江津市議会 > 2010-02-26 >
02月26日-01号

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  1. 江津市議会 2010-02-26
    02月26日-01号


    取得元: 江津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-05
    平成22年 3月(第3回)定例会               平成22年第3回議会定例会                 議事日程第1号平成22年2月26日(金)午前9時30分開議              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 所信表明演説第4 同意第 2号 功労者の選定について第5 議案第 6号 特別功労者を定めることについて第6 議案第 7号 江津市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第 8号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例を廃止する条例制定について   議案第 9号 江津市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について   議案第10号 江津市高齢者等いきいき対策推進条例を廃止する条例制定について   議案第11号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について   議案第12号 江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議案第13号 江津市営住宅等駐車場条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第14号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議案第15号 市道の路線の廃止について   議案第16号 市道の路線の認定について第8 議案第17号 平成22年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて   議案第18号 平成22年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて   議案第19号 平成22年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて   議案第20号 平成22年度島根県江津市老人保健医療事業特別会計予算を定めることについて   議案第21号 平成22年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて   議案第22号 平成22年度島根県江津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を定めることについて   議案第23号 平成22年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて   議案第24号 平成22年度島根県江津市簡易水道事業特別会計予算を定めることについて   議案第25号 平成22年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて   議案第26号 平成22年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(24名)1 番  山 根 兼三郎             2 番  森 脇 悦 朗3 番  島 田 修 二             4 番  森 川 佳 英5 番  茅 島   昇             6 番  石 橋 孝 義7 番  盆子原 民 生             8 番  川 崎 泰 孝9 番  河 野 正 行             10 番  門   屋 臣11 番  藤 田   厚             12 番  山 中 愛 三13 番  土 井 正 人             14 番  田 中 直 文15 番  藤 田 利 作             16 番  山 本   誉17 番  永 岡 静 馬             18 番  長 原 富 夫19 番  川 上 テル子             20 番  福 原 昭 平21 番  坂 本 照 良             22 番  藤 代 昌 希23 番  室 安 延 博             24 番  山 根 英 毅              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(0名)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長      田 中 増 次          副市長     山 下   修総務部長    池 田 隆 司          会計管理者   石 田 道 明民生部長    小笠原   隆          建設経済部長  釜 瀬 隆 司上下水道部長  大 井 恭 二          桜江支所長   岩 本 則 幸市長公室長   山 形 勝 成          総務課長    藤 田 和 雄企画財政課長  武 本   靖          社会福祉課長  古 川   豊健康長寿課長  横 田 義 数          地域整備課長  林   浩 司農林商工課長  二 上 拓 也          教育委員会委員長森   奈々子教育長     和木田   登          教育次長    木 原   誠水道課長    森 川 三 成          監査委員・選挙管理委員会事務局長                                 西 谷 公巳夫農業委員会事務局長                監査委員    加 藤   哲        中 原 義 援総務課長補佐  林     徹              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員事務局長    森 脇 芳 樹事務局次長   牛 尾 ひとみ議事係長    横 田 龍 二総括主任    和 田 光 信              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前9時30分 開会 ○議長(福原昭平) おはようございます。 これより平成22年第3回議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により、これを進行いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(福原昭平) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員の指名は、江津市議会会議規則第81条の規定により議長において指名いたします。 11番藤田厚議員、18番長原議員。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(福原昭平) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から3月19日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は本日から3月19日までの22日間と決定されました。 続いて、諸般の報告をいたします。 それでは、お手元に配付しております平成22年第3回議会諸般の報告をごらんください。 平成21年第8回議会定例会以降開催され、私または代理が出席いたしました主な行事、会議等について記載をいたしております。その中で特に皆さんにお伝えしておきたい部分についてお話をしておきます。 ただいま申しましたように、昨年開催されました定例会及び臨時会は合計8回に及んでおります。これは、私が議員となって12年になりますが、これまでに記憶にない開催回数であります。昨年の国政を初めとした激動の1年を象徴しているように感じております。 1ページの中段の項をごらんください。 平成21年12月18日、核融合開発講演会についてであります。 この日は12月定例会の会期中であります。我々議員が政策提案を行い、真の二元代表制の一翼としての議会になることが住民自治の向上につながることから、これまでも議会として法制執務や政策法務、地方自治法などの研修会を開催し、研さんを重ねてまいりました。今回は、この研修を講演会に変更し、市民の皆さんとともに核融合という新しいエネルギーの開発について勉強しようと企画したものであります。講師には、核融合科学研究所教授並びにフェローの肩書を持たれる須藤滋氏をお招きし、講演をいただきました。 須藤教授は、100年で3人目のロシア・サンクトペテルブルク工科大学名誉博士号を取得されている世界的にも有名な先生であります。先生をお招きすることになった御縁は、昨年5月に建設経済委員会が行政視察において、先生のいらっしゃる核融合科学研究所を訪問し、先生からじかに施設の案内、説明をいただいたことに始まります。講演依頼を行いましたところ、快く引き受けていただきました。講演会前夜に、市長並びに副市長もお招きし、議会主催で歓迎会を開催いたしました。非常に気さくな先生でありまして、常に笑顔で交流をいただいたところであります。 こうした議会主催での講演会は、江津市議会としては初めての試みでありましたが、事前のポスター作成から市内各施設への掲示依頼、チラシの配布、会場の設営から片づけを議会一丸となって行いました。当日は、江津工業高校及び石見智翠館高校の生徒さんを初めとし約200人の市民の皆さんの参加があり、盛会裏に講演を終えることができました。 人類を救う究極のエネルギーとして世界的に期待されている核融合開発であります。この開発により、ある意味、地上から戦争がなくなるのではないかとも言われています。なぜなら、近年の戦争の根源は、石油を初めとしたエネルギー資源の争奪戦にほかならないからであります。この新エネルギー開発が本市の経済や産業とリンクし、新たな発展の可能性につながればと心から願うものであります。 関連でありますが、4ページの上段の項目をごらんください。 2月9日、文部科学省自然科学研究機構核融合科学研究所表敬訪問であります。 前日に東京において全国市議会議員共済会の会議がございましたので、事前に須藤先生と連絡をとり、岐阜県土岐市にありますこの研究施設を訪問したものであります。聞くと見るとでは大違いでありました。空想科学映画に出てきそうな大型ヘリカル装置を初めとした大規模な研究施設に大変感動いたしました。既に、土岐市の近隣、あるいは九州の陶磁器で有名な町も、この研究によって発する高熱を利用しての超硬度セラミック商品の研究、開発に着手しておられると聞きます。 このことから、この核融合の研究が、いろいろな分野での新商品開発につながっていく可能性を持っているこということがわかります。本市のかわらや焼き物など地場産業の活路を開くヒントをいただくためにも、今後産業界のほうからもぜひ視察、研修に行っていただきたいと思います。また、中学校や高等学校の皆さんにも修学旅行などで訪れていただき、物理と物づくりの調和したすばらしい科学研究を直接肌で感じていただきたいと思います。 せっかくできた御縁であります。こうした訪問、交流を重ねて、大切につなげていかなければならないと思っております。いつの日か江津のこの地に、夕日に輝く立派な核融合科学研究施設ができればなと、夢物語のような話の第一歩を踏み出した思いであります。 次に、前に戻りますが、3ページ下段の項目をごらんください。 全国市議会議員共済会第99回代議員会であります。 皆さん御承知のように、平成23年に基金が枯渇し、破綻が目の前に迫っております。地方議会議員年金制度について、これまで議論を重ねてまいりました。この基金の破綻の大きな原因は、平成の大合併による議員定数の見直しにより、年金を掛ける議員が激減したことと、逆に多くの議員が年金を受給することになったためであります。総務省は回答を秋口まで延ばしたいとのことであります。 こうしたことから、参議院議員選挙までの行動が勝負であると全国市議会議長会会長五本幸正氏のあいさつがあり、地方議会議員年金制度に関する適切な処置を求める決議(案)が提案されました。これに対し、予定時間を超過する意見が次々と出されましたが、最後に39歳の若い議長から、後にだれがこんな制度を決めたのかと言われないように、本議員年金制度が充実し、若い議員が安心して議員活動ができるようにするため、今後の運動に期待を込め、この決議に同意するとの意見が大変印象的でした。決議(案)は原案どおり了承され、参議院議員選挙までに決定すべく、今後も団結して行動することを確認し、会は終了いたしました。 いずれにいたしましても、我々現職の議員はともかくとしても、これまで市勢発展のために御苦労なされ、議員年金を生活の糧として生活しておられる先輩議員の皆さんに大きな影響が出ないことを祈るばかりであります。 次に、4ページ中段の項目をごらんください。 全国市議会議長会第137回産業経済委員会であります。 講師に農林水産省大臣官房予算課課長補佐前田剛志氏を招き、平成22年度農林水産予算の概要について、中小企業庁長官官房参事官後藤収氏を招き、平成22年度中小企業関連予算についてを説明を受けました。特に、前田氏の平成22年度の農林水産予算の概要の中で、予算編成方針が民主党の政策の中心であるコンクリートから人への発想の転換がかなめとなっており、農林漁業者への支援、農林漁業者の所得につながる予算措置がなされており、使い勝手のよい補助金制度への転換が行われているとの説明がありました。 特に注目すべきは、これまで農林水産省の予算は、よく言うときめ細やかな、悪く言うとどれを使ったらお得なのかわかりづらい、その上、制約が多過ぎるとの指摘がありました。こうしたことから、大きくくくって、わかりやすく、使いやすい補助金としなさいとの指摘があり、平成22年度においては、新たに農山漁村地域整備交付金という制度を創設したとのことであります。 内容としては、自治体が農山漁村地域のニーズに合った計画をみずから策定し、農業、農村、森林、水産分野における公共事業を自由に選択し、総合的、一体的な整備を支援するというものであります。これは、地域の創意工夫を生かした農山漁村地域の総合的な整備を進めるため、農業、農村、森林、水産の各分野で実施してきた既存制度の抜本的な見直しが行われたものです。自治体がみずからの地域のニーズに合った計画をみずから策定し、農林水産省の各公共事業を自由に選択できるとともに、自治体の創意工夫によるソフト事業も実施可能な、自由度が高く、使い勝手のよい新たな交付金の制度であります。予算総額は1,500億円で、各都道府県に配分されるようです。こうした予算が組まれることは、いよいよ各自治体の分析力や企画力など、組織としての総合的な底力が試される時代が来たのだなということを痛感いたしました。限られた予算であります。いち早く、本市の農業、農村、森林、水産の各分野の抱える問題を洗い出し、総合的な振興策を他市に先駆けて策定していただきますようお願いをしておきます。 次に、4ページ下段の項目をごらんください。 平成22年度春季島根県市議会議長会定期総会であります。 この議会は例年5月に開催されますが、ことしは大田市が4月に、江津市においては5月に市議会議員選挙が開催される関係で、この時期の開催となりました。 事務報告及び平成21年度決算報告についてはいずれも承認、平成22年度の事業計画については決定、平成22年度予算については原案のとおり可決されました。 次に、各市提出の議案(春季要望)が諮られ、いずれも原案のとおり承認されました。 なお、本市要望の地域医療の確立に向けての医療体制の整備・充実については、同趣旨の浜田市、雲南市の議案と連名で、代表は浜田市で、中国市議会議長会への優先順位第1位の議案として提出されます。 いずれにいたしましても、松江、出雲市を除く県内各地区における医師、看護師不足は深刻で、本市においても引き続き執行部とともに全市民一丸となってこの問題の解決に向け取り組みを続けていかなければなりませんが、市町村単位の対応では限界があることから、政府並びに関係機関においては、一日も早くこの問題解決に向けての対応を願いたいものであります。 その他の事項につきましては、お目通しをお願いいたします。 なお、記載をしております会議の資料等につきましては、事務局で保管しておりますので、ごらんください。 次に、平成21年第8回議会定例会において議決されました意見第2号から意見第8号までの7件につきましては、資料のとおり関係機関に送付いたしております。 次に、平成21年第8回議会定例会において採択されました陳情1件の処理経過及び結果につきましては、お手元の資料のとおり市長から報告されております。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 所信表明演説 ○議長(福原昭平) 日程第3、所信表明演説について市長の発言を許します。 田中市長。              〔市長 田中増次 登壇〕 ◎市長(田中増次) 皆様おはようございます。 平成22年第3回江津市議会定例会が開催されるに当たり、諸議案の提案に先立ちまして、諸般の事項及び諸行事等の報告並びに当面する市政に対する所信を申し述べさせていただきます。 まず初めに、12月議会終了日以降の諸般の事項及び諸行事等について、あらかじめ皆様方のお手元に経過報告として資料を配付しておりますので割愛をさせていただきたいとは存じますが、このうち特に主なものについて御報告を申し上げます。 まず、地域医療の確保でありますが、御案内のように石見地域医療体制は極めて厳しい状況に置かれており、本市の中核病院である済生会江津総合病院も例外ではありません。こういったことを踏まえ、去る1月31日市民センターにおいて、地域医療支援対策協議会主催によります地域医療シンポジウムが開催され、議員の皆様も多く参加をしていただきました。本市の地域医療や救急医療の現状について理解を深め、市民、医療機関、行政がともに考え、ともに行動するという機会になったと、このように思っております。今後、これにつきましては特段の努力を重ねる中で、医療体制の構築に今後取り組んでいかなければならないと、このように考えております。 また、これに関しまして、2月3日と2月15日において、石見地域選出県会議員と石見地域の4市5町の首長との意見交換会並びに県内8市長と島根県知事との意見交換会がそれぞれ行われ、本市はもとより石見地域地域医療の現状やこれに対する対策、特に医師確保及び看護師の確保等について緊急に対応されるよう申し入れを行ったところであります。県におかれましては、こういったことを踏まえられまして、新年度予算にもこの地域医療の確保について、さまざまな予算の提案がなされておるとこでございます。 また、1月14日、政権交代以降、民主党が定められました陳情・要望ルールに従いまして、国会内にあります幹事長室、高嶋民主党筆頭副幹事長に対しまして、我が市の命綱とも言える特別交付税の要望を行ったところであります。その際、高嶋筆頭副幹事長からは、これまでは政治とのつながりでいろいろと配慮がされたやに聞いておるけれども、今後の特交の配分については、公正公平にルールに従って、透明性を高める中で対処していく旨、このように答弁がなされたところであります。その中で、私は、これまで本市はそのルールに従ってしっかりとやっております。そして、これまでそのルールに従った額を要望したにもかかわらず、それ以上の予算配分は全くなかったと、こういったことをかんがみて、地方の実情を十分に熟知していただき、十分な御高配を賜りたい、このようにお願いを申し上げたところであります。 1月28日には、島根県選出国会議員に対しまして、御案内のようにポスト過疎法早期国会提案をされ、早期の成立を要望いたしました。この件につきましては、本市は一部過疎でございますけれども、新過疎法においては旧江津市も区域に入るという見込みでございますので、今後の財政運営等、大変に大きなものとなりますので、日切れにならないよう積極果敢に取り組んでいただきたいと、この旨要望を行ったところであります。 また、2月7日には、松江市で赤松農林水産大臣との意見交換会が行われました。私もその場に出席をいたしました。赤松大臣に対しまして、現下に置かれておる農林水産業の実情を訴え、林業振興のための間伐材等の補助制度の見直しや戸別補償政策が打ち出されておりますけれども、中山間地域の農業振興方策などについて要望をいたしました。この中で赤松大臣からは、間伐材の搬出等については十分考え、補助金もしっかりとつけるので、改めて民主党県連を通じて要望を党本部に上げてほしいと、このようなお答えがございました。現在、各種団体と連携を図りながら、この要望案について今議論をいたしておるところでございます。 以上、主立った諸般の事項及び諸行事についての報告を終わります。 続きまして、当面する市政に対し、所信を申し述べさせていただきます。 御案内のように、2008年9月のリーマン・ショックに端を発した米国の金融危機は、瞬く間に全世界に拡大し、我が国の経済、雇用情勢にも深刻な打撃を与えました。 この間、国では数次にわたり中小企業の資金繰り支援金融安定化対策のほか、国民の消費や投資の拡大、雇用の創出、地域の活性化対策、さらには地方財政対策などさまざまな対策を打ち出し、昨年4月から6月期の国民総生産(GDP)が年率換算で3.7%増とプラス成長になりましたが、その後の急激な円高、株安に加え、所得水準の低下や物価が下落する反面、消費活動が極めて低調といったいわゆるデフレ基調の様相を呈し、先行きが不透明な情勢となっております。 このことは本市においても影響を受け、住宅建築の激減により主要な地場産業である石州瓦の大幅な需要の落ち込みや、IT関連企業であるパナソニックエレクトロニックデバイスジャパン株式会社江津工場の撤退など、定住促進のための雇用の場の確保を進めている本市にとりまして大きな痛手となっております。 反面、既存企業日本製紙ケミカル株式会社江津事業所におかれましては、昨年、甘味料であるステビアの施設に続き、本年は新たにセルロース誘導体用途への参入を目指すロール形状製品の製造のため63億円に上る工場増設計画を打ち出され、2011年秋ごろの事業開始を予定されておられます。 また、新ニノミヤメタル株式会社におかれましても、機械金属加工部門の本年夏ごろの操業を目指し、浅利工場に対して3億円余の投資による工場増設を決定され、工事に着手されたところであります。 これらにより、新規採用も含め、今後定期的な雇用の場の確保につながるものと期待をいたているところであります。 いずれにしましても、現下の厳しい経済情勢の中での新たな企業の誘致は困難を伴いますが、今後とも既存企業の増設も含め、誘致活動を粘り強く展開するとともに、農林水産業等の6次産業化や、観光振興、医療、福祉関係等、業種にこだわることなく異業種交流も含め、あらゆる手だてを講じる中で働き場の確保に取り組んでいかなければならないと考えております。 なお、昨日入った情報でございますけれども、パナソニックエレクトロニックデバイスジャパン株式会社では、現在急増する部品需要に対応するため、江津工場につきましては数カ月間操業を延長したいということで、この閉鎖を今現在しばらく取りやめるということです。数カ月間でございます。操業を続けたいと申し出がございました。 ただし、これまでの基本的な考えに変更はないということでありますが、今後の経済情勢、そういった意味を含めて、動向について会社側との情報交換を重ねる中で、一日も長く操業が続くよういろいろ取り組みを考えてまいりたいと、このように思っております。 このような中、我が国の政局においては、昨年8月の衆議院議員選挙において、与党であった自民党が大敗し、民主党が勝利し政権交代となりました。 民主党、国民新党、社民党の連立政権で誕生した鳩山内閣では、脱官僚政治、地域主権政治、新しい公共を政治の基本理念として「コンクリートから人へ」を標榜する中、子ども手当高校授業料実質無償化、高速道路の無料化、ガソリン税の暫定税率の廃止、ダム事業の原則中止を初めとするマニフェストに沿って、あらゆるムダを省くため、事業仕分けが実施されたところであります。 この結果、公共事業費は対前年度比18.3%と過去最大の削減となり、私どもが早期完成を待ち望んでいる山陰自動車道の整備が大きくおくれることが心配されるとともに、当市に直接関係がございます波積ダムにつきましても見直しの検証対象事業箇所となるなど、さまざまな社会基盤整備がおくれている本市にとりまして、大変憂慮すべき情勢となっております。 現在、国会において平成22年度予算が審議されておりますが、地方と都市の格差解消の観点から、今後の事業箇所づけ等において十分配慮されることを願うものであります。 一方で、地方財政運営の命綱とも言える地方交付税と臨時財政対策債につきましては、地域のことは地域で決める地域主権改革の第一歩として、実質的な総額は24兆6,000億円と過去最大の増額がなされており、我々地方自治体にとっては喜ばしいことと考えているところであります。 また、懸案でありました、先ほど申し上げましたポスト過疎法は、これまで要望してきた旧江津地域も含めた全地域が地域指定される見込みであります。この法案が成立すれば、本市の課題でもあります限界集落を初めとする中山間地域対策や地域医療対策、駅前再生計画、図書館等の教育対策など、ハード、ソフト面を含め、さまざまな施策遂行に活用できるものと考えております。 しかし、現在国会においては、御案内のようにこれらの予算審議がなかなか進んでいない状況であり、まことに残念であります。現下の厳しい経済、雇用情勢をかんがみ、与・野党の議員におかれては、政局を絡めた党利党略ではなく、国民の目線に立ち、早期に予算並びに関連法案の成立に向けた論議をされることを願うものであります。 一方、島根県においても先般、新年度予算と2月補正予算が発表されました。 平成22年度当初予算と平成21年度2月補正を合わせ、切れ目のない経済対策を実施するとして、当初予算は対前年度比1.6%、84億円増額されており、景気、雇用の回復のための施策、定住対策、医療対策など当面する課題に予算が重点配分をされております。 ただし、不足する財源につきましては、基金を取り崩すなど、財政健全化の中にあっても喫緊の課題を解決するための予算であるとされております。これらの予算案の中には本市に直接、間接的に関連する施策も盛り込まれていることから、これらに連動した施策の展開が必要と考えております。 以上、国及び県の諸情勢等について申し述べましたが、本市では昨年10月に桜江町との合併5年の折り返し点を過ぎ、新年度からはいよいよ合併総仕上げの第一歩となる大切な年となります。新生江津市誕生以来、「元気、勇気、感動ごうつ。江の川がはぐくむイキイキ協働体」を目指し、財政健全化に向け、行財政改革の断行とあわせ、都市基盤整備や医療、福祉、教育、子育て支援、農林水産業や、観光、商工業等の振興について取り組んできたところであります。 このうち、主立ったものとして、長年の懸案でありました江津中学校につきましては、平成21年3月に新校舎が完成し、現在屋外運動場の整備を進めており、本年の5月ごろには完成予定であります。 安全・安心な教育環境整備として、学校耐震化の推進や各学校への図書館司書の配置、さらにはICT化など、ソフト、ハード両面にわたり充実してきております。 また、子育て支援として、めぐみ保育園の新設にあわせ、病後児保育の実施や乳幼児等医療費助成制度の小学校就学前児童の完全無料化など、子育て世代の負担の軽減を図ったところであります。 市民生活に密着した施設であります火葬場につきましても、本年3月末に江津斎場が完成し、4月からはこれが供用となります。 また、この4月には農林水産物直売所である道の駅サンピコごうつがオープンいたします。今後この施設が農林水産業の振興や高齢者対策に加え、観光面でも大きな役割を果たしてくれるものと期待をするものであります。 そのほか、市営住宅や市道整備、公共下水道拡張工事、水道未普及地域解消事業の促進、さらには情報基盤としてのCATVの整備等も進めてきたところであります。 これらの取り組み状況につきましては、昨年11月の江津、桜江両地域合同の審議会において、前期5年間の新市建設計画を総括していただき、進捗状況はおおむね良好であるとの評価をいただいたところであります。ただし、この中で人口減少等の進行も懸念されており、働き場の確保など、若者の定住対策に今後より一層力を注ぐ旨、御意見もいただいたところであります。 このような評価をいただきましたのも、市議会議員の皆様の御理解と御協力はもとより、多く市民の皆様の御支援のたまものであり、厚くお礼を申し上げる次第であります。今後は、前期の検証を踏まえ、後期計画並びに第5次総合振興計画の推進に努めてまいる所存であります。 以上、本市の諸情勢、取り組み状況について申し上げましたが、これらを踏まえる中で、このたび提案をいたします、平成22年度当初予算は、市長改選の年であることから、新規の政策的経費につきましては新体制にゆだねることとし、予算規模は歳入歳出それぞれ136億円といたしたところであります。これは前年度当初予算比で9.9%減、金額で14億9,300万円の減額となっております。 しかし、本市の雇用、経済情勢に配慮し、緊急雇用創出事業、ふるさと雇用再生事業の拡大や、継続事業である公共事業等投資的経費につきましては積極的に計上するとともに、新規事業であります、4月からスタート予定の子ども手当の準備のための電算化への対応、地震防災マップ作成業務、梅雨期に植栽を必要とする江の川リバーサイドパーク天然芝化事業、それから平成23年度2学期から供用予定の学校給食センター建設地等敷地整備事業、これらにつきましては新年度早期に対処する必要があることから、予算計上をいたしております。 また、これらの事業の執行とあわせ、平成21年度国の補正に対応したきめ細かな臨時交付金事業につきまして3月補正で措置をするなど、平成21年度補正予算を含め、平成22年度骨格予算とあわせ、当面の事業費を確保することで、切れ目のない雇用、経済対策に資する予算編成といたしたところであります。 以上、当面します市政運営に対します私の所信の一端と予算編成等の方針を申し述べさせていただきました。 今本市では、少子・高齢化が進展する中、医療、福祉、教育とあわせ、若者定住等さまざまな課題が山積しておりますが、特に冒頭申し上げました済生会江津総合病院での救急医療や、小児科、産婦人科の充実等、地域医療の確保は喫緊の課題であり、何としても守り育てていかなければなりません。市民、企業、行政が一体となった市民総ぐるみ・総参加の市政がより一層重要となってまいります。 どうか、議員の皆様におかれましても、今議会で十分に審議を尽くしていただく中で、力強い御支援をいただきますよう改めてお願いを申し上げまして、所信表明とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(福原昭平) この際、しばらく休憩いたします。 再開は10時15分といたします。              午前10時7分 休憩              午前10時15分 再開 ○議長(福原昭平) 会議を再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 同意第2号 功労者の選定について ○議長(福原昭平) 日程第4、同意第2号功労者の選定についてを議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(福原昭平) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 田中市長。              〔市長 田中増次 登壇〕 ◎市長(田中増次) 同意第2号功労者の選定について提案理由の説明を申し上げます。 江田伊勢松氏は、医師として小児科医療の発展に尽力され、ますますの御活躍を願っているところでありましたが、本年1月21日、59歳の若さで御逝去されました。謹んで御冥福をお祈りいたします。江田先生は、県内の数少ない脳神経小児科の専門医として、子供の精神、神経疾患の早期発見と療育、治療に取り組んでこられ、小児の地域医療の発展に寄与された功績はまことに顕著であります。功労者として1月21日にさかのぼり表彰するものであります。 また、兒玉洋之氏、吉田茂氏は、長年にわたり民生委員、児童委員として福祉行政に寄与され、その功績はまことに顕著のものがあります。山藤逸男氏、山本正勝氏は、長年にわたり消防団員として消防の使命に尽瘁し、住民生活の安定に寄与され、その功績はまことに顕著なものがあります。 よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○議長(福原昭平) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略し、直ちに討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 御異議なしと認めます。よって、これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(福原昭平) 討論を終わります。 これより採決に入ります。 同意第2号功労者の選定については、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(福原昭平) 起立全員と認めます。よって、同意第2号功労者の選定については、原案に同意することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議案第6号 特別功労者を定めることについて ○議長(福原昭平) 日程第5、議案第6号を議題といたします。 職員に議案を朗読させます。              〔職員朗読〕 ○議長(福原昭平) 本案に対する提案理由の説明を求めます。 田中市長。              〔市長 田中増次 登壇〕 ◎市長(田中増次) 議案第6号特別功労者を定めることについて提案理由の説明を申し上げます。 七田島代氏、七田厚氏は、評価鑑定額が2,444万円の石見根付等を本市に寄贈されました。石見地方の根付は、清水巌の創作に代表される石見根付として独特の文化を持ち、国内外にも熱心な収集家がたくさんおられます。故七田眞氏は、この石見根付の文化財としての価値に着目され、私費をもって各地に散在した石見根付を約40年間にわたり収集されました。これらの収集品を石見地方の代表的な文化財として、後世まで広く多くの人に見ていただきたいとの故人の強い遺志により、御遺族であります七田島代氏、七田厚氏、両氏から本市へ寄贈されたものであります。 故七田眞氏の御遺志に心から感謝いたしますとともに、謹んで御冥福をお祈りいたします。 御同意のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(福原昭平) 質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案は委員会付託を省略し、直ちに討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 御異議なしと認めます。よって、これより討論に入ります。 本案に対する反対の御意見はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) これに賛成の御意見はありませんか。              〔「省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 討論を終わります。 これより議案第6号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(福原昭平) 起立全員と認めます。よって、議案第6号特別功労者を定めることについては、原案のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第 7号 江津市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第 8号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例を廃止する条例制定について      議案第 9号 江津市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について      議案第10号 江津市高齢者等いきいき対策推進条例を廃止する条例制定について      議案第11号 江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について      議案第12号 江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定について      議案第13号 江津市営住宅等駐車場条例の一部を改正する条例制定について ○議長(福原昭平) 日程第6、議案第7号外6件を一括議題といたします。 本案7件に対する提案理由の説明を求めます。 池田総務部長。              〔総務部長 池田隆司 登壇〕 ◎総務部長(池田隆司) 皆様おはようございます。 それでは、議案第7号から議案第13号までの7件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第7号江津市違法駐車等の防止に関する条例の一部を改正する条例制定については、高齢運転者等専用駐車区間制度が導入されるなど道路交通法の一部改正に伴い、所要の改正をするものです。 議案第8号地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例を廃止する条例制定については、農村地域工業等導入促進法第10条の地方税の課税免除または不均一課税に伴う措置の対象期間が終了したことに伴い、廃止するものです。 議案第9号江津市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定については、地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例の廃止に伴い、所要の改正をするものです。 議案第10号江津市高齢者等いきいき対策推進条例を廃止する条例制定については、介護保険サービスによる電動車いす等、福祉用具の貸与制度が周知されたことにより、本条例に基づく助成件数も年々減少していることから、条例を廃止するものです。 議案第11号江津市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定については、上場株式等の配当所得の申告分離課税の創設等、地方税法が改正されたことによる国民健康保険法施行令の改正等に伴い、所要の改正をするものです。 議案第12号江津市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定については、江津中央団地4号棟36戸の供用開始により一部改正するものです。 議案第13号江津市営住宅等駐車場条例の一部を改正する条例制定については、江津中央団地4号棟及び5号棟に併設する住宅駐車場42区画区の供用開始により一部改正するものです。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(福原昭平) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 質疑を終わります。 議案第7号から議案第11号までの5件は総務委員会に、議案第12号及び議案第13号は建設経済委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議案第14号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議案第15号 市道の路線の廃止について      議案第16号 市道の路線の認定について ○議長(福原昭平) 日程第7、議案第14号外2件を一括議題といたします。 本案3件に対する提案理由の説明を求めます。 池田総務部長。              〔総務部長 池田隆司 登壇〕 ◎総務部長(池田隆司) 議案第14号公の施設に係る指定管理者の指定について提案理由の説明を申し上げます。 平成22年3月31日をもちまして指定期間の満了を迎える公の施設桜江高齢者生活福祉センターについて、指定管理者を指定するため、選定並びに評価審査を経て指定管理候補者を選定いたしました。 本議案は、選定された指定管理候補者について、議会の議決により指定管理者として決定するものであります。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(福原昭平) 釜瀬建設経済部長。              〔建設経済部長 釜瀬隆司 登壇〕 ◎建設経済部長(釜瀬隆司) 議案第15号及び議案第16号の2件について提案理由の説明を申し上げます。 議案第15号市道の路線の廃止については、新山中線の改良工事に伴い、同路線の区域内に位置する山中2号線を廃止するものであります。 議案第16号市道の路線の認定については、道路新設事業に伴い、その区間を新たに市道認定する養路谷1号線、県道改良工事により旧道路区間を認定する長谷線及び波子大金線の3路線であります。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(福原昭平) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 質疑を終わります。 議案第14号は総務委員会に、議案第15号及び議案第16号は建設経済委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 議案第17号 平成22年度島根県江津市一般会計予算を定めることについて      議案第18号 平成22年度島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算を定めることについて      議案第19号 平成22年度島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算を定めることについて      議案第20号 平成22年度島根県江津市老人保健医療事業特別会計予算を定めることについて      議案第21号 平成22年度島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算を定めることについて      議案第22号 平成22年度島根県江津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を定めることについて      議案第23号 平成22年度島根県江津市公共下水道事業特別会計予算を定めることについて      議案第24号 平成22年度島根県江津市簡易水道事業特別会計予算を定めることについて      議案第25号 平成22年度島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算を定めることについて      議案第26号 平成22年度島根県江津市水道事業会計予算を定めることについて ○議長(福原昭平) 日程第8、議案第17号外9件を一括議題といたします。 本予算議案10件に対する提案理由の説明を求めます。 田中市長。              〔市長 田中増次 登壇〕 ◎市長(田中増次) 議案第17号から議案第26号の10件について提案理由の説明を申し上げます。 今回提案をいたしました当初予算は、本年5月に市長選挙が行われるため、骨格的予算として義務的経費を中心にし、政策的経費は選挙後の補正予算にゆだねることとして編成をいたしております。 議案第17号平成22年度島根県江津市一般会計予算につきましては、予算規模は、歳入歳出136億円で、平成21年度当初予算と比較しますと14億9,300万円、9.9%の減となっております。このほか、債務負担行為1件、地方債12件、一時借入金及び歳出予算の流用について定めるものであります。 次に、議案第18号から議案第25号までの特別会計予算についてであります。 まず、議案第18号の島根県江津市国民健康保険事業特別会計予算でありますが、歳入歳出は30億9,561万7,000円となり、平成21年度当初予算と比較しますと0.6%の減であります。このほか、一時借入金及び歳入歳出予算の流用について定めるものであります。 議案第19号島根県江津市国民健康保険診療所事業特別会計予算は、歳入歳出310万9,000円となり、平成21年度当初予算と同額であります。 議案第20号島根県江津市老人保健医療事業特別会計予算は、歳入歳出184万9,000円で、平成21年度当初予算と比較しますと95.7%の減であります。 議案第21号島根県江津市後期高齢者医療事業特別会計予算は、歳入歳出7億2,072万8,000円で、平成21年度当初予算と比較しますと0.3%の減であります。 議案第22号島根県江津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算は、歳入歳出199万円で、平成21年度当初予算と比較しますと16.5%の減であります。 議案第23号島根県江津市公共下水道事業特別会計予算は、歳入歳出7億4,628万円となり、平成21年度当初予算と比較しますと6.5%の減であります。このほか、地方債1件と一時借入金について定めるものであります。 議案第24号島根県江津市簡易水道事業特別会計予算は、歳入歳出1億7,375万7,000円となり、平成21年度当初予算と比較をしますと9.8%の増であります。このほか、一時借入金について定めるものであります。 議案第25号島根県江津市農業集落排水事業特別会計予算は、歳入歳出2億5,870万7,000円となり、平成21年度当初予算と比較しますと6.3%の増であります。このほか、地方債1件と一時借入金及び歳出予算の流用について定めるものであります。 議案第26号平成22年度島根県江津市水道事業会計予算は、収益的収支の収入総額を6億892万1,000円、支出総額を5億8,434万4,000円とし、収入支出差し引きでは2,457万7,000円の収入超過を見込んでおります。 次に、資本的収支につきましては、収入総額を4億551万3,000円、支出総額を5億2,650万6,000円といたしております。 なお、詳細につきましては担当部長から説明をいたさせますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(福原昭平) 池田総務部長。              〔総務部長 池田隆司 登壇〕 ◎総務部長(池田隆司) 平成22年度一般会計及び特別会計8件の当初予算案の補足説明をさせていただきます。 平成22年度当初予算案は、市長選挙を控え、骨格予算として編成しております。投資的経費につきましては、継続していっているものを除き、選挙後の補正対応としております。予算の概要は、経常的経費、国の制度等に基づくものなどが中心となっております。 それでは、予算書の3ページをお開きください。 一般会計について、第1条歳入歳出予算総額はそれぞれ136億円としております。前年度当初予算との比較では14億9,300万円の減となっております。 第2条債務負担行為、第3条地方債については、9ページ以降で説明をさせていただきます。 第4条一時借入金については、借り入れの限度額を40億円に定めるものです。 第5条歳出予算の流用については、給与費に限り、同一款内での各項間での流用を認めるものです。 9ページをお開きください。 第2表債務負担行為ですが、江津市土地開発公社資金債務保証について、債務負担に関する事項、期間、限度額を定めるものです。 10ページをお開きください。 第3表地方債は、事業との関連で、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めております。 続いて、特別会計です。主なものを説明いたします。 11ページをお開きください。 国民健康保険事業特別会計について、第1条歳入歳出予算総額はそれぞれ30億9,561万7,000円としております。 第2条一時借入金については、借り入れ最高額を4億円に定めるものです。 第3条歳出予算の流用は、保険給付費について、同一款内で各項間での流用を認めるものです。 22ページをお開きください。 後期高齢者医療事業特別会計について、第1条歳入歳出予算総額はそれぞれ7億2,072万8,000円としております。 28ページをお開きください。 公共下水道事業特別会計について、第1条歳入歳出予算総額はそれぞれ7億4,628万円としております。 第2条地方債については、31ページ、第2表をごらんください。下水道建設事業に要する起債の限度額等を2億5,800万円に定めるものです。 28ページに戻り、第3条一時借入金は、借入限度額を4億円に定めるものです。 32ページをお開きください。 簡易水道事業特別会計について、第1条歳入歳出予算総額はそれぞれ1億7,375万7,000円としております。 第2条一時借入金については、借入限度額を4,000万円に定めるものです。 35ページをお開きください。 農業集落排水事業特別会計について、第1条歳入歳出予算総額はそれぞれ2億5,870万7,000円としております。 第2条地方債については、38ページ、第2表をごらんください。個別排水処理施設整備事業に要する起債の限度額等を820万円に定めるものです。 35ページに戻り、第3条一時借入金については、借入限度額を4,000万円に定めるものです。 次に、一般会計について、歳入歳出予算事項別明細書により、その概要を説明いたします。              〔8番(川崎泰孝)「ちょっと議事進行でお願いしたいことがあります。総務部長、ページを変わるときに一呼吸置いていただけませんか」と呼ぶ〕 はい、わかりました。申しわけございません。 ○議長(福原昭平) 総務部長、それではそのように置いてください。お願いいたします。 ◎総務部長(池田隆司) 申しわけございません。それでは、ゆっくり読ませていただきます。 まず、歳入です。 42ページをお開きください。 款の1市税、項の1市民税、予算額10億908万1,000円としております。前年度当初予算との比較では8,838万7,000円の減となっておりますが、これは経済情勢等を考慮し、所得水準を低く見込んだことによるものです。 なお、市民税、個人の徴収率は98.4%、また法人の徴収率98.8%として算出しております。 項の2固定資産税は、予算額15億353万1,000円としております。前年度対比では1億7,660万4,000円の増額となっております。この要因は、主に風力発電設備等の償却資産の増加によるものです。 なお、徴収率は95.5%で算出しております。 次に、45ページ、款の9地方交付税、項の1地方交付税、予算額56億400万円、対前年度比3億1,400万円の増額を見込んでいます。これは平成21年度の交付実績を反映させたものです。地方財政計画上では、全国の総額は1兆1,000億円、6.8%の増となっておりますが、個々の自治体への反映額は必ずしも一律ではありません。この1兆1,000億円の増額の内訳は、扶助費等の行政経費の伸びが4.0%、雇用対策、地域資源活用特例費が市町村分で2,250億円などです。また、歳出においても国の制度による扶助費等は増加しており、単純に収入がふえ財政運営が好転するといったものではありません。 50ページをお開きください。 款の13国庫支出金、項の1国庫負担金、51ページ合計欄、予算額9億8,372万円、対前年度比3億4,794万6,000円の増につきましては、先ほども申し上げました扶助費関係の増であり、特に子ども手当負担金が2億2,575万円の増となっております。 53ページ、54ページの款の14県支出金、項の1県負担金についても、同様に増額となっております。 次に、62ページから64ページの款の17繰入金、項の1基金繰入金につきましては、64ページ合計欄、予算額3億229万2,000円、対前年度比2億7,824万4,000円の減となっております。これは、平成21年度に実施した市債の繰上償還の財源とした減債基金繰入金の減などによるものです。 次に、68ページから69ページ、款の20市債、項の1市債について、予算額13億790万円、対前年度比16億8,550万円の減は、骨格予算編成としておりますので、建設事業等投資的経費に係る市債が減少しているためです。 次に、歳出について、主なものについて説明します。 75ページをお開きください。 款の2総務費、項の1総務管理費、目の13情報システム費の説明欄、基幹系システム再構築事業3億1,978万4,000円は、現在の電算システムの老朽化に伴う、システム及び機器の全面更新費用であります。 次に、79ページ、説明欄、参議院議員選挙費、市長・市議会議員選挙費は、本年度に実施されます選挙費用であります。このうち、参議院議員選挙費は全額国費で対応することとしております。 86ページをお開きください。 款の3民生費、目の10障害者福祉費、予算額5億8,648万5,000円、対前年度比2億1,097万4,000円の増は、障害者福祉施策の制度改正によるものです。また、この財源となる国県負担金、普通交付税なども増額となっております。 次に、88ページ、目の2児童措置費、説明欄、子ども手当扶助費は、新政権の新たな政策によるもので、予算額2億2,575万円の全額が増となるものです。 款の4衛生費について、91ページの説明欄3行目、地域医療等支援対策事業、予算額1,038万4,000円は、済生会江津総合病院の産科医、救急勤務医確保のための助成費などであります。 次に、款の6農林水産業費について、99ページ説明欄4行目、農業集落排水事業特別会計繰出金、予算額1億6,728万6,000円は、これまで特別会計で行ってきた整備事業の借入金償還金などへ繰り出しをするものです。 次に、102ページをお開きください。 款の7商工費について、目の2商工振興費、説明欄一番下、緊急経済・雇用安定化対策事業、予算額9,977万2,000円は、近年の雇用不安に対応するため、県の助成を受け、雇用対策を講じるものです。 続いて、款の8土木費です。105ページ、目の5公共道路事業費、説明欄、山中線道路改良事業、予算額2億7,000万円は、平成16年度から実施しております跡市町舞立地区と桜江町長谷山中地区を結ぶ市道であり、平成23年度の完成を目標に整備を続けているものであります。 108ページをお開きください。 項の5都市計画費、目の5公共下水道事業費、予算額1億8,091万7,000円は、公共下水道事業特別会計への繰出金で、建設費償還金、下水道維持管理費などへ繰り出しするものです。 次に、款の10教育費、113ページ、目の1学校管理費、説明欄一番下、小学校教育施設耐震化事業、予算額5,917万1,000円は、郷田小学校の耐震補強工事費であります。 122ページをお開きください。 款の12公債費については、予算額22億6,158万3,000円、対前年度比2億2,218万1,000円の減となっております。公債費については、これまでに発行した市債の償還金ですが、市債の借り入れにつきましては、より有利な方法、また交付税措置の有無などを検討し、後年度負担の軽減を図っております。 124ページから132ページまでの給与費明細書、133ページから138ページの債務負担行為に関する調書、139ページの地方債に関する調書につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 次に、特別会計です。 140ページをお開きください。 国民健康保険事業特別会計についてですが、現時点では平成21年中の所得を初め基礎数値が確定していませんので、暫定的な予算編成としています。予算総額を30億9,561万7,000円とし、対前年度比は1,868万8,000円の減となっております。歳入歳出を調整した結果、財政調整基金から1億6,607万2,000円を繰り入れております。 167ページをお開きください。 国民健康保険診療所事業特別会計です。これは川越診療所を設置、運営しているもので、一般会計及び国民健康保険事業会計より繰入金273万4,000円を計上し、予算総額を310万9,000円とするもので、前年度と比較して増減はありません。 171ページをお開きください。 老人保健医療事業特別会計です。本事業は、平成20年度からスタートした後期高齢者医療制度に移行しており、現在は残務処理を行っているのみで、対前年度比較は4,067万円の大幅な減となっております。予算総額は184万9,000円としております。 次に、176ページをお開きください。 後期高齢者医療事業特別会計です。先ほども申し上げましたが、平成20年度の医療制度の改正により老人保健医療制度から移行したもので、予算総額を7億2,072万8,000円とし、対前年度比230万9,000円の減となっております。 190ページをお開きください。 住宅新築資金等貸付事業特別会計です。県補助金、貸付金元利収入等を財源に、長期借入金の元利償還金及び事務費を計上し、予算総額199万円とするもので、対前年度比は39万4,000円の減となっています。 194ページをお開きください。 公共下水道事業特別会計です。予算総額は7億4,628万円で、対前年度比は5,203万8,000円の減となっています。本事業は現在も整備中であり、整備工事費3億9,580万円を含む建設事業費4億5,000万円を計上しております。 211ページをお開きください。 簡易水道事業特別会計です。予算総額は1億7,375万7,000円で、対前年度比は1,548万4,000円の増となっております。これは、歳出において、長期債の本格的な償還が始まり、償還金が増加したことによるものです。 226ページをお開きください。 農業集落排水事業特別会計です。予算総額は2億5,870万7,000円で、対前年度比は1,540万8,000円の増となっております。これは、本格的な長期債の償還が始まり、歳出において公債費が増額となっていること、また個別排水処理施設整備費の増などによるものです。 以上で一般会計及び特別会計8件の当初予算案の補足説明を終わらせていただきます。 ○議長(福原昭平) 大井上下水道部長。              〔上下水道部長 大井恭二 登壇〕 ◎上下水道部長(大井恭二) 議案第26号平成22年度島根県江津市水道事業会計予算の補足説明を申し上げます。 最初に、本予算編成に当たって基本的な考え方を。 まず、収益的収支予算につきましては、営業の柱であります給水収益は、給水人口の減少、景気低迷による企業活動の撤退、縮小等により減少傾向にあり、厳しい経営環境が続くものと推測されます。このことから、経営の効率化、運営コストの縮減等を図り、経営の健全化に努めてまいります。 受水費につきましては、本年度が料金改定の年であり、現在、県企業局、大田市、江津市の3者による水道事業に関する総合的検討会において検討中であります。このことから、本年度の受水費は、現行の料金単価で編成をいたしております。 次に、資本的収支予算につきましては、管路近代化推進事業である石綿セメント管更新事業、また水道未普及地域解消事業に取り組み、安全で安定した水道水の供給と水道普及率の向上に努めてまいります。 それでは、予算書の1ページをお開きください。 第2条業務の予定量につきましては、給水戸数9,950戸、年間総給水量を208万500立方メートル、1日平均給水量5,700立方メートルとしております。 その結果、第3条の収益的収入及び支出につきましては、収入総額6億892万1,000円、支出総額5億8,434万4,000円、収入支出差し引き2,457万7,000円の収入超過となり、税引き後の当年度純損益は1,639万7,000円の純利益を見込んでおります。 次に、2ページをお開きください。 第4条資本的収入及び支出につきましては、収入総額4億551万3,000円、支出総額5億2,650万6,000円で、収入額が支出額に対して不足する額1億2,099万3,000円は、当年度分消費税等資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。 第5条企業債につきましては、上水道、簡易水道改良事業及び辺地対策事業の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めたものであります。 3ページをお開きください。 第6条一時借入金につきましては、借入金の限度額を1億円に定めるものであります。 第7条予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、議会の議決がなければ流用できない経費を除いて、軽微な額をそれぞれの項の科目間で流用できるよう定めるものであります。 第8条議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費6,717万5,000円及び交際費2万円を計上いたしております。 第9条他会計からの補助金につきましては、水道事業運営のために一般会計から受け入れる補助金を9,061万4,000円としております。 第10条棚卸資産購入限度額につきましては、その限度額を71万5,000円に定めるものであります。 次に、4ページから7ページまでの予算実施計画につきましては、第3条予算と第4条予算についての予算の目の段階における予定額と、備考欄に概要説明を記載しておりますが、19ページからの予算明細書とあわせて説明させていただきますので、説明を省略させていただきます。 次に、8ページをお開きください。 資金計画につきましては、平成22年度収入支出予算に計上した額をもとに、資金収入、資金支出の計画を項目別に集計し、年度末の現金預金残高の予定を算出したものであります。 次に、9ページから13ページまでの給与費明細書につきましては、お目通しをお願いし、説明を省略させていただきます。 次に、14ページから15ページまでの平成21年度予定貸借対照表は、平成22年3月31日現在における水道事業会計の財政状況を明らかにするもので、水道事業会計が保有するすべての資産、負債及び資本の決算見込みであります。 次に、16ページをお開きください。 平成21年度予定損益計算書は、平成21年度末水道事業会計の経営成績の決算見込み額であります。 次に、17ページから18ページまでの平成22年度予定貸借対照表は、平成21年度予定貸借対照表に平成22年度の予算執行及びこれに伴います資金の予定を加味して、平成23年3月31日現在における資産、負債及び資本を総括的に表示しております。その結果、資産合計は17ページ一番下に記載してありますように67億5,192万3,000円であります。これに対する資産の源泉を示しております負債の部及び資本の部の合計は、18ページ一番下の負債、資本の合計のとおり67億5,192万3,000円で、資産合計と一致するものであります。 次に、19ページからの予算明細書により、主なものを説明いたします。 収益的収入及び支出の収入につきましては、項1営業収益における水道使用料を4億5,040万5,000円、項2簡易水道営業収益における水道使用料を8,135万9,000円計上しております。 次に、20ページ、項の3営業外収益、目の3他会計補助金6,670万9,000円は、収益的に係る水道事業運営補助金であります。 次に、21ページからの支出につきましては、節の受水費は江の川用水供給事業からの受水に係る費用で、基本料金及び上水道の年間申込水量210万8,820立方メートルの使用料金に対する受水料金で、2億5,699万6,000円を計上いたしております。 次に、22ページ、節の委託料1,540万6,000円及び、25ページ、目、簡水費、節の委託料613万2,000円は、施設維持業務、漏水調査、水質検査などの委託費であります。 次に、26ページをお開きください。 節、受水費は、東部簡易水道及び松平簡易水道の基本料金及び年間申込水量38万8,490立方メートルの使用料金に対する受水料金4,744万2,000円を計上いたしております。 次に、28ページをお開きください。資本的収入及び支出の収入につきましては、それぞれの支出との関連において国庫補助金、企業債等4億551万3,000円を計上いたしております。 支出につきましては、30ページ、目の1排水施設拡張費8,788万8,000円は、公共工事等に伴う配水管の布設及び支障移転工事費であります。 31ページ、目の5管路近代化事業費7,800万円は、有収率の向上及び安定給水を図るため石綿セメント管を更新するもので、和木町の国道9号の布設がえを予定しております。 また、目の6未普及地域解消事業費2億4,282万円は、二宮町神主の飯田西、恵良地区の加圧ポンプ場、排水池の建設及び配水管の布設工事、そして波積町北地区の加圧ポンプ場、排水池の建設及び送配水管布設工事を予定しております。 以上で水道事業会計予算の補足説明を終わります。 ○議長(福原昭平) 一括質疑に入ります。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福原昭平) 質疑を終わります。 本予算案10件は予算委員会に付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(福原昭平) 以上をもちまして日程の全部を議了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでございました。              午前11時10分 散会...