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12月03日-01号

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  1. 江津市議会 2021-12-03
    12月03日-01号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 3年12月(第7回)定例会               令和3年第7回議会定例会                 議事日程号令和3年12月3日(金)午前10時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程 会議録署名議員の指名第2 会期の決定   諸般の報告第3 執行部提出議案について第4 議案第58号 江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について   議案第59号 江津市有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定について   議案第6号 江津市温泉給湯条例の一部を改正する条例制定について   議案第6号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第62号 過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議案第64号 江津市過疎地域持続的発展計画を定めることについて   議案第65号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて   議案第66号 辺地に係る総合整備計画の変更について   議案第67号 市道の路線の廃止について   議案第68号 市道の路線の認定について第6 議案第69号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについて   議案第7号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(4名) 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子7 番  多 田 伸 治             8 番  山 根 兼三郎9 番  森 川 佳 英             10 番  藤 間 義 明11 番  森 脇 悦 朗             12 番  石 橋 孝 義13 番  河 野 正 行             14 番  藤 田   厚15 番  田 中 直 文             16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕総務部門参事  崎 間 茂 理          政策企画課長  横 田 龍 二総務課長    佐々木 章 夫          総務課主査   西 本   弘財政課長    山 中 祐 二          市民生活課長  小 瀧 陽 夫建設部門参事  宗 近 成 泰          教育長     田 中 利 徳監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   原 田 佳代子              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時分 開会 ○議長(永岡静馬) おはようございます。 これより令和3年第7回議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第 会議録署名議員の指名 ○議長(永岡静馬) 日程第、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、江津市議会会議規則第88条の規定により議長において指名いたします。 8番山根議員、9番森川佳英議員。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(永岡静馬) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から12月20日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日から12月20日までの18日間と決定されました。 諸般の報告に先立ちまして、中国市議会議長会より8月12日からの大雨による本市被害につきましてお見舞金を頂戴いたしました。江津市議会を代表し、この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 続いて、諸般の報告をいたします。 それでは、お手元に配付しております令和3年第7回議会諸般の報告を御覧ください。 令和3年第4回議会9月議会定例会以降開催され、私または代理が出席いたしました主な行事、会議等について記載をいたしております。その中で特に皆さんにお伝えしておきたい部分についてお話をしておきます。 ページを御覧ください。 令和3年10月4日、令和3年度秋季島根市議会議長会定期総会であります。会長市の浜田市で開催されました。事務報告に続く議案審議では、各市議会からの提出議案9議案がいずれも原案どおり可決され、このうち雲南市から提出した「地方ローカル線」の維持・存続についてと、浜田市、江津市連名で提出した教育ICT環境整備にかかる財政支援についての2議案を、中国市議会議長会に提出することに決定いたしました。 2ページを御覧ください。 令和3年11月10日、全国市議会議長会第225回理事会・第111回評議員会合同会議であります。東京、都市センターホテルにおいて開催されました。まず、会長であります清水横浜市議会議長の挨拶から始まり、来賓の中西総務副大臣、そして浜田参議院総務委員長から御挨拶をいただきました。役員補欠選任一般事務及び各委員会委員長からの報告事項に続いて、議案審議では各部会から提出されました18議案、会長提出議案5議案がいずれも異議なく原案可決されました。協議事項であります、令和2年度本会各会計決算については異議なく認定、令和4年度本会一般会計予算の見通しについても了承され、合同会議は終了いたしました。 その他の事項につきましては、お目通しをお願いいたします。 なお、記載しております会議の資料等につきましては、事務局で保管しておりますので御覧ください。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 執行部提出議案について ○議長(永岡静馬) 日程第3、執行部提出議案について市長の発言を許します。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 令和3年第7回江津市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 御承知のとおり、令和3年は昨年度と同様に新型コロナウイルス感染防止対策を行いながらの不自由な日々が続きました。このような中、今春の市役所新庁舎への移転、オリンピック聖火リレーの挙行、7月から8月の大雨災害の復旧など、特別な対応が必要となる事案について適時適切な対応ができましたことに改めて安堵をしています。これもひとえに、市民の皆様の御理解と御協力、市議会議員各位からの叱咤激励によるものと、心から感謝を申し上げます。 それでは、本市の抱える諸般の課題、そして対応、対策について御説明をいたします。 初めに、新型コロナウイルスワクチン接種状況についてです。 本市では、本年3月から接種を開始しており、10月末には希望される方々への接種をおおむね終了することができました。市内のワクチン接種状況は、11月末時点で、回目が91.12%、2回目は90.39%となっています。 また、今月から3回目の接種を医療従事者から開始をいたしました。3回目の接種の対象者は、18歳以上で、既に2回の接種が完了し、2回目の接種後、原則8か月以上経過した人になります。対象となる人には、2回の接種を完了された時期ごとに順次御案内する予定です。 新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、医療機関の皆様の御協力を得ながら、引き続き着実に実施してまいりたいと考えています。 次に、今年の夏に発生した大雨災害への対応状況についてです。 まず、公共土木施設災害復旧状況について御報告を申し上げます。 公共土木施設は、7月6日からの大雨、8月の台風第9号、8月12日からの豪雨により、市道153か所、市河川23か所、公園2か所が被災いたしました。これらの災害のうち、市道の補助災害が15か所、河川の補助災害か所ございます。それらのうち、道路12か所については、国の災害査定を受検し、現在工事発注の準備を行っているところです。残る補助災害の道路3か所、河川か所につきましては、12月7日に国の災害査定を受けることとなっています。なお、現在も市道川戸渡田線、谷うつ号線、市山長谷線の各道路を全面通行止めとしています。 次に、農林業関連復旧状況についてです。 現在通行止めとしている那賀東部広域農道及び波子農免農道については、12月9日に国の災害査定を受けることになっています。今後は、詳細な調査及び設計を行った後、復旧工事に取りかかりますが、完了までには長期にわたっての通行止めが必要となります。その他の補助災害として、農道路線、林道3か所が該当し、国の災害査定後、順次復旧工事に取りかかることになります。農業用機械の被害については、県の補助金を活用するための手続を進めています。また、林地崩壊防止事業については、3か所の被災者の方々から事業への承諾を得ましたので、現在県への申請を行っています。 大雨災害の復旧においては、道路の通行止めをはじめ、対象地域の皆様には御不便をおかけしておりますが、一日も早い復旧に向けて全力で取り組んでまいりますので、皆様におかれましても御理解と御協力を賜りますようによろしくお願いをいたします。 続いて、江の川治水進捗状況についてです。 近年の豪雨災害発生状況に鑑み、激甚化する浸水害に対し、国、県、流域市町が一体となった対策を早急に講じる必要があります。このため、江の川中・下流域マスタープランの作成を急ぎ、事業の加速化を図ります。既に整備手法が決定した地区においては、江の川流域治水推進室において詳細設計用地測量などに着手されており、早急に工事着手が可能となるよう作業が進められています。また、現在協議中の地区におきましても、早期に整備手法が決定されるよう、地元との調整を図ってまいります。 なお、先般江の川流域治水事業の円滑な実施を目指し、国土交通省及び地元選出国会議員への要望活動を行ってまいりました。現在、緊急対策特定区間として、10年間で250億円が江の川に投資されることになっています。しかしながら、江の川の整備にはさらに多額の経費を要することが見込まれるため、予算の前倒しによる事業の推進、さらなる予算の増額及び確保を要望し、御賛同を得たところです。江の川治水対策につきましては、沿川住民の皆様が一日でも早く安心・安全に生活できるよう、国、県、地元住民の方々と協働し事業を推進します。加えて、確実な予算の確保に努めるよう、引き続き国土交通省、財務省、地元選出国会議員に対する要望活動を継続してまいります。 続いて、子供の医療費に対する助成制度についてです。 現在、子供の医療費に対する助成制度は、島根県内だけでなく中国5県や全国の自治体においても対象者の拡充が図られてきています。本市におきましても、今年の4月から小学生の医療費に対する助成を開始しています。このたび、安心して子育てができる環境の整備促進の取組として、さらなる支援の充実が必要であると判断し、来年4月から対象範囲を中学生までさらに拡大したいと考えています。このため、必要となる改正条例を本会議におきまして追加提案をさせていただくこととしています。 次に、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散についてです。 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散と財産処分は、江津、浜田それぞれの議会の議決を経て、10月日付で正式に決定をいたしました。これをもって同組合は、当初の予定どおり令和3年12月31日をもって解散し、温泉施設等の財産及び運営は令和4年1月日から江津市が承継をいたします。 本議会では、有福温泉浴場管理運営に必要な条例制定の提案、1月以降に必要となる運営予算案を計上をしています。コロナ禍の影響などによって赤字運営の続いている御前湯などの温泉浴場につきましては、観光客と地元利用者のいずれの方々にも楽しんでいただける温泉施設となるように運営を改め、入湯客の増加を図ることによって経営の改善を目指したいと考えています。 なお、将来的な課題である温泉浴場の老朽化についても、整備計画を具体的に検討する必要がございます。いずれにいたしましても、現在推進をしています有福温泉地域の再開発事業と緊密に連携した取組を進めてまいります。 続いて、その有福温泉の再生について御説明いたします。 有福温泉については、観光庁の既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業に採択され、民間7事業者による店舗、旅館の改装が始まっています。10月日には、本事業で実現する泊食分離機能の中核を担うセントラルキッチンがオープンいたしました。また、他の旅館の改装や市による廃屋の撤去も始まっています。この事業は、令和4年2月末までに最終的な手続を完了する必要があります。極めてタイトなスケジュールとなるため、各事業者と連携をしながら、適切かつ迅速に事業を進めてまいります。 また、関係する事業者で組織する有福温泉振興会が設立をされています。同会では、月2回のペースで会議を重ね、ハード整備の調整だけでなくウェブサイトの構築やリーフレットの製作などのソフト事業も並行して実施され、施設改修後の観光、交流人口の確保に努められています。市といたしましても、同会と連携をしながら事業の成功に向け、引き続き注力をしてまいります。 次に、江津工業団地についてです。 江津工業団地につきましては、用地面積45.1ヘクタールのうち、分譲しているエリアの25.6ヘクタールは完売をしています。このため、新たな企業の受入れに向け、島根県企業局による未造成地約10ヘクタールの造成が進められてきました。この造成工事は、令和2年度から始まり、本年6月に完了をしています。新たに整備された造成地には、既に社が検査厚生棟を新設され、工場棟の増設も進められています。また、本年11月12日には別の社の工場棟が増設され、竣工式が執り行われたところです。これらの施設の増設によって、30人以上の新規雇用が生まれることが見込まれます。今後も、未造成地約10ヘクタールのさらなる造成を要望するとともに、新たな企業の立地に向けた取組を推進してまいります。 なお、工業団地以外の市内企業においても、事業拡大のための設備投資が活発化しています。まず、市内パルプ製造事業者では、脱炭素社会の実現に向けて今後ますますの普及が予測される電気自動車に使用されるリチウムイオン電池素材製造のため、本年11月に約55億円をかけた新しいプラントが増設されました。その他にも、自動車部品製造事業者において、新たな製造ラインを更新、増設するなど新たな設備投資が活発に進められています。この結果、工業団地以外の企業においても、30人以上の新規雇用が見込まれます。 次に、サテライトオフィス等の整備についてです。 地方創生テレワーク交付金を活用した地場産業振興センターでのサテライトオフィス及びコワーキングスペース整備事業について、現在の状況を説明いたします。 地場産業振興センターでは、10月初旬に改修工事に着手いたしました。この工事では、別棟のサテライトオフィスコワーキングスペース、本館2階のサテライトオフィスについて順次工事を進める予定です。新型コロナウイルス感染症の拡大によって、企業活動や社員の働き方が大きく変容をしています。サテライトオフィスへの企業の誘致につきましては、進出に向けた交渉を複数の企業と行っている状況です。これらの企業の本市への進出を目指し、より一層積極的な誘致活動に取り組んでまいります。 次に、江津市版総合戦略の令和2年度事業の評価についてです。 第2期となります江津市版総合戦略は、第6次江津市総合振興計画重点プロジェクトと位置づけ、令和2年度を計画初年度として5年間の取組を始めました。総合戦略では、4つの基本目標を定め、それぞれに数値目標を設定しています。毎年度、前年度の取組について、これらの数値目標各種事業等に設定したKPIの達成率を基に実績の評価を行うこととしています。令和2年度につきましては、コロナ禍の影響が顕著であり、特に地域コミュニティ活動は中止や延期が相次ぎ、目標の約半分という厳しい結果となりました。また、出生数につきましては、過去最低だった前年と同数であり、社会増減は目標としているプラス・マイナス・ゼロ人に対してマイナス105人という結果となり、いずれも目標値の達成には至っていません。一方で、新規雇用者数は、ビジネスプランコンテストの中止、観光産業の低迷というマイナス影響を受けながらも、数値的にはおおむね達成をすることができました。 これらの評価結果については、外部有識者によって構成する江津市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会に対し8月24日に諮問し、10月22日に答申をいただきました。答申では、新型コロナウイルス感染症の危機に見舞われた中であったが、代替案の導入や内容の工夫など行いながら各種施策を推進した結果、一定の効果があったと評価するとの総評でございました。いまだにコロナ禍の収束が見通せない状況でありますが、昨年度の評価結果と答申内容を反映をさせながら、引き続き目標の達成に向け、総合戦略に掲げた諸施策を推進してまいります。 次に、予算議案については、一般会計外件を提案をしています。 このうち一般会計については、神楽団体への支援策をはじめとした新型コロナウイルス感染症対策費や7月と8月の豪雨災害に対応するものなどを中心に編成し、億9,300万円余の補正額としています。また、災害復旧事業費3件について、繰越明許費の設定を行っています。 なお、このたび提案いたします補正予算案をはじめとする諸議案については、担当課長から説明いたさせますので、活発なる議論、御審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 今年の秋の第16回全国学校給食甲子園において、桜江学校給食センターの献立が応募数1,355校のうちベスト12校に選ばれたことを報告させていただきます。今後、この12校の中から優勝、準優勝校などが選ばれることとなっています。このようなニュースは明るい気持ちにさせてくれます。また、年末年始には家族や友人との再会も楽しみであります。全国の緊急事態宣言が解除され、2か月が経過しました。少しずつコロナ禍前の日常を取り戻しつつあるようにも感じますが、新たな変異株の出現が確認されるなど依然として感染の第6波への懸念は払拭されていない状況であることは御承知のとおりです。市民の皆様におかれては、新年を安全に、無事に迎えるためにもマスクの着用、3密の回避、適切な換気や消毒など基本的な感染防止策をより徹底し、継続していただきますようお願いをいたします。市といたしましても、安心で安全なまちづくりと持続可能な市政運営に向け、職員一丸となって必要な施策を迅速かつ着実に遂行する所存です。その上で、ニューノーマルと呼ばれる新しい社会にふさわしい、小さくともキラリと光る江津市の実現に今後も力を尽くしてまいります。 議会の皆様におかれましても、今後とも御理解、御協力を賜りますようお願いをいたします。 以上で開会に当たっての挨拶とさせていただきます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第58号 江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について      議案第59号 江津市有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定について      議案第6号 江津市温泉給湯条例の一部を改正する条例制定について      議案第6号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第62号 過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第4、議案第58号江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定について外4件を一括議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 佐々木総務課長。              〔総務課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎総務課長佐々木章夫) おはようございます。 それでは、議案第58号から議案第62号までの条例議案5件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第58号江津市まち・ひと・しごと創生基金条例の制定については、企業版ふるさと納税を活用して地域再生計画に基づく事業を実施する際に、寄附金を受領した年度の事業費に充当し、事業費を超える額は基金に積み立てて翌年度以降の事業費に充てることができるよう条例を制定するものです。 議案第59号江津有福温泉浴場設置及び管理に関する条例の制定については、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合が令和3年12月31日をもって解散し、令和4年1月日から温泉施設等の財産を江津市が承継するため、有福温泉浴場の設置及び管理に関する条例を制定するものです。 議案第60号江津温泉給湯条例の一部を改正する条例制定については、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合から承継した財産のうち、有福温泉の泉源を追加するために所要の改正を行うものです。 議案第61号江津国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、健康保険法施行令等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第62号過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定については、過疎地域自立促進特別措置法に代わり、新たに過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法が施行されたことに伴い、所要の改正を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入ります。 議案第58号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) おはようございます。 議案第58号について、企業から寄せられたふるさと寄附、これについて総合戦略の事業に充てられるというようなことで、基金に積み立てても同様ということなんですが、寄附した企業とこの寄附されたお金について市と協議するということでした。全協では寄附した企業に対して還元され得る事業が選択されることはないのかというふうに問いますと、それはないというふうに答えがありましたが、今これ、今日初めて私も条文を見たんですが、そういったことがきちんと明記されていません。寄附そのもの、さらにはその基金に積み立てたものが総合戦略としての事業などで寄附した企業に還元されないということが条例にはないようなんですが、どう担保していくのか、規則なり何なりに明記しているのか、その辺をちょっと伺っておけますか。 ○議長(永岡静馬) 横田政策企画課長。 ◎政策企画課長(横田龍二) 議員お尋ねの件につきましては、企業版ふるさと納税の制度の中で、内閣府令により寄附を行うことの代償として利益を供与することが禁止されています。例えば、寄附の代償として入札や許認可で便宜を図る、寄附の代償として補助金を交付する、市場価格より低い価格で財産を譲渡することなどです。これらが明らかになった場合、地域再生計画の認定が取り消されるなど、寄附者にも地方公共団体にも不利益が生じることになります。したがって、こういったことがないように寄附者と協議の中で制度を十分説明して庁内関係課で情報を共有しながら、また疑義がある場合は国とよく協議しながら関係事務を進めてまいります。このことにつきましては、提案している基金条例とは直接関係がございませんので、この条例をもってそういった還流の歯止めをかけるというものではございません。 ○議長(永岡静馬) それでは次に、議案第59号から議案第62号までについては通告がありませんので、質疑なしと認めます。 議案第58号、議案第59号、議案第60号は総務民生委員会に、議案第61号及び議案第62号は建設経済委員会にそれぞれ付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第63号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議案第64号 江津市過疎地域持続的発展計画を定めることについて      議案第65号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて      議案第66号 辺地に係る総合整備計画の変更について      議案第67号 市道の路線の廃止について      議案第68号 市道の路線の認定について ○議長(永岡静馬) 日程第5、議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定について外5件を一括議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 崎間総務部門参事。              〔総務部門参事 崎間茂理 登壇〕
    ◎総務部門参事(崎間茂理) おはようございます。 それでは、議案第63号でございます。 議案第63号公の施設に係る指定管理者の指定については、令和4年3月31日をもって指定期間の満了を迎える公の施設、9つの施設について新たな指定管理者を指定するため、指定管理候補者を選定しております。本議案は、選定された指定管理候補者について指定管理者として決定するため、議会の議決を求めるものでございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長(山中祐二) おはようございます。 それでは、議案第64号から議案第66号までの3件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第64号江津過疎地域持続的発展計画を定めることについてですが、時限立法の期限を迎えた過疎地域自立促進特別措置法に代わり、過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法が施行され、過疎地域に指定された本市において、この新法に基づく計画を策定するものです。 議案第65号辺地に係る総合整備計画を定めることについては、川越辺地について計画を策定するものです。なお、対象事業は、市道川戸渡田号線改良事業、川越浄水系統合事業です。 議案第66号辺地に係る総合整備計画の変更については、谷住郷辺地について桜江浄水系統合事業を計画に追記したものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 宗近建設部門参事。              〔建設部門参事 宗近成泰 登壇〕 ◎建設部門参事(宗近成泰) おはようございます。 それでは、議案第67号及び議案第68号の2件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第67号市道の路線の廃止については、波積町本郷地内における波積ダム建設において廃止した旧林道岩滝寺線の一部を市道移管するのに伴い、市道城下線の起点の変更が生じたことにより廃止するものです。 議案第68号市道の路線の認定については、廃止した市道城下線の起点を変更し、再度市道城下線として認定するものです。また、江津地域拠点工業団地(F、G区画)造成工事により整備された区画道路を市道東部工業団地7号幹線として認定するものです。また、江津町地内において、都市計画法に基づく民間開発行為による宅地造成事業により整備された道路を市道上新町団地9号線として認定するものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 議案第63号から議案第66号までは総務民生委員会に、議案第67号及び議案第68号は建設経済委員会にそれぞれ付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第69号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについて      議案第7号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて ○議長(永岡静馬) 日程第6、議案第69号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについて外件を一括議題といたします。 本補正予算案2件に対する提案理由の説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長(山中祐二) それでは、議案第69号及び議案第70号の予算議案2件について提案理由の説明を申し上げます。 一般会計の補正は、新型コロナウイルス感染症対策費災害復旧事業費などを計上しております。 それでは、補正予算書ページをお開きください。 議案第69号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第10号)を定めることについては、第条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ億9,335万1,000円を追加し、予算総額を167億9,040万9,000円とするものです。 第2条繰越明許費は、5ページになります。 年度内の完了が困難なことから災害復旧費3事業について新たに設定しています。 第3条地方債の補正は、6ページになります。 事業費の変更などで借入限度額の変更をするものです。 次に7ページをお開きください。 議案第70号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ356万5,000円を追加し、予算総額を32億5,008万5,000円とするものです。 補正内容につきましては、一般会計繰入金及び職員人件費です。 続きまして、一般会計の事項別明細書により、補正の主なものについて説明をいたします。 まず、歳入です。 11ページをお開きください。 款の10地方交付税は、補正予算の財源として普通交付税4,834万8,000円を計上しています。 その下、款の13使用料及び手数料、補正額440万6,000円は、有福温泉公衆浴場の使用料などです。 11ページから12ページの款の14国庫支出金、款の15県支出金は、歳出各事業との関連で増減調整を行ったものなどです。 次に、12ページ、款の17寄付金、説明欄、一般寄付金20万円は、防災対策に充てるため、災害寄付金820万円は、7月と8月の災害に対する見舞金として御寄附をいただいたものです。この場をお借りし、改めてお礼申し上げます。 このほか、ふるさとづくり寄付金7,000万円を計上しています。 款の21市債は、災害復旧事業の増額による補正を行ったものです。 続きまして、歳出です。 13ページをお願いします。 款の2総務費、目の7財産管理費、説明欄、財産管理費2,763万2,000円は、新庁舎建設に伴う残土処分費で、有福温泉公衆浴場管理費965万2,000円は、人件費などの経費の計上です。 目の8企画費、説明欄、ふるさとづくり寄付金事業5,434万8,000円は、寄附額が増加した場合にかかる必要経費です。 次に、17ページになりますが、款の7商工費、目の3観光費、説明欄、新型コロナ感染症対策費540万円は、神楽団体等に対する補助金です。 次に、19ページ、款の11災害復旧費、目の現年発生公共土木施設災害復旧費、説明欄、現年発生公共土木施設災害復旧事業6,090万円は、補助災害等の増額によるものです。 続いて、20ページから23ページの給与費明細書、24ページの地方債現在高調書は、お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 次に、25ページから29ページの国民健康保険事業特別会計につきましては、冒頭概要を説明いたしましたので、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 以上で予算議案2件について提案理由説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 本補正予算案2件は、予算決算委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(永岡静馬) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでございました。              午前10時48分 散会...