大田市議会 > 2020-07-22 >
令和 2年第 6回臨時会(第1日 7月22日)

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  1. 大田市議会 2020-07-22
    令和 2年第 6回臨時会(第1日 7月22日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    令和 2年第 6回臨時会(第1日 7月22日)   令和2年7月臨時会             大田市議会会議録              令和2年7月22日(水曜日)           ――――――――――――――――――――                 議事日程(第1号) 令和2年7月22日(水)午前9時開会  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第262号 令和2年度大田市一般会計補正予算(第5号)             ~~~~~~~~~~~~~~~~                 会議に付した事件  日程第1から日程第3まで             ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (18名)     1番  月 森 和 弘       2番  亀 谷 優 子     3番  根 冝 和 之       4番  和 田 浩 司
        5番  三 谷   健       6番  森 山 幸 太     7番  胡摩田 弘 孝       8番  森 山 明 弘     9番  小 川 和 也      10番  石 田 洋 治    11番  小 林   太      12番  河 村 賢 治    13番  林   茂 樹      14番  大 西   修    15番  塩 谷 裕 志      16番  石 橋 秀 利    17番  清 水   勝      20番  松 村 信 之             ~~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員  (なし)             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市長        楫 野 弘 和     副市長      清 水 克 典 政策企画部長    飯 田   徹     総務部長     水 田 雄 二 健康福祉部長    林   泰 州     環境生活部長   楫 野 美 里 産業振興部長    上 西   宏     建設部長     尾 田 英 夫 上下水道部長    木 村 一 治     消防部長     幸 村 卓 己 財政課長      森   博 之     政策企画課長   伊 藤 昌 彦 市立病院事務部長  島 林 大 吾     教育長      船 木 三紀夫 教育部長      川 島 穂士輝     監査委員     富 田 正 治             ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      大 谷   積     事務局次長    川 上 浩 史 次長補佐      藤 間 友 章     庶務係長     北 村 裕 子               午前10時35分 開会 ○議長(松村信之) これより、令和2年第6回大田市議会臨時会を開会いたします。  ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりといたします。 ◎日程第1 会議録署名       議員の指名 ○議長(松村信之) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第132条の規定により、17番、清水 勝議員、2番、亀谷優子議員の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(松村信之) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日とすることに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松村信之) 御異議なしと認めます。  よって、本臨時会の会期は、本日1日とすることに決定いたしました。 ◎日程第3 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(松村信之) 日程第3、これより議案を上程いたします。  議案第262号、令和2年度大田市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松村信之) 御異議なしと認めます。  よって、本案は、委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 市議会臨時会の開会に当たり上程議案の説明に先立ちまして、諸般の事項について御報告を申し上げます。  まず初めに、今月初旬に九州地方をはじめとして発生した令和2年7月豪雨によりまして、広範囲にわたり甚大な被害が発生いたしました。  お亡くなりになりました方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。  島根県内におきましても、2年前の西日本豪雨による氾濫で大きな被害をもたらしました江の川が再び氾濫し、また、本市を含めた県内の多くの地域で大雨の被害が発生しております。  近年の気象状況では、何十年に一度という記録的な大雨が各地で頻繁に発生しており、いつ、どこで大規模な自然災害が起きてもおかしくない状況であります。  また、避難所における新型コロナウイルス感染症をはじめとした感染症対策も、これまでにはない大きな課題となっており、本市においても、市民の皆様の生命、安全を守るため、引き続き関係機関と連携を図り、災害対応に努めてまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。  国の緊急事態宣言全面解除から約2か月が経過いたしました。市民の皆様方には、感染拡大を防止するため、これまでに様々な御理解、御協力をいただいており、改めて感謝申し上げます。  ウイルスへの対応は長期間にわたり必要となります。感染拡大防止対策社会経済の維持との両立のため、市としても様々な分野におけるデジタル化感染症対策に配慮した整備に対する支援など、積極的な取組を推進してまいります。  一方で、県内においては、2か月ぶりとなる感染症患者が7月14日に発生し、市内でも再び不安感が広がっています。市といたしましても、これまで同様、国、県や関係機関と連携を図り、正確な情報把握や適切な対応、対策、支援に努めてまいりますので、引き続き市民の皆様の御協力をお願いいたします。  それでは、議案第262号につきまして提案理由の概要を説明いたします。  議案第262号、一般会計補正予算につきましては、総額4億6,600万円余を増額するものであります。その内容は、新型コロナウイルス感染症対策として、情報教育推進事業などに3億9,200万円余、日本遺産「石見の火山が伝える悠久の歴史」推進事業500万円、また、4月及び6月の局地的な大雨被害に伴う復旧対応として、現年耕地災害復旧事業などに6,800万円余であります。  財源につきましては、国庫支出金、市債、財政調整基金の取崩し等によるものであり、補正後の一般会計予算総額を299億9,100万円余とするものでございます。  詳細につきましては担当課長より説明をさせますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、私からの諸般の報告並びに提案理由の説明を終わります。 ○議長(松村信之) 森財政課長。              [財政課長 森 博之 登壇] ○財政課長(森 博之) それでは、議案第262号、一般会計補正予算(第5号)につきまして、お手元に配付しております補正予算説明資料により御説明いたします。  表紙をめくっていただきまして、1ページの総括表を御覧願います。一般会計につきまして補正をするものでございまして、お示しをしておりますとおり4億6,601万1,000円を追加いたしまして、補正後の予算額を299億9,197万3,000円とするものでございます。  このたび補正いたします事項は大きく3点でございまして、1点目が新型コロナウイルス感染症対策に係るもの、2点目が日本遺産認定に伴うもの、3点目が4月と6月に発生しました豪雨災害で被災した農地等の復旧に関するものでございます。初めに、日本遺産認定に伴う1事業と、災害復旧に関する2事業について御説明をし、その後に新型コロナウイルス感染症対策に係る13事業について御説明申し上げます。  それでは、2ページを御覧願います。1番、日本遺産「石見の火山が伝える悠久の歴史」推進事業500万円でございます。三瓶小豆埋没林をはじめとする火山由来地域資源文化庁日本遺産に認定されたことを機といたしまして、日本遺産を活用した地域の活性化観光誘客を図るための推進母体として、官民協働での設置を予定します(仮称)大田市日本遺産推進協議会活動資金の貸付けを行うものでございます。  協議会が取り組む事業につきましては、文化庁補助金がその主たる財源でございますけれども、この交付が12月頃となりますので、それまでの間の事業を進めるための財源として貸付けを行うものでございます。補助金交付後の年度内償還を条件とするものでございます。  続きまして、災害復旧の関係でございます。3ページをお願いいたします。11番、災害被害森林復旧対策事業1,608万7,000円でございます。大田市森林組合作業用林道専用道として整備をされています温泉津町井田の元井田線が6月の豪雨によりましてのり面崩壊など10か所、延長にして249メートルにわたり被災をいたしました。森林組合におきまして早期の回復を図るための復旧事業に取り組まれるに当たりまして、該当する補助金交付要綱に基づき、島根県助成分4分の2を含めました総事業費の4分の3相当額を助成するものでございます。  4ページを御覧願います。16番、現年耕地災害復旧事業5,200万円でございます。4月及び6月の豪雨によりまして、農地7か所並びに農業用施設12か所が被災をいたしましたので、この復旧事業に取り組むものでございます。事業費の内訳につきましては、4月分を595万1,000円、6月分を4,604万9,000円と積算をいたしております。  続きまして、新型コロナウイルス感染症対策関連事業について御説明いたします。恐れ入ります、2ページにお戻り願います。2番、コロナハラスメント等予防啓発事業337万9,000円でございます。新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして懸念されます、感染者医療従事者及びその家族等への誹謗中傷を防止するための予防啓発事業に取り組むものでございます。研修会の開催や啓発広報紙全戸配布のほか、市内事業者児童生徒啓発マグネットシート等啓発グッズを配布するものでございます。  3番並びに4番のひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、国において予算化された事業でございまして、子育てと仕事を独りで担う低所得者独り親世帯を支援するものでございます。児童扶養手当の支給を受けている方等について、1世帯当たり5万円と第2子以降につきましては3万円を加算いたしました額を支給し、収入が大きく減少している世帯につきましては、さらに5万円を上乗せで支給するものでございます。システム改修費人件費等事務費を含めました総事業費を4,079万8,000円として実施するものでございます。  5番、緊急小口貸付世帯への臨時特別給付金事業477万円につきましては、5月29日の臨時会におきまして予算化をさせていただいた事業でございます。国におきまして緊急小口資金貸付期間を当初の7月末から9月末に延長されたことに伴いまして、現在の申請数等を勘案し、延長分に係る給付金見込額を増額するものでございます。  6番、地域診療所施設管理費857万円でございます。医師不在により準無医地区となりました温泉津地区におきまして、10月より、仁摩診療所の医師が毎週金曜日の午後、温泉津まちづくりセンターにおいて巡回診療を行っていただけることとなりましたので、コロナ禍における医療提供体制の確保、ひいては地域医療を確保するため、巡回診療に必要となる施設機能診療機器を整備するものでございます。  7番と、ページをめくっていただきまして、3ページの8番、9番、10番の新型コロナウイルス感染症対策事業につきましては、保育所放課後児童クラブ幼稚園、産後ケア施設等における消毒液やマスクの購入等感染予防対策につきまして、国の補助金を活用し、1施設あるいは1事業当たり50万円を上限として取り組むものでございます。公立施設につきましては市の直接事業民間施設等につきましては補助金の交付でございます。  7番の保育所等の関係が25施設、12事業で1,916万5,000円、8番の放課後児童クラブ等の関係が12クラブで600万円、9番の産後ケア施設に対しましては1施設で50万円、10番の幼稚園が2施設でございまして100万円とするものでございます。  12番、新たな観光地魅力づくり推進事業1,918万円でございます。2つの事業で構成しておりまして、1つが感染症終息後に備えた活動や新しいチャレンジを応援するものでございまして、宿泊事業者感染症対策やワーケーションといった新たな生活様式に対応するために取り組む施設整備と、観光誘客を支援するものでございます。島根県の補助事業とも連動させながら、1施設当たり上限250万円の助成を行うものでございます。  もう一つの事業は、当面中国5県の国内旅行者を主要な対象といたしました観光PRを実施するものでございます。PR映像の作成、ツイッターやインスタグラムといったSNSを活用した情報発信、広島、岡山のタウン情報誌への大田の魅力掲載、インターネット上における観光情報充実等に取り組むとしたものでございます。  13番、情報教育推進事業2億4,554万5,000円でございます。災害感染症発生等による学校の臨時休業等の緊急時におきましても、ICTの活用により、全ての子供たちの学びを保障できる環境を整備するものでございまして、小・中学校児童生徒への1人1台端末の整備と、教育のICT化を進めるためのICT技術者を配置するものでございます。端末整備につきましては、既存調達分と合わせました2,413台を、技術者の配置につきましては、市内IT系企業への委託を予定するものでございます。  14番、学校業務改善事業2,101万7,000円でございます。感染予防対策を行う教職員の負担軽減を図るため、全ての小・中学校にスクールサポートスタッフを配置するものでございます。  4ページをお願いいたします。15番、学校再開に伴う感染症対策学習保障事業2,300万円でございます。小・中学校における感染症対策及び感染症対策を講じながら児童生徒学習機会を保障するために必要な資材を購入するもので、大田小学校、第一中学校につきましては1校当たり150万円を、その他の小・中学校につきましては100万円の事業費としております。  末尾には財源の内訳をお示しをしております。財政調整基金からの繰入金を2億3,871万3,000円とさせていただいておりまして、国の第2次補正により配分されます臨時交付金につきましては、次回の補正予算以降において財源組替えと併せて計上させていただきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(松村信之) それでは、本案について御質疑はありませんか。  3番、根冝和之議員。 ○3番(根冝和之) 15番、学校再開に伴う感染症対策学習保障事業についてでございますけれども、学校の臨時休業と緊急時においてもICTの活用により、全ての子供たちの学びを保障できる環境を早急に実現するためということで、学習機会の確保について御尽力いただきまして大変ありがたいなと思っております。  その内容ですけれども、整備端末等購入費用が上がっておりますけれども、もう一度長期の臨時休校となった場合ですけれども、そういった端末がありましても、家庭で使用できないということがあってはならないとは思うのですけれども、本年度家庭でのICT環境についてのアンケートをされていたと思うのですけれども、そういったICT環境が整っていない家庭ですね、どれぐらいの割合で、ざっくりでもいいのですけれども、おられるのかなと思いますので、その割合を教えていただければと思います。  そして、そういった経済的な理由でICT環境導入が困難な家庭に対しての支援をどうしていくかという協議があったのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(松村信之) 川島教育部長。 ○教育部長川島穂士輝) お尋ねのGIGAスクールに関してでございます。家庭学習のための通信機器の整備でございますけれども、これにつきましては、内容としましては、先ほどおっしゃったように家庭の中でそういったWi-Fi等の環境がない御家庭のための、学習のためのモバイルルーターの整備という内容でございます。これは国の補助事業の中で、上限1万円定額の、1万円の補助メニューがございます。  5月に全ての小・中学生に対してアンケート調査を行いましたところ、約10%程度、2,400ですから、240程度のそういったWi-Fi環境も何もないといった世帯があるということの回答を得ております。
     そうしますと、全てそれを基にしますと240台のそういったルーター整備ということになりますけれども、課題点といたしまして、ルーターは整備は補助金でやりますけれども、その後のいわゆるランニングコスト、そのルーターを作動させるための定額あるいは、または通信費ですね、家庭での通信費をどうするのかといったこともございます。  これにつきましては、県内他市の状況等も聞き取っておりますけれども、他市も含めて、やっぱりそういったランニングコストが非常に多くなってくるということもあります。どこも、まずは学校でのそういった学習にこういったものを活用していくことが第一で、今回のようなコロナに起因いたします長期の休業休暇、これにつきましてはそういった機械を、機器をまず御家庭に持って帰っていただいて、家庭用でできるWi-Fiの方はそれでやっていただく。できない児童生徒については、Wi-Fi環境の整った他の施設等で分散で授業をやっていくとかいうようなこともお聞きしておりますので、そういった状況も参考にしながら取組を検討していきたいと思っております。 ○議長(松村信之) ほかにありませんか。  14番、大西 修議員。 ○14番(大西 修) 今回の補正予算は、委員会がないものでありますので、16番の農林水産施設への災害復旧費について伺うものであります。大体委員会では、この豪雨災害の箇所はどこなのか、また、農業施設の関係だと、個人負担が関わってまいります。どこの災害復旧にはどれだけの個人負担がかかるものなのか、そういう説明があるわけなのですが、今回はそういうものが明記されておりませんので、ぜひこれの資料を提出してほしいと思います。それが1つのお願いであります。  2つ目は、4月災害と6月災害しかここには出ておりませんが、実は7月災害江の川からの流木被害が相当海岸部にあります。これについての見通しはどうなっているのか、それを併せて伺うものであります。  以上、2点、よろしくお願いします。 ○議長(松村信之) 大西議員、その見通しについては、今回はこの7月の補正、ここに上がったものだけにしていただいて、見通しはまた部長さんのところにでも、課長さんのところにでも行ってお聞き願ったらありがたいなというように思います。 ○14番(大西 修) はい。 ○議長(松村信之) 上西産業振興部長。 ○産業振興部長(上西 宏) まず、地元の負担金の関係でございます。  これにつきましては、まず農地の災害につきましては、補助残の2分の1でございます。それから、施設、これは用水路頭首工ため池でございますけれども、これにつきましては補助残の7分の2、それから単独災害につきましては、用水路頭首工ため池、これにつきましては10%、これの地元負担金お願いをさせてもらっております。  それから、箇所別でございますけれども、まず、4月の田んぼ、これは田の災害でございますけれども、これが1か所、大代地区でございました。それから、6月の本災でございますけれども、これは田が6か所ございました。大代、祖式、久利、山口が2か所、富山でございます。施設につきましては、道路が五十猛、用水路が川合、排水路が山口、それから単災につきましては道路2か所、これが仁摩と久利でございます。用水路が山口でございます。排水路につきましては祖式、大屋が3か所、久利、川合でございます。応急処置といたしまして道路3か所、これは志学が2か所、大屋が1か所、排水路につきましては鳥井、川合、これで応急工事をしております。以上でございます。 ○議長(松村信之) 14番。 ○14番(大西 修) 先ほどの説明の、この資料の配付というものは考えておりませんですか。 ○議長(松村信之) 上西産業部長。 ○産業振興部長(上西 宏) 後ほどでよろしければ、配付をさせていただきます。 ○議長(松村信之) 14番。 ○14番(大西 修) ぜひお願いします、後ほどでいいので。 ○議長(松村信之) ほかにございませんか。  17番、清水 勝議員。 ○17番(清水 勝) 全員協議会で、議長からも発言回数が多いよということだったものですから控えておったところですので、本議案の中で数件だけお聞かせください。  1つには、保育園施設あるいは放課後児童クラブ、それぞれ官民合わせて保育園は25施設ぐらいあると思います。あるいは児童クラブについては12クラブあると思います。それぞれ規模が大きいところ、小さいところと様々あります。この補助事業の中では一律にあるのか、あるいは入所者数等々の数字を加味する中で支援策を講じられるのか、その内容についてかみ砕いてお聞かせください。  次に、ナンバー12、商工費の関係です。1,918万円、このコロナ関係で、国そのものについてもGoTo事業大変変化に変化、また変化ということで変化をしておりまして、ようやく今日に至りまして、ある程度の内容が明示されたようであります、明らかにされたようであります。そういうことで、この事業につきましては受入れ側事業者についても非常に、その他の事業もあります、県の事業もあります。非常に受入れ側としては混迷を深めておるという話も聞いておるところですけれども、この事業についても私は事業者に対して詳細な説明等々が大田市の事業として必要ではないかなと思うのです。事業者に対してこれだけの理解等では、こういう制度がありますよということで周知をされるのかどうなのか、周知方について少しお聞かせをいただきとうございます。  それから、その次のナンバー13、大きな事業です、2億4,500万円の事業。これは学校に端末等の配置をするという、配備するということですけれども、これは先ほどの全員協議会で私が聞き落としたかもしれませんですけれども、当然この種の事業については地元業者を過去の例からしても大事にしておられます、その思いはどうなのか。これから先、いろいろ詳細な取組については対応していくということですけれども、地元業者に対する対応策等は持っておられるのかどうなのか、少しその内容を聞かせてほしいと思います。  それから、学校の関係で、これは大田小学校、一中については補正予算額ナンバー15の2,300万円です。これは大規模校については150万円、その他については100万円ということですが、その他の学校については児童数と学校の規模に関係なく均一に100万円だということで受け止めていいなのか。例えて言うと、大田小学校あるいは一中のほかにも、これに似通った学校もあるのですね、似通った学校。そういうところについては少し数字を考えてみる中で、三段構え等に考えられる余地はないのかどうなのか、少し思いを聞かせてください、経過も踏まえて。  次に、財源の関係ですけれども、非常に国県の支援金のほかに一般財源が2億3,800万円、これは財政調整基金の取り崩して繰り入れるものだよということですけれども、実際にこれまで1回、2回、3回、4回、5回ぐらいのコロナ対策の支援策が講じられておるわけですけれども、その都度、財調基金の取崩しいうことが言われておるわけですけれども、現に財調基金がどれだけ残っているのか、あるいは9月補正をする中で最終的に財調基金はこのぐらい残りますよと、その点、概略的な数字でもいいですから、構え的なことも含めて聞かせてください。 ○議長(松村信之) 林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(林 泰州) お尋ねのありました予算説明資料の中のナンバー7の新型コロナウイルス感染症対策事業、それから次のページのナンバー8、同じく新型コロナウイルス感染症対策事業、このことについてのお尋ねについてお答えをいたします。  まず、ナンバー7の保育施設でございますけれども、これは、これまでの補正お願いをして感染症対策を行ってきたものと同様に、施設に対して50万円を限度としておりまして、全ての施設に50万円分を配付できる予算をお願いするものでございます。加えまして、事業として一時預かりあるいは病児保育等に取り組んでおられる保育所については、さらに50万円を限度としてお使いいただけるように予算を組ませていただいておるところでございます。  それから、ナンバー8の放課後児童クラブでございますが、これは新年度から12のクラブになっておりますので、この12のクラブそれぞれに50万円ずつの600万円を計上させていただいております。以上です。 ○議長(松村信之) 上西産業振興部長。 ○産業振興部長(上西 宏) 12番の新たな観光地魅力づくり支援事業についての周知についての御指摘でございます。このことについては、当然周知、非常に大事でございますので、大田にございます2つの旅館組合、そして観光協会等を通じまして周知を図っていきたいというふうに思っております。  なお、既に数件につきましては、島根県の事業の兼ね合いもございまして、既に御相談をいただいている件もございます。この事業につきまして改めて周知をきっちり図っていきたいと、このように考えております。 ○議長(松村信之) 川島教育部長。 ○教育部長川島穂士輝) お尋ねの13番でございます、情報教育推進事業でございます。これにつきましては情報機器のタブレット端末あるいは学習支援ソフト、その他附属のものを整備をするわけでございますけれども、仕様書をまとめまして入札ということになろうと思います。これにつきましては、一般的な入札方法に準じて執行していきたいと思っております。  それから、15番の学校再開に伴う感染症対策についてでございます。これにつきましては、大田市内の国の基準でございますが、児童生徒300人以下につきましては100万円、それを超える301人から500人までについては150万円という基準がございまして、大田市の場合でいいますと、大田小学校、一中については150万円、その他については一律100万円ということでの配分で行うものでございます。これにつきましては、学校長の判断で迅速かつ柔軟に対応することができるよう、各学校に配分を予定をして、使用につきましては感染症対策あるいは学習保障支援という形の使い道について判断をして執行するということにしております。以上でございます。 ○議長(松村信之) 水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) 財源のことでございます。とりわけ財政調整基金の残高の見込みということでの御質問でございます。  このたび取崩しをお願いをしております2億3,800万円を取り崩しますと、今年度末の今の現在高は8億1,800万円ということに今は想定をいたしておりますけれども、先ほどの全員協議会の中で御説明をいたしました国の第2次補正予算、いわゆる交付金の関係でございますけれども、まだ約3億1,000万円程度の振替の元もありますし、当然補正予算でも使っていく部分がありますので、これらを含めて財源組替え等も考えていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(松村信之) 17番。 ○17番(清水 勝) 保育園へのそれぞれ資材の支援策ですけれども、1保育園当たり上限が50万円ということで、園児数の大小にかかわらず1園について50万円ずつ支援をするよということで受け止めていいなのか。あわせまして、申請をすることによってこの上限になるのか、これの支援策は対象になるのかどうなのか、そういう条件なしで一律に50万円ずつ支援するよということで受け止めていいなのかどうなのか、放課後児童クラブも一緒ですね、そういう思いで受け止めていいなのかどうなのか、再度お尋ねいたします。  観光地の魅力づくり推進事業です。1,918万円の関係です。とかく国の関係についても、大変迷走に迷走を重ねたGoTo事業が、これは国の第1次補正の中での事業ですけれども、いまだに詳細には明確になっていないということを私は思います。そういう状況の中で、観光事業者に対してこういう支援策ですけれども、否定するものではありませんですけれども、ぜひ簡素で簡略的な扱いを取り組んでいくべきではないかなという、私なりの気持ちがしておるところです。ぜひ簡略的な、簡素な手続への対応を強く求めておきます。  学校関係ですけれども、これは一つの基準がありますよということですけれども、大田市の場合、大田市に対しますいわゆる国からの自治体の裁量権を持った事業の範囲だと思うのですけれども、そういう内容でその大、中、小ということでの扱いはならないものなのかどうなのか。あくまでも国の基準だから、一歩たりとも逸脱はできんよという構えなのかどうなのか。大田市に対します国の自由裁量権を持った交付金であると思うので、そういう対応ができんものかどうなのか、改めてお尋ねをいたします。  あわせまして、情報教育推進事業ですが、これは一般競争入札ということですけれども、例えて言うと大型のこの種の事業者が入ってきておられますね、大田にも。大田店があります。こういう方が参加された場合には、とても地元事業者は入札では太刀打ちできないと思います。そういうことから、過去には地元事業者を中心の取扱いがあったと思いますけれども、そういう構えはないなのかどうなのか、あくまでも県外からの大型店が入っておられますけれども、そういうところも含めて入札制度になるのかどうなのか、その点を明確にしておいてください。 ○議長(松村信之) 林健康福祉部長。 ○健康福祉部長(林 泰州) 保育園コロナ感染対策についての再度のお尋ねでございます。  これは、民間の施設につきましては申請をしていただくということでございますが、当然これは予算案を作成する際に、それぞれの意向を伺いまして、申請をしていただくということで、提出は既にいただいておるところでございます。  重ねて申し上げますが、通常の施設に対しての50万円と、それぞれ保育所によって一時預かりを事業としてやっているところ、あるいは病児保育に取り組んでいる保育園がございますので、そういった事業についてはさらに別に50万円の上限額を設けて申請いただいておるという状況でございます。以上です。 ○議長(松村信之) 船木教育長。 ○教育長(船木三紀夫) まず、15番ですか、学習保障事業の件ですが、国の基準どおりに実施する予定にしておりますので、議員さんが申されますように3段階、4段階の区分とする気は今のところございませんので、先ほど言いましたように300人を超える、超えないかによって100万円と150万円で実施したいと考えております。  それと、もう1点、情報教育推進事業2億4,500万円の入札の件ですけれども、やはり地元で、当然受注していただくのが私は一番いいと思っていますが、これも御存じのように金額、台数、また納期等を来年の3月まで、今年度中に納入してもらいたいということも総合的に考慮する中で、やはり担当部署と協議をする中でいろいろな入札の方法は決定していきたいと思っておりますので、そのように御理解いただきたいと思います。 ○17番(清水 勝) いいです。 ○議長(松村信之) ほかにございませんか。  5番、三谷 健議員。 ○5番(三谷 健) 2番目のコロナハラスメントの予防啓発事業で、ちょっと確認をさせてください。今日配られた概要書によると、対象者は懸念される感染者医療従事者と家族とかに特定されていますけれども、これはそのままなのでしょうか。ちょっと確認のためにお聞かせください。 ○議長(松村信之) 水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) いわゆるそういったハラスメントが起きる対象者として、こういったことを事例として挙げております。様々なパンフレットを作ったり、あるいはトートバッグ等については、広く市民の皆さん、子供さんも含めてお配りをして啓発をするということでございますので、医療従事者に限るといったことではないことであります。以上です。 ○議長(松村信之) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。  本案について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(松村信之) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(松村信之) 起立全員であります。  よって、議案第262号は、原案のとおり決しました。  以上で本臨時会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、令和2年第6回大田市市議会臨時会を閉会いたします。皆さん、御苦労さんでございました。                午前11時18分 閉会  以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。  令和2年7月22日          大田市議会議長          大田市議会副議長          大田市議会議員          大田市議会議員...