江津市議会 > 2020-03-19 >
03月19日-04号

  • 土木交通(/)
ツイート シェア
  1. 江津市議会 2020-03-19
    03月19日-04号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 2年 3月(第1回)定例会               令和2年第1回議会定例会                 議事日程第4号令和2年3月19日(木)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 議案第 1号 江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について   議案第 2号 江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定について   議案第 3号 江津市消費生活センター条例の制定について   議案第 4号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 5号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 6号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 7号 一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について   議案第 8号 地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第 9号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第10号 職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第11号 江津市課設置条例の一部を改正する条例制定について   議案第20号 江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定について          総務文教委員会委員長報告第2 議案第12号 高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定について   議案第13号 江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第14号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第15号 江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第16号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について   議案第17号 江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議案第18号 江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議案第19号 江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定について          建設厚生委員会委員長報告第3 議案第21号 第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて   議案第22号 江津市過疎地域自立促進計画の変更について   議案第23号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて   議案第24号 辺地に係る総合整備計画の変更について          総務文教委員会委員長報告第4 議案第32号 令和元年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて   議案第33号 令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて   議案第34号 令和元年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第35号 令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第36号 令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第37号 令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて   議案第38号 令和元年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについて          予算委員会委員長報告第5 議案第25号 令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて   議案第26号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて   議案第27号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて   議案第28号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて   議案第29号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて   議案第30号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて   議案第31号 令和2年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて          予算委員会委員長報告第6 議案第39号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第40号 江津市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について第8 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(15名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子6 番  田 中 利 徳             7 番  多 田 伸 治8 番  山 根 兼三郎             9 番  森 川 佳 英10 番  藤 間 義 明             11 番  森 脇 悦 朗12 番  石 橋 孝 義             13 番  河 野 正 行14 番  藤 田   厚             15 番  田 中 直 文16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者副市長     藤 田   裕          参事      崎 間 茂 理政策企画課長  横 田 龍 二          総務課長    佐々木 章 夫財政課長    溝 田 ともえ          人事課長    林     徹健康医療対策課長村 上 郁 夫          農林水産課長  土 崎 一 雄土木建設課長  宗 近 成 泰          桜江支所長   平 田 和 久水道課長    坂 根 広 晃          教育長     小笠原   隆社会教育課長  冨金原 昭 久          監査委員・選挙管理委員会事務局長                                 土 田 雅 彦監査委員    森 崎 延 正              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    大 屋   功事務局係長   高 木 孝 子事務局係長   田 平 弘 基              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 ○議長(森脇悦朗) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議案第 1号 江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について      議案第 2号 江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定について      議案第 3号 江津市消費生活センター条例の制定について      議案第 4号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 5号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 6号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 7号 一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について      議案第 8号 地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第 9号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第10号 職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第11号 江津市課設置条例の一部を改正する条例制定について      議案第20号 江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第1、議案第1号江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について外11件を一括議題といたします。 本案12件に対する総務文教委員会委員長の報告を求めます。 6番田中利徳議員。              〔総務文教委員会委員長 田中利徳 登壇〕 ◆総務文教委員会委員長(田中利徳) 総務文教委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第1号外11件について、去る3月10日に委員会を開催し、審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第1号江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、令和2年3月31日をもって金田ふれあいセンターを廃止することに伴い、条例を廃止するものです。 討論では、地域の維持、振興に悪影響を及ぼす条例案であり反対との反対意見に対し、3年前から地域住民にも説明会等を行い了解は得ており賛成という賛成意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第2号江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定については、防災行政用無線戸別受信機分担金の額の特例期限を令和4年度まで延長するため、所要の改正を行うものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第3号江津市消費生活センター条例の制定については、市民の消費生活の改善及び向上を図るため、江津市消費生活センターを設置することについて必要な事項を定めるものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第4号会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、令和元年人事院勧告に伴い、給料表の改定及び経過措置を行うものです。 質疑において、本人がフルタイムを希望したのにできないケースがあったのかとの質疑に対し、職の整理等により本人の希望に沿えないケースもありますとの答弁がありました。 討論の中で、処遇が悪化する人もおられ、本来正規職員として採用すべきであり反対との意見に対し、この改正は人事院勧告に伴い、給料表の改定を伴うものであるため賛成との意見がありました。 続いて、議案第5号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第6号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、いずれも会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の改正を行うもので、討論において、会計年度任用職員制度そのものに反対であり、それにかかわる条例であるため反対との意見に対し、この条例改正は会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の改正を行うものであり賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第4号から第6号までの3件については、それぞれ賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第7号一般職任期付職員の採用等に関する条例の制定については、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき、任期付職員の設置を行うため必要な事項を定めるものです。 審査において、期限つき、不安定な雇用になるのではないかとの質疑に対し、この制度を取り入れることにより、相応の給料や休暇等の勤務条件が適用されるほか、災害時など一時的に必要とされる職への活用が可能となりますとの回答がありました。 続いて、議案第8号地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、任期付職員の設置を行うため、関係条例の改正を行うものです。 討論では、任期つきの不安定な雇用を生み出すものであり反対との反対意見に対し、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき、必要な事項を定めるものであり賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第7号、議案第8号については、それぞれ賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第9号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、地方公務員法の改正に伴い、関係する職員の給与に関する条例、職員の分限に関する手続及び効果に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の3つの条例の所要の改正を行うものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第10号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定については、働き方改革を推進するため、関係法律の整備に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 討論において、働き方改革は非常に大事だとは思うが、こういった法ぎりぎりを攻めるような条例は不十分であり反対との意見に対し、働き方改革を推進するため、関係法律の整備に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものであり賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第10号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第11号江津市課設置条例の一部を改正する条例制定については、組織、機構の改革に伴い、課の設置及び所管事務について所要の改正を行うものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第20号江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定については、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、議案第1号から議案第3号までの3件に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第1号江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定についてへの反対討論を行います。 この条例案では、3年前に市内の公民館を廃止した際に、地域の中心となる施設がなくなる金田町へ、公民館から名を変えて設置されたふれあいセンターを、期限である3年間が経過したため廃止するものです。 センターについては、今後は地元で管理するとされていますが、廃止についての行政と地元住民の協議では、地元の管理できないとの言い分に対し、地元がセンターを引き継ぐなら施設の手当てをするが、引き受けないならそのまま放り出すという、おどしともとれる対応だったと言い、地元としては大賛成での同意ではなく、受け入れざるを得ないとの苦渋の判断でした。 つまるところ、行政が地域への責任を放り出したと言っても過言ではありません。そもそも、なぜ地元が管理できないとしたかと言えば、人口が45人、29世帯にまで減っているからです。そして、地域振興がうまくいっていないためです。金田町は、郷田の地域コミュニティ協議会に所属し、これまでも地域振興に取り組まれてきたと委員会審査では答弁がありました。しかし、この3年で金田町が根本的な部分で住みよくなったという実績が上がったでしょうか。とてもそうは見えませんし、市内で地域コミュニティ組織について、行政に便利使いにされている。いずれ行政に切り捨てられるとの評価、不安が渦巻いている状態で、金田町の状況が好転するわけがありません。 そして、金田町でのやり方を過疎と人口減少が続く地域が見れば、いずれ自分たちのところもとなってしまいます。こんなものは、自治体のあるべき方向性とは相入れないものです。人口が少ないからこそ特別な手だてが必要です。だからこそ、桜江町では、この春以降、小さな拠点づくりに取り組むことにしたのではないでしょうか。同様に、過疎、高齢化に苦しむ地域なのに、特別な財源が確保できなければ平気で切り捨ててしまうということでは行政の公平性は保てません。 金田町からは、人員が配置されないのは仕方がないが、緊急時の避難所でもある施設だけは市の責任で管理してほしいとの声が上がっています。もちろん、これだけでは結局のところ地域を維持するのは難しいと言わざるを得ませんが、せめて住民が住み続けるための条件を守るために、この程度のこともできないのであれば、選ばれる町など絵そらごとになってしまいます。そうではないことを示すためにも、この条例案を否決し、真に地域振興につながる施策を実行することを訴えて反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 政友クラブの坂手洋介です。 議案第1号江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、賛成の立場から討論いたします。 金田地区については、令和2年1月現在の人口が45人、世帯数が29世帯、高齢化についても60%を超える状況であり、単独でコミュニティを維持していくことが困難になりつつあります。 そうした中で、金田地区については、平成28年度に高浜地区、江津本町地区島の星地区と一緒に郷田コミュニティ協議会を発足しておられます。郷田コミュニティ協議会の構成員になられることについては、金田地区の将来を見据え、地域住民の皆様一人一人が、これからもこの金田地区で安心して暮らしていくために御決断されたものと認識しております。 本市の場合、1コミュニティに1拠点施設という方針があり、旧金田公民館、現在の金田ふれあいセンターについては廃止をする方向でありましたが、地元からの要望を受け、3年間の経過措置を設けられております。この3年間は、金田ふれあいセンターとして市が施設を直営され、また地域支援員を配置されるなど、一定の激変緩和措置をとられてまいりました。 また、コミュニティ活動についても、江津本町や高浜地区などの他地区との融和、融合が図られるよう支援されてきたと聞いております。また、金田ふれあいセンターについては、廃止後に地元へ無償で譲渡される予定です。譲渡に当たっては、施設の整備を予定されております。 今後は、郷田コミュニティ協議会の活動の中で、人口減少と高齢化が進む金田地区の地域活動が維持、存続できることを期待しております。金田地区におかれましては、避難所としても使われております。この避難所の運営をしっかりしていただくということは必要になってくると思いますが、それは市の対応としてもやっていただきたいということは考えております。 今回の金田ふれあいセンターについて廃止になるんですけれども、しっかりと今後の対応をしていただきたいことをお願いいたしまして、今回賛同したいと思います。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第4号から議案第6号までの3件に対する反対の意見はございませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第4号会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第5号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第6号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてへの反対討論を行います。 議案第4号、議案第5号、議案第6号は、それぞれことし4月から始まる会計年度任用職員について定めるものです。議案第4号では給料表が改定され、議案第5号では職務の宣誓について規定、議案第6号では公務災害での補償について規定するものとなっています。 特に、議案第4号、議案第6号については、これまでの市の非正規職員の処遇を改善するものとなっており、その点については一定評価できる内容ではあります。 しかし、会計年度任用職員は期限が定められた有期雇用であり、結局のところ行政の都合次第で雇用が継続されなく、不安定雇用にすぎません。処遇が改善するのは当たり前であり、この不安定となる部分も改め、同じ市職員として安心して働ける環境をつくるべきではないでしょうか。同じ市職員の間で格差を温存してしまう制度、何より不安定雇用を是正できない制度を認めるわけにはいかないため、それぞれの条例案に反対いたします。 なお、議案第9号についても、会計年度任用職員についての規定がありますが、本質的に会計年度任用職員の労働に直接影響するものではないため、反対する条例案には含めていません。教条的に何でも反対というわけではないということを申し上げて、討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 5番鍛治議員。              〔5番 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆5番(鍛治恵巳子) 政友クラブ鍛治恵巳子です。 議案第4号、議案第5号、議案第6号について、賛成の立場で討論をいたします。 まず、議案第4号会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、この条例は令和元年度人事院勧告に伴い、会計年度任用職員の給料を職員の給料の改定に準じ、月額の引き上げを行い、また制度移行前より引き続き勤務する職員には、経過措置として現給保障を行うものでございます。 議案第5号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について、会計年度任用職員制度の導入に伴い、服務の宣誓の方法について、任命権者の定める上級の公務員の面前で宣誓する以外の方法で宣誓することを可能にするための改正であります。 議案第6号は、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定でございます。こちらも会計年度任用職員制度の導入に伴い、会計年度任用職員が公務災害になった場合の休業補償や傷病補償、年金等の算出に必要な補償基礎額について算定するものです。 3つの条例制定、いずれも必要な改正でございますので、賛成をいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第7号及び議案第8号の2件に対する反対の御意見はございませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第7号一般職任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第8号地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてへの反対討論を行います。 議案第7号、議案第8号は、それぞれ任期付職員について定めるものです。議案第7号では、任期付職員の処遇を定め、議案第8号では、その勤務時間や休暇について定めています。 先ほど、議案第4号、議案第5号、議案第6号への反対討論でも述べましたが、さまざまな条件をつけてはいるものの、結局のところ3年から5年の任期を設けており、労働者の不安定雇用につながるものとなっています。中には、スペシャリストを必要な期間だけ雇い入れるため、従来の非正規雇用などより好待遇のものも含まれていますが、逆に言ってしまえば、生え抜きの職員の専門性を育てることができないという人材育成の弱点をさらすものです。そして、この問題根本には、定員管理計画による行政サービスの向上につながらない人員体制の構築があること。そして、これを改める必要があることを指摘しておかなければならないと思います。 一方、専門的な知識、経験を有するとされる任期付職員を採用する場合には、選考のみとされており、公平で客観的な試験に基づく採用とはなっていません。これでは情実ではない人事、能力にふさわしい採用という、行政での中立公正を担保する上で欠くべからざる部分に疑義が生じます。 先ほども申し上げたとおり、同じ市職員であるなら、同じく安心して働ける環境をつくるべきです。そして、市民に公平性が疑われるような採用方法は避けるべきです。このことを申し上げまして、2つの条例案への反対討論とさせていただきます。
    ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 8番山根議員。              〔8番 山根兼三郎 登壇〕 ◆8番(山根兼三郎) 政友クラブの山根兼三郎です。 議案第7号一般職任期付職員の採用等に関する条例及び議案第8号地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、賛成の立場から討論します。 議案第7号及び議案第8号の条例は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき制定しようとするもので、単年度契約である会計年度任用職員の活用とともに、3年ないし5年という複数年の任用を可能としようとするもので、医療やITなどの高度な専門性を有する職や、災害時など一時的に必要とされる職への活用が可能となってまいります。 地方公共団体においては、人口減少、高齢化の進行、行政需要の多様化など、社会情勢の変化により、より一層適切に対応することが求められており、こうした制度を取り入れることにより、効率的な行政サービスの提供につながるものと思われます。また、多様な働き方の実現は働き方改革の2つ目の柱であり、働く側にとっても働き方の選択肢ができるという点で大きく評価できるものであります。 以上の理由から、この2つの議案に賛成するものです。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第9号から議案第11号まで及び議案第20号の4件に対する反対の御意見はございませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第10号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定についてへの反対討論を行います。 この議案は、国の進める働き方改革に従って、市職員の残業時間の上限を定めるものです。基本的に、残業時間を年360時間、月45時間までとしています。しかし、臨時的、特別な事情があれば、月100時間未満、年720時間以内、2カ月から6カ月平均で80時間以内、年間で月45時間以上は6カ月までとされています。 この臨時的、特別な事情のもとでの残業時間の上限は、脳血管疾患や虚血性心疾患などについて、業務の過重性が関連する目安として厚生労働省が示している時間をぎりぎりで下回るだけのものです。この程度の内容で働き方改革と言えるでしょうか。 さらに、大きな問題として、条例案では、大規模災害時などでは上記を超えて勤務することが可能とされている点です。災害時には、職員の皆さんに頑張ってもらわなければなりません。しかし、それは過労死や過労自死の危険を冒してまでのものではありません。災害に対応するために過労死してしまうことがあるなら二次災害であり、それが起こり得る条例をつくるべきではありません。 全国で頻発する災害では、復旧・復興に当たる業務で、地方自治体の職員の不足が問題となっています。江津市でもこれまで、定員管理計画で職員を減らしており、それもあって職員の残業を認めざるを得ないとは思います。しかし、本当に働き方改革を実行するのであれば、職員が残業などしなくても済む環境を整えるべきであり、過労死するかもしれないレベルの残業を可能にする条例を制定することではないはずです。 総務文教委員会での過労死、過労自死は絶対に発生しないのかという質疑に対し、絶対に発生しないと胸を張って答弁できず、あげくには後日に市長が、職員の長時間労働について、いろいろ言って業務の足を引っ張る議会も責任があるというような議会制民主主義を冒涜するかの発言をしてしまう。こういった職員の健康や労働環境に無頓着で、無責任な認識のもとで、過労死ぎりぎりの残業を可能にする条例を認めるべきではありません。このことを申し述べて、条例案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 16番永岡議員。              〔16番 永岡静馬 登壇〕 ◆16番(永岡静馬) 公明党の永岡静馬でございます。 議案第10号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から討論を行います。 議案第10号の条例は、働き方改革3本柱の最後、長時間労働の是正に資するものでありまして、時間外労働時間の上限に関する事柄を定めようとするものであります。第5条第2項に規定するもの以外に、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、必要な事項を規則で定めるという規定を設けるものでございます。 皆様御承知のとおり、長時間労働は労働者の生活にさまざまな問題を引き起こしております。少子化の原因とも言われ、女性のキャリア形成や男性の家庭生活を阻む原因と言われてもおります。不健全な職員の働き方により、健全な行政サービスがされるとは考えにくく、職員の健康確保は市全体の問題でもあろうかと思います。 限られた時間の中で、効率的な働き方を行うことは、職員にとって健康的な生活を確保できるだけではなく、市民にとっても健全な行政サービスを享受できる点で大きく評価できるものであると考えます。 あくまで、今回の条例議案は、規則で定めるよう要請することを条例に追加することの可否を問うものでありまして、改正により、制定されることになる規則で定める内容そのものを審査するものではありませんが、先ほど述べました理由から、この議案に賛成するものでございます。御賛同のほど、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第1号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第1号江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第2号江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第3号江津市消費生活センター条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第4号会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第5号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第6号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第7号一般職任期付職員の採用等に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第8号地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第9号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第10号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第11号江津市課設置条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第20号江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第12号 高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定について      議案第13号 江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第14号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第15号 江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第16号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について      議案第17号 江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第18号 江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第19号 江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第2、議案第12号高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定について外7件を一括議題といたします。 本案8件に対する建設厚生委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設厚生委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設厚生委員会委員長(鍛治恵巳子) 建設厚生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第12号外7件について、去る3月11日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第12号高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定については、高齢者がその知識と経験を生かし、希望と能力に応じた生産、または創造的活動を行うことで、生活を健康で豊かなものとすることを目的として旧桜江町時代設置されましたが、使用されていない状態が長く、今後も創作活動の場としての使用の予定がなく用途の廃止を行うものです。 審査において、地元への周知はされているのかとの質疑があり、創作活動は現在継続されてはおらず、創作活動以外の活動についても、ほかの施設で行われており、15年間程度使用されていない状況であります。そのことは、既に地元の方にとっては周知となっております。 また、当時施設を利用されていた方やその関係者に対して使用していた機器類などの引き取りの要請をし、既に引き揚げも完了していますとの答弁がありました。 次に、今後施設はどうなるのかという質疑があり、今回の条例は設置当初の高齢者の創作活動の場という用途を廃止する条例であり、施設自体は普通財産として残りますとの答弁がありました。 採決の結果、議案第12号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第13号江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定については、成年被後見人などの権利の制限に関する措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行、印鑑登録証明事務処理要領の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 採決の結果、議案第13号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第14号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、所得が高い世帯に係る保験料賦課限度額の引き上げ及び保険料軽減対象世帯の判定基準となる所得の引き上げを行うものです。 審査において、この変更によって影響を受ける対象者数や保険料はどれくらいになるのかとの質疑があり、このたびの改正によるものを算出するには、令和元年中の所得の確定、また保険料として必要となる額の確定と、それに基づく保険料率の決定の後でなければできないことですので、現時点で正確な数字を算出することができませんとの答弁がありました。 討論では、この改正によって不公平や格差が広がる、低所得者にとって重い負担になる可能性がある、保険料の軽減につながらないので反対するとの意見がありました。これに対し、この改正は、中間所得者層の経済負担軽減になることなので賛成との意見がありました。 採決の結果、議案第14号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第15号江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定については、令和2年3月31日をもって田津線を廃止することに伴い、所要の改正を行うものです。 審査においては、該当地域への周知の経緯についての質疑があり、執行部からは、地元への周知の経緯ですが、三江線代替交通については、今年度を中間見直し実施年度としており、田津線についても路線を導入する際に利用状況を見て、今年度に見直しをすることを説明させていただいていました。そこで、今年度の当初から地元地区の役員の方と、利用状況が運行日243日に対して15人であったことをもとに協議を重ねました。その結果、夏ごろに今年度末をもっての廃止について了解を得て、地元の各世帯に周知をしているところですとの答弁がありました。 討論においては、委員長の委員会運営で審議が進まないので反対するとの反対討論がありました。これに対し、地元の方へここ2年間、利用促進も再三にわたって行ってきたということも聞いている。実績で利用者が非常に少なかったこと、また補完的な路線が別にあることや、地元への説明も十分行っているのでやむを得ないものとして賛成するとの意見と、既に地元の方へ、ここ2年間の利用状況を周知し、このたびの廃止の意向も夏ごろには状祝を理解をした上で地元も了解したものと捉えられるので賛成との意見がありました。 採決の結果、議案第15号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第16号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定については、年末年始以外の定休日を設定するものです。 審査において、なぜ火曜を休館日とするのかとの質疑があり、地場産業振興センター併設のカフェが既に火曜を定休日としていますので、施設利用者に不便が生じないように合わせましたとの答弁がありました。今まで施設には休みがなかったのに、火曜日に利用したい人にとって不利益ではないのかとの質疑があり、毎週火曜日に定期的に施設を利用する団体はなく、不利益は生じないものと認識していますと答弁がありました。 採決の結果、議案第16号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第17号江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について、改正の主なものは民法の一部改正によるものとして、条例中の連帯保証人を緊急連絡先に改めること、法定利率の改正、敷金の債務不履行弁済への充当、入居資格に市税の滞納のないことを追加するなどで、公営住宅法改正による改正によるものとして、認知症疾患等である公営住宅入居者の収入申告義務の緩和、大貫団地の欄の削除などを行うものです。 次に、議案第18号江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定についても同様に、民法の一部改正により、入居資格に市税を滞納していないことを追加し、敷金の債務不履行弁済への充当を可能とするものです。 次に、議案第19号江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定についても同様に、条例中の連帯保証人を緊急連絡先へ改めること、法定利率の改正、敷金の債務不履行弁済への充当を追加し、認知症疾患等である公営住宅入居者の収入申告義務の緩和などの改正を行うものです。 3議案は、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、議案第12号から議案第14号までの3件に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 日本共産党江津市議団の森川佳英です。 ただいまから議案第14号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で討論を行います。 今回の条例改正は、国の国民健康保険法施行令の改正に伴い、国民健康保険料の応能分、所得割、応益分、均等割、平等割、負担金額を改正するものです。 安倍自公政権が進める国民健康保険料の改悪に伴い、低所得者への保険料軽減分を比較的高い所得者の保険料を値上げして、その穴埋めに使うものです。 医療費の財源には、財源は3つあります。1つが、病院で支払う自己負担金。2つ目に、加入者が支払う保険料収入。3番目に、国、県、市からの公費負担金で賄われています。医療費がふえれば、病院で払う自己負担金もふえます。 また、国の公費負担分は1984年の国民健康保険法改悪によって、国保会計に対する国からの支出金が約50%あったものが、今では約24%まで削減されました。国や市の公費負担分も削減の方向です。あとは加入者が支払う保険料収入を減らさないようにしなければ医療費全体の財源不足となります。財源不足にさせないために、国民健康保険の保険料収入を減らさないように、毎年条例改正を行ってきました。 保険料負担の公平性を図る目的で賦課限度額を引き上げてきましたが、1人世帯や4人世帯でも限度額になるという制度の限界があり、相当の高所得者から適切な保険料を負担していただくためには、一律的な限度額設定ではなく、所得段階に応じた負担とする制度が求められています。年間所得2,000万円の世帯が、年間所得400万円の世帯の5倍の保険料となるわけではありません。医療費を加入者で案分をする。家族が多いほど保険料が高くなる仕組みが変わらないことや高齢化や高度医療化の影響もあり、年々保険料は上がり続け、一般会計から繰入金で保険料の値上げを抑えているのが現状です。 今後、国が進める基金の取り崩しができなくなり、法定外繰入金もできなくなるような仕組みができれば、あとは保険料の大幅値上げをするしかありません。国民健康保険制度上の根本的問題をそのままにしておいて、国言いなりで、国保加入者の中で相対的に負担割合を変えるだけに近い。 このような賦課限度額の引き上げと軽減策では、国民の命の暮らしも守ることはできません。税負担や社会保障負担のあり方の見直しや、国の補助をもとに戻すことを含め、抜本的な解決策を国へ要請することを求め、私の反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 14番藤田議員。              〔14番 藤田 厚 登壇〕 ◆14番(藤田厚) 政友クラブの藤田厚です。 議案第14号、賛成の立場で意見を申し上げます。 議案第14号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、国民健康保険法施行令の改正に伴う改正であります。 その内容の一つは、所得が高い世帯について保険料の賦課限度額を引き上げること。これは、年々医療費が上昇傾向にある中で、所得の高い人に相応の負担を求めることで、相対的に所得が低い人の負担を抑えるという考えによるものです。 2つ目は、保険料の5割軽減と2割軽減について判定所得の引き上げを行うもので、改正前と比べて保険料軽減の対象となる所得の範囲が広がりますので、より保険料軽減を受けやすくなるものと言えます。 今回の条例改正による具体的な影響額は、令和元年度中の所得が確定し保険料率を定める段階にならないと、客観的に推しはかることができないとのことですが、その方向性は低所得者の負担軽減につながるものであります。 以上のことから、必要な改正であると考えますので、議案第14号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については賛成いたします。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第15号から議案第19号までの5件に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 日本共産党江津市議団の森川佳英です。 ただいまから議案第15号江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について、反対の立場で意見を申し上げます。 今回の条例改正は、三江線廃止に伴うものとして新設をされ、三江線代替バス路線として運行してきた田津線を廃止をするものです。この田津線は、三江線廃止に伴い、岡田谷から桜江総合センターまでの間、月曜日から金曜日まで、1日1往復運行されていたもので、地域の人々の思いを乗せて、新たな未来へつながる公共交通との理念に基づいて実施されていたものです。市民の交通手段を確保するために整備されたもので、市内公共交通は市民の生活に深く密着しています。また、この地域は、一昨年の豪雨災害が起きてる地域でもあります。 三江線は、1975年、昭和50年に全線開通をして、2018年廃止までの43年間、田津地域住民の暮らしと地域振興のために毎日運行して貢献してきました。廃止に当たり、持続可能な公共交通として代替バス運行が始まって、わずか2年で廃止となることは、三江線が廃止された教訓が生かされていないのではないでしょうか。利用者数の減少が廃止の理由となっていますが、利用する地域住民がいる限りは、廃止するべきではありません。それが行政の役割ではないでしょうか。 質疑の中で、利用者数をふやす努力と対策を聞くと、バスマップとバスの時刻表の配布を行ったとしていますけれども、このことが利用促進につながらなかったことも明らかになりました。このようなことが続けば、他の路線も利用者が減少すれば廃止となることが予測されます。行政の仕事は公共の福祉を守ることで、地域住民が暮らしている限りは、利用者がいる限りはバス路線を廃止すべきではありません。 このような中で、3月17日に、三江線廃止に伴うJR西日本から代替交通の運営に係る費用として、1億308万6,000円が江津市に配付されました。また、三江線廃止に当たり、地域振興のためとして、JR西日本から江津市へ2,000万円の交付金が配付されます。田津線の年間予算額は33万5,000円でした。そのための財源もあり、私は今回の条例改正には賛成できません。住民本位の生活交通バスの運行を申し上げ、私の反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 10番藤間議員。              〔10番 藤間義明 登壇〕 ◆10番(藤間義明) 政友クラブの藤間義明です。 議案第15号江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場で申し上げます。 本条例は、令和2年4月1日付で江津市生活バス田津線を廃止することに伴い、提案されたものです。 この路線は、三江線代替交通として、平成30年4月から運行されていましたが、三江線運行時に田津駅を利用した人の多くが対岸の大貫地区の住民であったこと、また田津地区の住民は、主として江津市生活バス鹿賀線を利用していたことから、平成30年度の1日当たりの利用人数が0.06人と、大変極端に少ない状況にありました。これ、先ほどの反対討論を聞きますと、経費33万円かかったということで、243日で15名の方が利用したということであります。 このため、市においては、昨年から地元住民と協議を重ね、合意を得た上で廃止を提案されています。また、田津地区の交通手段についても、江津市生活バス鹿賀線により確保されているところです。このような理由により、本条例につきましては、適切な改正を行うもので賛成いたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第12号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第12号高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第13号江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第14号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第15号江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第16号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第17号江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第18号江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第19号江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 この際、しばらく休憩いたします。 再開は午後3時20分といたします。              午後3時7分 休憩              午後3時19分 再開 ○議長(森脇悦朗) 再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第21号 第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて      議案第22号 江津市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第23号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて      議案第24号 辺地に係る総合整備計画の変更について ○議長(森脇悦朗) 日程第3、議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて外3件を一括議題といたします。 本案4件に対する総務文教委員会委員長の報告を求めます。 6番田中利徳議員。              〔総務文教委員会委員長 田中利徳 登壇〕 ◆総務文教委員会委員長(田中利徳) 総務文教委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第21号外3件について、3月10日に委員会を開催し審査しましたので、その結果を報告します。 まず、議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについては、本市の特性や地域資源を生かしながら、協働のまちづくりや人口減少対策を推進し、その実現を図るための基本計画を市長が定めることについて、議会の議決を求められたものです。 審査は、第3部の基本計画を中心に行いました。基本計画は第1章から第3章で構成され、産業と自然が調和した新たなにぎわいを生み出すまちづくり、豊かな暮らしを支える安らぎのまちづくり、生き生きとした人づくり、地域づくりの3つについて審査をしました。 審査の中で、パブリックコメントの意見は反映されているのかとの質疑に対し、パブリックコメントだけでなく、アンケートやワークショップなども行いました。出てきた意見については、取り入れられるものは取り入れて計画を作成しました。計画策定後は、目標に向けて市民の皆犠と協働して取り組んでいきたいと思いますとの答弁がありました。 採決の結果、議案第21号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第22号江津市過疎地域自立促進計画の変更については、過疎対策事業債の対象とするため、7事業を過疎計画の中に追加するものです。 討論において、シビックセンターに新庁舎を建設することに伴うものであり反対との反対意見に対し、新規事業を初めとする過疎対策事業の追加を行うものであり賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第22号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第23号辺地に係る総合整備計画を定めることについては、波積辺地及び谷住郷辺地について、5年間の計画期間が令和元年度で終了するため、引き続き5年間の計画を策定するものです。 次に、議案第24号辺地に係る総合整備計画の変更については、波積辺地、谷住郷辺地について、林道高丸山線整備が令和元年度までの計画に未記載のため追記し、松平辺地について事業費の変更を行うものです。 採決の結果、議案第23号、議案第24号、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、議案第21号に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 日本共産党江津市議団の森川佳英です。 ただいまから議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて、反対の立場で意見を申し上げます。 第6次江津市総合振興計画前期基本計画は、今後10年間、2029年の江津市の市政の基本的な市政運営、指針を決め、江津市の進むべき中心をなす方向性を定め、最上位計画となるものです。2029年の人口目標を2万人とし、議会の議決を求めるものです。 スローガンは、「小さくともキラリと光るまち・江津」ですが、「住んでよかったまち・江津」、「合併して本当によかったまち・江津」をつけ加えてほしいと思います。地域住民の皆さんが江津市のすばらしさに確信を持ってもらい、施策だけでなくて、それを担う人をどのように育てるかなどが大事だと考えます。 この第6次江津市総合振興計画前期基本計画によって、江津市が豊かになり、江津市に住んでよかったと実感する市民がふえ、定住促進が進んで、目標達成されることが必要ではないでしょうか。 なりわいをふやして安定した雇用をつくるためには、企業立地等で雇用を確保することも必要ですが、誘致企業の市内取引状況や離職者数を明示させて、中小企業の実績把握等をする方向性も必要ではないでしょうか。保育士の確保を進める具体的な内容を示して、農林水産業の担い手の確保や耕作放棄地対策や地元産の自給率を向上させる具体的な対策が必要と考えます。江津市に企業が来ることによって、市民の所得が向上につながるというようにしなければなりません。 住みたい、住み続けられる江津をつくるためには、人口の社会減少を抑えるとともに、UIターンをした人が定着をするようにすること、高校生の市内就職率も向上させる対策と若者の人口流出に歯どめをかける具体的な内容を示して、魅力ある町をどのようにして実現するのかの道筋を示すことも必要ではないでしょうか。 子供たちの未来を地域のみんなで育むためには、合計特殊出生率の上昇とともに、子供の医療費無料化の拡大など、子育ての経済的負担の軽減を最優先に行うことが必要ではないでしょうか。今後は、保育無償化によってふえる保護者負担の軽減策や、より充実をした軽減対策をしなければいけない等の具体的な目標設定も必要と考えます。 自助、共助、公助による安心・安全な暮らしを実現するには、住民自治組織は立ち上がったけれども、住み続けられる地域、安心・安全な医療体制の確保、予防の充実や健診の推進、買い物や病院への通院できる生活交通の確立等が進んでいないことが住民に不安を広げています。生活交通バス路線の廃止を進めるのではなく、守り、発展させる施策が求められると考えます。 今回の第6次江津市総合振興計画前期基本計画を進めるに当たりましては、江津市自身が実施をした住民アンケートに基づいた施策を第一に考えて進めるべきではないでしょうか。住民の皆さんの要望のあるものは、その都度補正予算等を組むこと。黒字が出れば、全て基金に積むのではなくて、住民要望のために財源を充てるべきではないでしょうか。今、地方は、住民の暮らしの困難、福祉や医療や農林水産業の危機、地域経済の衰退など、深刻な課題に直面をしています。 安倍自公政権が進めるアベノミクスによって貧困と格差が拡大し、市民生活を苦しめています。本来の目的である市民一人一人が幸せに暮らせる江津市という本質を目指して、目標となる計画にして、どの指標を見ても住民からして満足のいくものにしなければなりません。いま一度、各施策を見詰め直すことを強く申し上げて、私の反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 15番田中直文議員。              〔15番 田中直文 登壇〕 ◆15番(田中直文) 政友クラブの田中直文でございます。 議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて、賛成の立場で討論を行います。 総合振興計画につきましては、既に市町村の策定義務でなく、任意の計画でありますけれども、本市では第5次総合振興計画に引き続き、人口減少対策を最大の課題として、切れ目のない施策を推進するために次期総合振興計画の策定が必要と判断され、今議会に提案されたものであります。 計画策定に当たっては、パブリックコメントのほかに4,000人を対象とした住民アンケート、そして市民ワークショップを2回開催、産官学ほか学会の有識者で構成される審議会に諮るなど、複数の手法を取り入れ、外部の意見を広く聞くこともされてきております。 本案は、長期展望に立ち、暮らしの視点、心の視点、豊かな町の視点、まちづくり推進の視点から本市の将来像を描き、その実現を図るための各施策ごとの現状と課題、取り組み方針を明らかにし、基本的な市政運営の浸透する次期計画として、適切な最上位計画となるものです。 ぜひ、小さくてもキラリと光るまち・江津をスローガンに、本市の特色を再発見し、磨き上げ、地域に活力、また市民に元気を生み出し、町全体が光り輝く、持続可能なまちづくりを目指していただきたいと思うところです。 実施計画のもと、個別事業の方向性を明確にするための前期基本計画を定めるものであり、賛成するものであります。御賛同のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについてへの反対討論を行います。 この議案第21号で提案されているのは、江津市の今後5年での最上位となる計画案ですが、内容が余りに薄く、漠然としていると言わざるを得ません。明確な数値目標がない点などについては、計画期間中の幅を持たせるためと説明はありましたが、計画案を読み込んで受ける印象は、とりあえず無難なものを上げておいたというもので、とりたてて目新しいものもないため、本気で本市の振興を図っていく気があるのかと感じてしまうほどです。 内容については、先ほど森川議員からいろいろと指摘がありましたので、その点については私からは割愛させていただきます。ただ、今回特に問題として指摘しておきたいものは、この基本計画の最後、基本方針3の一番最後のページに掲げられている、市民とともに考え、築き上げる協働のまちづくりが、この計画案の段階でできていないという点です。 市民アンケートを行った、ワークショップを開催したという話はありますが、必ずしもこれが計画案に生きているとは思えません。そして、1月に計画素案ができた際、市民に対する説明会を開催して、きちんと周知をするよう求めましたが、わずか20地区での説明会を難しいと実施せず、一般質問で、この計画案が議決された後に市民への説明会を求められても実施するきもない。江津市の最上位計画にもかかわらず、市民には知らせたふうにするのみで、後はお構いなしに事を進める。このどこに市民とともに考え、築き上げる協働のまちづくりがあるのでしょうか。 実際、市民は行政に関心を持っていません。実施されたパブリックコメントがわずか3件だったことにも、それが如実にあらわれています。本来であれば、説明会を開いて、市民の積極的な意見を計画へ反映すべきところなのに、ともに考える気が毛頭ないから意見が3件でも気にならない。そんなことで、江津市の将来が本当に明るいものとなるでしょうか。市民と行政とが協力して、始めてまちづくりが正しく前に進みます。そういった大前提をなおざりにした計画案に賛成することはできません。 改めて、市民の理解や合意のもと、計画をつくり直すべきです。それでこそ江津市の将来に責任を持てる計画になるということを申し上げまして、計画案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第22号から議案第24号までの3件に対する反対の御意見はございませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第22号江津市過疎地域自立促進計画の変更についてへの反対討論を行います。 この議案は、過疎地域自立促進計画での取り組みに新たに事業を加え、過疎債の対象となるよう変更するものですが、その中にはシビックセンターで建設が進む新庁舎事業も含まれます。 これまで日本共産党江津市議会議員団は、この新庁舎建設について、防災対策としての新庁舎建設であるはずなのに、現庁舎よりも海岸線に近い低地に立地しており、津波被害を想定していないと再三にわたり問題点を指摘し、反対してきました。今回、この計画に組み込まれても、この問題点は何ら変わらず存在し続けます。 既に、基礎部分の工事が行われていますが、途中まで進んでいるからと認めることはできません。だめなものはだめです。過疎債を充当して財政負担を軽減できるからといって、災害による被害の危険性を排除できない新庁舎の建設を認めるわけにはいきません。 以上の理由から、議案第22号に反対させていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 12番石橋議員。              〔12番 石橋孝義 登壇〕 ◆12番(石橋孝義) 政友クラブの石橋孝義です。 議案第22号江津市過疎地域自立促進計画の変更について、賛成の立場で討論を行います。 本案は、令和元年度実施事業並びに令和2年度実施予定の7件の事業について、過疎対策事業債の対象とするため、過疎計画に掲載するものであります。 委員会では、シビックセンターゾーン内での新庁舎建設には反対するという意見がありました。しかしながら、庁舎建設については、既に議決を経て着工されたものであり、この事業については、過疎対策事業債の対象とするかしないか、有利な財源の確保をするかしないかが論点であります。他の事業も含め、過疎対策事業債の対象とすることは江津市の財源負担軽減につながるものであり、必要な措置であります。 以上のことから、本案に賛成するものであります。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第21号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第22号江津市過疎地域自立促進計画の変更については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第23号辺地に係る総合整備計画を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第24号辺地に係る総合整備計画の変更については、原案のとおり可決されました。 本日の会議時間は、議事の都合によりこれを延長いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第32号 令和元年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて      議案第33号 令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて      議案第34号 令和元年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第35号 令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第36号 令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第37号 令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて      議案第38号 令和元年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第4、議案第32号外6件を一括議題といたします。 本補正予算案7件に対する予算委員会委員長の報告を求めます。 10番藤間議員。              〔予算委員会委員長 藤間義明 登壇〕 ◆予算委員会委員長(藤間義明) 予算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第32号外6件について、3月16日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第32号令和元年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ4億8,120万6,000円を増額し、予算総額を167億9,937万8,000円とするものです。 各事業の実績及び決算見込み額などで調整を行い、新庁舎建設事業では多額の市債を発行することから、将来負担の軽減を図るため、市債の操上償還に係る予算が計上されています。 討論において、当初予算で新庁舎関連の予算を反対した。補正予算でも新庁舎関連予算が計上されているので反対との意見に対し、今回の補正は、各事業の実績や決算見込みによる減額、そして将来の財政のため、繰上償還等を行っており賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第32号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、特別会計です。 まず、議案第33号令和元年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ1億7,371万円を増額する補正予箪です。 次に、議案第34号令和元年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、歳入予算の組み替えで、予算額に変更はありません。 次に、議案第35号令和元年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ1,926万4,000円を増額する補正予算です。 これら特別会計3件は、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第36号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ4,641万7,000円を減額するものです。事業実績により、汚泥共同処理施設等の維持管理費が減額となったことによるものです。 討論では、当初予算で下水道事業は縮小すべきと反対したが、補正予算も今の事業継続のための予算であり反対との意見に対し、汚泥共同処理場等の維持管理費減額となったもので、適正な補正予算で賛成との賛成意見がありました。 審査の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第37号令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ779万4,000円を増額する補正予算です。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号令和元年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについては、決算見込みによる編成がされております。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、議案第32号に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第32号令和元年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについてへの反対討論を行います。 この補正予算案には、新庁舎に絡んで、地中熱利用設備工事費用の減額補正が含まれています。既に述べていますが、これまで日本共産党江津市議会議員団は、新庁舎の建設について、防災対策としての新庁舎建設であるはずなのに、現庁舎よりも海岸線に近い低地に立地しており、津波被害を想定していないと反対してきました。 この補正は減額ではありますが、そもそもの予算に反対しており、それを減額だから認められるかといえば、やはりだめなものはだめに違いありません。そういった内容を含む予算案ですので、今回も反対させていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 8番山根議員。              〔8番 山根兼三郎 登壇〕 ◆8番(山根兼三郎) 政友クラブの山根兼三郎です。 議案第32号令和元年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 この補正予算は、各事業の決算見込みにより減額など、所要の調整を行うことと、将来の公債費負担の平準化を図るため、市債の繰上償還に係る予算を計上したとの説明がありました。決算見込みということで多くの予算が減額されていましたが、説明を聞くと必要な修繕や補助等を行った上での減額であることが理解できました。 予算委員会では、このさまざま質疑がありましたが、その都度執行部の説明を聞き、これらの補正予算がいずれも適正なものと思っています。 以上のことから、私は今回の補正予算に賛成いたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 次に、議案第33号から議案第38号までの6件に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第36号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについてへの反対討論を行います。 昨年の3月定例会でも公共下水道事業の当初予算に反対しました。理由は、財政を圧迫し続ける下水道の面整備を早急にやめるべきというものでした。その2019年度の下水道事業の集大成がこの補正予算案です。 当初予算に反対しても、補正予算や決算で全てに反対するわけではありませんが、当初予算案への反対討論でも申し述べたとおり、公共下水道のあり方には根本的な問題があります。この2019年度で言えば、若干の減額があるものの、4億3,500万円が不要不急と言える面整備につぎ込まれています。これだけの税金があれば、財政が厳しいためできないなどと言われて実施できていない施策が幾つ実施できたことでしょう。財政を圧迫するとわかっていながら面整備を続け、そのツケを負担増という形で市民へ回す。とてもではありませんが、こんな野方図なやり方に加担することはできません。 一刻も早く下水道での面整備の計画はやめるべきです。そういった観点から、この補正予算案にも賛成できないということを申し述べて、討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 政友クラブの坂手洋介です。 議案第36号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 本補正の内容で特徴的なものとしましては、歳入においては、建設事業の繰り越しにおいて、下水道受益者負担金を999万6,000円減額したもの。また、汚泥共同処理施設負担金が実績見込みにより、1,869万4,000円の減額となっております。これは一般会計の負担が軽減されておると考えられます。 また、歳出においては、汚泥共同処理施設を含む江津西処理区及び波子処理区の施設管理費が実績よりも2,043万4,000円減額されており、さらに下水道施設の水道管支障移転補償費が現場精査により800万円減額されております。 以上のことから、議案第36号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、施設管理等の縮減に努め、適正に事務処理がなされておりますので、賛同するものです。よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第32号を採決します。 本補正予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第32号令和元年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号から議案第35号までの3件を一括採決いたします。 本補正予算案3件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第33号から議案第35号までの3件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第36号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第36号令和元年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第37号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第37号令和元年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第38号令和元年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第25号 令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて      議案第26号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて      議案第27号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて      議案第28号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて      議案第29号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて      議案第30号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて      議案第31号 令和2年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第5、議案第25号外6件を一括議題といたします。 本予算案7件に対する予算委員会委員長の報告を求めます。 10番藤間議員。              〔予算委員会委員長 藤間義明 登壇〕 ◆予算委員会委員長(藤間義明) 予算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第25号外6件について、去る3月12日から16日までの3日間、委員会を開催し審査いたしましたので、その結果を報告いたします。 審査はまず、桜江町川越の都市防災総合推進事業や江津中央公園の公園施設長寿命化事業など計11カ所の現地調査を行いました。 続いて、予算書による審査に入りました。 議案第25号令和2年度島根県江津市一般会計予算については、最重要課題である定住促進の推進に加えて、令和3年3月の完成を目指す新庁舎の建設費等を中心に編成されています。 予算総額は、165億5,500万円で、前年度当初予算比で3億1,600万円の増額となっています。 歳入の主なものについて、地方交付税は57億3,000万円で、前年度比2億円の増額となっています。地域振興基金繰入金8億2,782万6,000円の中には、新庁舎の建設等の財源として繰り入れる職員の給与カット分の積立金5億3,000万円が含まれています。市債は、新庁舎建設事業の市債が約3億円の増額となりますが、防災施設整備事業などの市債が減額となったことにより、前年度比で約3,000万円の減となっています。 次に、主な歳出について、総務費、財産管理費の新庁舎建設事業として19億9,148万4,000円、新庁舎関連対策事業として1億1,293万6,000円が計上されています。また、地域振興費の増は、地域の活力創出事業や小さな拠点づくり推進事業の増によるものです。 民生費の社会福祉総務費は、プレミアム付商品券事業1億8,870万円の減額により、大きな減となっています。 衛生費の地域医療支援対策事業3億1,119万9,000円は、引き続き済生会江津総合病院など、地域医療をさまざまな形で支援するものです。 農林水産業費の農林水産物直売所支援事業808万4,000円は、今年4月に10周年を迎えるサンピコごうつの指定管理料などです。 商工費は、前年度比で1億3,559万7,000円の減額となっています。これは、工場立地促進奨励金や地場産業振興センターの空調設備改修費が減額となったためです。 土木費は、園外保育道路安全対策事業などの新規事業が計上されています。 消防費、災害対策費の防災情報伝達システム整備事業3億5,483万円は、継続費設定を行っている防災行政無線をデジタル化する事業費です。 教育費の学校ICT環境整備事業5,972万2,000円には、教育現場のシステムに関するセキュリティの強靱化に係る経費が含まれています。 審査においては、新庁舎の備品購入費が1億5,000万円となっているが、現在使用できるものは使用していくのかとの質疑に対し、もちろんそうですが、市民の方から見て、新庁舎で使って違和感がない範囲で考えています。今回、新しく購入する備品については、必要なもののみを計上していますとの説明がありました。 次に、小さな拠点づくり推進事業と立地適正化計画の整合性はとれているのかとの質疑に対し、あくまでも今回は小さな拠点づくりのモデル事業で、川戸地区を中心にしたソフト事業をやっておられます。拠点形成に寄与できるものであれば十分成果はあり、整合性がとれていると考えていますとの説明がありました。 討論において、新庁舎建設事業など、当初予算としてふさわしくないものが含まれているため反対との反対意見がありました。これに対し、今回の当初予算は新庁舎の建設や防災行政無線など大きな事業が含まれる中で、必要な事業を精査した上で計上された予算であり賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第25号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第26号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについては、歳入歳出総額を31億7,805万3,000円とし、前年度比で8,466万4,000円の増額です。 次に、議案第27号令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについては、歳入歳出総額を237万6,000円とするものです。 採決の結果、議案第26号及び27号は、いずれも必要な予算と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第28号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについては、歳入歳出総額をそれぞれ7億9,626万1,000円とし、広域連合への療養給付費負担金の増額を見込んで、前年度比6,066万9,000円の増額です。 討論では、市は高齢者の貧困があるのに、広域連合に対し意見を言わないのは主体性がない。また、保険料値上げにより、高齢者の負担がふえることは納得できないので反対との意見がありました。 採決の結果、議案第28号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第29号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについては、歳入歳出総額をそれぞれ8億9,361万1,000円とし、前年度比9,658万5,000円の減額です。 討論において、令和2年での面整備だけでも3億5,000万円かかるというようなことをやりながら、そのうち縮小されるという話は通らない。既に整備されているところは仕方がないが、今後広げていく予算は認めるべきではないので反対との反対意見がありました。 これに対し、現在行われている区域は随分前から計画されているものであり、財政状況をしっかり鑑みながら、市民の生活向上を目指して行われるべきであり、持続可能な範囲で続けていくべきで賛成との賛成意見がありました。 採決の結果、議案第29号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第30号令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについては、歳入歳出総額をそれぞれ2億7,627万9,000円とし、前年度比3,345万6,000円の減額です。 採決の結果、議案第30号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号令和2年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについては、収益的収支の収入総額を8億8,887万3,000円、支出総額を8億1,242万9,000円とするものです。 次に、資本的収支については、収入総額を3億2,695万1,000円、支出総額を5億5,768万5,000円としており、収入額が支出額に対し不足する額2億3,073万4,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに当年度分及び過年度分損益勘定留保資金で補填することとしています。 採決の結果、議案第31号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 まず、議案第25号に対する反対の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 日本共産党江津市議団の森川佳英です。 ただいまから議案第25号令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて、反対の立場で意見を申し上げます。 この当初予算の主な特徴は、予算額約165億円、物件費、賃金とか委託料ですが、これも約20億円、扶助費約30億円、普通建設費約30億円は、過去10年間でどれも最高額の当初予算額となっていること。一方で、商工費は過去最低の額、農林水産費も民生費も衛生費なども減額となっているのが大きな特徴でございます。 また、江津市版総合戦略として、年間約10億円余りの予算配分を今まで行っていましたけれども、来年度予算案の中には、その記載はありません。財政運営の指針としても、何を実現するために必要な予算なのか。常に総合振興計画を根拠に判断をする、財政上の検証のできる仕組みをつくることが必要と考えます。 質疑の中で、済生会江津総合病院への補助金が約3億円余りですが、済生会江津総合病院の経営は維持できるようでございますけれども、医療体制の充実は不透明であることも明らかになりました。 また、昨年の消費税増税のために市内経済は大変な状態に置かれています。その状態にあるのに、経済対策については不十分であることも指摘をしました。 また、住民要望の強い地域安全・安心対策では、落石対策事業等に予算は計上されていますけれども、橋梁長寿命化事業や通学路整備事業費は、前年度に比べても減額となっています。民生費予算も減額をされており、住民サービスの向上と住民負担の軽減対策はほとんどなく、子育ての経済的な負担の軽減が進んでいないことも明らかになりました。 また、担い手育成や多面的機能支払い等も、家族農業の所得向上対策が減額をされており、地産地消の事業が進み、多様な担い手がこの予算で確保できるのか疑問も出されました。雇用の促進では、商工費、農林水産予算は削減をされており、具体的な数値さえも示されませんでした。 また、学校教育の充実として取り組んできたふるさとキャリア教育は、軒並み伸び悩んでいることなど、住民要望とかけ離れた予算となっており、江津市版総合戦略の主な事業は軒並み削減をされています。 一方、新庁舎建設等の普通建設費は、先ほど述べましたように、過去最高額の30億円余りに上り、予算額全体の18%を占めています。市民の暮らし、生活を守り、来年度の最重要課題である定住促進の課題は新庁舎建設によって後回し、我慢をしてくださいになっているのが実態であります。 また、一般会計地方債残高は211億円余りと、依然として200億円を超える地方債残高があり、臨時財政対策債など、特例的な赤字地方債に依存をし、財政健全化への道筋も示されていない当初予算には賛成することはできません。 私の反対討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 13番河野議員。              〔13番 河野正行 登壇〕
    ◆13番(河野正行) 政友クラブの河野正行です。 議案第25号令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 令和2年度一般会計予算は新庁舎建設を最優先したと、その上で懸案である有福温泉の再生事業や、一昨年7月豪雨で被災した川越地域コミュニティ交流センターを建設するための調査設計費等が計上されております。 新庁舎建設については、そもそも建設場所に問題があるとして、先ほど補正予算に反対するとの意見ございましたが、新庁舎の建設につきましては、取り組み状況が市のホームページに掲載されていますが、議論を重ねた結果、整備方針は新庁舎建設、位置はシビックセンター内の江津警察署東側との決定に至ったと認識しております。 この決定に基づき、令和元年度と令和2年度、2カ年の継続事業として、現在順調に建設が進んでおり、先日12日、予算委員会の現地調査でも、議員全員で確認したところでございます。令和2年度予算においては、建設費に加え、机、椅子、書架等の備品購入費や庁舎内の電算システムの構築費等、計上されております。 大きな金額ではありますが、備品については使用できるものは使用するということを前提にしているとの説明がありましたし、電算システムは業務を遂行する上でなくてはならないものであります。また、新庁舎建設のための財源には、職員が給与カットにより積み立てた基金5億3,000万円を活用するとのことです。新庁舎に対する職員の思いが推察されるところであります。 新庁舎の建設もあり、財源が限られる中、懸案事項である有福温泉再生事業や防災拠点ともなる川越地域コミュニティ交流センターを建設するための調査設計費なども計上されております。 その他、質疑では、前年度予算と比較して増減理由や事業の目標となる、例えば健診の受診率といった率を問う質問も多かったように思います。増減については、単年度で行う臨時的な経費の有無や、計上する事業を組みかえたなどの理由が主なものでありました。また、率については、目標はあるにしても、予算は実績等により計上しているという状況であることなど、それぞれ理解できるものでありました。 私は、こうした委員会での議論、執行部の答弁などを踏まえ、予算議案を検討し、いずれも本市にとって必要な予算と結論づけました。皆様にもぜひ賛同いただくようお願いし、私の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第25号令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについてへの反対討論を行います。 2020年度予算案での一番の問題は、今年度に引き続き計上されている新庁舎建設事業19億9,148万円です。本日、ここまでの討論でも触れてきましたが、日本共産党江津市議会議員団は防災対策としての新庁舎建設であるはずが、現庁舎よりも海岸線に近い低地に立地しており、津波被害を想定していないと繰り返し指摘してきました。当然ながら、途中まで建てたからといって問題をやり過ごすわけにはいきません。市民からの評判も芳しくありません。建ててはいけない場所に建てるなら、完成するときまで反対する。それが災害から市民の命を守るという市議会議員としての使命ですので、あくまで反対を貫きたいと思います。 防災関連ではもう一つ、大きな問題があります。 先ほど、賛成討論でも取り上げられていましたが、桜江町川越の避難施設です。一昨年の西日本豪雨で避難所だった地域コミュニティ交流センターが浸水したため、解体の上で新しい避難所兼地域交流施設を建設するための測量や設計の費用2,190万円が計上されています。 しかし、問題は土地の高さです。計画では、一昨年に浸水した水位1.6メートルまで土地をかさ上げするとされていますが、この施設は昭和47年災害の際にも浸水し、水位が2.7メートルまで達しています。その点を考慮せず建設を進めようとしている点が問題です。当該地域の堤防は完成まで10年かかると言われています。新しい避難所が2年後に完成したとして、堤防の完成まで災害が起こらないとは限りません。そのため、地域住民からも2.7メートルまで上げてほしいと、至極当然の声が上がっています。 予算委員会審査の答弁では、もう1メートルかさ上げするには億単位の予算が必要になる。2.7メートルまで上げれば、周辺の道路などもかさ上げしなければ避難所として使えなくなる。差し当たって、2018年の被害に対応する規模で進めると、計画を変更するつもりがありませんでしたが、このままでは災害で被害を受けた場合、新庁舎の抱える問題と同様か、それ以上に予測できた被害に対応できなかったとのそしりを受けることになります。 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶといいます。わずか9年前の東日本大震災や、50年とたっていない自分の町の経験にも学べないなら、江津市の行政とは一体どういう存在なのかと考えるべきです。そして、行政がこういった動きをしているときにこそ、チェック機関としての市議会の存在価値が問われているということも指摘しておきたいと思います。 このほかにも、地域コミュニティの取り組みでは、各組織が20年度で何に取り組むのか不透明となっていること、生活交通が全く拡充されていないこと、済生会の建て直しの責任を市民に丸投げするかのような答弁があったこと、遅々として進まない図書館建設など、この予算案はさまざまな問題点をはらんでいます。そのような予算案には到底賛成できないということを申し述べて、討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第26号から議案第28号までの3件に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第28号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについてへの反対討論を行います。 予算審査での答弁では、保険料が上がるというのに、江津市から広域連合に対して何らの提案も意見具申もしていないとのことでした。 高齢者の貧困が社会問題となっているにもかかわらず、市内の被保険者の状況も把握せず、保険料は上がるに任せる。こんな主体性のないことで、高齢者を初めとした江津市民の暮らしが向上するとは思えません。 市民、高齢者の暮らしに目をやり、窮状に対応できる行政を求めて、2020年度の後期高齢者医療事業特別会計の当初予算に反対する討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 6番田中利徳議員。              〔6番 田中利徳 登壇〕 ◆6番(田中利徳) 政友クラブの田中利徳です。 議案第28号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて、賛成の立場から討論を述べます。 この事業は、県内全市町村が加入する広域連合が運営主体でありますが、本市は保険証交付や保険料徴収等の受け付け事務を行っています。広域連合納付金、保険料軽減、特例制度見直し等、制度改正に対応するため、本市のシステム改修を行う経費等の予算です。必要な経費と認め、賛成します。御賛同のほどよろしくお願いします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 次に、議案第29号から議案第31号までの3件に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第29号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについてへの反対討論を行います。 現在、公共下水道では、今年度から2024年までの整備計画のもと、管渠の整備、いわゆる面整備を続けています。しかし、やればやるほど市の財政は圧迫する状況であり、第6次総合振興計画の審査での答弁でも、予算審査での答弁でも、将来的な面整備の縮小に言及されました。とはいえ、市長はさまざまな要因があることを理由に、すぐさま縮小できるものではないということも述べました。こうも財政を圧迫する事業を今後も続けていくのは、財政の健全化の観点からも無謀であり、悠長に構えている場合ではないはずです。 当初予算案を見ると、管渠の布設や設計、水道移転補償といった面整備の事業費は3億5,000万円を超えています。これに対して、一般会計からの繰り入れはほぼ2億5,000万円にも上っています。これで接続率が上がるなら、市民に求められている事業と言えるかもしれませんが、接続率の伸びは低調です。新たな面整備をしているから接続世帯の分母がふえて、接続率は上がらないという話もありますが、それなら既に面整備を終えた地域で接続率の向上に努め、財政を圧迫する面整備を一旦はとめる、あるいは浄化槽整備に切りかえることも必要ではないでしょうか。既に下水道を供用している地域があるため、下水道事業そのものをやめるわけにはいきませんが、財政を圧迫し続ける面整備を進めることへの意義を見出すことはできません 昨年春には、下水道整備の財政への悪影響が市民への負担増につながりました。今後も、同じく整備を続けるなら、同様のことが起こるでしょう。しかし、市民への負担を積み増す前に、行政や議会が無謀な面整備を続けていることへの責任をとらなければならないということを、ここに居並ぶ皆さんには重々承知しておかなければいけないことを申し述べて、今回の予算案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 政友クラブの坂手洋介です。 議案第29号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 本議案の予算に計上されている公共下水道建設費につきましては、これまでの施設整備から管渠整備に重点が置かれております。これらは島根県の生活排水処理ビジョン第5次構想の策定による見直しにあわせて、本市においても公共下水道事業計画を策定し、その実現に向け、下水道での整備が経済的に有利となる区域を優先して整備を進めているものであり、昨年度に引き続き、二宮町、都野津町の一部について、管渠工事を進めることとなっております。 また、今後は将来的に持続可能な汚水処理を運営するために、計画見直しを進めることも検討していくとされており、具体的には、敬川の江津浄化センターや江津西浄化センターなどの現有施設の能力を最大限に有効活用できる規模を念頭に置き、事業を進めるとのことでした。 下水道は、地域住民のライフラインとして重要な役割を担っており、その提供する住民サービスは日常生活に不可欠なものとして、生活環境の向上に大きく貢献していくものであると考えます。 こうしたことから、将来にわたり、安定的な汚水処理サービスの提供を確保するために、下水道事業の経営状況及び本市の財政状況を鑑みながら、持続可能な範囲で事業を進めていただきたいと思っております。 以上のことから、議案第29号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて賛成するものです。よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第25号を採決いたします。 本予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、議案第25号令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号及び議案第27号の2件を一括採決いたします。 本予算案2件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、議案第26号及び議案第27号の2件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号を採決いたします。 本予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、議案第28号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号を採決いたします。 本予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立多数と認めます。よって、議案第29号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号を採決いたします。 本予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、議案第30号令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号を採決いたします。 本予算案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、議案第31号令和2年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第39号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第6、議案第39号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 佐々木総務課長。              〔総務課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎総務課長(佐々木章夫) それでは、議案第39号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、提案理由を御説明いたします。 令和元年人事院勧告及び職員の職務の整理に伴う所要の改正を行うものです。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第39号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第39号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第40号 江津市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第7、議案第40号江津市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。議案第40号   江津市議会委員会条例の一部を改正する条例 上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び江津市議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。  令和2年3月19日  提 出江津市議会議員   田 中 直 文    田 中 利 徳    河 野 正 行             多 田 伸 治    植 田 好 雄(別 紙)江津市条例第  号   江津市議会委員会条例の一部を改正する条例 江津市議会委員会条例(昭和56年江津市条例第13号)の一部を次のように改正する。 第2条第2項第1号を次のように改める。 (1)総務民生委員会 8人  政策企画課の所管に関すること。  総務課の所管に関すること。  財政課の所管に関すること。  人事課の所管に関すること。  管財課の所管に関すること。  社会福祉課の所管に関すること。  子育て支援課の所管に関すること。  健康医療対策課の所管に関すること。  高齢者障がい者福祉課の所管に関すること。  地域包括支援センターの所管に関すること。  会計課の所管に関すること。  教育委員会の所管に関すること。  選挙管理委員会の所管に関すること。  監査委員の所管に関すること。  公平委員会の所管に関すること。  固定資産評価審査委員会の所管に関すること。  他の委員会の所管に属しないこと。 同項第2号を次のように改める。 (2)建設経済委員会 8人  市民生活課の所管に関すること。  保険年金課の所管に関すること。  税務課の所管に関すること。  人権啓発センターの所管に関すること。  農林水産課の所管に関すること。  商工観光課の所管に関すること。  地域振興課の所管に関すること。  建設政策課の所管に関すること。  土木建設課の所管に関すること。  建築住宅課の所管に関すること。  水道課の所管に関すること。  下水道課の所管に関すること。  農業委員会の所管に関すること。   附 則(施行期日)1 この条例は、令和2年4月1日から施行する。(経過措置)2 この条例の施行の際、この条例による改正前の江津市議会委員会条例(以下この項及び次項において「改正前の条例」という。)により在任している総務文教委員会、建設厚生委員会のそれぞれの委員長、副委員長及び委員は、この条例による改正後の江津市議会委員会条例(次項において「改正後の条例」という。)による総務民生委員会、建設経済委員会のそれぞれの委員長、副委員長及び委員に選任されたものとみなし、その任期は、改正前の条例の規定に基づくそれぞれの常任委員会の委員の残任期間とする。3 この条例の施行の際、改正前の条例の規定に基づき置かれている常任委員会において、調査を継続している事件については、改正後の条例の規定に基づく常任委員会のうち、当該調査事件を所管する常任委員会に承継されるものとする。 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 15番田中直文議員。              〔15番 田中直文 登壇〕 ◆15番(田中直文) 議案第40号江津市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について提案理由の説明を申し上げます。 本改正案は、2つの常任委員会の所管について、令和2年4月1日の機構改革に伴い、改正する江津市課設置条例にあわせ、所要の改正をするものであります。御賛同のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第40号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第40号江津市議会委員会条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 委員会継続審査調査付託について ○議長(森脇悦朗) 日程第8、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長、総務文教委員会委員長及び建設厚生委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査、調査を行いたいとの申し出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務文教委員会 防災に関する調査〇建設厚生委員会 コロナウイルス対策による市内経済の影響に関する調査              ……………………………………… ○議長(森脇悦朗) お諮りいたします。 委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続審査調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森脇悦朗) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、会議録作成に当たり、本会議における発言について一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして第1回議会定例会を閉会といたします。              午後4時46分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会議員              江津市議会議員...