのか、その審査過程の内容をもう少し詳しく報告をしていただきたいと思います。以上です。 ○議長(堀江 眞君) 委員長の答弁を求めます。  21番、深田徳夫委員長。 ○総務常任委員会委員長(深田 徳夫君) 光谷議員の質問にお答えをしたいと思いますけれども、ただいまの質問の項目について、それぞれ一つ一つ意見交換はしておりません。総体的に、先ほど申し上げましたように、やはり今の時代には付与すべきだということですね。グローバル化の時代に共生する時代だと、こういうような意見、そういうことと、逆に私権の問題でもし必要であるならば帰化の方法があるということで、包括的な意見交換であったと思っております。  あともう一つは、現在も国会の中で与野党とも両方の意見があって、今のところでは深く審議がされてないので、ここで審議するのもいかがかなというようなこともありました。ということで包括的にしたところでございまして、一つ一つの問題はございませんでした。 ○議長(堀江 眞君) 18番、よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。                 〔質疑なし〕 ○議長(堀江 眞君) それでは、質疑がないようですので質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 討論 ○議長(堀江 眞君) 日程第3、これから討論を行います。  討論は、付託された議案と請願・陳情とを分けて行います。  最初に、付託された議案について行います。  委員長報告に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) それでは、反対討論を行います。  先ほど総務常任委員長から報告がありました陳情第5号、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情、これが採択されたことに対しての反対討論をまず行います。 ○議長(堀江 眞君) まず議案に対して、後ほど請願・陳情については行いますので、初めに議案に対して反対討論をお願いします。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 失礼しました。  それでは、予算審査委員長の方から報告がありました議案第147号、平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)、議案第148号、平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、それと決算委員長から報告がありました認定第1号、平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号、平成21年度雲南市国民健康保険特別会計決算認定について、この4件について反対の討論を行います。  まず、議案第147号、平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)についてでございます。  この点では、予算委員会、そして予算特別委員会、また教育民生常任委員会の中でも反対の意思を表明してまいりました。それは、1点、保健衛生費の中での医療と保健の融合施設整備事業80万円について、認められないとの態度をとっております。3月議会において提案されました300万円の委託料につきまして、まだなかなか内容がはっきりしない。その上に、今回80万円が追加されて調査をされるということなんですけれども、この予算は融合施設をつくるための調査費として日本財団や武藤先生たちの旅費や委託費、そしてまた有識者会議の費用が入っていると議案質疑の中で伺いました。一般質問、議案質疑の中で少しずつ内容は明らかになってはきておりますけれども、いまだどのような中身か、運営方法もはっきりしておりません。また、財政の厳しい中で平成24年度収支均衡を図るとされ、住民の負担はふえております。  こうした中にもあるにもかかわらず、財政計画もないままどんどん先に進められようとしております。先ほど報告の中にもありましたが、庁内プロジェクトチームの中の副市長を委員長とした検討委員会、これは22年の4月22日に設置されておりますけれども、まだ1回しか開かれてない。またワーキング会議、これは5月28日に設置されておりますけれども、ここも全体会は1回の開催状況だということで、まだまだ庁舎内での議論もし尽くされていないと言えるのではないでしょうか。そしてまた、市民の声も聞いていないということ。全くそういった点では推進ありきとなっているしか思えません。  一般質問の中での答弁で、市長は住民アンケートは医療、保健、介護への要望が一番多くあったとおっしゃいました。市民の願いはそのとおりだと私も思っております。その願いが、融合施設で解決するものではないと思います。  長野県の東御市、私も視察に行ってまいりましたけれども、その中でも丁寧な保健指導が行われているということも聞いております。人的配置など、行われているともおっしゃっておりました。  そして、吉田町では旧村時代からケアポートを取り組まれてきておりますけれども、小さな、また身近なところであってこそ大きな成果があらわれているというふうに思っております。全市的規模で加茂町に大きなものを1つつくるのではなく、身近で多くの市民が活用できる施設にすべきと思います。それが市民の健康増進、医療費の削減につながるものではないでしょうか。木次町、三刀屋町にもプールがあります。また、冬期には燃料費がかかるとしてプールが活用できないとなる吉田のケアポートも通年使用ができるようにし、それぞれ活用すべきではないでしょうか。  融合施設は、質問の中で少しずつ明らかになりましたのは、場所は加茂町のB&Gのプールのところ、プールのそこは稼働できるものということやら地熱の活用、今回その80万円のうちの40万円がエネルギーのそうした調査になるということですけれども、市民の健康増進と言われているけれども、多くの交流人口も見込まれているような状況です。また、建設費用は安芸高田市では9億5,000万円、当初予算の300万円のうちで委託された業者での提案は12億円など大変な予算を要するもので、今後これは12億円のものについては、もう一度コンサルタントの方に返されているということも聞いておりますけれども、まだまだ本当に大きな予算にしては検討が少ないのではないかというふうに思いますし、副市長からは慎重に慎重にということを言われておりますけれども、先ほども言いますように、推進ありきで進められているように思われます。いま一度、いろいろな角度から見るべきではないでしょうか。今、市民の医療の充実の願いは、雲南病院の医師確保と施設の耐震化を含めた整備ではないでしょうか。施策の優先度をいま一度検討すべきだと思っております。  今、議会のチェック機能について、市民の皆さんより厳しい目が寄せられております。その点で、拙速した動きに対しては歯どめをかけることも大切というふうに思い、反対の意思を表明いたします。  次に、議案第148号、国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。  7月本算定が行われ、22年度の保険料が決定いたしました。1人当たり6.2%の増、4,177円の増で、7万1,577円となりました。これは40歳未満でございます。介護保険料を含む40歳以上の方は6.8%の増で、5,711円の増で8万9,866円となりました。当初より伸び率は下がったものの、負担はふえております。今回、通知を見てびっくりされておるということが言われております。他の共済や健保と比べても、大変負担が重いわけでございます。保険料を上げれば、滞納が出てくるという悪循環となります。現に、滞納1年以上の方には資格証明書が発行されております。お聞きいたしましたら、48世帯発行されております。命にかかわる問題でもあります。正規の保険証の発行を求めます。国保法に基づいても、皆保険が崩れてしまいます。よって、この補正予算は認められません。  そして、決算委員長から報告がありました認定第1号、平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号、平成21年度雲南市国民健康保険特別会計決算認定について、2件について反対討論を行います。  先ほど決算委員長から報告がありましたが、私は委員会で2件の決算に反対をしてまいりました。  まず、21年度の一般会計の認定についてですけれども、予算、決算は政策と表裏一体でございます。現在、決算審査に当たって、施策が市民生活、福祉の充実につながっていたのかを視点に置いて判断することが大切と思っております。  21年度は、先ほど委員長の報告にもありましたようにこの年度は経済対策として国からの交付金が措置され、いろいろな施策を取り組むことができた年となりました。例えば学校の耐震化、施設整備、交流センター移行のための施設整備、地域の経済を浮揚させる住宅リフォーム事業、携帯電話不感地域解消事業、また市民の多くの皆さんから要望の強い市道の維持修繕等、21億5,191万4,000円が充当されました。これまで要望してきました学校施設の耐震化、建設や整備、住宅リフォーム事業、また松くい虫の空散事業の中止でありますとか、それから消費生活センターの設置などがあります。  しかし、一方では公の施設の使用料の負担が増となり、市民の皆さんから大変いまだに不満の声があります。また、学校給食センターなどの現業職員の職種転換が図られ、給食センターの民営化の準備が進められた年でもありました。雲南市が進める食のブランド化、食育教育の推進とはまさに正反対の方向ではないでしょうか。また、三刀屋保育所の民営化に向けての引き継ぎ保育に874万1,000円、宇寿荘、笑寿苑の民営化の売り払い収入で3,120万円など、福祉施設の民間委託を進める方向で動いた年でもあります。アルカリイオン水の設置についても、市民の皆さんから今でも不満、また不信の声が出ております。市政は市民の生活、福祉の向上に取り組んでいかなければなりません。自治体の役割であります。そうした視点でこの決算を見れば認められません。  また、情報公開があれだけ積極的に行いますと言われておりますけれども、積極的に進められていない点、指摘し、討論といたします。  そして21年度の雲南市国民健康保険特別会計決算認定についてでございますけれども、21年度の保険料は前年度と比べ1人当たりの保険料は2.8%の増、1,835円の増でした。そして、40歳以上の保険料は1人当たり0.6%の増、540円の増となりました。
     予算では繰入金を準備して5,924万円を予定しておりましたが、反対に基金繰り入れを7,000万されるというような会計というふうになりました。保険料の引き下げが可能であったと思います。また、資格証明書の発行はやめるべきです。これもやはり皆保険の方向ではないように思うような状況です。以上指摘し、この認定はできないと討論をいたしました。  以上、反対討論を終わります。 ○議長(堀江 眞君) 次に、ただいま反対討論がありました議案について、それぞれについて賛成者の発言を許します。  初めに、議案第147号に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。                〔賛成討論なし〕 ○議長(堀江 眞君) 賛成討論がありませんようですので、賛成討論を終わります。  議案第147号について、他に討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようでございますので、議案第147号についての討論を終わります。  次に、議案第148号に対する賛成者の発言を許します。148号に対する賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 賛成討論がないようですので、賛成討論を終わります。  議案第148号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 148号についての討論を終わります。  次に、認定第1号に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 賛成討論はありません。  続いて、同じく認定第1号について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、認定第1号についての討論を終わります。  次に、認定第2号に対する賛成者の発言を許します。認定第2号について、賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、賛成討論はありません。  同じく認定第2号について、他に討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで付託された議案に対する討論を終わります。  次に、請願・陳情についての討論を行います。  委員長報告に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  陳情第5号について、2番、周藤正志君。 ○議員(2番 周藤 正志君) 第5号陳情、永住外国人への地方参政権の付与の法制化に反対する陳情の採択に対し反対討論をいたします。  現在、永住外国人は一般永住者約50万人、歴史的経緯のある特別永住者が42万人、計92万人の方々が住んでいらっしゃいます。  一方、外国に住む日本人、在外邦人ですけれども、これが約100万人で、この在外邦人の方としては国政選挙への投票ができる、地方選挙へは投票ができないということになっております。これは国籍に基づく国政参政権と、居住に基づく地方参政権という考え方が根本にあるからであります。ですから、居住に基づく地方参政権というのは、裏返しをして言えば住民であれば地方参政権の付与は可能であるということになります。  先ほどもありましたが、最高裁の1995年ですけれども、永住者等に地方選挙権を付与することは憲法の許容範囲内であるとの判決を下しています。陳情理由の5で憲法違反と記述してあるのは、これは誤りであるというふうに考えます。  なお、この陳情は、先ほどもありましたが地方参政権の付与に反対するものであるにもかかわらず、陳情の1では、先ほどもあったように内政干渉が起きたり国が乗っ取られる、あるいは国家、国民の命運を決する参政権というような記述、あるいは(4)では国籍法や帰化ということも取り上げられておりまして、国政参政権と混同しておられるということで、非常に論旨が不明瞭であるというふうに考えています。あくまでも国政と地方参政権はきちっと区別をして考えるべきだというふうに考えます。  そこで、諸外国についてはどうかといいますと、国政の参政権を認めているところはニュージーランドぐらいでして、ほとんどありません。しかし、地方参政権については納税義務と一体のものであるとして、多くの国が認めています。先進国の中で全く一定の要件も満たさずに認めていないというのは我が国だけでして、この点で非常に我が国は劣っていると言わざるを得ません。  そこで、今、世界はグローバリゼーションの中で金融資本、あるいは地球環境問題など国民、国家を超えた共生社会を目指していかなければならないというふうに思っています。将来のあるべき社会であるというふうに考えておりまして、現在、国連でグローバル化の諸課題の解決に向けて国際連帯税の議論も行われているところであります。自国中心主義の内向きな論や考え方、偏狭なナショナリズム、そして閉鎖感や不満のはけ口としてのバッシング、あるいは排他主義、そういったものではなくて、まさに世界人権宣言の理念、差別や貧困、格差のない社会、その実現に向けてまだまだ発展途上である人権問題、そして民主主義の進歩に一人一人が取り組んで努力していかなければならないというふうに考えています。  永住外国人も住民であります。同じ地域で生活する市民であり、決して敵対者ではなく、よき隣人であります。彼らをもっと理解し、そして彼らの生活と権利を保障し、よりよい地域社会をつくらなければなりません。  以上のことから、この永住外国人への地方参政権は付与すべきと考えています。  その後ちょっと調べたところ、そもそもこの地方参政権の問題は竹下登元首相の指示による研究課題として取り上げられた経過がございます。1995年の島根県議会では、賛成可決をされております。ただ、昨年の12月には反対可決でありました。  また、中曽根元首相もこの地方参政権の賛成ということで発言をしておられます。その発言を紹介しますと、大局から見た日本の前進を開拓する立場で進まなければ、政治家の器量が問われるとの発言をしておられます。私は、将来を見据えた判断をすべきであるというふうに思います。  なお、この陳情者である日本の子どもの未来を守る会、これにつきましては調べたところ8月31日をもって活動を休止をされているということであります。以上でございます。 ○議長(堀江 眞君) 次に、陳情第5号に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  20番、吉井傳君。 ○議員(20番 吉井 傳君) 陳情第5号について、賛成の立場で討論をいたします。  今日の日本の国家は国民のための国家であり、国と国民は政治的運命共同体であります。国民主権により国策運営がなされています。国のありようについては、よしにつけあしきにつけ国民がすべて責任を負うものであり、日本国民固有の権利として参政権があるわけであります。国を守るのは国民の当然の義務であり、国の運営を外国人によって左右されることがあっては断じて許されないことであります。  現在、永住外国人は94万人にも上ると言われています。地方参政権といえども、参政権付与によって国家主権が侵害される危険性があり、日本国民の生命と財産を守り、安心生活の保障と日本の将来にわたり継続的繁栄を思うとき、外国人の参政権は認めることができません。  現在の制度下では、在日外国人は母国での参政権を有しているようであり、日本で参政権を与えるとするならば2つの国で参政権を持つこととなり、このようなことが許されるはずもありません。今、日本人として帰化をすれば、参政権が認められる道がしっかり保障されているわけでありますから、その道を選ぶべきだと思います。日本の国の運命に責任を持てない外国人には、政治運営に参加させてはなりません。  税金を納めているからという意見もありますが、行政サービスを受ける対価としてのものであり、生活者の義務でもあります。政治運営とは次元の異なる問題であり、日本の国は日本の国民が日本人みずからの手で凜として国を守っていく、このことが基本であります。北方領土、竹島あるいは尖閣諸島などの日本の国家主権が脅かされている状況の中で、日本の国民として威厳と誇りを持って国づくり、そして地域づくりに処すべと考えております。  以上、賛成討論といたします。 ○議長(堀江 眞君) 陳情第5号について、他に討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで請願・陳情に対する討論を終わります。  これで討論を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 表決 ○議長(堀江 眞君) 日程第4、これから採決を行います。  採決は、委員長報告ごとに条例その他、予算関係、認定関係、請願・陳情の4つに分けて行います。  最初に、条例その他について行います。  お諮りいたします。ただいま総務常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案5件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、総務常任委員会付託の議案5件は、委員長報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま教育民生常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案8件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、教育民生常任委員会付託の議案8件は、委員長報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま産業建設常任委員長から審査結果の報告のあった付託議案4件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員会付託の議案4件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、予算関係について行います。  反対討論がありました議案を起立よって採決を行います。  議案第147号、平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)について、原案に賛成の諸君の起立をお願いします。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、議案第147号、平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第148号、平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の諸君は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、議案第148号、平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま予算審査特別委員長から審査の結果報告のあった付託議案のうち、議案第147号、議案第148号の2件を除く議案5件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会付託議案のうち、議案第147号、議案第148号の2件を除く議案5件は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、認定関係について行います。  反対討論がありました議案を起立によって採決を行います。  認定第1号、平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、認定第1号、平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。  次に、認定第2号、平成21年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、原案に賛成の諸君は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、認定第2号、平成21年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。  お諮りいたします。ただいま決算審査特別委員長から審査の結果報告のあった付託議案のうち、認定第1号、認定第2号の2件を除く認定11件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会付託議案のうち、認定第1号、認定第2号を除く認定11件は、委員長報告のとおり認定されました。  次に、請願・陳情について行います。  反対討論がありました請願・陳情を起立によって採決を行います。  陳情第5号、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情に対する委員長報告は、採択であります。  陳情第5号について、委員長報告のとおり原案を採択することに賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、陳情第5号、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情は、採択とすることに決定をいたしました。
     陳情第7号、人権擁護法の成立に反対する陳情に対する委員長報告は、不採択であります。  よって、原案について採決を行います。  陳情第7号について、原案のとおり採択とすることに賛成の諸君は起立を願います。(発言する者あり)  もう一度申し上げます。陳情第7号、人権擁護法の成立に反対する陳情に対する委員長報告は、不採択であります。  よって、原案について採決を行います。成立に反対する陳情について採決を行います。  陳情第7号について、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を願います。(「原案に賛成するもんが立つわけ」と呼ぶ者あり)そうです。原案に賛成する人が立ってください。だけん委員長の報告は不採択ですので、委員長の不採択に同意する方は座ったままで、それで不採択じゃない、原案に対して賛成だという方は起立をお願いします。  改めて行います。陳情第7号について、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を願います。                 〔起立なし〕 ○議長(堀江 眞君) 起立ありません。よって、陳情第7号、人権擁護法の成立に反対する陳情は、委員長報告のとおり原案を不採択とすることに決定をいたしました。  ここでしばらく休憩といたします。               午後3時04分休憩     ───────────────────────────────               午後3時15分再開 ○議長(堀江 眞君) 再開をいたします。  お諮りいたします。陳情第9号、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める陳情書は、委員長報告のとおり採択とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、陳情第9号、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める陳情書は、委員長報告のとおり採択することに決定をいたしました。  お諮りいたします。陳情第10号、上水道整備に係る陳情書については、委員長報告のとおり採択と決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、陳情第10号、上水道整備に係る陳情書は、委員長報告のとおり採択とすることに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 発議第6号 ○議長(堀江 眞君) 日程第5、発議第6号、選択的夫婦別姓を認める民法改正の拙速な導入に反対を求める意見書の発議についてを議題といたします。  発議第6号について、提出者の説明を求めます。  1番、佐藤隆司君。              〔1番 佐藤隆司君説明〕     ───────────────────────────────  発議第6号 選択的夫婦別姓を認める民法改正の拙速な導入に反対を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 発議第6号について、説明が終わりました。  これより質疑を行います。発議第6号について、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、質疑を終わります。  次に、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 発議第6号に対する反対討論を行います。  これは請願第2号、選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正に反対を求める意見書提出に関する請願がありました。また、陳情第6号で選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情についての2件あって、この2件を受けての意見書提出ということであります。  私は、選択的夫婦別姓制度の法制化の早期実現を求めております。この問題は、法制審議会の答申以来14年もの長い間、たなざらしにされていたものです。昨年8月には、国連の女性差別撤廃委員会から2年以内に報告すべきフォローアップ項目として選択的夫婦別姓制度を含む民法改正の実現が勧告されております。本市は男女共同参画条例、また平成19年3月には男女共同参画計画を策定して、その施策を推進してまいっております。選択的夫婦別姓制度に反対するということは、本市のそうした推進に対しても矛盾する行為であると言えます。  現在の夫婦同姓制度の中、改姓を余儀なくされ、職業上、社会生活上さまざまな不利益をこうむっている方が出てまいっております。婚姻に際し、96%の夫婦が夫の氏を選んでいる女性です。女性の社会進出が進む中、真の両性の平等と男女共同参画を実現する上で、改善が求められています。氏名は人格権の問題です。十分に尊重されなければなりません。夫婦が同等の権利を有することを定める憲法24条の趣旨にも合致いたします。  選択制です。今回この私が求めておりますのは選択制ですので、夫婦同姓を望む個人の権利を侵すものではございません。2006年、平成18年に内閣府が行った調査でも、若い方々から導入に賛成する者が反対する者を上回っているような状況です。社会的な合意形成もなされると言えます。  通称使用でよいのではないかという考えがあります。しかし、公的証明ですとか公的身分証明書が必要な契約ですとか調停委員などの公的活動においても通称使用に限界が来ております。今、人権として自己決定権があらゆる分野で尊重が行われております。女性も男性も自分の意思で自由に選べる制度の実現は、民主主義のより成熟した姿だと思います。同姓を望む人を含めて、希望するだれもが選択できるような法制度を一日も早く願っております。  よって、この法制化に反対する意見書に対して、私は認められないというような思いでございます。どうか皆さんも御一緒にこの判断をしていただくよう求め、討論を終わります。 ○議長(堀江 眞君) 次に、原案に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  反対討論がありましたので、起立によって行います。  発議第6号、選択的夫婦別姓を認める民法改正の拙速な導入に反対を求める意見書について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、発議第6号、選択的夫婦別姓を認める民法改正の拙速な導入に反対を求める意見書については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 発議第7号 ○議長(堀江 眞君) 日程第6、発議第7号、地方財政の充実・強化を求める意見書の発議についてを議題といたします。  発議第7号について、提出者の説明を求めます。  21番、深田徳夫君。              〔21番 深田徳夫君説明〕     ───────────────────────────────  発議第7号 地方財政の充実・強化を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 発議第7号について、説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、質疑を終わります。  次に、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第7号、地方財政の充実・強化を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、発議第7号、地方財政の充実・強化を求める意見書については、原案のとおり可決されました。  ここで10分間休憩といたします。               午後3時32分休憩     ───────────────────────────────               午後3時42分再開 ○議長(堀江 眞君) それでは再開をいたします。     ─────────────・───・───────────── ○議長(堀江 眞君) お諮りいたします。ただいまお手元に配付した追加議事日程のとおり、細田實君外6名から、発議第8号、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める意見書と、山崎英志君外4名から、発議第9号、永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書の2件が提出されました。  これを日程に追加し、追加日程第1と追加日程第2として議題とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、発議第8号と発議第9号を日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2として議題とすることに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第1 発議第8号 ○議長(堀江 眞君) 追加日程第1、発議第8号、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める意見書の発議について議題といたします。  発議第8号について、提出者の説明を求めます。  12番、細田實君。              〔12番 細田 實君説明〕     ───────────────────────────────  発議第8号 高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める意見書     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 発議第8号についての説明が終わりました。
     これより質疑に入ります。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、質疑を終わります。  次に、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。発議第8号、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める意見書について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、発議第8号、高齢者への肺炎球菌ワクチン接種の推進と接種への公費助成を求める意見書については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第2 発議第9号 ○議長(堀江 眞君) 追加日程第2、発議第9号、永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書の発議について議題といたします。  発議第9号について、提出者の説明を求めます。  3番、山崎英志君。              〔3番 山崎英志君説明〕     ───────────────────────────────  発議第9号 永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 発議第9号についての説明が終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、質疑を終わります。  次に、討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書、先ほど山崎英志議員から提出があり、説明を受けたところでございます。  これは陳情第5号、先ほど賛否が問われましたけれども、永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情、これが採択されて今度は意見書を上げていくという内容でございます。  私は、その採決の際に周藤正志議員の方から反対する討論がありましたけれども、内容をお聞きしてもっともだなというふうに思っております。  現在、先ほど説明の中でも91万人の永住外国人がいらっしゃいます。これらの方々は、さまざまな問題を通じて地方政治と密接に関係を持たれております。雲南市でもそうでございます。いろんな自治体に対して意見や要求をお持ちですし、一緒にまちづくりにも参加をされております。地方政治は、本来すべての住民の要求にこたえて住民に奉仕するために住民自身の参加によって進められなければなりません。外国籍であっても、我が国の地方自治体で住民として生活し、納税を初めとする一定の義務を負っている人たちが住民自治の担い手になることは、憲法の保障する地方自治の根本精神とも合致すると思います。  最高裁も、永住外国人に地方参政権を保障することは憲法上禁止されているものではないと判決が下されております。地方への参政権の付与を行うべきだと思っております。  こうして皆さんの方からそういう声が出ておりますけれども、今、世界を見ても一定の要件を満たした外国人に参政権を付与する国は、欧州諸国や韓国など40余りに上っております。今、反対のところでは、やはり外国人が大挙して選挙権を使い、日本の安全を脅かすような事態にならないかというようなことが心配されておりますけれども、人々の不安をあおって排外的な空気を助長する主張には首をかしげる状況ではないでしょうか。外国籍住民を害を与える存在とみなして孤立させ、疎外する方が危うい。むしろ地域に迎え入れて、社会の安定を図るべきだというふうに思っております。やはりよき隣人としてともに地域社会に参画する制度をつくるときに、別の政治的理由で一部の人を除外していいか、こういうことでは私はやはり国際的にも認められた日本でなくてはならないというふうに思っております。  以上で、この法制化に反対する、強く要望するという意見書でございます。こういった雲南市議会からはやはり地方参政権を付与し、本当に皆さん方とともに地域をつくり上げる、そういった社会をつくっていくという思いで、この意見書に反対するということで討論を行いました。以上でございます。 ○議長(堀江 眞君) 次に、原案に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  反対討論がありましたので、起立によって行います。  発議第9号、永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書について、原案のとおり決することに賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立多数であります。よって、発議第9号、永住外国人に対する地方参政権付与の法制化に反対する意見書については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第154号 ○議長(堀江 眞君) 日程第7、議案第154号、雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) それでは、議案第154号につきまして提案理由の説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第154号 雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例について     ───────────────────────────────  おはぐりいただきまして、条例案でございます。  3条から仕立てておるところでございます。2条の市長及び副市長の給料の特例ということでございますが、いわゆるこの給料表の条例別表、これは本来の給与ということになるわけでございますが、ここからまず当該額の10分の1を乗じて得た額を減ずるということでございます。期間につきましては、ことしの10月1日から10月31日までの間ということになっております。  第3条が教育長の給料の特例でございまして、これにつきましてはことしの10月1日から12月31日までの間に、本来の給料月額から10分の1の額を乗じて得た額を減じた額とするというものでございます。  附則でございますが、この条例は公布の日から施行するということでございまして、いわゆるこの特例の読みかえということにいたしておるところでございます。  期限につきましては、ことしの12月31日までの効力というものでございます。  この条例につきましては、先般、9月22日の議員さんの議員協議会の方で御報告とおわびを申し上げたところでございますが、このたび雲南市教育委員会の主幹職員42歳が平成18年度、平成19年度の文部科学省委託事業に係る事業費のうち、約306万円を一部横領するという決してあってはならない不祥事を起こしました。市民や議会の皆様、関係の皆様に多大な御迷惑をおかけし、公務への信頼を損ないましたこと、心からおわびを申し上げます。  横領した金額は全額返済されておりますが、職員につきましては9月21日付をもって懲戒免職処分といたしました。  あわせて、指導監督不適正によりまして教育長を減給処分、10%3カ月、当時の所管課長2名を減給処分10%1カ月といたしました。これに伴い、市長、副市長につきましても給料を10%1カ月を減額することといたしました。  市長の給料減額につきましては、条例で定めることが必要でありまして、これにあわせまして副市長及び教育長についても条例で定めることといたしまして、本日、雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例として上程をいたすところでございます。  現在、市長、副市長、教育長につきましては、雲南市市長及び副市長の給料の特例に関する条例及び雲南市教育長の給料の特例に関する条例に基づき、市長20%、副市長15%、教育長13%、それぞれ給料の減額を行っております。今回の条例では、まず雲南市特別職の職員の給与等に関する条例及び雲南市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の定める額から10分の1をそれぞれ減額した後、雲南市市長及び副市長の給料の特例に関する条例及び雲南市教育長の給料の特例に関する条例に基づき、市長20%、副市長15%、教育長13%、それぞれ給料の減額を行うこととなります。  教育長の期末手当につきましては、減額前の給料月額で算定するものであり、今回の条例は適用いたしておりません。  なお、これに伴います予算補正につきましては、12月議会の補正予算に計上し、提案させていただきますので、御了承いただきますようよろしくお願いをいたします。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(堀江 眞君) 以上で提案理由の説明を終わります。  ここで、熟読のため5分程度休憩といたします。               午後4時04分休憩     ───────────────────────────────               午後4時09分再開 ○議長(堀江 眞君) 再開をいたします。  次に、議案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで質疑を終わります。  お諮りいたします。議案第154号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議案第154号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。議案第154号、雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議案第154号、雲南市市長、副市長及び教育長の給料の特例に関する条例については、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 雲南市・飯南町事務組合議会議員の選挙 ○議長(堀江 眞君) 日程第8、雲南市・飯南町事務組合議会議員の選挙を行います。  細木和幸君の辞職により欠員となったため、雲南市・飯南町事務組合議会議員を選出するものであります。  なお、任期は前任者の残任期間といたします。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定いたしました。
     お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。  雲南市・飯南町事務組合議会議員に、細田實君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長が指名した細田實君を雲南市・飯南町事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました細田實君が雲南市・飯南町事務組合議会議員に当選されました。  ただいま雲南市・飯南町事務組合議会議員に当選されました細田實君が議場にいらっしゃいますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 雲南環境衛生組合議会議員の選挙 ○議長(堀江 眞君) 日程第9、雲南環境衛生組合議会議員の選挙を行います。  細木和幸君の辞職により欠員となったため、雲南市環境衛生組合議会議員を選出するものであります。  なお、任期は前任者の残任期間といたします。  お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決定しました。  お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定しました。  雲南環境衛生組合議会議員に、細田實君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長が指名した細田實君を雲南環境衛生組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました細田實君が雲南環境衛生組合議会議員に当選されました。  ただいま雲南環境衛生組合議員に当選されました細田實君が議場にいらっしゃいますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議員の派遣について ○議長(堀江 眞君) 日程第10、議員の派遣について議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣の件については、会議規則第159条の規定により、お手元に配付したとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付したとおり議員を派遣することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま決定されました議員の派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認め、そのように決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 委員会継続審査調査の件 ○議長(堀江 眞君) 日程第11、委員会の閉会中の継続審査及び調査の件を議題といたします。  各委員長から、委員会において継続審査及び調査に付すべき案件について、会議規則第105条の規定により申し出がありました。  お諮りいたします。各委員会の要求により、継続審査及び調査に付すべき案件については、お手元に配付したとおり閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ○議長(堀江 眞君) 以上をもって本定例会に提出の案件はここに全部終了いたしました。  ここで、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  先ほどは、本議会に上程いたしましたすべての案件につきましてお認めいただき、まことにありがとうございました。賜りました御意見、御指摘しかと受けとめ、これからの市政運営に生かしてまいりたいと思います。  また、一昨日22日には職員の不祥事につきまして報告をいたしました。改めて陳謝する次第でございます。そして、今後これまでにも増して服務規律の厳守、厳正なる事務執行に努めてまいることをお誓いする次第でございます。  それから、先ほどは市長、副市長、教育長の給料の特例に関する条例につきましてもお認めいただきました。厳しい戒めといたしまして、今後もさらに公平公正、公明、慎重、堅実、これを旨とし、この雲南市行政に職員挙げて取り組むトップとしての姿勢を堅持してまいる所存でございます。  また、今後この雲南市政に対しては一層の情報公開を求められるところでございますが、22日、当日には議会に御報告いたしました後、マスコミにも発表し、情報を発信し、市民の皆様にもごらんをいただき、受けとめていただいたところでございますが、当日夜にはケーブルテレビを通じまして全市におわびと事件の概要について御報告したところでございます。今後、広報あるいはホームページ、これらも駆使しながら市民の皆様に御理解、御報告をしていきたいと思いますし、今、市政懇談会のさなかでございます。きょうもあるところでございますが、御理解をいただき、御報告をさせていただきたいというふうに思っているところでございます。  改めて雲南市職員、職務に対するしっかりとした姿勢を堅持しながら、邁進する所存でありますことをお誓いを申し上げる次第でございます。  甚だ簡単粗辞ではございますが、閉会に当たってのごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(堀江 眞君) これをもって平成22年雲南市議会9月定例会を閉会いたします。御苦労さまでございました。               午後4時20分閉会     ───────────────────────────────...