大田市議会 2016-12-19
平成28年第 6回定例会(第5日12月19日)
上下水道部長 岡 田 稔 消防部長 幸 村 卓 己
温泉津支所長 福 富 雅 英
仁摩支所長 嘉 田 志 信
財政課長 上 西 宏
政策企画課長 郷 原 寿 夫
市立病院事務部長 近 藤 昌 克 教育長 大 國 晴 雄
教育部長 田 中 純 一
監査委員 丸 山 浩 二
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事務局職員出席者
事務局長 森 山 達 雄
事務局次長 川 上 浩 史
議事係長 藤 間 友 章 主任 石 原 亜紀子
午前9時00分 開議
○議長(
内藤芳秀) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ただいまの御出席は全員でありますので、議会は成立しております。
本日の議事日程はお手元に配付のとおりといたします。
◎日程第1
付託案件審査報告・
委員長報告に対する質疑
○議長(
内藤芳秀) 日程第1、さきに
常任委員会に付託いたしました議案第287号から議案第302号までの16件についての審査報告及び
委員長報告に対する質疑を行います。
初めに、議案第287号、議案第296号、議案第297号及び議案第301号の4件を
一括議題といたします。
総務教育委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
6番、三浦 靖議員。
[6番 三浦 靖 登壇]
○6番(三浦 靖) 皆さん、おはようございます。それでは、
総務教育委員会の
委員長報告を行います。
去る12月12日の本会議におきまして
総務教育委員会に付託されました議案第287号、平成28年度大田市
一般会計補正予算(第5号)(歳入、
所管歳出)の
予算案件1件、議案第296号、大田市一般職の
任期付職員の採用等に関する
条例制定について、議案第297号、大田市税条例の一部を改正する
条例制定についての
条例案件2件、議案第301号、
温泉津会館の
指定管理者の指定についての
一般案件1件につきまして、12月13日、
委員全員出席のもと委員会を開催し、付託されました案件4件の審査を終えております。
委員会には、青木副市長、
大國教育長を初め、
関係部課長の出席を得て、慎重に審査を行いました。その審査の結果と経過、
可否判定における主な意見につきまして御報告を申し上げます。
まずは、審査の結果でございますが、付託された議案4件は、いずれも
全会一致、
原案可決であります。
それでは、議案第287号に関する主な質疑と意見について。
所管歳出では、
情報企画課所管の
自営光網設備等管理費963万5,000円に関し、
ケーブルテレビ網の電柱の貸借について質疑があり、中国電力とは共架契約というものを締結しており、その第9条により、張りかえの費用については大田市が負担しなければならないということと説明がございました。
教育部所管では、一般質問や総括質疑でも取り上げられました
鳥井小学校体育館の
外壁補修工事について、ここだけではなく、市内の
小・中学校から修繕に関する要望が上がっていると思われるが、その対処方はという質疑に対して、平成27年度決算では約1,000万円程度の修繕費を確保しておるが、そのうちから学校間の公平性を担保し、なおかつ緊急性を十分に考慮し、予算の範囲内でどう組み合わせるかを工夫しながら検討している。今回の件は、児童の安心・安全を最優先にすべしという観点から
補正対応を行ったと。それ以外については、平成22年から6年間耐震補強を中心に進め、かなりの
予算的措置をしてまいったが、これからも大規模改修を含めて、安心・安全の立場から、改めて学校現場の声をしっかりと聞いて対処していくとの強い決意の答弁がございました。
債務負担行為の
通学バス運転業務委託につきましては、委託料の積算根拠、
小・中学校との金額の違いはなぜかという質疑に対し、委託料の積算は運行に係る人件費をもとに行っており、労務単価については時給1,760円である。小学校と中学校との違いは、便数、走行距離に伴い、運転手の拘束時間が違うことから金額の差異が生じているという答弁でございました。
また、通学以外の利用に関して質疑がございまして、昨年度の実績で年間353回を利用されていること、その際の料金は別途1時間当たり1,836円という単価で利用していただいていると答弁がございました。
次に、議案第296号に関する重立った質疑です。このたびの
任期つき職員と
嘱託職員の違いについて問われたところ、
嘱託職員は勤務時間、勤務日数の制限があり、十分に活動時間がとれないため、一般職員と同様に職務を全うしてもらうことが望まれ、具体的な他市の事例では、
経営専門監や
危機管理監、企業誘致の担当者などが考えられるとのことでございました。意見の中では、今後ますます技術の高度化、知識の専門性が問われる、そういった時代が参ると思われるので、条例をしっかり運用していただきたいというものでございました。
続いて、議案第297号に関し、大田市に条例に係る該当者がいるかどうかという問いに関して、当市で調査した結果、該当者はなしという答弁でございました。
最後に、議案第301号について、建築年数と利用実績を問われまして、昭和57年に建築、平成27年度は271回、利用者数は延べ3,252名の利用実績があり、地元住民に限定され利用されているので、今後も選定という方針で行うという答弁でございました。
以上、初めに申し上げましたとおり、
総務教育委員会に付託されました議案は全て
全会一致、
原案可決でございます。
議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、
委員長報告といたします。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの
総務教育委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
続いて、議案第287号から議案第290号及び議案第295号の5件を
一括議題といたします。
民生委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
17番、
福田佳代子議員。
[17番
福田佳代子 登壇]
○17番(
福田佳代子) おはようございます。去る12月12日の本会議におきまして
民生委員会に付託されました
予算案件5件につきまして、12月14日、委員6名全員出席のもと委員会を開催し、審査を終えました。
委員会には、青木副市長を初め、
関係部課長、職員の出席を得て、
胡摩田議員の傍聴もある中、慎重に審査を行いました。その審査の結果と経過、
可否判定における主な意見につきまして御報告申し上げます。
初めに、青木副市長より御挨拶があり、次に、執行部より各
所管部署ごとに予算の概要について説明を受けた後、審査を行いました。
まず、議案第295号、平成28年度大田市
病院事業会計補正予算について審査を行いました。審査の結果は、
全会一致、可決であります。
補正の内容は、平成27年度給与改定などによる給与費の増減です。
近藤事務部長より、今、看護師は充足してきている。医師、薬剤師は不足、医師は現在25名だが、1名が産休で、実質24名体制である。医師確保については、大学訪問を初め、さまざまなルートを通じ働きかけていると説明がありました。
審査の中で出されました主な質疑は、1つ、給与改定について、臨時・
嘱託職員も見直しがあるのかの問いに、医療職については見直しがしてある。
2つ、看護師は充足してきた中で、就学資金についてはどう考えているのかについて、新病院が5病棟であることも念頭に置きながら検討する時期に来たのかと思う。
3つ、
療養病床廃止に伴い退職した人があると聞く。長年勤めた人もあり、引き際でわだかまりがあってはいけないに対し、半年雇用の臨時職員は48名で、3名の看護助手が退職、1年雇用の
嘱託職員は59名で、3名の看護師が退職であり、十分に配慮したいということでした。
4つ、
訪問看護ステーションの体制はの問いに、現在7人の看護師と1人の事務職の8人体制で、50人から60人の患者を対象としているということでした。
次に、議案第287号、大田市
一般会計補正予算(
所管歳出)につきましては、
全会一致、可決であります。
健康福祉部所管の主な質疑について申し上げます。
障がい
者福祉施設整備費補助事業は、
社会福祉法人亀の子と清風園に
防犯カメラの設置、
民間保育所施設整備支援事業は、いそたけ、
相愛保育園など合わせて6園に対し、
非常通報装置、
防犯カメラなどの設置、
高齢者施設防犯対策強化整備は慈光会など合わせて7施設に対して
防犯カメラ、
110番直結非常通報装置などを設置するものです。これは、7月に神奈川県相模原市の障がい
者福祉施設の殺傷事件を受け、防犯対策を進めるものであり、施設から申請があったものです。
委員からは、カメラの設置に対し、人権尊重の立場から
プライバシーへの配慮はきちんとなされるのかの問いに、あくまでも事件が起きるのを防ぐための対応であり、
プライバシーを侵害するようなことはないの答弁でした。
障がい
児通所支援事業、
放課後等デイサービスについては、利用人数はふえつつあるが、職員や場所の確保が難しくなっていると聞く。補助金だけつければいいというのではなくて、事業者の相談に乗りながら進めてほしいの問いに、定員20人となっているが、現在登録児は32人となっている。相談に乗りながら必要な支援を行うということでした。
生活保護の
救護施設入所増192人が233人、
医療扶助費の支出増240人が280人で、2,400万円の補正になっているが、生保の申請に来る人たちに対し、全て受け付けているのかの問いに、申請は原則全て受け付けている。保護世帯は平成28年4月1日で282世帯、平成28年10月1日付で279世帯と横ばいである。
次に、
環境生活部所管の主な質疑について申し上げます。
平成27年度
乳幼児医療給付事業県補助金193万3,000円の返還金について、申請主義ではないのか、対象者が漏れていることはないのかの問いに、申請主義ではない。出生と転入以外にはないということでした。
次期可燃ごみ処理システム調査検討事業73万6,000円は、今回市負担が2分の1となっているがなぜか、市民の利便性が後退することがないように、焼却炉の機種選定などどうなっているのか、
基本構想策定のための
第三者検討委員会のメンバーはの問いに、今回は2分の1負担となっているが、今後もこの負担率で行くということではない。
検討委員会のメンバーは、山口大や
県立広島大の教授であり、規模、能力など、専門家の立場で検討をしていただくなどでした。
次に、議案第288号、大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算は、
全会一致、可決でございます。納付金、
システム改修費、人件費、返還金などでございます。質疑、意見はありませんでした。
次に、議案第289号、平成28年度大田市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算は、
全会一致、可決でございます。広域連合の確定通知による負担分や、
人間ドック受診者増などでございます。質疑、意見はありませんでした。
次に、議案第290号、平成28年度大田市
介護保険事業特別会計補正予算は、
全会一致、可決です。
主な質疑は、
高齢者福祉計画、第7期
介護保険事業計画、平成30年から32年の策定に向け、被保険者の心身の状況や環境を把握するため
アンケート調査をするとしているが、調査項目が予防で63問、在宅関係で19問と大変多いがの問いに、前回は96項目であった。国が定めた
アンケートの項目であり、ほかの圏域と比較できるものだという答弁でした。また、要望として、7期計画に向けて、国の制度改正により負担増が目につく。市として配慮するとともに、国に声を上げてほしいでした。
以上、本委員会の審査の結果と経過について申し上げました。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、
委員長報告といたします。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの
民生委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
続いて、議案第287号、議案第291号から議案第294号、議案第298号から議案第300号及び議案第302号の9件を
一括議題といたします。
産業建設委員会における審査の経過及び結果について、委員長より報告を求めます。
5番、
小川和也議員。
[5番
小川和也 登壇]
○5番(
小川和也) それでは、
産業建設委員会の
委員長報告を行います。
去る12月12日に本会議場で付託されました
予算案件5件、
一般案件4件につきまして、12月15日、
委員全員出席のもと委員会を開催し、審査を終えておりますので、その結果と審査過程の主な質疑、
可否判定での意見につきまして御報告を申し上げます。
当日は、青木副市長、
尾田産業振興部長、
田中建設部長、
岡田上下水道部長、山内技監を初め、関係課長などの出席のもと、初めに青木副市長より御挨拶をいただき、各部長より概略の説明、担当課長より詳細な説明をいただいた後、審査を行いました。
議案第287号、平成28年度大田市
一般会計補正予算(第5号)(
所管歳出)は、
全会一致、
原案可決であります。
主な
補正予算の内容でありますが、
産業振興部産業企画課のおおだ発し
ごと支援事業、お
買い物サポート事業166万1,000円については、中山間地の既存店舗の廃業や地域の商業機能が低下している地域に対し、
買い物環境の改善を目的としている。
補助対象は、
移動販売車の取得や修理、備品等を
補助対象としている。新たに車両取得の申請が1件、車両更新の申請が1件、
移動販売業の備品購入の申請が1件であるとの説明でありました。
審査における主な質疑として、
移動販売車の
販売範囲と既存の商店との連携についての問いに、
販売範囲については、基本的に既存の店舗から300メーター以上離れた場所で営業するよう線引きをしている。連携については、既存の店舗から
移動販売車に要請があり応援に行くケースもある。しかしながら、地域の店舗とコミュニケーションがうまくいかず、苦情が出ている地域もあるので、話し合いを持って理解をしていただいているとの答弁でありました。
次に、
農林水産課の
農業用施設維持補修支援事業2,714万9,000円については、
長久町稲用地区に42ヘクタールの受益範囲を持つ揚水機場の制御基盤の
インバーター電力変換装置に異常が確認されたことから、劣化部分の部品を交換するものである。また、
三瓶町多根地区の
暗渠排水工事5.2ヘクタールの追加については、9月議会にも
排水不良補助の
計画図作成7.2ヘクタールと、
暗渠排水工事2.2ヘクタールの
補正予算をお願いしているが、今回国からの追加配分を受け、計画7.2ヘクタール全ての
暗渠排水工事を実施するものであるとの説明でありました。
審査における主な質疑として、
三瓶町多根地区の暗渠排水の
地元負担金についての問いに、
地元負担金については実際運営されている
農事組合法人たね
やまびこファームが支出を考えている。組合員26名であり、1人当たり18万2,000円余りの計算になるとの答弁でありました。
次に、建設部土木課の現年土木災害復旧事業費4,870万円については、平成28年度に被災した公共土木施設の復旧のため、河川32カ所、道路102カ所、橋梁3カ所等の復旧を図るものである。平成28年8月28日豪雨災害68件、9月議会の
補正予算で報告した平成28年7月3日豪雨災害196件を合わせると、平成28年豪雨災害は264件、復旧費5億4,380万円の被害額になる。国、県との協議の結果、事業進捗を図るため、補助災害については80%から85%までの割り増しを予定し、12月補正後は210件の災害復旧事業を行いたいとの説明でありました。
審査における主な質疑として、事業の執行状況についての問いに、執行状況については、12月補正後、補助災害62件、そのうち59件は年内発注予定である。単独災害は60万円未満であるため、本災近くにあるものについては請け負われた業者と随意契約を行い、工期短縮を図る。また、市単災害は41件であるが、既に26件を発注している。残りについては年度内に発注する。
市内建設業者で対応できるのかとの問いに、大田市の中でも公共土木災害、耕地災害があり、また島根県の公共土木災害もある。相当量の金額になる。できるだけ早期の発注に努めたいが、完成となると若干の工期延期の対応になると考えているとの答弁でありました。
可否判定における主な意見として、地域経済が低迷している。さまざまな支援を行っているが、小規模事業所は景気に左右されやすい。ふるさと大田創業支援事業の抜本的な見直しをし、支援をするべきとの意見がありました。
続いて、議案第291号、平成28年度大田市
簡易給水施設事業特別会計補正予算(第3号)、議案第292号、平成28年度大田市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、議案第293号、平成28年度大田市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、それぞれ
全会一致、
原案可決であります。審査における主な質疑や意見はありませんのでした。
続いて、議案第294号、平成28年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)は、
全会一致、
原案可決であります。
主な
補正予算の内容でありますが、
債務負担行為の設定について、三瓶浄水場の運転監視及び水道施設の点検、水質検査業務を平成29年度から3年間委託するものであり、平成29年度からは簡易水道統合により地元組合管理の12の水道施設を大田市が管理する。それぞれ施設は大田市全域に点在しており、毎日の水質検査など日常的な点検業務を全て現在の職員で実施していくことが困難である。また、三瓶浄水場の平日日勤業務を追加委託するとともに、清掃業務や開閉栓業務などの個別業務を包括的に業務委託することで経費の縮減を図るものである。平成29年度は委託業務量が増加となるとの説明でありました。
審査における主な質疑として、簡易水道統合後の管理組合や資産はどうなるのかとの問いに、基本的に12の管理組合は解体する方向である。資産については、現在、悪いものについて管理組合のほうで更新をしていただいているとの答弁でありました。
次に、議案第298号、
サンレディー大田の
指定管理者の指定について、議案第299号、やきものの里の
指定管理者の指定について、議案第300号、
大田市民公園及び
大田運動公園の
指定管理者の指定については、それぞれ
全会一致、
原案可決であります。
可否判定における主な意見として、現在、公共施設の利用料、使用料等の見直しが進められている。今後の指定管理料のあり方について精査をしていただきたいとの意見がありました。
次に、議案第302号、権利の放棄については、
全会一致、
原案可決であります。審査における主な質疑や意見はありませんでした。
以上、
産業建設委員会における審査報告といたします。
議員各位の御賛同を申し上げ、
委員長報告といたします。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの
産業建設委員長の報告に対し、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
ないようでありますので、以上、本案9件についての
産業建設委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
◎日程第2 討論・表決
○議長(
内藤芳秀) 日程第2、これより本案16件について、討論、表決を行います。
まず、議案第287号を討論に付します。
本案について、討論の通告がありますので、発言を許します。
13番、大西 修議員。
[13番 大西 修 登壇]
○13番(大西 修) 13番、大西 修でございます。私は、日本共産党
大田市議会議員団を代表いたしまして、議案第287号、平成28年度大田市
一般会計補正予算に反対の立場で討論を行います。
国の悪政から市民生活を支援する施策が今大変求められています。安倍政権が進める社会保障費の自然増削減路線は、医療費負担増、年金削減、介護サービス取り上げ、市民の生存権を脅かし、将来不安を増大させ、格差と貧困を拡大しています。社会保障削減路線を注視をし、拡充を図ることが大切であります。
また、働く人の立場に立った働き方改革を進めると言いながら、実際には労働者派遣法の改悪で、不安定の低賃金の使い捨て労働を広げ、残業代ゼロ法案の成立を狙うなど、一層の改悪を進めようとしています。大企業と中小企業で働く労働者の賃金格差は、中規模事業所、従業員30人から99人で大企業の約6割、小規模事業所では5割程度という大きな格差があります。大都市と地方との格差拡大、地域経済の疲弊も深刻であり、日本社会と経済の大問題となっております。
農業では、2000年代に入ってから総生産額がマイナス7.3%、農業所得ではマイナス17.3%と生産が減り、それをはるかに上回る規模で所得は減っております。
地域経済を支えている中小企業の、農林水産業の困難と衰退は、輸送、商業、加工など関連産業の苦境につながり、地域経済の衰退に拍車をかけております。このような状況の中で、市民の生活を守る施策が一層求められております。
反対の理由は、
次期可燃ごみ処理システム調査検討事業であります。邑智郡総合事務組合と可燃ごみを処理することで動いていますので、今さらと受けとめられるかもしれませんが、出雲エネルギーセンターでの広域処理では多額の財政負担を強いられてきました。圧縮こん包、運搬経費、地元対策費などであります。できるだけごみ処理費用は低く抑え、福祉教育などに財源を充ててほしいと考えるものであります。
今でもごみ減量化には取り組んでこられましたが、まだまだ不十分であると思います。大田市としてごみゼロ宣言をし、減量を正面から市民に訴え、ごみの総排出量、とりわけ燃やすごみを大幅に減らす努力をすべきであります。そして、住民の協力を得ながら、身の丈に合った施設整備をすること、市民の出したごみは市で処理することが大切だと思います。
もう一つは、校舎等施設改修事業であります。鳥井小体育館の外壁コンクリート補修工事510万円だけではなく、緊急性のある屋根修理が含まれなかったのか、残念であります。市長は常々現場主義を主張しています。質疑の中で明らかになったように、教育施設の充実は子育て支援の大事なかなめである。このことを指摘をいたしまして、討論といたします。
議員各位の御賛同を心からお願いを申し上げます。
○議長(
内藤芳秀) 以上で通告による討論は終わりました。
ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。
これより本案を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は、
原案可決であります。
各委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
内藤芳秀) 起立多数であります。
よって、議案第287号は、各委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第288号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第288号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第289号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第289号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第290号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第290号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第291号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第291号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第292号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第292号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第293号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第293号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第294号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第294号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第295号を討論に付します。
本案について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認めます。
これより本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
[起立多数]
○議長(
内藤芳秀) 起立多数であります。
よって、議案第295号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第296号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第296号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第297号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第297号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第298号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第298号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第299号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第299号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第300号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第300号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第301号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第301号は、委員長の報告のとおり決しました。
続いて、議案第302号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、
原案可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第302号は、委員長の報告のとおり決しました。
◎日程第3
付託案件審査報告
○議長(
内藤芳秀) 日程第3、
付託案件審査報告を行います。
意第14号、
奨学金制度の充実等を求める意見書の提出についてを議題といたします。
総務教育委員会における審査の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。
6番、三浦 靖議員。
[6番 三浦 靖 登壇]
○6番(三浦 靖) 去る9月定例議会最終日に
総務教育委員会に付託されました意第14号、
奨学金制度の充実等を求める意見書の提出について、これまで3回にわたり委員会を開催し、審議しております。その審査の経過と結果、主な質疑について御報告を申し上げます。
まずは、11月7日に委員会を開催、内藤委員欠席の中、本件の提出者の一人である清水 勝議員に出席を願い、このたびの意見書の趣旨や
奨学金制度の現状、詳細について御説明いただき、その後、清水議員に対し、委員各位より熱心に質疑を行ったところでございます。
主な質疑ですが、現行の
奨学金制度には給付型はないのか、またその奨学金の原資はどうなっているのかという問いについて、現行制度には、第1種無利子と第2種有利子制度があり、給付型は存在しないと認識している。財源については、日本学生支援機構が文部科学省の所管であることから、おおむね国費で賄われていると思うという説明でございました。
文中にある奨学金の返済の実態について、どのように捉えているのかという質疑に対し、借りたものは返すのが当然であると思うが、現在の経済状況、雇用状況を見れば、給与が上がらず、非正規雇用が増大している中で、返済が滞るケースが多く見られており、さらには返済不能に陥った場合、民間サービサー、債権回収会社による苛酷な返済要請が社会問題にもなっていることを御理解いただきたいというものでございました。
清水議員退席後、協議を行い、各委員より、改めて日本学生支援機構による
奨学金制度の現状、島根県及び大田市における奨学金の実態、地元高校への聞き取り調査を、私、委員長のほうに要請されましたので、継続審議とし、次回28日開催を決め、散会いたしました。
予定どおり28日に2回目の委員会を開催、
委員全員出席の中、前回要請された調査内容の報告資料をもとに審査を行っております。
日本学生支援機構は、教育の機会均等の理念のもと、昭和18年に大日本育英会として設立され、その後、日本育英会、そして平成16年に現在の日本学生支援機構と名称を変え、経済的理由によって就学が困難な学生を支えてこられており、奨学金の財源については、設立当時に昭和天皇より100万円をいただき、これらの資金をもととして事業が始められ、現在は約6割が返還金の充当、約4割が一般会計など国費で賄われております。
また、全国の高等教育機関の学生のうち38%が学生支援機構の
奨学金制度を利用しており、受給者は年々増加傾向にあること、島根県においても平成27年度の受給決定者は、第1種1,584人、第2種2,076人となっており、地元高校への聞き取りでも約8割の学生が何らかの奨学金を利用しているとのことでありました。
そのほか、現行の制度には給付型は存在しないものの、特に優秀な成績をおさめた者に対して、一部または全額を返還免除する制度を設けていること、マスコミ報道されているような苛酷な回収業務を行うどころか、返還期限猶予制度や減額返還制度などの救済制度を設けていることを、提供された資料で確認したところでございます。
委員協議の中で論点を整理し、その結果、意見書案にある内容や文言について再度提出者に見解を伺った後、採決に移ったほうがよいとの意見でまとまりましたので、ここで散会をいたしたところでございます。
そして、12月13日、
委員全員出席、再度提出者の清水議員に御出席いただき、3回目の委員会を開きました。前回整理した論点について、清水議員から意見を伺いながら、意見書の内容や文言を確認し合い、慎重に審議を進めた結果、1点目、当委員会が調査した資料では、苛酷な債権回収の実態は認められないとした点については、清水議員より、追加提供された報道各社の取材記事をもとに、債務者に対する厳しい支払い督促の状況や、法的処理件数の増加傾向を認知いただきたいとの強い主張があったため、文中の文言修正は行わないことといたしました。
2点目、記1の高校生に関する記述は、上記文中には高校生に関する説明がないとのことで削除、記4については、文章を明確化させ修正することで意見がまとまり、提出者の合意も得られたことから、採決に移りました。
それでは、審査の結果を申し上げます。皆様のお手元に配付されていますとおり、修正の上、
全会一致、可決となりました。
議員各位におかれましては、御理解の上、御賛同願いまして、
委員長報告といたします。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの報告につきまして、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
本案について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案に対する
総務教育委員長の報告は、お手元に配付のとおり、文言を一部修正の上、可決とする修正可決であります。
委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、意第14号は、委員長の報告のとおり決しました。
ただいま議決いたしました意見書は、直ちに関係先へ送付いたします。
ここで15分間休憩いたします。
午前 9時49分 休憩
午前10時04分 再開
○議長(
内藤芳秀) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎日程第4
市長提出追加議案上程[
提案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
内藤芳秀) 日程第4、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。
議案第303号から議案第316号までの14件を
一括議題といたします。
議案名を朗読いたさせます。
[事務局職員朗読]
○議長(
内藤芳秀) お諮りいたします。
ただいま議題となっております14件は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま議題となっております14件は、委員会付託を省略することに決しました。
それぞれ提案理由の説明を求めます。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) おはようございます。今回提出いたしております議案第303号から議案第316号までの各議案につきまして、提案理由の概要説明を申し上げます。
まず、議案第303号から議案第310号につきましては
予算案件であり、人事院勧告及び国家公務員の給与改定を踏まえた人件費の増額による
補正予算であります。
次に、議案第311号から議案第316号は
条例案件であり、人事院勧告及び国家公務員の給与改定など法律等の改正及び施行に伴い、所要の改正を行うものであります。
以上、提案をいたしました諸議案につきまして、その大要を申し上げました。詳細につきましては、それぞれ担当部課長より説明をさせることといたしますので、十分に御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀) 上西財政課長。
[財政課長 上西 宏 登壇]
○財政課長(上西 宏) おはようございます。議案第303号から議案第308号までの
予算案件について御説明を申し上げます。お手元に配付をしております平成28年度12月
補正予算説明資料により御説明をいたします。
まず、1ページをお開きをいただきたいと思います。総括表でございます。お示しをしておりますように、一般会計につきましては、2,844万2,000円補正し242億9,388万7,000円に、特別会計の国民健康保険事業につきましては、54万円補正し533万683円に、介護保険事業につきましては、48万4,000円補正し537万3,780円に、簡易給水施設事業につきましては、31万円補正し49万2,344円に、農業集落排水事業につきましては、6万3,000円を補正し7,108万2,000円に、下水道事業につきましては、36万6,000円を補正し15億6,836万1,000円にそれぞれ補正するものでございます。
2ページをお開きをいただきたいと思います。今回の補正につきましては、平成28年度賃金改定に伴うものでございます。改正内容の詳細につきましては、後ほど
条例案件のところで御説明をいたします。
一般会計でございます。特別職給与等64万4,000円、一般職員人件費2,624万1,000円、合計いたしまして2,688万5,000円でございます。
以下、特別会計5会計176万3,000円を補正するものでございます。
財源につきましては、4ページにお示しをしているとおりでございます。以上でございます。
大変失礼いたしました。もう一度、1ページ、総括表について再度御説明をいたします。
一般会計につきましては、2,844万2,000円を補正し242億9,388万7,000円に、国民健康保険事業につきましては、54万円を補正し53億3,068万3,000円に、介護保険事業につきましては、48万4,000円を補正し53億7,378万円に、簡易給水施設事業につきましては、31万円を補正し4億9,234万4,000円に、農業集落排水事業につきましては、6万3,000円を補正し7,108万2,000円にそれぞれ補正するものでございます。下水道事業につきましては、36万6,000円を補正し156億8,036万1,000円に補正するものでございます。大変失礼いたしました。
[「15億だ」と呼ぶ者あり]
○財政課長(上西 宏) 済みません、大変失礼しました。15億6,836万1,000円にするものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
岡田上下水道部長。
[
上下水道部長 岡田 稔 登壇]
○
上下水道部長(岡田 稔) それでは、議案第309号、平成28年度大田市
水道事業会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
お手元にお配りしております説明資料をごらんいただきたいと存じます。補正の主な内容でございますが、人件費の補正でございます。平成28年度給与改定に伴い、98万5,000円の増額をお願いするものでございます。
この補正内容により、
補正予算額でございます。
まず、収益的収支でございます。収入につきましては補正はございません。支出につきましては、76万5,000円の増額といたすものでございます。その結果、当期純損益は、76万5,000円減少し、2,433万8,000円の黒字の見込みでございます。
次に、資本的収支でございます。収入につきましては補正はございません。支出につきましては、22万円の増額といたすものでございます。その結果、資本的収支不足額3億6,775万9,000円は、お示ししております資金で満額補填するものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 近藤
市立病院事務部長。
[
市立病院事務部長 近藤昌克 登壇]
○
市立病院事務部長(近藤昌克) 続きまして、議案第310号、平成28年度大田市
病院事業会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。
お手元にお配りしております説明資料をごらんいただきたいと思います。人件費補正をお願いするものでございまして、補正額は2,162万7,000円の増額をお願いするものでございます。
その内容でございますが、職員人件費につきましては、特別職と一般職に係る給与改定及び引当金の増で2,113万円の増額でございます。嘱託医師人件費は、育成センター医師6名に係る給与改定影響分として49万7,000円の増額となっております。
以上の補正内容によりまして、収益的収支でございますが、収入の補正はございません。支出につきましては、医業費用及び訪問看護費用の給与費について合計2,137万円の増額といたすものでございます。その結果、純損失は、補正前より2,137万円増加し、2億8,015万3,000円となる見込みでございます。
次に、資本的収支でございます。収入の補正はございません。支出につきましては、新病院建設室配置職員の給与費に係る建設改良費、建物整備費を25万7,000円増額といたすものでございます。その結果、資本的収支不足額1億2,839万8,000円は、資料お示しのとおりの資金で補填するものでございます。
以上で議案第310号につきましての御説明を終わります。
○議長(
内藤芳秀) 松村総務部長。
[総務部長 松村 浩 登壇]
○総務部長(松村 浩) それでは、私のほうからは議案第311号から議案第316号までの
条例案件6件について一括して御説明を申し上げます。
いずれも人事院勧告などを踏まえ、改正を行うものでございまして、1ページをお開きください。議案第311号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
10ページに説明資料を掲げておりますので、お開きをいただきたいと思います。
改正の内容でございますが、1点目、給料表の改定でございまして、平均0.2%を引き上げるというもので、初任給については1,500円を引き上げるものでございます。
2点目といたしまして、期末・勤勉手当の支給割合の改定でございまして、0.10月分増ということで、年間4.30月となるものでございます。なお、再任用職員につきましては、0.05月増の年間2.25月分となるものでございます。
次のページでございますけれども、扶養手当の月額の改定でございます。表に掲げておりますように、配偶者については年次的に減額、子については年次的に増額となるものでございます。
なお、施行期日等でございますけれども、給料表及び期末・勤勉手当の改正規定は平成28年4月1日から適用するものでございまして、年内の支給を予定をいたしております。
次に、議案第312号、大田市市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでございます。
14ページをお開きをいただきたいと思います。改正の内容でございますが、期末手当の支給割合の改定でございまして、0.05月ふえまして、年間3.15月となるものでございます。
なお、施行期日は平成28年4月1日から適用するものでございます。
続きまして、議案第313号、大田市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
17ページをお開きください。改正の内容、2点ございまして、特定
任期付職員の給料表の改定でございまして、1号及び2号について1,000円を増額するもの、2点目は、期末手当の支給割合の改定でございますけれども、年間で0.10月増となるものでございます。
施行期日については、現在該当者がおりませんので、公布の日から施行するというものでございます。
続きまして、議案第314号、大田市職員の休日及び休暇に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
21ページをお開きをください。改正点2点ございまして、1点目は、介護休暇の分割ということで、3回まで介護休暇を分割して取得することができるということになったということ。2点目として、介護時間の新設でございまして、これまでは時間でとることはできませんでしたけれども、1日につき2時間以下の時間で取得できるというものでございます。
以下、施行期日を掲げておりますので、ごらんおきをいただきたいと思います。
続きまして、議案第315号、大田市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
25ページをお開きをいただきたいと思います。改正の内容でございますけれども、
育児休業等の対象となる子の範囲の拡大でございまして、これまでは法律上の親子関係のみが対象でございましたけれども、法律上の親子関係に準ずる子まで拡大されたということでございまして、掲げておりますように、右側の表でございますけど、②、③については、これは法で追加をされまして、④の養育里親に関することを条例で追加をするというものでございます。
そのほか、養子、特別養子縁組が成立しなかった場合等には、一度取り消した1人目の子供の育児休業が再び取得できること、また部分休業の承認についても、介護時間を減ずる規定が追加になったというものでございます。
施行期日は掲げておるとおりでございます。
次に、議案第316号、大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する
条例制定についてであります。
29ページをお開きをいただきたいと思います。改正の内容でございますけれども、育児または介護を行う職員について、早出遅出勤務、超過勤務等の制限の対象となる子の範囲の拡大ということでございまして、先ほどと同様に、法律上の親子関係に準ずる子まで拡大をするというものでございます。
2点目は、介護を行う職員の超過勤務の免除規定を追加をするというものでございます。
施行期日は29年1月1日から施行するものでございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) これより追加議案14件に対する質疑を行います。
まず、議案第303号、平成28年度大田市
一般会計補正予算(第6号)から議案第310号、平成28年度大田市
病院事業会計補正予算(第3号)までの
予算案件8件を
一括議題といたします。
本案
予算案件8件について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
続いて、議案第311号、大田市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてから議案第316号、大田市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する
条例制定についてまでの
条例案件6件を
一括議題といたします。
本案6件について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
これより本案14件について、討論、表決を行います。
まず、議案第303号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第303号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第304号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第304号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第305号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第305号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第306号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第306号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第307号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第307号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第308号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第308号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第309号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第309号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第310号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第310号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第311号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第311号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第312号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第312号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第313号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第313号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第314号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第314号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第315号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第315号は、原案のとおり決しました。
続いて、議案第316号について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第316号は、原案のとおり決しました。
◎日程第5
議員提出議案上程[堤案理由説明・質疑・討論・表決]
○議長(
内藤芳秀) 日程第5、議員提出議案を上程いたします。
議案第317号、
大田市議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する
条例制定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本案は、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、本案は、委員会付託を省略することに決しました。
提案理由の説明を求めます。
14番、月森和弘議員。
[14番 月森和弘 登壇]
○14番(月森和弘) 議案第317号、
大田市議会議員の議員報酬及び
費用弁償支給条例の一部改正につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
本件につきましては、先般の人事院勧告及び大田市長、副市長及び教育長の給与に関する条例の改正を踏まえ、本市議会としても同様に条例改正を行うものでございます。
内容は、期末手当の改正でございまして、支給月数を、現行3.1月から0.05月増額し、3.15月とするものでございます。
具体的には、平成28年度分以降の支給割合を、6月期では100分の145を100分の147.5に、12月期では100分の165を100分の167.5にそれぞれ改めるものでございまして、条例改正前より0.025月ずつ増額とするものでございます。
施行期日等でございますが、この条例は公布の日から施行し、平成28年4月1日から適用するものでございます。
また、改正前の本条例の規定に基づいて支給された期末手当は、改正後の本条例の規定により支給される期末手当の内払いとみなすとするものでございます。
以上で本条例改正に関する提案理由の説明を終わらせていただきます。
○議長(
内藤芳秀) 本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
本案について、討論はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 討論なしと認め、本案を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、議案第317号は、原案のとおり決しました。
◎日程第6 特別委員長
中間報告
○議長(
内藤芳秀) 日程第6、特別委員会の中間報告についてを議題といたします。
お諮りいたします。
行財政改革特別委員会に付託中の大田市行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件について及び大田市立病院医療体制検討特別委員会に付託中の地域医療を守り支えるため、大田市立病院の医療体制の充実及び新病院建設などについての検討並びに意見具申の件について、会議規則第47条第1項の規定により、この際、中間報告を求めることにいたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、大田市行財政改革に関する調査検討並びに意見具申の件について及び地域医療を守り支えるため、大田市立病院の医療体制の充実及び新病院建設などについての検討並びに意見具申の件については、委員会の中間報告を求めることに決しました。
まず、行財政改革特別委員会委員長の報告を求めます。
8番、松村信之議員。
[8番 松村信之 登壇]
○8番(松村信之) それでは、行財政改革特別委員会の中間報告を行います。
当委員会では、9月定例会で
委員長報告を行ってから、委員会は4回開催しており、その協議題は、いずれも当特別委員会が実施する事務事業評価についてでありました。
まずは、9月16日に開催しました第3回についてでございます。
事務事業評価項目の選定、実施時期に関して協議を行いました。事務事業評価の実施日は、各
常任委員会の視察後となる11月16日に決定し、タイムスケジュールや手法については昨年と同様で、これまで実施したものを省いた事業から選ぶことにいたしました。また、会場につきましては、対面方式での質疑ができるようにと申し出があり、全員協議会室にて開催することにいたしました。
評価対象事業は、1として、政策企画部情報企画課の
自営光網設備等管理費及び音声告知放送利用料等補助事業、2として、環境生活部市民課の子ども医療費助成事業、3として、産業振興部道の駅推進室の道の駅整備検討事業、4として、建設部土木課の一般道路整備事業及び用悪水路整備事業の4項目とし、あわせて担当委員を配置し、次回開催までに各自事前調査研究を行い、資料並びに報告書等を準備、作成することとし、次回開催を11月2日といたしました。
続いて、11月2日開催第4回についてでございますが、前回申し合わせたとおり、各担当委員が調査した内容を提示資料にあわせ報告をしていただき、対象事業それぞれの目的や効果、実績を検証し、課題点や問題点について整理しながら協議を行いました。また、あわせて昨年の反省に基づき、管理職の皆さんにも積極的に発言していただくことといたしました。
そして、11月16日開催第5回でございますが、
委員全員出席のもと、事務事業評価を実施いたしております。当日は、当特別委員会ほかの議員諸氏にも多数傍聴していただいておりますことを申し添えておきます。
委員会は、8時45分に開会し、冒頭、青木副市長に御挨拶いただき、さらに私のほうから、ナンバー1、自営光網と音声告知、そしてナンバー4、一般道路整備と用悪水路整備につきましては、論点整理のため説明も質疑も別々に、また評価もそれぞれにとする旨をお願いし、定刻の9時より事務事業評価を開始し、全ての日程を終了したのは午後4時前でございました。担当職員の皆様、各委員とも準備をしていただいておりましたが、熱心な質疑があり、各委員におかれましては、充実した審議ができたのではないかと思っておるところでございます。
事務事業評価取りまとめ作業の第6回を11月24日に開催しております。初めに、全体を通しての総括的な意見を各委員よりいただいております。
それでは、このたびの事務事業評価における結果並びに指摘事項、提言を申し上げます。
最初に、ナンバー1の1、
自営光網設備等管理費については、手法の見直しでございます。本事業は、ぎんざんテレビと随意契約を結んでいる事業でありますが、事務事業評価につきましては、委員からは白熱した意見が続出しておりました。企業努力と行政努力により接続率が高まり、その接続率が高まることにより、企業の利益も上がってきているようです。しかし、これから機器の更新もあるでしょう。また、第1エリア、第2エリアの整理の仕方、つまり公設民営の分野と民設民営の分野の混同については、このままでよいのか、市民への情報の伝達とともに、住民負担の軽減策や随意契約の方法を今後検討していただきたい。また、行政としてきちんと示すべき内容を示し、情報化推進計画の後期計画を速やかに作成し、空白期間をなくしてほしいでした。
次に、ナンバー1の2、音声告知放送利用料等補助事業については、これも手法の見直しでございます。この事業は、平成29年度で事業完了予定でございます。加入促進の目的のために利用され、現在、加入率は当初の見込みより高まっております。平成30年度以降は利用料及び本人負担分を据え置き、企業努力をお願いしながら、高齢者世帯や生活保護世帯へ配慮する形の料金の見直しを検討していただきたいというものでございました。
続いて、ナンバー2、子ども医療費助成事業については、継続すべきであります。しかしながら、少子化に伴い、子供の数が減少していますので、本来であれば給付費も下がらないといけないのですが、現状はそうはなっていないようでございます。また、確固たる財源など手当てを国、県に求めることと、保護者に対しては、コンビニ受診など乱用にならないことを望むでありました。
ナンバー3の道の駅整備検討推進事業については、継続でございます。基本構想、基本計画が示される中で、27年度については問題ないと判断いたしました。しかし、今後進めようとする事業内容、実施設計については、見直しを含め、さらに精査していただき、開業までには市内にある類似の既存施設とのすみ分けを協議してほしいでございました。
ナンバー4の1、一般道路整備事業でございますが、拡大でございます。住民要望が非常に高く、いかに市民の満足度を上げていくのか、つまり財源の確保に努力していただきたいでございます。積み残された要望に関しては、納得、公平性が担保できるよう望むでありました。
最後に、ナンバー4の2、用悪水路整備事業でございます。拡大であります。家庭の悪水ばかりでなく、農業用水との絡みのある水路もあれば、造成された宅地用地の受け皿になる水路もあります。また、その整備及び修繕工事には、災害復旧が絡むものなどあるでしょう。当然ながら、受益者負担を求めなくてはいけないものもあります。さまざまな観点から見て有利な財源確保を望むとの声が多くありました。
以上が行財政改革特別委員会の結論でございますが、執行部におかれましては、このたびの報告を真摯に受けとめ、来年度の施策に反映していただき、確実に事業執行していただくことを強く期待しております。
終わりに、このたびの事務事業評価実施に当たりまして、評価対象事業の担当職員の皆様には、大変お忙しい時期にもかかわらず、御協力いただきまして、まことにありがとうございました。感謝申し上げます。また、委員諸氏には9月から精力的に取り組んでいただきましたことを、ここにお礼申し上げます。
以上で
行財政改革特別委員長の中間報告を終わります。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、大田市行財政改革特別委員会委員長の中間報告は、了承することに決しました。
続いて、大田市立病院医療体制検討特別委員会委員長の報告を求めます。
7番、石田洋治議員。
[7番 石田洋治 登壇]
○7番(石田洋治) それでは、大田市立病院医療体制検討特別委員会の中間報告を行います。
去る12月1日、第12回大田市立病院医療体制検討特別委員会を開催をいたしましたので、その内容及び質疑について御報告を申し上げます。
当日は、大田市立病院から西尾病院事業管理者、近藤
市立病院事務部長ほか関係職員、大田市からは青木副市長、小野
健康福祉部長ほか関係職員に出席をいただきました。
初めに、西尾病院事業管理者から、病院の現状について3点の報告がございました。1点目は、介護療養病棟を閉鎖して、回復期リハビリ病棟に変換することについて、9月末に介護病棟を廃止して地域包括ケア病棟の患者さんは移っていただいた。その後、転院先も決まりつつあり、順調に進んでいる。2点目は、ことしから大田市立病院は初期臨床研修病院の基幹型に復活をした。昨年、3,000名の患者数がふえたということで復活できたわけであるが、これには島根大学の大田総合医育成センター等を利用した医師確保が進んだというふうに考えている。残念ながら研修医がいなかったが、29年度から1名の初期臨床医が確保できる見通しとなった。職員のモチベーションアップにつながると喜んでいる。3点目は、新病院改革プランの作成についてであるが、28年度中の作成に向け、進んでいる。今回改革プランとしては2回目の作成となり、地域医療構想も踏まえたものにするということになっている。新病院構想と地域医療構想が完全にタイアップしたものになっており、大田市の医療事情を踏まえ、新病院のあり方とその役割、機能、継続の可能性を踏まえたプランにしていこうと考えている。
続いて、近藤
市立病院事務部長から、新病院建設事業について報告がありました。1点目が、新大田市立病院の実施設計協力事業者の選定結果について、2点目が、更新時期を迎える電子カルテ等の医療情報システムの業者選定についてであります。
その後、竹内新病院建設室長から、新大田市立病院建設事業について資料説明があり、質疑に入りました。
まず、プロポーザルの審査結果について、詳細な点数を出してほしい、またVE提案の免震ピット下の地下水槽の変更、基礎工法について、図面に基づき説明してほしいとの質疑に対して、答弁としては、審査結果は、大成建設が66.61点、内訳は、企業の技術力及び姿勢については6点、技術提案が28.65点、市内経済の活性化対策が15点、VE提案が16.96点、清水建設が62.78点で、内訳が、企業の技術力及び姿勢が6点、技術提案が29.13点、市内の経済活性化が12.14点、VE提案が15.49点であった。
基礎工法については、当初、基本設計において地盤改良工法、深層混合改良工法としていたが、大成建設から、くい基礎工法でも十分対応できるとの提案があった。また、免震ピット下の地下水槽は、基本設計では医療用排水処理を2層で行うこととしていたが、1層でも十分機能が果たせるとのVE提案があった。
次に、実施設計の協力事業者が今回決定したが、JV方式の中で地元業者と組んでいくことになる。地元への経済効果も含め、その状況を聞かせてほしい。また、事業費については、概算で契約目標金額、税抜きで85億8,000万円が示された。2社からどの程度の数字が示されたのかとの質疑に対し、答弁としては、JV構成については、今後大成建設が代表者となって地元業者とJVを組んでいく。提案では、地元事業者の建築4社、電気・機械が各1社の6社の構成が出ており、12月にはJV構成の予定者名簿を出していただくことになっている。事業費については、税抜きの金額で85億8,000万円ということで募集要項にも上げている。これは昨年実施した基本設計で精算した金額の病院本体だけでなく、解体工事、外構工事も含まれる。また、今回のECI方式は、実施事業者、設計事業者と発注者の3者がともに協力し合って事業費の中でおさめ、工期を守り、そうした計画を立てていくということで、今回そのパートナーを選定させていただいた。概算費については、多少の違いがあったが、85億8,000万円が基本になり、この中におさまるということは両社から確認をとっている。
また、意見として、今回の市立病院建設は市民が注目している大きな事業であり、VE提案については精査していただき、よいものは採用していくというスタンスで臨んでいただきたいとの発言がありました。
次に、医療情報システム契約状況について、審査結果を見ると、1位と次点者には160点という相当の差がついている。なぜこのような差が出るのか、医療機能評価、概算見積もり評価について説明してほしい。また、他の委員からは、審査委員会の5名の方の評価点、審査内容、それぞれの配点、その上で3社の得点を示した一覧表を準備すべきではないかとの質疑に、市立病院から追加資料としてプロポーザルの集計表が配付され、特に企画提案書に基づく評価のところで、1位が平均点320点、次点が平均点178点と大きく差がついたとの御説明がありました。
次に、市内経済の活性化対策について、審査方法も含め提示していただきたいとの質疑に、市内経済活性化については、市内建設業者の積極的な活用、市内企業の資材調達計画、建設業以外の市内経済の積極的な活用の3項目があり、市内建設業者の活用のところで点数に差がついている。具体的には、JV構成及び下請を含む市内建設業者の積極的な活用について、直接及び間接的にかかわる具体案とその経済効果を数値化するという提案があり、その結果、大成建設の評価が高かったとの答弁でありました。
次に、JVの出資比率については地元はどの程度なのかとの質疑に、要項上、地元は30%以上としていたが、プロポーザルの中で35%の提案があったとの答弁でした。
次に、プロポーザル実施要項の中で、様式24のところに秘密保持に関する契約書、そして様式25には、特別建設工事共同企業体の結成についても秘密保護もあると思うが、どのような内容かとの質疑に、様式24が基本協定における秘密保持であり、共同企業体に関する様式25は、12月に提出いただくJV予定名簿のことであるとの答弁でした。
意見としては、今後、大成建設との協議の中で情報開示できるものは整理をし、このような場に臨んでほしいとの発言がありました。
以上、第12回大田市立病院医療体制検討特別委員会についての中間報告を終わります。
○議長(
内藤芳秀) ただいまの報告について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいまの報告は、了承することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。
よって、大田市立病院医療体制検討特別委員会委員長の中間報告は、了承することに決しました。
ここで、竹腰市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
竹腰市長。
[市長 竹腰創一 登壇]
○市長(竹腰創一) お許しをいただきましたので、12月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る12月5日に招集いたしました今定例会には、一般会計等の
補正予算を初め、
条例案件や
一般案件など多数の重要案件を提案いたしましたところ、慎重に御審議を賜り、本日ここに全ての議案を議了いただきまして、厚く御礼申し上げます。
諸議案の議決に先立ちまして、各委員長の審議の過程と結果の御報告の中で述べられました貴重な御意見、御指摘のありました事柄につきましては、今後の市政運営におきまして十分留意の上、対応してまいります。
さて、最近の我が国の状況につきましては、今月8日に内閣府が発表した7月から9月期の国内総生産、GDPの成長率は、3期連続のプラス成長となり、景気は依然として緩やかな回復基調が続いておりますが、新興国の景気減少や英国のEU離脱問題、金融資本市場への影響にも留意する必要があるとされております。また、TPP協定が今月9日に衆議院本会議で承認され、あわせて関連法も可決成立したところでありますが、依然不透明な状況もあることから、当市におきましても、引き続き動向を注視しながら対応を図ってまいりたいと考えております。
さて、本年も余すところあとわずかとなりました。この1年を振り返ってみますと、まずはその幕あけは、日本が人口減少社会を迎え、地方創生が本格的に動き出し、まさに地方創生元年とも言える年の始まりでありました。
大きな話題といたしましては、一つに、本年は石見銀山遺跡世界遺産登録10周年の前年となることから、さまざまなイベント等に取り組んできたところでありますが、7月には当市の観光大使の皆様をお招きし、記念シンポジウムとトーク&ライブイベントを開催し、市内外から多くの方に御参加いただき、登録10周年への弾みとなりました。
また、三瓶山を含む大山隠岐国立公園が、国立公園を世界に向けてPRする環境省の事業、国立公園満喫プロジェクトの対象地に選定されました。2020年までに受け入れ環境の整備を重点的に進めていくこととされており、国、県、関係自治体、観光協会等で組織する大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会におきまして、近日中にステップアッププログラム2020が策定されることになっております。
さらに、11月には、日本クアオルト協議会の全国大会を当市を会場に開催したところであり、全国各地から多くの参加者をお迎えし、市内4地区において当市の地域資源を生かした健康プログラムを体験していただきました。引き続き大田市版クアオルトの実現に向けた取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。
山陰道の整備につきましては、昨年3月の仁摩温泉津道路の全線開通に続き、ことし4月には福光浅利道路の事業化が正式に決定したところであり、山陰道の早期全線開通に向け、また一歩前進いたしました。
地域医療につきましては、本年10月、県におきまして島根県地域医療構想が策定されました。大田圏域におきましても、市立病院を初め、医療関係者、介護事業者などで構成する地域医療構想調整会議が設置され、当市の現状や課題、今後の方向性について積極的に意見を申し上げ、大田圏域における将来の必要病床数や今後の方向性等におきまして当市の意向がおおむね反映され、示されたところであります。
また、新大田市立病院の建設につきましては、先般、実施設計に協力する施工業者を選定したところであり、平成31年度の開院、平成32年度のグランドオープンに向け、着実に進めてまいりたいと考えております。
介護予防につきましては、高齢者の通いの場づくりモデル事業が11月から開始され、各地区におきまして健康体操やレクリエーションなどが行われており、引き続き市民の理解と参画を得ながら、地域の実情に応じた地域の支え合い体制づくりを進めてまいります。
教育の魅力化につきましては、市内高校の魅力化に向け、大田市内県立高等学校支援連携協議会を6月に立ち上げ、現在精力的に協議をいただいております。また、7月には、教育魅力化コーディネーター4名を市内の県立高校2校と山村留学センター等に配置したところであり、現在さまざまな観点から積極的に取り組みを進めていただいているところであります。
温泉津町、仁摩町の支所及びまちづくり体制のあり方につきましては、本会議並びに市議会全員協議会で申し上げましたが、私といたしましては、熟慮を重ねた結果、窓口業務は継続し、まちづくり活動をより推進できるような体制とし、支所にかえて、仮称でありますが、名称を地域振興センターとする方向で進めることが肝要であると判断したところであります。今後、具体的な内容等につきまして検討を進めてまいります。
以上、申し上げましたとおり、この1年、
議員各位、市民の皆様方の御理解と御協力により、着実に取り組みを進めることができました。この場をおかりいたしまして、衷心より御礼申し上げる次第であります。
さて、来年はいよいよ石見銀山遺跡世界遺産登録10周年の節目の年となります。来年3月には100日前イベントを予定しているほか、7月2日の登録記念日に向け、官民一体となって記念式典や記念イベントなどさまざまな催しを企画、準備しているところであります。10周年を契機に、石見銀山遺跡を初めとする当市のさまざまな地域資源の魅力を再認識していただくとともに、たくさんの皆様に当市を訪れていただき、地域の活性化につなげていきたいと考えております。
また、本年度新たに市政推進の大きな柱として位置づけをいたしました健康まちづくりにつきましては、現在取り組みの指針となる健康まちづくり推進方針の策定を進めているところであります。市民の皆様の健康づくりはもとより、多くの人が当市を訪れる、快適で美しく健康なまち大田の実現に向け、市民の皆様の御理解のもと、行政内部はもとより、関係団体等の皆様と連携、協力しながら、全市を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。厳しい財政状況にありますが、今後も山積する課題の解決を、総合計画や総合戦略に掲げた諸施策の着実な推進により、大田市の発展に向け、私自身先頭に立って全力で取り組む覚悟であります。
議員各位、市民の皆様の一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりになりましたが、いよいよ年の瀬も押し迫り、日々寒さが増してまいります。
議員各位にはどうかくれぐれも健康に御留意いただき、御家族おそろいで幸い多き新年を迎えられますよう心よりお祈りをいたしまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。この1年、まことにありがとうございました。
○議長(
内藤芳秀) この際、お許しをいただきまして、私からも一言御挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。
[議長
内藤芳秀 登壇]
○議長(
内藤芳秀) 平成28年12月定例市議会を閉じるに当たり、お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。
12月5日開会されました本定例会も、
議員各位の終始熱心な御審議と執行部の皆様方の御協力によりまして、15日間にわたる会期、その全てを議了し、本日ここに閉会の運びとなりましたことを、議長といたしまして深く感謝申し上げます。
さて、この1年間を振り返りますと、ことしもまた全国各地で災害に見舞われた年でありました。4月の熊本地震、10月には鳥取県中部地震、また先月には福島県沖地震などであります。いつどこで起こるかわからない自然災害に対し、被害を最小限に抑えるためにも、日ごろから災害に対する意識を持ち続けることが大事であると痛感した次第であります。
なお、熊本地震に際しましては、大田市議会といたしましても、議員の皆様の御理解と御協力をいただきまして、被災地に対し義援金を届けることができました。改めて
議員各位にお礼を申し上げる次第であります。
また、自然災害のほかにも記憶に新しいのは、福岡駅前の道路陥没事故や、邑南町で起こった落石事故などがありました。福岡の事故は幸い人的被害はなかったものの、邑南町の事故は若い方が被災され、亡くなられるという痛ましい事故でありました。改めて、当市においても、常日ごろからの点検、あるいは避難準備に市民、行政が万全を期されたいと感じたところでございます。
さて、当大田市は、昨年合併10周年を迎え、ことしは、今後10年、あるいは20年に向けてのその一歩を踏み出した年でありました。
一つには、かねてより懸案の事業となっております新大田市立病院の建設についてであります。医療介護総合確保法における必要病床数の提示や、これに伴う県が策定する地域医療構想と、大田市立病院が必要とする病床数を総合的に調整され、適切な病床数を確保する中で事業が実施されることは、大変喜ばしいことであり、またこの秋には実施設計の協力事業者も決定するなど、新病院建設が着実に進行し、予定される平成32年春の開院、同年秋にはグランドオープンという運びとなりますよう期待いたすところでございます。市民が安心して適切な医療が受けられる新病院の完成を、議会といたしましてもしっかりと応援してまいりますとともに、市民の皆様の安心、安全の確保に向け、執行部と一体となって努力してまいる所存でございます。
次に、当市の歴史、観光の拠点であります世界遺産石見銀山遺跡とその文化的景観が、来年10周年を迎えるに当たり、ことしは1年前プレイベントを開催するなど機運の醸成に向け努力をされておりますことに、議会といたしましても敬意を表する次第でございます。いよいよ来年7月には本番となります世界遺産登録10周年の記念式典並びにオペラ石見銀山を初めとする各種記念イベントの開催など、改めて石見銀山を情報発信する好機と捉え、市民を初め、関係各位とともに、この記念すべき日を盛大に祝したいと思っているところでございます。
さて、本市議会では、これまでの行財政改革特別委員会や大田市立病院医療体制検討特別委員会に加え、また新たに当市の大きな課題の一つであります中山間地域活性化策につきまして、議会として独自に調査検討し、意見具申すべく、地域活性化調査検討特別委員会を立ち上げたところでございます。定住、人口減少対策、公共交通機関の維持、雇用の場の確保などなど、さまざまな視点で持続可能なまちの形成に向け検討を始めたところであり、今後も随所で意見具申並びに提言をしてまいりたいと考えております。
また、本市議会では、ことしで5回目となります議会報告会を開催いたしました。御参加いただきました皆様方には、改めて御礼を申し上げます。市民の皆様から寄せられました御意見、御要望では、行財政改革、福祉、新しい総合事業、ごみ、観光、道の駅、鳥獣害対策、空き家問題等、非常に多岐にわたっております。市議会といたしまして、市民の皆様の市政に対する関心の高さ、また現状に対する切実な思いを感じた次第であります。この回答は、執行部の皆様にも御協力をいただき、ここに厚くお礼を申し上げますとともに、議会といたしましても市民の皆様から寄せられました貴重な御意見、御提言は、今後の市政運営に十分生かしてまいりたいと思うところでございます。
終わりに、私は本年4月の臨時会におきまして議長に御推挙いただいたところでございます。
議員各位並びに竹腰市長初め、執行部の皆様方の格別の御指導、御協力により、議長としての職責を果たすことができました。ここに衷心より感謝申し上げますとともに、謹んでお礼を申し上げます。
年の瀬間近の慌ただしい中、また寒中に向け寒さもいよいよ厳しくなる時期でございます。皆様にはお体に十分御自愛いただき、御家族おそろいで幸多き新年をお迎えくださいますよう、心から祈念いたしまして、閉会にあわせ、納めの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
以上で本定例会に付議されました事件は全て議了いたしましたので、平成28年第6回大田市議会定例会を閉会いたします。
午前11時11分 閉会
以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。