江津市議会 > 2021-12-20 >
12月20日-04号

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  1. 江津市議会 2021-12-20
    12月20日-04号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 3年12月(第7回)定例会               令和3年第7回議会定例会                 議事日程第4号令和3年12月20日(月)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 陳情第 5号 江津市が民の意見をもっと活発に取り上げることを希望する陳情第2 陳情第 7号 燃料資材等価格高騰における中小業者への支援に関する陳情   陳情第 8号 インボイス制度中止を求める陳情第3 陳情第 6号 江津市議会ネット配信を希望する陳情第4 議案第58号 江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について   議案第59号 江津市有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定について   議案第60号 江津市温泉給湯条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第61号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第62号 過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第71号 江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議案第64号 江津市過疎地域持続的発展計画を定めることについて   議案第65号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて   議案第66号 辺地に係る総合整備計画の変更について第7 議案第67号 市道の路線の廃止について   議案第68号 市道の路線の認定について第8 議案第69号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについて   議案第70号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第72号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第11号)を定めることについて第9 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(14名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子7 番  多 田 伸 治             8 番  山 根 兼三郎9 番  森 川 佳 英             10 番  藤 間 義 明11 番  森 脇 悦 朗             12 番  石 橋 孝 義13 番  河 野 正 行             14 番  藤 田   厚15 番  田 中 直 文             16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕総務部門参事  崎 間 茂 理          総務課長    佐々木 章 夫総務課主査   西 本   弘          財政課長    山 中 祐 二社会福祉課長  大 石   勤          市民生活課長  小 瀧 陽 夫商工観光課長  三 木 和 彦          建設部門参事  宗 近 成 泰建築住宅課長  山 本 雅 夫          教育長     田 中 利 徳学校教育課長  中 川   稔          監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   原 田 佳代子              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 ○議長(永岡静馬) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 陳情第5号 江津市が民の意見をもっと活発に取り上げることを希望する陳情 ○議長(永岡静馬) 日程第1、陳情第5号江津市が民の意見をもっと活発に取り上げることを希望する陳情を議題といたします。 本陳情に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 1番坂手議員。              〔総務民生委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長坂手洋介) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第5号について、去る12月13日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 陳情第5号江津市が民の意見をもっと活発に取り上げることを希望する陳情については、本市の広報の在り方を今までの工夫に加えてもう一歩進めるとともに、市民のみならず江津市に関わる全ての人々に分かりやすい、共に動く、協働の江津市を実現していただきたいとのものです。 質疑では、本市への意見は即日に返しているのかとの質疑に対し、即日に回答できないものもあるが、できる限り早急に対応しているとの答弁がありました。 採決の結果、賛成全員により採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、陳情第5号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、陳情第5号江津市が民の意見をもっと活発に取り上げることを希望する陳情は、委員長報告のとおり採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 陳情第7号 燃料資材等価格高騰における中小業者への支援に関する陳情      陳情第8号 インボイス制度中止を求める陳情 ○議長(永岡静馬) 日程第2、陳情第7号燃料資材等価格高騰における中小業者への支援に関する陳情外1件を一括議題といたします。 本陳情2件に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設経済委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長鍛治恵巳子) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第7号及び陳情第8号について、去る12月14日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 陳情第7号燃料資材等価格高騰における中小業者への支援に関する陳情については、島根県に対して軽油引取税免税要件の緩和及び対象事業の拡充を求めるものです。 審査では、地域の事業所から価格高騰について市のほうへ要望、意見はあるのかという質疑に対し、今時点では直接伺っていないとの答弁がありました。 討論では、免税の対象となる事業及び用途は地方税法等の法令で詳細に整備されており、用途拡大についても公平性の観点から難しいとされている。また、道路運送車両法により、自動車登録を受けている機械及び車両は免税の対象から除外されるとなっている。このことから、島根県に対して軽油引取税免税要件の緩和及び対象事業の拡大を求めることはできないので反対との意見に対し、燃料資材等価格高騰市内中小業者の苦境が容易に見てとれる。島根県で法律等の改正が無理であるのであれば、県から国に対して法律改正を求めていくことを要望することもありかと思うので賛成との意見がありました。 採決の結果、陳情第7号は賛成少数により不採択すべきものと決しました。 陳情第8号インボイス制度中止を求める陳情については、政府及び関係機関に対してインボイス制度実施中止を求める意見書の提出を求めるものです。参考人として、陳情者江津民主商工会松田事務局長に出席していただきました。 審査では、インボイス制度が導入されれば市内事業者はどのような影響が出てくるのかという質疑に対し、市内免税事業者課税事業者との取引から排除されるおそれが出たり、あえて課税事業者を選択しても新たな納税負担や煩雑な事務負担が出てきますとの答弁がありました。 討論では、制度導入により消費税透明性公平性及び信憑性といったメリットが期待されます。しかし、今コロナ禍ということで実施は時期尚早で凍結とすべきだとも思いますが、陳情者があくまでも制度中止を求められていることから反対との意見に対し、市内経済に与える影響が大きいこと、新規に事業を考えておられる方の足かせになると思われ、制度中止を求めることは妥当と思われるので賛成との意見がありました。 採決の結果、陳情第8号は賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、陳情第7号に対する賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 陳情第7号燃料資材等価格高騰における中小業者への支援に関する陳情への賛成討論を行います。 陳情は、燃料費の高騰により苦境にある中小業者への支援として、県へ軽油引取税免除対象事業緩和拡大を要望してほしいというものです。 原油価格の高騰により、ガソリンをはじめとした燃料価格が高騰していることは一般の消費者にも重い負担としてのしかかっており、ここにいる皆さんも日々感じていることと思います。しかも、コロナ禍という厄災とも言える状況下で経済が停滞しており、中小業者の経営に与える影響は甚大です。こういった状況にあって、市内経済を下支えしている中小業者を守ることは市民の生活を守る上でも必須です。しかし、委員会での審査では反対すべきものとされてしまいました。今、その中小業者から助けを求める陳情が示されているのに、市議会としてこれに応えないで胸を張って市民の代表と名のれるでしょうか。 委員会での反対意見としては、免税対象は法律で定められているので県に求めるべきではないとの発言がありました。確かに法律で定められていますが、県への要望を国へ免除体制を拡大するよう求めるということにしてしまえば問題ないはずです。さらには、県への要望のほかに市議会として国へ要望することもできるのではないでしょうか。市民の代表として何をするか自ら考え、最善を尽くすべきです。言われたことしかやらないというのではあまりに主体性がなさ過ぎます。そういった観点から、まずは陳情を採択し、その上で陳情者の意向に沿って柔軟に対応すべきです。 市民の暮らしを守ってこその市議会であり、それができないようでは地方自治存在価値が失われるということを申し述べて、陳情への賛成討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 11番森脇議員。              〔11番 森脇悦朗 登壇〕 ◆11番(森脇悦朗) 政友クラブ森脇悦朗です。 陳情第7号について、採択に反対の立場から意見を申し上げます。 反対の理由についてでありますが、軽油引取税課税免除制度について島根県のホームページを確認いたしましたところ、注意書きに、免税の対象となる事業及び用途は地方税法等の法令によって詳細に定義されているとありました。また、他県のホームページではその文言に加えて、県の条例等でその範囲を拡大することが禁止されていますとありましたので、島根県において軽油引取税免税要件緩和対象事業を増やすことを求めてもできないというのが第1の理由であります。 また、一応県に確認いたしましたところ、税の公平性の観点から難しいとされました。これは何を意味するかと申し上げますと、そもそも創設時の軽油引取税道路整備に使用する目的税であったものの、道路整備による恩恵は広く一般に及ぶことから道路の使用に直接関係を有することを認められない場合であっても原則として全て課税の対象としていました。しかしながら、特に政策的配慮の観点から課税免除することが認められる特定の用途に限っては、知事の承認により課税免除が認められていました。平成21年度の税法改正により目的税から普通税に移行されてからは課税免除について特例措置となり、3年ごとに条件が一部変更されながら令和6年3月末まで再延長されている経緯があります。そして、このことは免税事業者である農業者について、例えばナンバーをつけたトラクターなどは道路上を走行することができることから免税軽油を使用することはできません。今回、陳情者の文面には運送業の記載がありますので、運送用トラックにも適用してほしいと推測いたします。しかしながら、上記の理由とともに道路運送車両法第4条の規定により、自動車登録を受けている機械及び車両は免税の対象から除外されています。このことから、もしも道路上を走行するトラック等が免税になりますと、目的税ではないにしても道路整備等について車両を持っていない人にも負担を求めることにつながり、税の公平性が保てなくなるというのが第2の理由であります。 以上の理由から、本陳情の採択に反対といたします。 なお、先ほどの賛成意見にもありましたが、県で無理であるなら県から国へ対して法律改正を求めていくことを要望すべきとの発言がありましたが、それを実現するには趣旨採択をしなければなりません。江津市議会では趣旨採択はできませんので、あえて申し述べておきます。 以上、討論を終わります。 ○議長(永岡静馬) 次に、陳情第8号に対する賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 陳情第8号インボイス制度中止を求める陳情への賛成討論を行います。 陳情は、2023年10月から導入される消費税インボイス制度の導入の中止を求める意見書を国へ提出するよう求めるものです。 インボイス制度が導入されれば、これまで年間売上げが1,000万円未満で消費税の免税となっていた事業者については、現在の区分記載請求書に加えてインボイス登録番号適用税率消費税額が記載された適格請求書、こういったものを発行できないことから、仕入れ卸取引相手から除外される可能性が極めて高く、事業継続が困難となります。それを回避するためには課税事業者となることが求められますが、領収書の保存や記帳、税額計算、そしてインボイスの発行という膨大な事務負担に加え、赤字でも消費税を納めなければならなくなります。 建設経済委員会では、消費者が支払っている消費税を受け取った事業者が納税しないのは益税との意見も示されましたが、これは委員会に来られた陳情者からの参考意見でも述べられたところですが、小規模な事業者の過重な納税協力負担を避け最低生活を保障するよう設けられている制度で、既に判例もあり国税庁も認めているところです。実際、インボイスの対象は中小の小売だけではなく全ての事業者です。一人親方の職人、フリーランスの労働者、果てはシルバー人材センターで生きがいとして働く高齢者も含まれます。日々の経営、労働をようやく継続している市内の中小業者労働者に果たして税理士さえも引き受けられないという事務をこなすことが可能でしょうか、その上に税負担が重くのしかかります。 もう続けられない、これを機に商売を辞めるという未来が容易に想像できます。そうなったときに市内経済がどう動くか。インボイス制度はプラスに働くことはありません。インボイス制度は、陳情が求めるとおり中止すべきです。 市内で様々な事業者の方にお話を伺うと、インボイスという言葉は聞いたことがあるという方や全く知らないという程度の方もかなりおられます。今こんな状況ですが、導入まであと2年足らず。そう遠くない将来、具体的困難が認識され、問題が表面化します。建設経済委員会での審査では不採択とすべきものとされてしまいましたが、いずれ市内でもなぜあのとき止めなかったのか、制度の導入の中止を求めなかったのかというふうな声が上がるでしょう。そんな状況を招かないためにも、インボイス制度の導入は中止せよとの意見書を国へ送る必要があります。 容易に想像できる市民の困難を回避するため、陳情を採択すべきということを申し述べて、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 新政クラブ坂手洋介です。 陳情第8号インボイス制度中止を求める陳情について、反対の立場から意見を申し上げます。 このインボイス制度の導入に当たり、請求書の様式変更、受け取った請求書等記載内容の確認、自社が発行する請求書等の保存など、これまでの業務に加え新たな業務を行う必要があり、事業者事務処理作業は煩雑となり大きな負担となることは理解できます。しかし、インボイス制度が導入される目的は、消費税額を正確に把握し、消費税透明性公平性、信頼性を高めるためであると考えます。導入に当たり、電子取引やデジタルトランスフォーメーションなどの取組が浸透し、電子インボイスなどの利用による省力化が図られなければならないと考えております。 日本商工会議所などは、インボイス制度の導入を当面の間凍結し、中小企業バックオフィス業務デジタル化を大胆に促進すべきであるとの見解を示しております。現在、コロナ禍における経済状況、また国民に対しての幅広い周知や理解の促進など、一旦インボイス制度を凍結ししっかりと準備していくことは必要であると考えています。しかしながら、本陳情はあくまでもインボイス制度の中止を求めるものであります。先ほども申しましたが、消費税透明性公平性、信頼性を高めるために必要な制度であると考え、本陳情の採択には反対します。御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
    ○議長(永岡静馬) 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、初めに陳情第7号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、陳情第7号燃料資材等価格高騰における中小業者への支援に関する陳情は、委員長報告のとおり不採択と決定されました。 次に、陳情第8号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、陳情第8号インボイス制度中止を求める陳情は、委員長報告のとおり不採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 陳情第6号 江津市議会ネット配信を希望する陳情 ○議長(永岡静馬) 日程第3、陳情第6号江津市議会ネット配信を希望する陳情を議題といたします。 本陳情に対する議会運営委員会委員長の報告を求めます。 13番河野議員。              〔議会運営委員会委員長 河野正行 登壇〕 ◆議会運営委員会委員長河野正行) 議会運営委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第6号について、去る12月15日に委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 陳情第6号江津市議会ネット配信を希望する陳情については、インターネットを利用して既存のネット回線を使い、手軽に誰でもスマートフォン等があれば無料で動画配信ができる時代であることからも、ネット配信が実現でき、いつでもどこでも誰でも議会や委員会が傍聴、いわゆる視聴できるよう努力と配慮を求めたものです。 委員からは、ネット配信に当たり今後の予算要求事務局体制に対する意見がありました。 また、現在議会活性化特別委員会でもネット配信に向けての検討、取組の中の課題でもあり、今後も検討を続けるべきとの意見もありました。 採決の結果、異議なく採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、陳情第6号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、陳情第6号江津市議会ネット配信を希望する陳情は、委員長報告のとおり採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第58号 江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について      議案第59号 江津市有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定について      議案第60号 江津市温泉給湯条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第4、議案第58号江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について外2件を一括議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 1番坂手議員。              〔総務民生委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長坂手洋介) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第58号外2件について、去る12月13日に委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第58号江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定については、企業版ふるさと納税を活用して地域再生計画に基づく事業を実施する際、寄附金を受領した年度の事業に充当し、これを超える額を基金に積み立てて翌年度以降の事業費に充てることができるようにするものです。 質疑において、寄附された企業名は公表するのかとの質疑に対し、相手企業の意向を踏まえ、同意していただければ公表するとの答弁がありました。 採決の結果、議案第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第59号江津有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定については、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散による財産移譲に伴い、有福温泉の3浴場を江津市の公の施設として設置するものです。 質疑において、定期券の日曜、祝日の扱いについてはどうなるのかとの質疑に対し、これまでと同様の運営としていくとの答弁がありました。 採決の結果、議案第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第60号江津温泉給湯条例の一部を改正する条例制定については、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散による財産移譲に伴い、有福温泉の泉源から採取する温泉の給湯に関し、泉源の追加を行うものです。 採決の結果、議案第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、初めに議案第58号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第58号江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第59号江津有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第60号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第60号江津温泉給湯条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第61号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第62号 過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第71号 江津市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第5、議案第61号江津国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について外2件を一括議題といたします。 本案に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設経済委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆5番(鍛治恵巳子) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第61号外2件について、去る12月14日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第61号江津国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、健康保険法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の改正を行うものです。 産科医療補償制度が見直され、当該制度の掛金が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられることになりますが、子育て支援の観点から出産育児一時金等の支給総額については42万円を維持するように、出産育児一時金を現行の40万4,000円から40万8,000円に引上げを行うものです。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第62号過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定については、過疎地域自立促進特別措置法が失効し、新たに過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が制定されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 審査において、過去の実績でどのくらいの該当があるのかという質疑に対し、3年間の設備投資の実績を見たが経年劣化による償却資産の更新、今後については申請状況を見ないと分からない。令和3年3月31日までは旧過疎法の適用になる。これに対象になるものは数件あり、令和4年度に対応するとの答弁がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第71号江津乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定については、医療費助成の対象者について新たに中学生を対象者とするため、所要の改正を行うものです。 審査において、今までできなかったことが財政をどうしてやりくりできたのかという質疑に対し、今後の予算編成の中で整理をしていくもので、今の時点で説明はできませんとの答弁がありました。 また、討論では、子育て世帯の負担軽減で大賛成。子供の医療費無料が当たり前となっている。来年の春までにもっと頑張っていただきたいとの賛成討論がありました。 採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、初めに議案第61号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第61号江津国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり可決されました。 次に、議案第62号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第62号過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第71号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第71号江津乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議案第64号 江津市過疎地域持続的発展計画を定めることについて      議案第65号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて      議案第66号 辺地に係る総合整備計画の変更について ○議長(永岡静馬) 日程第6、議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定について外3件を一括議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 1番坂手議員。              〔総務民生委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長坂手洋介) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第63号外3件について、12月13日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定については、地方自治法第244条の2第6項の規定により指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものです。 質疑において、桜江ライスセンター及び江津市乾燥調製施設の指定管理期間が1年なのはなぜかとの質疑に対し、施設の今後の在り方を考える中で統合、廃止を含めた検討を行うため、管理期間は1年としたとの答弁がありました。 討論では、ライスセンター及び江津市乾燥調製施設の統合及び廃止をするならば反対との反対意見がありました。 採決の結果、議案第63号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第64号江津過疎地域持続的発展計画を定めることについては、時限立法の期限を迎えた過疎地域自立促進特別措置法に代わり過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が令和3年4月1日から施行され、過疎地域に指定した本市において新法に基づく過疎計画を策定し、有利な地方債などの各種財政支援措置などの活用を図るものです。 審査の中で、過疎対策事業債から対象外となったソフト事業の扱いはとの質疑に対し、別財源により対応していくとの答弁がありました。 また、計画案に記載されていない事業は過疎債を使わないのかとの質疑に対し、状況に応じてその都度柔軟に対応していくとの答弁がありました。 討論では、過疎債について反対ではないが、もっと事業を明確にし過疎債を有効に使ってほしいので反対との反対討論がありました。 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第65号辺地に係る総合整備計画を定めることについて及び議案第66号辺地に係る総合整備計画の変更については、川越辺地における総合整備計画において田津谷川の堤防改修事業に関連し市道の改良工事を行うもの、また川越浄水系事業についても辺地対策事業債の対象とするため計画を新たに策定するものであり、変更においては桜江浄水系統合事業について計画に記載するものです。 採決の結果、議案第65号及び議案第66号は異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 初めに、議案第63号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 皆さん、こんにちは。日本共産党江津市議団の森川佳英です。 議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定についての反対の立場で意見を申し上げます。 江津市では、江津中央公園、江津市総合市民センター、ミルキーウェイホール、江津市図書館、江津市地場産業振興センター、桜江体育館施設、長谷地区体育館や桜江B&G海洋センター、川越体育館、桜江第1柔剣道場、波積町南地区簡易給水施設、松川町上津井地区簡易給水施設、桜江ライスセンター、江津市乾燥調製施設など9施設を、指定管理者に期日を2022年、令和4年3月末までと決めて任せて運用しています。 この議案第63号では、この指定期間を2026年、令和9年3月末までの施設が7つ、5年間。2023年、令和5年3月末までの施設が2つ、1年間と指定期間を定めるものであります。 先ほど委員長報告がありましたように、指定管理者の指定には公の施設の名称、指定管理者となる法人または団体の名称、指定の期間等についてあらかじめ議会の議決を経なければならないと定めています。 これまで指定期間は原則5年間としてきましたが、今回は桜江ライスセンターと江津市乾燥調製施設の2つの施設だけが1年間とされました。私は、他の施設と同様に5年間とすることを求めます。 質疑の中で、指定管理期間を1年間とする理由は、これらの施設の在り方を考える中で指定管理廃止を含めた検討を行うために指定管理期間を1年にしたと説明をされました。この2つの農業用施設は、農業者や利用者にとってはなくてはならない大切な施設で、持続性、利便性が必要な施設であります。心配されるのは、この2つの施設の指定期間を5年間とすれば議決事項である指定期間に変更が生じる場合に、再度事前に議決を経ることが必要なことが心配されて1年間としたのではないかと考えられます。しかし、この2つの施設は、桜江ライスセンターの設置及び管理に関する条例、江津市乾燥調製施設の設置及び管理に関する条例によって定められ運用されています。指定期間を5年間として施設を運用しつつ、施設設置条例を議会の議決を経て廃止されれば指定管理者の指定に係る法的根拠も失われるので、指定を5年間としても当然無効となります。したがって、指定期間の終期は条例の廃止日となります。 以上のような理由で、今までと同様に全施設の指定管理期間を5年間として運用しても何ら問題はありません。2つの施設の指定管理期間を他の7つの施設と同様に5年間とすることを求めて、討論を終わります。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 12番石橋議員。              〔12番 石橋孝義 登壇〕 ◆12番(石橋孝義) 政友クラブの石橋孝義です。 議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定について、賛成の立場から討論を行います。 本案は、今年度指定期間の満了を迎える9施設の指定管理候補者を指定管理者として決定するため議会の議決が求められたものであります。このうち、総務民生委員会では、江津市乾燥調製施設と桜江ライスセンターの指定期間を1年としていることについて、反対意見がありました。 執行部からは、施設の老朽化、使用状況、県内の状況など様々な観点から検証し、施設の在り方やその方向性を探るため1年としているとの説明があり、これについては必要な検証であり、期間を1年としていることも妥当であると考えられます。 そのほかの施設についても、これまでの管理実績を踏まえ現在の指定管理者が継続して管理運営を行うことは適切であり、これらのことから議案第63号については賛成するものであります。御賛同のほどよろしくお願いします。 ○議長(永岡静馬) 次に、議案第64号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第64号江津過疎地域持続的発展計画を定めることについてへの反対討論を行います。 議案は、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づいて過疎地域に指定された江津市で有利な財源ともなる過疎債を活用するため、向こう5年間でどういった事業に過疎債を充てるのかを定める計画です。 これまで、日本共産党江津市議会議員団としては、過疎債も結局は借金であり乱用は控えるべきと折に触れて申し上げてきました。ただ、これは過疎債の活用そのものを否定しているものではなく、当然ながら必要なものには適宜活用すべきというものです。そういった観点からは、総務民生委員会で市長がこの計画案に反対するならほかの議案にも反対しなきゃならないというような指摘をされましたが、全く的外れです。計画案を定めること、さらには過疎債を活用することに反対しているわけではありません。反対の理由は、今回示されている計画案に具体性がなく、本当に過疎対策として有効なのか不透明なためです。つまり、内容に問題があると、こういうことです。 幾つか指摘したいと思います。 まず、地域間交流の促進では、江津駅前地区の整備は本市の中心市街地を構成する他のゾーンの整備などとも連携、連動させながら重点的な社会基盤の整備を促進し民間投資も誘発させ、人が集い交流するにぎわい空間を形成するというふうに計画案ではされていますが、従来の取組が記載されているにすぎません。そもそも、江津駅前地区では住民からの要望もある国道9号の歩道の整備もままならないのに、社会基盤の整備など進められるのでしょうか。 移住・定住の促進や人材育成では、UIターンの促進がうたわれ、若者にとって魅力ある働き場の確保を上げていますが、都会との賃金格差をどう埋めるのか具体的施策はありません。 農林水産業の振興では、今後の江の川治水の進捗により就農が難しい地域が出ていることは想定されますが、全く触れられていません。ICTの活用に触れてはいるものの、従事者は高齢でそういうものに対応できるかが問題になりますが、専門的人材の育成を図るとしかありません。活用できない人はどうなるのでしょうか。 林業では、森林組合や林業事業者の雇用の拡大を図る取組を支援する。水産業では、UIターン者などの新規就業者の支援と定着の促進、意欲ある担い手の支援を強化するとありますが、対象となる事業は従来からある、効果があったとは言い難いものばかりで、果たして雇用拡大につながるか疑問です。 商工業の振興では、最近はやりのDX推進を促すとされてはいますが、5GやAI活用とあるだけで、どう活用されるのか示されていません。商業の振興でパレットごうつを拠点に中心市街地の活性化と交流促進を図るというふうに記載されていますが、パレットが完成してから既に5年、昨日は日曜日でしたが周辺は閑散としたものでした。そういった現状を見れば、計画案や今後の取組がこれまでとどう違うのかを打ち出す必要があるのではないでしょうか。 また、新規出店にも触れられていますが、これまでの総合戦略なども含めて新規出店された事業者が撤退、閉店に追い込まれている現状から、促進するばかりでなく新規出店者以外も含めた経営への支援を厚くすべきです。 県道及び市道の整備では、落石、冠水の対策を推進するとされています。であるなら、どの程度推進するのかを明示することが市民の安心感にもつながるはずです。 交通確保対策では、これまで日本共産党江津市議会議員団として過去10年以上にわたって指摘してきた生活交通の不備について課題意識が述べられていますが、今さら感あふれる内容です。もっと踏み込んで、どの地域でどういったことが考えられ、どう対策を具体化するのか示すべきです。 集落の整備では、通院や買物の利便性の確保と交通確保対策と重なる部分もありますが、自助や地域での共助で何とかなる問題ではありません。行政として主体的な取組を求めます。 汚水処理施設については、公共下水道の江津西処理区の区域拡大を推進とされています。しかし、これまでの事業は、一般会計からの繰入れも含め莫大な費用をつぎ込みながら、接続は僅かとなっています。区域拡大への住民の合意形成に言及していますが、事業そのものへの市民の合意が得られるのか、施策を見直すべきです。 高齢者福祉では介護人材の離職防止と記載されていますが、必要な対策としては処遇改善が上げられます。そういったことに踏み込めるのか、明確にすべきです。 また、これは看護職等医療従事者の確保でも言えることですが、実際に従事している方に聞き取りを行うなど、本当に求められていることを確認の上でしっかりとした対応が求められます。その医療従事者が働く現場となる公的医療機関としての機能の確保ですが、これまでも済生会江津総合病院には毎年のように2億円、3億円と公費が投入されてきました。しかし、公的医療機関としての機能で必要欠くべからざる住民からの信頼を勝ち取っているという状況にはなっていません。計画では、そういった点への言及もあってしかるべきです。 学校教育などの振興では、ICT教育や通学路の安全性の確保といった点で目標を示して取り組む必要があります。 再生可能エネルギーの利用の推進では、江津市内での発電事業を誇らしげに語っていますが、実際のところ市民にとって直接のメリットはなく、ややもするとデメリットばかりを被っています。今後、気候変動に対する取組は地方自治体にとっても重要な課題となるのは間違いなく、再生可能エネルギーの利用の推進は絶対的に必要な取組となります。だからこそ、市民にとって主体的に運営に参加可能で直接的なメリットも享受できる取組こそ計画に取り入れるべきです。 ここまで、様々計画案の問題点を指摘しました。細々としたことを挙げるともっとあります。本来であれば委員会審査においてただすべきところが十分な質疑ができなくされてしまったため、明確になっていない部分もあると思います。その点については、委員会運営に問題があるということを言わざるを得ません。ただ、この計画案が総合振興計画や総合戦略などを基に設定されていることを考えたとしても、江津市の一番大きな課題と言って過言でない過疎対策がここまでに挙げたように何をするのかも定かでない、本当に効果が上がるのか疑問というようなものでは、到底有効な対策とはなり得ません。取りあえず列挙しておけという程度のものでは本当に市民の要望に応えることはできず、それこそ最初に指摘した乱用したにすぎなくなってしまいます。そういった観点から、計画案は改めて練り直す必要があるということを指摘いたしまして、反対討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 2番植田議員。              〔2番 植田好雄 登壇〕 ◆2番(植田好雄) 市民クラブの植田好雄です。 議案第64号江津過疎地域持続的発展計画を定めることについての賛成の立場から意見を申し上げます。 過疎地域の対策緊急措置法、いわゆる過疎法が10年の時限立法として4次にわたり制定され各種の対策が講じられ、令和3年4月1日から第5次となる過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、いわゆる新過疎法が施行されています。 この法律は、江津市のように人口の著しい減少に伴い地域社会の活力が低下し生産機能や生活環境の整備などの地域間の格差に対して、総合的かつ計画的な対策を実施するために必要な特別措置を講じることで地域の持続的な発展を図り、人材育成、雇用の機会の拡充、住民福祉の向上、地域間格差の是正などに寄与することを目的とされています。それに伴い、過疎地域に指定された本市において江津市過疎地域持続的発展計画を策定し有利な地方債などの各種財政支援措置等の活用を図り、第6次江津市総合振興計画及び総合振興計画の重点プロジェクト、第2期江津市版総合戦略を基本に地域振興活性化、地域医療確保、地域公共交通ネットワーク化、子育て支援、高齢者への福祉、教育文化の振興などを推進し、新たにサテライトオフィス等の整備事業も追加し展開されています。 先ほど委員長報告等にもありましたが、審査では、過疎対策事業債の対象外となったソフト事業は別財源により対応をする、また計画案にない事業は状況に応じて柔軟に対応する等の答弁がなされております。提案に当たっては、県との協議やパブリックコメントの実施など所要の手続を経た上で策定された計画との説明もありました。東京圏など都会地に人口の過度の集中により、大規模災害、感染症などによる被害に対する危険の増大などが深刻化しております。国土の均等ある発展を図るため、過疎地域の担うべき役割は一層重要なものになっております。人口減少対策をはじめ産業振興、医療や福祉、住民福祉の向上、教育、子育て環境の充実など財政力の脆弱な過疎地域といわれる地方自治体にとって不可欠な過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法であり、持続的発展方針に基づく江津市過疎地域持続的発展計画を定めることについて、賛成するものです。御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 議案第65号及び議案第66号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、初めに議案第63号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第64号江津過疎地域持続的発展計画を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第65号辺地に係る総合整備計画を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第66号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第66号辺地に係る総合整備計画の変更については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第67号 市道の路線の廃止について      議案第68号 市道の路線の認定について ○議長(永岡静馬) 日程第7、議案第67号市道の路線の廃止について外1件を一括議題といたします。 本案に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設経済委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長鍛治恵巳子) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第67号及び議案第68号について、去る12月14日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第67号市道の路線の廃止については、旧林道岩滝寺線の一部を市道に移管するのに伴い、市道城下線を廃止するものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第68号市道の路線の認定については、旧林道岩滝寺線の一部区間と廃止予定の市道城下線を含めて、再度市道城下線として認定するもの。江津地域拠点工業団地造成工事に伴い整備された区画内道路を市道東部工業団地7号幹線として認定するもの。江津町地内における都市計画法に基づく民間開発行為による宅地造成事業により整備された道路を上新町団地9号線として認定するもの。 以上、路線を認定するものです。 質疑において、市道として取り込まれる旧林道部分も市道としての基準を満たさなければならないと思うが、今の状況では道路幅員など改める必要があると思うがという質疑に対し、道路幅員等については今後の道路事業の中で検討することになるが、認定に当たっては必要ありませんとの答弁がありました。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、初めに議案第67号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第67号市道の路線の廃止については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第68号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第68号市道の路線の認定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第69号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについて      議案第70号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第72号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第11号)を定めることについて ○議長(永岡静馬) 日程第8、議案第69号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについて外2件を一括議題といたします。 本補正予算案3件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 8番山根議員。              〔予算決算委員会委員長 山根兼三郎 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(山根兼三郎) 予算決算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第69号外2件につきまして、去る12月15日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 初めに、議案第69号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ1億9,335万1,000円を追加し、予算総額を167億9,040万9,000円とするものです。補正の主な内容は、新型コロナウイルス感染症対策費や災害復旧事業費などを計上しています。 まず、現地調査として、有害鳥獣被害対策事業のイノシシ肉加工処理場と現年発生公共土木施設災害復旧事業の市道川戸渡田線の現場確認を行いました。 次に、審査の中で、財産管理費の庁舎建設残土処分工事費について、どこに処分することになっているのかとの質疑に対して、受注業者による自由処分として、特に市から指定した処分場所は考えていませんとの説明がありました。 また、想定していた工事に使えなくなったとの理由はとの質疑に対しては、そもそも土の色が悪く、仮設用道路に持っていったところ事業工区外の方から苦情も出て、やむを得ない状況もありましたとの説明がありました。 現年発生公共土木施設災害復旧事業について、年度内で完了するのかとの質疑に対し、まだ入札も終わっておらず年度内完了は難しいとの説明がありました。 審査の結果、議案第69号について、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第70号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、歳入歳出ともに356万5,000円を追加し、予算総額を32億5,008万5,000円とするものです。補正の主な内容は、一般会計繰入金及び職員人件費等です。 審査の結果、議案第70号について、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第72号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第11号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ1億7,686万2,000円を追加し、予算総額を169億6,727万1,000円とするものです。補正の主なものは、子育て世帯臨時特別給付金給付事業と個人番号カード交付事務費です。 審査の結果、議案第72号について、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく可決すべきものと決しました。 以上、委員長報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、初めに議案第69号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第69号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第70号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第70号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第72号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第72号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第11号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 委員会継続審査調査付託について ○議長(永岡静馬) 日程第9、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長総務民生委員会委員長及び建設経済委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続調査を行いたいとの申出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務民生委員会 西部統合小学校に関する調査 新図書館に関する調査〇建設経済委員会 有福温泉再生計画について 新型コロナウイルスに関する調査(経済状況や支援)について              ……………………………………… ○議長(永岡静馬) お諮りいたします。 委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(永岡静馬) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、会議録作成に当たり、本会議における発言につきまして一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして令和3年第7回議会定例会を閉会といたします。              午後3時20分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会議員              江津市議会議員...