議案第135号 大田市
火災予防条例の一部を改正する
条例制定について
議案第136号 財産の取得について
議案第137号 財産の処分について
第2
常任委員会付託
別紙付託表による
第3 休会について
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会議に付した事件
日程第1から日程第3まで
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出 席 議 員 (17名)
1番 林 茂 樹 2番 亀 谷 優 子
3番 根 冝 和 之 5番 三 谷 健
6番 森 山 幸 太 7番
胡摩田 弘 孝
8番 森 山 明 弘 9番 小 川 和 也
10番 石 田 洋 治 11番 松 村 信 之
12番 小 林 太 13番 河 村 賢 治
15番 大 西 修 16番 月 森 和 弘
18番 塩 谷 裕 志 19番 清 水 勝
20番 石 橋 秀 利
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欠 席 議 員 (1名)
4番 和 田 浩 司
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地方自治法第121条による
出席者
市長 楫 野 弘 和 副市長 清 水 克 典
政策企画部長 原 田 修
総務部長 水 田 雄 二
健康福祉部長 林 泰 州
環境生活部長 楫 野 美 里
産業振興部長 上 西 宏
建設部長 尾 田 英 夫
上下
水道部長 飯 田 徹
消防部長 幸 村 卓 己
財政課長 森 博 之
政策企画課長 伊 藤 昌 彦
市立病院事務部長 島 林 大 吾
教育長 船 木 三紀夫
教育部長 川 島
穂士輝 監査委員 富 田 正 治
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事務局職員出席者
事務局長 大 谷 積
事務局次長 川 上 浩 史
次長補佐 藤 間 友 章
嘱託職員 小 谷 直 美
午前9時00分 開議
○議長(
石橋秀利)
皆さん、おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ただいまの御出席は17名でありますので、定足数に達しておりますので、議会は成立しております。
本日の
議事日程はお手元に配付のとおりといたします。
◎日程第1
上程議案に対する質疑
○議長(
石橋秀利) 日程第1、
上程議案に対する質疑を行います。
まず、議案第127号、令和元
年度大田市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案について御質疑はありませんか。
15番、大西
修議員。
○15番(大西 修) それでは、6月
補正予算の
説明資料の2ページでございます。2ページの2番の第2期
ケーブルテレビエリア光化促進事業についてであります。
これの範囲が拡大するということなんですが、今までにどれだけの地域でこの家庭への引き込み線の改修ができていて、この1億2,300万円余りは今度どこの地域を行うのか、これを詳しく説明してください。
それと、4ページであります。4ページの
児童生徒支援事業、16番でございます。
相談員の配置を
大田小学校で行うということなんですが、これまでどこの学校に何名ぐらいな
相談員が配置されているのか、そのことが1点と、
補正額が91万円ということなんですが、これは非常勤の手当だと思うわけですが、どういう配置になるのか、週何遍でどういうような配置になるのか、この2点をお伺いするものであります。よろしく
お願いします。
○議長(
石橋秀利)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) この第2期
ケーブルテレビエリア事業は、本年度と来年度2カ年で行うものでございまして、議員さんがどれだけこの事業が進んでいるかという点については、まだやっておりません。これから進める事業であります。この2億1,000万円については、大田市が整備しておりました第2期
エリア、中
山間地域を中心とした地域になりますけれども、その
伝送路、
基幹線の整備にあわせて家庭への引き込み線を今回整備をするということで、
補正予算を
お願いをするものでございます。
地域につきましては、
仁摩サブ局エリアを対象とした地域で、具体的に申し上げますと、仁摩町全域、五十猛町、大森町、温泉津町の一部、そういう
エリアを今回この事業で整備をしたいと、このように思っています。以上でございます。
○議長(
石橋秀利)
川島教育部長。
○
教育部長(
川島穂士輝) お尋ねの
児童生徒支援事業の1点目でございますけれども、これにつきましては、
対象校、
大田小学校と申し上げております。といいますのは、これ県の
委託事業でございまして、県の
配置基準が要件が県内の学校におきましては、教頭が複数配置されている、あるいは
主幹教諭が配置されている
小学校ということでございまして、これが対象になっております。
大田市内で申し上げますと、
大田小学校のみが対象でございます。これまで27年度までは
大田小学校に配置をされておりました。そのことで不登校あるいは不
登校傾向の児童が少なくなっていたということがございましたけれども、28年度からは配置がなくなりました。そのことによって、また不
登校傾向の子を含めてちょっと増加をしてきたという事情がありまして、常々県のほうにも
お願いをしてまいりました。今回復活をいたしまして、1名配置をするということになったものでございます。
2点目の勤務、これ
子どもと親の
相談員でございますが、この勤務でございますが、初日に
財政課長が申し上げておりますけれども、週5日4時間の勤務を
お願いするものでございます。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。
19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 今
定例会、6月14日に私の不徳のいたすところで欠席をしたものですから、重複することがあるかもしれませんけれども、お許しを願いたいと思います。
1つに、
ナンバー2、第2期
ケーブルテレビエリア光化促進事業です。1億2,344万9,000円、大変大きな数字であります。当初のところで
仁摩エリアということを聞いておりました、
仁摩エリアということを。この拡大によるものということで、
実施設計業務並びに
施工監理業務委託料、
工事請負費ということで3つに大きく分けてあります。この3つに分けた概算的な数字をお知らせを願いたいと思います。1億2,300万円の内訳、これをお知らせいただきとうございます。
次に、
ナンバー13でございます。
商工振興費、
波根工業団地へ
イワミ村田さんが進出されるということについては、大変喜ばしいことであります。ただ、数字的に、後ほどの議案にも出てまいりますけれども、財産の売却ということで2億8,000万円ですか、ありますけれども、
工業団地への
分譲売却に伴います
整備費として8,400万円であります。
復元測量あるいは
土壌汚染対策工事、
周辺木の伐採、
除草等になっております。この内容について、案外14日に説明があったかもしれませんですけれども、少し詳細的に数字を示していただきとうございます。
もう1点です。
ナンバー15の
商工費です。
リフト事業につきましては、
指定管理者、
三瓶観光株式会社さんに
指定管理をしておられます。水口氏が
代表者であったと思います。大田市の
観光施設改修事業、これを全体的に当初は3,548万円ですけれども、調べてみますと、
リフトの関係で
リフト通信ケーブル交換工事費として1,086万7,000円の内訳が当初の中に出ておりました。でありまして、今回8,144万9,000円まで数字が出ておりますけれども、実際に
実施設計をしておられると思いますけれども、これだけの数字ですから、
モーター等の取りかえ工事、数字が出ております。
メンテナンス用消耗品購入あるいは
機械除去処分費、こういう2つを入れて727万9,000円だと思います。そもそも当初に1,086万7,000円
ケーブルの
交換工事費が入っているわけですけれども、この
内容等について、重複していることはないと思いますけれども、少しかみ砕いて詳細な説明を
お願い申し上げます。以上3点。
○議長(
石橋秀利)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修)
ケーブルテレビエリア事業の
事業費を御説明申し上げます。
業務設計及び
施工監理業務委託料につきましては、合わせて623万2,000円でございます。
工事請負費は1億1,721万7,000円でございます。以上です。
○議長(
石橋秀利)
上西産業振興部長。
○
産業振興部長(上西 宏) まず、
波根地区工業団地の関係でございます。内訳を申し上げますと、
復元測量業務委託665万円でございます。これにつきましては、今回この売り払いをするための面積を確定するためのものでございまして、これは既に着手をさせていただいております。それから
土壌汚染の
対策工事の
業務委託、これが7,300万円でございます。これにつきましては、
自然由来のヒ素が検出されたということでございまして、それの対策を行うものでございます。それから
周辺木伐採等の
環境整備、これが420万円でございます。これは、今回お売りをいたします区画も含めまして周辺の樹木が非常に伸びておりますので、それを伐採をさせていただくというものでございます。そのほかに
事務費として15万円を入れておりまして、合計で8,400万円となるものでございます。
それから、
リフトの関係でございます。今年度当初で
お願いしているものについては、それはそのまま実行させていただくということでございまして、重複をしているものではございません。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) 19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 第2期の
ケーブルテレビの
エリア光化促進事業、この事業について大枠の表内訳がわかったところですけれども、これは説明があったように2カ年事業ということであります。10月からは残念ですけれども、2%の
消費税が入ってきます。そういう内容についても、
消費税関連法で、当然この
事業費の中には4月1日以降については
事業費の中に含めてもよろしいよというふうになっているように私は受けとめておるところですけれども、この
事業費についても、そういう内容を含める中でインフラ的な状況についても含んでいるよということで受けとめていいものかどうなのか。当然
関係者との接触がある中でこれだけの数字が出ておると思うんですけれども、そういう内容についてどのように対応しておるのか、もう少し聞かせてやってください。
企業誘致対策事業8,400万円です。内訳の数字はわかりました。ただ、
土壌汚染対策工事7,300万円で、これはこの費用の主体を占めておるわけですけれども、
全員協議会の中で、ヒ素の関係については心配はないような話があったようですけれども、これだけの大型の投資をしている中で心配がなかったということですけれども、逆に考えてみますと、これまでにもあの周辺で同じような
土壌汚染がある中で、最終的にはあれは波根川まで本流が出ているんですね、波根川へ。そういう関係でいろいろな生植物に、魚も含めてです、影響が今までなかったのかどうなのか、そういう実態は把握しておられるのかどうなのか。当然他の
譲渡地についても同じようなヒ素の関係があったのではないかなという心配もするところです。当然あそこについては法的に大きな
開発地になっていますから、
調整池もあります。
調整池等についても、私は
汚泥等の調査もしておられると思いますけれども、今まで全く心配なかったのかどうなのか、そういう状況に基づいて、大型の投資をする中で
土壌検査をしておられるところですけれども、いかがなものかなという感じもしているところですけれども、もう少しかみ砕いた説明を
お願いいたします。
商工費の関係です。8,144万9,000円、冒頭に言いましたように、当初予算にも1,000万円を超す
工事費がついておりました。この内容と今回
モーター等の取りかえ工事7,417万円、こういう内容について現に重複した分はないということで受けとめたところですけれども、詳細に専門的な内容ですから当然押さえるところは私は行政側としても押さえて、
運営主体は大田市になるわけですから、
実施設計等についてもこれだけの数字が出ておるところですからやっておられると思います。滋賀県の
索道会社にこの三瓶の関係については元来いろいろ要請しておられたところですけれども、どの程度詰められたのか。当然専門的なものですから、
専門業者、
索道業者が工事をするということについて私は1社の数字ではどうかなと思うんです。全国的にも索道の会社はいろいろあります。
公募体制をとってこれだけの数字を出されたのか、あるいはもう工事をやられる会社が決定的になっているのかどうなのか、その内容についても少しお聞かせをいただきとうございます。
○議長(
石橋秀利)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 今回
お願いをしておりますこの
補正予算の
消費税の取り扱いについては、今回10月に上がります10%に対応した予算をここで
お願いをさせていただいているものでございます。以上です。
○議長(
石橋秀利)
上西産業振興部長。
○
産業振興部長(上西 宏) まず、
工業団地の関係でございます。今回検出されましたのは、
自然由来のヒ素でございます。それも
基準値を若干超えた程度の数値でございまして、このことについて過去はどうだったかということでございますけれども、例えば
調整池につきましては、定期的に検査をしております。数値に異常はございませんでした。ということで、
特段影響があったとは思っておりません。
それから、
リフトの関係でございます。今回故障いたしまして、どうしても常
日ごろメンテナンスを
お願いしております会社のほうとお話をさせていただいております。これは、この
リフトの
運行システムというのはその会社会社独自のものでございまして、これをいきなり他の業者に見てもらうということは逆に非効率であるというふうに考えておりますので、今回は議員御指摘の業者のほうと
随意契約を結ばせていただいて対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) 19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 今、私がお尋ねした3件についても、いずれもハード的な事業なんですよね、ハード的な事業。
補正予算、全体的に3億8,000万円のうちこのハード的な事業が大方の大方を占めておるわけでして、私はこの種の
財政執行については、市民全体的に身近なところにソフト的なことも含めてなかなか手が及びにくい状況が出てくるんじゃないかなと思うんです。ぜひこの種のハード的な面については、
事業者をいじめることはいけませんですけれども、私は、できるだけ精通した
皆さん、あるいは数社によって見積もる中で、より適正なる価格で事業執行するのが一番ではないかなと思うんです。ぜひ
補正予算、今3つ申し上げたんですけれども、より厳密なる
執行体制で対処を求めて、終わります。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。
3番、
根冝和之議員。
○3番(
根冝和之) 16番、
児童生徒支援事業についてなんですけれども、不登校及び不
登校傾向児童の人数がおわかりでしたら教えていただきたいのと、
大田小学校に1名配置ということですけれども、他校へのフォローというか、お手伝いというか、そういったことはもう全くないんでしょうか。
○議長(
石橋秀利)
川島教育部長。
○
教育部長(
川島穂士輝) この
子どもと親の
相談員でございますけれども、4月の16日から配置を
お願いして業務に当たっていただいています。
現時点での6月時点での
大田小学校の不登校、不登校と申しますのは、年間30日以上の欠席する状態についてはいませんけれども、不
登校傾向の児童が4名ございます。それ未満の欠席です。対象については、現在のところは
大田小学校は4名でございますけれども、これまでの状況から申しますと、学期を経るに従ってやっぱりふえていくという状況がございます。そうした中で、当然その対象となる子供さん、それから親御さんのしっかり相談をお聞きして対応を図っているということで、
大田小学校での勤務を
お願いしておるものでございまして、他の学校ということになりますと、先ほど対象は
大田小学校だけと申し上げましたので、現在のところ
大田小学校でのそういった対応をしっかり行っていただくということにしております。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) 3番、
根冝和之議員。
○3番(
根冝和之)
大田小学校についてはわかったんですけれども、大田市全域で不登校であったり、不
登校傾向の
児童数、
生徒数といいますか、そういうのを把握されているんでしょうか、もう一度
お願いします。
○議長(
石橋秀利)
川島教育部長。
○
教育部長(
川島穂士輝) 大田市全域の不登校あるいは不
登校傾向の児童でございますが、昨年度末の時点では、
小学校が不登校が11名、不
登校傾向8名でございまして、全体では19名でございます。割合といたしましては1.2%程度になろうと思っております。
それから、先ほど申しました
現時点での傾向、数でございますが、不登校が1名、それから不
登校傾向11名の12名でございます。といった状況でございます。
○議長(
石橋秀利) 3番、
根冝和之議員。
○3番(
根冝和之) 私、PTAのほうも今おりますけれども、感覚的には全体にさらに多いような気がします。昨年いろいろとやらせていただいたんですけれども、教員以外の職員であったり、本来の業務ではない職員さんが児童の対応に当たっているというやっぱり実情があるようにお聞きしております。
一例で言いますと、昨年、行革のほうで私、
図書館の
調べ物学習のほうをやりましたけれども、やはり
図書館のほうに登校するという児童も実際おられて、司書さんがそれに当たると、教職員さんがもう手いっぱいなので。本来はその業務の担当ではないんですけれども、実態としてはそういうものがあるというのは事実だと思うんで、
大田市内全域きちっと調べていただきまして、財源の問題もあるでしょうけれども、それはやはり県のほうにでもきちっと要望して、もっと
支援体制を整えていただいたほうがいいんじゃないかと思います。御意見あれば
お願いします。
○議長(
石橋秀利)
船木教育長。
○
教育長(
船木三紀夫) 私のほうから、御意見ということではないですけれども、確かに不登校、また、不
登校傾向の
児童生徒がゼロではない、毎年何名かおられるということでございます。これにつきましても、学校の先生方、また、市の
教育委員会にもそれ専門の職員がおりまして、それが常に学校と連絡をとりながら、把握しながら対応策というものをいろいろと検討しながら対応をとっているところでございます。
そういう中で、なかなか、先ほど言いましたけれども、財源的なこともあろうかと思いますが、やはりこの分については学校だけでは対応できないということも当然私も理解しております。当然家庭の
事情等もいろいろとある中で、子供一人一人全部事情が違うということもございますので、我々も、この辺については県のほうにも人員の
拡充等も
お願いしているところではございますが、今後、誰でもできるということではございませんので、そういう研修も行いながら、議員さんが申されますように、今後なるべくそういう人材の育成も含めまして努力していきたいなというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。
1番、林 茂樹副議長。
○1番(林 茂樹) 1点ほど、第2期の
ケーブルテレビエリアについてちょっとお伺いをしたいんですけれども、数年前にNHKさんとちょっと話をしたときに、
NHK自体も光化を考えているよと。それで、家の近くまでは線は引っ張りますよと。それで、そのときには、今後4K、8K対応可能にするためにそういうことも検討して、数年のうちには要望があれば聞くよと、こういう話もお聞きしているんですけれども、そこの辺の情報の
共有化はできているのかなと。それで、
光ケーブルテレビエリアについては、
テレビにしても8K、4
Kテレビが今後普及してくるだろうというふうに考えておりますけれども、そこの辺の対応についてもこれは可能であるのかないのか、そこの辺もあわせてお聞きをしたいと思いますが、よろしく
お願いいたします。
○議長(
石橋秀利) 答弁する。(発言する者あり)
林議員、ちょっと今、質問がですね。
○1番(林 茂樹) いや、そういう対応ができるのか。
○議長(
石橋秀利)
お願いですか。
○1番(林 茂樹) そこの辺は協議しておられますかという話をした。
○議長(
石橋秀利) 答弁は必要ないですね。
○1番(林 茂樹) はい。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第128号、令和元
年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第129号、令和元
年度大田市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の
予算案件2件を
一括議題といたします。
本案2件について御質疑はありませんか。
15番、大西
修議員。
○15番(大西 修) それでは、
国民健康保険事業の
特別会計補正予算であります。
3月議会におきまして、
保険料が一般で6万3,000円、これを6万1,000円に引き下げるということでございますが、この
保険給付費、これが全体で
給付費が医療と
後期高齢者で1,100万円減った、この関係で繰入金が減るということでここには載っておるわけですが、基金の
繰り入れが4,500万円ぐらいふえておるわけですが、まずはこの基金が幾ら残っておるのか、それと、この基金を利用してもっと引き下げができなかったのか、この2点について伺うものであります。
お願いします。
○議長(
石橋秀利)
楫野環境生活部長。
○
環境生活部長(
楫野美里) このたび基金の
繰り入れを9,473万6,000円行った後の
基金残高につきましては、約1億8,367万円でございます。当市の基金の保有の目安というのが厚労省が出しておりますけれども、約2億円程度が望ましいとされております。それよりもちょっと少ない
基金残高になりますけれども、そういったところも含めまして、独自に赤字補填、また、
保険料引き下げ等に活用するというところは、今後の国保財政、安定化していかないといけませんので、そういったところは考えておりません。以上です。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本
予算案件2件に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第130号、大田市
森林環境整備基金条例制定についてから議案第135号、大田市
火災予防条例の一部を改正する
条例制定についてまでの条例案件6件を
一括議題といたします。
本案6件について御質疑はありませんか。
2番、亀谷優子議員。
○2番(亀谷優子) 議案第130号、森林環境税の条例改正についてお聞きしたいことがあります。
個人住民税の均等割に1,000円上乗せするものだと思いますが、個人住民税の均等割は所得割が非課税となる人にも一律に課税されてしまうものですので、その均等割への一律額の上乗せは低所得者への負担をさらに強めるものではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○議長(
石橋秀利) その質問の内容ちょっと変えていただけますか。ちょっと今の質問だと。取り下げたいと思います。
13番、河村賢治議員。
○13番(河村賢治) 3点ほど、小さいことかもしれませんけれども、全体で聞いたほうがいいと思いますので、お聞きをいたします。
初めに、
手数料条例の改正ですけれども、大田市にはこの
手数料条例は関係ないと言われましたが、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所とかと書いてありますが、この辺を少し私らにも教えていただきたいと思います。
それから、さんべ荘の使用料金の改定でございますね。値上げしておられますけれども、私個人的には、この金額よりもっと、どういいますか、サービスをよくしてどんどん高くしてもらってもいいと思いますが、これが上限なのか、この金額がどういうふうに反映するのか、お聞きします。
それと、大田市
火災予防条例の一部改正のところで、工業標準化法の一部改正及び住宅用機器のとか書いてありますけれども、その下のところで日本工業規格は、私も管理者を持っているんで知っていますけれども、日本産業規格ということを初めて何か私も聞いたようなんですが、これに移行する少し内容と、日本産業規格についてちょっと私らにわかるように説明を
お願いいたします。以上です。
○議長(
石橋秀利) 幸村
消防部長。
○
消防部長(幸村卓己) 今お尋ねいただきました議案第132号及び第135号の御質問につきまして、私のほうからお答えをいたします。
まず、第132号のほうでございます。浮き屋根式特定タンク、そして浮きぶたつき屋外タンク、これどのようなものかというふうな御質問であったと思います。
これは、いずれも屋外にてガソリン、そして軽油、灯油などの要は危険物を貯蔵するタンクでございます。都市部の工業地帯、石油コンビナートなどに設置してあるような大型のタンクでございまして、浮き屋根式タンクとはどのようなものかと申しますと、まず形状から御説明しますけれども、形状は縦置き式の円筒型のタンクでございまして、屋根がない構造となっております。この中に貯蔵しております危険物を中のほうへおさめまして、この危険物の液面に、鋼製、金偏の「こう」でございますが、鋼製のふたを浮かべた構造となったものでございます。すなわち浮かべたふたが屋根のかわりをするというふうなタンクでございます。
もう一方の浮きぶたつき式のほうでございますけれども、形状は先ほど御説明しました浮き屋根式と同じ縦置きの円筒型でございます。この浮きぶたつき式というのは、先ほど御説明しました浮き屋根式のタンクに屋根がある構造のタンクとなっております。先ほど申されました市内にはございませんし、島根県内にもございません。非常に大きなタンクというふうなことでございます。
続きまして、第135号のところでございます。日本工業規格、日本産業規格へのお尋ねでございます。
これは、双方相違うものではございません。このたび工業標準法が一部改正をされまして、工業標準化法が産業標準化法に法律名が改められましたことに伴いまして、日本工業規格、いわゆるJISでございますが、これが日本産業規格に名称が変更されたものでございます。この名称が改められる理由になりましたのは、先ほど申しました工業標準法の一部改正によるものでございます。
この法の改正の背景というお尋ねもちょっとあったと思いますけれども、現在、産業はAI、人工知能とかIoT、物のインターネットなどが非常に進んでおりまして、情報技術が非常に改革をされております。現在もう第4次産業革命を迎えている状況だということが言われております。今は、従来の物だけではなく、データやサービス、また、経営管理などの業種を超えた国際標準化法が非常に進展しているという状況でありまして、それらの急激な環境の変化に対応するために、このたびの法が改正されるということをお聞きしております。以上でございます。
○議長(
石橋秀利)
上西産業振興部長。
○
産業振興部長(上西 宏) 第134号、
手数料条例の関係でございます。料金が上げられないかという御指摘でございますけれども、あくまでも条例で定める額が上限でございます。これを上限といたしまして
指定管理者が料金を定めることができるとしております。ただし、この料金につきましては、あくまでも素泊まりの料金でございます。自主事業としております料理等の料金はこれに含まれておりませんので、その部分でサービスの向上を図っていただければというふうに考えております。以上でございます。
○13番(河村賢治) よくわかりました。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。
19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 私も、議案第134号の国民宿舎さんべ荘の利用料金の関係であります。
ここに示されておるのは、改正後については、利用料金上限であると思います。現行料金と比較した場合に上限の場合、大きな引き上げ額になっております。あくまでも私は、書いてありますように、国民宿舎であります。大衆的な宿泊施設が国民宿舎だと思います。他の国民宿舎等との比較もしておられると思いますけれども、私は、大衆的な宿泊施設になじむ利用料であってほしいと思います。例えば別館等については、上限ですけれども、約5,000円近い引き上げをするようになっております。そういう面について、行政として、あくまでもさんべ観光開発公社、KKさんについては
指定管理を受ける
事業者であります。当然主体性は大田市、行政側にありますけれども、どこまで、この数字の設定についても行政側が主体性を持って私は取り組むべきだと思いますけれども、少しこういう数字の設定に関しまして、
指定管理事業者の思いばっかりで数字を出してはいけないと思います。でありますから、どの程度協議なさったり、あるいは行政側で全体的な数値を調査する中で今回この条例案、第134号を出されたのか、少し経過も含めてお聞かせいただきとうございます。
○議長(
石橋秀利)
上西産業振興部長。
○
産業振興部長(上西 宏) まず、この料金改定に当たりましては、大田市使用料及び手数料の見直しに関する基本方針、これをもとに料金を改定をしております。この中で、現行の料金の1.3倍以内に抑えなさいと、抑えるということで基本方針を持っておりまして、今回の料金改定についてもこの方針に基づいて定めたものでございます。
指定管理業者と相談をしたかということでございますけれども、一切そのようなことはございません。
それから、国民宿舎の全体的な料金、国民宿舎としての料金で少し高いのではないかということでございますけれども、まず国民宿舎自体に料金の規定はございません。管理する自治体等が条例で定めるものということとされておりますので、特段の上限、下限があるものではございません。
ちなみに、近隣の宿舎の関係で参考までに申し上げますと、近年改修をした施設、例えば雲南市の清嵐荘さん、ここについては10月以降、
消費税10%になった以降の料金につきましては1万1,652円となっております。それから山口県の下松市、これは国民宿舎大城、「おおしろ」とお読みすると思うんですけれども、これにつきましても金額については1万260円となっております。今回うちが御提案している本館につきましては1万868円としておりますので、そうそう高い料金であるというふうには考えておりません。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) 19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 他市の2例を聞きました。国民宿舎さんべ荘について、施設改修に伴いということが書いてあります。今おっしゃいましたように、10月の
消費税2%上乗せ、この数字を含めて他市の数字をおっしゃったと思います。さんべ荘につきましては
消費税関連のことは全く記載もしてありませんですし、当初の大田市の使用料、手数料等々については一覧的に多くの項目が
消費税を込めました料金改定が出ておりましたですけれども、ちょっと指摘しておりましたように、さんべ荘については2%の上乗せの数字が出ておりませんでした。でありますから、この書き方だと、私はさらに2%の上乗せもあるんかいなという感じもするんです。
見てみますと、施設改修に伴いということが書いてあるんですね。施設改修でありますから、どこがどのように、いわゆるサービス的な施設改修面がそう大きなものがあるんかいなという私は感じもしておるところですけれども、いずれにいたしましても、私は、これは上限額でありますから、行政が主体性を持つ中で他の状況も当然把握、参考にする必要はあると思いますけれども、あくまでもさんべ荘は国民宿舎だという思いで対応してほしいなと。
例えば入湯についても、お風呂ですね、お風呂についても約150円以上アップしておるわけであります。施設改修ということですけれども、大幅に入湯場なんかが改修される中で、立派なものになるという思いも住民の
皆さんについてはあると思いますけれども、ここまで大幅な引き上げ、あくまでもこれは上限ということで説明があったと思いますけれども、上限ですから適正なる料金設定を、利用料金の設定を強く求めておくものであります。当然市民の
皆さんが広く利用される点もあります。ですから十分その点を配慮する中で、これは上限ですから適正なる数値を設定されることを、あくまでも料金設定については大田市が、行政が決めるものであると思いますから、ぜひその点については最大限の配慮を求めておきます。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案6件に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第136号、財産の取得について及び議案第137号、財産の処分についての一般案件2件を
一括議題といたします。
本案2件について御質疑はありませんか。
19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 第136号、財産の取得であります。入札参加業者3社でありまして、クマヒラセキュリティさんが落札をしておられます。落札率は95.8%ということでお聞きしております。他の吉谷さん、出雲ポンプ出雲営業所さん等については、入札的な数値についてはどの程度であったのか、お知らせをいただきとうございます。
あわせまして、水槽つき消防ポンプ車であります。この更新でありますから、今使っているポンプ自動車については使用されないということで受けとめておるところですけれども、この扱い等についてはどのように処分をされるのか、少しお考えをお聞かせください。
次の第137号です。この関係については、
補正予算の中でちょっと触れましたですけれども、今回処分される面積については大きなものであります。ヒ素の
基準値的なものがあると思うんですけれども、ヒ素の状況につきましてはどの程度のヒ素の数字であったのか、問題はなかったということでお話があったところですけれども、どの程度のヒ素の含有数値であったのか、お聞かせいただきとうございますですし、登記簿地積と平地面積、これ差異が約480万平方メートルになるんですね。ここまで平地面積との関係、当然平地面積の内容が処分価格になると思うんですけれども、少しそういう面について経過的なものも含めてお聞かせをいただきとうございます。
平米当たりの処分価格については6,500円ということですが、過去に四、五回、あの
波根工業団地の地については処分をしておられるわけですね、財産処分を。これ等との関係も全く私は無視できないんじゃないかなと思うんです。年次を追って考えてみますと、後追いになるほど、
環境整備費、草刈り費等も含めてですが、これだけかさんだから後追いの
事業者については少し値段が上がりますよということで過去に話を聞いたことがありました。そういう状況も踏まえて、過去との例も含めて少し話をお聞かせいただきとうございます。
○議長(
石橋秀利) 幸村
消防部長。
○
消防部長(幸村卓己) 議案第136号、財産の取得につきまして2点のお尋ねであったと思います。
まず、1点目でございます。入札の結果というところで、クマヒラセキュリティ以外の2社の入札額ということでございますが、このことにつきましてはお答えはできません。
それと、もう1点でございます。現在の車両更新後どのようなというお尋ねでございますけれども、これまでの車両につきましては、廃車手続をとりまして鉄くずとして財産の売り払いというふうな手法をとっておりました。現在オークション的なところも、全国ではそういうふうな手法をとっておられるところもございますので、一応この扱いにつきましては、担当の管財課等々としっかりと検討をして、その後の処分、用途的なところは決定していきたいと考えております。以上でございます。
○議長(
石橋秀利)
上西産業振興部長。
○
産業振興部長(上西 宏) まず、ヒ素の数値でございます。ちょっと単位は別といたしまして、
基準値が0.01と示されておりまして、今回検出された最大値が0.037という数値でございます。数値については以上でございます。
そして分譲の関係でございます。これについては、今現在6,500円というふうにしております。これにつきましては、
波根地区工業団地分譲取り扱い要領というものを定めておりまして、この金額で設定をしております。
最近の動向でございますけれども、最近この分譲という形ではなくて、要は今、貸し付けをさせていただいているのが多数ございます。この要領については、平成25年度からこの6,500円としておりますけれども、それまでは1万1,000円という価格設定をしておりました。議員御承知のとおり、なかなか売れないという状況を鑑みまして、当時、島根県で最低の金額としてこの6,500円を設定をして、買っていただきやすい環境を整えたというところでございます。以上でございます。
○議長(
石橋秀利) 19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝)
消防部長、吉谷さんとか出雲ポンプ出雲営業所さんについては、数値等については公表できないということですけれども、一般競争入札でおやりになったんですか、3社、その入札方式について少し説明を求めておきます。
次に、財産の処分であります。今話がありましたように、いろいろ経過はありました。ただ私は、おっしゃったのは、
環境整備費、これ毎年かさんでおります、
環境整備費が。そういう分については、微増だけれども、上乗せをしたいというような話も聞いたことがあります。その点についてどうなのかなという感じがしますですし、先にこの
工業団地を取得された
皆さんからも、一番新しいところでは廃棄物の収集業者さんの創業がありましたでしたけれども、そういう関係等についても、おっしゃいますように、今回いろんな諸経費を、
環境整備費を上乗せされる中で財産を売却されるわけですけれども、その関係等についても先行的に取得された
皆さんから苦言等が出るおそれはないかなという心配もするところですけれども、全くそういうことはありませんですか、お聞かせください。
○議長(
石橋秀利) 幸村
消防部長。
○
消防部長(幸村卓己) 本事業の入札方法でございますけれども、一般競争入札で実施をしております。以上でございます。
○議長(
石橋秀利)
上西産業振興部長。
○
産業振興部長(上西 宏) まず、御指摘の業者さんにつきましては、事業用定期借地制度という制度を利用いたしておりまして、売却ではございません。
それから、上乗せをするべきではないかということでございますが、先ほども申し上げましたように、
波根地区工業団地分譲取り扱い要領というものを市では定めております。これに基づいて分譲を行っておりますので、これによるものでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
それと、先ほどのヒ素の単位につきましてでございます。これにつきましては、ミリグラム/リットル、昔ppmと呼んでいたものでございますけれども、そういう単位でございます。以上でございます。
○19番(清水 勝) いいですよ。
○議長(
石橋秀利) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。
◎日程第2
常任委員会付託
○議長(
石橋秀利) 日程第2、これより委員会付託を行います。
ただいま議題となっております議案第127号から議案第137号までの11件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石橋秀利) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案11件は、議案付託表のとおり所管の委員会に付託いたします。
◎日程第3 休会について
○議長(
石橋秀利) 日程第3、休会についてお諮りいたします。あす22日から27日までの6日間は、議事の都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
石橋秀利) 御異議なしと認めます。よって、あす22日から27日までの6日間は、議事の都合により休会することにいたします。
なお、来週24日は総務教育、25日は民生、26日は産業建設の各常任委員会を予定しておりますので、それぞれ付託案件の審査を
お願いいたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午前9時59分 散会...