11番 堀 江 治 之 12番 光 谷 由紀子
13番 岡 田 盛 行 14番 小 林 眞 二
15番 石 川 幸 男 16番 福 間 義 昭
17番 吉 井 傳 18番 深 田 徳 夫
19番 景 山 源 栄 20番 板 持 達 夫
21番 岩 田 隆 福 22番 松 浦 保 潔
23番 田 中 驕@ 24番 青 木 幸 正
25番 金 山 寿 忠 26番 阿 川 光 美
27番 安 原 重 隆 28番 高 尾 肇
29番 深 津 吏 志 30番 内 田 郁 夫
31番 日 野 守 33番 加 藤 一 成
34番 星 野 智 35番 佐 藤 嘉 夫
37番 深 石 広 正 38番 吾 郷 廣 幸
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欠席議員(2名)
32番 渡 部 彰 夫 36番 伊 原 重 雄
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
議会事務局長 ──── 景 山 英 好 書記 ──────── 板 持 順 子
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ──────── 速 水 雄 一 助役 ──────── 内 田 孝 志
助役 ──────── 影 山 喜 文 教育委員長 ───── 永 瀬 豐 美
教育長 ─────── 土 江 博 昭
政策企画部長 ──── 渡 部 彰 夫
総務部長 ────── 大 谷 忠 工事検査官 ───── 石 飛 悟
市民部長 ────── 堀 江 正 治
健康福祉部長 ──── 本 間 良 一
産業振興部長 ──── 細 木 勝 建設部長 ────── 福 間 昇
水道局長 ────── 片 寄 邦 良 教育部長 ────── 藤 井 信 弘
大東総合センター所長 堀 江 善 彦
加茂総合センター所長 岸 本 邦 夫
木次総合センター所長 高 橋 幾 雄
三刀屋総合センター所長 名 原 圭 治
吉田総合センター所長 藤 原 隆 弘
掛合総合センター所長 土 山 幸 延
政策企画部次長 ─── 新 一 幸 総務部次長 ───── 坂 本 武 男
市民部次長 ───── 周 藤 喜 好
市民部次長 ───── 須 山 哲 好
健康福祉部次長 ─── 安 部 幸 治
産業振興部次長 ─── 小 林 健 治
建設部次長 ───── 鳥 屋 耕 次 水道局次長 ───── 奥 田 武
教育部次長 ───── 杉 原 佳 林 財政課長 ────── 長谷川 和 男
代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫
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午前9時30分開議
○議長(吾郷 廣幸君) ただいまの出席議員は34名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
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◎日程第1 一般質問
○議長(吾郷 廣幸君) 日程第1、一般質問を行います。
質問の通告があっておりますので、順次発言を許します。
20番、板持達夫君。
○議員(20番 板持 達夫君) おはようございます。きょうからは一括方式による一般質問となっておりますので、私の方から質問をさせていただきます。
1点目は、
下水道事業の
受益者負担に関する条例についてであります。
一般質問で条例を取り上げますことは、少しかたい質問になるかと思っております。若干ひもときながら質問をさせていただきたいと思います。御承知のように、日本の
下水道事業、
下水道行政というのは、比較的新しい事業、そしてまた行政であったと思ってます。古代のローマあるいは古代のギリシャにおいては、もうその時代から現在の下水道の遺構が発掘されています。そのように長い歴史を持つ西洋に比べて、日本の
下水道事業というのは非常に新しい。一番新しいのが、日本では明治16年の東京神田の分流式の
下水道事業と言われています。しかし、東京においてさえ、明治40年代からようやくぼつぼつと
下水道事業が始まったと言われております。
当地方においては、20年あるいは30年前ぐらいから下水道がもう必然的に必要となって、そして今日、
下水道事業というのが島根県においても雲南市においても非常に多くの事業を活用しながら整備されてまいりました。
そこで、第1点目、お伺いいたしますのは、平成16年の10月の1日に雲南市が構成6町で誕生いたしました。その際に、
下水道事業についての受益者に関する条例が専決処分され、平成16年12月に新しい市議会において承認されております。もう既に発効している条例についての質問でありますので、これについては問題点を共有するという立場で質問をさせていただきます。
この平成16年11月に
下水道事業に関します
受益者負担の条例が制定されたわけですけども、これは御承知のように、木次町・三刀屋町
公共下水道組合の旧条例と、それから旧加茂町で行われました
特定環境保全公共下水道事業の2つの旧条例がドッキングをして、一つの条例にまとめられました。もともとこの木次町・三刀屋町で整備をした
公共下水道事業というものと、加茂町で整備をされた特環と呼ばれる、
特定環境保全の
事業そのものは相違点があっておりますし、それぞれの町の施策に基づいてやっておりますから、異なるのは、相違点が存在するのは当然であります。これを一つにくくった条例に、私はもともと無理があったのではないかなというふうに思うわけであります。先ほど申しましたように、もう平成16年11月に発効しているのではないか、議会でも承認したのではないかと、こういう論は成り立つとは思うんですけども、将来の課題として問題点を共有するという立場から、その点について若干触れたいと思います。
この平成16年11月に制定された下水道の
受益者負担の第2条の受益者の項目なんですけども、この本文の中には受益者については事業により築造される
公共下水道の排水区域、そこに存在する
土地所有者というふうに規定されております。この
土地所有者とは、もともとこの木次・三刀屋の
公共下水道は面整備でありましたから、田んぼも畑も、そしてそこに
都市計画法で規定した、そして下水道法で規定された区域全体の面を意味するわけでありますから、土地がもとに、面がもとになるわけであります。そして、その受益者とは
土地所有者、つまりその区域内に生活する方の土地、敷地、雑種地も含めてであります。田んぼ、畑は免責されてるわけでありますけど、土地がまず基礎になってる。したがって、16年の11月に制定された条例もこの受益者っていうくくりについては
土地所有者、つまり土地に対して
受益者負担の一定の率と掛けている。1平米426円という面積割になってるわけであります。このときに一緒になりましたのが、どちらとは言いませんが、加茂町で整備された特環の
受益者負担であります。御承知のように、加茂町で整備された
特定環境保全の
下水道整備事業の負担金はいわゆる1戸当たりの負担金となっておるわけであります。
質問を戻しますが、このもともとの条例の中に受益者を規定してる本文は、
土地所有者、土地に対してその負担金を、
加入者負担金と呼ばれる分担金を掛けるということが本文になっておる。これに基づいて旧木次・三刀屋町時代のものと、それから旧加茂町時代のものが負担金の額として別表に一緒になって、兄弟仲よく並んで載ってる。私はこれが、一つはそれぞれの同じ
公共下水道事業ではあるにしても、それぞれの事業の中身に相違点があるわけですし、それから分担金にしても使用料にしてもそれぞれの町の施策上の点があるわけですから、相違点はあるわけですね。それをいわゆる
受益者負担条例に一緒に条例としての仕立て方に無理があったのではないかというのが私の第1の質問であります。
第2の質問は、今回、大東町さんの特環の
受益者負担、分担金というものが今回一緒になるわけですけども、1の質問と同様に大東町さんの特環がいわゆる分担金条例の中の別表の中に一緒になってること自体も無理があるのではないかと思うわけであります。これは条例の仕立て方、立法上の、立法と大げさにまで言いませんけども、そういったことが絡んでまいりますので、一概に私が言ってることが正しいとかという意味ではありません。
3点目の質問というのは、先ほど言いましたように、国交省あり農水省あり、厚労省ありと。
公共下水道は国交省でありますし、特環も国交省でありますし、
農業集落排水事業は農水省、あるいはこの
コミュニティープラントや市町村設置型の
浄化槽整備事業というのは厚労省というふうに、各省庁にまたがっていますし、事業もそれぞれ大規模、中規模、小規模というふうにそれぞれあるわけです。日本の
下水道行政そのものが非常におくれていたために、30年前、40年前から一挙にこういった整備をしてきた。新しい雲南市が誕生するまでにも、構成6町も一生懸命になってやってきた。それぞれ事業が違うわけであります。したがって、質問の第3点目では、そうした先発組の
下水道事業にかかわる条例の仕立て方が複数整理もあってもいいのじゃないか。同じ
公共下水道事業の木次・三刀屋も
公共下水道事業でありますし、かつてはおやりになった加茂町さん、これ現在おやりになってる大東町さんの特環、同じ
公共下水道でありますけども、中身も基準も、それから各町村の分担金についても使用料についても、それぞれの町の施策によって相違点が、特徴点があるわけですから、したがってそれに基づいて、条例も複数整備すると。それぞれに簡潔にわかりやすいような条例の仕立て方を考える必要性はないだろうか。このことについて、第3点目であります。
そしてまた、これに付随してでありますけども、後発組っていうと表現がまずいかもわかりませんが、雲南市合併後、これから
下水道整備がされる事業については、市民の公平性、そして平等性、そういった意味から統一的な負担のあり方、統一的な使用料のあり方というものが模索されるべきでありますし、検討されるべきであろうと思いますが、これからの
下水道行政についてのお考えについてもお伺いをしたいと思います。以上が第1点目であります。
次、第2点目は、市発行の文書、これは刊行物も含めてでありますが、市の発行物が高齢者にとっては非常に読みづらいという問題についてであります。
先般でありましたですけども、ある高齢者の方から苦言といいますか、ぼやきといいますか、もう年寄りになってつまらんわという話の中で、せっかく市から送られてくる大量の市の広報も含めて、そういった文書とかそういった
パンフレット類、お知らせ類、そういったものが、字が小さいために非常に読みづらい、特に読めないという。これについては、私も議会広報の編集委員の一名でありますから人ごとではなく、お話を承っておりました。おっしゃるのは、つくる側、私たち編集者の側、市であっても議会広報にあってもですけども、つくる側は健常者であるわけです。したがって、高齢者、加齢によって弱視になる、字が読みにくくなる、そういった方々への老人性の弱視といいますか、そういった方々への配慮というものが欠けているのではないかという指摘を、お話を賜ったところであります。
これについて、どうしたら読めるような広報であったり、
お知らせ文書であったり、そういった刊行物にするにはどうしたらいいかということであります。刊行物といえば、図書館であります。木次図書館の方に参りまして、そうした高齢者の方が本をお借りになったときに、そういった苦情といいますか、読みづらいというお話はありませんかと聞きましたら、やはり図書館においても愛読者の方が、非常に図書館を利用していらっしゃった方が高齢者となってお年寄りになって、大変読みづらい。時代物とか
ミステリー物とか、そういった本が大好きだった方々が、御承知のように図書館の本も非常にちっちゃいわけですから、読みづらくなった。したがって、図書館にも行けない、借りることもできない、楽しみが少なくなったと言われていますという話であります。
それについてはどうされていますかと申しましたら、本数は、冊数は少ないんですけども、大活字による読本、大活字読本という、2つ、3つコピーして帰りましたですけども、非常に大きい字で印刷された本が図書館にありました。これは養老孟司さんの「バカの壁」という本ですけども、活字がこのくらいに大きいです。市長さんでも恐らくわかるほどの大きな活字、大活字読本というのがある。ポイントでいう普通の刊行物の4倍ぐらいのもんになるわけですけども、これを、わずかですけども数えたら150冊ぐらい木次図書館にあります。とてもじゃないが1年間の貸出冊数が木次図書館で6万7,000冊と言われてますから、とても追っつかないんですけども、わずかであってもそういう大活字読本ということで整備をしてるというお話でありました。
それはそれとして、市が発行する、あるいは私
ども議会広報も同じことが言えるんでありますが、そうしたお年寄りに読めるような刊行物、市の広報、議会の広報でなければならないと思ったわけです。それから、特に雲南市の場合、これから高齢者のみの世帯がふえてまいりますし、高齢者のみの世帯からどうなっていくかというと、
ひとり暮らしの世帯になっていく。そして、どんどんどんどん加齢していくと、字が読めないということになってまいりますと、せっかく努力をした市の広報、刊行物がお年寄りに、高齢者の方に読んでもらえないという、積ん読方式になってしまうということになってまいりますと、これは一つの市の行政としては非常にマイナス点ではないのかなと思ったわけであります。
こうしたことに対応するために、議会も含めて市の方でそういった編集の勉強会をなされたらどうかと。さっき言いましたように、健常者ばかりでは視点がずれますので、やはり高齢者の方やあるいは視覚に障害のある方、目の不自由な方も含めた、そういった勉強会の立ち上げというのも必要ではないのかなというふうに思うわけですけども、こうした高齢者にとって読みやすい広報あるいは刊行物のつくり方等について、大きな第2点として質問いたします。
○議長(吾郷 廣幸君) 番外、
福間建設部長。
○建設部長(福間 昇君) おはようございます。それでは、20番議員、板持議員さんの御質問にお答えをいたします。
まず、
下水道受益者負担に関する条例についてということで3点お伺いをいたしました。まず1点目の木次・
三刀屋公共下水道と加茂町の
特定環境保全公共下水道では条例の一体化に無理があったのではないかという御質問でございます。
木次・
三刀屋公共下水道も加茂町の
特定環境保全公共下水道も一般に言われております
公共下水道で総称されておりまして、その違いは採択基準の違いにあるものと理解をしております。したがいまして、その整備手法につきましても同様であると考えております。また、
受益者負担金に関してでございますが、下水道の施設は不特定多数の方が利用できる公園や道路と異なり、その区域にお住まいになる方が利用できる施設でございます。したがいまして、直接利益を受ける方が建設費の一部を負担いただくということにしており、基本的な取り扱いについては相違があるとは考えていません。また、条例につきましても同様に、同じ
公共下水道でありますので、現在のような形になっているところでございます。
また、大東の
特定環境保全公共下水道につきましても、木次・
三刀屋公共下水道及び加茂の
特定環境保全公共下水道同様に、
都市計画法及び下水道法の認可を受けまして事業実施をしており、条例上も同様の取り扱いをいたしておるところでございます。
それから、議員御質問の、
土地所有者にかかわることでございますが、
都市計画区域内、3つの区域はすべて
都市計画区域内でございまして、
都市計画法に基づいて負担金を徴収いたしております。
都市計画区域内で下水道やりますと、一つには、土地の価値が上がるということが一つ考えられまして、議員御指摘の内容につきましては、例えばアパートを建てることになった場合、その負担はどうするかということでございますが、それはアパートに住んでおる皆さん方に負担金をかけるんではなくて、その
土地所有者にかけるという意味の内容でございます。それが面積割方式なのか、1戸割方式なのか、それは全然別の話でございまして、あくまでも
土地所有者の方に負担をいただくという内容でございます。
それから、第3点目でございますが、使用料につきましては、御承知のように今、雲南市の
下水道使用料審議会におきまして御審議をしていただいているところでございます。その結果等を踏まえながら議会にもお諮りし、必要に応じて関係条例の整備もする必要はあると考えておるところでございます。
また、負担金の取り扱いにつきましては、先ほどございますように、
下水道事業は多岐にわたっております。今まで旧町村で負担をしておって内容もまちまちでございまして、これから下水道を整備する事業につきましては、その負担金の取り扱い等については、協議機関として
負担金検討委員会、仮称でございますが、等を設置しながら今後検討してまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
○議長(吾郷 廣幸君) 番外、
渡部政策企画部長。
○
政策企画部長(渡部 彰夫君) それでは、2点目の市発行の文書についての質問にお答えをいたします。
市発行の刊行物のうち、市報うんなんにつきましては、現在、平均24ページで毎月発行いたしております。市あるいは国、県からの住民の
各種周知情報量が多く、すべての掲載は不可能な状況でございます。限られた紙面の中で真に必要な情報かどうかを取捨選択しながら掲載をしています。市の広報紙以外のホームページあるいは
ケーブルテレビ、
音声告知放送など他のメディアも活用しながら、市民の皆様へ情報提供を図っているところでございます。
また、視覚障害の方にも情報が伝わるよう、市内各地域の
朗読ボランティアの皆さんに御協力いただきまして、吹きかえテープの作成をしていただいております。このほか、
視覚障害者の
日常生活用具に指定されています活字読み上げ装置により、活字情報を音声として読み上げることができるSPコードを、先月発行いたしました市報6月号から、部分的でありますが導入をいたしております。今後、さらに
SPコード掲載のページ数をふやしまして、
視覚障害者の皆さんに配慮した市報の作成を行うとともに、各部局での導入拡大を図る考え方でございます。市発行の文書につきましては、活字の大きさやレイアウト、写真の配置などに配慮するとともに、市民の皆様からの御意見を取り入れながら、市民の皆様が読みやすく、親しみやすいようなものになるよう、今後とも努めてまいります。
なお、編集に関する勉強会等の開催につきましては今後、検討してまいりたいと思います。
○議長(吾郷 廣幸君) 20番。
○議員(20番 板持 達夫君) 先ほど
下水道事業に係る
受益者負担、現在の条例で全く問題ないということであります。一つには、行政実例等も読んでみますと、いわゆる
公共下水道で整備を、先ほど部長もおっしゃったように、
土地所有者ということですね。それと、それからもう一つ、
受益者負担の中では1戸均等割方式、つまり戸数割ですね。そういった違う分担金のものを一の条例あるいは規則にくくること自体が無理ではないかという行政実例もあるわけで、大変古い実例なんですが、そういったことも含めて、私は負担金の検討委員会ということを立ち上げて検討したいということですから、そういった今後の市の
下水道行政の中で、下水道に関する条例の仕立て方について、市の方も検討をされるべきではないかという視点で質問したわけですので、その点について1点だけ、部長の方に。
それから、政策部長の方ですけども、2点目ですが、私どもも反省せないけんわけですけども、非常に市の広報もですね、テクニックに陥るというのがありますですよね。見ばえのよさを追求するために、高齢者にとって目がすごく難儀になった方への配慮が足らない。カラーのところに白抜きの字を持っていっても、私もやったことがあるんですが、カラーの写真の中に白抜きの字を持っていっても非常に読みづらいというか、もう読めないんですね。見ばえを考え過ぎ。そういったことも含めて、
視覚障害者にはいろいろな、さっきおっしゃった手当てがなされてることも若干承知しておりますけども、私が今言ってるのは、字が読みづらくなったという方への配慮をということですから、そういったことも含めて。ですから、解決するには、活字を大きくするしか手はないと思うんです。活字を大きくするということはページ数もふえますし、図書館も言ってましたですけども、1冊当たりの単価も非常に膨れ上がっていく。すべてではなくてもいいんですから、特徴的なこと、これだけは市として高齢者の皆さんにもお知らせしなくてはならないいうものについては、そういった配慮が必要ではないかなと思うんですけども、その点についてだけ。
○議長(吾郷 廣幸君) 番外。
○建設部長(福間 昇君) 先ほど申し上げましたとおりに、取り方、面積割か1戸割方式かで違うわけでございますが、負担金をいただくということ自体としては、この条例で間違いはないというふうに思っておるわけでございますが、今後、先ほど申し上げました負担金の内容等の検討をしていただく機関も設置したいと思っておりますので、その中でですね、それから
下水道使用料審議会もございますし、条例についても検討していきたいというふうに思っております。
○議長(吾郷 廣幸君) 番外。
○
政策企画部長(渡部 彰夫君) 先ほどの答弁の中で、SPコードも仕上げておりますので、せっかくの機会でございますので、ここで披露させていただきたいと思います。SPコードというのは、6月号に3ページばかし掲載しております。この角の方にコードが入っておりまして、これを専用の読み取り装置でかざして焼きますと、800字まで読み上げるというものでございますので、機械は10万近くするということで高いものでございますが、重度障害者の皆さん、1、2級については、
日常生活用具の対象になりますので、助成措置の対象になるということで活用いただきたいと思います。(発言する者あり)当然、そういうことです。重度障害者の皆さん。ということですので、今後ともできるだけページ数がふえるような形で努力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、先ほどの活字の関係でございますが、これについては十分私ども、考慮しなければならない問題がございますので、限られた財源の中でございますが、検討していきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
○議員(20番 板持 達夫君) 以上、終わります。
○議長(吾郷 廣幸君) 板持達夫君の質問を終わります。
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○議長(吾郷 廣幸君) 次、16番、福間義昭君。
○議員(16番 福間 義昭君) 16番、福間義昭でございます。6月定例会一般質問も本日3日目を迎えたところであります。本会期中は、毎年のことではありますが、私の出身であります大東町では、赤川を中心に町内各地で夜になりますと、名物でありますゲンジボタルの乱舞期を迎えております。今ごろ町内外より多くの蛍の見物のお客様でにぎわっているところでございます。最初にちょっと地域の紹介をさせていただきました。
私は今回も一括方式を選択し、質問をさせていただきたいと思います。これまでも各議員より市民または市内を取り巻く多くの諸問題についての質問と答弁があったところであります。熱心な議論はそれぞれ市民にとっては重要また大事な案件であります。今議会の一般質問が収穫大きい議論となるよう願っております。
さて、最近のマスコミ報道によりますと、相変わらず毎日のように目や耳を疑いたくなるような不幸な事件や事故が発生をしております。どこにどのような原因があるか反省もしながら、安心、安全社会の構築を目指さなければなりません。私は今回、通告をしておりました次の4点についての質問をいたします。1点目は自然災害など、災害に対する防災体制の充実についてであります。2点目は財政にかかわる市の考え方について、3点目は生活をしていく上で欠かせない新エネルギーが対策として考えられないのかを伺います。最後は、教育関係で何点かお聞きをいたします。
最初に、防災についてであります。
よくことわざに、災害は忘れたころにやってくると言われておりますが、現在、世界の各地や日本においても、予期せぬ災害に見舞われ、とうとい命や大切な財産が奪われているのが現状であります。私たち雲南市でも、昨年末からの大雪、雪害によっての被害は忘れられないところであります。多方面に大きな損害となりました。改めて自然災害の恐ろしさを体験された方も多く、防災に対する重要性を強く感じられたことと思っております。
今回、雲南市では他に先駆け災害見舞金制度として、議会へ予算議案が上程をされました。災害に対する素早い対応は高く評価できるものと私は感じたところであります。災害がないことは願っておりますが、できる限りの市民への支援は今後とも必要であります。季節の移り変わりからいえば、雪害の次は暴風雨、豪雨、洪水、また地震などであります。近いところでも地震がありました。いよいよ梅雨を迎え、雨のシーズンとなります。過去、市内各地では、雨災害による損害が多数ありました。報道によりますと、国交省では災害予防として、梅雨期前に危険と思える場所の一斉点検が行われたようでありますが、そこで1点伺いますが、市でも危険と思える箇所への点検と安全確認が行われたのか、行われないのかをお聞きいたします。また、地域から危険と思える箇所の通報や要望に対する対策が、予防も含めてどのような取り組みがなされているのかをお伺いしたいと思います。
点検パトロールはぜひ必要なことではないでしょうか。災害の内容によって、対応の違いは出てくるものとは思いますが、これまでに災害緊急時の避難場所がそれぞれ示されてきました。被害を最小限度にするためにも、いま一度安全避難場所の確認の周知徹底を図ってはと思います。
次に、災害発生とともに出動対応をしていただく消防団団員の皆様には、日ごろより防災、防火と精いっぱいの団活動をしていただいており、住民として期待とともに敬意と感謝をしているところであります。消防団事業では、今年度8月の5日、6日には、雲南市において島根県消防大会、また消防操法訓練大会が開会をされます。地元消防関係の皆様には操法訓練などに力を入れていただいているところであります。当日は、県内各地より多数の方を迎えての大会が盛会に終わりますよう、市民また関係の皆様にお願いをしたいと思っております。また、3月には優秀な少年消防クラブとして、寺領小学校が全国表彰を受けられたことは、地元として大変うれしく、また喜ばしいことだと思ったところであります。このように市民の方から、消防、防災についての理解を得ている現状だと思いますが、報道などによりますと、全国的には消防団員の確保が厳しいとのことであります。新入団員が少なくなり、また団員の高齢化など、取り巻く環境は業務の重要性を考えると大きな問題だと思います。市消防団も時代に合った組織や機構改革などで、市民の安心、安全に対応、努力がなされてきました。私は、現在の団員確保などの問題について現状や対策事例があれば伺っておきたいと思います。
お諮りいたします。請願1件、陳情2件が提出されております。この内容は別紙請願・陳情文書表のとおりであります。会議規則第133条及び第137条の規定により、お手元に配付した請願・陳情文書表のとおり、各常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吾郷 廣幸君) 異議なしと認めます。よって、請願1件、陳情2件については、請願・陳情文書表のとおり、各常任委員会に付託することに決定をいたしました。
─────────────・───・─────────────
○議長(吾郷 廣幸君) これで本日の日程は全部終わりました。
本日はこれで散会とします。御苦労さまでした。
午後4時17分散会
───────────────────────────────...