安来市議会 > 2013-09-25 >
09月25日-05号

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  1. 安来市議会 2013-09-25
    09月25日-05号


    取得元: 安来市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    平成25年第 63回 9月定例会             平 成 25 年 9 月 定 例 会平成25年9月25日(水曜日)            出 席 議 員 ( 2 4 名 ) 1番 丸山 征司君      2番 作野 幸憲君      3番 樋野 智之君 4番 田中 明美君      5番 原田貴与子君      6番 田淵 秀喜君 7番 田中 武夫君      8番 石倉 刻夷君      9番 岩田 拓郎君 10番 岡田 麻里君      11番 永田 巳好君      12番 葉田 茂美君 13番 金山 満輝君      14番 中村 健二君      15番 嶋田 豊昭君 16番 井上 峯雄君      17番 足立 喜信君      18番 佐伯 直行君 19番 梶谷  厚君      20番 河津  清君      21番 中島 隆夫君 22番 上廻 芳和君      23番 梅林  守君      24番 遠藤  孝君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 平井  禎君   事務局次長 前田 康博君   主幹   野口 賢哉君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      近 藤  宏 樹君      副市長     新 田  典 利君 教育長     伊達山  興 嗣君      政策企画部長  飯 塚    茂君 広瀬地域センター長              伯太地域センター長         安 部  浩 巳君              門 脇  正 志君 総務部長    清 水  保 生君      市民生活部長  作 野  立 生君 健康福祉部長  仁 田  隆 敏君      産業振興部長  内 田  修 次君 基盤整備部長  井 上    博君      上下水道部長  内 藤  修 治君 消防長     北 尾  正 博君      市立病院事務部長蒲 生  安 生君 政策企画部次長 木 村  慎 治君      統括危機管理監 松 本  城太郎君 総務課長    宮 田    玲君      財政課長    池 田  周 一君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第5号)                        平成25年9月25日(水)午前10時開議第1 中海沿岸振興事業等調査特別委員会の報告について第2 議会改革特別委員会の報告について第3 市庁舎等建設事業調査特別委員会の報告について第4 議第65号 安来市税条例の一部を改正する条例制定について   議第66号 安来市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について   認第11号 平成24年度安来市病院事業会計決算の認定を求めることについて                              以上 総務企画委員長報告第5 議第70号 平成25年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第71号 平成25年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   議第72号 平成25年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   議第76号 広域生活バス運行事業に係るバスの取得について   陳情第3号 安来市に在住するすべての子どもへの子育て支援民間保育園健全安定運営に関する陳情                              以上 文教福祉委員長報告第6 議第67号 安来市特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例制定について   議第68号 市道路線の認定について   議第73号 平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第1号)   議第74号 平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)   議第75号 平成25年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)   認第10号 平成24年度安来市水道事業会計決算の認定を求めることについて   議第78号 平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第2号)   議第79号 平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)                              以上 地域振興委員長報告第7 議第69号 平成25年度安来市一般会計補正予算(第2号)   議第77号 平成25年度安来市一般会計補正予算(第3号)                                以上 予算委員長報告第8 認第 1号 平成24年度安来市一般会計決算の認定を求めることについて   認第 2号 平成24年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定を求めることについて   認第 3号 平成24年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定を求めることについて   認第 4号 平成24年度安来市介護保険事業特別会計決算の認定を求めることについて   認第 5号 平成24年度安来市下水道事業特別会計決算の認定を求めることについて   認第 6号 平成24年度安来市簡易水道事業特別会計決算の認定を求めることについて   認第 7号 平成24年度母里財産区特別会計決算の認定を求めることについて   認第 8号 平成24年度井尻財産区特別会計決算の認定を求めることについて   認第 9号 平成24年度赤屋財産区特別会計決算の認定を求めることについて                            以上 決算審査特別委員長報告第9 同第 5号 安来市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて第10 同第 6号 安来市教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて第11 議第80号 森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書の提出について第12 閉会中の継続審査及び調査について(別紙)            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第12まで日程追加 謝罪を求める意見書            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時49分 開議 ○議長(遠藤孝君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(遠藤孝君) 日程第1、中海沿岸振興事業等調査特別委員会の報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。 佐伯委員長。            〔中海沿岸振興事業等調査特別委員会委員長 佐伯直行君 登壇〕 ◆中海沿岸振興事業等調査特別委員会委員長佐伯直行君) 皆さんおはようございます。 それでは、中海沿岸振興事業等調査特別委員会委員長報告をさせていただきます。 本委員会は、平成21年12月2日、本会議において設置され、その目的を中海及び中海沿岸の治水や環境等、さまざまな課題の調査研究を行い、地域振興の発展を図ることとし、本日まで8回の審議を重ねてまいりました。そして、前委員会の報告を受け、特に安来市において、毎年のように被害が出ており、いまだその抜本的な整備が見られていない高潮・内水対策問題を重点的に、現場施設、そして護岸整備状況を含め、国交省出雲河川事務所中海出張所並びに松江県土整備事務所河口砂防グループの説明を受け、調査研究をいたしました。また、環境問題の一つでもある中海の水質の現状及び平成21年度に策定された湖沼水質保全計画進捗状況を、県環境政策課より報告を受けてきました。 まず、中海の護岸堤整備では、現在、全体計画安来地内4,600メートルのうち、修繕を必要とする箇所を暫定断面として802メートルを整備中であり、35%に当たる281メートルが完了し、現在も計画どおりに進捗している報告を受けております。しかし、最終断面計画である堤防高に至るまでには、なお長期期間費やすため、引き続き事業の進捗状況は注視しなければなりません。 次に、中海沿岸の高潮・内水対策についてでは、今日多発する異常気象等の状況からいずれも早急な整備が求められており、高潮については特に低気圧が日本海に停滞し、満潮と重なるとき、外水の浸入による被害が甚大となっています。この外水の浸入を防止するゲートの装置は、国・県の事業であり、安来市・議会(県・市)そして市民(地権者)との連携をより強くした要望活動が必要であります。内水対策では、特に被害が頻発しています福井団地十神地区の調査も終わり、暫定的な事業実施福井団地で始まりましたが、県管理である吉田川の河川改修、また上流部の整備など課題も多く、引き続き注視しなければなりません。十神地区において、豪雨時における排水計画の見直し、またポンプ場の早急な整備が待たれ、安来市として平成29年度供用開始を目指し、流入経路の分散あるいは合流によって、その最大効果が得られる整備計画事業実施の報告を受けています。しかし、最終的に浦ケ部排水区の整備が今後の内水対策の重要性を握っていると認識するものであります。 次に、環境問題について、ラムサール条約湿地として中海、宍道湖が平成17年に登録がなされ、また湖沼水質保全特別措置法における水の利用状況、水質の汚濁の施策など、現在の情報を県環境政策課、また市の報告を受け、中でも複雑な水質の汚濁原因の解明に向け、さらなる国、県、市が連携しながら効果的な対策を求めていく必要があります。また、同時に安来市として、市民全体での環境教育の推進が望まれます。なお、覆砂事業、浅場の造成については計画的に進められており、今後はその効果、成果を見守っていかなければなりません。 今日において、自然環境の著しい変化は委員会として今後も引き続き課題の解決に向け、重要な役割が求められています。 中海にかかわる諸問題については、中海圏域の協議会である中海会議、そして国、県、市の3者で行う事務会議中海護岸整備等に関する事務会議)などの動きを注視するとともに、地域振興の課題でもあります中海干拓地内の(仮称)中海ふれあい公園の利活用や中海架橋推進などに積極的な活動が必要であることを報告し、委員長報告といたします。 ○議長(遠藤孝君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(遠藤孝君) 日程第2、議会改革特別委員会の報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。 中村健二議会改革特別委員会委員長。            〔議会改革特別委員会委員長 中村健二君 登壇〕 ◆議会改革特別委員会委員長中村健二君) おはようございます。 議会改革特別委員会報告を行います。 議会改革特別委員会の目的は、地法分権、行財政改革の進展、市民の負託に的確に応える責任ある議会の構築のため、平成20年12月定例会において設置されました。平成23年12月に前委員会を引き継ぎ、議会改革についてこれまで16回の委員会を開催し、調査及び審議してまいりました。前委員会から引き継いだ内容としましては、1、議員定数について、2、委員会の構成について、3、代表質問について、4、政務調査費のあり方について、5、議会報告会について、6、テレビでの議会中継について、7、全員協議会及び議員懇談会について、8、議会改革にかかわることその他全般について、以上の8項目について慎重審議をしてまいりました。 現在までの決定事項と状況について報告いたします。 議員定数につきましては、平成21年の改選時に26名から2名削減し、現在は24名となっておりますが、議会改革特別委員会として現状維持の24名では市民の理解が得られず、段階的に削減すべきとの意思統一を図りました。合併後9年となりますが、一体感は醸成されたとは言いがたく、地域住民の声を行政に伝える役割があります。しかし、市民の皆様の厳しいご意見や少子・高齢化が進展する中での人口減少、近隣自治体の動向、そして1年半にわたり常任委員会は7名ずつ21名で機能してきたことなどの理由で、議員定数は次回の一般選挙から3名を削減し、21名とすることに決定しました。3月定例会において条例案が賛成多数で可決され、ことし10月に行われる予定の市議会議員選挙から適用されることとなりました。 委員会の構成につきましては、新しく設置した予算委員会のあり方について、常任委員会との関連から分割付託も含め検討・見直しが必要との意見があり、今後の検討課題であります。また、決算審査特別委員会委員構成については、正副予算委員長と各常任委員会から3名ずつの11人で構成し、平成24年9月議会の決算審査特別委員会から実施しました。 代表質問につきましては、壇上での質問後、自席での再質問を持ち時間内で行っていましたが、現在は再質問は行わず、著しい疑義があれば意見を申し上げるよう改正した。一般質問の質問時間については、質問と答弁を合わせて50分としていますが、質問時間と答弁時間を区別したほうがより機能的な方法ではとの意見があり、今後の検討課題であります。 政務調査費のあり方につきましては、地方自治法改正に伴い、名称が政務活動費とされました。支給方法、使途、報告書の公開など、今後具体的に検討が必要であります。使途の拡大等々で引き上げの声もありますが、近隣市や全国の同規模市の状況等を踏まえて検討すべきです。 議会報告会につきましては、年2回行ってきました。議会改革特別委員会としては議会の説明責任、議員の資質向上には必要であり、今後も継続するべきと決しました。ただし、10月には改選があり、次回の開催時期も含め、議員の出身地区への出席、報告会の内容や回数等の検討の見直しが必要です。 テレビでの議会中継につきましては、質問の放送時間や委員会などの中継を含め、どじょっこテレビでの有効活用の検討が必要です。 その他、情報公開につきましては、議決での個人の賛否の状況や会派や常任委員会の領収証の公開等についても、広報やホームページでの公開などの検討課題です。また、議会改革特別委員会調査研究のために、委員会に予算を確保すべしとの声がありました。しかし、現状では、それぞれの常任委員会の行政視察があり実施は困難ではとの声や、特に必要が生じたときに要求すればよいとの意見がありました。 ただいま報告した事柄は最良であるとは思いません。市民に身近な議会とするためには、まだまだ課題は山積しています。議会改革特別委員会におきましては、引き続き説明責任を果たすべき、議会のあり方や諸課題の審議を進める必要があることを報告し、議会改革特別委員会委員長報告とします。 ○議長(遠藤孝君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員長の報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(遠藤孝君) 日程第3、市庁舎等建設事業調査特別委員会の報告についてを議題とし、委員長の報告を求めます。 田中武夫市庁舎等建設事業調査特別委員会委員長。            〔市庁舎等建設事業調査特別委員会委員長 田中武夫君 登壇〕 ◆市庁舎等建設事業調査特別委員会委員長田中武夫君) おはようございます。 委員会の報告に先立ちまして、一言申し上げます。 本年1月に、昨年秋、改選後2期目となられます近藤市長が従来の方針を転換され、早期に切川地区開発と新庁舎建設の計画を表明されました。言うまでもなく、安来市にとって重要かつ喫緊の課題であります。議会としての考え方を調査検討するため、議長の諮問によりまして本特別委員会が設置されたものであります。特別委員会の構成は、総務企画、文教福祉、地域振興の各常任委員会委員長予算委員会議会運営委員会の委員長及び各会派の代表を加え10名の議員で構成し、議長、副議長をオブザーバーとして発足いたしました。4月より、市庁舎については6自治体、市民会館についても6自治体、給食センターについては2自治体の視察を行い、精力的に調査検討を重ねてまいりましたので報告をいたします。 市庁舎等建設事業調査特別委員会報告。 長年の懸案であった切川地区開発計画においては、平成25年1月23日に開催された安来市議会議員懇談会において、市庁舎移転に変わる新たな計画として市民会館移転新築並びに給食センターの新築が提案されました。この間、平成20年10月に市庁舎移転計画を見直し、現在地での建てかえを公約として近藤市長が当選されて以来、移転予定地の地権者との交渉が暗礁に乗り上げ、緊急性がなくなったことを理由に切川バイパス事業も凍結となりました。基幹道路となる切川バイパス事業の完成が、安来市の産業振興はもとより地域振興においても欠かせないため、一日も早い事業の再開と停滞するまちづくりを進めていくために、市議会としても地権者との和解を条件に現在地での建てかえを承認してきたところであります。 このたびの新たな提案を踏まえ、本年3月1日の本会議において、安来市庁舎の建設並びに周辺整備切川地区の開発に関し、事業の機能や基本構想、基本計画に関する事項、また建設事業に伴う財政見通しに関する事項などについて、調査研究を行うことを目的として市庁舎等建設事業調査特別委員会が設置されたところであります。これまで13回の特別委員会を開催し、その都度、事業の進捗状況の説明のほか関係者からの意見も伺いつつ、あわせて先進地の視察を行いながら、求められる機能や計画について調査検討を行ってまいりました。現在の状況は、それぞれの事業が構想や基本計画の段階ではありますが、任期中最後の議会であり、現地点におけるそれぞれの事業についての課題やあるべき姿について委員からの意見を取りまとめましたので、次のとおり報告します。 市庁舎について。 安来市は、地域の均衡ある発展を掲げて1市2町による対等合併を行いました。その際、役場がなくなる、遠くなるといった住民の不安感を緩和するとともに、地域が疲弊しないようになどの理由から、部局単位で分散して組織配置する分庁方式を採用し、今日を迎えております。しかしながら、住民は目的とする担当部局のある庁舎の事前確認や複数の庁舎への移動が求められるなど、時間的、経済的負担を強いられる状況下にあります。また、職員も事務決裁や会議等出席のために庁舎間移動が頻繁に発生する中で、時間の有効活用の妨げや移動経費が増大するなど非効率な状況下にあり、結果として市民サービスの低下を招いている状況が見受けられます。多くの自治体が合併の際に採用した分庁舎方式をその後見直し、総合支所方式に移行しているのは、安来市と同様な課題を抱え、その改善策としての対応と考えられます。このたびの安来庁舎新築計画は、市が方針に掲げている地域の均衡ある発展、コンパクトシティー構想を推進しつつ、市民が指摘する庁舎利用の不便性を解消する絶好の機会であると考え、次のとおり意見を申し述べます。 平成21年度に作成された部署の各庁舎別適正配置計画は、昨今の多様化する住民ニーズに必ずしも対応し切れておらず、行政サービスにおいても市民に負担をかけている状況が見受けられます。これらを是正するためにも、各庁舎の配置計画を見直し、関連する業務や事務が各庁舎に集中するとともに、より連携が図られるよう、将来を見据えた適正な部署配置計画を新たに作成することを検討されたい。あわせて、市民の利便性の観点から各庁舎に総合窓口を配置し、証明・申請関係や安心・安全にかかわる業務のほか、地域振興にかかわる業務、保健・福祉の相談、農地・道路等の簡易修繕など、住民要望が一カ所で完結できる庁舎機能についても、限られた人数の中ではありますが検討されたい。また、市民会館移転新築による跡地の開発計画は、安来庁舎の建設、また周辺との一体的な整備計画を検討する上で非常に重要であります。現在の市民会館の利用頻度と今後の見通しを把握し、中心市街地を含めたこのエリアのまちづくり計画との整合性を保ちながら、幅広い視点により早急に検討すべきと考えます。 市民会館について。 これまで数多くの文化人を輩出した安来市は、今日でも市民の文化的意識は非常に高く、各地域や各年齢層で日々さまざまな文化活動が行われているが、拠点となるべき現在の市民会館では、市民が求める設備や機能が満たされているとは言えない状況にある。現在行われている市民ワークショップ建設検討委員会においても熱心な議論が取り交わされているように、新たな総合文化施設に対する市民の期待度は大きいものがあると感じている。総合文化施設は、地域社会を創造する芸術文化活動やにぎわいを演出する交流の拠点であるべきであり、子供からお年寄り、学生やサークルでの活動など幅広い利用が想定される。市外からも利用者を含め、それぞれがさまざまな思いや期待感を胸に抱き来館される施設である。そのためにも、近隣自治体の同様な施設との違いを明確にし、構想、設計の段階からしっかりとしたコンセプトを持つ必要がある。単なる集会施設ではなく、小・中ホールの併設、可動式の椅子の有無、舞台装置、音響設備、会議室、飲食エリア、バリアフリーなど、総合文化施設としての必要なところには投資すべきと考える。しかしながら、集客施設であるがゆえに稼働率や利用率は当然ながら重視しなければならず、今後の財政状況も充分考慮の上、身の丈に合った大きさを検討されるべきである。また、立地環境からして車での利用客が多いと想定される。そのためにも、利用者数に見合った駐車場の確保のほか、車以外の利用者のための交通アクセスを検討し、利用者の利便性を損なわない施設となるよう検討が必要である。多種多彩な催しの開催がにぎわいの輪と市民交流を広げていくことを認識し、運営形態においても行政主導にこだわることなく、市民が主役となる開かれた体制が望ましいわけであり、早い段階から完成後を見据えた取り組みにも着手いただきたい。また、給食センターと隣接するといった他の自治体に類を見ない立地環境を生かし、相乗効果を生み出す食に関する総合的なコンセプトの検討と周辺の景観との整合性、公園の整備など周辺環境も十分に考慮いただきたい。 給食センターについて。 安来市の給食センターの建設は、未実施校解消に向けた長年の懸案事項であり、ここに来て動き出したことに対して市民からも歓迎の声を聞いている。給食センター施設整備に当たっては、学校給食法の改正、食育基本法の制定など、学校における給食の役割が従来にも増して高まる中、将来を担う児童・生徒に平等な食事を提供し、食事を通じて豊かな人間性を育むためにも、安心・安全を最優先し、教育の一環としての食の指導を充実していただきたい。そのためにも、食物アレルギーのある児童・生徒が安心して楽しく食べることができるよう専用調理スペースの整備が必要であり、また栄養摂取量と栄養バランスの調和のとれた給食の提供や献立の多様化にも努めていただきたい。また、施設の整備と運営に対しては、経済性、効率性も重視するわけであり、自校方式で使えなくなった給食施設から順次センター方式に変更し、老朽化をした給食施設に資本を投資すべきではないと考える。これまで配送負担やコスト面が理由の一つとして地元産の食材提供が進まなかったわけであるが、センター方式の導入によって学校給食の場にも地産地消の取り組みが広がっていくことが想定される。地元生産者の意識や意欲も増大し、県下に誇れる取り組みにつなげていただくことを大いに期待するものである。一方、市民の中には自校方式を望む声もあるわけで、そのよさを評価、踏襲した上で、市民にセンター方式のメリットを理解していただく説明を踏まえながら、給食の質の低下を招かないよう十分配慮して取り組みを進めていただきたい。 全体を通して、新たに動き出した市庁舎建設を初めとするこれらの事業は、今後数十年の安来市のまちづくりの核となるべき一大プロジェクトであります。今後のまちづくりの進展に禍根を残さないよう、市民の意見を十分踏まえつつ計画を進めていただきたい。人口の減少や少子・高齢化の進展など、地方自治体を取り巻く環境は今後も非常に厳しいものが予想され、本市においてもその対策が喫緊の課題となっている。また、長引く地域経済の低迷により財政の健全化、行政の効率的な運営がこれまでにも増して必要となってくることは明らかである。安来市も行財政改革を推進する中で、市庁舎においては既存の施設を最大限活用するよう検討されるほか、このたび新たに建設する建物は、将来の維持管理コストを想定したシンプルな外観デザインとしつつも、内部機能の充実と利用者の導線を意識した利用しやすい構造を検討され、あわせて再生エネルギーの利活用の検討にも努めていただきたい。 最後に、それぞれの施設の建設については、まだまだ構想や基本計画の段階であります。今後具体化していく中で、いろいろな新たな動きや課題も発生してくることも十分想定されます。そのためにも、市議会においては改選後、速やかに本特別委員会を設置され、引き続き調査検討を行う必要があることを申し添えまして委員長報告といたします。 ○議長(遠藤孝君) 委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。 5番原田貴与子議員。 ◆5番(原田貴与子君) まず初めに、1点質問をさせていただきます。 その前に、市庁舎建設につきましては、建設に当たり市の機能が一層充実し、住民サービスが向上することを願いまして、委員長報告に賛同するものでございます。 市民会館につきましても同じく賛同いたしますけれども、1点ちょっとお聞きしたいことがございます。 委員長報告の中の最後の部分で、また給食センターと近隣するといった他の自治体の類を見ない立地関係を生かし、相乗効果を生み出す食に関する総合的なコンセプトの検討というのはどういう意味を込められてこういう文言を上げられたのかということをまずお伺いいたしまして、次にそれをお答えいただきましたら、私、給食センターについて自分の意見を述べさせていただきます。 ○議長(遠藤孝君) 田中委員長。
    市庁舎等建設事業調査特別委員会委員長田中武夫君) これは10名の特別委員会の委員からの、最初に申し上げましたようにいろんな意見を集合したものでございますが、特に他市には類を見ないというのはこの1点でございます。市民会館給食センターが併設することはもう既に決まっております。そういたしますと、他市にもあるように災害時等の利用、そしてまた一般的にも通常も給食センターに何らかの利用ができないか、市民会館に対して、こういった部分がございまして、今この簡単な文言にまとめてはおりますが、中には奥深いいろんな議論もございましたので、今後のいろんな協議も必要であるためにこういう文言になっておりますが、我々としてはせっかく他に類を見ない施設ができるわけですので、そういった前向きの協議をしてほしいということで報告をいたします。 ○議長(遠藤孝君) 原田議員。 ◆5番(原田貴与子君) わかりました。 それでは次に、この奥の深いという言葉が次の給食センターと関連いたすと思いますので、私の意見の中でそのことについても触れさせていただきます。 今の委員長報告の……。 ○議長(遠藤孝君) 委員長に対して質疑はありませんか。委員長に対しての質疑。            (5番原田貴与子君「ありません。以上です」と呼ぶ) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 ご意見ですか。 原田議員。 ◆5番(原田貴与子君) 給食センターについて、一部の文言が不必要ということにおきまして私の意見を述べさせていただきます。 削除すべきと考えます部分は、中ほどに述べられました、「また、施設の整備と運営に対しましては、経済性、効率性が重視されるわけであり、自校方式で使えなくなった施設から順次センター方式に変更し、老朽化した施設に資本を投資すべきでないと考える」というくだりでございます。これを削除したほうがいいという理由の一つは、一般質問でも述べていますように、現在の全小学校と伯太中学校の保護者に自校方式をやめてセンター方式に転換するという説明がない段階です。そして、今後保護者になっていく方や市民にも意見が聴取されていません。まず、知らされていないことでなし崩し的に事を進めることはよくないと思います。 それと、2つ目に、実際自校方式の給食を続けてほしいという声を聞いております。この声に応えた自校方式での存続の研究の努力がされていないのか、今まで明らかにされておりませんでした。親子方式などを取り入れた自校方式と全市一センター方式ではどちらが効率的で経費が安くつくのか、判断材料がない点でございます。給食センターも建てかえの時期がやがてやってきます。今では、国の基準に合うように年次的に小規模の整備をすればよかったものが、給食センターでは改善の規模が大きくなるのではないでしょうか。 3つ目には、施設整備と運営の効率化が議論の中心となっておりまして、子供たちにどのような学校給食を提供したいかという一番重要な議論がない点です。 それで、4つ目には、先ほど委員長報告の質問の回答でありましたけれども、安来市給食センターという名称でございます。学校に限定したものになるか不明だという点です。まだ、全容が知らされていない中での給食センターでございます。給食が実施されていない一中、二中、三中、広瀬中学校のために、学校給食センターをきちんと目的を明示して建設すべきだと考える、こういう理由でございます。 以上です。 ○議長(遠藤孝君) ほかに意見はありますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 意見なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいまの委員長の報告を了承することに賛成の議員の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(遠藤孝君) 挙手多数と認めます。よって、委員長の報告は了承されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(遠藤孝君) 日程第4、議第65号から認第11号までの3件を一括議題として、総務企画委員長の報告を求めます。 中村健二総務企画委員長。            〔総務企画委員長 中村健二君 登壇〕 ◆総務企画委員長(中村健二君) 総務企画委員長報告を行います。 去る9月2日に開議された本会議において、本委員会に付託された議案その他について、9月10日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その審査結果並びに経過をご報告申し上げます。 議第65号安来市税条例の一部を改正する条例制定について、また議第66号安来市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については、地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日に公布されました。同法による改正のうち一部のものについて、地方税法施行令の一部を改正する政令等が平成25年6月12日に公布されました。これに伴い、個人住民税と国民健康保険税にかかわる部分について改正するものとの説明がありました。委員からは特に異論はなく、いずれも全会一致で執行部提出原案のとおり可決すべきものと決しました。 認第11号平成24年度安来市病院事業会計決算の認定を求めることについては、委員から病院事業についての数件の意見があったものの決算そのものにかかわることではなく、全会一致で執行部提出原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上、総務企画委員長報告といたします。 ○議長(遠藤孝君) 総務企画委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第65号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第65号は原案のとおり可決されました。 議第66号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第66号は原案のとおり可決されました。 認第11号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、認第11号は原案のとおり認定されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(遠藤孝君) 日程第5、議第70号から陳情第3号までの5件を一括議題とし、文教福祉委員長の報告を求めます。 中島隆夫文教福祉委員長。            〔文教福祉委員長 中島隆夫君 登壇〕 ◆文教福祉委員長(中島隆夫君) それでは、文教福祉委員長報告を行います。 去る9月2日開議された本会議において、本委員会に付託された議案その他について、11日に委員会を開催し、審査をしましたので、その結果を報告いたします。 議第70号平成25年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第71号平成25年度安来市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議第72号平成25年度安来市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議第76号広域生活バス運行事業に係るバスの取得について、以上議決案件4件につきまして、執行部提出原案のとおり可決すべきものと全会一致で決しました。 議第76号につきましては、廃車となるバスの処分についての質問があり、公募にかけて売却すると執行部より説明がありました。 次に、陳情の結果について報告いたします。 まず、陳情第1号ワークプラザ等の設置についての陳情について及び陳情第2号安来市福祉会館(仮称)建設についての陳情についてです。 陳情第1号については、シルバー人材センターの現状についての調査をいたしました結果、さらなる調査が必要であります。また、陳情第1号、第2号、いずれも市当局において庁舎や市民会館の検討委員会やワークショップで検討されている最中であり、本委員会としてはそれらの行動を見ながらさらに調査を行う必要があり、全会一致で継続審査とするよう議長に申し出ております。 次に、陳情第3号安来市に在住するすべての子どもへの子育て支援民間保育園健全安定運営に関する陳情についてです。 陳情の項目は、私立保育園での子育て支援にかかわる内容や保育所運営にかかわる財政支援、職員の身分保障等、公立との違いに対しての要望でありました。また、子ども・子育て会議への参加も要請されており、執行部からは私立保育園からも会議に参加いただく方向であるとの旨の説明を受けました。委員会としては、願意については理解し、子育て支援は公立、私立にかかわらず我々、必要性があるとの意見があり、本陳情は全会一致で趣旨採択と決しました。 なお、執行部におかれましては、子育て支援において安来市内の保育所の実情をしっかり把握され、安来市の子供たちの将来のために子育て環境が平等であり、質の高い保育を目指し、早急に具体的な検討に入られるよう意見を付しておきます。 以上、文教福祉委員長報告といたします。 ○議長(遠藤孝君) 文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第70号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第70号は原案のとおり可決されました。 議第71号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第71号は原案のとおり可決されました。 議第72号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第72号は原案のとおり可決されました。 議第76号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第76号は原案のとおり可決されました。 陳情第3号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第3号は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(遠藤孝君) 日程第6、議第67号から議第79号までの8件を一括議題として、地域振興委員長の報告を求めます。 田中武夫地域振興委員長。            〔地域振興委員長 田中武夫君 登壇〕 ◆地域振興委員長(田中武夫君) 地域振興委員長報告をいたします。 去る9月2日に開催されました本会議において、本委員会に付託されました議案そのほかについて、12日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その結果と経過を報告いたします。 午前中に、7月15日豪雨災害現地の視察を行いました。その後、付託関係の審査をいたしましたので、審査の結果及び経過について報告いたします。 議第67号安来市特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例制定について、議第68号市道路線の認定について、議第73号平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議第74号平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議第75号平成25年度安来市水道事業会計補正予算(第1号)、議第78号平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議第79号平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上議決案件7件については、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。 また、認第10号平成24年度安来市水道事業会計決算の認定を求めることについて、これにつきましては賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、審査の経過について報告いたします。 議第78号平成25年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、7月豪雨の際に、雷で農業集落施設のマンホール、ポンプ場等が被害を受け、被害を受けた施設の維持管理費が底をついてきたため、今回の修繕に充てるということでした。落雷による被害については、宇賀荘、能義、吉田地区で被害があったということでした。 議第74号平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について、修繕について、落雷による下十年畑取水ポンプの修繕、施設老朽化による奥田原浄水場、西比田浄水場の修繕、落雷による月坂調整池と落合原配水池のテレメーターの修繕ということでした。ほか、山佐簡易水道実施設計の委託費、工事については、布部地区の給水管の延長増によるもの、山佐地区の奥谷地内の配水管改良の延長をふやすもの、奥谷ポンプ場の整備工事という説明でした。 議第79号平成25年度安来市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)については、災害復旧費で起債対象工事5カ所、起債対象外工事9カ所、計14カ所。内訳については、送水管・配水管復旧工事2カ所、取水場の目詰まりの復旧4カ所、浄水場のフェンス修理1カ所、市道の災害復旧工事関係の水道管支障移転2カ所、県道の災害復旧工事の支障移転3カ所、給水管関係2カ所ということの説明でありました。 以上、地域振興委員長報告といたします。 ○議長(遠藤孝君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第67号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第67号は原案のとおり可決されました。 議第68号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり可決されました。 議第73号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第73号は原案のとおり可決されました。 議第74号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第74号は原案のとおり可決されました。 議第75号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第75号は原案のとおり可決されました。 認第10号に対し討論はありませんか。 20番河津清議員、登壇願います。            〔20番 河津 清君 登壇〕 ◆20番(河津清君) 日本共産党の河津清でございます。 認第10号平成24年度安来市水道事業会計決算の認定を求めることについてを、日本共産党を代表して認定することに反対の立場から発言をさせていただきます。 私が問題とするのは、収益費用の中の原水及び浄水費の補償金の扱いについてであります。24年度、66万6,000円の支払いがありますが、平成9年度より同じ額が支払われてきております。この補償金は、矢田及び宮内の水源地周辺の作物補償について、渇水時期に水かけに要する人夫賃金という形で現在まで支払われております。矢田水源地を例にとれば、昭和39年より水源地を中心に半径100メートル以内、農地15反を対象に、1反当たり3人役、春の農作業標準料金表に基づいて計算されています。矢田水源地ができて50年近くなります。周辺では、宅地化されたとか車庫ができているとか聞きました。対象面積に変動がないということがあり得るのでしょうか。補償金は自治会代表口座に一括して振り込まれておりますけれども、その後のお金の流れは実行組合や自治会の判断に任されています。耕作者も変わった農地もあると聞いておりますけれども、本当に正当な権利者に渡っているのかどうか、行政側ではわからない仕組みになっています。私は一般質問で、対象となる面積、対象者を把握し、対象者に直接支払うべきものではないかと問いました。上下水道部長から改善すべきところは改善するよう努めると答弁があっているわけでありますけれども、こうしたことが明らかになった以上、認めるわけにはいかないと思っております。 ○議長(遠藤孝君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(遠藤孝君) 起立多数と認めます。よって、認第10号は原案のとおり認定されました。 議第78号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第78号は原案のとおり可決されました。 議第79号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第79号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(遠藤孝君) 日程第7、議第69号及び議第77号の2件を一括議題として、予算委員長の報告を求めます。 田淵秀喜予算委員長。            〔予算委員長 田淵秀喜君 登壇〕 ◆予算委員長(田淵秀喜君) お昼前、ご苦労さまでございます。 それでは、予算委員長報告を申し上げます。 本会議におきまして、予算委員会に付託されました議第69号平成25年度安来市一般会計補正予算(第2号)と議第77号平成25年度安来市一般会計補正予算(第3号)につきまして、9月13日に予算委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果を報告いたします。 審査の進め方といたしまして、議第69号平成25年度安来市一般会計補正予算(第2号)を先行審議し、歳入全款について補足説明を受けた後、審議を行い、歳出につきましては審査の円滑化を図るため、各款別に補足説明を受け、審議を行う形で進めることといたしました。そして、最後に総括質疑を設ける中で各委員の意思の明確化をお願いをし、採決することといたしました。 歳入全款につきましては特に質問や意見はなく、歳出については特徴的なものとして、8款土木費関係で、中海架橋整備建設検討調査費については、これまでの経過や実現性、他の事業との優先順位等について、質問、意見等があり、執行部からは便益効果の調査を行うとともに安来市が主体となり、島根、鳥取両県の担当部局、中海4市と一緒になって協議を進めるものであるとの説明がありました。また、切川地区開発事業の下の原2号線道路改良事業については、建設予定施設の具体的な計画も地区計画廃止や農振除外の手続もいまだなされてない状況、また都市計画審議会での審議も未実施の状況で、予算措置は時期尚早との意見に対しまして、県も含め関係団体と調整を図りながら、法に照らし合わせ手続を順次進めているところであるとのことでありました。関連といたしまして、大型事業の計画が続く中で、将来の財政面の具体的な数値がいまだ示されておらず、早期に中長期財政計画を示すべきとの意見がありました。 審議の終了後、挙手による採決を行った結果、議第69号平成25年度安来市一般会計補正予算(第2号)は、賛成多数により可決すべきものと決しました。 続いて、議第77号平成25年度安来市一般会計補正予算(第3号)については、7月15日の豪雨災害による道路、橋梁、農地及び農業用施設、また上下水道用施設など、全てが災害復旧費であります。委員から、高齢者の方々が支える山間地農地の実情を踏まえ、今回の災害による耕作放棄地の拡大を防止するためにも、軽微な被災農地への復旧支援策について早期に対策を講じてほしいとの意見があり、執行部からは前向きに検討していくとの答弁でありました。いずれにせよ、今回の補正予算そのものにかかわるものではなく、全会一致で可決すべきものと決しました。 最後に、我が国の状況を鑑みた場合、今後は社会保障制度や定住対策等について大きな転換期を迎えるものと思われます。本市におきましても、それらを十分に念頭に置きながら、今後計画されている多くのハード事業に対し、将来を見据えたしっかりとしたビジョンをもとに計画的に取り組んでいただくことを執行部に対してお願いをし、予算委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(遠藤孝君) 予算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論を行います。 議第69号に対し討論はありませんか。 20番河津清議員、登壇願います。            〔20番 河津 清君 登壇〕 ◆20番(河津清君) 議第69号平成25年度安来市一般会計補正予算(第2号)について、日本共産党を代表して反対の立場から発言をさせていただきます。 このたびの補正で、風疹等ワクチン接種費用助成事業予算が提案されたことに対しましては歓迎すべきものとして大変に評価するものであります。 私が問題とするのは、土木費、道路橋梁費の中海架橋整備建設検討調査にかかわるものについてであります。中海架橋については、中海圏域定住自立圏形成協定の中に盛り込まれているわけでありますけれども、もともと定住自立圏構想は国が進めてきたものであります。私は自立した自治体同士の連携を否定するものではありませんけれども、この構想は住民の暮らしと福祉を進める上で危惧すべき問題点があると思っております。総務省によれば、この構想のポイントは全ての市町村がフルセットの住民サービスを提供することは困難であるとして、これからは広域的な圏域を定める、そして中心市での都市機能の整備を集中的に行い、周辺部はその利活用を図ればよいというものであります。中海圏域の一体化を図る施策として、中海湖岸を周遊できる道路とともに、総工事費数百億円とも言われている中海架橋整備が掲げられているわけでありますけれども、その経済効果は疑問視され、新たな税金の無駄遣いの危険性を持った不要不急の大型公共事業と考えるものであります。なぜ安来市が主体になって費用対効果の調査を行わなければならないのか、疑問であります。 以上です。 ○議長(遠藤孝君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(遠藤孝君) 起立多数と認めます。よって、議第69号は原案のとおり可決されました。 議第77号に対し討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、議第77号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 ○議長(遠藤孝君) 日程第8、認第1号から認第9号までの9件を一括議題として、決算審査特別委員長の報告を求めます。 中村健二決算審査特別委員長。            〔決算審査特別委員長 中村健二君 登壇〕 ◆決算審査特別委員長(中村健二君) 決算審査特別委員会報告を行います。 平成24年度決算に関する決算審査特別委員会委員長報告を行います。 9月2日に開催をされました本会議において、本委員会に付託された認第1号平成24年度安来市一般会計決算の認定を求めることについて及び認第2号から認第9号までの8件の平成24年度各特別会計決算の認定を求めることについての9件の認定案件につき、審査の経過及び結果並びに審査意見についてご報告いたします。 今回の決算認定にかかわる審査は、昨年の決算審査の指摘事項、審査意見を踏まえた平成24年度の対応状況などの資料が第2回決算審査特別委員会の後に提出をされ、9月9日に第3回目の委員会を開き、冒頭市長の挨拶を受け、続いて代表監査委員の監査補足説明がありました。審査に当たっては、あらかじめ提出されていた23項目の資料につきまして詳細な説明を受け、質疑並びに意見が出されました。 平成24年度の一般会計決算特別会計決算については、常任委員会の所管区分ごとに補足説明を受けた上で質疑並びに意見が交わされました。9月17日に開催された第4回決算審査特別委員会において、執行部より補充の説明を受けての審査を行い、精力的かつ慎重に審査を行いました。9月24日には委員のみの委員会を開催し、合計5回の委員会を開催しました。 その結果、認第1号平成24年度安来市一般会計決算の認定を求めることについて及び認第2号平成24年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定を求めることについては賛成多数により認定、認第3号平成24年度安来市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定を求めることについてから認第9号平成24年度赤屋財産区特別会計決算の認定を求めることについてまでの7件については全会一致で認定となり、次に述べる指摘事項並びに審査意見を付して、認第1号から認第9号まで全て提出原案のとおり認定すべきものと決しました。 以下、指摘事項並びに審査意見を申し上げます。 1、財政運営について。安来市においては、厳しい財政状況の中で財政健全化に鋭意取り組み、平成17年度決算時においては特別会計を含め約696億円の地方債等残高であったものが、平成24年度決算時においては約573億円となり、約123億円圧縮された。また、4つの健全化判断比率においては、いずれも早期健全化基準を下回っており、改善が見られる。特に、実質公債費比率については、平成18年度にピークにあった25.1%から徐々に低下し、平成24年度においては15.3%となり、財政数値は昨年度からさらに改善をされました。しかしながら、安来市においては、平成25年度から消防庁舎、市庁舎、市民会館給食センター建設など、大きなプロジェクトが計画をされています。さらに、合併後10年を経過することで平成27年度からは地方交付税が徐々に削減をされ、平成32年度には約13億7,000万円の減となる見込みであります。市民生活にかかわる義務的支出の増加や今後計画されているハード事業等を勘案すれば、財政の硬直化が懸念をされるところであります。 今後とも、市民福祉の維持や向上が将来にわたって持続できるよう、適正、適切な予算配分により財政運営を図られたい。今後は厳しい財政運営が想定され、財政面での改善、改革が必要であり、市民に対し、これまでの財政運営の成果と見通しの概要を適時適切にわかりやすく示されたい。 2、市有財産の管理について。市有財産の管理、運用については、公有財産管理システムが活用され、部署間の連携が密となっています。境界確定については境界確定作業が進められていますが、地籍調査事業等のさらなる推進を図ることも検討されたい。また、不要となった財産の活用、遊休未利用、放置財産については民間への売却等が積極的に行われており、今後も利用できる物件は有効活用し、適正な財産管理に努められたい。 3、収入未済額について。厳しい経済情勢が続く中で、インターネット公売や納税指導、県への徴収委託、法的滞納処分を実施していますが、収納率向上は容易な作業ではありません。市税及び国民健康保険税、住宅使用料については、滞納額は圧縮され人数も減少しているが、下水道使用料、保育料については収納率がやや下がっています。さらなる収納率向上には、職員の滞納整理に関する専門知識の習得が不可欠であり、納税課では積極的に専門研修を受講する等、滞納整理事務に関する指導的職員の育成に努められ、収納体制の強化に努められたい。税収、使用料等の収納は自治体経営にとって非常に重要な基盤であり、負担の公平性の観点からも今後鋭意努力をされたい。 4、ハーモニータウン汐彩の状況について。民間で組織をする分譲価格検討委員会から提言を受け、関係5課で構成をする市のプロジェクトにおいて、今年度4月から分譲価格30%引き下げが決定されました。4月以降8月末までに3件の契約が成立し、現在2件の商談中であり、目標である5年間で完売を目指し、今後の財政的な負担を軽減するべく努力をされたい。 5、下水道事業について。平成24年度の接続率は、職員一同力を合わせ、戸別訪問等により84.4%と前年比1.4%の増となり、未接続世帯解消対策について一定の成果が出ているものと思われる。しかしながら、農業集落排水施設等中山間地域の小規模施設においては、高齢化や人口の減少が顕著であり、これらの施設維持管理や稼働の効率化に努めていく必要があります。起債残高額は196億6,400万円余で、前年度比で1.6%マイナスの約3億1,600万円余と改善はされましたが、今後も多額の整備費は避けられず、建設コスト縮減対策はもとより経営改善に向けて努力をされたい。 6、ブロードバンド・インフラ整備事業について。平成23年9月に竣工し、行政告知端末、ケーブルテレビ、インターネット、そしてIP電話とさまざまなサービスが提供され、加入率については行政告知端末は市全体で83.2%、1万1,694世帯、安来地域76.3%、広瀬地域99.8%、伯太地域99.5%であり、安来地域の普及率向上が課題であります。また、どじょっこテレビへの加入率は市全体で35.7%と2%改善されましたが、いずれも当初の計画で示されていた数値を下回るものであり、今後は新たなサービスの提供など、どじょっこテレビと連携を密にされ、災害や行政に関する情報を提供する基盤としての役割が果たせるように努力をされたい。 以上、指摘事項及び審査意見を申し上げましたが、東日本大震災の影響がいまだに残り、さらに異常気象による猛暑や記録的な豪雨による災害が発生をしています。安来市は今後、大きなプロジェクトを控えており、市政を取り巻く経済的環境や地方交付税の特例の廃止が迫っており、執行部におかれましては施策の優先順位を明確にされ、さらなる行財政改革の推進に努められるよう要請し、委員長報告といたします。 私ごとですが、3期12年、議員各位の皆さん、また職員の皆さん方に大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(遠藤孝君) 決算審査特別委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 お昼12時を過ぎましたが、引き続き審議をいたしますので、ご協力のほどをよろしくお願いをいたします。 これより一括して9件について討論を行います。 討論はありませんか。 5番原田貴与子議員、登壇願います。            〔5番 原田貴与子君 登壇〕 ◆5番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 私は日本共産党議員団を代表して、認第1号平成24年度安来市一般会計決算の認定を求めることについて反対の立場で発言をいたします。 大半の市政運営につきましては、市職員の皆さんの努力によりまして円滑に行われていることに敬意を表します。 さて、平成24年度は財政力指数は前年度に比べ低下しましたが、実質公債費比率、将来負担費率は、過去6年のうち最低となりました。基金現在高比率は53.1%と健全の域に達しました。堅実健全な財政運営に向けての努力が評価されるものと思います。今後については、先ほどの委員長指摘の意見のとおりと思います。 私はこのような財政運営がなされる中で、自治体の一番の仕事である市民の暮らし、福祉、安全を守る点でどうであったかを決算で確かめ、次年度に生かしていくことが重要だと考えます。 総論です。 地域経済活性化、環境保全、食料自給率を地域から高めていくためには、地場産業である農業施策は重要です。農業経営者がなく、農家の10年先の稲づくりが不安という声に応えた中山間地対策、耕作放棄地に対する施策にも目を向け、農業再生、持続可能な農業にするために市は計画を持つこと、独自施策も必要と考えます。また、農業を根底から覆し、医療、雇用、建設、食の安全など、地域に大打撃を与えるTPPには断固反対を表明すべきであることを述べさせていただきます。市税が減少しています。貧困と格差が拡大し、憲法25条が保障する生存権が危ぶまれます。日本の教育予算はOECD加盟国の中でも低く、義務教育においても父母負担が家計の負担としてのしかかっています。安来市の子供たちがお金の心配なく学べるよう、条件整備をすべきです。民生費などの社会保障費、教育費が貧困です。 各論に入ります。 以下の点で、認定に異議を唱えるものです。 福祉医療助成事業における安来市独自政策はなく、命をつなぐ医療費負担は重いものがあります。市民の願いに沿ったものとなっていません。 小・中学校の給食管理費では、食材費以外の経費は保護者負担にしないという予算措置をしたにもかかわらず、1食当たりの保護者負担が減額となったのは18校中4校のみです。政策の意思が伝わっていません。 就学援助です。児童扶養手当受給者については、無条件で対象者になりました。ところが、新たに予定していた受給者数からすれば3分の1弱にとどまりました。教育委員会と庁舎内の他の部局との連携はどうであったか、PRの方法など改善すべき点があると考えます。また、就学援助にクラブ活動費、PTA会費、生徒会費を対象にすることが求められています。 同和関係の事業についてです。同和対策事業の特別措置法が終結し、法的根拠が消滅している以上、同和という表現や特別な扱いはやめるべきであります。同和会安来支部への補助は他の交付団体と比べるならば不公平を生み出しています。 以上、反対討論といたします。 続きまして、私は日本共産党を代表して認第2号平成24年度安来市国民健康保険事業特別会計決算の認定に反対の立場で発言をいたします。 国保会計決算の歳入歳出予算総額は49億42万9,000万円に対しまして、歳入決算額の執行率は99%、歳出決算額の執行率は95.5%でありました。医療費の保険給付費総額は2年連続の微減となりました。財政調整基金の残高は昨年度より増加し、3億8,100万1,000円となりました。その一方で、保険加入者1人当たりの国保税は9万2,321円で、わずかながら負担増です。このような中、国保税の滞納世帯は869世帯で、加入世帯5,822世帯の14.9%に上ります。平成24年6月時点で保険証を取り上げられた資格証世帯は15世帯、短期保険証世帯は236世帯でした。受診ができない、あるいは受診抑制を生む状況です。市は国保会計の運営の安定を図るために、当初予算で国保事業運営費繰入金を9,000万円計上しながら12月補正で減額し、0円としました。平成22年度に国保税率を7.5%引き上げて高くなった国保税の軽減をするには至りませんでした。監査意見書にありますように、原油価格は高騰、景気が回復していません。自営業、農業が大変な上に非正規労働者が35%、無職者40%です。国保加入者の暮らしは大変です。手だてが必要です。安来市の場合、基金は最低1億5,000万円必要ということを聞いております。現在、1人当たりの基金は3万8,300円、1世帯当たりでは6万5,400円です。基金を減額し、1億5,000万円にいたしましても、1人当たりの基金は2万3,200円、1世帯当たり3万9,670円の基金を持つことになります。国民健康保険は社会保障制度です。誰でもどこでも安心して医療にかかれる制度にしていくことが必要です。国保加入者の所得は200万円以下が77.4%、100万円以下の方が53.8%です。負担能力が高くない方々が払える国保税にするためには、国庫負担の増額を求めつつも基金の一部取り崩しや一般会計からの法定外の繰り入れをし、国保税の税率を引き下げるべきと考えます。 以上、反対討論といたします。 ○議長(遠藤孝君) 賛成討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 討論ないものと認めます。 以上で討論を終わります。 これより順次採決いたします。 初めに、認第1号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(遠藤孝君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決しました。 続いて、認第2号について採決いたします。 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。            〔賛成者起立〕 ○議長(遠藤孝君) 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり認定することに決しました。 続いて、認第3号から認第9号まで7件を一括して採決いたします。 本7件に対する委員長の報告はいずれも認定であります。本7件については委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、認第3号から認第9号まで7件については委員長の報告のとおり認定することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 ○議長(遠藤孝君) 日程第9、同第5号「安来市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題として、執行部より説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 議案つづり、15ページをお開きください。 同第5号安来市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて。 安来市固定資産評価審査委員会委員は、平成25年11月8日、任期が満了するため、次の者を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●●●、氏名は山尾三樹、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●、氏名は井塚武、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●●●、氏名は小池政夫、生年月日は●●●●●●●●であります。任期はいずれも平成25年11月9日から平成28年11月8日であります。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤孝君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認め、採決いたします。 同第5号につきましては原案による者を同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、同第5号につきましては原案による者を同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 ○議長(遠藤孝君) 日程第10、同第6号「安来市教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて」を議題として、執行部より説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 議案つづりその3の1ページをお開きください。 同第6号安来市教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて。 安来市教育委員会委員岩田幸子は、平成25年11月8日、任期が満了するため、次の者を選任したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●、氏名は少林浩道、生年月日は●●●●●●●●であります。任期は平成25年11月9日から平成29年11月8日であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤孝君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認め、採決いたします。 同第5号につきましては原案による者を同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、同第6号につきましては原案による者を同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 ○議長(遠藤孝君) 日程第11、議第80号「森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書の提出について」を議題として、提出者の説明を求めます。 梅林守議会運営委員長。            〔議会運営委員長 梅林 守君 登壇〕 ◆議会運営委員長(梅林守君) 議第80号森林吸収源対策及び地球温暖化対策に関する地方の財源確保のための意見書の提出について説明いたします。 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球温暖化の防止や国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など、森林の広域的機能に関心と期待がますます大きくなっています。地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備、保全等や自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを山村地域の市町村が主体的、総合的に実施することが不可欠であります。しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落や低迷、また林業従事者の高齢化、後継者不足など、厳しい情勢にあり、その結果、山そのものが荒廃し、自然災害等の脅威に生命、財産が脅かされるといった実態が生じています。そのため、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための財源を確保することが急務であります。よって、森林整備、保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、石油、石炭税の税率の特例による税収一定割合を森林面積に応じて譲与する仕組みの構築を強く求めるため、地方自治法第99条の規定により、関係行政庁へ意見書を提出するものであります。平成25年9月25日、島根県安来市議会。 以上、説明といたします。賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(遠藤孝君) 提案理由の説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件につきましては、安来市議会会議規則第36条第2項により委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認め、採決いたします。 お諮りいたします。 本意見書を提出することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12
    ○議長(遠藤孝君) 日程第12、閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会の委員長から、お手元に配付のとおり閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。 この際、しばらく休憩いたします。そのままお待ちください。            午後0時32分 休憩            午後0時33分 再開 ○議長(遠藤孝君) 再開いたします。 ただいまお手元に配付のとおり、「謝罪を求める意見書」が提出されました。 これを日程に追加することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(遠藤孝君) ご異議なしと認めます。日程に追加し、提案書の説明を求めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加 ○議長(遠藤孝君) 代表して梅林議員。            〔23番 梅林 守君 登壇〕 ◆23番(梅林守君) 追加日程をいただきまして、説明を申し上げます。 議員報酬の記事記載に対し謝罪を求める意見書。 この提出者は梅林守、上廻芳和、梶谷厚、足立喜信、井上峯雄、岩田拓郎、原田貴与子、それぞれの議員連名であります。 丸山議員が近日配付された討議資料において、それまで広瀬町議会議員、伯太町議会議員であった者が、合併により安来市議会議員となったことにより、選挙の洗礼を受けずに1年間の在任期間を先送りし、多額の議員報酬の増額があったとの事実無根の記事が掲載されている。このことによって、当時それぞれの町議会議員であった者として著しく名誉を傷つけられた思いであります。在任特例は合併協議会において議論し、合併以前の各市町村での協議を踏まえ、最終的にはそれぞれの議会の議決を得て決定したものであります。この誤った掲載記事に対し、当時在職した現議員といたしまして謝罪と訂正を強く求めるものであります。平成25年9月25日。 以上であります。 ○議長(遠藤孝君) 以上、提案説明がありました。 提案に賛成の議員の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(遠藤孝君) 挙手多数であります。よって、丸山議員に謝罪を求めます。 ◆1番(丸山征司君) それでは、まずもって私ごとのために、きょう、本会議、お集まりの皆様には大変、まず本会議のスタートが遅くなったこと、そして今、お昼どきでも大変時間が延びたこと、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。済みませんでした。 先ほどの意見書が出ました。確かに、先日配付した討議資料の中で、いろいろな文章全体の中で、旧2町の町議の方の合併時の在任特例を利用したことによって、1年間の在任期間の間に新しい安来市議会議員としての議員報酬があったと。そういうことによって増額があったというふうな表現をいたしました。私として実際そういうふうな認識をしておりまして、きょうそういった指摘を受け、認識が間違っていたことだなと、誤認していたことだなと思いました。先ほど意見書を提出されました当時の町議会議員、そして現職7名の方、そして当時現職でありましたほかの町議の方の皆様、多分25名の方には大変多大なご迷惑とご不快な思いをさせましたので、失礼いたしました。謝罪と、そして今先ほどの意見書にありましたことが正しいということで訂正させていただきますので、よろしくお願いします。失礼します。 ○議長(遠藤孝君) 以上でこの件について終わります。 以上で日程の全てを終了いたしました。 この際、市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 近藤市長。            〔市長 近藤宏樹君 登壇〕 ◎市長(近藤宏樹君) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る9月2日から本日までの第63回市議会定例会におきまして、提案いたしました諸議案につきまして慎重なご審議を賜り、全ての案件をご議決いただきました。まことにありがとうございます。 ご議決いただきました中には、7月15日に発生した豪雨災害の復旧に係る補正予算もございます。一日も早い復旧を目指し、速やかな執行に当たってまいります。 また、島根県西部では、この夏2度にわたり豪雨に見舞われました。先週には、その応援として津和野町へ2名の職員を派遣いたしました。さらに、今月中旬には台風18号が日本列島を縦断し、近畿、東海地方を中心に大きな被害をもたらしました。このように大きな災害がいつどこで発生するのか予想がつかず、ここ安来市も例外ではありません。これからの台風シーズンに向かい、豪雨災害へもしっかりとした備えをしてまいります。 次に、国政をめぐる動きについてであります。 安倍首相は来年4月に予定されております消費税増税について、日銀の9月の企業短期経済観測調査、短観が発表される10月1日にもその是非を判断し、表明する見通しであるとの報道がなされております。消費税率の引き上げは地方財政に少なからず影響を及ぼすことと思いますので、今後の推移に注視してまいりたいと考えております。 次に、東京オリンピック開催についてであります。 本会議開催中、9月8日のIOC総会において、2020年のオリンピック、パラリンピックを東京で開催することが決定されました。我々の住む地方都市でも経済への波及が考えられることなどから、その開催を期待を持って歓迎したいと考えております。さらに、フェンシング競技において、安来市からは世界で活躍する選手も誕生しており、オリンピックに向けて一層の飛躍を期待するものであります。 次に、隠岐ジオパークについてであります。 今月9日、韓国の済州で開催された第3回アジア太平洋ジオパーク大会において、隠岐ジオパークの世界ジオパークネットワークへの加盟が認定されました。関係4町村で構成する隠岐ジオパーク推進協議会では、隠岐の保全、保護はもとより、地域振興や人材育成等への活用を推進していかれると聞いております。同じ県内の自治体として心からお祝いを申し上げるとともに、観光分野などの協力、連携等を検討してまいりたいと考えております。 次に、今後の秋のイベントについてであります。 今月29日には、5年に一度の戦国尼子フェスティバルを開催いたします。全国から尼子氏にゆかりのある尼子一族の皆様約70名をお迎えし、400人が参加する武者行列、そして鉄砲隊の演武など、勇壮な戦国絵巻を展開することとしております。また、11月3日には第9回なかうみマラソン全国大会を開催いたします。ゲストには安来市ゆかりの落語家、桂吉弥さん、セビリア世界陸上女子マラソン銀メダルの市橋有里さんをお迎えし、約5,300名の方に秋の安来路を堪能いただきます。議員の皆様にもそれぞれの催しに足を運んでご一緒に楽しんでいただきながら、参加者への激励をお願いしたいと存じます。 さて、議員各位の任期もいよいよ残りわずかとなりました。任期中、安来市の発展にご尽力いただき、まことにありがとうございました。引き続き市議会議員一般選挙に立候補される方につきましては、10月27日執行の選挙で市民の負託を受けられ、本市の発展のためご活躍いただきますことをご祈念を申し上げます。また、今期限りでご勇退なさいます方におかれましては、市勢振興に多大なるご尽力をいただきましたことに深く感謝を申し上げますとともに、今後も変わらずご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。 以上、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(遠藤孝君) 第63回安来市議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る9月2日から本日までの23日間開会されました本議会におきましては、活発なご議論を尽くしていただきました。開会のころは黄金色に実っていた稲穂ですが、随分と刈り取りも進み、秋の気配も深まってまいりました。 さて、我々議員の任期も残すところあと1カ月少々となりました。振り返ってみますと、4年前の7月に政権交代が実現し、民主党政権が誕生したものの、外交問題や政策でつまずき、経済の低迷から脱却できず、さきの総選挙で自民党政権の復活となりました。また、国内では東日本大震災やそれに伴う原発事故が発生しました。市内におきましても、大雪やゲリラ豪雨など災害が多発した4年間でありました。この間、市当局も安来市の発展と地域社会の課題解決に邁進され、懸案でありました切川開発計画も新たな形で動き出しました。議会内におきましても、議員提案による条例制定や議会政治倫理規程の制定のほか、一般質問に一問一答方式を導入され、また議会報告会を始められるなど市議会の活性化に努めていただきました。この任期をもってご勇退されます議員各位におかれましては、これまでのご活躍とご尽力に対し敬意を表する次第であります。健康に留意され、今後も安来市と安来市議会の発展のためにご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。また、引き続き立候補されます議員各位におかれましては、来月執行されます選挙によりまして再び市民の負託を受けられ、本市の発展に対しさらなるご活躍いただきますことをご祈念申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶といたします。 以上をもちまして第63回安来市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでございました。            午後0時46分 閉会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。                            平成  年  月  日     安来市議会議長     安来市議会副議長     安来市議会議員     安来市議会議員...