大田市議会 2017-11-20
平成29年第 4回臨時会(第1日11月20日)
大田市は、
世界遺産石見銀山遺跡や
国立公園三瓶山、先ごろ国の天然記念物に指定された琴ヶ浜、さらには新鮮で豊富な海の幸、山の幸など、世界に誇る多くの豊かな
地域資源を持っています。
これらのすばらしい大田の宝をもっと誇り、自慢し、もっと生かしながら、元気と魅力にあふれ幸せなまちにしていくことが私の課せられた使命であると決意を新たにしたところであります。
さて、最近の国の
月例経済報告によりますと、我が国の景気は緩やかな
回復基調が続いているとされており、また、島根県の
雇用情勢も改善が進んでいるとされているものの、
人手不足などの新たな課題が生じています。
また、大田市は毎年500人以上の人口が減少し、
少子高齢化と相まって、地域の発展に向けてさまざまな課題を抱えています。
加えまして、国、地方とも多額の債務を抱えており、さらには合併による
地方交付税優遇措置が今後縮減されていくなど、当市の
財政状況は徐々に厳しさを増していくことが見込まれます。
このような現状を的確に捉え、課題に立ち向かい、明るく元気な新しい「おおだ」を実現するため、まず、私の
行政運営に当たっての考え方を述べさせていただきます。
それは、一人一人を大切にする行政の実現であります。
市民の
皆さんと市の職員は、幸せに生きるために行動する同志であります。市の職員は、幸せを求めて生活する市民の
皆さんとともに走りながら、サポートする存在でなければなりません。
私は、職員が働きやすい環境、
職場づくりを進めると同時に、職員一人一人の
企画力、営業力を養い、現場に出向き、課題を共有し、解決に向かう職員の育成を進め、市民の
皆さんに信頼される
大田市役所を目指します。
そして、市民にわかりやすい市政、誰でも意見の言いやすい市政、常に前向きな市政に取り組んでまいります。
私は、大田市の
まちづくりの
基本姿勢に共創という言葉を掲げました。
共創とは、浜田市の
名誉市民でシャープの副社長を長らく務められた
佐々木正氏が、これからの時代はひとりよがりの独創ではなく、多くの人が一緒になって共同で物事をつくり上げ、なし遂げていく発想が大切であるという思いでつくられた言葉です。
私の願いは、みんなで一緒に、共創のまち「おおだ」、明るく元気な新しい「おおだ」をつくり上げていくことです。市民との対話を重視し、
現場主義に撤し、明るい大田市をつくるため、積極果敢にチャレンジしてまいります。それが私の使命と思い、その先頭に立って全力で取り組んでまいります。
私の目指す、明るく元気で新しい「おおだ」の実現は、
地域経済の
活性化なくしてなし遂げることはできません。
大田市に住む人々が大田の未来に希望を持ち、豊かで潤いのある生活を送ることができる
地域社会としていくためには、まず、
地域経済の縮小に対応することが必要であります。
私は、大田市
活性化のかなめは、まさに
産業振興にあると認識しております。
私は、島根県、及びしまね
産業振興財団での勤務を通じ、
産業振興に携わってまいりました。そこで得た経験と人脈を生かし、私みずからが
旗振り役となって、大田の未来を担う若い
人たちが大田で働くことに夢と希望の持てる
産業振興施策に力を注いでまいります。
特に取り組みたいことは、市内あらゆる分野の若い企業家の交流を活発にし、ともに学び、ともに語り、情報を共有する中で、市外、県外、そして海外へと
事業活動が展開できるような夢の描ける
若手経営者の育成であります。
また、
IT系企業の誘致など多様性に富んだ働く
場づくりや、多くの若い
人たちが大田で起業したいと真剣に考えてもらえるような
環境づくりにも取り組んでまいります。
観光振興の面では、大田のシンボルである
石見銀山の活用に加え、大田市を代表する貴重な
観光資源である
国立公園三瓶山の活用に積極的に取り組んでまいります。
今月15日、
三瓶山北の原が、2020年に島根県で開催される第71回
全国植樹祭の
式典会場となることが正式決定いたしました。また、東の原では、来春にワイナリーの開業が予定されています。さらに環境省が進める
国立公園満喫プロジェクトも2020年を目標として、現在、取り組みを進めています。
こうした動きを
三瓶山活性化の絶好の機会と捉え、短期的には、
全国植樹祭を成功に導く準備を島根県とともに着実に進めながら、
中長期的視点に立っては、景観を初め登山や温泉など、
三瓶山の持つ
観光資源としての高いポテンシャルが十分に発揮、活用できる
三瓶山観光戦略を再構築してまいります。
次には、子供からお年寄りまで笑顔で暮らせる生活の
場づくりを進めてまいります。
未来の大田市を担う
子供たちを健やかに育むことは、
人口定住の第一歩であります。
子育て支援策の充実など、より一層子育てしやすい
環境づくりを目指してまいります。
地域医療の確保、充実に関しましては、市民の長年の念願であります新
大田市立病院建設を大田市の最
重点プロジェクトと位置づけ、計画的に事業を進めてまいります。同時に、
医師確保につきましても全力で取り組んでまいります。
さらには、
ふるさと「おおだ」を愛し、大田市のために活躍できる
人づくりを進めてまいります。
子供たちがこのまちで暮らしたいと思えるような、
ふるさとを愛し、全ての人を大切にする教育に取り組むとともに、市民誰もが大田市を誇りに思い、自信を持って大田市を自慢できるよう、大田市の魅力を学ぶ機会を数多く創出してまいります。
このほか市街地の
活性化、
都市基盤の整備、
UIターンの促進による
定住対策など、なすべき課題は多いですが、一歩一歩着実に取り組んでまいります。
これらの施策の推進に当たりましては、効率的な
行財政運営に努めるとともに、市民に最も身近な
行政組織として市民の皆様から信頼を得られる
市政運営に全力で取り組んでまいります。
以上、所信の一端を申し述べさせていただきましたが、
議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、私の
所信表明といたします。
続きまして、提出をいたしております議案第386号、
専決処分の承認につきまして、概要を説明いたします。
議案第386号は
一般会計補正予算であり、2,600万円余の増額をするものであり、
衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査に係る経費の執行のために行った
専決処分であります。
以上の
専決処分のほか、
人事案件6件を本会議に提案しております。
詳細につきましては
担当課長より説明させることにいたしておりますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀)
上西財政課長。
[
財政課長 上西 宏 登壇]
○
財政課長(上西 宏) おはようございます。
それでは、議案第386号の
専決処分につきまして御説明をいたします。
この議案につきましては、
地方自治法第179条第1項の規定によりまして市長が専決の処分を行い、同条第3項の規定によりまして本議会に報告をし、承認をお願いするものでございます。
お手元の
一般会計補正予算書を
ごらんをいただきたいと思います。
本年9月28日の
衆議院解散に伴います、10月22日執行の第48回
衆議院議員総選挙、及び第24回
最高裁判所裁判官国民審査執行経費に係ります
補正予算を
専決処分としたものでございます。
12ページ、13ページをお開きをいただきたいと思います。歳入でございます。
県支出金、
総務費委託金2,559万4,000円、
繰越金67万2,000円をそれぞれ補正するものでございます。
14ページ、15ページを
ごらんをいただきたいと思います。歳出でございます。
衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査執行経費でございまして、2,626万6,000円を補正するものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 本案について、御質疑はありませんか。
19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 少々お聞かせいただきとうございます。
お話がありましたように、10月22日の総選挙、
衆議院選挙の投開票に向けての諸経費であると思います。
この中で、最近非常に期日前投票、多くなってきております。重立った内容は
人件費だと思いますけれども、大筋の
人件費、期日前投票の
内容等について、大筋の内容をお聞かせいただきとうございますですし、私も何十年ぶりに
開票立会人をしたところですけれども、事前に
氏名等の
選別機、数取器ですね。これ等が非常に最新の機種が入っているということで、短時間に
開票作業が進みますよということでしたですけれども、この種の新鋭の
選別機ですね、数取器。この種の内容について、新しいの入っておるでという話でしたですけれども、この経費の中に入っているのかどうなのか。あるいは、当然この種の
国政選挙、
国民審査等で使うわけですから、新機種の
導入等についても、私は、どの程度国から
支援策が出ているのか、こういう面についても少しお聞かせをいただきとうございます。
もちろんこの2,626万6,000円、この中に入っているのかどうなのか。その点についてもお聞かせいただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
岡田総務部長。
○
総務部長(岡田 稔) まず、
人件費の関係でございますけれども、このたび
予算額2,626万6,000円に対しまして、最終的には、まだ
見込みではございますけれども、2,100万円の執行の
見込みでございます。
そのうちに
人件費に係るものでございますが、報酬、賃金等で約1,070万円の
見込みとなるものでございます。
それと、次に、備品の関係でございますけれども、このたびこの予算の中におきまして約400万円計上させてもらっておりますけれども、ここで新たな機種を4
機種購入をさせていただいております。議員御指摘のように、
開票作業早まるような機種、
分類器等も購入をさせていただいたところでございまして、その財源につきましては、
国政選挙が5つございます。
地方選挙は4つございます。合わせて9つございますけれども、そのうち
地方選挙に係る機種については9分の5の国からの
交付金があるものでございまして、したがいまして、9分の4に値するものがこのたび
一般財源でお願いした金額になるものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) 大筋の
人件費の
内容等はわかりました。
備品の中で、この数取器ですね。400万円ということですけれども、これは当然、
地方選挙でも使うものでありまして、地方での持ち分もわかりました。
ただ、今回、
繰越金で67万2,000円が支出されておりますね。67万2,000円。これは多分、
自主財源だと思いますけれども、これはどういう分に。当然、
国政選挙の分ですから、
自主財源が67万2,000円使われておりますけれども、最終的には国のほうから補填があるものなのかどうなのか。純然たる大田市の財源でどういう内容に使ったのか、そういう点についても少しお聞かせいただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
上西財政課長。
○
財政課長(上西 宏) 先ほど
総務部長のほうがお答えをいたしましたけれども、今回、4つの機種について備品を整備をさせていただきました。
そのうち
投票用紙の
分類器に使いますパソコン、それから
分類器の
増設スタッカー、ユニットでございますが、これの経費につきまして151万2,000円かかっております。これの9分の4を掛けました67万2,000円を単費の負担としたということでございます。以上でございます。
○19番(清水 勝) はい、いいですよ。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。はい。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第386号は、原案のとおり承認されました。
◎日程第5
市長提出議案(
人事案件)上程
[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
内藤芳秀) 日程第5、市長より
人事案件が提出されておりますので、本日の会議に
付議いたします。
議案第387号、
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) 提出をいたしております議案第387号、
教育委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
大田市
教育委員会委員であります梶 伸光氏が、任期が11月28日をもって満了いたします。
お手元の議案に掲げておりますとおり、引き続き同氏を任命いたしたいと考えておりますので、議会の御同意をいただきますようお願いを申し上げます。
同氏につきましては、平成25年11月より
教育委員会委員に御就任いただいております。
なお、参考までに、委員は5名でございまして、任期は4年でありますことを申し添え、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀) 本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
内藤芳秀) 起立全員であります。
よって、議案第387号は、原案に同意することに決しました。
続いて、議案第388号、
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) 提出をいたしております議案第388号、
公平委員会委員の選任につき同意を求めることにつきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
大田市
公平委員会委員であります河原美紀子氏の任期が本年11月29日をもって満了いたします。
お手元の議案に掲げておりますとおり、引き続き同氏を選任いたしたいと考えますので、議会の御同意をいただきますようお願いを申し上げます。
同氏につきましては、平成17年度11月より
公平委員会委員に御就任いただいております。
なお、参考までに、公平委員会の委員は3名でございまして、任期は4年でありますことを申し添えて、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀) 本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
内藤芳秀) 起立全員であります。
よって、議案第388号は、原案に同意することに決しました。
続いて、議案第389号、
監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) 提出をいたしております議案第389号、
監査委員の選任につき同意を求めることにつきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
識見を有する者のうちから、選任の大田市
監査委員であります丸山浩二氏の任期が11月29日をもちまして満了となります。
後任の委員として、お手元の議案に掲げておりますとおり、温泉津町の富田正治氏を選任いたしたいと考えますので、議会の御同意をいただきますようお願い申し上げます。
なお、参考までに、委員は2名でございまして、任期は4年でありますことを申し添え、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀) 本案について、御質疑はありませんか。
19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝)
監査委員、識見を有する
監査委員の選任でございますので、少し市長との御見解も含めてお尋ねいたします。
当市におきましては、都道府県、あるいは政令市につきましては4名という
監査委員の選出枠があるわけですけれども、当市におきましては3名ないし2名という
地方自治法の規定が適用されます。でありまして、当市は2名の
監査委員の選任を今日まで長い間、執行してきているわけですけれども、1名については議会のほうから議選で出しておるのが実態であります。でありまして、この市長の一般的な選任、識見を有する方につきましては、代表の
監査委員でもあると思います。公的にですね。
そういう状況も、点も含めますと、非常に重い内容も私はあるんじゃないかなと思っているところでして、経歴を見てみますのに、現在、社会福祉法人の仁摩福祉会の監事も就任しておられます。でありまして、法的にですね、私なりに目を通してみますと、職務を遂行するに当たっては常に公平、不変の態度を保持していることが識見を有する
監査委員には強く求められていると思います。
でありまして、今申し上げますように、社会福祉法人仁摩福祉会につきましては、大田市の関連業務、いろいろ行政的な業務をおやりになっておるところでありまして、そういう面につきましては、私は当然、法的にはこの種の、仁摩福祉会の監査項目につきましては除斥の対象になるわけなんです、除斥の対象に。
でありますから、そういう面につきましては、当初言いましたように、識見を有する
監査委員でありますから、ましてや代表の
監査委員でもあります。そういう面から見ますと、この種の兼任的なことでおられる方についてはどうかなという、私は感じがするところでありまして、少なくとも法的な根拠等からしまして、どう対応されるのか、少し所見も含めてお聞かせいただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
岡田総務部長。
○
総務部長(岡田 稔) 議員さんの御質問につきましては、
地方自治法におけるところの除斥、また、あわせまして、
地方自治法の中には委員の兼業禁止いう規定もございます。そういったこともございまして、富田氏におかれましては、本日、議会の同意を得られた後に、現社会福祉法人における監事職については近々辞任されるということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水
勝議員。
○19番(清水 勝) そういう経過があるということについては、了解をしました。
ただ、私、当然、今おっしゃいました
地方自治法を読んでみますのに、
監査委員の選任につきましては
任期満了前に後任者の選任はできないということが附則的なことにも書いてあるわけでございまして、これは当然、引き継ぎ等の関係も含めて、準備手続的な作業もあるよということでの事前の選任、同意を得ておられると思いますけれども、いずれにいたしましても、原則的な面で見ますと、前任者の
任期満了前に後任を決めるということについては余り好ましくないといいますか、正解ではないような、私は受けとめをするわけでございまして、そういう面からいたしましても、私は
監査委員さん、識見を有する方でございますから、代表委員でもあります、代表
監査委員でもありますから、そういう面からいたしますと、的確な扱いをする中で今後の監査業務に就任してもらうのが正しいんじゃないかなという思いも含めまして、私なりに意見も含めまして、所感を求めているところでございますから、御了承いただきとうございます。
意見があればどうぞ。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
内藤芳秀) 起立全員であります。
よって、議案第389号は、原案に同意することに決しました。
続いて、議案第390号から議案第392号までの
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
楫野市長。
[市長
楫野弘和 登壇]
○市長(
楫野弘和) 提出をいたしております議案第390号から議案第392号、
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきまして、
提案理由の説明を申し上げます。
大田市
固定資産評価審査委員会委員であります尾川信治氏、柳井宗生氏、中間功氏の全ての委員の任期が本年11月29日をもって満了いたします。
お手元の議案に掲げておりますとおり、尾川信治氏、柳井宗生氏を引き続き選任したいと考えます。
両氏につきましては、平成23年11月より
固定資産評価審査委員会委員に御就任いただいております。
また、中間功氏の後任の委員として、長久町の田中昭一氏を選任いたしたいと考えますので、議会の御同意をいただきますようお願いを申し上げます。
なお、委員は3名でございまして、任期は3年でありますことを申し添え、
提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀) 本案3件について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案3件は、討論を省略して直ちに採決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認め、本案3件を採決いたします。
まず、議案第390号については、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
内藤芳秀) 起立全員であります。
よって、議案第390号は、原案に同意することに決しました。
続いて、議案第391号については、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
内藤芳秀) 起立全員であります。
よって、議案第391号は、原案に同意することに決しました。
続いて、議案第392号については、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立全員]
○議長(
内藤芳秀) 起立全員であります。
よって、議案第392号は、原案に同意することに決しました。
ここで、さきの1名の
議員辞職に伴い、総務
教育委員会委員長が不在となっておりますので、これの互選をお願いいたします。
暫時休憩いたします。
午前9時39分 休憩
午前9時49分 再開
○議長(
内藤芳秀) 休憩前に引き続き会議を開きます。
決定を見ました総務教育委員会の正副委員長について報告がありましたので、
事務局長から発表いたさせます。
○議会
事務局長(川﨑健司) 発表いたします。
総務
教育委員会委員長、
松村信之議員、副委員長、胡摩田弘孝議員。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) ここで、丸山
監査委員より発言を求められておりますので、これを許可します。
丸山
監査委員。
[
監査委員 丸山浩二 登壇]
○
監査委員(丸山浩二) 僣越ではございますが、お許しをいただきましたので、一言、退任に当たりまして御挨拶を申し述べさせていただきます。
顧みますと、合併によります新市の発足に伴いまして
監査委員に選任いただきましてより、今日まで新生大田市の発展の歩みとともに監査の業務に従事できましたこと、大変感慨深い思いでございます。
その間、また、多くの出会いと得がたい経験をさせていただき、任期を終えることができましたこと、ひとえに議会の皆様方の御指導と、執行部の皆様方の御協力のたまものと、大変感謝しており、厚くお礼を申し上げるものでございます。
今後に当たりましては、楫野新市長のリーダーシップのもと、共創のまち大田市の実現に向けて英知を結集され、住民福祉の向上の一層の進展に期されることを願いまして、甚だ簡単ではございますが、退任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。長いこと、ありがとうございました。(拍手)
○議長(
内藤芳秀) 続いて、先ほど
監査委員の選任に同意いただきました富田正治氏より発言を求められておりますので、これを許可します。
[富田正治 登壇]
○(富田正治) 一言御挨拶を申し上げます。
本会議におきまして議会の皆様方の御同意を賜りまして、
監査委員に就任をさせていただきます、富田と申します。よろしくお願いをいたします。
このことは、私にとりまして、まことに身に余る光栄の至りと思っているところでございますが、一方で、
監査委員の責任の職責の重大さと、長年立派に務めてこられました丸山
監査委員さんの後を引き継ぐということで、改めまして責任の重さに身の引き締まる思いをしているところでございます。
もとより未熟な私でございますが、公平公正を期し、行財政の信頼性の確保が一層図られますよう、与えられました使命に誠心誠意努力してまいる所存でございますので、議会の皆様方の温かい御指導と御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。