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03月25日-05号

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  1. 安来市議会 2019-03-25
    03月25日-05号


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    第98回定例会(令和元年・令和2年)3月定例会議      第98回安来市議会定例会(令和元年・令和2年)            3 月 定 例 会 議令和2年3月25日(水曜日)            出 席 議 員 ( 2 0 名 ) 1番 岡本早智雄君      2番 原瀬 清正君      3番 飯橋 由久君 4番 岩崎  勉君      5番 三島 静夫君      6番 向田  聡君 7番 澤田 秀夫君      8番 佐々木厚子君      9番 作野 幸憲君 10番 樋野 智之君      11番 原田貴与子君      12番 石倉 刻夷君 13番 中村 健二君      14番 足立 喜信君      15番 永田 巳好君 16番 葉田 茂美君      17番 金山 満輝君      18番 佐伯 直行君 19番 遠藤  孝君      21番 田中 武夫君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            遅参早退等議員( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 平井  薫君   事務局次長 細田 孝吉君   主幹   光嶋 宏政君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     美 濃    亮君 教育長     勝 部  慎 哉君      市立病院事業管理者                                水 澤  清 昭君 総務部長    清 水  保 生君      市民生活部長  宮 田    玲君 健康福祉部長  太 田  清 美君      農林水産部長  仙 田  聡 彦君 建設部長    花 谷  吉 文君      上下水道部長  池 田  周 一君 教育部長     谷  洋 子君      消防長     長谷川    広君 市立病院事務部長村 上  和 也君      政策推進部次長 前 田  康 博君 総務部次長   大久佐  明 夫君      統括危機管理監 内 田    徹君 市民生活部次長 石 原  敬 治君      教育部次長   青 戸  厚 志君 総務課長    金 山  尚 志君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第5号)                        令和2年3月25日(水)午前10時開議第1 議第27号 地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について   議第28号 安来市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第29号 安来市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第30号 安来市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第38号 安来市安来節演芸館条例の一部を改正する条例制定について   議第39号 安来市広瀬温泉月山の湯憩いの家条例を廃止する条例制定について   議第41号 第2次安来市総合計画基本構想を変更することについて   議第42号 過疎地域自立促進計画の変更について   議第46号 指定管理者の指定の議決の一部変更について   議第71号 安来市部設置条例の一部を改正する条例制定について                              以上 総務企画委員長報告第2 議第25号 安来市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第26号 安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第32号 安来市社会体育施設条例の一部を改正する条例制定について   議第33号 安来市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   議第34号 安来市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について   議第35号 安来市清掃業務審議会条例制定について   議第36号 安来市下十年畑コミュニティ施設条例を廃止する条例制定について   議第45号 指定管理者の指定の議決の一部変更について   議第47号 財産の無償譲渡について   議第48号 区域外における公の施設の設置に関する協議について   陳情第3号 社会福祉法人十神児童クラブ「たいよう」設置に対する財政的支援について   陳情第4号 安来市内体育施設の整備に関する陳情書                              以上 文教福祉委員長報告第3 議第31号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について   議第37号 安来市就農者定住促進賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定について   議第40号 安来市公営住宅条例等の一部を改正する条例制定について   議第43号 市道路線の認定について   議第44号 市道路線の変更について                              以上 地域振興委員長報告第4 議第49号 令和元年度安来一般会計補正予算(第6号)   議第50号 令和元年度安来国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議第51号 令和元年度安来後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   議第52号 令和元年度安来介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   議第53号 令和元年度安来電気事業特別会計補正予算(第1号)   議第54号 令和元年度安来工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)   議第55号 令和元年度安来下水道事業特別会計補正予算(第3号)   議第56号 令和元年度安来水道事業会計補正予算(第4号)   議第57号 令和元年度安来病院事業会計補正予算(第2号)   議第58号 令和2年度安来一般会計予算   議第59号 令和2年度安来国民健康保険事業特別会計予算   議第60号 令和2年度安来後期高齢者医療事業特別会計予算   議第61号 令和2年度安来介護保険事業特別会計予算   議第62号 令和2年度安来電気事業特別会計予算   議第63号 令和2年度安来工業団地整備事業特別会計予算   議第64号 令和2年度安来生活排水処理事業特別会計予算   議第65号 令和2年度母里財産区特別会計予算   議第66号 令和2年度井尻財産区特別会計予算   議第67号 令和2年度赤屋財産区特別会計予算   議第68号 令和2年度安来水道事業会計予算   議第69号 令和2年度安来下水道事業会計予算   議第70号 令和2年度安来病院事業会計予算   議第72号 令和元年度安来一般会計補正予算(第7号)                              以上 予算決算委員長報告第5 議第73号 令和元年度安来一般会計補正予算(第8号)第6 報第 3号 議会の委任による専決処分の報告について            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第6まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時10分 開議 ○議長(田中武夫君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(田中武夫君) 日程第1、議第27号「地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例制定について」、議第28号「安来市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定について」、議第29号「安来市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について」、議第30号「安来市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」、議第38号「安来市安来節演芸館条例の一部を改正する条例制定について」、議第39号「安来市広瀬温泉月山の湯憩いの家条例を廃止する条例制定について」、議第41号「第2次安来市総合計画基本構想を変更することについて」、議第42号「過疎地域自立促進計画の変更について」、議第46号「指定管理者の指定の議決の一部変更について」、議第71号「安来市部設置条例の一部を改正する条例制定について」、以上10件を一括議題として、総務企画委員長の報告を求めます。 足立喜信総務企画委員長。            〔総務企画委員長 足立喜信君 登壇〕 ◆総務企画委員長足立喜信君) 総務企画委員長報告をいたします。 去る3月2日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議案について、10日に総務企画委員会を開催し、審査した結果並びに経過をご報告いたします。 まず、審査結果については、議第27号、議第28号、議第29号、議第30号、議第38号、議第39号、議第42号、議第46号、議第71号の9件は、全て全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。議第41号については、賛成多数で執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の経過について主なものを申し上げます。 議第39号安来市広瀬温泉月山の湯憩いの家条例を廃止する条例制定について及び議第46号指定管理者の指定の議決の一部を変更するについての中で、公共施設等総合管理計画の区分では憩いの家も隣接する富田山荘もA区分であるが、富田山荘よりも累積赤字の少ない憩いの家を閉館する理由は、との質問に対し、執行部からは、富田山荘は憩いの家と比較すると入浴施設としては外湯も完備しており、スペース的にもゆったりと利用できる環境になっている、また今年度にレストランを改修しており、食事と温泉のセットにより幅広い来客が見込めるとの答弁でありました。 また、議第41号第2次安来市総合計画基本構想を変更することについてでは、基本構想の取り組みの方向の中で数項目について疑問や懸念があり、反対である意思表明がありました。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第27号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第27号は原案のとおり可決されました。 議第28号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第28号は原案のとおり可決されました。 議第29号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決されました。 議第30号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決されました。 議第38号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第38号は原案のとおり可決されました。 議第39号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第39号は原案のとおり可決されました。 議第41号に対し討論はありませんか。 向田聡議員。            〔6番 向田 聡君 登壇〕 ◆6番(向田聡君) おはようございます。日本共産党の向田聡です。 日本共産党議員団を代表して、議第41号第2次安来市総合計画基本構想を変更することについて、可決とした委員長報告に対し、反対の討論を行います。 第2次安来市総合計画は、平成28年度を初年度とし、令和7年度までの10年間を見通して策定された長期構想であり、今回令和元年度までの4年間の前期を終え、来年度から6年間の後期計画を策定するに当たっての基本構想の変更であります。5つの基本理念と7章にわたる基本施策、そして第2期安来市のまち・ひと・しごと創生総合戦略を重点戦略として組み立てられています。 今、国は、地方の人口減少に歯どめをかけ、東京一極集中を是正し、地方の活力を上げることを目的に地方創生を打ち出してきています。しかしながら、人口減少、流出に歯どめがかからず、東京一極集中も改善されず、地域経済の活性化もかけ声倒れになっています。今回の後期の基本構想が本当に地方創生につながるのか、また真に安来市の発展につながるのかという視点で問題点を指摘いたします。 基本理念のつながりの中にある自治体の垣根を越えた連携のまちづくりであります。今、国は、圏域の法制化を進めようとしています。中海・宍道湖・大山圏域でのそれぞれのよさを生かした交流は推進すべきでありますが、この法制化によって各自治体の行政サービスと財源は削られ、地方の疲弊が加速しかねない危険性があります。平成の大合併によって地方の衰退が加速したように、周辺市の市町村の衰退に拍車がかかるようでは地方創生の意味がありません。全国の町村会などは反対しており、この地域圏構想には安易に乗るべきではありません。 2つ目、基本理念の快適の中にある快適な都市生活を送ることができるまちづくりとして、ICT利活用による地域情報化の推進があります。この中にマイナンバー制度の利活用が入っております。国が進めようとしているこのマイナンバー制度は、そもそも所得や資産、税や社会保障給付などにもひもづけられるようになっており、さらには顔写真入りのデータまでつけ加わることになり、多くの個人情報が本人の同意なく広がっていくリスクが高まります。不安を与えるこの制度は、果たして市民にとって快適と言えるのでしょうか。 また、同じく基本理念快適の中に積極的な再生可能エネルギーの利用推進があります。今世紀的課題でもある地球温暖化をどう食いとめるか、また安心・安全なエネルギーに転換することは焦眉の課題となっております。安来市がこのことに本気で取り組むことによって、エネルギーの域内循環を果たし、新たな地域産業を生み出すことも可能になります。産業振興の観点からも、さらに一歩踏み込んだ取り組みにすべきであります。 さらに、快適の基本理念に開かれた市政推進のまちづくりも書かれております。これからのまちづくりは、人口減少とあわせ自治体財政も厳しさが増していく中で、どう地域を再生していくかが鋭く問われます。このときに、地域の将来を本気で考え、行動する自覚的な市民をどれだけふやせるかにかかっているのではないでしょうか。そのためにも、市民が積極的に、そして主体的に参加できる仕組みを今以上につくっていく必要があると考えます。市職員もどんどん市民の中に飛びこんで、行政や市民がともに知恵と汗をかく、そういう場を本気でつくるべきだということを指摘しておきたいと思います。 以上の点を述べて、反対討論といたします。
    ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第41号は原案のとおり可決されました。 議第42号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決されました。 議第46号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決されました。 議第71号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第71号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(田中武夫君) 日程第2、議第25号「安来市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について」、議第26号「安来市広域生活バス運行事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」、議第32号「安来市社会体育施設条例の一部を改正する条例制定について」、議第33号「安来市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」、議第34号「安来市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」、議第35号「安来市清掃業務審議会条例制定について」、議第36号「安来市下十年畑コミュニティ施設条例を廃止する条例制定について」、議第45号「指定管理者の指定の議決の一部変更について」、議第47号「財産の無償譲渡について」、議第48号「区域外における公の施設の設置に関する協議について」、陳情第3号「社会福祉法人十神児童クラブ「たいよう」設置に対する財政的支援について」及び陳情第4号「安来市内体育施設の整備に関する陳情書」、以上12件を一括議題として、文教福祉委員長の報告を求めます。 三島静夫文教福祉委員長。            〔文教福祉委員長 三島静夫君 登壇〕 ◆文教福祉委員長三島静夫君) 文教福祉委員長報告を行います。 去る3月2日に開催された本会議において、本委員会に付託された議案その他について、12日、13日に委員会を開催し、審査をしましたので、その結果と経緯について報告いたします。 議第25号、議第26号、議第32号、議第33号、議第34号、議第35号、議第36号、議第45号、議第47号、議第48号、以上議決案件10件につきまして、いずれも全会一致執行部提出原案どおり可決すべきものと決しました。 陳情第3号社会福祉法人十神児童クラブ「たいよう」設置に対する財政的支援については、委員より、児童クラブを利用したくてもできない子供がいる中で、クラブを立ち上げ子供の居場所をつくるという取り組みには賛成である、子育て支援は国が力を入れている分野であり、市としても推進すべきである、という意見が出ました。採決の結果、全会一致で採択と決しました。 陳情第4号安来市内体育施設の整備に関する陳情は、委員より、スポーツ振興を推進することに異論はないが、現在の厳しい財政状況からは全ての具体的項目に対応することは難しい、また第2期安来市スポーツ推進計画には老朽化施設が多くあり対応が追いつかないなどの課題があるが、公共施設等総合管理計画に沿った検証を行い、スポーツ環境の持続的な確保を図る必要があると示されている、市は厳しい財政状況にあるため、すぐに対応するのは困難であるが、情勢を見ながら今後も実現可能なものから進めてはどうか等という意見が出ました。採決の結果、全会一致で採択と決しました。 以上2件の陳情について、執行部にはこの案件の経過並びに結果の報告は求めないこととしました。 以上、文教福祉委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。 澤田秀夫議員。 ◆7番(澤田秀夫君) 陳情の第4号についてちょっと伺いたいんですが、この陳情の中には市議会のスポーツの考え方であるとか、自治体の動向という調査もしてくれという、たしか要望があったと思うんですが、そこら辺のことは何か委員会で調査されたのか、どういう方向にまとまったのか教えてください。 ○議長(田中武夫君) 5番三島静夫議員。 ◆文教福祉委員長三島静夫君) 1項の市議会の総意はという陳情に関しては、このたびの私の報告に対しての議員の皆様方の、いわゆる採決していただけるのかどうかというところがその総意になるだろうという意見が委員のほうから出てまいりました。そして、2番目の近隣自治体の施設を見てくださいという要件に関しては、委員会のほうで時間を見つけて行こうと委員のほうで意見がまとまりました。 以上でございます。 ○議長(田中武夫君) よろしいですか。 ほかに質疑はありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論及び採決を行います。 議第25号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決されました。 議第26号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決されました。 議第32号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第32号は原案のとおり可決されました。 議第33号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決されました。 議第34号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決されました。 議第35号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第35号は原案のとおり可決されました。 議第36号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第36号は原案のとおり可決されました。 議第45号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決されました。 議第47号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決されました。 議第48号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決されました。 陳情第3号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択と決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第3号は採択と決しました。 陳情第4号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択と決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第4号は採択と決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(田中武夫君) 日程第3、議第31号「安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について」、議第37号「安来市就農者定住促進賃貸住宅条例の一部を改正する条例制定について」、議第40号「安来市公営住宅条例等の一部を改正する条例制定について」、議第43号「市道路線の認定について」、議第44号「市道路線の変更について」、以上5件を一括議題として地域振興委員長の報告を求めます。 石倉刻夷地域振興委員長。            〔地域振興委員長 石倉刻夷君 登壇〕 ◆地域振興委員長(石倉刻夷君) 地域振興委員長報告をいたします。 去る3月2日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました案件について、3月16日に地域振興委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果と経過について報告します。 議第31号、議第37号、議第40号、議第43号、議第44号の議決案件5件は、全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 主な審査の経過について報告をいたします。 議第40号安来市公営住宅条例等の一部を改正する条例制定について、委員から、連帯保証人の要件が2人から1人に緩和されたが、これは社会福祉協議会の入居債務保証支援事業の対象となるかと質問があり、執行部は、現在そのような機関保証や代理保証は考えていないが、市長が認める場合という規定があるので、相談があればケース・バイ・ケースで検討していきたいという答弁でした。 以上、地域振興委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論及び採決を行います。 議第31号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決されました。 議第37号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第37号は原案のとおり可決されました。 議第40号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第40号は原案のとおり可決されました。 議第43号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決されました。 議第44号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(田中武夫君) 日程第4、議第49号「令和元年度安来一般会計補正予算(第6号)」、議第50号「令和元年度安来国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、議第51号「令和元年度安来後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)」、議第52号「令和元年度安来介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、議第53号「令和元年度安来電気事業特別会計補正予算(第1号)」、議第54号「令和元年度安来工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)」、議第55号「令和元年度安来下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、議第56号「令和元年度安来水道事業会計補正予算(第4号)」、議第57号「令和元年度安来病院事業会計補正予算(第2号)」、議第58号「令和2年度安来一般会計予算」、議第59号「令和2年度安来国民健康保険事業特別会計予算」、議第60号「令和2年度安来後期高齢者医療事業特別会計予算」、議第61号「令和2年度安来介護保険事業特別会計予算」、議第62号「令和2年度安来電気事業特別会計予算」、議第63号「令和2年度安来工業団地整備事業特別会計予算」、議第64号「令和2年度安来生活排水処理事業特別会計予算」、議第65号「令和2年度母里財産区特別会計予算」、議第66号「令和2年度井尻財産区特別会計予算」、議第67号「令和2年度赤屋財産区特別会計予算」、議第68号「令和2年度安来水道事業会計予算」、議第69号「令和2年度安来下水道事業会計予算」、議第70号「令和2年度安来病院事業会計予算」及び議第72号「令和元年度安来一般会計補正予算(第7号)」、以上23件を一括議題として、予算決算委員長の報告を求めます。 葉田茂美予算決算委員長。            〔予算決算委員長 葉田茂美君 登壇〕 ◆予算決算委員長(葉田茂美君) 予算決算委員長報告を行います。 去る3月2日に開議されました本会議において、新たに設置されました予算決算委員会に付託された議第49号から議第57号及び議第72号までの10件の令和元年度各補正予算及び議第58号から議第70号までの13件の令和2年度各当初予算の全23件について、3月3日に前期全体会を、3月11日には総務企画分科会を、3月13日には文教福祉分科会を、3月17日には地域振興分科会を、そして3月23日には後期全体会を開催し、審査を重ねてまいりましたので、その経過と主な部分と結果を報告いたします。 まず、前期全体会では、市立病院関係の補正予算及び当初予算を審議いたしました。病院経営の改革が計画どおりに進展せず、本体である市財政へも大きく影響している状況で、多くの委員から厳しい意見が出ました。中でも、市立病院は公営企業法の全部適用であり、経営管理、組織体制、職員採用及び給与の決定などの独立した権限を事業管理者に付与されているが、事業管理者を筆頭に市立病院スタッフに本当に危機感があるのか、との質問があり、執行部からは、今年度の補正予算明細書で示すとおり、事業収益は既定予算額に対し約2億円の増、事業費用は既定予算に対し約2,500万円の減となり、事業管理者以下職員の選ばれる病院を目指す取り組みの成果が若干あらわれてきたと感じている。しかし、病院事業会計への繰入金が増加し続けていることは非常に反省しており、引き続き努力するとの答弁でした。 また、給与費の適正化について労使交渉の現況を伺うとの質問に、執行部からは、現在妥結といった最終段階にはまだ至っていないとの答弁でした。 さらに、一般会計からの繰出金について財源確保の明確な根拠と説明を求めるとの質問に、執行部から、財政調整基金も見込めない状況ではあるが、財政の構造改革の実践及び条例改正により一般財源化が可能な基金もあるので、その時期が来れば議会との協議も想定されるとの答弁でした。 また、昨年12月に示された5年以内を目途に新病院建設の工事着手を目指すとの方向性は、資金不足比率が20%を超え経営健全化団体となっても可能なのか、との質問に、執行部からは、建てかえの際に企業債の借り入れができないことへの懸念及び年度当初の資金ショートへの不安解消のため、今回の補正予算額並びに当初予算額の計上としているとの答弁でした。 さらに、令和2年度の経営改革方針では、新たな病床再編や給与費と人員配置の適正化を掲げているが、資金不足比率の見込みが令和元年度よりも悪くなるのはなぜかとの質問に、執行部からは、退職医師の補充が容易でないことや病床数の削減等を考慮すると、令和元年度と比較して医業収益の減額は否めないが、早急な医師の確保や経営改善を努めるとの答弁でした。 次に、総務企画分科会では、議第58号令和2年度安来一般会計予算について、2款1項2目中の市史編さん事業に関して、市史は3年程度で制作し、予算の都合上図鑑のようなものを制作するとの説明に対し、市史編さんについてなぜ合併15年という節目なのか、20年でもよいのではないか、財政状況を考えても早急に取りかかるほどの緊急性があるのかなどの質問に、執行部からは、合併して15年たつが、合併以降何も事業として行っていない。市民に歴史を知っていただきたいという市長の強い思いもあり、早急に取りかかりたいとの答弁でした。 また、2款1項6目中の国際交流推進事業に関して、新型コロナウイルス感染症の拡大または政治的な意味も含めて密陽市との国際交流を継続していくことが可能であるか、今後事業内容の見直しは考えていないか、この内容で国際交流の効果が本当にあるのか、密陽市側も現状のままの交流事業を望んでいるのかとの質問に、執行部からは、新型コロナウイルスが終息すれば事業を実施していく。交流事業の内容見直しに関しては現在のところ考えていないが、行政の交流だけではなく交流の幅の拡大について今後の課題として検討していくとの答弁でした。 次に、文教福祉分科会では、議第58号令和2年度安来一般会計予算について1款総務費、1項6目企画費のうち小さな拠点づくり推進事業について、委員から、事業費の総額は幾らになるか、この事業は4月から政策推進部に移行されるが、どのように推進していくのかと質問がありました。執行部からは、事業費の総額に対してはこれから推進協議会を立ち上げ、必要な施設の規模や必要なサービス等を検討していただくところであり、その後に総事業費を算出することになる。現在も地域センターや関係部署等との連携を図りながら事業を進めているところであるが、部の縦割りという部分でどうしても弊害が出るのが課題であった。そうした状況から、新年度からは政策推進部が部局をまたいで調整し、横の連携を図る形で進めていきたいとの答弁がありました。 また、10款1項1目給食施設費のうち給食センター整備事業について、執行部より、給食センター調理場内の暖房として設置している蒸気ヒーターが内部の管に穴があいたため蒸気が漏れ使用できなくなったことにより、蒸気ヒーターの入れかえ工事費を要求するものである、と説明を受けました。委員からは、なぜ破損したのか、適切な点検をしていたのか、メーカーに瑕疵はないのか、などの質問があり、執行部から、蒸気ヒーターの未使用期間にヒーター内部に通っている銅管に水が滞留し、その水分と空気の境界部分が腐食して穴があいた可能性がある。保守点検はヒーターだけでなくダクトを含め年3回行っている。業者からは設計ミスのような欠陥があったわけでないと報告を受けている、との答弁がありました。委員から、設置してからわずかしかたっていないのに腐食により穴があいたという説明には納得できないという意見が多く出ました。原因の究明を徹底的に行うべきであるとの要求に対し、学校給食の提供が長期休みとなる夏季休暇中に精査を行い、9月定例会議中に結果を報告できるようにしたいとの答弁がありました。 次に、地域振興部会では、議第58号令和2年度安来一般会計予算について、6款1項1目農業委員会費に関して、委員から、農業委員会協力員が178名いるがどのような仕事を行っているのか、あわせて手当はどうなっているのか、との質問に、執行部からは、農業委員会協力員の選任の方法は基本的に自治会推薦、職務は農地のあっせんにかかわる立ち会い、農地利用最適化推進委員の現場活動において集落内の情報を得るために配置している。費用については年間6,000円の報償費との答弁でした。 また、6款1項3目農業振興費について、就農定住パッケージ事業で農業者向けの定住住宅の整備とのことだが家賃はどれくらいか、また定住された方はどの程度の収入を上げて自立しておられるのかとの質問に、執行部からは、家賃は3万から3万9,000円で住宅の建設費に応じて若干変動する。また、新規就農者については最初に収支計画を提出していただき、市、県、JA等で審査を行い、5年後に250万円から280万円の所得となるよう計画している。年度審査を実施し指導も行っている。イチゴ、有機葉物野菜では5年後に販売額を1,000万円から2,000万円となる計画をしているとの答弁でした。 また、議第54号令和元年度安来工業団地整備事業特別会計補正予算に関して、委員から、当事業に反対の立場で発言する。平成30年度議会報告会で伯太に工業団地を誘致してくれとの要望があった。その時点ではよいことであると考えていた。しかし、地盤や文化財の問題があり、事業予算を増額しなければならない状況、当初の詰めが甘かったのではないか。事業は動き出したらとまらない、今しか引き下がるときはない、勇気を持って撤退すべきと思う。工業団地は必要と考えるが、仮に事業が順調に進まなかった場合一般会計からの負担も出てくる。今なぜ工業団地整備が行われなくてはならないのか理由を伺いたいとの質問に、執行部からは、むしろ今やるべきだとの立場。商工業は地域の雇用を生み出す力が大きい。次の世代へ引き継いでいく意味では農業だけではなく商工業も大事。将来の市民のためには産業基盤として行うべきだと考える。また、財政的には一定程度織り込み済み。やれるとしたら今しかないと強く思っているとの答弁でした。 別の委員から、工業団地整備は早急に実施しなければならない。やめるなら今だとの発言もあったが、そうであればもっと早い段階でやめるべき。今用地買収も最終段階、誘致活動も随分進めていて数年後に完成する。現在は新型コロナウイルスの関係で経済が低迷しているが、経済は上向くときもくる。事業を進めるのは今だと思う。誘致活動や用地買収の状況を伺いたいとの質問に、執行部からは、工業団地については誘致がある程度見込みがある中で進めている。各段階で説明し、参入予定企業には納得していただいているとの認識をしている。企業との信頼関係の中で話を進め、今日を迎えている。新たな誘致の可能性もあると考えており、完売を目指す。用地買収の交渉状況は、詳細な数字は申し上げられないが、相手方も市側の基本的な部分は納得していただいており、微調整ですり合わせを行っているところ。地権者の代表者とも良好な関係を維持しており、当事業そのものに対しての反対はないとの答弁でした。 また、別の委員から、当事業自体に反対しているものではないが、今後の財政状況について丁寧な説明を願いたい。そうすることが各委員の納得につながると思う。病院等も含めて財政運営の見通しはどうかとの質問に、執行部から、当初予算でいえば財源の確保を基金の取り崩しで賄っているこの構造を変えないといけない。病院も改革を行わないともたない。一般会計と病院会計と一緒に改革を行わないといけない現実がある。また、箱と人をセットで減らすことも考えており、民間への移譲、譲渡を含めて検討していくとの答弁でした。 そして、後期全体会での各分科会の委員長報告に対する質疑では、特筆したものはなく内容の確認程度にとどまりました。 次に、議案総括審査では、議第58号令和2年度安来一般会計予算の4款1項5目病院事業会計負担金費に関して、経営改革会議並びに安来地域医療連携整備検討委員会(仮称)での検討結果はことしの10月の市長退任期までに結論を出すのか、またその意気込みを確認する、との質問に対し、市長からは、経営改善に向けては全力を挙げて努力したい。また、公営企業法の全部適用を前提として大なたをふるう改革をしたい。しかし、1年や2年で簡単に結論が出るものではないので、当初の計画で示した期限内にはスピード感を持って結論を出したいとの答弁がありました。なお、総括審査の中で幾つかの議案に対して反対である意思表示もありました。 そして、採決においては、令和元年度の補正予算のうち、議第50号、議第51号、議第52号、議第53号、議第55号、議第56号、議第72号及び令和2年度当初予算のうち、議第62号、議第64号、議第65号、議第66号、議第67号、議第68号、議第69号の14件は、全会一致執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。幾つかの異論、反対である旨の発言を踏まえ、起立により採決を行った結果、議第59号、議第60号、議第61号の3件は、賛成多数により執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。令和2年度当初予算のうち、議第63号は異論、反対である旨の発言を踏まえ、起立による採決を行った結果、反対多数により執行部提出原案は否決すべきものと決しました。令和元年度の補正予算のうち、議第49号、議第54号、議第57号及び令和2年度当初予算のうち、議第58号、議第70号の5件についてはそれぞれ修正案の発議があり、提出者の説明後に起立による採決を行った結果、全て賛成多数により修正案のとおり可決すべきものと決しました。 修正案の内容について、佐々木厚子委員ほか4名により提出された議第49号の修正案は、収入の18款1項の基金繰入金を6,000万円減額し16億8,714万円とし、歳入合計を250億6,142万5,000円から250億142万5,000円とする。歳出でも同様に4款1項の保健衛生費を6,000万円減額し14億8,303万円とし、歳出合計を250億6,142万5,000円から250億142万5,000円とするものでした。修正理由は、このたびの補正予算において一般会計から市立病院事業負担金として1億7,200万円を計上している。しかし、そのうち6,000万円は病院改革プランにおいて本来早期に改善すべきであった職員の給料構造改革を行ってしかるべき相当額であると思っている。よって、今回の補正予算は1億7,200万円から6,000万円減額し1億1,200万円を計上すべきと考えるとの説明でした。 次に、作野幸憲委員ほか4名より提出された議第54号の修正案は、第2条の繰越明許費を全て削除するものでした。修正理由は、昨年12月定例会議の中期財政計画並びに見通しについての説明で、安来市一般会計の財政状況が今後急激に悪化していくこと、また文化財調査費や造成工事に伴う伐採工事費の大幅な増加や事業スケジュールの見直しについても報告があり、今年になると新型コロナウイルスが日本はもとより世界中で猛威を振るい、世界経済、日本経済の停滞が顕著となり、国内企業の体力も厳しい状況となってきている。この状況で非常に厳しい一般会計の財政状況、事業費のさらなる増大、新型コロナウイルスによる経済の停滞の中で企業誘致ができるのかなど、現状のまま事業を進めることは余りにもリスクが大き過ぎると考えている。安来市としてお金を稼ぐ、つまり歳入をふやす観点からは工業団地整備事業は必要であるが、今後特定目的基金の一般財源化が見込まれる中、中期的な財政状況等を明確に示すことなど、リスク回避ができる見通しが立った時点で改めて進めていくべきと考え、繰越明許費を削除するとの説明でした。 次に、佐々木厚子委員ほか4名により提出された議第57号の修正案は、第3条収益的収入及び支出の中の収入を6,000万円減額修正するもので、第3条の収益的収入のうち、収入の第1款病院事業収益の補正予算額を1億9,388万5,000円から1億3,388万5,000円に、合計額を30億8,647万4,000円から30億2,647万4,000円に修正し、第3項特別利益の補正予算額を1億8,701万8,000円から1億2,701万8,000円に、合計額を3億1,943万9,000円から2億5,943万9,000円に修正するものです。同様に、第4条中の当年度分損益勘定留保資金を7,047万1,000円から1,047万1,000円に、一時借入金を2億4,540万8,000円から3億540万8,000円に修正するものでした。修正理由は、議第49号に対する修正案で説明した理由と同様でした。 次に、作野幸憲委員ほか4名により提出された議第58号の修正案は、第1条の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億4,733万5,000円を減額修正し、第1条1項中247億4,000万円を244億9,266万5,000円に修正するものです。さらに、第1条2項第1表中の歳入で18款1項繰入金の基金繰入金を2億4,733万5,000円を減額し13億8,646万4,000円とし、歳入合計244億9,266万5,000円とする。また、歳出で4款1項の衛生費の保健衛生費を1億7,600万円減額し13億3,849万7,000円にし、7款1項の商工費を7,133万5,000円減額し8億1,451万3,000円とするものでした。修正理由は、安来市立病院事業会計負担金について令和2年度が安来市立病院新改革プランの最終年になるが、しかし給与構造の改革についてはいまだに職員組合との合意もなされていないのが現状である。このままでは改革プランの成果は全く望めなく、今後の取り組み状況を踏まえた上で必要に応じて補正協議とすべきと考え減額するものでした。 また、7款1項2目の商工業振興費の工業団地整備事業特別会計繰出金については、議第54号に対する修正案で説明した理由と同様でした。 次に、佐々木厚子委員ほか4名により提出された議第70号の修正案は、第3条収益的収入及び支出の中の収入を1億7,600万円減額修正するものです。第3条の収益的収入のうち、収入の第1款病院事業収益の予定額を29億363万2,000円から27億2,763万2,000円に、第3項特別利益の予定額を2億5,752万9,000円から8,152万9,000円に修正し、第4条中の当年度分損益勘定留保資金3,490万6,000円を削除し、一時借入金の2億6,338万7,000円を2億9,829万3,000円に修正するものでした。修正理由は、令和2年度の一般会計当初予算では市立病院へ8億円の病院事業会計負担金が計上されたが、現在の安来市の一般会計は基金も減り、数年後には予算も思うように組めないような状況に陥ると危惧されている。このように、安来市本体の財政が厳しくなってきている今、病院事業に8億円を負担する余裕はなくなってきている。市立病院改革プランの中には、一般会計からの繰入金は令和2年度6億2,400万円と記されており、厳しさが増す安来市の財政運営の中、病院と共倒れするようなことがあってはならず、病院もいま一度原点に立ち返り、この改革プランどおりの繰り入れ計画で病院の経営改善に向けて努力されたいとの説明でした。 以上、委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 予算決算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論及び採決を行います。 討論及び採決の順序について申し上げます。 委員長報告にありました修正案がある議案につきましては、討論及び採決の順序といたしまして、まず修正案についての討論及び採決を行います。その後に修正案の部分を除く原案についての討論及び採決を行います。修正案のない議案につきましては、提出原案に対する討論及び採決を行います。 それでは、議第49号は修正案がありますので、修正案に対し討論はありませんか。 原田貴与子議員。            〔11番 原田貴与子君 登壇〕 ◆11番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第49号令和元年度安来一般会計補正予算(第6号)修正案について、予算決算委員会委員長の報告は可決です。私は日本共産党議員団を代表して、可決に反対の討論をします。 修正案の内容は、一般会計から病院事業会計へ繰出金額のうち6,000万円を削減するもので、理由は病院が給料構造改革を行ってしかるべき金額であるという説明でした。労使の話し合いが妥結していない状況の中で、給料構造改革を迫る削減は労働者の権利や労使交渉を尊重する立場になっていません。議会は議会調査特別委員会を継続して調査を進めている途上であり、議員もみずから学び、改善策を提案していこうとしているところです。この修正案は労働者のモチベーションを下げる上、病院経営改革の実勢を損なうものであることにより反対です。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 飯橋由久議員。            〔3番 飯橋由久君 登壇〕 ◆3番(飯橋由久君) 議席番号3番、会派政進クラブの飯橋由久でございます。 私は、議第49号令和元年度安来一般会計補正予算(第6号)の修正案に賛成の立場から討論を行います。 この修正案は、病院事業会計への負担金1億7,200万円から6,000万円を減額し、負担額を1億1,200万円とするものであります。減額理由としまして、この6,000万円は安来市立病院新改革プランにおいて本来早期に改善すべきであった職員の給料構造改革を行ってしかるべき相当額であると考えるものであり、病院事業部からも削減可能であると説明があった額と同一である点、減額後も資金不足比率が20%を超えることはなく、経営健全化計画を作成する必要がない点、以上のことから病院事業会計への負担金は1億1,200万円が相当であると考えます。したがって、議第49号令和元年度安来一般会計補正予算(第6号)の修正案に賛成いたします。 以上です。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については、反対、賛成の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正可決であります。本件は修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第49号修正案は可決されました。 次に、議第49号の修正部分を除く執行部提出原案に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 修正部分を除く執行部提出原案に対する委員長の報告は可決であります。 本件を可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第49号の修正部分を除く執行部提出原案は可決されました。 議第50号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決されました。 議第51号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決されました。 議第52号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第52号は原案のとおり可決されました。 議第53号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第53号は原案のとおり可決されました。 議第54号は修正案がありますので、修正案に対し討論はありませんか。 三島静夫議員。            〔5番 三島静夫君 登壇〕 ◆5番(三島静夫君) 会派創世、三島静夫です。 会派を代表しまして、議第54号令和元年度安来工業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)修正案に対して反対の立場で討論をいたします。 まず、この案件に関して議員各位に問わせていただきます。 確かに中期財政計画を見ると、今の安来市の財政は大変厳しいが、安来市が抱える問題はそれだけなのでしょうか。市の財政の立て直しには節約することも必要ですが、一方で新たな自主財源の確保も目指さなければなりません。国、県と安来市が多くのお金をかけている本市の基幹産業である農業も、その大半は収益を上げることができていない、今後も望めない状況で、安来市においてどの産業分野で収入を得ることができるのでしょうか。 議員が最も懸念されておられる中期財政計画は、毎年変わっていく中で、昨年12月に示された計画だけを判断材料としてよいのでしょうか。少子・高齢化、人口減少による機能の低下も同じく厳しい状況にあります。基金の減少と同じように人口も毎年大きく減っています。子育て支援、定住化対策と行政はあらゆる人口対策を行ってきておりますが、市民生活の基本となる収入はどのようにして得る方策を立てればよいのでしょうか。これから安来で育つ子供たちは、いつまで市外で働き口を探さなければならないのでしょうか。 このたびの事業計画は、安来市の将来、働く場所の確保、中期的市の財政収入の確保、伯太地域の活性化、人口減少対策などを目的に、これまで執行部において計画され、用地の選定を初め多くの努力を重ね、今日まで計画が進められてきました。現在、整備予定地に遺跡調査が入り、計画が1年おくれる事案が生じておりますが、皆様ご存じのように、世界経済のみならず日本経済は停滞状況です。この案件がタイミングよく工業用地の分譲時期を調整してくれたとも考えられます。 また、このたびの新型コロナウイルスによる反省から、海外生産拠点を国内生産拠点へ見直す意見が報じられております。この出雲地方は災害の少ないところと認識されつつあり、多くの企業から注視されております。仮に最も懸念される風水害が起きたとしても、本市の工業団地は西日本豪雨、東北豪雨等で報じられた工業団地の水没等の心配のない条件となっております。 さらに、この事業は議会に対してもその都度説明され、昨年の7月の全員協議会にて事業化を承認されました。既に計画が動き出し、現在は地元の地権者の皆様方の理解もいただき、用地買収は微調整をするまでの段階に来ております。今、この計画を立ちどまることは、かつて切川地区において新庁舎問題で多くの地権者に多大な迷惑をおかけした二の舞となります。このことは議会への信用の失墜にもつながると考えます。新工業団地の確立は安来市の新たな発展の礎となり、将来の地域おこしや少子化対策、定住化対策につながり、さらなる産業拠点の開拓へ広がってくるものと確信します。この整備事業は安来市のみならず、今後の日本の発展に大きく寄与するものと確信し、修正案には反対いたします。議員の皆様のご賛同をお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 ありませんね。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件についてはただいま反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正可決であります。本件は修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第54号修正案は可決されました。 次に、議第54号の修正部分を除く執行部提出原案に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 修正部分を除く執行部提出原案に対する委員長の報告は可決であります。本件を可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第54号の修正部分を除く執行部提出原案は可決されました。 議第55号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決されました。 議第56号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決されました。 議第57号は修正案がありますので、修正案に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正可決であります。本件は修正案のとおり可決することにご異議ありませんか。 待ってください、ご異議ありますか、ありませんかを問うています。ご異議ありませんね。ご異議ありませんので……            (「修正案ですね、議長。修正案に対して異議を」と呼ぶ者あり) よく聞いてください。だから、本件に対する委員長の報告は修正可決であります。本件は修正案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議がありますので、ボタン採決といたします。 本件は修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第57号修正案は可決されました。 次に、議第57号の修正部分を除く執行部提出原案に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 修正部分を除く執行部提出原案に対する委員長の報告は可決であります。本件を可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第57号の修正部分を除く執行部提出原案は可決されました。 議第58号は修正案がありますので、修正案に対し討論はありませんか。 飯橋由久議員。            〔3番 飯橋由久君 登壇〕 ◆3番(飯橋由久君) 会派政進クラブの飯橋由久でございます。 私は、議第58号令和2年度安来一般会計予算修正案に賛成の立場から討論を行います。 この修正案は、病院事業会計への繰出金8億円から1億7,600万円減額をし繰出額を6億2,400万円とするもの、工業団地整備事業特別会計繰出金を0円とそれぞれ削減するものであります。減額理由として、病院事業会計への繰出金については、次年度令和2年度が安来市がみずから策定した安来市立病院新改革プランの最終年度であること、策定された平成29年から平成30年度まで計画どおりの額が繰り出されており、令和2年度の繰出額は6億2,400万円と設定されております。この新改革プランは現在も継続中であり、終了後の検証がなされていない状態での増額は根拠のない額であります。 また、基準外繰出金の中の経営改善特別支援金が、平成26年度は495万6,000円であったものが年々大幅に増加をし、令和元年度の見通しでは約3億円を超す状況になっております。このことを考えますと、とても経営改革がなされているとは考えられず、承服できるものではありません。本来の病院の経営形態であります地方公営企業法全部適用をきちっと活かし、事業管理者を中心として計画どおりの6億2,400万円の繰入金をもとに新改革プランに沿った病院経営を実行していただくことを切望するものであります。 次に、工業団地整備事業特別会計繰出金については、一般会計の財政状況が厳しいということは今議会において何度も議論をされております。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大によるパンデミックが発生している状況で、世界的に経済が停滞している中、安来市においてもあらゆる分野で不況が始まっております。企業誘致で雇用を拡大するための今事業の必要性は十分理解しております。しかしながら、現存の商工業を守る立場から、商工業企業を守る立場から、国はもちろん地方自治体においても新たな支援策が必要となる可能性があることを考えますと、今事業に関しては一度踏みとどまり、基金の残存状況、中期的な財政状況を分析し、しっかりとした体力をつけた後、改めて進めていただきたいと考えております。これをもって修正案に賛成するものであります。 以上です。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正可決であります。本件は修正案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議がありますので、ボタン採決をいたします。 本件は修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第58号修正案は可決されました。 次に、議第58号の修正部分を除く執行部提出原案に対し討論はありませんか。 向田聡議員。            〔6番 向田 聡君 登壇〕 ◆6番(向田聡君) 日本共産党の向田聡です。 日本共産党議員団を代表して、議第58号令和2年度安来一般会計予算について、可決とした委員長報告に対し、反対の討論を行います。 地方自治体の役割は住民の福祉の増進であり、住民の暮らしと健康を守り、住民の安全と安心を確保することが本市の最優先すべき仕事であります。今、市政に求められているのは、暮らしを守り、生活を豊かにさせていくための施策を充実させることです。市民の暮らしの実態、実感に照らし、以下6点にわたって意見を述べます。 第1に、マイナンバー制度です。この制度が始まり4年が経過します。今、国はあの手この手を使って普及に努めております。しかし、いまだに2割の人しか利用がありません。これは市民にとってそれほど必要感はなく、むしろ情報漏えいの心配や情報管理への信頼性が低いことにあります。システム変更にも費用がかかり、セキュリティー上の問題が起きた場合の対処や住民の苦情への対応を含め、事務負担の増加は避けられません。市民が望んでいないマイナンバー制度は推進すべきではありません。 第2に、地域経済活性化のための中小企業、小規模企業応援の施策を思い切って進めるべきです。地域に根差した中小企業、地場産業育成に商工費の軸足をシフトし、中小企業、小規模企業振興条例を生かした内発的循環型の地域経済充実の振興策を求めます。また、安来の基幹産業でもある農業振興においても、昨年国連が家族農業の10年を定めて食料の安全保障確保、貧困、飢餓撲滅に大きな役割を果たしている家族農業にかかわる施策の推進を求めており、集落営農支援のみならず、家族経営農業にも光を当て、農業再生のためにさらなる支援をしていくべきです。商工業とも結びついた6次産業化も積極的に推進していくべきです。 第3に、子育て、教育分野です。昨年、幼児教育・保育の無償化がなされましたが、副食費が保護者の実費負担になるなど不完全な状態になっています。副食費の完全無料化を求めます。小・中学校で行われている学力テストは、子供を点数競争に駆り立てるものであり、きっぱり中止し、真の学力向上を目指し多様な学びを保障するためにも、先生や支援員の増員、子供たちとしっかり向き合える勤務環境の改善、教材や備品の充実など、安心して学べる環境の整備を求めるものです。施設の整備では、エアコン設置、耐震化対策など積極的に推進してこられた点については評価をいたしますが、学校のトイレの洋便器への改修など、全国に比べれば洋便器率は非常に低い状態です。今後、スピード感を持って進めるべきです。 第4に、原発の問題です。原発の再稼働は認めず、原発ゼロを決断すべきです。また、今原発があるという現実、そして廃炉作業が終わるまでは原発の事故が起こらないという保証はありません。事故が起こった場合には一人の犠牲者も出さないという責任のもと、実効性のある避難計画の策定と情報公開、市民周知、避難訓練などの対策も急ぐべきです。 第5に、土木分野では昨今の災害の多発化、大型化に伴い、災害がいつどこで起こっても不思議ではない状態です。市民の皆さんも災害について非常に不安を募らせておられます。事故災害が起きてからの対応とならないよう、河川のしゅんせつ、樹木の伐採、身近な生活道路や橋梁などの整備、土砂災害への対応など、市としても生活密着型、防災型の事業を進めていくべきです。 最後に、同和問題を特別扱いせず、人権同和という表現は人権と改め、人権施策の一環として推進すべきであり、特別扱いはやめるべきです。 以上、反対討論といたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正部分を除く執行部提出原案可決であります。修正部分を除く執行部提出原案を可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第58号の修正部分を除く執行部提出原案は可決されました。 議第59号に対し討論はありませんか。 原田貴与子議員。            〔11番 原田貴与子君 登壇〕 ◆11番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第59号令和2年度安来国民健康保険事業特別会計予算について、予算決算委員会委員長の報告は可決です。私は日本共産党議員団を代表して、可決に反対の討論をします。 国保事業の都道府県化後、国保税が上がり続けています。国は決算補填等目的の法定外繰り入れ削減、国保税徴収を強化しています。市の国保予算は国保税負担増を抑える努力がされていますけれども、事業主負担がもともとない国保税は依然として高い状況です。払える国保税にしてほしい、高過ぎる国保税を引き下げてほしいというのが加入者の願いです。しかも、新型コロナ感染症でことしの商売の先行きが不安な中で、国保税負担が重くのしかかるという声が寄せられており、災害とも言える状況では減免制度の適用などの対策が求められる状況下にあります。 国保税の滞納者は昨年10月1日時点で加入者の13.3%、652人であり、資格証明書の発行されている方が20人という状況であります。安心して医療が受けられないまま重症化する危険性があります。国保税の軽減のために、浜田市を初めとした自治体で子供の均等割の減免の取り組みがふえています。市は、国保税の減免額に充てるための認められている法定外繰り入れの活用や国保財政に対する国庫負担を増やすよう国や県に働きかけを行い、高い国保税の引き下げをすべきです。いつでも、どこでも、誰でも安心して医療が受けられる権利を保障できていないと言わざるを得ないことを指摘いたしまして反対といたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第59号は原案のとおり可決されました。 議第60号に対し討論はありませんか。 原田貴与子議員。            〔11番 原田貴与子君 登壇〕 ◆11番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第60号令和2年度安来後期高齢者医療事業特別会計予算について、予算決算委員会委員長の報告は可決です。私は日本共産党議員団を代表して、この予算の可決に反対の討論を行います。 島根県の後期高齢者医療保険料の改定があり、令和2年4月から施行されることになりました。所得割率が8.25%から9.55%に、被保険者均等割額が4万3,440円から5万640円にそれぞれ引き上げになり、保険料の賦課限度額は62万円から64万円に引き上げられます。これらの負担増は高齢者の家計でますます暮らしを狭めるものとなり、医療費支出を我慢せざるを得ない状況になり、医療格差がますます深刻になります。後期高齢者の低所得者の軽減措置は段階的に廃止になり、縮小されています。そのような中で保険料が払えず、短期保険証が発行されている、こういう状況であります。後期高齢者が医療費の心配なく、安心して医療が受けられるようにすべきであります。75歳という年齢で区切った高齢者差別の制度も問題です。加入者の受療権を奪い、生存権さえも脅かす予算は賛成できないことを申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第60号は原案のとおり可決されました。 議第61号に対し討論はありませんか。 原田貴与子議員。            〔11番 原田貴与子君 登壇〕 ◆11番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第61号令和2年度安来介護保険事業特別会計予算について、予算決算委員会委員長の報告は可決です。私は日本共産党議員団を代表して、可決に反対の討論を行います。 第1に、必要な介護を受けられるようになっていない点です。介護保険料、利用料の負担が重いという市民の声は切実です。また、負担能力に応じた減免制度やサービスが不十分なため介護を控えるなど、介護保障が十分とは言えない状況です。要支援、要介護者が必要な介護を受けられないまま重症化し、所得格差、地域格差を生んでいることを改善すべきであります。 第2に、市民が安心して住み続けられる地域包括ケアシステムの体制整備が不十分です。総合事業整備充実の財政的支援をして、多様なサービス提供で介護予防事業を充実させるべきです。 第3に、介護職員の人材不足問題です。市が人材資質向上促進事業を行っていることは評価できますが、サービス提供者である市内業者の頑張りにも応えるためにも、介護報酬とは別枠の公費投入で介護労働者の賃金の引き上げをすること、正規職員配置の支援、職員の配置基準を手厚くすることなどに市の予算の増額を求めます。今後、国が行おうとしている介護利用料などの負担増と給付抑制は健康格差を生みます。国に推進しないことを求めていただくよう要望し、反対討論といたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第61号は原案のとおり可決されました。 議第62号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第62号は原案のとおり可決されました。 議第63号に対し討論はありませんか。 向田聡議員。            〔6番 向田 聡君 登壇〕 ◆6番(向田聡君) 日本共産党の向田聡です。日本共産党議員団を代表して、議第63号令和2年度安来工業団地整備事業特別会計予算について、否決とした委員長報告には異議はございません。執行部提出原案についての反対の討論を行います。 昨年10月の消費税10%増により国内需要が落ち込んできていた矢先に、今回新型コロナウイルスによる影響であります。この感染症が全世界で急速に広がり、パンデミック状態になっています。健康被害だけでなく感染拡大阻止のためにとられている緊急の措置により、経済活動が急停止し、世界経済への深刻な影響が出てきています。そういう中で、工業団地整備は今本当に必要なのでしょうか。リーマン・ショック以上の危機と言われ、経済が急速に冷え込んでいる中で、またいつまで続くかわからない、出口もはっきり見えていない中で、誘致をしても入ってくる企業はあるのでしょうか。今必要なことは地元の企業をしっかり下支えし、雇用がきちんと確保されること、地域経済がしっかり循環していく、そして市民の生活をしっかり守る、そうした支援にこそ力を注ぐべきではないでしょうか。今ならまだとめることはできます。この工業団地整備事業はきっぱり中止するよう求めて討論といたします。 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については原案に対する反対の討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案否決であります。本件の採決には、本件は執行部提出原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 採決を終了してください。            〔賛成者少数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成少数であります。よって、議第63号は否決されました。 議第64号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第64号は原案のとおり可決されました。 議第65号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり可決されました。 議第66号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり可決されました。 議第67号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり可決されました。 議第68号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり可決されました。 議第69号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第69号は原案のとおり可決されました。 議第70号は修正案がありますので、修正案に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正可決であります。本件は修正案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議がありますので、ボタン採決をいたします。 本件は修正案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 採決を終わってください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第70号修正案は可決されました。 次に、議第70号の修正部分を除く執行部提出原案に対し討論はありませんか。 原田貴与子議員。            〔11番 原田貴与子君 登壇〕 ◆11番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第70号令和2年度安来病院事業会計予算について、予算決算委員会委員長の報告は可決です。私は日本共産党議員団を代表して、可決に反対の討論をします。 市立病院は地域医療の確保を目的に設立され、地域住民の健康を支えてきました。民間病院では困難な2次救急や僻地医療など、不採算な部門の医療を担っています。市民の命と健康の砦であります。 予算反対理由の第1は、市民、地域の切実な要望に応える病院となっていないことです。必要な医療を保険で治療できるよう、病室の差額ベッド料を取るべきではありません。僻地医療では、他の診療所が毎週診療している状況と比べ、無医地区では診療が月1回では十分とは言えません。誰もが等しく安心して受診できるようにすべきです。 第2に、病院で働く職員の合意が得られていないことです。今になっても賃金についての労使交渉が妥結しない状況は看過できません。 第3は、医療費削減、病床数、医師、看護師抑制の国の方針に従う姿勢で住民の医療を受ける権利を守る立場に立ち切っていない点です。改革すべきは国の社会保障費削減の予算です。診療報酬が病院経営を後押しするものとなっていません。消費税10%増税も経営を圧迫する要因です。今新型コロナウイルス対策も求められています。市立病院の労働者においては、明日の暮らしに不安がないよう働く意欲が湧く自治体病院にしていくために、そして医師不足を解消するためにも国への要望活動を強化されるよう申し上げ、反対討論とします。 ○議長(田中武夫君) 修正部分を除く議案の反対の討論ですね。            (11番原田貴与子君「はい」と呼ぶ) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 本件については討論がありましたので、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は修正部分を除く執行部提出原案可決であります。本件を可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンで採決をお願いします。 採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第70号の修正部分を除く執行部提出原案は可決されました。 この際、しばらく休憩いたします。そのままお待ちください。            午後0時12分 休憩            午後0時13分 再開 ○議長(田中武夫君) 再開いたします。 ただいまお手元に配付いたしました計数整理表につきましては、先ほど議第49号修正案が可決しましたので、議第72号及び議第73号の歳入歳出予算を記載のとおり整理をするものであります。 それでは、議第72号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第72号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(田中武夫君) 日程第5、議第73号「令和元年度安来一般会計補正予算(第8号)」を議題として、執行部より説明を求めます。 大久佐総務部次長。            〔総務部次長 大久佐明夫君 登壇〕 ◎総務部次長(大久佐明夫君) 失礼いたします。それでは、議案その3、予算関係つづり令和元年度補正予算の1ページをお願いいたします。 議第73号令和元年度安来一般会計補正予算(第8号)についてご説明いたします。 このたびの補正は、3月10日に閣議決定された国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第二弾に係るものであり、具体的には当該緊急対応策に係る子ども・子育て支援交付金事業及び保育対策総合支援事業により、感染症拡大防止のため児童福祉施設等におけるマスクや消毒液の購入などの経費が全額国より交付されるものであります。なお、今回の補正は国の補助金をもって編成しておりますが、既に既定の予算において執行しておる対策分野、国の予備費により追加される新型コロナウイルス感染症対応に関する地方負担分につきましては、その80%を特別交付税により措置されることとなっており、その際今年度の特別交付税算定において基礎数値を把握できないものにつきましては令和2年度に措置されることとなっております。 それでは、第1条歳入歳出予算の補正ですが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ350万円を追加するものであります。予算の総額につきましては252億2,512万5,000円と記載してございますが、先ほど議長より計数整理表が配付されましたので251億6,512万5,000円と訂正させていただきます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額につきましては、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 第2表繰越明許費の補正でございます。繰越明許費の追加は、第2表繰越明許費補正によるものでございます。 2ページ、3ページをお願いいたします。 第1表の歳入歳出でございます。 歳入は、14款2項国庫補助金で全額国庫補助でございます。歳出は、3款2項児童福祉費として345万円、4款1項保健衛生費として5万円を計上しています。 詳細につきましては説明資料で説明させていただきますので、13ページをごらんください。 大きい項目の3番、事業内容の(1)子ども・子育て支援交付金事業116万円の内訳は、3款2項児童福祉費として、①子育て支援事業費で啓発チラシ等の印刷、広瀬保健センターにある子育て支援センター及びつどいの広場で使用する空気清浄器や消毒液、使い捨て手袋等の購入を、②放課後児童健全育成事業費で放課後児童クラブで使用する消毒液やマスク等を購入するものであります。 4款1項保健衛生費では、③母子保健事業費として保健師、助産師が行う産後ケア訪問事業用に消毒液や使い捨て手袋等を購入するものであります。 (2)保育対策総合支援事業費234万円の内訳は、3款2項児童福祉費として、①子育て支援事業費で保育施設などで使用する消毒液やマスク等の購入を、②私立保育所運営費で私立保育園で使用するマスク、体温計、液体石けん、消毒液等を購入するものであります。 第2表繰越明許費補正でございますが、説明資料の大きい項目の3、事業内容のうち、先ほど申し上げました(2)保育対策総合支援事業234万円を子育て支援事業、私立保育園等運営事業の新型コロナウイルス感染症対策分としてそれぞれ繰り越すものであります。なお、繰り越しを行わない子ども・子育て支援事業交付金116万円につきましては、予算成立後速やかに執行を行いますが、3月31日までに納品とならなかった場合には事故繰越で取り扱うよう国からの指導があっております。事故繰越となった場合には改めて6月議会で報告させていただきます。 最後に、新型コロナウイルス感染症に対する今後の予算措置の対応でございますが、新年度では中小企業等に対する資金繰り支援などを検討しているほか、国や県の動向等を注視しながら必要に応じて速やかに対応してまいりたいと考えております。 以上、議第73号令和元年度安来一般会計補正予算(第8号)の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。 三島静夫議員。 ◆5番(三島静夫君) 1点確認とそれから教えていただきたいんですけど、この支援で各放課後児童クラブやこども未来課の保育施設、それから私立保育園にはどういう割合で、均等割で金額はいくのか、これは物にかえていくのか、ちょっとその辺のところを確認させてください。 ○議長(田中武夫君) 太田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(太田清美君) 三島議員のご質問にお答えをさせていただきます。 説明資料のほうでもお示しをしておりましたように、私立保育所につきましては1施設当たり20万円というお示しをしているところでございます。その他の一般的な公立保育施設等につきましては、必要に応じて配付をさせていただくこととしておりますので、一律の配付等にはならないような状況でございます。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑はありますか。 原瀬議員。 ◆2番(原瀬清正君) 済みません、先ほどの説明の中でマスク等の購入というふうにありますけども、今非常に品薄ということもありますし、なかなか購入単価も、高くはないでしょうけども安くもないかもしれません。どれぐらいの予算で購入が見込まれてるのか、わかれば教えていただきたいんですけども。 ○議長(田中武夫君) 太田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(太田清美君) 現時点におきまして、単価のほうはまだ契約をいたしておりませんので何枚で幾らというようなことはここでは申し上げられませんが、国の指導によりまして県がおおむねこの程度は必要であろうというものが1月16日のコロナウイルス発生以降の3月末までのものというふうな計算になっておりまして、単価につきましては物によりましても若干変わってまいると思いますが、現時点では契約の段階に入っておりませんので、単価等については申し上げられないのが現状でございます。 以上、説明でございます。 ○議長(田中武夫君) よろしいですか。 原瀬議員。 ◆2番(原瀬清正君) 済みません、単価ではなくてどれぐらいの量が確保できるかというところの質問でしたので、今現時点ではちょっと単価もわからないのでということでありましたので、以上です。 ○議長(田中武夫君) ほかに質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件については、安来市議会会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 議第73号に対して討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第73号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(田中武夫君) 日程第6、報第3号「議会の委任による専決処分の報告について」を議題として、執行部より説明を求めます。 宮田市民生活部長。            〔市民生活部長 宮田 玲君 登壇〕 ◎市民生活部長(宮田玲君) 議案つづりその3の1ページをお願いいたします。 報第3号議会の委任による専決処分の報告についてご説明申し上げます。 地方自治法の規定に基づき、議会の議決により委任された事項について、別紙のとおり専決処分いたしましたので、報告するものでございます。 2ページをお願いいたします。 専決処分書でございます。 専決処分日は令和2年3月23日、損害賠償の額は13万6,283円、事故発生年月日は令和2年3月11日、事故発生場所は安来市上坂田574番地付近でございます。相手方につきましては、記載のとおりで、事故の概要でございますが、午前11時30分ごろ市民生活部環境政策課職員が駐車場にとめていた公用車に乗るため右側ドアをあけたところ、強風にあおられてドアを持っていた手が離れ、隣に駐車していた相手方車両に接触、車両右前側ドアを破損させたものでございます。事故の処理方法は示談による処理でございます。なお、損害額は全額保険処理とし、当該職員には慎重な運転を心がけるよう指導したところでございます。 以上、報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で報告を終わります。 以上で日程の全てを終了いたしました。 散会に当たって、市長より発言の申し出があります。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 3月定例会議の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 3月2日から本日までの第98回安来市議会定例会3月定例会議におきまして、提案いたしました諸議案について慎重かつ熱心なご審議を賜りありがとうございました。ご議決いただきました諸案件につきましては、迅速、適正な執行に努めてまいります。今後とも議員各位のご協力をよろしくお願いいたします。 次に、新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。 本市におきましては、現在市主催のイベント、会議等の中止、出張の自粛、市施設利用者の氏名、連絡先の確認、イベント開催中止に伴う会場使用料免除などの対策をとっております。その期間につきましては、4月3日まで延長することといたしました。また、このほかの対策といたしまして、市内の医療機関、歯科医療機関、介護保険施設、障がい福祉サービス事業所、保育所、こども園等へのマスク配布、感染症対策及び相談窓口につきましてのチラシの全戸配布、各小・中学校と児童クラブへのハンドソープや消毒液の配布などを実施しているところであります。市内小・中学校は本日から春休みに入りますが、新学期に休校等の措置が必要となった場合に備え、児童クラブなど子供の居場所を提供いただけるよう引き続き調整を進めてまいります。 新型コロナウイルス感染の拡大防止には、行政だけでなく市民の皆さんお一人お一人のご協力が不可欠でございます。議員の皆様におかれましても、引き続きご理解とご協力をいただきますようにお願いをいたします。 例年であれば、3月定例会議を散会しますと市内各地の春のイベントが開催されます。しかしながら、今週はほとんどのイベントについて中止せざるを得ない状況となっております。まことに残念であり、さみしい限りであります。新型コロナウイルス感染症が早期に終息し、再び安来らしいイベントが盛大に開催できるよう切に願うところであります。 終わりになりますが、4月から第2次安来市総合計画後期基本計画の1年目のスタートとなります。市勢を発展させ、市民の皆様がより誇りを持てるまちづくりを推進するため、一層努力してまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願い申し上げ、散会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(田中武夫君) 以上で第98回安来市議会定例会3月定例会議の日程の全てを終了いたしました。 次回、6月定例会議は6月1日再開の予定であります。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さんでした。            午後0時29分 散会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。                            令和  年  月  日     安来市議会議長     安来市議会議員     安来市議会議員...