大田市議会 > 2017-06-09 >
平成29年第 2回定例会(第1日 6月 9日)

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  1. 大田市議会 2017-06-09
    平成29年第 2回定例会(第1日 6月 9日)


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    平成29年第 2回定例会(第1日 6月 9日)   平成29年6月定例会            大田市議会会議録            平成29年6月9日(金曜日)          ――――――――――――――――――――                議事日程(第1号) 平成29年6月9日(金)午前9時開会  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 議長諸般の報告  第4 付託案件審査報告      請願第  3号 年金の毎月支給を求める意見書採択方について                                  [民生委員長]  第5 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決]      議案第360号 専決処分(平成28年度大田市一般会計補正予算(第8号)              )の承認について      議案第361号 専決処分(平成29年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別              会計補正予算(第1号))の承認について
         議案第362号 専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認              について      議案第363号 専決処分(大田市地域振興を促進するための固定資産税の課              税免除等に関する条例の一部を改正する条例制定)の承認に              ついて      議案第364号 専決処分(大田市都市計画税条例の一部を改正する条例制定              )の承認について      議案第365号 専決処分(大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正              する条例制定)の承認について  第6 市長提出議案上程提案理由説明]      議案第366号 平成29年度大田市一般会計補正予算(第1号)      議案第367号 平成29年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第              1号)      議案第368号 平成29年度大田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(              第1号)      議案第369号 大田市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数              に関する条例制定について  第7 報告      報告第 45号 平成28年度大田市一般会計継続費繰越計算書      報告第 46号 平成28年度大田市一般会計繰越明許費繰越計算書      報告第 47号 平成28年度大田市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算              書      報告第 48号 平成28年度大田市水道事業会計予算繰越計算書      報告第 49号 平成28年度大田市病院事業会計予算繰越計算書      報告第 50号 専決処分事項の報告について      報告第 51号 専決処分事項の報告について      報告第 52号 専決処分事項の報告について  第8 請願の処理      請願第  4号 森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書提出方につい              て  第9 休会について            ~~~~~~~~~~~~~~~~                会議に付した事件  日程第1から日程第9まで            ~~~~~~~~~~~~~~~~ 出  席  議  員  (20名)     1番  木 村 幸 司       2番  森 山 幸 太     3番  胡摩田 弘 孝       4番  森 山 明 弘     5番  小 川 和 也       6番  三 浦   靖     7番  石 田 洋 治       8番  松 村 信 之     9番  小 林   太      10番  松 葉 昌 修    11番  河 村 賢 治      12番  林   茂 樹    13番  大 西   修      14番  月 森 和 弘    15番  塩 谷 裕 志      16番  有 光 孝 次    17番  福 田 佳代子      18番  石 橋 秀 利    19番  清 水   勝      20番  内 藤 芳 秀            ~~~~~~~~~~~~~~~~            欠  席  議  員  (なし)            ~~~~~~~~~~~~~~~~            地方自治法第121条による出席者 市長        竹 腰 創 一     副市長      清 水 克 典 政策企画部長    原 田   修     総務部長     岡 田   稔 健康福祉部長    大 谷   積     環境生活部長   水 田 雄 二 産業振興部長    尾 田 英 夫     建設部長     川 上 節 夫 上下水道部長    大 野 秀 穂     消防部長     幸 村 卓 己 温泉津支所長    有 馬 佳 規     仁摩支所長    嘉 田 志 信 財政課長      上 西   宏     政策企画課長   森   博 之 市立病院事務部長  近 藤 昌 克     教育長      大 國 晴 雄 教育部長      田 中 純 一     監査委員     丸 山 浩 二            ~~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者 事務局長      川 﨑 健 司     事務局次長    川 上 浩 史 議事係長      藤 間 友 章     主任       石 原 亜紀子               午前9時00分 開会 ○議長(内藤芳秀) 皆さん、おはようございます。  これより平成29年第2回大田市議会定例会を開会いたします。  ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりといたします。 ◎日程第1 会議録署名       議員の指名 ○議長(内藤芳秀) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第132条の規定により、3番、胡摩田弘孝議員、4番、森山明弘議員の両名を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(内藤芳秀) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から23日までの15日間とすることに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から23日までの15日間とすることに決定いたしました。 ◎日程第3 議長諸般の報告 ○議長(内藤芳秀) 日程第3、諸般の報告をいたします。  初めに、本年度の市議会議長会定期総会は、島根県市議会議長会が4月6日、大田市で、中国市議会議長会が4月25日、鳥取市で、全国議長会が5月24日、東京でそれぞれ開催され、これに出席いたしましたので、その概要を御報告いたします。  まず、島根県市議会議長会は、本年度会長市であります大田市において開催され、これに正副議長が出席いたしております。  会議では、まず来賓として竹腰市長より御祝辞をいただきました。その後、議事に入り、昨年の秋季定期総会以降の事務報告を承認の後、昨年度の決算、本年度の予算並びに事業計画案を了承、引き続き本会役員の改選が行われ、会則に基づき、不肖私が本会の会長に選任されました。  その後、議案審議を行い、各市より提出されました8議案を原案のとおり可決し、このうち益田市提出の参議院選挙における合区の解消についてほか2議案を中国議長会定期総会へ提出することとし、その他の議案については島根県市議会議長会の名で関係機関に対し、その実施方を強く要望することとなりました。  なお、御参考までに島根県市議会議長会提出議案の写しをお手元に配付いたしておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  続いて、第140回中国市議会議長会定期総会が鳥取市において開催され、これに正副議長が出席いたしております。  会議では、まず永年勤続表彰が行われ、205名の方がその栄に浴されました。本年度、大田市からは、特別表彰として、議員在職16年以上で塩谷裕志議員並びに木村幸司副議長が、議員在職12年以上で河村賢治議員がそれぞれ表彰されておりますので、御報告いたします。受賞されました皆様には心よりお喜び申し上げます。  引き続き議事に入り、事務報告を承認の後、各県支部から提出された15議案をいずれも原案どおり可決し、そのうち島根支部提出参議院選挙における合区の解消についてほか2議案を全国市議会議長会定期総会提出議案として決定、残る12議案については、中国市議会議長会として、それぞれ関係機関に対し、強力にその実施方を要望することになりました。  その後、役員の改選が行われ、本年度、大田市議会中国市議会議長会の支部長市に選任されました。  終わりに、次期開催市を岡山市に決定し、閉会いたしました。  次に、全国814市区出席のもと、第93回の全国市議会議長会定期総会東京国際フォーラムを会場に開催されました。
     冒頭、本会会長であります岡下勝彦香川高松市議会議長の開会挨拶の後、来賓として、安倍内閣総理大臣大島衆議院議長伊達参議院議長高市総務大臣の代理として原田総務副大臣、山本地方創生担当大臣の御祝辞をいただきました。  その後、任期満了に伴う本会会長の選任が行われ、新会長には山田一仁札幌市議会議長が選任されました。  続いて行われました永年勤続表彰では、合わせて2,480名の方々がその栄に浴されました。当市議会からは、お示ししておりますように、一般表彰として、議員在職15年以上で月森和弘議員並びに大西 修議員が表彰されておりますので御報告いたします。受賞されました2名の議員には心よりお喜び申し上げます。  なお、あわせて不肖私も議員在職15年以上で一般表彰を、また評議員としての感謝状も受けておりますので、御報告いたします。  その後の会議では、まず、一般事務及び会計報告を承認の後、地方行政委員会ほか5つの委員会及び国と地方の協議の場等に関する特別委員会よりそれぞれ活動報告があり、これを了承、引き続き議案審議に入り、各部会提出議案として、中国部会提出参議院選挙における合区の解消についてほか26議案が全会一致、原案どおり可決されました。  これらの議案は、地方自治体に直接かかわる重要案件であり、政府並びに関係機関に提出し、その実現に向け、積極的に運動を展開していくこととし、閉会いたしました。  以上が議長会等の概要であります。  次に、5月17日に東京、都市センターホテルにおいて、全国自治体病院経営都市議会協議会の第45回定期総会が開催されましたので、その概要を報告いたします。  初めに、本会会長であります増田静岡県磐田市議会議長の開会挨拶、来賓として細田博之自治体病院議員連盟会長の挨拶の後、総務省大臣官房審議官の大西淳也氏より「公立病院改革の現状について」の講演を拝聴し、その後、本年度より新規加盟都市として福井県坂井市及び宮崎県日向市が紹介され、また昨年度末をもって旭川市ほか7市が退会されました。これにより本協議会には本年度259都市15組合が加盟されているということでございます。  その後、事務報告があり、これを了承。続いて協議に入り、平成28年度本協議会決算を承認し、平成29年度の事業計画並びに予算案等についてもそれぞれ原案どおり承認いたしました。  終わりに、地域医療の中核を担う自治体病院の経営安定のため、特に小児医療、救急医療、精神科医療、僻地医療、高度医療、周産期医療等に対し、財政措置の拡充強化を図ることなどを求める要望決議案を満場一致で採択、関係方面へ強力に運動を展開することとし、閉会いたしました。  次に、先般御案内いたしておりました島根県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について、島根県市議会議長会が推薦する議員として、本会副会長であります藤原信宏雲南市議会議長が同広域連合の議会の議員選挙に関する規則第8条第3項の規定に基づき、6月5日付をもってその当選人と定められましたので、お知らせをいたします。  次に、お手元に例月出納検査報告書が提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。  次に、お手元に平成28年度の大田市土地開発公社公益財団法人大田市体育・公園・文化事業団、同じく公益財団法人シルバーランド振興事業団の経営状況を説明する書類が地方自治法第243条の3第2項の規定によりそれぞれ提出されておりますので、ごらんおきいただきたいと思います。 ◎日程第4 付託案件審査報告 ○議長(内藤芳秀) 日程第4、付託案件審査報告を行います。  請願第3号、年金の毎月支給を求める意見書採択方についてを議題といたします。  民生委員会における審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。  17番、福田佳代子議員。             [17番 福田佳代子 登壇] ○17番(福田佳代子) おはようございます。  去る5月12日、民生委員会を開催し、付託となっていました請願第3号、年金の毎月支給を求める意見書採択方について、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  当日は、水田環境生活部長川村市民課長と紹介議員の大西 修議員の出席を求めるとともに、傍聴者5名がありました。なお、林 茂樹議員は公務で欠席でした。  最初に結論を申し上げます。採択すべきが1名、採択せずが3名で、不採択となりました。  市民課より提出の資料によりますと、平成28年大田市の年金受給者は1万5,356人、年間年金の総額で174億6,123万円余り、1人平均年額113万7,095円、1人平均月額9万4,758円となっています。  紹介議員の大西議員から最初に説明を受けました。家賃、公共料金などの支払いは月単位であり、ほとんどの人が1カ月サイクルで生活している。年金は2カ月に1回のため、年金振込日前日には食べるにも苦労することがあり、病院に行けないこともある。まとまって年金を受けるため、無駄遣いをするわけではないが、気持ちが大きくなって失敗することもある。また、年金が削減されて、非常にしんどいものがある。毎月支給は4,000万人年金受給者の切なる願いであり、主要国で毎月支給となっている国は、フランス、スイス、カナダ、毎週支給がイギリスとなっている。昭和59年、60年の国民年金法等の一部を改正する法律案に関する附帯決議では、毎月支払いについて検討するとなっているので、大田市議会としても意見書を上げていただきたいということでした。  審査の中で出された質問、意見では、年金が毎月支給となると事務手数料が上がり、人も雇用しなければならない。年金積立金から経費を引けば、積立金が減ることになるが、それでも毎月支給でいいのかの問いに、厚生労働省が財務省に振り込みを依頼し、財務省は日銀に依頼して、日銀から各金融機関に振り込まれる。厚生労働省は、1回につき数十億円程度かかるとしていたが、実際は日銀から金融機関への振り込みは受給者1件につき10円で、4,600万件あるので、1回が4億6,000万円、6回で27億6,000万円となる。手数料は、厚生労働省の負担でなく、日銀内部の国庫金を使用しているということでした。  また、年金問題で、大田市でアンケートをとったことがあるのかの問いに、大田市で特別にアンケートはとっていないが、全日本年金者組合で、全国規模でのアンケートを現在実施しているということでした。  採択すべきの意見は、消費税が8%に引き上げられたとき、年金など社会保障に宛てがうと言っておきながら、年金は毎年カットされている。その上、介護保険料国民健康保険料は後払いの年金から先取りされている。国は、滞納がないよう強引に引き去りをしている。こうしたことで、年金生活者は非常に苦しい状況に置かれている。年収200万円以下は貧困層だと言われているが、大田市の年金生活者は、多くの人が貧困層と言える。電気料、水道料など1カ月ごとの支払いとなっているわけで、年金の毎月支給を求めるべきだと思う。  採択せずの意見は、年金を毎月支給にすれば、事務的な煩雑さもあるし、人員もふやさなくてはいけない。事務経費がふえるのが問題だ。最終的には国が判断することだと思う。2カ月分支給されている年金は、本人がきちんと自己管理すべきと思うなどでした。  今回の請願は、反対多数で不採択でした。  以上、報告といたします。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  続いて、本請願については討論の通告がありますので、発言を許します。  13番、大西 修議員。              [13番 大西 修 登壇] ○13番(大西 修) 皆さん、おはようございます。日本共産党の大西 修でございます。私は、請願第3号、年金の毎月支給を求める意見書をどうしても採択していただきたくて討論を行うものであります。よろしくお願いをいたします。  厚生労働省は、2013年から昨年までの3年間で、年金額を特例水準の解消の名目によって2.5%削減をし、またマクロ経済スライドの発動によって0.9%削減したことなどにより、年金水準を3.4%目減りさせました。このような年金の実質的な低下は、消費税の増税、物価上昇、住民税や医療、介護、保険料の負担増のもとで、高齢者、年金生活者にとってはダブルパンチとなり、生きる糧としての食生活さえ切り詰めざるを得ない深刻な状態をもたらし、憲法で保障された生存権さえ脅かす状況に追い込んでいます。  年金は、そのほとんどが消費に回ることから、年金引き下げは地域経済と地方財政に与える影響は大きく、自治体サービスにも直結する問題であります。年金がふえれば地域の消費もふえ、地方財政が増加し、高齢者の医療や介護の負担にも軽減できる好循環となります。  現在、年金は2カ月に1度の支給ですが、生活費は月単位であります。逆に、年金から天引きされる介護保険料国民健康保険料は先取りされています。OECD経済協力開発機構加盟国34カ国のほとんどは毎月支給が当たり前の状況であります。年金削減は高齢者だけの問題ではなく、低賃金の非正規雇用で働く若者や女性が2,000万人にも増大し、200万円以下のワーキングプアが100万人を超える異常な状態となる中、将来の年金生活者にとって大変深刻な問題であります。  今、若者に必要なことは、非正規雇用から正規雇用への切りかえであり、最低賃金の大幅引き上げであり、現在と将来の生活に明るい見通しを示し、晩婚、少子化に歯どめをかけることであります。  国連の社会権規約委員会は、2001年に日本が最低保障年金制度を導入するよう勧告をいたしております。その早急な実現は、年金制度に対する若い人の信頼を得ることにつながります。また、年金積立金管理運用独立行政法人は、株式運用の拡大とその後の株価下落を受けて、2015年度の運用実績は、何と5兆3,000億円もの損失であります。さらに、2016年、昨年の4月から7月の運用実績も、また大幅な損失をつくっております。全日本年金者組合は、年金積立金を給付財源に回すように求めています。高齢者が地域で安心、安全、健康で生きること、地域のつながりとまちづくりに貢献できることを願っています。  こうしたことなど、年金問題にはいろいろ思いはありますが、今回の請願事項は、ただ1点、2カ月に1度の年金支給を毎月の支給にしてください、この願いであります。各議員におかれましては、事務経費がかかるなど、総理大臣みたいな思いにはならず、素直に市民の願いに沿うという、この気持ちで真摯なる御判断を心よりお願いを申し上げまして、私の討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(内藤芳秀) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本請願に対する討論を終結いたします。  お諮りいたします。  本請願に対する委員長の報告は、採択せずであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。 よって、請願第3号は、委員長の報告のとおり決しました。 ◎日程第5 市長提出議案上程提案理由説明・質疑・討論・表決] ○議長(内藤芳秀) 日程第5、これより議案を上程いたします。  議案第360号から議案第365号までの6件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                [事務局職員朗読] ○議長(内藤芳秀) お諮りいたします。  本案6件については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本日採決することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、本案6件については、委員会付託を省略し、本日採決することに決しました。  それぞれ提案理由の説明を求めます。  竹腰市長。              [市長 竹腰創一 登壇] ○市長(竹腰創一) おはようございます。  平成29年第2回市議会定例会の開会に当たり、議案の説明に先立ちまして、諸般の事項につきまして御報告申し上げます。  まず、石見銀山遺跡とその文化的景観、世界遺産登録10周年についてであります。  登録記念日であります7月2日まであと23日となりました。前日の7月1日はシンポジウム石見銀山学講座「ここまでわかった石見銀山特別編」を、7月2日には島根県知事や近藤誠一元文化庁長官を初め、関係の皆様をお迎えして記念式典を開催、10周年を祝いますとともに、改めて遺産の全容を認識し、保全と活用の今後の方向性を明らかにする機会といたします。  また、7月2日には、石見神楽を融合した創作オペラ「石見銀山」が市内外からの熱い支援と参画によって上演され、東京公演も予定されるなど、新たな石見銀山の文化を発信できるものと期待いたしております。  このほか11月26日までを期間とする観光キャンペーンのオープニングセレモニーを7月2日に石見銀山世界遺産センターで開催することといたしております。  この10周年がこれまで以上に多くの皆様が当市を訪れ、滞在につながる契機となるよう、官民一体となって観光誘客の取り組みを一層進めてまいります。  次に、地方創生についてであります。まち・ひと・しごと創生総合戦略の取り組みの柱として、地方創生推進交付金の申請をしておりました健康まちづくりにおける健康保養都市プロジェクトと三瓶山の観光振興を基軸とした国立公園満喫プロジェクトに関する事業が5月末に事業採択となりました。また、3月末には企業版ふるさと納税の対象として、新たに武家屋敷宗岡家の活用にかかわる事業が指定文化財活用事業として認定となりました。当市における地方創生の一助として、これらの取り組みを積極的に展開していくとともに、今後も国の支援制度等を大いに活用し、創意工夫を凝らしながら各種事業に取り組んでまいります。  とりわけ健康まちづくりにつきましては、石見銀山や三瓶山、温泉津、琴ヶ浜で民間団体が主体となった健康ウオーク健康プログラムの開催が盛んになってきておりまして、日本一の健康保養都市おおだの実現に向けた取り組みが徐々に浸透してきていると実感しているところであります。  先日は、こうした動きに関心を持つ韓国の旅行会社12社の担当者がトレッキングツアーの造成を目的に大田市を視察されました。石見銀山健康ウオークなどを体験され、好評を得るとともに、早速ツアー企画を組んで、この9月から韓国全土に販売されるとのことでありまして、インバウンド事業とも連動させながら、健康まちづくりの取り組みを一層充実してまいります。  次に、第72期本因坊戦についてであります。世界遺産登録10周年記念事業として、5月23日から24日にかけて、囲碁の七大タイトルの一つであります本因坊の第72期本因坊戦7番勝負第2局が大森町の重要文化財熊谷家住宅で開催されました。  また、オペラハウス大森座では、プロ棋士による指導碁や大盤解説が行われ、多くの皆様に御参加いただきました。こうしたことを契機に、一層囲碁を通じた世代や地域間の交流を推進し、囲碁によるまちづくりを進めてまいります。  次に、郵便局との地域における協力に関する協定についてであります。地域住民が安心して暮らせる社会づくりを進めていくため、市内25の郵便局が高齢者、子供等の見守りや道路の異常や不法投棄を発見した場合に市に情報提供を行う取り組みについて、市と郵便局が協定を締結いたしました。今後も市民の安全安心な暮らしを確保するための取り組みを進めてまいります。  次に、市区町村国民年金事業功績厚生労働大臣表彰及び総務省中国総合通信局長表彰についてであります。市区町村国民年金事業功績厚生労働大臣表彰につきましては、当市の国民健康保険と合わせた効率的な加入・納付勧奨の取り組みが、また総務省中国総合通信局長表彰につきましては、当市の携帯電話不感地区の解消に向けた取り組みが評価されまして、それぞれ表彰となったものであります。今後も安心して暮らしていける社会保障制度の実現と通信環境の整備や情報化の推進に向け、努めてまいります。  次に、IT企業の立地についてであります。昨年12月に当市と企業の進出に関する覚書を締結いたしました株式会社アットゴーが4月27日に大森町にサテライトオフィスを開設されました。引き続きIT企業や製造業の企業誘致活動に取り組んでまいります。  次に、韓国大田(テジョン)廣域市姉妹都市縁組30周年記念事業についてであります。昭和62年11月に韓国大田廣域市と姉妹都市縁組を締結してからことしで30周年であります。7月16日に大田無形文化財関係者をお招きし、島根県立男女共同参画センターあすてらすにおきまして、韓国伝統の舞踊や音楽の公演、大田文化財の展示を行います。また、9月には大田廣域市におきまして記念セレモニーの開催が計画されておりまして、当市も参加の予定であります。  次に、島根県消防大会及び島根県消防操法大会についてであります。7月29日、30日に当市におきまして、第69回島根県消防大会及び第61回島根県消防操法大会が開催されます。この大会には大田市消防団の代表として、久手分団が出場いたします。久手分団の皆さんには、長期間にわたる訓練の成果をいかんなく発揮されることを期待いたしております。  続きまして、今回提出いたしております議案につきまして、概要を申し上げます。専決処分の承認のほか、補正予算、条例制定であります。  まず、専決処分の承認について、概要を説明いたします。議案第360号は、平成28年度一般会計補正予算であり、1億1,200万円余の増額、議案第361号は、平成29年度住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算であり、5,500万円余の増額、議案第362号から第365号までは条例案件であり、法律等の改正及び施行に伴い、所要の改正を行うものであり、それぞれ専決処分を行ったものであります。  詳細につきましてはそれぞれ担当部課長より説明をさせることにいたしますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(内藤芳秀) 上西財政課長。             [財政課長 上西 宏 登壇] ○財政課長(上西 宏) おはようございます。それでは、私のほうから議案第360号及び議案第361号について御説明をさせていただきます。  この2つの議案につきましては、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、市長が専決の処分を行い、同条第3項の規定によりまして本議会に報告し、承認をお願いするものでございます。  まず、議案第360号でございます。お手元に配付をしております平成29年3月31日専決の平成28年度一般会計補正予算書をごらんをいただきたいと思います。  12ページ、13ページをお開きをいただきたいと思います。歳入につきまして、地方交付税のうち特別交付税の補正をするものでございます。平成28年度の特別交付税につきましては、総額12億1,218万円となる交付決定を去る3月17日に受けたものでございます。予算額11億円との差1億1,218万円を歳入として補正するものでございます。  ちなみに、前年度平成27年度の交付決定額につきましては12億840万円でございまして、額にいたしまして378万円、0.3%の微増となったところでございます。  次に、14ページ、15ページをお開きをいただきたいと思います。歳出でございます。先ほどと同額の1億1,218万円を減債基金に積み立てるものでございます。これによりまして、平成28年度末の減債基金の残高につきましては28億7,573万7,000円を予定するものでございます。  今回の特別交付税につきましては、平成27年度とほぼ同額となったところでございますけれども、主な増加要因といたしましては、7月の豪雨災害に対するもの、また地域おこし協力隊につきまして、前年度2人分から28年度につきましては8人分に増加したことなどが上げられ、一方、減少要因といたしましては、27年度に実施をいたしました地方公会計整備分の減などが上げられるところでございます。  続きまして、議案第361号について御説明をいたします。お手元の平成29年5月31日専決の平成29年度特別会計補正予算書をごらんをいただきたいと思います。
     本議案につきましては、住宅新築資金等貸付事業会計におきまして、平成28年度の決算で貸付金元利収入の不足によりまして、歳出の総額が歳入の総額を上回っており、この不足額につきまして、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づいて、平成29年度の歳入を繰り上げて充当するものでございます。  12ページ、13ページをごらんをいただきたいと思います。歳入でございます。貸付金元利収入につきまして、5,541万5,000円を補正するものでございます。  続きまして、14ページ、15ページをごらんをいただきたいと思います。歳出でございますけれども、前年度繰り上げ充用金といたしまして、同額の5,541万5,000円を補正するものでございます。  なお、収入未済の状況につきましては、10名15件分が該当となっており、28年度中の収入状況につきましては過年度分として5名の方から6件分、77万5,593円の収入があったところでございます。  また、本特別会計につきましては、本年4月に償還期間が満了となったことから、今年度をもって閉鎖することとしております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。             [総務部長 岡田 稔 登壇] ○総務部長(岡田 稔) それでは、議案第362号から第365号までの専決処分4件につきまして、一括して御説明を申し上げます。  議案書の5ページをお開きください。まず、議案第362号でございます。地方自治法の規定によりまして専決処分をいたしましたので、これを報告し、承認をお願いするものでございます。  専決事項は、大田市税条例の一部を改正する条例、専決年月日は平成29年3月31日でございます。  21ページに説明資料をつけておりますので、お開きをいただきたいと思います。  まず、改正の理由でございますが、地方税法の一部改正に伴う改正でございます。改正の内容につきましては、大きく3点ございます。  1点目の個人住民税関係でございます。まず、上場株式等の配当及び譲渡所得の取り扱いについてでございます。上場株式等の配当等につきましては、総合課税、源泉徴収、申告分離課税の3つの課税方式がありますが、住民税申告書、確定申告書の両方が提出された場合の取り扱いについて、記載内容を勘案して、住民税と所得税で異なる課税方式を選択することも可能であることが明確化されたものでございます。  同様に、上場株式等の譲渡所得の場合には、源泉徴収、申告分離課税のいずれかによる課税方法の取り扱いが明確化されたものでございます。  次に、課税の特例の期間延長でございます。従来適用しております肉用牛の売却による課税特例につきましては、平成30年度までの期間を平成33年度までに、優良住宅地の造成等に係る課税の特例につきましては、平成29年度までの期間を平成32年度までにそれぞれ3年間延長するものでございます。  次に、2点目、固定資産税関係でございます。震災等により消滅等した償却資産にかわり、新たに取得した資産に対する課税につきまして、これまでは災害救助法の適用が条件となっておりましたが、被災者生活再建支援法の対象となる市町村に適用されることに伴い、課税標準額の特例について規定するものでございます。  22ページでございます。わがまち特例でございます。わがまち特例とは、固定資産税の特別措置として、法律の定める範囲内で地方自治体が自主的に特例割合を条例で定めることができる地域決定型地方税制特例措置でございます。  ①の家庭的保育事業、②でお示ししております居宅訪問型保育事業、そして③の事業所内保育事業の3件につきましては、もともと課税の特例対象でありましたが、このたびわがまち特例に変更となったものでございます。  なお、適用する割合につきましては、これまでと同じ2分の1とするものでございます。  また、参考までに、現在対象となっている事業につきましては、①の家庭的保育事業に現在3園が対象となっております。  続いて、以下の2件につきましては、新たに追加となるものでございます。①の企業主導型保育事業に係る特例措置につきましては、待機児童解消を目的に子ども・子育て支援法に基づく政府の補助を受けた事業主等が一定の保育に係る施設を設置する場合、課税標準額を5年度間、2分の1とするものでございます。  また、②の市民公開緑地につきましては、良好な都市環境の形成を目的に緑地管理機構が設置管理する土地に対する課税標準額を3年度間、3分の2とするものでございます。  次に、高さ60メートル以上の超高層建築物、いわゆるタワーマンションの課税に係る改正でございます。上層階と下層階の市場価格には差異もあり、実際の取引価格の傾向を踏まえた案分方法に改正されるものでございます。  次に、23ページでございます。被災住宅用地の特例期間の改正でございます。従来の特例期間は2年度でありますが、被災市街地復興推進地域に定められた場合には4年度分とする改正でございます。  次に、耐震改修及び熱損失防止改修の減額についての改正でございます。もともと減額制度はございまして、耐震改修は2分の1、熱損失防止改修につきましては3分の1であります。このたび長期優良住宅として認定された場合には、3分の2を減額することとなるものでございます。  次に、3点目、軽自動車税関係についてでございます。環境への負荷の少ない軽自動車の税率につきましては、軽減等の特例措置、いわゆるグリーン化特例の適用期限を平成29年度から平成31年度まで2年間延長するものでございます。  あわせまして、グリーン化特例について、不正な手段で認定を受けたことが原因で認定等を取り消された場合には、不足額に10%を加算して徴収する特例が新設されたものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日。ただし、わがまち特例の緑地関係につきましては、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行日からでございます。  続きまして、24ページ、議案第363号でございます。専決事項は大田市地域振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の一部を改正する条例、専決年月日は平成29年3月31日でございます。  28ページをお開きください。改正の理由でございますが、過疎法の一部改正に伴う改正でございます。改正の内容につきましては、これまで課税免除の対象事業でありましたコールセンター業を除外し、新たに農林水産物等販売業、いわゆる6次産業を追加するものでございます。2,700万円以上の設備投資を行った場合に3年間課税免除することができるものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日から施行するものでございます。  続きまして、29ページ、議案第364号でございます。専決事項は大田市都市計画税条例の一部を改正する条例、専決年月日は平成29年3月31日でございます。  33ページをお開きください。改正の理由でございますが、地方税法の一部改正に伴う改正でございまして、改正の内容につきましては、先ほど議案第362号で御説明いたしました税条例の改正と同様に、わがまち特例の対象資産とする企業主導型保育事業、また市民公開緑地の用に供する土地について、固定資産税と同様に特例割合を規定するものでございます。  施行期日につきましても、市税条例の改正と同様でございます。  続きまして、34ページ、議案第365号でございます。専決事項は大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、専決年月日は平成29年3月30日でございます。  38ページをお開きください。改正の理由でございますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴う改正でございまして、改正の内容につきましては、扶養親族がある場合の加算額の改正でございます。このたびの改正につきましては、国家公務員に係る給与法が昨年改正されまして、扶養手当の支給額が変更となったことによるものでございます。  施行期日につきましては、平成29年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) これより本案6件に対する質疑を行います。  まず、議案第360号、専決処分(平成28年度大田市一般会計補正予算(第8号))の承認について、御質疑はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。  続いて、議案第361号、専決処分(平成29年度大田市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))の承認について、御質疑はありませんか。  17番、福田佳代子議員。 ○17番(福田佳代子) 住宅新築貸付資金のことですけれども、説明がありまして、10名、15件の方がまだ返済されていないということなんですけれども、4月で償還が満了ということで、今後、返済は引き続きしていただくわけですけれども、どういう処理の仕方になるのか、10名の方たちの市への返済というのはきちんとしていただけるという見通しというのは持っていらっしゃるだろうと思うんですけれども、もう少し内容についてお聞かせいただけますでしょうか。お願いします。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) 財政課長が説明したところでございますが、本年4月の償還をもってこの会計は閉じることとなるものでございます。  そして、滞納の方々につきましては、これまでも滞納長期化を防ぐために、定期的に電話とか訪問をする中で状況に応じた対応をいたしてきたところでもありますし、今後におきましても引き続き返済は求めてまいるというものでもあります。  そして、会計の処理方法につきましては、今回初めて閉じるということになります。これにつきましては、松江市さんが昨年度、同様に締めておられるということもありまして、現在、今、松江市さんにちょっとその仕方等については教えていただいているような状況もございまして、そのあたりについてはしっかりと対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 17番、福田佳代子議員。 ○17番(福田佳代子) 松江市さんが閉じておられるから大田市もというふうに聞こえましたけれども、では、それぞれの自治体にどういうふうにやっていくのかというのは任されているのかなというふうに受けとめました。では、松江市がしているから大田市ではなくて、大田市としてはどうなのかという、そういう考えでやっていただかないといけないのではないかなと思ったんですけれども、もう一度お願いします。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) 基本的に、もう今後、調定とか新たな債権が発生するものではなく、あとは徴収のみでございますので、それは今後、徴収のみを対象とするものでありますから、この特別会計を引き続き持っておく必要はないという判断のもとで、ただ、それと同じようなことを松江市さんが先例としてされておりますので、一応参考までに、今後同じような対応になろうかと思いますが、やっていくと、あくまでも大田市の考え、もしくは全国的な流れの中での対応になろうかというふうに考えております。 ○議長(内藤芳秀) よろしいですか。 ○17番(福田佳代子) はい。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 今、総務部長が説明があったところですけれども、貸付金の元利収入、これが不足する中で、最終的に5,541万5,000円、これが発生をするということになったわけですけれども、28年度分でおきましての滞納分が現年分、過年度分あるということでも話がありました。  あとこれは29年度をもって完了すると、特別会計がという話があったところですが、実際には、特別会計がなくなった場合、今おっしゃった滞納者からの徴収、この扱いはどういう項目でされるのか、今後ですね、どういう項目でやられるのか、そういう面についても少しお聞かせをいただきたいと思いますし、現年度分、過年度分について、もう一遍数字を                〔停電のため中断〕 ○議長(内藤芳秀) 暫時休憩いたします。               午前9時54分 休憩               午後1時00分 再開 ○議長(内藤芳秀) 休憩前に引き続き会議を開きます。  改めて質疑を続行いたします。  19番。どうしましょうか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 質問をいたしまして、執行部に答弁を求めて、ちょうど電気が消えたと思います。水を差されました。 ○議長(内藤芳秀) それで、改めましてから始めようかなと思いましたが、答弁からのほうがよろしいですか。 ○19番(清水 勝) いいですよ。 ○議長(内藤芳秀) 答弁からがよろしいですか。 ○19番(清水 勝) はい、いいですよ。 ○議長(内藤芳秀) 上西財政課長。 ○財政課長(上西 宏) 清水議員さんの御質問にお答えをいたします。  まず、今後につきましては、一般会計の中で滞納繰り越し分として管理をしていくということとしております。詳細につきましては、今後詰めていくこととしております。  それから、現年分それから過年度分の滞納の状況ですけれども、現年分につきましては2万9,687円、過年度分につきましては5,541万4,797円となっております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) 清水議員さん、また先ほど福田議員さんからも御質問があったところでございますけれども、要は滞納分の返済、今後どうなっていくんだというような御心配からの御質問であろうと思いますが、これにつきましては今後もしっかりと返済を求めていく考えでございますので、御理解をいただきたいと思っております。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) せっかくですから、一般会計の扱いだということで、わかりました。  ただ、この種の扱いについては、一般的には5年の時効という公的なルールがあるわけでございまして、時効が、こういう面が非常に行政においても全国的にもこの時効扱いとの関連で微妙な状況が出ておることも私は聞いておるところであります。でありますから、そういう面についてもしっかりと私は、受けとめる中で私は対応していかなくてはいけんのではないかなという、時効ではないかなという感じはするんですけれども、そういう面について、時効との絡みについて、構えも含めて少しお聞かせをいただきとうございます。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) 債権に係るものについては、時効は当然あろうと思っております。それについては、時効を迎えるまでというところで、当然強く返済を求めていくべきことであろうと思います。  ただ、今、民法における時効については、どうも統一的な見解も今、国のほうで改正も検討されておるような声もありますので、そのあたりも踏まえました上で、今後しっかりと対応していきたいというふうに考えております。 ○19番(清水 勝) いいです。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。  続いて、議案第362号、専決処分(大田市税条例の一部を改正する条例制定)の承認についてから議案第365号、専決処分(大田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定)の承認についてまでの条例案件4件について、御質疑はありませんか。  17番、福田佳代子議員。 ○17番(福田佳代子) 第362号についてお聞きをいたします。  22ページですけれども、先ほどの説明で、わがまち特例の割合を規定、その中で保育園の関係ですね、市の認可を受けてということで、保育ママさんの関係のところかなというふうに受けとめましたけれども、3園ということになっています。2分の1が減額されるということなんですけれども、この金額ですよね、この特例で幾ら減になるのか。全体の金額、それで、2分の1の特例で幾らになるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それから、23ページの認定長期優良住宅の、これに該当するようなところというか、ことが大田市であるのでしょうか、そのことをお願いいたします。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) まず、1点目の家庭的保育事業に係る3園の状況、金額的なものでございますが、減額額、29年度、今年度でございますが9万1,000円でございます。2分の1でございますので、全体では18万2,000円というふうに御理解いただきたいと思います。  続きまして、2点目のオの耐震改修熱防止のところの実績でございますね。そこで認定を受けてということでございますけれども、この実績につきましては、過去に耐震改修実績についてはございませんが、熱損失防止改修、要は省エネに対応するものではありますけれども、これにつきましては、過去平成25年、26年に1件ずつ対象となっております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) よろしいですか。 ○17番(福田佳代子) はい、わかりました。 ○議長(内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 総務部長、説明されましたね。わがまち特例の中で、施行期日ですが、この都市緑地法等の一部を改正する法律の施行日から施行するということをおっしゃいました。この法律の施行日からということになっておりますけれども、実際には何年何月という状況等はわかっているんですか。それをちょっと教えていただきとうございますし、全体的に、市税条例の一部改正ですけれども、影響額がマイナスのほうが多いなというような、私は感じがしたんですが、全体的に大体、概算的にどのぐらいの影響額があるのか、委員会付託がないもんですから、少し教えて説明いただけませんか。  それから、消防部長さん、これは第365号ですね、全国的に消防団員の欠員が大変厳しいものがあるということで、当市においては、御努力される中で定数いっぱいだということで伺っておりますけれども、扶養手当の関係だということでしたが、子供さんの関係はプラスになっております、50円だけプラスになっております。ほかはみんなマイナスになっておりまして、全国的にこういうマイナス傾向が出た場合に、消防団員の確保、そういうものについて課題が出てくる心配はないんですか。それは全国的な問題かもしれませんですけれども、当市は定数いっぱいあるようですけれども、全国的にそういう議論等はないんですか。御案内のとおり、ボランティア的な精神で命、財産を守ってもらっとるという皆さんの扱いでございます。身分であります。そういうことも含めて、そういう、下げられますけれども、いろいろ悪い影響が出てくるんじゃないかなという感じはしておりますものですから、この点についても少しお聞かせいただきとうございます。たったそれほどです。
    ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) 私のほうから大きく2点お答えをさせていただきます。  まず、22ページの都市緑地法の施行の関係でございますけれども、国のほうにおかれましては本年5月12日に公布となっております。しかしながら、その公布の日から2カ月を超えない範囲内で、政令で定める日から施行される予定でございまして、きのう現在ではまだ施行はされていませんけれども、近いうちに施行されるものと考えております。  それともう1点、今回のこれらの減額等によってどのくらいの減額額となっているのかということでございますけれども、今現在、全て整理した数値は持っておりませんが、例ではございますけれども、今回地域振興に促進するということで過疎法の関係がございますけれども、製造業におきまして、6社分ではございますけれども、継続分として課税免除、これにつきましては約2,470万円の免除をいたしております。  しかしながら、これらにつきましては国のほうから減収補填、約75%入ってくるということでございまして、基本的に国の法律に基づいて減額もしくは課税免除しているものにつきましては、国のほうから一定の補填をしていただけるものでありまして、ただし、市が独自に行っているということになりますと、それは補填がないということで御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 幸村消防部長。 ○消防部長(幸村卓己) 清水議員御質問の2点あったと思います。金額の差、それとこういうふうな措置によって、全国的に消防団員の確保が非常に困難になるのではないかという2点でございます。  まず1点目でございますけれども、配偶者、子供、今お示ししている数字でございますが、差があるんではないか、増額もあるし減額もあるんではないかという御指摘でございますけれども、この定められた加算額というものは、総務部長、登壇して申しましたけれども、常勤職員の扶養手当額をもとに算出をしておるものでございまして、このたびの給与法の改正によりまして、配偶者につきましては減額、子供につきましては増額ということになりましたので、それぞれ配偶者につきましては減額、子供に対しましては増額ということになったところでございます。  それともう1点でございます。このことによって消防団の確保が非常に困難になるのではないかということでございます。本市の消防団、御存じのように844、条例定数満了にしております。現在、国のほうで消防団を中核とした地域防災力の充実強化法という法が定められておりまして、これに基づきまして、消防団の手当を含めて処遇改善、本市のほうも取り組んでおりますけれども、装備の改善、こちらのほうで、消防団に対する処遇のほうは手厚く事業的なものを実施しておりますので、今回のこの一部改正によって消防団の確保が大きく困難になるという影響はないと思っております。以上でございます。 ○19番(清水 勝) いいです。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本条例案件4件に対する質疑を終結いたします。  これより本案6件について、討論・表決を行います。  まず、議案第360号について、討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第360号は、原案のとおり承認されました。  続いて、議案第361号について、討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第361号は、原案のとおり承認されました。  続いて、議案第362号について、討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第362号は、原案のとおり承認されました。  続いて、議案第363号について、討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第363号は、原案のとおり承認されました。  続いて、議案第364号について、討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、議案第364号は、原案のとおり承認されました。  続いて、議案第365号について、討論はありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。             [「異議あり」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議がありますので、起立により採決をいたします。  本案は、原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                 [起立多数] ○議長(内藤芳秀) 起立多数であります。  よって、議案第365号は、原案のとおり承認されました。 ◎日程第6 市長提出議案上程[堤案理由説明] ○議長(内藤芳秀) 日程第6、続いて、議案を上程いたします。  議案第366号から議案第369号までの4件を一括議題といたします。  議案名を朗読いたさせます。                [事務局職員朗読] ○議長(内藤芳秀) それぞれ提案理由の説明を求めます。  竹腰市長。              [市長 竹腰創一 登壇] ○市長(竹腰創一) 提出いたしております議案第366号から議案第369号までの各議案につきまして、提案理由の概要を申し上げます。  議案第366号は一般会計補正予算であり、地域密着型サービス拠点整備補助の増額及び国民健康保険事業特別会計繰出金の減額など、総額2,800万円余の増額、議案第367号は国民健康保険事業特別会計補正予算であり、2億7,300万円余の減額、議案第368号は後期高齢者医療事業特別会計補正予算であり、31万円の増額をするものであります。  次に、議案第369号は条例案件であり、法律の改正及び施行に伴い条例を制定するものであります。  以上、提案いたしました諸議案につきまして、その大要を申し上げました。詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせることにいたしますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。 ○議長(内藤芳秀) 上西財政課長。             [財政課長 上西 宏 登壇] ○財政課長(上西 宏) それでは、議案第366号から第368号までについて御説明をいたします。  お手元に配付をしております平成29年度6月補正予算説明資料により御説明をいたします。  1ページの総括表をごらんをいただきたいと思います。お示しをしておりますように、一般会計につきましては2,805万2,000円を補正し、補正後を232億3,705万2,000円に、特別会計の国民健康保険事業につきましては2億7,325万7,000円を減額し、補正後を51億374万3,000円に、後期高齢者医療事業につきましては、31万円を補正し、補正後を11億31万円とするものでございます。  まず、一般会計補正予算について御説明をいたします。  資料の2ページをお開きをいただきたいと思います。1番目、2番目につきましては、ともにコミュニティ助成事業でございまして、190万円、40万円をそれぞれ補正するものでございます。池田地区まちづくり協議会が実施されます浮布広場の環境整備及び照明設備整備、あゆみ保育園幼年消防クラブの鼓笛隊セットの購入に対しまして助成をするものでございます。3番につきましては、後ほど御説明をいたします。  地域密着型サービス拠点整備補助でございます。3,758万9,000円でございまして、社会福祉法人仁摩福祉会が長久町で実施をされます小規模多機能型居宅介護事業所整備に対しまして補助をするものでございます。  5番及び3ページの6番につきましては、小学校費、中学校費の就学援助事業でございまして、お示しをしておりますとおり、国の要保護児童生徒援助費の単価の見直しなどによりまして、小学校費につきましては13万9,000円、中学校費につきましては111万円をそれぞれ補正するものでございます。  なお、単価改定の内容でございますけれども、新入学児童生徒学用品等でございまして、小学校へ入学の場合が2万470円を4万600円に、中学校へ入学の場合が2万3,550円が4万7,400円になるものでございます。  財源につきましては、3ページにお示しをしているとおりでございます。  一般会計につきましては、以上でございます。  続きまして、国民健康保険事業特別会計でございます。  4ページをお開きをいただきたいと思います。まず、右側、歳出でございます。総務費、一般管理費10万8,000円を減額するものでございます。国保月報システム改修費の減でございます。  続きまして、保険給付費でございます。療養諸費、一般療養給付費2億1,156万9,000円、退職者療養給付費2,529万円をそれぞれ減額するものでございます。これは、1人当たり医療費推計を、一般は当初49万5,000円と見込んだものを47万2,000円に、退職者につきましては、当初44万5,000円を38万5,000円にそれぞれ引き下げるものでございます。③の一般療養費、④の退職者療養費につきましては、平成28年度実績に基づきまして、それぞれ増額するものでございます。  (2)の高額療養費の①一般につきましては2,888万1,000円、②退職者につきましては605万円を平成28年度実績に基づきまして、それぞれ減額するものでございます。  3番の後期高齢者支援金から6番の介護納付金につきましては、それぞれ支払い基金の通知によるものでございます。  以上、歳出につきまして2億7,325万7,000円減額するものでございます。  続きまして、左側、歳入でございます。  1番の保険料についてでございます。一般、退職者ともに医療現年の1人当たり保険料を当初6万5,600円と積算したものを6万円に、後期高齢現年につきましては、当初1万9,600円を1万8,300円に、介護現年につきましては、当初2万5,400円を2万3,000円にそれぞれ引き下げるものでございまして、保険料合計で7,347万円減額するものでございます。  4番、国庫支出金、5番、療養給付費交付金、7番、県支出金につきましては、医療費の減を見込むことにより、それぞれ減額をいたします。  6番、前期高齢者交付金につきましては、支払い基金の試算によるものでございます。10番、繰入金でございます。一般会計繰入金につきましては1,308万6,000円減額するものでございまして、その内訳は、保険者軽減分が831万2,000円、保険者支援分が477万4,000円の減となっております。基金繰入金につきましても6,300万円減額し、歳入合計を2億7,325万7,000円減額するものでございます。  続きまして、後期高齢者医療事業特別会計でございます。5ページをお開きをいただきたいと思います。今回の補正予算の内容でございますけれども、この保険料の算定につきましては、島根県後期高齢者医療広域連合が行っておりますけれども、国から提供されている保険料算定システムの一部に誤りがあることが判明したところでございます。このことによりまして、15件分の還付処理が必要となり、還付金、還付加算金につきまして補正をするものでございます。  歳入につきましては、広域連合からの納付金でございまして、31万円、歳出につきましては、保険料還付金といたしまして27万3,000円、還付加算金といたしまして3万7,000円、合計31万円をそれぞれ補正するものでございます。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) それでは、議案第369号の条例案件につきまして御説明を申し上げます。  議案書の39ページをお開きください。議案第369号、大田市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例制定についてでありますが、新設条例でございます。  42ページに説明資料をつけておりますので、お開きをいただきたいと思います。  まず、制定の理由でございますが、農業委員会等に関する法律の一部改正により、農業委員会の委員の選出方法の変更、これまで公選制でありましたが、今後、市長の任命制への変更となるものでございますが、及び農地利用最適化推進委員が新設されたことに伴いまして、条例を新たに制定するものでございます。
     制定の内容でございます。第1条は、趣旨を規定いたしております。第2条では、農業委員会の委員の定数を17人と規定するものでございます。なお、現行の定数は、選挙による委員20名、選任による委員6名、合計26名でございます。第3条では、農地利用最適化推進委員の定数を28人と規定するものでございます。  なお、任期は、ともに3年でございます。  施行期日等でございます。1点目は、現農業委員の任期が平成30年1月31日まででございますので、平成30年2月1日から施行するものでございます。2点目は、このたびの制度改正により現行の定数条例を廃止するものでございます。3点目は、非常勤特別職の報酬及び費用弁償の改正でございまして、農業委員会の会長、また43ページでございますが、会長代理、委員の月額報酬、費用弁償につきましては現行どおりでございますが、新たな推進委員につきましては月額報酬を1万7,300円、費用弁償につきましては農業委員と同額とするものでございます。  また、報酬につきましては、新たに農地利用の最適化に係る活動及び成果の実績に応じ、国からの交付金を財源といたしまして支給することとなるものでございます。以上でございます。 ◎日程第7 報告 ○議長(内藤芳秀) 日程第7、報告第45号、平成28年度大田市一般会計継続費繰越計算書から報告第52号、専決処分事項の報告についてまでの8件について、それぞれ報告願います。  上西財政課長。             [財政課長 上西 宏 登壇] ○財政課長(上西 宏) それでは、報告第45号から第47号までを一括して御報告をさせていただきます。  議案の44ページをごらんをいただきたいと思います。報告第45号でございます。平成28年度大田市一般会計継続費繰越計算書でございまして、防災行政無線増設整備事業でございます。継続費の総額が1億2,000万円、28年度の予算額が5,996万2,000円、支出済み額が4,762万8,000円でございまして、翌年度逓次繰越額を1,233万4,000円とするものでございます。本年8月完了の予定でございます。  続きまして、45ページ、第46号、一般会計繰越明許費繰越計算書でございます。なお、既に議決をいただいておりますので、繰越金額の読み上げは省略をさせていただき、事業名、完了予定日について御報告をさせていただきます。  なお、一番最初に掲げております石見銀山遺跡世界遺産登録10周年事業につきましては、28年の9月議会で議決をいただいております。以降につきましては、全て29年3月議会で議決をいただいております。  石見銀山遺跡世界遺産登録10周年事業、個人番号カード交付関連事業、仁摩地区道の駅整備事業につきましては、いずれも平成30年3月完了予定でございます。  畜産競争力強化対策事業、本年7月、農業用施設維持補修支援事業、30年3月、林地崩壊防止事業、本年9月、漁港改修事業、本年12月、過疎対策道路整備事業、本年9月、社会資本整備総合交付金事業、本年7月、高規格幹線道路等関連周辺地域整備事業、本年9月、一般道路整備事業、本年7月、橋梁長寿命化事業、河川維持事業ともに本年6月でございます。  続いて、46ページでございます。用悪水路整備事業、本年10月、重要伝統的建造物群保存地区整備事業、本年9月、現年耕地災害復旧事業、林道災害復旧事業、土木災害復旧事業につきましては、30年3月完了予定でございます。ちなみに、耕地災害については69カ所、林道災害につきましては5カ所、現年土木災害につきましては89カ所の予定でございます。  続きまして、47ページ、報告第47号でございます。下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書でございます。公共下水道整備事業(雨水)、これにつきましては5月に完了をしております。下段の公共下水道整備事業につきましては、本年6月完了予定でございます。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 大野上下水道部長。            [上下水道部長 大野秀穂 登壇] ○上下水道部長(大野秀穂) 続きまして、報告第48号、平成28年度大田市水道事業会計予算繰越計算書について御報告いたします。  繰り越ししました工事は、大田町柳ヶ坪地区、大田町大正東地区及び大田町諏訪地区における排水管等支障移転工事3件でございます。これは、ともに下水道工事の工期延期に伴うものでございます。工事の完了予定は、柳ヶ坪地区が6月末、その他の2件につきましては7月末といたしております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 近藤市立病院事務部長。           [市立病院事務部長 近藤昌克 登壇] ○市立病院事務部長(近藤昌克) 続きまして、49ページ、報告第49号、平成28年度大田市病院事業会計予算繰越計算書について御説明申し上げます。  地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越額は、新大田市立病院建設事業翌年度繰越額5,091万円でございます。ECI方式による実施設計協議に日数を要したため、設計委託業務等が年度内に完了することができなかったものでございまして、事業完了は平成29年12月を予定いたしております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。             [総務部長 岡田 稔 登壇] ○総務部長(岡田 稔) それでは、報告第50号から第52号までの3件につきまして、一括して御報告を申し上げます。  いずれも公用車による事故でございますが、地方自治法の規定によりまして専決処分をいたしましたので、これを報告するものでございます。  まず報告第50号でございます。議案書の52ページをお開きください。専決年月日は平成29年4月8日でございます。損害賠償の額は2万6,935円、相手方につきましては、掲げておりますとおりでございます。  事故の概要でございますが、市役所西側駐車場において駐車中の相手車両に接触し、損傷させたものであります。  なお、示談による処理でございまして、過失割合は当方10、相手方ゼロでございます。  続きまして、報告第51号、55ページをお開きください。専決年月日は平成29年4月4日でございます。損害賠償の額は39万5,972円、相手方につきましては、掲げておりますとおりでございます。  事故の概要でございますが、山口町地内の市道において除雪中に電柱を倒してしまったものであります。  なお、示談による処理でございまして、過失割合は当方10、相手方ゼロでございます。  続きまして、報告第52号、58ページをお開きください。専決年月日は平成29年5月8日でございます。損害賠償の額は69万3,641円、相手方につきましては、掲げておりますとおりでございます。  事故の概要でございますが、静間町地内の国道9号において、停車していた相手車両に接触し、損傷させたものであります。  なお、示談による処理でございまして、過失割合は当方10、相手方ゼロでございます。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。  18番、石橋秀利議員。 ○18番(石橋秀利) ちょっと報告第50号から52号までの件について質疑したいと思います。  先ほどの説明によりますと、ほぼ100%こっちが悪いというふうな説明を受けたわけですけれども、なぜこういうのが起きるのか。今までもこういう、こっちも専決処分事項になってから、余計ども何か事故が多いような気がするんですけれども、事故があった場合には保険でできるという安易な考えであってもらうと困るんですよ。実際にもしそういうことがあった場合には、何かその中で、研修といいますか、何かの処置というものをやっておられるのかどうか、それのことを教えてください。 ○議長(内藤芳秀) 岡田総務部長。 ○総務部長(岡田 稔) 議員さん御指摘のとおり、これまでもそれなりの件数の事故、公用車事故を起こしておりまして、議会におきましては専決処分を報告させていただいておるという実態がございます。  結果といたしましては、人身事故にはつながるケースはございませんでしたけれども、これまでも機会あるごとに全職員に対しまして、当然きちっと交通安全に留意するというような注意することは当然ではございます。それにあわせまして、研修会、直近でいきますと、警察のほうから来ていただく中で、全職員を対象に交通安全、法令遵守というような面も含めまして、厳しいこちらからも訓示をする中で、職員のほうには周知徹底をする中で、気をつけていこうというところは図っているところではございますが、結果としてこのような事故がまた多発しているということについては大変申しわけなく思っているところでございます。  今後につきましては、できるだけ起きないようには当然、全職員取り組んでいかなければならないという意識は持っているつもりではございますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 18番、石橋秀利議員。 ○18番(石橋秀利) それはそういうふうに言えばいいという問題ではないんですよ。これ事故、内容は御存じですか。とまった車に当てるとか、ちょっと考えられないですよ、普通。なぜこういう事故が起きるんですか。おかしいでしょう。みんな保険で解決できるという認識があるんではないですか。だったら、そこら辺のことをきちっと頭を切りかえていただいてやっていただかないと、なくならないですよ、これは、はっきり言って。ずっと今までこの繰り返しではないですか。今までもずっと、ちょっと様子を見ていたんですよ、はっきり言って。だけれども、内容が本当。御存じでしょう、この内容は。  だから、なぜこういうのが起きるかいうことでしょう、はっきり言って。普通、考えられないですよ、こういうことは、そこに問題があるんですよ。ただ先ほど言ったことをやるだけではないんですよ。もっと違ったことをやってください。事故のないようなことができるような方法を考えて、中では協議してください。以上。 ○議長(内藤芳秀) 御意見でよろしいですか。 ○18番(石橋秀利) はい、いいです。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。  17番、福田佳代子議員。 ○17番(福田佳代子) 専決の第5号の内容についてですが、55ページですね、除雪車で除雪中にということになってます、公用車を使っての除雪。これは、運転をしていたのは職員ですか、ほかの業者の方ですね、これ、この事故の状況についてのところの説明。運転をしていたのは職員か業者の方かというのを教えていただけますか。 ○議長(内藤芳秀) 川上建設部長。 ○建設部長(川上節夫) 御存じのように、除雪については業者委託しておりますので、業者でございます。 ○議長(内藤芳秀) 17番、福田佳代子議員。 ○17番(福田佳代子) そうした場合の責任というのも市のほうがこんなふうに責任をとらなくちゃいけないのか、運転されていた業者のほうの責任というのは問われないのかどうなのか、そこがわかりませんので教えていただけますか。 ○議長(内藤芳秀) 川上建設部長。 ○建設部長(川上節夫) 委託契約書の内容でございますけれども、もちろん第三者に及ぼした損害でございます。これにつきましては委託業者のほうで履行をしなければならないというふうになっておりますけれども、この車両については市のほうが貸与をしておりまして、貸与の車両によって起こした損害については、発注者が加入する保険で対応するという規定になっております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 17番、福田佳代子議員。 ○17番(福田佳代子) 納得いかないような、納得しなきゃいけないような、よくわかりませんが、でも、聞いていて、何かちょっとおかしいんではないかなと思うんですが、世間一般そういうふうになっているものなのでしょうか。車両の持ち主が責任者であるという、こういったことです、全てほかのことに関してもそういうものなのでしょうか、もう一度お願いします。 ○議長(内藤芳秀) 川上建設部長。 ○建設部長(川上節夫) 最終的な判断は過失であるか過失でなかったかということになろうかと思います。この件につきましては、除雪でございますんで、雪がかなり積もっておりまして、電柱の支線でございますんで、そこにかなり雪が積もっておって、それの確認ができなかったということでございまして、過失ではないというふうな判断したところでございます。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 一つには、報告事項で大変繰り越し内容がふんだんにありまして、確かに3月定例会では議決はしておりました。ただ、これだけの内容がある中で、完了予定時期も言われました、来年の3月というお話もありました。  元来この種の繰越明許に関しましては、できるだけ避けなさいよというのが財政的な原則であると思います。極端に10カ月も先送りするような内容が出ておるわけですけれども、こういう面について、私なりに法的な根拠を見てみますに、極端な繰越明許については予算の組み替えをしなさいという条文があるんですね、条文が。そういう関係について、私はもう少し業者の方も、手間人がおらんとか、人の確保ができんとかいうようないろいろな面があるかもしれませんですけれども、私はできるだけ速やかに繰越明許事業を終えるべきではないかと思うんですが、そういう面について少し御見解なり所感があると思いますから、お聞かせいただきとうございます。  それから、報告第47号、この下水道事業特別会計の繰越明許ですが、これ多分、温泉津の街区の関係だと思います。実際にこの事業については繰り越しなり予算の組み替え修正したりといういろんな面の経過があったと思います。大変手間暇をかけられた事業であると思います。  現在は、この地区において、泉源等を含めてお二人ぐらいですか、いろいろ過去のいろいろな例を聞いたことがありますが、こういう面についてはスムーズに話がまとまっているんですか。これからまだ上方に向かって継続事業で工事があると思いますけれども、私は余りにもここの事業については年月がかかり過ぎておる事業ではないかなという強い思いがしておるところであります。そういう面について、現況も含めてお聞かせをいただきとうございます。  次に、報告第48号はいいか、第48号はやめて第49号ですね、28年度の大田市病院事業会計の繰越計算書です。私、28年の当初からの予算書をちょっとコピーしてきたんですよ。間違ったら言ってくださいね。28年度当初、予定額として10億8,992万1,000円、これが計上されているんですね。それからことしの3月の補正で12億3,685万8,000円、このうち建設改良費、これについては、当初は7億5,279万2,000円、ことしの3月の最終補正で8億9,972万9,000円になっているんです。これは建物整備費についても同じ8億9,972万9,000円。マイナスの、当初に比べてですよ、今言った数字を見ますと、非常にふえている状況があるわけです。  それで、1年間をちょっと見てみますのに、去年の12月議会でも建物整備費で減額をしておられます。163万1,000円、これは補正で出ているんですね。でありまして、今回予算の計上額は1億4,618万4,000円に出ておりまして、繰越額は5,091万円になっておるわけですけれども、この内容について、私が今言った、去年の当初から数字と随分変化しておるわけですけれども、いつどういうぐあいに変化したのか、総事業費が1億4,600万円少々ですけれども、いつこういう数字になったのかなということで、私は28年の補正も含めて見てみますのに、なぜこういう数字が出てきておるのかなという受けとめをしておるところですけれども、少しお聞かせをいただきとうございます。  あわせまして、不用額19万9,440円出ております。何の不用額か、不用額、これもお聞かせいただきとうございます。  それから、説明欄にECI方式による実施設計協議に日数を要したためということで繰り越しの関係が出ておりますけれども、ECI方式、これは実施要項に基づいて取り組みがあるんですね。私なりに考えてみますと、ECI方式、審査委員会も7名ですか、7名の皆さんで審査委員会を設ける中で協議をなさって、既に3月議会のときにおっしゃったのは、審査委員会も解散をしましたよということを言われました。にもかかわらず、ECI方式による繰り越しの関係だと、日数がかかっとるということですけれども、確かに先般の特別委員会で、半年だけ工事着工おくれるということを言われましたですけれども、プロポーザル、実施要項、これを私なりに読んでみますと、まだこういうような内容が出ていいんかいなと、ECI方式、プロポーザルの実施要項からは外れた内容になっているんではないかと思うんです。あの中にも間違いなく書いておられましたように、ことしの7月から工事は本格着工しますよという項目もありました、実施要項の中に。こういう内容等を見てみますと、私は、この病院の建てかえ事業については、いろいろな面でルールから逸脱しているなと、外れているなという気がして私はならないところですけれども、そういうことも含めて、篤とお聞かせいただきとうございます。 ○議長(内藤芳秀) 尾田産業振興部長。 ○産業振興部長(尾田英夫) 報告第46号の繰越明許費の関係で、終期が30年3月になっておるものもあるけれどもということでございます。  産業振興部所管の事業について、私のほうから申し上げますと、議案集の45ページのところ、あるいは46ページのところにございますけれども、それぞれ29年度中に完了できなかったものを繰り越しをさせていただいておるところでございますけれども、このうち金額の大きいもの、3番目の道の駅整備事業などにつきましては、既に用地買収等は4月中で終えておりますけれども、全体の基本設計等で調整する事項があるということで、30年3月ということでさせていただいておるものでございます。  そのほか30年3月となっておりますものにつきましては、昨年の災害等に係るものでございまして、これはこの4月から鋭意発注に努めておりますので、なるべく早く完了を目指して取り組んでまいりたいというふうに思っております。以上でございます。            [「手間がないの」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 川上建設部長。 ○建設部長(川上節夫) 現年土木災害復旧工事でございます。これにつきましては、昨年の7月あるいは8月に起債を受けたものでございます。これにつきましては、全体でかなり140件近くがあったわけでございまして、89件が繰り越しの対象ということでございます。これにつきましては、早期発注に努めたところでございまして、私どもの予定では、土木災害復旧工事についてはことしの7月完成ということで鋭意完了に努めているところでございます。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 大野上下水道部長。 ○上下水道部長(大野秀穂) 先ほど御質問いただきました下水道事業関係の繰り越しでございます。  このたび繰り越しさせていただきますのは、公共下水道整備事業の雨水、これが温泉津のまちの中で工事をさせていただいているものでございます。その下に書いております公共下水道整備事業、これは先ほど水道事業の繰り越しのほうでも説明させていただきましたけれども、大田町の柳ヶ坪、大田町の大正東、大田町の諏訪地区で今、工事を進めさせていただいているところでございます。この工期につきましては、6月ないし7月までに完了と考えて実施しております。  先ほど申しました温泉津の町なかの雨水でございますが、地元関係者との調整というのもなかなかうまくいかない状況でこの雨水等の工事をさせていただいております。今後とも地元の方と協議をしながら、できるだけ御理解をいただく中で事業を進めていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 近藤市立病院事務部長。 ○市立病院事務部長(近藤昌克) 新病院建設に関する繰り越しの内容でございますが、まず、1億4,618万4,000円の、これの予算の計上でございますけれども、これは平成28年の4月に開催いたしました臨時議会で議決をいただいた予算額のうちでございます。4月の臨時議会で新病院建設としまして、実施設計変更業務委託料、実施設計協力業務委託料、また手数料審査会経費等を含めて1億4,831万1,000円の補正予算額をいただいております。このうち実施設計変更業務委託料1億4,158万8,000円と実施設計協力業務委託料459万6,000円の予算額に対して今回繰り越しの必要が生じたということでございます。  なお、不用額につきましては、それぞれの委託料につきまして、契約に伴う減額が、減が生じましたので、不用額の処理をいたしたものでございます。  また、3点目としてございましたプロポーザルの実施要項に外れた内容ではないかという御指摘でございますが、この点、先般の特別委員会でも申し上げておりますように、今回協定を締結した以降の、その後のECIでの実施設計業務を協議する中で、期間が延びる、状況の変化が発生したということでございますので、御理解賜るようにお願いいたします。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) よろしいですか。  19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 話がありました繰越明許の関係であります。報告第46号です。  私は、これだけ工期がおくれて、来年の3月という内容もおっしゃったわけですけれども、元来、約1年送ることについては、法的に、私の知るところでは予算を組み替えなさいという内容もあったように記憶しておるところでございますが、そういう心配は当たらんのかどうなのか。  あわせて工事業者の皆さん、なかなか人が集まらん、マンパワーの確保ができんということをおっしゃるんですけれども、設計のおくれとかいうことは話がありましたですけれども、そういう関係等については全く業者の皆さん、大丈夫だという意向はあるんですか、どうなんですか、少しお聞かせいただきとうございます。  それから、第47号です、雨水の関係で、温泉津の街区については、いろいろ複雑な内容もあるように私は受けとめたところですけれども、これは一部の方の賛同がいただけんのか、それとも地域を挙げて難しいのかどうなのか。私は、かねがねその地域、工区を分けとるんですね、3つ、4つに工区を分けてやっているわけですよ。そういうことも含めて、全体的に地域の皆さんの理解、賛同が得られる中でこの事業を始めるべきではないかということも言ったと思います。でありますから、私は、途中で頓挫するようなことがあってはいけん事業とも思いますし、そういう面についてはしっかり地元協議を全体的に調う中でこの事業に対しては取り組むべきではないかなと思います。いずれにいたしましても、地元協議、これが大事になってきますけれども、ぜひそういう面を含めて熟慮を願いたいと思います。  病院の関係です。病院の関係については、去年の3月の補正も含めてという内容がありましたですけれども、私は28年度の当初からことしの3月の補正を含めてちょっと数字を言ったところであります。でありまして、非常に大きな数字で変化をしているなという感じを受けとめたところであります。  いずれにいたしましても、この市立病院の建設事業につきましては、おくれてもおりますですし、私はECI方式によるプロポーザルの実施要項、これを何回読んでみても理解に苦しむ状況に見えてなりません。でありますから、ぜひプロポーザル実施要項、審査委員会も終わっております。でありまして、今後は、取り扱いですけれども、病院と業者、この間での詰めていく状況になるのか、あるいは、かつては副市長さんが審査委員会の副委員長に出ておられましたね、あがでしたが。              [「そう」と呼ぶ者あり] ○19番(清水 勝) そういう状況も私、記憶しておるところですけれども、本庁からも参加する中で詰めていくのかどうなのか、そういう取り組み方についても少し内容がありましたらお聞かせをいただきとうございます。 ○議長(内藤芳秀) 上西財政課長。
    ○財政課長(上西 宏) 繰り越し事業についてお答えをさせていただきます。  繰り越し事業につきましては、地方財政法により認められております。基本的には、問題はないというふうに考えております。ただ、議員さん御指摘のとおり、なるべく早い段階での完了、こういったことは各原課に徹底をしていきたいというふうに考えております。  ただ、2年度、2年にまたがって事業を行うということは可能であるというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 川上建設部長。 ○建設部長(川上節夫) 議員さん御質問の業者のマンパワー不足等々の御指摘でございますけれども、私ども発注者といたしましても、地区を分けたりしながら工夫もしておるところでございます。結果的には受注をしていただいたということでございますので、これについては大丈夫だというふうに理解しているところです。以上です。 ○議長(内藤芳秀) 近藤市立病院事務部長。 ○市立病院事務部長(近藤昌克) 市立病院建設事業についてでございます。  今、お話ございましたように、ECI方式による実施設計の作成、策定業務がおくれているということは御指摘のとおりでございます。審査会につきましては、これは適正な事業者を選定するために審査会を設置して、その役割というのは11月下旬に大成建設を優先工事権者として選定した段階で役割を終えております。  現在は、選定されました施工予定者である大成建設と設計者である石本建築、また発注者でございます病院で現場、実施設計のほうをどのように詰めていくのかというのを技術的観点から3者協議で今、詰めているところでございます。現在、この前の特別委員会でも申し上げましたが、目標金額85億8,000万円で、今さまざまなVE提案を協議する中で、その目標に向けて作業を進めているところでございますので、そのように御理解賜ればということでございます。以上でございます。 ○議長(内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。 ○19番(清水 勝) 病院の建設工事について、少なくとも私は、こうしてECI方式で取り組んでおられるわけですけれども、設計業者の基本設計、多額の財政を投資してやっとる経過もあるんですよ。そういうことも大事にする中で、私はこれから進めないといけんことではないかなと思うんですよ。何かいろいろ基本設計の内容が崩れるようなことばかり何か出てくるような感じがしてしようがないものですから、そういう面についてもこのECI方式、半年ほどずらすというような話ですけれども、着工をね、ぜひそういう面についても十分協議される中で取り組んでいただきとうございます。  何分にも数字も大きい内容であります。申し上げましたように、私は本庁からも参加する中で対応していくべき事案ではないかなという強い気持ちがしておるところですけれども、そういう面について、市長等、取り組みの決意がありましたら少しお聞かせいただきとうございます。本庁も参加してやる状況はないですか。 ○議長(内藤芳秀) 竹腰市長。 ○市長(竹腰創一) これまで御説明申し上げているとおりでありまして、もちろん本庁としても適時協議しながら進めております。 ○議長(内藤芳秀) ほかにありませんか。              [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本報告8件に対する質疑を終結いたします。 ◎日程第8 請願の処理 ○議長(内藤芳秀) 日程第8、請願書が1件提出されておりますので、本日の会議に付議いたします。  請願第4号、森林環境税(仮称)の早期創設を求める意見書提出方についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本請願は、請願文書表のとおり、産業建設委員会へ付託することに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。  よって、本請願は、産業建設委員会へ付託することに決しました。  ただいま付託いたしました請願は、今会期中に審査の上、最終日に御報告願います。 ◎日程第9 休会について ○議長(内藤芳秀) 日程第9、休会についてお諮りいたします。  あす10日から13日までの間は議案熟読のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(内藤芳秀) 御異議なしと認めます。よって、あす10日から13日までの間は議案熟読のため休会することに決しました。  なお、14日からは一般質問に入りますので、念のため申し上げます。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。               午後2時07分 散会...