江津市議会 > 2020-03-02 >
03月02日-01号

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  1. 江津市議会 2020-03-02
    03月02日-01号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    令和 2年 3月(第1回)定例会               令和2年第1回議会定例会                 議事日程第1号令和2年3月2日(月)午前10時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定   諸般の報告(議長)第3 施政方針演説第4 同意第 1号 公平委員会委員の選任について第5 同意第 2号 功労者の選定について第6 同意第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について第7 議案第 1号 江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について   議案第 2号 江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定について   議案第 3号 江津市消費生活センター条例の制定について   議案第 4号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 5号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 6号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 7号 一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について   議案第 8号 地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第 9号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について   議案第10号 職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第11号 江津市課設置条例の一部を改正する条例制定について   議案第12号 高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定について   議案第13号 江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第14号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第15号 江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第16号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について   議案第17号 江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議案第18号 江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議案第19号 江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議案第20号 江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第21号 第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて   議案第22号 江津市過疎地域自立促進計画の変更について   議案第23号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて   議案第24号 辺地に係る総合整備計画の変更について第9 議案第25号 令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて   議案第26号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて   議案第27号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて   議案第28号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて   議案第29号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて   議案第30号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて   議案第31号 令和2年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(15名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             5 番  鍛 治 恵巳子6 番  田 中 利 徳             7 番  多 田 伸 治8 番  山 根 兼三郎             9 番  森 川 佳 英10 番  藤 間 義 明             11 番  森 脇 悦 朗12 番  石 橋 孝 義             13 番  河 野 正 行14 番  藤 田   厚             15 番  田 中 直 文16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田   裕参事      崎 間 茂 理          政策企画課長  横 田 龍 二総務課長    佐々木 章 夫          財政課長    溝 田 ともえ人事課長    林     徹          健康医療対策課長村 上 郁 夫農林水産課長  土 崎 一 雄          商工観光課長  三 木 和 彦土木建設課長  宗 近 成 泰          桜江支所長   平 田 和 久水道課長    坂 根 広 晃          教育長     小笠原   隆社会教育課長  冨金原 昭 久          監査委員・選挙管理委員会事務局長                                 土 田 雅 彦監査委員    森 崎 延 正          総務課長補佐  西 本   弘              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    大 屋   功事務局係長   高 木 孝 子事務局係長   田 平 弘 基              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時1分 開会 ○議長(森脇悦朗) おはようございます。 これより令和2年第1回議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(森脇悦朗) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、江津市議会会議規則第88条の規定により議長において指名いたします。 7番多田議員、12番石橋議員。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(森脇悦朗) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月19日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日から3月19日までの18日間と決定されました。 次に、諸般の報告をいたします。 それでは、お手元に配付しております令和2年第1回議会諸般の報告をごらんください。 令和元年第4回議会定例会以降開催され、私または代理が出席いたしました主な行事、会議等について記載をいたしております。その中で特に皆さんにお伝えしておきたい部分についてお話をしておきます。 2ページ下段をごらんください。 2月12日、全国高速自動車道市議会協議会第46回定期総会であります。都市センターホテルにおいて開催され、協議会会長の富山県魚津市議会石倉議長の挨拶があり、高速道路建設推進議員連盟会長衛藤征士郎衆議院議員から来賓の挨拶をいただきました。その後、国土交通省道路局高速道路課長山本巧氏より高速道路に関する最近の話題と題し講演があり、続いて、平成30年度決算、令和2年度活動方針、令和2年度会議・要望活動日程、令和2年度予算がそれぞれ認定、決定されました。役員改選終了後、最後に、高速道路ネットワークは、物流や観光による経済効果、地域間交流を活性化させるなど、地方創生を支え国土の均衡ある発展に寄与する重要な社会基盤であり、広域救急医療を支えるほか、災害発生時には緊急輸送路となる命の道として必要不可欠であり、高規格幹線道路網1万4,000キロメートルの早期完成、暫定2車線区間の4車線化の早期実現、道路施設の定期点検の結果を踏まえ、未着手区間について早期修繕を講じることなどを盛り込んだ高速道路建設整備促進等に関する決議が満場一致で可決され、総会を終了いたしました。 3ページの中段をごらんください。 2月13日、全国広域連携市議会協議会第51回総会であります。都市センターホテルにおいて開催され、協議会会長鳥取市議会山田議長より挨拶があり、その後、神奈川大学法学部教授幸田雅治氏より今後の広域連携についてと題して講演がありました。平成30年度歳入歳出決算、令和2年度活動方針、歳入歳出予算がいずれも認定、決定され、総会を終了いたしました。 そのほかの事項につきましては、お目通しをお願いいたします。 なお、記載しております会議の資料等につきましては、事務局で保管しておりますのでごらんください。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 施政方針演説 ○議長(森脇悦朗) 日程第3、施政方針演説について市長の発言を許します。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) おはようございます。 令和2年第1回江津市議会定例会が開催されるに当たり、諸議案の提案に先立ちまして、当面の市政運営に対する私の基本的な考え方を申し述べさせていただきます。 まず、第6次江津市総合振興計画についてですが、第5次の振興計画が令和元年度をもって期間終了となることから、引き続き人口減少対策に係る諸施策を切れ目なく実施するため第6次江津市総合振興計画を策定し、今議会に提案をすることとしています。 それでは、第6次総合振興計画について、その基本方針と主要な施策の主なものについて申し述べます。 まず、基本方針1、活力ある産業で豊かな生活を築くまちづくりについてです。 本市においては、人口の社会減少は抑制されつつありますが、20歳から39歳までの若年世代、とりわけ女性の人口流出に歯どめがかからない現状がございます。この世代の女性の人口流出は出生数の減少にもつながることから、若者や女性の雇用の創出が本市の喫緊の課題となっています。そのため、まずは地場産業の競争力の強化や新規創業、事業承継の支援など商工業の振興を着実に図ってまいります。その上で、第2次産業を中心とした企業の誘致に加えて、IT企業などの3次産業や1次産業などの新規立地を促進し、多様で魅力ある雇用の場の創出に取り組んでまいります。 また、本市の農林水産業は、高齢化や後継者不足、収益力の低下など多くの問題を抱えており、新たな担い手の確保と受け入れのための基盤整備が課題となっています。このため、6次産業化や地産地消の推進のほか、認定農業者及び集落営農組織農業生産法人などの多様な担い手の支援を推進してまいります。 観光振興については、本市の主要な宿泊施設である風の国は、民間事業者が再生に向け現在取り組んでおられます。有福温泉についても、今その再生が課題となっており、今後さまざまな視点に立って検討を進めてまいります。なお、このことについては、後ほど詳しく述べさせていただきます。 いずれにいたしましても、こうした取り組みを通じて、本市の観光資源を魅力的に磨き上げるとともに、広域的に連携して観光ルートの造成や地域資源のネットワーク化を推進することにより観光振興を図ってまいります。 次に、基本方針2、安全で快適な暮らしを支えるまちづくりについてです。 災害に強い町となるため、江の川及び八戸川の河川整備の推進、波積ダムの早期完成、促進といった治水治山などに取り組みます。 防災・減災対策としては、防災行政用無線デジタル化にあわせ、多様な情報伝達手段の構築、各種防災マップの更新などについて検討をしてまいります。 次に、総合的な交通ネットワークの充実については、地域の特性や公共交通機関の特徴を考慮しながら、通勤通学や通院、買い物などの生活交通の確保、充実に取り組んでまいります。 また、情報環境づくりについては、現在、市域の海岸に近い地域では、光ファイバーケーブル網による超高速通信サービスが利用可能ですが、山間部では未整備の地域があります。超高速通信は、企業活動に必須であるほか、地域の情報格差を解消するため光ファイバーケーブル網の整備を促進し、ICT社会に対応した市民サービスの向上を目指します。 次に、基本方針3、豊かな心を育む芸術・文化・教育・スポーツのまちづくりについてです。 まず、学校教育環境の整備については、現在、本市では学校施設の耐震化のための補強工事を進めていますが、引き続き計画的な耐震改修、改築などによる長寿命化を推進してまいります。また、西部統合小学校建設についても、今後の経済見通しや財政動向などを踏まえながら進めてまいります。 学校教育の充実については、県の新教育ビジョンとの整合を図りながら、教育施策の根本となる方針である新たな江津市教育大綱を策定いたします。また、国で策定される新学習指導要領の内容なども踏まえ、各校の特色を生かした教育活動を支援するとともに、家庭や地域社会と協力して江津の未来を拓く子供たちを社会全体で育んでまいります。具体的には、学力向上に結びつく指導主事、学力向上支援員などの配置、ふるさとキャリア教育の視点に立った学習の充実、学校ICT整備など、時代に対応した教育をさらに推進してまいります。 これまで3つの基本方針について申し述べてまいりましたが、第6次総合振興計画においては、第2期となる江津市版総合戦略重点プロジェクトに位置づけ、第1期江津市版総合戦略において顕在化した課題を解決するため重点的に取り組むべき施策を掲げています。地方創生、人口減少対策については、長期的な視点に立って取り組んでいかなければならないと考えています。あらゆる可能性を探りつつも、地道にこつこつと取り組んでまいります。 以上が第6次総合振興計画についての概要説明です。 続いて、令和2年度の主な取り組みについて述べさせていただきます。 まず、小さな拠点づくりについてです。 本市では、地域コミュニティ交流センターを拠点として、各地区に結成された地域コミュニティ組織が支え合いの仕組みづくりに取り組んでいます。こうした取り組みは、国や県においては小さな拠点づくりという名称で中山間地域の重要施策として推進をされています。 この小さな拠点づくりのエリアを人口別に見ますと、2,000人程度の人口がある場合、日常生活に必要な機能やサービスがおおむね維持されています。一方、規模が小さくなるにつれて、生活機能の維持が難しくなる現状があります。こうした状況を踏まえ、島根県では、人口規模が2,000人程度の複数公民館エリアの協働によって生活機能が維持、確保される取り組みをモデル事業として展開することとされています。本市においては、人口減少率が高く出生数が急速に減少している桜江地区を対象として、令和2年度から令和6年度までの5年間、このモデル事業に取り組むこととしています。この事業を通じて、地域の生活機能が維持され、互いに支え合う仕組みをつくることで安心・安全な暮らしを確保することを目標に掲げています。桜江地区のモデル事業を通じて、その効果を検証し、必要に応じて市内各地区に展開してまいりたいと考えています。 次に、有福温泉の再生についてです。 有福温泉は、平成22年の大火災による旅館3件の焼失、平成25年の豪雨災害による温泉街の被災、加えて平成28年の原爆療養所閉鎖や平成29年の主要旅館2件の相次ぐ廃業によって現在は観光拠点としての機能を失いつつあります。これまで、本市では、駐車場や回廊の整備のほか、神楽殿の整備や共同浴場の改修など総額で2億円を超える市費を投じてまいりましたが、残念ながら現状では地域の力だけでは再生ができない状況となっています。 こうした中で、1,360年以上の歴史を誇る有福温泉のブランドを生かし、閉鎖された旅館を初め地域に点在する空き家を活用できるよう、新たなまちづくりの方法を検討してまいります。加えて、有福温泉を初め市内各所に散見する空き家や公共施設等を活用し、新たなビジネスの創出についても検討をしてまいります。 一方、主要地方道田所国府線の工事再開やその周辺整備を実施するに当たって、島根県から、有福温泉の今後の方向性を検討するよう求められています。このため、本年2月に有福温泉活性化検討委員会を立ち上げ、有福温泉活性化基本計画並びに周辺整備計画の策定に向け、現在作業を進めています。有福温泉の再生については、地形的な問題やインフラの整備などさまざまな課題が山積をしています。そのため、一口に再生といっても一朝一夕にはいかないと考えています。こうした認識のもと、一つ一つの問題を解決できるよう取り組んでまいります。 次に、子供の医療費助成の実施についてです。 島根県は、小学生の医療費負担に対して市と県が助成を行う事業について、令和2年度に制度を創設し令和3年4月から実施する方針を示しました。本市においても、子育てに係る経済的な負担に対する支援ニーズは高く、医療費負担の軽減を図ることは、子供たちが健やかに育つための環境づくりにつながります。新たな制度では、月に1医療機関当たり通院1,000円、入院2,000円を超える部分を市と県が半分ずつ負担することとなります。そのための財源をどのように確保するかといった課題もありますが、本市といたしましては、実施に向けて前向きに取り組んでまいります。 次に、地域医療提供体制についてです。 本市の地域医療の中核をなす済生会江津総合病院の経営状況は、昨年度に引き続き、令和元年度も医業収支ベースにおいては、若干ではありますが黒字決算の見込みとなっています。しかしながら、これも本市の補助支援があってのものであり、また借入金の返済ができる状況には至っておりません。したがって、まだまだ厳しい状況には変わりありません。医師確保についても、来年度も現状の医師数を何とか確保できる状況ですが、これも救急や周産期医療が維持できるぎりぎりの状態です。 こうした厳しい状況が続く中、済生会江津総合病院では、済生会本部、島根県が中心となって、大学病院、浜田医療センター、本市、浜田市、さらには江津、浜田両市の医師会も交え、抜本的な経営改善の協議を進めています。また、江津市医師会との地域医療連携推進法人を設立し、医師確保や地域医療の存続など共通課題の解決に向けた取り組みも行っています。いずれも今すぐに結果が出るものではありませんが、済生会江津総合病院が自身の存続や経営改善だけではなく、地域医療の核として、また浜田医療圏域の中での役割をどう果たしていくのかも見据えた取り組みであり、本市としても連携を図りながら引き続き支援を行ってまいりたいと考えています。 次に、防災対策についてですが、防災行政用無線デジタル化に取り組むとともに、引き続き自主防災組織との連携強化や取り組みへの支援を推進してまいります。防災行政用無線デジタル化については2カ年の継続費を設定し今年度から事業に着手しており、来年度には各家庭の戸別受信機デジタル式に更新する予定としています。 また、平成25年の豪雨災害以降、各地域において自主的な避難訓練や防災学習会が盛んに行われています。市民の皆様の災害に対する関心も一方で高くなってきています。それぞれの地域が持つ防災上の課題は、地域によってさまざまです。関係機関、関係者の皆様と連携を密にしながら、引き続き出前講座などによりきめ細やかに地域単位での防災活動を支援してまいります。 次に、治水対策についてです。 まず、江の川について、平成30年7月豪雨によりパイピング現象が発生した鹿賀地区、下の原地区の堤防における災害復旧工事につきましては、地元住民の皆様には大変御心配、御迷惑をおかけいたしましたが、下の原地区は昨年11月に完了し、鹿賀地区についても3月末に完了見込みと伺っています。 また、江の川の河川整備については、平成28年2月に策定された江の川水系河川整備計画に基づき、現在、国において八神地区の堤防整備事業並びに川平地区土地利用体型水防災事業を始め千金地区の河道掘削、田津谷川の堤防整備を行っています。このうち、田津谷川の堤防整備については、現在、設計変更による用地幅杭の設置作業が行われており、この作業が終了次第、用地取得に入られると伺っています。 そうした中、このたびの国の令和元年度補正予算では、江の川下流について一般河川改修事業7億7,000万円、河川維持修繕事業3億2,600万円が配分され、また今後配分される当初予算と合わせ事業進捗が図られることとなりました。今後とも、各事業の一日も早い完成、さらには無堤防地区解消に向け、引き続き国に対し強く要望をしてまいります。 次に、八戸川につきましては、平成30年7月豪雨により破堤した区間や越水をした区間を含む約1,200メートルについて災害復旧事業等が鋭意進められており、一日も早い完成が望まれるところであります。また、八戸川及びその支川の整備については、島根県において江の川水系八戸流域河川整備計画の変更作業が進められていましたが、この3月中には完了すると伺っています。また、玉川につきましては、現在、測量設計を行っていますが、河川改修に伴い発生する残地の利活用についてワークショップを開催し検討をしていただく予定と伺っています。いずれもにしても、一日も早い工事着手に向け、県に対し今後とも強く働きかけてまいります。 また、玉川の河川改修に伴い、豪雨の影響で冠水が生じている市道市山長谷線の対策として側溝の改修を予定しており、来年度に測量設計を行うこととしています。 次に、山陰道についてです。 山陰道福光浅利道路は、平成28年に事業化されて以降、着実に事業を進められ、現在、用地の取得を行っていますが、あわせて工事用道路にも着手する予定と伺っています。この山陰道の整備は、本市にとって産業経済の振興はもとより、救急医療や災害時の緊急輸送路としての役割を担う重要な道路であり、引き続き早期の全線開通に向け強く要望してまいります。 また、江津インターチェンジ江津西インターチェンジ間5キロの2車線区間が、時間信頼性の確保、事故防止、ネットワーク代替性確保の観点から4車線化の優先整備区間に選定をされました。このことにつきましても、早期の事業着手に向け関係機関に強く要請をしてまいります。 次に、新庁舎建設についてです。 昨年9月に着手した江津市庁舎新築工事は、予定どおり基礎杭の施工を終え、基礎コンクリートの打設に向けて工事を行っているところです。地中熱利用設備工事については、令和元年度に第1期分として発注した地中熱交換器34本の埋設を1月末に完了させたところです。現時点では、工事工程は順調に進んでおり、令和2年度には庁舎棟の工事はいよいよ地上部分へと進んでまいります。また、地中熱利用設備の第2期工事、さらには庁舎機能移転に向けた詳細計画の策定などの準備や物品の調達、庁内情報ネットワークの構築にも取り組んでまいります。 工事の進捗状況については、現在実施しているホームページでの状況報告のほか、現場周辺においても歩行者にお知らせできるような体制を検討しています。さらに今後は、現場見学などについても、ポリテクカレッジや江津工業高校の建築系学生や希望される市民団体の皆様に工程に支障のない範囲で柔軟に対応するなど、市民の関心を高めていきたいと考えています。まもる、むすぶ、つなぐをコンセプトとし、防災拠点機能の確立と市民サービス機能の向上を目指す新庁舎の完成に向けて、引き続き着実な事業推進を図ってまいります。 次に、新庁舎移転後の現庁舎のあり方についてです。 広報12月号などにより、保存活用や解体など、今後この建物をどうするべきか市民の皆様の意見募集を行ってまいりました。その結果、締め切りとしていた1月末時点で、市内外から51件の御意見をいただいています。しかしながら、その多くは県外の方からお寄せいただいたものであり、市民の皆様からの意見は半数にも満たない状況となっています。そのため、より多くの意見を市民の皆様に求めるべく、締め切りを3月末まで延長して現在も募集を続けています。多くの御意見をお寄せいただけるよう、各地域コミュニティ協議会にも協力いただくなど周知に努め、その意見を参考にするとともに、仮に活用するとした場合、一体この庁舎が何年もつのかあるいはその経費が幾らかかるかなどさまざまな視点で現庁舎の今後のあり方についての検討を深めてまいりたいと考えています。 次に、農林水産業の振興についてです。 まず、6次産業の推進についてですが、先般、道の駅サンピコごうつの主催で地元農林水産事業者及び加工販売事業者が連携し、地域資源を生かした新たな特産品を創出するごうつ特産品グランプリが開催をされました。この取り組みは、甘味、辛味、旨味の3部門で市内の16事業者から24点の加工品が出品され、審査の結果、もち麦入り大麦若葉のアイス、プレミアムゴボウ肉味噌だれ、まる姫ポークの佃煮の3点が各部門のグランプリに選ばれました。これらの商品は、本年4月に開駅10周年を迎える道の駅サンピコごうつなどで販売されると伺っています。こうした地域資源の積極的な活用や新たな特産品の開発及び販売促進などの6次産業化の取り組みを通じて、農林水産事業者の所得向上を推進してまいります。 次に、ライスセンターについてです。 本市では、旧江津市と旧桜江町にそれぞれ1カ所のライスセンターを有しています。これらの施設はいずれも整備後20年以上が経過し、機械の耐用年数が大幅に超過していることから、老朽化による修繕費の増加や処理能力の低下が顕在化しています。こうしたことから、平成29年3月に策定した江津市公共施設等総合管理計画に基づき、今後のあり方の検討を開始いたしました。その一環で、本年2月には、市内の水稲生産農家に対して、今後の利用意向などのアンケート調査を実施したところです。今後、生産者の皆様の声や関係機関との協議を踏まえ、令和2年度においてその整備方針を策定してまいります。 なお、江津市のライスセンターについては、三セク方式でやられています。本当に三セク方式での運営がいいのかどうなのか、これらも含めて検討をしてまいりたいというふうに考えています。 次に、小・中学校のICT教育環境整備についてです。 文部科学省は、令和元年12月、先端技術の効果的な活用が求められるこれからの時代を生きる子供たちのために、ICT教育環境の整備を進めようと、小・中学校の児童・生徒に1人1台のパソコン端末と高速通信ネットワークを整備するGIGAスクール構想を発表いたしました。これまでは、令和4年度末を目途に児童・生徒3人に1台の学習用パソコン整備を進めてまいりましたが、このたびのGIGAスクール構想は、令和5年度末までに全ての児童・生徒が1人1台パソコンを使用できる環境の整備を目指して、残り2人分のパソコン整備及び校内ネットワーク環境整備に対し国庫補助金が交付されるものです。このうち、校内ネットワーク環境については令和2年度末までに整備することが国庫補助の要件であり、パソコン整備についても国の示す年次計画に従って整備する必要があることから、本市においても来年度の補正予算などへの計上を検討をしてまいります。 また、令和2年度予算においては、教育情報セキュリティガイドラインに沿ったセキュリティの強靱化事業を計上しており、1人1台環境への基盤整備を進めてまいります。今後も、国の制度を最大限に活用しながら逐次教育のICT環境整備を進めてまいりたいと考えています。 あわせて、プログラミング教育の基本的な考え方を適切に指導するための支援も積極的に行っていきたいと考えています。教育資源を最大限に活用する視点からも、ICT知識や活用にすぐれた教員の養成や経験豊富な地域の方の力も積極的に活用し、児童・生徒の資質能力の育成を図っていきたいと考えています。 次に、下水道事業についてです。 第6次江津市総合振興計画において、下水道整備は、安全で快適な生活環境づくりとして市民の皆様のさまざまな活動を支え、持続可能なまちづくりを実現する生活基盤整備の一つと位置づけられています。令和2年度当初予算では、管渠整備に加え、風水害、地震などの災害に伴う大規模停電時の対策として江津西処理場の自家発電設備に着手し、災害時の事業継続性の確保を図ってまいります。 一方で、経営面に目を向けてみますと、下水道など地方公営企業の置かれている状況は、人口減少社会の到来などにより収益力が低下するおそれがある中で、将来的に施設の改築、更新費用が見込まれるなど厳しくなることが予測されます。これらは、江津市に限らず全国的な課題となっており、本市でも平成29年3月に公共下水道及び農業集落排水事業について、中・長期的な経営の基本方針である経営戦略を策定し、経営健全化に向けた取り組みを進めているところです。 こうした中、国からは、公営企業会計の適用のさらなる推進として、平成31年1月に新たなロードマップが示され、全ての市町村における下水道事業などに令和6年度から公営企業会計を適用することが要請されています。これらを踏まえ、本市におきましても、市民の皆様に安定的な汚水処理サービスの提供を確保し将来にわたり持続可能な経営を目指すことを目標として下水道事業に地方公営企業法を適用し、見える化の観点から公営企業会計へ移行していきたいというふうに考えてます。 また、具体的なスケジュールとしては、令和2年度から移行に向けての準備に取りかかり、令和4年度ないし令和5年度での移行を考えています。 次に、水道事業についてです。 近年、水道管の老朽化が引き起こす破損事故が各地で起きています。本市においては、法定耐用年数の40年以上を超えている水道管の延長が平成30年度末現在において47.7キロメートルあり、老朽化率は12%となっています。現在、江津市水道事業経営戦略に基づき計画的に水道施設の整備を行うこととしており、具体的な取り組みとしては、老朽化した管路の更新、機械設備などの更新、事業給水施設における基幹管路の耐震化や漏水が多発している管路を優先的に行うこととしています。 令和2年度の設備投資についてですが、安定した水源確保が困難となった区域への連絡管整備工事が最終年度となり、漏水の多い路線の布設がえ、公共工事の施工に伴う配水管の移転補償工事、老朽管の布設がえ工事などを予定しています。 また、企業局のほうへお支払いをする受水費についてですが、令和2年度当初予算では、前年度と比べ5,000万円程度受水費の軽減を見込んでいます。これは、毎年度の資本費負担の軽減を図るため、島根県企業局の電気事業会計から借り入れを行い平成22年度からの10年間で償還することにより負担の平準化を図ってまいりましたが、これが令和元年度で終了することなどによるものです。今後の経営見通しは、給水収益が減少することから引き続き厳しい状況ではありますが、計画的な施設の更新に取り組み、安全で安定的な飲料水確保を図ってまいります。 なお、受水費の負担割合を具体的に申し上げますと、大田市と江津市1万7,500トン対9,500トン、この割合をどうするかといった問題があります。将来的には、大規模な更新が出てまいります。約8年から10年後になるんではないかなというふうに思っておりますが、こうしたことを踏まえて、受水費負担の見直し、全国的にはこれは例はございませんけれども、検討をしていかなければいけないと思ってますし、企業局や大田市とも協議を進めていかなければならないというふうに思っているところです。 最後に、令和2年度当初予算についてです。 予算議案につきましては、最重要課題である定住促進の推進に加え、令和3年3月の完成を目指す新庁舎建設事業を中心に編成しています。 新庁舎に関しては、建設工事費のほか電算システムのネットワーク構築費、備品購入費、移転費用など総額約21億円を計上しています。その財源として国の補助金や交付税措置のある市債を活用しておりますが、なお7億円を超える一般財源が必要となります。これについては、有利な財源が見出せないことから、平成25年度から平成29年度にかけて行った職員の給与カット分、これは基金にこれまで積み立てておりましたが、これを原資とした地域振興基金積立金約5億3,000万円を繰り入れることとしています。 また、新庁舎建設事業を最優先として他の事業については絞り込みましたが、平成30年7月の豪雨により被災した川越地域コミュニティ交流センターを建設するための調査設計費、有福温泉再生のための調査費など新規事業も計上しており、令和2年度一般会計当初予算は総額165億円余で前年度比約3億円の増額となりました。 今後は、こうした事業の市債の償還が財政運営を圧迫すると考えており、将来の公債費負担の平準化を図るため市債の一部、既発債約9億3,000万円の繰上償還を行うこととし、このたび提案いたします補正予算に所要額を計上しています。今後とも、しっかりとした将来推計を行い、財政破綻を招くことがないよう市政運営を図ってまいります。 また、特別会計5会計につきましても所要の額を計上しています。 以上、令和2年度における主要な施策の取り組みにあわせ、本市が抱える諸課題について申し述べました。私は、こうしたさまざまな課題に対し一歩ずつ着実に歩みを進め、人口減少に抗いながら持続可能な市政運営に努め、第6次総合振興計画のスローガンである「小さくともキラリと光るまち・江津」を目指し全力を挙げて取り組んでまいります。どうか議員並びに市民の皆様におかれては、より一層の御理解そして御協力をお願いを申し上げます。 なお、提案をいたしております予算案を含め諸議案については、各担当参事、課長より説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどをお願いを申し上げ、施政方針とさせていただきます。 次に、異例ではありますが、諸般の報告を1点だけさせていただきたいと思います。 御承知のように、2月27日に開催された政府の新型コロナウイルス感染症対策本部で、内閣総理大臣から、全国の学校に対し、3月2日から春休みに入るまでの間、臨時休校をするよう要請をされました。また、島根県からも、県立高校を3月2日から休校する予定であるとの通知がありました。これを受け、江津市では、2月28日に教育委員会を開催し、国の要請並びに県の方針に従い3月2日から3月23日まで市内小・中学校を臨時休校することとし、卒業式は縮小して実施することを決定し学校へ通知をいたしました。 その後、同日午後になって突然島根県は方針を変更され、県立学校では臨時休校は行わないということとされました。それにあわせるのかどうなのか再度検討を重ね、江津市では、校長会や教育委員の皆様などの意見も聞きながら、計画どおり3月2日から当面の間、臨時休校することといたしました。今後は、感染の広がりなどを注視しながら学校を再開するかどうか慎重に見きわめてまいります。 また、放課後児童クラブの対応についてですが、開所はいたしますが休校要請の趣旨は集団感染防止にありますので、職場の理解が得られ児童の保育ができる方、近隣の親族に保育をお願いできる方については家庭での保育対応をお願いするところであります。 この放課後児童クラブは、基本的に平日の12時30分の開所時から、土曜日については朝7時30分から入会児童は受け入れを行っておりますが、このたびは支援員や補助員の確保が整ったクラブから平日においても朝7時30分から受け入れを行うこととし、7つ放課後児童クラブがありますがそのうち6つの放課後児童クラブについては、本日の朝から開所をしています。残る1カ所、ここについては、あすから受け入れを行うこととしたいと考えています。 なお、実施に当たってはいろんな問題があると思いますが、非常事態でありますし、また閉ざされた空間に多くの子供さんたちを閉じ込めることはいかがなものかというところから、できるだけ放課後児童クラブの教室はもとよりですけれども、空き教室、使ってない教室を活用し分散して放課後児童クラブを開校したいというふうに思っています。 また、放課後児童クラブをふだんから利用されていない方であっても、どうしても放課後児童クラブを利用したいという方が、諸般の事情からそういう方がいらっしゃれば、柔軟に対応したいというふうに思っています。その際の放課後児童クラブの利用料については、また議会のほうに提案をいたしますが、日割りできちっと計算はしたいというふうに思っております。ただ、市内で、これは仮の話ですけれども新型コロナウイルス感染者が発生した場合、これは閉所をすることがありますので、あらかじめ御了承をいただきたいと思います。 加えて、今心配をしておりますのは子供たちの学業、これに影響が出ないのかどうなのか、これについて心配をしております。先週の金曜日、校長会の中では、大体終わっておって3月は行事主体だというふうな意見がございましたが、いろんな全国の方々の意見を聞きますとやはりあるというような意見もございます。いろんな方がございます。右から左まで、左だけ力を入れて言っておるわけではないです、いろんな意見の方がございます。やはり、子供さんの学力にできるだけ影響が出ないようにする必要があるところから、あす11校の校長先生、中学校、小学校の校長先生が校長会を開くこととされております。そこへ私は、直接出向きましてこの点については再度確認したいと思いますし、仮に影響があるとするならばどういう対策が好ましいかなどについても伺ってまいりたいと思っております。 いずれにしても、非常事態でございます。ケース・バイ・ケースで柔軟に対応をしてまいりたいというふうに思っておりますので、どうか保護者の皆様、関係者の皆様におかれましては、御理解、御協力を賜りますようにお願いをいたしまして、私の所信表明並びに諸般の報告とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) この際、しばらく休憩いたします。 再開は午前11時10分といたします。              午前11時2分 休憩              午前11時10分 再開 ○議長(森脇悦朗) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 同意第1号 公平委員会委員の選任について ○議長(森脇悦朗) 日程第4、同意第1号公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第1号公平委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。 江津市及び江津邑智消防組合公平委員会委員の木村博紀氏は、令和2年5月14日をもって任期満了となりますが、同氏は公平委員会委員として適任者でありますので、引き続き選任いたすものであります。よろしく御同意のほどお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第1号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第1号公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 同意第2号 功労者の選定について ○議長(森脇悦朗) 日程第5、同意第2号功労者の選定についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第2号功労者の選定について提案理由の説明を申し上げます。 坂根隆弘氏、福富武史氏は、長年にわたり消防団員として消防の使命に尽瘁し、住民生活の安定に寄与され、その功績はまことに顕著なものがあります。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第2号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第2号に功労者の選定については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 同意第3号 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(森脇悦朗) 日程第6、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(森脇悦朗) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 山下市長。              〔市長 山下 修 登壇〕 ◎市長(山下修) 同意第3号人権擁護委員候補者の推薦について提案理由の説明を申し上げます。 人権擁護委員の山崎玲子氏は、令和2年6月30日をもって任期満了となりますが、人権問題に関して深い見識を持っておられ、人権擁護委員として適任者でありますので、引き続きその候補者として推薦するものであります。よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより同意第3号を採決いたします。 なお、起立されない方はこれを否とみなします。 本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(森脇悦朗) 起立全員と認めます。よって、同意第3号人権擁護委員候補者の推薦については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第 1号 江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について      議案第 2号 江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定について      議案第 3号 江津市消費生活センター条例の制定について      議案第 4号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 5号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 6号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 7号 一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について      議案第 8号 地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第 9号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について      議案第10号 職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第11号 江津市課設置条例の一部を改正する条例制定について      議案第12号 高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定について      議案第13号 江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第14号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第15号 江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第16号 江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定について      議案第17号 江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第18号 江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第19号 江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第20号 江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第7、議案第1号外19件を一括議題といたします。 本案20件に対する提案理由の説明を求めます。 佐々木総務課長。              〔総務課長 佐々木章夫 登壇〕 ◎総務課長(佐々木章夫) それでは、議案第1号から議案第20号までの条例議案20件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第1号江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定については、江津市金田ふれあいセンターの廃止に伴い、江津市金田ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例を廃止するものです。 議案第2号江津市防災行政用無線戸別受信機分担金徴収条例の一部を改正する条例制定については、防災行政用無線戸別受信機デジタル化に伴い、継続して加入促進を図るため分担金額の特例期間を令和4年度まで延長する改正を行うものです。 議案第3号江津市消費生活センター条例の制定については、市民の消費生活の改善及び向上を図るため、江津市消費生活センターを設置することについて必要な事項を定めるものです。 議案第4号会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、令和元年人事院勧告に伴い、会計年度任用職員の給料表の改定及び経過措置を行うものです。 議案第5号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定については、会計年度任用職員制度の導入に伴い、服務の宣誓の方法に関し所要の改正を行うものです。 議案第6号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、会計年度任用職員制度の導入に伴い、公務災害補償に関し所要の改正を行うものです。 議案第7号一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定については、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき、任期付職員の設置を行うため、必要な事項を定めるものです。 議案第8号地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づく任期付職員の設置に伴い、関係条例について所要の改正を行うものです。 議案第9号成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、地方公務員法の改正に伴い、関係条例について所要の改正を行うものです。 議案第10号職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例制定については、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第11号江津市課設置条例の一部を改正する条例制定については、組織、機構の改革に伴い、課の設置及び所掌事務について所要の改正を行うものです。 議案第12号高齢者創作館設置条例を廃止する条例制定については、高齢者創作館の廃止に伴い、高齢者創作館設置条例を廃止するものです。 議案第13号江津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定については、成年被後見人等の権利の制限に関する措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第14号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第15号江津市生活バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例制定については、令和2年4月1日付で田津線を廃止するため、所要の改正を行うものです。 議案第16号江津市地場産業振興センター条例の一部を改正する条例制定については、祝日を除く毎週火曜日を休館日にするため、所要の改正を行うものです。 議案第17号江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、民法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行されること及び公営住宅法の改正に伴い所要の改正を行うもの並びに大貫団地について、建物解体済み、土地売却のため、所要の改正を行うものです。 議案第18号江津市定住促進住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、民法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものです。 議案第19号江津市都市再生住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、民法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行されること及び公営住宅法の改正に伴い、所要の改正を行うものです。 議案第20号江津市監査委員条例の一部を改正する条例制定については、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) おはようございます。 議案第10号について質疑を行います。 この議案は、先ほど説明があったように、職員の皆さんの勤務時間に関する条例の制定です。この条例の制定によって、職員の皆さんがどのように働きやすくなるのか、どのように働き方改革につながるのか、具体的に説明をお願いできますか。 ○議長(森脇悦朗) 林人事課長。 ◎人事課長(林徹) 今回の条例改正は、勤務労働時間の上限等に関し規則に委任することを定めるもので、その内容は労働基準法及び人事院規則の改正に準じています。 これまで三六協定で定める労働時間については、時間外労働については、厚生労働大臣の告知により上限が定められていました。臨時的に限度時間を超えて時間外労働を行わなければならない特別の事情が予想される場合には、三六協定で特別条項を締結すれば上限なく時間外労働を行わせることが可能となっていましたが、今回の改正法により上限が法律に規定され、さらに臨時的な特別な事情がある場合にも上回ることのできない上限が設けられることになりました。法制定以後、初めての大改革と言われています。少子化の原因でもあり、女性のキャリア形成や男性の家庭生活を阻む原因と言われる長時間労働を抑制することにより、職員の健康を確保し仕事と家庭の両立を図りたいと考えています。 ○議長(森脇悦朗) 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) 詳細はされると思うんですけれども、先ほど言われたように、今回の改正っていうのは過労死ぎりぎりまでできるような内容だと思うんですが、過労死が今後ないと言い切れますか。その点、ちょっと確認だけ。 ○議長(森脇悦朗) 林人事課長。 ◎人事課長(林徹) 一月の上限が100時間以内ということとそれから二月から六月の平均時間が80時間以内ということで、半年ごとの三月のどこをとっても80時間以内ということになりますので、仮に今月100時間の超勤をすると次の月は60時間ということになります。平均して80時間というところがキープされるようになっておりますし、また45時間以上の勤務は6カ月までというふうに規定されますので、絶対あるかどうかということは言えませんが、法で定める80時間というものは守られると思います。 ○議長(森脇悦朗) ほかにございませんか。 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 議案第15号について質疑をいたします。 生活交通での田津線の廃止いうことなんですが、この廃止の理由というのは利用が少ないことだというふうな説明がこれまでのところであったんですが、今までのところで田津線を存続させるための取り組みについて、評価とあわせて説明をいただけますか。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) 田津線の運行につきましては、田津地区で地元説明会を数回開催して地元の皆様と話し合いながら運行計画をつくり上げたものです。運行開始に当たりましては、路線図と時刻表を掲載したバスマップを全世帯に配布したほか、昨年3月にも再度バスマップを全世帯に配布して乗り方についてわかりやすいような説明はさせていただいております。 評価についてですけれども、田津線の利用者は昨年1年間で15人の利用をしていただいておりますけれども、田津地区からの利用は極端に少なく、多くは対岸の大貫地区からの利用者という結果が出ております。今年度も同様の状況が続いておりますので、地元と協議した結果を踏まえ、廃止の提案をさせていただいております。 ○議長(森脇悦朗) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) 直接の取り組みの評価というものがなかったように思うんですが、結果として年間15人しか使われなかったという話はあったんですが、そこのところを、バスマップを配布したことについてどういうふうに評価されておるのか、ちゃんと答弁いただけますか。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) バスマップを配布したというところと地元の自治会長さんとの協議はさせていただいております。それ以外のところで、直接的に何かっていうことについては、してはおりません。 ○議長(森脇悦朗) 7番多田議員。 ◆7番(多田伸治) バスマップを配布したぐらいで利用がふえるわけないんですけど、そのことはまた委員会ででもやってもらうにして、交通弱者対策というものの充実が非常に重要な課題となっている中ですが、他の路線についても、利用が減れば生活交通バスを廃止すると、路線を廃止するというようなことを考えられておるんかどうか伺っておきます。 ○議長(森脇悦朗) 三木商工観光課長。 ◎商工観光課長(三木和彦) 田津線につきましては、もともと田津線を運行するときにいろいろアンケート調査とか利用状況とかいろいろしております。調査の結果、市としましては、対岸の261号線に石見交通も運行はしておられます。田津地区には鹿賀線が運行もしております。そういうところで、田津線を廃止したといたしましても261号線の石見交通それと鹿賀線というところで代替交通が可能ということを考えておりますので、そこで田津線は廃止をさせていただいております。全ての線が利用者が少なくなりましたから廃止ということは、今は考えておりません。 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 議案第1号から議案第11号及び議案第20号の12件は総務文教委員会に、議案第12号から議案第19号までの8件は建設厚生委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第21号 第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについて      議案第22号 江津市過疎地域自立促進計画の変更について      議案第23号 辺地に係る総合整備計画を定めることについて      議案第24号 辺地に係る総合整備計画の変更について ○議長(森脇悦朗) 日程第8、議案第21号外3件を一括議題といたします。 本案4件に対する提案理由の説明を求めます。 横田政策企画課長。              〔政策企画課長 横田龍二 登壇〕 ◎政策企画課長(横田龍二) 議案第21号から議案第24号までの4件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第21号第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについては、第5次江津市総合振興計画後期基本計画改訂版が令和元年度をもってその計画期間が終了します。次期計画となる第6次江津市総合振興計画の基本構想を実現するため、各施策ごとの現状と課題、取り組み方針を明らかにし、実施計画等に定める個別事業の方向性を明確にするため、令和2年度から令和6年度までの5年間を期間とする前期基本計画を定めるものです。 議案第22号江津市過疎地域自立促進計画の変更については、新規事業を初めとする過疎対策事業の追加を行うものであります。 議案第23号辺地に係る総合整備計画を定めることについては、波積辺地及び谷住郷辺地について5年間の計画期間が令和元年度で終了するため、引き続き5年間の計画を策定するものです。 議案第24号辺地に係る総合整備計画の変更については、波積辺地、谷住郷辺地について林道高丸山線整備を令和元年度までの計画に追加し、松平辺地について事業費の変更を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) 議案第21号なんですが、先ほど市長の所信表明演説でも言われた内容なんですけれども、第6次江津市総合振興計画前期基本計画を定めることについてですが、これは第5次江津市総合振興計画と比べてどのように違うのか、具体的に示していただけますか。 ○議長(森脇悦朗) 横田政策企画課長。 ◎政策企画課長(横田龍二) 第5次総合振興計画からの主な変更についてです。 まちづくりの大きな方向性や基本姿勢を示す基本目標や基本方針に変更ありませんが、施策や施策の方針に変更があります。まず、追加したものですが、災害に強いまちづくりを新たな施策に掲げています。この中で、新たに災害防除事業の推進を施策の方針に加えております。このほかに追加した施策の方針ですが、道路、橋梁などの老朽化対策のため、施設の長寿命化の推進を加えています。それから、生活困窮者自立支援の取り組みのため生活支援の推進、それから結婚促進活動への支援の取り組みとして結婚環境の整備を加えています。 次に、変更したものです。 施策の観光の振興とネットワークづくりを観光によるにぎわいづくりに変更しています。そして、観光によるにぎわいづくりの中にある、新・ぐるっと人麻呂ごうつ物語としていたものを特色ある観光資源の活用に変更しています。観光施策を総合的にあらわすのにより適切な表現としました。それから、新エネルギーの導入活用は、再生可能エネルギーの導入活用に変更しております。それから、今後多くの外国人の雇用や居住が見込まれるため、国際交流の推進に多文化共生という文言を入れ、変更しております。 次に、削除したものですが、施策の方針から各種イベント等の推進を削除し、取り組み等の内容的なものは特色ある観光資源の活用の中に含めるものとしました。 ○議長(森脇悦朗) 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) その計画は、2月9日までパブリックコメントがされたわけですけども、3件ぐらいあったということですけれども、その内容はどのようなものがあったか答えていただけますか。 ○議長(森脇悦朗) 横田政策企画課長。 ◎政策企画課長(横田龍二) 今回のパブリックコメントでは、3人の方から41項目の意見をいただいております。複数あった意見としまして、子育て医療費の軽減を求めるもの、再生可能エネルギーについて地域内の活用を求めるもの、公共交通の充実、地域医療の充実を求めるもの、ボランティアを市で雇用することを求めるものなどがありました。 ○議長(森脇悦朗) 9番森川佳英議員。 ◆9番(森川佳英) この答えに、意見に対して、どのように生かしていかれるのか示してもらえますか。 ○議長(森脇悦朗) 横田政策企画課長。 ◎政策企画課長(横田龍二) 総合振興計画の中に反映できるところは今回取り入れておりまして、今後、その個別計画、実施計画等で取り入れるところは今後検討してまいります。また、それぞれの意見に対しましては、対応結果を整理してホームページで公表する予定です。 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案4件は、総務文教委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 議案第25号 令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて      議案第26号 令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて      議案第27号 令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて      議案第28号 令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて      議案第29号 令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて      議案第30号 令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて      議案第31号 令和2年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第9、議案第25号外6件を一括議題といたします。 本予算議案7件に対する提案理由の説明を求めます。 溝田財政課長。              〔財政課長 溝田ともえ 登壇〕 ◎財政課長(溝田ともえ) それでは、議案第25号から議案第30号まで一般会計及び特別会計5件の令和2年度当初予算議案の説明を申し上げます。 令和2年度当初予算は、最重要課題である定住促進の推進に加え、令和3年3月の完成を目指す新庁舎の建設費等を中心に編成をしております。この新庁舎については、建設費に加えまして電算ネットワークシステムの構築費等で20億円を超えることから、他の事業については絞り込みを行っております。そうした中にあっても、懸案である有福温泉再生事業であるとか桜江地域での小さな拠点づくり事業など、新規事業も幾つか計上をしております。 それではまず、一般会計から予算書によって説明を申し上げます。 予算書の3ページをお開きください。 議案第25号令和2年度島根県江津市一般会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ165億5,500万円としております。前年度当初予算との比較では、3億1,600万円の増額となっております。 次に、第2条債務負担行為、第3条地方債については、9ページ以降で御説明を申し上げます。 第4条一時借入金については、借り入れの限度額を40億円に定めるものです。 第5条歳出予算の流用については、給与費に限り、同一款内での流用を認めるものです。 それでは、9ページをお開きください。 第2表債務負担行為は、江津市土地開発公社資金債務保証について債務負担に関する事項、期間、限度額を定めるもので、限度額につきましては令和元年度と同様の7億円としております。 次に、10ページ、第3表地方債は、事業との関連等で起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものです。 続いて、特別会計です。 11ページをお開きください。 議案第26号令和2年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ31億7,805万3,000円とするものです。 第2条一時借入金については、借入限度額を4億円に定めるものです。 第3条歳出予算の流用については、保険給付費について同一款内での流用を認めるものです。 次に、14ページをお開きください。 議案第27号令和2年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ237万6,000円としております。 続いて、17ページをお願いします。 議案第28号令和2年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ7億9,626万1,000円とするものです。 続いて、20ページをお開きください。 議案第29号令和2年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ8億9,361万1,000円とするものです。 第2条地方債については、下水道建設事業等に要する起債の限度額等を定めるものです。 第3条一時借入金は、借入限度額を4億円に定めるものです。 続いて、24ページをお開きください。 議案第30号令和2年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについては、第1条歳入歳出予算は、総額をそれぞれ2億7,627万9,000円とするものです。 第2条地方債については、施設整備事業に要する起債の限度額等を定めるものです。 第3条一時借入金は、借入限度額を2,000万円に定めるものです。 次に、一般会計について、歳入歳出予算事項別明細によりその概要を説明をいたします。 まず、歳入についてですが、31ページをお開きください。 款の1市税、項の1市民税は、予算額を10億1,285万1,000円としております。税率の改正により法人市民税の減収が見込まれることから、前年度との比較では、3,388万3,000円の減収と見込んでおります。 次に、33ページ、款の6法人事業税交付金、項の1法人事業税交付金1,500万円は、税率の改正による法人市民税の減収分を補填するため交付をされるものです。 次に、34ページ、款の10地方交付税、項の1地方交付税は、予算額57億3,000万円で、前年度比2億円の増としております。これは、特別交付税につきまして、最近の交付状況から9億円と、2億円をふやして計上しておりますことから増となっております。 次に、同じページの一番下からの款の12分担金及び負担金ですが、保育の無償化の影響により、前年度比約5,000万円の減額となっております。 続いて、38ページからの款の14国庫支出金は、歳出の各事業の財源となるもので、歳出事業にあわせ調整を行っております。 同じく42ページからの款の15県支出金につきましても、歳出事業の財源として調整をしたものです。 次に、49ページ、款の17寄付金です。目の1総務費寄付金は、ふるさとづくり寄付金です。令和元年度の決算見込みから8,000万円を計上しております。ふるさとづくり寄付金につきましては、市内外の多くの方から御寄附をいただいており、この場をかりて改めてお礼を申し上げます。 同じページの款の18繰入金ですが、財源不足を基金繰り入れで対応したものです。このうち、目の3地域振興基金繰入金8億2,782万6,000円の中には、新庁舎の建設等の財源として繰り入れる職員の給与カット分の積立金5億3,000万円が含まれております。 次に、50ページからの款の20諸収入です。各種納付金などの収入ですが、前年度比約1億3,600万円の減額となっております。これは、プレミアム付商品券の売上料1億4,000万円の減額等によるものです。 次に、55ページ、款の21市債は、歳出事業の財源として過疎債などを借り入れるものです。令和2年度は、新庁舎建設事業等の過疎債が約3億円の増となっておりますけれども、防災施設の整備事業であるとか学校の耐震化などの市債が減額となったことにより、前年度比では約3,000万円の減となっております。 続いて、歳出についてですが、まず款の2総務費です。 60ページをお開きください。 目の7財産管理費、説明欄、新庁舎建設事業19億9,148万4,000円は、新庁舎の建設費、備品購入費、移転費用などです。その下の新庁舎関連対策事業1億1,293万6,000円は、電算システムのネットワーク構築費などです。 次に、61ページ、目の9地域振興費です。予算総額が前年度比で約730万円の増となっております。説明欄の中ほど、地域の活力創出事業1,239万円に含まれます有福温泉再生事業、サテライトオフィス誘致事業、また説明欄の一番下、小さな拠点づくり推進事業、これらの増によるものです。 次に、67ページ、款の3民生費です。項の1社会福祉費、目の1社会福祉総務費は、プレミアム付商品券事業1億8,870万円が令和2年度にはございませんので、大きな減額となっております。 次に、72ページになりますが、項の2児童福祉費、目の2児童措置費は、前年度比で5,038万6,000円の増としております。これは、保育の無償化の影響で私立保育所委託費が増額となったためです。 続いて、74ページをお願いします。 款の4衛生費です。項の1保健衛生費、目の1保健衛生総務費、説明欄の一番下、地域医療支援対策事業3億1,119万9,000円は、引き続き済生会江津総合病院など地域医療をさまざまな形で支援するためのもので、運営費補助や医師・看護師確保対策費などです。 次に、76ページ、目の8火葬場費ですが、令和2年度には火葬炉設備の交換を行うため、約850万円の増額となっております。 続いて、款の6農林水産業費です。 80ページをお願いします。 目の3農業振興費、説明欄、農林水産物直売所支援事業808万4,000円は、ことし4月に10周年を迎える道の駅サンピコごうつの指定管理料などです。 次に、82ページの目の2林業振興費、説明欄の中ほど、林業専用道開設事業1,006万4,000円は、島根県が行う林業専用道高丸山線の開設に伴う負担金です。 続いて83、84ページ、款の7商工費です。前年度比較で、1億3,559万7,000円と大きな減額となっておりますけれども、これは、工業立地促進奨励金、地場産業振興センターの空調改修費、産業振興基金積立金、これが令和元年度にはありましたけれども、令和2年度にはございませんので大きな減額となっております。その中にありましても、目の3観光費、事業名、観光費912万6,000円には、新たに広島市内で食と観光PRを行うための事業費を計上しております。 次に、款の8土木費です。 86ページをお開きください。 目の5公共道路事業費、説明欄の中、園外保育道路安全対策事業660万円は、未就学児が日常的に集団移動する経路について、関係機関が合同で行った点検結果を受けて、要対策箇所として上げられた市道に警戒標識、路面標示等を設置するものです。 次に、88ページになりますが、目の1都市計画総務費、説明欄の上から3番目、都市防災総合推進事業2,190万円は、平成30年7月の豪雨で被災した川越地域コミュニティ交流センターを地域の交流施設として、また防災の拠点のための施設として建設するための測量委託費などです。 次に、消防費ですけれども、92ページをお願いします。 下のほうになりますが、目の5災害対策費です。説明欄2段目、防災情報伝達システム整備事業3億5,483万円は、令和元年度と令和2年度の2カ年の事業として、継続費を設定して行っている防災行政用無線デジタル化の事業費です。 続いて、款の10教育費ですけれども、93ページの目の2事務局費、説明欄、学校ICT環境整備事業5,972万2,000円には、教育現場のシステムに関するセキュリティの強靱化に係る経費が含まれております。 続いて、100ページになりますが、款の11災害復旧費です。目の3過年発生林業施設災害復旧費に令和元年8月に発生した森林作業道の災害復旧費500万円を計上しております。 続いて、101ページから114ページまでの給与費明細書ですが、会計年度任用職員制度の施行に伴い、102ページから108ページまでの一般職の(1)総括と(2)給料及び職員手当の増減額の明細につきましては、全体とそれから内訳として会計年度任用職員以外の職員分及び会計年度任用職員分をそれぞれ掲載をしております。 115ページの継続費に関する調書、116ページから118ページの債務負担行為に関する調書、119ページの地方債に関する調書につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 次に、特別会計です。 120ページをお開きください。 国民健康保険事業特別会計について、現時点では令和元年中の所得が確定しておりませんので、暫定的な予算編成となりますけれども、予算総額を31億7,805万3,000円とし、前年度比較では8,466万4,000円の増額としております。これは、令和元年度の状況から、保険給付費の増額を見込んでいるためです。 次に、143ページ、国民健康保険診療所事業特別会計です。これは川越診療所の運営費で、予算総額を237万6,000円としております。 続いて、149ページ、後期高齢者医療事業特別会計です。予算総額を7億9,626万1,000円とし、前年度比較では6,066万9,000円の増額としております。広域連合へ納付する保険料及び療養給付費負担金の増額を見込んだものです。 続いて、163ページ、公共下水道事業特別会計です。予算総額は、8億9,361万1,000円です。前年度比較では、9,658万5,000円の減額です。これは、下水道の整備事業費や基金積立金の減額によるものです。 次に、180ページ、農業集落排水事業特別会計です。予算総額は、2億7,627万9,000円で、前年度比較では3,345万6,000円の減額です。災害関連の事業費の減額などによるものです。 以上で一般会計及び特別会計5件の当初予算案の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 坂根水道課長。              〔水道課長 坂根広晃 登壇〕 ◎水道課長(坂根広晃) それでは、議案第31号令和2年度島根県江津市水道事業会計予算につきまして提案理由の説明をいたします。 予算書の1ページをお開きください。 第2条、業務の予定量につきましては、給水戸数を1万300戸、年間総給水量を215万立方メートル、1日平均給水量を5,900立方メートルと見込んでおります。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入総額を8億8,887万3,000円、支出総額を8億1,242万9,000円としております。 2ページをごらんください。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入総額を3億2,695万1,000円、支出総額を5億5,768万5,000円としております。収入額が支出額に対しまして不足する額2億3,073万4,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに当年度分及び過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。 第5条、債務負担行為につきましては、債務負担行為をすることができる事項及び限度額を定めるものです。 3ページをごらんください。 第6条、企業債につきましては、上水道事業の財源として借入限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 第7条は、一時借入金の限度額を1億円に定めております。 第8条は、予定支出の各項の経費を流用することができる場合を定めております。 第9条、議会の議決を経なければ流用することができない経費につきましては、職員給与費9,645万5,000円としております。 次に、4ページをごらんください。 第10条、他会計から補助金につきましては、水道事業運営のため、一般会計からの繰入額を1億9,198万6,000円としております。 第11条は、棚卸資産購入限度額を96万2,000円に定めております。 5ページから8ページまでの予算実施計画につきましては、収益的収支予算及び資本的収支予算それぞれにつきまして、予算科目の目の段階における予定額と備考欄に概要説明を記載しております。内容につきましては、後ほど26ページからの予算実施計画明細書におきまして御説明しますので、ここでは省略させていただきます。 次に、9ページをごらんください。 令和2年度の予定キャッシュフロー計算書であります。 業務活動、投資活動及び財務活動の3つの分野ごとの資金収支と年度末における資金残高の見込みを記載しております。 次に、10ページから14ページまでの給与費明細書、15ページの債務負担行為に関する調書につきましては、お目通しをお願いし、ここでは説明を省略させていただきます。 次に、16ページをごらんください。 令和2年度の予定損益計算書であります。 収益と費用の内訳と営業損益、経常損益及び当年度分純損益の見込みを計算しており、令和2年度におきましては5,594万6,000円の当年度純利益が生じる見込みとしております。 次に、17ページをごらんください。 17ページから18ページは、令和2年度末の予定貸借対照表であります。 これは、令和2年度末時点における資産、負債及び資本を総括的に表示したものであります。 次に、19ページをごらんください。 19ページから20ページは、重要な会計方針にかかわる事項に関する注記などを記載しております。お目通しをお願いします。 次に、21ページは令和元年度予定損益計算書、22ページから23ページは令和元年度予定貸借対照表であります。 これらは、令和元年度の予算を執行した結果として見込まれる水道事業会計の経営成績及び令和元年度末の財政状態の予定をあらわしたものであります。 次に、26ページをごらんください。 予算実施計画明細書により、予算の主なものについて説明をいたします。 収益的収入及び支出のうち、収入につきましては、款の1水道事業収益、項の1営業収益のうち、目の1給水収益5億5,017万円は、水道料金収入であります。 項の2営業外収益のうち、目の3他会計補助金1億2,645万4,000円は、一般会計からの運営費補助であります。 目の4長期前受け金戻し入れ1億7,891万1,000円は、償却資産の取得及び改良の財源として受け入れました補助金、負担金などの長期前受け金のうち、令和2年度の減価償却費見合い分を収益化しております。 28ページをお開きください。 収益的収入及び支出のうち、支出につきましては、款の1水道事業費用、項の1営業費用のうち、目の1原水及び浄水費1億9,575万4,000円は、江の川水道用水供給事業からの受水費であります。 目の2施設管理費、委託料3,692万1,000円は、主に施設維持管理業務、漏水調査業務及び水質検査業務に関するものであります。 同じく、修繕費2,306万5,000円は、主に配水管の維持補修、機械設備修繕に関するものであります。 29ページをごらんください。 目の3業務費、節、委託料1,302万8,000円は、主に量水器の検針業務に関するものであります。 30ページをごらんください。 目の5減価償却費3億2,617万6,000円は、建物、構築物、機械及び装置など有形固定資産及び無形固定資産であるソフトウエア減価償却費であります。 32ページをお開きください。 資本的収入及び支出のうち、収入につきましては、国庫補助金、他会計補助金、他会計負担金、工事負担金及び企業債について、それぞれ支出との関連において計上しておりまして、総額3億2,695万1,000円を予定しております。 33ページをごらんください。 資本的収入及び支出のうち、支出につきましては、項の1建設改良費のうち、目の2送配水施設整備費、委託料2,387万8,000円は、主に調査測量設計業務にかかわるものであります。工事請負費2億7,798万5,000円は、配水管の布設及び布設がえ工事、公共工事の施工に伴う配水管の支障移転工事などに関するものであります。 34ページをごらんください。 項の3企業債償還金2億1,407万9,000円は、主に水道施設の建設改良事業の財源として借り入れた企業債などの元金償還金であります。 以上で水道事業会計予算の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案予算議案7件は、予算委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森脇悦朗) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでした。              午後0時9分 散会...