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09月01日-01号

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  1. 江津市議会 2021-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 3年 9月(第4回)定例会               令和3年第4回議会定例会                 議事日程第1号令和3年9月1日(水)午前10時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定   諸般の報告第3 執行部提出議案について第4 同意第 6号 教育委員会委員の任命について第5 同意第 7号 人権擁護委員候補者の推薦について第6 報告第 8号 令和2年度島根県江津市一般会計継続費精算の報告について第7 承認第 7号 専決処分報告について   承認第 8号 専決処分報告について   承認第 9号 専決処分報告について   承認第10号 専決処分報告について   承認第11号 専決処分報告について   承認第12号 専決処分報告について第8 議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第42号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について   議案第43号 江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第44号 浜田地区広域行政組合規約の変更について   議案第45号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散について   議案第46号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分について   議案第47号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更について第10 議案第48号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて   議案第49号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第50号 令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第51号 令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第52号 令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第53号 令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて第11 認定第 1号 令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について   認定第 2号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 3号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 4号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 5号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 6号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 7号 令和2年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(14名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子7 番  多 田 伸 治             8 番  山 根 兼三郎9 番  森 川 佳 英             10 番  藤 間 義 明11 番  森 脇 悦 朗             12 番  石 橋 孝 義13 番  河 野 正 行             14 番  藤 田   厚15 番  田 中 直 文             16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕総務部門参事  崎 間 茂 理          総務課長    佐々木 章 夫総務課主査   西 本   弘          財政課長    山 中 祐 二市民生活課長  小 瀧 陽 夫          保険年金課長  石 山 景 三商工観光課長  三 木 和 彦          上下水道部門参事坂 根 広 晃教育長     田 中 利 徳          監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    和 田 光 信事務局調整監  大 屋   功事務局主任   原 田 佳代子              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開会 ○議長(永岡静馬) おはようございます。 これより令和3年第4回議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(永岡静馬) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、江津市議会会議規則第88条の規定により議長において指名いたします。 3番森川和英議員、13番河野議員。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(永岡静馬) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から9月24日までの24日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日から9月24日までの24日間と決定されました。 諸般の報告に先立ちまして、全国市議会議長会より8月12日からの大雨による本市被害につきましてお見舞いの手紙を頂戴いたしました。江津市議会を代表して、この場をお借りして御礼を申し上げます。ありがとうございました。 続いて、諸般の報告をいたします。 それでは、お手元に配付しております令和3年第4回議会諸般の報告を御覧ください。 令和3年第3回議会6月議会定例会以降開催され、私または代理が出席いたしました主な行事、会議等について記載をいたしております。その中で特に皆さんにお伝えしておきたい部分についてお話をしておきます。 1ページの中段の項目を御覧ください。 8月4日、令和3年度島根県市議会議長会議員研修会が浜田市の石央文化ホールで開催され、江津市議会全議員で参加いたしました。大正大学社会共生学部公共政策学科江藤俊昭教授を迎えて、地方議会の役割とこれからの議会改革、危機状況での議会議員の役割と題した講演が開催され、江藤教授からは、議員定数削減によって政策提言機能や監視機能の低下になってはならないこと、削減を提案するならば議会の役割を補完、代替する案が必要であるといった定数が削減傾向にある現状に危機感を示されていました。また、現在江津市議会議会活性化特別委員会でも取り組んでいます成り手不足対策や住民への議会活動の理解を深めるためのアドバイスなど、貴重な講演でありました。 そのほかの事項につきましては、お目通しをお願いいたします。 なお、記載しております会議の資料等につきましては、事務局で保管しておりますので御覧ください。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 執行部提出議案について ○議長(永岡静馬) 日程第3、執行部提出議案について市長の発言を許します。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 令和3年第4回江津市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 まずもって、今年の夏も台風、大雨によって被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。御承知のとおり、平成30年7月、令和2年7月に続き、4年間で3回目となる大きな被害がまたしても発生をいたしました。度重なる災害による被災者の方々の恐怖、憤り、落胆はもちろんのこと、市民の皆様の中に積もる不安に対して心の痛みを禁じ得ません。現在、被災箇所の復旧、生活環境の復興を始めつつありますが、いずれにいたしましても平穏な日常が一日でも早く取り戻せるよう今後も全力で取り組んでまいります。 それでは、今本市が抱えている主な課題について説明申し上げます。 初めに、今年の夏発生した災害による被害等の具体的な内容についてですが、7月6日からの大雨では、家屋の床下浸水1戸の被害が発生しました。また、林道44か所、市河川4か所が被災をいたしました。これらの災害のうち道路1か所については、9月下旬から10月上旬に国の災害査定を受けることになっています。 農地につきましては、冠水が4ヘクタールで、農作物の被害額は510万円となっています。農業用施設被害は農道が12路線、水路が5か所、林道が13路線、被害額は1億700万円と見積もっています。中でも、那賀東部広域農道グリーンラインについては道路が陥没し、盛土区間において土に水が浸透したことによる土砂崩壊を起こしている可能性が大きく、極めて危険な状態と判断し、全面通行止めとしています。現在、地質調査を行っていますが、全面復旧にはかなりの時間を要するものと見込まれ、利用されている皆さんには大変な御不便をおかけしています。何とぞ御理解と御協力をお願いをいたします。 次に、8月9日の台風9号では、家屋の床上浸水1戸、床下浸水4戸、屋根の破損4戸、外壁の落下1戸の被害が発生しています。併せて、市道77か所、市河川4か所、公園2か所が被災いたしました。これらの被害のうち道路10か所、市河川1か所については、国の災害査定を受けることになっています。 さらに、8月12日からの豪雨災害については、8月31日時点で、家屋の床上浸水4戸、床下浸水15戸、非住家では床上浸水3戸、床下浸水23戸の被害が発生しています。 農林業関係においては、台風9号と8月12日からの豪雨が立て続けに発生し、江の川沿川の農林道や農地に甚大な被害が発生をしています。これら災害による農林道等農業用施設の被害は、農道8路線、水路4か所、林道17路線、作業道1路線となっています。特に、波子農免農道での土砂崩れは復旧のめどが立っておらず、利用をされている皆様には大変御不便をおかけしています。これらの農業用施設の被害額は、1億3,970万円と見積もっています。また、合計160ヘクタールにも及ぶ面積が冠水した農地2,500万円、農作物5,760万円、農業機械3,000万円の被害額と見込まれます。今後は、これら被災した農地や施設、機械等の早期復旧を図るため、国の災害復旧事業や本市の独自支援策などを活用し、一日も早い再建に努めます。 同じく、8月の台風及び豪雨によって、市道川戸渡田線及び谷うつ1号線、市山長谷線の各市道では路肩の崩壊が発生し、全面通行止めとしています。地域住民の皆様には大変御迷惑をおかけしておりますが、御理解のほどをよろしくお願いをいたします。特に8月12日からの豪雨災害では、市道32か所、市河川15か所が被災しました。これらの災害のうち道路6か所については、国の災害査定を受けることになっています。 水道施設の被災については、14日午後に桜江町の坂本水源地が冠水をいたしました。幸い、直前に配水池の貯水量を最大限に増やし、取水ポンプの自動運転を停止したことによって、断水や水道水汚染を回避することができました。なお、この取水ポンプにつきましては、翌15日には復旧作業を完了しています。 続いて、江の川治水対策についてです。 近年の豪雨災害の発生状況に鑑み、より一層のスピード感を持って地元調整を図り、激甚化する浸水害の対策を早急に講じるための江の川流域治水マスタープランの策定を急ぎ、事業の加速化を図ってまいります。 このたびの8月12日からの豪雨では、八戸川の災害復旧事業によってかさ上げされた築堤が大きな効果を発揮しました。また、今回は国土交通省浜田河川国道事務所からのポンプ車2台に加えて、国土交通省中国地方整備局防災技術センターからさらに1台導入をいただき、初めて計3台のポンプ車による内水排除活動を実施いたしました。 しかしながら、江の川では断続的ではありましたが長期間にわたって上流域と下流域において同時に降雨があったことから、無堤地区やポンプ車を配備できなかった地区などでは今回も住家の浸水被害が多く発生することとなりました。 このため、江の川本川はもとより、八戸川をはじめとする各支川における内水対策への必要を再認識させられたところです。今後はこのような内水に対する被害を低減すべく、ポンプ車の増車や適切な配置、小規模排水路などの内水排除活動用ポンプの導入などについて国、県とともに必要な対策に取り組んでまいります。 次に、新型コロナウイルスワクチンの接種の状況についてですが、本市では本年3月から医療従事者への接種に始まり、5月からは65歳以上の高齢者を対象とする接種を、また7月からは64歳以下の人を対象とする接種を市内医療機関の協力を得て円滑に実施してまいりました。 そうした中、8月末時点のワクチン接種状況についてですが、65歳以上の高齢者では、1回目が90.04%、2回目は88.21%、64歳以下から12歳まででは、1回目が61.20%、2回目は46.1%となっています。そして、市民全体では、1回目が73.87%、2回目は64.61%の人が接種を受けたことになります。 引き続き、新型コロナウイルスワクチンの接種につきましては、医療機関の協力を得ながら着実に実施をしてまいります。 次に、有福温泉の再生についてです。 有福温泉については、平成22年の大規模火災、相次ぐ旅館の廃業に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、極めて厳しい状況が続いていることは皆さん御承知のとおりです。 そうした中、さきに応募した観光庁の既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業における観光拠点再生計画が6月8日に採択をされました。今後はこの計画の採択に続き、民間事業者による店舗、旅館の改装と市による廃屋の撤去及びソフト事業について、それぞれ補助対象事業の申請を行い、事業を進めていくことになります。なお、この事業は令和4年2月28日までの完了が求められています。このため、タイトなスケジュールになりますが、事業者との連携を密にしながら整備を進めてまいります。 また、ソフト事業では、事業に携わる事業者によって設立された有福温泉振興会を支援するとともに、ウェブサイトやリーフレットなどを活用した様々な情報発信を強化し、観光、交流人口の確保に努めてまいります。 1,370年余の名湯の歴史を途絶えさせることなく、有福温泉に再びにぎわいを取り戻すため、目の前の課題を1つずつ解決をしながら、手を尽くしてまいります。 次に、浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散についてです。 この組合は、昭和31年の旧有福村の江津市、浜田市への分割合併時に有福温泉財産処分協議が整わなかったことを受け、江津市と浜田市の共同管理とし、昭和48年からは一部事務組合である浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合を設立して現在に至っています。 有福温泉財産処分は長年の課題としてこれまで様々な協議を重ねてまいりましたが、具体的な解決には至っていませんでした。そうした中、令和3年3月に地元住民代表をはじめとする委員で構成した有福温泉開発協議会より、財産処分を早期に解決し、組合の解散を求める協議報告書が提出されました。これを受け、江津、浜田の両市において事務協議を進めてまいりました。 この協議の結果、65年に及ぶこの課題を解決するため、共同管理組合を令和3年12月31日をもって解散することとし、組合財産及び施設運営は江津市が引き継ぐことで合意に至ったところです。そして、本9月議会定例会において、地方自治法に基づく関係議案を提案をするものです。 なお、今後の温泉施設運営については、有福地域の再開発や観光行政の取組と連携をしながら推進をしてまいります。 次に、令和3年度9月補正予算についてです。 このたびの補正予算は、緊急に措置が必要なものを中心に編成し、併せて令和2年度決算に伴う前年度繰越金なども計上をいたしました。一般会計補正額は7,150万円余、特別会計は合計で1,250万円余、水道事業会計も所要の補正を行っております。なお、このたび提案いたします補正予算案をはじめとする諸議案の詳細につきましては、各担当課長から御説明をいたします。本議会におきまして、活発な議論、御審議を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 終わりに、新型コロナウイルス感染症の収束は、いまだ見通せない状況です。市内でも感染者の発生が続いており、感染リスクはさらに高まっています。本市のワクチン接種は県内7市と比較いたしますと順調に推移していますが、ウイルスの変異による影響や国内の感染状況を考えますと、依然として感染防止に向けた行動を続ける必要があります。ただし、本市といたしましては、このような状況にあっても市民生活や市内経済への影響をできる限り抑えるため、適時適切な対策を講じてまいります。 現在直面している気候変動に起因する大災害や新型コロナウイルスの蔓延は地球規模の大きな問題ではありますが、その現場で奮闘する本市のような小規模自治体にこそ対策や解決のための大切な役割があると理解をしています。まさに、小さくともきらりと光る、江津らしい施策の展開が求められていると考えています。このため、今後も安心で安全なまちづくりを進め、持続可能な市政運営を目指し、必要な施策を迅速かつ着実に展開し、職員一丸となって取り組んでまいります。 議員の皆様におかれましても、引き続き御理解、御協力を賜りますようお願いをし、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 同意第6号 教育委員会委員の任命について ○議長(永岡静馬) 日程第4、同意第6号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 職員に朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(永岡静馬) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第6号教育委員会委員の任命について提案理由の説明を申し上げます。 教育委員の福田市子氏は、令和3年9月30日をもって任期満了となりますが、教育における識見は非常に高く、教育委員として適任者ですので、引き続き任命いたしたく提案するものです。よろしく御同意のほどをお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところでございますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。 これより討論に入るところですが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、同意第6号を採決いたします。 本案に同意されることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、同意第6号教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 同意第7号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(永岡静馬) 日程第5、同意第7号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 職員に朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(永岡静馬) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕
    ◎市長(山下修) 同意第7号人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の説明を申し上げます。 人権擁護委員の山縣雄二氏、濵岡律子氏、服部恭子氏は、令和3年12月31日をもって任期満了となりますが、人権問題に関して深い見識を持っておられ、人権擁護委員として適任者ですので、引き続きその候補者として推薦をするものです。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。 これより討論に入るところでございますが、通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、同意第7号を採決いたします。 本案に同意されることに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、同意第7号人権擁護委員候補者の推薦については、原案に同意することに決しました。 この際、しばらく休憩いたします。 再開は午前10時40分といたします。              午前10時30分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(永岡静馬) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 報告第8号 令和2年度島根県江津市一般会計継続費精算の報告について ○議長(永岡静馬) 日程第6、報告第8号令和2年度島根県江津市一般会計継続費精算の報告についてを議題といたします。 本報告に対する説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長山中祐二) おはようございます。 それでは、報告第8号令和2年度島根県江津市一般会計の2件の継続費精算の報告について提案理由を申し上げます。 まず、新庁舎建設事業についてですが、計画年割り額を令和元年度10億5,453万3,000円、令和2年度17億2,441万9,000円と定め、総額27億7,895万2,000円で、2年間の継続事業として実施したもので、令和2年度をもって事業が完了いたしました。設定期間内における各年度の事業実績額は記載のとおりで、2か年合計は27億7,591万7,100円となっております。 次に、防災情報伝達システム整備事業は、計画年割り額を令和元年度2億3,430万円、令和2年度3億6,960万6,000円と定め、総額6億390万6,000円で、2か年の継続事業として実施したもので、令和2年度をもって事業が完了いたしました。この事業についても設定期間内における各年度の事業実績額は記載のとおりで、2か年合計は6億146万9,000円となっております。 以上で継続費精算報告の説明を終わります。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入るところですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 報告第8号は、地方自治法施行令第145条第2項の規定による報告でございますので、御了承をお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 承認第 7号 専決処分報告について      承認第 8号 専決処分報告について      承認第 9号 専決処分報告について      承認第10号 専決処分報告について      承認第11号 専決処分報告について      承認第12号 専決処分報告について ○議長(永岡静馬) 日程第7、承認第7号専決処分報告について外5件を一括議題といたします。 本案6件に対する説明を求めます。 小瀧市民生活課長。              〔市民生活課長 小瀧陽夫 登壇〕 ◎市民生活課長(小瀧陽夫) おはようございます。 承認第7号及び承認第8号の承認議案2件について提案理由の説明を申し上げます。 承認第7号専決処分第9号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例については、令和2年度に制定した新型コロナウイルス感染症に関する保険料減免申請書類の提出期限に係る特例規定を令和3年度保険料の減免申請についても適用することとしたものです。令和3年度分保険料で令和4年3月31日までの間に納付期限等が存するものを特例規定の対象としています。 承認第8号専決処分第10号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長山中祐二) 承認第9号について提案理由の説明を申し上げます。 承認第9号専決処分第11号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第5号)は、7月の梅雨前線豪雨による災害に係る補正です。 歳入歳出それぞれ1億8,359万8,000円を補正し、予算総額を157億1,712万7,000円としております。 歳入につきまして、国庫支出金及び県支出金は、災害復旧費に係る負担金及び補助金です。市債は、災害復旧費等の財源として借入れを行うものです。 次に、歳出につきましては、主に農林業施設や公共土木施設の災害復旧費を計上しています。 以上で説明を終わります。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 佐々木総務課長。              〔総務課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎総務課長(佐々木章夫) おはようございます。 承認第10号について提案理由の説明を申し上げます。 承認第10号専決処分第12号江津市個人情報の保護に関する条例及び江津市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長山中祐二) 承認第11号及び承認第12号の承認議案2件について提案理由の説明を申し上げます。 承認第11号専決処分第13号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第6号)は、8月9日の台風9号による災害と8月12日からの大雨による災害に係る補正です。 歳入歳出それぞれ5億2,112万8,000円を補正し、予算総額を162億3,825万5,000円としております。 歳入につきまして、国庫支出金及び県支出金は、被災者支援や災害復旧費に係る負担金及び補助金です。市債は、災害復旧費やその他の災害関連事業の財源として借入れを行うものです。 次に、歳出につきましては、災害時の対応や被災者支援に係る経費及び農林業施設や公共土木施設などの災害復旧費を計上しています。 続きまして、承認第12号専決処分第14号令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、8月12日からの大雨による災害に係る補正です。 歳入歳出それぞれ550万円を補正し、予算総額を1億9,657万9,000円としております。 歳入につきましては、基金繰入金と支障移転補償費を計上しております。 歳出につきましては、災害復旧工事に伴う農業集落排水施設の支障移転工事費を計上しております。 以上で説明を終わります。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入ります。 承認第7号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 承認第7号国民健康保険の減免についての専決処分ですが、既に専決処分が行われており、減免も始まっているはずですが、同じく減免が行われた令和2年度は件数は合計で43件だというふうに聞いております。これに比較して、今回の専決で行われることになった減免というのは、今現時点で何件あるのかということを伺っておきます。 ○議長(永岡静馬) 石山保険年金課長。 ◎保険年金課長(石山景三) 令和3年度の減免申請は現在3件でございます。このうち2件が専決処分により、改正を行ったことにより、1年半分の保険料を減免の対象とすることができております。 ○議長(永岡静馬) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) えらく少ないというのが率直な感想なんですが、これ今回の減免の内容というのが、既にコロナ禍が始まった令和2年度の所得に対して3割減だというようなことになると減免の対象になるというようなことがあって、そこら辺がこういう件数の少なさに影響が出てるんじゃないかと思うんですが、その辺どういうふうに認識されていますでしょう。 ○議長(永岡静馬) 石山保険年金課長。 ◎保険年金課長(石山景三) 議員のお話にもありましたように、このたびの減免は令和2年中の収入からさらに現在3割以上収入が減少する見込みである、そういった方が対象となっております。特に、その基準について前年度からの変更はございません。 ○議長(永岡静馬) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 前年度から変更がないという話なんですが、その点について何か対策があってしかるべきじゃないかと思ったりするんですが、その辺についてももう一回伺っておきます。 ○議長(永岡静馬) 石山保険年金課長。 ◎保険年金課長(石山景三) 国民健康保険の保険料は、前年中の収入、所得に基づいて計算をされております。令和元年度から令和2年度に収入が下がった方につきましては、去年、そういった減免措置ということで減免をさせていただきました。令和2年中の収入、所得で同じ所得ラインといいますか、所得規模のある方については、同じ程度の保険料の御負担をお願いをしているところでございます。 これまで申し上げておりますように、国の示している基準に従いまして、さらに3割以上の収入減が見込まれる場合には減免措置の対象になるということで丁寧に対応していきたいと思っております。 ○議長(永岡静馬) 次に、承認第8号から第12号については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案6件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(永岡静馬) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団の多田伸治です。 承認第7号専決処分報告についてへの6月30日、専決第9号への反対討論を行います。 この専決処分は、コロナ禍の影響で経済的に困窮した国民健康保険被保険者について保険料の減免を定めたものです。反対討論ではありますが、国保料減免は必要な措置であり、実施自体に異論はありません。ただ、減免の内容が実情に沿っていない不足したものであるという点は指摘しなければなりません。減免は、昨年の所得と比較して30%減の場合に対象となります。しかし、昨年は既にコロナ禍で経済的な影響を受けていた時期であり、既に所得が減っていました。そこからさらに30%減とならないと減免の対象にならないのでは、コロナ禍による経済的悪影響を受けている被保険者の多くを取りこぼしてしまうことになります。これは、実際に専決後の減免が3件にすぎないという昨年の減免実績43件よりはるかに少ないということからも明らかです。 国の制度、支援ありきの減免であり、先ほどの答弁からは市として特に対策を考えていないようでしたが、コロナ禍で市民が自己の責任によらず苦しい状況に置かれているのですから、一番身近な行政として救済策を講じる責任があります。専決処分の際に、昨年ではなく、コロナ禍が始まる前の一昨年の所得と比較して減免を行えるよう必要であれば予算も含めて対応するべきでした。これは先ほど市長が自ら挨拶で述べられた、現場で奮闘する本市のような小規模自治体にこそ対策や解決のための大切な役割があるとの認識にも合致します。しかし、この専決処分にはそういった市民、国保被保険者へのあってしかるべき配慮がないということを申し述べて、反対討論とさせていただきます。 ○議長(永岡静馬) 次に、承認第8号から承認第12号については通告がありませんので、討論なしと認めます。 これより電子表決システムにより、まず承認第7号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成多数と認めます。よって、承認第7号専決処分報告については、報告のとおり承認されました。 次に、承認第8号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、承認第8号専決処分報告については、報告のとおり承認されました。 次に、承認第9号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、承認第9号専決処分報告については、報告のとおり承認されました。 次に、承認第10号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、承認第10号専決処分報告については、報告のとおり承認されました。 次に、承認第11号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、承認第11号専決処分報告については、報告のとおり承認されました。 次に、承認第12号を採決いたします。 本案は報告のとおり承認することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。              〔賛成・反対者ボタンにより表決〕 ○議長(永岡静馬) 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。 賛成全員と認めます。よって、承認第12号専決処分報告については、報告のとおり承認されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第41号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第42号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について      議案第43号 江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について ○議長(永岡静馬) 日程第8、議案第41号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について外2件を一括議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 佐々木総務課長。              〔総務課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎総務課長(佐々木章夫) それでは、議案第41号から議案第43号までの条例議案3件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第41号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、学校医、学校歯科医、保育所嘱託医及び保育所嘱託歯科医の報酬年額を6万6,500円から7万8,000円に、学校薬剤師の報酬年額を3万6,500円から4万2,000円に改定するため、所要の改正を行うものです。 議案第42号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定につきましては、地場産業振興センターの一部をサテライトオフィス等に活用するため、所要の改正を行うものです。 議案第43号江津市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定につきましては、行政不服審査法施行令及び地方税法施行規則の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入ります。 議案第41号については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第42号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) 皆さんおはようございます。 議案第42号は、地場産センターの一部をサテライトオフィスに変更する条例であります。現在の地場産センターは交通のアクセスや広い駐車場、特に安い使用料金などで市民の皆さんには使い勝手が大変よいということで高く評価され、喜ばれている施設であります。このような利便性が高い人気のある施設をサテライトオフィスなど一部の人たちしか使用できない施設に変更することは、江津市の本来の仕事である市民の皆さんの福祉の向上に反すると私は考えますが、その点についての考えはどのようになってますか。 ○議長(永岡静馬) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) これまで地場産センターにつきましては、研修会やイベントを開催する際の貸し館として御利用いただいておりました。それでも、市内には総合市民センターやパレットごうつ、そして新庁舎についてもその利用目的に合った活用ができる施設と考えております。そうした中、地場産センターはサテライトオフィスやコワーキングスペースという、より活用法を明確にした施設利用を行うことで経済の活性化につなげ、住民の福祉向上に資する施設に活用したいと考えております。 また、3階の大会議室、1階の地場産品の販売は今までどおり実施いたします。 ○議長(永岡静馬) 次に、議案第43号ですが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。 議案第41号及び議案第43号は総務民生委員会に、議案第42号は建設経済委員会にそれぞれ付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第44号 浜田地区広域行政組合規約の変更について      議案第45号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散について      議案第46号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分について      議案第47号 浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更について ○議長(永岡静馬) 日程第9、議案第44号浜田地区広域行政組合規約の変更について外3件を一括議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 崎間総務部門参事。              〔総務部門参事 崎間茂理 登壇〕 ◎総務部門参事(崎間茂理) おはようございます。 それでは続きまして、議案第44号から議案第47号までの4議案について提案説明を申し上げます。 まず、議案第44号浜田地区広域行政組合規約の変更については、介護保険制度における地域支援事業の事業実施主体は保険者である浜田広域行政組合ですが、令和4年度から浜田市において、地域支援事業のうち地域包括支援センターの運営について外部委託する方針が出されております。これに伴い、地域支援事業のうち市が実施することで効果が発揮できると管理者が認めた事業について、市が事業実施主体となるよう組合規約の変更を行うものです。 次に、議案第45号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散については、同組合を令和3年12月31日限りで解散することについて浜田市、江津市で協議するため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 続きまして、議案第46号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散に伴う財産処分については、同組合の解散に伴う財産処分について浜田市、江津市で協議するため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 最後に、議案第47号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合規約の変更については、同組合の解散に伴う事務の承継について組合規約の変更を浜田市、江津市で協議するため、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(永岡静馬) これより質疑に入ります。 議案第44号については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 次に、議案第45号について質疑の通告がありますので、発言を許します。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 議案第45号浜田市江津市旧有福村有財産共同管理組合の解散についてということで、この議案が可決され、共管組合の議会のほうも通過すれば、3つの公衆浴場というものが本市の単独の管理ということになるんですが、市民の財産としてこれが市の単独管理ということになっても広く市民が日常的に利用できる施設として運営されるかどうか、その点を一応確認として聞いておきます。 ○議長(永岡静馬) 崎間総務部門参事。 ◎総務部門参事(崎間茂理) 基本的に今、江津市が直接運営してるわけですけど、何も変わりはないということで、少なくとも江津市の住民さんにとっては何も変わりはございません。 それから、先ほどちょっと組合議会のことを申されましたけど、解散については両市の議会の議決のみで組合議会の議決は必要ありませんので、申し上げておきます。 ○議長(永岡静馬) 次に、議案第46号及び議案第47号については通告がありませんので、質疑なしと認めます。 本案4件は、全て総務民生委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議案第48号 令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて       議案第49号 令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて       議案第50号 令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて       議案第51号 令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて       議案第52号 令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて       議案第53号 令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて ○議長(永岡静馬) 日程第10、議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて外5件を一括議題といたします。 本補正予算案6件に対する提案理由の説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長山中祐二) それでは、議案第48号から議案第52号までの予算議案5件について提案理由を申し上げます。 一般会計の補正は、主に人事異動に伴う職員人件費の調整、令和2年度決算に伴う前年度繰越金及び国県補助金返還金について計上しております。 1ページをお開きください。 議案第48号令和3年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ7,158万2,000円を追加し、予算総額を163億983万7,000円とするものです。 第2条地方債の補正は、5ページに記載しておりますが、事業費の変更などで借入限度額の変更をするものです。 続きまして、特別会計ですが、今回4件で補正予算を計上しております。 それでは、6ページをお開きください。 議案第49号令和3年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出ともに775万1,000円を追加し、予算総額を32億4,652万円とするものです。補正の主なものは、本算定による保険料の見直しや前年度繰越金の計上、職員人件費などの調整などです。 次に、8ページをお開きください。 議案第50号令和3年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ53万5,000円を追加し、予算総額を8億1,008万3,000円とするものです。補正の主なものは、前年度の療養給付費負担金の精算における返還金の計上やそれに伴う一般会計繰入金の減額、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整です。 次に、10ページ、議案第51号令和3年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ62万3,000円を追加し、予算総額を9億1,509万円とするものです。補正の主なものは、前年度繰越金の計上、職員人件費の調整と基金積立金の計上です。 次に、12ページです。 議案第52号令和3年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ363万6,000円を追加し、予算総額を2億21万5,000円とするものです。補正の主なものは、基金繰入金の計上と職員人件費の調整です。 続きまして、一般会計の事項別明細書により、補正の主なものについて説明をいたします。 まず歳入です。 16ページをお開きください。 16ページから18ページの款の14国庫支出金及び15県支出金は、歳出各事業との関連で増減調整を行ったものなどです。 次に、18ページの款の17寄付金です。 目の3教育費寄付金、説明欄、教育振興事業32万円は、夢咲くまち江津チャリティーゴルフコンペ実行委員会様より御寄附いただいたものです。この場をお借りし、改めてお礼申し上げます。 その下の18繰入金です。補正額3億5,243万円の減額は繰越金による財源で、財政調整基金と減債基金の積み戻しを行うものです。 次に、19ページの款の19繰越金、補正額3億7,527万5,000円は、令和2年度決算による繰越額を補正するものです。 20ページの款の21市債については、歳出各事業との関連で増減調整を行ったものです。 続きまして、歳出です。 まず、冒頭で申しましたように、今回の補正は全般的に職員人件費の調整を行っており、各款に人件費の所要額を計上しております。 それでは、21ページをお願いします。 款の2総務費です。 目の7財産管理費、説明欄、公共施設等整備管理基金積立金2,526万8,000円は、有福温泉施設改修費として積み立てるものです。 次に、目の18諸費、説明欄、国県補助金返還金3,990万9,000円は、令和2年度決算で補助額が確定したことによる精算返還金です。 続いて、23ページです。 款の3民生費、目の1児童福祉総務費、説明欄、私立保育所施設整備補助事業462万1,000円は、波子保育所立替工事費補助金の増額です。 次に、24ページ、款の4衛生費、目の1保健衛生総務費、説明欄、地域医療支援対策事業754万4,000円は、看護師緊急確保対策分としての補助金などです。 続いて、26ページ、款の6農林水産業費、目の3農業振興費、説明欄、担い手育成対策事業、補正額924万9,000円は、認定農業者などへのハウス等整備支援の補助金です。 款の7商工費、目の2商工振興費、説明欄、サテライトオフィス等整備推進事業、補正額1,455万7,000円は、工事費等を増額するものです。 次に、款の8土木費です。 27ページの目の5公共道路事業費、説明欄、田の原3号線道路改良事業、補正額3,270万円の減額は、工事等の減によるものです。 28ページの目の8防災集団移転促進事業費、説明欄、防災集団移転促進事業、補正額1,016万4,000円は、事業計画策定業務委託料などです。 次に、29ページ、款の9消防費、目の5災害対策費、説明欄、新型コロナ感染症対策費、補正額1,210万円は、防災倉庫と避難所の駐車場の整備工事費です。 続いて、32ページから37ページの給与費明細書、38ページの地方債現在高調書についてはお目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 次に、39ページから63ページまでの各特別会計につきましては、先ほど概要を説明いたしましたので、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 以上で予算議案5件について提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 坂根上下水道部門参事。              〔上下水道部門参事 坂根広晃 登壇〕 ◎上下水道部門参事(坂根広晃) おはようございます。 それでは、議案第53号令和3年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて提案理由の説明を申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きください。 補正予算第2条収益的収入及び支出のうち、収入につきましては686万5,000円減額し、補正後の予算額を8億7,342万2,000円に、支出につきましては1,163万9,000円増額し、補正後の予算額を8億1,085万7,000円とするものです。 補正予算第3条資本的収入及び支出のうち、収入につきましては36万1,000円増額し、補正後の予算額を3億2,394万6,000円に、支出につきましては14万5,000円増額し、補正後の予算額を5億6,743万4,000円とするものです。その結果、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額が、当初の2億4,370万4,000円から補正後は2億4,348万8,000円となり、不足額につきましては当年度分及び過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 2ページの補正予算第4条企業債につきましては、今年度の建設改良事業費の財源に充てることとしておりました上水道債の一部を辺地対策事業債に振り替えるものです。これは令和3年度より新たな地方財政措置として、旧簡易水道事業建設改良工事に対しまして辺地対策事業債が適用となったことによるものです。 補正予算第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を354万7,000円減額し、補正後の金額を8,879万5,000円に改めるものです。 補正予算第6条他会計からの補助金につきましては、650万4,000円減額し、補正後の金額を1億9,102万1,000円に改めるものです。 3ページをお開きください。 3ページ以降は、1ページから2ページに記載した補正予算の説明書となっております。 3ページから4ページの補正予算実施計画は、補正予算の内容を目の科目別に表したものです。詳細につきましては、後ほど補正予算実施計画明細書により御説明いたします。 5ページをお開きください。 5ページの予定キャッシュフロー計算書の補正、6ページから7ページの給与費明細書の補正につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 8ページをお開きください。 8ページの予定損益計算書の補正は、補正後の予算を執行した結果、令和3年度の収益、費用及び損益がどうなるかを表したものであります。経常利益は5,384万6,000円を見込んでおります。この経常利益の見込額に特別利益及び特別損失を加減した結果、5,384万5,000円の当年度純利益が生じる予定となっております。 9ページをお開きください。 9ページから10ページの予定貸借対照表の補正は、補正後の予算を執行した結果、令和3年度末における江津市水道事業の資産、負債及び資本の残高がどのようになるか、その予定を表したものです。お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 11ページの補正予算実施計画明細書を御覧ください。 11ページの収益的収入及び支出のうち、収入につきましては、項の2営業外収益、目の3他会計補助金は、繰入額が確定したことにより当初の見込額を補正するものであります。 12ページの支出につきましては、項の1営業費用、目の1受水費において、使用水量増加により超過料金が見込まれる額につきまして増額し、目の2から4職員給与費を人事異動に伴い減額しております。 項の2営業外費用、目の3消費税及び地方消費税は、令和3年度の決算により納付が見込まれる額について増額するものであります。 13ページをお開きください。 資本的収入及び支出のうち、収入につきましては、一般会計からの補助金を増額するものであります。支出につきましては、項の1建設改良費、目の4資本勘定職員給与費を人事異動に伴い増額するものであります。 以上で水道事業会計補正予算について提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 本補正予算案6件は、予算決算委員会に付託いたします。 この際、暫時休憩といたします。 再開は午前11時35分といたします。              午前11時26分 休憩              午前11時35分 再開 ○議長(永岡静馬) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 認定第1号 令和2年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について       認定第2号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第3号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第4号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第5号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第6号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第7号 令和2年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について ○議長(永岡静馬) 日程第11、認定第1号外6件を一括議題といたします。 本決算認定7件に対する提案理由の説明を求めます。 山中財政課長。              〔財政課長 山中祐二 登壇〕 ◎財政課長山中祐二) それでは、認定第1号から第6号までの令和2年度一般会計及び特別会計の決算認定について提案理由を申し上げます。 令和2年度の予算は、新庁舎建設事業を中心とした大型事業へ配分するとともに、本市の最重要課題である定住促進の推進に重点を置き、編成を行いました。また、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費について、必要に応じて補正予算の計上も行ってまいりました。こうした中において予算執行が行われた結果、令和2年度決算は一般会計特別会計いずれも黒字となっております。 それでは、決算書により説明いたします。 まず、一般会計の歳入は、5、6ページ、一番下の歳入合計欄のとおり、予算現額219億6,603万5,892円、収入済額206億5,804万2,353円、収入未済額8億2,578万6,455円です。収入未済額の内訳は、市税や分担金、使用料の未収が約9,500万円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する事業などの繰越しによる国庫支出金が約6億6,900万円などです。 次に、9、10ページ、歳出の決算額ですが、一番下の合計欄、予算現額219億6,603万5,892円、支出済額197億6,453万5,626円、翌年度繰越額16億270万9,136円、不用額5億9,879万1,130円です。翌年度繰越額については6月議会で報告をいたしましたが、主なものは、新世代事業7億5,922万3,000円、新庁舎建設事業1億7,400万4,790円などです。 次に、歳入歳出差引き残額ですが、8億9,350万6,727円となっております。 続いて、事項別明細により、歳入歳出の特徴的なものを説明いたします。 まず、11、12ページ、市税です。 収入済額は28億1,635万6,679円で、前年度比約2,200万円の減額となっております。徴収率は、市民税98.6%、固定資産税95.7%です。 次に、13、14ページ、款の6法人事業税交付金は、市町村の税源の偏在是正と財政運営の安定化を図るため令和2年度から交付されたものです。 次に、15、16ページ、款の10地方交付税です。 収入済額は備考欄になりますが、普通交付税51億8,366万8,000円、特別交付税12億212万円となりました。普通交付税は、地方法人課税の偏在是正措置による財源を活用した基準財政需要額の新規費目、地域社会再生事業費が創設されたことなどにより、前年度比約1億8,400万円の増額となっております。特別交付税は、災害の影響などにより、前年度比約3,200万円の増額となっています。 次に、21、22ページの款の14国庫支出金です。 収入済額は47億1,850万4,270円で、前年度比約29億3,500万円の増額です。この主な理由は、特別定額給付金給付事業補助金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金によるものです。 次に、29、30ページ、款の15県支出金です。 収入済額は11億3,074万9,020円で、前年度比較では約9,800万円の増額です。これは主に商業、サービス業における新型コロナウイルス感染症対応支援の地域商業等再起支援事業県補助金などによるものです。 次に、43、44ページの款の18繰入金です。 収入済額は7億3,287万8,339円で、新庁舎建設事業の財源として繰り入れた地域振興基金繰入金が主なものとなっています。 次に、53、54ページからの款の21市債です。 収入済額は26億4,851万円で、前年度比較では約2億2,500万円の増額です。主な理由は、新庁舎整備事業や防災行政用無線のデジタル化事業分の増額によるものです。 続きまして、歳出です。 まず、款の2総務費です。 63、64ページをお開きください。 目の7財産管理費の備考欄、新庁舎建設事業18億8,451万1,284円は、新庁舎の建設工事費などです。 また、目の8企画費の備考欄の特別定額給付金給付事業23億3,976万5,978円は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における家計支援のため1人10万円の給付を行ったものです。 次に、79、80ページをお願いします。 款の3民生費、目の4母子福祉費の備考欄、ひとり親世帯臨時特別給付金6,326万4,837円は、子育てに対する負担の増加や収入の減少により困難が生じている独り親世帯の支援として、国の給付金と市独自の給付金を支給したものです。 次に、款の7商工費です。 95、96ページになります。 目の2商工振興費、備考欄、新型コロナ感染症対策費1億7,681万6,189円は、中小企業等持続化応援金や商業・サービス業感染症対応支援事業費補助金などの実績によるものです。 続いて、款の8土木費です。 103、104ページになります。 項の5都市計画費、目の6市街地整備事業、備考欄、都市再生整備計画事業8,588万2,953円は、新庁舎前バス停整備工事や蛭子北道路新設工事などです。 次に、款の9消防費です。 105、106ページをお願いします。 目の5災害対策費、備考欄、防災情報伝達システム整備事業3億7,458万351円は、防災行政用無線のデジタル化に係るものです。 次に、款の10教育費です。 107、108ページをお願いします。 目の2事務局費、備考欄、GIGAスクール構想整備事業2億6,815万1,290円は、ICTを活用した授業を可能とするため、小・中学校の校内通信ネットワークや学習用タブレット端末などの整備を行ったものです。 次に、款の11災害復旧費です。 115、116ページをお願いします。 一番下の項の1農林水産業施設災害復旧費の支出済額6,446万2,865円は、令和2年6月と7月の梅雨前線豪雨等によるものです。 117、118ページになります。 項の1公共土木施設災害復旧費の支出済額9,784万4,183円も、同じく令和2年6月と7月の梅雨前線豪雨等によるものです。 歳出全般では、新型コロナウイルス感染症対策などにより、前年度比較で約25億2,700万円の増額となっております。 以上で一般会計の説明を終わります。 次に、特別会計です。 まず、121ページからの国民健康保険事業です。 歳入は122ページ、収入済額合計31億2,385万6,459円、歳出は124ページ、支出済額合計31億48万9,423円で、歳入歳出差引き残額2,336万7,036円です。保険給付費、国民健康保険事業費の納付金の減により、前年度比較では歳出が約1億3,100万円の減額となっております。 次に、国民健康保険診療所事業です。 歳入は140ページ、収入済額合計209万3,012円、歳出は142ページ、支出済額合計208万7,673円、歳入歳出差引き残額5,339円となっております。 次に、後期高齢者医療事業は、歳入は148ページ、収入済額合計8億1,224万8,288円、歳出は150ページ、支出済額合計8億1,160万7,878円、歳入歳出差引き残額64万410円です。歳出の前年度比較では約5,900万円の増額で、主な理由は後期高齢者医療広域連合納付金の増額です。 次に、公共下水道事業です。 歳入は158ページ、収入済額合計9億3,499万4,225円、歳出は160ページ、支出済額合計9億2,625万811円、歳入歳出差引き残額874万3,414円です。歳出における前年度比較では、汚水共同処理施設の施設管理費の増や建設工事委託費などにより約1,100万円の増となっております。 次に、農業集落排水事業です。 歳入は170ページ、収入済額合計2億4,933万4,815円、歳出は172ページ、支出済額合計2億1,840万6,015円、歳入歳出差引き残額3,092万8,800円です。歳出の前年度比較では、災害復旧事業費の減などにより約3億円の減となっております。 181ページ、182ページの実質収支に関する調書、183ページ以降の財産に関する調書は、お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 このほか、別冊として決算の概要、市監査委員による歳入歳出決算審査意見書を提出しておりますので、併せてお目通しをお願いいたします。 以上で一般会計及び特別会計決算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 坂根上下水道部門参事。              〔上下水道部門参事 坂根広晃 登壇〕 ◎上下水道部門参事(坂根広晃) それでは、認定第7号令和2年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について提案理由の説明を申し上げます。 では、1ページをお開きください。 1ページ、2ページは、収益的収入及び支出に関する決算報告書であります。 1ページ、収益的収入の決算額は、9億2,495万9,967円であります。 2ページ、収益的支出の決算額は、7億9,680万3,147円であります。 3ページをお開きください。 3ページ、4ページは、資本的収入及び支出であります。 3ページ、資本的収入の決算額は、2億3,881万5,059円であります。 4ページ、資本的支出につきましては、決算額4億7,220万1,132円であります。 これらの結果、資本的収入額が資本的支出額に不足する額が2億3,338万6,073円となり、これを当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填をいたしております。 5ページの損益計算書を御覧ください。 これは、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの全ての収益とこれに対応する全ての費用を集計し、1年間の経営成績を表したものであります。 まず、営業損益についてでありますが、1億7,999万3,277円の損失が生じることとなりました。 次に、営業外収益から営業外費用を差し引いた営業外の利益が2億9,313万8,665円発生しております。したがって、営業損失と営業外の利益を合算した経常損益は、1億1,314万5,388円の利益が生じる結果となっております。 また、特別利益、特別損失はありませんでしたので、純損益につきましても1億1,314万5,388円の純利益となっております。前年度繰越利益剰余金が4億2,083万8,017円であり、令和2年度未処分利益剰余金は5億3,398万3,405円となっております。 次に、6ページの剰余金計算書であります。 これは、資本の部に属する剰余金である資本剰余金及び利益剰余金が令和2年度中にどのように変動したかの内容を表した計算書であります。お目通しをお願いしたいと思ってます。 7ページをお開きください。 7ページの剰余金処分計算書は、損益取引から生じた利益の全部または一部を処分する内容を表した計算書であります。令和2年度につきましては、積立金への積立てなど特定の使途に充てるための処分をせず、未処分利益剰余金の令和2年度末残高5億3,398万3,405円につきましても、全額を翌年度への繰越利益剰余金とするものであります。 次に、8ページ、9ページの貸借対照表を御覧ください。 これは、令和3年3月31日現在において江津市水道事業が保有する全ての資産、負債及び資本を総括的に表示し、令和2年度末現在の財務状況を表したものであります。 資産の部では、2の流動資産のうち、(1)現金、預金の残高は4億4,514万6,804円で、前年度末に比べて4,136万7,292円の増となっております。内容につきましては、後ほど御説明申し上げます。 続いて、負債の部です。 3の固定負債と4の流動負債それぞれに、建設改良費等の財源に充てた企業債及びその他企業債の未償還残高が記載されております。合計した年度末未償還残高は30億3,559万2,560円となっております。令和2年度におきまして水道施設整備事業の財源として新たに1億1,120万円借り入れた一方、元金償還額が2億1,376万2,065円であったことから、前年度末と比べて1億256万2,065円の減少となっております。 9ページをお開きください。 資本の部、7の剰余金、(2)利益剰余金につきましては、先ほど損益計算書で説明しました未処分利益剰余金5億3,398万3,405円と一致しております。 10ページから11ページの注記は、財務諸表を作成するに当たって採用した会計処理の基準及び手続を記載したものであります。 12ページから25ページにつきましては、事業報告書になっておりますので、お目通しをお願いいたします。 次に、26ページをお開きください。 26ページ以降につきましては、決算附属書類と言われるものであります。 26ページのキャッシュフロー計算書であります。 これは、資金すなわち現金、預金の増減を業務活動、投資活動、財務活動の3つの分野ごとに区分して表し、水道事業全体の期首の資金と期末の資金の増減を表す計算書であります。 業務活動において、2億5,455万6,850円の資金の増加に対し、投資活動と財務活動、合わせて2億1,318万9,558円の資金の減少となり、事業全体としては4,136万7,292円の資金の増加となっております。資金期末残高は4億4,514万6,804円となり、先ほど貸借対照表のところで申し上げた現金、預金の残高と一致しております。 次に、27ページをお開きください。 27ページから31ページまでが収益費用明細書であります。これは、財務諸表である損益計算書の内訳説明書であります。 次に、32ページをお開きください。 32ページの固定資産明細書は、貸借対照表の資産の部に記載されております有形固定資産及び無形固定資産に関する内訳説明書であります。 33ページをお開きください。 33ページから36ページまでの企業債明細書は、貸借対照表の負債の部、固定負債及び流動負債に記載されております企業債に関する内訳説明書であります。 以上で令和2年度江津市水道事業会計の決算に関する説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(永岡静馬) 本決算認定7件は、予算決算委員会に付託いたします。 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。              午前11時57分 散会...