江津市議会 > 2022-06-29 >
06月29日-04号

ツイート シェア
  1. 江津市議会 2022-06-29
    06月29日-04号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 4年 6月(第2回)定例会               令和4年第2回議会定例会                 議事日程第4号令和4年6月29日(水)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 陳情第 1号 「ごうつ地域応援券」の第2回目実施に関する陳情第2 議案第34号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第35号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第39号 江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第36号 江津市土地開発公社定款の一部を変更する定款について第5 議案第37号 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第38号 令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて第6 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(16名)1 番  森 元 健 二             2 番  植 田 圭 介3 番  渡 辺 信 明             4 番  坂 田 優 美5 番  寺 前 克 宏             6 番  下 谷 忠 広7 番  坂 手 洋 介             8 番  植 田 好 雄9 番  鍛 治 恵巳子             10 番  多 田 伸 治11 番  山 根 兼三郎             12 番  森 川 佳 英13 番  藤 間 義 明             14 番  森 脇 悦 朗15 番  石 橋 孝 義             16 番  河 野 正 行              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者副市長     藤 田   裕          技監      宗 近 成 泰顧問      崎 間 茂 理          顧問      村 上 郁 夫総務課長    横 田 龍 二          総務課長補佐  松 島 康 訓財政課長    山 中 祐 二          社会福祉課長  大 石   勤保険年金課長  石 山 景 三          地域振興課長  河 野 裕 光都市計画課長  山 本 雅 夫          上下水道部門参事小 瀧 陽 夫教育長     田 中 利 徳          教育委員会参事  中 川   稔監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   佐々木 理 左              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 ○議長(藤間義明) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。 なお、山下市長より本日の会議を欠席する旨の届出がありましたので、御報告いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 陳情第1号 「ごうつ地域応援券」の第2回目実施に関する陳情 ○議長(藤間義明) 日程第1、陳情第1号「ごうつ地域応援券」の第2回目実施に関する陳情を議題といたします。 本陳情に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 7番坂手議員。              〔建設経済委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長坂手洋介) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第1号について、去る6月23日、委員会を開催し審査を行いました。その結果を御報告いたします。 陳情第1号「ごうつ地域応援券」の第2回目実施に関する陳情については、昨年12月にコロナ禍の影響を受けている市内業者と市民の生活を支援し、地域経済の活性化を図るため配布されたごうつ地域応援券は、多くの事業者、利用者双方から好評を得ました。現在も続くコロナ禍の中、原材料、物価の高騰が加速し、あらゆる業種に影響を及ぼし、中小企業者の経営を圧迫しており、今後の経営に不安を抱えている実態があります。市内の経済活動を活性化させるために、2回目のごうつ地域応援券の実施を求めるものです。 審査の結果、異議なく採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、陳情第1号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、陳情第1号「ごうつ地域応援券」の第2回目実施に関する陳情は、委員長報告のとおり採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第34号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(藤間義明) 日程第2、議案第34号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 14番森脇議員。              〔総務民生委員会委員長 森脇悦朗 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長森脇悦朗) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第34号について、去る6月22日に委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 議案第34号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、国家公務員育児休業等に関する法律及び地方公務員育児休業等に関する法律の改正に伴い、必要な条例の改正を行うものです。 審査において、職員に対する研修はどのような内容かとの質疑に対し、育児休業手当金社会保険取扱い等の制度について情報を提供するもので、個別や階層別の研修によって周知するものですとの答弁がありました。 審査の結果、議案第34号は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、議案第34号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第34号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第35号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第39号 江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について ○議長(藤間義明) 日程第3、議案第35号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について外1件を一括議題といたします。 本案2件に対する建設経済委員会委員長報告を求めます。 7番坂手議員。              〔建設経済委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長坂手洋介) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第35号外1件について、去る6月23日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第35号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、令和4年度の国民健康保険料について、新型コロナウイルス感染症の影響により保険料減免の事由に該当することとなった場合、令和5年3月31日までの間に普通徴収における納期限や特別徴収における年金支給日が存在する者を対象として、減免申請書類の提出期限について特例を設けるものです。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第39号江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定については、2名の議員から議員提案で提出されたもので、乳幼児等医療費助成の対象を18歳まで拡大するとともに、現在の条例で規定されている医療費での自己負担をなくすためのものです。 審査において、施策に対する予算の在り方との整合性はとの質疑に対し、基金の残高を有効活用することで18歳までの医療費助成拡大は可能であると考える。また、条例の施行日を約6か月と通常の2倍取ってあり、対応可能と考えるとの答弁がありました。 また、改正案における条例第2条の第1号と第2号の両方に属する者の助成方法の規定が異なると考えられるがどのような対応を取るのかとの質疑に対し、今までの対応と変わらないと考えるが、誤りがあれば訂正したいとの答弁がありました。 討論の中で、この条例案の趣旨は理解できる。しかしながら、6歳から18歳の助成方法において異なる規定があると解釈でき、これによって混乱が生じると考えられる。市民のためにもきちんと整合性の取れた条例とすべきであり反対との意見に対して、財政的なことについては基金を活用するなどすれば可能と考え賛成との意見がありました。 審査の結果、賛成少数により否決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第35号については通告がありませんので、討論なしと認めます。 次に、議案第39号に対する賛成の意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番多田議員。              〔10番 多田伸治 登壇〕 ◆10番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第39号江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定についての賛成討論を行います。 日本共産党江津市議会議員団では、5月の市議選において市民アンケートで多く寄せられた要望を基に、18歳までの医療費の無償化を公約として掲げました。その上で、2名の当選により議案提案権を確保し、公約を守るため、条例の改正案を提案させていただきました。 委員会審査では、条文に不備があるということが指摘されました。不備については、不手際をおわびしなければなりません。申し訳ありません。ただ、条文の不備以外にも財政的な問題も反対理由として提示されました。しかし、同じく5月に行われた市長選挙で、ここにいる多くの議員が当選に協力した中村中氏も、助成内容こそ異なるものの、18歳まで医療費助成を拡充するとされていました。そうであるなら、どういう意図で中村氏に協力したのかということになります。さらに、選挙公報へ医療費の負担軽減など子育て支援の充実を図ります、子供の医療費助成のさらなる拡充と記載された議員もおられます。議員提案で、財政的裏づけがないから反対すると言うなら、議員として市長や市執行部から与えてもらうまで待つと言うのでしょうか、そうではないはずです。 確かに、財政的には年間3,000万円が必要と言われています。ただ、江津市には令和3年度末時点で54億円の基金があり、一部取り崩すだけでも財源は確保できます。また、基金は今年度末には57億円まで積み増すとの見通しも示されており、そこから一部を助成へ回すだけでも十分実施は可能です。そもそも、余った予算でということではなく、重要な施策として優先順位を上げて、まず助成の費用を確保して予算を組み立てるという対応こそが求められます。 市長が言うように財政運営は慎重に行うべきところもありますが、市内や市民の状況を鑑みて、必要なところには適切に、そして迅速に投入することも地方自治体の問題を解決する上で必要な対応です。物価の高騰にあえぐ市民の経済的負担を軽減する、人口減少、少子化という大きな課題へ手だてを講じる、どちらも地方自治体として優先順位が高く、隠れからざる対応です。私も含め、江津市議会では何人もの議員が医療費助成の拡充を求めてきました。徐々に拡充はされていますが、島根県内他自治体を見るに、江津市の取組は遅れています。であるなら、市民の代弁者である江津市議会が行政に先んじて条例改正に取り組むことも必要ではないでしょうか。 議員提案で定めた江津市議会基本条例にも、第2条に、提出された議案の審議を行うほか、積極的に政策立案及び政策提言に努めることとあります。不備があったため改めて提案することになりますが、ここまでに挙げた背景、状況から、条例提案の趣旨には賛同いただきたいと申し上げて、賛成討論とさせていただきます。
    ○議長(藤間義明) 反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 14番森脇議員。              〔14番 森脇悦朗 登壇〕 ◆14番(森脇悦朗) 森脇悦朗でございます。 議案第39号江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について反対討論を行います。 この条例案は議員提案という形で提出され、乳幼児等医療費助成の対象を18歳まで拡大するとともに、現在の条例で規定されている医療費での自己負担をなくすためのものです。私は、付託された建設経済委員会に出席いたしておりませんので、私なりの解釈により、そもそも論を用い、意見を申し上げます。 そもそも、地方自治法第112条第1項では、「普通地方公共団体の議会の議員は、議会の議決すべき事件につき、議会に議案を提出することができる。但し、予算については、その限りでない」と、こうあります。これは、予算の提出権は長に専属していることなので、議員はすることができないことを示しておりますが、予算を伴う条例を提案することができない旨を規定したものではありません。しかしながら、同法第222条第1項では、「普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件があらたに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が適確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない」とあります。このことについて、昭和32年9月25日の政府としての公式解釈を示した行政実例によると、議会が予算を伴うような条例その他の案件を提出する場合は、地方自治法第222条第1項の規定の趣旨に沿って、あらかじめ長との連絡を図って財源の見通し等意見の調整をすることが適当であると示されております。よって、財源について、基金を取り崩せばいいといった安易な個人の見解を言っても通用しないと考えます。 また、委員長報告でもあったように、審査の中で、助成方法において異なる規定があると解釈できるなど整合性が取れていないとの指摘もありました。こうしたことも、そもそも議会事務局に法務専門の事務職員が配置できない小規模自治体議会事務局体制では、条例について議員提案をするにも限界があるため、こうした問題が起きたものと考えます。 今回提案の18歳まで医療費対象の拡大については、中村次期市長が選挙中に公約として掲げたこともあり、私も趣旨は理解いたしますが、先ほど申し上げたとおり、議員による予算を伴う条例改正の提案は基本的に無理であると考えます。この条例改正については、多額の財源を制定後、毎年伴うものであり、財源の裏づけがきちんとなされるべきである。中村新市長の下で熟慮の上、提案すべきものであることを申し添え、反対の意見といたします。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤間義明) これより電子表決システムにより、まず議案第35号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第35号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第39号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は否決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第39号江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定については、否決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第36号 江津市土地開発公社定款の一部を変更する定款について ○議長(藤間義明) 日程第4、議案第36号江津市土地開発公社定款の一部を変更する定款についてを議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 14番森脇議員。              〔総務民生委員会委員長 森脇悦朗 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長森脇悦朗) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第36号について、6月22日に委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 議案第36号江津市土地開発公社定款の一部を変更する定款については、土地開発公社定款に関する法律改正に伴い、所要の変更を行うものです。 審査の結果、議案第36号は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、議案第36号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第36号江津市土地開発公社定款の一部を変更する定款については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第37号 令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第38号 令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて ○議長(藤間義明) 日程第5、議案第37号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて外1件を一括議題といたします。 本補正予算案2件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 16番河野議員。              〔予算決算委員会委員長 河野正行 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長河野正行) 予算決算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第37号外1件につきまして、去る6月24日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 初めに、議案第37号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ4億1,465万円を追加し、予算総額を158億7,959万4,000円とするものです。今回の補正内容は、主に当初予算編成後、県補助金などが確定した事業や新型コロナウイルス感染症対策費等を計上しています。 まず、現地調査として、有福温泉活性化事業の現場を確認いたしました。 次に、審査の中で、新型コロナ感染症対策費について、交通系ICカードICOCAに限定する理由はとの質疑に対して、ICOCAは西日本を中心とした交通系ICカードで、出雲市以東周辺との連携ができ、SuicaやPASMOなどのICカードとの相互利用が可能ですとの説明がありました。 また、新型コロナ感染症対策費についても、ごうつ地域応援券の消費者からの意見はとの質疑に対しては、飲食店以外でも使え、便利だったとの意見のほか、地域券と共通券があり、分かりづらかったとの意見がありましたとの説明がありました。 有福温泉活性化事業について、有福温泉の町並みとマッチするよう協議会などとの話合いができているのかとの質疑に対し、事業者には町並みに配慮するようお願いしています。街なみ環境整備事業との整合性にも考慮し、地域の皆さんとの合意も必要と思っていますとの説明がありました。 討論において、市民全体に対して手当てできる予算ではなく、有福温泉活性化事業に多く偏っている予算のため反対との反対討論がありました。これに対して、新型コロナウイルス感染症対策有福温泉活性化事業など早期に進めなければならない事業と、継続して行わなければならない担い手育成対策事業農業振興などがあり、本市の課題や実情に応じたもので、必要な予算と認め賛成。また、ごうつ地域応援券の効果があったということで評価でき、2回目の実施を早期に求める声もあるとの賛成意見がありました。 審査の結果、議案第37号については、賛成多数により可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、歳入歳出ともに33万円を追加し、予算総額を31億6,670万5,000円とするものです。新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金を計上しています。 審査の結果、議案第38号について、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく可決すべきものと決しました。 以上、委員長報告を終わります。 ○議長(藤間義明) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第37号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 12番森川議員。              〔12番 森川佳英 登壇〕 ◆12番(森川佳英) 皆さん、こんにちは。日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから議案第37号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて、反対の立場から意見を申し上げます。 先ほどの委員長報告のとおり、今回の6月一般会計補正予算は、歳入歳出に4億1,465万円を追加して、予算総額を158億7,959万4,000円とするものでございます。 日本共産党江津市議団は、物価高やコロナ禍によって困っておられる市民の皆さんへの補正予算については、不十分な点もありますけれども、全てに反対するものではありません。問題とするのは、多額の税金を使って再開発を行う有福温泉活性化事業、その財源となる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてであります。江津市民の共同の財産である有福温泉がもっともっと発展し、多くの民間活力や資金を使って再開発を行うことを否定するものでもありません。当初予算が成立してから3か月が経過をしての今回の補正予算ですが、そもそも補正予算とは、当初予算成立後、自然災害があるとか社会情勢が変化するとか政策の変更等に対応するために新たに予算を組むのが補正予算であります。今回の補正予算の中には、当初予算には計上していなかった2つの支出金が補正予算を計上しています。 一つは国庫支出金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億1,623万4,000円であります。いま一つは県支出金、島根県既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業の1億2,300万円の2つの支出金であります。この合計が3億3,923万4,000円で、今回の補正予算の82%を占めています。 当初予算では、新型コロナウイルス感染症の対応地方創生臨時交付金は僅か3,643万1,000円しかありませんでしたけれども、その9倍を超える予算が今回計上されております。なぜ今急に多額の補正予算を組む必要があったのか、当初予算との間に何か政策的な変更があったのか、私は大変疑問を感じております。 今回の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金とは何か。これは、感染拡大の防止及び感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援策を通じた地方創生に資する事業としております。また、地方への配分する基準は、地域経済対応分として人口とか年長者の数とか高齢者の比率、財政力を加味しております。また、4月26日に発表された閣議決定では、今回の交付金について、原油価格高騰対策、エネルギーや原材料、食料等安定供給対策、新たな価格の体系への対応、円滑化に向けた中小企業対策、コロナ禍において物価高騰等に直面する生活困窮者等への支援としています。 今回の補正予算の編成は、私は当初予算と同様に新型コロナウイルス感染症の対応を最優先としつつ、江津市の最重要課題である人口減少対策の推進に重点を置き編成することが大事だと思っております。これが有福温泉活性化事業と言うのでしょうか。 審議の中で言われたように、有福温泉活性化事業とは11か所の旅館等の改修に対する補助金や旅館再生専門家への謝礼金、旅費等に総額8億円を超える総事業費を使って、有福温泉の入り込み客を令和4年度中に今の2倍に戻して、にぎわいの回復と地域の活性化を図るとしています。この中で私が大変不思議に思うのは、有福温泉活性化としているのに、この11事業の中に温泉リゾート風の国への、株式会社第一ホテルマネジメントの支援が含まれております。その支援も、一番金額の多い2億2,000万円も補助されております。私は審議の中で、有福温泉の源泉かけ流しの魅力、岩の割れ目から吹き出る温泉の魅力や大仏殿、薬膳や湯治場として発達してきた有福温泉の歴史、原爆療養所として利用してきた数々の説明が語られなかったことは非常に残念であります。 今回の有福温泉活性化事業の実証や市民参加の説明会も含め、今後私は江津市議会としても検証に取り組む必要があるのではないかと考えています。江津市民と地域住民を中心とした有福温泉の再開発をするために、私はいろんな方法があるのではないか、先ほど行われた内覧会や市民説明会の開催やイベントの在り方、地元で生まれた文化と営みを本当に大切にして、豊かな自然のエリアと財を市民の皆さんの周知、理解、地域住民との協働が進んで市民生活を守ることを第一にした補正予算にしなければならないと思っています。本当に困っている方に支援が届かなくなっているのではないか、また今回の各旅館の改修工事によって江津市内の業者がどのように関わって、市内事業者の経済の循環がどのようにされたのか、こういう説明は一切ありませんでした。さらに、新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の使い方が事業内容からしても不十分であることや、市民の納得のいける説明はありませんでした。そして、有福温泉地域はレッドゾーンの指定がされており、今後の再開発に対する説明も不十分でありました。また、民間事業者への補助金を別の事業で行うとの説明がありましたけれども、方向性ははっきり示されませんでした。また、地域住民へのいろいろな支援についての説明もありませんでした。私は、さらなる地域住民への支援が求められてると思います。このように見てみますと、建物の改修ありきで、今まで長年有福温泉開発をされた総括や反省に立った有福温泉活性化事業となっておらず、今までの繰り返しになるのではないか、このように危惧されております。 最後に、私は、江津市議会の役割というのは非常に重要であります。この事業を決定すると同時に市議会の責任が発生をいたします。大事な税金を使って市民の命と健康を守り、市民要望にこそ応えるべきではないかと思います。江津市政は、物価高やコロナ禍で困っている市民にもっともっと寄り添って暮らしを守る防波堤の役割を果たすべきではないでしょうか。 以上のことを指摘して、討論を終わります。 ○議長(藤間義明) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番坂手議員。              〔7番 坂手洋介 登壇〕 ◆7番(坂手洋介) 新政クラブの坂手洋介です。 議案第37号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 今回の補正予算は、当初予算編成後、県補助金などが確定した事業や新型コロナ感染症対策費などを計上しています。新型コロナ感染症対策費として、第2回目のごうつ地域応援券事業や路線バスの交通系ICカード事業などがあります。また、有福温泉活性化事業は、江津市の地域が一体となった観光地の再生、観光サービスの高付加価値化事業補助金でございます。さらに、継続して実施している農業振興における農業担い手育成事業など本市の課題、実情に合った予算であり、必要な予算であると考えております。 よって、私はこの議案第37号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)に賛成するものでございます。御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(藤間義明) 次に、議案第38号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず議案第37号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第37号令和4年度島根県江津市一般会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(藤間義明) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第38号令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 委員会継続審査調査付託について ○議長(藤間義明) 日程第6、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長、総務民生委員会委員長及び建設経済委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続調査を行いたいとの申出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務民生委員会 新図書館に関する調査 (仮称)西部統合小学校に関する調査 江津市土地開発公社に関する調査〇建設経済委員会 水産業の振興策に関する調査 旧庁舎に関する調査 災害対策に関する調査              ……………………………………… ○議長(藤間義明) お諮りいたします。 委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤間義明) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(藤間義明) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、議事録作成に当たり、本会議における発言について一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして令和4年第2回議会定例会を閉会といたします。              午後2時47分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会臨時議長              江津市議会議員              江津市議会議員...