江津市議会 > 2022-03-01 >
03月01日-01号

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  1. 江津市議会 2022-03-01
    03月01日-01号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 4年 3月(第回)定例会               令和4年第回議会定例会                 議事日程号令和4年3月日(火)午前10時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程 会議録署名議員の指名第2 会期の決定   諸般の報告第3 所信表明演説第4 同意第 号 監査委員の選任について第5 同意第 2号 功労者の選定について第6 同意第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について第7 報告第 号 専決処分報告について第8 承認第 号 専決処分報告について第9 議案第 号 江津市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 2号 江津市課設置条例の一部を改正する条例制定について   議案第 3号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 4号 江津市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の制定について   議案第 5号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第 6号 江津市集会施設及び研修施設設置条例の一部を改正する条例制定について   議案第 7号 江津市波子駅会館等の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について   議案第 8号 江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について   議案第 9号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について   議案第10号 江津市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について   議案第11号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第2号 市道の路線の認定について第11 議案第3号 令和4年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて   議案第4号 令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて   議案第5号 令和4年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて   議案第6号 令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて   議案第7号 令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて   議案第8号 令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて   議案第9号 令和4年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(4名) 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子7 番  多 田 伸 治             8 番  山 根 兼三郎9 番  森 川 佳 英             10 番  藤 間 義 明11 番  森 脇 悦 朗             12 番  石 橋 孝 義13 番  河 野 正 行             14 番  藤 田   厚15 番  田 中 直 文             16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕顧問      村 上 郁 夫          総務部門参事  崎 間 茂 理総務課長    佐々木 章 夫          総務課主査   西 本   弘財政課長    山 中 祐 二          社会福祉課長  大 石   勤市民生活課長  小 瀧 陽 夫          商工観光課長  三 木 和 彦建設部門参事  宗 近 成 泰          建築住宅課長  山 本 雅 夫上下水道部門参事坂 根 広 晃          教育長     田 中 利 徳学校教育課長  中 川   稔          監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   原 田 佳代子              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時分 開会 ○議長(永岡静馬) おはようございます。 これより令和4年第回議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第 会議録署名議員の指名 ○議長(永岡静馬) 日程第、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、江津市議会会議規則第88条の規定により議長において指名いたします。 7番多田議員、11番森脇議員。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(永岡静馬) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月18日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日から3月18日までの18日間と決定されました。 次に、諸般の報告をいたします。 それでは、お手元に配付しております令和4年第回議会諸般の報告を御覧ください。 令和3年第7回議会定例会以降開催され、私または代理が出席いたしました主な行事、会議等について記載をいたしております。なお、昨年末からの新型コロナウイルス感染症の変異株、いわゆるオミクロン株による再拡大により、島根県をはじめ多くの都道府県でまん延防止等重点措置区域となるなど、書面会議や書面審議の方法で変更されて開催されております。その中で特に皆さんにお伝えしておきたい部分についてお話をしておきます。 ページの中段を御覧ください。 2月2日、全国市議会議長会理事会評議委員会合同会議についてであります。 昨年に続き、今回も書面開催で行われ、その中でオンライン委員会に関する条例等の改正については、新型コロナウイルス感染症の拡大が地方議会の活動に大きく影響を与えている中、今後地方自治法の改正により、地方議会におけるオンラインの方法による本会議や委員会の開催が制度化されたときには、本市議会においても、委員会条例会議規則の改正など適時対応できるよう議論、検討が必要であると改めて感じたところであります。 その他の事項につきましては、お目通しをお願いいたします。 なお、記載をしております会議の資料等につきましては、事務局で保管しておりますので御覧ください。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 所信表明演説 ○議長(永岡静馬) 日程第3、所信表明演説について市長の発言を許します。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 令和4年第江津市議会定例会が開催されるに当たり、諸議案の提案に先立ち、当面の市政運営に対する私の基本的な考え方を申し述べさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルスワクチン接種の状況についてです。 本市では、9割を超える人が2回目のワクチンを接種されています。3回目の接種は、12月から医療従事者を対象に開始しました。そして、一般の方々の接種については、年齢に関係なく2回目の接種完了後6か月目から接種できるように体制を整備し、順次御案内をしています。また、来週の7日以降は、5歳児から11歳児までのワクチン接種を市内の小児科で開始いたします。今後とも、新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、医療機関の御協力を得ながら、着実かつ迅速に実施してまいりたいと考えています。 続いて、現在までの新型コロナウイルス感染状況についてです。 本年1月から、浜田保健所管内においてもオミクロン株による感染が確認され、本市においても1月から2月末にかけて179人の感染者が確認されています。また、1月16日には本庁舎に勤務する市職員の感染が確認をされました。市民の皆様には大変御迷惑をおかけいたしましたが、感染防止の措置を実施するため、2日半にわたって市役所本庁舎臨時休業をいたしました。現在、本市においては感染者数が落ち着いてきていますが、引き続き感染症防止対策に取り組んでまいります。なお、本市を含め島根県では、1月27日から2月20日までまん延防止等重点措置の適用を受けていました。市民の皆様には、感染症防止対策に御協力をいただき、深く感謝を申し上げます。 次に、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う小・中学校臨時休業について御説明いたします。 本市では、島根県知事の要請に基づき、令和4年1月22日から1月31日までの間、市内の小・中学校臨時休業といたしました。臨時休業期間中の児童・生徒の学習等の対応につきましては、タブレット端末を活用した遠隔授業やタブレットドリルの活用、学習プリントの配付などの対策を講じたところです。こうした対応には、様々な課題や問題が存在したことは否めませんが、感染拡大に対しては一定の歯止めをかけることができたと認識しています。 また、臨時休業によって授業の遅れ等が懸念されていましたが、各学校では新型コロナウイルス感染拡大への対応をあらかじめ想定しながら授業を進められており、このたびの臨時休業による影響は少ないと伺っています。 なお、臨時休業の期間において、小学校年生から3年生で保護者が医療機関などにお勤めのため、どうしても休むことができない場合の対応として、学校及び放課後児童クラブにおいて居場所を確保したところです。 コロナ禍の中で、不安を抱えながら学校生活を送る子供たちと御家族のことを思いますと、とても胸が痛みます。子供たちの健やかな成長と充実した学校生活を守るため、今後とも感染防止対策や学習支援の取組を推進してまいります。 続いて、子育て支援施策についてです。 核家族化が進む地域社会にあって、近所や地域に頼りにできる相談相手がいないという子育て中の家庭は少なくありません。このような状況にあって、本市では、妊娠期から子育て期にわたる様々な課題に対応できる切れ目のない政策を展開をしています。 例えば、済生会江津総合病院産婦人科の医師や助産師と市の保健師は、毎月連絡会議を開催し、市内の様子に関する情報共有を行っています。これにより、妊娠期から産後までの女性一人一人に寄り添い、支えることができる体制の構築が進んでいます。また、市内助産院における産後ケア事業では、母親の休息や体調管理、赤ちゃんのお世話など、出産後の様々な不安の解消を進めています。 全市的には、江津市子育てサポートセンター、保育所、子育て支援センター、警察署、地域の子育てサロンなどの子育て関係機関による連絡会を毎月開催をいたしております。この連絡会では、地域の子育て情報の収集や情報交換、子育てに関する課題の共有、対策や解決方法の検討に努め、地域全体で子育て家庭を支えることを目指しています。子育て中の御家庭からは、各機関等の職員とお互いの顔が見える関係があることによって、子育てのしやすさを感じることができるという御意見がたくさん寄せられています。 加えて、子育て世代経済的負担軽減を図るため、今年度から小学生の医療費に対する助成を行っています。来年度は助成の対象範囲を中学生までに拡大し、さらなる経済的な支援を進めていく予定です。このことについては、さきの12月議会で条例改正について御承認いただき、新年度予算において所要額を計上しています。具体的には、これまで3割であった医療費負担割となり、さらに医療機関ごとの一月当たりの上限額が通院1,000円、入院2,000円となることで、経済的な負担軽減の一助になればと考えています。 次に、有福温泉の再生についてです。 まず、既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業進捗状況について御説明いたします。 事業の核になる施設の一つであるセントラルキッチンは10月日にオープンしています。旅館ぬしや、三階旅館、よしだや旅館、風の国は、それぞれの改修工事を既に完了をしています。また、旧樋口旅館を活用した宿泊施設及び有福カフェの整備、さらにはわたずや旅館の整備につきましては進捗に遅れが生じていますが、日程を調整しながら開業に向けた改修が引き続き進められています。そして、旧樋口旅館並びに旧小川屋旅館の解体工事についても、建物の解体はほぼ終了しております。 一方、ソフト面では、事業に携わる事業者で組織する有福温泉振興会が中心となって取り組んでいます。そうした中、昨年の12月には、有福温泉の新しいロゴの作成や専用サイトの開設、さらにはプロモーションビデオの配信を行っています。また、今年の2月にはリーフレットの作成やテレビコマーシャル、SNSでの広告を始めています。 有福温泉ににぎわいを取り戻すためには、まだまだ多くの課題が山積しています。今後も、目の前の課題を一つずつ地道に解決しながら、1,360年余の名湯、温泉地の歴史が途絶えることがないよう手を尽くしてまいります。 次に、サテライトオフィス等の整備についてです。 地方創生テレワーク交付金を活用した地場産業振興センターサテライトオフィス及びコワーキングスペースの改修工事は、3月中頃に完了する予定です。また、入居いただく企業の誘致については、現在複数の企業と交渉を進めており、既に3つの企業と4月入居に向けた契約の詰めをしているところです。一方、市内事業者によるサテライトオフィスの整備については3月末に改修工事を完了し、既に社の入居が内定しています。引き続き、本市の重点課題である多様で魅力ある雇用の場の創出に向け、サテライトオフィスへの企業の誘致活動を推進してまいります。 続いて、江の川治水対策進捗状況及び治水とまちづくり連携計画、いわゆる江の川中・下流域マスタープランの策定状況についてです。 江の川中・下流域マスタープランについては、国の江の川流域治水推進室において、今年度末の策定に向け鋭意作業が行われており、昨年末にはその素案が公表されたところです。そして、昨年12月24日から本年1月31日まで、素案に関するパブリックコメントを実施され、現在はパブリックコメントに寄せられた意見の内容を精査されています。 こうしたことに加え、本市においては山陰、山陽を結ぶ基幹道路である国道261号の冠水対策や堤防整備箇所における内水対策について一定の方向性を示し、さらなる事業の加速化を図るため、これらの課題が素案に反映されることを目指して、関係各所との調整を進めているところです。整備方針未策定の地域については、説明会の開催等が難しい状況にありましたが、先般、まん延防止等重点措置適用対象地域から島根県が解除されたことを受け、改めて意向把握に努め、合意形成を図ってまいります。なお、整備方針が決定した地区においては、事業を推進するため、引き続き関係機関及び地元との調整に取り組んでまいります。なお、そうした中、島根県におかれては、大型のポンプ車、約7,000万円をかけて整備することとされ、もう既に発注をされております。このポンプ車については旧桜江消防署跡を解体をし、ここへポンプ車の倉庫、これを建設したいというふうに考えておりまして、このことについては肉づけ予算で計上をさせていただきたいと考えています。 続いて、旧市庁舎の今後の在り方についてです。 旧市庁舎につきましては、昨年11月14日と21日に市内4か所でタウンミーティングを実施し、様々な御意見をいただいたところです。また、コロナ禍に鑑み、停止していた各種の行動調査を昨年末から開始をしています。この調査によって、耐震化と併せた改修を実施した場合、利用年限を明らかにすることとしています。その結果、再利用が困難と判断される場合は、解体に要する概算費用や跡地利用について検討することとなります。一方で、一定期間の利用年限が示された場合には、これは公共的な利用方法だけではなくて、改めて民間の活用ニーズについても調査を行うことも選択肢としながら、江津市にとっての最善の活用策を様々な観点から検討する必要があると考えています。 また、旧市庁舎の在り方についてより多くの市民の皆さんに関心を持っていただくため、内部の見学ができるように今準備を進めているところです。そして、できるだけ早い時期に市の具体的な考えを市民の皆さんにお示しをしたいと考えています。 次に、水道事業についてです。 近年、水道管の老朽化による漏水事故が全国的に起きています。本市におきましては、令和2年度末時点において、法定耐用年数の40年を超えている水道管は48.8キロメートルで、老朽化率は12%となっています。そうした中、現在、江津市水道事業経営戦略に基づき、計画的に水道施設の整備を行うこととしており、令和4年度の設備投資については、漏水の多い老朽管の布設替え、重要給水施設へ送る橋梁添架管の耐震化、公共工事の施工に伴う配水管の移転補償工事などを予定をしています。 一方、今後の水道経営は、給水人口の減少によって収益の増加が見込めない厳しい状況にあります。このため、計画的な施設の更新、経営の効率化に取り組み、安全で安定的な水道水の供給を図ってまいります。 次に、下水道事業についてです。 令和4年度公共下水道事業特別会計の当初予算について、建設改良費処理場整備が終了したことから汚水管渠整備に重点的な投資が可能となりました。このため、収益性の高い地区について、面整備をより一層推進してまいります。また、農業集落排水事業特別会計の当初予算における予算総額は、対前年度比で63.3%の増となってます。これは八戸川災害関連事業において、桜江町今田地内のかさ上げに伴う支障移転工事費、供用開始後20年が経過して機械設備の老朽化が著しい桜江中央地区と川越地区の両処理施設に国庫補助事業を導入した大規模改修を行うことによるものです。この事業は、農業集落排水機能強化対策事業として、令和4年度から3年間行う予定としています。なお、令和4年度は川越集落排水処理施設緊急通報装置更新工事費を計上しています。 下水道事業の経営面においては、人口減少による収入の減少、機器の老朽化による維持管理費用の増大など、今後も厳しい経営が予想されます。こうした中、経営や財務状況の透明化や安定した経営を可能とするため、令和5年4月の公営企業会計への移行に向けた準備を進めています。また、今後の下水道整備の在り方についても、併せ検討をしてまいります。 次に、行財政改革についてです。 本市では、平成23年度より第5次行財政改革大綱を延長する形で行財政改革に取り組んでおり、次期行財政改革については新庁舎移転後に検討することとしていました。 第5次行財政改革では、コスト、時間、人数の削減といった量的な削減に主眼が置かれていましたが、第6次となる行財政改革については、デジタル技術を活用したスマート自治体の実現など、質的な改革が必要となっています。現在、Society5.0への変革、あるいはデジタルトランスフォーメーションといった視点での自治体改革が国から示されており、自治体DXの推進の名の下、各自治体が重点的に取り組むべき事項が明らかにされています。今後は、デジタル技術を活用し、行政事務の効率化や市民サービス利便性向上を図るため、仕事の流れや仕組みを大きく変革する取組を推進することとなります。 このような点を踏まえ、今年度を次期行財政改革の準備期間と位置づけ、市役所内部の機運醸成や基礎知識の習得を目指した職員研修の開催に加え、内部事務の効率化や市民サービスの向上などの行革テーマについて、若手、中堅職員による3つのワーキンググループを設置し、情報収集、調査研究を進めているところです。令和4年度は、引き続き調査研究を行うほか、具体的な取組内容を精査し、新たな計画を策定する予定としています。 次に、令和3年度補正予算についてです。 このたびの補正予算の主なものは、市債の繰上償還を行うための予算約10億7,000万円を計上をしています。これは、令和元年度に実施した約9億3,000万円に引き続き実施するものです。このことについては、新庁舎建設事業防災行政無線デジタル化、さらには光ファイバ網の敷設などの財源として多額の市債を発行したことや、財政の健全化、さらには今後予定される事業により発行される額を考慮した上で、後年度の公債費負担の平準化を図る観点から予算措置したところです。そのほか、コロナ対策経費授業用大型モニター更新費などを計上してます。その結果、補正後の額を182億円余とするものです。 次に、令和4年度当初予算についてです。 令和4年度は、前年度に引き続き新型コロナウイルス感染症への対応を最優先としつつ、本市の最重要課題である人口減少対策の推進に重点を置き編成をしています。 今春の市長選を控え、骨格予算として編成した予算ではありますが、本市が抱える諸課題に対応するため計画的に実施している事業などもあるため、予算規模は154億円余とほぼ平年並みとなっています。 具体的には、新型コロナウイルス感染症への対応としてはワクチン接種費用のほか、保育所、放課後児童クラブなどの施設の感染対策に係る経費を計上してます。また、重要課題である人口減少対策については、新規事業はありませんが、これまで積み重ねてきた事業を継続していくことが重要であり、そうした観点に立って予算編成を行っています。 新たな予算としては、デジタル化を推進しながら効率的にサービスを提供する次世代の自治体行政を目指し、国が強力に推進する自治体DX、いわゆるデジタルトランスフォーメーションによるスマート自治体の実現を図るための経費を計上しています。 そのほか、川越地域コミュニティ交流センター建設費渡津小学校校舎外壁改修工事並びに令和3年に発生をした那賀東部広域農道波子農免道災害復旧工事、さらには第2江津中央団地整備事業などを計上をしています。なお、第2江津中央団地整備事業については、補助裏は交付税措置のない地方債しか充当できないところから一般財源で手当てをいたしております。 また、予算編成においての基本的な考え方として、市債発行額元金償還額を上回らないことを念頭に、令和4年度においても、元金償還額が約21億円に対し、市債の発行額は約10億円となり、前年度に引き続き市債残高の抑制に努めています。 一方、基金残高については、令和3年度末及び令和4年度末とも、令和2年度末と同程度になるものと見込んでいます。具体的には約54億円程度になろうかと思います。 また、主な財政指標となる実質公債費比率は令和2年度が12.9%、令和3年度が12.2%、そして令和4年度見込みが11.2%となる予定です。今後も引き続きしっかりとした将来推計を行い、健全な財政運営に努めてまいります。 なお、特別会計5会計につきましても所要の額を計上をしています。 最後に、本市が抱える様々な課題についてです。 本市では、西部、東部両地区の学校統合、新たな図書館の建設、また本市の医療の中核である済生会江津総合病院の存続や校舎の老朽化が進む石見智翠館高等学校など、一筋縄ではいかない大きな課題が数多く残っています。さらには、その役割をほぼ終えた土地開発公社や土地改良区をどのようにするのかについても今後考えていく必要があります。 こうした問題を解決していくためには、既成概念にとらわれることなく、柔軟な考え方の下、逃げることなく正面から取り組んでいく必要があります。私は、そうした考え方の下、市民一丸となって取り組めば、財政の健全化を損なうことなく、必ずやその道筋は開けてくるものと確信をいたしております。 以上、令和4年度における主要な施策の取組に併せ、本市が抱える諸課題について申し述べました。引き続き、一歩ずつ着実に歩みを進め、人口減少にあらがいながら持続可能な市政運営に努め、第6次総合振興計画のスローガンである「小さくともキラリと光るまち・江津」を目指し、全力を挙げて取り組んでまいります。どうか議員並びに市民の皆様におかれては、より一層の御理解そして御協力をお願いを申し上げます。 なお、今議会に提案しています予算を含め諸議案につきましては、各担当参事、課長より説明いたさせますので、何とぞよろしく御審議のほどをお願いを申し上げ、私の所信表明とさせていただきます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 同意第号 監査委員の選任について ○議長(永岡静馬) 日程第4、同意第監査委員の選任についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(永岡静馬) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第監査委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。 監査委員の森崎延正氏は、令和4年3月19日をもって任期満了となりますが、財務管理、経営管理について経験が豊富で識見が高く、監査委員として適任でありますので、引き続き任命いたしたく提案するものであります。よろしく御同意のほどをお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところでありますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、同意第号を採決いたします。 本案に同意されることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、同意第監査委員の選任については、原案に同意することに決しました。 この際、しばらく休憩といたします。              午前10時39分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(永岡静馬) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 同意第2号 功労者の選定について ○議長(永岡静馬) 日程第5、同意第2号功労者の選定についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕
    ○議長(永岡静馬) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第2号功労者の選定について提案理由の説明を申し上げます。 流時博氏、田中隆氏、藤田和良氏、山本光人氏、二上正男氏、大江英治氏は、長年にわたり消防団員として消防の使命に尽瘁し、住民生活の安定に寄与され、その功績は誠に顕著なものがあります。よろしく御同意のほどをお願いをいたします。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところでありますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、同意第2号を採決いたします。 本案に同意されることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、同意第2号功労者の選定については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 同意第3号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(永岡静馬) 日程第6、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 職員に朗読いたさせます。              〔職員朗読〕 ○議長(永岡静馬) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第3号人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の説明を申し上げます。 人権擁護委員の大原康敬氏は、令和4年6月30日をもって任期満了となりますが、人権問題に関して深い見識を持っておられ、人権擁護委員として適任者でありますので、引き続きその候補者として推薦するものであります。よろしく御同意のほどをお願いを申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところでありますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、同意第3号を採決いたします。 本案に同意されることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦については、原案に同意することに決しました。 この際、しばらく休憩いたします。 再開は午前10時55分といたします。              午前10時47分 休憩              午前10時55分 再開 ○議長(永岡静馬) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 報告第号 専決処分報告について ○議長(永岡静馬) 日程第7、報告第専決処分報告についてを議題といたします。 本報告に対する説明を求めます。 三木商工観光課長。              〔商工観光課長 三木和彦 登壇〕 ◎商工観光課長(三木和彦) おはようございます。 報告第号について提案理由の説明を申し上げます。 報告第号損害賠償の額の決定及び和解につきましては、車両事故について損害賠償の額が決定し、和解したことによるものです。よろしく御了承のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 報告第号は、地方自治法第180条第2項の規定による報告でありますので、御了承をお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 承認第号 専決処分報告について ○議長(永岡静馬) 日程第8、承認第専決処分報告についてを議題といたします。 本報告に対する説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長(山中祐二) おはようございます。 承認第号について提案理由の説明を申し上げます。 承認第号専決処分第16号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第12号)は、国の補正予算に伴う給付金給付事業及びサテライトオフィス等整備推進事業に係る補正になります。 歳入歳出それぞれ6億3,361万2,000円を補正し、予算総額を176億88万3,000円としております。 歳入につきまして、国庫支出金は、各種給付金事業に係る国庫補助金です。市債は、サテライトオフィス等整備推進事業の財源として借入れを行うものです。 次に、歳出につきましては、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金、子育て世帯臨時特別給付金及びサテライトオフィス等整備推進事業に係る費用を計上しております。 以上で説明を終わります。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入ります。 承認第号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 補正予算案のうち、計上されている住民税非課税世帯への10万円の給付についてですが、このうちもう既に住民税非課税と確定している世帯は、そういう給付がされますというような案内はされてるんですが、そうでない家計急変世帯については、まだ確定していないというようなことで、積極的な手続が必要となるというようなことになっています。ただ、今確定申告が進められており、ここが非課税になるかどうかというのは明確に、間もなく分かるというようなことになります。その確定した段階で、まだ申請をしていない家計急変世帯について改めて、今既に確定している非課税世帯と同じく案内、通知というようなものが必要になるんじゃないかと思うんですが、そういったことは検討されるんでしょうか。 ○議長(永岡静馬) 大石社会福祉課長。 ◎社会福祉課長(大石勤) 基本的には、この給付金につきましては、令和3年度の課税状況を基に実施されるので令和4年の課税状況については関係はございません。したがって、今回の確定申告で新たに非課税世帯になった方について、その原因も新型コロナに起因するかどうかも分かりませんので、個別に案内を送ることは考えておりません。ただし、十分な周知は必要と思いますので、市広報で制度が始まった2月号から申請期限の9月まで毎月掲載するとともに、市のホームページで周知をしていきます。対象と思われる方は申請していただきたいと思っております。 ○議長(永岡静馬) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) あわせて、補正予算の中にはサテライトオフィスの地場産センターの改修というようなものも計上されています。ただ、これが地場産センターの改修ということで、3部屋の分が計上されているんですが、先ほどの市長の所信表明でも、まだその地場産センターに入居されるかどうかというものは、契約の詰めの段階にあるとは言っても確定はしていないということです。そういった状況で3部屋をさらに改修するというようなものが、意図としてどうなのかと。これは12月での専決で決まっていると、その辺の時期と併せてどういうふうに考えておられるのかというところを伺っておきます。 ○議長(永岡静馬) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) まず、11月の時期というところから説明させていただきます。 サテライトオフィスに誘致している企業様と、この事業が始まったときから様々なところで誘致活動を進めてまいりました。できれば12月議会のところで御説明させていただければよかったんですけれども、まだそこまで詰めもしておらず、12月の末頃に正式に企業さんのほうからそういうお話をいただいた、そこでなかなか申し訳ございません、12月議会のところでは説明ができませんでした。 それと、市長が先ほど説明申し上げましたが、まだ3つの企業と4月の入居に向けて契約を詰めておるところですという説明をさせていただきました。この3つの企業さんにつきましては、4月から入居したいという意向を示されておりますので、4月に入居できるような形で整備を進めたいというところで専決予算を組ませていただいております。3月議会でやりますと、整備が4月には間に合いませんので入居はできない、3月議会でやりますと7月か8月ぐらいに整備が終わりますので、それでは時期が遅いというところで専決をさせていただいたというところです。よろしくお願いします。 ○議長(永岡静馬) よろしいですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) それでは、本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、承認第号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、承認第専決処分報告については、報告のとおり承認されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第 号 江津市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 2号 江津市課設置条例の一部を改正する条例制定について      議案第 3号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 4号 江津市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の制定について      議案第 5号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第 6号 江津市集会施設及び研修施設設置条例の一部を改正する条例制定について      議案第 7号 江津市波子駅会館等の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について      議案第 8号 江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について      議案第 9号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について      議案第10号 江津市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第11号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第9、議案第号江津市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について外10件を一括議題といたします。 本条例議案11件に対する提案理由の説明を求めます。 佐々木総務課長。              〔総務課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎総務課長(佐々木章夫) それでは、議案第号から議案第11号までの条例議案11件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第号江津市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定については、消防団員確保対策として、消防庁長官より、非常勤消防団員の報酬等の基準が示されたことを受け、本市消防委員会に対し消防団員の処遇改善について諮問を行い、その答申結果に基づき、所要の改正を行うものです。 議案第2号江津市課設置条例の一部を改正する条例制定については、江の川治水対策推進に向けた体制づくりのため組織の見直しを行い、併せて一部の課の所掌事務について所要の改正を行うものです。 議案第3号会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、地方公務員等共済組合法の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第4号江津市地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の制定については、令和4年4月日から浜田市が地域包括支援センターを外部委託することに伴い、江津市及び浜田市のそれぞれが設置者になる必要が生じたため、本市においても地域包括支援センターの基準等を定める条例を制定するものです。 議案第5号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、国民健康保険法及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第6号江津市集会施設及び研修施設設置条例の一部を改正する条例制定については、市山多目的研修施設の機能廃止により、所要の改正を行うものです。 議案第7号江津市波子駅会館等の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、アクアスの開館に合わせて、波子地区の活性化と地域住民のコミュニティ活動等を行うことを目的に設置した波子駅会館は、JR乗車券等の委託販売業務が今年度末をもって終了することから施設の役割は終了するために、本条例を廃止するものです。 議案第8号江津市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定については、島根県企業立地促進条例の一部改正と過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の執行に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第9号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定については、サテライトオフィス等の整備に伴い、利用促進や利便性向上に資する会議室等以外の利用料金について定めるものです。 議案第10号江津市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定については、道路構造令が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 議案第11号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、長期優良住宅の普及の促進に関する法律が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入ります。 まず、議案第号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 議案第号江津市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について、これは消防団員の処遇改善をするために報酬を変えるというようなものなんですが、実際、基本的な報酬のところでは随分金額が上がっているんですが、この改正では併せて技術報酬を削除しています。それを併せてみると、必ずしも処遇改善にはならないんじゃないかというようなことが考えられます。例えば、消防ポンプ自動車機関員の技術報酬を得ていた人については、これがなくなりますので、報酬そのものが上がっても入ってくるそのものは減ってしまうんじゃないかということになっています。もう一つ、新設の消防資機材管理報償金というようなものが団に入りますので、この辺でカバーされる部分もあるのかなとは思うんですが、その辺どういうふうに考えるべきなのか伺っておきます。 ○議長(永岡静馬) 佐々木総務課長。 ◎総務課長(佐々木章夫) 今御質問の資機材等のことについてでございますが、これについては、今回の処遇改善も含めて全体的に国のほうから基準が示されておりまして、消防団の運営に必要な経費については市において適切な予算措置をするようにということで、こういった形のものをつくるということで江津市の消防委員会のほうに諮問をいたしまして、そうした中でもそれが実態に合ってるだろうということで、今回このような形にするものでございます。 そして、言われました報酬が2つあるのではないかといったようなことですが、その技術報酬は特定されております。この今回の処遇改善に当たりましては、私ども消防団の全組織に対してこういう御説明をしながら各分団長から各団員のほうにも説明して、今のようなお話もきちっとしていきながらやってきたところでございますので、今回の処遇改善につきましては、江津市だけの問題ではございません。全国的に出てる問題です。そういった今までの伝統を今後変えていくというような形で対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(永岡静馬) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) いや、大事なこととして、これから消防団員になろうという人を確保するという意図の上でも、この処遇改善というのは大事になると思うんです。そういう点から考えると、じゃあ実際に今回の体制で報酬が下がる団員がいるのか、いるんだったら人数はどれぐらいになるのか、そこを示しておいていただけますか。 ○議長(永岡静馬) 佐々木総務課長。 ◎総務課長(佐々木章夫) 実態としては下がらないというふうに認識しております。 ○議長(永岡静馬) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) あわせて、この改正を行うに当たって、国のほうからはきちんと報酬が団員のところに直接払われるようにというような通達も出てます。以前、江津市内でも団員ではなくて分団に報酬が行って、そこで止まっている、団員にはきちんと払われていないというようなこともありました。今どうなってるか私も分からんところもあるんですが、これが今後どうなっていくのか、ちゃんと団員のところに届くのか、それとも団で止まってしまうというようなことが今後もあったりするのか、そこを伺っておきます。 ○議長(永岡静馬) 佐々木総務課長。 ◎総務課長(佐々木章夫) 今おっしゃったこと、国のほうからも出ておりました、個人支給にするようにということで。全国的にも調べてみますと、団に報酬が振り込まれてる、私どもも令和3年度、この通達に基づいて詳細に調べていきました。そうすると、団員の入団の際に同意に基づいて団の口座に振り込ませていただいておりました。そういったこともきちんと調べて、これからは、令和4年度からは各個人の口座に振り込むということで、既に口座の届出も今していただいてる状況でございますので、令和4年度からは個人の口座に全て入るということになります。 ○議長(永岡静馬) それでは、議案第2号から議案第11号については、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 議案第号から議案第4号までの4件は総務民生委員会に、議案第5号から議案第11号までの7件は建設経済委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議案第2号 市道の路線の認定について ○議長(永岡静馬) 日程第10、議案第12号市道の路線の認定についてを議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 宗近建設部門参事。              〔建設部門参事 宗近成泰 登壇〕 ◎建設部門参事(宗近成泰) おはようございます。 議案第12号市道の路線の認定について提案理由の説明を申し上げます。 議案第12号市道の路線の認定については、黒松町地内において実施中の山陰道福光浅利道路の建設に伴い、林道黒松線を市道に移管し、市道黒松波積北線として認定するものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 議案第12号は、建設経済委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 議案第3号 令和4年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて       議案第4号 令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて       議案第5号 令和4年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて       議案第6号 令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて       議案第7号 令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて       議案第8号 令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて       議案第9号 令和4年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて ○議長(永岡静馬) 日程第11、議案第13号令和4年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて外6件を一括議題といたします。 本予算議案7件に対する提案理由の説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長(山中祐二) それでは、議案第13号から議案第18号まで一般会計及び特別会計5件の令和4年度当初予算の提案理由の説明を申し上げます。 令和4年度当初予算は、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先としつつ、本市の最重要課題である人口減少対策の推進に重点を置き、編成しております。 それではまず、一般会計から、予算書の3ページをお開きください。 議案第13号令和4年度島根県江津市一般会計予算を定めることについては、第条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ154億3,600万円としております。前年度当初予算との比較では4億1,900万円の増額となっております。 次に、第2条継続費から第4条地方債については、9ページ以降で説明いたします。 第5条一時借入金については、借入れの限度額を40億円に定めるものです。 第6条歳出予算の流用については、給与費に限り、同一款内での流用を認めるものです。 9ページをお開きください。 第2表継続費については、第2江津中央団地整備事業について、令和4年度、令和5年度の継続事業とするものです。 第3表債務負担行為は、債務負担に関する事項、期間、限度額を定めるもので、財務会計システム構築業務委託料及び江津市土地開発公社資金債務保証について設定するものです。 次に、10ページ、11ページ、第4表地方債は、事業との関連等で起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めたものです。 続いて、特別会計です。 12ページをお開きください。 議案第14号令和4年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについては、第条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ31億6,637万5,000円とするものです。 第2条一時借入金については、借入限度額を4億円に定めるものです。 第3条歳出予算の流用は、保険給付費について同一款内での流用を認めるものです。 15ページをお開きください。 議案第15号令和4年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについては、第条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ236万8,000円としております。 18ページをお開きください。 議案第16号令和4年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについては、第条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ8億3,867万9,000円とするものです。 21ページをお開きください。 議案第17号令和4年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについては、第条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ9億1,954万9,000円とするものです。 第2条地方債については、下水道建設事業等に要する起債の限度額等を定めるものです。 第3条一時借入金は、借入限度額を9億円に定めるものです。 25ページをお開きください。 議案第18号令和4年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについては、第条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ3億1,200万3,000円とするものです。 第2条地方債については、農業用排水施設整備事業等に要する起債の限度額等を定めるものです。 第3条一時借入金は、借入限度額を2,000万円に定めるものです。 次に、一般会計について、歳入歳出予算事項別明細書によりその概要を説明いたします。 まず、歳入について、32ページをお開きください。 款の市税、項の市民税は、予算額10億933万円としております。前年度との比較では9,409万3,000円の増収と見込んでおります。 項の2固定資産税も、予算額14億5,974万7,000円で、前年度との比較では3,711万1,000円の増収と見込んでおります。いずれも新型コロナウイルス感染症による影響を考慮した前年度からの見直しなどによるものです。 次に、35ページ、款の10地方交付税、項の地方交付税は、予算額60億5,000万円で、前年度と比べ3億2,000万円の増額としております。普通交付税は、臨時財政対策債への振替額が減額されることにより増額するもので、51億5,000万円を計上しています。また、特別交付税は、令和3年度と同額の9億円を計上しております。 続いて、39ページからの款の14国庫支出金は、歳出の各事業の財源となるもので、歳出事業に合わせ調整しております。 同じく43ページからの款の15県支出金につきましても、歳出事業の財源として調整したものです。 次に、49ページ、款の17寄付金です。 目の総務費寄付金は、ふるさとづくり寄付金です。令和3年度の決算見込みから億円を計上をしています。ふるさとづくり寄付金につきましては、全国から御寄附をいただいており、この場をお借りし、改めてお礼を申し上げます。 50ページの款の18繰入金は、財源不足を基金繰入れで対応したものです。 次に、56ページからの款の21市債は、歳出事業の財源として過疎債などを借り入れるものです。 続いて、歳出について主なものを説明いたします。 まず、款の2総務費です。 63ページをお開きください。 目の14情報システム費です。説明欄の一番下、DX推進事業2,402万2,000円は、自治体DXの重点取組事項である行政手続のオンライン化などによる経費を計上しております。 次に、款の4衛生費です。 76ページをお開きください。 目の保健衛生総務費、説明欄一番下、地域医療支援対策事業2億4,840万6,000円は、引き続き済生会江津総合病院など地域医療を様々な形で支援するもので、運営費補助や医師・看護師確保対策費などです。 続いて、款の6農林水産業費です。 83ページをお開きください。 目の3農業振興費、説明欄一番上、担い手育成対策事業7,540万6,000円は、新規就農者の確保、育成並びに必要な施設等の整備を支援するものなどです。 次に、款の8土木費です。 90ページをお開きください。 目の都市計画総務費、説明欄上から3番目、都市防災総合推進事業億9,830万4,000円は、川越地区における避難所兼地域交流施設の整備費です。 次に、92ページ、目の6市街地整備事業費、説明欄一番上、都市再生整備計画事業2億3,757万5,000円のうち億7,500万6,000円は、第2江津中央団地の整備費です。 続いて、款の9消防費です。 94ページ、目の3消防施設費、説明欄、消防活動充実強化事業6,002万2,000円は、内水対策用の排水ポンプなどの配備に係る経費を含んでおります。 続いて、款の10教育費です。 96ページの目の学校管理費、説明欄上から3番目、小学校教育施設整備事業億3,484万7,000円は、渡津小学校の外壁改修等を行うものです。 最後に、款の11災害復旧費です。 102ページの目の3過年発生農業用施設災害復旧費、説明欄、過年発生農業用施設災害復旧事業2億9,930万円は、令和3年に発生した農道の災害復旧工事費を計上しています。 次に、特別会計です。 120ページをお開きください。 国民健康保険事業特別会計について、現時点では令和3年中の所得が確定していませんので、暫定的な予算編成としています。予算総額の前年度比較は7,207万7,000円の減額としております。これは、前年度において市町村事務処理標準システム導入経費があったことなどによるものです。 次に、144ページ、国民健康保険診療所事業特別会計です。これは、川越診療所の運営費になります。 次に、149ページ、後期高齢者医療事業特別会計です。予算総額の前年度比較では2,913万1,000円の増額としております。これは、広域連合へ納付する負担金等の増額を見込んだものです。 続いて、163ページ、公共下水道事業特別会計です。予算総額の前年度比較は508万2,000円の増額としております。これは、公債費の増額等によるものです。 次に、180ページをお開きください。 農業集落排水事業特別会計です。予算総額の前年度比較は億2,092万4,000円の増額としております。災害関連事業に伴う支障移転工事などによるものです。 なお、給与費明細書などの調書につきましては一般会計、各特別会計ともにお目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 以上で一般会計及び特別会計5件の当初予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 坂根上下水道部門参事。              〔上下水道部門参事 坂根広晃 登壇〕 ◎上下水道部門参事(坂根広晃) おはようございます。 それでは、議案第19号令和4年度島根県江津市水道事業会計予算につきまして提案理由の説明をいたします。 予算書のページをお開きください。 第2条、業務の予定量につきましては、給水戸数を万600戸、年間総給水量を211万立方メートル、日平均給水量を5,780立方メートルと見込んでおります。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入総額を8億5,472万7,000円、支出総額を7億7,920万1,000円としております。 2ページを御覧ください。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入総額を3億927万7,000円、支出総額を6億1,729万4,000円としております。収入額が支出額に対し不足する額3億801万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに当年度分及び過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。 第5条、債務負担行為につきましては、債務負担行為をすることができる事項及び限度額を定めるものであります。 3ページをお開きください。 第6条、企業債につきましては、建設改良事業費の財源として上水道事業債、辺地対策事業債、過疎対策事業債を計上しております。借入限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。 第7条は、一時借入金の限度額を億円に定めるものであります。 第8条は、予定支出の各項の経費を流用することができる場合を定めるものであります。 第9条、議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員給与費8,901万5,000円としております。 次に、4ページを御覧ください。 第10条、他会計からの補助金につきましては、水道事業運営のため、一般会計から繰り入れる額を億7,862万7,000円としております。 第11条は、棚卸資産購入限度額を69万7,000円に定めるものであります。 5ページから8ページまでの予算実施計画につきましては、収益的収支予算及び資本的収支予算それぞれについて、予算科目の目の段階における予定額を記載しております。内容につきましては、後ほど26ページからの予算実施計画明細書において御説明いたしますので、ここでは説明を省略させていただきます。 次に、9ページをお開きください。 令和4年度の予定キャッシュフロー計算書であります。 業務活動、投資活動及び財務活動の3つの分野ごとの資金収支と年度末における資金残高の見込みを記載しております。 次に、10ページから14ページまでの給与明細書、15ページの債務負担行為に関する調書につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 次に、16ページをお開きください。 令和4年度の予定損益計算書であります。 これは、令和4年度予算を執行した結果としての収益と費用の内訳と営業損益、経常損益及び当年度分純損益の見込みを計算したものであります。令和4年度においては5,520万7,000円の当年度純利益が生じる見込みとなっております。 次に、17ページを御覧ください。 17ページから18ページは、令和4年度末の予定貸借対照表であります。 これは、令和4年度末時点における資産、負債及び資本を総括的に表示したものであります。 次に、19ページを御覧ください。 19ページから20ページは、重要な会計方針に係る事項に関する注記等が記載されております。お目通しをお願いいたします。 次に、21ページは令和3年度予定損益計算書、22ページから23ページは令和3年度予定貸借対照表であります。 これは、令和3年度の予算を執行した結果として見込まれる水道事業会計の経営成績及び令和3年度末の財政状態の予定を表示したものであります。 次に、26ページをお開きください。 予算実施計画明細書により、予算の主なものについて説明いたします。 収益的収入及び支出のうち、収入につきましては、款の水道事業収益、項の営業収益のうち、目の給水収益5億5,366万6,000円は、水道料金収入であります。 款の項の2営業外収益のうち、目の3他会計補助金1,595万8,000円は、一般会計からの運営費補助であります。 同じく項の2営業外収益のうち、目の4長期前受金戻入れ億7,173万7,000円は、償却資産の取得及び改良の財源として受け入れた補助金、負担金等の長期前受金のうち、令和4年度の減価償却費見合い分を収益化したものであります。 28ページをお開きください。 収益的収入及び支出のうち、支出につきましては、款の水道事業費用、項の営業費用のうち、目の原水及び浄水費億9,890万3,000円は、江の川水道用水供給事業からの受水費であります。 同じく項の営業費用のうち、目の2施設管理費、節、委託料3,991万4,000円は、主に施設維持管理業務、漏水調査業務及び水質検査業務に関するものであります。 同じく目の2施設管理費、節、修繕費1,890万円は、主に配水管維持補修、機械設備修繕に関するものであります。 29ページをお開きください。 項の営業費用のうち、目の3業務費、節、委託料1,366万5,000円は、主に量水器の検針業務に関するものであります。 同じく節、修繕費1,750万2,000円は、計量法による検定満期となる量水器の取替えに関するものであります。 30ページを御覧ください。 同じく項の営業費用のうち、目の5減価償却費3億1,473万7,000円は、建物、構築物、機械及び装置等有形固定資産及び無形固定資産であるソフトウエアの減価償却費であります。 32ページをお開きください。 資本的収入及び支出のうち、収入につきましては、国庫補助金、他会計補助金、他会計負担金、工事負担金及び企業債について、それぞれ支出との関連において計上したものであります。総額3億927万7,000円を予定しております。 33ページをお開きください。 資本的収入及び支出のうち、支出につきましては、項の建設改良費のうち、目の2送配水施設整備費、節、工事請負費3億4,364万1,000円は、配水管の布設及び布設替え工事、公共工事の施工に伴う配水管の支障移転工事等に関するものであります。 34ページを御覧ください。 項の3企業債償還金、目の企業債償還金2億2,284万5,000円は、主に水道施設の建設改良事業の財源として借り入れた企業債等の元金償還金であります。 以上で水道事業会計予算の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 山中財政課長。 ◎財政課長(山中祐二) 先ほどの議案第17号の説明において、予算書21ページ、借入限度額「4億円」を「9億円」と間違えて説明いたしました。4億円が正当です。大変失礼しました。おわびして訂正いたします。 ○議長(永岡静馬) 本予算議案7件は、予算決算委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(永岡静馬) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。              午前11時41分 散会...