雲南市議会 > 2010-09-03 >
平成22年 9月定例会(第1日 9月 3日)

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  1. 雲南市議会 2010-09-03
    平成22年 9月定例会(第1日 9月 3日)


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    平成22年 9月定例会(第1日 9月 3日) 雲南市告示第209号 平成22年雲南市議会9月定例会を下記のとおり招集する。    平成22年8月23日                             雲南市長 速 水 雄 一                    記 1 日 時  平成22年9月3日 2 場 所  雲南市役所議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員       佐 藤 隆 司            周 藤 正 志       山 崎 英 志            高 橋 雅 彦       西 村 雄一郎            土 江 良 治       安 井   誉            福 島 光 浩       藤 原 政 文            加 藤 欽 也       細 田   實            藤 原 信 宏       山 﨑 正 幸            村 尾 晴 子       周 藤   強            堀 江 治 之       光 谷 由紀子            小 林 眞 二       吉 井   傳            深 田 徳 夫       板 持 達 夫            石 川 幸 男
          堀 江   眞      ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し     ───────────────────────────────   ────────────────────────────────────────    平成22年 9月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)                            平成22年9月3日(金曜日) ────────────────────────────────────────               議事日程(第1号)                        平成22年9月3日 午前9時30分開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸報告 日程第4 発議第5号 飲酒運転撲滅の誓約をする決議 日程第5 委員長報告 日程第6 委員長報告に対する質疑 日程第7 討論 日程第8 表決 日程第9 議案の上程(一括議題) 議案第128号 雲南市尾原ダム農林水産物直売食材提供供給施設条例の制定について 議案第129号 雲南市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第130号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第131号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例について 議案第132号 雲南市木次町地域福祉サブセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第133号 雲南市公の施設使用料の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例について 議案第134号 雲南市家畜集合センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第135号 雲南消防組合規約の一部を変更する規約について 議案第136号 雲南環境衛生組合規約の一部を変更する規約について 議案第137号 公立雲南総合病院組合の解散について 議案第138号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う財産処分について 議案第139号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う事務の承継について 議案第140号 権利の放棄について 議案第141号 雲南市指定金融機関の指定について 議案第142号 携帯電話用無線機備品購入契約について 議案第143号 掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約について 議案第144号 市道の路線認定について 議案第145号 市道の路線変更について 議案第146号 市道の路線廃止について 議案第147号 平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号) 議案第148号 平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第149号 平成22年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第150号 平成22年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第151号 平成22年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第152号 平成22年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第2号) 議案第153号 平成22年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号) 同意第1号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 認定第1号 平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について 認定第2号 平成21年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第3号 平成21年度雲南市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号 平成21年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第5号 平成21年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第6号 平成21年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号 平成21年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号 平成21年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 認定第9号 平成21年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第10号 平成21年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第11号 平成21年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第12号 平成21年度雲南市水道事業会計決算認定について 認定第13号 平成21年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について 報告第12号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第13号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 報告第14号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について 報告第15号 木次都市開発株式会社の経営状況の報告について 報告第16号 木次道の駅株式会社の経営状況の報告について 報告第17号 財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について 報告第18号 平成21年度健全化判断比率の報告について 報告第19号 平成21年度資金不足比率の報告について 日程第10 市長施政方針 日程第11 提案理由の説明 日程第12 代表監査委員監査報告 日程第13 議案の質疑 日程第14 議案の先議 日程第15 決算審査特別委員会の設置 日程第16 決算審査特別委員会委員長、副委員長の互選      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸報告 日程第4 発議第5号 飲酒運転撲滅の誓約をする決議 日程第5 委員長報告 日程第6 委員長報告に対する質疑 日程第7 討論 日程第8 表決 日程第9 議案の上程(一括議題) 議案第128号 雲南市尾原ダム農林水産物直売食材提供供給施設条例の制定について 議案第129号 雲南市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第130号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 議案第131号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例について 議案第132号 雲南市木次町地域福祉サブセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第133号 雲南市公の施設使用料の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例について 議案第134号 雲南市家畜集合センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第135号 雲南消防組合規約の一部を変更する規約について 議案第136号 雲南環境衛生組合規約の一部を変更する規約について 議案第137号 公立雲南総合病院組合の解散について 議案第138号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う財産処分について
    議案第139号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う事務の承継について 議案第140号 権利の放棄について 議案第141号 雲南市指定金融機関の指定について 議案第142号 携帯電話用無線機備品購入契約について 議案第143号 掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約について 議案第144号 市道の路線認定について 議案第145号 市道の路線変更について 議案第146号 市道の路線廃止について 議案第147号 平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号) 議案第148号 平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第149号 平成22年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第150号 平成22年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号) 議案第151号 平成22年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第152号 平成22年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第2号) 議案第153号 平成22年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号) 同意第1号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 認定第1号 平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について 認定第2号 平成21年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第3号 平成21年度雲南市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 認定第4号 平成21年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第5号 平成21年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第6号 平成21年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第7号 平成21年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第8号 平成21年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について 認定第9号 平成21年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第10号 平成21年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第11号 平成21年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について 認定第12号 平成21年度雲南市水道事業会計決算認定について 認定第13号 平成21年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について 報告第12号 議会の委任による専決処分の報告について 報告第13号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について 報告第14号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について 報告第15号 木次都市開発株式会社の経営状況の報告について 報告第16号 木次道の駅株式会社の経営状況の報告について 報告第17号 財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について 報告第18号 平成21年度健全化判断比率の報告について 報告第19号 平成21年度資金不足比率の報告について 日程第10 市長施政方針 日程第11 提案理由の説明 日程第12 代表監査委員監査報告 日程第13 議案の質疑 日程第14 議案の先議 日程第15 決算審査特別委員会の設置 日程第16 決算審査特別委員会委員長、副委員長の互選      ───────────────────────────────                出席議員(23名)       1番 佐 藤 隆 司       2番 周 藤 正 志       3番 山 崎 英 志       4番 高 橋 雅 彦       5番 西 村 雄一郎       7番 土 江 良 治       8番 安 井   誉       9番 福 島 光 浩       10番 藤 原 政 文       11番 加 藤 欽 也       12番 細 田   實       13番 藤 原 信 宏       14番 山 﨑 正 幸       15番 村 尾 晴 子       16番 周 藤   強       17番 堀 江 治 之       18番 光 谷 由紀子       19番 小 林 眞 二       20番 吉 井   傳       21番 深 田 徳 夫       22番 板 持 達 夫       23番 石 川 幸 男       24番 堀 江   眞      ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(1名)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 議会事務局長 ──── 加 納   昂  書記 ──────── 森 山   康      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 市長 ──────── 速 水 雄 一  副市長 ─────── 藤 井   勤 教育委員長 ───── 永 瀬 豐 美  教育長 ─────── 土 江 博 昭 政策企画部長 ──── 新   一 幸  総務部長 ────── 渡 部 彰 夫 市民部長 ────── 障 子 弘 敏  健康福祉部長 ──── 松 村 千 弘 産業振興部長 ──── 小 林 健 治  建設部長 ────── 高 橋 克 明 債権管理対策局長 ── 太 田 昌 人  会計管理者 ───── 藤 原 節 夫 水道局長 ────── 奥 田   武  教育部長 ────── 清 水   寛 大東総合センター所長  大久保 昌 明  加茂総合センター所長  齊 藤 雅 孝 木次総合センター所長  長谷川 和 男  三刀屋総合センター所長 川 上 清 照 吉田総合センター所長  湯 村   茂  掛合総合センター所長  板 垣 千代司 総務部次長 ───── 福 間 克 己  財政課長 ────── 小 山   伸 代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫  統括検査監 ───── 鳥 谷 祐 俊     ───────────────────────────────               午前9時30分開会 ○議長(堀江  眞君) おはようございます。  ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達しておりますので、これから平成22年雲南市議会9月定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(堀江 眞君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、10番、藤原政文君、11番、加藤欽也君を指名いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(堀江 眞君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会は、本日9月3日から9月24日までの22日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、本定例会は、本日9月3日から9月24日までの22日間に決定いたしました。     ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第3 諸報告 ○議長(堀江 眞君) 日程第3、諸報告を行います。  初めに、先般、雲南警察署からの連絡で判明した本市議会議員による酒気帯び運転について、市議会を代表して経過を報告し、おわびを申し上げます。  8月26日、雲南警察署交通課から、本市議会議員の酒気帯び運転の事実と議会として再発防止策を講じられたい旨の連絡と要請を受けました。  翌27日、調査の結果、該当議員名が判明し事情を聴取、結果、7月3日から4日の未明にかけての事件であったことが判明いたしました。8月30日午後、議員懇談会を招集して報告、対応を協議の上、即刻、地元新聞を通じて事実関係を公表しました。  なお、現在も警察で調査中であり、行政処分などは未定であります。  事件の発生後2カ月近く経過して初めて議会が事実を知り、市民の皆様に発表することになったことはまことに遺憾であります。議会では今回の事件を重く受けとめ、二度とこのような不祥事を起こさないように飲酒運転の撲滅を強く推進してまいります。今後、議会改革等活発な議会活動を通じて、信頼回復に全力を傾注していくことを申し上げておわびをいたします。  なお、昨日9月2日、細木和幸議員から議員辞職願が提出されました。閉会中の提出であり、地方自治法第126条及び会議規則第139条第2項の規定により、議長が許可したことを御報告いたします。まことに申しわけございませんでした。  次に、諸報告を行います。  監査委員から、平成22年度の一般会計、特別会計及び企業会計の例月出納検査の報告がありました。その写しをお手元に配付しておりますので、ごらんください。  次に、6月定例会以降の諸会議についてであります。  7月9日に平成22年第3回雲南市・飯南町事務組合議会臨時会が、8月26日に平成22年第2回島根県市町村総合事務組合議会定例会、8月27日に平成22年8月雲南広域連合議会定例会、8月31日に平成22年第1回雲南消防組合議会臨時会、平成22年第2回雲南環境衛生組合臨時会がそれぞれ開催されました。詳細については、資料を議員控室に置いておりますのでごらんください。  次に、議会運営委員会総務常任委員会教育民生常任委員会産業建設常任委員会ダム対策特別委員会議会広報編集委員会から視察研修の報告書が提出されました。別紙報告書をお手元に配付しておりますので、ごらんください。  次に、議会報告会について報告します。  8月17日から24日まで市内6会場で開催し、123名の市民の皆様に御参加いただきました。お寄せいただきました貴重な御意見を参考にさせていただき、今後の議会活動に取り組んでまいります。  以上で諸報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 発議第5号 ○議長(堀江 眞君) 日程第4、発議第5号、飲酒運転撲滅の誓約をする決議を議題といたします。  提出者の説明を求めます。  16番、周藤強君。              〔16番 周藤 強君説明〕     ───────────────────────────────  発議第5号 飲酒運転撲滅の誓約をする決議     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 説明が終わりました。  お諮りいたします。発議第5号、飲酒運転撲滅の誓約をする決議は、質疑、討論を省略し採決を行うことに御異議はありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、発議第5号、飲酒運転撲滅の誓約をする決議は、質疑、討論を省略し採決を行うことに決定いたしました。  これから採決を行います。  発議第5号、飲酒運転撲滅の誓約をする決議について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立をお願いします。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 起立全員であります。よって、発議第5号、飲酒運転撲滅の誓約をする決議は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 委員長報告 ○議長(堀江 眞君) 日程第5、委員長報告を行います。  教育民生常任委員長の報告を求めます。  12番、細田實君。 ○教育民生常任委員会委員長(細田 實君)      ───────────────────────────────                               平成22年9月3日  雲南市議会議長 堀 江   眞 様                            教育民生常任委員会                             委員長 細 田   實               請願・陳情審査報告書  付託された請願・陳情は審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135条第1項の規定により報告します。     ───────────────────────────────  受理番号、件名、審査結果。第2号請願、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する請願、採択。第4号陳情、改正国籍法の厳格な制度運用を求める陳情、不採択。第6号陳情、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情、採択。第8号陳情、子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情、不採択であります。  経過についてでありますが、第2号請願につきましては賛成多数で採択。第4号陳情につきましては全会一致で不採択であります。第6号陳情につきましては賛成多数で採択。第8号陳情につきましては賛成少数で不採択でありました。以上であります。 ○議長(堀江 眞君) 委員長報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 委員長報告に対する質疑 ○議長(堀江 眞君) 日程第6、委員長報告に対する質疑を行います。  教育民生常任委員長報告に対する質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、教育民生常任委員長に対する質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 討論 ○議長(堀江 眞君) 日程第7、これから討論を行います。  教育民生常任委員長報告に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 先ほど教育民生常任委員長から報告がありました請願第2号、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する請願、そして同じような内容でございます陳情第6号、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情について、この請願と陳情は同じ内容でございます。2件とも、委員会では賛成多数で採択となったとの委員長報告がただいまありました。  私は、選択的夫婦別姓制度の法制化の早期実現を求めております。この問題は、法制審議会の答申以来14年もの長い間、たなざらしにされていたものです。昨年8月には、国連の女性差別撤廃委員会から、2年以内に報告すべきフォローアップ項目として選択的夫婦別姓制度を含む民法改正の実現が勧告されております。本市は男女共同参画条例、そしてまた平成19年3月、男女共同参画計画を策定し、その施策を推進してまいっております。選択的夫婦別姓制度に反対するということは、本市のこうした推進にも矛盾する行為であると言えます。現在の夫婦同姓制度のもと、改正を余儀なくされ職業上、社会生活上さまざまな不利益をこうむっていますのは、婚姻に際し96%の夫婦が夫の氏を選んでいる女性でございます。女性の社会進出が進む中、真の両性の平等と男女共同参画を実現する上では改善が求められております。  氏名は人格権の問題でもあります。十分に尊重されなければなりません。夫婦が同等の権利を有することを定める憲法24条の趣旨にも合致いたします。選択制ですので、夫婦同姓を望む個人の権利を侵すものではありません。平成18年に内閣府が行った調査では、60歳未満の年齢層では導入に賛成する者が反対する者を上回っております。社会的な合意形成もなされていると言えます。通称使用でよいとの考えもありますが、公的証明、公的身分証明が必要な契約ですとか、また調停委員などの公的活動においても通称使用に限界が出てまいっております。  今、人権として自己決定権はあらゆる分野での尊重が言われております。女性も男性も自分の意思で自由に選べる制度の実現は民主主義のより成熟した姿だと思います。同姓を望む人を含めて、希望するだれもが選択できるような法制度を一日も早く願っております。  よって、法制化に反対するこの2件の請願・陳情は認められません。議員の皆さんの常識ある御判断をお願いし、反対討論といたします。以上でございます。 ○議長(堀江 眞君) 次に、委員長報告に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  1番、佐藤隆司君。 ○議員(1番 佐藤 隆司君) 先ほどありますこの2つの事案でございますが、私も同じ方向であるということで、それを含めて夫婦選択別姓を認めるということの一部法改正の反対を求めるということに対して反対する立場において、賛成の立場で討論をさせていただきます。ちょっとややこしくなりますが。  本日、3世代同居の減少など家庭を取り巻く環境の変化に加え、離婚の増加、児童虐待等家族のきずなが希薄になっており、そうしたことで伝統的な家族の価値観を尊重する国民感情も根強くある中、現在の制度はよりきずなの深い一体感ある夫婦関係、家族関係を築くことのできるものであり、現に私たちの身の回りでは夫婦同姓は日常極めて普通のこととして何の疑問も覚えることもなく、特に不都合も感じない制度であると思っております。  仮に選択的夫婦別姓制度の導入がされれば、夫婦の一体感の希薄化、ひいては離婚が容認できる社会システムの形成につながりかねない。また、親子別姓や兄弟姉妹別姓をもたらすこともあり、子供の都合については全然考慮されておりません。そうしたことが子供の心に傷を与えることにもなりかねず、子供に与える影響をかんがみれば一体感を持つきずなのある家庭をつくることで健全な心を持つ子供を育てることにつながると考えております。  家族のあり方など重大な影響を及ぼす選択的夫婦別姓については、現在国民的世論は賛否両論大きく分かれるところでございまして、そのために国民的合意には至ってないと考えております。十分な検討が必要であり、拙速に導入することのないよう望むところでございます。  そうしたことから、この選択的夫婦別姓制度の法制化の一部改正に対して反対を求める陳情に対し賛成をするものでございます。以上でございます。議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(堀江 眞君) 6号陳情について、ほかに討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) それでは、8号陳情について、その他討論はありませんか。  5番、西村雄一郎君。 ○議員(5番 西村雄一郎君) 5番、西村雄一郎でございます。子ども手当の廃止を求める意見書につきまして、細田教育民生委員長から採択しない旨の報告がありました。私は、子ども手当は廃止をするべきだ、本陳情は採択されるべきだとの立場で反対の討論を行います。  子ども手当は、子供は社会で育てるとの民主党政権のもとで創設されました。子供養育関連予算が少ないとされている日本では、相応の期待があったのは事実でございます。しかし、子ども手当を子供のいたずらを見たら注意しましょう的な議論と同列に論ずるわけにはいきません。その道徳精神は大切ですが、事は私たちの税金、血税の使われ方の問題です。いたずらを注意するのは子供の将来のための大人の務めですが、子ども手当は次の時代の大人、つまり今の子供たちに膨大な借金を残す政策だからです。  民主党のマニフェストの月額2万6,000円支給の場合、5兆4,000億円の予算が必要だとされております。現行の1万3,000円でも2兆7,000億円の予算が必要です。従来の児童手当では1兆円規模でございました。その金額の大きさには驚かされますが、もっと驚きが財源の考慮がなされていない、不足しているということです。事業仕分けは事案によっては有効でしたが、財源捻出の特効薬ではありませんでした。つまり今の子ども手当は国の借金となり、年々5兆4,000億円の累積が長く、将来日本人の苦しみとなることは想像にかたくありません。今でさえ財政に苦しんでおる日本です。この巨額の予算になるのには、中学生まで一律、1人一月2万6,000円の支給としたことに大きな要因があると思います。例えば第1子、第2子、第3子と手当に差額をつけるなど、工夫が必要と考えます。手当支給に当たって、所得の制限が全くないことも不思議なことと考えます。  また、子ども手当は日本国内に住所を有する親に支給されるため、子供が国外にいる在日の外国人に支給される一方、海外赴任中の日本人には支給されません。加えて、親のいない子供たちには現金支給がありません。やむを得ず中学卒業で社会人となる人に何もない高校無償化制度と考え合わせますと、最も弱い人たちへの支援を忘れた施策、政権ではないかと疑いたくなります。  さらに、新しい報道がございました。児童手当の廃止、年少扶養控除の廃止が相まって、現行の1万3,000円では実質手取りが減るとの民主党の試算報道がございました。民主党の試算でございます。一例を挙げれば、子供が3歳未満、年収500万世帯で月額2,000円の負担の増額、800万円世帯で月額6,000円の負担の増額との報道です。  皆さん、今の子ども手当については余りにも歳出が大きく、将来に禍根を残します。皆さん、今の子ども手当については余りにも欠点が多く不公平です。皆さん、今の子ども手当についてはいま一度足をとめ考えることを政府に求めたいと思います。本陳情の採択を議員諸氏に強くお願いして、私の討論を終わりたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 次に、8号陳情について、委員長報告に対する賛成者の発言を許します。賛成討論はありませんか。  9番、福島光浩君。 ○議員(9番 福島 光浩君) 第8号陳情について、委員長報告に賛成、原案に反対の立場で討論します。  陳情理由として述べられているように、現行の子ども手当には財源の問題、受給対象者の問題、市町村の事務負担、財政負担の問題などがあり、より効果的な少子化対策を進めていくためには制度の抜本的な見直しは当然必要であると考えます。  しかし、現行制度の施行のために児童扶養手当が廃止されており子育て家庭への直接給付が行えない中、ただ単に廃止を求めるという陳情には賛成できません。少子化問題を解決の方向に導いた諸外国では、子育て家庭への直接給付と子育て環境、インフラ整備をバランスよく並行して行っており、直接給付は何らかの形で実施していくべきと考えます。  よって、代替案なく廃止を求めるこの陳情に対し、委員会では賛成少数で不採択としており、皆さんにも御同意を願い、討論とします。 ○議長(堀江 眞君) 8号陳情について、ほかに討論はありませんか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、討論を終わります。     ─────────────・───・─────────────  日程第8 表決 ○議長(堀江 眞君) 日程第8、これから採決を行います。  反対討論がありましたので、最初に第2号請願を起立によって採決を行います。  第2号請願、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する請願について、教育民生常任委員長の報告のとおり原案に賛成の諸君は起立を願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 賛成多数であります。よって、第2号請願、「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する請願は、委員長報告のとおり採択と決定をいたしました。  8号陳情について、反対討論がありました第8号陳情を起立によって採決を行います。  第8号陳情、子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情について、教育民生常任委員長報告は不採択であります。  したがって、原案について採決いたします。  原案に賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 賛成少数であります。よって、第8号陳情、子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情は、委員長報告のとおり不採択と決定しました。  ただいま教育民生常任委員長から報告のあった第4号陳情、改正国籍法の厳格な制度運用を求める陳情は、委員長報告のとおり原案について不採択と決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、第4号陳情、改正国籍法の厳格な制度運用を求める陳情は、委員長報告のとおり不採択と決定しました。(発言する者あり)大変失礼いたしました。  反対がありました第6号陳情を起立によって採決を行います。  第6号陳情、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情について、教育民生常任委員長報告のとおり原案に賛成の諸君は起立願います。                 〔賛成者起立〕 ○議長(堀江 眞君) 賛成多数であります。よって、第6号陳情、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情は、委員長報告のとおり採択と決定をいたしました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案の上程(一括議題) ○議長(堀江 眞君) 日程第9、議案の上程を行います。  議案第128号、雲南市尾原ダム農林水産物直売食材提供供給施設条例の制定についてから報告第19号、平成21年度資金不足比率の報告についてまでの48件を一括議題といたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 市長施政方針 ○議長(堀江 眞君) 日程第10、市長の施政方針を求めます。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 平成22年雲南市議会9月定例会の開会に当たりまして、市政における私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  その前に、先ほどは議会におかれまして飲酒運転撲滅誓約の決議がなされたところでございます。このたび細木和幸議員辞職と相なったわけでございますが、大変まじめな方でございますだけに、こうした形で議員を辞職されるのはまことに残念至極でございますが、いたし方ないことだと存じます。  今後、市といたしましても改めて飲酒運転撲滅に全力で取り組みますとともに、市民挙げてそのことを誓い合いたいと存じます。  さて、初めに地方行政の動向についてであります。  政府は、地域主権改革を推進するため、本年6月22日、地域主権戦略大綱を閣議決定いたしました。この大綱は、義務づけ、枠づけの見直しと条例制定権の拡大やひもつき補助金の一括交付金化、地方自治法の抜本見直し、地方税財源の充実確保など9項目にわたりその方針をまとめたもので、我々地方が求める地域主権の確立に向けた大きな一歩となるものでございます。  地域主権を実現するには、この大綱に基づきまして盛り込まれた事項を確実かつ速やかにやり抜くことが極めて重要であります。  しかしながら、国と地方の協議の場の法制化など、いわゆる地域主権改革関連3法案はことし3月に国会に提出されたものの、政治の混迷により継続審査となっております。  また、政府・与党が来年度からの導入を目指しております自治体が自由に使途を決めることができる一括交付金化につきましては、与党の政権公約の一つであったにもかかわりませず制度設計が進んでおらず、来年度予算の概算要求に反映するのは断念されたところでございます。  地域主権改革大綱によりますと、地域主権改革とは地域住民がみずからの判断と責任において地域の諸課題に取り組むことができるようにするための改革であるとされております。市民が主役のまちづくりを進め、地域の諸課題を解決し、新しい日本のふるさとを皆様とともにつくり上げていくためにも、地域主権改革の実現は極めて重要でありまして、今後も国に早期の実現を求めていく考えであります。  なお、政府は実質経済成長率の大幅鈍化を受け、円高対応策や雇用促進策、中小企業への金融支援策などを柱とする約9,200億円規模の追加経済対策の基本方針を決定いたしました。さらなる景気の悪化は地方経済に極めて深刻な影響を与えかねず、雲南市も積極的に対応していきたいと考えております。特に雲南市では雇用の確保が大きな課題であり、私が直接企業訪問をし、少しでも多く採用してもらえるようお願いをするとともに、企業ニーズの把握に努め、国の追加経済対策へ反映するよう提案し、新たな施策も検討していく考えであります。  次に、雲南ブランド化プロジェクトについてであります。  まず、まちづくり交流活動についてでありますが、8月8日、9日の両日、本年度をもって閉校する塩田小学校を会場に「塩田小学校アートフェスタ~最後で最初の文化祭~」を開催し、2日間で延べ約300人の御来場をいただきました。このイベントは、地域の新たな一歩を踏み出す契機になることを込めて開催したものであります。塩田地区振興会及び塩田小学校の皆様と全国から約20名の大学生やアーチストにより実施されました。閉校後の小学校の活用方法を提案するとともに、塩田地区の竹翠窯を開窯されている齋藤順様を初め市内外の芸術家によるアートイベントや料理教室などを行い、塩田小学校校舎の活用を試みたところであります。御協力いただいた地域の皆様、関係の皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、こうした学生やアーチストたちの若い力と地域の皆様との人の幸を通じた交流によるまちづくりを今後も推進していきたいと考えております。  続いて、都市地域との交流についてであります。  今年度さまざまな交流の一環として、農家の後継者や就農希望者の育成支援活動を展開しているNPO法人農家のこせがれネットワークと連携し、雲南市の豊かな食と農を活用した交流企画を進めております。9月には農業や食に関心の高い都市部の方々を対象に雲南市へのバスツアーを、12月には東京都内のレストランで雲南市の食材を使った雲南フェアを開催する予定であります。雲南市の豊かな食の幸を通じた交流により、雲南応援団の獲得や定住の促進につなげていきたいと考えております。  続いて、映画「うん、何?」のDVD発売についてであります。  雲南市を舞台にした映画「うん、何?」のDVD発売が10月14日に決定いたしました。平成19年秋の完成、公開から3年近く経過し、かねてから多くの皆様の御要望がございましたが、錦織良成監督の島根三部作、第3弾となった最新作「RAILWAYS」の公開を経て今回発売されるものであります。このDVDは2枚組で、1枚が映画編、もう1枚が撮影の様子をおさめたいわゆるメーキング映像と「雲南の四季彩」と題した雲南市の四季折々の風景を収録しており、2枚1組、税込み3,990円で全国発売されます。これを機会に、これまで見る機会がなかった皆様にはぜひごらんいただきたいと存じますし、既にごらんいただいた皆様にも雲南市の魅力あふれる貴重な映像をいま一度ごらんいただき、豊かな自然の幸や歴史の幸など後世に継承すべき雲南市の魅力を再発見していただきたいと願うところであります。  続いて、幸雲南塾inさんべについてであります。  昨年度から実施しております幸雲南塾inさんべを、本年度は10月16日から17日の1泊2日で三瓶青少年交流の家において開催いたします。これは市内中学3年生を対象に、吉野塾、吉野敬介塾長の講演のほか、キャリアアップワークショップとして各業界で活躍されている市内外の講師の皆様のお話を聞き、夢を持つことや夢に向かって努力すること、働くことの意義、大切さなどについて考えるものであります。中学3年生の皆さんが多数参加されることを期待しております。  次に、6つの施策について申し述べます。  施策の第1点は、市民が主役のまちづくりについてであります。  まず、定住対策についてでありますが、雲南市は発足以来、定住推進員がかかわった定住者の7割を超える約100世帯250名の方が空き家に入居されております。また、県外から田舎暮らしを希望される方のお問い合わせも増加傾向にあります。こうしたことから地域自主組織との連携を深め、空き家の解消と定住人口の確保により一層取り組んでまいりますので、特に空き家情報の提供に御協力いただきますようお願いをいたします。  また、結婚対策につきましては、30歳から50歳代の未婚者が増加しており、地域の後継者確保に大きな影響を与えつつあります。こうした状況から、縁結び活動団体の皆様による結婚相談活動や出会いの場づくりのイベント開催など、独身男女の縁結びを地域全体で応援する取り組みが進められています。また、地域自主組織で結婚対策に取り組もうという動きも出始めており、引き続きこうした活動を積極的に支援し、各団体の皆様と連携して結婚対策を推進してまいります。  続いて、交流センター移行後の地域自主組織の取り組み状況についてであります。  交流センター移行後、5カ月が経過いたしましたが、この間、地域自主組織の担当者や交流センター長、交流センター主事を対象に広報紙作成・ブログ活用術ステップアップ研修会や地域づくり実践研修会などさまざまな研修会を開催してまいりました。こうした研修会を通じて、多くの地域で広報紙のレベルが確実に向上したほか、各地域自主組織のブログ活用率が大幅に上がるなど、一定の成果が出ております。今後も引き続き地域づくり担当職員を窓口に、積極的に支援をしてまいります。  続いて、国勢調査についてでありますが、5年ごとに全国一斉に実施されます国勢調査が10月1日を基準日として実施されます。国勢調査は、統計法に基づき日本に住んでいるすべての人、世帯を対象に実施されるもので、その結果は国や地方公共団体の施策はもとより学術研究や企業の需要予測、店舗の立地計画など各方面に幅広く利用されております。雲南市では、指導員、調査員に任命書を交付するなど調査の準備を進めております。市民の皆様には、地方交付税の算定にも活用されますことからも、積極的に調査に御協力いただきますようお願いを申し上げます。  次に、施策の2点目は定住環境の充実についてであります。  まず、住宅リフォーム助成事業についてでございますが、地域の経済の活性化を図るため、昨年に引き続きまして住宅リフォームの助成希望を募ったところ、昨年を超える312件のお申し込みをいただき、約7億円の事業規模となりました。申請件数、事業費ともに当初の見込みを上回ったために、募集締め切りを1週間早めるとともに、予定していた補助率15%をほぼ昨年並みに調整し、12.5%で実施することといたしました。この事業が地域経済の活性化と居住環境の向上に寄与することを期待しております。  続いて、音声告知放送の整備についてであります。  雲南市の音声告知放送は、本年度の木次町の整備をもって完了いたします。この事業は雲南市・飯南町事務組合が事業主体となって実施しておりますが、既に工事も発注されており、今月下旬から来年2月にかけまして木次町内の各家庭、事業所等に戸別受信機を設置してまいります。  なお、戸別受信機の設置に当たりまして加茂町内で発生した不適切な対応を反省し、事務組合及び事業者に施工管理と丁寧な対応を徹底するよう指導してまいります。  また、市政懇談会等で告知放送の内容や放送形態等について多くの御意見をいただいており、よりわかりやすく親しまれる放送を目指し、可能なことから順次改善してまいります。  続いて、移動通信不感地域解消事業についてであります。  昨年度からの繰り越し事業として実施してきた移動通信不感地域解消事業については、6月に当初分6基の基地局が完成し、供用を開始いたしました。また、追加分10基の基地局整備についても発注が終わり、いずれも年内に工事を完了し、供用を開始する予定であります。これらの整備によりまして、残る不感地域の世帯はおおむね120戸程度と考えております。引き続き携帯電話事業者の早期参入を要望し、不感地域解消に努めてまいります。  続いて、尾原ダム対策についてであります。  尾原ダムのコンクリート打設は6月11日に完了し、現在は本体設備の整備や仮設備の撤去作業が進められております。試験体制に向けた準備も順調に進んでおりまして、今秋には移転していただいた皆様の故郷が湖面に水没いたします。  また、ダム建設計画に同意した昭和60年当時、同時期完成を目指していた治水3点セットのうち、おくれている下流域の大橋川改修事業も8月に島根、鳥取両県知事から国に対して回答され、10月中にも策定される斐伊川水系河川整備計画により整備に向けて前進することになりました。一日も早い斐伊川水系全体の治水事業の完成を望むところであります。  また、ダム完成後の地域づくりでは、尾原ダム地域づくり推進連絡協議会による諸団体の連携や活動範囲の拡大のための活動がこの4月から始められております。10月10日には、湛水前最後の尾原ダム湖祭り2010が温泉地区ダム周辺地域活性化対策協議会を中心に開催されます。今後、温泉地区の地域づくりはもとより、斐伊川下流域住民との積極的な交流が推進されるよう支援してまいります。  続いて、尾原ダム斐伊川水道事業についてであります。  受水料金につきましては、料金低減に向け受水団体4市町で行った5月の県知事要望を踏まえ、7月に島根県から具体的な料金の提示を受け、8月25日に基本合意に至ったところであります。この基本合意によりまして、来年4月の受水開始に向け手続を進めてまいります。  続いて、災害時要援護者避難支援事業についてであります。  本年度から災害時要援護者避難支援事業を本格的に開始しましたが、本年7月までに申し込みをされた818名の皆様の登録を完了し、地域支援者、自治会長、民生児童委員の皆様に要援護者名簿をお届けしたところであります。  また、このたび国の補助事業を活用して地域自主組織のうち2地区をモデル地区に指定し、災害時要援護者名簿を活用しながら防災学習会の開催や見守り活動の仕組みづくりなどに取り組んでいただくことにしておりまして、係る補正予算を本議会に計上しております。こうした取り組みを通じて「だんだんと地域に広がる共助の輪」を合い言葉に、だれもが安心して暮らせる地域づくりを目指してまいります。  次に、施策の3点目は安心安全のまちづくりについてであります。  まず、公立雲南総合病院の市立化についてでありますが、昭和36年に自治体立病院として設立以来、地域医療の中核的役割を果たしてまいりました公立雲南総合病院組合を平成22年度末で解散するための関係議案を本議会に上程しております。解散に当たり、基本的には病院組合の業務や財産及び債務を雲南市に引き継ぐこととしております。これら解散に伴う協議書、財産処分に関する協議書及び事務の承継に関する協議書を構成市町の議会においてそれぞれ議決をいただいた後、島根県に届け出を行う予定であります。その後、本年12月議会に市立病院の設置等の条例を上程する計画であります。  また、平成19年度末に病院組合に貸し付けしました資金の債権放棄を行うことによりまして病院経営の早期健全化を図り、市民の皆様の医療環境を確保してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いをいたします。  続いて、ICTふるさと元気事業についてであります。  昨年度、経済産業省の地域総合健康サービス産業創出事業を活用し、糖尿病予防を中心に実証事業を実施したところ、参加いただいた188人の皆様から高い評価をいただきました。  そこで、本年度は昨年度の事業で構築したまめなか支援システムを発展させ、総務省のICTふるさと元気事業を活用し、健康づくりに関する総合ウエブサイトまめなかネットUnnanを開設いたします。これによりまして、インターネット上で身体教育医学研究所うんなんで作成いたしましたストレッチ体操などの動画や医師、保健師など専門家によるコメントを配信するほか、市内の運動施設ではタッチパネル式の端末機を設置し、運動記録が入力できるようにするなど使いやすく工夫し、医療機関や行政、運動施設などが連携して市民の皆様の健康づくりを推進してまいります。  続いて、認知症徘徊SOSネットワークの立ち上げについてであります。  昨年度から国のモデル事業として取り組んでおります認知症地域支援推進事業の中で、雲南警察署、雲南市商工会、介護保険事業所及び社会福祉協議会等と連携し、認知症徘徊SOSネットワークを立ち上げまして、徘回された方の情報を収集し、早期発見するシステムを構築いたします。現在、関係機関と細部を調整しているところでありまして、整い次第、できるだけ早期にネットワークを構築し、認知症をみんなで支える社会を築いていきたいと考えております。  続いて、障害者福祉施策の4つの新設についてでありますが、1つ目は、障がい者成年後見制度に係る市長が行う審判の請求手続に関する要綱を制定し、障害者の家族等にかわって市長が成年後見の審判請求をする場合の手続を定め、成年後見制度を充実させます。  2つ目は、地域移行支度支援助成制度を設け、施設入所から地域生活に移行しなければならない障害者の方に1人当たり上限3万円を支給し、地域生活への移行を支援いたします。  3つ目は、施設入所者就職支度金制度を設け、更生訓練等を終了し就職等で施設を退所される場合、御本人に3万6,000円の支度金を交付し、就業を支援いたします。  4つ目は、聴覚障害者用情報受信装置給付事業を設け、聴覚障害者用情報受信装置を地上デジタル対応型へ更新するためその機器を支給いたします。  以上、4つの制度のうち、審判の請求手続に関する要綱を除き、平成24年3月末までの期限つきで実施いたします。  次に、施策の4点目、人が輝く教育・文化の振興についてであります。  まず、教育委員の選任同意についてであります。  この9月30日をもって合併後の特例措置による2年の任期が満了する雲南市教育委員会の永井まゆみ委員について再任したく、本議会に係る選任同意案件を上程しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。  なお、任期は平成22年10月1日から平成26年9月30日までの4年間であります。  続いて、雲南市立学校の適正規模、適正配置についてであります。  本年2月に公表した雲南市立学校適正規模・適正配置基本計画に基づきまして、園児数10名未満の幼稚園、児童数15名未満の小学校につきましては、平成22年度から26年度までの5年間で統合する方向で協議を進めております。このうち、塩田小学校につきましては、既に御報告申し上げましたとおり来年度から大東小学校へ統合いたしますが、現在通学方法等の協議や大東小学校との交流学習を進めているところであります。また、閉校後の校舎の活用につきましても、地域の皆様を中心に検討されているところであります。  吉田小学校民谷分校につきましては、平成24年4月に吉田小学校に統合する方向で、関係する吉田町の宇山、民谷両自治会による検討組織で検討していただくことになりました。  また、久野幼稚園につきましては本年度の園児数が3名であり、来年度はさらに減少することも予想されるため、統合について協議を進めているところであります。  さらに、飯石幼稚園と中野幼稚園につきましてもそれぞれの地域で検討委員会を立ち上げていただき、御検討いただくこととなっております。  今後もそれぞれの地域、保護者の皆様と随時協議を重ねてまいりますので、御理解、御協力をいただきますようお願いを申し上げます。  続いて、就学援助制度の拡大についてであります。
     雲南市では、経済的な理由により小・中学校の就学にお困りの方へ給食費や学用品費など学習に必要な費用を援助しております。今回、国の法改正等により、児童扶養手当を受給する父子家庭を援助対象に加えるとともに、対象費用にクラブ活動費、生徒会費、PTA会費を追加することにいたしました。  続いて、英語指導助手(ALT)の着任についてであります。  英語指導助手として、市内の小・中学校で指導に当たっていただいておりましたニコラス・ジマーマンさん、ジョアン・クーパーさん、ズパイル・アクバルさんの3名が7月末をもって退任し、新たにニュージーランド出身のナターシャ・オースティンさん、アメリカ合衆国出身のタヴィス・サーティンさん、ヘザー・マクドナウさんの3名を迎えたところであります。新しく迎えました3名の方には、2学期から小・中学校で指導に当たっていただくことになっておりますが、早く雲南市の生活になれていただき、小・中学校での英語指導に御活躍いただきますよう期待しているところであります。  また、新任の国際交流員の着任についてでございますが、英語圏の国際交流員ケビン・アンドリュー・ベルさんが7月末をもって退任され、先月4日、米国イリノイ州出身のスザンナ・ケイトリン・デビッドソンさんを迎えました。スザンナ交流員さんには早く雲南市での生活になれていただきまして、積極的な交流活動の展開を期待しているところでございます。市民の皆様も積極的な声がけや交流をお願いいたします。  続いて、青少年海外視察等派遣事業リッチモンド・サマースクールについてであります。  去る8月9日から20日にかけて米国リッチモンドに派遣した中高生9名は、12日間の全日程を無事終え、元気に帰国いたしました。派遣先のリッチモンドでは、ホームステイや市長表敬訪問、学校訪問、市民との交流、日本文化の紹介などを通じて異文化に直接触れる貴重な経験を積むとともに、日本を再認識するよい機会を得ることができたと思います。この機会を生かし、国際的視野を兼ね備えた大人に成長していただくことを期待しております。  続いて、第20回永井隆平和賞発表式典についてでありますが、平成3年に永井隆博士の崇高な精神を後世に伝えていくことを目的に創設した永井隆平和賞は、ことしで第20回目となる節目の年を迎えます。振り返りますと、これまで全国の小、中、高校生及び一般の方々から「愛」と「平和」の作文延べ5万1,500点にも及ぶ応募をいただき平和への誓いを深く胸に刻むとともに、平和の大切さを多くの人に伝えてまいりました。本年度も33都道府県と海外から2,847点の応募があり、平和や命、家族について心引かれる作品が数多く寄せられたところであります。発表式典は、来る9月12日日曜日13時より三刀屋文化体育館アスパルで行いますが、最優秀作品の朗読はもとより、市内の朗読グループわくわくお話し隊による永井隆博士の半生をつづった朗読劇の上演などによりまして、多くの人に平和の大切さを伝えてまいります。  続いて、絵画等の寄附についてでありますが、去る6月25日、木次町の美術工芸家、渋川恒夫様より、絵画15点、漆芸品11点、陶芸品28品の計54点の自作作品を雲南市に御寄附いただきました。渋川様は、これまでパリ芸術展に連続5回入選されたほか、世界芸術協会芸術大賞、国際平和美術展ガンジー銅像賞など数々の賞を受賞されており、国内外で高く評価されております。このたび、精力を傾注して制作された貴重な作品を寄附していただくことに、衷心より深くお礼を申し上げる次第でございます。これらの作品は、今月13日から15日まで加茂図書館の展示ギャラリーで展示いたしますので、市民の皆様にはぜひごらんいただきたいと存じます。  続いて、重要有形民俗文化財、菅谷たたら山内についてであります。  昨年9月、菅谷たたら山内の所有者であった田部真孝様から、雲南市の貴重な歴史遺産である菅谷たたら山内の寄附を受けたところであります。その後、雲南市では所有権の移転登記手続を行ってまいりましたが、この7月に登記を完了いたしました。文化財となっている建物は老朽化により傷みが進行しており、今後大規模な修繕が必要となってまいりますが、専門家による調査、診断の結果を踏まえて適切に対応し、全国で唯一残されているこの貴重な文化財を大切に守り、近世のたたら製鉄の歴史を伝えてまいります。  次に、施策の5点目、ふるさと産業の創出についてであります。  まず、地域新エネルギービジョン策定事業についてであります。  雲南市では平成18年に雲南市地域新エネルギービジョンを策定し、森林バイオマス活用プロジェクトやRDF活用プロジェクトなど、5つの重点プロジェクトによりまして新エネルギーの導入を促進してきたところであります。  こうした中、本年度は中山間地域に豊富に存在する木質バイオマス及び有機系廃棄物などのバイオマス資源に焦点を当てまして実現可能な利活用方策を検討し、低炭素型社会の構築と地域密着型産業の振興を図るため、地域新エネルギー詳細ビジョンを策定することといたしました。  そこで、去る8月5日には島根大学生物資源科学部の伊藤勝久教授を委員長に、各分野から20名の方々にお集まりいただき、第1回策定委員会を開催したところであります。今後、新エネルギー事業にかかわる採算性の解析や実行計画の策定などを検討し、詳細ビジョンを取りまとめる予定であります。  続いて、第6回雲南市企業間交流についてであります。  去る7月16日、三刀屋文化体育館アスパルにおきまして第6回雲南市企業間交流会を開催いたしました。当日は市内の経営者など約50名の皆様に参加いただき、最新の情報通信ソフトウエアを活用した新たな販路開拓手法を学んでいただいたところであります。こうした機会を通じて、市内企業の技術向上や生産品の販路開拓、企業間の連携が促進されることを願っております。  続いて、米の乾燥調製貯蔵施設カントリーエレベーターの竣工についてであります。  農林水産省の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業の採択を受けまして、平成20年度からJA雲南により建設が進められていました米の乾燥調製貯蔵施設、雲南市カントリーエレベーターがこのほど完成し、去る8月4日に竣工式がとり行われました。このカントリーエレベーターは、雲南市産米の拠点となる施設であります。JA雲南や工事関係者を初め建設整備に御尽力、御協力いただきました関係の皆様に対し、改めて深く感謝申し上げます。既に先月20日から本年産米の受け入れが始まり、本格稼働しておりますが、今後はこのカントリーエレベーターの利用拡大に努め、最新の設備や機械を最大限に活用することによりまして雲南市産米全体の品質向上を図り、売れる米づくりを一層進めていくと同時に、生産者のコスト低減や省力化、さらには農家所得の向上につながるよう、JA雲南様を初め行政、関係機関が一体となって取り組んでまいります。  続いて、戸別所得補償モデル対策についてであります。  米の戸別所得補償モデル対策につきましては、去る6月10日から17日にかけて雲南市水田農業推進協議会で6町ごとに説明会を開催し、集落協同組合長を通じて追加申請手続を周知したところであります。  その結果、営農計画書の提出者約5,300名のうち約7割に当たる3,600余の加入申請があり、7月末までに国の出先機関である島根農政事務所へ提出したところであります。現在、島根農政事務所において要件の確認やデータ入力等が行われておりまして、今後年末にかけて交付金の交付申請手続を受け、来年3月までには交付金が支払われる予定であります。  雲南市といたしましては、引き続き転作作付の確認や調整水田等の改善計画認定など的確な事業推進に努めるとともに、国の本格実施に向けた制度設計に当たり、全国一律の単価設定や実施体制などモデル対策で浮き彫りになった課題を解消し、地域の実情に即した制度となるよう国に対し要請してまいります。  続いて、中山間地域等直接支払い制度についてであります。  第3期中山間地域等直接支払い制度につきましては、6月までに説明会やヒアリング等を行った結果、現段階では市内で3つの個別協定を含む220の集落等から取り組む意向が示されております。第2期の233協定と比較すると減少しておりますが、集落での合意形成ができず取り組みを断念したケースや、隣接集落との合併によりまして集落数が減少したケースがある一方、複数の集落で新規に取り組んでいただくなど、各集落で将来を見据えた真剣な検討が行われております。雲南市といたしましては、引き続き協定書の作成を支援するとともに、9月末までに協定が締結できるよう計画的な事業推進に努めてまいります。  続いて、第13回全国農業担い手サミットinしまねについてであります。  来る11月9日から12日にかけまして、出雲市の島根県立浜山体育館カミアリーナを中心に、第13回全国農業担い手サミットinしまねが開催されます。このサミットは、全国の農業の担い手が一堂に会し、相互に研さん、交流を深める場として毎年開催されているもので、中国・四国地域では初めての開催となります。全体会のほか、県内13地域においてそれぞれ地域交流会が計画されており、このうち雲南市では県外から100名の担い手をお迎えし、「自然と共存したスローライフ・スローフードと集落営農」をテーマに、加茂文化ホール・ラメールでの情報交換会を初め食の杜や農事組合法人槻之屋ヒーリングの視察などを計画しております。  続いて、土地改良区の合併についてであります。  現在、市内には6つの土地改良区がありますが、合併協議会における当時の調整方針では、土地改良区は合併後関係団体と調整を図りながら統合、一元化に努めるとなっておりました。  そこで、平成20年1月に各土地改良区の代表2名から成る雲南市土地改良区合併検討委員会が発足、検討が開始され、理事長会においても検討を重ねているところでありまして、今後も早期の合併に向けた協議を進めてまいります。  続いて、口蹄疫についてであります。  4月20日に宮崎県で発生した口蹄疫は、牛や豚など合わせて約29万頭が殺処分されるなど猛威を振るいましたが、8月27日に宮崎県による最終的な終息宣言が出されたところであります。宮崎県が試算した損害額は、畜産業を中心に今後5年間で約2,350億円にも上るとのことでありまして、改めて被害の大きさを痛感すると同時に、家畜伝染病の防疫にかかわる初動体制の重要性を再認識したところであります。  島根県においては、6月以降、子牛価格への大きな影響はなく、口蹄疫の発生前とほぼ同水準で推移しておりますが、今後、九州南部の子牛市場の再開に伴い一時的に上場される子牛が激増し、子牛価格の急落が懸念されます。また、本年度は口蹄疫予防の観点から島根県種畜共進会と中央子牛共進会は中止されるなど、いましばらくは子牛価格の動向や防疫体制等に細心の注意を払う必要がございます。雲南市といたしましても、生産者の皆様を初め島根県やJAなど関係機関と連携を図りながら、引き続き口蹄疫の防疫体制等を徹底していきたいと考えております。  続いて、海潮温泉温浴施設の整備についてであります。  海潮温泉温浴施設の整備については、昨年6月に検討委員会が発足して以来、これまで12回にわたり検討いただきましたが、本年6月末の検討委員会では従来の3つの温泉施設に備わっている機能をきちんと担保することが肝要であること、また歴史ある温泉を内外に知らせ利用促進を図るには良質温泉に入浴してもらうことこそ重要であることなどから、水中ウオーク機能は整備すべきではないとの方向づけがなされたところであります。  去る8月9日に開催された検討委員会では、最終答申の取りまとめに着手されたところでありますが、早期の事業展開を図るべきとの判断から、雲南市といたしましては本定例会に実施設計等にかかわる補正予算を計上しているところであります。今後、実施設計に着手し、古来よりわき出る名湯を多くの皆様に御利用いただけるよう、早期着工を目指してまいります。  続いて、明石緑が丘公園の整備事業についてであります。  有限会社フレグランスロゼによる奥出雲薔薇園植栽用地の一部返還に伴いまして、同公園内の未利用地の活用方針について指定管理者や地元自治会など多くの皆様と協議を行った結果、このほどその整備計画を策定したところであります。  この計画では、公園内の整備状況や周辺施設の効果的な活用などを考慮し、グラウンドゴルフ場とパークゴルフ場を核に交流人口の拡大や市民の健康増進を目指したものにする考えであります。この計画に基づきまして10月以降整備に着手し、来年度早期の完成、オープンを目指してまいります。  続いて、雲南市商工会による軽トラック市についてであります。  雲南市商工会主催による中国地方初の軽トラック市、うんなんまめなカー市が去る6月6日に三刀屋町の商店街で開催されました。当日は52台の出店があり、三刀屋幼稚園園児の皆さんによるよさこい踊りや三刀屋太鼓練り歩き、雲南市観光ガイドによるヤマタノオロチ紙芝居といった催しもあり、3,500人もの来場者でにぎわいました。今後は9月19日に木次町の八日市商店街、10月10日に掛合町、10月24日に加茂町、そして10月31日には吉田町で開催される予定であり、4月に開催された大東町と合わせ6町すべての商店街で計画されております。このうんなんまめなカー市は、商店街の活性化やにぎわい創出、雲南市の情報発信に大きな効果を上げており、引き続き協力、支援をしてまいる考えでございます。  続いて、第2回雲南ジャズフェスティバルについてであります。  去る8月28日、雲南市商工青年部を中心とした実行委員会により、加茂中央公園野球場において第2回雲南ジャズフェスティバルが開催されました。当日はラメール・ジャズオーケストラを初め国立音楽大学のジャズバンドなど多数の出演があったほか、雲南市商工会青年部PR小冊子の配布や雲南市の食材、特産品によるテント村もあり、大いににぎわいました。情熱の音楽ジャズのもとで若い力が結集したことはまことに喜ばしく、雲南市の商工業に明るい未来を感じたところであります。この力が今後の商工業の発展につながっていくことを大いに期待をしております。  次に、これまでに述べました5つの施策を実現していくための行財政運営についてであります。  まず、雲南市総合計画後期基本計画の策定状況についてでありますが、現在、来年度から4年間で実施すべき施策を整理し、それぞれの施策をどのような目的と方針で進めるべきか、またどの程度の目標を目指すべきかなど施策単位で庁内各部署が横断的に協議をしています。今後さまざまな御意見をいただきながら、目標水準や各施策の柱となる基本事業の取り組み方針について協議を進め、12月議会までに策定を完了するよう進めてまいります。  また、各地域委員会で策定中の6町ごとの後期地域計画についても、地域委員会の皆様の御協力によりまして精力的に策定作業が進められております。  地域計画は市民の皆様を主体とした計画であり、市民が主役のまちづくりにより地域の活性化がより一層進みますよう期待をしております。  続いて、過疎地域自立促進計画の策定状況についてであります。  本年度策定する過疎地域自立促進計画は、当初9月議会での提出を考えておりましたが、島根県が策定する過疎地域自立促進方針に対する国の同意が8月下旬となり、これに基づいた計画にする必要があること、また現在検討中の今後5年間の実施計画と整合性を図る必要があることなどから、12月議会で提出することといたしました。  続いて、島根大学との共同シンポジウムの開催についてであります。  島根大学と雲南市は、平成18年度に包括的連携に関する協定を締結し、ことしで5周年の節目を迎えます。そこで、これまでのさまざまな連携事業を振り返るとともに今後の連携を意義あるものにしていくため、来る10月23日土曜日午後、大東町の古代鉄歌謡館におきまして記念シンポジウムを開催いたします。  なお、このシンポジウムにおいて島根大学から過疎債利用のソフト事業についても提案をいただき、過疎計画への反映はもとより今後のまちづくりに生かしていきたいと考えております。  続いて、雲南地域一部事務組合・広域連合の再編についてであります。  雲南広域連合を構成する1市2町の事務の効率化を目指して、平成23年度から雲南消防組合と雲南環境衛生組合を雲南広域連合へ再編統合する方向で協議を進めておりますが、基本方針や再編後の組織機構についての方向をまとめたところであります。引き続き再編統合により迅速な意思決定による効率的な運営と、総務部門の統合による事務の効率化、並びに人員配置の適正化により総経費を抑制し、財政負担の軽減に努めるよう協議を進めてまいります。  なお、再編統合に当たり必要となる雲南消防組合及び雲南環境衛生組合の事務継承の特例にかかわる規約変更を本議会に上程しております。  続いて、雲南広域連合広域計画及び雲南地区ふるさと市町村圏計画の策定についてであります。  雲南広域連合では、第2次雲南広域連合広域計画及び雲南地区ふるさと市町村圏計画を策定し広域連合を運営をしておりますが、いずれも本年度で計画期間が終了するため、新たな計画を策定する必要があります。策定に当たっては、構成市町と広域連合で組織する策定委員会で検討しており、現在、広域連合及び構成市町がこれまでに実施してきた施策の結果を検証し、それを踏まえ、新たな計画に盛り込む内容について検討を進めているところであります。新たな計画は現在の計画を踏襲しつつ、かつさきに述べました一部事務組合、広域連合の再編を踏まえながら、広域的地域振興施策と行財政の効率化を進めるため、本年度中に策定するよう取り組んでまいります。  続いて、財政状況についてでありますが、本議会に平成21年度決算を提出しておりますが、普通会計決算では国の経済対策に伴う補正予算を積極的に活用した結果、80億円を超える事業規模を確保する一方、臨時交付金などの財源措置により減債基金の繰り入れを行わないこととなり、単年度ではございますが、収支均衡となったところでございます。  しかしながら、今後の財政見通しといたしましては国勢調査結果による人口動態の普通交付税への反映、平成27年度からの普通交付税一本算定を見据えた財政運営が肝要であり、引き続き平成24年度からの収支均衡を目指し、財政規律を堅持してまいります。  次に、補正予算についてでありますが、一般会計は7月に発生いたしました公共土木災害及び農地農業用施設災害にかかわる災害復旧費1億200万円、市有施設等管理事業費4,500万円、森林整備加速化林業再生事業費3,300万円、公営住宅整備事業費1,900万円、防犯灯緊急設置事業費1,200万円、雲南病院組合負担金6,200万円、地方債の繰り上げ償還元金8億5,000万円の追加などを計上しております。  また、特別会計におきましては、国民健康保険事業特別会計、簡易水道事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、土地区画整理事業特別会計、ダム対策事業特別会計、水道事業会計でそれぞれ事業内容の変更等に伴う補正予算を計上しております。  そのほか、議案として条例制定1件、条例改正6件、規約変更2件、一般事件10件を、また同意事項1件、認定事項として決算認定13件、報告事項8件を提出しておりますので、慎重に御審議いただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、開会に当たりましての施政方針といたします。 ○議長(堀江 眞君) 市長施政方針を終わります。  ここでしばらく休憩といたします。              午前10時55分休憩     ───────────────────────────────              午前11時12分再開 ○議長(堀江 眞君) 本会議を再開いたします。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 提案理由の説明 ○議長(堀江 眞君) 日程第11、提出者から提案理由の説明を求めます。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) それでは、私の方からは議案第128号から議案第146号まで17件一括して提案理由を説明をさせていただきます。     ───────────────────────────────  議案第128号 雲南市尾原ダム農林水産物直売食材提供供給施設条例の制定について     ───────────────────────────────  おはぐりいただきまして、条例案文全文でございます。来年の4月に開設を予定をいたしております仮称尾原ダム道の駅についてでございますが、これは島根県がトイレ、情報案内施設及び駐車場を整備していただきます。雲南市が地域振興施設としての農林水産物直売施設・食材提供供給施設、レストランでございます、それぞれ整備、管理する計画といたしております。  この施設は平成22年度末に完成する予定でございますが、指定管理者の導入を予定をいたしております。募集期間、指定管理者の指定議決等が必要であることから、今9月定例会への議案を上程させていただくものでございます。     ───────────────────────────────  議案第129号 雲南市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  条例案文につきましては、次ページに載せております。平成21年度の追加補正分、これは繰り越し事業でございますが、これで整備中の大東町の刈畑森木局を初め10の基地局が11月末に開局予定であるため、当該施設の名称及び位置を追加掲載するものでございます。  平成21年度追加補正分では、補助裏の財源として公共投資臨時交付金を充当することができますが、これに伴い事業者から徴収する分担金及び使用料が軽減されるというものでございます。今回限りの特例措置でございますため、その旨、附則に掲載をしているところでございます。     ───────────────────────────────  議案第130号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  おはぐりいただきまして、一部改正条例案でございます。これにつきましては、父子家庭の父を新たに支給対象とするための児童扶養手当法の一部改正がございまして、この他の給付との調整を図るため、雲南市消防団員等公務災害補償条例附則第5条第7項の規定を改正するものでございます。     ───────────────────────────────  議案第131号 雲南市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  これにつきましては、乳幼児等医療費助成制度の改正を内容とする島根県の乳幼児医療費助成事業補助金交付要綱が改正されたことに伴い、所定の条例改正をする必要が生じたところでございます。よって、この雲南市乳幼児医療費助成条例の一部を改正する条例を上程するものでございます。  今回の島根県の補助金交付要綱の改正は、平成22年12月診療分から自己負担限度額の引き下げ及び所得制限の原則撤廃が主な改正点でございますが、雲南市におきましては既に所得にかかわらず対象児童すべての医療費無料化を実現いたしておりますので、市民の皆様に大きな影響を与えるものではありませんが、補助金交付要綱と市条例の整合性を図るために所定の改正を行うものでございます。     ───────────────────────────────  議案第132号 雲南市木次町地域福祉サブセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  去る6月の市議会におきまして、交流センター条例の一部改正で三日市の交流センターから三新塔交流センターへの名称変更を可決をしていただきました。このたびの改正につきましては、この三新塔交流センターの本来の名称でございます。これは起債事業というものを導入をして整備をしたものでございますが、正式な名称が三日市地域福祉サブセンターとなっております。これを三新塔の名前を付して変更してほしい、こういう地元の意見、要望がございまして、それを受けての改正でございます。本来なら6月定例会でこの交流センター条例の改正にあわせて提案すべきでございましたが、施設建設が合併前で、建設当時の経過、起債の活用とか補助金とかについて調査に時間を要しまして、同時提案とはならなかったものでございます。このたび名称を三新塔地域福祉サブセンターに改正をさせていただくというものでございます。     ───────────────────────────────  議案第133号 雲南市公の施設使用料の改定に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例について
        ───────────────────────────────  先ほどの第132号、雲南市木次町地域福祉サブセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に合わせ、使用料の経過措置の規定のうち施設の名称を変更するものでございます。     ───────────────────────────────  議案第134号 雲南市家畜集合センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について     ───────────────────────────────  第3条の表、三刀屋町家畜集合センターの項の次に吉田集畜場を加えるというものでございます。  若干の経過を申し上げますと、この吉田町吉田にございます吉田集畜場は昭和62年度公社営の畜産基地建設事業によりまして集出荷施設として係留場及び管理棟が整備されました。事業主体は島根県農業開発公社で、管理主体が吉田村となっております。敷地につきましては、既存施設が牧草予備乾燥場、これは所有者が吉田村の農業協同組合でございましたが、この中に建設されておりまして、整備に当たり吉田村農業協同組合との協議が行われたところでございます。  現状につきましては、この吉田集畜場は合併前より畜産共進会の会場として利用されておりまして、雲南市となってからは種牛の共進会は全市域を対象として木次の畜産集合検査場において開催されておりますが、子牛の共進会につきましては頭数が多いため大原と仁多とに分けて開催をされております。吉田の集畜場が飯石ブロックの会場となっております。吉田集畜場はその利用状況から行政財産でありますが、旧吉田村及び雲南市においても条例に登載されておりませんでした。この吉田集畜場につきましては、JA雲南の敷地内にございますが、JA雲南さんといたしましては今後この吉田集畜場は畜産振興の観点から行政で維持管理を行ってほしいとの意向でございまして、土地の貸借契約につきましても無償で貸し付けをいたします、こういうことに雲南農業協同組合と協議が調っているところでございます。     ───────────────────────────────  議案第135号 雲南消防組合規約の一部を変更する規約について     ───────────────────────────────  雲南消防組合、雲南環境衛生組合及び雲南広域連合の組織機構を一元化し、迅速な意思決定により効率的な業務運営を進めるとともに総務費抑制を図り、構成市町の財政負担の軽減を図ることを目的として平成23年4月1日の再編成を目途に進めているところでございます。その中で、事務の承継並びに決算監査及び認定につきましては関係市議会の議決が必要であるため、規約の変更をお願いするものでございます。     ───────────────────────────────  議案第136号 雲南環境衛生組合規約の一部を変更する規約について     ───────────────────────────────  この雲南地域一部事務組合等の再編成に伴う事務の変更を必要とするに至った理由につきましては、先ほど議案第135号と同様でございます。     ───────────────────────────────  議案第137号 公立雲南総合病院組合の解散について     ───────────────────────────────  公立雲南総合病院の解散につきましては、去る6月定例議会におきまして解散に伴う事務承継並びに決算の審査及び認定についてを加える規約変更の議決をいただきました。病院組合は、県知事に対しまして7月6日付で規約変更申請を行いまして、8月2日付で規約変更が認可をされたところでございます。今9月定例議会におきましては、公立雲南総合病院の構成市町である当雲南市、奥出雲町、飯南町で解散の理由、事務の承継、解散の時期、病院組合職員の身分などを盛り込んだ解散に関する協議書によりまして、解散することについての議決を求めるものでございます。協議書の案文につきましては、次のページのところでございます。     ───────────────────────────────  議案第138号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う財産処分について     ───────────────────────────────  解散に伴う財産処分につきましては、関係市町で財産の継承、それから療養病床負担金の精算、貸付金の取り扱いについて協議した文書のとおり行うこととし、議会の議決を求めるものでございます。  財産処分に関する協議書につきましては、このような形になっております。雲南病院の解散時における財産は、すべて雲南市に帰属させる。療養病負担金の精算につきましては、奥出雲町及び飯南町は平成43年度まで納付すべき負担金総額につきまして、平成23年2月28日までに一括病院組合に納付するというものでございます。雲南市も繰り上げ償還ということで、一括その償還をするということでございます。  ちなみに、奥出雲町が624万9,000円、飯南町が624万9,000円、雲南市が3,157万円、ほかに繰り上げ償還に伴う補償金が予定をされております。合わせて4,406万8,000円のほかに繰り上げ償還の補償金が生じることとなっております。貸付金の取り扱いにつきましては、平成20年3月に奥出雲町及び飯南町が病院組合に貸し付けた貸付金、それぞれ各町100万円でございますが、これらにつきましては来年の2月28日までに病院組合からそれぞれの町に返済するというものでございます。     ───────────────────────────────  議案第139号 公立雲南総合病院組合の解散に伴う事務の承継について     ───────────────────────────────  解散に伴う事務の承継につきまして、構成団体の長による協議によりまして公立雲南総合病院へ帰属する事務はすべて雲南市が承継すること。ただし、50床の精神病床のほか指定居宅介護支援事業所うんなん、指定訪問介護事業所うんなん、介護予防訪問介護事業所うんなんの事務については来年3月をもって廃止をすること。また、決算の審査及び認定についての取り決めを内容とする協議書によりまして、事務の承継について議会の議決を求めるものでございます。次のページでこの協議書の先ほど申し上げました中身を掲載をさせていただいているところでございます。     ───────────────────────────────  議案第140号 権利の放棄について  議案第141号 雲南市指定金融機関の指定について     ───────────────────────────────  雲南市の指定金融機関は、合併協議の際2カ年ごとに交代する決定がなされており、雲南市と株式会社山陰合同銀行及び雲南農業協同組合の三者において平成16年11月1日付で契約を締結をしております。現在は株式会社山陰合同銀行が指定金融機関となっていますが、平成22年10月31日をもって2カ年の期間終了を迎えることになります。     ───────────────────────────────  議案第142号 携帯電話用無線機備品購入契約について     ───────────────────────────────  議案第129号、雲南市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例と関連いたします10の基地局に必要な無線機備品10台をエヌ・ティ・ティ・ドコモ中国支社から購入予定ですが、購入金額が2,000万円を超えるため、関係条例の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。     ───────────────────────────────  議案第143号 掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約について     ───────────────────────────────  掛合簡易水道整備事業は平成20年度工事着手し、平成24年3月の供用開始に向け事業を進めております。本事業は、昨年度完成いたしました膜ろ過棟へ膜ろ過設備ほか水処理設備を設置する工事でございます。  次のページに入札結果ということで載せております。平成22年7月28日に一般競争入札を行いました。予定価格が税込みで1億6,369万5,000円ということですが、税抜きでこれが1億5,590万円ということになりましたので、予定価格が1億5,000万を超えたため、関係条例に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。     ───────────────────────────────  議案第144号 市道の路線認定について     ───────────────────────────────  新たに認定する路線7本でございます。南本町洞善寺線、南本町洞善寺支線、南本町洞善寺本線、大東町大東地内における都市計画道路新庄飯田線(第2工区)移転団地造成事業に伴う団地内道路の新設によるものであります。このほか、上組線、市の向線、北原本郷線、大原線でございます。それぞれ備考のところで理由等を述べさせていただいております。     ───────────────────────────────  議案第145号 市道の路線変更について     ───────────────────────────────  6本でございます。槻屋平田線、木次町平田湯村地内における国営尾原ダム建設事業に伴いダム湖へ水没するため、市道の起点変更をするものほか5本でございます。申しわけございませんが、この備考でそれぞれ理由を書いておりますので、お目通しをお願い申し上げたいと思います。     ───────────────────────────────  議案第146号 市道の路線廃止について     ───────────────────────────────  これも12本ございます。大平線、大東町小河内地内における主要地方道大東東出雲線改良工事により重複する市道の廃止によるものほか11本でございます。理由につきましては備考欄に記載しておりますので、お目通しをお願い申し上げたいと思います。  あと、それぞれ説明資料といたしまして、ちょっとわかりにくいかと思いますが、カラーでそれぞれ説明資料をつけさせていただいておりますので、お目通しのほどをよろしくお願い申し上げたいと思います。  私の方からは、とりあえず以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議長(堀江 眞君) 渡部総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第147号 平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 説明の途中ですが、ここでしばらく休憩といたします。再開は午後1時。              午前11時56分休憩     ───────────────────────────────              午後 1時03分再開 ○議長(堀江 眞君) 本会議を再開いたします。  引き続き提案理由の説明を求めます。  新政策企画部長。           〔議案第147号 政策企画部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 松村健康福祉部長。           〔議案第147号 健康福祉部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 障子市民部長。            〔議案第147号 市民部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 小林産業振興部長。           〔議案第147号 産業振興部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 高橋建設部長。            〔議案第147号 建設部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。            〔議案第147号 水道局長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 清水教育部長。            〔議案第147号 教育部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 障子市民部長。                〔市民部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第148号 平成22年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 松村健康福祉部長。           〔議案第148号 健康福祉部長説明〕 ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第149号 平成22年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  議案第150号 平成22年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 高橋建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第151号 平成22年度雲南市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
        ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 新政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  議案第152号 平成22年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。                〔水道局長説明〕     ───────────────────────────────  議案第153号 平成22年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号)     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) ここで10分間の休憩といたします。10分間で再開いたしますので、お願いをいたします。               午後2時24分休憩     ───────────────────────────────               午後2時36分再開 ○議長(堀江 眞君) それでは、本会議を再開いたします。  続いて説明をお願いいたします。  藤井副市長。 ○副市長(藤井 勤君) それでは、同意第1号についてお願いしたいと思います。     ───────────────────────────────  同意第1号 雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて     ───────────────────────────────  次のページ、経歴書を載せております。現在、雲南市教育委員を平成20年10月1日から務めていただいております。  その他の参考事項でございますが、小学生、中学生及び高校生の保護者の方でございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(堀江 眞君) 藤原会計管理者。 ○会計管理者(藤原 節夫君) それでは、認定案件11件ございます。まず一括上程させていただきまして、後ほど提案の説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。     ───────────────────────────────  認定第 1号 平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定について  認定第 2号 平成21年度雲南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 3号 平成21年度雲南市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 4号 平成21年度雲南市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 5号 平成21年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 6号 平成21年度雲南市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 7号 平成21年度雲南市生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 8号 平成21年度雲南市財産区特別会計歳入歳出決算認定について  認定第 9号 平成21年度雲南市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第10号 平成21年度雲南市ダム対策事業特別会計歳入歳出決算認定について  認定第11号 平成21年度雲南市清嵐荘事業特別会計歳入歳出決算認定について     ───────────────────────────────  続きまして、お手元の21年度一般会計、特別会計の歳入歳出決算をごらんいただきたいと思います。  21年度の予算につきましては、昨年度同様財政健全化に向け施策別枠配分方式により編成を行い、施策会議による事務事業評価を踏まえ、一般財源総額の抑制に努めております。  それでは、時間の都合もございますので、各会計の歳入合計、歳出合計のみを朗読し、説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、3ページをお開きくださいませ。平成21年度一般会計歳入の決算でございます。歳入合計、予算現額356億8,787万円、調定額315億7,269万6,868円、収入済み額314億1,931万1,552円、不納欠損額1,395万3,271円、収入未済額1億3,943万2,045円。続きまして、5ページをごらんくださいませ。歳出の合計でございます。予算現額356億8,787万、支出済み額308億7,107万4,271円、翌年度繰越額44億6,013万8,000円、不用額3億5,665万7,729円。次ページでございます。歳入歳出差し引き残額5億4,823万7,281円。  続きまして、平成21年度国民健康保険事業特別会計事業勘定決算でございます。  70ページをごらんください。歳入合計、予算現額42億5,205万6,000円、調定額43億3,599万4,345円、収入済み額42億5,215万6,881円、不納欠損額2,171万9,415円、収入未済額6,211万8,049円。続きまして、72ページをごらんください。歳出の合計でございます。歳出合計、予算現額42億5,205万6,000円、支出済み額42億1,499万4,194円、翌年度繰越額はございません。不用額3,706万1,806円。歳入歳出差し引き残額3,716万2,687円。  続きまして、21年度国民健康保険事業特別会計直営診療施設勘定決算でございます。  88ページをごらんください。収入済み額1億7,070万9,665円、不納欠損額、収入未済額はございません。次に、89ページをごらんください。歳出の合計でございます。支出済み額1億6,809万8,077円、翌年度繰越額はございません。不用額567万6,923円。歳入歳出差し引き残額261万1,588円。  続きまして、老人保健特別会計でございます。  95ページをごらんください。収入済み額2,136万6,334円、不納欠損額、収入未済額はございません。96ページをごらんください。歳出の合計でございます。支出済み額2,143万8,391円、翌年度繰越額ございません。不用額1万2,609円。歳入歳出差し引き歳入不足額7万2,057円。このため、翌年度繰り上げ充用金同額でございます。  続きまして、後期高齢者医療事業特別会計でございます。  102ページをごらんください。収入済み額9億5,886万3,215円、不納欠損額はございません。収入未済額179万6,105円。続いて103ページをごらんください。支出の合計でございます。支出済み額9億5,831万6,913円、翌年度繰越額はございません。不用額180万1,087円。歳入歳出差し引き残額54万6,302円。  続きまして、農業労働災害共済事業特別会計でございます。  収入済み額544万6,548円、不納欠損額、収入未済額はございません。110ページをごらんください。歳出の合計でございます。支出済み額543万7,238円、翌年度繰越額、不用額はございません。歳入歳出差し引き残額9,310円。  続きまして、簡易水道事業特別会計でございます。  114ページをごらんくださいませ。収入済み額8億3,340万7,879円、不納欠損額84万1,358円、収入未済額540万5,240円。115ページをごらんください。歳出の合計です。支出済み額8億3,008万6,081円、翌年度繰越額3,507万5,000円、不用額534万3,919円。歳入歳出差し引き残額332万1,798円。  続きまして、生活排水処理事業特別会計でございます。  121ページをごらんください。収入済み額27億594万6,976円、不納欠損額509万2,176円、収入未済額3,601万4,780円。122ページをごらんください。歳出の合計です。支出済み額27億230万5,872円、翌年度繰越額2,050万、不用額1,206万1,128円。次ページをごらんください。歳入歳出差し引き残額364万1,104円。  続きまして、財産区特別会計でございます。  135ページをごらんください。収入済み額54万2,224円、不納欠損額、収入未済額はございません。136ページをごらんください。歳出の合計でございます。支出済み額54万1,953円、翌年度繰越額はございません。不用額32万4,047円。歳入歳出差し引き残額271円。  続きまして、土地区画整理事業特別会計、140ページをごらんください。  収入済み額3億2,376万561円、不納欠損額、収入未済額はございません。141ページをごらんください。歳出の合計です。支出済み額3億951万5,519円、翌年度繰越額1,323万2,000円、不用額101万2,481円。歳入歳出差し引き残額1,424万5,042円でございます。  続きまして、ダム対策事業特別会計でございます。  146ページをごらんください。収入済み額4,565万7,200円、不納欠損額、収入未済額はございません。続いて、147ページをごらんください。歳出の合計でございます。支出済み額4,556万1,277円、翌年度繰越額1億9,184万5,000円、不用額31万8,723円。歳入歳出差し引き残額9万5,923円。  続きまして、清嵐荘事業特別会計でございます。  151ページをごらんください。収入済み額3,337万2,976円、不納欠損額、収入未済額はございません。152ページをごらんください。歳出の合計でございます。支出済み額3,329万8,673円、翌年度繰越額はございません。不用額20万1,327円。歳入歳出差し引き残額7万4,303円でございます。  以上、省略した説明となりましたが、添付してあります歳入歳出決算事項別明細書等につきましてはごらんいただきたく存じます。いずれの案件につきましても十分御審議をいただき、認定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。 ○水道局長(奥田 武君) 続きまして、認定第12号の説明をいたします。     ───────────────────────────────  認定第12号 平成21年度雲南市水道事業会計決算認定について     ───────────────────────────────  一般会計の決算書の後に水道事業会計の決算書をつけております。ごらんいただきたいと思います。お開き願いたいと思います。  平成21年度雲南市水道事業決算報告書。区分の款と主要な部分についてのみ説明いたします。  1、収益的収入及び支出。収入、第1款水道事業収益、予算額合計7億9,069万1,000円、決算額7億9,259万6,877円、予算額に比べ決算額の増減190万5,877円。  次に支出ですが、第1款水道事業費用、予算額合計7億7,861万5,000円、決算額7億7,481万5,403円。地方公営企業法第26条第2項の規定による繰越額50万円、不用額329万9,597円。  次のページをお願いいたします。2、資本的収入及び支出。収入、第1款資本的収入、予算額合計1億4,908万5,000円、決算額1億459万9,813円、予算に比べ決算額の増減4,448万5,187円の減。  支出、第1款資本的支出、予算額合計7億3,129万3,000円、決算額55万3,080万1,006円。地方公営企業法第26条の規定による繰越額合計1億2,546万7,000円。不用額5,184万4,994円。  資本的収入額(翌年度に繰り越される支出の財源に充当する額1,737万3,987円を除く)が資本的支出に不足する額4億6,657万5,180円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,940万3,150円、過年度分損益勘定留保資金3億5,754万6,697円、前年度からの繰り越し工事資金1,962万5,333円及び減債積立金7,000万円で補てんした。  事業の内容につきましては、事業報告書で説明させていただきます。15ページを開いていただきます。  水道事業報告書。1、概況。総括事項の前文につきましては、ごらんいただきたいと思います。給水状況。当該期間の総給水量は343万6,224立方メートル、総有収水量は310万9,008立方メートルで、当該期間の有収率は90.5%となりました。前年度に比べますと、総給水量は1万8,878立方メートルの減少、総有収水量は1万5,598立方メートルの減少、有収率は0.1%上昇しております。  16ページ、建設改良事業ですが、当該期間中に実施いたしました主要事業の概況は次のとおりでございます。ごらんいただきたいと思います。  経営状況でございます。当該期間中の純利益につきましては1,014万3,000円となりました。  ①といたしまして営業収益及び営業費用。当該期間中の営業収益は6億1,986万4,000円、一方、営業費用は6億1,025万7,000円でございました。営業収益の構成を見ますと、給水収益が6億1,141万6,000円で98.6%となっております。一方、営業費用の主なものは減価償却費が3億7,735万8,000円で61%となっております。営業外収益及び営業外費用についてでございますが、営業外収益の主なものは、他会計補助金が1億4,067万円でございました。営業外費用は、主なものといたしまして企業債利息が1億2,413万2,000円でございました。  給水原価及び供給単価でございます。給水原価は241円58銭、これに対します供給単価は196円66銭で、給水収益につきましては44円92銭の赤字ということになりました。  資本的収入及び支出についてでございますが、先ほど決算報告で説明した内容のとおりでございます。  18ページでございます。中ほど、3月末の補てん財源現在高につきましては6億4,146万1,000円となっております。消費税といたしまして、中間納付分375万1,000円を除いた1,319万6,000円を未払い金に計上しております。  以下の項目と3ページからの財務諸表につきましてはごらんいただきたいと思います。  続きまして、認定第13号、工業用水道事業につきまして説明いたします。     ───────────────────────────────  認定第13号 平成21年度雲南市工業用水道事業会計決算認定について     ───────────────────────────────  水道会計の次の工業用水道事業会計の決算書をごらんいただきたいと思います。  平成21年度雲南市工業用水道事業決算報告書。1、収益的収入及び支出、収入、第1款水道事業収益、予算額合計9,158万6,000円、決算額9,172万3,729円、予算額に比べ決算の額の増減13万7,729円。支出第1款水道事業費用、予算額合計9,073万5,000円、決算額8,655万9,669円、不用額417万5,331円でございます。  2ページでございます。資本的収入及び支出。支出、第1款資本的支出、予算額合計2,046万9,000円、決算額2,046万8,326円、不用額674円。資本的収入が資本的支出額に不足する額2,046万8,326円は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,659万8,467円、過年度分損益勘定留保資金386万9,859円で補てんいたしました。こちらにつきましても、事業報告書で概要を説明いたします。  9ページをごらんいただきたいと思います。工業用水道事業報告書。1、概況。総括事項の前文につきましてはごらんいただきたいと思います。1、給水状況。平成21年度の工業用水道事業は116万3,000立方メートルを供給いたしました。内訳といたしまして、島根三洋電機株式会社に113万7,800立方メートル、ホシザキ電機株式会社が2万5,200立方メートルとなりました。  ③経営状況ですが、当年度純利益につきましては512万7,000円となりました。  10ページでございます。資本的収入及び支出につきましては、先ほど決算報告書で説明した内容のとおりでございます。  なお、3月末の補てん財源現在高につきましては6,145万円となっております。  消費税でございますが、373万円を未払い金に計上いたしております。  以下の内容と財務諸表につきましては、ごらんいただきたいと思います。以上です。
    ○議長(堀江 眞君) 高橋建設部長。                〔建設部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第12号 議会の委任による専決処分の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 新政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第13号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 清水教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第14号 株式会社キラキラ雲南の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 新政策企画部長。               〔政策企画部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第15号 木次都市開発株式会社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 小林産業振興部長。               〔産業振興部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第16号 木次道の駅株式会社の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 清水教育部長。                〔教育部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第17号 財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の経営状況の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 渡部総務部長。                〔総務部長説明〕     ───────────────────────────────  報告第18号 平成21年度健全化判断比率の報告について  報告第19号 平成21年度資金不足比率の報告について     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 以上で提案理由の説明を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 代表監査委員監査報告 ○議長(堀江 眞君) 日程第12、平成21年度一般会計、特別会計決算及び公営企業会計決算について、代表監査委員から監査報告を求めます。  代表監査委員、谷戸邦夫君。              〔代表監査委員監査報告〕     ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案の質疑 ○議長(堀江 眞君) 日程第13、これから議案に対する質疑を行います。  質疑は、条例その他と予算と認定の3区分に分けて行います。  最初に、議案第128号、雲南市尾原ダム農林水産物直売食材提供供給施設条例の制定についてから議案第146号、市道の路線廃止についてまでの議案19件、同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての同意1件、報告第12号、議会の委任による専決処分の報告についてから報告第19号、平成21年度資金不足比率の報告についてまでの報告8件、計28件の条例その他について行います。  質疑は自席でマイクに向かって立ってひとつ質疑をお願いをいたします。質疑はありませんか。  16番、周藤強君。 ○議員(16番 周藤 強君) 議案の141号、金融機関の指定についての議案ですが、これは合併協議で決まってて2年置きに合銀さんと農協さんが交互になるということですが、したがって2年前には山陰合同銀行を指定して議決をした。今回は農協を指定して議決しますけど、指定年月日は11月1日なんだけども、一般的に指定の期間がここに書いてあるべきではないかなと。他市の例を見ますと、指定機関を交互にするところは指定期間を明示して議決をしてありますけど、この議案は期間が明記してないので、前回の議決したものが自然消滅していくのか。片方では三者で協定がしてあるということですけど、こうした議決したものがどこへいってそういうふうになるのか、その考え方について伺います。 ○議長(堀江 眞君) 藤原会計管理者。 ○会計管理者(藤原 節夫君) 周藤議員さんにお答え申し上げます。  議案141号で雲南市の指定金融機関の指定について議決をお願いしたところでございますけども、御存じのように16年11月1日から山陰合同銀行と農協で2年分けでやっております。雲南市と農協と山陰合銀で契約はして、実質変更みたいな形にはなっておりますが、地方自治法168条2項においては、市町村は議会の議決を経て1つの金融機関を指定して収納事務をやりなさいということになっていますので、契約上では持ち回りの変更にはなりますが、その都度の指定という考え方でございます。したがって、141号で新たに雲南農業協同組合を指定するということでございます。 ○議長(堀江 眞君) 16番、周藤強君。 ○議員(16番 周藤 強君) これを議決したら前回の議決したものは消滅していくという、そうした考え方は通用するでしょうか。だから議決、言っとる意味はわかると思いますが。 ○議長(堀江 眞君) どなたか答弁できますか。  藤原会計管理者。 ○会計管理者(藤原 節夫君) 指定の期間を22年11月1日から2年間いうことをここへ記載するという意味じゃないかと思いますけども、それはいわゆる地方自治法上、先ほど言いましたようにその都度の指定になるわけでして、それは16年の11月1日に三者で契約した約束事でございますので、先ほども言いますように変更変更いう形ではいってますが、その都度指定になるわけですので、指定年月日は22年11月1日ということで、何年いうことは記載は必要ないじゃないかというふうに思います。 ○議長(堀江 眞君) 16番、周藤強君。 ○議員(16番 周藤 強君) それはあなたがおっしゃることで、議決する方は2年間だよということで議決するべきだと私は思います。この議決の仕方は、交互にしない、ええたい1社だけを指定している市町村はこういう議決なんだけど、それで僕が言ってることわかると思うけど、議決する方としてはこの書き方だともうずっとこれからは雲南農業協同組合を指定していくという形にしか見えてこないわけで。 ○議長(堀江 眞君) 答弁どうですか。  それでは、ここで10分間休憩といたします。その間で答弁をまとめていただきたいと思います。10分ですぐやりますので、お願いいたします。               午後4時00分休憩     ───────────────────────────────               午後4時10分再開 ○議長(堀江 眞君) それでは再開をいたします。  答弁を求めます。  藤原会計管理者。 ○会計管理者(藤原 節夫君) 答弁いたします。  雲南市指定金融機関契約書いうものがありまして、そこの2条の中に2カ年ごとに次の記載の順序により交代する扱いをするいうことで、株式会社山陰合同銀行、雲南農業協同組合ということになっております。それで有効期間いうことで第14条の方に、期間満了前2カ月前までに別段の意思表示がない場合は交代するということになっておりますので、この契約に基づいて議決をやらせていただくようにお願いしたいと思います。  今までもそういう形で議決をしていただいておりますので、今回もそういう形でよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 質疑を打ち切ります。  ほかに質疑ありませんか。  2番、周藤正志君。 ○議員(2番 周藤 正志君) 議案第138号の公立雲南総合病院組合の財産処分についてですけれども、これまで全協でもお聞きしましたけども、もう一度ですけれども、貸付金の取り扱いが雲南市の場合は1億9,800万円の債権放棄、奥出雲町、飯南町については100万円ずつそれぞれ来年2月の28日までに病院組合からそれぞれ返すというこの取り扱いが違うことについて、どうもなぜその取り扱いが違うのかということがやはり市民感覚からするとなかなか理解できないものがありますので、もう一度わかりやすく説明をいただきたいこと、これがまず第1点。  もう1点は、議案第143号、掛合簡易水道の膜ろ過の工事請負ですけれども、予定価格に対して落札価格が79%ぐらいですか、80%を切る状況ですけれども、最低制限価格とかあるいは低入札、こういったことにひっかからないのか。果たしてきちっとした工事施工がなるのかどうなのか、その辺を担保ができるのかどうなのか、その辺を伺います。 ○議長(堀江 眞君) 答弁を求めます。  松村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(松村 千弘君) 周藤議員の御質問ですが、議案第138号、公立雲南総合病院組合の解散に伴う財産処分の貸付金の取り扱いということで、1市2町で構成して病院をやっておりますけど、2町、奥出雲町、飯南町と市との貸付金の返済と違うのはどうしてかということでございますけど、これも構成市町と今まで協議を何回か重ねてまいりまして、市としても病院の経営状況が悪いということで、2町に貸付金100万円の放棄をお願いしてきた経緯がございます。そうした中で、2町としては今まで町の病院も抱えっておってなかなかこれ以上負担をしておると大変だということで、離脱の意思をその貸し付けの前からもう言っておられまして、それで100万についてもあくまでも貸し付けをした前提だということで議会の方でも承認を得ておられまして、これは返済すべきだと。ただし、療養病床等の負担金としてはそれは支払いましょうと。  市としては、今、病院の状況も悪い状況ですので、これを返済した場合また市としても繰出金として予算に出していかないけんということで、なかなかそれはできないということで貸付金を放棄するということの形でおります。市はこの病院を引き継ぐわけですから、それでこうした形をとってきておりますのでよろしくお願いします。 ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。 ○水道局長(奥田 武君) 2点目の御質問の議案第143号、掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事の請負契約について、予定価格に対して入札が79%くらいでどうかということでございます。  これにつきましては、22年7月28日に開札を行いました。2社が応札をしております。株式会社ウォーターテック広島営業所と山陰クボタ水道用材株式会社雲南営業所でございまして、低入札調査基準価格というものがありまして、いずれの応札額もこれを下回り、低入札判断基準価格というものがありますが、これを上回ったところの入札でございました。低入札判断基準価格を下回りますと失格ということになります。ちょうど失格の額よりも高いけれども、低入札の調査基準価格を下回りましたので、落札を保留するとともに低入札価格調査を行うことといたしまして、両社に通知をしたりもいたしております。  8月9日にウォーターテック広島営業所、それから山陰クボタ水道用材株式会社雲南営業所に対しまして低入札価格調査を行いました。調査票に基づきまして、ヒアリングを実施しております。内容については、この額で施工できるかとか施工技術の確認、それから実際の配置、そういうものを確認しております。この調査をいたしました結果、両社とも施工できるに足りる業者であるということを判断いたしまして、最終的には低い入札額のウォーターテックに仮契約の通知をしたところでございます。 ○議長(堀江 眞君) よろしいですか。  速水市長。 ○市長(速水 雄一君) 2点いただきましたが、最初のなぜ1市2町間で貸し金の扱いが異なるかということでございますが、合併前に、1市2町になる前に当時の仁多町それから頓原町、ここからこの組合立の運営から脱退したいということでいろいろ協議があったわけでございますが、そのころからもう今後雲南総合病院の施設整備についての負担は一切しないという条件だったらとどまるということがございました。その後、平成の大合併で1市2町になったということでございまして、2億の負担の必要性が生じた。案分して1億9,800万と100万、100万にいうことで、出すけどもこれはいずれ返してもらわんといけんよという確認がそのときにされつつ負担をしていただいたという経緯がございます。1億9,800万については、どうせ市立になるということになれば市立病院化後の負債勘定から雲南総合病院としてスタートした方が経営には効果的だということから、やむを得ず雲南市といたしましてはこの債権放棄という手段をとるということにしたところでございますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(堀江 眞君) 2番、周藤正志君。 ○議員(2番 周藤 正志君) そういった経過はなかなか市民にわかりませんので、この財産、債務含めてその辺をきちっとやっぱり説明しとかれないとおかしいじゃないかということになろうかと思いますので、その辺はきちっと説明責任を果たしていただきたいなというふうに思います。 ○議長(堀江 眞君) ほかに質疑はありますか。                 〔質疑なし〕 ○議長(堀江 眞君) それでは、ないようですので、これで条例その他についての質疑を終わります。  次に、議案第147号、平成22年度雲南市一般会計補正予算(第3号)から議案第153号、平成22年度雲南市水道事業会計補正予算(第2号)までの議案7件の予算について行います。質疑はありませんか。  12番、細田實君。 ○議員(12番 細田 實君) 説明書の10ページの企画費ですけれども、ちょっと聞き漏らしたかもしれませんけれども、中山間地域活性化事業525万円、概要説明資料の一番先の政策推進課の予算ですけれども、これは何か入間の交流とかいう説明がございましたけれども、結局具体的に何に幾ら使うのかということがちょっとわかりません。ほかは読んでも大体わかりますけど、これ企業と市民の交流事業や地元中高生や市外学生との都市間交流事業とか書いてありまして、結局どういったことに使うのか。宿泊費なのかバス代なのかというようなこと、どういうことに使うのか少し具体的に教えていただきたいし、それからこだわりの食を活用した食の幸PR事業ですか、これ要するにどこに幾ら使う予算なのかということをちょっとお知らせ願いたいと思います。  それから、2番目ですけれども、その下の100万円の拠点整備事業補助金ですね、この説明資料でちょっと伺いますけれども、オーベルジュ雲南への使途の指定があったということなんですけれども、オーベルジュ雲南は私は民間企業だと記憶しておりますが、そこの民間事業にお金を渡すということを寄附者が指定して、それを市が受けていうことができるのか。ちょっと今条例が頭にないのでわかりませんが、それを財源にオーベルジュのために使うかと思ったら地元要望を中心に周辺整備を行うということなんで、これちょっとわかりにくいんですわ。結局手すりとかということに使うんですけども、まず一つはオーベルジュという民間企業に指定をした寄附を受けることができるのかどうなのかということ。そこがまず一つ疑問だということと、手すりはほんならじゃどこにつけるのか。そのオーベルジュの中につけるのか、周辺の階段につけるというような何か説明だったですかいね、そこんとこちょっとわかりにくいんですわね。言っとる質問はわかりますかいね。そういうことでよろしくお願いします。
    ○議長(堀江 眞君) 政策企画部長。 ○政策企画部長(新 一幸君) 2点の御質問をいただきました。  1点目の中山間地域活性化支援事業525万の事業の内容ということでございますけども、現在これは計画段階で県に申請をして、それが採択になるということで今回予算の計上をいたしておりますけども、一つは拠点施設の交流事業の実施ということで、先ほどお話ございましたように入間の交流施設、あるいはオーベルジュ、こうしたところを拠点交流施設として交流人口の拡大につながるように積極的にアピールをしていくということの事業費として使うということでございます。あわせて森林活用あるいは企業連携、そうしたことの事業の中でこういう施設を活用していただく。そのことによって、交流人口の拡充を図っていきたいというような事業が1点でございます。  それから、2つ目は古事記編さん1,300年の連携事業の実施ということでございまして、これにつきましては出雲神話のイベントの運営委託、これはPRイベントとか祭りのタイアップ、そうしたものに考えております。  それから、食の幸のPR事業につきましては、これは体感フェア等、毎年桜まつりを実施しておりますけども、来年のそうした体感フェアは当然4月ですが、それに向かっての準備段階は年度内の3月末までのところで当然実施をされますので、例年こうした形でブランド化の事業の中で組んでいたものをこちらの補助事業の中へ振りかえをして、県の事業も充当しながらやっていくということでございまして、全体的には大きく言えば3つの事業に取り組んでいくということでございます。  それから、オーベルジュへの寄附が妥当かどうかということでございますが、おっしゃいますようにオーベルジュ雲南は民設民営の施設でございます。ただ、そうは申しましてもこの事業につきましては雲南市が食の幸を中心にしたそうした交流拠点施設ということで、国の補助金を市が受けてそれをその事業に充当しながら進めてまいっておりますので、大きく言えば市のそうしたブランド化事業の一環として進めてまいっております。  そうした中で、このオーベルジュの環境整備に関して寄附をしたいという申し出をいただきまして、それは地元の皆さんとも御相談をいたしまして、手すりあるいは街路灯、それからカーブミラーとか庭の整備とか、そうしたものに充当していくということでございまして、そういう意味では妥当性がないということではない。全くの民設民営の個人営業のものに寄附を充当していくということでなくて、大きく雲南市がかかわっている事業の中に地域の皆様のそうした思いをかなえられるような事業を実施していくということでございます。 ○議長(堀江 眞君) 12番。 ○議員(12番 細田 實君) わかりました。  一番先、最初の質問につきましては3点あるということでわかりましたけども、それ補正予算ですので、予算要求の段階から、私が質問したのはそういったことに対して幾らずつ予算を配分しているのかというようなことはもう出てるんじゃないですか、そのことをちょっと聞きたいということです。この予算を例えば可決したときに、このときにこの525万の内訳はこうなんだということを市民の皆さんに説明できるようにしなくちゃならんと私は思っておりまして、委員会であるかもしれませんけども、議案質疑ですのでそれを聞かせていただきたいということです。  それから、今のオーベルジュの関係、これは一般質問ではありませんのでなんですけども、やっぱり少し民間と、それに市民の皆さんがそれを受ける、オーベルジュへ直接寄附されればいいわけですよね、そうだったら寄附される方は、民間ですから。私はそのように取り扱いをすべきじゃないかなと、これは感想ですね、一般質問じゃありませんのでそういうふうに思います。その辺、また委員会でしっかり議論していただきたいなと思っております。それ、2回目ですね、2つだけもう一回お願いします。 ○議長(堀江 眞君) 新政策企画部長。 ○政策企画部長(新 一幸君) 最初の交流拠点の方の525万の事業費の内訳でございますけども、1点目の拠点施設交流事業の実施に250万円を計画しております。これは委託費です。それから、古事記編さん1,300年の連携事業としましては125万円、これも委託料、それからそのほか謝金、旅費、需用費等合わせまして70万円です。食の幸PR事業の実施につきましては150万円、これは委託費、それから需用費、広告費、印刷製本費、謝金、そうしたものを予定をしております。  それから、オーベルジュ雲南への寄附のことですが、これはオーベルジュ雲南という施設の名称なわけですけども、もともと運営団体は楽々会という団体がございまして、これが株式会社ラウに業務委託をしておりますので、私ども市がかかわるのは楽々会というこのオーベルジュ雲南を立ち上げた団体ということになります。その団体へは既に補助金を投入してその団体が今回の事業を実施しておりますし、その立ち上げの時点では建設費に対しての寄附金も市の方からその財源として充当しておりますので、今回その寄附金が初めてそうした民設民営の施設の団体に充当されるというものではございません。前回、建設費につきましても寄附金を充当しております。 ○議長(堀江 眞君) よろしいですか。  3回目ですか、どうぞ。 ○議員(12番 細田 實君) それから、ちょっとこれも一般質問的になるかなと思ったりしておりますが予算増の考え方ですけれども、例えば防犯灯は当初予算、それから6月補正があって、余計出たからといって増額される。それから、太陽光発電もこのたび増額するというようなことになってるんですけども、農家の皆さんが言われるのはイノシシのおりなど予算があるんだけども、次は申し込んだらもう予算がなくなったということで補助がしてもらえないというようなまたお話も聞いておるんですよね。そうすると、やっぱり希望があったものにこたえるいうことになれば、そこも平等にイノシシの被害がたくさん出たから、じゃ増額しますという考え方にならないといけないじゃないかなと思っておりますが、その辺についての考え方を聞きたいと思います。以上です。 ○議長(堀江 眞君) 小林産業振興部長。 ○産業振興部長(小林 健治君) 基本的には補正予算の増額に対する基本的な考え方ということをとっていらっしゃると思いますけれども、例が出ましたので例えばイノシシの鳥獣関係で申し上げますと、そのおりとかそういう助成をする制度と、それから猟友会での捕獲をする制度という両面を持っておりまして、これについてはいわゆる農家の皆さん方が精神的に農作物をつくっていくという意欲がなくなるということから、捕獲奨励金については平成20年度までは予算打ち切りというふうな予算をしておりましたけれども、21年度からはとられたものは全額出すというようなことにしておりまして、そういう意味では途中で補正予算を計上するということになりませんが、年度末で出来高といいますか、実績に応じて補正予算措置をしていただくということにいたして……。 ○議員(12番 細田 實君) おりなんかは。 ○産業振興部長(小林 健治君) おりを購入されて助成をする施策と、それからもう一つは捕獲と両面あって、両方を予算を増をするということはなかなかならないですし、それについては農業共済などでもそういうおりの施策というのはやっていらっしゃいますので、これは毎年予算額を落とさない予算措置をやっておりますので、鳥獣対策をするという、全体的に言いますと、とっていただければ、今のおりの関係の予算は補正の増額というのはございませんが、捕獲をしていただいたものについては限りなくというか、実績に応じて支払いをするということになっておりますので、実績を見てみますといつも当初予算から最終的には五、六十万を補正増して対応するということになっておりますので、そういう意味では農家の皆さんへの思いには対応していると思います。  今の街路灯とかそういうことになりますと、基本的には当初予算があってそれに補正予算を組んでいくということは、緊急的といいますか、どうしても対策をしなければならないというのを補正予算で追加で補正をしていくという考え方で補正予算は計上するものではないか。そういう意味では、年度当初にいわゆる施策展開というものは当初予算に計上されるべきことであろうと思いますが、それに応じて数とか変動あればそれによってその必要性に応じて補正予算を組んでいくというのは必要なことではないかというふうに思います。 ○議員(12番 細田 實君) なら来年から組むと。 ○議長(堀江 眞君) ここで、あらかじめ時間を延長しておきます。  なお、時間の都合もありますが、質問は質疑でございますので、答弁もひとつ簡潔にお願いをいたします。  藤原信宏君、13番。 ○議員(13番 藤原 信宏君) 2点だけ一般会計の総務費でお願いしたいと思いますが、説明書の10ページ、今、予算の考え方という話もありましたが、1点は防犯灯緊急設置事業でございます。緊急ということで、100基の予定が371基からつけることになったわけでございますけれども、もともとの予算は500万円、それが倍以上の補正が出てるということで、全く予算の最初のつけ方が計画性がないと思っております。緊急設置、浜田のこともあったりしてその事業の意義はわかりますけれども、今まで防犯灯につきましては計画的に整備されてきたわけでございまして、要望が出たから全部つけるというのでは今までの防犯灯の整備をどのようにしてきたんかなと。いわゆる維持管理についてはその地元管理ということにしながら、できるだけその維持管理費を抑えてきたということもございます。この500万の当初予算に1,230万をつけなければならなかったということについての見解をお伺いをしたいと思います。  それから、もう1点ですが、同じ総務費の財産管理費、そこの市有施設等管理事業4,500万円。これはゆとりの里の解体費ということでございました。このゆとりの里、その跡地についての処理、産建の委員会の方でもはっきりと聞いておりませんでしたけれども、これで完全に跡地が更地として整備されてすべて返還をされるのかということ。あわせて、以後これに伴う維持管理経費は発生しないのかということについてお伺いをしたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 渡部総務部長。 ○総務部長(渡部 彰夫君) それでは、1点目の防犯灯の関係でございますが、今回の防犯灯については緊急設置事業ということでございます。従来の防犯灯に対する補助金というのは休止をして、この緊急事業に今年度は集中をしたということでございます。要綱等も今年度限りという形で要綱を設けておりまして、これについては6月議会で補正措置、そして今回1,232万、合わせて1,732万という事業費でございます。これについては6月の議会でも一般質問でいろいろ御意見いただきましたし、それから総務常任委員会の中でも附帯意見がついたところでございます。私どもも特定財源を確保しながら対応していきたい。特定財源が単年度で確保できない場合は、複数年も考えていきたいということに答弁をさせていただいておりました。  先般、新聞でも報道されておりましたが、県の方が新たに補正措置ということで2,700万程度の予算措置をされました。これで県下要望されている自治体の防犯灯が設置されるというふうに思っております。よって、私どもも371基すべて今年度設置するという基本的な考え方のもとに、県の補助金2分の1を財源として一般財源でありますがつけながら、今年度、単年度事業で事業の趣旨に沿って取り組んでいきたいということで今回措置したところでございます。従来の補助金制度については次年度以降復活させていただきまして、今回対象とならなかった防犯灯等も含めて、要望いただいて取り組んでいくという形になるということでございます。 ○議長(堀江 眞君) 大久保大東総合センター所長。 ○大東総合センター所長(大久保昌明君) ゆとりの里の解体撤去後の跡地の考え方、更地として整備をするのかといった御質問でございましたけども、借地の方は今後の効率的な行財政運営を目指す観点から、地権者の御理解をいただきながら返還を目指す方向ということになってきております。  更地にするのかしないかという部分ですけども、現実の問題というものもございますので、もう少しその辺は地権者の皆さんとこれから協議を深めていく、進めていく中で、一定のまた結論に導いていきたいという、まだ今現段階そういった段階でございます。以上でございます。 ○議長(堀江 眞君) 13番、藤原信宏君。 ○議員(13番 藤原 信宏君) ゆとりの里の話はわかりました。まだこれからの話ということでございますが、防犯灯についてでございますけれども、普通考えて当初予算が500万円で、それを上回る補正が出るというような予算のつけ方はないなとまず考えますし、当地区である程度厳選なり、あるいはたがをはめて何基以内のところで調整をしてくださいというような方法のやりようもあったんじゃないかという気がいたします。基本的に予算の補正が当初予算を上回るというような話はおかしな話だというのがございます。  それについて、まずこれで防犯灯整備事業、一応皆さんの当面の要望はこれですべて終わったから当分ほかにないのか。1基や2基はまたぽろっと出てくるかもしれませんが、基本的にはこの際に補助金もあるので一応の要望はすべてつけたということなのか、またこれからも補助金があればどんどんやっていくということなのかということについてお聞かせ願いたいと思いますし、それとこの371基、これは今までの説明どおりすべてが維持管理が地元管理であるのかということについてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 渡部総務部長。 ○総務部長(渡部 彰夫君) 基本的に予算の措置については希望を取りまとめて全体事業費を把握して、それでもって予算措置するのが一般的だと思います。ただ、今回は3月中に県の繰り越し事業という形で急遽出てまいりました。そういうことで、期限もあるということで6月に100基という基本的な部分、通常の補助金でいいますと2年分ということで、このぐらいの範囲で対応できるなという想定で、一方では4月の自治会長会で取りまとめをお願いしながら、6月いっぱいという期限の中で申請をしていただいたという経過がございます。そうした中で最終的に416基の要望が出たということで、特定財源の確保という部分で県の方へ出かけまして、財政課あるいは商工労働部等もお願いして、今回県の予算措置もそういう方向で取り組まれたということでございます。我々の雲南市としての考え方に沿って対応していただいたというふうに思っておりますので、そうした今回は特例的、あるいは緊急的措置ということでございますので、補正予算措置額500万を大きく上回ったということで、地元の要望にどうこたえるかという形で、そういう視点で取り組んだということでございます。  今後の関係でございますが、416基のうち371基ということになりますと45基だけ要望から外れているということでございます。こうした防犯灯については、来年度以降の防犯灯従来からの2分の1補助に関する事業によって要望等が出てくると思います。従来90万程度の補助金を用意して、それぞれ各地区で防犯灯を設置いただいているということでございますので、そうした事業は23年度以降また復活して対応していくということでございます。  それから、管理についてはすべて地元に移管するということでございますので、地元の方で管理をされるということになります。 ○議長(堀江 眞君) 13番、藤原信宏君。3回目です。 ○議員(13番 藤原 信宏君) 大体事情はわかりましたけれども、いわゆるどんどんどんどん膨れ上がっていく防犯灯について、基本的に器具等を取りかえたりなんかいうときには、またいわゆる電灯代だなくてまた市の方へ返ってきたりということもあろうと思います。そうしたことで、いわゆるこの市の台帳等ですべてがきちっと管理されているのか、把握されているかということについて再度最後にお聞きしておきたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 渡部総務部長。 ○総務部長(渡部 彰夫君) 防犯灯については、従来から補助金という形で実施をいたしております。それじゃ旧町時代から合併して5年経過するわけですが、その間、防犯灯の台帳があるか。特に合併前のものですね、これについては旧町村まちまちな対応をされております。よって、現在のところ、防犯灯の台帳あるいは基数というのは把握をされておりません。合併以後については、すべてこれについては把握はいたしておりますけども、そういうことでございます。  いっても、蛍光灯の取りかえ、あるいは古くなった器具が更新が必要だという場合についてはあくまでも地元対応ということでございますので、当初の設置に当たってに対する補助金、あるいは今回のような10分の10の事業を使いまして市が設置し、地元に移管するという形で今後は取り組んでいくことになります。 ○議長(堀江 眞君) ほかにありますか。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 議案第150号の生活排水処理事業特別会計の説明書の51ページですけれども、特定環境保全公共下水道事業費ということで、特定環境保全公共下水道施設整備費3,150万円の減ということで、大東町の地区特環施設整備事業でこの3,150万の減が出ております。説明の中で区域一部見直しということが言われましたけれども、もう少し内容的にお知らせ願いたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。 ○水道局長(奥田 武君) 生活排水処理事業の補正についてでございます。51ページの特定環境保全公共下水道整備費の3,150万円の減ということで、これは大東地区の特環整備事業につきまして減額させていただくものでございます。  全体枠といたしまして、公共下水道事業の事業費、浸水対策事業費の一部事業費増もございまして、全体枠の中で調整をさせていただいております。この内容といたしまして、事業費の例えば清田川工区の橋渡しの工法の見直しとか、それから水道の移転費の工法の減による減額ほか東町の工事の生産減というようなところで、1,800万程度の精査、減額を努めていることと、それから当初予定しておりました東町地内の整備につきましては幾らか事業費を減としております。延長にしまして100メーター程度の延長事業を減とする計画としております。よろしくお願いいたします。 ○議長(堀江 眞君) ほかに。  18番、光谷由紀子さん。 ○議員(18番 光谷由紀子君) 今お聞きいたしましたけれども、ちょうどたまたま地元の区域でございまして、当初整備が100メートル延長ということのようですけれども、そこらあたりきちっと地域への説明なりがなされているのかどうなのか、その点伺っておきたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 奥田水道局長。 ○水道局長(奥田 武君) 地元の説明ということでございますが、工事は工区分けをしながら逐次発注しておりまして、その発注した区間につきましては工事説明会等で行っております。当初の全体の予定区間のすべての区域について、事前にこの範囲までというようなところは十分に行っておりません。したがって、今後ちょっとこの工事の進捗に合わせて周辺地域の施工方法、工事の説明にあわせて今回の区域について整備をしたところも説明していきたいと思っております。 ○議長(堀江 眞君) よろしいですか。  加藤欽也君、11番。 ○議員(11番 加藤 欽也君) 11番、加藤です。概要説明書の3ページの非常備消防総務管理事業について伺いたいと思いますが、これのいわゆる全体部隊訓練というのの内容をもうちょっと詳しく説明願いたいのと、これ200万の補正ですが……。 ○議長(堀江 眞君) 議案について質問をお願いします。内容の分はまた後ほどあれしていただいて、きょうのところは。 ○議員(11番 加藤 欽也君) 23ページ、非常備消防総務管理事業ですね、これにつきまして200万の補正ですが、全体の事業費、そういったものと、これにつきましては今団員の中で相当な反対もあるというふうに聞いておりますし、中には非常招集という通常の訓練をやめてこれをやる。その非常招集の予算をこれに充てるということで、団員の方では非常招集の方が大事ではないかという声が大分出ておりますが、そこら辺のところがわかればもうちょっと詳しく伺いたいと思います。  それと、各方面隊等も皆これを了承されているのかということも伺いたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) 渡部総務部長。 ○総務部長(渡部 彰夫君) 消防団の全体訓練の関係でございますが、これについては先ほど議員からも御指摘ございますが、いろいろと団員といいますか、消防団の中で御意見があるということだと、そういう御指摘をいただいたということでございますが、まず予算の関係でございますが、これについては全体経費を出動手当ということですので1人当たり1,500円、それの2回分ということで大体400万程度予算が必要となります。秋の訓練をいろいろと想定されておりまして、それが各方面隊によっては取り組まれる訓練というのはさまざまでございます。想定訓練とか集合訓練とかいろんな訓練を想定されておりますが、今回の集合訓練に当たって消防団ともいろいろ協議をさせていただきました。集合訓練となりますと、秋の火災予防週間を中心としてされます。そういうことで団員の負担、どっちへ特化するかということであります。そういう意味で我々も消防団の方へお願いをしまして、集合訓練されるということであれば通常のそうした一般的な当初予定されてた訓練についてそちらの方へ特化してもらえないかということで、最終的な予算のこともございましたので、通常予定された訓練を集合訓練に変えてもらったという経過もございます。そうしたことによって、400万を200万まで圧縮したという経過もございます。  こうした訓練が実施に至った経過でございますが、4月14日の幹部会で決定になりました。それで検討委員会を立ち上げられまして、各消防方面隊の本部長の方がそれぞれ6名の方で検討委員会を立ち上げられました。8月4日まで3回、消防団として訓練検討委員会を開催されまして、秋の想定訓練の振りかえとか全体訓練の内容について協議がなされ、おおむねそれぞれの方面隊の役割、どういう訓練をその当日するかという分担をされているということでございます。そういうことで、11月の上旬になろうかと思いますが、それに向けてさらに消防団の検討委員会についても全体訓練の内容について場所等も含めて今後また協議をされていくということでございます。そういう意味で、消防団検討委員会の中では一定程度の方向性をまとめられ、それぞれ方面隊へ持ち帰って協議がされて今日があるというふうに思っております。 ○議長(堀江 眞君) よろしいですか。  12番、加藤欽也君。 ○議員(11番 加藤 欽也君) これやっぱり今団員が操法の大会とかいろんなことで負担に応じているわけですよ。そこでまたこういった、この全体訓練というのはどういうふうにやられるのかまだ私もはっきり先ほど説明ありますけどわかりませんけども、これ、ことし奥出雲町がやられた5周年というそういったのを見て、それでやられるということはないでしょうかね。そこら辺ちょっと伺いたいと思います。  それと、ぜひともこの団員の方からいいますと、これだけの400万という金があれば、いわゆる消防団の資材等がやっぱり老朽化してたり、そういった方に逆に金を充てていただいた方がいいじゃないかという意見もありますが、そこら辺はいかがですか。 ○議長(堀江 眞君) 総務部長。 ○総務部長(渡部 彰夫君) 前段申し上げておりますが、この内容についてはあくまでも消防団の中で検討されてきたということでございますので、我々はその要望に沿ってできるだけどういう対応ができるかという視点で今回も予算措置をしているということだけは御承知おきをいただきたいと思います。  この集合訓練についてはことし急に出た話じゃなくて、数年前から団の幹部会ではいろいろ議論されてきたということで、今年度そのいよいよ決断されて今回そういう方向で取り組んでいこうということが確認されたということでございます。  それから、消防団の集合訓練というのは規律あるいはそういったいざ災害というときに指揮命令系統一本で動くという組織でございますので、通常、小隊訓練あるいは中隊訓練、通常点検もございますが、そういうことは必要だというふうに思っております。その頻度というのは、またそれぞれ消防団の方面隊ではなくて消防団の中でも検討委員会を立ち上げられて、活動のあり方も検討されております。またそちらの方でも今後議論されるというふうに思っております。  それから、そういうことで資材の方へという話もございますが、全体的なバランスをとりながら予算措置をしていくということも必要でございますので、消防団とも今後とも協議しながら取り組んでいきたいと思います。 ○議長(堀江 眞君) よろしいですか。  ほかにありますか。  5番、西村雄一郎君。 ○議員(5番 西村雄一郎君) 5番、西村でございます。説明書の16ページ、保健衛生総務費御説明いただきました。医療と保健の融合施設整備事業でございますけども……(発言する者あり)やめた方がいいですか、それじゃ控えます。 ○議長(堀江 眞君) 所管だそうですので、委員会の方でしっかりやっていただきたいと思います。  ほかにございますか。  2番、周藤正志君。 ○議員(2番 周藤 正志君) 補正予算に関する説明書の12ページの災害ボランティアセンター事業というのがあります。検討委員会を設立するということで、当初予算がないので災害ボランティアセンターというのは初めてちょっと聞くんですけれども、この災害ボランティアセンターというのはどういうものなのか。これまず1点と、もう一つは障害者福祉の関係で14ページですけれども、移動支援事業で当初予算600万に対して今回600万で倍の予算がついておるんですけども、当初よりも見込みが増加したと書いてありますが、21年度の実績が既にもう1,150万だったわけで、どういうふうな予算のつけ方になっているのか。そんな倍にふえるわけはないので、実績からしてもこの予算の立て方はおかしいし、この説明に書いてある当初よりも見込みが増加したというのもこれも矛盾してるんですけれども、その辺の理由を聞かせてください。 ○議長(堀江 眞君) 松村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(松村 千弘君) 周藤議員の御質問でございますけど、予算説明の12ページの災害ボランティアセンター事業、これはどういったものかということでございますけど、これはことし国の事業が対象になるということで内定いただきまして、これ一つは災害時に大規模な災害になるにつれて他市、県外だとかそういうとこからボランティアがたくさん来ます。そうした場合に、そうしたボランティアセンターという受け付けて、そしてまたそれでいろんな役割をボランティアの方でやっていただくというようなシステムの、大規模災害の起こった箇所ではそういったことをやっておられます。そうした面で、そうしたボランティアセンターをマニュアル化しておけば大規模災害になったときもそうした受け入れがきちっとなるということで、今回それをマニュアル化しようということで予算を計上させていただいています。  それから、次に14ページの障害者福祉費の移動支援事業600万、これが倍ということで、見込みがどうかと。当初よりもなぜこんなに多くなったかということでございますけど、この障害者の関係につきましては障害者自立支援法が18年に施行されまして、経過措置で23年末までに完全移行ということで、今どこの事業所も旧措置の施設から今度は地域の方へ移っていただいて、そこでいろんなサービスを受けようということで、今そうした移動支援、居宅とかそうしたグループホームとか、そういうとこでやっぱりヘルパーの活用がふえてきております。年々ふえておりまして、23年度末ということがありますので、かなりそちらの方へ移行してきたという状況がありますので、ちょっと見込みよりも大きく出てきたという状況でございます。その点で大きな額になったということです。 ○議長(堀江 眞君) 2番、周藤正志君。 ○議員(2番 周藤 正志君) いや、見込みがふえたんじゃなくて、平成21年度の実績はもう1,150万あるんですよ。だからそれだけの見込みはもう当然予算の立て方として出てるはずなのに、なぜ当初予算で600万円しかつけてなくて今回昨年並みの実績に基づく600万円をつけているのか、その辺がわからないと言ってるんです。 ○議長(堀江 眞君) 答弁お願いします。  松村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(松村 千弘君) 今の実績が1,100万あると言われました。今、手持ちにそのものがございませんけど、障害者関係はたくさん中身があって、この移動支援事業でそれほどということかちょっとわかりませんので、後で調べてお答えさせていただきます。 ○議長(堀江 眞君) ほかにございますか。ないですね。                 〔質疑なし〕 ○議長(堀江 眞君) 次に、認定第1号、平成21年度雲南市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第13号、平成21年度雲南市工業用水道事業会計決算認定についてまでの認定13件について行います。質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) なしの声があります。質疑がないようですので、質疑を終わります。  以上で議案の質疑を終わります。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案の先議
    ○議長(堀江 眞君) 日程第14、議案の先議を議題といたします。  お諮りいたします。議案第142号、携帯電話用無線機備品購入契約について、議案第143号、掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約について、同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての3件は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し先議したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議案第142号、携帯電話用無線機備品購入契約についてと議案第143号、掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約についての議案2件と同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての同意1件の計3件については、委員会付託を省略し先議することに決定いたしました。  議案第142号、携帯電話用無線機備品購入契約について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 討論がないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。議案第142号、携帯電話用無線機備品購入契約について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議案第142号、携帯電話用無線機備品購入契約については、原案のとおり可決されました。  議案第143号、掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約について討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) ないようですので、これで討論を終わります。  これから採決を行います。  お諮りいたします。議案第143号、掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、議案第143号、掛合簡易水道整備事業掛合浄水場膜ろ過設備工事請負契約については、原案のとおり可決されました。  同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、討論を省略し、採決を行います。  この採決は、無記名投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。事務局は準備願います。                 〔議場閉鎖〕 ○議長(堀江 眞君) それでは、ただいまの出席議員数は議長を除いて22名であります。  次に、立会人を指名いたします。  会議規則第31条第2項の規定により、12番、細田實君、13番、藤原信宏君を指名いたします。  投票用紙を配付いたします。事務局、投票用紙の配付をお願いします。                〔投票用紙配付〕 ○議長(堀江 眞君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 配付漏れがないようですので、投票箱を改めます。                 〔投票箱点検〕 ○議長(堀江 眞君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。本案を可とする方は賛成、否とする方は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。  なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第72条第2項の規定により否とみなします。  点呼いたします。事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順次投票をお願いします。              〔事務局点呼、議員投票〕     ───────────────────────────────     1番 佐藤 隆司君  2番 周藤 正志君  3番 山崎 英志君     4番 高橋 雅彦君  5番 西村雄一郎君  7番 土江 良治君     8番 安井  誉君  9番 福島 光浩君  10番 藤原 政文君     11番 加藤 欽也君  12番 細田  實君  13番 藤原 信宏君     14番 山﨑 正幸君  15番 村尾 晴子君  16番 周藤  強君     17番 堀江 治之君  18番 光谷由紀子君  19番 小林 眞二君     20番 吉井  傳君  21番 深田 徳夫君  22番 板持 達夫君     23番 石川 幸男君     ─────────────────────────────── ○議長(堀江 眞君) 投票漏れはありませんか。  投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。  ただいまから開票を行います。  それでは、12番、細田實君、13番、藤原信宏君の立ち会いをお願いいたします。  それでは、事務局の方で立会に基づいてやってください。                 〔開  票〕 ○議長(堀江 眞君) それでは、投票の結果を報告いたします。  投票総数22票、これは先ほどの出席議員に符合いたしております。そのうち、賛成22票、反対ゼロ票。  以上のとおり、賛成全員であります。よって、同意第1号、雲南市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、原案のとおり同意することに決定をいたしました。  議場の閉鎖を解きます。                 〔議場開鎖〕     ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 決算審査特別委員会の設置 ○議長(堀江 眞君) 日程第15、決算審査特別委員会の設置を議題といたします。  お諮りいたします。平成21年度雲南市一般会計ほか各会計歳入歳出決算を審査するため、10名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、平成21年度雲南市一般会計ほか各会計歳入歳出決算を審査するため、10名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置することに決定をいたしました。  お諮りいたします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、お手元に配付した名簿のとおり各常任委員会から3名ずつ、これに副議長を加えた10名の諸君を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堀江 眞君) 異議なしと認めます。よって、決算審査特別委員会の委員は、お手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定しました。     ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 決算審査特別委員会委員長、副委員長の互選 ○議長(堀江 眞君) 日程第16、決算審査特別委員会委員長、副委員長の互選を議題といたします。  ただいま決算審査特別委員会委員の選任に伴い、委員会条例第9条の規定により、委員長及び副委員長互選のためこれから委員会を開いていただき、互選の結果を報告願います。  ここでしばらく休憩をいたします。               午後5時18分休憩     ───────────────────────────────               午後5時24分再開 ○議長(堀江 眞君) 本会議を再開いたします。  ただいま決算審査特別委員会において委員長、副委員長の互選が行われ、その結果、お手元に配付したとおり、委員長に山﨑正幸君、副委員長に山崎英志君が決定をいたしましたので報告をいたします。     ─────────────・───・───────────── ○議長(堀江 眞君) それでは、ここで先ほど質疑の中で周藤議員の質問に対して障害者福祉費の問題が保留になっておりましたので、これの答弁を許します。  松村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(松村 千弘君) 大変遅くなって済みません。周藤議員さんの移動支援事業の昨年度は実績が1,100万からことし600万当初ということですが、この昨年の実績は1カ月おくれの請求がこの障害者の場合来ますので、21年度については4月、5月のとこで押さえないとなかなか実績が出てきません。  それで今回の当初につきましては予算立てするのは12月、1月でございますので、20年度の実績をもとに立てておりまして、調整をして組んでおります。ただ、その点が若干低かったので、押さえながら当初予算を組んだということで、それが結構21年度は繰り上がってきたということでございまして、そういった見込みが大変違っておったということでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(堀江 眞君) いいですね。     ─────────────・───・───────────── ○議長(堀江 眞君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。御苦労さまでございました。               午後5時26分散会     ───────────────────────────────...