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09月24日-04号

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  1. 江津市議会 2021-09-24
    09月24日-04号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 3年 9月(第4回)定例会               令和3年第4回議会定例会                 議事日程第4号令和3年9月24日(金)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 陳情第 3号 事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情第2 陳情第 4号 加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める陳情第3 議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第43号 江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第42号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第44号 浜田地区広域行政組合規約の変更について   議案第45号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散について   議案第46号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分について   議案第47号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更について第6 議案第48号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて   議案第49号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第50号 令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第51号 令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第52号 令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第53号 令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて第7 認定第 1号 令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について   認定第 2号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 3号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 4号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 5号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 6号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 7号 令和2年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について第8 意見第 2号 コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める意見書の提出について第9 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(14名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子7 番  多 田 伸 治             8 番  山 根 兼三郎9 番  森 川 佳 英             10 番  藤 間 義 明11 番  森 脇 悦 朗             12 番  石 橋 孝 義13 番  河 野 正 行             14 番  藤 田   厚15 番  田 中 直 文             16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕総務部門参事  崎 間 茂 理          総務課長    佐々木 章 夫総務課主査   西 本   弘          財政課長    山 中 祐 二社会福祉課長  大 石   勤          市民生活課長  小 瀧 陽 夫商工観光課長  三 木 和 彦          建設部門参事  宗 近 成 泰上下水道部門参事坂 根 広 晃          教育長     田 中 利 徳学校教育課長  中 川   稔          監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   原 田 佳代子              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 ○議長(永岡静馬) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 陳情第3号 事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情 ○議長(永岡静馬) 日程第1、陳情第3号事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情を議題といたします。 本陳情に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設経済委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長鍛治恵巳子) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第3号事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情について、去る9月10日委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 陳情第3号事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情については、事業主が新型コロナに罹患した場合安心して休業できるよう、事業主の傷病手当金制度の創設を求めるものです。 審査では、この制度を創設するとして財源の確保は可能なのか、制度設定についてはどうかという質疑に対し、財源については、独自給付となると保険料からとなり、国からの臨時特例交付金を充当することができない。制度設定についても、個人事業主が罹患によってどれだけ収入が減少したかを客観的に証明することが難しい。給与所得者個人事業主との公平性を保ちながら制度設計は難しい点があるとの答弁があり、また財源確保について、一般会計からの繰入れは制度上できないのか、基金からの取崩しはできないのかとの質疑に対し、一般会計からの繰入れに関しては国から行ってはいけないとの指示が出ており、また基金の取崩しということは将来の被保険者に負担をいただくことになるとの答弁がありました。 討論では、財源確保が非常に厳しく、財源にゆとりがある自治体でないと制度設計は難しいと思われるので反対との意見に対し、基金を取り崩せば不可能なことではない。将来の被保険者の負担増になるとのことだが、現在がなければ将来もない。基金を取り崩しても今やるべきことなので賛成との意見がありました。 採決の結果、陳情第3号は賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 陳情第3号に対する賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 陳情第3号事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情への賛成討論を行います。 陳情は、国民健康保険の被保険者の事業主が新型コロナウイルスに感染した場合に傷病手当の支給を求めるものです。 陳情でも述べられているとおり、会社員や公務員の健康保険には傷病手当があり、同じ国保でも被用者には傷病手当が支給されるものの、国保加入の事業主は対象外となっています。個人事業主コロナ禍で多大な悪影響を被り、経営と生活に不安を抱えています。公平性の担保だけでなく、安心して経営できる環境を構築する一助として、傷病手当はあってしかるべきと考えます。 建設経済委員会での審査では、反対意見として、財政が厳しいとの発言がありましたが、市内の感染状況を考えれば、必ずしも莫大な財政負担を強いるものではないはずです。 また、仮に今後、市内で感染爆発が起こる事態になり、個人事業主が多数廃業に追い込まれれば、市内経済など吹き飛んでしまいます。それを避ける方策としての傷病手当を出し惜しむことが、財政を守ることよりも優先されるでしょうか。 確かに、市独自の施策も含め、コロナ対策経済支援は幾つもあります。しかし、6月定例会において持続化応援金第3弾を求める陳情があったことも踏まえ、市内事業者にとって十分な支援となっていないことを陳情は示しています。私も、陳情者や市内事業者のお話を伺っていますが、売上げが落ちて本業のほかにアルバイトをしている、奥さんがパートに行くようになったという経済的苦境にある方、自分たちが感染した場合のお子さんの心配をされる方など、個人事業主の皆さんの厳しい状況を口にされています。 陳情では15となっていましたが、現時点で全国の16自治体が事業主への傷病手当支給を決めています。僅か16ではなく、16もの自治体が被保険者への手だてとして必要と判断したと捉えるべきです。市民、市内事業者からの助けを求める声に、市民の代表である我々市議会が2度にわたって応えないで、地方自治などと胸を張って言えるでしょうか。 一方で、委員会審査の後にも陳情者とお話をさせていただきましたが、委員会で不採択とすべきものとされたことに立腹はされていたものの、必ずしも絶望したという様子ではありませんでした。いわく、市長と直談判して、市長は支援に前向きだったということがあります。実際に市長はこの9月定例会の中で、そう遠からず新たな支援策を打ち出すことを述べています。陳情者はそのことに希望を見いだしています。 支援策に事業主への傷病手当が含まれるかは不明ですが、その希望を市長が示す前に、市民の代表であるはずの市議会が打ち砕くようなことがあってよいはずがありません。市民のために賢明な判断を下していただきたいと申し述べて、陳情への賛成討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 反対意見の通告がありますので、発言を許可いたします。 8番山根議員。              〔8番 山根兼三郎 登壇〕 ◆8番(山根兼三郎) 政友クラブの山根兼三郎です。 反対の立場で意見を申し上げます。 この陳情は、コロナ禍でも事業主が安心して休めるよう、事業主にも国民健康保険傷病手当金支給の制度を創設、実施を求めるものです。 先ほどの委員長報告のように、執行部からの答弁では、財源確保制度設計が難しいことからを理由に、この陳情には反対します。しかしながら、国保加入の事業主は、その規模の大半が零細であり、コロナ禍で大変不安を抱えられている現状からして、市としてこれまで実施してきた持続化給付金プレミアム付飲食券などの事業効果を検証し、今後も事業継続のための支援を十分していただくよう求めて討論を終わります。 ○議長(永岡静馬) これより電子表決システムにより、陳情第3号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、陳情第3号事業主への国保の傷病手当金支給に関する陳情は、委員長報告のとおり不採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 陳情第4号 加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める陳情 ○議長(永岡静馬) 日程第2、陳情第4号加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める陳情を議題といたします。 本陳情に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 1番坂手議員。              〔総務民生委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長坂手洋介) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました陳情第4号について、去る9月9日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告します。 陳情第4号加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める陳情については、江津市に対し、中、軽度加齢性難聴者補聴器購入制度の創設及び国に対し、加齢性難聴者補聴器購入公的助成制度の創設を求める意見書の提出を求めるものです。 質疑では、聞こえにくいことが鬱病や認知症になる事例が本市ではあるのかとの質疑に対し、聞こえにくいことでコミュニケーションが難しいとは思うが、それがどのくらいあるのかは把握できていない。また、聞こえにくいことが鬱病や認知症に影響を与えるのかは調査研究段階であると聞いているとの答弁がありました。 討論では、健康寿命を延ばすことや医療費抑制にもつながるとの賛成意見に対し、本市単独で中、軽度の難聴者に助成制度を創設することは、以前の執行部の答弁にあるように難しいと考えられるとの反対意見がありました。 採決の結果、賛成少数により不採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 陳情第4号に対する賛成意見の通告がありますので、発言を許可いたします。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 皆さん、こんにちは。日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから陳情第4号加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める意見書の提出について、賛成の立場で意見を申し上げます。 この陳情書は、加齢による中、軽度の難聴者が増加する傾向にあり、補聴器を必要とする高齢者が増えていること、聞こえにくいことが鬱病や認知症の危険因子になること、早期発見が難聴の進行を遅らせること等が明らかになっているとしています。健康維持や医療費の抑制についてもつながるために、江津市に中、軽度加齢性難聴者補聴器購入助成制度の創設や、国に対しては、加齢性難聴者補聴器購入助成制度公的助成制度の創設を求めるものであります。 高齢者が生き生きと地域でつながって生活し、孤立することなく健康に生きていくことは、人々共通の普遍的な願いではないかと私は思います。しかし、補聴器の価格は1台当たり5万円から50万円と高額なために、低年金の方や無年金の高齢者には購入したくてもできないのが現実であります。全国的には、補聴器購入助成制度を行い、高齢者に喜ばれ、福祉の向上に寄与している自治体も、今、増えています。 委員会の質疑の中で、国内の難聴者約1,430万人、これは一般社団法人日本補聴器工業会の調べでありますけれども、対して補聴器の所有者は約210万人、所有率14.4%と、ヨーロッパ先進国では37%から48%に比べ、極端に低い所有率となっています。 市内の難聴者の実態把握はどうかとの問いに対して、実態把握はしていないとの、先ほど委員長報告がありましたようなことであります。私は、本当にできないのかちょっと疑問に思って、例えば介護保険認定調査の項目の中に聴力の状況を調べる、5段階で聞く項目があります。これは、介護認定される方はほとんどの方が記入をされておられます。ですから、一定の実態が分かるのではないかと私は思います。ですからしっかりと、江津市として実態把握をして、医療費を抑制し財源をつくるなど、やり方は私は幾らでもあるのではないかと思います。 現在、身体障害者手帳の所有者以外の方に補聴器の助成をすることは、島根県では実施してるとこはありませんが、この江津市が県下に先駆けて補聴器購入助成制度を創設することは、小さくてもきらりと光るという、江津市にとって大きな影響、意義が私はあると思います。 聴覚に障がいがある人も、ない人も、必要なときに必要な情報を簡単に入手できる環境を整備し、社会的障壁を取り除くことは、大変重要なことではないかと私も思いますし、私は昨年、一般質問の中でこの補聴器購入助成制度を取り上げたときに、江津市の担当からは述べています。ですから、江津市で創設することは、何ら支障や問題はありません。 また、国会の答弁でも、加齢性補聴器購入の公的な支援については調査研究もすると、答弁を国はしています。また、自治体で既に一部助成を始めているところには地方交付税措置で応援するなど、そのような案も出てるところでありまして、今、国会ではいろいろなことが議論されている最中であります。このようなときにこの江津市議会から意見書を国に提出することは、国会の議論の後押しにも、私はなると思います。 ぜひとも皆さん、高齢者の声に応えようではありませんか。 これで陳情、賛成討論を終わります。 ○議長(永岡静馬) 反対意見の通告がありますので、発言を許可いたします。 5番鍛治議員。              〔5番 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆5番(鍛治恵巳子) 新政クラブ鍛治恵巳子です。 陳情第4号加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める陳情について、反対の立場で御意見を申し上げます。 加齢性難聴は、一般的に50歳頃から始まり、65歳を超えると急に増加し、75歳以上になると7割以上との報告もあります。 補聴器の普及は、高齢者の生活の質を上げることにつながることだとも思いますし、認知症予防健康寿命に影響する方もおられるかもしれません。しかしながら、補聴器を使い聴力を補うことが鬱や認知症予防に効果があるかについては、国でもまだ研究段階で、明らかにはなっていない状況です。 日本は補聴器を着けることがほかの国と比較しても遅く、自分の聴力の程度に気づけてない方も多いことが問題かもしれません。高額だからということもあるかと思いますが、適正な着用時期に気づくのが遅いため、煩わしさを感じたり、買っても着けないと言っている人もいるようです。健康診断や人間ドックなどでの聴力検査を有効に活用して、補聴器の適正な着用時期などのこともありますし、県内、市内の状況を把握した上で判断する必要もあるかと思いますので、この陳情には反対いたします。
    ○議長(永岡静馬) 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、陳情第4号を採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、陳情第4号加齢性難聴者補聴器購入費助成制度の創設を求める陳情は、委員長報告のとおり不採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第43号 江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第3、議案第41号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について外1件を一括議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 1番坂手議員。              〔総務民生委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長坂手洋介) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第41号及び議案第43号について、去る9月9日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第41号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、学校医、学校歯科医学校薬剤師保育所嘱託医保育所嘱託歯科医の報酬単価を改正するものです。 質疑において、コロナ禍における処遇改善も含めてなのかとの質疑に対し、近隣の市との比較においての処遇改善ですとの答弁がありました。 採決の結果、議案第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第43号江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、行政不服審査法施行令及び地方税法施行規則の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 採決の結果、議案第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず議案第41号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第41号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認めます。 表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第43号江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第42号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第4、議案第42号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設経済委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長鍛治恵巳子) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第42号について、去る9月10日委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第42号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定については、地場産業振興センターの一部をサテライトオフィス等として活用するための所要の改正です。 審査において、サテライトオフィスに現在のところ入居のめどは立っているのか、また入居者がない場合はどうなるのかという質疑に対し、商談している企業はあるが、オフィスが完成してからの契約となる。KPIでは3年間の目標となっているが、入居がない場合も最低5年間は事業として続けていきたいとの答弁がありました。また、料金設定をした基準はという質疑に対し、江津市行政財産使用許可を基に企業の進出メリットを考慮し、3割減額して設定しているとの答弁がありました。 討論では、市民の利用率が高い施設を、まだ入るか入らないか分からない企業に場所を確保することに対して、おいそれと乗るわけにもいかないため反対という意見に対し、使えなくなるのは2階だけで、3階の展示ホール兼大会議室は今までどおり使用できる。今までの地場産業センターの機能はそのままであるし、本市はIT関連企業誘致に力を入れている。何ら問題はなく賛成との意見がありました。 採決の結果、議案第42号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第42号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第42号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定についてへの反対討論を行います。 条例案は、地場産業センターの一部を企業誘致のためのサテライトオフィス、コワーキングスペースへ改修し、その使用料を定めるものです。 これまで、日本共産党江津市議会議員団としては、サテライトオフィスについて、コロナ禍で市民の生活や市内経済に悪影響が及んでいる状況で、国の新型ウイルス対策交付金をつぎ込んでまで今やるべき事業かということで反対してきました。今回、条例案を審査したことで、その認識を強くしています。 地場産センターは、イベント、催しの会場として、市内の他の施設と比較して料金が低廉で交通のアクセスがよく、駐車場も広く、市民にとって非常に利便性の高い施設です。その証明として、委員会審査での質疑に対して、オフィスに改修される2階部分の利用率が60%の答弁もありました。これは、江津駅前のパレットごうつの利用率をはるかに超えるものです。そういった市民に必要とされている施設を、来るか来ないかもはっきりしない誘致企業のために、しかもこのコロナ禍の中でコロナ対策の財源を使ってまで改修し、その使用料を決める必要があるのでしょうか。しかも、答弁では、利用できなくなる市民に対して、総合市民センター、パレットごうつ、新庁舎など、目的によって利用できる施設があると切り捨てました。 一方で、サテライトオフィスについては、同様の事業を全国の自治体が実施しているため、企業にとって、どうしても江津でなければとなる、ほかとの差別化の手法を問いましたが、半年前の春から変わらず、いまだに方向性が定まっていません。 このような泥縄の事業のために、市民の福利厚生の一助となる施設の機能を失わせるわけにはいきません。行政として、市民に必要とされる施設を維持する責任を果たすべきということを申し述べて、条例案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 14番藤田議員。              〔14番 藤田 厚 登壇〕 ◆14番(藤田厚) 新政クラブの藤田です。 議案第42号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 当条例の改正案については、江津市地場産業振興センターに市外事業者を誘致するため、サテライトオフィス、コワーキングスペースを整備し、地域経済の活性化に寄与しようとするものです。 賛成の理由としては、1点目は、令和2年3月に策定されている第6次江津市総合振興計画の重点プロジェクト、4つの柱のうち、「多様な生業と魅力ある雇用があるまち」に記載のある、多種多様な雇用の場の創出に資するものであること、2点目は、コロナ禍の影響で加速したテレワークやリモートワークの働き方の変容が起こっている中、当市としても若年層を中心とした人口流出という課題解決のための取組につながること、3点目は、新たな産業を含む企業進出に伴う魅力ある雇用とともに、地域企業との連携に期待ができること、以上のような理由から、私は議案第42号に賛成するものでございます。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 討論を終わります。 これより電子表決システムにより、議案第42号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第42号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第44号 浜田地区広域行政組合規約の変更について      議案第45号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散について      議案第46号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分について      議案第47号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更について ○議長(永岡静馬) 日程第5、議案第44号浜田地区広域行政組合規約の変更について外3件を一括議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 1番坂手議員。              〔総務民生委員会委員長 坂手洋介 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長坂手洋介) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第44号外3件について、9月9日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第44号浜田地区広域行政組合規約の変更については、地域支援事業の事業実施主体について、関係市が実施することにより事業効果が発揮できると管理者が認めたものにおいて、市が事業主体となるよう組合規約の変更を行うものです。 審査の中で、規約の変更によって本市における事務作業に変更があるのかとの質疑に対し、特に変わることはありませんとの答弁がありました。 採決の結果、議案第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第45号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散及び議案第46号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分並びに議案第47号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更については、令和3年12月31日限りで浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合を解散し、解散後は全ての財産を江津市が承継するもので、それに伴い必要となる共同管理組合の規約を変更するものです。 審査の中で、共同管理組合の解散によって、今後の効果と目標はどうなるのかとの質疑に対し、今までと大きく変わることはないが、本市単独運営となることで、これまで以上に本市の施策に取り入れやすくなると考えられるとの答弁がありました。 採決の結果、議案第45号及び議案第46号並びに議案第47号は異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず議案第44号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第44号浜田地区広域行政組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 8番。 再度、押していただけますか。押してください。 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第45号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第46号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第47号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第48号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて      議案第49号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第50号 令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて      議案第51号 令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて      議案第52号 令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第53号 令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて ○議長(永岡静馬) 日程第6、議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて外5件を一括議題といたします。 本補正予算案6件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 8番山根議員。              〔予算決算委員会委員長 山根兼三郎 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(山根兼三郎) 予算決算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第48号外5件について、去る9月13日委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ7,158万2,000円を追加し、予算総額を163億983万7,000円とするものです。補正の主な内容は、人事異動に伴う職員人件費の調整、令和2年度決算に伴う前年度繰越金及び国県補助金返還金等です。 初めに、現地調査として、担い手育成対策事業と新型コロナウイルス感染症費、災害対策費、桜江中学校駐車場整備現場の確認、生活改善センター等運営事業調査等を行いました。 次に、審査の中で、桜江中学校駐車場整備は、避難所となっている桜江中学校体育館について、裏の敷地を駐車場として車50台分整備することに加え、200人分の食料などを備蓄する倉庫を新たに整備するもの、あおぞら学園をICT環境で対応できるよう整備するもの、担い手育成事業は新規認定農業者にハウス等の整備支援を行うもの、サテライトオフィス整備事業は地場産センターに整備支援を行うもの、ほか、女性のプチ起業補助金についての説明等がありました。 討論では、市民利用率60%の地場産センターを改修工事してサテライトオフィスにすることは市民福祉の向上に反し、計画書も作られていない上、コロナ対策としても疑問であるとの反対意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、特別会計であります。 議案第49号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出ともに775万1,000円を追加し、予算総額を32億4,652万円とするものです。補正の主なものは、本算定による保険料の見直しや前年度繰越金の計上、職員人件費の調整等です。 次に、議案第50号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ53万5,000円を追加し、予算総額を8億1,008万3,000円とするものです。補正の主なものは、前年度の療養給付費負担金の精算における返還金の計上やそれに伴う一般会計繰入金の減額、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整です。 次に、議案第51号令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ62万3,000円を追加し、予算総額を9億1,509万円とするものです。補正の主なものは、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整と基金積立金の計上です。 次に、議案第52号令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ363万6,000円を追加し、予算総額を2億21万5,000円とするものです。補正の主なものは、基金繰入金の計上と職員人件費の調整です。 審査の結果、議案第49号から議案第52号までの4件については、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第53号令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについては、収益的収入及び支出のうち、収入は686万5,000円減額し、補正後の予算額を8億7,342万2,000円に、支出は1,163万9,000円増額し、補正後の予算額を8億1,085万7,000円とするものです。また、資本的収入及び支出のうち、収入は36万1,000円増額し、補正後の予算額を3億2,394万6,000円に、支出は14万5,000円増額し、補正後の予算額を5億6,743万4,000円とするものです。 審査の結果、議案第53号は異議なく可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第48号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについてへの反対討論を行います。 補正予算案には、先ほど議案第42号への討論でも触れた、地場産業センターの一部を企業誘致のためのサテライトオフィス、コワーキングスペースへ改修する費用1,455万円が含まれます。コロナ対策の財源を使って、来るか来ないか分からない誘致企業へ、誘致のための特別な手だても明確にできないまま、市民の利便性の高い施設を改修する、そういった事業への予算計上は妥当性に欠けると言わざるを得ません。時期も場所も見直すべきです。 次に、県による八戸川の堤防工事の竣工式のために170万円が計上されていますが、コロナ禍のこの時期にどうしても必要な行事でしょうか。8月の豪雨災害では堤防が改修されていたことが住民を守ったということは大変ありがたい事実ですが、こういった御時世であればこそ、もっと違うやり方、お金の使い方があり、行政として旧態依然としたやり方に漫然と従うべきではありません。 もう一点、桜江中学校へ災害時の避難用駐車場の整備へ1,210万円が計上されています。事業そのものは必要なものと考えますが、駐車場への通路への照明や、落下防止のガードの設置などの安全対策がありません。また、答弁によれば、整備される駐車場が50台分で十分かという点も不確かでした。こういった点も考慮して、必要な対策を講じるべきと指摘しておきます。 最後に、防災集団移転のための計画策定費用1,016万円が計上されています。一般質問でも触れましたが、行政の指導に従って、既にこの春に移転を求める要望書を提出したものの、行政の都合で住民での協議へ差し戻された地域もあります。この8月にも災害が起こったところです。住民の意向を尊重した早期の事業着手が求められるということを申し述べて、補正予算案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可いたします。 11番森脇議員。              〔11番 森脇悦朗 登壇〕 ◆11番(森脇悦朗) 政友クラブの森脇悦朗です。 議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 本補正予算は、主に人事異動に伴う職員人件費の調整、令和2年度決算に伴う前年度繰越金や国県補助金返還金について計上されています。 歳出のうち、現地も確認いたしましたが、担い手育成対策事業のハウス整備事業や新型コロナウイルス感染症対策費の桜江中学校への防災倉庫と駐車場整備などは必要な予算であり、また審査の中であった、サテライトオフィス等整備推進事業は多様で魅力ある雇用の創出につながるものであり、あわせてコロナ禍において、都会から地方へ、江津市への流れを生むためには必要であると考えます。 そのほかの事業についても必要な予算措置と認め、本補正予算に賛成するものであります。よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 次に、議案第49号から議案第53号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず議案第48号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第49号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第50号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第51号令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第52号令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第53号令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 この際、しばらく休憩とします。 再開は午後3時10分といたします。              午後3時0分 休憩              午後3時9分 再開 ○議長(永岡静馬) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 認定第1号 令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第3号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第4号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第5号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第6号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第7号 令和2年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について ○議長(永岡静馬) 日程第7、認定第1号令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について外6件を一括議題といたします。 本決算7件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 8番山根議員。              〔予算決算委員会委員長 山根兼三郎 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(山根兼三郎) 予算決算委員会委員長報告を行います。 令和3年第4回議会定例会において、本委員会に付託されました認定第1号令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について外6件について、去る9月14日から9月17日の間に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 まず、9月14日には、前年度に実施された事業の中から、担い手育成対策事業ではイチゴ栽培用に整備したハウスを、小さな拠点づくり推進事業では桜江町川戸に開設された住民交流施設3colors、このほかに落石対策事業や通学路整備事業など、9か所の現地調査を行いました。 現地調査の質疑では、MOG-MOGの今後の運営、雇用状況についての質疑に対し、設立当初から地域に根差した農業経営を目指しており、当面は技術の向上と定着を念頭に置き、観光農園など、他地域との差別化を図りながら江津地域に根差した取組をしたいとの答弁がありました。 引き続いての決算審査においては、監査委員から令和2年度決算審査意見書の概要についてコメントがなされ、財源に限りある中で、将来を見据えた選択と効率的で有効性のある行財政運営を行い、将来にわたって健全で持続可能な市政運営を期待するとの意見がありました。 次に、決算書に基づく質疑審査を行いました。 令和2年度の決算は、新庁舎建設事業を中心とした大型事業に配分するとともに、本市の最重要課題である定住促進に重点を置いた編成をされたものです。 また、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費は30億1,114万5,000円となりました。 委員より、コロナ禍市内経済に大きな影響が出ている中で、貧困状況が進んでいる。収入未済額が増加しているが、その要因はどうかに対し、市内の貧困状況は把握していないが、市民税の相談内容でコロナの相談はあったが、税制面での影響はない。新庁舎建設事業で新しい喫煙室を造ったが、その決算経費はどこに計上されているか、その評価はどうかに対し、令和2年度には含まれていない。令和3年度に含まれている。現在市民の皆さんにも使っていただいている。特別定額給付金事業では、島根県内でもいち早く給付されたが、全ての方に届いたのかに対し、辞退や宛先不明など28世帯32人に届いていませんでしたが、全ての方に届くように最後まで努力しました。総合戦略中心の定住促進総合対策事業は、UIターン者に利用されてどのような評価がされ、適切に運営されているのかに対し、23件の方がUIターンされているが、個別で把握はしていないが、相談があった人からは意見を聞いて定住促進をしていく。令和2年度の学校健診の要受診者は、就学援助状況等で支援されているとのことだが現状はどうかに対し、就学援助医療費で小学校では23人、中学校では7人が援助を受けている。生活保護者174人で、令和2年度就労により生活保護廃止できた人数はどれくらいかに対し、就労支援12名中8名が就労につながり、4名の生活保護が廃止されましたなど、このたびにおいては特にコロナ禍における事業の進捗状況や影響に関する様々な質疑があり、これに対し執行部より実績や効果について説明がありました。 また、全般を通して、生活に支援を必要とする市民に対し、庁内各課の対応について質疑がありました。おのおのの窓口において、そういったケースでは庁内連携をとり、各担当課につないでいますとの答弁でした。 次に、討論では、認定第1号一般会計について、新庁舎に関係した執行があるとの反対意見に対し、新型コロナウイルス感染症対策に約30億円を使って行い、令和2年度は一人の感染者も出すことなくできたことなど、高く評価するとの賛成意見がありました。 次に、認定第2号国民健康保険事業特別会計について、70%近い被保険者が軽減を受けている現状に対し、貧困対策やコロナ対策が不足しているという反対意見に対し、適切に処理されているとの賛成意見がありました。 次に、認定第4号後期高齢者医療事業特別会計については、保険料の軽減者も多く、市として根本的な解決や貧困対策などの取組が見られないとの反対意見に対し、適切に処理されているとの賛成意見がありました。 次に、認定第5号公共下水道事業特別会計については、巨額の整備を投資している、無駄な公共投資との反対意見に対し、生活排水事業に基づいて実施されており、不適切な支出はないとの賛成意見がありました。 採決の結果、認定第1号、認定第2号、認定第4号、認定第5号については、賛成多数により認定すべきものと決しました。また、認定第3号、認定第6号、認定第7号については、いずれも異議なく認定すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(永岡静馬) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 認定第1号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 皆さん、こんにちは。日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから認定第1号令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で意見を申し上げます。 今回の決算は、総額206億円余りを使い、市民の生活と命を守り、監査委員の総括意見の中でも、総合戦略の4つの基本目標、1つはなりわいと魅力雇用、2つ目に住みたい、自分を生かせる場所、3番目に子供たちの未来を地域で育む、4番目に住み慣れた地域で安心して暮らせるが達成されるよう、財源を有効に配分したと述べておられます。その総括を次年度の予算編成につなげて生かしていくことが、私は大変重要と考えます。 今、地方は、コロナ禍の中で住民の暮らしの困難や、福祉や医療や農林水産業や地球の環境が危機に瀕しています。地域経済の衰退など深刻な課題に直面して、自民党、公明党の内閣が進めるアベノミクスと消費税増税によって貧困の格差が拡大をして、市民生活を苦しめております。 特に私は、今回の決算審議の中で、弱者、子供たちなど、立場の弱い人々への配慮のない予算配分、自己責任を押しつけた決算となっていたことがはっきりした決算であったということを初めに指摘しておきます。 集めた税金は、行政サービスの財源として使われ、市民のところへ戻ってきて、市民の暮らしや生活を守り、地域経済を向上させたかどうかではかられるものです。昨年度の江津市の財政分析指標を見ますと経常収支比率は92.4%、これは財政の弾力性を表す指標でありますけれども、90%を超えると危険とされているものであります。これから見ますと、江津市が使える政策的経費に充てる財源は3億8,658万円ぐらいしかありません。このように厳しい財政運営が予測できたはずなのに、このような中で新庁舎建設が進められ、財政的にも市民要求にも影響が出て、本当に行政サービスが市民のためにきちんと行われたのかどうか、私は大変疑問に思っております。その内容は、一つは5億5,100万円余りの黒字決算であり、不用額が5億9,879万円も出ている。これは、市民要求が取り残された表れではないでしょうか。もっと市民サービスの向上と福祉に充てる財源ができた、そのあかしではないかと思います。数値や手段にこだわり過ぎて、本来の目的である、江津市民一人一人が幸せに暮らせる江津市という本質がなおざりになっていたのではないでしょうか。 住民の皆さんへの行政サービスがきちんとできるように努力をして、公的な責任を明確にした来年度予算編成にするために、私は、連続して黒字決算をしている決算額や5億円を超える不用額、財政不足を補うために活用される財政調整基金、今、6億3,476万円の貯金をしています、その活用、未利用財産の処分やふるさと基金の活用、収入未済額対策の強化、これらの財源を使って、子供たちの命を守る予算の増額や、その都度補正予算を組んで住民の皆さんの要望に財源を充てていただきたいと思います。 また、決算では、江津市の借金は211億円余りとなっております。令和元年度よりも6億円余りも増加しています。一方で、減債基金が5億円も増えています。この減債基金を、私は、増やすのではなくて、元利償還金に充てることなど、返済計画を明確にして市民の皆さんに示す必要があるのではないでしょうか。 今述べましたように、幾らでも財源をつくることができます。もっと有効活用して住民の要望に応えるべきではありませんか。よく基金を話題に出しますと、江津市の将来のために貯金をすると言われますけれども、現在の市民の皆さんの命や生活を守ってこそ江津市政を守ることができ、私は最大の使命があるのではないかと思います。 初めに申しましたように、「小さくともキラリと光るまち・江津」のスローガン、この下に江津総合戦略の中の1から4番目のこの基本目標を再認識していただいて、いま一度、各施策を見詰め直すことを強く申し上げて、決算認定への反対討論といたします。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 13番河野議員。              〔13番 河野正行 登壇〕 ◆13番(河野正行) 新政クラブの河野正行でございます。 認定第1号令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 令和2年度の決算は、さきに執行部から説明がありましたように、新庁舎建設事業を中心とした大型事業の遂行と本市の重要課題である定住促進対策に重点を置き編成された予算について執行された結果です。 また、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費も加わり、歳出決算額は197億6,453万円余りとなり、令和元年度決算額と比較すると25億2,735万円余りと、大きな増額となっています。 予算決算委員会での審査は9月14日から4日間にわたり、現地調査も含めて行われました。 委員会では様々な意見、議論がありましたが、各事業の中での貧困対策、またそのことでの庁内連携の状況についての質問が該当する事業ごとにありました。これに対していずれの課も、納付相談などを行う中で必要に応じ関係課との連携を取っているとの答弁がありました。また、具体的な事例などの内容についての質疑もされましたが、答えられる範囲内で可能な限りの答弁であったと思います。 質疑の中にはそれで十分と考えるかというものもありましたが、事業によっては単年度で効果が出るものばかりではなく、何年か積み重ねていくことによって効果を生み出そうとするもの、努力はしたものの結果に結びつかなかったものなどもあります。特に、令和2年度に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響により事業実施が困難であったものなどもあり、軽々に十分ではなかったと判断することはできないと考えます。 今回の審査に当たり、執行部の説明を受け、それぞれの事業はその目的達成のため、いずれも適正に執行されていると判断いたしました。 また、令和2年度に完了した新庁舎建設などの大型事業が与える将来の財政負担への影響においても、十分配慮されています。 最後に、監査委員による審査意見書にもあるとおり、執行部におかれましては、今後、人口減少による普通交付税の減少など、ますます厳しい財政運営を余儀なくされます。このような限りある財源の中で引き続き将来を見据えた選択と効率で有効性のある行財政運営を行い、将来にわたって健全で持続可能な市政運営を行っていただき、「小さくともキラリと光るまち・江津」になるよう意見を申し上げ、この決算認定に賛成するものであります。よろしく御賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 認定第1号令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。 反対の最大の理由は、新庁舎、既に現庁舎となっていますが、この建設です。これは、この数年日本共産党江津市議団として言い続けてきた、防災対策としての新庁舎建設であるはずが、旧庁舎よりも海岸線に近い低地に立地し、津波被害を想定していないという点に尽きます。こうして完成し日常的な業務も行われていますが、建設そのものについては将来にわたって禍根となり得るものということを言い続けなければならないということを申し述べておきます。 ここからは、決算審査での答弁や資料から見えてきた、特に大きな問題点を抱えた事業、取組について、審査した順に個別に挙げていきたいと思います。 まずは、歳入での市民税、使用料、利用料などでの市民への対応についてです。後で国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計の保険料でも触れますが、市民税はもとより、使用料、利用料では市民の所得から算定されるものがあり、当然ながら市は個人の所得を把握しています。その前提がありながら、少なからず貧困が要因となっている滞納した世帯について、市営住宅の家賃に関する答弁を除けば、相談があれば対応するという極めて冷淡な答弁が並びました。貧困により生活保護に該当するかどうかも把握できるのに、そういった動きはなく、個人情報やプライバシーの保護を盾に積極的な救済への取組はされていません。かつて私が貧困対策について一般質問を行った際、市役所庁内で連携して対応していると答弁したにもかかわらずです。生活保護水準以下の滞納者がいる場合には、お困りではありませんかと一声かける、プライバシーに関わるなら、滞納した場合には声かけができるといったルールをつくる、その上で相手が支援、救済を断ったなら仕方がありませんが、現状での貧困対策の取組はできること、やるべきことをやっていないと断じなければなりません。市民の福祉の増進を旨とすべき自治体として、即刻改めるべきです。 次に、市職員の労働環境についてですが、月80時間以上を3か月連続でという残業の実態がありました。これは、過労死が起こり得る基準を超えているものです。また、各課で残業時間を合計すると、職員を増員したほうが人件費的にも有利という部署もありました。頻発する災害やコロナ禍にあって、非常時を考慮した人員体制の重要性が認識されるようになっています。平時にのみ対応した旧態依然とした人員管理計画で、人権を損ない、財政的にも非効率的なままでよいはずがありません。前述の貧困対策のためにも人員増は不可欠です。早急に人員体制を改めることを求めたいと思います。 地方バス路線維持対策事業、生活交通バス事業についての答弁には、市民の要望に応える姿勢がありませんでした。高齢化が進み、交通弱者からの要望に応えなければ、そう遠からず江津市には住めない、住む条件がないということになりかねません。現状維持では足りないことは明白です。市民のニーズに従い、新規路線の運行や新たなサービスの導入など、事業の改善が求められます。 老人福祉費では、介護現場での処遇改善の有無を問いましたが、計上がないと答弁拒否されました。しかし、計上がないこと自体が問題です。もともと、介護職場の処遇が低い上、コロナ禍でケア労働に大きな負担がかかっているのに、何らの手だてもなく、それが問題とも認識できない、そういった姿勢が介護現場での人員確保を困難にしている一因だと知るべきです。 障がい者福祉費の地域生活支援事業では、相談支援事業を実施しているものの、相談が解決しているかどうかも把握されていません。これは生活困窮者自立相談支援事業などでも同様ですが、相談に対応するというのは当たり前のことであり、実際にどう解決するか、そしてその解決を今後の施策にどう生かすかが重要であるとの認識を持つ必要があります。 乳幼児等医療費助成事業は、いまだ県内最低レベルの医療費助成となっており、早期の拡充が求められます。 また、児童等入院助成事業では、レセプトで入院した児童・生徒が把握できるようになったとのことですが、そうであるなら、現物給付への制度変更が急がれます。 看護師を確保する地域医療確保対策事業では、確保後の看護師の動向が把握できておらず、アフターケアへの意識がありません。市内で働き出した対象者の看護師と情報交換して、働く上での障害、課題を取り除くことにより働きやすい環境をつくる、もし辞めてしまっているとしたら、どこに問題があったのかを把握し再発を防止する、やれることは多々あります。せっかく確保した看護師をみすみす失ったのでは事業の意味がありません。 地域医療支援対策事業では、済生会江津総合病院の支援を行っていますが、3億円もの税金を投入して、市民の済生会への不信感を取り除くための院内改革には及び腰です。 ワークステーション江津では、就労にこぎ着けた人の追跡ができていません。職場と労働者のマッチングがうまくいったのか、問題があったのならその要因は何だったのか、今後の施策へ生かす上で重要な部分が欠けています。 農業費では、2020年度での耕作放棄、離農について把握されていませんでした。どれだけが失われ、その要因が何だったのか、それを把握することが今後の施策の基本になるのではないでしょうか。 企業立地推進事業については、補助対象の企業への現地調査を求めましたが、今回も調査は行われませんでした。なぜ行われなかったのかは不明ですが、議会側が遠慮しているなら市民の負託に応えていないと言えますし、市執行部が止めているなら審査を受ける立場で出過ぎたまねです。対象企業が拒んでいるなら補助金を受けなければ済む話です。いずれにしても、十分な審査が行われていないという点を指摘しておきます。 商工団体振興事業では、支援した江津商工会議所、桜江商工会での取組が把握されていません。どれぐらいの事業者が相談しに来たのかさえ不明です。それで商工振興が図れるのでしょうか。江の川祭り事業については、市内経済と結びつけて考えていないとの驚くべき答弁がありました。中止になったとはいえ、市内最大のイベントで大きな書き入れどきともなるのに、そのような認識で協賛者へ説明がつくのか疑問です。 商工費では、2020年度での廃業した事業者について、コロナ禍があったためとの答弁もありました。すなわち、コロナ対策が不十分であったことを自ら認めています。全部はできないとの答弁もありましたが、確実性のない企業誘致には税金を投入していることを考えれば、施策の取捨選択、優先順位を改めるべきです。 住宅耐震化と危険なブロック塀の除去を目的とした、住宅建築物安全ストック形成事業は、過去の決算同様に大きな進展が見られません。これまで、市民への啓発で事業を進めるとの答弁もありましたが、啓発だけで住宅耐震化やブロック塀の除去は進まないことは明らかです。また、個人の財産に手を入れることはできないとされていますが、景観の維持のためには個人の財産に手を入れています。耐震化できないまま震災で住宅が崩れる、ブロック塀が倒れるという事態が、景観に与える影響を考えるべきではないでしょうか。そういった点も考慮して、市民が積極的に活用できる支援、補助を設け、安全対策を前進させるべきです。 広域消防事業では、消防組合の所管として、傷病者の救急搬送の状況すら答弁拒否しました。そういった状況を把握することが地域医療への対策や道路整備の必要性などを確認する上で重要であるにもかかわらずです。市は常々、総合的に判断すべきと言っていますが、市執行部がその総合的な判断のための情報を出すことを妨げていてはまともな決算にならないということも申し述べておきます。 不登校の子供たちの学校健診について、本来行うべき学校で受けてもらうと、不登校であることが考慮されていない方針が示されています。不登校の子供たちにとって、かなりハードルが高い対応です。せめてあおぞら学園に通えている子供にはあおぞら学園で検診が受けられるよう対応することを求めます。 学校司書等配置事業では、どの学校にも、いつでも図書室に司書がいるという環境を確保できていません。学校からの要望もあります。子供たちの教育、学ぶ意欲のためにも、いつでも司書がいるという環境を提供することを求めます。 GIGAスクール構想整備事業では、小・中学生に1人1台のタブレットが配備されましたが、その具体的な活用法が定まっておらず、有効に使いこなせていないとの声があります。その原因の一端が、2020年度での泥縄的対応にあるのは明らかです。教育現場への負担、子供たちへの影響をもっと真剣に考慮し、せっかく整備した資材を有効に活用する計画をきちんと立てるべきということを指摘しておきます。 小学校教育振興費、中学校教育振興費で行われている、貧困世帯の児童・生徒への就学援助では、学校健診の結果、治療が必要な子供へのケアが十分に行われていません。一般質問への答弁では、保護者に遠慮している様子もうかがえましたが、子供たちの将来を考えれば遠慮している場合ではありません。教育行政として積極的に治療を働きかける必要があります。 図書館の建設については、積極的な動きがありません。市民の要望に沿って早期に建設に取りかかることを求めておきます。 放課後子ども教室推進事業やふるさとキャリア教育推進事業のサタデースクールでは、ボランティアの確保ができていないことが事業推進の妨げとなっていました。そもそも、ボランティアは、やりたい人がやりたいときにやりたいだけやるというもので、自由参加が原則であり、事業の要因として数えるべき存在ではありません。行政として人員への予算を確保し、ボランティア頼みにならない事業を展開すべきです。 給食センターでは、職員の処遇改善がありませんでした。非正規職員、外郭団体職員への処遇は、必ずしも手厚いものとはなっていません。公共を支えるスタッフとして処遇改善を求めたいと思います。 ここまで、個別の事業や取組について意見を述べてきましたが、真摯に受け止めていただき、2022年度予算を含む今後の施策へ反映していただくことを強く求めて、一般会計決算認定への反対討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 次に、認定第2号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可いたします。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党の多田伸治です。 認定第2号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 国民健康保険事業では、保険料軽減世帯が2,242世帯と、全体の67.9%に上り、滞納も197世帯と、格差と貧困が現実問題として目前にあるにもかかわらず、行政としての対応は相談があれば対応するというもので、保険料算定で被保険者の所得などを把握しているにもかかわらず、生活保護に該当する人を確認することも、そういった人への声かけも怠っているということが審査の質疑で明らかとなりました。 一方で、医療給付費抑制のためのがん検診、特定健診の受診率向上の取組は、遅々として進んでいません。コロナ禍により日常的な診察を控える受診控えがあり、以前にも増して検診による早期発見、早期治療が重視され、保険行政としてもその点へ言及していながらの結果です。市民の負担軽減、検診の受けやすさなど、抜本的な見直しが必要です。 以上の点から、国民健康保険法が掲げる社会保障及び国民保険の向上に対して十分な取組となっていないと指摘して、決算認定に反対いたします。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可いたします。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 新政クラブ坂手洋介です。 認定第2号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 本市の国民健康保険事業は、平成30年から都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村と共に運営しております。本市においては、近年基金を取り崩しながら事業を行い、令和2年度においても非常に厳しい事業運営を行っております。令和2年度決算においては、前年度比較では歳出が約1億3,100万円の減額となっております。これは、保険給付費、事業費、事業給付金の減によるものです。事業においては、受診率向上の取組を行うなど、将来を見据えた事業運営を行っております。さらには、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、対象者に保険料減免を行っております。また、予算執行においては、法令に基づき適正に処理されております。よって、認定第2号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に賛成するものです。御賛同のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 次に、認定第3号については、通告がありませんので、討論なしと認めます。 次に、認定第4号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議団多田伸治です。 認定第4号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 後期高齢者医療事業では、保険料軽減対象者が3,643人と被保険者の75.9%に上り、滞納も17人と、市内の高齢者の貧困が如実に表れています。にもかかわらず、行政としての対応は相談があれば対応するという、国民健康保険事業と同様に、貧困対策への意識が極めて低いことが審査で示されました。また、これも国保と同様に、保険料算定で被保険者の所得などを把握しているにもかかわらず、生活保護に該当する人を確認することも、そういった人への声かけも怠っていることが明らかとなりました。さらには、こういった状況について、保険者の広域連合と協議、相談しているかとの問いには、業務に反するものはないので協議などはしていないと、行政として市民、高齢者の生活へ全く責任を感じさせない答弁がありました。 地方自治法でも、後期高齢者医療について定めた高齢者の医療の確保に関する法律でも、その目的として必ず、住民の福祉の増進、高齢者の福祉の増進がうたわれています。しかし、江津市の行政にはその認識が足らず、十分な対応がなされていないと言わざるを得ません。 勘定に間違いがなければ問題ないとはいきません。その先には市民がいて、生活に困っている人もいる、それを何とかするのも行政の役割です。この観点に欠ける決算であるため、認定には反対いたします。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 10番藤間議員。              〔10番 藤間義明 登壇〕 ◆10番(藤間義明) 無会派の藤間義明です。 認定第4号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 質疑に対する答弁の中で、保険料や一般会計からの繰入金を島根県後期高齢者医療広域連合へ納付することにより、被保険者の方に必要な保険給付を行うことができています。また、収納対策の取組により、昨年度より保険料の収入未済額が減少していますし、法令の規定に基づき適正な予算執行を行っています。以上のような理由から、私は認定第4号に賛成するものです。御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 次に、認定第5号に対する反対意見の通告がありますので、発言を許可します。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 認定第5号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 2020年度の公共下水道事業会計では、下水道の管渠整備のために4億5,108万円がつぎ込まれました。これは歳出のほぼ半分に当たり、一般会計からの繰入れ2億4,928円により支えられています。しかし、この管渠整備による新たな供用開始戸数は92戸にすぎず、新規接続戸数は57戸と、435万円の補助で36基を設置した合併浄化槽と比較しても効率は非常に悪いものとなっています。接続状況からは、日頃から財政が厳しいと言われている本市において、どうしても進めなければならない事業とも、市民に求められている事業とも言えません。 環境問題を考えれば、汚水処理は必要です。しかし、早期に汚水処理人口普及率を上げるためには、一般会計からの繰入れを浄化槽設置の補助へ回して、設置への補助を大幅に上乗せする手法へ切り替えるべきです。仮に、浄化槽1基につき100万円の補助を行って、ここ数年での下水道の新規接続戸数と同程度の60から80基の設置があったとしても、経費は管渠整備の4億5,000万円に比べると6分の1にも満たないもので済みます。合併浄化槽のほうが市内業者へ仕事を回すという点でも効果的ですし、財源の残りを子育て支援なり、高齢化対策、貧困対策や新型コロナウイルスの経済対策に充てるなどしたほうが、よほど市民にも喜ばれるのではないでしょうか。 決算審査の際には、国の基準にのっとって一般会計からの繰入れをしているとの答弁もありましたが、ルールにのっとっていればどんな税金の使い方をしてもよいというものではありません。特に、公共下水道は、受益者が地域で限定されることもあり、いずれ誰しもが加入しなければならない時期が来る国民健康保険と同じ扱いはできないはずです。また、下水道でも、浄化槽でも、受益者負担は同じだとの答弁もありました。管渠整備を正当化するための答弁だったのかもしれませんが、同じであるなら浄化槽でもよいという結論にもなります。なぜ下水道管渠整備に固執するのか理解に苦しむところです。 既に公共下水道に接続している世帯もあることから、下水道での汚水処理をやめることはできませんが、無駄な公共事業としか言えない管渠整備は直ちにやめるべきです。市民のためにも、市財政のためにもならない事業を認めるわけにはいかないということを最後に申し述べて、公共下水道事業特別会計への反対討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 賛成意見の通告がありますので、発言を許可します。 15番田中議員。              〔15番 田中直文 登壇〕 ◆15番(田中直文) 政友クラブの田中直文です。 認定第5号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 本事業は、島根県生活排水処理ビジョンに基づいて実施されているものであり、現在の江津市の人口や面積を考慮し進められておるところです。 事業実施に当たっては、一般会計から多額の繰入れが行われておりますけれども、国の繰り出し基準に基づいて実施されており、令和2年度の各種事業についてはいずれも不適切な処理は認められませんので、これを認定し賛成いたします。 以上のような理由から、認定第5号に賛成するものです。御賛同のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) 次に、認定第6号及び認定第7号については通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず認定第1号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第1号令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第2号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第2号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第3号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第3号令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第4号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第4号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第5号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、認定第5号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第6号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第6号令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第7号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、認定第7号令和2年度島根県江津市水道事業会計決算の認定については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 意見第2号 コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める意見書の提出について ○議長(永岡静馬) 日程第8、意見第2号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本案は提案理由の説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。 これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、意見第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、意見第2号コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 委員会継続審査調査付託について ○議長(永岡静馬) 日程第9、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長、総務民生委員会委員長及び建設経済委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査調査を行いたいとの申出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務民生委員会 ひきこもり、それに伴う生活困窮者に関する調査 中学校での新学習指導要領に関する調査 小学校中学校の校則に関する調査〇建設経済委員会 新型コロナウイルスに関する調査(経済状況や支援) 災害復旧事業に関する調査 有福温泉再生計画に関する調査              ……………………………………… ○議長(永岡静馬) お諮りいたします。 委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(永岡静馬) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、会議録作成に当たり、本会議における発言について一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして令和3年第4回議会定例会を閉会といたします。              午後4時6分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会議員              江津市議会議員...