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09月24日-04号

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  1. 江津市議会 2020-09-24
    09月24日-04号


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    令和 2年 9月(第5回)定例会               令和2年第5回議会定例会                 議事日程第4号令和2年9月24日(木)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 請願第 1号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について第2 議案第51号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第52号 江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第53号 令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて   議案第54号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第55号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第56号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第57号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて   議案第58号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第59号 令和2年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて第5 認定第 1号 令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について   認定第 2号 令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 3号 令和元年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 4号 令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 5号 令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 6号 令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認定第 7号 令和元年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について第6 議案第60号 令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)を定めることについて第7 意見第 2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について   意見第 3号 国土強靭化老朽化対策を含む地方の社会資本整備の推進を求める意見書の提出について   意見第 4号 江の川治水対策の早期実現を求める意見書の提出について日程追加 意見第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について第8 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(15名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子6 番  田 中 利 徳             7 番  多 田 伸 治8 番  山 根 兼三郎             9 番  森 川 佳 英10 番  藤 間 義 明             11 番  森 脇 悦 朗12 番  石 橋 孝 義             13 番  河 野 正 行14 番  藤 田   厚             15 番  田 中 直 文16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕総務部門参事  崎 間 茂 理          総務課長    佐々木 章 夫財政課長    溝 田 ともえ          子育て支援課長 中 川   稔健康医療対策課長室   章 典          市民生活課長  小 瀧 陽 夫商工観光課長  三 木 和 彦          地域振興課長  中 川   哉教育長     小笠原   隆          社会教育課長  河 野 裕 光監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    大 屋   功事務局次長   和 田 光 信事務局係長   高 木 孝 子              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 ○議長(森脇悦朗) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 請願第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について ○議長(森脇悦朗) 日程第1、請願第1号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本請願に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 6番田中利徳議員。              〔総務民生委員会委員長 田中利徳 登壇〕 ◆総務民生委員会委員長田中利徳) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました請願第1号について、去る9月10日及び9月17日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告します。 請願第1号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、今、地方自治体は、医療、介護など社会保障への対応、子育て支援対策の充実、地域交通の維持、確保など複雑化した行政需要への対応が求められています。さらに、新型コロナウイルス感染症対策や近年多発している大規模災害、そのための防災・減災事業など、急を要する課題にも直面しており、これらの財政需要に対応するため、政府に対して地方財政の充実強化を求める意見書の提出を求めるものです。 採決の結果、異議なく採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 請願第1号に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより請願第1号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本請願に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、請願第1号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、委員長報告のとおり採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第51号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第2、議案第51号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する建設経済委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設経済委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設経済委員会委員長鍛治恵巳子) 建設経済委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第51号について、去る9月10日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第51号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、個人番号の通知カードの廃止に伴い、当該通知カードの再交付手数料を廃止し、条例の該当箇所を削除するものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第51号に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第51号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第51号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第52号 江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第3、議案第52号江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する総務民生委員会委員長の報告を求めます。 6番田中利徳議員。              〔総務民生委員会委員長 田中利徳 登壇〕
    総務民生委員会委員長田中利徳) 総務民生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第52号について、去る9月10日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 議案第52号江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定については、冷暖房装置の更新に伴い、サービス低下を招かないための施設維持管理費財源確保受益者負担の公平性を確保するために設備利用料の新設を行うものです。 審査において、なぜ負担を求めるのかとの質疑に対し、受益者負担の公平性の観点から負担をお願いするものですとの答弁がありました。 討論では、利便性向上のためにも設備利用料を無料にすべきであり反対との反対意見に対し、このたびの条例改正は他の施設の公平性及び受益者負担の観点から賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第52号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 議案第52号に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 皆さんこんにちは。日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから議案第52号江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で意見を申し上げます。 今回の条例案は、桜江体育館冷暖房施設利用料を新設をするものです。 この桜江体育館は、柔剣道室、バドミントン教室、地元の学校、団体、町内の保育園、小・中学校スポーツ少年団老人クラブ等が利用をしています。また、夏のイベント、ピクニックラン桜江、桜江いきいき祭り等合わせますと、年間190日を超える利用があるところでございます。また、この施設は地域活性化に貢献するために、地域コミュニティ活性化事業や家庭、経済、身体などの理由に左右されず、誰もが参加できる体験格差解消事業など推進をしています。また、スポーツ活動にとどまらず、地域住民の皆さんが気軽に集える拠点としても、健常者も、障がい者も、幼児も、高齢者も、誰もが分け隔てなく一緒になって活動する社会の実現に向けて、公益性の高い事業を展開している桜江町の体育施設です。 桜江町と江津市の合併の理念は、住民の負担は低いほうへ、行政サービスは高いほうへが今も生きている約束でございます。住民負担の増加につながる桜江体育館施設施設利用料の新設は、合併の理念としても、行政と住民の約束からも認めるわけにはまいりません。合併への複雑な思いは今も住民の中にあり、一施設の負担増だけではなく住民感情にも影響が出ると考えます。今後もこのようなことが続けば、行政への不信が広がります。行政の仕事は、福祉を守り、約束を守ることです。合併の理念に立ち返ることを申し上げて、私の反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 2番植田議員。              〔2番 植田好雄 登壇〕 ◆2番(植田好雄) 市民クラブの植田です。 江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場で意見を申し上げます。 江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定についてですが、冷暖房装置の更新に伴い、サービス低下を招かないための施設維持管理費財源確保受益者負担の公平性を確保するための設備利用料を新設するものであり、賛成をいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第52号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第52号江津市桜江体育施設設置条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第53号 令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて      議案第54号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第55号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて      議案第56号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて      議案第57号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについて      議案第58号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第59号 令和2年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第4、議案第53号外6件を一括議題といたします。 本補正予算案7件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 8番山根議員。              〔予算決算委員会委員長 山根兼三郎 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(山根兼三郎) 予算決算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第53号外6件について、去る9月11日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第53号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ2億2,217万4,000円を追加し、予算総額を213億9,821万5,000円とするものです。補正の主な内容は、事業費が増額となった新庁舎建設事業小・中学校維持補修費の増額、職員人件費の調整、令和元年度決算に伴う前年度繰越金及び国県補助金返還金等です。 初めに、現地調査として、郷田小学校青陵中学校の修繕箇所の調査を行いました。 次に、審査の中で、江津市地域包括センター移転に伴う地域医療施設整備事業補助金定住促進総合対策事業の女性のプチ起業補助金についての説明がありました。 討論では、新庁舎に関連した予算が組まれているので反対との反対意見に対し、新庁舎建設についてはこれ以上遅れてはいけないし、大切な予算であるため賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、特別会計であります。 議案第54号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入歳出ともに3,818万5,000円を追加し、予算総額を32億1,655万4,000円とするものです。補正の主なものは、本算定による保険料の見直しや保険料の不足分を補填するための基金繰入金、前年度繰越金の計上等です。 次に、議案第56号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ996万円を追加し、予算総額を8億622万1,000円とするものです。補正の主なものは、前年度繰越金や療養給付費負担金等広域連合納付金の増額です。 審査の結果、議案第54号から議案第58号までの5件については、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく可決すべきものと決しました。 次に、議案第59号令和2年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについては、収益的収入及び支出のうち、収入は151万3,000円を減額し、補正後の予算額を8億8,736万円に、支出は36万円増額し、補正後の予算額を8億1,278万9,000円とするものです。また、資本的収入及び支出のうち、収入は3万8,000円増額し、補正後の予算額を3億2,698万9,000円に、支出は319万2,000円を増額し、補正後の予算額を5億6,087万7,000円とするものです。 審査の結果、議案第59号は異議なく可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、議案第53号に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第53号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについてへの反対討論を行います。 まず、この補正予算案では、新庁舎建設での内装、外壁の意匠や3階屋上の設計変更などによる費用が計上されています。市民の使い勝手、利便性向上という面もあるでしょう。しかし、これまでも何度も申し上げてきましたが、日本共産党江津市議団は、防災対策としての新庁舎建設であるはずが、現庁舎よりも海岸線に近い低地に立地し、津波被害を想定していないと繰り返し指摘してきました。当然ながら使い勝手は向上したとしても、建っている土台に問題があることを無視できません。市民からの評価も、具体的に形ができてくると無駄遣いだといった声が大きくなっています。そういったものが建ててはいけない場所で進められているなら、賛成するわけにはいけません。災害から市民の命を守るという市議会議員として反対したいと思います。 次に、済生会への市役所機能の一部移転についてです。 新庁舎移転と併せて済生会へ包括支援センターを移転するための費用が計上されています。連携強化のためとされていますが、済生会では新型コロナウイルスの感染予防も踏まえて、できるだけ来訪を控えるよう市民へ呼びかけている状況です。いつ終息するとも知れないコロナ禍のさなかに、市民が相談に訪れる窓口もある包括支援センターを済生会へ移転して大丈夫なのでしょうか。予算委員会審査で示された移転後の間取りの想定図では、包括支援センターと病院で出入口やトイレは分離されておらず、病院の待合室を通過しなければセンターには行けません。コロナを必要以上に恐れるべきではありませんが、回避できる危険は除いてしまうのが当たり前です。その観点から、提示されている機能移転には不安を抱かざるを得ません。設計の変更、改善が必要と指摘しておきます。 以上の理由から、補正予算案には賛成できません。なお、このほかにも国からの委託を受けて取り組まれる地域雇用活性化推進事業では、設置される地域雇用創造協議会に、労働者、雇用される人の意向が反映、担保されるのか不明な点がありました。雇用のミスマッチ解消を目的とするなら、働く人の処遇改善が絶対的に必要となります。そういった取組での重要なポイントとなるため、今後の労働費、商工費などでの取組ではその点を踏まえたものとしつつ、市民、市議会へ取組内容を示すことが必要であるということも申し述べて、反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 13番河野議員。              〔13番 河野正行 登壇〕 ◆13番(河野正行) 新政クラブ河野正行です。 議案第53号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 この補正予算は、人事異動に伴う職員人件費の調整、令和元年度決算による前年度繰越金及び国県補助金返還金の計上を行うとともに、新庁舎建設事業小・中学校維持補修費の増額等が計上されております。 委員会において、新庁舎の建設には反対であるのでこの補正予算には賛成できないとの意見がありました。新庁舎の建設については、各地区で説明会を行い議論を重ねた結果、現在に至っております。今、私たちに求められているのは、新庁舎を行政の中心、防災の拠点として、また市民に親しまれ、活用しやすい場としてどのようにすればいいのか、何が必要なのかという視点ではないでしょうか。日々、建設が進んでいく新庁舎を見ながら、私はそういう思いを強くしております。 また、現地視察を行った小・中学校については既に修繕工事が終わっており、このことに関して議会を軽視するものではないかという意見もありましたが、いずれの修繕も緊急を要するものであり、今回の補正予算は年度途中でのこのような緊急を要する修繕が多く発生したため、当初予算で計上された維持工事費を増額したものであるとの説明がございました。説明資料はこの点がはっきり分からない記載となっておりましたので、今後は予算の意図がきちんと伝わる資料作成をしていただくようお願いするところでございます。 委員会では、このほかに分庁舎の取得事業地域医療支援対策事業など、資料に基づく説明を受け、審査を行いました。その結果、いずれも必要な予算措置と認め、この補正予算に賛成するものであります。よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第54号から議案第58号までの補正予算案5件に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第59号に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第53号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第53号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第54号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第55号令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第56号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第57号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第58号令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第59号令和2年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第1号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 認定第1号 令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第3号 令和元年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第4号 令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第5号 令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第6号 令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について      認定第7号 令和元年度島根県江津市水道事業会計決算の認定について ○議長(森脇悦朗) 日程第5、認定第1号外6件を一括議題といたします。 本決算7件に対する予算決算委員会委員長の報告を求めます。 8番山根議員。              〔予算決算委員会委員長 山根兼三郎 登壇〕 ◆予算決算委員会委員長(山根兼三郎) 予算決算委員会委員長報告を行います。 令和2年第5回議会定例会において、本委員会に付託されました認定第1号令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について外6件について、去る9月14日から17日の間に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告いたします。 まず、9月14日には、前年度に実施された事業の中から私立保育所運営費補助事業の里山子ども園わたぼうしや、担い手育成対策事業の新規就農されたコケの栽培地など5か所の現地調査を行いました。現地調査の質疑では、里山子ども園わたぼうしの運営状況について、地域コミュニティとの連携はの質疑に対し、設立当初から地域コミュニティと協議を進めており、協同した活動はされていると認識しているとの答弁がありました。 引き続いての決算審査においては、監査委員から令和元年度決算審査意見書の概要についてコメントがなされました。財源に限りある中で、将来を見据えた選択と効率的で有効性のある行財政運営を行い、将来にわたって健全で持続可能な市政運営を期待するとの意見がありました。 次に、決算書に基づく質疑審査を行いました。 委員より、出荷枚数が大きく落ち込んでいる、このままでは瓦産業はもたなくなるのではに対し、そのために新中期計画で動いています。また、都市再生整備事業計画事業における蛭子北開発計画の状況はに対し、当初計画していた店舗系から住宅系に変更し進めています。各小・中学校に整備されたエアコンは適切に運用されているのかに対し、使用設定温度はあくまでも目安とし、湿度や日当たりなど状況に応じて対応していただくよう各学校に伝えていますなど様々な質疑があり、これに対し執行部より実績や効果について説明がありました。 また、全般を通して、生活に支援を必要とする市民に対し、庁内各課の対応についての質疑がありました。おのおのの窓口において、そういったケースでは庁内連携を取り、各担当課につないでいます等の答弁でした。 次に、討論では、認定第1号一般会計について、新庁舎に関係した執行状況もあり反対という反対意見に対し、江津市総合戦略に重点を置いた執行であり、自主財源が乏しい本市において持続可能な将来を見据えた財源執行をされており賛成との賛成意見がありました。 認定第2号国民健康保険事業特別会計について、70%近い被保険者が軽減を受けている現状に対し、保険料がこのままでいいのか疑問もあり反対という反対意見に対し、適切に処理されており賛成との賛成意見がありました。 認定第4号後期高齢者医療事業特別会計については、保険料の軽減者も多く、市としての根本的な解決への取組が見られないとの反対意見がありました。 次に、認定第5号公共下水道事業特別会計については、巨額の管渠の整備を投資しているが、接続率は低迷している、そのような状況にもかかわらず事業を進めるために一般会計から税金をつぎ込んでおり不適切との反対意見がありました。 採決の結果、認定第1号、認定第2号、認定第4号、認定第5号については、賛成多数により認定すべきものと決しました。 また、認定第3号、認定第6号、認定第7号については、いずれも異議なく認定すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。 議員の皆様に申し上げます。 江津市議会申合せ事項第10条には、自らが所属する常任委員会への付託された案件についての委員長報告に対する質疑は行わないとありますので、質疑には十分御注意ください。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) ただいまの報告では触れられませんでしたが、私は、決算審査において一般会計の審査の際に退席を命じられました。そのため、委員長に事前に通告していた市執行部での男女共同参画への取組についての質疑ができなくなりました。女性活躍推進に向けて非常に重要な取組のはずですが、質疑ができなかったということを考えると、退席を命じた委員長としてこの件についてどういうふうに把握されていたのか。把握されていないと、この話をそのまま流すわけにいかないと思うんですが、いかがなもんでしょうか。 ○議長(森脇悦朗) 多田議員に申し上げます。 ただいまは委員長報告に対する質疑の時間であり、個別の対応をこの場で質疑をすることはできませんので、却下いたします。 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、認定第1号に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから認定第1号令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で意見を申し上げます。 総額176億円余りを使い、市民生活を守り、市民の立場から見て、1年間に実現された江津市の主要政策がどんな意味を持っていたのか、どんな問題をはらんでいたのかを明らかにして、その総括を次年度の予算編成につなげて生かしていくことが重要と考えます。 今、地方は、住民の暮らしの困難、福祉や医療や農林水産業の危機、地域経済の衰退など深刻な課題に直面しています。自公内閣が進めるアベノミクスと消費税増税によって貧困と格差が拡大をし、市民生活を苦しめています。大事な点は、集めた税金は行政サービスの財源として使われ、市民のところへ戻ってきて、市民の暮らしを守り、地域経済を向上させるために、それが江津市の仕事ではないでしょうか。 財政分析指標を見てみますと、1つに公債費負担費比率は26.4%と、ここ10年間では最高で、危険ラインを超えています。2つ目に、公債費比率も18.2%と、過去5年間で最高となっています。3つ目に、事務的経費は少ないのが望ましいものですが、過去5年間で最高の額となっています。4つ目に、経常収支比率は93.9%で財政の弾力性を示す指標ですが、90%を超えると危険とされているものであります。これは、臨時政策的経費に充てる財源が約6%しかないことになります。その上、臨時財政対策債を除くとさらに少なくなり、政策的経費に充てる財源は昨年度では約2億4,000万円しかありません。このように厳しい財政運営が予測できたはずであります。 このような中で新庁舎建設が進められ、財政的にも市民要求にも影響が出て、本当に行政サービスがきちんと行われたかどうか、私は疑問が残ると思っています。数値や手段にこだわり過ぎて、本来の目的である市民一人一人が幸せに暮らせる江津市という本質がなおざりになってきたのではないでしょうか。市長も常々聞くべきところは聞くと述べておられます。住民への行政サービスがきちんとできるように努力し、公的な責任、貧困対策を明確にした決算を行っていただきたいと思います。今こそ公助が出番ではないでしょうか。 来年度予算では、5年連続の黒字額や5年連続で4億円を超える不用額、財源不足を補うために活用されるための貯金、財政調整基金の活用や未利用財産の処分やふるさと納税制度の推進、収入未済対策の強化、これらの財源を使って、溝蓋から子育てまで、その都度補正予算等を組んで、住民要求に財源を充てていただきたいと思います。財政分析指標を見ても、住民要望から見ても、満足のいく決算になっていません。減債基金等の取崩しをしていますが、起債、元金償還に充てているのが実態で、起債額も元金償還額もともに過去5年間で最高額となっています。合計起債額、借金は約205億円余りとなり、年度末の3月には資金不足で借入れを行っています。このように、財源はつくることができます。もっと有効活用して、住民要望に応えるべきではありませんか。 将来のために基金、貯金をすると言われますけれども、市民の命、生活を守ってこそ江津市政を守ることができ、最大の使命であると思います。いま一度、各施策を見詰め直すことを強く申し上げて、私の決算認定への反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 新政クラブの坂手洋介です。 認定第1号令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 令和元年度決算は、定住促進対策に加え、人口減少対策を進めるべく、江津市版総合戦略における4つの基本目標に重点を置き編成された予算について執行された結果です。新庁舎の建設に着工したこともあり、歳出決算額は172億3,718万5,575円となり、平成30年度決算額と比較すると21億8,310万1,068円の大きな増額となっております。この決算に対し、9月14日から4日間にわたり現地調査を含め予算決算委員会で審査をいたしました。委員会では様々な意見、議論がありましたが、各事業の中で貧困対策、またそのことでの庁内連携の状況について質問が該当する事業ごとにありました。これについて、いずれの課も納付相談等を行う中で、必要に応じた他課との連携を図っているとの答弁がございました。また、具体的な事例等の内容についても質疑されましたが、答えられる範囲内で可能な限りの答弁であったと思います。質疑の中にはそれで十分と言えるかというものもありましたが、事業によっては単年度で効果が出るものばかりでなく、何年か積み重ねていくことによって効果を生み出そうとするもの、努力はしたものの結果に結びつかなかったものなどあります。これを軽々に十分でなかったと判断することはできないと考えます。 審査に当たり、執行部の説明を受け、それぞれの事業は目的達成のためにいずれも適正に執行されていると判断いたしました。 最後に、監査委員の審査意見にもあるとおり、執行部におかれましては、財源に限りある中で将来を見据えた選択、効率的で有効性のある行財政運営を行い、将来にわたって健全で持続可能な市政運営を行っていただくよう要望し、この決算認定に賛成するものです。皆様方にもぜひ御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 認定第1号令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。 決算審査は、市財政が健全であるかどうかだけではなく、市の取組が市民の暮らしやニーズに対して十分なものとなったかどうかを市民の代表として市議会が検証をし、以降の市行政へ生かすために行われます。そのため、日本共産党江津市議会議員団では、取組状況を把握する上で必要な質疑を事細かに行っています。その質疑に対して、市執行部から決算審査ですべき質疑ではないというような答弁があるようでは、まともな決算審査とはなりません。どの議員がということではなく、市民の代表として行政のチェックを行う市議会に対して真摯に向き合うことができないなら、議会制民主主義に基づく二元代表の片方を担う資質に欠けているということを自覚される必要があるということをまずもって申し上げておきたいと思います。 今回行われた2019年度決算審査では、審査の上で今後の取組への市議会としての意見、要望をまとめることをしませんでした。日本共産党江津市議会議員団としては、最低限全員の賛同を得られるであろうものについてはまとめるよう具体的に示して委員長に求めましたが、予算決算委員長はその内容をまともに議論もせずに、要望はしないということのみ多数決で決めてしまいました。これは、市民の負託を受けた市議会として、怠慢としか言いようがありません。ただ、だからといって手をこまねいているわけにはいけませんので、この討論で2019年度の取組の問題点、さらには今後どういった取組が求められるかといったことを一つ一つ示していきたいと思います。 まず、収納対策と貧困対策です。 今回の審査では、収納対策と貧困対策を細かくただしました。具体的に、税、分担金、負担金、使用料、保険料などで、軽減対象となっている世帯や滞納世帯への手だてが取られているかどうか、特に担当課の収納対策だけでは対応できない部分について、庁内の連携が取れているかという点について質疑を行いました。先ほどの賛成討論では、答弁をそのままうのみにするかのような発言がありましたが、確かに答弁により一定の連携ができてるということは伺いましたが、中には窓口に相談があって初めて対応しているのではないかとおぼしき答弁や状況を把握できていないという答弁もありました。市民にとって、市役所や窓口へ自らの貧困の相談をするということは必ずしもハードルが低いわけではありません。そういった人たちが、相談を尻込みすることのない環境づくりが必要であるとともに、部署によっては世帯の収入、所得まで把握してるのですから、積極的に水を向ける姿勢も求められます。そして、そのことにより市民の暮らしを豊かにし、市財政にもプラスに働くよう庁内の連携を強化しつつ、取り組む必要があるということを指摘しておきます。 新庁舎建設については、先ほども申し上げ繰り返しておりますが、防災対策としての新庁舎建設であるはずが、現庁舎よりも海岸線に近い低地に立地し、津波被害を想定していないものであり、本来の目的から外れたものとなっています。 ふるさとづくり寄付金事業では、プロモーションも兼ねる返礼品について、商品としての評価が把握できておらず、今後のブランディングや商品開発に生かされるのか、そして地場産業の活性化につなげられるのか疑問符がつきます。 地域コミュニティ活性化事業では、市長自身が取組が遅れている地域があると名指しで述べているに至っているのに、答弁からは新たな展望を見いだすことはできませんでした。立ち上げが遅かった地域だけでなく、早くから取り組んでいる地域でも問題は生じており、行政に便利使いされている、将来展望がなく、いずれ行政に切り捨てられるとの不満、不信が蓄積されています。これまで日本共産党江津市議団からも公式、非公式に様々な提案をしてきましたが、地域振興が重要な課題であるなら、これまでとは違うアプローチも必要です。 江津ひと・まちプラザ管理事業では、パレットごうつによる江津駅周辺への波及効果が把握されていません。周辺で聞き取りを行い、要望を吸い上げるという基本ができていなくて、中心市街地の活性化が可能でしょうか。新規出店があればそれでよいという話ではないはずです。 地方バス路線維持対策事業そして生活交通バス事業では、答弁からは現状の取組で十分との認識が見え隠れしていました。しかし、高齢化が進み、交通弱者が増える状況で、現状維持で市民のニーズに応えられるわけがありません。今後、新規路線の運行や新たなサービスの導入など早急な事業の改善が求められます。 個人番号カードについては、国が推し進めているものであり全ての責任が市にあるわけではありませんが、普及率、利用状況から無駄な事業と言えます。 プレミアム付商品券事業も同じく国による施策ですが、手続に二度手間があって販売が振るわなかったなら、市として国へ意見すべきです。その程度のことができないようなら、地方自治体が存在する意味がありません。 福祉タクシー利用料金助成事業では、利用実績を把握するのみで、利用者の使い勝手は全く把握していないことが答弁で明らかとなりました。事業をやっていればよいというものではなく、利用者に寄り添って利便性を向上させ、もって福祉を増進させることが必要ではないでしょうか。 高齢者福祉に従事する労働者の処遇改善については、市長会を通じて国へ要望と遠慮がちな答弁がありました。先日、市長は、市で何でもやるのではなく、国、県が動くよう働きかけるというようなことをおっしゃっていました。であるなら、市長会を通じてではなく、直接に働きかけることも必要です。 保育に関しては、延長保育が増加している状況から、商工観光課などと連携して保護者の状況把握、労働条件の改善への取組を問いましたが、全く認識されていませんでした。働き方改革が課題となっているのに、子供を預かるだけでは済みません。常々市長が言う、総合的に見るということができているのか顧みた上で、今後の取組に生かすよう求めます。加えて、保育施設、放課後児童クラブなどで働くスタッフの処遇改善も併せて取り組む必要があります。 また、子育てニーズ調査で多く意見のあった子育てでの経済負担について、現状に満足できない市民の意思表示に対し、これは県が進める話もありますが、子供の医療費の無料化の充実など具体的な結果を出すよう求めます。 児童等入院助成事業では、入院した児童全てに助成が行われたか把握されていません。現状の償還払いではなく現物給付へ変更して、漏れなく助成できる環境を整えるべきです。 地域医療支援対策事業では、これまでも繰り返し指摘している済生会での院内改革が進んでいません。江津市に必要な病院であるからこそ、市民の税金を投入していますが、病院がそれを当たり前のこととして受け止めているなら、市の取組に問題があります。 健康増進事業、がん検診事業、予防接種事業では、受診率、接種率が横ばいで、病気予防への取組が十分とは言えない状況です。受診率、接種率の向上へ経済的負担の軽減も含め、取組の改善が必要です。 合併処理浄化槽設置整備事業では、設置のための支援を行いながら下水道計画エリアであることを支援の対象者に明示しないという、単に不親切というだけでは済まない実態が明らかとなりました。こういった姿勢は改めるべきです。ただ、そもそもの公共下水道の環境整備こそ無駄な事業であり、その無駄遣いの整備計画を止める必要があります。止めた上でも環境対策が可能となるよう合併浄化槽の普及へ支援を厚くすることが必要です。 ワークステーション江津事業では、雇用につなげてもそれが求職に適合していたのかは把握されていません。それではただ労働者をあてがっただけで、雇用対策としては不十分だけでなく、今後の取組にも生かせません。この9月定例会へ提案された一般会計補正予算案(第8号)では、雇用のミスマッチ解消のための事業費が盛り込まれていますが、こういったところへよい結果をもたらすためにも、雇用につなげた後の追跡が参考となるのではないでしょうか。 地産地消支援事業、農林水産物直売所支援事業では、取組の中心である産直市サンピコごうつでの産直率が67.2%と、3割を超える市外産品を販売している状態を解消する必要があります。サンピコでの売れ筋商品を把握し、市内産品でそれをカバーする。ブランディングやプロモーションも重要ですが、それ以前の当たり前の取組を地道に進めることが求められます。 林業費では、林業従事者の状況と市内の森林管理の実態を踏まえて、環境対策、災害対策をただしましたが、そういった観点は持ち合わせていないとの答弁があったのみでした。災害が頻発する状況にあって、このような認識しかないことに驚きました。今年7月にも災害で被災したばかりです。認識を改められますよう求めておきます。 企業立地推進事業では、松川の工業団地内で、県あるいは事業所の土地について景観美化の目的で草刈りを行っています。市内では、市が管理する土地で草がはびこり放題となっています。なぜ工業団地だけ特別扱いなのか、意味不明に過ぎます。草刈りをやってはいけないと言いませんが、やるなら公平に、まずは市の管理地での責任を果たすべきです。 また、商工費全体としては、市内の起業、廃業は把握していたものの、廃業で失われた雇用については把握されていませんでした。そういった部分こそが市内経済を下支えするものであり、今後の対策に生かすべき点であることを指摘しておきたいと思います。 通学路整備事業では、通学路でのカラー舗装などに取り組まれてはいたものの、危険なブロック塀への対策が取られていませんでした。喉元過ぎればだよでは済まない問題ですので、早急に対策を講じることを求めます。 住宅・建築物安全ストック形成事業では、事業としての住宅耐震化がほとんど進んでいません。当初計上した予算を減額補正していることから、事業がもくろみどおりに進んでいないことは明白です。市民が生活する住宅の安全を守ることは、非常に大事な課題です。リフォームと合わせ耐震化を進めてもらいたいというような答弁もありましたが、そうであるなら住宅リフォーム助成制度を導入、実施し、市民へ積極的に働きかけることが必要です。 空き家対策事業も取組が進んでいません。市内の空き家の状況を把握したとはいえ、実際に必要なのは危険な空き家の除去とまだ使える空き家の活用です。ただ、答弁では、近く具体的に取り組むための計画を策定するとのことでした。早急に進めて危険の除去につなげることを求めます。 学校司書等配置事業では、学校からの要望があるにもかかわらず、全ての学校に司書が配置できていません。働く人の問題かのような答弁もありましたが、支援員となっている方に司書として働ける条件を整えることで、全ての学校に司書を配置し、子供たちの学びに資する環境をつくることが求められます。 市立図書館については、新たな図書館の建設を求める市民の要望に応える姿勢がありません。市民からの募金を基金としてプールしてありますが、文化、教育への優先順位を高めて、早期に建設へ取り組むことが求められます。 先ほど委員長報告で質疑を行おうと思った部分ですが、市職員の働き方については、全体として残業時間が長時間となっている一方で、有給休暇は消化できていません。残業時間が月156時間にも及んだとの資料もありました。特殊な状況によるものとの説明もありましたが、それも踏まえて改善するのが働き方改革です。2020年度からは新たな就業規程の下、改善されるとの話もありましたが、根本問題は人員削減にあります。市民へ提供するサービスを向上させるためにも早急に改善が必要です。定員管理計画を見直すとともに、非正規職員の正規化や処遇向上も図ることを求めます。 また、今日この議場を見渡しても、市執行部の男女比は明らかに男性偏重です。男女共同参画がうたわれて久しいのに、この状況をそのまま是正しないのは問題です。課長補佐、係長などには女性が登用されています。業務経験を積む、研修を受けさせるなど管理職に十分な能力を磨くための支援を行い、それが可能となる労働環境を整えることで社会の多様性に対応できる行政組織を構築することが求められます。 ここまで個別の事業や取組について意見を述べてきましたが、真摯に受け止めていただき、2021年度予算を含む今後の行政へ反映させることを強く求めて、2019年度決算認定への反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) この際、しばらく休憩いたします。 再開は午後3時10分といたします。              午後3時0分 休憩              午後3時10分 再開 ○議長(森脇悦朗) 会議を再開いたします。 引き続き討論を続行します。 次に、認定第2号及び認定第3号に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから認定第2号和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で意見を申し上げます。 日本国憲法第25条では、全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると定め、国は全ての生活部面について、社会福祉、社会保障、公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないとしています。憲法によって国民皆保険制度が成り立っており、江津市も責任を持って取り組む必要があると考えます。国民健康保険には事業主負担というのはありませんが、国や江津市がその代わりを行い、保険加入者の保険料を上げないようにすることが必要と考えます。 江津市の国民健康保険における所得階層別の加入世帯数を見てみますと、50万円未満が2,158世帯66%、100万円未満が485世帯15%、200万円未満が446世帯14%と全体の95%を占めています。1人当たりの調定見込額は7万1,285円となっています。また、国民健康保険料の軽減措置をされている7割軽減、5割軽減、2割軽減を受けた世帯数の合計は、2,285世帯70%となっています。それでもなお227世帯も滞納しています。これらは健康保険料が高くて払える水準ではないあかしではないでしょうか。 保険料については、値上げを回避するために一般会計から繰り入れてきたことなどは評価できますけれども、これ以上の値上げは困難であり、引下げが必要と考えます。国民健康保険事業特別会計は、2018年度、平成30年から県単位化が進められ、保険料の値上げが懸念されています。その中で、全国知事会や全国市長会、全国市町村会など地方団体は、今の国保制度には被保険者の所得水準が低く、保険料、税の負担率が高いという構造問題があることを強調し、その解決のために抜本的な公費投入増による保険料、保険税の引下げを国に求めています。 自公政権は、毎年のように伸びている社会保障削減のために、自助、共助、公助そして絆だと繰り返しています。自ら働いて自らの生活を支え、自らの健康は自らで維持をする自助を基本にすべきだとしています。江津市の国保会計の加入世帯数は減少しているにもかかわらず、保険給付費は毎年のように増加しています。しかし、国保決算総額は減少し、基金残高は過去最高の額を残して、毎年のように黒字決算を続けています。これらの財源で、生きる希望と安心を与える社会保障にこそ充てるべきではないでしょうか。 また、国民健康保険事業費は、医療費給付を抑えるために重要ながん検診や特定健診、メタボ健診を行う費用ですが、毎年同じような金額で推移をし、受診率も取組状況も大きく変わってなく、医療費の抑制にもつながっていません。国の特定健診目標の70%にするには、特定健診や指導の対象にならない方々への対応、レセプト等の利活用の促進、重複及び頻回受診者に対する保健指導、保険者等の連携の推進などが必要と私は考えます。 保険料の引下げ、病気予防の対策の充実、国への要望など市民の命、生活を守ることこそ江津市政の最大の使命ではないでしょうか。市民の暮らしと命を守る最後のセーフティーネットの一つとして、国民健康保険を運営する行政の必要な取組が欠けており、その点を改めることを求めて、国保会計認定への反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 16番永岡議員。              〔16番 永岡静馬 登壇〕 ◆16番(永岡静馬) 新政クラブの永岡静馬でございます。 私は、令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の立場から意見を申し上げたいと思います。 令和元年度については、保険料の収納率を引き続き高い水準に維持するとともに、低所得者の保険料を軽減した部分につきましては一般会計からの繰入れを行い、また保険料給付の財源となる納付金の支払いのために、なお不足する部分につきましては基金の取崩しを行うなど、予算の適正な執行により、被保険者の方に必要な保険給付が行われたとのことでございます。 保険料の納付が難しい方については、個々の事情に応じて福祉関連部署へつなげるなどの連携が図られ、また特定健診事業については受診率が伸び悩みを見せる中で、翌年度においてこれを高めるために新たな事業の予算化を行うなど、将来にわたってこの制度の安定化を図ろうとする姿勢、努力が見受けられました。本市における医療費は大きな伸びを見せているということで、今後も適正な保険給付が行われることは非常に重要なことでありますので、令和元年度において適正な保険給付が行われ、かつ将来を見据えた事業運営がなされたことを評価いたしまして、本歳入歳出決算の認定に賛成するものでございます。どうか御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、認定第4号に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 認定第4号令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 後期高齢者医療事業の決算審査において、保険料の軽減対象者が3,667人と、被保険者全体の74%に上り、さらに滞納者も21人と、江津市内での高齢者の貧困の問題が相変わらず解消されていない実態が明らかとなりました。しかし、この問題に江津市は全く対応していません。事業の主体は広域連合であり、保険料を定めているのも広域連合ではありますが、審査での質疑への答弁によれば、江津市としてはこの高齢者の貧困の問題について広域連合へ対応を求める、対策を協議するといった動きを取っていません。市長は、広域連合の議員として直接発言する機会が与えられているにもかかわらず、市役所窓口に相談があれば対処したと言うだけです。それで、果たして市民の暮らしを守る一番身近な自治体の役割を果たしていると言えるでしょうか。 2019年度には保険料軽減での軽減率が下げられており、これまで以上に高齢者の貧困への対策が必要であったのに、無為無策のまま放置し、市民の暮らしを守るという自治体の責任を放棄した、そういった姿勢が反映された決算を認めるわけにはいけません。高齢者の貧困へ正面から向き合い、根本問題の解決へ取り組める行政となることを求めて、後期高齢者医療事業特別会計の決算認定へ反対の討論といたします。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 6番田中利徳議員。              〔6番 田中利徳 登壇〕 ◆6番(田中利徳) 新政クラブ田中利徳です。 認定第4号令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 令和元年度後期高齢者医療事業については、まず歳入面において、保険料の収納対策に高齢者の方の御事情に合わせ、電話や訪問するなどきめ細やかな対応が行われており、また経済的な事情により納付が困難な場合には福祉担当部署へつなぐといった庁内の連携を図っております。 また、歳出面においては、保険料や法令に基づく一般会計から繰入金を島根県後期高齢者医療広域連合へ納付することにより、被保険者の方に必要な保険給付を行うことができております。高齢化の進行が著しい本市において、本医療事業は大変重要なものであります。 令和元年度においては、事務及び予算の執行が適正に行われていると評価できますので、本会計の歳入歳出決算の認定に賛成します。御賛同のほどよろしくお願いします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、認定第5号から認定第7号に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 認定第5号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてへの反対討論を行います。 2019年度の公共下水道事業では、下水道の環境整備に3億6,158万円もの費用をつぎ込みました。そして、それを支えるため、一般会計から2億4,989万円を繰り入れています。しかし、その結果として得られたのは供用開始、つまり下水道に接続可能となった世帯数117件に対し、実際に接続した世帯59件というものであります。2018年度に比べて接続率が低下するというありさまでした。市民に求められている事業ではないとしか言いようがありません。実際、下水道の計画エリアでは、新築のおうちにお住まいの方から、新たに家を建てたときには何の知らせもなかったのに、環境整備により公共ますができたからと負担金20万円を支払うよう言ってきた。浄化槽をつけているから下水道につなげる気もないのに、勝手なものではないかと、こういった批判の声さえありました。僅か59件しか新たな接続がないなら、どうしても公共下水道でやらなければならない状況ではありません。環境問題への対応として汚水処理対策はしなければなりませんが、合併浄化槽を設置する補助を現状の50万円から100万円に上乗せしても6,000万円足らずで、環境整備費用の6分の1で現状程度の環境対策が可能で、一般会計からの繰入れは丸々浮かせることができます。 市長はいずれ整備計画を見直すと述べていますが、昨年度に計画を変更、中止していれば、2億5,000万円近い財源的余裕が生まれ、例えば子供の医療費を中学校卒業まで無料にする費用としては8年分程度が確保できました。常に財政状況に思いを致している市長が、なぜこんな簡単な計算ができないのか理解に苦しむところです。 公共下水道により既に汚水処理を行っている世帯に対して処理をやめるわけにはいかないため、公共下水道事業そのものをやめるわけにはいけませんが、これ以上の環境整備は市民のためにも、市財政のためにもならないことは明白です。見え見えの無駄遣いは一刻も早くやめ、財政を立て直すべきであるということを申し述べて、反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 5番鍛治議員。              〔5番 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆5番(鍛治恵巳子) 新政クラブ鍛治恵巳子です。 認定第5号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。 決算の状況を見ますと、まず歳入の面では、公共下水道使用料収入において、料金改定による収入の増、さらに汚泥共同処理施設の併用開始による希釈放流水の処理受入れに伴う使用料収入に大幅な伸びが見られます。また、一般家庭、事業所などの下水道への接続も着実に伸びており、水洗化率が向上していることが分かります。 次に、歳出の面ですが、建設事業については、将来的な人口減少などの社会情勢の変化を考慮し、現有施設能力を最大限有効に活用できる事業規模を念頭に置いて、今後接続が多く見込まれる区域を中心に整備が進められています。これらにより、今後見込まれる接続増加に伴う使用料の増加と、維持管理においては汚泥共同処理施設による汚泥処理の効率化といった経営改善の取組による効果が期待され、決算内容についても費用の削減効果に対して適切な取組がなされていると認められますので、令和元年度公共下水道事業特別会計歳入歳出決算については認定することに賛成いたします。よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 まず、認定第1号を採決いたします。 一般会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、認定第1号令和元年度島根県江津市一般会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第2号を採決いたします。 本特別会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、認定第2号令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第3号を採決いたします。 本特別会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、認定第3号令和元年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第4号を採決いたします。 本特別会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、認定第4号令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第5号を採決いたします。 本特別会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、認定第5号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第6号を採決いたします。 本特別会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、認定第6号令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに決しました。 次に、認定第7号を採決いたします。 本水道事業会計決算に対する委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、認定第7号令和元年度島根県江津市水道事業会計決算の認定については、これを認定することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第60号 令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第6、議案第60号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)を定めることについてを議題といたします。 本案に対する説明を求めます。 溝田財政課長。              〔財政課長 溝田ともえ 登壇〕 ◎財政課長(溝田ともえ) 議案第60号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)の提案理由を申し上げます。 今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対策及び令和2年7月豪雨により被災された世帯への支援に係るものです。 それでは、補正予算書の1ページをお開きください。 議案第60号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)を定めることについては、第1条歳入歳出予算の補正は、8,420万5,000円を追加し、予算総額を214億8,242万円とするものです。 続きまして、一般会計の事項別明細書により説明をいたします。 まず、歳入ですけれども、5ページをお開きください。 款の14国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症対策の財源といたしまして、地方創生臨時交付金を4,058万3,000円と災害等廃棄物処理事業補助金1,772万3,000円を計上しております。 款の15県支出金817万5,000円は、保育所等従事者応援協力金支給事業の補助金です。 次に、款の18繰入金です。補正額1,772万4,000円は、災害等廃棄物処理事業の市負担分を財政調整基金から繰り入れるものです。 続いて、歳出です。 まず、6ページ、款の2総務費、目の10地域開発費、説明欄、新型コロナ感染症対策費80万円は、地域公共交通事業への特別支援金です。 次に、款の3民生費、目の1児童福祉総務費、説明欄、新型コロナ感染症対策費1,350万円は、保育施設の従事者に対する応援協力金です。 次に、款の4衛生費、目の2塵芥処理費、説明欄、災害対策費3,544万7,000円は、令和2年7月豪雨により被災した建築物の解体に係る業務委託料です。 次に、款の7商工費、目の2商工振興費、説明欄、新型コロナ感染症対策費1,920万8,000円は、飛沫感染対策についての相談業務委託料を30万円と、プレミアム付飲食券販売事業補助金1,890万8,000円です。 続いて、目の3観光費、説明欄、新型コロナ感染症対策費1,240万円は、宿泊喚起対策支援事業です。 次、7ページになりますけれども、款の10教育費、目の5社会教育活動費、説明欄、新型コロナ感染症対策費285万円は、放課後児童クラブ等の従事者に対する応援協力金です。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) ただいま提案のあった議案第60号について、予算案で歳出についてですが、款の2、項の1、目の10地域開発費での支出というのは、新型コロナウイルス対策としてのバス会社支援ですが、同じバス会社が運営するシビックセンターゾーンの券売所については、経営難を理由に閉めるに任せています。こちらの経営難もコロナ禍による影響を受けていると見てしかるべきですが、なぜ支援がこうも中途半端なものとなってしまうのでしょうか。 ○議長(森脇悦朗) 中川地域振興課長。 ◎地域振興課長(中川哉) このたび補正予算で提案をしております地域公共交通緊急対策特別支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により公共交通機関の利用者が減少する中、市民生活を支える観点から事業継続が求められる路線バス事業者に対して、島根県と協調して運行経費の一部を支援するものです。 支援対象となる運行経費につきましては、新型コロナウイルスの影響を受けた期間の運行経費で、欠損額が昨年度に比較して拡大した部分について補助対象とするものです。 ○議長(森脇悦朗) ほかにありませんか。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 次に、款の3、項の2、目の1、それと併せて款の10、項の4、目の5、これはコロナ禍により影響を受けた保育施設や放課後児童クラブ、放課後子ども教室のスタッフへ1人5万円の支給を行うというものですが、影響を受けているのは医療、介護、障がい者福祉なども同様なはずです。なぜ支給が保育施設、放課後児童クラブなどの限定的なものとなったのか伺っておきます。 ○議長(森脇悦朗) 中川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(中川稔) このたびの応援協力金につきましては、国による休業要請があってもなお社会活動継続のために、感染リスクのある中で子供の預かりに従事し、心身ともに多大な負担のあった保育所、放課後児童クラブ等職員に対して、県と協調して慰労の目的で応援協力金を支給するものです。社会活動の継続という意味では、医療施設や高齢者福祉施設、障がい者福祉サービス施設などがありますが、ここの従事者に対しては国が慰労金を支給することとしています。このため、国の慰労金の支給対象とならない保育施設や放課後児童クラブ等の職員に対して、応援協力金を支給することといたしております。 ○議長(森脇悦朗) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 補正予算案全体なんですが、内容的に、今これを見せていただいて、目新しいものは特にないですね。 近隣自治体では、7月、8月の臨時会や9月定例会の冒頭に提案されています。6月定例会に続き、定例会最終日に提案されたことで、予算委員会での審査が困難となっていますが、チェック機関としての市議会を軽視する意図があるのではないかとの思いを禁じ得ません。なぜこの時期の提案で、この程度の内容なのか説明を求めます。 ○議長(森脇悦朗) 溝田財政課長。 ◎財政課長(溝田ともえ) 補正予算につきましては、当初予算調製後に生じた理由により、不足であったりが生じた場合に議会に提案するものですけれども、なぜこの時期になったかということには、予算の調整に関しまして、この前の8号の提案日までには調整がつかなかったということで、この時期になっております。 この程度の中身という言われようにはいささか心外なものも感じますけれども、決して軽視したわけではございませんので、申し添えておきます。 ○議長(森脇悦朗) ほかにございませんか。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) 目の2の商工振興費の中の江津市プレミアム付飲食券販売事業補助金なんですが、江津市内の飲食店の減収状況について具体的な内容を把握しておられますか。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) 山根議員の一般質問でもお答えいたしましたが、8月に江津商工会議所、桜江町商工会と合同で飲食店への聞き取り調査を実施しております。飲食店の7月の前年同月比を見ますと、50%以上減少している飲食店が34%、増または前年並みが18%と依然として厳しい状況にあります。しかし、4月から6月と比較いたしますと、少しずつではありますが、人の流れは出てきているものと思われます。しかし、新型コロナウイルス感染症、それが県内発生したとき、緊急事態宣言が発令されたとき、またそれが解除されたとき、島根県プレミアム付飲食券の実施がされたとき、そういうときによって人の流れは大きく変化してきております。今後実施されるGo To イートキャンペーンでも、人の動きは変わってくるものと思われます。 今後も江津商工会議所、桜江町商工会だけでなく、様々な関係機関と情報交換を密にして状況把握に努めていきたいと考えております。 ○議長(森脇悦朗) ほかに。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) 同じく商工振興費ですが、市内の約100店舗への対応ということで、飛沫感染対策や指導を行う専門家ということで、具体的にはどのような人なのかお願いできますか。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) この事業につきましては、江津商工会議所、桜江町商工会が主体となって実施する方向で調整はしております。 講師ですが、島根県内にコロナウイルス感染症対策の専門家はおられませんが、島根県西部県民センターが主催して江津で実施されました飲食業等コロナ対応セミナーというところで講師を務められたアドバイザーにお願いする予定で調整は進めております。 ○議長(森脇悦朗) ほかにございませんか。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) 同じく商工費なんですが、江津市内の飲食店は基本的には毎日仕入れて、手持ちのお金が必要となるんですけども、この分で後で換金をするということですけど、経営等の影響というのはどういうふうにお考えですか。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) 換金につきましては、申請から入金の期間が短縮できるように取扱機関とも協議をしてまいります。島根プレミアム商品券では取扱いは毎日行い、事業者への入金も金融機関によって違いますが、早ければ当日に振り込まれると聞いております。できるだけ影響がないよう関係機関と協議をしていくつもりでおります。 ○議長(森脇悦朗) ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(森脇悦朗) 御異議がありますので、起立により採決いたします。 委員会付託を省略することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、本案については委員会の付託を省略することは可決されました。 この際、しばらく休憩いたします。 再開時間は後ほど連絡いたします。              午後3時47分 休憩              午後3時57分 再開 ○議長(森脇悦朗) 会議を再開いたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりこれを延長いたします。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第60号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)を定めることについてへの反対討論を行います。 この補正予算案は、主に新型コロナウイルス対策としての計上が行われています。しかし、コロナ禍が問題となって約半年で提案されるには、お粗末と言わざるを得ないものがあります。繰り返し、県と協調してとの説明もありました。また、全体として、国からの臨時交付金に頼った内容となっていることからも、地方自治体としての独自性がないという点で大きな問題をはらんでいます。 まず、路線バス事業者への支援を行う地域公共交通緊急対策特別支援事業です。 コロナ禍の影響を受けた石見交通を支援し、市民の移動手段を確保するものですが、石見交通では経営難のため、9月末にシビックセンターゾーンの券売所を閉鎖するとしており、明らかに支援が足りていないのが見てとれます。券売所の役割はパレットごうつの観光協会へ委託されるとのことですが、これまでシビックセンターゾーンのバス停を降りてすぐだった券売所が、江津駅でバスを降りて、パレットごうつまで行かなければならないと変わるなら、障がいのある方、高齢の方にとっては利便性が低下することになります。そういった点にも思いを致して予算案に計上するべきだったところを、全員協議会でも、先ほどの質疑への答弁でも、全く意に介していない説明しかありませんでした。おためごかして市民生活を支えるとの目的を掲げていることが、いかにむなしい物言いであるかを考える必要があります。 次いで、苦境に陥っている飲食店を振興するとされているプレミアム付飲食券販売事業です。これもやって全く無駄になるというものではありませんが、先ほど申し上げたとおり、今さらこの時期に緊急にやるべき事業かという点で疑問符がつきます。既に島根県がプレミアム付飲食券を販売しており、販売予約が予定を下回ったことが報じられています。こういったものを購入、利用する層は、それこそおなかいっぱいになっていることは容易に想像がつきます。 また、この手のプレミアム付のこれまでの事業への評価が、お店が限定されて使いにくい、プレミアムの恩恵を受けるのに、購入するための交通費のほうが高くなるといったあまり芳しくないことを考えれば、どうしてもこの時期にやるべきとは思えません。飲食店を支援するなら、実際に経営している事業者と膝を交えて話を聞き、消費者にとって使い勝手のよいものをつくるべきです。 さらに、観光宿泊客へ特産品をプレゼントするとして、観光誘客と地場産品の生産者支援を行うという宿泊喚起対策支援事業です。コロナ禍によりダメージを受けているのに、そのコロナ禍が終息していない状況で観光客を呼び込むことが感染防止対策と両立するのかという問題があります。国のGo To トラベルキャンペーンの利用者から感染者が生じていることも考えれば、実施の条件としては、絶対に感染しないと言えるだけの感染予防対策とセットとなっている必要があります。 また、プレゼントされる地場産品は、ふるさと納税での返礼品と同じになるであろうことが既に示されていますが、返礼品の出品事業者は市内事業者全体に対して必ずしも多いとは言えません。コロナ禍で広く影響を受けているのに、恩恵に浴する事業者が限定的なもので、市長が条例案などの根拠として時折示す公平性にかなうものなのか考えるべきではないでしょうか。 これまで、補正予算案について反対理由を述べてきましたが、2年前には活用しなかった、災害で半壊以上となった家屋の公費解体への支出は、被災者支援として必要なものですし、これまでに指摘したものも不十分であるものの、内容として絶対にやってはいけないというものではありません。ただ、指摘した点に対して、市執行部として言いたいこともあるのではないかとも思いますが、そういったものも含めて、もっと議論してよいものをつくる必要があるはずなのに、予算決算委員会での審査が困難な日程で提案され、本会議での質疑が制限されている状況では、賛成するわけにはいけません。これは、予算決算委員会での審査を行わないと決定した市議会の問題でもあります。予算決算委員会審査の実施に反対された議員には、ここまで提示した予算案の問題点に正面からきちんと答えられるだけの事業への理解、解決方法への認識があってしかるべきです。本来であれば、この後行われるはずである賛成討論でそういったことに触れていただきたかったということもありますが、残念ながらどなたも討論をされないということですので、私が言いっ放しで終わってしまいますが、きちんとそういったこともやってしかるべきだということを認識していただいて、私の反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔9番(森川佳英)「9番」と呼ぶ〕              〔8番(山根兼三郎)「8番」と呼ぶ〕 通告がないのでできません。              (「そうですか」と呼ぶ者あり) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第60号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第60号令和2年度島根県江津市一般会計補正予算(第9号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 意見第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について      意見第3号 国土強靭化老朽化対策を含む地方の社会資本整備の推進を求める意見書の提出について      意見第4号 江の川治水対策の早期実現を求める意見書の提出について ○議長(森脇悦朗) 日程第7、意見第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について外2件を一括議題といたします。 本案は提案理由の説明を省略し、直ちに一括質疑に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、これより一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案3件は委員会付託を省略し、直ちに討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、これより討論に入ります。 本案3件に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、意見第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、意見第2号新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 次に、意見第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、意見第3号国土強靭化老朽化対策を含む地方の社会資本整備の推進を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 次に、意見第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、意見第4号江の川治水対策の早期実現を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。 この際、しばらく休憩といたします。              午後4時6分 休憩              午後4時8分 再開 ○議長(森脇悦朗) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森脇悦朗) ただいま田中利徳総務民生委員会委員長から意見第5号が提出されました。 この際、これを日程に追加し議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、意見第5号を日程に追加し、議題とすることに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加 意見第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について ○議長(森脇悦朗) 日程追加、意見第5号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案は提案理由の説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、これより質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略し、直ちに討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、意見第5号地方財政の充実・強化を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 委員会継続審査調査付託について ○議長(森脇悦朗) 日程第8、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長、総務民生委員会委員長及び建設経済委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査調査を行いたいとの申出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務民生委員会 防災に関する調査 教育全般に関する調査 地域包括ケアに関する調査〇建設経済委員会 令和2年7月豪雨災害後の土木関係における治水・防災の取り組みについての調査 新型コロナウイルスにおける所管全般に関する状況変化とその対応についての調査              ……………………………………… ○議長(森脇悦朗) お諮りいたします。 委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森脇悦朗) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、会議録作成に当たり、本会議における発言について一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして第5回議会定例会を閉会といたします。              午後4時10分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会議員              江津市議会議員...