大田市議会 > 2018-12-17 >
平成30年第 5回定例会(第5日12月17日)

  • 都市計画(/)
ツイート シェア
  1. 大田市議会 2018-12-17
    平成30年第 5回定例会(第5日12月17日)


    取得元: 大田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成30年第 5回定例会(第5日12月17日)   平成30年12月定例会             大田市議会会議録             平成30年12月17日(月曜日)           ――――――――――――――――――――                 議事日程(第5号) 平成30年12月17日(月)午前9時開議  第1 付託案件審査報告委員長報告に対する質疑      議案第40号 平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(歳入、所管             歳出)      議案第50号 大田市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する             条例の一部を改正する条例制定について      議案第52号 大田市新築住宅に対する固定資産税課税免除に関する条例を             廃止する条例制定について                                [総務教育委員長]      議案第40号 平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)      議案第41号 平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)
         議案第42号 平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第             2号)      議案第43号 平成30年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第49号 平成30年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)      議案第55号 和解及び損害賠償の額の決定について      議案第56号 いきいき工房祖式指定管理者の指定について      議案第57号 大田市国民健康保険仁摩診療所指定管理者の指定について                                  [民生委員長]      議案第40号 平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)      議案第44号 平成30年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2             号)      議案第45号 平成30年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第46号 平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2             号)      議案第47号 平成30年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第48号 平成30年度大田市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第51号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第53号 大田市共同作業所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例             制定について      議案第54号 財産の無償譲渡について      議案第58号 井田生活改善センター指定管理者の指定について      議案第59号 福浦生活改善センター指定管理者の指定について      議案第60号 荻村集会所指定管理者の指定について                                [産業建設委員長]  第2 討論・表決      議案第40号 平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)      議案第41号 平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第42号 平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第             2号)      議案第43号 平成30年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第44号 平成30年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2             号)      議案第45号 平成30年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第46号 平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2             号)      議案第47号 平成30年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第48号 平成30年度大田市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第49号 平成30年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)      議案第50号 大田市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する             条例の一部を改正する条例制定について      議案第51号 大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について      議案第52号 大田市新築住宅に対する固定資産税課税免除に関する条例を             廃止する条例制定について      議案第53号 大田市共同作業所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例             制定について      議案第54号 財産の無償譲渡について      議案第55号 和解及び損害賠償の額の決定について      議案第56号 いきいき工房祖式指定管理者の指定について      議案第57号 大田市国民健康保険仁摩診療所指定管理者の指定について      議案第58号 井田生活改善センター指定管理者の指定について      議案第59号 福浦生活改善センター指定管理者の指定について      議案第60号 荻村集会所指定管理者の指定について  第3 市長提出追加議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第61号 大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて      議案第62号 大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改             正する条例制定について      議案第63号 大田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正             する条例制定について  第4 議員提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第64号 大田市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正             する条例制定について  第5 市長提出追加議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第65号 平成30年度大田市一般会計補正予算(第5号)      議案第66号 平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4             号)      議案第67号 平成30年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第68号 平成30年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第4             号)      議案第69号 平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第70号 平成30年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第71号 平成30年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)      議案第72号 平成30年度大田市病院事業会計補正予算(第3号)  第6 議員提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      意第 2号 地方ローカル線の維持・存続を求める意見書の提出について      意第 3号 相次ぐ自然災害に対する特別交付税の増額を求める意見書の提出            について  第7 行財政改革特別委員長中間報告  第8 陳情の処理      陳情第 1号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」提出方について             ~~~~~~~~~~~~~~~~                 会議に付した事件  日程第1から日程第8まで             ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (20名)     1番  林   茂 樹       2番  亀 谷 優 子     3番  根 冝 和 之       4番  和 田 浩 司     5番  三 谷   健       6番  森 山 幸 太     7番  胡摩田 弘 孝       8番  森 山 明 弘     9番  小 川 和 也      10番  石 田 洋 治    11番  松 村 信 之      12番  小 林   太    13番  河 村 賢 治      14番  内 藤 芳 秀    15番  大 西   修      16番  月 森 和 弘    17番  木 村 幸 司      18番  塩 谷 裕 志    19番  清 水   勝      20番  石 橋 秀 利             ~~~~~~~~~~~~~~~~
                欠  席  議  員  (なし)             ~~~~~~~~~~~~~~~~             地方自治法第121条による出席者 市長        楫 野 弘 和     副市長      清 水 克 典 政策企画部長    原 田   修     総務部長     岡 田   稔 健康福祉部長    大 谷   積     環境生活部長   水 田 雄 二 産業振興部長    尾 田 英 夫     建設部長     川 上 節 夫 上下水道部長    飯 田   徹     消防部長     幸 村 卓 己 温泉津支所長    林   泰 州     仁摩支所長    嘉 田 志 信 財政課長      上 西   宏     政策企画課長   森   博 之 市立病院事務部長  島 林 大 吾     教育長      船 木 三紀夫 教育部長      川 島 穂士輝     監査委員     富 田 正 治             ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      川 﨑 健 司     事務局次長    川 上 浩 史 議事係長      藤 間 友 章     嘱託職員     小 谷 直 美               午前9時00分 開議 ○議長(石橋秀利) 皆さん、おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりといたします。 ◎日程第1 付託案件審査報告委員長報告に対する質疑 ○議長(石橋秀利) 日程第1、付託案件審査報告及び委員長報告に対する質疑を行います。  さきに常任委員会に付託いたしました議案第40号から議案第60号までの21件を一括議題といたします。  各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。  初めに、総務教育委員長の報告を求めます。  11番、松村信之議員。               [11番 松村信之 登壇] ○11番(松村信之) 皆さん、おはようございます。  それでは、総務教育委員会委員長報告を行います。  去る12月10日の本会議におきまして総務教育委員会に付託されました議案第40号の予算の案件1件、議案第50号、第52号の条例案件2件につきまして、12月11日、委員7名全員出席のもと委員会を開催し、その審査を終えております。  当日は、清水副市長、船木教育長を初め、関係部課長の出席を得、慎重に審査を行いました。その審査の結果と経過、可否判定における主な意見につきまして御報告申し上げます。  また、和田議員、根冝議員と亀谷議員の3名の議員さんと、新日本婦人の会大田支部の6名の皆さんの傍聴がありましたので、申し添えておきます。  それでは、各議案に対する主な質疑と意見につきまして申し上げます。  議案第40号、平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(歳入、所管歳出)についてです。  まずは、審査の結果でございますが、付託されました議案第40号は、全会一致、可決であります。  質疑ですが、まず、歳入であります。  一般財源での道路占有料1,012万1,000円、あわせて遡及精算に伴う利息収入344万3,000円は、今回10年間の遡及請求をされるのだが、それ以前についての処理はどうなっているのかの質問に、10年以前については、遡及請求しない。島根県、そして、県内他市と同様、決定している。柱や線についての占有料はどのように定められているのかの質問では、柱では最低630円から最高1,300円、線では1メートル当たり最低3円から最高67円と詳細に定められているとのことでした。  続いて、歳出についてであります。  総務管理費市税還付金320万円の増では、当初予算で950万円、9月議会での補正で680万円増額した中、さらに320万円の増額をされるのだが、その内容について、もう少し詳細な説明をお願いするとの質問に、11月現在で既に49件の法人市民税への還付をしており、大型な設備投資による増額、会計処理の変更に伴うもの、確定申告額予定申告納付額を大きく下回ったことによるもの、そして、過年度分更正による還付金が今後も発生すると見込まれるからとのことでした。  次に、消防費、島根県西部地震対策のマイナス766万6,000円についてです。職員手当の実績減でマイナス1,852万6,000円、災害廃棄物処理でプラス1,086万円、そして、財源組み替えによるこの対策費ですが、災害廃棄物処理では、対象になるものとならないものがあるようだが、今回は対象になったものの2分の1が入っている。残りの2分の1についてはどのようになるのかの質問に、残りの2分の1については、8割を限度として交付税措置がなされるとのことでした。  続いて、教育部についてであります。  総務教育費井戸平左衛門賞に係る笠岡市中学生との交流事業50万円では、記念品の贈呈とあるが、その内容、そして、積算根拠についての質問があり、事業の中に体験活動があり、その体験をしていただき、記念品として持ち帰ってもらうもので、その材料費を計上している。また、積算根拠の中で、人数的にずれがあるのは、大田市の引率者については、自前で食事代を払ってもらうからだとのことでした。  小学校費、中学校費、幼稚園費の空調設備事業では、設計費の計上であるとは認識しているが、もう少し詳細な説明をお願いするとの質問があり、小学校16校、中学校6校、幼稚園2園に対するエアコンの設置に向けての設計費のお願いである。当然ながら、設置に向けては、国の補助の動向、設置後のランニングコストなども考慮しながら進めていかなくてはならない。また、来年の夏までには設置していかなくてはいけないと思っているので、業者の問題、機器の問題等、それぞれ把握する中で、設置スケジュールの管理をしていくとのことでございました。  可否判定における主な意見といたしましては、井戸平左衛門賞に係る笠岡市中学生との交流事業は、とてもよい事業であり、継続性を持って進めてほしい。また、エアコン設置に向けては、国の動向を察知する中で、当市にとって最良な手段で設置できるよう設計してほしいでありました。  続きまして、議案第50号、大田市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  まずは、審査の結果でございますが、付託されました議案第50号は、全会一致原案可決であります。  これまで市長選挙に限るとされていたものが、市議会選挙においても公費負担の対象となり、候補者1人当たりについて、A4用紙のビラ、最高4,000枚、金額でいえば最高3万40円の公費負担、ただし、選挙管理委員会が交付する証紙を貼付し、選挙期間中に配布できる条例改正でございます。  質疑では、後援会で作成したリーフレットを持参して、証紙を張ったら認められるかの質問に、あくまでも選挙用ビラだから、選挙期間前の事前活動において後援会で作成したものと、このビラは違うものでなくてはいけないとのことでありました。  可否判定における主な意見といたしましては、市議選挙において、この公費を使用される方もおられるかもしれないので、文書表現も含め、ビラ作成方法についての周知に努めてほしいでありました。  続きまして、議案第52号、大田市新築住宅に対する固定資産税課税免除に関する条例を廃止する条例制定についてでございます。  まずは、審査の結果でございますが、付託されました議案第52号は、全会一致原案可決であります。  この条例は、平成25年6月に、新築住宅の取得を支援することを目的に、大田市独自の特別措置として制定し、設定期間を平成26年1月2日から平成31年1月1日とし、その5年間の設定期間が満了となるから廃止するものであります。  質疑では、廃止されるというが、今年度も申請されている方がおられ、実績があるが、支障はないのか。また、廃止の周知方についての質問があり、国の軽減措置はこのまま継続され、当市においては、4月の地震災害で被災された方々への住宅建設軽減措置もある。また、周知方につきましては、ホームページや広報おおだを活用し、市内建築業者への周知にも努めるとのことでした。  可否判定における主な意見といたしましては、この特例措置は、新規住宅、地元建設業者への依頼促進策としての役割もあったと思われるが、国との連携も深め、地元企業を支援できるような施策や廃止に伴う問い合わせがあると思うので、しっかりと対応してほしいでありました。  以上、総務教育委員会に付託されました3件の議案は、先ほど申し上げましたとおり、全て全会一致原案可決でございます。  議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、委員長報告とさせていただきます。 ○議長(石橋秀利) ただいまの総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。  続いて、民生委員長の報告を求めます。  10番、石田洋治議員。               [10番 石田洋治 登壇] ○10番(石田洋治) それでは、民生委員会委員長報告をさせていただきます。  今議会におきまして、去る12月10日、民生委員会に付託をされました議案第40号、平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)、議案第41号、平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第42号、平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第43号、平成30年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第49号、大田市立病院事業会計補正予算(第2号)、議案第55号、和解及び損害賠償の額の決定について、議案第56号、いきいき工房祖式指定管理者の指定について、議案第57号、大田市国民健康保険仁摩診療所指定管理者の指定については、12月12日、委員全員出席のもと委員会を開催をいたしまして、審査を終えました。  委員会には、執行部より、清水副市長を初め、大谷健康福祉部長水田環境生活部長島林病院事務部長ほか関係する担当課長出席のもと、慎重に審査を行いました。  その審査の経過並びに結果、また可否判定において示された主な意見について御報告をいたします。  なお、根冝和之議員、三谷 健議員より傍聴の希望があり、許可をいたしました。  まず、議案第40号の審査の結果について申し上げます。  平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)は、全会一致原案可決であります。  健康福祉部所管関係では、地域福祉課所管の島根県西部地震被災者再建支援給付金事業1,540万2,000円について、財源組み替えで、一般寄附22件、305万7,000円、ふるさと寄附531件、1,234万5,000円であります。  質疑では、平成30年度の寄附は、当初予算で2億円弱の予算であったが、ふるさと寄附の全体の状況はどうかとの問いに、11月末のふるさと納税全体では、1億750万円弱である。このうち、西部地震は4,136万円となっている。7月までのものは9月補正で財源を充当している。8月以降の分が今回充当されているとの答弁でした。  続いて、平成29年度国県補助金等返還金で、障がい者の関係で返還金が出ているが、おおよそどのくらい対象者があって、おおむねどの程度の関係者の数字があったのかとの質疑に、障がい者の自立支援給付については、その内訳は、たくさんのサービスがあり、後日わかりやすい資料を作成させていただきたいとの答弁でした。  次に、子育て支援課所管では、児童扶養手当312万5,000円について、児童扶養手当支給誤りに係る未支給分の支払いで、時効が成立したものについての支払いであります。  質疑では、今回は支給誤りで行政側に責任があったということであるが、平成25年以前はどうであったのか。また、担当者の整理として、単純ミスであったのか、法的な変更に係る誤りであったのかとの質疑に、時効成立分については、法的な変更での誤りではなく、担当者の認識が不足していた。市側に瑕疵があったとの認識である。顧問弁護士と相談した結果、賠償金を支払わなかった場合は、損害賠償請求される可能性があるため、損害賠償するとの結果になった。また、平成25年以前は、文書保存年限があるので、調査ができない。市民からの相談については対応したいとの答弁でした。  続いて、児童扶養手当について、保育料は、同一家族内で収入を見て決定するということになっていると思うが、今回の誤りは、そういう実態の中で発生したのかとの問いに、制度によって対象をどこまで見るのか違ってくる。保育料の場合は、父か母の収入が少ない場合は、家計を支えている主宰者を認定して保育料を計算する。児童扶養手当の場合は、民法でいう扶養義務者になる。直系の生計を同じくしている方の所得になり、制度によって異なるとの答弁でした。  次に、職員の処分についてはとの質疑に、11月30日、書面により処分をしている。担当者2名、上司4名を処分しているとの答弁でした。  平成29年度分国県補助金等返還金で、子ども・子育て支援交付金145万1,000円について、放課後児童クラブ利用児童数の実績減となっている。現在低学年中心の受け入れとなっているが、高学年も適正に受け入れる必要があると思うが、どうかとの質疑に、現在は高学年まで受け入れが可能となっている。ほとんどの放課後児童クラブでは、学校で1つしかなく、頑張っていても定員があるので、優先順位をつけてやむなく断っている。高学年は、現状として受け入れができていない。市としては、受け入れ可能なところはお願いしているとの答弁でした。  健康増進課所管では、慢性特定疾患の返還金16万4,000円について、過去の実績を見ての予算となっていると思うが、過去に実績があったのかとの質疑に、難治性のてんかんがあったとの答弁でした。  次に、介護保険課所管では、介護保険事業特別会計繰出金959万6,000円について、マイナス要素でケアマネのプランの作成では、相当な点数が出ると思うが、何人分不必要になったのかとの質疑に、当初計画では5,700件であったが、実績は4,820件で、差し引き880件の減である。計画作成については、対象者が29年4月、700名から、ことし4月、600名に減っている。介護予防の効果が出ていることも考えられるとの答弁でした。  続いて、議案第41号、平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)については、全会一致原案可決であります。  表決における意見として、保険給付金について、ことしから島根県が保険者となっている。支出金については十分精査されたい。  次に、議案第42号、平成30年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  続いて、議案第43号、平成30年度大田市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、全会一致原案可決であります。  表決における意見として、ケアプランの策定件数が880件減ったということであるが、適切な当初予算の組み立てをお願いする。  次に、議案第49号、平成30年度大田市病院事業会計補正予算(第2号)については、全会一致原案可決であります。  質疑では、収益的収支で、給料補正額5,420万7,000円減額の内訳として、育児休業19名、3,642万4,000円減額、休職2名、376万3,000円の減額、会計間異動3名、115万7,000円の減額である。また、賃金では、288万8,000円の減額となっているが、これだけ職員が休み、賃金も下がっている。当初より相当な人員減で賄われているのかとの質疑に、育児休業については、毎年15名から20名が育児休業を取得している。賃金288万8,000円の減額については、年度中での退職者に係るもので、補充もさせていただいている。人的には足りているとの答弁でした。  また、休職者の対応についての質疑に、休職者については2名で、身体的理由によるものである。メンタル面では、各職場で早期に対応しており、大事に至っていないとの答弁でした。  続いて、ドクターが今回1名やめられ、その後、補充されている。地元出身者であったので、ずっといてほしかったとの思いがある。今後の見通しはとの質疑に、医師については、大学の医局の人事によるものである。泌尿器科については、昨年まで2名体制であったので、2名確保の取り組みをしている。現在1名は常勤、1名は週3回島根大学から医療支援で対応しているとの答弁でした。  続いて、議案第55号、和解及び損害賠償の額の決定については、全会一致原案可決であります。  表決における意見として、申請主義であり、市民に対しての周知方を検討していただきたい。  次に、議案第56号、いきいき工房祖式指定管理者の指定については、全会一致原案可決であります。  一般の方も利用できるようにとの説明であった。今までは特定の利用者に限定されていたのか。また、指定管理の期間は、通常5年であるが、今回3年である。将来を見据えたときどうするのかとの質疑に、利用者の限定については、設置管理条例では、高齢者の介護予防の施設である。高齢者限定であり、地元から一般も使えないだろうかとの要望がある。今後の方向性として、3年かけて、一般の方も利用できるよう地元と調整するとの答弁でした。  続いて、議案第57号、大田市国民健康保険仁摩診療所指定管理者の指定については、全会一致原案可決であります。  質疑、意見はありませんでした。  以上、民生委員会に付託されました予算案件5件、一般案件3件の審査の結果や質疑、意見について御報告をいたしました。  議員各位の御賛同をお願いし、報告を終わります。 ○議長(石橋秀利) ただいまの民生委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
                  [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  続いて、産業建設委員長の報告を求めます。  15番、大西 修議員。               [15番 大西 修 登壇] ○15番(大西 修) 15番、大西 修でございます。私は、産業建設委員会の委員長報告を行います。  去る12月10日、本会議で付託されました議案を12月13日、委員全員出席のもと委員会を開催をし、審査を終えましたので、その結果と審査の過程と主な質疑、可否判定での意見につきまして御報告を申し上げます。  当日は、清水副市長、尾田産業振興部長、川上建設部長、飯田上下水道部長、大國技監を初め、各関係課長などの出席のもと、初めに清水副市長より御挨拶をいただき、各部長より概要の説明、担当課長より詳細な説明をいただいた後、審査を行いました。  なお、傍聴者は、胡摩田、三谷両議員でありました。  議案第40号、平成30年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)、議案第44号、平成30年度大田市生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第45号、平成30年度大田市簡易給水施設事業特別会計補正予算(第3号)、議案第46号、平成30年度大田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第47号、平成30年度大田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第48号、平成30年度大田市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第51号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第53号、大田市共同作業所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定について、議案第54号、財産無償譲渡について、議案第58号、井田生活改善センター指定管理者の指定について、議案第59号、福浦生活改善センター指定管理者の指定について、議案第60号、荻村集会所指定管理者の指定について、この12件の全てで全会一致原案可決でございました。  主な内容でありますが、産業振興部観光振興課の雪嶺の家ほか、解体工事にかかわる費用2,318万4,000円ですが、6月議会において議了しました5,000万円に追加で、合計で7,318万4,000円であります。9月25日の検査の結果、外壁下地剤にアスベストの含有を確認したものであります。アスベストの適切な処理を行う必要があるため、石綿含有面積382平米余りで除去、飛散防止と運搬、処分の工事が必要となるものであります。なお、このほか、地下埋設の貯油タンクが確認されたため、撤去工事を追加するものであります。  主な質疑では、最初の調査でなぜアスベストが発見されなかったのか、今後も公共施設適正化計画の中での解体工事は出てくるので、事前調査を徹底してほしい、こういう意見がございました。  次に、農業振興費で、機構集積協力金交付事業であります。  農地中間管理機構を活用した地域の担い手への農地集積、集約化を目的としたもので、機構に対して農地を貸し付けた地域などに支援するものであります。補正予算額は165万3,000円で、地域集積協力金で入石地区、出岡地区、これは新規であります。福光地区と三久須地区は、拡大分と説明がございました。  質疑では、農地を提供した個人には支援はないのか、これに対して、それは耕作者と提供者の問題で、あくまでも支援は地域であって、営農組合などに支援する協力金であるという説明でございました。  次に、6次産業化支援事業費42万8,000円です。  現在大田市のエゴマの生産の実態はの質問に、今は約20ヘクタール、この耕作面積で、これからも増加になる見込みで、エゴマの搾り油器がないので、この導入費用と施設の改修費の追加で販路開拓などの推進事業の減があって、自前で加工、販売する、こういう説明でございました。  次に、農業農村整備事業300万円であります。  林地崩壊防止事業1,722万円、現年耕地災害復旧事業3,727万7,000円で、完了予定はの質問に、これから入札になる。なるべく早く発注するが、繰越明許については、3月議会で提案させてもらう、こういう説明でございました。  次に、建設部事業推進課で、県道改良事業負担金210万円です。  総事業費は、用地買収も含めて2,100万円で、市費の負担は1割です。この工事内容はの質問で、住宅密集地なので、機械が入らない。方法は県が検討する。幅31メートル、高さ8メートルの急傾斜地崩壊対策事業で大田町の諏訪の鶴岡八幡宮の近く、こういう説明でございました。  議案第51号、大田市手数料条例の一部を改正する条例制定についての質疑は、これまでの手数料は幾らだったのか、この問いに、島根県が建築審査会が許可していたが、法改正により、この建築審査会の同意を得ずに特例を適用する認定制度が創設されたものであります。県におかれては3万3,400円だった手数料が、大田市が行う場合は2万7,200円と、6,200円安くなる、こういう説明でございます。  次に、生活排水処理事業特別会計分の島根県西部地震災害復旧事業費で、浄化槽の災害復旧費、単独事業分であります。修繕基数は、予算では90基でしたが、修繕実績は33基でありました。よって、この57基の減で、1,100万円であります。  質問では、1基当たりの上限は幾らでしたか、こういう質問で、説明では、40万円までは市で修繕をするということであります。  可否判定の意見では、議案第40号で、雪嶺の家でのアスベスト工事で作業員の方に被害が出ないように慎重な工事を求めるものと、今後も解体などで工事が出た場合、このような補正予算などが出ないようにしてほしい、こういう意見であります。また、現年土木災害の復旧事業では、速やかな対応をしてほしい、こういう意見であります。  議案第58号、第59号、第60号では、公共施設適正化計画の中で方向性を出してほしい、こういう要求であります。  以上、産業建設委員会の報告といたします。 ○議長(石橋秀利) ただいまの産業建設委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。………御質疑なしと認めます。 ◎日程第2 討論・表決 ○議長(石橋秀利) 日程第2、これより本案21件について、討論、表決を行います。  まず、議案第40号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。  各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第40号は、各委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第41号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第41号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第42号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第42号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第43号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第43号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第44号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第44号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第45号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第45号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第46号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第46号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第47号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第47号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第48号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
     委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第48号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第49号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第49号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第50号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第50号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第51号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第51号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第52号を討論に付します。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  2番、亀谷優子議員。               [2番 亀谷優子 登壇] ○2番(亀谷優子) おはようございます。日本共産党の亀谷優子です。  議案第52号、大田市新築住宅に対する固定資産税課税免除に関する条例を廃止する条例制定についてです。  この議案は、新築した家屋の床面積のうち120平方メートル以下の部分に係る固定資産税が、国の制度と合わせると、3年間、実質ゼロ円になるもので、免除対象となる新築期間が満了になることから、条例を廃止するというものです。  地元の業者からは、制度があるからこそ家を建てるきっかけになっている人もいる。ぜひともこの制度を継続してほしいとの声が上がっています。定住促進と地域経済の活性化を図ることを目的としていた固定資産税課税免除は、今後も継続するべきだと考えます。  よって、本条例案には賛同できません。  以上で終わります。 ○議長(石橋秀利) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第52号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第53号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第53号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第54号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第54号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第55号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第55号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第56号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第56号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第57号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第57号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第58号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第58号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第59号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
     委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第59号は、委員長の報告のとおり決しました。  続いて、議案第60号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。  委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第60号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第3 市長提出追加議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 日程第3、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。  議案第61号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第62号、大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第63号、大田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についての3件を一括議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております3件は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております3件は、委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 今回提出いたしております議案第61号から議案第63号までの議案につきまして、提案理由の概要説明を申し上げます。  いずれも条例案件であり、人事院勧告及び一般職の職員の給与に関する法律の改正等に伴い、所要の改正を行うものであります。  詳細につきましては、担当部長より説明をさせますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 岡田総務部長。              [総務部長 岡田 稔 登壇] ○総務部長(岡田 稔) それでは、議案第61号から第63号までの条例案件3件につきまして、一括して御説明を申し上げます。  議案書の1ページをお開きください。まず、議案第61号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  8ページに説明資料をつけておりますので、お開きをいただきたいと思います。まず、改正の理由でございますが、人事院勧告等を踏まえ、職員給与条例の改正をお願いするものでございます。  改正の内容でございます。給料表の改定につきましては、平均0.2%の引き上げ、初任給を1,500円引き上げ、若年層については1,000円程度、その他については400円の引き上げを基本に改定するものでございます。宿日直手当の改定につきましては、200円から300円の引き上げとなるものでございます。期末勤勉手当の支給月数の改定につきましては、一般職員は年間4.40月を4.45月に、また、再任用職員につきましても、年間2.30月を2.35月に、それぞれ0.05月の増とするものでございます。  次に、9ページの平成31年度以降の期末勤勉手当の支給割合の平準化についてでございます。一般職員、また、再任用職員につきましても、年間支給月数を変更するものではございませんが、6月期と12月期の支給月数を同じ支給割合とし、平準化するものでございます。  施行期日等でございます。公布の日から施行するものとし、ただし、2の(2)、平成31年度以降の期末勤勉手当につきましては、平成31年4月1日から施行するもの、また、2の(1)の給料等の改定につきましては、本年4月1日から適用するものでございます。  次に、議案第62号、大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  12ページをお願いいたします。まず、改正の理由でございますが、職員の期末勤勉手当の支給割合の改正を踏まえ、特別職の給与条例の改正をお願いするものでございます。  次に、改正の内容でございます。期末手当の支給月数を、現行、年間3.20月を改定後3.25月に0.05月の増とするものでございます。また、平成31年度以降の期末手当の支給割合を平準化するものでございます。  施行期日等でございます。公布の日から施行するものとし、ただし、2の(2)、平成31年度以降の期末手当については、平成31年4月1日から施行するもの、また、2の(1)の期末手当の改定につきましては、本年12月1日から適用するものでございます。  次に、議案第63号、大田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  15ページをお願いいたします。まず、改正の理由でございますが、人事院勧告等を踏まえ、任期付職員の採用等に関する条例の改正をお願いするものでございます。  次に、改正の内容でございます。特定任期付職員の給料表の改定につきましては、給料月額をそれぞれ1,000円引き上げとするものでございます。また、期末手当の支給月数を現行、年間3.30月を改定後3.35月に0.05月の増とするものでございます。  次に、16ページでございますが、平成31年度以降の期末手当の支給割合を平準化するものでございます。  施行期日等でございますが、公布の日から施行するものとし、ただし、2の(2)、平成31年度以降の期末手当については、平成31年4月1日から施行するもの、また、2の(1)の給料及び期末手当の改定につきましては、本年4月1日から適用するものでございます。  なお、任期付職員についてでございますが、採用方法は、本条例に基づき2通りございます。一つは、特定任期付職員としての採用、もう一つは、一般任期付職員としての採用でございます。このたびの本条例の改正の対象となる特定任期付職員、弁護士等、高度な専門的な知識、経験者につきましては、現在当市においては採用いたしておりません。したがいまして、この条例の改定に伴い該当する職員は現在おりません。なお、一般任期付職員として採用いたしております道の駅駅長候補の給与につきましては、一般職の給与条例に基づき支給いたしているところでございます。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 本案3件について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  これより本案3件について討論、表決を行います。  まず、議案第61号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第61号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第62号を討論に付します。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  15番、大西 修議員。               [15番 大西 修 登壇] ○15番(大西 修) 私は、議案第62号、大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。  日本共産党大田市議団を代表いたしまして、反対の立場で討論を行います。  これは、この議案は、人事院勧告により、職員の給与引き上げに伴って特別職も引き上げるものであります。しかし、特別職の報酬等の対応は、大田市特別職報酬等審議会の答申を受けて初めて議案上程になるものと考えるものであります。これでは市民からお手盛りで引き上げるとやゆされても仕方がありません。これまで鳥取県の日南町、島根県では吉賀町で特別職の報酬引き上げが報酬等審議会と議会で否決される事態が起こっております。これは、市町村段階で景気回復の実感がなく、今なお消費の低迷が続いていることにあります。市の財政や地域経済などの実情に見合った報酬を求めるものであります。  議員各位におかれましても、お手盛りで引き上げると言われないよう、真摯な御判断を心よりお願いを申し上げまして、討論といたします。 ○議長(石橋秀利) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第62号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第63号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第63号は、原案のとおり決しました。 ◎日程第4 議員提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 日程第4、議員提出議案を上程いたします。  議案第64号、大田市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会付託を省略することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  18番、塩谷裕志議員。               [18番 塩谷裕志 登壇] ○18番(塩谷裕志) 議案第64号、大田市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部改正につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、先般の人事院勧告及び大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の改正を踏まえ、本市議会としましても同様に条例改正を行うものであります。  内容は期末手当の改正であり、支給月数を現行の3.2月から0.05月増額し、3.25月とするものであります。  なお、本年度は12月期を0.05月増とし、平成31年度以降は支給割合を平準化し、6月期と12月期をそれぞれ1.625月とするものであります。  施行期日等でありますが、この条例は公布の日から施行し、平成30年12月1日から適用するものであります。ただし、第2条の規定は、平成31年4月1日から施行するものであります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
    ○議長(石橋秀利) 本案について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  本案について討論の通告がありますので、発言を許します。  2番、亀谷優子議員。               [2番 亀谷優子 登壇] ○2番(亀谷優子) 議案第64号、大田市議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてです。  本議案は、議員の期末手当を引き上げるものです。市民の暮らしが一層厳しさを増している、この状況で、議員の報酬を引き上げることに市民の理解が得られないものと考えます。  よって、本議案には反対です。  なお、本議案の予算が含まれる補正予算にも反対です。以上です。 ○議長(石橋秀利) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第64号は、原案のとおり決しました。  ここで、10分間休憩いたします。                午前10時02分 休憩                午前10時11分 再開 ○議長(石橋秀利) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎日程第5 市長提出追加議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 日程第5、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。  議案第65号から議案第72号までの8件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) お諮りいたします。  ただいま議題となっております8件は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま議題となっております8件は、委員会付託を省略することに決しました。  それぞれ提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 議案第65号から議案第72号までの各議案につきまして、提案理由の概要説明を申し上げます。  まず、議案第65号、一般会計補正予算につきましては、人件費の補正でありまして、総額1,800万円余を増額するものであります。その財源につきましては、繰越金により補正するものであります。補正後の一般会計の予算総額は256億1,800万円余となります。  次に、議案第66号、国民健康保険事業特別会計から議案第70号、下水道事業特別会計までの5つの特別会計につきましても同様の理由により、それぞれ所要の補正をするものであります。  次に、議案第71号、大田市水道事業会計、議案第72号、病院事業会計の2つの会計につきましても同様の理由により、それぞれ所要の補正をするものであります。  詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 上西財政課長。              [財政課長 上西 宏 登壇] ○財政課長(上西 宏) おはようございます。  それでは、議案第65号から第70号までの予算案件につきまして御説明を申し上げます。  お手元に配付をしております平成30年度12月補正予算説明資料により御説明をいたします。  1ページの総括表をごらんをいただきたいと思います。お示しをしておりますように、一般会計につきましては、1,870万3,000円を補正をいたしまして、補正後を256億1,896万5,000円とするものでございます。特別会計の国民健康保険事業につきましては、35万2,000円補正をし、補正後を44億6,708万9,000円に、介護保険事業につきましては、38万2,000円を補正し、補正後を53億6,674万円に、簡易給水施設事業につきましては、3万8,000円を補正をし、補正後を3,466万1,000円に、農業集落排水事業につきましては、3万1,000円を補正し、補正後を7,375万6,000円に、下水道事業につきましては、25万1,000円を補正をし、補正後を16億6,803万4,000円とするものでございます。  2ページをごらんをいただきたいと思います。今回の補正につきましては、先ほど議決をいただきました議案第61号から第63号及び第64号の条例改正に伴います人件費の増額に伴うものでございます。一般会計につきましては、特別職給与等といたしまして59万3,000円、一般職員人件費といたしまして1,716万7,000円、合計1,776万円を補正するものでございます。各特別会計につきましては、それぞれお示しをしているとおりでございまして、5会計の合計で105万4,000円を補正するものでございます。  財源につきましては、3ページにお示しをしているとおりでございます。  4ページ以降には、各特別会計の総括表を掲げておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 飯田上下水道部長。             [上下水道部長 飯田 徹 登壇] ○上下水道部長(飯田 徹) それでは、議案第71号、平成30年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。  お手元にお配りしております水道事業会計補正予算説明資料をごらんいただきたいと存じます。  補正の内容でございますが、平成30年度給与改定に伴います人件費の補正でございまして、60万7,000円の増額をお願いするものでございます。  この内容によりまして、補正予算額でございます。まず、収益的収支、3条予算の補正でございます。収入につきましては、補正はございません。支出につきましては、42万5,000円の増額といたすものでございます。その結果、当期純損益は、42万5,000円減少し、1,968万円の黒字の見込みでございます。  次に、資本的収支、4条予算の補正でございます。収入につきましては、補正はございません。支出につきましては、18万2,000円の増額といたすものでございます。その結果、資本的収支不足額3億8,068万9,000円につきましては、記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金で満額補填するものでございます。  以上で、議案第71号、平成30年度大田市水道事業会計補正予算(第3号)の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 島林市立病院事務部長。            [市立病院事務部長 島林大吾 登壇] ○市立病院事務部長(島林大吾) 議案第72号、平成30年度大田市病院事業会計補正予算(第3号)につきまして御説明を申し上げます。  お手元にお配りをいたしております説明資料をごらんいただきたいと思います。  今回の補正内容につきましては、給与改定に伴う人件費補正をお願いするものでございます。補正額、3条及び4条合計で1,784万9,000円の増額をお願いするものでございます。その内容でございますけれども、職員人件費につきましては、特別職と一般職に係る給与改定及び引当金の増で、1,751万8,000円の増額をお願いするものでございます。嘱託医師人件費は、育成センター医師に係る給与改定影響分として33万1,000円を増額いたすものでございます。  以上の補正内容によりまして、収益的収支でございますけれども、収入の補正はございません。支出につきましては、医業費用及び訪問看護費用の給与費について、合計1,767万7,000円の増額をいたすものでございます。その結果、純損失につきましては、補正前より1,767万7,000円増額し、2億2,007万6,000円となる見込みでございます。  次に、資本的収支でございますけれども、収入の補正はございません。支出につきましては、新病院建設室配置の職員の給与費に係る建設改良費、建物整備費を17万2,000円増額いたすものでございます。その結果、資本的収支不足額9,760万円につきましては、記載のとおり、補正するものでございます。  以上で、議案第72号につきましての説明を終わります。  失礼をいたしました。資本的収支不足額につきましては、9,790万円でございます。訂正をいたします。  以上、説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 本案8件について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  これより本案8件について、討論、表決を行います。  まず、議案第65号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第65号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第66号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第66号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第67号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第67号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第68号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第68号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第69号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第69号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第70号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第70号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第71号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第71号は、原案のとおり決しました。  続いて、議案第72号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、議案第72号は、原案のとおり決しました。 ◎日程第6 議員提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 日程第6、議員提案による意見書案が2件提出されておりますので、これを上程いたします。  まず、意第2号、地方ローカル線の維持・存続を求める意見書の提出についてを議題といたします。  朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。  本案は、直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、意第2号は、原案のとおり決しました。  続いて、意第3号、相次ぐ自然災害に対する特別交付税の増額を求める意見書の提出についてを議題といたします。  朗読いたさせます。                 [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) お諮りいたします。  本案は、会議規則第39条第3項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。  本案は、直ちに採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、意第3号は、原案のとおり決しました。  ただいま議決いたしました意見書は、直ちに関係先へ送付いたします。 ◎日程第7 行財政改革特別委員長       中間報告 ○議長(石橋秀利) 日程第7、特別委員会の中間報告についてを議題といたします。  お諮りいたします。  行財政改革特別委員会に付託中の行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件について、会議規則第47条第1項の規定により、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件については、委員会の中間報告を求めることに決しました。  行財政改革特別委員長の報告を求めます。  8番、森山明弘議員。               [8番 森山明弘 登壇] ○8番(森山明弘) それでは、行財政改革特別委員会の中間報告を行います。  当委員会は、9月定例会で委員長報告を行ってから4回開催しており、いずれの回も協議題は事務事業評価についてであります。  9月定例会閉会後の10月2日に第3回の委員会を開催し、事務事業評価事業の選定、実施時期について協議しました。実施日は、執行部の都合が不明確なため、第1予定日を11月16日、第2予定日、予備日を11月19日とし、評価事業と会場については、昨年同様、これまで実施したものは除いた事業から選び、全員協議会室にて開催することにいたしました。結果的に、事務事業評価日は11月19日と、例年よりやや遅い日程となりました。  評価対象事業は、1として、多岐にわたる担当課によって実施された健康まちづくり推進事業と健康保養都市おおだプロジェクトを選び、2として、事業費が毎年伸び続けている障がい児通所支援事業、3として、指定管理者制度を導入している葬斎場管理費を、4として、施設の老朽化が進行している都市公園整備事業を選び、5として、平成21年度より学校司書を配置して実施している読み調べ学ぶ力みなぎる学校図書館事業と、事業費が漸減している図書館蔵書整備事業を選びました。あわせて、正副の担当委員を選任し、次回開催日までにおのおの事前調査を行い、概要説明書並びに資料を準備することとし、次回開催日を11月7日といたしました。  続いて、11月7日の第4回の委員会は、前回の申し合わせどおり、各担当委員より調査した事業概要や実績等を報告していただき、対象事業、それぞれの目的や成果を検証し、課題点や担当課の所見について協議を行いました。また、あわせて、事務事業評価当日は、昨年同様、事業概要の説明は、課長補佐もしくは係長とし、部課長にも出席をいただき、補足答弁をいただくことといたしました。なお、時間配分については、昨年同様、1項目当たり、執行部からの20分程度の説明と50分程度の質疑応答の計70分と申し合わせました。  そして、11月19日、第5回の委員会は、委員全員出席のもと、事務事業評価を実施しました。当日は、当特別委員会の委員外の議員諸氏にも傍聴していただいております。委員会は、午前8時50分に開会し、冒頭、行財政改革推進本部長である清水副市長に御挨拶をいただき、定刻の9時より若干早く事務事業評価を開始し、全日程を終えたのは午後4時半になろうかという時刻でありました。各担当の職員の皆さん、各委員とも準備をしていただいており、熱心な質疑があり、充実した審議ができたのではないかと思っております。  次に、11月28日に第6回の委員会を開催し、事前に評価集計表を作成の上、事務事業評価の取りまとめを行いました。  それでは、このたびの事務事業評価における結果並びに指摘事項、意見等を申し上げます。  最初に、ナンバー1の1、健康まちづくり推進事業についての委員の評価は、3名が継続、2名が拡大の方向での見直し、1名が縮小の方向での見直し、3名が手法の見直しと分かれましたが、集約の結果、手法の見直しといたしました。事業目的は、市民への健康に対する意識醸成、健康づくりの拠点づくりでありますが、委員からは、まちづくり定住課のこの事業での役割は終えたと思うので、健康福祉部の各担当課で新たな事業展開を図るべきではないか。各課においての取り組みでよいが、各課の事業内容を把握し、案内できる窓口は一つとすべき。健康効果が検証できる事業展開を図るべきとの意見がありました。また、当日の今後の対応を問う質疑で、まちづくり定住課が全体を取りまとめる形で事業を軌道に乗せて動かしていこうと中心となって関係部署と連携しながら事業を進めてきたが、今後については、それぞれの担当部署が健康まちづくり推進方針の考え方を事業に反映して進めていくとの答弁があったところでございます。委員としても、それぞれの担当部署で事業を実施していくべきとの意味合いで、手法の見直しとしました。  続いて、ナンバー1の2、健康保養都市おおだプロジェクトについての委員の評価は、2名が継続、3名が拡大の方向での見直し、2名が縮小方向での見直し、1名が手法の見直し、1名が休止・廃止と分かれました。時間をかけて協議した結果、継続すべきといたしました。取り組み内容は、(1)より健康効果の高いヘルスツーリズムプログラムの造成、(2)大田市内への宿泊増加につながる滞在時間の長いプログラムへの磨き上げ支援、(3)造成、改良したプログラムの利用実績をふやすため、情報発信や広報物の作成等を通じた販路開拓支援でありますが、ヘルスツーリズムは、大田市への来訪者を呼び込む事業であり、新たな業者参入があってもよい。健康観光商品等、新しい事業の取り組みに期待する。「おおだ逸品発掘」は刊行されたものの、活用が十分とは言えない。琴ヶ浜と三瓶山を活用した2つのプログラムについては、平成30年度にヘルスツーリズム認証を受けており、今後の利用者増が見込まれる。プログラム運営団体への補助は、予定どおり平成31年度までとすべきとの意見がありました。当面は、継続として、各事業の課題等を検証していくこと。特にヘルスツーリズムプログラム運営、販売団体への補助は多額であり、団体の収支状況を注視し、早期の自立運営を目指すべきであるとの厳しい意見が複数の委員から出されたことを申し添えておきます。  ナンバー2、障がい児通所支援事業については、5名の委員が高まるニーズに対応すべきとの意見で、拡大方向での見直しであります。事業目的は、障がいのある児童が社会的に自立することであり、取り組み内容は、日常生活における基本的な動作の指導、知識、技能の付与、集団生活への適応訓練のサービスを提供する事業所に対して、国が定める報酬を支払うものですが、委員より、医療的ケアが必要な子供に対する事業の充実を検討すべき。潜在的なサービス利用希望者を把握し切れていないことが考えられ、まずは、しっかりと精査すべき。障がい児に対し、不足しているサービスを提供できる事業所を確保すべきとの意見があり、大田市の子供は大田市で育てるために、拡大方向での見直しといたしました。  ナンバー3、葬斎場管理費については、3名が継続、4名が縮小の方向での見直し、2名が手法の見直しと分かれましたが、縮小方向での見直しといたしました。ただし、直ちに見直しするのではなく、2炉ある大田の葬斎場は維持しつつ、他の葬斎場で火葬設備関係の大規模改修が必要となった際に、修繕はせず、他の葬斎場に集約し、縮小することを検討すべきということでありました。委員からは、御遺体の搬送料の上昇分については、補助を検討すべきではないかとの意見が出されたところであります。  ナンバー4、都市公園整備事業については、2名が継続、3名が拡大方向での見直し、2名が縮小方向での見直し、2名が手法の見直しと分かれました。協議した結果は、継続すべきでありました。事業目的は、市民の健康増進、自然との触れ合い、文化活動等多様な活動の拠点としての公園を整備し、適切な維持管理を行うことにより、安全・安心な都市公園施設を恒常配置することであります。委員からは、よく利用されている都市公園については、内容を充実させ、市外の公園を利用されている市民の方々に利用してもらえるようにしてはどうか。遊具やトイレ等が老朽化しており、早急な修繕を望む。市外からも遊びに来ていただける特徴のある公園整備をすることができるのであれば、拡大方向での見直し。区画整理事業に伴い設置した公園は廃止できないので、整備すべく、事業を拡大すべき等々、さまざまな見直しの意見が出されたところでございます。結論として、継続とするものの、手法の見直しとして、利用実態がなく、廃止できる公園は廃止の見直しを行い、利用度の高い公園については、遊具等の修繕や新規のアスレチック的遊具の設置を検討することを求める意見があったことを申し添えておきます。  ナンバー5の1、読み調べ学ぶ力みなぎる学校図書館事業については、4名が継続、5名が拡大方向での見直しと二分されましたが、集約の結果、継続すべきとなりました。事業目的は、学校司書を配置し、学校図書館活用教育を一層推進することで子供たちの心を育み、思考力、判断力、表現力を育成することであり、委員からは、読書活動も定着し、学校図書館活用授業時間数も増加しているので、拡大。人数の多いAタイプの司書は、長期休業中の勤務はなく、通勤手当もないので、処遇改善を図っていただきたい。古い本はそのままで図書標準を維持している実態があるので、生徒数に合わせた蔵書予算を組み、随時更新していただきたい。児童生徒の読解力や論理的思考力の向上につながっていると事業実績に記載があるが、それを証明する資料の提出はなかった。思考力、判断力、表現力の育成が確認できる指標が少ないとの意見が出されました。事業は継続とし、Aタイプ司書の処遇改善にしっかり取り組んでいただきたいとの意見が大多数であったことをお伝えしておきます。  ナンバー5の2、図書館蔵書整備事業は、7名が継続、2名が拡大方向での見直しであり、継続といたしました。事業目的は、さまざまな資料を提供することで、市民の知る自由を守り、自主的、自発的な学習の機会を提供することであり、委員からは、貸出数をふやすため、物流システムや貸し出しシステムを確立していただきたい。事業費は漸減しており、安定した蔵書計画を立て、拡大の方向とすべきとの意見があったことをお伝えしておきます。  以上が行財政改革特別委員会の結論でございますが、執行部におかれましては、このたびの報告を真摯に受けとめ、来年度の施策に反映していただき、着実に事業執行していただくことを強く期待します。  終わりに、このたびの事務事業評価の実施に当たりまして、評価対象事業の担当職員の皆様には、大変お忙しい時期にもかかわらず、御協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。また、委員諸氏には、10月より精力的に取り組んでいただきましたことにお礼を申し上げます。  長々とした報告を御清聴していただき、まことにありがとうございました。以上で行財政改革特別委員長の中間報告を終わります。 ○議長(石橋秀利) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、行財政改革特別委員長の中間報告は、了承することに決しました。 ◎日程第8 陳情の処理 ○議長(石橋秀利) 日程第8、陳情書が1件提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。  陳情第1号、国に対し「消費税増税中止を求める意見書」提出方についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本陳情は、陳情文書表のとおり、総務教育委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、本陳情は、陳情文書表のとおり、総務教育委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。  ここで、楫野市長より発言を求められておりますので、これを許します。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 発言をお許しをいただきましたので、12月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今定例会に提出いたしました補正予算案や条例案などにつきましては、慎重に御審議を賜り、原案どおり議決いただき、厚く御礼を申し上げます。  また、各委員長の御報告の中で述べられました審議の過程での貴重な御意見、御指摘のありました事柄につきましては、今後の市政運営におきまして十分留意し、対応してまいります。  さて、この1年を振り返りますと、4月9日に発生した地震に代表されるように、年間を通して自然の猛威を感じさせられた1年でありました。1月、2月には、たび重なる大雪がありました。そして、4月の地震であります。大田市東部を震源とする震度5強の地震は、各種のインフラや施設に大きな被害をもたらし、建物に係る罹災証明書の発行では、全壊の38件を含め、全体で4,500件を超えるなど、本市にとってかつて経験したことのない大規模な震災となりました。その震災の対応に追われる中、6月後半から8月にかけて、大変な暑さが続き、35度以上の猛暑日が13日を数えるなど、記録的な猛暑となりました。さらに、7月から9月にかけては、豪雨、台風の襲来が相次ぎ、農地や農業用施設、公共土木施設などが大きな被害を受けました。市民の方々には、心休まることのない1年ではなかったかと思います。  引き続き被災された方々の生活再建支援、復旧復興に取り組むとともに、これらの経験を糧にして、災害に強いまちづくりを一層進めてまいります。市民の方々におかれましても、御家庭で、御近所で、地域で、自然災害への日ごろの備えを行っていただくようお願いいたします。  また、本年は、若い方々を中心に、世界や全国の舞台で御活躍された1年でもありました。柔道の世界選手権では大野陽子さんが個人銅メダル、団体金メダルを、大田二中野球部は全国大会で準優勝という快挙をなし遂げられました。ほかにも、数多くの団体、選手が地区予選を突破され、全国の舞台に臨まれました。まさに若い方々の活躍、飛躍を感じる年でした。彼ら、彼女らの目標に向かって挑戦する姿は、震災等で沈みがちな雰囲気にあった大田市に、勇気とともに明るく元気な風を吹き込んでくれました。今後も市民の方々の一生懸命な姿を市を挙げて応援してまいります。  次に、市政運営の基本姿勢であります共創のまちづくりについて触れさせていただきます。  私は、就任当初から市民の皆さんとの対話の機会を積極的に設け、市民にわかりやすい市政、誰でも意見の言いやすい市政、常に前向きな市政に取り組むことを約束してまいりました。本年2月から温泉津町、仁摩町を皮切りに、これまで延べ12回、各地域の皆さんと膝をつき合わせた意見交換会を開催してまいりました。毎回多くの皆さんに御参加いただき、さまざまな意見をいただいております。地域の実情を改めて感じるとともに、それぞれの地域でまちづくりに携わっておられる方々の熱意に触れ、市民の方々と一緒になってしっかりとまちづくりを進めていかなければならないとの思いを一層強くしております。  さて、来年は平成最後の年となり、新たな時代の幕あけとなります。本市にとっては、重要なプロジェクトが進展する大切な年であります。まず、市政運営の基本指針となります第2次大田市総合計画については、今年度内に基本計画を成案化し、新年度からスタートする予定です。基本構想に掲げました将来像、「子どもたちの笑顔があふれ、みんなが夢を抱けるまち‘おおだ’」の実現、市民一人一人が幸せを実感できるまちを目指して、共創の姿勢のもと、各種施策の取り組みを鋭意進めてまいります。  来年3月には、山陰道の多伎朝山道路が開通する予定であり、高速道路網が大きく進展します。大田から多伎までの移動時間が短縮し、県東部とのアクセスが格段に向上するこの機会に、企業誘致や地場産業の振興、観光誘客などに一層つなげてまいりたいと考えております。また、大田市駅周辺については、整備計画策定に向け再スタートさせるとともに、再来年に控える第71回全国植樹祭の開催準備に本格的に取り組む年でもあります。大田市立病院につきましても、新病院の本体工事を着実に進め、あわせて、診療体制の充実を図りながら、再来年春のオープンに備えてまいります。  厳しい財政状況にあり、課題もさまざまにありますが、共創のまちづくりを積極的に進め、笑顔があふれ、夢抱ける大田市となるよう、全力で取り組んでまいります。市民の皆様、市議会の皆様には、一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  終わりに、この冬は比較的暖かいという予報となっておりますが、年の瀬も迫り、寒さが増してまいりました。市民の皆様、市議会の皆様におかれましては、くれぐれも健康に御留意いただき、幸多き新年を迎えられますよう心よりお祈りいたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。 ○議長(石橋秀利) この際、お許しをいただきまして、私からも一言挨拶を述べさせていただきたいと思います。               [議長 石橋秀利 登壇] ○議長(石橋秀利) 平成30年12月定例市議会を閉じるに当たり、お許しをいただきまして、一言御挨拶を述べさせていただきます。  12月3日開会されました本定例会も、議員各位の終始熱心な審議と執行部の皆様方の御協力によりまして、15日間にわたる会期、その全てを議了し、本日ここに閉会の運びとなりましたことを議長といたしまして深く感謝申し上げます。  さて、この1年を振り返りますと、ことしもまた全国各地で災害に見舞われた年でありました。北海道で発生した震度7の地震を初め、夏季の局地的な集中豪雨、相次ぐ台風の襲来と、日本列島を自然の猛威が襲い、全国各所に甚大な被害をもたらしました。こうした中、本年4月には、当市を震源地とする震度5強の島根県西部地震が発生し、住宅を初め、道路、水道などのインフラ設備など、市内においても数多くの被害が発生したところであり、改めて災害の恐ろしさを直接肌で感じた次第であります。震災後から、この間、多くのボランティアの皆様を初め、復旧復興に向け御尽力いただいております皆様方に対し、改めて感謝の意を表するとともに、こうした自然災害に対しては、常日ごろから行政と市民が一体となって災害に対する備えを万全にすることがいかに大切であるかということを改めて痛感した次第であります。  また、ことしは暑さにも悩まされた年でありました。災害級の猛暑と言われる高温の毎日が続き、全国的に小・中学校等において、エアコン設置の必要性が急速に高まりました。当市におきましても、今議会において、初日に請願が採択されるとともに、提出されておりました補正予算案につきましても、本日、これを議決したところであります。引き続き設置に向け、着実に推進されますよう、議会といたしましても積極的に応援してまいる所存であります。  さて、大田市では、本年2月に市民の安全・安心のかなめとして、かねてより懸案事項であります新大田市立病院建設の第一歩が踏み出され、3月には安全祈願祭がとり行われたところであります。先般、免震装置に係るオイルダンパーに関する不適正が指摘されておりましたが、無事解決し、予定の工期で工事が進捗していると伺っております。引き続き着実に工事が施工され、予定される再来年の春の開院に向け、事業を推進していただきますようお願いをいたします。市民が安心して適切な医療が受けられる新病院の完成を議会といたしましてもしっかりと応援してまいります。  また、安全・安心の観点から、もう1点は、命の道路とも呼ばれます山陰道の供用開始についてであります。本年3月には、関係各位の御尽力によりまして、朝山大田道路が開通の運びとなり、これにより、市内予定延長34.3キロのうち、およそ半分が開通したところでございます。また、今年度中には、多伎朝山道路が供用開始となる予定であり、物流、観光の面からも、また、防災、医療、福祉、地域間交流の面からも大いに期待されるところであり、引き続き早急な全面開通に向け、議会といたしましても、執行部ともども一致協力して事業進捗に努めてまいります。  さて、本年は、楫野市政2年目の年であり、今年度末には今後の大田市の8年間を見据えた大田市総合計画が策定されようとしております。複雑化、多様化、高度化する市民要望に的確に応えるためにも、強固な財政基盤を確立し、活力ある大田市形成に努められますよう重ねてお願いいたします。議会といたしましても、大田市総合計画審査検討特別委員会や行財政改革特別委員会を立ち上げる中で、さまざまな視点で意見具申をしてまいります。  さて、本市議会は、本年4月に改選があり、新議員4名を含む20名が当選の運びとなりました。全国的にも、また、県内においても、議員のなり手不足について議論がなされており、本市議会においても、議会のあり方、議会の魅力化について検討すべく、大田市議会改革・魅力化調査検討特別委員会を立ち上げ、検討を始めたところであります。引き続き次期改選時に向けて、議会の活性化が図られますよう、検討を続けてまいります。また、市議会では、ことしで7回目となります議会報告会を開催いたしました。御参加いただきました皆様方には改めてお礼を申し上げます。市民の皆様から寄せられました御意見、御要望では、地域交通、まちづくり、財政健全化、環境保全等、非常に多岐にわたっており、市議会といたしまして、市民の皆様の市政に対する関心の高さ、また、現状に対する切実な思いを感じた次第であります。これらの貴重な御意見、御提言は、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと思うところでございます。  終わりに、私は、本年4月の臨時議会におきまして、議長に御推挙いただいたところでございます。議員各位並びに楫野市長を初め、執行部の皆様方には格別の御指導、御協力を賜り、議長としての職責を果たすことができましたことに、衷心より感謝申し上げますとともに、謹んでお礼を申し上げます。  年の瀬間近の慌ただしい中、また、寒さもいよいよ厳しくなる時期でもございますが、皆様にはお体に十分御自愛いただき、御家族おそろいで幸多き新年をお迎えくださいますよう、心から祈念いたしまして、閉会にあわせ、おさめの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(石橋秀利) 以上で本定例会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、平成30年第5回大田市議会定例会を閉会いたします。               午前11時00分 閉会  以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。  平成30年12月17日          大田市議会議長          大田市議会副議長          大田市議会議員          大田市議会議員...