大田市議会 > 2019-12-16 >
令和元年第 7回定例会(第5日12月16日)

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  1. 大田市議会 2019-12-16
    令和元年第 7回定例会(第5日12月16日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    令和元年第 7回定例会(第5日12月16日)   令和元年12月定例会             大田市議会会議録             令和元年12月16日(月曜日)           ――――――――――――――――――――                 議事日程(第5号) 令和元年12月16日(月)午前9時開議  第1 議案第177号の訂正方について  第2 付託案件審査報告委員長報告に対する質疑      議案第163号 令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(歳入、所管              歳出)      議案第174号 大田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制              定について                                [総務教育委員長]      議案第163号 令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(所管歳出)      議案第164号 令和元年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第165号 令和元年度大田後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第
                 1号)      議案第166号 令和元年度大田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第172号 令和元年度大田病院事業会計補正予算(第1号)      議案第176号 大田市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について                                  [民生委員長]      議案第163号 令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(所管歳出)      議案第167号 令和元年度大田生活排水処理事業特別会計補正予算(第1              号)      議案第168号 令和元年度大田簡易給水施設事業特別会計補正予算(第1              号)      議案第169号 令和元年度大田農業集落排水事業特別会計補正予算(第1              号)      議案第170号 令和元年度大田下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第171号 令和元年度大田水道事業会計補正予算(第1号)      議案第173号 大田市下水道事業の設置等に関する条例制定について      議案第175号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第177号 大田市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正              する条例制定について                                [産業建設委員長]  第3 討論・表決      議案第163号 令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)      議案第164号 令和元年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第165号 令和元年度大田後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第              1号)      議案第166号 令和元年度大田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第167号 令和元年度大田生活排水処理事業特別会計補正予算(第1              号)      議案第168号 令和元年度大田簡易給水施設事業特別会計補正予算(第1              号)      議案第169号 令和元年度大田農業集落排水事業特別会計補正予算(第1              号)      議案第170号 令和元年度大田下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第171号 令和元年度大田水道事業会計補正予算(第1号)      議案第172号 令和元年度大田病院事業会計補正予算(第1号)      議案第173号 大田市下水道事業の設置等に関する条例制定について      議案第174号 大田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制              定について      議案第175号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第176号 大田市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第177号 大田市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正              する条例制定について  第4 市長提出追加議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第178号 大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に              ついて      議案第179号 大田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改              正する条例制定について      議案第180号 大田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の              一部を改正する条例制定について      議案第181号 令和元年度大田一般会計補正予算(第6号)      議案第182号 令和元年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第3              号)      議案第183号 令和元年度大田介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第184号 令和元年度大田生活排水処理事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第185号 令和元年度大田簡易給水施設事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第186号 令和元年度大田農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号)      議案第187号 令和元年度大田下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第188号 令和元年度大田水道事業会計補正予算(第2号)      議案第189号 令和元年度大田病院事業会計補正予算(第2号)             ~~~~~~~~~~~~~~~~                 会議に付した事件  日程第1から日程第4まで             ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (18名)     1番  林   茂 樹       2番  亀 谷 優 子     3番  根 冝 和 之       4番  和 田 浩 司     5番  三 谷   健       6番  森 山 幸 太     7番  胡摩田 弘 孝       8番  森 山 明 弘     9番  小 川 和 也      10番  石 田 洋 治    11番  松 村 信 之      12番  小 林   太    13番  河 村 賢 治      15番  大 西   修    16番  月 森 和 弘      18番  塩 谷 裕 志    19番  清 水   勝      20番  石 橋 秀 利             ~~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員  (なし)             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市長        楫 野 弘 和     副市長      清 水 克 典 政策企画部長    原 田   修     総務部長     水 田 雄 二 健康福祉部長    林   泰 州     環境生活部長   楫 野 美 里 産業振興部長    上 西   宏     建設部長     尾 田 英 夫 上下水道部長    飯 田   徹     消防部長     幸 村 卓 己 財政課長      森   博 之     政策企画課長   伊 藤 昌 彦 市立病院事務部長  島 林 大 吾     教育長      船 木 三紀夫 教育部長      川 島 穂士輝     監査委員     富 田 正 治            ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      大 谷   積     事務局次長    川 上 浩 史 次長補佐      藤 間 友 章     嘱託職員     小 谷 直 美                午前9時00分 開議 ○議長(石橋秀利) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりといたします。
    ◎日程第1 議案第177号の訂正方について ○議長(石橋秀利) 日程第1、議案第177号の訂正方についてを議題といたします。  訂正箇所について説明を求めます。  水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) おはようございます。  発言の機会をいただき、ありがとうございます。お手元に配付いたしております令和元年度第7回大田市議会定例会議案の訂正についてをごらんください。  令和元年12月2日に提出いたしました議案第177号、大田市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についてのうち、第9条の次に1条を加える改正規定において、議案集の26ページ、12行目でございますが、「自動車及び自転車」とするところを誤って「自動車道及び自転車」といたしておりました。訂正をお願いしますとともに、深くおわびを申し上げます。  今後は、このようなことが発生しないよう十分確認を行ってまいります。まことに申しわけございませんでした。 ○議長(石橋秀利) お諮りいたします。  議案第177号の訂正方については、これを承認することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第177号の訂正方については、これを承認することに決しました。 ◎日程第2 付託案件審査報告委員長報告に対する質疑 ○議長(石橋秀利) 日程第2、付託案件審査報告及び委員長報告に対する質疑を行います。  さきに常任委員会に付託いたしました議案第163号から議案第177号までの15件を一括議題といたします。  各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。  初めに、総務教育委員長の報告を求めます。  11番、松村信之議員。               [11番 松村信之 登壇] ○11番(松村信之) 皆さん、おはようございます。  去る12月9日の本会議におきまして、総務教育委員会に付託されました議案第163号、令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(歳入、所管歳出)の予算案件1件、議案第174号、大田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について、翌12月10日、委員6名全員出席のもと委員会を開催し、その審査を終えておりますので、御報告いたします。  当日は、清水副市長、船木教育長を初め関係部課長の出席を得、慎重に審査を行いました。  その審査の結果と経過、可否判定における主な意見につきまして御報告をいたします。  まずは、審査の結果でございますが、当委員会に付託されました議案は、全会一致原案可決でございます。  それでは、各議案に対する主な質疑と意見につきまして申し上げます。  議案第163号、補正予算では、歳入について質疑はありませんでした。歳出では、人件費補正も含めた議論がありました。まず、執行部から、財政課所管財務会計システム管理費は、来年度予算から歳出科目の賃金の文言が廃止されるため、システムの改修を行うものである。財政調整基金新規積立金1億6,000万円は、決算剰余金の2分の1を基金に積み立てる。合併振興基金の積立金は、後年度の財源確保のためであり、今回の積立額は5億370万円で、財源は合併特例債発行が4億7,850万円、残り2,520万円は一般財源で補うものである。  続いて、税務課所管市税還付金については、市県民税の還付金の増額に伴い、予算不足が見込まれるために、補正予算を計上したとの説明がありました。  委員からは、職員の残業について質疑があり、残業、つまり時間外を減らす努力はされているのか。特定部署に集中しているのか。過重労働防止のための人員配置や業務指示を行っているのかの問いに、残業時間は昨年に比べ、ふえてはいない。突発的な災害等の対応などを除き、ノー残業デーの実施や管理職や職員への業務指導による職務の平準化や人員配置の適正管理を図るようにしているとの答弁でございました。  さらに、委員からは、定員管理計画や臨時・パート職員の雇用による人件費の抑制や住民サービスの低下を防ぐ努力をされていることはわかるが、厳しい財政状況の中、なお一層の時間外の縮減を求める。また、業務の合理化等による人件費の削減を検討する必要があるとの意見も出されたところでございます。  続いて、委員からは、合併振興基金の内訳や今後の方向性については、枠の拡大を要望する意見が出されました。  次に、教育委員会総務課所管就学支援事業については、国が示す児童生徒1人当たりの予算単価の改正に準ずるもの、中学校体育文化振興事業は、全国大会参加の増によるもの、石見銀山課新規積み立ては、落石対策事業の起債償還の財源として積み立てるとの説明がありました。  委員からは、両事業の利用内容、内訳等の質疑があり、答弁では、就学支援事業新入学学用品補助は国の指針で1人1万円の単価増となっており、入学前に支給するものである。中学校体育文化振興事業では、第二中学校の全日本春季軟式野球大会出場志学中学校生徒スキー全国大会参加見込みを考慮したもので、補助率は2分の1であるとの説明がありました。  次に、委員からは、交通費等の補助はあるが、優秀な成績の場合、結果報告会などの支援も考慮していただきたいとの意見も出されたところでございます。  続いて、議案第174号、大田市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定については、内容説明を求める質疑があり、答弁では、行政手続等に係る関係者の利便性の向上や行政運営の簡素化や効率化を図るため、情報通信の技術の利用を促進するものであるとの説明でした。  以上、総務教育委員会に付託されました議案第163号及び第174号は、全会一致原案可決でございます。  議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(石橋秀利) ただいまの総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  続いて、民生委員長の報告を求めます。  10番、石田洋治議員。               [10番 石田洋治 登壇] ○10番(石田洋治) 今議会におきまして、去る12月9日、民生委員会に付託されました議案第163号、令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(所管歳出)、議案第164号、令和元年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第165号、令和元年度大田後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第166号、令和元年度大田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第172号、令和元年度大田病院事業会計補正予算(第1号)、議案第176号、大田市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、12月11日、委員全員出席のもと委員会を開催し、審査を終えました。  委員会には、執行部より清水副市長を初め林健康福祉部長楫野環境生活部長島林大田市立病院事務部長ほか関係する担当課長出席のもと、慎重に審査を行いました。  その審査の経過及び結果、また可否判定において示された主な意見について御報告をいたします。  まず、議案第163号の審査の結果について申し上げます。令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(所管歳出)につきましては、全会一致原案可決であります。  まず、健康福祉部地域福祉課所管国県補助金等返還金4,362万7,000円については、平成30年度の実績に伴う返還金であります。質疑では、生活保護の申請件数は何件かとの質疑に、平成30年度申請件数は25件、却下5件、開始20件。却下の主な理由は、預貯金、生命保険の解約で当面の生活ができると判断したものである。また国の指導により申請を抑制することはしていないとの答弁でした。  次に、医療費負担金は返還で人数が減っているが、成果が上がっているのか、申請が少なくなったのかとの質疑に、返還金は主に扶助費であるが、就労支援員の人件費でもある。必要とする人が少なくなったのが主な原因である。また、障がい児通所給付負担金が利用者の減となっているが、実態はどうか、市外に通われている方もあるのかとの質疑に、放課後児童クラブの普及により、そちらを利用されているのも要因と考えられる。また、市外を利用されている方も数名いるとの答弁でした。  次に、障がい者自立支援給付事業5,656万1,000円については、実績見込みによる増であります。  質疑では、障がい者も高齢化しているが、対象者は何人か、また障がい者が高齢化して介護を受ける場合、どのような対応をしているのかとの質疑に、同じ方が複数のサービスを利用している場合もあるが、サービス全体で540名である。また、障がい者が高齢者となった場合の対応として、基本的には65歳となると介護サービスが優先する。大田市では、65歳の時点でどのサービスが適当か毎月検討し、振り分けているが、障がいサービスを継続される方が多い。また、福祉事業所でも、生活弱者、低所得者に対して社会貢献する制度があるが、どの程度あるのかとの質疑に、実態を把握していないので、把握に努めてまいりたいとの答弁でした。  続いて、子育て支援課所管国県補助金等返還金332万8,000円は、平成30年度実績に伴う返還金であります。  返還金が出ているが、対象になるけれども、申請がなかった等の事由はあるのかとの質疑に、子供のための教育・保育給付費国庫負担金、子ども・子育て支援交付金とも実績減による返還金であるとの答弁でした。  次に、保育所特別事業199万3,000円は、延長保育事業ほか補助基準額の引き上げによるものであります。  延長保育事業、一時預かり事業については、詳細に説明していただきたいとの質疑に、一時預かり事業については1園が当初受け入れ体制が整わないとしていたが、人員が確保されたため補正予算をお願いするものである。また、延長保育事業においては、1園において当初利用があるとしていたが、実際には対象者がなく、減額するものであるとの答弁でした。  保育所地域活動においては、3園において保護者を対象にしたり、地域におられる保育所に入所していない世帯の子供、保護者を対象に講座とか交流活動を行うもので、取りやめがあったものである。  続いて、子ども家庭相談室所管国県補助金等返還金60万9,000円については、平成30年度実績に伴う返還金であります。  また、児童扶養手当642万1,000円については、実績見込みによる増であります。  児童扶養手当については、全部支給について29名増ということであるが、一部支給はなかったのか、全体で関係者は何名あったのかとの質疑に、影響があった方は260名全部に額の影響があったとの答弁でした。  次に、健康増進課所管国県補助金等返還金44万2,000円は、平成30年度実績に伴う返還金であります。  続いて、環境生活部市民課所管国民健康保険事業特別会計繰出金616万6,000円は、人件費補正に伴う繰出金の増であります。  また、後期高齢者医療事業特別会計繰出金160万2,000円は、保険基盤安定繰入金見込み額の増に伴うものであります。  次に、環境政策課所管飲料水安定確保対策事業50万円は、山口町へのUターン希望者制度利用見込みであります。  未給水地域への対象となるところへは制度が再構築されたことを周知していただきたいがどうかとの質疑に、広報、ホームページにも載せているが、周知に努めてまいりたいとの答弁でした。  続いて、議案第164号、令和元年度大田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第165号、令和元年度大田後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、全会一致原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第166号、令和元年度大田介護保険事業特別会計補正予算(第3号)については、全会一致原案可決であります。  財政調整交付金は、国から5%程度の配分があると思うが、介護保険制度がスタートした時点から大田市の交付金はどのように変化しているのか、また社会福祉法人社会貢献度が示されているが、財政調整交付金に影響があるのかとの質疑に、調整交付金は直近のところでは高齢者の数が減っているため、ここ3年間は下がっている。また、地域貢献については、子育て支援のジャンルでは、未就園児とその家族の相談事業介護保険については、利用者負担軽減認知症カフェ通称オレンジカフェ、地域との交流、ネットワークづくり、小学校との交流、防災訓練、講師派遣、朝食欠食児に食事を提供、施設の建てかえなどがあり、それぞれ取り組まれているとの答弁でした。  続いて、議案第172号、令和元年度大田病院事業会計補正予算(第1号)は、全会一致原案可決であります。  主な補正内容は、人件費の補正については、育児休業、会計間異動及び実績見込み等による増減であります。  また、大田市立病院建設事業関係経費の補正については、継続費の補正と令和元年度建設改良事業の補正であります。収益的収支では、支出で8,282万5,000円の減額、資本的収支では、収入では企業債で4億4,190万円の増額、支出では4億4,211万7,000円の増額で、主に建設改良費建物整備費であります。  継続費の補正について、リハビリ公園についてはどのような整備をされるのか、また瓦を使った舗装をするということであるが、どのような工法で行うのかとの質疑に、リハビリ公園についてはワーキングチームを設置し、検討しているが、現在、設計事務所で設計を行っているところである。リハビリをされる方に優しい公園にしていきたい。また、瓦を使った舗装については、草が生えるような舗装ではないとの答弁でした。  継続費の補正について、令和3年度の2億6,711万6,000円は、前倒しで令和2年度にできないか。また、国県補助金については詳細な資料を提出してほしい。また、償還金はいつから始まるのかとの質疑に、工期の延長については新館の解体とリハビリ公園の整備である。このための工期の延長であり、工程表の順番で令和3年度にかかる。また、国県補助金に関しては収入増になるものなので、確定したものを3月議会の補正でお願いしたい。県からは、金額が固まるまで数字が出ないので、マックス値であるならばお示しできる。また、償還は5年据え置き25年償還なので、元金の償還は始まっていないとの答弁でした。  意見として、継続費の補正については平成29年から推移を一覧表にして提出してほしい。また、アスベストの処理については、病院は厚労省から移譲を受けたものであるので、経費の負担については継続して交渉していただきたい。また、アスベストの処理の方法については、なるべく安くする方法で検討していただきたい。  続いて、議案第176号、大田市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定については、全会一致原案可決であります。  国の法改正の誤りであるが、全国の市町村で変更が必要となった。大田市では8カ所ということであるが、作業について事務負担の経費を求めるべきではないかとの質疑に、これまで内閣府から状況把握のための問い合わせがあるという状況であるとの答弁でした。  以上、民生委員会に付託されました予算案件5件、条例案件1件の審議の結果や質疑、意見について報告をいたしました。  議員各位の御賛同をお願いし、報告を終わります。 ○議長(石橋秀利) ただいまの民生委員長の報告に対し、御質疑ありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  続いて、産業建設委員長の報告を求めます。  15番、大西 修議員。               [15番 大西 修 登壇] ○15番(大西 修) 皆さん、おはようございます。大西 修でございます。私は、産業建設委員会の委員長報告を行うものであります。  去る12月9日、本会議で付託になりました議案を12月12日、委員全員出席のもと委員会を開催し、審査を終えましたので、その結果と審査の過程と主な質疑、可否判定での意見につきまして御報告を申し上げます。  当日は、清水副市長、上西産業振興部長、尾田建設部長、飯田上下水道部長、伊藤技監を初め各関係課長など、また三谷 健議員の傍聴もあり、これらの御出席のもと、初めに清水副市長より御挨拶をいただき、各部長より概要の説明、担当課長より詳細な説明をいただいた後、審査を行いました。  議案第163号、令和元年度大田一般会計補正予算(第5号)(所管歳出)、議案第167号、令和元年度大田生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第168号、令和元年度大田簡易給水施設事業特別会計補正予算(第1号)、議案第169号、令和元年度大田農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第170号、令和元年度大田下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第171号、令和元年度大田水道事業会計補正予算(第1号)、議案第173号、大田市下水道事業の設置等に関する条例制定について、議案第175号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第177号、大田市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についての全てで全会一致原案可決であります。  次に、主な内容であります。産業振興部、商工費、大田市企業立地奨励金であります。これは帝人コードレ株式会社が有機溶剤を使用しない新たな環境対応型の製造方法で整備、補強の償却資産であって、投下固定資本額が実績で2億1,843万6,000円であります。増加常用従業員数が4名で、補正予算額は2,264万3,000円になるものであります。  次に、国立公園多言語解説等整備事業であります。この事業は環境省の補助事業を活用できるということで、三瓶山の環境を整備するものであります。三瓶山観光ホームページ作成は、大田市観光ホームページの大規模更新にあわせて三瓶山の紹介ページを6カ国語で整備し、外国人にわかりやすく、見やすい形に改修するものであります。  また、多言語デジタルサイネージ整備は、旅行の途中で三瓶地域の情報収集手段の提供を目的に設置するもので、山の駅さんべ、さんべ荘、北の原キャンプ場、石見ワイナリー、JR大田市駅への5カ所になるものであります。どのような整備内容になるのかの問いに、65型のテレビで、高さ95センチ、幅150センチで、つり下げ式になるのか、いろいろな形で対応したいであります。  また、これへの管理はの問いに、情報は三瓶自然館のコンテンツを利用していきたい。情報の更新などは、市の事業として観光協会と協議したいであります。  次に、農業費についてであります。まず、集落営農体制強化スピードアップ事業ですが、個別経営法人に対する支援がなくなったため、事業を取りやめる。これは農事組合法人かみしずまであります。しかし、ハード面で農作業場1棟、はね営農組合で栽培システム一式などの増で720万円でしたが、取りやめなどで補正額は230万円であります。  次に、農産物生産振興販売促進事業で、大田市では、白ネギ、アスパラガス、ミニトマトの3品目について、販売増加額3,000万円を目指し、支援をするものですが、県事業の不採択1件、取りやめ2件などで、補正額はマイナスの271万5,000円であります。
     新規就農者総合対策事業で、リース牛舎整備費の支援などで576万6,000円、Uターンなどの新規認定農業者への支援で112万5,000円、合わせて補正額は689万1,000円であります。これで今年度の新規就農者、Iターン、Uターン、後継者などで5名になるものであります。  この事業で年齢制限はあるのかの問いに、45歳までであるということであります。  次に、機構集積協力金交付事業901万2,000円でありますが、これは農地中間管理機構を活用した地域の担い手への農地集積、集約化を加速することを目的とし、機構に対して農地を貸し付けた地域及び個人を支援する事業で、地域集積協力金の単価が引き上がるものであります。  波根地区の場合は、当初105万1,400円が541万8,000円に、上静間は259万円が518万円に、加淵地区は219万2,000円が352万8,000円になるもので、補正額は803万7,000円であります。  農地を借り入れる担い手集積支援金交付事業は3件で100万円、また自作地の貸し付けにかかわる協力金の単価見直しと交付単価の変更でマイナスの2万5,000円で901万2,000円になるものであります。  次に、事業主体の実施内容の変更及び事業取りやめにより、産地パワーアップ事業でマイナスの5,825万円、園芸産地再生担い手育成事業でマイナスの922万4,000円、経営体育成支援事業でマイナスの333万3,000円、合計でマイナス7,080万7,000円になるものであります。  質疑の意見では、事業の見込み、取り組みが甘いのではないか、この問いに、事業変更については、県の限られた予算の中で使いやすい事業には集中する中で、市としては有利な事業にはとりあえず手を挙げていく中で、農業者の中でついてこれないという実態もあるということであります。さまざまな実態があるということで御理解をという答弁でありました。  次に、大田市駅東側まちづくり事業300万円であります。0.2ヘクタールの減少に伴う基本設計の見直しであります。今後の変更はあるのかの問いに、今後はない、この答弁でありました。  次に、議案第175号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、この条例制定のメリットは、この問いに、場合によっては手数料が安くなる場合もある。何しろこれまでに平成29年に1件の申請だけである、こういう答弁でありました。  次に、議案第177号の大田市市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例制定についてであります。自転車通行帯を新たに規定するには、自動車で1日4,000台、自転車で500台の通行量が必要となり、大田市には該当する道路はないそうであります。しかし、県道や国道であって、特に国道375号線が1日に5,000台の通行量があるそうであります。可否判定の意見では、道路改良に当たっては、安全性を十分に勘案して行ってほしいであります。  次に、議案第171号、令和元年度大田水道事業会計補正予算(第1号)であります。債務負担行為の追加であります。三瓶浄水場の運転監視及びその他場外水道施設の点検、水質検査等業務について、3年から5年契約により継続して委託するとの説明でありました。  管理費が幾ら上がるのかの問いに、消費税増税分が年間160万円、労務単価で480万円と見ている。また、薬品管理、手数料で5万円で、年度末にはこの薬品費は精算する、こういう答弁でありました。  次に、議案第173号、大田市下水道事業の設置等に関する条例制定についてであります。これは下水道事業特別会計を廃止して、地方公営企業として新たに設置し、財務規定等を適用するものであります。  説明では、事務量が減少するであります。質疑では、生活排水処理事業などはどうするのか、こういう問いに、生活排水処理事業は、いずれ公営企業に含めるという方向で検討したいであります。  以上、産業建設委員会の報告といたします。 ○議長(石橋秀利) ただいまの産業建設委員長の報告に対し、御質疑ありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。 ◎日程第3 討論・表決 ○議長(石橋秀利) 日程第3、これより本案15件について討論・表決を行います。  まず、議案第163号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第163号は、各委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第164号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第164号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第165号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第165号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第166号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第166号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第167号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第167号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第168号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第168号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第169号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第169号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第170号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第170号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第171号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第171号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第172号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第172号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第173号を討論に付します。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  2番、亀谷優子議員。               [2番 亀谷優子 登壇] ○2番(亀谷優子) おはようございます。日本共産党の亀谷優子です。  議案第173号、大田市下水道事業の設置等に関する条例制定について反対討論を行います。  本議案は、下水道事業を来年度から現在の特別会計から地方公営企業法の財務規定等を適用した企業会計に移行しようとするものです。  国は、人口減などによる料金収入の減少、施設・設備の老朽化に伴う更新投資の増大など、厳しさを増す経営環境を踏まえ、地方公共団体が公営企業会計を適用することを推進しています。  2015年から2020年度を法適用の集中取り組み期間とし、人口3万人以上の自治体は2020年4月までに公営企業会計へ移行するよう求めています。  下水道事業は、地域住民にとって必要不可欠な公的サービスを提供する重要な役割を持っています。独立採算のもとで企業としての経済性を強めれば、使用料金の値上げや住民サービスの低下につながる懸念が否定できないのではないかと考えます。  よって、本条例案には賛同できません。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(石橋秀利) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第173号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第174号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第174号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第175号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第175号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第176号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第176号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第177号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第177号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第4 市長提出追加議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 日程第4、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。  議案第178号から議案第189号までの12件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) お諮りいたします。  ただいま議題となっております12件は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております12件は、委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 今回提出いたしております議案第178号から議案第189号までの各議案につきまして提案理由の概要を説明いたします。  まず、議案第178号から議案第180号までは条例案件であり、人事院勧告及び一般職の給与に関する法律の改正並びに会計年度任用職員の給与等について所要の改正を行うものであります。  次に、議案第181号から議案第189号までは、予算案件であり、まず議案第181号、一般会計補正予算につきましては、人件費の補正であり、総額1,300万円余を増額するものであります。その財源につきましては、繰越金により補正するものであり、補正後の一般会計予算総額は260億5,000万円余となるものであります。  次に、議案第182号から議案第187号までは、特別会計の補正予算であり、同様の理由により、それぞれ所要の補正をお願いするものであります。  次に、議案第188号、水道事業会計補正予算、議案第189号、病院事業会計補正予算につきましても、同様の理由により、それぞれ所要の補正をお願いするものであります。  詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 水田総務部長。              [総務部長 水田雄二 登壇] ○総務部長(水田雄二) 条例案件3件につきまして御説明を申し上げます。  1ページをお開きください。議案第178号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  9ページをお願いをいたします。まず、改正の理由でございますが、人事院勧告及び一般職の職員の給与に関する法律改正を踏まえ、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容でございます。給料表の改定につきましては、平均0.1%を引き上げるものとします。初任給を大学卒で1,600円、高卒で2,000円引き上げ、それに伴い、30歳代半ばまで所要の改定を行うものでございます。  勤勉手当の支給月数の改定につきましては、一般職員は期末・勤勉手当の合計で年間4.45月を4.5月に0.05月増とするものでございます。  なお、再任用職員につきましては、改定はございません。  次に、10ページの令和2年度以降の住居手当の改定及び勤勉手当の支給割合の平準化についてでございます。まず、住居手当につきましては、家賃の下限額を1万2,000円から1万6,000円に引き上げ、手当の額を月額2万7,000円以下の場合は、家賃から1万6,000円を控除した額、また月額2万7,000円を超える場合は、家賃から2万7,000円を控除した額の2分の1に1万1,000円を加算した額とするものです。ただし、支給上限額は2万8,000円といたします。  次に、令和2年度以降の勤勉手当の支給割合の平準化についてでございます。年間支給月数を変更するものではございませんが、6月期と12月期の支給月数を同じ支給割合2.25月とし、平準化するものでございます。  施行期日等でございます。公布の日から施行するものとしますが、2の(2)令和2年度以降の住居手当、勤勉手当につきましては、令和2年4月1日から施行するものでございます。また、2の(1)の給料表等の改定につきましては、本年4月1日から適用するものでございます。  なお、住居手当の対象となる家賃下限額の改定により、住居手当の支給の対象とならなくなった場合、また住居手当の減じた額が500円を超える場合は、経過措置として令和3年3月31日までは改正前の住居手当の額から500円を減じた額を支給することとしております。  次に、12ページ、議案第179号、大田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  14ページをお願いをいたします。まず、改正の理由でございますが、人事院勧告等を踏まえ、大田市任期つき職員の採用等に関する条例の改正をお願いするものでございます。  次に、改正の内容でございます。特定任期つき職員の給料表の改定につきましては、給料月額の1号給を1,000円引き上げるものでございます。また、期末手当の支給月数を現行年間3.35月を改定後3.40月に0.05月の増とするものでございます。  次に、15ページでございます。年間支給月数を変更するものではございませんが、6月期と12月期の支給月数を同じ支給割合1.70月とし、令和2年度以降の期末手当の支給割合を平準化するものでございます。  施行期日でございますが、公布の日から施行するものとしておりますが、ただし、2の(2)令和2年度以降の期末手当については、令和2年4月1日から施行するものでございます。また、2の(1)の給料表及び期末手当の改定につきましては、本年4月1日から適用するものでございます。  なお、特定任期つき職員とは、任期を限って任用する職員で、弁護士、公認会計士などを想定をしておりますが、現在、大田市においての任用はございません。  続いて、16ページ、議案第180号、大田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  22ページをお願いをいたします。まず、改正の理由でございますが、大田市職員の給与に関する条例の改正を踏まえ、大田市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容でございます。給料表の改定につきましては、大田市職員の給与に関する条例に倣い、適用いたしております1級及び2級を改正するものでございます。  施行期日につきましては、令和2年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 森財政課長。              [財政課長 森 博之 登壇]
    ○財政課長(森 博之) それでは、議案第181号から第187号までの予算案件につきまして御説明申し上げます。  お手元に配付の令和元年度12月補正予算説明資料により御説明いたします。  1ページの総括表をごらんください。お示ししておりますように、一般会計につきましては、1,340万9,000円を追加し、補正後を260億5,191万6,000円とするものでございます。  特別会計の国民健康保険事業につきましては、44万4,000円を追加し、補正後を44億4,341万6,000円に、介護保険事業につきましては、31万2,000円を追加し、補正後を56億2,539万9,000円に、生活排水処理事業につきましては、4万3,000円を追加し、補正後を2億6,412万3,000円に、簡易給水施設事業につきましては、4万6,000円を追加し、補正後を2,366万6,000円に、農業集落排水事業につきましては、2万4,000円を追加し、補正後を7,951万2,000円に、下水道事業につきましては、20万2,000円を追加し、補正後を15億3,715万9,000円とするものでございます。  2ページをごらんください。今回の補正につきましては、議案第178号の条例改正に伴い、人件費を増額するものでございます。一般会計につきましては、一般職員人件費といたしまして、説明欄に記載の内訳により1,241万9,000円を追加補正するものでございます。  各特別会計につきましては、それぞれお示しをしているとおりでございまして、6会計の合計で107万1,000円を追加補正するものでございます。  めくっていただきまして、3ページには一般会計の内訳を、4ページには補正額の財源をお示しをしております。全て一般財源でございます。  5ページ以降には、各特別会計の総括表を掲げております。ごらんおきいただきたいと思います。  なお、特別会計の財源につきましては、一般会計からの繰入金としておりますが、6ページの介護保険事業に限り、国・県の補助金並びに基金からの繰入金も財源としております。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 飯田上下水道部長。             [上下水道部長 飯田 徹 登壇] ○上下水道部長(飯田 徹) それでは、議案第188号、令和元年度大田水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。  お手元にお配りしております水道事業会計補正予算説明資料をごらんいただきたいと存じます。  補正の内容でございますが、人件費の補正でございます。給与改定に伴いまして、49万9,000円の増額をお願いするものでございます。この補正内容により補正予算額でございます。  まず、収益的収支(3条)補正予算額でございます。収入につきましては、補正はございません。支出につきましては、35万3,000円の増額といたすものでございます。  その結果、当期純損益は35万3,000円減少し、435万5,000円の黒字の見込みでございます。  次に、資本的収支(4条)補正予算額でございます。収入につきましては、補正はございません。支出につきましては、14万6,000円の増額といたすものでございます。  その結果、資本的収支不足額4億6,473万1,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額など、記載のとおり満額補填するものでございます。  以上で議案第188号、令和元年度大田水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 島林市立病院事務部長。            [市立病院事務部長 島林大吾 登壇] ○市立病院事務部長(島林大吾) 議案第189号、令和元年度大田病院事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。  お手元にお配りをいたしております説明資料をごらんください。今回の補正内容は、給与改定に伴う人件費補正をお願いするものでございます。補正額は、3条及び4条合計で1,078万5,000円の増額をお願いするものでございます。  その内容でございますが、職員人件費につきましては、一般職に係る給与改定及び引当金の増で1,060万8,000円の増額でございます。嘱託医師人件費は、育成センター医師に係る給与改定影響分として17万7,000円の増額となるものでございます。  以上の補正内容によりまして、収益的収支でございますが、収入の補正はございません。支出につきましては、医業費用及び訪問看護費用の給与費について合計で1,065万6,000円の増額をいたすものでございます。  その結果、純損失は、補正前より1,065万6,000円増加し、2億2,259万7,000円となる見込みでございます。  次に、資本的収支でございます。収入の補正はございません。支出につきましては、新病院建設室配置職員の給与費に係る建設改良費建物整備費を12万9,000円増額いたすものでございます。  その結果、資本的収支不足額1億331万円につきましては、記載のとおり補填をするものでございます。  以上で議案第189号につきましての説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) ここで10分間休憩いたします。                午前10時03分 休憩                午前10時13分 再開 ○議長(石橋秀利) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど説明がありました12件について御質疑はありませんか。  13番、河村賢治議員。 ○13番(河村賢治) いろいろ人件費分で金額が出ておりますけれども、素朴な質問をさせていただきます。  本日の追加で補正で出ておりますけれども、いろんな時期的な時間的なこともあったのでしょうけれども、12月の本会議の初日にこれを出すということは、毎年のことですけれども、無理だったという理由、人事院勧告、組合交渉などいろいろあったでしょうけれども、その前提のお話をちょっと少しお願いしたいなと思います。 ○議長(石橋秀利) 水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) 当初予算に形として出せないかということでございます。先ほど河村議員おっしゃられたとおり、労働組合との交渉というものもございますし、それを改定を受けて、それぞれの個人の職員の給与改定というものもあります。その前段で当初上げました人件費に係る職員の異動に伴う補正予算が第一段ではございます。  そういった意味で、さまざま人事課のほうでは業務がたくさんあるというような状況もございます。できれば当初予算に間に合えば一番いいところでございますけれども、改めて何とか委員会等に付託ができるようなことのために事務的な処理の努力をさせていただきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(石橋秀利) 13番、河村賢治議員。 ○13番(河村賢治) 今、部長おっしゃいましたように、委員会でやっぱり出していただきたいなと思いますので、来年から努力をよろしくお願いいたします。 ○議長(石橋秀利) ほかにありませんか。  3番、根冝和之議員。 ○3番(根冝和之) 議案第178号から第189号までについてなのですけれども、12月2日の市議会全員協議会において、本市の財政状況は一層厳しさを増す。令和3年度までの集中健全化期間を終えても、なお各年度の収支不足が見込まれると説明がありました。そういった中で、今回の人件費増加に関する追加上程議案ですけれども、どのような検討を行ったか、詳しい説明をお願いいたします。 ○議長(石橋秀利) 水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) 今般の職員の給与の改定につきましては、民間企業の給与実態等を踏まえて行われる人事院勧告であったり、あるいは国、県、他市の改定状況等を考慮しながら、今回お願いをいたしております。県内の改定状況につきましては、県においては県の人事委員会勧告どおり、また県内他市におきましては、人事院勧告のとおり改定をするというふうに伺っております。  議員御指摘のとおり、当市の財政状況は厳しいということは、初日に御説明を申し上げました中・長期の財政見通しの中で、十分我々も理解をいたしておりますが、この時点では推計でございますが、この推計が現実とならないよう、財政の健全に向け、あるいは事務事業の見直し、あるいは経常経費の削減、新たな財源の確保と、こういった部分も考えながら、このたびについては改定を行ったということでございます。以上です。 ○議長(石橋秀利) ほかにありませんか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 議案第180号、一応今回人事案件も給与関係案件も、これ一括の質疑でございますね。 ○議長(石橋秀利) そうです。 ○19番(清水 勝) 条例案件について少しお聞かせいただきとうございます。  第180号ですね、大田市会計年度任用職員の関係であります。これは一部を改正するということで、過般の議会におきまして、この制度のもろもろについて条例が出されました。今回、新たに一部改正ということで、委員会付託なしということで出されておりますので、少しお聞かせをいただきとうございます。  1つには、給料表の中で、1級、2級、これは単純な作業と保育園との関係で1級、2級という仕分けがあると思いますけれども、詳細な説明の中で会計年度任用職員の給料表があります。1級、1号給、これ14万6,100円に上げる。1級、25号給を18万2,000円に上げるということで、少し給与が上がっております。この1級、1号給あるいは1級、25号給、この関係について私が申し上げました専門的な職と一般職ということで仕分けがしてあるのかどうなのか、あるいは経験年数によって、こういう状況になっているのか、そういうことも含めて少しかみ砕いて説明がいただきたいと思いますですし、これ来年の4月1日からスタートする事業であると思います。でありまして、当然今の臨時の皆さん、臨時職員の皆さん等々についても、過般の議会の中でいろいろ対応していかないけん内容があります。  当然選考的なこともありましょう。希望もありましょう。そういう状況等も踏まえて、実際にどれだけの実態になっているのか。例えて言いますと、選考試験と当初の希望をとる中で、選考試験をやるというスケジュールであったと思いますけれども、そういう状況が既に来年度の予算編成作業に入っているわけですけれども、こういう事業に伴って、一部給与改定が出ておるわけですけれども、実際にはどの程度、この制度改正に伴って、新しい制度に伴って、財政的な面での必要性が出てくるのか。少なくとも私は、全国的にも国の法律に基づいて、非正規職員の、臨時職員の処遇改善が大きな目的であったと思います。目標であったと思います。そういう状況に伴って、この実態は、途中経過も含めてですけれども、どういう状況になっているのか、少しかみ砕いてお聞かせいただきとうございます。以上です。 ○議長(石橋秀利) 水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) 説明資料に掲げております1級、1号あるいは1級の25号ということは、例示として給与改定の額を示したところでございまして、基本的には1級の1号が初めて会計年度任用職員に採用されたときのいわゆる初任給だと御理解をいただきたいと思いますし、さらに1級の25号給につきましては、経験を積み重ねられる中で、昇給はしてまいりますけれども、これの昇給の上限を1級の25号給ということで定めておりますので、そういった意味で、ここには1号給と25号給というところを例示をしてお示しをしたということでございます。  基本的には、大田市の職員の給料表の1級と2級が改正をされていますものをそのまま会計年度任用職員にも当てはめているという形で御理解をいただきたいと思います。  また、保育士等資格を有する部分については、一部2級を適用する部分もございますので、申し添えておきます。  また、会計年度任用職員制度の4月制度実施に向けての取り組み状況ということでございますが、これにつきましては、各課臨時・嘱託職員を今有している各課につきましては、人事課より来年度の業務とあわせて、職員の人数等についてヒアリングを行ったところでございます。  それらを受けまして、現時点におきましては事業の予算査定をまだ実施をいたしておりませんけれども、そのヒアリングにおいて想定できる会計年度任用職員数を算出をして、現在予算編成の中で、仮の形というわけではございませんけれども、現時点では会計年度任用職員に係る人件費等については算出をし、予算要求をいたしておるというような状況でございます。  また、選考試験等につきましては、随時関係職員、現在の臨時職員等に説明を行いながら、今後選考を行っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(石橋秀利) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) ここに給与等の関係で一部改正案が出ておるわけですけれども、今、部長がおっしゃいましたように、私は少なくとも今までの非正規の皆さん等が中心に処遇を改善するためにこの会計年度職員ができたわけですから、その目的、目標を逸しないような取り組みを当市においてもやるべきではないかという強い気持ちを持っておりますので、その点については異存はないと思いますけれども、ぜひ目標に沿ってやっていただきたいということが1つであります。  あわせて、全国的に多少課題になっておりますのは、この制度の導入に伴いまして予算の関係、国からの交付税の関係が定かに見えていないということで、この制度がとまっているような自治体もあるように聞いておるわけですけれども、国の予算的な位置づけが不明確なために、この取り組みがなかなか思うように進展していないという話も聞いたわけですけれども、ぜひ私は今の非正規の職員の皆さん方が処遇が改善される中で、目標が達成されるように、当市においては取り組んでいただくことを切に求めておきます。意見がありましたら聞かせてください。 ○議長(石橋秀利) 水田総務部長。 ○総務部長(水田雄二) 確かに会計年度任用職員制度、9月議会にお願いをいたしました。そのとき、提案理由の中には、働き方改革であったり、労働環境の改善であるという趣旨の私も提案理由の説明の中で申し上げておりますので、そういった意味で今回の改正も行っておるところでございますし、4月に向けて万全の体制をとっていきたいというふうに思います。  また、御指摘のありました、いわゆる財源のところにつきましては、地財計画が現時点において詳細な部分が提示をされておりませんので、そこらあたり総務省と財務省との非常な交渉になろうかと思いますけれども、そこらあたりはアンテナを高くして情報を収集してまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○19番(清水 勝) いいです。 ○議長(石橋秀利) ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案12件に対する質疑を終結いたします。  これより本案12件について討論・表決を行います。  まず、議案第178号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第178号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第179号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第179号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第180号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第180号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第181号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第181号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第182号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第182号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第183号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第183号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第184号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第184号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第185号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第185号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第186号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第186号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第187号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第187号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第188号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第188号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第189号について討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第189号は、原案のとおり決しました。  ここで、楫野市長より発言を求められておりますので、これを許可します。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 発言のお許しをいただきましたので、12月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会に提出いたしました補正予算案や条例案などにつきましては、慎重に御審議を賜り、原案どおり議決いただき、厚く御礼を申し上げます。  また、各委員長の御報告の中で述べられました審議の過程での貴重な御意見、御指摘のありました事柄につきましては、今後の市政運営におきまして十分に留意し、対応してまいります。  さて、ことしは天皇陛下が即位され、新たな元号「令和」にかわる特別な年となりました。新しい時代では、平和で豊かな暮らしが実現されることを希望しております。  我が大田市でも、新しいまちづくりの羅針盤となる第2次大田市総合計画がスタートした年でもあります。大田市民の総力で明るく元気なまちづくりを進めたいと考えております。引き続き御支援、御協力を重ねてお願い申し上げます。  全国では、昨年に続き大規模な豪雨災害が多発した年でもありました。多くの方々が被災し、今なお避難所で生活しておられる方もおられ、改めてお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになりました方々の御冥福をお祈り申し上げます。  私たち大田市民は、昨年の震災を忘れることなく、この経験を生かし、災害に強いまちづくりを皆様とともに進めてまいります。  この1年を振り返ってみますと、企業誘致につきましては、IT系企業に新たに3社進出いただきました。さらに、来春には1社進出の意向を伺っており、若者の希望する職場が確実にふえている状況にあります。また、地元若手経営者の動きも活発化していることは、私にとって非常にうれしく感じています。  長年の懸案でありました波根地区工業団地には、株式会社イワミ村田製作所様が進出を決定いただきました。さらなる企業進出に対応するため、新たな工業用地の検討も始めています。  さらに、山陰道の整備、光ケーブル網の整備、大田市駅東側土地区画整理事業の再開による地元調整など、大田市にとっても重要なインフラ整備を着実に進めることができました。  8月には、第71回全国植樹祭の開催日が来年5月31日に決定いたしました。天皇・皇后両陛下の御臨席をいただくことは大変名誉なことであります。開催日まで残り半年となり、地元大田市としても最大限の取り組みを進めてまいります。  その一方で、4月には、三瓶山東の原にある観光リフトが停止、また国民宿舎さんべ荘は施設改修のため長期の休館、サヒメルの施設改修など、三瓶観光にとっては大変厳しい年でありました。順調に改修工事は進められており、来春には全ての施設がリニューアルオープンいたします。  第71回全国植樹祭は、三瓶の魅力を全国に、さらには世界に発信する絶好の機会と捉え、一気に反転攻勢に転じたいと考えております。  大田市の最大の課題は、人口減少問題であります。年間230人から250人で推移しておりました出生数は、平成30年に200人を下回ったことは大変ショックな結果でありました。いかに人口減少を下げどめ、また若い方の定着と出生数を確保するかが私に課せられた最大の使命であります。  この厳しい状況を踏まえ、次期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に向けて、現在市内の若手、女性を中心とする会議で活発に議論が重ねられています。大田市の豊かな資源を強みにするとともに、IoTやAIなど先端技術を生かしたまちづくりを進めるための指針を来年春には示したいと考えております。  来年は、いよいよ新大田市立病院が5月7日に開院を予定しております。診療体制の充実を図る上では、長く不在であった常勤の整形外科医の赴任が必要不可欠であると考えており、これまでにも大学へ派遣を依頼し、医師確保に努めてまいりました。  先般も、院長とともに島根大学医学部整形外科へ出向き、常勤医師の派遣について改めてお願いしたところであります。教授からは、前向きに調整しているとのお話をいただき、私といたしましては、今までにない明るい兆しが見えてきた印象を受けたところであります。  今後も、しっかりと調整させていただき、大田市にとりまして悲願である常勤の整形外科医確保が確実なものとなるよう、市立病院とともに進めてまいりたいと考えております。  そのほか、学校のあり方に関する検討、公民館体制の検討、公立保育所のあり方検討、地域医療提供体制のあり方検討など、これまでの課題に対して取り組みが進み始めたところであり、これらが着実に実を結ぶよう進めてまいります。  私の公約であります共創のまちづくりの1つの取り組みとして、市民と語る会も継続的に実施してまいりました。本年は13回開催することができ、多くの地域の皆様に御参加いただき、私の市政に対する考えをお伝えするとともに、地域の課題をお聞きすることができました。  各種団体の皆様からも意見交換の要請を受ける機会もふえ、可能な限り出席するよう努めてまいりました。引き続き、みずから出向いて直接関係者と意見を交わしながら、ともにつくる元気な大田市を目指してまいります。市民の皆様、市議会の皆様には、一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  終わりになりましたが、いよいよ年の瀬も押し迫り、日々寒さが増してまいりました。市民の皆様、市議会の皆様におかれましては、くれぐれも健康に御留意いただき、令和初めとなる新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(石橋秀利) この際、お許しをいただきまして、私からも一言挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。               [議長 石橋秀利 登壇]  令和元年12月定例市議会を閉じるに当たり、お許しをいただきまして、一言御挨拶を述べさせていただきます。  12月2日開会されました本定例会も、議員各位の終始熱心な審議と執行部の皆様方の御協力によりまして、15日間にわたる会期、この全てを議了し、本日ここに閉会の運びとなりましたことを議長といたしまして深く感謝を申し上げます。  さて、この1年間を振り返りますと、まず令和という新しい時代が幕をあけたことであります。5月1日には新天皇陛下が即位され、また先月には盛大に祝賀パレードが開催されるなど、我々国民にとりましても喜びに満ちあふれ、心新たにした年でありました。  こうした喜ばしい出来事がある一方で、ここ数年、毎年のように申し上げておりますが、全国各地で発生する自然災害についてであります。とりわけ今秋に発生いたしました台風15号、19号では、関東・甲信・東北地方に甚大な被害をもたらし、死者が93名を数え、住宅被害も8万棟を超え、今なお避難生活が続いているとの報道がなされております。  この災害により亡くなられた方々並びに御遺族の皆様に対し、改めてお悔やみを申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興を願うところでございます。  一方、大田市におきましては、昨年4月に発生いたしました島根県西部地震の影響により、今なおボランティアの皆様によるブルーシートの張りかえを初め、復旧に向け、御尽力をいただいておりますことに対し、改めて感謝の意を表する次第であります。  こうした自然災害に対しては、常日ごろから行政と市民が一体となって防災訓練を初め、災害に対する備えを万全にしておくことがいかに大切であるかということを再認識した次第であります。  さて、大田市では、市民の安全・安心のかなめとして、かねてよりの懸案事項でありました新大田市立病院の建築工事がいよいよ終盤に差しかかっております。引き続き予定される来年5月の開院に向け、着実に事業を推進していただきますよう重ねてお願いをいたします。市民が安心して適切な医療が受けられる新病院の完成を議会といたしましても、しっかりと応援してまいります。  また、安全・安心の観点からも、もう一点は、命の道路とも呼ばれております山陰道についてであります。本年3月には、関係各位の御尽力によりまして、多伎朝山道路が開通の運びとなり、これにより市内予定延長34.3キロのうち、おおよそ6割が開通したところでございます。  残ります区間につきましても、先般、静間仁摩道路における宅野トンネルの貫通式が挙行されるなど、着実な前進が見られ、物流、観光の面からも、また防災、医療・福祉、地域間交流の面からも大いに期待されるところであり、引き続き早急な全線開通に向け、議会といたしましても、執行部ともども一致協力し、事業進捗に努めてまいります。  さて、本年は大田市の向こう8年間を見据えた総合計画が策定されました。全国的な傾向であります少子高齢化も一段と加速する中で、複雑化、多様化、高度化する市民要望に的確に応えるためにも、強固な財政基盤を確立し、活力ある大田市形成に努められますよう、重ねてお願いをいたします。  議会といたしましても、行財政改革特別委員会や決算審査特別委員会を開催する中で、さまざまな視点で意見具申をしてまいります。また、さきの市議会議員選挙の結果並びに全国的な議員のなり手不足の傾向を受け、当市議会におきましても、大田市議会改革・魅力化調査検討特別委員会を設置し、改革と魅力化の双方の視点から、さまざまな検討を行っております。議員の資質向上や議員活動の活性化に資する施策を探るなど、次期改選期に向け、引き続き研さんを積んでまいります。  さて、大田市と笠岡市とは、来年で友好都市縁組30周年を迎えることとなります。これにあわせ、両市議会におきましても、相互交流の促進を図るべく、来年度は笠岡市議会議員の皆様を大田市にお迎えし、多様な視点で意見交換を行ってまいりたいと考えております。芋代官が結ぶ御縁が双方の発展につながればと期待をいたすところでございます。  終わりに、私はこの1年、議員各位並びに楫野市長を初め執行部の皆様方の格別の御指導、御協力により、議長としての職責を果たすことができました。ここに衷心より感謝申し上げますとともに、謹んでお礼を申し上げます。  年の瀬間近の慌ただしい中、また寒中に向け、寒さもいよいよ厳しくなる時期ではございますが、皆様方にはお体に十分御自愛いただき、御家族おそろいで幸多き新年をお迎えいただきますよう心から祈念いたしまして、閉会にあわせ、おさめの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
                   [議長 議長席着席] ○議長(石橋秀利) 以上で本定例会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、令和元年第7回大田市議会定例会を閉会いたします。皆さん、お疲れさんでございました。                午前10時43分 閉会  以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。  令和元年12月16日          大田市議会議長          大田市議会副議長          大田市議会議員          大田市議会議員...