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09月25日-04号

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  1. 安来市議会 2017-09-25
    09月25日-04号


    取得元: 安来市議会公式サイト
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    平成29年第 91回 9月定例会             平 成 29 年 9 月 定 例 会平成29年9月25日(月曜日)            出 席 議 員 ( 1 9 名 ) 1番 三島 静夫君      2番 向田  聡君      3番 澤田 秀夫君 4番 佐々木厚子君      5番 丸山 征司君      6番 作野 幸憲君 7番 樋野 智之君      8番 原田貴与子君      9番 田淵 秀喜君 10番 石倉 刻夷君      12番 永田 巳好君      13番 金山 満輝君 14番 嶋田 豊昭君      15番 井上 峯雄君      16番 佐伯 直行君 17番 中島 隆夫君      18番 上廻 芳和君      19番 遠藤  孝君 21番 田中 武夫君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 2 名 ) 11番 岩田 拓郎君      20番 梅林  守君            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 太田 健司君   事務局次長 細田 孝吉君   主幹   光嶋 宏政君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     森 脇  光 成君 副市長     井 上    博君      教育長     勝 部  慎 哉君 政策推進部長  横 田  一 道君      総務部長    清 水  保 生君 市民生活部長  石 井  信 行君      健康福祉部長  辻 谷  洋 子君 農林水産部長  仙 田  聡 彦君      建設部長    小 林  勝 則君 上下水道部長  金 山  光 夫君      教育部長    奈良井  丈 治君 消防長     島 田    均君      市立病院事務部長原 田    誠君 政策推進部次長 宮 田    玲君      政策推進部次長 内 田  貴 志君 統括危機管理監 平 井    薫君      総務部次長   池 田  周 一君 総務課長    前 田  康 博君      財政課長    村 上  和 也君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第4号)                        平成29年9月25日(月)午前10時開議第1 中海沿岸振興事業等調査特別委員会の報告について第2 議会改革特別委員会の報告について第3 島根原子力発電対策調査特別委員会の報告について第4 行財政改革推進特別委員会の報告について第5 議第53号 安来市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第57号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について   認第12号 平成28年度安来市病院事業会計決算の認定について                              以上 総務企画委員長報告第6 議第60号 財産の取得について   議第63号 平成29年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第64号 平成29年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議第65号 平成29年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   陳情第5号 小規模多機能型居宅介護施設建設について                              以上 文教福祉委員長報告第7 議第54号 安来市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について   議第55号 安来市公営住宅条例及び安来市単独住宅条例の一部を改正する条例制定について   議第56号 安来市公共下水道雨水ポンプ場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について   議第58号 市道路線の廃止について   議第59号 市道路線の変更について   議第61号 工事委託に関する協定の締結についての議決の一部変更について   議第66号 平成29年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議第67号 平成29年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)   認第11号 平成28年度安来市水道事業会計決算の認定について   陳情第4号 森林環境税(仮称)の早期創設の実現について                              以上 地域振興委員長報告第8 議第62号 平成29年度安来市一般会計補正予算(第2号)                                以上 予算委員長報告第9 認第 1号 平成28年度安来市一般会計決算の認定について   認第 2号 平成28年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について   認第 3号 平成28年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について   認第 4号 平成28年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定について   認第 5号 平成28年度安来市電気事業特別会計決算の認定について   認第 6号 平成28年度安来市下水道事業特別会計決算の認定について   認第 7号 平成28年度安来市簡易水道事業特別会計決算の認定について   認第 8号 平成28年度母里財産区特別会計決算の認定について   認第 9号 平成28年度井尻財産区特別会計決算の認定について   認第10号 平成28年度赤屋財産区特別会計決算の認定について                            以上 決算審査特別委員長報告第10 承第 9号 安来市固定資産評価審査委員会委員の選任について第11 同第 4号 安来市教育委員会委員の任命について第12 諮第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について第13 閉会中の継続審査及び調査について            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第13まで日程追加 議第68号 森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書の提出について日程追加 議第69号 地方の社会資本整備の促進を求める意見書の提出について日程追加 議第70号 安来市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について日程追加 議第71号 安来市議会基本条例の制定について            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時3分 開議 ○議長(田中武夫君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(田中武夫君) 日程第1、中海沿岸振興事業等調査特別委員会の報告についてを議題として、委員長の報告を求めます。 金山満輝中海沿岸振興事業等調査特別委員会委員長。            〔中海沿岸振興事業等調査特別委員長 金山満輝君 登壇〕 ◆中海沿岸振興事業等調査特別委員長(金山満輝君) 中海沿岸振興事業等調査特別委員会委員長報告。 本委員会は、平成25年11月8日、本会議において中海及び中海沿岸の地域振興と治水や環境等に関する事項の調査研究を目的に設置され、これまで16回の審議を重ねてまいりました。特に前委員会からの中海架橋推進などに積極的な活動が必要であるという報告を受け、中海圏域の発展に大きく寄与する中海架橋の建設推進につきましては、これまでの経緯や現状も含め、調査研究を進めるとともに、架橋の対岸となる米子市の議員の皆様とともに連携して合同で勉強会を行うなどの取り組みを進めてまいりました。こうした積極的な活動の成果として、ことしの2月25日には、安来、米子両市議会議員の有志により、中海架橋早期実現する安来・米子議員連盟が設立され、8月には島根、鳥取両県知事へ要望を持っていったところです。今後は、この議員連盟を中心として一刻も早く中海架橋の実現を考えております。 内水対策につきましては、このたび南十神ポンプ場が竣工の運びとなりました。全国的に局地的な豪雨被害が相次いでいる中、引き続き内水被害のある地域の対策が急がれます。 中海護岸の整備につきましては、国土交通省の斐伊川水系河川整備計画の中で進められ、中海での整備計画延長は全体で29.8キロメートル、うち安来市での計画延長は4.6キロとなっております。これまで暫定断面での修繕も含めて工事が国によって行われております。安来市では、今年度に安来港周辺約700メートルが計画堤防高まで完成する予定となっており、委員会でも逐次説明を受け、現地視察も行っているところです。 水質保全につきましても、国土交通省による浅場造成・覆砂事業が進められるとともに、鳥取、島根県両県による流入汚濁負荷削減の取り組みも行われております。 内水対策や護岸整備、水質保全については、本委員会の付託事項でもある中海の治水と環境の根幹でありますので、今後も動向を注意するとともに、効果の検証と調査研究を進めていかなければなりません。 次に、中海に関する新たな動きについてです。 サルボウ貝の養殖の取り組みについて中海漁業協同組合により話を伺うとともに、現地視察も行いました。昭和52年より途絶えていたサルボウ貝の出荷が平成25年に再開され、出荷量は年々増加、平成28年には安来地区においても1,200キロが出荷されたところでした。安来市も支援を進めておられますが、貧酸素化やフジツボ等の付着の問題もあり、まだ供給が需要に追いつかない現状のようです。中海の水質資源再生に向け、今後も生産者と行政が一体となった取り組みを望むものであります。 中海は、国指定の鳥獣保護区であり、渡り鳥の採餌、休息の場としてコハクチョウ等が飛来するなど、200種類以上の鳥類が生息しております。そのような中、中海に生息するカワウによる日野川水系のアユなどの漁業被害が問題になっております。今後環境省により対策を進めていくと説明を受けておりますので、その動向を注視してまいりたいと思います。 中長期的な計画により継続される事業に加えて、今回報告したサルボウ貝の養殖やカワウ対策のように、中海に関する新たな事業、取り組み、そしてそれにかかわる課題が出てくることが予想されます。平成30年度整備完了予定の(仮称)中海ふれあい公園の利活用もその一つですし、中海圏域の振興に不可欠な工業団地の適地選定も早期に進めていかなければなりません。 今後も関係機関と連携し、情報を共有しながら、改選後新たな議員により引き続き中海及び中海沿岸の新地域振興と治水や環境等に関する事項の調査研究を継続していくことをお願いして、委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対して質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(田中武夫君) 日程第2、議会改革特別委員会の報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。 石倉刻夷議会改革特別委員会委員長。            〔議会改革特別委員長 石倉刻夷君 登壇〕 ◆議会改革特別委員長(石倉刻夷君) おはようございます。 議会改革特別委員会委員長報告をいたします。 平成27年11月から任期後半がスタートし、特別委員会も構成再編され、再任3名、新任2名の5名の委員で基本的には平成27年9月定例会の本委員会中間報告の申し送り事項10項目を中心に、田中武夫新議長のリーダーシップと議会運営委員会との協調により、精力的に審議を重ねてきました。 順次その内容を報告します。 1、議会報告会のあり方について。 第9回を平成28年4月21日から22日に市内中学校区5会場で実施し、改めて出席者の皆様の発言内容を精査し、市長宛てに10項目にまとめ、要望書として提出し、一定の回答を得て会場となった交流センターや市議会だよりでの周知を図った。執行部側としては、議会報告会での取り組みには疑問を持たれ、議会運営委員会でも異論があり、次回以降の取り組みは休止することとした。しかし、報告会の中で重要と思われる内容の発言は口頭にて議長に報告し、機会を捉えて市長に申し入れることとした。なお、参加者は全体で53名であった。 第10回は、平成28年11月21日から22日に同様に5会場で実施し、参加者は全体で39名と極めて低調であった。これは、9月定例会の報告が主であり、内容に市民の方が敏感に反応されたと思われる。しかし、合併後初めて水道料金の改定が実施されることが決定され、その内容については市民の関心が高かったことが伺えた。 第11回は、平成29年4月26日から27日に同様に5会場で実施し、全体で66名の参加者があり、会場となった交流センターから各団体代表者への参加呼びかけを依頼したのが効果を得たと思われる。報告会の内容に議会基本条例案、タブレット端末導入案、そして当初予算撤回の件で、参加者からは建設的な意見とあわせ厳しい質問もあったと統括された。 前回の議会報告会では、要望書を市長へ提出し、回答を求める取り組みが休止していたが、やはり何らかの形で重要な項目は市長へ報告しなければ、議会報告会の意味をなさないのではとの見解により、市長宛てに5項目にまとめ、要望書として提出したが、回答までは求めなかった。また、今後議会報告会は現行の方法でよいのか検証することは必要であるが、1会場10名を超える参加者でないと、活発な意見交換はできないと思慮するところである。継続することを基本とし、報告会のあり方、内容を市民に理解していただけるよう精査されたい。 2に、議会基本条例の制定について。 本特別委員会としては、平成28年5月17日から18日にかけて東かがわ市と高砂市の条例制定状況と通年議会の運用状況等について視察を行い、条例制定に向けて勉強を重ねた。田中議長より、条例制定に特化した検討委員会を設けて議会運営委員会との共同作業により取り組むべきとの発言があり、平成28年9月20日に開催された議員懇談会で了承され、正式に議会基本条例検討委員会委員5名と議会運営委員会委員5名の合計10名での作業が決まった。その後は、適宜議員懇談会で報告、協議され、通年議会導入に向けての論点整理や先進市議会、枚方市、大阪狭山市への視察を実施するなど精力的に取り組まれ、本年7月24日から8月14日までの3週間にかけて市内交流センター等でパブリックコメントを受けて、本日予定されている条例案提出に至った。県下8市で初めて通年議会を取り入れた議会基本条例の制定は、全議員が議会の基本理念を示す最高規範との認識を持ち、議会及び議員の使命を果たさなければならない。制定後は、検証し、また評価する中で、実効性をお互いが認識されたい。このたびの歴史的条例制定に奮闘された委員各位に敬意を表するものである。 3、執行部への監視機能の強化について。 本件については、平成29年度当初予算の撤回に端を発し設置された行財政改革推進特別委員会がその任を負っている感がする。中期財政計画に関すること、公共施設等総合管理計画に関することが当面最大の監視事項であり、当然市民の福祉向上につながる施策に対しても監視しなければならない。議員各位の自覚を持った発言、行動によるものと思われる。 4、政策立案の機能強化について。 このたびは議会基本条例制定に取り組んだことが特筆されると思うが、先進事例を調査研究され、政策立案につなげる姿勢を常に意識することが大切だと思う。 5、一般質問のあり方について。 一括方式と一問一答方式について、質問、答弁を含め50分のあり方、また3月定例会での会派代表質問の時間割当等、特に異論はなく、新庁舎での新議場においても、9月定例会で実施し、特に問題はなく、現行で実施されてよいのではないかと考えるが、検討を要する内容が発生すれば、まず議会運営委員会で協議され、各議員の異論を確認の上、速やかに対処されたい。 6、議会の透明性を確保するための議会ホームページの充実について。 市民の方からの声を受けて、政務活動費の収支関係や視察活動報告の報告書の考察などの公開、充実にも今後努力されたい。 7、コスト削減及び事務の効率化、省略化のための議会ペーパーレス化の検討について。 タブレット端末導入議会より情報を入手し、平成28年1月22日に出雲市議会タブレット端末導入の経緯や成果と課題について委員で視察研修を行った。平成28年6月1日開催の議会運営委員会で田中議長よりタブレット端末導入に向けてプロジェクトチームを検討することが提案され、6月15日開催の議員懇談会で全議員の了承が得られ、作野幸憲委員長を筆頭に、議員5名、執行部3名で構成するタブレット端末等活用推進委員会がスタートした。導入自治体の美郷町議会への視察研修や議会システム開発会社による体験学習などを重ねながら、議会運営の最終的なペーパーレス化を前提に導入にかかわる費用対効果などを試算し、平成29年度当初予算計上を目標に市長への申し入れを行ったが、時期尚早との回答で今回は見送りとなった。全国的にも導入自治体が多数見受けられる今日、再考いただき、導入に向けての再検討を期待するところである。 8、議会の議決すべき事件の拡大検討について。 引き続き、先進事例等を調査研究されたい。 9、議員間自由討議の実施について。 議会基本条例が制定されれば、その理念を熟知し、そこからの議論と思われる。 10、議員報酬について。 本件は、まさに議員定数との関係もあり、定数問題も含め、議会改選後速やかに検討されるべきと考える。新しい取り組みとしては、1つ、政務活動費について、平成27年度市長に対し見直しの要望をし、平成28年度より限度額が1人月額1万円から2万円に改正された。よって、精力的に行政視察を行い、先進事例の学習に取り組み、それが議員各位の一般質問等にも生かされていると考える。また、詳細な使途基準を定め、収支報告書の様式も情報公開に向けて追加するなど、透明性の確保に向けている。また、事前の一括支給を改め、その都度概算請求し、事務局審査を経て交付され、年度末に収支報告と精算を行っている。今後も完全公開を目指し、先進議会と言われるように努めることが大切である。市民への信頼を得る第一歩と考える。 2、予算委員会のあり方について。 予算委員会は、新庁舎等大型事業があり、全議員が進捗状況を十分に認識する必要から、予算委員会の設置に取り組んできた経緯がある。今日3大事業が完了を迎え、当初予算、補正予算の審議のあり方等を検証する各常任委員会の審議内容、予算のチェック等々の面からも検討すべきと考える。また、特別委員会も目的などを検証し、検討すべき時期であることを申し添える。 3、広報委員会の位置づけ。 広報委員会は、議会の活動状況を市民に発信する極めて重要な役割を担う委員会でありながら、現状は議会運営申し合わせ事項により任意の組織である。今後、構成人数を含め、委員会活動が充実できるよう、改選後早急に検討されたい。 最後に、新庁舎新議場を中心に議会活動が展開されています。常に市民が期待する議員活動を追及し、市政への監視能力を高め、市民福祉の向上に努めなければならない。このたび諸般の事由により、ご勇退される議員各位におかれては、立場変われど、大所高所から市勢発展へのご教授をお願いし、洗礼を受けられ、再び議場に復帰される方は、このたびの報告を真摯に受けとめていただき、実践されることを願い、委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(田中武夫君) 日程第3、島根原子力発電対策調査特別委員会の報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。 遠藤孝島根原子力発電対策調査特別委員会委員長。            〔島根原子力発電対策調査特別委員長 遠藤 孝君 登壇〕 ◆島根原子力発電対策調査特別委員長(遠藤孝君) おはようございます。 島根原子力発電対策調査特別委員会委員長報告をいたします。 平成27年3月2日開催の本会議において、島根原子力発電所等に関する事項について、調査研究することを目的として10人の委員で構成する島根原子力発電対策調査特別委員会が設置され、精力的な活動を進める中で、平成28年12月議会において本特別委員会の活動状況等を中間報告としてまとめ、島根原子力発電対策調査特別委員会の委員長報告を行いました。現議会は、本年10月31日の任期をもって終了し、新たな議会体制となることから、本委員会として中間報告以降の活動状況について報告し、まとめとするものであります。 現在、島根原子力発電所1号機においては、平成27年3月18日に廃止が決定し、廃止措置計画に基づいて第1段階から第4段階工程、約30年にも及ぶ解体工事が始まる状況にあります。福島の原発事故以降、日本におけるエネルギー政策の議論が高まる中で、原発の賛否、あり方についてはさまざまな論点はありますが、島根原発1号機の廃炉は既に決定事項であり、何よりも優先すべきは安全・安心な解体工事が実施され、住民の不安が払拭できる正確かつ確実な情報公開が担保されることであります。 安来市においては、市内の80%がUPZである原発から30キロメートル圏内に位置しています。しかしながら、UPZの範囲のいかんを問わず、安来市全体として危機管理上の最重要課題と位置づけ、安来市原子力発電安全対策協議会等の設置により、今まで以上に中国電力、島根県、近隣自治体が緊密な連携を図りながら取り組みを展開していくことが求められております。 本委員会においては、現状を踏まえ、今年度の本特別委員会の取り組みポイントとして、廃止措置の先例事例である中部電力浜岡原子力発電所1、2号機の現地視察を実施いたしました。当該原発は、島根原発と同様の沸騰水型軽水炉BWRで、1号機の発電出量、建設年等ほぼ同等であります。平成21年1月には運転を終了し、同年から平成27年までを廃止措置工程の第1段階として計画、実施、完了し、現在第2段階に進展している状況にあります。第1段階は、汚染状況の調査、除染であり、中でも使用済み核燃料の搬出、汚染状況の調査、検討、各系統除染等々、具体的な作業計画作成に重要な項目が多く、島根原発も今後同様の工程での作業計画の作成が必要であり、既に中国電力も参考にすべく連携が図られているとのことでありました。浜岡原子力発電所は、既に1号炉、2号炉とも正常な状態で停止し、廃炉措置の状況と原子炉付近の汚染状況分布をサンプル評価する研究を現地で確認することができました。後発で廃炉措置に取り組む島根原発においては、大いに参考にすべきものであります。本特別委員会としても、廃炉措置にかかわる内容をしっかりと把握した上で、安全・安心を最優先に適時適切な意見提言に努めるとともに、廃炉措置に係る期間の長さを鑑みれば、継続的なチェック機能を果たしていくことが重要であります。 今回をもって一定の区切りとなる本特別委員会ではありますが、原子力政策全般の課題に対し、継続的に取り組む必要性を認識せざるを得ません。したがって、次期の議会体制におかれましても、その重要性を認識され、さらにはエネルギー政策全般の動向を見きわめながら、継続的な活動を願望し、島根原子力発電対策調査特別委員会委員長報告といたします。 以上であります。 ○議長(田中武夫君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4
    ○議長(田中武夫君) 日程第4、行財政改革推進特別委員会の報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。 作野幸憲行財政改革推進特別委員会委員長。            〔行財政改革推進特別委員長 作野幸憲君 登壇〕 ◆行財政改革推進特別委員長(作野幸憲君) おはようございます。 それでは、行財政改革推進特別委員会委員長報告をいたします。 行財政改革推進特別委員会──以下委員会という──は待ったなしの状況にある本市の行財政改革について独自の立場から調査研究を行い、執行部の行財政改革への取り組み状況を逐次監視、検証することを目的とし、本年3月定例会において設置されました。委員は、議長を除く20名で、委員会には財政計画等検証部会──以下財政検証部会という──と公共施設等総合管理計画検証部会──以下公共施設等検証部会という──の2つの作業部会を設け、委員会を計6回、2つの部会もそれぞれ3回ずつ部会を開き、今日まで精力的に検証を進めてまいりました。 まずは、財政検証部会での検証内容についてご報告いたします。 財政検証部会では、昨年の中期財政計画と今年度当初予算の乖離について、その内容を中心に検証をいたしました。1回目の部会では、中期財政計画と当初予算の資料をもとに、その具体的な状況の再認識を図った上で議論をいたしました。 2回目の部会では、当初より詳細な部分まで踏み込まず、全体的なところの議論を行うとの共通認識で進めていきました。その中でも、執行部が進めている行財政改革そのものとの整合性などについて議論を深めました。執行部からは、中期財政計画と当初予算との大きな違いは、予算はある程度大まかな考えで前年度実績をある程度想定しながら組んでいく。決算は、例えば入札残などのように、ある程度絞られたもので出てくるもの。よって、決算と予算とのそれぞれの基本的な性質の違いが差額となってあらわれているとの説明がありました。 第3回目の部会では、基金の関係を中心に進め、特に特定目的基金の関係について資料提供を求め、議論を進めました。特定目的基金については、平成33年度末残高が中期財政計画に比べ約2億8,000万円程度ふえているとの報告がありました。ただ、基金は将来的に有効に活用すべきものであり、目的を持って創設された基金でもあるので、今後使用目的枠を広げるなどの検討も必要となるとのことでした。 また、病院会計への繰出金についても、改革プランの進捗状況も含め、議論が重ねられました。本来ゼロベースで見直しをかけ、12月に示される新規の中期財政計画にどうつなげていくかといったところは、現在執行部で検証及び取りまとめ作業の途中であるということで、資料をもって議論をすることはできませんでした。 最後に、財政検証部会からは、新中期財政計画や平成30年度当初予算にしっかりと反映できるように意見提言をまとめていく必要があるとの報告を受けました。 次に、公共施設等検証部会での検証内容について報告いたします。 1回目の部会から安来市の公共施設等総合管理計画に対する問題点が多く取り上げられました。執行部からは、平成25年から平成34年までのインフラを含む公共施設の維持管理費と歳入歳出、公共施設の面積の資料とあわせて特別会計の同資料の提出を受け、検討を行い、各施設別の検証は行いませんでした。各委員が疑問視したのは、昨年の9月定例会に提出された公共施設のA、B、C区分の考え方でした。執行部の施設老朽化を主軸とした考え方に対し、まちづくり全体を見据えたソフト面を考慮した計画の必要性を求める意見が多く見られました。 また、市財政を考えると、削減目標である一般会計分の総量25%削減を早期に進める必要があるが、その手法と期限が見えてこない状況であるとの指摘が多くありました。この要因としては、担当部局が公共施設の各担当部署の施設運営や維持管理能力、管理計画に対する温度差を調整することに問題があるのではないか。また、財政状況が厳しい中、市民サービスを低下させずに公共施設等総合管理計画を推進させるためには、有識者の協力や新たな体制の確立が必要ではないかなどの意見もありました。 一方で、総量25%削減については、市民の声をもっと反映させた上で進めるべきとの意見もありました。そして、ゼロベースで見直しをかけることとなった新中期財政計画と公共施設等総合管理計画とのリンクについての議論は、財政検証部会と同様にできなかったとの報告を受けました。また、5回目の委員会では、複数の委員から市立病院の職員の給与カットに関し意見があり、執行部が進める行財政改革が健全なのかとの疑問の声も出ました。 ただいま報告しました委員会及び両部会での行財政改革推進に向けた取り組みは、いまだ道半ばであり、本委員会の目的は達成されておりません。さらに、来月には市議会議員の改選があります。本委員会につきましても、改選後新たな議員により引き続き行財政改革を推し進めていかなければなりません。改選後も本委員会を継続していただくことをお願いするとともに、委員各位の今までの協力に感謝を申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の報告は了承されました。 ここで議事進行を訂正させていただきます。 先ほど島根原子力発電対策調査特別委員会の委員長報告がございましたが、先ほどの委員長報告に対して、この報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、島根原子力発電対策調査特別委員会の委員長報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(田中武夫君) 日程第5、議第53号から認第12号までの3件を一括議題として、総務企画委員長の報告を求めます。 嶋田豊昭総務企画委員長。            〔総務企画委員長 嶋田豊昭君 登壇〕 ◆総務企画委員長(嶋田豊昭君) 総務企画委員長報告を行います。 去る9月1日に開議された本会議において、委員会に付託された議案その他について審査の結果並びに経過を報告いたします。 議第53号安来市企業立地等を重点的に促進すべき区域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例について、議第57号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、認第12号平成28年度安来市病院事業会計決算の認定についての議案につきましては、9月11日に委員会を開催し、慎重に審査した結果、全会一致で提出原案のとおり可決、認定すべきものと決しました。 審査の経過について申し上げます。 議第53号については、議案の説明に続き、条例改正の根拠となる7月31日に施行された地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律、いわゆる地域未来投資促進法について、経済産業省は、法律の趣旨として地域経済の事業環境の変化に伴い、産業、雇用の担い手は多様化し、観光、航空機部品など、地域の特性を生かした成長性の高い新たな分野に挑戦する取り組みが活発化し、地域経済の好循環が実現するよう、当面3年間で2,000社程度の支援を目指しているとの概要説明がありました。 質疑の中では、安来市は高速通信インフラが整備されていないため、関連企業が誘致できないのではないか、この法律による事業はどんなものが想定されているかなどの質問があり、執行部からは高速通信インフラは容量的に問題ないと認識している。また、重点区域が市町村ごとに設定され、安来市では安来インター工業団地、安来鉄工センター、恵乃島工業地域、飯島工業団地、福井工業団地、日立金属安来工場、黒鳥地区の事業用地、伯太工業団地などで、それらに立地する企業による今後成長性の高い分野の可能性が高いとのことでありました。 議第57号については、市道杉谷線の整備についての質問に対し、今回第4期となり、改良延長は約2.5キロ、残り約2キロとなる緊急時の国道432号線への迂回路の位置づけでもあるとのことでありました。 認第12号について、損益計算書及び資本的収入支出明細書についての詳細な説明を受け、質疑に入りました。委員から、入院及び外来患者数の減少が前年度と比較して抑えられた要因、平成29年度に実施した職員給与5%カットの影響、未処理欠損金の処理についての質問がありました。病院事業管理者からは、今後の病院経営に関し、医療スタッフが減少傾向にあるが、さまざまな疾患への対応に努めることが当院の役割ではないか。今年11月の病床再編を踏まえて、在宅医療にも目を向け、公衆衛生活動に伴う検診等も力を入れ、経営環境の改善に努力するとのことでありました。 決算内容に異論はなく、全会一致で認定することと決しました。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第53号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第53号は原案のとおり可決されました。 議第57号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり可決されました。 認第12号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、認第12号は原案のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(田中武夫君) 日程第6、議第60号から陳情第5号までの5件を一括議題として、文教福祉委員長の報告を求めます。 佐々木厚子文教福祉副委員長。            〔文教福祉副委員長 佐々木厚子君 登壇〕 ◆文教福祉副委員長(佐々木厚子君) おはようございます。 文教福祉委員長報告を行います。 去る9月1日に開催された本会議において、本委員会に付託された議案その他について、8日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その結果を報告いたします。 議第60号財産の取得について、議第63号平成29年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第64号平成29年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議第65号平成29年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上議決案件4件につきまして、全会一致で執行部提出原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情の結果について報告いたします。 陳情第5号小規模多機能型居宅介護施設建設についてにつきましては、委員からは、趣旨はよくわかるが、民間事業者が行うべき内容であり、民間の事業計画に市が関与することはできないのではないか。また、介護保険料や介護給付費への影響、将来的な人口規模、介護人材の確保などさまざまな課題のある中身であり、慎重に対応しなければならないなどの意見が出ました。採決の結果、全会一致で趣旨採択と決しました。 以上、文教福祉委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第60号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり可決されました。 議第63号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第63号は原案のとおり可決されました。 議第64号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第64号は原案のとおり可決されました。 議第65号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり可決されました。 陳情第5号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第5号は委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(田中武夫君) 日程第7、議第54号から陳情第4号までの10件を一括議題として、地域振興委員長の報告を求めます。 澤田秀夫地域振興委員会副委員長。            〔地域振興副委員長 澤田秀夫君 登壇〕 ◆地域振興副委員長(澤田秀夫君) それでは、地域振興委員長報告を行います。 9月1日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議案について、12日に地域振興委員会を開催し、審査を行いました。 審査に先立ち、上程されました議第58号市道路線の廃止について、議第59号市道路線の変更についての現地視察を行い、担当職員より詳しく説明を受けました。その後、付託案件の審査を行いましたので、その審査の結果と経過について報告いたします。 議第54号安来市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について、議第55号安来市公営住宅条例及び安来市単独住宅条例の一部を改正する条例制定について、議第56号安来市公共下水道雨水ポンプ場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、議第58号市道路線の廃止について、議第59号市道路線の変更について、議第61号工事委託に関する協定の締結についての議決の一部変更について、議第66号平成29年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議第67号平成29年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)、認第11号平成28年度安来市水道事業会計決算の認定について、陳情第4号森林環境税(仮称)の早期創設の実現について、以上議決案件8件、認定案件1件は、全ての議案において全会一致で執行部提出原案のとおり可決、認定すべきものと決しました。また、陳情第4号については、全会一致で採択といたしました。 次に、審査の経過について報告をいたします。 議第54号安来市道に設ける道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例制定について、執行部より訪日外国人に対してわかりやすく目的地まで誘導することを目的に、高速道路等のナンバーリングが検討され、アルファベットと数字で路線番号を表示する標識が追加され、現行の道路標識の番号が1つ繰り下がる法改正が行われ、追加された標識自体は高速道にかかわるものであり、安来市の条例追加は要らないものの、法を引用していることから、従来の引用標識番号にずれが生じ、標識番号を一部改正するものと説明がありました。委員より、番号表示のA、Bの意味、区分けについての質問があり、執行部より番号表示のA、Bの意味については、A標識は規制車両の直進を示し、B標識は規制車両の左右への進行を表示するものであり、それぞれの標識形状が異なっているとの回答がありました。また、市が管理する市道には、該当標識は存在しないと答弁がされました。 議第59号市道路線の変更について、執行部より、申請者の開発行為等の申し出により市道の一部を払い下げるため、既設市道の長さを一部減じると説明がありました。委員より、路線の売却単価についての質問があり、執行部より路線の売却単価については、現在の地価をもとに算出をして申請者に払い下げると答弁がされました。 議第61号工事委託に関する協定の締結についての議決の一部変更について、執行部より南十神ポンプ場の電気設備工事について、平成28年6月議会で議決いただいた日本下水道事業団との委託に関する協定2億3,000万円を1億8,000万円に変更するものであり、変更理由としては、日本下水道事業団が工事を発注するに当たり実施計画を行ったところ、当初見込みより安価になったことや入札による差金が生じたことによるものであるとの説明がありました。委員より、減額の内容について、財源の影響についての質問があり、執行部より、減額の内訳については、設計に伴う減額が4,000万円、入札差金が1,000万円である、財源の影響については、国の補助金と起債を充てており、その申請を減額すると答弁がされました。 議第67号平成29年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)、執行部より、一般会計繰入金の補正については、水道事業会計に簡易水道を統合した初年度であり、当初予算で詰め切れていなかったところを改めて繰入金の年次試算を行い、5年間で平準して算出した。その結果、当初予算額との差5,941万3,000円を繰り入れるものであると説明がありました。委員より、今後の一般会計からの繰入金についての質問があり、執行部より、今回の補正により一般会計からの繰入金は年間約1億8,000万円程度になるが、今後5年間はこのような金額で事業を行っていくことができると答弁がされました。 陳情第4号森林環境税(仮称)の早期創設の実現について、林業活性化や森林整備対策の財源確保の観点から早期に実現するべきとの意見や県内他市が全て採択してる状況から、反対意見はなく、全会一致で採択といたしました。 以上、地域振興委員長報告といたします。 ○議長(田中武夫君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第54号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決されました。 議第55号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決されました。 議第56号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決されました。 議第58号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決されました。 議第59号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第59号は原案のとおり可決されました。 議第61号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第61号は原案のとおり可決されました。 議第66号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり可決されました。 議第67号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり可決されました。 認第11号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、認第11号は原案のとおり認定されました。 陳情第4号に対し討論はありませんか。 2番向田聡議員、登壇願います。            〔2番 向田 聡君 登壇〕 ◆2番(向田聡君) おはようございます。 日本共産党の向田聡でございます。日本共産党議員団を代表して、陳情第4号森林環境税(仮称)の早期創設の実現について採択とした委員長報告に対して、反対の立場で討論を行います。 森林は、木材の供給とともに、中山間地域の維持と国土、環境の保全や水源の涵養など、多様な役割を担っており、維持していくことの重要性は言うまでもありません。また、そこで営まれている林業は、地域経済と地域社会を支える大変重要な産業であり、育成すべきであるということも言うまでもありません。しかし、歴代政権の中で進められてきた木材の自由化などによって木材価格が低迷し、中山間地域の高齢化などを背景に、森林の荒廃が進んでおります。また、近年大雨による災害が頻発しているもとで、森林環境の整備、保全は喫緊の課題であります。そのためには、国の果たすべき役割が重要ですが、国の森林整備予算は平成20年度1,624億円から27年度には1,202億円とこの8年間だけでも422億円、約26%も削減されております。国において森林整備の責務を後退させていることは、本当に重大な問題です。森林整備予算を削減しておきながら、全国民の負担で穴埋めしようというのは本末転倒ではないでしょうか。今生活が苦しくなっていると訴える方がたくさんおられます。そういうときに新たな税によって庶民の負担をふやすべきではありません。島根県でも水と緑の森づくり税を県民税として私たちは毎年払っています。今すべきことは、森林整備、林業対策においての国の責務を明らかにし、国が責任を持って取り組むこと、そのことを国に強く求めるべきであります。森林、林業の現状を解決するためには、国内林業の保護と国土保全を国の林業政策の根幹に位置づけた林業整備予算を増額することなど、そういった抜本的な対策を行うよう求めていくことが本筋であると考えます。 あわせて、5年前の平成24年10月より実施されている地球温暖化対策税がありますけれども、この使途として森林吸収源対策を位置づけて、森林、林業における地球温暖化対策の実行に必要な財源を充てるよう国に進言していくべきだと私は考えます。 以上のとおり、森林環境税(仮称)の早期創設反対の趣旨を述べまして、私の反対討論といたします。 ○議長(田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 申し上げます。8月臨時議会から採決方法が従来の挙手から押しボタン方式に変わりました。賛否は、個々の議席にある賛成ボタンか反対ボタンを押して決することとなります。賛否の結果は、議場窓側のパネルに表示されます。議事進行の迅速化、投票行動が瞬時に明確になります。 本件に対する委員長の報告は採択であります。議員各位におかれましては、お手元のボタンにより採決をお願いします。 採決を終わってください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおりといたします。 採決は終わりましたので。            (8番原田貴与子君「今反対を押してましたけど、つきません」と呼ぶ) さっきは2と表示されておりましたので、反対が、取り消しを押したんじゃないですか。            (8番原田貴与子君「ちょっともういいって言われたので」と呼ぶ) 先ほど採決を終わりましたので、採決は終わります。 よろしいですか。 採決の結果で委員長の報告のとおりといたします。 陳情第4号におきましては、もう一度申し上げます。 はい。            (8番原田貴与子君「反対2で」と呼ぶ)            (「いやいや、違う」と呼ぶ者あり) 採決を終了した時点の数で決します。よって、賛成多数でありますので、陳情第4号は委員長報告のとおり採択することに決しました。            (8番原田貴与子君「議長、数を質問しとるわけじゃない。賛成」と呼ぶ) 先ほど申し上げましたが、採決の結果は、採決終了時に壁面のパネルに表示してございます。 以上。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 ○議長(田中武夫君) 日程第8、議第62号「平成29年度安来市一般会計補正予算(第2号)」を議題として、予算委員長の報告を求めます。 田淵秀喜予算委員長。            〔予算委員長 田淵秀喜君 登壇〕 ◆予算委員長(田淵秀喜君) それでは、予算委員長報告をいたします。 去る9月1日に開議されました本会議におきまして、本委員会に付託されました議第62号平成29年度安来市一般会計補正予算(第2号)について、9月13日に本委員会を開催し、慎重審議を行いました。その審査経過と結果を報告いたします。 まず、歳入関連全般について補足説明を受けた後に審議を行い、第1条の歳出については、審査の円滑化を図るために各款別に担当課より補足説明を受け、審議を行う形で進めてまいりました。 以下、歳出について、本補正予算にかかわる特徴的なものとして報告をいたします。 2款総務費では、定住推進支援事業について、民間賃貸住宅の家賃助成部分のみを昨年度及び今年度5月末時点の実績をもとに補正するものとの説明を受け、6月以降の申請者に対する救済措置の確認があり、ある程度余裕を持った補正額とし、救済措置も練るとの答弁でありました。 3款民生費では、放課後児童健全育成事業について、国の支援交付金の基準額が増額となったことに伴い、各児童クラブの支援員への処遇改善や利用者への負担軽減、あるいは運営安定基金への積み立てなど、各運営主体への運営安定につながる今後の指導状況についての確認があり、児童クラブの運営は施設規模や地域性等の格差により画一的な指導や支援は困難ではあるが、実態に沿った支援並びに対応を今後も継続することで安定経営や資質の向上に努めたいとの答弁がございました。 7款商工費では、安来市商業再生支援対策補助事業について、補助対象者の縁むすびナビへの掲載要望があり、検討するとの答弁でありました。また、安来節浅草寺公演事業について、出演者等の規模、公演の中で銭太鼓実演の有無、市の観光PRの方法について確認があり、出演者、規模について19名の一行と安来節保存会東京支部から数名の協力を得る、銭太鼓の出演はある、市の観光PRの方法はNHK及び民放各社へ依頼予定であることと、東京安来会、安来節保存会東京支部、観光協会を通じてのPR活動を想定しているとの答弁でございました。 9款消防費では、防火水槽撤去に伴う設備の充足はあるのかとの質問に対し、今年度中に城谷保育所の南側県道上に消火栓の新設を行い、その後に現防火水槽撤去工事を行うとの答弁でありました。また、防火水槽撤去事業は、城谷保育所の民間への業務移譲が前提であることに対しての異議が数名の委員からありました。 10款教育費では、史跡富田城整備事業費について、これだけの予算を投じてジオラマ模型の制作をすべきかとの意見に対して、山城日本一にも認定され、他の山城とは異なり、千畳平、馬乗馬場、太鼓壇、山中御殿等々による広範囲にわたる規模であり、月山富田城跡の偉大さを全国に示したい考えであるとの答弁でありました。また、学校図書館図書管理システム更新事業について、なぜ当初予算で組まなかったのか、中期財政計画には盛り込まれていたのか、来年度送りとはならないのかとの質問に対して、このシステムは平成23年度に整備しており、今年度に入り機器の老朽化と処理速度の関係で頻繁にフリーズを起こし、支障を来している状況であるため、補正予算対応となった。業務への支障が出ている現状を考えると、来年度送りはできない。中期財政計画には一定額を盛り込んでいたとの答弁がございました。 総括質疑の中では、6款農林水産業費の中山間地域等直接支払交付金事業で、今後も同様な協定統合などによる加算措置への対応はあるのかとの質問に対して、この事業は国の交付金が5割含まれており、国の方針によるものとの答弁でありました。また、今後の財政運営全般における補正予算の基本的な考え方についての質問に対し、補正予算については、経常的なものを含め、緊急性や必要性の高いもの、あるいは国の有利な事業活用等を段階的に精査した中で組み、最終的には議会の承認を得るものであると考えているとの答弁でありました。さらには、今回の補正予算を見ると、3月定例会で撤回後に上程された当初予算の中で減額された定住推進費や史跡富田城整備事業費が出されていることで、ゼロベースから見直しを行い、歳入に見合った予算規模に圧縮しながら、安定した財政運営を行うとの約束に対する誠意が全く伝わってこないことが非常に不満であり、本委員会での採決も考えさせていただくなどの厳しい意見も出されました。 以上のような活発な議論の中で、数名の委員からの意思表示もありましたので、予算委員会として挙手による採決を行った結果、賛成多数により議第62号平成29年度安来市一般会計補正予算(第2号)は執行部原案のとおり可決すべきものと決しました。 現行のこの議会体制で開催した最後の予算委員会でありましたが、本年度の当初予算の審議経過を踏まえ、各委員の活発なる議論の中で、やはり安来市の将来を見据えた健全かつ安定的な財政運営については、執行部はもとより、議員各位がしっかりと関心を示し、緊張感のある真摯な議論を経て今後の安来市発展に向け、勇気を持った選択と集中が必要であると強く感じたところであります。また、厳しさを増す財政運営環境の中での財政健全化に向けては、思い切った政治判断も必要であると考えております。 最後になりますが、皆様方の闊達な議論の中で、夢が持てる安来市づくりに向けた市政運営をお願いをし、予算委員長報告といたします。 以上であります。 ○議長(田中武夫君) 予算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論を行います。 議第62号に対し討論はありませんか。 8番原田貴与子議員、登壇願います。            〔8番 原田貴与子君 登壇〕 ◆8番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。日本共産党議員団を代表して、議第62号平成29年度安来市一般会計補正予算(第2号)について予算委員長報告の採択に反対の立場で討論します。 私たちは、議第62号平成29年度安来市一般会計補正予算(第2号)のうち、防火水槽撤去事業の700万円は予算化すべきではないという立場であり、全ての補正予算に反対するわけではありません。700万円を除くほかの予算には賛成です。 それでは、反対理由を述べます。 初めに、9月議会に先立ち、先月8月8日に議員懇談会が開かれました。城谷保育所(仮称)新築工事補助事業についてであります。この説明をもって城谷保育所の民営化の合意が議会で正式に認められたものではありません。市長は全員協議会を開いて丁寧に説明をして議員の総意について諮るべきであります。その上で、賛成の結果をもって業務移譲を前提とした新園舎新築の準備工事にかかるべきであります。 次に、業務移譲、民営化が前提であるこの点について反対理由を述べます。 本来なら公立保育所の整備を計画的に行うべきでありますが、市は民営化を進めたいがためにその保育所の要望を優先して予算化しています。公立保育所では、保育所の予算が少なく、施設修繕が進まない、保育士をふやすことや正職員比率を上げてほしいという声であります。私立保育園からは、運営費が少なく、公立と私立の差が是正されていない、子供の発達保障が保育士の努力に任されてしまっているという声が寄せられています。今社会問題となっているのは、保育の分野では職員給与の官民の差からいっても、保育士の待遇改善が必要であること、また子供の発達保障のために、現場が求める保育士、調理員などの配置数を市独自で多くする施設改善を計画的に行うことこそが市の役割であるはずです。その課題解決に耳を傾けず、公立の保育所を民間任せにすることは本末転倒であります。公立保育所として整備すべきです。よって、この補正予算は認めるわけにいきません。 以上、反対討論といたします。 ○議長(田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認め、採決をいたします。 先ほども申し上げましたが、もう一度申し上げます。 8月臨時議会から採決方法が挙手から押しボタン方式に変わりました。賛否は、個々の議席にあります賛成ボタンか反対ボタンを押して決することとなります。 本件に対する委員長の報告は可決であります。議員各位におかれましては、お手元のボタンにより賛否の採決をお願いします。 どうぞ。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、議第62号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 ○議長(田中武夫君) 日程第9、認第1号から認第10号までの10件を一括議題として、決算審査特別委員長の報告を求めます。 嶋田豊昭決算審査特別委員長。            〔決算審査特別委員長 嶋田豊昭君 登壇〕 ◆決算審査特別委員長(嶋田豊昭君) 平成28年度決算審査特別委員会委員長報告を行います。 9月1日に開議された本会議において、委員8名による決算審査特別委員会が設置され、同日に付託された認第1号平成28年度安来市一般会計決算の認定について及び認第2号から認第10号の平成28年度各特別会計決算の認定についてまで10件の認定案件につき、審査の経過と結果及び審査意見について報告いたします。 今回の決算認定にかかわる審査は、昨年の決算審査資料を参考に必要事項を整理した上、執行部を交えた審査を行いました。 9月4日の委員会では、冒頭森脇副市長から一般会計で歳出の決算額が297億円余、差し引きの実質的な繰り越しは5億7,000万円余であった、繰り越しから見ると、ほぼ例年並みという決算であった、その他特別会計も黒字の決算になったかと思う、さまざまな角度からご意見をいただき、次年度の予算策定の参考にしたいとの挨拶がありました。 平成28年度の決算については、第2次安来市総合計画の初年度でもあり、また本年3月における中長期財政見通しに関する懸念を踏まえた行財政改革推進特別委員会の設置など、議会の取り組みを進める中で、決算審査を重視する観点から、第3回の委員会では代表監査委員に加え、議会選出の監査委員にも出席を求めました。代表監査委員からは、決算審査意見書を提出し、それに特別補足することはないが、決算審査特別委員会からの意見をいただくことで、今後の監査の参考にしたいので、忌憚のない意見をお願いするとの挨拶がありました。 委員からは、昨年からの経過から、3大事業が完了する節目で、今後は節約すべきは節約し、効果のある事業はしっかりやらなければならないということで、昨年は時間をかけて細かく審査した昨年出した委員長報告など、議会としての意見が伝わってるのか、どのような議論をされたのか、これからハード面での起債の返済が始まり、一方で人口減少の問題など考えたときに、将来世代に責任を持ってどうやって健全な財政運営をしていくのか重要な年であり、もう少し厳しさを持って精査した意見書が欲しかった。監査委員は、公平、中立の立場で、政策の執行状況もあわせてチェックしていただき、必要な事項は監査意見として載せてほしいなど、多くの意見が出されました。代表監査委員からは、指摘されたことは常日ごろそういう視点に立って監査しているが、それが最終の決算審査意見書に表現し切れていなかったことについては、今後の課題として受けとめたいとの答弁がありました。 続いて、一般会計の総括説明、総務企画委員会所管の主要施策の成果説明書の要点説明、前年度決算審査特別委員会の審査意見に対する詳細な説明を受けた後、委員から質疑、意見が多数出されました。その後、同様な形で9月13日には文教福祉委員会関係、9月14日には地域振興委員会関係を審議した後、総括質疑を行い、合わせて5回精力的かつ慎重に審査を行いました。各委員からの質疑の中で、付託された案件についての異議はなく、認第1号から認第10号まで順次提出原案のとおり認定することとしてよいか諮りました。その結果、全て全会一致で提出原案のとおり認定すべきものと決しました。 質疑の中で、予算執行及び効果などの点について出された事項について申し上げます。 防犯灯設置事業では、LED灯への転換についての質問に対し、市全体で約3,200基設置済みであり、新規に防犯灯設置または取りかえされる場合、1自治会に対し基本的に年間6基としているとの答弁がありました。 マイナンバーカードの利用促進については、昨年10月から各証明書のコンビニ交付が開始され、本年7月までに273件の利用実績があったとの説明がありました。 新庁舎対応イントラネット再構築事業については、平成28年度は設計業務のみ行い、平成29年度に老朽化に伴うネットワーク機器の更新、ネットワーク全体の監視ができる装置の導入などを行う繰越事業であるとのことでありました。 バス事業費について、バス使用料が昨年より120万円減となったのは、通学利用の減少が主な理由、原因であるとの説明を受けました。 就農・定住パッケージ事業について、建築費が高過ぎるのではないか、新築するのではなく、空き家など活用してはどうかという質問に対しては、公共事業の性格上、建築費は民間事業と比較し高くなる、また空き家を利用した場合はこの事業が利用できず、新規就農者の財政負担が大きくなるとの答弁がありました。 有害鳥獣対策について、昨年度に比べ、イノシシの捕獲頭数が倍増した理由の質問があり、昨年度は免許取得への支援などにより新たに7名の猟友会員がふえたこと、捕獲に必要な道具の貸与を行っていること、さらには平成27年度のイノシシの出産数が多かったなどにより、平成28年度は捕獲頭数がふえたと分析しているとの説明がありました。 除雪業務に関し、昨年度は平野部での降雪も多く、対応に苦慮した、歩道の除雪も含め、現在検討しているとの答弁がありました。 その他国民健康保険事業について、保険事業に関しては、都道府県化となってもそれぞれの自治体で行うとのことでした。 9月20日に第6回決算審査特別委員会を開催し、今回の審査を通じた最終的な指摘事項、審査意見をまとめました。 以下、指摘事項並びに審査意見を申し上げます。 1、財政運営について。平成28年度の一般会計予算総額は、総合文化ホール、安来庁舎建設事業など、大型事業がピークになり、補正後の繰越分を含め、308億1,000万円余の大型のものとなった。決算の状況は、歳入総額304億4,000万円余で前年より9.2%増、歳出総額は297億2,000万円余で前年比8.8%増となり、形式収支では7億1,000万円余、実質収支は5億1,000万円余で、標準財政規模143億8,000万円余の3.6%で標準的な数値であり、単年度収支は黒字であるが、実質単年度収支が4億1,000万円余の赤字となった。これは、財政調整基金4億3,000万円の取り崩しなど、基金の繰り入れに頼った財政運営となり、基金現在高も前年比8億6,000万円余減少し、財政収支構造の始まりであると認識し、早急に対応が必要である。経常収支比率は前年より2.4ポイント下がり94.1%であるが、健全ラインの80%を大きく上回り、財政の弾力性がない状況にある。合併に伴い、10年間の猶予期間、優遇された普通交付税交付金は、最終的には当初の縮減額に対し、約62%削減される見込みだが、平成28年度の2億2,000万円余から平成32年度には4億8,000万円余と段階的に縮減される。さらに、国勢調査人口をもとにした交付税も激変緩和措置が経過し、減額となる。そのほか、平成29年度から簡易水道が統合されたが、給水収益が少ない事業であり、国の補助金削減の影響などを引き続き留意していく必要がある。安来市財政を取り巻く状況はますます厳しいものとなる。今後の中期財政計画策定に当たっては、長期的な視点に立った慎重な検討を行い、全国の類似団体比較などを参考にした行財政改革を推進し、財政健全化に努められたい。 2、市有財産の管理について。公共施設等市有財産の管理について、平成28年12月公共施設等総合管理計画が策定されたが、今後は計画に基づく個別行動計画を早急に策定し、適正な推進に努められたい。また、地籍調査事業の推進や可能な限り公有財産の払い下げなども進められたい。 3、収入未済額について。健全な財政運営には自主財源である税収の確保と税負担の公平性の確保とが不可欠である。収納率は前年度を上回り収入未済額も圧縮されたが、今後も市税、国保税の滞納が減少するよう就農体制の強化を図られたい。 4、ハーモニータウン汐彩の販売促進について。分譲価格の引き下げと住宅祭による販売促進による12画の分譲が行われた。しかし、残る45区画についてさらなる販売促進に努められたい。ハーモニータウン汐彩が人口減少対策にも寄与することになる。早期完売に向け、思い切った手だてを実施されたい。 5、情報インフラ等の有効活用と情報発信のあり方について。行政告知端末の設置率は83.8%で、前年度より43世帯増となったが、行政サービスや災害時の情報伝達に重要な手段であり、設置率の向上に努められたい。情報発信については、各自治体で創意工夫され、地域活性化や産業振興に大きく寄与する手段となっている。オープンデータの利活用の促進と市のホームページのさらなる充実、再構築を早急に進められたい。 6、主要施策の成果説明書について。地方自治法第233条5項の規定により、主要な施策の成果について、第2次安来市総合計画に沿って説明書が作成され、報告されたが、担当部署によっては目標値や実績値の取り扱いについての考え方や対応に不十分な点が見受けられる。総合計画策定時や成果説明書作成時の担当者の異動があっても、十分な引き継ぎができ、決算時での形式的な書類でなく、その成果を十分検証する体制を構築されたい。 以上、指摘事項及び審査意見を申し上げましたが、執行部におかれましては、安来市の将来を見据えた持続可能な行政運営に留意し、市民福祉の向上に努められるよう要請し、委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(田中武夫君) 決算審査特別委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより委員長報告全般について一括して討論を行います。 討論はありませんか。 原田貴与子議員、登壇願います。            〔8番 原田貴与子君 登壇〕 ◆8番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 日本共産党を代表いたしまして、認第1号平成28年度安来市一般会計決算の認定について、認第2号平成28年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、認第3号平成28年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定について、決算審査特別委員会の委員長の報告は採択でございますけれども、私ども議員団は反対の立場で討論をいたします。 初めに、認第1号平成28年度安来市一般会計決算の認定についてです。 さて、議会における決算認定は、可決された予算が正確に執行されたかどうかを審査するだけでなく、後年度の予算編成に資するために、広範な角度から住民の立場で検証するものであります。密接なかかわりのある今国政はどうでしょうか。安倍政権が進めてきた経済政策、アベノミクスは大企業や富裕層には大きな利益がもたらされた一方、賃上げがあっても消費税増税や円安による物価上昇で実質賃金は上がっていません。市民生活に好循環の実感はなく、家計消費支出が大きく落ち込み、格差と貧困が広がり、深刻さを増しています。国の社会保障削減路線は、市民、とりわけ年金生活者の暮らしをますます窮地に追い込むものであり、年金、医療、介護、生活保護の制度は後退し続け、市民負担増を強いているため、将来計画が立たない、不安だという声が寄せられています。TPP推進など、政府の農業政策は低米価、後継者不足、耕作放棄地の問題解決をするどころか、農家の意欲を失わせ、農業の衰退、地域の過疎化に一層の追い打ちをかけています。また、安全保障法制の強行に続き、共謀罪法で戦争をする国づくりに突き進み、原発再稼働、消費税増税などとともに、国民の願いと逆行する政治が行われています。暴走と言われる国政の中で、国言いなりの市政では市民を守れないのではないでしょうか。今市政には、地方自治体の本旨に立ち返り、市民の暮らしと福祉、安全、教育を守ることこそが求められています。そのような中で、平成28年度に子供の医療費無料化を中学卒業まで拡充、放課後児童クラブの支援拡充、就学援助の学校給食費全額助成、5、6年生教室へのエアコン設置などが実施され、子育て支援で前進があり、評価されるものです。 高齢化の中での地域での課題を明らかにするアンケートが平成27年度の中山間地に続き、平成28年度は市街地における生活支援のためのアンケートが実施された中で課題が明らかになりました。市への提言も提出されています。要望されています。これらの取り組みが評価されるとともに、市はこの解決のために全市で課題を早急に明らかにし、市民の実態に合った施策に取り組むべきであります。 財政を見ると、平成28年度一般会計予算は292億円で、決算は歳入304億4,054万3,000円余であります。歳出が297億2,964万円余であり、翌年度に繰り越す財源が1億9,297万4,000円余であります。合併で新市になった合併算定がえの縮減額は2億2,629万3,000円です。地方交付税は別枠加算がなくなり、臨時財政対策債も減となった市財政です。公債費を見ると、地方債は34億1,698万円余を償還しながら、借入額は76億4,330万円であり、約2倍になっています。地方財残高は375億5,433万円余となり、前年度比112.6%であります。近年の地方債残高が最も少ない平成23年度決算で291億2,810万円と比べ、これと比べますと、128.9%にふえています。今後合併特例債は満額利用する市の計画でありますが、返済と縮減の財政の中で後年度の市の財政計画や市民負担に影響を与えかねない決算となりました。 このように、主要3大事業が進められる中、一方で国保税引き上げ実施、水道料金引き上げの決定がなされ、水道料金の低所得者対策で据え置かれたほかは、一般会計からの支援策はなく、住民負担増で市民生活にしわ寄せがいく決算となったことは認められることではありません。また、中心部にハードが集中した中で、周辺部の整備、道路や河川の整備などが進んでいないという声が出されています。市民は、暮らしの困難さ、住み続けることへの不安、医療、福祉、介護への不安、不安定雇用、農林業、地域経済への不安を抱えています。市民に寄り添い、市民の暮らしと福祉を最優先にする市政、施策が求められています。地域経済が疲弊する中、企業が来る当てのない工業団地は断念すべきです。地域経済の根幹をなす中小零細業者への支援に力を入れるべきです。基幹産業である農林業への支援が不十分であります。地域の産業で雇用の場をつくるべきであります。過疎化、高齢化した地域での住民の危機感が強まっています。高齢世帯が孤立しないように、福祉、医療、介護が一体となった生活支援体制を充実すべきです。交通手段の確保、保健衛生への支援が不十分で、一人一人を支援するきめ細かな手だてがおくれています。健康づくり体制強化とがん検診の自己負担の軽減、無料化で特定健診率を上げて、病気予防と早期発見に努めるべきです。生活保護基準の引き下げで暮らしが狭められています。就学援助制度は基準を1.5倍に引き上げをすべきです。貧困対策における相談体制、支援体制を強めるべきです。福祉、教育における人権施策は、人権同和ではなく、人権とし、同和教育を特殊化、別格化すべきではありません。補助金も1団体に突出しています。均衡ある補助金に改めるべきであります。教育予算では、競争教育、学校現場をテスト対策に追い込む国、県の学力テストは改めるべきです。真の学力向上には、教育予算の求めに応じた教員、支援員などの人員配置増、父母負担の軽減など、安心して学べる教育環境の整備をすることであります。不正、情報漏えいの危険があるマイナンバー制度の利用拡大はすべきでありません。市は、使用済み核燃料の科学的処理が解明されないままの現状で原発再稼働を容認すべきではありません。地域農業、暮らしに大打撃をもたらすTPPへの参加反対を国に要求すべきです。また、社会保障予算の増額を国に求めるべきであります。市政では、市民の命と暮らし、福祉最優先に転換することを求めます。 続いて、認第2号平成28年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定についてです。 国保税が引き上げされました。総額で10%の引き上げという説明でしたが、1人当たり調定額で見ると、平成27年度8万6,270円が平成28年度9万8,918円となり、対前年度比12.79%の引き上げとなりました。医療費は1億7,400万円の減となっています。基金残高はほぼ横ばいです。特定健康診査実施率は目標値を55%に引き上げたにもかかわらず、36.6%であります。健診率が下がって、病気予防が行き渡らないにもかかわらず、医療費総額が下がっている状況を見ると、受診を控えざるを得なくなった加入者があったのではないかと危惧されるところであります。国保税の滞納状況を見ると630件、1億3,786万4,627円の滞納金であります。1件当たりの滞納金額を比べると年々ふえ続けています。昨年度比7,042円、平成24年度比では2万3,288円もふえています。国保税の引き上げは暮らしを直撃し、市民は暮らしが…… ○議長(田中武夫君) 原田議員、決算の認定ですが、あなたは今決算認定じゃない趣旨を述べておられるように思いますが、決算の認定をするか否かの報告でしたけれども、理解をしておられますか。            (8番原田貴与子君「決算……」と呼ぶ) あなたの主張と決算認定とはかみ合わないように思いますが。            (8番原田貴与子君「決算認定の判定理由を述べております」と呼ぶ) 決算認定にそのことが入っておりますか。            (8番原田貴与子君「いいえ、一般会計……」と呼ぶ) わかりました、じゃ端的に、端的に討論してください。 短くしてください、議事進行に。 ◆8番(原田貴与子君) あと少しで終わりますけれども、討論原稿は。 それでは、国保税の滞納状況を見るというところの途中でしたので、630件、1億3,786万4,627円の滞納金であります。1件当たりの滞納金額を比べると、年々ふえ続けています。昨年度7,042円、平成24年度比では2万3,288円ふえています。国保税の引き上げは暮らしを直撃し、市民は暮らしがますます大変になっています。私どもが行った市政アンケートの答えで、年金生活者の市政への要望では、国保税が高い、引き下げてほしいという声であります。1億8,250万円の基金の一部を取り崩すだけでも国保税の引き下げができる、こういう状況であります。国保税の引き下げをするべきであります。 市は、保険制度であるというだけで、社会保障制度としての国保加入者の暮らしを助ける手だてをしていません。来年度からは、広域化された中での運営となり、納付金の収納率が示される中で、国保税の徴収が厳しくなると予想されます。払えない国保税を払える国保税にする努力をすべきであります。 認第3号平成28年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定についてであります。 2008年に導入された後期高齢者医療制度は、75歳という年齢を区切って国民が医療を受ける権利を年齢で区別、差別をする制度です。75歳以上の人口と医療費がふえればふえるほど保険料にはね返るという仕組みです。平成28年度は保険料が引き上げられ、年金生活者にとっては受けたい医療も我慢せざるを得ない状況です。薬を減らせば、病気が思うように改善しない、こういう状況であります。保険料率引き上げで1人当たりの調定額が引き上がっている中で、保険料の滞納状況を見ると、滞納者が30人、滞納額は101万3,110円であります。生活困窮者が大半を占めています。高い保険料の引き下げを県に求めるべきであります。日本共産党はこの差別医療制度そのものに反対しています。安定して医療を受けられる制度にすべきです。 以上、認第1号、認第2号、認第3号に対する反対討論といたします。ご賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 討論ないものと認めます。 以上で討論を終わります。 これより順次採決いたします。 初めに、認第1号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。議員各位におかれましては、委員長の報告のとおり認定することについて賛否の採決を求めます。 採決を開始してください。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決しました。 続いて、認第2号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。賛否の採決を求めます。 議員は採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決しました。 続いて、認第3号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。賛否の採決を求めます。 採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決しました。 続いて、認第4号から認第10号まで7件を一括して採決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 本7件に対する委員長の報告はいずれも認定であります。本7件について委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、認第4号から認第10号まで7件については委員長の報告のとおり認定することに決しました。 この際、しばらく休憩いたします。            午前11時57分 休憩            午後0時0分 再開 ○議長(田中武夫君) 再開いたします。 ただいまお手元に配付のとおり、追加議案として議第68号「森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書の提出について」及び議第69号「地方の社会資本整備の促進を求める意見書の提出について」並びに議第70号「安来市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び議第71号「安来市議会基本条例の制定について」の4件が提出されました。 お諮りいたします。 この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本4件を本日の日程に追加し、直ちに審議することにいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加 ○議長(田中武夫君) 議第68号「森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書の提出について」を議題として、提出者の説明を求めます。 澤田秀夫地域振興委員会副委員長。            〔地域振興副委員長 澤田秀夫君 登壇〕 ◆地域振興副委員長(澤田秀夫君) 議席番号3番、澤田秀夫でございます。 議第68号森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書の提出について、地域振興委員会を代表して議案説明をいたします。 この意見書の提出につきましては、先ほど地域振興委員長報告でも触れましたように、陳情第4号森林環境税(仮称)の早期創設の実現についてを採択としたことにより、議案を提出するものであります。 国は、平成29年度税制改正大綱において、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源を充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め、都市、地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設について、平成30年度税制改革において結論を得るとの方針が示されました。 森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止などの公益的機能を有しております。また、木材の供給を通じて地域産業の活性化や雇用創出などにも寄与しております。しかし、長期にわたる木材価格の低迷、担い手不足により森林の荒廃が深刻な状況となっております。地方においては、国の森林整備事業に加え、地方単独の事業等を創設し、森林整備対策や林業、木材産業対策が実施されておりますが、長期的な視点に立った安定的な財源が十分に確保されているとは言えない現状であります。よって、地方の森林整備の推進を図るため、1、地方が行う森林整備の長期的、安定的な財源の確保のため、平成30年度税制改正において森林環境税(仮称)を創設すること。2、税収は民有林面積に応じて分配し、県及び市町村がしっかり連携しながら、自由度を持った対策が実現できるような制度とすること。 以上の事項を地方自治法第99条の規定により安来市議会として意見書を提出したいと思います。議員各位のご賛同をいただきますようお願い申し上げて、議案説明といたします。 ○議長(田中武夫君) 提案理由の説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件につきましては、安来市議会会議規則第36条第2項により委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 お諮りいたします。 議第68号の意見書を提出することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議がございますので、議員各位に賛否の採決を求めます。 採決を開始してください。 採決を終了してください。            〔賛成者多数〕 ○議長(田中武夫君) 賛成多数であります。よって、本件は可決されました。 議第69号「地方の社会資本整備の促進を求める意見書の提出について」を議題として、提出者の説明を求めます。 澤田秀夫地域振興委員会副委員長。            〔地域振興副委員長 澤田秀夫君 登壇〕 ◆地域振興副委員長(澤田秀夫君) 議席番号3番、澤田秀夫でございます。 議第69号地方の社会資本整備の促進を求める意見書の提出について、地域振興委員会を代表して議案説明をいたします。 この意見書につきましては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の規定により、地域高規格道路や交付金事業の補助率等が50%から55%にかさ上げされておりますが、このかさ上げ規定が平成29年度までの時限措置となっております。地方創生に全力を挙げて取り組んでいるこの時期に補助率が低下することは、地方自治体において活力ある地域づくりに影響を及ぼします。安来市として、道路交通網の充実の施策として広域連携、市内拠点間の道路ネットワークの形成を目指しております。特に安来木次線切川バイパス及び飯島線整備、市街地を結ぶ幹線市道の整備は、産業、物流、観光、交通安全に大きな効果が期待され、早期実現が求められています。よって、地方の切実な現状と地方の役割、重要性を十分認識し、平成30年度予算編成において、1、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の補助率かさ上げ措置については、平成30年度以降も現行制度を継続すること。2、社会資本整備総合交付金、防災・安全交付金については、道路整備や防災対策、道路施設の老朽化対策など、地域の実態に鑑み、予算を重点配分すること。 以上の事項を地方自治法第99条の規定により、安来市議会として意見書を提出したいと思います。議員各位のご賛同をいただきますようにお願い申し上げ、議案説明といたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりましたが、説明に対して質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件につきましては、安来市議会会議規則第36条第2項により委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) お諮りいたします。 議第69号の意見書を提出することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。 続きまして、議第70号「安来市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題として、執行部の提案を求めます。 金山上下水道部長。            〔上下水道部長 金山光夫君 登壇〕 ◎上下水道部長(金山光夫君) それでは、議案つづりその2の1ページをお願いいたします。 議第70号安来市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 安来市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 次の2ページをお願いいたします。 説明資料は、同じつづりの10ページと11ページになります。 このたびの条例改正は、水道工務課と水道管理課が平成29年11月27日に安来市上坂田町から伯太庁舎に移転することに伴い、第4条事務所の位置を安来市上坂田町551番地から安来市伯太町東母里580番地に改めるものでございます。 附則としまして、この条例は平成29年11月27日から施行するものでございます。 以上、説明とさせていただきます。
    ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件につきましては、安来市議会会議規則第36条第2項により委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 お諮りいたします。 議第70号についてご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。 議第71号「安来市議会基本条例の制定について」を議題として、提出者からの説明を求めます。 遠藤孝議会運営委員長。            〔議会運営委員長 遠藤 孝君 登壇〕 ◆議会運営委員長(遠藤孝君) 第91回安来市議会定例会議案その2の3ページをお願いいたします。 議第71号安来市議会基本条例の制定について。 安来市議会基本条例を別紙のとおり制定するものとするものであります。 議第71号安来市議会基本条例の制定について申し上げます。 地方分権改革が進む中、現在の社会情勢と地方議会を取り巻く状況は、情報公開や議会の透明性、政策提言、市民参加などを一層進めることが求められています。こうした状況のもと、安来市議会においても、議会改革の一環として議会の役割と責任を果たすための最高規範である議会基本条例を制定することとなりました。 まず、その経緯について、以前から議会改革研究会や議会改革特別委員会で調査研究はされてきた経緯がありますが、昨年の9月20日に開催した議会運営委員会の中で、議長より議会基本条例制定に向け小委員会の立ち上げと議会運営委員会とともに取り組むべきとの諮問があり、同日開催の議員懇談会において了承されました。そして、正式に安来市議会基本条例検討委員会と安来市議会運営委員会が中心となり、条例制定に向けての取り組みがスタートいたしました。同年11月15日には、岩手県滝沢市議会より条例制定の際に特別委員会委員長として主導された角掛元議長を講師として招き、条例制定当時の経緯や議論を聞く中で、議員各位の意識高揚を図ることができたと思っております。 さらに、本年の2月9日と10日には、先進議会である枚方市議会と大阪狭山市議会へ、両委員会と執行部からも同行され、合同視察を実施いたしました。その中で、条例制定はもとより、全国的にも導入事例が少ない通年議会についての運営手法等を研さんすることができたと思っております。 こうして調査研究を進めながら、合計21回に及ぶ委員会並びに合同会議の中で、執行部を交えながら条文の検討を重ね、その都度議員懇談会で報告し、意思の疎通を図ってまいりました。 おおむねの条文が固まる中で、7月24日から8月14日の3週間をかけてパブリックコメントを実施したその結果は、30人の市民より48件もの貴重なご意見を頂戴いたしました。今後整備を予定してる個別の条例や申し合わせ事項へ反映させたいと考えています。 なお、市民への回答については、既に安来市議会ホームページに掲載済みであることを申し添えておきます。 こうした経緯を踏まえて、本日提案いたします議会基本条例では、二元代表制のもと、議会が担うべき使命を果たすために必要な基本的事項を定め、議会及び議員の責務を明確化することにより、市民の負託に的確に応え、市民福祉の向上及び市勢の発展に寄与すること。あるいは、みずからの改革と議会運営の充実強化に継続して取り組むことにより、常に市民とともに歩む議会とする必要があることを示しております。そして、ここに議会及び議員が果たさなければならない役割等の基本的な理念を定め、その使命の達成に向け、この条例の制定を提案するものであります。 なお、第9条に示しております通年議会の規定については、改選後の新たな議会体制において執行部とともに協議を重ね、2年を超えない範囲で規則を定め、施行するものであります。 以上、議第71号についての説明とし、議員各位の全会一致での可決をお願いするものであります。よろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件につきましては、安来市議会会議規則第36条第2項により委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 お諮りいたします。 議第71号についてご異議ありませんね。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 ○議長(田中武夫君) 日程第10、承第9号「安来市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題とし、執行部より説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 議案つづり15ページをお開きいただきたいと思います。 承第9号安来市固定資産評価審査委員会委員の選任について。 平成29年6月24日、安来市固定資産評価審査委員会委員、小池政夫の辞職により、地方税法第423条第4項の規定により、次の者を同年8月10日に補欠委員に選任したので、同条第5項の規定に基づき、議会の承認をお願いするものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●、氏名は坂田博、生年月日は●●●●●●●●であります。任期は前任者の残任期間である平成31年11月8日までであります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 承第9号につきましては原案による者を承認することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、承第9号につきましては原案による者を承認することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 ○議長(田中武夫君) 日程第11、同第4号「安来市教育委員会委員の任命について」を議題として、執行部より説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 議案つづり16ページをお開きいただきたいと思います。 同第4号安来市教育委員会委員の任命について。 安来市教育委員会委員少林浩道氏は、平成29年11月8日、任期が満了するため、次の者を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●、氏名は岡本亮啓、生年月日は●●●●●●●●であります。任期は平成29年11月9日から平成33年11月8日であります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 同第4号につきましては原案による者を適任と認め、同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、同第4号につきましては原案による者を適任と認め、同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 ○議長(田中武夫君) 日程第12、諮第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題として、執行部より説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 議案つづり17ページをお開きいただきたいと思います。 諮第1号人権擁護委員候補の推薦について。 人権擁護委員小村修司、若林太枝、前田進は、平成29年12月31日に任期が満了するため、次の者を候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●、氏名は小村修司、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●●●、氏名は鉄原祐子、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●●、氏名は大西祐昌、生年月日は●●●●●●●●であります。任期はいずれも平成30年1月1日から平成32年12月31日であります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(田中武夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 諮第1号につきましては原案による者を推薦することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、諮第1号につきましては原案による者を推薦することに決しました。 この際、選任同意されました岡本亮啓教育委員にご挨拶をいただきたいと思います。 岡本委員、登壇願います。 ◎教育委員(岡本亮啓君) 先ほど議会のほうで同意をしていただいて、このたび教育委員ということでこれから活動させていただくことになりました。岡本といいます。岡本亮啓と申します。現在、広瀬町石原の本成寺というお寺をお預かりしております。 このたび教育委員ということで、安来市の子供たち、また保護者の方々、先生方とそれを支える地域の方々のために微力ではありますけれども、働かせていただきたいというふうに思っております。何とぞご教導、ご教授のほどよろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 ○議長(田中武夫君) 日程第13、閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会の委員長から、それぞれお手元に配付のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で日程の全てを終了いたしました。 原田議員。 ◆8番(原田貴与子君) 議長、私大変申しわけないんですけれども、先ほどボタン操作を間違えましたので、陳情第4号の採決のやり直しをお願いしたいと思います。 先ほどその場で議長に私の投票行動が正しかったかどうか確認をいたしましたけれども、はっきりわからない状況の中で、議事運営をされました。私はなぜ間違えたかといいますと、ボタンを押してそれで議長が投票を終了してくださいと言われましたので、それを投票をもう確認したので、ボタンを消してもいいんだというふうに判断をいたしましたので、この間違いに寛容な皆さんの時間をとって申しわけありませんけれども、採択のもう一度やり直しをお願いしたいと思います。 ○議長(田中武夫君) やり直しということは、ここで即決ということはできませんが、あなたのそのときの投票行動は棄権となっておりますが、それでよろしいですか。            (8番原田貴与子君「いいえ、私は採択に反対でございます。それで、この場で訂正をさせていただきます」と呼ぶ) お諮りいたします。 ただいま発言されましたが、この発言内容を取り上げてよろしいか、どういたしましょうか。            (8番原田貴与子君「ボタン操作を間違えましたので、ぜひともよろしくお願いいたします」と呼ぶ) どなたもご意見がないようですので、私が決します。 最初に、何度も申し上げました。その投票行動の仕方も前回も今回も申し上げました。よって、その結果に変更はいたしません。 以上。 この際、市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る9月1日から本日までの第91回市議会定例会におきまして、提案いたしました諸議案について慎重なご審議を賜り、全ての案件をご議決いただき、また決算につきましても認定をいただき、まことにありがとうございました。ご議決いただいた諸案件につきましては、迅速かつ適正な執行に努めてまいります。今後とも議員各位のご協力をよろしくお願いいたします。 安来市総合文化ホールアルテピアにつきましては、9月9日に議員の皆様にもご出席いただき、開館記念式典を挙行いたしました。18日には、こけら落とし公演松竹大歌舞伎八代目中村芝翫襲名披露を大好評のうちに開催することができました。また、24日にはスタインウェイピアノ開きコンサートを開催いたしました。議員の皆様を初め、開催にご尽力をいただきました関係の方々に心からお礼を申し上げる次第でございます。今後もさまざまなイベントを予定しており、文化芸術活動の拠点として市民の皆様に愛され、親しまれる施設となるよう努めてまいります。 次に、国政についてであります。 安倍首相は、衆議院を早期に解散し、来月にも総選挙実施の意向があることが報道により明らかになりました。選挙後の経済の動向や政局が私ども基礎自治体に影響を及ぼすことも考えられます。それらを注視しながら、しっかりと市政のかじ取りをしてまいります。 次に、台風18号についてであります。 9月16日から18日にかけ、大型で非常に強い台風18号が日本列島を縦断し、九州地方を中心に大きな被害をもたらしました。安来市でも17日に警戒本部会議を開き、避難所を開設し、台風の直撃に備えました。これからの台風シーズンに向かいましても、しっかりとした備えをしてまいります。 10月21日には、中海ふれあい公園を会場に緊急消防援助隊中国四国ブロック合同訓練が開催されます。中国四国地方の各消防本部から150台の消防車両と自衛隊、海上保安庁などからも合わせて900人の隊員が参加する総合的な消防訓練です。実践的な救出訓練や消火訓練を実施することにより、大規模災害における防災態勢をより強固なものにしてまいります。 次に、秋のイベントについてであります。 11月5日には、第13回なかうみマラソン全国大会を開催いたします。ゲストにはタレントの野々村真さんと、2009年ベルリン世界選手権女子マラソン日本代表の加納由理さんをお迎えし、約5,100人の方に秋の安来路を堪能いただきます。また、市内各地でスポーツ行事や文化行事が開催されます。議員の皆様にもそれぞれの催しに足を運んで、ご一緒に楽しんでいただきながら参加者への激励をお願いしたいと存じます。 さて、議員各位の任期もいよいよ残りわずかとなりました。任期中、安来市の発展にご尽力いただき、まことにありがとうございました。引き続き、市議会議員に立候補される方につきましては、10月29日執行の選挙で市民の負託を受けられ、本市の発展のためご活躍いただきますことをご祈念申し上げます。また、今期限りでご勇退なさいます議員におかれましては、施政振興に多大なるご尽力をいただきましたことに深く感謝を申し上げますとともに、今後も変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いをいたします。 以上、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(田中武夫君) 以上をもちまして第91回安来市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さんでした。            午後0時34分 閉会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。                            平成  年  月  日     安来市議会議長     安来市議会議員     安来市議会議員...