江津市議会 > 2022-09-26 >
09月26日-04号

  • '0=1(/)
ツイート シェア
  1. 江津市議会 2022-09-26
    09月26日-04号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 4年 9月(第4回)定例会               令和4年第4回議会定例会                 議事日程第4号令和4年9月26日(月)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程 請願第 2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について第2 陳情第 2号 インボイス制度の実施の5年間猶予を求める意見書の提出について第3 議案第4号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第42号 江津市乳幼児等医療費助成条例及び江津市子育て支援に関する条例の一部を改正する条例の制定について   議案第43号 過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第44号 江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第45号 市道の路線の廃止について   議案第46号 市道の路線の認定について第6 議案第47号 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについて   議案第48号 令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第49号 令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第号)を定めることについて   議案第5号 令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第号)を定めることについて   議案第5号 令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第号)を定めることについて   議案第52号 令和4年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第号)を定めることについて第7 認定第 号 令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について   認定第 2号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 3号 令和3年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 4号 令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 5号 令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 6号 令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 7号 令和3年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について   認定第 8号 令和3年度浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合歳入歳出決算の認定について第8 議案第53号 工事請負契約の締結について第9 議案第54号 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)を定めることについて第10 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(5名) 番  森 元 健 二             2 番  植 田 圭 介3 番  渡 辺 信 明             4 番  坂 田 優 美5 番  寺 前 克 宏             6 番  下 谷 忠 広7 番  坂 手 洋 介             8 番  植 田 好 雄10 番  多 田 伸 治             11 番  山 根 兼三郎12 番  森 川 佳 英             13 番  藤 間 義 明14 番  森 脇 悦 朗             15 番  石 橋 孝 義16 番  河 野 正 行              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(名)9 番  鍛 治 恵巳子              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      中 村   中          副市長     藤 田   裕技監      宗 近 成 泰          顧問      崎 間 茂 理顧問      村 上 郁 夫          危機管理監   佐々木 章 夫総務課長    横 田 龍 二          財政課長    山 中 祐 二社会福祉課長  大 石   勤          保険年金課長  石 山 景 三地域振興課長  河 野 裕 光          都市計画課長  山 本 雅 夫上下水道部門参事小 瀧 陽 夫          教育長     田 中 利 徳学校教育課長  中 川   稔          監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   佐々木 理 左              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時分 開議 ○議長(藤間義明) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。 なお、鍛治議員より本日の会議を欠席する旨の届出が提出されていますので、御報告いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第 請願第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について ○議長(藤間義明) 日程第、請願第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本請願に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 14番森脇議員。              〔総務民生委員会委員長 森脇悦朗 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長(森脇悦朗) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました請願第2号について、9月9日に委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 請願第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、今、地方自治体は医療、介護、子育てなど社会保障制度の整備、地域活性化策、脱炭素化を目指した環境対策、行政のデジタル化推進など、より新しく、かつ極めて多岐にわたる役割が求められつつあります。さらに、コロナ禍、大規模災害への対応にも迫られており、これらの財政需要に対応するため、政府に対して、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求めるものであります。 審査において、定員適正化計画についてはとの質疑に対し、定員管理計画は市でこれだけの職員が毎年必要という計画を立てているとの答弁がありました。 討論において、請願書の中で、歳入歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すようとあるが、これはさらなる自治体のリストラを強要することとなり、反対との反対意見がありました。これに対し、実際の現場を知っている労働組合からの提出であり、現場の実情を踏まえた上で地方財政の充実強化を求めるものであり、公共サービスの充実に資するものと思い、賛成するとの賛成意見がありました。 採決の結果、請願第2号は賛成多数で採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 請願第2号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 12番森川議員。              〔12番 森川佳英 登壇〕 ◆2番(森川佳英) 皆さん、こんにちは。日本共産党江津市議団森川佳英です。 請願第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての反対討論を行います。 請願は、2023年度の政府予算において、コロナ禍にも対応した地方自治体の財政の充実強化を求める意見書の提出を求めるものであります。 日本共産党は、かねてより地方一般財源新型コロナウイルス対策に必要な財源の確保、地方交付税財源保障機能の強化、地方交付税法定率の引上げなどを求めており、この請願の求めるところと同じ立場であります。ただ、その確保すべき財源の使い道について、請願の文言で危惧せざるを得ない点が多々あります。それは、国が強引に推し進める行政のデジタル化を無批判に前提としている件等です。 日本共産党は、住民の暮らしに役立つデジタル化を否定するものではありません。しかし、今、推し進められている行政のデジタル化は、国や地方自治体が持つ膨大な個人情報データ利活用を成長戦略と位置づけ、企業に開放し、もうけの種とするものでございます。企業が保有する顧客情報等とは比べ物にならない行政が保有する個人情報を利活用しやすくし、これまで自治体が個人情報を守るために制定した個人情報保護条例自治体ごとの保護規定を取り払う、また自治体が行政運営のために福祉、教育でそれぞれ運用しているコンピューターシステムも、バラバラだから統一、標準化するというものであります。 この動きに対しては、全国知事会や市長会、町村長会など地方団体から、行政事務に裁量の余地がなくなる懸念があり、地方の創意工夫を可能とする仕組みにすべきとの厳しい声が上がっており、このままでは自治体が独自で提供している住民サービスがシステムの標準化によって抑制されてしまいます。 この間、各地の自治体で、デジタル化を口実に窓口の削減、紙での手続の取りやめが相次いでいます。窓口での個別の相談業務は、多面的な住民の要望に応える仕事です。デジタル化によって、窓口、対面のサービスを縮小させることは認められません。大事なことは、アナログもデジタルも同じです。デジタル技術を使える人と使えない人との間で、行政サービスに格差があってはならないことは当然です。住民の多面的なニーズに応えるには、デジタルを生かすことで迅速、簡便化を図かることが、手続とともに対面、窓口での相談業務を充実し、住民の選択肢を増やすことが、どうしても必要です。 総務省の自治体戦略2040構想研究会は、半分の職員数でも担うべき機能が発揮されるスマート自治体への転換を目指すとも打ち出しております。また、総務省の幹部は、このデジタル化で無人の窓口も実現可能ではないか、このように発言をしています。総合的な住民サービスを後退させることになる職員の削減も認められません。 また、消費税の地方への税源移譲を認めれば、地方財源の確保のために消費税率の引上げを地方から求めることにつながり、絶対に認められません。 日本共産党は、労働組合の皆さんと力を合わせて、これ以上の職員の削減を中止をさせる決意であります。これで討論を終わります。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 2番植田圭介議員。              〔2番 植田圭介 登壇〕 ◆2番(植田圭介) 市民クラブ植田圭介です。 請願第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について、賛成の立場で討論いたします。 本意見書は、本市において、重要な行政上の決定に参画していない、いわゆる管理職以外の職員が自ら結成した地方公務員法第52条に定める職員団体により提出されたものです。 本意見書は、本市をはじめとする地方公共団体社会保障制度の整備、地域活性化対策、脱炭素化を目指した環境対策及び今後の住民サービスの向上に必須であります行政のデジタル化の推進など、多岐にわたる役割を求められているとし、地方の財源が確保されるよう、国に対して意見書の提出を求めるものです。 地域公共サービスについて熟知する職員団体が新型コロナウイルスや近年多発する大規模災害など、様々な状況にも対応しつつ、求められる役割を果たすために必要とする要望事項を挙げたものであり、地域公共サービスの充実に資することから、賛成いたします。 ○議長(藤間義明) 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、請願第2号を採決いたします。 本請願に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、請願第2号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、委員長報告のとおり採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 陳情第2号 インボイス制度の実施の5年間猶予を求める意見書の提出について ○議長(藤間義明) 日程第2、陳情第2号インボイス制度の実施の5年間猶予を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本陳情に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 7番坂手議員。              〔建設経済委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長(坂手洋介) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第2号について、去る9月12日、委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 陳情第2号インボイス制度の実施の5年間猶予を求める意見書の提出については、長引くコロナ禍に加え、物価高騰で景気回復が見通せず、中小零細企業者の経営困難が続く中、複雑なインボイス制度に対応できる状況ではなく、早急な制度変更、導入は見合わせていただきたいと、政府及び関係機関に対して意見書の提出を求めるものです。 審査において、インボイス制度の実施に当たり、市として、どのような業務が出てくるのかとの質疑に対し、令和5年3月31日までに、適格請求書発行事業者としての登録申請を行う必要があります。令和5年10月日の運用開始に向け、請求書ないし納付書に必要事項を盛り込むためのシステム改修を行う必要がありますとの答弁がありました。 討論では、インボイス制度の導入に当たり、負担が増えることは承知している。しかし、この制度が導入される目的は、消費税額を正確に把握し、消費税の透明性、公平性、信頼性を高めることと考える。免税事業者適格請求書発行事業者に登録する経過措置について、令和4年度税制改正大綱により、令和11年9月30日までの属する課税期間においても、課税期間の途中からの登録が可能になり、開始時期を延長しなくても、当該事業者が準備を行う期間が確保できると考え、反対との意見に対し、公平性、信頼性もあるが、負担が非常に大きく、これを機に商売をやめてしまおうという業者も出てきている。消費税収がしっかりしたものになったとしても、商売を続けられなければ元も子もない。市内業者を助けてあげるということが議会としての役割と思うので、賛成との意見がありました。 採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 陳情第2号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 5番寺前議員。              〔5番 寺前克宏 登壇〕 ◆5番(寺前克宏) 新政クラブの寺前克宏でございます。 陳情第2号インボイス制度の実施の5年間の猶予を求める意見書について、反対の立場から討論いたします。 まず、インボイス制度が導入される目的は、消費税額を正確に把握し、消費税の透明性や信頼性を高めるためであると考えております。このインボイス制度の導入に当たり、請求書の様式変更、受け取った請求書の記載内容等の確認、自社が発行する請求書の保存など、これまでの業務に加え、新たな業務を行う必要があり、事業者の事務処理作業は煩雑となり、大きな負担となることが考えられますし、国民に対しても、さらなる周知や広報の促進が必要であると考えております。 当初、この制度では、免税事業者適格請求書発行事業者に登録する経過措置の取扱いは令和5年10月日に属する課税期間に限定されていましたが、令和4年度税制改正大綱では、この経過措置を延長して、令和5年10月日から令和11年9月30日の属する課税期間においても、課税期間の途中からの登録を可能とするとされております。この経過措置に延長により、適格請求書発行事業者への登録の可否及び準備期間がある程度確保できたものと考えております。 したがいまして、陳情第2号インボイス制度の5年間の猶予を求める意見書の提出について、反対をいたします。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 8番植田好雄議員。              〔8番 植田好雄 登壇〕 ◆8番(植田好雄) 市民クラブ植田好雄です。 陳情第2号インボイス制度の実施の5年猶予を求める意見書の提出について、賛成の立場から討論をします。 本陳情は、長引くコロナ禍に加えて、物価高騰で景気回復が見通せず、中小零細や個人事業者の経営困難が続く中、免税業者は、インボイス制度の導入はさらなる経営圧迫につながり、倒産、廃業ということも危惧をされます。 税金免除は、国の政策の一つであり、小規模事業者の消費税の納税を免除することで、事務負担を軽減し、起業しやすい環境をつくる意味合いもありました。これは、住宅を購入したときに税金を免除する住宅ローン減税で住宅を購入しやすくするのと同じ考えと言えます。 免税業者を課税業者に変更することは、免税業者の制度の本来の目的とずれてしまいます。インボイス制度の目的は、取引の正確な消費税額消費税率を把握することで、免税業者を潰すことではありません。インボイス制度が導入されますと、免税業者は取引の停止や値下げ要求をされる可能性があり、課税業者になっても消費税分の転嫁が困難なケースもあると言われ、事務負担の増大、廃業のおそれ、公平性が損なわれると言えます。 さらに、新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵攻、急激な円安などをきっかけに、原材料価格の高騰、エネルギー価格の高騰など、インボイス制度の導入が決まったときには想定されていなかった事態で想定外のことが多く発生しており、中小零細企業個人事業主の経営が厳しいこの時期に、インボイス制度の導入は延長すべきと言えます。 また、消費税額消費税率を正確に把握するだけなら、請求書に記載するべき項目を定めるだけでよく、免税業者でも発行できるようにすればいいわけで、軽減税率による2つの税率でなく1つにすれば、間違いなくスッキリすると言えます。国の施策として決まっているから仕方ないではなく、地域の事業者のためになるかの機転が重要ではないかと考えます。 以上の理由から、陳情第2号インボイス制度の実施の5年猶予を求める意見書の提出について、賛成をします。皆様の賛同をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。
    ○議長(藤間義明) 引き続き賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 12番森川議員。              〔12番 森川佳英 登壇〕 ◆2番(森川佳英) 日本共産党江津市議団森川佳英です。 陳情第2号インボイス制度の実施の5年間猶予を求める意見書の提出についての賛成討論を行います。 陳情は、政府及び関係機関に対して、2023年10月日から導入されるインボイス制度適格請求書等保存方式の実施の5年間猶予を求める意見書の提出を求めるものです。 私は、大事な点は、この江津市議会として、消費税インボイス制度で商売を潰さないでという江津市民の願いに応えることだと思います。 このインボイス制度は、消費税率を引き上げないで増税することにつながります。そのため、今、全国では、このインボイス制度の中止、延期など、意見書の採択は423議会と急速に増えています。 消費税は、1985年4月に社会保障費の財源として導入をされ、5%、10%と引き上げられ、年金は引き下げられ、医療費の窓口負担は年々増加し、この10月からは75歳以上の医療費の窓口負担が2倍になります。 消費税は、売ったときに受け取った消費税と仕入れのときに支払った消費税との引き算をして、その差額を納税する仕組みであります。長引くコロナ禍に加えて、物価高騰、円安や景気回復が見通せず、中小企業、零細企業の経営困難が続く中、来年の10月からはインボイス制度が導入をされます。仕入れのときに受け取ったインボイスを保存しておき、それを基に計算する仕組みに変更されます。インボイスを取っておかないとこの引き算ができなくなり、税務署への納税額が大幅に増える可能性があります。ただ、免税業者は、インボイスが発行できない仕組みとなっております。財務省は、今回のインボイスの導入によって、増税額を全国で2,480億円と見込んでおります。 昨年10月から、日本では、このインボイス発行業者の登録申請が始まりました。登録した法人名や個人事業主の氏名、登録番号が国税庁のインボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトで公表されております。この公表サイトでは、任意で登録する住所や屋号、通称、旧姓などの情報も公開されています。登録情報の利用規約には、複製や公衆送信、翻訳、変形等の自由に利用できますと書いてあります。商業利用も可能とされており、公表サイトの運営方針では、事業者情報の検索機能やデータダウンロード機能を提供するとしています。受け取ったインボイスの登録番号で検索すれば、芸名やペンネームで仕事をしている人たちの本名、住所が登録されていれば、その情報を手に入れることができます。プライバシーが侵害されるとして、日本俳優連合日本SF作家クラブなど、多くの団体が懸念を表明しております。 浜田税務署管内では、事業者数4,968件中、消費税を申告している方は1,891件、残り3,077件が該当すると言われております。江津市でも約700件となります。その方々が、事務処理と新たな納税負担でさらに経営圧迫をされ、事業継承ができず、町の中から消えていくことが心配されています。コロナ危機を克服し、新しく構築すべき経済、社会において、地域で根差しておられる中小零細企業の存在は不可欠でございます。 新型コロナウイルス感染症拡大物価高騰で痛めつけられた暮らしと経済を立て直すことこそ急務になっています。今、政府がやるべきことは、インボイスの導入ではなく、消費税率の5%への引下げであります。消費税を5%に戻せば、複数税率でなくなれば、そもそもインボイスというのは不必要になります。皆さんの賛同をお願いして、討論を終わります。 ○議長(藤間義明) 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、陳情第2号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 可否同数と認めます。 ただいま報告いたしましたとおり可否同数であります。よって、地方自治法第116条第項の規定により、議長において本件に対する可否を裁決いたします。 議長は否決と裁決いたします。よって、陳情第2号インボイス制度の実施の5年間猶予を求める意見書の提出については不採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第4号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(藤間義明) 日程第3、議案第41号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 14番森脇議員。              〔総務民生委員会委員長 森脇悦朗 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長(森脇悦朗) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第41号について、去る9月9日に委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 議案第41号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律、国家公務員の育児休業等に関する法律及び地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、必要な条例の改正を行うものであります。 審査において、正規職員と非常勤職員とが夫婦交代でとの説明があったが、そのような事例があるのかとの質疑に対し、それぞれの家族の状況によるが、2回取得できるようになったため、交代で取得するケースもあり得るとの答弁がありました。 審査の結果、議案第41号は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、議案第41号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第41号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第42号 江津市乳幼児等医療費助成条例及び江津市子育て支援に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第43号 過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第44号 江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について ○議長(藤間義明) 日程第4、議案第42号江津市乳幼児等医療費助成条例及び江津市子育て支援に関する条例の一部を改正する条例の制定について外2件を一括議題といたします。 本案3件に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 7番坂手議員。              〔建設経済委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長(坂手洋介) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第42号外2件について、去る9月12日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告します。 まず、議案第42号江津市乳幼児等医療費助成条例及び江津市子育て支援に関する条例の一部を改正する条例の制定については、江津市乳幼児等医療費助成条例の名称を江津市子供医療費助成条例に改め、現在小・中学生の医療費に対して行っている助成について、新たに18歳までを対象とするとともに、小・中学生に対する入院時食事代の助成を廃止するものです。 審査において、このたびの制度設計により、コンビニ受診が増えるとの懸念があるが、どのように対応していくのかとの質疑に対し、対象となる方に対して、助成制度の周知に併せ、医療費は多くの皆さんの負担で賄われているということを理解していただく中で、コンビニ受診の抑制を図りたいとの答弁がありました。 採決の結果、議案第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第43号過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定については、租税特別措置法及び同法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 採決の結果、議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第44号江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定については、租税特別措置法及び同法施行令の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 採決の結果、議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、初めに議案第42号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第42号江津市乳幼児等医療費助成条例及び江津市子育て支援に関する条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第43号過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第44号江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第45号 市道の路線の廃止について      議案第46号 市道の路線の認定について ○議長(藤間義明) 日程第5、議案第45号市道の路線の廃止について外件を一括議題といたします。 本案2件に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 7番坂手議員。              〔建設経済委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長(坂手洋介) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第45号外件について、去る9月12日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第45号市道の路線の廃止については、桜江町川越地区において国土交通省が実施中の田津谷川河川改修事業に伴い、市道の一部が護岸に取り込まれるため、市道川戸渡田号線を廃止するものです。 採決の結果、議案第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第46号市道の路線の認定については、桜江町川越地区において実施中の田津谷川河川改修事業に伴い、新たに整備される道路と廃止した市道川戸渡田号線の一部を合わせて、市道田津谷川線として認定するものです。 審査において、道路の完成時期はいつになるのかとの質疑に対し、道路整備を実施する国土交通省からは、完成予定の時期については伺っていないとの答弁がありました。 採決の結果、議案第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず議案第45号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第45号市道の路線の廃止については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第46号市道の路線の認定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第47号 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについて      議案第48号 令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第49号 令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第号)を定めることについて      議案第5号 令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第号)を定めることについて      議案第5号 令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第号)を定めることについて      議案第52号 令和4年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第号)を定めることについて ○議長(藤間義明) 日程第6、議案第47号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについて外5件を一括議題といたします。 本補正予算案6件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 16番河野議員。              〔予算決算委員会委員長 河野正行 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(河野正行) 予算決算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第47号外5件について、去る9月13日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第47号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについては、市長改選後の肉づけ予算と位置づけられるもの、人事異動に伴う職員人件費の調整及び令和3年度決算に伴うものについて計上されています。補正予算額は、歳入歳出それぞれ3億8,575万5,000円を追加し、予算総額を163億7,362万2,000円とするものです。 初めに、現地調査として、農業振興費の担い手育成対策事業と災害対策費の災害対策事業、桜江地区防災資機材格納庫及び川戸分団消防ポンプ格納庫建設地の現地調査を行いました。 次に、審査の中で、地域振興費の定住促進総合対策事業については、有福温泉ビジネスコンテストはGo-Conとは別かとの質疑に対し、有福温泉振興会で独自に実施するもので、Go-Conとは趣が異なるとの答弁がありました。 保健衛生総務費の地域医療支援対策事業については、補正予算ではなく、当初予算で計画すべきではとの質疑に対し、今年度は市長選挙があったため、当初予算には含めず、補正予算として提出したとの答弁がありました。 災害対策費の災害対策事業については、防災機材の格納庫があるが、消防署との関係は大丈夫かとの質疑に対し、消防署との打合せは実施しているとの答弁がありました。 学校管理費の西部統合小学校建設事業については、平成28年度から平成29年度に策定した基本計画は利用できるのかとの質疑に対し、今回の補正予算で調査する建設候補地との比較検討に利用するとの答弁がありました。 討論において、西部統合小学校建設の話が出てから10年以上たっている。再度、住民への説明が必要。このまま進めるのであれば、住民の不信感につながると考え、このような補正予算には賛成できないとの反対意見がありました。これに対し、このたびの補正予算は市長改選後の肉づけ予算で、新型コロナ関連、燃料費対策、移住・定住促進なども含まれます。現地調査では、農業振興に対する担い手育成の予算、災害対策費に使われる予算について確認しました。また、西部統合小学校建設の調査費や令和5年4月から始まる乳幼児医療に対応する条例改正に伴う事務費なども計上されており、必要な予算措置であるとの賛成意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、特別会計です。 議案第48号令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出ともに980万1,000円を追加し、予算総額を31億7,650万6,000円とするものです。補正の主なものは、前年度の療養給付費負担金の精算における返還金の計上やそれに伴う一般会計繰入金の減額、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整です。 次に、議案第49号令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ3万4,000円を減額し、予算総額を8億3,864万5,000円とするものです。補正の主なものは、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整と基金積立金の計上です。 次に、議案第50号令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ950万4,000円を追加し、予算総額を9億2,905万3,000円とするものです。補正の主なものは、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整と基金積立金の計上です。 次に、議案第51号令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第号)については、歳入歳出それぞれ3,225万1,000円を追加し、予算総額を3億4,425万4,000円とするものです。補正の主なものは、前年度繰越金の計上、災害関係事業に伴う支障移転工事に係るもの及び基金積立金の計上です。 審査の結果、議案第47号から議案第51号までの5件は、いずれも必要な予算措置として、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第52号令和4年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第号)を定めることについては、収益的収入及び支出のうち、収入については、322万1,000円を増額し、補正後の予算額を8億5,794万8,000円に、支出については、591万4,000円を増額し、補正後の予算額を7億8,511万5,000円とするものです。資本的収入及び支出のうち、収入については、54万7,000円を増額し、補正後の予算額を3億982万4,000円に、支出については、21万9,000円を減額し、補正後の予算額を6億1,707万5,000円とするものです。 採決の結果、議案第52号は異議なく可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第47号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番多田議員。              〔10番 多田伸治 登壇〕 ◆10番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団の多田伸治です。 議案第47号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについての反対討論を行います。 補正予算案には、西部統合小学校建設に向けた調査費用870万円が計上されています。10年たなざらしとなっていた西部統合小学校の計画を改めて進めるというものですが、この10年で同じく調査費用などで1,342万円が費やされてきました。また、当時から見れば、児童やその保護者も大きく入れ替わり、地域の状況も変わっていきます。 予算案審査の際、これらの点について、今後の動きとして、保護者や住民への報告、説明を行うのかとただしたところ、予算案とは関係ないとの答弁でした。これが自ら策定した計画を、結果的にとはいえ、10年放置してきた行政の姿勢としてあるべき態度でしょうか。10年もたてば、将来的に津宮小学校と川波小学校が一緒になる、こういう話が地元での共通認識となっているかもしれません。 しかし、先ほど申し上げた既に投入した税金や地域の状況変化に対して、行政が計画に従って粛々と進める、住民への説明は関係ないという態度では、住民自治が損なわれることになります。新たに事を進めるならば、手間がかかるようでも、丁寧な対応が求められます。予算案審査では、そのつもりで質疑を行いましたが、住民への誠意も、事業実施への熱意も感じさせない行政の対応には、将来の不安しかありません。 いずれ、どこかで説明会などを行うつもりなのかもしれませんが、再出発をしようという予算案の審査でその程度のことも答えられず、住民の意向を尊重した対応ができるのでしょうか。行政のやり方に住民を従わせるのではなく、住民の参加があってこその地方自治です。このことをしっかりと取組に落とし込んでもらうためにも、さきに触れたような答弁、認識に基づく予算案を認めるわけにはいきません。日本共産党江津市議会議員団として反対させていただくことを申し述べて、討論を終わります。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番坂手議員。              〔7番 坂手洋介 登壇〕 ◆7番(坂手洋介) 新政クラブの坂手洋介です。 議案第47号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについて、賛成の立場から討論いたします。 今回の補正は、市長改選後の肉づけ予算と位置づけられるもの、人事異動に伴う人件費の調整及び令和3年度決算に伴うものについて計上しております。主なものとして、地域医療施設整備事業補助金、住民票の写しなどのコンビニ交付に係るシステムの構築費、認定農業者などへのハウス等整備支援の補助金、さらには桜江地区防災資機材格納庫、そして西部統合小学校の建設候補地調査委託料、さらには新型コロナ関連や来年、令和5年4月から始まる乳幼児医療助成制度に係る事務費などを計上されております。 これらは、本市における重点課題に対して、市長の公約でもある江津のひとをもっと笑顔に、江津のまちをもっと豊かに、江津のしごとをもっと魅力的にという3つの約束を踏まえた補正予算の編成であると考えます。 さらに、市長は所信表明において、目まぐるしく変わる世の中に対応しなければならない柔軟性を求められております。しかし、どのような状況になろうとも、私は江津の未来に全力投球し、目の前の課題に逃げずに真正面から取り組み続けることをお約束しますとも述べられております。 この補正予算はその第一歩であると考え、賛成すべきものであると考えております。皆様、御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(藤間義明) 次に、議案第48号から議案第52号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、初めに議案第47号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第47号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第48号令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第49号令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第50号令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第51号令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第52号令和4年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩いたします。 再開は15時20分といたします。              午後3時9分 休憩              午後3時20分 再開 ○議長(藤間義明) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 認定第号 令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第3号 令和3年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第4号 令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第5号 令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第6号 令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第7号 令和3年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について      認定第8号 令和3年度浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合歳入歳出決算の認定について ○議長(藤間義明) 日程第7、認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について外7件を一括議題といたします。 本決算8件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 16番河野議員。              〔予算決算委員会委員長 河野正行 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(河野正行) 予算決算委員会委員長報告を行います。 令和4年第4回議会定例会において本委員会に付託されました認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について外7件について、去る9月14日から16日の間に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 まず、9月14日には現地調査として、前年度に実施された事業の中から、新型コロナ感染症対策費では、桜江中学校裏に新設した防災倉庫及び舗装し整備した駐車場の確認を、私立保育所施設整備補助事業では、新設された波子保育所の確認、このほかサテライトオフィス整備推進事業、通学路整備事業、都市再生整備計画事業など、9か所において現地の調査確認を行いました。 現地調査の質疑では、舗装整備された駐車場だが、砂利を敷いている部分は舗装されるのかとの質疑に対し、砂利の部分は舗装しませんとの答弁がありました。 引き続いての決算審査においては、監査委員から、令和3年度決算審査意見書の概要についてコメントがなされ、本市は人口が少なく、自主財源は3割未満である。多様化する市民ニーズに対応しながら、将来にわたって「小さくともキラリと光るまち・江津」であり続けるため、優先度を見極めて事業を選択し、効率的、効果的に実践し、健全で持続可能な財政運営を期待するとの意見がありました。 次に、決算書に基づく質疑、審査を行いました。 令和3年度の予算は、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先としつつ、本市の重要課題である人口減少対策の推進に重点を置き、編成されています。 審査の中で、総務管理費の財産管理費について、令和3年度の多目的ホール(議場及び委員会室など)の議会以外での使用実績が87回であったとのことだが、そのうち市民利用は何回かとの質疑に対して、市民利用は2回であったが、新庁舎建設時のコンセプトからも広く市民の皆様に多目的ホールを利用していただきたいことから、コロナの状況も踏まえながら、今後も利用を強く勧めていきたいとの答弁がありました。 教育費の放課後子ども教室推進事業について、放課後子ども教室の実績は各地域でばらつきがあるが、それに対する認識はとの質疑に対して、地域によって、利用者、協力者、回数等に差があることは事実だが、各地域の条件などが異なることから、ばらつきがあるとは認識していない。しかしながら、この状況をよしとするわけではなく、今後も声がけなどを続けていくとの答弁がありました。 教育費の子ども・若者総合相談窓口事業について、子ども・若者総合相談窓口での相談件数の実績が4件とのことだが、窓口事業の必要性はあるのかとの質疑に対して、実績は4件だが、窓口事業の必要性はあると感じているとの答弁がありました。また、相談窓口で待つだけなのか、庁内で情報共有した結果かとの質疑に対して、ホームページで公表しており、関係機関にも周知している。また、庁内で共有した上での結果ですとの答弁がありました。 討論では、認定第号一般会計について、新庁舎に関しては、建設した場所に問題があり、以前より反対している。また、川越地区渡田の防災施設建設に関しても、平成30年の災害を基準にしている。もう少し高くすべきとの反対意見に対し、このたびの決算認定は新型コロナ感染症対策や人口減少対策など、限られた予算の中で、優先度を見極め事業を実施されており、そのことは資料と現地調査で確認したとの賛成意見がありました。 次に、認定第2号国民健康保険事業特別会計については、審査の中で、資格証発行世帯数について、令和3年度の資格証発行世帯数は16世帯とのことであるが、子供のいる世帯への対応はとの質疑に対して、18歳以下の子供が4世帯10名おられるが、その方には保険証を発行していますとの答弁がありました。 討論では、70%近い被保険者が軽減を受けている現状に対し、貧困対策が不足しているという反対意見に対し、本市の国民健康保険事業に課された市民に必要な給付金給付事務や市民の保健向上に寄与する人間ドックなどの業務についても、問題なく実施されたとの賛成意見がありました。 次に、認定第4号後期高齢者医療事業特別会計については、討論において、70%近い被保険者が軽減を受けている。市としての根本的な解決や対策は見られないとの反対意見に対し、事業として、電算システム委託や負担金、保険料等の納付が主なものであり、島根県後期高齢者医療広域連合と連携を図りながら、適正に事業を実施しているとの賛成意見がありました。 次に、認定第5号公共下水道事業特別会計については、討論において、4億円もかけている。浄化槽に比べて、バランスが悪いとの反対意見に対し、下水道整備は市民の快適な生活環境づくりに必要なものである。処理場の効率から考えると、令和3年度における事業は管渠整備も含め、適切なものであるとの賛成意見がありました。 次に、認定第7号水道事業会計については、審査の中で、水道料金の収納について、水道料金の支払いが困難との相談があった場合は支払い期限の延長や分割納付などの対応を行い、可能な限り給水停止としないようにしているとのことだが、令和3年度の給水停止の実績はとの質疑に対して、令和3年度に執行した給水停止は11件あったが、給水停止後すぐに給水停止を解除しているとの答弁がありました。 採決の結果、認定第号、第2号、第4号、第5号については、賛成多数により認定すべきものと決しました。また、認定第3号、第6号、第7号、第8号については、いずれも異議なく認定すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 認定第号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 12番森川議員。              〔12番 森川佳英 登壇〕 ◆2番(森川佳英) 日本共産党江津市議団森川佳英です。 認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定への反対討論を行います。 令和3年度当初予算は、先ほど委員長報告があったように、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先に、人口減少対策を推進し、第2期江津市版総合戦略の基本目標4つを重点に置くとしています。これらを審査の中心にする必要があるのではないでしょうか。 初めに、予算並びに決算は政治の顔、鏡であると言われています。議会の決算認定は、可決された予算が正確に執行されたか否か、計数が正確であるかどうかを審査するだけでなく、次年度以降の予算編成に資するために、広範な角度から、住民の立場で行政評価、検証するものです。その評価の基準は、第に日本国憲法が定める生存権や財産権、幸福追求権など、基本的人権を市政が保障しているのかどうか、第2に地方自治法が規定する住民の福祉の増進という自治体の役割を市政が発揮してるかどうか、第3に最少の経費で最大の効果を上げる原則はどうか、第4に予算が議決した趣旨と目的に沿って、適正に、効果的に執行されたかどうか、ここに物差しを置くべきと考えます。 今、長引くコロナ禍に加えて、物価高騰、円安、ガソリンの値上げ、医療費の値上げや年金の引下げ、消費税の増税、地域経済の衰退で、地方住民の暮らしは困難と本当になっています。今の江津市政が市民の暮らしと福祉を守る役割を果たしているのかどうかが問われると思います。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症についてであります。 今回の決算では、関連事業約20億9,637万円余りが支出をされましたけれども、市民の命と暮らしを守る、自主的な抗原検査で陽性となっても受診できず、健康観察も行われぬような事態は避けなければなりません。そして、コロナ対策についても、江津市独自の早期の健康観察や在宅治療が十分な対応となっていたのかどうか、PCR検査や社会的検査体制はできたのかどうか、保健所との連携、情報共有ができたのかどうか、ワクチン接種は必要とする人への接種が円滑に進むような対策が取れたのかどうか、クラスターへの対応はどうだったのか、これが問われると思います。そして、新型コロナウイルス感染症関連の予算配分は妥当だったのか、十分だったのか等の検証を行い、次年度への予算編成に生かすべきではないかと思います。 次に、人口減少対策についてであります。 先ほど委員長報告にありましたように、令和3年度の決算では、人口減少対策を推進をしていますけれども、非常に私は不十分な内容であったと思います。そして、執行額も減額されたものもあり、私は住民要望や意見をもっと採用する努力が必要だったのではないかと思います。 次に、第2期江津市版総合戦略について、決算資料のまち・ひと・しごと創生についての評価一覧表について、意見を述べてみたいと思います。 基本目標、多様な生業(なりわい)と魅力あるまちづくりについてであります。 これは新規創業、新分野進出、6次産業、企業誘致、観光産業等の推進で、安定した雇用を確保しようというものでありますけれども、事業継承への支援、相談体制やマッチング情報の充実などが大きな課題となっていますが、後継者不足による事業の廃業に対応が打てていないのが現状でありますけれども、その対策はどうだったのか、どんなことをしたのか。特に地域資源を活用した産業の創出と育成、創業の促進が進んでいないと書いてあります。また、企業の魅力化促進の内容、SDGs取組の企業が大変少ないと書いてあります。その改善はできたのかどうか。そして、評価一覧表では、評価点5点中、ここの項では2.9となっております。私は再考が必要ではないかと思っております。 2番目の基本目標2、住みたい!自分を活かせる場所があるまちづくりについてであります。 若者の人口減少を抑制し、戦略的な情報発信による移住促進をするとしております。定住相談のワンストップ化による効率的な移住支援が課題となっておりますけれども、ワークステーション江津によるUIターン希望者への職業紹介が非常に弱く、UIターン企業支援補助金の活用が少ないと書いてありますが、その原因と改善が求められているのではないですか。また、高校生等の地元就職の推進が進んでいない実態があると書いてあります。その中では、企業ガイダンス等のマッチングによる件数が少なくなっているのはなぜなのか。市独自の取組が不足しているのではないか。特にふるさと回帰、地域を担う人づくりが非常に弱く、家庭教育支援事業の改善が私は必要だと思います。評価点数5点中、ここでは3.4となっております。これも再考が必要ではないでしょうか。 基本目標3、子供たちの未来を地域みんなで育むまちについてであります。 結婚から妊娠、出産、子育て、再就職の切れ目のない支援をするというものでありますけれども、ここの項では全体として、保育士の確保が大きな課題になっていると書いてあります。なぜ、早急の改善ができなかったのか。どこに問題があったのか。私はここの項に書くべきではなかったかと思っております。 次、基本目標4、自助・共助・公助による安心・安全な暮らしを実現するについてであります。 この項では、買物不便対策の支援や交通不便地域の削減も進んでいないと書いてあります。市独自の取組強化が必要ではなかったのではないでしょうか。そして、施策の地域公共交通ネットワークの構築では、評価点が何と1.0と極端に低くなっており、早急の対策の改善が必要ではないでしょうか。 最後に、令和3年度は7億9,732万円余りの黒字決算となっています。これは10年連続であります。そして、不用額は8億7,617万円余りで、昨年度よりも約3億円も多く、ここ10年間では最高の額となっております。不用額は翌年度以降に使える金とも言われております。そして、基金も58億8,851万円も積んでおります。財源は十分あります。この決算の現状、状況をもっともっと市民の皆さんに広く知らせて、これらの財源を使って、市内各地にある危険箇所、落石対策、街路灯の設置、コロナ対策や暮らし対策、通学路の整備や学校のトイレの修繕など、市民の生活と命を守ることを大事にした来年の予算につなげることを求めて、討論を終わります。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 6番下谷議員。              〔6番 下谷忠広 登壇〕 ◆6番(下谷忠広) 新政クラブの下谷忠広でございます。 認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 今回の決算認定におきまして、新型コロナウイルス感染症への対応、対策、限られた予算の中で優先度を見極めた事業を実施されていたということは、現地での視察、大量の資料をもって説明、証明をいただきました。予算執行が行われた結果も令和3年度は黒字となっております。 以上のような理由から、認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について賛成するものでございます。簡潔ではございましたが、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(藤間義明) 反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番多田議員。              〔10番 多田伸治 登壇〕 ◆10番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団の多田伸治です。 認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。少し長いですが、そのつもりでお聞きください。 決算認定への反対の最大の理由は、新庁舎、この現庁舎ですね、この建設です。 これは、この数年、日本共産党江津市議会議員団として言い続けてきた、防災対策としての庁舎建設であるはずが、旧庁舎よりも海岸線に近い低地に立地し、津波被害を想定していないという点につきます。既に旧庁舎から移転して年以上が経過し、今後は建設費用として大きな事業費の審査はないと思いますが、将来の禍根となり得る事業に対しては、最後まで反対を言い続けなければならないということを申し述べておきたいと思います。 続いて、審査において、特に問題があると感じた点について。貧困対策への取組です。 市民税や各種の使用料、利用料の収納に加え、奨学金なども同様ですが、ある程度は相手の、これは当然市民ですが、経済状況が把握できるものであっても、貧困対策としては、相談があれば対応すると受け身に過ぎます。例外的に、市営住宅の家賃では状況が悪化する前に対応しているということが示されましたが、全体として、コロナ禍や物価の高騰で苦しむ市民に対する福祉の精神が欠落していると言わざるを得ない答弁が並びました。実際の現場では、そんな機械的な対応ばかりじゃないはずと期待していますが、全体の認識としてはお粗末に過ぎます。 また、審査においては、貧困状況をはじめとした様々な数値、指標を示すように求めましたが、情報を持ち合わせていないとの答弁が多くありました。その上、後日でも構わないから示すよう求めましたが、今日に至るまで、ほとんどの場合で応じられることはなく、挙げ句には個人的な認識から数字を求めるべきではないというような答弁までありました。しかし、この場で行われました審査に臨んだのは、市民の負託を受けた市議会議員です。市民の声を代弁しての質疑に、個人的と矮小することは到底許されるものではありません。 そもそも、情報を持ち合わせていない、示せないということは、行政として、議員が認識できる課題、問題を認識できていない、あるいは問題とも思っていないということになります。議会では、いろいろな提案がされます。その全てを実現することは確かに困難かもしれませんが、市民の声を代弁する議員から、行政にはなかった新たな視点が提示されたことは真摯に受け止め、今後の取組の中で、考え方の一つとして生かすべきです。これこそが決算審査から得られる大事なポイントではないでしょうか。今後の改善を求めておきたいと思います。 このほかにも、職員の育休によって、予算どおりの取組が進められなかった、残業時間が過労死の起こり得る基準に達していた、係員が少ないため、企業訪問が市内事業所全体の10分のしかできなかったなど、人員面での問題もありました。平時に非常時を想定した人員体制をしくのは難しいとの答弁もありましたが、既に業務が回っていない状況を認識すべきです。これまで職員を減らしてきましたが、市民へのサービス向上をさせるため、人員を確保する必要があります。人員体制を改めることを求めておきたいと思います。 その上で、ここからは決算審査での答弁や資料から、問題点を抱えた事業、取組について、幾つか挙げていきたいと思います。 防犯灯と街路灯について、中学生から、街が暗い、照明を増やしてと要望があり、議会でも取り上げていますが、防犯灯の新設は4基、街路灯に至っては新設なしです。子供たちが切実な声を上げているのに、それに応えられない。これで、市行政へ市民が期待を見いだせるでしょうか。文字どおり、市長が言うキラリと光るまちとするためにも、もっと前向きで、具体的な対応を求めます。 地方バス路線維持対策事業、生活交通バス事業の生活交通に関する事業への答弁では、市長も認識している市民の要望に対応する姿勢がなく、やっているんだから、これでいいでしょという姿勢がかいま見える答弁がありました。交通弱者が切り捨てられれば、いずれ江津市には住めないとなってしまいます。市民の要望に応え、交通空白地域のみならず、市内全域をカバーする新たなサービスの導入が求められます。 地域医療支援対策事業では、済生会江津総合病院への支援を行っていますが、3億7,244万円もの税金を投入して、市民に愛される病院となる院内改革には及び腰です。税金を投入するからには、積極的に取り組む責任があるのではないでしょうか。 合併処理浄化槽への補助は僅か330万円でした。公共下水道への管渠整備費用3億1,808万円の100分のです。これでバランスが取れているでしょうか。しかも、浄化槽を増築した件数は11件と、ごく少数です。自然環境の面からも、市民の生活環境の面からも、もっと補助を使いやすいものとして、汚水処理を進めることが必要です。 令和2年度決算でも指摘しましたが、ワークステーション江津事業では、就労にこぎ着けた人のその後の追跡ができていません。就労先と労働者のマッチングが適正だったか、問題があった場合は要因の解明など、今後の取組に生かすべき視点がありません。その改善こそがひと・まち・しごとのスローガンの達成に欠かせないはずです。 サンピコごうつの取組では、黒松への出張販売が令和3年度で打切りとなっています。20人からの人を集めるサロン的な取組が総合的な判断によって失われました。総合的と言うなら、計上は農林水産業費ではありますが、地域振興や商工観光も関与して、どうやったら継続できるかを考えるべきです。せっかくの地域での大事な取組がこうもやすやすとなくなってしまうのでは、総合的な視点、判断が欠けていると言わざるを得ません。 失礼しました。続けます。 有福温泉の再開発については、やってはいけないというものではありませんし、有福の地域住民には求められているものです。ただ、市民全体の理解が得られる努力が薄く、中には、補助対象の事業者も、これから来るであろう客も市外の者ばかりで、市や市民にメリットはあるのか、こういった声さえあります。さらには、その財源が新型コロナウイルス対策の交付金であることも不信感を増幅させています。関係人口、交流人口を増やすにしても、受入れ側の市民の納得がなければ、思惑どおりには進みません。市民全体を巻き込み、その声を反映した取組とするよう求めるものです。 桜江町川越の新たな防災施設の建設については、昭和47年災の浸水水位が考慮されていません。現地の堤防整備はいまだに完成時期が示されない状況で、今年はこれまでのところ、災害は起こっていませんが、現状のまま建設を進めれば、堤防完成まで毎年のように防災施設が浸水してしまうこともあり得ます。既に事業が進んでいますが、地域住民を災害から守るため、改めて再検討するよう求めます。 住宅の耐震化や危険なブロック塀を除去する住宅・建築物安全ストック形成事業は、これまでの決算同様に、大きな進展が見られません。事業進捗の鍵を市民への啓発とされていますが、もっと積極的に働きかける取組が必要です。一般質問への答弁では、住宅リフォームが与える市内経済への効果を市長に認めていただきました。単純な補助の増額も必要ですが、耐震化と住宅リフォームを組み合わせた補助事業の創設など、市民の安全対策を向上させる新たな施策を求めます。 また、令和4年度からは危険空き家の除却への補助が行われていますが、こちらについても、市民の安全確保のため、さらなる拡充を求めたいと思います。 学校司書等配置事業では、学校の図書室に、いつでも司書がいる環境をつくれていません。子供たちの教育、学ぶ意欲のためにも、いつでも司書がいるという環境を提供することを求めます。 小学校教育振興費、中学校教育振興費で、貧困世帯の児童・生徒への就学援助が行われていますが、答弁からは、子供の貧困の状況把握が十分なのか疑義が生じました。将来の社会を担う子供たちが安心して学び育つ環境をつくるのは、私たち大人の責任です。学校任せにするのではなく、行政が状況をしっかり把握して、必要な施策を打つ、それも教育委員会だけではなく、社会福祉などを含めた全庁的な取組として、最優先課題として取り組むべきです。教育行政として、積極的な対応を求めます。 新たな図書館整備に向けて、積極的な取組がありません。一般質問でも取り上げられましたが、市民の要望に沿って、早期に建設するよう求めます。また、その建設時期についても、明示することを求めたいと思います。 給食センターの職員の処遇改善がありませんでした。これは給食センターだけではありませんが、非正規職員、外郭団体職員への処遇が必ずしも手厚いものとはなっていません。大方がワーキングプアに該当する状況です。市行政を支えるスタッフとして、処遇改善を求めたいと思います。 ここまで個別の事業や取組について意見を述べてきましたが、真摯に受け止めていただき、令和5年度予算はもちろん、残る令和4年度での施策、取組へ反映することを強く求めて、一般会計決算認定への反対討論とさせていただきます。 ○議長(藤間義明) 次に、認定第2号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番多田議員。              〔10番 多田伸治 登壇〕 ◆10番(多田伸治) 引き続き、日本共産党の多田伸治です。 認定第2号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 国民健康保険事業では、保険料軽減世帯が2,198世帯と全体の68.7%に上り、滞納も196世帯となっています。この数値は令和2年度決算で示されたものとほぼ変わらず、コロナ禍物価高騰で厳しい状況に置かれた被保険者世帯へ有効な対策が届いていないことが表れています。 しかし、行政としての対応は納付相談での聞き取りであり、こちらも悪い意味で令和2年度と変わっていません。保険料算定で被保険者の所得などを把握しているのですから、積極的な支援に打って出ることも、福祉として必要な対応ではないでしょうか。 また、令和3年度はコロナ禍などの状況から保険料を据え置いており、その点は一定評価すべきところではありますが、さきに述べたとおり、被保険者の約7割の世帯が保険料の軽減措置を受けざるを得ないことを見るに、そもそもの保険料が高過ぎると言えます。払えるものなら払いたい、それは住民の地方自治への思いです。そもそもの国民健康保険への国の支出が少ないことが保険料を上げざるを得ない大きな要因ではありますが、一番身近な行政として、被保険者の状況に即した、さらなる努力が求められます。 以上の問題点を指摘するとともに、今後の国民健康保険事業の運営において改善していただくよう申し述べて、決算認定に反対いたします。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 4番坂田議員。              〔4番 坂田優美 登壇〕 ◆4番(坂田優美) 4番、新政クラブの坂田優美です。 認定第2号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で意見を申し上げます。 今回の決算認定におきまして、市町村事務処理標準システムが導入され、本市の国民健康保険事業が行う給付金事業に付随する給付事務や市民の皆さんに必要な健康維持、向上に寄与する人間ドックなどの事業事務など、それらが円滑に実施されたものと考えます。 以上のような理由から、認定第2号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について賛成いたします。御賛同いただきますようよろしくお願いします。 ○議長(藤間義明) 次に、認定第3号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 次に、認定第4号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番多田議員。              〔10番 多田伸治 登壇〕 ◆10番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団の多田伸治です。 認定第4号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 後期高齢者医療事業では、保険料軽減対象者が3,290人と被保険者の69%に上っており、令和2年度に比べれば、人数は減少したものの、依然として深刻な高齢者の貧困の状況が見てとれます。しかし、行政としての対応は、相変わらず相談があれば対応するという、先ほどの国民健康保険事業と同じであり、貧困への対策がおざなりとなっています。これも国保の討論で述べたことですが、保険料算定で被保険者の所得などを把握しているのですから、軽減すればよいということではなく、積極的に声をかけ、市民への貧困対策に取り組むことが福祉として求められます。 今回の審査では、保険者である島根県広域連合に対して、保険料算定について適切な料率設定を求めたと、過去の決算審査とは異なる積極的な回答も得られました。その点は一定評価すべきですが、高齢者の福祉の増進という後期高齢者医療制度の目的からいえば、十分な対応とは言えません。そのことから、今回指摘したことも踏まえた今後の取組を強く求めて、決算認定への反対討論とさせていただきます。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 番森元議員。              〔番 森元健二 登壇〕 ◆番(森元健二) 新政クラブの森元健二です。 認定第4号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を述べたいと思います。 今回の決算認定におきまして、まず後期高齢者医療事業については、75歳以上の人、一定の障がいがある方については65歳以上の人、これについては後期高齢者医療制度で医療を受けます。島根県の後期高齢者医療制度は、県内全ての市町村が加入する島根県後期高齢者医療広域連合が主体となって運営しております。そして、市町村は保険料の徴収や窓口業務を行うものです。保険証の引渡し、申請の届出受付、保険料の徴収などが主な業務です。貧困対策を行うところではないですが、新型コロナウイルスによる減免申請の手続や徴収猶予など、個々にきちんと対応されていると考えています。 以上のような理由から、認定第4号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について賛成するものです。よろしく御賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(藤間義明) 次に、認定第5号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番多田議員。              〔10番 多田伸治 登壇〕 ◆10番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団の多田伸治です。 認定第5号令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 令和3年度の公共下水道事業会計では、下水道の管渠整備のために3億1,808万円が投入されました。これは歳出全体の35%に上り、一般会計から繰り入れた2億5,861万円によって賄われている状態です。その一方で、3年度での新たな下水道の供用開始戸数は61戸で、新規の接続戸数は56戸にすぎません。同じ汚水処理に関わる合併浄化槽への補助330万円が27基の整備につなげていることに比較して、非常に効率が悪いと言わざるを得ません。財政が厳しいとして、あれもこれもできないと退ける市行政からは考えれない状況です。 しかも、市長の所信表明などでは、この非効率的なやり方をあと4年は続けるとされています。例年、一般会計からの繰入れが2億5,000万円前後となっていますので、一般会計から10億円をつぎ込む計算になります。果たして、これが市民に求められている事業でしょうか。 既に公共下水道に接続している世帯もあることから、下水道での汚水処理をやめることはできません。また、独立採算の特別会計の中で賄える整備は進め、都市機能の強化もよいでしょう。しかし、効率が悪いなら、計画は改める、同じ費用を投じるなら、効率のよい浄化槽へ切り替える、そういった対応が必要です。 答弁の中には、国からの補助金、交付金を充てているので、市の懐は痛まないかのような答弁もありましたが、そう言って全国の自治体が無駄遣いをしてしまえば、結局のところ、地方に回るべき国の財政を損なうことになります。そういった認識も改めるべきです。市民のためにも、市財政のためにもならない事業を改めるべきであることを改めて指摘いたしまして、公共下水道事業特別会計決算への反対討論とさせていただきます。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 3番渡辺議員。              〔3番 渡辺信明 登壇〕 ◆3番(渡辺信明) 新政クラブの渡辺信明です。 認定第5号令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 当事業は、島根県生活排水処理ビジョンに基づいて実施されており、江津市の人口や面積などを考慮し、進められております。実施に当たり、一般会計から繰入れが行われておりますが、国の繰り出し基準に基づき実施されており、令和3年度の各種事業において、いずれも不適切な処理は認められません。 また、接続率についても、徐々にではありますが着実に上昇しており、当該公共下水道事業は市民の居住環境を改善し、河川の汚濁防止など、公共用水域の水質保全を図るために必要なものです。 以上の理由から、認定第5号に賛成するものです。御賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(藤間義明) 次に、認定第6号、第7号及び第8号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、まず認定第号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第号令和3年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第2号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第2号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第3号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第3号令和3年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第4号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第4号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第5号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第5号令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第6号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第6号令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第7号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第7号令和3年度島根県江津市水道事業会計決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第8号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第8号令和3年度浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第53号 工事請負契約の締結について ○議長(藤間義明) 日程第8、議案第53号工事請負契約の締結についてを議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 横田総務課長。              〔総務課長 横田龍二 登壇〕 ◎総務課長(横田龍二) 議案第53号について提案理由の説明を申し上げます。 議案第53号工事請負契約の締結については、市営住宅(仮称)第二江津中央団地新築工事の建築工事について、令和4年9月2日に入札を行った結果、3億800万円で永井建設株式会社と工事請負契約を締結するものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(藤間義明) これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、議案第53号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第53号工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第54号 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)を定めることについて ○議長(藤間義明) 日程第9、議案第54号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)を定めることについてを議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長(山中祐二) それでは、議案第54号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)の提案理由の説明を申し上げます。 この補正予算は、国の物価高騰対策として実施する給付金と新型コロナウイルスワクチン接種に係る予算です。 ページをお開きください。 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)を定めることについて、第条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2億7,259万9,000円を追加し、予算総額を166億4,622万1,000円とするものです。 続きまして、一般会計の事項別明細書により、補正の主なものについて説明をいたします。 まず、歳入です。 6ページをお開きください。 款の14国庫支出金は、歳出事業の財源として計上する国庫負担金及び国庫補助金です。 続きまして、歳出です。 7ページをお願いいたします。 款の3民生費、目の社会福祉総務費、説明欄、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業2億738万7,000円は、電力、ガス、食料品等価格高騰緊急支援給付金として、世帯当たり5万円を支給するための経費です。 次に、款の4衛生費、目の3予防費、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種事業6,521万2,000円は、ワクチンの追加接種に係る経費です。 8ページから11ページの給与費明細書については、お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 以上で予算議案について提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(藤間義明) これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、議案第54号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第54号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 委員会継続審査調査付託について ○議長(藤間義明) 日程第10、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長、総務民生委員会委員長及び建設経済委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続調査を行いたいとの申出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務民生委員会 子育て支援に関する調査 人口減少に関する調査 高等学校に関する調査〇建設経済委員会 最低賃金改正に伴う市内中小企業への影響に関する調査              ……………………………………… ○議長(藤間義明) お諮りいたします。 委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤間義明) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、会議録作成に当たり、本会議における発言について一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして令和4年第4回議会定例会を閉会といたします。              午後4時26分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会議員              江津市議会議員...