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12月20日-04号

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  1. 江津市議会 2018-12-20
    12月20日-04号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    平成30年12月(第4回)定例会               平成30年第4回議会定例会                 議事日程第4号平成30年12月20日(木)午後2時開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 請願第 2号 消費税増税の中止を求める意見書の提出について          総務文教委員会委員長報告第2 議案第46号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について   議案第51号 江津市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例制定について   議案第52号 江津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について          総務文教委員会委員長報告第3 議案第47号 江津市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第48号 江津市地場産業振興センター条例の制定について   議案第49号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について   議案第50号 江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定について          建設厚生委員会委員長報告第4 議案第53号 町の区域の変更について          建設厚生委員会委員長報告第5 議案第54号 平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて   議案第55号 平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第56号 平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第57号 平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて   議案第58号 平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについて          予算委員会委員長報告第6 議案第59号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第60号 平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて   議案第61号 平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて   議案第62号 平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて   議案第63号 平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第64号 平成30年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて   議案第65号 平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについて第8 委員会継続審査調査付託について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(16名)1 番  坂 手 洋 介             2 番  植 田 好 雄3 番  森 川 和 英             4 番  坪 内 涼 二5 番  鍛 治 恵巳子             6 番  田 中 利 徳7 番  多 田 伸 治             8 番  山 根 兼三郎9 番  森 川 佳 英             10 番  藤 間 義 明11 番  森 脇 悦 朗             12 番  石 橋 孝 義13 番  河 野 正 行             14 番  藤 田   厚15 番  田 中 直 文             16 番  永 岡 静 馬              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      山 下   修          副市長     藤 田 和 雄顧問      釜 瀬 隆 司          政策企画課長  佐々木 章 夫総務課長    藤 田   裕          財政課長     間 茂 理人事課長    林     徹          健康医療対策課主査                                 大 石   勤農林水産課主査 脇 田 守 康          土木建設課長  宗 近 成 泰桜江支所長   平 田 和 久          水道課長    坂 根 広 晃教育長     小笠原   隆          学校教育課長  森 岡 眞寿美監査委員選挙管理委員会事務局長         監査委員    森  延 正        土 田 雅 彦総務課主査   横 田 龍 二              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    大 屋   功事務局次長   牛 尾 ひとみ事務局係長   田 平 弘 基              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時0分 開議 ○議長(森脇悦朗) これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 請願第2号 消費税増税の中止を求める意見書の提出について ○議長(森脇悦朗) 日程第1、請願第2号消費税増税の中止を求める意見書の提出についてを議題といたします。 本請願に対する総務文教委員会委員長の報告を求めます。 4番坪内議員。              〔総務文教委員会委員長 坪内涼二 登壇〕 ◆総務文教委員会委員長(坪内涼二) 総務文教委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました請願第2号について、去る12月13日、委員会を開催し審査をいたしましたので、その結果を報告いたします。 請願第2号消費税増税の中止を求める意見書の提出については、江津民主商工会より提出された請願で、江津市議会から政府及び関係機関に対し、消費税の増税の中止を求める意見書を提出するよう求めるものであります。 審査の中で、これまで3%、5%、8%と消費税が上がってきて、来年の秋には10%という話を国ではしているが、増税による市内経済への影響をどういうふうに見ているかという質疑があり、御承知のように、一時的には買い控えとか、駆け込み需要とか、終わった後に急激に消費が落ちるとかということがありましたが、長い目で見るとさほど影響は出ていないのではないかというふうに見ていますとの答弁がありました。 また、ポイント還元を受けるには、クレジットカードが必要となるが、市内商店や事業所でカードが利用できる対応はどのような普及状況であるか把握をしているかとの質疑に対し、把握はしていませんが、コンビニでは使えるようですが、個人商店ではほとんど使えないかと思っています。その程度しかわかっていませんとの答弁がありました。 討論において、消費税アップは、社会保障と税の一体改革という大きな流れの中での制度改正であります。社会保障の財源となる安定的な財源の確保というところで、国税は4税あるが、他の税で賄えるものがないということから消費税のアップが出ており、過去2回延期をしてきて、このたびが3回目の提案です。この財源がなければ赤字国債などに頼らなければならないということも考えられます。また、消費税アップの際はあわせて軽減税率も導入するという運びになっているので、低所得者層への手厚い支援も入れた制度となっています。 これは、将来にわたっての安定財源社会保障の財源と教育負担の軽減といったことも含めての税制改正でありますので、消費税アップを中止することを求める意見書を本市議会から提出するよう求めているこの請願には反対しますとの意見がありました。 これに対し、社会保障消費税が当てられているという実態はなく、市の国保も国から地方への配分が少なくなっていることがもとになり、市民の負担をふやさないといけなくなっているし、年金は下がる一方です。それを口実に増税するということはあってはならない。 軽減税率は据え置きになる部分があるだけで軽くなるわけでもない。景気対策ポイント付与についても、市内の状況を聞いてみても、恩恵を受けられるかどうかはわからないし、特にクレジットカードなんか使ったこともないような高齢の方へ手が届かないような対策であってはならない。 景気対策が必要な増税はあってはならないと考えるし、将来的には累進課税の原則から外れた逆進性の高い消費税は廃止しなければいけないと思うので、差し当たって来年からの消費税増税は中止すべきであり、この請願に賛成しますとの意見がありました。 採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 請願第2号に対する賛成の御意見はありませんか。 9番森川佳英議員。              〔9番 森川佳英 登壇〕 ◆9番(森川佳英) 皆さんこんにちは。日本共産党江津市議団森川佳英です。 ただいまから、請願第2号消費税増税の中止を求める意見書の提出について、賛成の立場から意見を述べます。 請願第2号は、消費税増税の中止を求める意見書内閣総理大臣、国会、関係行政庁江津市議会の総意として提出を求めるものです。 安倍自公政権は、2019年10月から消費税を8%から10%へ引き上げると表明し、今全国で増税への準備が進められています。あらゆる国民の消費活動に関係する消費税、所得のない人に重くのしかかる逆進性は、憲法における応負担、生活費非課税の原則から大きく逸脱する最悪の税金です。なぜ今増税なのかという声が立場の違いを超えて広がりつつあります。現に内閣官房参与の藤井聡氏は、消費に対する罰金として機能する消費税を増税すれば、消費は低迷し、国民の貧困化はさらに加速すると述べています。国民の多数が求める8%から10%への増税を中止せよ、これがこの請願の趣旨でございます。 先ほど委員長報告がありましたように、意見書審査の討論の中で、消費税社会保障の財源、公平な税金とも言われましたけれども、現実は年々年金は下がり、国民健康保険料介護保険料は値上がり、医療費本人負担は1割から3割に増額され、生活保障費の削減などなど、国民生活消費活動はよくなっていない、この上に国の赤字財政も改善されていません。伸びているのは軍事費増額だけでございます。安倍自公政権は、今後5年間で約27兆円も支出すると先日発表いたしました。消費税増税は戦争への道とつながり、15%、20%への増税が待っています。 今安倍自公政権が進めるこの増税対策というものは、買うもので食料品かそれ以外か、買う場所で大企業の店か中小企業者コンビニか、買い方では現金かクレジットカードの違いで消費税実質負担率が10%になったり、8%になったり、6%、5%、3%の5段階にもなる大問題がございます。 例えば、医薬部外品リポビタンD大手スーパーで買えば10%、近所の薬局で現金なら10%です。カードなら還元されて実質5%、コンビニでカードを使えば2%還元で実質8%。清涼飲料水のオロナミンCは、食料品なので原則8%、大手スーパーでは8%、中小小売店では現金では8%、カードを使えば3%、コンビニで現金ならば8%、カードならば6%などなど、もうわけがわからなくなってしまいます。 加えて、ポイント還元対象店舗を大企業と中小企業で線引きをするとしていますので、高級小売店で還元され、大安売りの大手スーパーでは還元をされないなどの不公平が生じることもわかっています。 国民にとって一番の景気対策消費税増税を中止することです。財政再建社会保障のための財源はどうつくり出すのか。一つは、高額者の所得税率を上げる、法人税の税率をもとに戻す、証券課税を上げる、富裕層や為替投機課税の創設、環境税の強化等を行うことで、大企業が持っている内部留保約400兆円の活用を広げることです。 今こそ思想、信条、党派の違いを超えて、増税反対の声、国民の声に応えようではありませんか。混乱と不公平を生み出す愚かな政策をやめさせようではありませんか。家計消費国民所得を向上させる経済政策に転換させようではありませんか。このことを会派、党派を超えた共通の私は認識になっているので思います。ぜひ、皆さん、この意見書を採択して江津市議会として意思を明確にしていこうではありませんか。皆さんの賛成をお願いして賛成討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。 8番山根議員。              〔8番 山根兼三郎 登壇〕 ◆8番(山根兼三郎) 政友クラブの山根兼三郎です。 請願第2号消費税増税の中止を求める意見書の提出についての反対の立場から討論を行います。 この意見書は、消費税を現行の8%から5%に引き下げ、将来的には廃止することを国に求めるものです。 大前提として、日本は他国に例を見ないスピードで少子・高齢化が進んでおり、人口構成が逆ピラミッド形になりつつあることは皆さん御存じのとおりであります。これに伴い、医療や介護、年金、子育て支援等に係る社会保障給付費は毎年平均約1兆円ずつ増加している状況です。 国立社会保障人口問題研究所の報告では、2009年度の社会保障給付費が99.8兆円だったものが、2012年度では109.5兆円まで増加しており、厚生労働省の推計では、2025年度には150兆円を超えるものとしています。2014年の社会保障と税の一体改革は、こうしたふえ続ける社会保障費に対応するため、安定的な財源確保の観点から3党合意したものでした。 そうした大きな流れの中、昨年10月には消費税増税による使い道を一部教育の負担軽減に変更するため、国民に信を問う衆議院総選挙が実施されたところです。低所得者対策として軽減税率の導入やポイントによる還元などが検討されているともに、簡素な福祉給付費なども実施されてきており、さらに駆け込み需要による消費の反動減を最小限に抑えるための平準化措置も導入されることとなっています。 消費税引き上げ廃止を求めることは、安定的な社会保障制度の基盤を崩壊させることになると言わざるを得ません。よって、この意見書の提出には反対するものです。 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより請願第2号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本請願に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、請願第2号消費税増税の中止を求める意見書の提出については、委員長報告のとおり不採択と決定されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第46号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の制定について      議案第51号 江津市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例制定について      議案第52号 江津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第2、議案第46号外2件を一括議題といたします。 本案3件に対する総務文教委員会委員長の報告を求めます。 4番坪内議員。              〔総務文教委員会委員長 坪内涼二 登壇〕 ◆総務文教委員会委員長(坪内涼二) 総務文教委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第46号、議案第51号及び議案第52号の3件について、去る12月13日、委員会を開催し審査をいたしましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第46号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の制定については、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律に基づき、職員の派遣等について必要な事項を定めるものです。 審査において、派遣先で職員にどのような業務を想定しているかとの質疑に対し、平成31年度から派遣を検討している一般財団法人地域活性化センターでは、地域づくりの全国的に先進的な事例を学び、本市のまちづくりに役立つことが期待されますとの答弁がありました。 採決の結果、議案第46号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第51号江津市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例制定については、放課後児童クラブにおける延長利用サービス開始のため所要の改正を行うもので、超過負担金のほか、開設時間や休日を規定するものです。 審査の中で、今までの延長利用の状況はどうだったのかとの質疑に対し、学校休業日の朝7時半から8時までは、これまでは運用で無料で預かっていましたが、今後は延長利用料金をかけていくことになります。そのほかの平日の夕方が、基本18時までしか利用を認めていませんでしたが、5分から10分程度おくれる方で、電話をいただいた方には対応をしていましたとの答弁がありました。 また、子供を預けている利用者にとっては、単純に負担増となるのではないかと思うが、これで子育て支援ということが言えると思うかとの質疑に対しては、これまでは延長をしても延長料金が設定されていなかったため、職員の善意でやっている部分があったと認識していますが、負担の公平性という点からいえば、今後は延長時間を設けることでしっかりと受け入れ態勢を整えることができます。それによるそれなりの負担はしていただくという方針でやっていきたいと思っていますとの答弁がありました。 討論において、子育て支援の点では、預ける親には単純に負担増となる。預けたくて預けているのではなく、預けざるを得ないから預けているというような状況で、賦課金の値上げがされるということは子育て世帯への負担増以外の何物でもない。この条例改正には反対であるとの意見がありました。 これに対し、子育て世帯に対しては時間的に延長されるということで、働いているお母さん方にとっては精神的な負担減となります。また、公平な負担がされるということはよいことであると考え、この議案に賛成しますとの意見がありました。 採決の結果、議案第51号は、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第52号江津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定については、公職選挙法などの一部が改正されたことに伴い所要の改正を行うものです。 改正の主なものは、市長選挙のみ使用することができた選挙運動用ビラ公費負担について、市の議会の議員の選挙においても同様に認められることになったため、条例名を江津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例から、江津市の議会の議員及び長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例に改め、引用条項を修正するものです。 採決の結果、議案第52号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより一括討論に入ります。 本案3件に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第51号江津市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例制定についてへの反対討論を行います。 条例案では、放課後児童クラブでの延長利用について、30分につき100円の料金を設定されています。これまでは児童クラブの時間内に保護者の迎えが間に合わなかった場合でも、現場スタッフの指導員の裁量いわば善意のもと無料で対応してもらっていましたが、これに明確な料金を設定したものです。 同じく条例案で設定された児童クラブの開設時間とあわせて、時間外として指導員の報酬が支払われる点は評価できますが、果たしてこの市民への負担は必要なものなのでしょうか。そもそも、なぜ延長利用となるかを考えるべきです。子供を預けている保護者は延長したくてしているのではなく、子供を育てるために働かなければならない、そのために放課後児童クラブを利用し、仕事の条件、状況により延長せざるを得なくなっています。 そういった子育て世代の方が安心して働ける環境を整えることが行政の役割のはずなのに、逆に負担をふやす施策を打ち出していて子育て支援の充実が果たせるのでしょうか。 委員会での質疑への答弁では、児童クラブに預け、働いたことで得た賃金で利用料を払ってもらえればというような認識が示されましたが、それでは放課後児童クラブの意味合いや役割が逆転してしまいます。放課後児童クラブに預けるために働くのではなく、子供を育てるために働き、働くために放課後児童クラブが必要となっていることを顧みるべきです。 さきにも述べたように、これまで善意で延長に応じてきた指導員への処遇改善はあってしかるべきです。しかし、子育て支援の施策としては、利用者の負担を市で引き受けて、江津市では安心して子育てができますよと、市民、子育て世代へメッセージを送るべきではないでしょうか。 負担の公平性も大事ですが、全て横並びであることが必ずしも公平ではありません。こんなところで負担の公平性を求めるのではなく、さまざまな家庭環境、さまざまな労働条件がある中、子育て支援として何が必要なのかを見きわめるとともに、放課後児童クラブが必要な市民を丸ごと支援していく温かい施策で、子育てがしやすい環境をつくるべきであることを申し述べまして、条例案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 2番植田議員。              〔2番 植田好雄 登壇〕
    ◆2番(植田好雄) 市民クラブ植田好雄です。 議案第51号江津市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 本条例案は、保護者からの強い要望であった延長利用サービスについて、開設時間を夕方30分、学校休業日において、朝30分延長するものであります。交代制の勤務時間の方や、超過勤務をせざるを得ない場合、児童を預けられる場所が確保されることで保護者の安心感にもつながる必要不可欠なサービスだと考えます。今後も利用者の要望に沿ったサービスとして運用、発展させていただければと考えています。 また、サービス開始によって延長料金が30分ごとに100円必要となりますが、放課後児童クラブ利用者負担金公的資金から成る制度設計となっており、児童クラブ運営体制の維持、また公平な利用者負担という観点からも必要な負担だと考えています。 以上のことから、本条例案については必要不可欠な条例改正であり、賛成することを述べて討論を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第46号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第46号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第51号江津市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第52号江津市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第47号 江津市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第48号 江津市地場産業振興センター条例の制定について      議案第49号 江津市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第50号 江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第3、議案第47号外3件を一括議題といたします。 本案4件に対する建設厚生委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設厚生委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設厚生委員会委員長(鍛治恵巳子) 建設厚生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第47号外3件について、去る12月14日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第47号江津市個人番号の利用及び特定個人靖報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定については、生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律などによる関係法令の改正に伴い、所要の改正を行うもので、本市独自のマイナンバー利用事務に、生活保護法に基づく進学準備給付金に関する事務を加えるものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第48号江津市地場産業振興センター条例の制定については、一般財団法人の管理から本市の直営になることに伴い、江津地場産業振興センターの設置、管理について定めるものです。 審査においては、運営の形態はどうなるのか、また助成金は今までどおりあるのかとの質疑があり、市の直営になっても運営形態は変わりません。助成金については、今までも江津市が運営経費などほとんどを出していました。ただ地場産まつりだけは他市などから補助金が出ていましたので、関係団体と協議をしていますとの答弁がありました。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第49号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、建築基準法の一部を改正する法律が施行され、法第43条第2項第1号の認定制度が新設となり、これに伴う認定業務に係る所要の手数料を追加するものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第50号江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定については、下水道事業について経営基盤の強化を図り、事業を安定的に継続することを目的に、基本料金及び超過料金の増額改正を行うものです。 審査において、値上げで水道の使用を控えることも考えられるが、影響をどのように見ているかとの質疑があり、月16立方メートル使用で、月で260円、年では3,000円程度の値上げになります。影響は少ないと考えますとの答弁がありました。 また、県内でも2番目に高くなるがとの質疑に対しては、本市の改定は14年ぶりのことですが、ほかの自治体では大体数年に1回の改定を行ってきています。今の情勢からすると、次期の改定も既に予定されているようですので、順位は変動するものと思いますとの答弁がありました。 続いて、討論では、下水道料金が県内で2番目に高くなる、努力が足りない、市民に対する説得が足りないので反対するとの意見があり、これに対し、下水道経営は受益者負担をもって行われるのが基本で、今回の改定で値上げとはなるが、今までの料金設定自体が高いものではなかったと思う。今回の改定は適正であるという意見や、このままの状態であるとすると、今既に一般会計から法定外の繰り出しを続けているが、ますます増加することが予想される。受益者負担という市民間の公平性を担保する意味から賛成するとの意見がありました。 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより一括討論に入ります。 本案4件に対する反対の御意見はありませんか。 7番多田議員。              〔7番 多田伸治 登壇〕 ◆7番(多田伸治) 日本共産党江津市議会議員団多田伸治です。 議案第50号江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定についてへの反対討論を行います。 条例案は、下水道使用料と生活排水処理施設使用料について、9%から11%も値上げする内容となっています。値上げ幅を約1割としているのは、江津市の下水道事業での支出に対する使用料収入が約70%に対して、江津市と同時期に下水道を供用開始した類似112自治体での事業支出に対する使用料収入の割合が90%であり、これに合わせるとしているためです。 しかし、これは市民の暮らしを顧みず、市の財政のみを見て使用料を問題とするものです。そのあらわれとして、これまでの答弁によれば、類似112自治体のうち、現状でも下水道使用料が江津市より安く設定されているのが過半数を超える57自治体で、この条例案により値上げがされた場合は70%以上となる79自治体が江津市より下水道使用料が安くなることが明らかとなっています。 つまるところ、地形や地理的条件や人口密集度などにより、江津市より下水道事業をやりやすい自治体を比較対象としていたことにほかなりません。類似自治体の状況に合わせると言いながら、行政にとって都合のよい事実のみで市民を納得させようというやり方には不信感を抱かざるを得ません。 もう一点、現在の使用料について、2004年に条例で定められて以降、2012年の旧江津市地域と旧桜江町地域での料金統一や、2014年の消費税増税以外では変更をされていないことをあげ、値上げを行ってきたほかの自治体と比較して値上げを正当化しています。しかし、過去の市議会の会議録をひもとくと、2004年3月定例会で、当時の下水道室長はこう言っております。本市が設定しました下水道料金や受益者負担の額につきましては、先進地の料金を参考にする事例に偏りがちな従来の決め方ではなく、本市の財政的な状況も相照らしながら、さまざまなケースでの収支見通しを行って検討してまいりました。その結果、県内先進地よりも若干高目ではありますが、今回提示している使用料とさせていただいたと述べており、当時から高かったことを示しています。 この答弁は2018年度、ちょうど今年度ですね。今年度までの状況を予測したものとなっており、現時点までに他の自治体が行った値上げ分が、江津市の場合は2004年当時から既に含まれていたことがわかります。そして、この答弁と条例案の値上げの理由からも、都合が悪いときはよそはよそとして、都合のよいときには他の自治体と比較するという一貫性のない姿勢が見え隠れしています。そうであるのに、よそと違ってうちは長年値上げをしてこなかったと、もっともらしく市民へ負担を押しつけるやり方はあってはならないことだと断じぜざるを得ません。 確かに、国の方針で下水道会計のみでの独立採算を求められ、財政的に厳しいという状況はわかります。しかしそうであるなら、供用開始からわずか20年足らずで財政的に逼迫して、市民負担を大幅に増大させる下水道事業を導入したことについて、行政として総括する必要があります。 江津市の下水道事業はやればやるほど財政を圧迫しています。そういう状況に陥ったなら、市民への負担増の前にやるべきことがあるはずです。これ以上傷口が広がらないよう、早々に下水道事業の整理、縮小を図ることです。既に供用をされている地域では、運用を続けなければなりませんが、今後に整備が予定されている地域については、計画を白紙に戻すべきです。市長は5年先には計画を見直すと述べられていますが、そんな悠長な話ではなく、直ちに計画を改めるべきです。そうして、市の財政を立て直す必要があるのではないでしょうか。環境への配慮も必要ですが、江津市の地理的条件や規模からいえば、浄化槽の普及を促進させる補助金などの新たな施策を定めて対応できることです。そうした市としてやらなければならないことを棚上げして、市民に負担を求めるやり方には同意できません。 そして最後に、7月に災害によって市内には被災して経済的にもダメージを受けた方が多くいる状況であり、さらなる負担増は避けるべきであるということも申し添えて、条例案への反対討論とさせていただきます。 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。 1番坂手議員。              〔1番 坂手洋介 登壇〕 ◆1番(坂手洋介) 政友クラブの坂手洋介です。 議案第50号江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定について、賛成の立場から意見を申し上げます。 本条例案については、執行部から次のような説明がありました。 平成29年3月に作成した中・長期的な収支計画である経営戦略の中で、今後見込まれる接続増加に伴う使用料の増加や、汚泥共同処理施設による汚泥処理の効率化といった経営改善の取り組みを行ってもなお、基金の取り崩しや地方債償還のための一般会計負担の増加が必要とされている。 また、施設等維持管理費を使用料収入で賄えていない現状ともなっている。本来ならば維持管理費や人件費、さらには資本費のうち、国庫補助金や地方交付税、受益者負担金といった財源を除いた部分の全額100%を使用料で賄うことが基本であるが、使用者の負担をできるだけ抑えたいといった観点から、供用開始時期や人口規模が近い類似団体と同程度の人件費を除く維持管理費の90.7%に相当する収入となるよう、使用料の改定額を設定したとの説明でした。 受益者負担という市民間の公平性を担保する意味から、今後一般会計からの過度な繰り入れに依存せず、下水道事業の経営基盤の強化を図り、事業を安定的に継続していくためには必要不可欠な条例改正であると考えます。 したがいまして、下水道使用料の平均改定率10.2%の引き上げを行うという議案50号江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定については、賛成するものです。よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第47号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第47号江津市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第48号江津市地場産業振興センター条例の制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第49号江津市手数料条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号を採決いたします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手多数と認めます。よって、議案第50号江津市下水道使用料条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第53号 町の区域の変更について ○議長(森脇悦朗) 日程第4、議案第53号町の区域の変更についてを議題といたします。 本案に対する建設厚生委員会委員長の報告を求めます。 5番鍛治議員。              〔建設厚生委員会委員長 鍛治恵巳子 登壇〕 ◆建設厚生委員会委員長(鍛治恵巳子) 建設厚生委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第53号について、去る12月14日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 議案第53号町の区域の変更については、県営農地環境整備事業、八神・太田地区、太田・森原工区の土地改良事業に伴う町の区域の変更を行うもので、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求められているものです。 採決の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第53号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第53号町の区域の変更については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第54号 平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについて      議案第55号 平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第56号 平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第57号 平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについて      議案第58号 平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第5、議案第54号外4件を一括議題といたします。 本補正予算案5件に対する予算委員会委員長の報告を求めます。 10番藤間議員。              〔予算委員会委員長 藤間義明 登壇〕 ◆予算委員会委員長(藤間義明) 予算委員会委員長報告を行います。 本委員会に付託されました議案第54号から議案第58号までの5件の補正予算について、去る12月17日、委員会を開催し審査を行いましたので、その結果を報告いたします。 まず、議案第54号平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、歳入歳出それぞれ4億1,481万5,000円を追加し、予算総額を159億6,083万1,000円としています。 歳入の主なものでは、国庫支出金や県支出金は、それぞれ補助金等の交付決定による調整を行い、あわせて歳出事業費でも調整を行っています。 次に、一般財団法人島根県石央地域地場産業振興センターの解散による市への事業引き継ぎにより、利用料収入を予算化しています。 続いて、寄附金では、一般寄付金163万4,000円、災害寄付金1,341万2,000円、民生費寄付金1,957万2,000円、社会教育費寄付金3万円、教育総務費寄付金600万円、商工費寄付金18万8,000円、農林水産業費寄付金180万円と、それぞれから御寄附をいただいたものです。 次に、市債は、それぞれ歳出事業費の増減にあわせ調整を行っています。 歳出の主なものとしては、企画費の622万3,000円は、しまね海洋館アクアスで物販などを行う、島根物産商事株式会社への出資金50万円及び新たに策定する総合振興計画策定費572万3,000円です。 次に、農道維持補修事業640万7,000円は、那賀東部広域農道の路面陥没の原因調査委託費などです。 次に、島根県石央地域地場産業振興センター助成事業と、地場産業振興センター運営事業は、一般財団法人地場産業援興センターの解散による予算の組み替えです。 次に、学校空調整備事業3億2,982万円は、小・中学校にエアコンを整備する工事費などです。 次に、地域振興基金積立金1,703万4,000円は、歳入のところでいただいた災害寄付金や一般寄付金を一時的に基金積み立てするもので、地域福祉基金積立金1,957万2,000円は、社会福祉費寄付金を、教育振興基金積立金603万円は、教育費寄付金を一時的に基金積み立てするものです。 次に、災害復旧費は、台風24号による災害復旧費の事業費調整のほか、新山中線ののり面崩壊復旧工事費の追加費用も計上しています。 審査ではまず、農道維持補修事業の那賀東部広域農道、公共道路落石対策事業の八戸地区等の該当箇所の現地調査を行いました。このうち、那賀東部広域農道では、復旧はいつごろかとの質疑に対し、調査の中で根本的な解決を見つけたい。来年度の早い時期に復旧をさせたいと思いますとの答弁がありました。 審査においては、総合振興計画において、企画費の作成経費委託費はどこに委託するのかとの質疑があり、計画に携わった経験のある業者を選定したいと考えますとの答弁がありました。 審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第55号から議案第57号までの特別会計です。 議案第55号平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、6万7,000円を減額し、予算総額31億263万8,000円とするものです。 次に、議案第56号平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、20万円を追加し、予算総額を7億6,612万2,000円とするものです。 次に、議案第57号平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについては、19万6,000円を減額し、予算総額21億750万7,000円とするものです。 この3つの特別会計の補正内容は、職員手当の調整などによるものであります。 審査の結果、議案第55号から議案第57号までの3件については、いずれも必要な予算措置と認め、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第58号平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについては、7月6日からの西日本豪雨により被災した水道施設の災害復旧事業に係る補正となっており、資本的収入については1億6,819万7,000円増額し、補正後の予算額を4億5,468万3,000円に、資本的支出については1億6,823万2,000円増額し、補正後の予算額を7億6,661万6,000円とするものです。 議案第58号は、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 これより一括討論に入ります。 これに賛成の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに反対の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第54号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおりに決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第54号平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第7号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号から議案第57号までの3件を一括採決いたします。 本補正予算案3件に対する委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第55号から議案第57号までの3件は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、議案第58号を採決いたします。 本補正予算案に対する委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第58号平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第2号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第59号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(森脇悦朗) 日程第6、議案第59号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 本案に対する提案理由の説明を求めます。 藤田総務課長。              〔総務課長 藤田 裕 登壇〕 ◎総務課長(藤田裕) 議案第59号の条例議案について、提案理由の説明を申し上げます。 議案第59号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては、平成30年人事院勧告に基づき、国の給与法等が改正されたことに準じて給料表及び勤勉手当の支給割合等の改正を行うものです。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森脇悦朗) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより議案第59号を採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第59号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第60号 平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについて      議案第61号 平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて      議案第62号 平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについて      議案第63号 平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第64号 平成30年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについて      議案第65号 平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについて ○議長(森脇悦朗) 日程第7、議案第60号外5件を一括議題といたします。 本補正予算案6件に対する提案理由の説明を求めます。 間財政課長。              〔財政課長 間茂理 登壇〕 ◎財政課長(間茂理) 続きまして、議案第60号から議案第64号までの予算議案5件について、提案理由を申し上げます。 今回の補正予算は、人事院勧告に準じた給与改定よる職員人件費を計上したものです。一般会計、特別会計ともに人件費補正を行っておりますが、農業集落排水事業特別会計では、ほかに災害復旧工事の繰越明許費の設定も行っております。 それでは、補正予算書1ページをお開きください。 議案第60号平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについては、第1条歳入歳出予算の補正は、それぞれ789万3,000円を追加し、予算総額を159億6,872万4,000円とするものです。 続きまして、特別会計です。 5ページをお開きください。 議案第61号平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、第1条歳入歳出予算の補正は、それぞれ19万5,000円を追加し、予算総額を31億283万3,000円とするものです。この財源につきましては、一般会計からの繰入金となっております。 次に、7ページをお開きください。 議案第62号平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、第1条歳入歳出予算の補正は、それぞれ10万2,000円を追加し、予算総額7億6,622万4,000円とするものです。この補正の財源も先ほど同様、一般会計繰入金としております。 続きまして、9ページ、議案第63号平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、第1条歳入歳出予算の補正は、総額に増減はありません。人件費を22万5,000円補正しておりますが、基金積立金を同額減額し、合計で差し引きゼロとしております。 次に、11ページです。 議案第64号平成30年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、公共下水道事業と同様に、第1条歳入歳出予算の補正は、総額に増減はありません。人件費を3万7,000円補正しておりますが、基金積立金を同額減額し、差し引きゼロとしております。 第2条繰越明許費は、13ページになります。 災害査定のおくれから、年度内完了が困難と見込まれる農業集落排水施設災害復旧工事を繰越事業とするものです。 続きまして、事項別明細書により説明をいたします。 まず、一般会計歳入について、16ページをお開きください。 款の9地方交付税、目の1地方交付税、補正額789万3,000円は普通交付税です。 続いて、17ページからの歳出です。 各費目に職員人件費の補正を計上しております。 この内19ページになります、款の3民生費、項の1社会福祉費の説明欄、国民健康保険事業特別会計繰出金及び後期高齢者医療事業特別会計繰出金は、ともに各会計への人件費繰出金です。 次に、21ページ、款の6農林水産業費です。 項の2林業費、目の2林業振興費、説明欄の公社造林事業3万3,000円は、この事業に当たる職員の人件費です。 続いて、25から26ページは給与費明細書です。お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 次の27ページから最後の44ページまでは、特別会計の事項別明細及び給与費明細です。 冒頭、概要を説明いたしましたので、お目通しをお願いし、説明は省略させていただきます。 以上で議案第60号から議案第64号までの予算議案5件についての説明を終わります。 ○議長(森脇悦朗) 坂根水道課長。              〔水道課長 坂根広晃 登壇〕 ◎水道課長(坂根広晃) 続きまして、議案第65号平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについて、提案の理由を説明申し上げます。 今回の補正予算は、人事院勧告に準じた給与改定による職員給与費等の追加を計上しております。 それでは、補正予算書1ページをお開きください。 補正予算第2条、収益的収入及び支出のうち、収入につきましては、予算の補正はございません。支出につきましては26万1,000円増額し、補正後の予算額を8億6,270万2,000円とするものです。 補正予算第3条、資本的収入及び支出のうち、収入につきましては、予算の補正はございません。支出につきましては12万9,000円増額し、補正後の予算額を7億6,674万5,000円とするものです。 その結果、資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額が、補正前の3億1,193万3,000円から、補正後は3億1,206万2,000円となり、不足額につきましては過年度分及び当年度分損益勘定留保資金等で補填するものです。 補正予算第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を37万5,000円増額し、補正後の金額を1億445万7,000円に改めるものです。 2ページ以降の補正予算実施計画、予定キャッシュフロー計算書の補正、給与費明細書の補正、予定損益計算書の補正、予定貸借対照表の補正、補正予算実施計画明細書につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 なお、補正後の予算を執行した結果、平成30年度の経常利益は512万8,000円、特別損益を加味した当年度純利益は512万7,000円となる予定であります。 以上で提案の理由説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いします。 ○議長(森脇悦朗) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 質疑を終わります。 本案6件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、本案6件は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 本補正予算案6件に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) ほかに御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 討論を終わります。 これより採決いたします。 なお、挙手されない方はこれを否とみなします。 まず、議案第60号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第60号平成30年度島根県江津市一般会計補正予算(第8号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第61号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第61号平成30年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第62号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第62号平成30年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案63号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第63号平成30年度島根県江津市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第64号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第64号平成30年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。 次に、議案第65号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。              〔賛成者挙手〕 ○議長(森脇悦朗) 挙手全員と認めます。よって、議案第65号平成30年度島根県江津市水道事業会計補正予算(第3号)を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 委員会継続審査調査付託について ○議長(森脇悦朗) 日程第8、委員会継続審査調査付託についてを議題といたします。 議会運営委員会委員長及び総務文教委員会委員長並びに建設厚生委員会委員長から、調査を要する事件について江津市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の継続調査を行いたいとの申し出がありました。              ………………………………………                   申 出 書〇議会運営委員会 次期会議の会期等に関する調査〇総務文教委員会 小・中学校への訪問調査 学力向上(英語教育)に関する調査 地域コミュニティ(まちづくり・地域防災)に関する調査〇建設厚生委員会 風の国に関する調査 障がい児通所支援事業について              ……………………………………… ○議長(森脇悦朗) お諮りいたします。 委員長からの申し出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(森脇悦朗) 御異議なしと認めます。よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(森脇悦朗) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 なお、会議録作成に当たり、本会議における発言について一部字句等の修正を議長において行わさせていただきたいと思います。 これをもちまして第4回議会定例会を閉会といたします。              午後3時12分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              江津市議会議長              江津市議会議員              江津市議会議員...