大田市議会 > 2018-06-08 >
平成30年第 3回定例会(第1日 6月 8日)

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  1. 大田市議会 2018-06-08
    平成30年第 3回定例会(第1日 6月 8日)


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    最終取得日: 2021-05-03
    平成30年第 3回定例会(第1日 6月 8日)   平成30年6月定例会            大田市議会会議録            平成30年6月8日(金曜日)          ――――――――――――――――――――                議事日程(第1号) 平成30年6月8日(金)午前9時開会  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議長諸般の報告  第4 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第 9号 専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認に             ついて      議案第10号 専決処分(大田市都市計画税条例の一部を改正する条例制定)             の承認について  第5 市長提出議案上程提案理由説明]      議案第11号 平成30年度大田市一般会計補正予算(第2号)      議案第12号 平成30年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1
                号)      議案第13号 大田市税条例の一部を改正する条例制定について      議案第14号 大田市税条例等の一部を改正する条例制定について      議案第15号 大田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部を改正する条例制定について      議案第16号 土地改良事業計画について      議案第17号 財産の取得について  第6 報告      報告第 1号 平成29年度大田市一般会計継続費繰越計算書      報告第 2号 平成29年度大田市一般会計繰越明許費繰越計算書      報告第 3号 平成29年度大田市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書      報告第 4号 平成29年度大田市水道事業会計予算繰越計算書  第7 休会について            ~~~~~~~~~~~~~~~~                会議に付した事件  日程第1から日程第7まで            ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (20名)     1番  林   茂 樹       2番  亀 谷 優 子     3番  根 冝 和 之       4番  和 田 浩 司     5番  三 谷   健       6番  森 山 幸 太     7番  胡摩田 弘 孝       8番  森 山 明 弘     9番  小 川 和 也      10番  石 田 洋 治    11番  松 村 信 之      12番  小 林   太    13番  河 村 賢 治      14番  内 藤 芳 秀    15番  大 西   修      16番  月 森 和 弘    17番  木 村 幸 司      18番  塩 谷 裕 志    19番  清 水   勝      20番  石 橋 秀 利            ~~~~~~~~~~~~~~~~            欠  席  議  員  (なし)            ~~~~~~~~~~~~~~~~            地方自治法第121条による出席者 市長        楫 野 弘 和     副市長      清 水 克 典 政策企画部長    原 田   修     総務部長     岡 田   稔 健康福祉部長    大 谷   積     環境生活部長   水 田 雄 二 産業振興部長    尾 田 英 夫     建設部長     川 上 節 夫 上下水道部長    飯 田   徹     消防部長     幸 村 卓 己 温泉津支所長    林   泰 州     仁摩支所長    嘉 田 志 信 財政課長      上 西   宏     政策企画課長   森   博 之 市立病院事務部長  島 林 大 吾     教育長      船 木 三紀夫 教育部長      川 島 穂士輝     監査委員     富 田 正 治            ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      川 﨑 健 司     事務局次長    川 上 浩 史 議事係長      藤 間 友 章     主任       石 原 亜紀子               午前9時00分 開会 ○議長(石橋秀利) 皆さん、おはようございます。  これより、平成30年第3回大田市議会定例会を開会いたします。  ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。  直ちに、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりといたします。 ◎日程第1 会議録署名       議員の指名 ○議長(石橋秀利) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第132条の規定により、3番、根冝和之議員、4番、和田浩司議員の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(石橋秀利) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から22日までの15日間とすることに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から22日までの15日間とすることに決定いたしました。 ◎日程第3 議長諸般の報告 ○議長(石橋秀利) 日程第3、諸般の報告を行いますが、これに先立ち、去る4月9日未明に当市を震源地とする島根県西部地震が発生し、市内各地で多くの被害が発生いたしました。被災されました皆様に対し、改めてお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興を願うところでございます。  さて、本年度の議長会定期総会は、中国議長会が4月25日、岡山市で、全国議長会が5月30日、東京で、それぞれ開催され、これに出席いたしましたので、その概要を御報告いたします。  まず、第142回中国市議会議長会定期総会では、初めに永年勤続表彰が行われ、194名の方がその栄に浴されました。  本年度、大田市からは、お手元に配付いたしておりますとおり、特別表彰として議員在職32年以上で清水 勝議員が、同じく24年以上で福田佳代子前議員が、同じく20年以上で有光孝次前議員が、同じく16年以上で月森和弘議員、大西 修議員、内藤芳秀議員、林 茂樹副議長が、同じく12年以上で小林 太議員、松村信之議員石田洋治議員松葉昌修前議員が、また、普通表彰として、同じく8年以上で小川和也議員がそれぞれ表彰されました。受賞されました皆様には、心よりお喜びを申し上げます。  なお、あわせて、不肖私も、議員在職28年以上で特別表彰を受けておりますので、御報告いたします。  続いて、議事に入り、事務報告を承認の後、各県支部から提出された15議案をいずれも原案どおり可決し、そのうち、島根支部提出の山陰への高速鉄道の実現について外2議案を、全国市議会議長会定期総会提出議案として決定、残る12議案については、中国市議会議長会として、それぞれ関係機関に対し、強力にその実施方を要望することになりました。  その後、役員の改選が行われ、本年度、大田市議会は、中国部会から推薦する全国市議会議長会役員のうち、地方財政委員の推薦を受けております。  終わりに、次期開催市を山口県防府市に決定し、閉会いたしました。  次に、全国814市区出席のもと、第94回の全国市議会議長会定期総会が、東京国際フォーラムを会場に開催されました。  冒頭、本会会長であります山田一仁札幌市議会議長開会挨拶の後、来賓として、安倍内閣総理大臣大島衆議院議長伊達参議院議長野田総務大臣梶山まち・ひと・しごと創生担当大臣の御祝辞をいただきました。  続いて、永年勤続表彰が行われ、合わせて2,347名の方々がその栄に浴されました。  当市議会からは、お示ししておりますように、特別表彰として、議員在職20年以上で有光孝次前議員が、また、一般表彰として、議員在職15年以上で塩谷裕志議員がそれぞれ表彰されました。受賞されました皆様には、心よりお喜びを申し上げます。  なお、あわせて、不肖私も、議員在職20年以上で特別表彰を受けておりますので、御報告いたします。  その後の会議では、まず、一般事務及び会計報告を承認の後、地方行政委員会ほか5つの委員会及び国と地方の協議の場等に関する特別委員会よりそれぞれ活動報告があり、了承されました。  引き続き、議案審議に入り、各部会提出議案として、東北部会提出東日本大震災からの早期復旧復興について外26議案が全会一致、原案どおり可決されました。  続いて、会長提出議案として、地方創生及び地方分権改革の推進に関する決議案外4議案を全会一致で可決いたしました。  可決されました議案は、地方自治体に直接かかわる重要案件であり、政府並びに関係機関に提出し、その実現に向け積極的に運動を展開していくこととなりました。  終わりに、役員の改選が行われ、本年度、大田市議会地方財政委員に選任され、閉会いたしました。  以上が議長会の概要であります。  なお、御参考までに、去る4月5日、雲南市において開催されました島根県市議会議長会提出議案の写しを、お手元に配付いたしておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  次に、5月9日に東京、都市センターホテルにおいて、全国自治体病院経営都市議会協議会の第46回定期総会が開催されましたので、その概要を御報告いたします。  初めに、本会会長であります増田静岡県磐田市議会議長開会挨拶の後、来賓として、細田博之自治体病院議員連盟会長の御祝辞をいただきました。その後、総務省自治財政局公営企業課公営企業室長伊藤正志氏より、「公立病院改革の現状について」の講演を拝聴し、引き続き、本年度より新規加盟都市として、留萌市、北秋田市、松本市など8市3組合が紹介され、また、昨年度末をもって酒田市、掛川市など5市が退会されました。これにより、本協議会には、本年度262都市、18組合が加盟されているということでございます。  その後、事務報告があり、これを了承。  続いて協議に入り、平成29年度本協議会決算並びに平成30年度の事業計画及び予算案を、原案どおり決定いたしました。  その後、役員の改選が行われ、新会長に天沼盛岡市議会議長を選出いたしました。  終わりに、地域医療の中核を担う自治体病院経営基盤安定化のため、特に小児医療救急医療、周産期医療等に対し、財政措置の拡充強化を図ることなどを求める決議案を満場一致で採択し、関係方面へ強力に運動を展開することとし、閉会いたしました。  次に、お手元に、例月出納検査報告書が提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  次に、お手元に、平成30年度の大田市体育・公園・文化事業団、及びシルバーランド振興事業団経営状況を説明する書類が、地方自治法第243条の3第2項の規定により、それぞれ提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  ここで、先ほど、全国並びに中国市議会議長会より表彰を受けられました議員の皆様に、表彰状の贈呈を行いたいと思いますので、暫時休憩いたします。                午前9時09分 休憩
                   午前9時20分 再開 ○議長(石橋秀利) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◎日程第4 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(石橋秀利) 日程第4、これより議案を上程いたします。  議案第9号、専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認について、及び議案第10号、専決処分(大田市都市計画税条例の一部を改正する条例制定)の承認についての2件を一括議題といたします。  お諮りいたします。  本案2件につきましては、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本日採決することに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。よって、本案2件については、委員会付託を省略し、本日採決することに決しました。  提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) おはようございます。  平成30年第3回市議会定例会の開会に当たりまして、議案の説明に先立ち、諸般の事項について御報告し、あわせて、私の考えを申し述べたいと思います。  まずは、このたび、全国市議会議長会表彰並びに中国市議会議長会表彰を授賞されました議員各位に対しまして、心からお祝いを申し上げます。  今後とも、市政運営に対しまして、御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  続きまして、本年4月9日未明に発生いたしました、大田市東部を震源といたします地震について申し上げます。  震度5強の地震発生から、丸2カ月が経過いたしました。建物等の被害状況を示します罹災証明書申請件数は、4,000件に迫っております。全世帯の4分の1を上回る状況でございます。  公共施設や道路などの被害状況についても、全容が見えてきたところであり、当初の予測をはるかに上回る被害に、改めてこのたびの地震の大きさを実感いたしております。  2カ月を経過してもなお、生活に不安を抱えておられる方もたくさんいらっしゃいます。そうした方々に寄り添いながら、全ての市民の皆様が、一日も早く安心な暮らしを取り戻していただけるよう、今後も市議会の皆様を初め、市民の皆さんと一緒になって、元気な大田市をつくり上げるよう取り組んでまいります。  また、このたびの地震により、さまざまな点で気がついたことがありました。幾つか申し上げたいと思います。今後の震災の教訓として、生かしていきたいと思っております。  1つには、地震におきます自主防災組織の重要性でございます。市内の自主防災組織が、それぞれの地域の実情に応じた災害活動に取り組まれました。中でも、三瓶町志学地区で取り組まれた避難所運営等の活動は、大変参考となるものでございました。このような活動が全ての地域で取り組めるよう、自主防災組織のさらなる拡大や組織そのものの強化を、一層進めてまいりたいと考えております。  2つ目は、情報発信でございます。市民を初め、関係する全国の多くの方々に、刻一刻と変わる被災状況を正確にお伝えすることは、極めて重要でございました。市の広報紙やホームページ、ケーブルテレビはもとより、各報道機関の正確かつ迅速な情報発信により、大きな混乱はなかったものと思います。  有事に限らず、日ごろから、正確かつ迅速な情報を発信することの重要性を、改めて認識いたしました。そのような対応に一層努めるよう、庁内職員に指示したところでございます。  3つ目は、障がいのある方や外国人の方などへの対応でございます。こうした方々には、避難方法など、必ずしも正確な情報が行き届いたとは言えない面がございます。  正確な情報をお伝えすることや、避難に際しての必要なケアなどについて、全ての方々が災害時に混乱されることのない仕組みを、早急に検討してまいらねばならないと思います。  4つには、自治体同士の相互支援でございます。友好都市でございます岡山県笠岡市や、島根県、鳥取県及び両県の市町から、建物被害調査など多くの職員を派遣いただきました。罹災証明書の発行業務が、順調に進んでおりますのも、こうした支援があるからにほかなりません。  当市として、他自治体で同様の災害が発生した際には、いち早く駆けつけ、このたび得た経験を余すことなく生かしてまいりたいと考えております。  次に、産業振興について申し上げます。  4月の石見ワイナリーの開設に続き、先月26日には、東京に本社のありますIT系企業、株式会社アズムいわみ事業所の開所式が大田町内でありました。  進出いただきました企業の事業活動をしっかりとサポートするとともに、今後も多様な業種の誘致や、地場産業の振興に積極的に取り組み若者ニーズに応じた雇用の確保に努めてまいります。  産業人材の育成につきましては、今年度から新たに取り組むこととしている若手経営者育成塾を、8月から開催する予定にしています。この塾から、県外、国外へと事業活動を展開するような、夢と希望にあふれる若い経営者を一人でも多く輩出できるよう、活気ある塾にしたいと思います。  後継者不足等により、地元事業者の大きな課題となっている事業承継につきましては、大田商工会議所大田地区専任の相談員が配置され、4月から活動を始めておられます。  地元経済を支えていただいている事業者の方々の技術や事業活動を絶やすことのないよう、連携を図りながら取り組んでまいります。  次に、観光についてでございます。三瓶山東の原が、ワイナリーのオープンにより、魅力が一気に増してまいりました。  また、国立公園満喫プロジェクトにより、島根県において、トイレのリニューアルに続き、今年度は駐車場の再整備を計画されているなど、受け入れ環境の充実が着実に図られております。  景観を阻害している市所有の老朽化施設につきましては、石見ワイナリーでの跡地利用を視野に入れ、今定例会に施設解体に係る補正予算案を上程させていただきました。議決いただければ、早急に解体作業に取り組む考えでございます。来期には、装い新たに、さらに魅力的な東の原としてお客様をお迎えできるものと思っております。  第71回全国植樹祭につきましては、開催まで、ちょうど残り2年となります。  天皇皇后両陛下によるお手植え、お手まきの樹種の決定や、大会テーマが「木でつなごう 人と森との 縁(えにし)の輪」に決定し、徐々に機運が高まってきております。引き続き、県との相互協力と連携を図りながら、成功に向け、準備を進めてまいります。  次に、保健、医療、福祉について申し上げます。  大田市立病院につきましては、この1月から着手しております新病院建設工事が、地震の影響なく、順調に進んでおります。  また、現在の医師数は研修医を含め32名となり、昨年同時期の27名から診療体制は大きく充実しております。依然として整形外科不在の課題は抱えておりますが、医療環境は着実に整いつつあります。2年後の新病院開院に向け、良質な医療提供を図るため、今後、病院事業管理者とともに、整形外科医などの不足する診療科の医師確保に向けた活動に取り組んでまいります。  子育て環境につきましては、あゆみ保育園が、4月から大田市で最初となる認定こども園を開所されたこと、さらには、認可外保育所が1園、新たに認可保育所として運営を開始したところでございます。  大森町では、保育園の定員を上回る児童数となり、認可保育所の運営を目指す動きもあります。  また、波根保育園につきましては、指定管理制度の導入に向けて、指定管理者の募集をし、2つの事業者から応募がありました。  市内でのさらなる子育て環境の充実に向けて、取り組んでまいります。  国民健康保険につきましては、これまで市町村が単独で担ってきた国民健康保険の運営について、島根県と県内市町村が一緒になって担う、いわゆる国保の都道府県化がこの4月からスタートし、混乱なく順調に運営されています。  先般、大田市の国民健康保険運営協議会を開催し、今年度の保険料の料率を決定いただきました。  保険料算定の基礎となる医療費を下げるためにも、市民一人一人の健康づくりに力を入れてまいります。  次に、教育、文化についてでございます。日本遺産に認定申請をしておりました石見銀山街道につきましては、残念ながら今年度の認定とはなりませんでした。引き続き、関係7つの市町で連携し、認定に向けた取り組みを続けることとしております。  次に、次期可燃ごみ処理施設整備についてでございます。先般、建設予定地の変更について、邑智郡3町及び邑智郡総合事務組合との協議が調いましたので、今後、早急に敷地造成に向けた取り組みが進められることとなります。また、本体工事につきましては、関係市町の副市長、副町長と学識経験者で構成する事業者選定審査委員会において提案される内容の検討、審査を行い、今年度中に優先交渉権者を決定することとしております。  5月20日に開催されました第60回大田市消防操法大会について申し上げます。朝山分団が優勝し、来年開催される県大会の出場が決定いたしました。7月に開催される今年度の県大会には、山口分団が出場されます。これまでの練習の成果を存分に発揮していただきたいと思います。  以上、諸般の事項につきまして、御報告申し上げました。  梅雨に入り、豪雨災害を警戒する時期となりました。地震災害を教訓として、可能な限り、防災、災害体制を整えてまいりますので、引き続き議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、今回提出いたしております議案につきまして、概要を申し上げます。  今回提出します議案は、専決処分の承認のほか、補正予算条例制定一般案件であります。  まず、専決処分の承認について、概要を説明いたします。議案第9号及び議案第10号は、条例案件であり、地方税法の一部改正に伴い、所要の改正を行うもので、それぞれ専決処分を行ったものであります。詳細につきましては、担当部長より説明させることにいたしますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますよう、お願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 岡田総務部長。              [総務部長 岡田 稔 登壇] ○総務部長(岡田 稔) おはようございます。  それでは、議案第9号から第10号までの専決処分2件につきまして、一括して御説明を申し上げます。  議案書の1ページをお開きください。  まず、議案第9号でございます。地方自治法の規定によりまして、専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認をお願いするものでございます。  専決事項は、大田市税条例の一部を改正する条例、専決年月日は、平成30年3月31日でございます。  12ページに説明資料をつけておりますので、お開きをいただきたいと思います。  まず、改正の理由でございますが、地方税法の一部改正に伴う改正でございます。  改正の内容につきましては、大きく2点ございます。  1点目の法人市民税関係でございますが、申告期限延長の特例等を適用する場合、例えば、災害その他やむを得ない理由により、決算が確定しない場合などにおける延滞金に係る計算期間の見直しでございます。  次に、2点目、固定資産税関係でございます。まず、わがまち特例の改正でございます。  わがまち特例とは、固定資産税特別措置として、法律の定める範囲内で、地方自治体が自主的に特例割合を条例で定めることができる地域決定型地方税制特例措置でございます。  (ア)の土壌汚染対策法に基づく施設、当市にはこれまで対象となる施設はございませんが、特例を廃止するものでございます。  (イ)の水質汚濁防止法に基づく処理施設につきましては、設備の取得期限を2年延長するとともに、特例割合を3分の1から2分の1へ変更するものでございます。  なお、当市においては、2社対象がございます。  (ウ)の再生可能エネルギー発電設備に関する特例につきましては、水力、地熱、バイオマス、太陽光、風力発電に係る設備の取得期限を2年延長するとともに、当該設備の特例範囲を拡大するものでございます。  なお、当市においては、太陽光のみでございますけれども、2社対象となっております。  次に、バリアフリー改修が行われた劇場等につきましては、税負担の軽減措置として、新たに創設されたものでありますが、文部科学大臣の認定を受けた特定の建築物が対象となるものであります。  その特別特定建築物のうち、主に実演芸術の公演等を行う一定のものについて、平成32年3月31日までに改修工事を行った場合に限り、固定資産税額を2年間、3分の1減額とするものでございます。  次に、ウの土地に係る負担調整措置、急激な税負担を調整する仕組みにつきましては、平成30年度から適用期限を3年間延長するものでございます。  施行期日は平成30年4月1日、ただし、法人市民税に係る延滞金につきましては、平成29年1月1日以後から適用するものでございます。  続きまして、14ページ、議案第10号でございます。専決事項は、大田市都市計画税条例の一部を改正する条例、専決年月日は平成30年3月31日でございます。  19ページをお開きください。改正の理由でございますが、地方税法の一部改正に伴う改正でございまして、改正の内容につきましては、先ほど議案第9号で御説明いたしました税条例の改正と同様に、バリアフリー改修を行った劇場等に係る減額措置の創設、また、土地に係る負担調整措置の適用期限を3年延長について、固定資産税と同様に改正するものでございます。  施行期日につきましては、平成30年4月1日から施行するものでございます。  以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 本案2件について、御質疑はありませんか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 議案第9号、第10号、専決処分はされたわけですけれども、地方税法の一部改正でございます。大田市については、該当しないという話もあったところですが、該当する部分について、件数なり、あるいは影響が出る金額的な面、これは4月1日から施行されておるわけですから、実際どれぐらいの状況が、想定なり考えられるのか、その辺について把握しておられるものがありましたら、お知らせをください。 ○議長(石橋秀利) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) このたび、対象となる施設数につきましては、先ほど登壇して申し上げたところでございます。  ただ、その対象となっておりますのは、今回の専決処分いたしましたものは、30年4月以降に継続となったということでございまして、それ以前に対象となっていると、もともとこの制度はありましたので、そこで、対象施設は1社なり2社あったというところでございます。  今回の改正に伴っては、今後2年間、3年間のうちに、こういった設備を取得されたものが該当となるものでございまして、これについては、今のところ、何社該当となるかは、ちょっと今のところは見えておりません。ただし、先ほど申しましたように、件数は少のうございますので、税額にいたしますと、大きな影響はないというふうに考えております。以上です。 ○議長(石橋秀利) ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。  これより、本案2件について、討論、表決を行います。  まず、議案第9号を討論に付します。  本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。  15番、大西 修議員。               [15番 大西 修 登壇]
    ○15番(大西 修) 皆さん、おはようございます。大西 修でございます。私は、日本共産党市議団を代表いたしまして、議案第9号、専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認について、反対の立場で討論を行います。  国会では、2018年度の地方税法改正案は、3月28日に成立をいたしました。  この法は、安倍内閣のもとで進められてきた消費税10%への増税を前提とした税制上の措置を拡充、延長し、地域経済の牽引をうたって、一部企業のみに支援を特化する経済政策に伴う固定資産税の減免や、働き方改革を応援する名目で、個人所得課税の見直しなどを行うものになっております。  平成30年度の土地評価がえに伴う固定資産税の負担調整措置、不動産取得税等の特例の延長、バリアフリー改修のなされた劇場、音楽堂にかかわる固定資産税、都市計画税の税額特例措置など、必要な施策も含まれてはいますが、今回の土壌汚染対策法に規定する特定有害物質の排出または飛散の抑制に資する施設にかかわる課税標準額の特例2分の1の廃止など、政府の主要な制度改悪を反映した改正内容となっておるわけでございます。  議員各位の御賛同を心よりお願いを申し上げまして、討論といたします。 ○議長(石橋秀利) 以上で通告による討論は終わりました。  ほかにありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。  これより、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立多数] ○議長(石橋秀利) 起立多数であります。  よって、議案第9号は、原案のとおり承認されました。  続いて、議案第10号について、討論はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                  [起立全員] ○議長(石橋秀利) 起立全員であります。  よって、議案第10号は、原案のとおり承認されました。 ◎日程第5 市長提出議案上程提案理由説明] ○議長(石橋秀利) 日程第5、続いて、議案を上程いたします。  議案第11号から議案第17号までの7件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                [事務局職員朗読] ○議長(石橋秀利) それぞれ、提案理由の説明を求めます。  楫野市長。               [市長 楫野弘和 登壇] ○市長(楫野弘和) 提出をいたしております議案第11号から議案第17号までの各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第11号、一般会計補正予算につきましては、総額2億700万円余を増額するものであります。その主なものは、島根県西部地震被災者生活再建支援金支給事業1億7,400万円、大田市観光施設改修事業5,000万円、林野火災工作車更新事業700万円の増額であります。  その財源につきましては、国県支出金、島根県西部地震関連の寄附金、市債等により補正するものであります。  また、さきの4月臨時市議会にて議決を賜りました、補正予算の財源組み替えも、あわせて一部計上いたしております。  補正後の一般会計の予算総額は241億1,600万円余となります。  なお、島根県西部地震被災者生活再建支援金支給事業につきましては、このたび上程した補正予算を上回る支給額となることが想定されます。その際においては、その他震災関連で必要となる事業とあわせ、改めて今後の補正予算により対応する考えでございます。  議案第12号、国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、90万円余を増額するものであります。  議案第13号から議案第15号につきましては、条例案件であり、法律等の改正に伴い所要の改正を行うもの、また、このたびの地震による被災者に対する市税等を減免するため、所要の改正を行うものであります。  議案第16号及び議案第17号は、一般案件であり、川合町出岡地内の土地改良事業計画の概要を定めること、及び、高規格救急自動車の更新に伴う財産の取得でございます。  以上、提案をいたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げました。詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせますので、十分御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(石橋秀利) 上西財政課長。              [財政課長 上西 宏 登壇] ○財政課長(上西 宏) おはようございます。それでは、議案第11号及び第12号の予算案件につきまして、御説明を申し上げます。  お手元に配付をしております平成30年度6月補正予算説明資料により、御説明をいたします。1ページの総括表をごらんをいただきたいと思います。  お示しをしておりますように、一般会計につきましては、2億724万2,000円を補正をいたしまして、補正後を241億1,624万2,000円に、特別会計の国民健康保険事業につきましては、90万7,000円を補正をいたしまして、補正後を42億8,390万7,000円とするものでございます。  まず、一般会計の補正予算でございます。2ページをごらんをいただきたいと思います。  1番、2番につきましては、ともにコミュニティ助成事業でございまして、1番につきましては、消防団員の救命胴衣125着を整備するものでございまして、100万円でございます。  2番につきましては、石見銀山天領太鼓が実施をされます平太鼓等の整備につきまして、250万円、琴ヶ浜ヘルスツーリズム協議会が開催をされますイベントの琴ヶ浜うき浮きフェスタ、これに対しまして100万円、合計350万円を補正するものでございます。  3番、まちづくりセンター耐震改修事業、これにつきましては、旧富山小学校空き校舎利活用推進事業といたしまして、新たに国交省の補助事業に採択されたことに伴います財源組み替えでございます。  4番につきましては、後ほど御説明をいたします。  5番、島根県西部地震被災者生活再建支援金支給事業でございます。今回の震災につきましては、被災者生活再建支援法の適用となり、全壊、大規模半壊につきましては、被災者生活再建支援法人でございます公益財団法人都道府県センターから支給されることとなりまして、計上しておりました15件分2,800万円を減額した上で、半壊、一部破損、小規模破損につきましては、当初1,500件と見ておりました該当世帯を、2,700件と見込み、1億7,468万円を補正をいたしまして、全体事業費を3億5,100万円余りとするものでございます。  なお、補正財源につきましては、県からの補助金を1億4,500万円、多くの皆様からいただいております寄附金といたしまして、2,944万円を計上するものでございます。  寄附金の内訳につきましては、ふるさと納税分325件、618万3,000円、一般寄附金52件分、2,325万7,000円でございまして、いずれも5月15日現在のものでございます。  6番の三瓶山西の原牧柵修繕事業187万円でございます。  3月の三瓶山西の原火入れの延焼に伴うものでございまして、牧柵の柱120本、横木250本を取りかえを行うものでございます。  7番、石見の国おおだ観光振興事業につきましては、後ほど御説明をいたしますけれども、過疎債を充当しておりました山村留学推進事業、これが交付金事業となったことに伴いまして、新たに過疎債を充当するものでございます。  3ページ、8番、大田市観光施設改修事業5,000万円でございます。  4月の全員協議会でも御説明をさせていただきました三瓶山東の原にございます雪嶺の家ほか6棟を解体をし、修景を図るとともに、跡地利用についての環境を整えるものでございまして、解体に係る設計及び工事管理費と解体工事費を計上したものでございます。  なお、解体設計につきましては、既に着手させていただいております。  9番、林野火災工作車更新事業721万1,000円でございます。これも、3月の三瓶山西の原火入れの延焼により焼失したために、更新するものでございます。  なお、工作車につきましては、納車から艤装の完了までに5カ月程度かかることから、既に購入手続を進めさせていただいております。  10番、島根県西部地震対策費につきましては、県補助金の予算化に伴います財源組み替えでございます。  内訳につきましては、被災された事業者の方に向けた支援事業でございます大田市商業施設等持続化支援事業に対しまして、30件分3,000万円、宅地擁壁等の早期復旧を図るために実施いたします被災宅地擁壁等復旧支援事業に対しまして、5件分250万円、被災により居住できなくなった方への支援として実施をいたします民間賃貸住宅家賃補助事業に対しまして、10件分350万円、合計3,600万円でございます。  11番、小中高魅力化推進事業200万円でございます。今年度より取り組みを始めております共同学校事務室設置に向けた取り組みをさらに進めるために、業務改善加速事業委託金を活用いたしまして、学校業務改善アドバイザーの雇い上げなどを実施をいたしまして、教職員の負担軽減を図ろうとするものでございます。  12番から14番の各事業につきましては、島根県と県内14市町で地方創生推進交付金の対象となったことに伴います、財源組み替えを行うものでございます。  財源につきましては、4ページにお示しをしているとおりでございますけれども、一般財源につきましては、財政調整基金からの繰り入れを921万5,000円、取りやめたものでございます。  一般会計につきましては以上でございます。  続きまして、国民健康保険事業特別会計でございます。5ページをごらんをいただきたいと思います。  まず、右側、歳出でございます。  3番の国民健康保険事業納付金でございます。国保都道府県化に伴いまして、県全体での国保事業に要する経費の分担金でございます。医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分でございまして、いずれも県からの通知により、差し引き合計90万7,000円を補正するものでございます。  以上、歳出合計を90万7,000円とするものでございます。  続きまして、左側、歳入でございます。  1番、国民健康保険料でございます。一般分、退職者分ともに、医療現年分の1人当たり保険料を、当初6万3,000円と積算したものを、6万1,000円に、後期高齢現年分は、当初1万9,000円、これを1万8,300円に、介護現年分につきましては、当初2万4,000円を2万3,000円に、それぞれ引き下げるものでございまして、保険料合計で2,093万1,000円減額するものでございます。  4番、県支出金につきましては、特別交付金といたしまして、48万3,000円補正するものでございまして、いずれも県の推計によるものでございます。  6番、繰入金でございます。一般会計繰入金につきましては、3,301万9,000円減額するものでございまして、その内訳といたしまして、保険者軽減分、これが1,383万5,000円、保険者支援分、これが1,918万4,000円のそれぞれ減となっております。  基金繰入金につきましては、5,437万4,000円補正をいたしまして、歳入合計を90万7,000円とするものでございます。  なお、参考までに、歳入歳出欄の下段に、都道府県化に伴いまして、平成29年度をもって廃止とした費目等につきまして記載をしておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 岡田総務部長。              [総務部長 岡田 稔 登壇] ○総務部長(岡田 稔) 続きまして、議案第13号から第15号までの条例案件3件につきまして、一括して御説明を申し上げます。議案書の20ページをお開きください。  議案第13号、大田市税条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  22ページに説明資料をつけておりますので、お開きをいただきたいと思います。  まず、改正の理由でございますが、地方税法の一部改正に伴う改正でございます。  改正の内容でございます。中小事業者等の生産性革命を実現するための臨時の措置として、生産性向上特別措置法の規定により、大田市が主体的に作成した計画に基づき行われる、中小事業者等の一定の設備投資について、固定資産税の特例措置を講ずるものでございます。  特例措置の要件といたしましては、次の3つを満たす設備投資が対象となるものでございまして、1つには、市の計画に基づく設備投資であること。2つには、生産性革命を実現するための設備投資であること。3つには、収益向上につながる設備投資であることでございます。  対象資産につきましては、商品の生産もしくは販売に供する設備であって、生産性向上に資する指標が旧モデル比で年1%以上向上する設備が対象となるものでございます。  対象期間、23ページでございますが、生産性向上特別措置法の施行の日から、平成33年3月31日までに取得したものが対象となるものでございます。  なお、生産性向上特別措置法につきましては、本年5月23日に公布され、6月6日に施行となっております。  対象者は、中小事業者等でございまして、常時使用する従業員の数が1,000人以下の個人事業者、また、資本金の額が1億円以下の法人が対象となるものでございます。  特例割合につきましては、3年間償却資産に係る固定資産税を、ゼロとするものでございます。  施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  次に、議案第14号、大田市税条例等の一部を改正する条例制定についてでございます。27ページをお開きください。  まず、改正の理由でございますが、このたびの大田市東部を震源とする地震により、被災された方に対しまして、市税等を減免するため、所要の改正をお願いするものでございます。  改正の内容でございます。大きく3点ございます。  1点目は、市条例の一部改正でございます。  まず、軽自動車税についてでございます。  市民税、固定資産税、また、都市計画税につきましては、災害の場合の減免規定を設けておりますが、軽自動車税につきましては、現行、規定していないため、災害その他特別の事由の場合の減免規定を追加するものでございます。その上で、減免申請に際し、特別な事情があると市長が認める場合は、納期限後の申請、添付書類の変更等ができることとするものでございます。  要は、このたびの震災におきまして、罹災証明書の発行に時間を要することから、減免申請において、納期限後の申請も認め、あわせて申請の簡略化に努めるものでございます。  次の2点目、3点目の国民健康保険料、また、介護保険料の減免申請についても、同様な改正をお願いするものでございます。
     施行期日につきましては、公布の日から施行し、平成30年以降から適用するものでございます。  次に、28ページ、議案第15号、大田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  30ページをお開きください。まず、改正の理由でございますが、厚生労働省令の一部改正に伴う改正でございます。  改正の内容でございます。放課後児童健全育成事業所、放課後児童クラブでございますけれども、そこに配置する支援員の資格につきまして、教員免許を取得したものであれば、更新を受けていない場合でも対象とすることを明確化するとともに、新たに、当該事業に5年以上従事した者を対象とする規定を追加するものでございます。  施行期日につきましては、公布の日から施行するものでございます。  以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 尾田産業振興部長。             [産業振興部長 尾田英夫 登壇] ○産業振興部長(尾田英夫) 私のほうからは、議案第16号、土地改良事業計画について、御説明申し上げます。議案集31ページをごらんください。  このたび、地元合意並びに県との協議が調いましたことから、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。  事業計画概要といたしましては、計画年度を平成30年度から平成32年度までの3年間に、事業名といたしまして、団体営農地耕作条件改善事業、出岡地区でございます。計画場所は、川合町出岡地内でございます。  工事の概要といたしましては、区画整理5.8ヘクタール、総事業費といたしまして、9,800万円でございます。  なお、平成30年度予算につきましては、本年3月定例会において議了いただいております。  また、32ページに土地改良法第96条の2の抜粋を、33ページに地域の平面図を参考資料として添付いたしております。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 幸村消防部長。              [消防部長 幸村卓己 登壇] ○消防部長(幸村卓己) 私のほうから、議案第17号、財産の取得について、御説明いたします。議案集34ページをお開きください。  議案第17号、財産の取得につきまして、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  財産の表示は、高規格救急自動車1台、取得の目的は、平成18年度に購入し、大田消防署に配備しております高規格救急自動車を更新するためでございます。  取得金額は3,108万2,400円、消費税込みの金額でございます。  相手方は、島根県松江市西津田1丁目7番24号、島根トヨタ自動車株式会社、代表取締役、野々村健造氏でございます。  次の35ページには、地方自治法及び大田市条例の抜粋を掲げております。  入札状況につきましては、36ページの説明資料により、御説明をいたします。  入札日時は、平成30年5月23日午前9時30分、予定価格は3,326万4,000円、落札価格は3,108万2,400円でございます。なお、この価格につきましては、いずれも消費税込みの金額でございます。  入札指名業者は、島根トヨタ自動車株式会社、島根日産自動車株式会社松江北店の2社でございます。以上でございます。 ◎日程第6 報告 ○議長(石橋秀利) 日程第6、報告第1号、平成29年度大田市一般会計継続費繰越計算書から、報告第4号、平成29年度大田市水道事業会計予算繰越計算書までの4件について、それぞれ御報告願います。  上西財政課長。              [財政課長 上西 宏 登壇] ○財政課長(上西 宏) それでは、報告第1号から第3号まで、一括して御報告をいたします。  議案の37ページをごらんをいただきたいと思います。報告第1号でございます。平成29年度一般会計継続費繰越計算書でございまして、仁摩地区道の駅整備事業でございます。  継続費の総額が2億5,630万円、29年度の予算額が1億8,830万円、支出済額が1,296万円でございまして、翌年度、逓次繰越額を1億7,534万円とするものでございます。31年3月完了予定でございます。  続きまして、38ページ、第2号、一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。  なお、既に議決をいただいておりますので、繰越金額の読み上げは省略をさせていただき、事業名、完了予定日について御報告をいたします。  市議会議員一般選挙執行経費、本年6月完了予定でございます。農業用施設維持補修支援事業、本年12月。防災安全交付金事業、本年6月。過疎対策道路整備事業、本年5月に既に完了いたしております。社会資本整備総合交付金事業、本年6月。高規格幹線道路等関連周辺地域整備事業、本年7月。一般道路整備事業、及び、橋梁長寿命化事業、この2事業につきましては、本年5月に完了いたしております。用悪水路整備事業、本年8月。街路整備事業、本年5月に完了しております。消防格納庫整備事業、本年7月。消火栓整備事業等負担金、本年9月。石見銀山学「史料集中世編」刊行事業、本年9月。39ページでございます、現年耕地災害復旧事業、31年3月。過年土木災害復旧事業、本年10月。現年土木災害復旧事業、本年10月でございます。  続きまして、40ページ、第3号でございます。下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。  上段の雨水分につきましては、本年5月に完了しております。下段の汚水工事分につきましては、本年9月完了予定でございます。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) 飯田上下水道部長。             [上下水道部長 飯田 徹 登壇] ○上下水道部長(飯田 徹) 報告第4号、平成29年度大田市水道事業会計予算繰越計算書につきまして、御説明申し上げます。議案書の41ページをごらんください。  地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額は、表の上段になります配水管新設改良工事の翌年度繰越額は、2,540万円、下段にあります配水管支障移転工事の翌年度繰越額は、2億1,641万9,000円、合計2億4,181万9,000円でございます。上段の配水管新設改良工事につきましては、1件でございまして、久手町中尾地区におけます市道改良工事の工期延期に伴うものでございます。なお、この工事につきましては、本年4月20日に完了をいたしております。  次に、下段の配水管支障移転工事につきましては、4件でございまして、大田町大正東地区、静間町新田・仮屋地区、仁摩町馬路地区、大屋町鬼村地区におけます支障移転工事でございます。それぞれ下水道工事あるいは道路整備事業の工期延期に伴うものでございまして、最終の工事完了予定は、本年10月末といたしております。以上でございます。 ○議長(石橋秀利) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。               [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) ないようでありますので、以上で本報告4件に対する質疑を終結いたします。 ◎日程第7 休会について ○議長(石橋秀利) 日程第7、休会について、お諮りいたします。  あす9日から12日までの4日間は議案熟読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(石橋秀利) 御異議なしと認めます。  よって、あす9日から12日までの4日間は議案熟読のため休会することに決しました。  なお、13日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。               午前10時13分 散会...